南相馬市帰還準備旅館宿泊支援事業 1 利用の手引き 旅館宿泊支援事業の概要 帰還準備旅館宿泊支援事業(以下「宿泊支援事業」)は、避難指示区域から市外に 避難している方が一時的に市内へ戻る際に、小高区内の旅館(双葉屋旅館)に無料で 宿泊できる宿泊支援券を交付する事業です。 本事業を利用した小高区内の旅館での宿泊は、ふるさとへの帰還に向けた準備のた めの宿泊(以下「準備宿泊」)の一環です。 (1)利用できる方 原則として、次の条件すべてに当てはまる方及びその補助者が利用できます。なお、 申請時に、被災証明書、自宅の修繕工事の契約書等を確認する場合があります。また、 市から宿泊旅館及び準備宿泊コールセンターに申請情報を通知します。 福島第一原子力発電所事故による避難指示区域から市外(相馬市及び新地町を除 く)に避難している方 避難指示区域内にある自宅の修繕、清掃、再建等のために一時的に戻る方 ※ 暴力団員等は、利用することができません。 (2)宿泊条件等 宿泊施設:双葉屋旅館(小高区東町一丁目 40 番) 客室種類:和室(定員3人)共同風呂・共同トイレ 宿泊人数:1回につき3人以内 宿泊期間:1回につき6泊7日以内の希望する期間 宿泊料金:無料(素泊まり) 2 利用の手順 宿泊支援事業を利用する際の手順は、「市に電話して利用可否の確認」→「市に宿 泊支援券交付申請書を提出」→「市から宿泊支援券を受領」→「宿泊当日に旅館へ行 って宿泊手続」→「宿泊支援券を旅館に提出して宿泊」という流れになります。 旅館では宿泊予約の受付はできません。必ず市を通じて予約をしてください。 (1)宿泊支援券の交付まで ・宿泊希望日の1週間程度前までに、宿泊日(7日以内)、宿泊人数(3人以内)、 自宅の状況等を電話で建築住宅課にお伝えください。この時点では宿泊予約は完 了していません。 ・宿泊希望日の3日前(市役所閉庁日除く)までに届くように、宿泊支援券交付申 請書及び市が提出を求める書類(被災証明書の写し、工事契約書等)を建築住宅 課にご返送ください。 ・宿泊する旅館及び準備宿泊コールセンターとの連絡調整は、申請書の内容をもと に市が代理で行います。 ・建築住宅課で申請書の内容を審査して、宿泊支援券を交付(郵送又は建築住宅課 で受取)します。宿泊支援券が届いた時点で予約完了です。 1 (2)旅館の利用 ・宿泊開始日は、宿泊支援券に記載された旅館に直接行ってください。遅くとも午 後 10 時までには到着するようにしてください。 ・旅館で所定の宿泊手続をする際に、宿泊支援券を提出してください。 ・宿泊終了日は、忘れ物がないようにして退去してください。 3 利用の際の留意事項 (1)一般事項 ・宿泊中は、宿泊旅館の指示及び準備宿泊のしおりを守って宿泊してください。 ・宿泊は、素泊まりです。飲食料金など宿泊に伴う個別サービスの料金は、各利用 者の負担となります。 ・朝食に限り、旅館で注文することができます。旅館での宿泊手続時に注文してく ださい。それ以外の食事については、東町エンガワ商店などをご利用ください。 (2)注意事項 ・宿泊支援券は再交付しませんので、宿泊日まで大切に保管してください。 ・申請した宿泊期間内に利用しない場合、宿泊支援券は無効となります。 ・申請内容に変更が生じた場合又は宿泊する予定がなくなった場合は、速やかに建 築住宅課に連絡してください。 ・宿泊支援券の不正利用等が判明した場合は、宿泊支援券の返還及び宿泊料金に相 当する金額を請求します。 (3)禁止事項等 ・帰還の準備以外の目的で宿泊しないでください。 ・宿泊支援券を第三者に譲渡又は転貸しないでください。 4 困ったときは 旅館での宿泊中及び避難指示区域の滞在中に、緊急事態や困ったことが起きた場合 は、旅館の指示及び準備宿泊のしおり(P17~P20)に従って行動してください。 宿泊支援券についてわからないことがある場合は、建築住宅課までお問い合わせく ださい。 お問い合わせ先 南相馬市役所 建設部 建築住宅課 住所:〒975-8686 福島県南相馬市原町区本町 2-27 電話:0244-24-5253 2 双葉屋旅館の経路・駐車場案内 1 双葉屋旅館・駐車場への経路 双葉屋旅館(所在地:南相馬市小高区東町一丁目 40 番 電話:0244-32-1618) (1) 小高駅前通り(県道 168 号線)を小高 (2) 駐車場を利用する方は、そのまま直 駅方向に向かうと、駅手前右側に双葉 進して小高駅前の付き当たりを右折し 屋旅館が見えてきます。 ます。 (3) 駅前を右折して 50 メートルほど進 (4) 右折して路地を 60 メートルほど直 むと、右側に路地がありますので右折 進します。 します。※対向車に注意してください。 (5) 路地の右側に、双葉屋旅館の建物と (6) 車は、他の車の妨げにならないよう 駐車場が見えてきます。 に区画の奥から駐車してください。 裏面へ続く 3 (7) 駐車場を旅館建物沿いに進むと、旅 (8) 旅館入口に到着です。宿泊支援券を 館の入口に通じる通路があります。 提出し、宿泊手続をしてください。 ※車では通行しないでください。 2 小高区内で食料・食事を提供する店舗 小高区内で食料・食事を提供する店舗の情報です(平成27年12月現在)。 なお、朝食に限り、双葉屋旅館での宿泊手続時に注文することができます。 名称・所在地・連絡先 サービス内容 東町エンガワ商店 ・営業時間:10 時~19 時 小高区東町一丁目 23 ・定 休 日:日曜日と1月1日 双葉屋旅館前の道路渡る ・主な商品:飲料、おにぎり、弁当、インスタント食 0244-32-0363 品、パン、お菓子など食料品全般。生活 日用品類も販売。 おだかのひるごはん 小高区東町一丁目 96-1 双葉屋旅館裏手の路地 080-6059-6075 ・営業時間:11 時~14 時 ・定 休 日:水曜日と土日祝日 ・主な商品:日替わり定食、うどん、そばなど。 Café いっぷくや 小高区本町 2-78 小高区役所1階 080-3321-9931 ・営業時間:11 時~14 時 30 分 ・定 休 日:土日祝日 ・主な商品:ほっと悠の手作り弁当(朝9時までの予 約優先)、コーヒー、お菓子など。 ひまわりカフェ 小高区本町 1-43 浮舟ふれあい広場内 0244-26-3620 ・営業時間:10 時~14 時 ・定 休 日:月曜から金曜日(土日のみ営業) ・主な商品:コーヒー、トースト。 ※営業日時・サービス内容は変わることがあります。事前に各店舗にご確認ください。 4 帰還準備旅館宿泊支援券交付申請書様式 年 月 日 南相馬市長 住 所 (申請者) 氏 名 電話番号 ㊞ 帰還準備旅館宿泊支援券交付申請書 南相馬市帰還準備旅館宿泊支援事業実施要綱第4条の規定により、下記のとおり宿 泊支援券の交付を申請します。 記 1 申請内容 宿泊を希望する期間 年 月 宿泊を希望する者の 氏名・年齢・性別(全 年齢: 員) 性別: 市内の自宅の場所 日から 年齢: 性別: 月 日まで(6泊以内) 年齢: 性別: 南相馬市 準備宿泊の問い合わ せ番号 車両の登録番号 郵送先(住民票の住 所と異なる場合) 2 同意事項 ⑴ 申請に当たっては、南相馬市帰還準備旅館宿泊支援事業実施要綱の規定に従う ことに同意します。 ⑵ 市長が、申請者を代理して、申請の内容を準備宿泊受付コールセンター及び宿 泊旅館に通知することに同意します。 ⑶ 市長が、必要に応じ、申請者及び利用者が南相馬市暴力団排除条例(平成24 年南相馬市条例第23号)第2条第3号に規定する暴力団員等であるか否かを 南相馬警察署長に照会することに同意します。 ⑷ 宿泊に当たっては、宿泊旅館の宿泊約款及び指示並びにふるさとへの帰還に向 けた準備のための宿泊のしおりを守ることに同意します。 署名 3 添付書類 ⑴ 申請者の被災証明書の写し ⑵ 自宅の状態を証明する書類等(工事契約書の写しなど) 5
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