超 速 硬 化 ウ レ タ ン 吹 付 け シ ス テ ム リ ム ス プ レ ー 超速硬化ウレタン吹付けシステム ■ 目次 超速硬化ウレタン吹付けシステム ―――――3 ■ リムスプレー―――――――――――――――――――3 ■ リムトナー標準色―――――――――――――――――5 一般屋根防水工法 ――――――――――――6 ■ 一般密着SD工法 ――――――――――――――――――――6 1982年、業界に先駆けて上市して以来の実績に支えられた、スタンダ ードな密着工法です。 ■ 通気緩衝MJ工法 ――――――――――――――――――――7 通気効果と緩衝効果を持つ通気緩衝シートの上にウレタン防水層を積層 した、絶縁式の複合防水工法です。 機械的固定屋根防水工法 ―――――――――9 ■ 機械的固定メカロックML工法 ――――――――――――――9 既設下地を撤去せずに、絶縁シートを被せて固定金具で固定し、新たな 下地を形成する、環境に優しい浮かし張り工法です。通気緩衝工法とし てもご利用いただけます。 ■ 外断熱・機械的固定マルチボードMB工法 ――――――――11 表面特殊金属加工した難燃性イソシアヌレート硬質発泡ボードを固定金 具で下地に固定することによって、断熱性を有する新たな下地を形成す る、浮かし張り外断熱工法です。建物の省エネ、長寿命化を実現します。 また、既設下地を撤去しない、環境に優しい工法です。 特殊屋根防水工法 ―――――――――――15 ■ 遮熱・遮音・金属防錆MR工法 ―――――――――――――15 金属屋根(折板や瓦棒)や鉄骨階段の防錆・防食・防水改修工法です。 既設下地を撤去しない、環境に優しい工法です。 ■ スレート瓦屋根CL工法 ―――――――――――――――――16 ■ 勾配屋根SB工法――――――――――――――――――――16 ■ PCタンクPC工法 ―――――――――――――――――――16 官公庁防水仕様 ――――――――――――17 ■ 公共建築工事標準仕様相当工法(平成16年度版)―――――17 ・「標準仕様」とは、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修「公共建築工事標準仕様書」お よび日本建築学会「建築工事標準仕様書」 (JASS8)に準拠した仕様をいいます。 ・建築基準法に定める防火地域および準防火地域においては、カタログ記載のリムスプ レー工法は勾配30° 以内、断熱材50mm以下の耐火構造下地に適用します。 ・カタログに記載した仕様以上の厚みを希望される場合は、当社にお問合せください。 ・工法、仕様および外観は、改良のため予告無く変更することがあります。 1 駐車場防水工法 ――――――――――――19 ■ 一般AD-FF工法 ――――――――――――――――――――19 タイヤによる摩耗、へたり、ネジレなどに強い、強靭で防滑性に優れた 駐車場床を屋上に形成します。 ■ 高耐久AD-FV工法 ―――――――――――――――――――19 F-1000と高硬度・高強度ウレタンV-3000を組合せた、画期的な駐車場防 水工法です。 競技場床工法 ―――――――――――――22 ■ 観覧席GS工法―――――――――――――――――――――22 ■ 屋内コンコースCC工法 ――――――――――――――――22 床工法 ――――――――――――――――23 ■ 一般床YK工法―――――――――――――――――――――23 ■ 階段室床KD工法――――――――――――――――――――23 ■ 高荷重床HY工法――――――――――――――――――――23 製品情報 ―――――――――――――――24 ■ リムスプレー ―――――――――――――――――――――24 ■ プライマー ――――――――――――――――――――――29 ■ 保護仕上材 ――――――――――――――――――――――31 ・カラーバリエーション ・仕上げオプション ・メンテナンス ■ 製品一覧 ―――――――――――――――――――――――35 製品取り扱い上の注意 ―――――――――39 ■ 施工時の安全と注意 ――――――――――――――――――39 ■ 現場保管時の安全と注意 ――――――――――――――――39 ■ 材料貯蔵時の安全と注意 ――――――――――――――――39 ■ 産業廃棄物処理について ――――――――――――――――39 ■ 消防法の規制について ―――――――――――――――――40 ご採用いただいたお客様へ ―――――――41 ■ 施工中のお願い ――――――――――――――――――――41 ■ ご使用時のお願い ―――――――――――――――――――41 ■ 維持管理のお願い ―――――――――――――――――――41 ■ 防水保証の考え方 ―――――――――――――――――――42 2 超速硬化ウレタン吹付けシステム リムスプレーは、アメリカから導入した基本技術をベースに、 日本の気候・風土・文化に合わせて開発・改良した材料・工法であり、 1982年の上市以来、超速硬化ウレタン吹付けシステムの代名詞として、 常に業界をリードし続けています。 また、時代の要請に応えられる、環境に優しいハイクオリティーな 「超速硬化ウレタン吹付けシステム」でもあります。 リムスプレー (RIMSPRAY) は、RIM+SPRAYの複合語です。 RIMはReaction Injection Moldingの略で、 自動車のバンパー成形などに用いられる高速反応型の成形方法の名称です。 つまり、リムスプレーは「速硬化・高物性」のウレタン塗膜を スプレーで成形することができる画期的な技術です。 ・「リムスプレー」および「RIMSPRAY」は当社の登録商標です。 ■リムスプレーの超速硬化メカニズム イソシアネート (主剤) とポリエーテルポリオールおよび特殊アミンの混合レ ジン (硬化剤) は、混ぜ合わせると短時間で硬化します。この仕組みを利用 し、主剤と硬化剤をスプレーガンの先端で混合して吹付ける、衝突混合方 式による施工を実現しました。主剤および硬化剤には溶剤を一切使わず、 主剤 ポンプ & ヒーター 硬化剤 最適な粘度および混合比率を保てるように、機械で管理しています。 リムスプレーは、このような高度な技術に裏打ちされた、 「超速硬化ウレタン 混合 吹付けシステム」です。 吹付け 3 ■リムスプレーの特長 リムスプレーは、環境に優しいハイクオリティーな「超 速硬化ウレタン吹付けシステム」です。 ● 居住者に配慮した無溶剤タイプです。建築基準法28条の2「居 リムスプレーは、硬化速度・物性発現が非常に速い 「超速硬化ウレタン吹付けシステム」です。 ● 室内における化学物質の発散に対する衛生上の処置」に定める 約10秒で指触可能、約15分で歩行可能、30分程度で所要の ホルムアルデヒド放散等級「F☆☆☆☆」(使用規制外)に登録 されています。また、材料中に溶剤を含んでいないため、密閉 物性値が発現します。 ● 状態での施工も可能です。 ン塗膜が確保できます。 しています。システム全体で無溶剤タイプを選択される場合は、環境対 ● ● 機械的物性に優れています。建築用塗膜防水材JIS A 6021が 工期の短縮が可能です。短時間で塗膜の積層ならびに次工程の 施工が可能で、工期を大幅に短縮することができます。 オプションの中から環境対応型保護仕上材をお選びください) ● 斜面、垂直面、球面など、どのような複雑な形状に対しても連 続的に施工が可能なため、シームレスで一定した厚みのウレタ (標準工法・仕様の際に使用するプライマーや保護仕上材は溶剤を使用 応型のPW-100プライマーおよび31、32ページの保護仕上材・仕上げ 塗布後、短時間で実用強度を得ることができます。吹付け後、 ● 建物のリフォーム、リニューアルに最適です。集合住宅の開放 定める規定値の3倍以上の抗張積を示すため、防水工法として 廊下・階段室をはじめとする通行制限が必要な施工現場におい 補強布なしの密着工法が可能です。 て、居住者に対する拘束時間が大幅に短縮できます。 歩行感に優れています。弾性ウレタンのため、歩行感がソフト で均一なエンボス仕上げ(特許登録済)が可能です。 ● 耐久性・耐摩耗性に優れています。基本性能である防水性はも ちろんのこと、耐摩耗性が良好で、フォークリフトや一般車両 に対応できる仕様も用意しています。 ● リムスプレーは、機械施工による 「超速硬化ウレタン吹付けシステム」です。 ● 工効率の改善を実現しました。マシン1台当り、1日に400∼ コンクリートの中性化防止に有効です。下地の凹凸に左右され 600m2の施工(目安)が可能で、大面積の現場に最適です。 にくく、均一な塗膜厚さが得やすいリムスプレーは,中性化の 引き金になる下地クラック部分を効果的にカバーします。 ● ● マシンによって材料の混合比率および温度を管理するため、常 に安定した品質を確保できます。 塩害対策に有効です。桟橋の防舷材や海洋ブイの表面保護材と しても優れた実績を有しており、沿岸地域のコンクリート構造 マシンによるスプレー工法により、大幅な省力化と飛躍的な施 ● マシンの定量ポンプに計測装置を搭載しているので材料管理が 容易です。均一な品質と膜厚の管理が楽に行えます。 物の塩害対策に広く利用されています。 ● マシンが材料の温度を管理するので外気温に影響されず(躯体 温度:5℃以上) 、季節を問わず安定した施工が可能です。 ● 材料の荷揚げ・荷下ろしが不要です。マシンが材料を地上から 圧送するので、材料を荷揚げ・荷下ろしする必要がありません。 (通常装備ホース長さ90m、最長120m) 4 超速硬化ウレタン吹付けシステム リムスプレー F-1000 V-3000 ・わが国初の超速硬化ウレタン吹付け防水材として登場 ・硬度・強度が極めて高く、耐久性に優れた強靱な塗膜 し、その優れた物性バランスと高い耐久性により、歩 を形成する材料です。駐車場システムの表層材として 行用一般防水から開放廊下・駐車場床まで幅広い用途 最適です。 に採用されています。 ・耐衝撃性・耐摩耗性に優れ、倉庫やフォークリフト走 ・高い抗張積を有し、国土交通省監修「建築工事監理指 針」における「高強度超速硬化ウレタンゴム系塗膜防水 行場所など、負荷のかかる床に適しています。 ・耐薬品性に優れ、塩素・アルカリ・酸などの洗浄剤の使 工法」に適合する防水材料です。 用が可能です。 R-2000 E-1000 ・JIS A 6021ウレタンゴム系1類に合格している歩行 ・F-1000の特長をそのままに、鉛を含まない独自処方 用一般防水専用グレードであり、優れた伸び特性が特 による環境に配慮した超速硬化ウレタン吹付け防水材 長です。 です。厚生省令第15号「溶出試験」基準に合格して ・高い抗張積を有し、国土交通省監修「建築工事監理指 針」における「高強度超速硬化ウレタンゴム系塗膜防水 います。 ・物性バランスと耐久性に優れ、歩行用一般防水から開 工法」に適合する防水材料です。 放廊下・駐車場床まで幅広い用途に適しています。 ・高い抗張積を有し、国土交通省監修「建築工事監理指 針」における「高強度超速硬化ウレタンゴム系塗膜防水 工法」に適合する防水材料です。 リムトナー標準色 常備色 ライトグレー 非常備色 ライトグリーン オオド ホワイトベース ・この色見本は印刷のため、実際の色と多少異なる場合があります。予めご了承ください。 ・淡色系の仕上げが必要な場合は、ホワイトベースでリムスプレーを着色し、保護仕上材でご希望の色に仕上げて ください。 ・トナーの特注色対応はできません。保護仕上材でご希望の色に仕上げてください。 ・保護仕上材のカラーバリエーションについては、31ページをご覧ください。 5 一般屋根防水工法 リムスプレー 一般密着SD工法 (旧RS工法) RMトップ F-1000 サンPC-F 特長 仕様 ● 1982年、業界に先駆けて上市して以来の実績に支えられたスタンダードな密 着工法です。 ● 機械的物性や耐候性に優れ、下地の挙動に良く追従し、躯体を保護します。 ● 小面積のベランダや庇から大面積の屋上まで、幅広くご利用いただけます。 仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 ベランダ仕様 SDV-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 歩行用一般仕様 SD-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RS-2 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 歩行用標準仕様 SD-FF30RM ウレタン層の厚み:平均3mm 旧RS-3 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 3.0 0.2 立上り仕様 立上り-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RS-2 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばSD-FF20RMはSD-EE20RM となります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばSDFF20RMはSD-RR20RMとなります。 ・品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材としてHGトップをご採用ください。工法名は、例えばSDFF20HGとなります。 6 一般屋根防水工法 通気緩衝MJ工法 (旧RM工法) RMトップ F-1000 MJマット MJボンド 特長 ● 通気効果と緩衝効果を併せ持つ通気緩衝シートの上にウレタン防水層を積層 した、絶縁式の複合防水工法です。 ● 通気緩衝層がフクレを防止するとともに、クラックのゼロスパンテンション から防水層の破断を防ぎます。 ● 残留水分の多い保護コンクリート仕上げの防水改修に適しています。既設の 保護コンクリート層を撤去しなくても施工できます。 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 歩行用一般仕様 MJ-FF35RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RM-2 MJボンド MJマット F-1000 RMトップ 0.3 歩行用標準仕様 立上り仕様 MJ-FF45RM ウレタン層の厚み:平均3mm 立上り-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RM-3 旧RS-2 2.0 0.2 MJボンド MJマット F-1000 RMトップ 0.3 3.0 0.2 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばMJ-FF35RMはMJ-EE35RM となります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばMJFF35RMはMJ-RR35RMとなります。 ・品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材としてHGトップをご採用ください。工法名は、例えばMJFF35HGとなります。 7 通気緩衝MJ工法(旧RM工法) MJマット ・ポリエステル不織布 ・荷姿:幅1m×長さ50m/クラフト紙梱包 性状・物性 素材 物性 シート重量 (g/m ) 230 シート厚み (mm) 2.0 2 引張強さ (N/5cm) 縦:342、横:314 伸び率 (%) 縦:82、横:100 引裂強さ (N) 縦:82、横:81 通気量 (ml/min) 200 使用方法 ・1日のMJマット張り付けは、リムスプレーの吹付けができるまでの範 囲としてください。 ・張り付け作業が容易で、ジョイントテープは不要です。 ・水濡れ厳禁。 SRステンレスベント SRパラベント ・SUS304ステンレス平場用脱気筒。逆流防止弁付き。 ・SUS304ステンレス立上り用脱気盤。逆流防止弁付き。 ・台座表面は特殊加工しているため、プライマーが不要です。 ・脱気盤表面は特殊加工しているため、プライマーが不要です。 ・台座端末処理用に補強クロスが付いているため、防水層と金属と ・10mに1箇所の割合で取り付けてください。 の取り合い部での挙動による亀裂を防ぎます。 寸 法 ・50∼100m2に1箇所の割合で取り付けてください。 高さ 100mm 幅 130mm 寸 法 高 さ / 台座径 200mm / 200mmφ 筒部径 外筒70mm、内筒50mm SRパラベント納まり図 ウレタンシーリング材 SRステンレスベント 納まり図 SRステンレスベント 補強用クロス 防水層 オールアンカー(付属) ウレタンシーリング材 ウレタンシーリング材 補強用クロス (付属) 防水層 通気緩衝シート 通気緩衝シート 通気帯 (付属) 通気口 ウレタンシーリング材 オールアンカー(付属) *外断熱工法MB工法の場合は、断熱ボード「マルチボード」 を直径30mm程度切り取って、通気を確保してください。 逆流防止弁 100mm以上 *付属の通気帯の長さは約500mmです。 *外断熱工法MB工法の場合は、通気帯を断熱ボード 「マルチボード」の下に挿入してください。 補強用クロス(付属)300mmφ 断面 8 機械的固定屋根防水工法 機械的固定 メカロックML工法 RMトップ F-1000 Mシート サンPC-F MLアンカー クロス#5140N MBテープ100 MLテープ30 特長 ● 既設下地を撤去せずに、絶縁シートを被せて固定金具で固定して新たな下地を形成する、 環境に優しい浮かし張り工法です。通気緩衝工法としてもご利用いただけます。 ● 既設の防水層の種類に左右されずに改修できます。 ● 工期を短縮します。 ● 産業廃棄物を低減させます。 ● 既設の防水層を残すので、工事中の漏水事故を防ぐことができます。 ● 下地の水分を通気させ、フクレを未然に防ぎます。 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 非歩行用一般仕様 ML-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 軽歩行用標準仕様 ML-FF30RM ウレタン層の厚み:平均3mm 立上り仕様 立上り-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 旧ML-20 Mシート MLアンカー MLテープ30 クロス#5140N F-1000 RMトップ 1.06m 3.2本 1.06m 0.06m 2 0.2 Mシート MLアンカー MLテープ30 クロス#5140N F-1000 RMトップ 1.06m 3.2本 1.06m 0.06m 3 0.2 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2 0.2 旧RS-2 「非歩行用」とは点検等を除き、通常は歩行不可の場合を言い、「軽歩行用」とは特定の人の使用に供する場合を言います。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばML-FF20RMはML-EE20RMとなります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばML-FF20RMはML-RR20RM となります。 ・品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材としてHGトップをご採用ください。工法名は、例えばML-FF20RMはML-EE20HG となります。 ・立上り部は既設防水層を撤去してください。 9 機械的固定メカロックML工法 施工フロー Mシート ・改質アスファルト/ポリエステルフィルム 下地の点検と処理 ・荷姿:幅1.04m×長さ15m/クラフト紙梱包 ドレン周り処理 性状・物性 物性 平場 Mシートの割付け・墨出し シート重量 (g/m2) 1260 Mシート敷設 シート厚み (mm) 粘着箇所:1.6、通気箇所:1.2 固定金具取付箇所 割付け・墨出し 素材 引張強さ (N/5cm) 縦:826、横:889 伸び率 (%) 縦:3.7、横:4.1 引裂強さ (N) 縦:56、横:59 穴開け 通気量 (ml/min) 1000 Mアンカー打込み/ ウレタンシーリング材 立上り プライマー塗布 Mシートジョイント処理 端部処理 脱気装置取付け 防水層割付け・墨出し スプレー材吹付け 保護仕上材塗布 養生撤去・点検 ※Mシートジョイント処理:MシートのジョイントにMLテープ30 を全面に貼付後、Mシート短辺のジョイントにクロス#5140Nを 貼付してください。 メカロックML工法専用品 Mシート MLアンカー 25/40/70/80 ・機械的固定用通気緩衝シート。 ・改質アスファルト/ポリエステルフィルム ・既存防水層からの影響をMシートが絶縁し、耐下地亀 裂性を高めます。 ・脱気筒を取り付ける場合には、50∼100m2に1箇所の 割合で取り付けてください。 ・荷姿: (幅1.04m×長さ15m)×1巻/クラフト紙梱包 ・注意事項 ①水濡れ厳禁 ②横積み厳禁 MLテープ30 ・Mシート用固定金具。 ・耐食アルミ ・荷姿:500本/箱 ・寸法: アンカー長 ドリル径 25 40 70 25mm 40mm 70mm 8∼8.5mmφ 8∼8.5mmφ 8∼8.5mmφ 80 80mm 8∼8.5mmφ ・注意事項 プラグは躯体に25mm以上深く入るものを選択してください。 クロス#5140N ・Mシートジョイント処理用。 ・自着層付きウレタン樹脂コートポリエステルフィルム ・荷姿: (幅30mm×長さ50m)×10巻/箱 ・水濡れ厳禁 ・Mシート短辺ジョイント補強用。 ・自着層付きポリエステル繊維クロス。 ・荷姿: (幅140mm×長さ50m)×7巻/箱 ・水濡れ厳禁 MBテープ100 ・Mシート端末処理用。 ・自着層付きブチルゴムテープ。 ・成分がブリードしにくく、ウレタンが密着します。 ・荷姿: (厚み0.5mm×幅100mm×長さ20m)×8巻/箱 ・水濡れ厳禁 10 機械的固定屋根防水工法 外断熱・機械的固定 マルチボードMB工法 RMサーモ コーナーキャント/ MBテープ50 F-1000 サンPC-F 固定金具 断熱ボード ジョイントテープ 特長 建築物等の保全技術・技術審査証明 ● ● 11 表面特殊金属加工した難燃性イソシアヌレート 硬質発泡ボードを下地に固定金具で固定するこ とによって、断熱性を付与し新たな下地を形成 する、浮かし張り外断熱工法です。建物の省エ ネ、長寿命化を実現します。既設下地を撤去し ない、環境に優しい工法です。 財団法人日本建築センター「建築物等の保全技 術・技術審査証明」取得(BCJ-審査証明-72) ● 既設の防水層の種類に左右されずに改修できます。 ● 工期を短縮します。 ● 産業廃棄物を低減させます。 ● 既設の防水層を残すので、工事中の漏水事故を 防ぐことができます。 ● 下地の水分を外に通気させ、フクレを未然に防 ぎます。 ● 外断熱工法は内断熱工法と比べて、外部の温度 変化を断熱材が遮断するので、 ● 躯体の熱による伸縮を抑え、建物全体を長 期に保全します。 ● 建物内部の結露を抑えます。 ● 建物の蓄熱を防ぎ、夜間の室内からの放熱 を減少させます。 施工フロー 下地の点検と処理 ドレン周り処理 平場 マルチボードの割付け・墨出し マルチボード敷設 立上り プライマー塗布 固定金具取付箇所 割付け・墨出し マルチボードジョイント処理 穴開け MBメタルアンカー打込み/ ウレタンシーリング材 端部処理(キャント取付け) 脱気装置取付け 防水層割付け・墨出し スプレー材吹付け 保護仕上材塗布 養生撤去・点検 外断熱・機械的固定マルチボードMB工法 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 軽歩行用一般仕様 旧工法名 MB-FF20RMサーモ-U30 ポリウレタン系断熱ボード 30mm 旧MB-30 遮熱保護仕上材 ウレタン層の厚み:平均2mm MB-FF20RMサーモ-S ポリスチレン系断熱絶縁ボード 8mm 軽歩行用標準仕様 遮熱保護仕上材 ウレタン層の厚み:平均2mm MB-FF30RMサーモ-U30 ポリウレタン系断熱ボード 30mm 旧MB-30 遮熱保護仕上材 ウレタン層の厚み:平均3mm MB-FF30RMサーモ-S ポリスチレン系断熱絶縁ボード 8mm 遮熱保護仕上材 ウレタン層の厚み:平均3mm 立上り-FF20RMサーモ ウレタン層の厚み:平均2mm 立上り仕様 旧RF-20 材料/工法 使用量(kg/m2) マルチボードU30 MBメタルアンカー/MBメタルディスク MBテープ50 サンPC-F F-1000 RMサーモ マルチボードS MBメタルアンカー/MBメタルディスク MBテープ50 サンPC-F F-1000 RMサーモ マルチボードU30 MBメタルアンカー/MBメタルディスク MBテープ50 サンPC-F F-1000 RMサーモ マルチボードS MBメタルアンカー/MBメタルディスク MBテープ50 サンPC-F F-1000 RMサーモ サンPC-F F-1000 RMサーモ 2本以上* 2m 0.15 2.0 0.2 2本以上* 2m 0.15 2.0 0.2 2本以上* 2m 0.15 3.0 0.2 2本以上* 2m 0.15 3.0 0.2 0.2 2.0 0.2 *MBメタルアンカーおよびMBメタルディスクの使用量は、機械的固定工法の固定金具の割り付け(14ページ) をご覧ください。 ・ 「軽歩行用」 とは特定の人の使用に供する場合を言います。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばMB-FF20RMサーモはMB-EE20RMサーモとなります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばMB-FF20RMサーモはMB-RR20RMサーモとなります。 ・建築基準法に定める防火地域および準防火地域での断熱材の厚みは50mm以内とします。 ・品確法で定める新築住宅の場合、遮熱色HGサーモをご採用ください。工法名は、例えばMB-FF20HGサーモ-U30となります。 マルチボード断熱性能(結露防止) (MB-FF20RMサーモ-U30、厚さ150mmコンクリートスラブ上、外気温−15℃、室内温度20℃、室内湿度80%) マルチボード工法の断熱性能については、断熱材の種類・断熱特性並びに厚みを決定する手段として、 その目標値を定めた。 目標の設定に当たっては、結露現象の発生を防止するために必要な熱貫流抵抗値の考え方を導入した。結露防止のため に必要な熱貫流抵抗値を表1に示したが、寒冷地区 (外気温−15℃) で結露を発生しないためには、1.65以上の熱貫流抵 抗値を必要とする。 表1 結露防止のために必要な熱貫流抵抗値(m2k/W) 極寒冷地区 寒冷地区 −20℃ −15℃ 外気温 条 件 室内温度 20℃ 室内湿度 80% 必要熱貫流抵抗 1.80 1.65 準寒冷地区 温暖地区 −10℃ −5℃ 図 温度勾配 リムスプレー(2mm) 屋外側(−15℃) −14.1℃ −13.8℃ 1.33 1.09 メタルアンカーの取付け部分は断熱材がなく、メタルアンカーを通して熱の移動が あるため、断熱性能が低下する。躯体として150mmのコンクリートスラブを想定し た場合の温度勾配を右に示す。 マルチボード(30mm) 15.9℃ コンクリートスラブ(150mm) 17.8℃ 表2 断熱防水システムの断熱性能(熱貫流抵抗値) (断熱防水層を構成する各材料+コンクリートスラブ150mmの熱伝達率より算出) 熱貫流抵抗値(m K/W) 2 リムスプレー・マルチボード工法 目標値 1.68 1.65以上 室内側(20℃) 「技術審査証明」より 12 外断熱・機械的固定マルチボードMB工法 マルチボードU30 性状・物性 単位 構成・材質 マルチボード U30 表面材 ガルバリウム鋼板(0.27mm厚) (JIS G 3321のSGLCC) 基材 硬質ウレタンフォーム(30mm厚) (JIS A 9511のA種2種3号) 裏面材 寸法 アルミ防湿紙(0.2mm厚) 長さ mm 1000 幅 mm 1000 厚み mm 30 重量 kg 2.4 フォーム密度 kg/m3 30 使用可能温度 ℃ 圧縮強度 JIS A 9511 N/mm 0.15以下 吸水性 JIS A 9511 g/m3 2.5以下 寸法安定性 −40∼100 2 2.0以下 マルチボードMB工法専用品 マルチボードS MBキャント 40/115 ・断熱絶縁ボード ・構成・材質 アロイ鋼板/発泡ポリスチレン ・寸法(mm) 1000×1000mm、厚み:8mm ・重 量 31.6kg MBコーナーキャント 40(L、R)/115(L、R) 入隅 出隅 ・ボード端部用キャント ・耐食アルミ製 ・寸法(mm) 長さ:2000mm、厚み:0.8mm 幅 40 115 30/40/30 30/115/30 ・重量 31.6kg ・荷姿 10本/箱 MBドレンキャント 10/30 ・入り隅/出隅用キャント(L、Rの組で使用) ・耐食アルミ製 ・寸法(mm) 40 115 長さ 100mm 205mm 厚み 0.8mm 0.8mm 幅 30/40/30 30/115/30 ・荷姿 L、Rの1組セット/箱 L、Rの1組セット/箱 ・ドレンおよび側溝用キャント ・耐食アルミ製 ・寸法(mm) 長さ:1000mm、厚み:0.8mm 幅 10 30 30/13/30 30/40/30 ・荷姿 10本/箱 MBメタルアンカー 25/45/70/80/100 MBメタルディスク ・MB工法用固定金具アンカー アンカー25 キャント固定用 アンカー45 マルチボードS固定用 アンカー70 80 100 マルチボードU-30固定用 *アンカーは、躯体に25mm以上深く入るものを選択 してください。 ・MB工法用固定金具ディスク盤 ・耐食アルミ製 ・寸法(mm) 直径:70mm、 厚み:1.0mm ・荷姿 300枚/箱 ・耐食アルミ製 ・寸法(mm) 25 45 70 アンカー長 25mm 45mm 70mm ドリル径 6mmφ 6.5∼7mmφ 8∼8.5mmφ ・荷姿 300本/箱 13 80 100 80mm 100mm 7.5mmφ 8∼8.5mmφ ML工法/MB工法 機械的固定工法の固定金具の割り付け 建築基準法施行令第82条の5の規定に基づいて、以下の計算式により耐風力を求め、固定金具の割付本数を算出する必要があります。 ● 対象建物にかかる風圧力 風圧力N/m2:W = 平均速度圧N/m2:q × ピーク風力係数:C ^f 平均速度圧 : q = 0.6Er2 ×V02 Er : 平均風速の高さ方向の分布を表す係数。 平成12年建設省告示第1454号第1第2項に規定するErの数値。 ただし、地表面粗度区分が、の場合においては、地表面粗度区分がⅢの場合に おける数値を用いるものとする。 V0 : 標準平均風速 平成12年建設省告示第1454号第2に規定する基準風速の数値。 ピーク風力係数 ● : Cf ^ 風洞試験によって定める場合のほか、平成12年建設省告示第1458号第2項に規定する数値。 必要な耐風圧力 必要な耐風圧力は、一般的に対象建物の風圧力に対し、2倍の安全率をみています。 必要な耐風圧力N/m2 風圧力N/m2:W ≧ × 200% (安全率) 施工面(屋上) は、一般部、周辺部、コーナー部に分けられ、それぞれの係数に応じて、m2当たりの使用固定金具数を算出してください。 ● 機械的固定工法メカロックML工法の固定金具割付図(代表例) 東京郊外、樹木・低層建築物などが散在する平坦値にある高さ15m、幅15m四方の陸屋根の場合。 *詳細は、別紙資料「固定金具割付方法」を確認してください。 *お問い合わせの際は、「下地種類」、「地方の区分」、「地表粗度区分」、「施工面寸法(高さ、幅)」、 「現場下地における固定金具の引き抜き強度」等の情報をご用意ください。 ポイント M シートジョイント部分は、安全のために、 必ず 2 箇所固定金具を取り付ける。 ポイント M シートジョイント部分は、安全のために、 必ず 2 箇所固定金具を取り付ける。 965mm 75mm 一般部 900mm 900mm コーナー部 600mm 600mm 600mm 600mm 300mm 300mm 周辺部 600mm 600mm 600mm 80mm 600mm 350mm 350mm 350mm 350mm 14 特殊屋根防水工法 遮熱・遮音・ 金属防錆MR工法 (旧RI工法) 折板屋根MR工法 瓦棒屋根MR工法 RMサーモ F-1000 サンPC-U2 MBテープ50 特長 仕様 ウレタンシーリング材 ● 金属屋根(折板や瓦棒)や鉄骨階段の防錆・防食・防水改修工法です。 ● 産業廃棄物を低減させます。 ● 既設下地を撤去しない、環境に優しい工法です。 ● 既存屋根を残したまま工事するので、建物を使用しながら改修工事が行えます。 ● 吹付工法なのでシームレスな塗膜を形成し、複雑な形状にも対応できます。 ● 鉄部表面の酸化劣化を防ぎます。 ● 遮熱用保護仕上材を使用しているので、温度上昇を抑制します。 ● 屋根の雨音や鉄骨階段の靴音を低減します。 仕様 工法名/防水層厚み 非歩行用一般仕様 MR-FF16RMサーモ ウレタン層の厚み:平均1.6mm MR-FF20RMサーモ ウレタン層の厚み:平均2mm 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 旧RI-1 サンPC-U2 F-1000 RMサーモ 0.15 1.6 0.2 旧RI-2 サンPC-U2 F-1000 RMサーモ 0.15 2.0 0.2 ・下地の状態により、プライマーは金属下地用サンPC-U2と錆面用サンPC-Tプライマーの2種類が選べます。 29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばMR-FF20RMサーモはMREE20RMサーモとなります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばMRFF20RMサーモはMR-RR20RMサーモとなります。 15 特殊屋根防水工法 スレート瓦屋根CL工法 勾配屋根SB工法 PCタンクPC工法 スレート瓦屋根CL工法 仕様 仕様 非歩行用一般仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 CL-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 材料/工法 サンPC-F F-1000 RMトップ 使用量(kg/m2) 0.2 2.0 0.2 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばCL-FF20RMはCL-EE20RMとなります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばCL-FF20RMはCL-RR20RMとなります。 勾配屋根SB工法 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 非歩行用一般仕様 SB-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 非歩行用標準仕様 SB-FF30RM ウレタン層の厚み:平均3mm サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 3.0 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばSB-FF20RMはSB-EE20RMとなります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばSB-FF20RMはSB-RR20RMとなります。 ・建築基準法に定める防火地域および準防火地域での勾配は30°以内とします。 ・品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材としてHGトップをご採用ください。工法名は、例えばSB-FF20HGとなります。 PCタンクPC工法 仕様 仕様 非歩行用一般仕様 工法名/防水層厚み PC-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧工法名 材料/工法 サンPC-F F-1000 RMトップ 使用量(kg/m2) 0.2 2.0 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばPC-FF20RMはPC-EE20RMとなります。 ・F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品R-2000を使用した場合の工法名は、例えばPC-FF20RMはPC-RR20RMとなります。 ・建築基準法に定める防火地域および準防火地域での勾配は30°以内とします。 16 官公庁防水仕様 公共建築工事標準仕様相当工法(平成16年度版) 仕様 工法名 X-1工法 旧工法名 MJ-X-1-R(16) X-2工法 X-2-R(16) X-2立上り工法 旧RM-X-1 旧RS-X-2 X-2-立上りR(16) 旧RS-X-2 材料/工法 使用量(kg/m2) MJボンド MJマット R-2000 RMトップ 0.3 サンPC-F 1液または2液ウレタン防水材 補強用クロス R-2000 RMトップ 0.2 0.4 サンPC-F 1液または2液ウレタン防水材 補強用クロス R-2000 RMトップ 0.2 0.4 3.0 0.2 2.7 0.2 1.7 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・品確法で定める新築住宅の場合、保護仕上材としてHGトップをご採用ください。 建築工事監理指針(平成16年版)抜粋 国土交通省建築工事監理指針(平成16年版)には以下の記載があるため、協議によって承認されれば、 補強用クロスを省略することが可能となります。 建築工事監理指針(平成16年版)上巻842ページ 9章 防水工事 7節「標仕」以外の工法 9. 7. 5 塗膜防水「標仕」以外の工法 (a)高強度超速硬化ウレタンゴム系塗膜防水 <抜粋> (3)この工法の内、次のような塗膜強度の高い高強度超速硬化ウレタン防水材を用いたものについては、実績も多い。 (i) 抗張積(伸びと引張応力の積)が、JIS A 6021(建築用塗膜防水材)に規定するウレタンゴム1類の規格値(280N/mm以上)の2倍 (560N/mm)以上。 ※R-2000は抗張積1440N/mm (ii) 破断時の伸び率が250%以上。 ※R-2000は破断時の伸び率600% (iii) 密着工法では、補強布を使用しない。 (iv) 所定のウレタン防水材を、1工程で吹き付ける。 仕様 仕様例 17 工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 密着工法 X-2-R(16) 補強用クロスなし サンPC-F R-2000 RMトップ 0.2 3.0 0.2 立上り工法 X-2-立上りR(16) 補強用クロスなし サンPC-F R-2000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 公共建築工事標準仕様書(平成16年度版) ■国土交通省建築工事共通仕様書 (平成13年版) ウレタン系塗膜防水の種別および工程 X-1工法 種別 工程 材料・工法 1 接着剤塗り、 通気緩衝シート張り 0.3 2 ウレタン防水材塗り 1.5 使用量 (kg/m ) 材料・工法 2 ※1 ウレタン防水材塗り、 補強布張り 0.3 ※1 ウレタン防水材塗り 1.5 ※1 ※2 (0.9 ) 1.2 ※1 ※2 (0.8 ) 1.5 4 仕上塗料塗り 0.2 ウレタン防水材 (1類) 塗り ― 仕上塗料塗り ■文部科学省建築工事標準仕様書 (平成14年版) 2 0.2 ウレタン防水材 (1類)塗り ― ■厚生労働省建築工事標準仕様書 (平成14年版) 使用量 (kg/m ) プライマー塗り 3 5 ■防衛施設庁建築工事共通仕様書 (平成13年版) X-2工法 *左記のウレタン系塗膜防水の種別および工程は、公共建築工事標準仕様 書(平成16年版)に準じます。 ※1 ※1 ※1 0.2 ※1 表中のウレタン防水材塗りの使用量は、硬化物比重が1.0である材料の場合を示しており、 硬化物比重がこれ以外の場合にあっては、所要塗膜厚を確保するように使用量を換算する。 ※2 立上り部はすべて、種別X-2とし、工程3および工程4を ( )内とする。 ※3 ウレタン防水材塗りについては、工程数を増やすことができる。 施工法 下地処理 通気緩衝シート張付け ¡土等の汚れ ¡MJボンド0.3kg/m2塗布直後、MJマットを隙間なく張る。 軽い汚れは、ワイヤブラシ等で取り除く。 著しい汚れは、水洗を併用し、水洗後は十分に乾燥する。 ¡張り仕舞いは、立上がり部より30mm程度離し、ウレタンシーリング材打設後、MJマット端末 部の上に補強用クロスを100mm重ねて張る。 ¡伸縮目地の上にMJマットの突合せ部が重さならないように張る。 ¡油等の汚れ ¡MJマット張付け後、均一に転圧する。 溶剤拭きまたはサンダー等で取り除く。 ¡打継ぎ箇所および著しいひび割れ箇所 脱気装置取り付け U形にはつり、ウレタンシーリング材を充填する。 ¡SRステンレスベントは50∼100m2に1箇所の割合で、SRパラベントは10mに1箇所の目安で 取り付ける。 補強用クロスを用い、防水材で補強塗りを行う。 ¡ルーフドレン、配管等 金物に付着している錆およびモルタルは、ワイヤブラシ等で取り除く。 取り合いはウレタンシーリング材で処理する。 防水材吹付け 樹脂管は目荒しを行った後、サンPC-FVライマーを塗布する。 ¡プライマーなどの十分な硬化を確認する。 出隅および入隅は、補強用クロスを用い、立上り用で補強塗りを行う。 ¡専用吹付け機を用いて均一に吹き付ける。 ¡防水材の塗り継ぎの重ね幅は100mm以上とし、補強用クロスの重ね幅は50mm以上とする。 ¡入隅出隅部 入隅は直角に、出隅は丸面または面取りに仕上げる。 仕上塗料塗り ¡含水率 ¡保護仕上材の主剤、硬化剤を配合比通りに移し、攪拌機で2∼3分攪拌する。 下地の含水率は10%以下とする。 ¡ローラー刷毛または刷毛を用いて0.2kg/m2均一に塗布する。 プライマー塗り ¡プライマーをローラー刷毛または刷毛を用いて均一に塗布する。 ¡プライマーは、施工箇所以外汚染しないように塗布する。 納まり図 [X-2立上りR工法] 立上り部 [X-2立上りR工法] 平場部 [MJ- X-1-R工法] 立上り部 平場部 [X-2-R工法] 30mm 100mm 18 駐車場防水工法 一般AD-FF工法(旧RC-N工法) 高耐久AD-FV工法 V-3000 V-3000/AD骨材 RMトップ半艶 F-1000 サンPC-F 特長 一般AD-FF工法 ● 一般AD-FF工法はタイヤによる摩耗、へたり、ネジレなどに強い、 強靭で防滑性に優れた駐車場床を屋上に形成します。 ● 押えコンクリートやアスコンを必要としない露出工法なので、大幅 な軽量化と共に、トータル建設費の低減に貢献します。 ● 露出工法なので点検が容易です。万一ウレタン層が損傷した場合で も補修が容易で、短時間に対処できます。 高耐久AD-FV工法 ● 高耐久AD-FV工法は、F-1000と高硬度・高強度ウレタンV-3000 を組み合わせた、画期的な駐車場防水工法です。 ● どんな形状の下地でも、シームレスで下地追随性に優れた防水層が 高い防水性能を発揮し、高硬度・高強度ウレタンが強靭で防滑性に 優れた耐久層を実現します。 19 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 一般AD-FF防水仕様 AD-FF30RM半艶 ウレタン層の厚み:平均3mm 高耐久AD-FV防水仕様 旧工法名 旧RC-N 材料/工法 使用量(kg/m2) サンPC-F F-1000 F-1000/AD骨材* RMトップ半艶 0.2 2.0 1.0/0.6 0.2 AD-FV30RM半艶 ウレタン層の厚み:平均3mm サンPC-F F-1000 V-3000 V-3000/AD骨材* RMトップ半艶 0.2 1.5 0.5 1.0/0.6 0.2 スロープ仕様 ゼブラ仕上げ 21ページ参照 立上りおよび 非走行部仕様 立上り-FF20RM半艶 ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RS-2 サンPC-F F-1000 RMトップ半艶 0.2 2.0 0.2 *AD骨材の代わりに、セラミックス骨材(インセラゲート#1005、#2010) もご使用できます。 ・ご採用検討の際は、事前にご相談ください。現場に即した施工要領書を作成いたします。 ・41ページの「ご使用時のお願い」および「維持管理のお願い」をご覧ください。 ・防水保証については42ページの「防水保証の考え方」をご覧ください。 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・アスコン下地や特殊下地の場合は事前にご相談ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばAD-FF30RM半艶はAD-EE30RM半艶となります。 ・AD-FV30RM半艶工法で、F-1000の代わりにJIS A 6021ウレタンゴム系1類合格品 R-2000を使用した場合の工法名は、例えばAD-RV30RM半 艶工法となります。 一般AD-FF工法/高耐久AD-FV工法の基本物性 試験項目 試験方法 試験結果 AD-FF30 AD-FV30 下地亀裂抵抗性試験(亀裂幅mm) 引張速度5mm/min 34 38 繰り返し疲労試験 1∼5mm(5s/回) 3650回異常なし 3650回異常なし 耐摩耗性(摩耗減量g) 回転摩耗促進試験10,000回 2.0 1.2 滑り抵抗係数 ASTM E303-83 Dry 90 90 ASTM E303-83 Wet 65 57 JIS A 5705 ガソリン ○ ○ JIS A 5705 ブレーキオイル ○ ○ 耐溶剤性 ・上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境によって変化する場合があります。 回転摩耗促進試験(付加加重:56kg、単位面積荷重:0.735N/mm2) 20 ゼブラ仕上げ ゼブラ仕上の施工手順 ・平場仕様のAD骨材を散布後(4工程目)、保護仕上材塗布(6工 程目)前に、下記の割付例を参考に施工面を割り付け、見切り バッカーおよび養生シートで養生する。 ・4工程目同様に専用骨材散布機(スキッターマシン)を用いて、 リムスプレーF-1000もしくはV-3000を1.0kg/m 2 、AD骨材 0.6kg/m2の割合で均一に吹き付ける。 ・最後に保護仕上材を塗布する。 ・各工程とも塗布間隔が1日以上空いた場合は、層間プライマーと してサンPCを塗布してください。 ゼブラ仕上の割付例 スロープ面(含直近の平面)およびカーブ面 400 500 500 200 ゼブラ 400 RMトップ半艶 AD骨材 スロープ面や走路カーブ等、特に使用頻度や走行状況が激しい場所 での滑り事故を防止します。 スキッターマシン 骨材散布の際には、必ず専用散布機を専用スプレーマシンに取り 付けてご使用ください。専用機でリムスプレーと骨材を同時に吹 き付けることにより、長期間防滑性が維持されるとともに、仕上 がり感が格段に向上します。 21 競技場床工法 観覧席GS工法 (旧RV工法) 仕様 仕様 歩行用一般仕様 工法名/防水層厚み GS-FF20RM半艶 ウレタン層の厚み:平均2mm 旧工法名 旧RV-2 施工フロー 材料/工法 使用量(kg/m2) サンPC-F F-1000 RMトップ半艶 0.2 2.0 0.2 歩行用スパイク仕様※ GS-FF60RM半艶 ウレタン層の厚み:平均6mm 旧RV-6 サンPC-F F-1000 RMトップ半艶 0.2 6.0 0.2 歩行用耐シガレット仕様 GS-FF20FS05 ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RV-2FP サンPC-F F-1000 FSプライマー FSトップ 0.2 2.0 0.2 0.5 ※歩行用スパイク仕様は全天候陸上競技場用スパイクシューズに限定します。 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・屋外の通路部や階段部の防滑仕様については、別途ご相談ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばGS-FF20RM半艶はGS-EE20RM半艶となります。 競技場床工法 屋内コンコース CC工法 仕様 仕様 歩行用仕様 工法名/防水層厚み CC-FF20RM半艶 ウレタン層の厚み:平均2mm 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) サンPC-F F-1000 RMトップ半艶 0.2 2.0 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばCC-FF20RM半艶はCC-EE20RM半艶となります。 22 床工法 一般床YK工法(旧RF工法) 階段室床KD工法(旧KRB工法) 高荷重床HY工法 一般床YK工法 特長 ● 歩行感に優れています。弾性ウレタンのため歩行感がソフトで、滑りにくいエンボス 仕上げが可能です。 ● 靴音を低減できます。 ● シームレスなので水密性に優れます。またクラックに追従し、防水性に優れています。 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 床・立上り一般仕様 YK-FF15RM ウレタン層の厚み:平均1.5mm 旧RF-15 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 1.5 0.2 床高品質仕様 YK-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm 旧RF-20 サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばYK-FF20RMはYK-EE20RMとなります。 階段室床KD工法 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 材料/工法 使用量(kg/m2) 床・立上り一般仕様 KD-FF15RM ウレタン層の厚み:平均1.5mm サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 1.5 0.2 床高品質仕様 KD-FF20RM ウレタン層の厚み:平均2mm サンPC-F F-1000 RMトップ 0.2 2.0 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 ・F-1000の代わりに鉛フリー吹付け材E-1000を使用した場合の工法名は、例えばKD-FF20RMはKD-EE20RMとなります。 ・独立行政法人都市再生機構・階段室床防水で採用された工法および使用材料については、別途ご相談ください。 高荷重床HY工法 特長 ● 高硬度ウレタンのため、耐衝撃性・耐摩耗性に優れます。 ● 倉庫の床やフォークリフト走行場所等、荷重がかかる床に適しています。 ● 耐薬品性に優れています。 仕様 仕様 工法名/防水層厚み 旧工法名 材料/工法 床・立上り一般仕様 HY-VV20RM ウレタン層の厚み:平均2mm サンPC-F V-3000 RMトップ 0.2 2 0.2 床高品質仕様 HY-VV30RM ウレタン層の厚み:平均3mm サンPC-F V-3000 RMトップ 0.2 3 0.2 ・下地によりプライマーおよび塗布量は異なります。29ページをご覧ください。 ・保護仕上材のカラーバリエーション、仕上げオプション、メンテナンスについては31∼34ページをご覧ください。 23 使用量(kg/m2) 製品情報 リムスプレー 一般性状 F-1000 主剤A 主成分 イソシアネート成分 固形分(%) 外 観 R-2000 硬化剤B 主剤A V-3000 硬化剤B 特殊レジン成分 イソシアネート成分 主剤A 特殊レジン成分 E-1000 硬化剤B 主剤A 硬化剤B イソシアネート成分 特殊レジン成分 イソシアネート成分 特殊レジン成分 100 100 100 100 100 100 100 100 淡黄色透明液体 褐色透明液体 淡黄色透明液体 褐色透明液体 淡黄色透明液体 褐色透明液体 淡黄色透明液体 褐色透明液体 粘度 (mPa・s/25℃) 500 500 540 470 600 550 500 500 比 重 1.09 1.02 1.08 1.02 1.12 1.02 1.09 1.02 配合比(Vol.) 100 100 100 100 100 100 100 100 作業性 項目 F-1000 R-2000 V-3000 E-1000 タックフリータイム(秒/20℃) 種類 8∼18 10∼25 8∼15 8∼18 初期硬化時間 2∼4 15∼20 2∼4 2∼4 (分/20℃) 一般物性 耐摩耗性(テーバーH-22、1kg/1000回) F-1000 R-2000 V-3000 E-1000 硬化物比重 1.0 1.0 1.0 1.0 硬さ 89 ― 78 ― 95 45 89 ― (JIS A) (JIS D) 引張強さ (N/mm2) 12 12 20 12 伸び率 (%) 380 600 300 380 抗張積 (N/mm) 912 1440 1200 912 引裂強さ (N/mm) 58 55 80 58 摩耗減量 (mg) F-1000 R-2000 V-3000 E-1000 216 288 140 216 参考:フラット仕上げ、保護仕上材なし 下地接着力 下 地 F-1000 試験方法 R-2000 V-3000 E-1000 強度 状態 強度 状態 強度 状態 強度 状態 スレート 180° はく離 (N/25mm) 144 塗膜材破 160 塗膜材破 150 塗膜材破 144 塗膜材破 コンクリート 建 研 式(N/mm2) 3.0 下地より材破 2.7 下地より材破 2.3 下地より材破 3.0 下地より材破 プライマー:サンPC-F 下地亀裂抵抗性 品 名 F-1000 R-2000 V-3000 E-1000 塗膜厚み (mm) 2 3 2 3 2 3 2 3 ゼロスパン (mm) 19 26 21 29 15 20 19 26 寸法安定性 温度(7日間) スプレーマシン設定温度/液圧 収縮率(%) 品 名 F-1000 R-2000 V-3000 60℃ 0.0 −0.1 −0.2 0.0 80℃ −0.5 −0.6 −0.4 -0.5 試験条件 E-1000 塗膜厚2mm (So−S) ×100 面積変化率 = S プライマリー 主 剤 A ℃ 硬化剤 B ℃ ホース 静止時液圧 ℃ PSI (Kgf/cm2) F-1000 R-2000 V-3000 E-1000 65 65 65 65 65 55 65 65 65 65 65 65 1500 100 1500 100 1500 100 1500 100 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 24 製品情報 リムスプレー F-1000 促進暴露試験 1. 試 験 方 法: JIS A 1415「プラスチック建築材料の促進暴露試 験方法」に準拠 2. 試 験 促進暴露試験物性保持率 110 片: リムスプレーF-1000(グレー)の2mm厚のシート を標準条件で作成 3. 促進暴露試験装置: WS型(サンシャインカーボンアーク燈)を使用 4. 試 験 条 件: 250、500、1000および2000時間 5. 評 価 方 法: 引張り強さおよび伸び率を測定 6. 試 験 結 果: F-1000は、促進暴露試験による塗膜の劣化はほ とんどありません。 100 保 持 率 ︵ % ︶ 90 80 70 60 促進暴露試験物性試験結果 50 F-1000 耐候劣化性 ウェザオメーター 伸長劣化性 加熱劣化 オゾン劣化 耐水性 耐塩水性 耐アルカリ性 測定法 0 250 500 1000 2000 試験時間(hr) 2000時間異常なし※ F-1000(伸び率) 割れ変形なし 割れ変形なし 異常なし 異常なし 異常なし F-1000(引張強さ) JIS A 6021 JIS A 6021 JIS K 5400 JIS K 5400 JIS A 6021 ※JIS A 6021規格値:250時間で、亀裂、変形なし 物性発現性 リムスプレーF-1000は超速硬化システムであり、施工後のゴム弾性発 現性が極めて速いのが特長です。 右に、下地温度が20℃の場合のリムスプレーF-1000の物性発現性を 示します。 施工後30分で床材として実用物性に達しており、歩行可能な状態とな ります。 リムスプレーF-1000の物性発現性 (20℃の場合) 100 90 物 性 80 発 現 率 70 ︵ % ︶ 60 50 0.5 硬さ 伸び率 引裂強さ 引張強さ 1 2 4 経過時間(hr) 6 24 しゃ塩性試験 1.試 験 方 法: NEXCO中央研究所規格「コンクリート塗装材の品 質規格試験方法JHS417に準拠 塩素イオン透過量測定方法 シリコン ゴムパッキン 2.測 定 方 法: 試験片の表側に3%食塩水を接し、裏側に蒸留水を 接して、塗膜中を透過する塩素イオン量を測定 シリコン栓 3.試 験 条 件: 温度20℃で30日間放置 4.試 験 結 果: 塩素イオンは不透過(1ppm以下) であった。 3%食塩水 蒸留水 塗膜試験片 内径40∼50mmφ 恒温槽 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 25 中性化阻止試験 4. 試 験 条 件: 温度30℃、湿度60%、炭酸ガス濃度5%に30日間静置 5. 試 験 結 果: 試験体を中性化促進試験装置に30日間静置させた 後で取り出し、中性化深さを測定。すべてが、0mm であった。 試験体番号 d 10 塗膜面 塗膜面 40 片: 所定期間養生された基材モルタルの塗膜面2面にF1000を2mm吹き付け、他の4面をエポキシ樹脂接着 剤でシールした 3. 試 験 装 置: 中性化促進試験装置 中性化深さ a 100 験 割裂位置 b e c f 40 2. 試 塗膜面 50 10 0 50 割裂位置 0 10 10 1. 試 験 方 法: NEXCO中央研究所「コンクリート橋桁端部防水シ ステムの防水層の品質規格」4.3:JHERI 410-15 (2001)に準拠 100 測定箇所 中性化深さ(mm) a b c d e f No.1 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 No.2 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 No.3 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 平均 0.0 耐薬品性(JIS A 5705に準ずる48時間スポット試験による試験結果、23℃) 薬品名 酸類 アルカリ類 その他 5%塩酸 5%硫酸 5%酢酸 2%苛性ソーダ セメントペースト 5%アンモニア水 95%エチルアルコール 灯油 軽油 大豆油 潤滑油 醤油 ソース(中濃) 胡麻油 トマトケチャップ 食酢 オレンジジュース 牛乳 緑茶 紅茶 コーヒー さらし粉(水に溶解) ママレモン(中性) サンポール(酸性) ヘアーシャンプー ヘアーリンス バスマジックリン(中性) 漂白剤(酸素系) サンポンF(酸性) 石鹸水 F-1000 保護仕上材なし ◎ ◎ わずかに艶ひけ ◎ ◎ ◎ △ △ ◎ ◎ ◎ ◎ △ わずかに着色 ◎ △ ◎ ◎ ◎ わずかに着色 わずかに着色 表面のみわずかに劣化 ◎ わずかに着色 ◎ ◎ △ ◎ ◎ ◎ 保護仕上材あり ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ ◎ ◎ ◎ わずかに着色 わずかに着色 ◎ ◎ わずかに着色 ◎ ◎ △ ◎ ◎ ◎ ◎:変化なし ○:ほとんど変化なし △:わずかに膨潤 ×:膨潤 保護仕上材:RMトップ 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 26 製品情報 リムスプレーR-2000 防水材(建築用塗膜防水材JIS A 6021)による試験結果 試 験 項 目 引張性能 引張強さ 2.3以上 12 % 450以上 600 抗張積 N/mm 280以上 1440 引裂強さ N/mm 14以上 54 100以上 300以下 192 引張強さ比 % 温度依存性 <共用> R-2000試験結果 N/mm2 破断時の伸び率 引裂性能 JIS A 6021:2000 ウレタンゴム系1類規格 試験時温度−20 試験時温度 60 ℃ 60以上 67 試験時温度−20 ℃ 250以上 353 破断時の つかみ間の 試験時温度 20 伸び率 % 試験時温度 60 加熱伸縮性状 伸縮率 引張強さ比 % ℃ ℃ 300以上 397 ℃ 200以上 278 −4以上 1以下 −0.6 % 加熱処理 80以上 150以下 89 促進暴露処理 80以上 150以下 90 104 アルカリ処理 60以上 150以下 劣化処理後の 酸処理 80以上 150以下 97 引張性能 加熱処理 400以上 583 促進暴露処理 400以上 526 % アルカリ処理 400以上 627 400以上 603 いずれの試験片にも ひび割れおよび著しい 変形を認めないこと。 異常なし 破断時の 伸び率 酸処理 加熱処理 伸び時の劣化性状 促進暴露処理 オゾン処理 たれ長さ たれ抵抗性能 mm しわの発生 固形分 % 表示値 ±3.0 硬化物比重 異常なし 異常なし いずれの試験体も3.0以下。 0.0 いずれの試験体にも認めない。 異常なし 主 剤 表示値 99 99 硬化剤 表示値 99 98 表示値 1.0 1.0 表示値 ±0.1 日本工業規格表示認定 JIS番号 379102 認定年月日 昭和54年8月17日 認定品目 建築用塗膜防水材 日本工業規格番号 JIS A 6021 耐薬品性(JIS A 5705に準ずる48時間スポット試験による試験結果、23℃) 薬品名 酸類 アルカリ類 その他 R-2000 5%塩酸 ○ 5%硫酸 ◎ 5%酢酸 ◎ 2%苛性ソーダ ◎ セメントペースト ◎ 5%アンモニア水 ◎ 95%エチルアルコール ○ 灯油 ◎ 軽油 ◎ 大豆油 ◎ 潤滑油 ◎ トイレ洗浄剤(塩酸系) ○ トイレ洗浄剤(酸素系) ○ ◎:変化なし ○:ほとんど変化なし △:わずかに膨潤 ×:膨潤 保護仕上材:RMトップ 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 27 リムスプレーV-3000 耐薬品性(JIS A 5705に準ずる48時間スポット試験による試験結果、23℃) 薬品名 無機酸 有機酸 アルカリ類 塩類 その他 塩酸 5% 塩酸 10% 塩酸 30% 硫酸 5% 硫酸 10% 硫酸 30% 硝酸 10% 硝酸 30% 燐酸 10% 燐酸 30% 酢酸 3% 酢酸 10% 酢酸 30% 乳酸 10% 乳酸 30% アンモニア水 5% 水酸化ナトリウム 2% 水酸化ナトリウム 10% 水酸化ナトリウム 30% セメントペースト 次亜塩素酸ナトリウム 12% エチルアルコール 95% 灯油 軽油 大豆油 潤滑油 トイレ洗浄剤(塩酸系) トイレ洗浄剤(塩素系) V-3000 保護仕上材なし 保護仕上材あり 判定 状態 判定 状態 ◎ ◎ ◎ ◎ △ 膨潤 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ○ × 膨潤・変色 × 膨潤 × 膨潤・変色 × 膨潤 △ 膨潤 ○ × 膨潤 △ 膨潤 ◎ ◎ ○ ○ △ 膨潤 △ 膨潤 △ 膨潤 ○ × 膨潤 ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ △ 変色 ◎ ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ○ ◎ ○ ◎ ◎:変化なし ○:ほとんど変化なし △:わずかに膨潤 ×:膨潤 保護仕上材:RMトップ半艶 リムスプレーE-1000 溶出試験分析結果報告書(厚生省令第15号) 三井化学産資株式会社のウレタン事業は、平成18年 4月1日をもってAGCポリマー建材に事業統合されま した。従って、本分析結果報告書についても同社に 引き継がれております。 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 28 製品情報 プライマー 製品情報 製品名 (旧製品名) サンPC-F サンPC 材質・特長 1液 ウレタン系 1液 ウレタン系 PW-100プライマー (PW-100) サンPC-U2 2液 3成分型 エポキシ変成 水性エポキシ系 ウレタン系 1液 錆転換型 エポキシ系 1液 ウレタン系 2液 水性ウレタン系 1液 ウレタン系 1液水性 錆面用 溶剤系保護仕上材 の層間用 水性保護仕上材 の層間用 環境対応型 塩ビシート FRP下地用 FSトップ用 リムスプレーの 一般モルタル・ 一般モルタル・ 一般モルタル・ 層間用 コンクリート用 コンクリート用 コンクリート用 ウレタン下地の 環境対応型 鉄部用 改修用 用 途 荷 姿 16kg/缶 16kg/缶 標準塗布量※ kg/m2 0.2 0.2∼0.3 サンPC-PS サンPC-FV PW-60プライマー FSプライマー (層間プライマー) (特殊プライマー) サンPC-T 12kg (主剤3kg/ 主 剤9kg/缶 硬化剤3kg× 硬化剤9kg/缶 4kg、16kg/缶 フィラー6kg) / ポリペール 鋼板:0.1∼0.15 コンクリート:0.2 15kg/缶 0.1∼0.15 11kg (主剤0.5kg/ 1kg×10缶/箱 硬化剤5kg× 17kg/缶 2セット)/ ポリペール 0.1∼0.15 0.1 0.1 15kg/缶 0.1 ※プライマーの塗布量は下地の状況により増減します。 プライマーの下地への適応性 ◎標準 ○オプション ×適応不可 サンPC-F サンPC ◎※1 × ○ ○※4 × × × × × 鋼板 × × × ◎2種ケレン ◎3種ケレン × × × × アルミ × × × ◎ × × × × × ステンレス × × × ◎ × × × × × 錆面 × × × × ◎ × × × × 層間プライマー リム/リム※2 × ◎ × × × × × × × リム/TWトップ × × × × × × ◎ × × リム/溶剤保護仕上材※3 × × × × × ◎ × × × リム/FSトップ × × × × × ○ ○ × ◎ 改修リムスプレー × ◎ × × × × × × × 異種部材 塩ビ × × × × × × × ◎ × FRP × × × × × × × ◎ × マルチボード ◎ × × × × × × × × モルタル・コンクリート 金属下地 PW-100プライマー サンPC-U2 サンPC-T サンPC-PS PW-60プライマー サンPC-FV FSプライマー ※1:サンPC-F塗付後、2日以上間隔が開いた場合の層間プライマーとしてサンPC-U2をご使用ください。 ※2:リムスプレー吹付け後、次工程までの間隔が3日以上開いたり、雨に打たれた場合の層間プライマーです。 ※3:リムスプレー吹付け後、保護仕上げ材塗布までの間隔が1日以上開いたり、雨に打たれた場合の層間プライマーです。 ※4:降雨が予想される場合等にご使用ください。 ・サンPC-FのかわりにSPプライマーおよびPE-900プライマーもご使用できます。 ・この表は目安です。条件によっては必ずしも適用できない場合がありますので、事前に接着試験等を行って確認してください。 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 29 性状・物性 サンPC-F サンPC 1液 配合比 (質量比) 1液 混合粘度 (mPa・s/20℃) 250 混合液比重 PW-100プライマー サンPC-U2 サンPC-T サンPC-PS PW-60プライマー サンPC-FV FSプライマー 1:1:2 1:1 1液 1液 1:10 1液 1液 1600 80 470 10 23 150 15 1.01 0.97 1.56 1.16 1.14 0.89 1.02 0.96 1.05 固形分 (%) 45 30 66 44 43 5 21 40 15 可使時間 (時間/20℃) 8 8 3 8 ― ― 3 ― ― 2∼3 2∼3 4∼5 3∼4 3∼4 2∼3 2∼3 2∼3 2∼3 ― ― (下地:塩ビ) ― 初期硬化時間(時間/20℃) 接着強度 (N/25mm) 100 120 100 160 110 (下地:モルタル) (下地:リムスプレー) (下地:モルタル)(下地:鋼板)(下地:鋼板) サンPC-Fの接着強度 (N/25mm) サンPC-U2の接着強度 (N/25mm) サンPC-FVの接着強度 (N/25mm) モルタル 100 モルタル 80 塩ビ 74 マルチボード 97 鋼板 160 FRP 100 アルミ 108 ステンレス 170 接着強度:180度はく離接着強さ試験方法(JIS K 6854準拠) プライマーの硬化性 硬化時間の目安 30 25 サンPC-F 歩 20 行 可 能 時 15 間 ︵ 時 間 10 サンPC PW-100プライマー サンPC-U2 ) サンPC-T サンPC-PS PW-60プライマー 5 サンPC-FV FSプライマー 0 0 20 40 温度(℃) ・データは当社測定値です。環境条件によって変わることがあります。 施工上の注意 ・下地は十分に清掃・乾燥させてください。鉄板の錆や油分は除去してください。 ・プライマーはたまりができないよう均一に塗布してください。 ・プライマーの吸い込みが激しいモルタル部分は、表層が濡れ色になるまで塗布してください。 ・プライマーの塗布後、次工程までの間隔が開いたり雨に打たれた場合、プライマーを再塗布してください。 塗布間隔(20℃)およびプライマーは以下の通りです。 再塗布間隔(20℃) 再塗布するプライマー サンPC-F サンPC PW-100プライマー サンPC-U2 サンPC-T サンPC-PS PW-60プライマー サンPC-FV FSプライマー 3日以上 2時間 7日以上 3日以上 5日以上 1日以上 1日以上 1日以上 1日以上 サンPC-U2 サンPC PW-100 プライマー サンPC-U2 サンPC-T サンPC-PS PW-60 プライマー サンPC-FV FSプライマー 上表の値は室内試験による特性値であり、保証値ではありません。現場環境により変化する場合があります。 30 製品情報 保護仕上材 製品名 (旧製品名) HGトップ HGサーモ (HG2) 高耐候性、溶剤型 高耐候性、溶剤型 ハルスハイブリッド ハルスハイブリッド系 系、遮熱用 材質・特長 仕上がり状態 平滑・艶有り 前処理プライマー 溶剤型アクリル ウレタン系 平滑・艶有り RMトップ半艶 TWトップ HGサーモ (Tエマルション難燃) 水性アクリル ウレタン系、 環境対応型 砂入りアクリル エマルション系 ※3 平滑・艶有り 平滑・艶有り 艶なし 11kg (主剤0.5kg/ 硬化剤5kg×2セット) 20kg RMサーモ 溶剤型アクリル 溶剤型アクリル ウレタン系 ウレタン系・遮熱用 平滑・半艶 主 剤 4kg/缶 硬化剤12kg/缶 主 剤 4kg/缶 硬化剤12kg/缶 主 剤7kg/缶 硬化剤7kg/缶 主 剤7kg/缶 硬化剤7kg/缶 主 剤7kg/缶 硬化剤7kg/缶 kg/m2 2度塗り 0.1+0.1 2度塗り 0.1+0.1 0.2 0.2 0.2 2度塗り 0.1+0.1 2度塗り 0.75+0.75 ※2 ― ― ― ― ― PW-60プライマー FSプライマー 荷姿 標準塗布量 平滑・艶有り RMトップ※1 ※1 溶剤既調合品です。そのままご使用ください。(リムトップNEWおよびリムトップシンナー代替品) ※2 リムスプレー吹付け後、保護仕上げ材塗布までの間隔が1日以上開いたり、雨に打たれた場合の層間プライマーについては29ページをご覧ください。 ※3 JIS A 1312「屋根の防火試験方法」合格品です。但し、歩行用耐シガレット仕様の場合の塗布量は0.5kgになり、JIS A 1312「屋根の防火試験方法」合格の適用は除外 します。 保護仕上材のカラーバリエーション 日塗工色見本帳・ 色票番号 標準色 グレー HGトップ HGサーモ (HG2) RMトップ RMトップ半艶 RMサーモ TWトップ × ○ N-45近似色 非常備 常 ライトグレー N-55近似色 非常備 備 色 グリーン 37-50L近似色 非常備 非 常 備 色 遮熱グレー N-60近似色 遮熱グリーン 42-60H近似色 遮熱ベ−ジュ 22-70C近似色 ネオグレー 35-60B近似色 シルバーグレー N-70近似色 パールグレー 19-70B近似色 オイスター 15-70D近似色 オオド (旧おおど) 17-60H近似色 ベージュ (旧べいじゅ) 22-70H近似色 ウグイス (旧うぐいす) 29-60D近似色 ダークグリーン (旧ふかみどり) 42-40H近似色 ライトグリーン (旧よもぎ) 37-50L近似色 チャ 09-40L近似色 (旧ちゃ) 特注色対応 ○対応可能 ×対応不可 × × ・この色見本は印刷のため実際の色と多少異なる場合があります。予め了承ください。 ・特注色 ・上記以外の特注色は、日塗工色見本帳の色票番号でご注文ください。 ・色によっては調色できない場合があります。予めご了承ください。 31 ○ ○ ・同一色でも、保護仕上材の種類によって多少色調が異なります。 予めご了承ください。 ・非常備色及び特注色の納期はご注文後、約1週間となります。 保護仕上材の仕上げオプション ◎標準 ○オプション 工法名表示の例 RM仕上げの「SD-FF20RM」をHGトップ仕上げに変更する場合、 工法名は表示記号「RM」を「HG」に変え、 「SD-FF20HG」となります。 △適用可 ×適応不可 HGトップ HGサーモ RMトップ RMトップ半艶 RMサーモ TWトップ FSトップ FS15※4 表示記号 HG HGサーモ RM RM半艶 RMサーモ TW FS05※5 「10年間メンテナンスフリー」対応 対応 対応 環境対応型※1 防水工法 駐車場 防水床工法 競技場 床工法 床工法 対応 一般密着SD工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 通気緩衝MJ工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 機械的固定メカロックML工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 外断熱・機械的固定マルチボードMB工法 × ○ × × ◎ × × 遮熱・遮音・金属防錆MR工法 △ ○ △※3 △※3 ◎ △※3 × スレート瓦屋根CL工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 勾配屋根SB工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 PCタンクPC工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 公共建築工事標準仕様相当工法 ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○※4 一般AD-FF工法 △※2 △※2 ○ ◎ △ × × 高耐久AD-FV法 △※2 △※2 ○ ◎ △ × × 歩行用一般仕様 △※2 △※2 ○ ◎ △ ○ × 歩行用スパイク仕様 △※2 △※2 ○ ◎ △ ○ × × × × × × × ◎※5 屋内コンコースCC工法 △※2 △※2 ○ ◎ △ ○ × 一般床YK工法 △※2 △※2 ◎ ○ △ ○ × 階段室床KD工法 △※2 △※2 ◎ ○ △ ○ × 高荷重床HY工法 △※2 △※2 ◎ ○ △ × × 観覧席GS工法 歩行用耐シガレット仕様 ※1:環境対応型PW-100プライマーも併せてご使用ください。 ※2:適用可としますが、 「10年間メンテナンスフリー」の適用を除外します。 ※3:遮熱機能が必要とされない場合、適用可とします。 ※4:JIS A 1312「屋根の防火試験方法」対応の場合の表示記号はFS15となります。 ※5:表示記号はFS05となります。 ・RM仕上げの「SD-FF20RM」で、無機系チップ#20入り粗面仕上げを希望される場合の表示記号は、 「SD-FF20RM・NS」となります。 チップ#20については37ページをご覧ください。 32 製品情報 性状・物性 HGトップ HGサーモ RMトップ RMトップ半艶 RMサーモ TWトップ FSトップ 配合比(重量比) 1:4 1:4 1:1 1:1 1:1 1:10 1液 混合粘度(mPa・s/20℃) 80 80 75 120 75 300 13,000 1.01 1.01 1.03 0.98 1.03 1.10 1.60 固形分(%) 41 41 37 35 37 47 75 可使時間(時間/20℃) 4 4 3 3 3 3 ― 初期硬化時間(時間/20℃) 24 24 20∼30分 20∼30分 20∼30分 3 2 60度鏡面光沢度 80 80 85 35 85 72 ― 表面硬度(鉛筆硬度) B B 2B 2B 2B B ― 100/100 100/100 100/100 100/100 100/100 100/100 100/100 95mg 95mg 60mg 60mg 60mg 98mg 120mg 1000hr 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし 異常なし 2000hr 異常なし 異常なし 失沢 白華 失沢 失沢 ― 混合液比重 付着性(碁盤目) 耐摩耗性(テーバーCS-17、1kg×1000回) 耐候性 (サンシャインウェザオメーター) 保護仕上材の硬化性 硬化時間の目安 60 50 歩 40 行 可 能 時 30 間 ︵ 時 20 間 ︶ 10 0 HGトップ/HGサーモ RMトップ/RMトップ半艶/RMサーモ TWトップ 0 20 温度(℃) 40 ・データは当社測定値です。環境条件によって変わることがあります。 33 FSトップ 遮熱保護仕上材の遮熱効果 蓄熱の原因となる遠赤外線を反射することにより、塗膜表面温度上 昇を5∼20℃抑制します。 (当社保護仕上材との比較) 表面温度の変化 80 一般保護仕上材 グレー 70 表面温度測定点 遮熱保護仕上材 表 面 温 度 ︵ ℃ ︶ ウレタン防水層3mm 60 50 遮熱保護仕上材 グレー 40 外気温 30 20 9:00 防水層温度測定点 測 定 日 2004年7月6日 測定場所 埼玉県久喜市 工 法 ウレタン密着3mm 下 地 スレート 10:00 11:00 12:00 13:00 時間 14:00 15:00 16:00 防水層温度の変化 80 一般保護仕上材 70 60 遮熱保護仕上材 温 50 度 ︵ ℃ 40 ︶ 外気温 30 20 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 時間 14:00 15:00 16:00 施工上の注意 ・保護仕上材は無稀釈でご使用ください。水性の保護仕上材は水稀釈すると色調が変化し、色ムラを起こします。 ・保護仕上材はローラー刷毛についた材料を絞りながら、液だまりができないよう均一に、丁寧に十文字に塗布してください。ただし、水性の TWトップは、0.1kg/m2ずつ2度塗りしてください。 ・水性の保護仕上材は可使時間を過ぎても外見上は施工可能ですが、本来の性能がでません。必ず下記の時間内に使い切ってください。 TWトップ 5℃ 15℃ 25℃ 35℃ 12時間 6時間 3時間 1時間 ・水性の保護仕上げ材は分散しにくいため、主剤・硬化剤を混合後、直ちに機械攪拌してください。吹付厳禁。 保護仕上材のメンテナンス ・通常の防水工法の場合で、アクリルウレタン系保護仕上材は原則 ・駐車場工法、競技場工法及び床工法は前項の「10年間メンテナン として5年ごとに塗り替えてください。ただし、海岸地域、工業地 スフリー」の適用を除外します。使用頻度や歩行・走行状況によ 帯等の環境条件の厳しい地域では、より短期間での塗り替えとな り、保護仕上材もしくは防滑層が著しく摩耗・損傷し、耐久性、 ります。使用頻度や歩行状況により、保護仕上材が著しく摩耗・ 防滑性、安全性に支障をきたす恐れが生じた場合は、その都度塗 損傷した場合には、その都度の塗り替えをおすすめします。 ・通常の防水工法の場合で、ハルスハイブリッド系保護仕上材は 「10年間メンテナンスフリー」です。「住宅の品質確保の促進等に り替え、再施工してください。 ・防水保証については42ページの「防水保証の考え方」をご覧くだ さい。 関する法律」(品確法)で定められた新築住宅にご採用ください。 34 製品情報 製品一覧 製品名 荷姿(kg) 色(外観) 用途・特長 超速硬化ウレタン吹付け材 リムスプレーF-1000 リムスプレーR-2000 リムスプレーV-3000 リムスプレーE-1000 リムトナー 主 剤 A 200 18 (淡黄色透明) 硬化剤 B 182 16 (褐色透明) 主 剤 A 200 18 (淡黄色透明) 歩行用防水材 硬化剤 B 182 17 (褐色透明) JIS A6021ウレタンゴム系1類共用合格品 主 剤 A 200 18 (淡黄色透明) 硬化剤 B 182 17 (褐色透明) 主 剤 A 200 18 (淡黄色透明) 硬化剤 B 182 17 (褐色透明) (1成分) 8 0.8 標準色5ページ参照 歩行用防水材、床材 高硬度床材 環境配慮型歩行用防水材、床材 リムスプレー着色剤 プライマー サンPC-F (1成分) 16 (褐色透明) 標準プライマー、マルチボード用プライマー サンPC (1成分) 16 (淡黄色透明) ウレタン改修下地用プライマー SPプライマー (1成分) (淡黄色透明) 速乾プライマー、一般モルタル・コンクリート用 PE-900プライマー PW-100プライマー サンPC-U2 8 主 剤 3 硬化剤 3 フィラー 6 (無色透明) 主剤 3 (乳白色) 硬化剤 3 フィラー 6 ポリペール ポリペール (淡黄色透明) (淡黄色透明) 主剤 9 (淡黄色透明) 9 (グレー系) (1成分) サンPC-PS (1成分) 高目止め性プライマー、一般モルタル・コンクリート用 水性標準プライマー、環境対応型 (べいじ色) 硬化剤 サンPC-T 16 4 15 主剤 0.5×2 硬化剤 5×2 サンPC-FV (1成分) 17 FSプライマー (1成分) PW-60プライマー (乳白色) 金属下地用(2種ケレン) ・雨天対策用 (レンガ) 金属下地・錆面用(3種ケレン) (無色透明) 溶剤型保護仕上材用層間プライマー 11 ポリペール (無色透明) 1×10 (無色透明) 異種部材用プライマー (塩ビ,FRP) (乳白色) FSトップ前処理用プライマー 15 (乳白色透明) TWトップ・Tフッ素水性前処理用プイマー 保護仕上材 HGトップ HGサーモ RMトップ RMトップ半艶 RMサーモ TWトップ 主剤 4 硬化剤 12 主剤 4 硬化剤 12 主剤 7 硬化剤 7 主剤 7 硬化剤 7 主剤 7 硬化剤 7 主剤 0.5×2 硬化剤 5×2 FSトップ (1成分) チップ#20 (1成分) 11 ポリペール 20 0.3×4袋 標準色31ページ参照 高耐候性保護仕上材 標準色31ページ参照 高耐候性保護仕上材、遮熱用 標準色31ページ参照 標準保護仕上材 標準色31ページ参照 標準保護仕上材、艶消し仕上げ 標準色31ページ参照 標準保護仕上材、遮熱用 標準色31ページ参照 水性標準保護仕上材、環境対応型 グレー、グリーン JIS A 1312(屋根の防火試験方法)合格 (灰色紛体) 粗面仕上げ用添加材剤 (グレー系) 凸部・クラック処理用 副資材 Sパテ AD骨材 見切りパッカー 主剤 2×2 硬化剤 1×2 (1成分) ― 6 6 1000本/箱 養生用見切り材 ・独立行政法人都市再生機構・階段室床防水で採用された難燃剤入り超速硬化ウレタン吹付け床材については、別途お問合せください。 35 種類・成分 超速硬化型ウレタン吹付材 超速硬化型ウレタン吹付材 超速硬化型ウレタン吹付材 消防法関係 危険物区分 水溶性 危険等級 液比重 4類4石 ― Ⅲ 1.09 4類3石 ― Ⅲ 1.02 4類4石 ― Ⅲ 1.08 4類3石 ― Ⅲ 1.02 4類4石 ― Ⅲ 1.12 4類3石 ― Ⅲ 1.02 4類4石 ― Ⅲ 1.09 4類3石 ― ― 1.02 ※1 ― ― ― 湿気硬化形ウレタン系 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.01 湿気硬化形ウレタン系 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.97 超速硬化型ウレタン吹付材 顔料ペースト 湿気硬化型ウレタン系 エポキシ系 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.95 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.95 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.91 非危険物 ― − − 非危険物 ― ― ― 水性エポキシ系(低臭タイプ) 非危険物 ― エポキシ変成ウレタン系 ― ― ― ― ― ― ― 非水溶性 Ⅱ 1.32 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.99 錆転換型エポキシ系 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.13 ウレタン系 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.89 1.10 水性ウレタン系 湿気硬化形ウレタン系 水性ウレタン系 溶剤型ハルスハイブリッド型 溶剤型ハルスハイブリッド型 溶剤型アクリルウレタン系 溶剤型アクリルウレタン系 溶剤型アクリルウレタン系 水性アクリルウレタン系 砂入アクリルエマルション 無機系バルーン 速硬化エポキシパテ材 硅砂 4類2石 非水溶性 Ⅲ 非危険物 ― ― ― 4類2石 非水溶性 Ⅲ 0.96 非危険物 ― ― ― 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.98 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.09 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.98 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.09 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.91 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.14 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.91 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.10 4類1石 非水溶性 Ⅱ 0.91 4類1石 非水溶性 Ⅱ 1.14 4類3石 非水溶性 Ⅲ 1.10 非危険物 ― ― ― 非危険物 ― ― ― ― ― ― ― ※1 ― ― ― 4類3石 ― Ⅲ 1.06 ― ― ― ― ― ― ― ― ※1 指定可燃物可燃性固体類 36 製品情報 製品一覧 製品名 荷姿(kg) 用途・特長 通気緩衝MJ工法 MJマット 1.0m×50m 通気緩衝シート MJボンド 17kg MJマット張付け用接着剤 MBテープ100 100mm幅×20m(8巻) 100mm幅 ジョイントテープ、端末処理用テープ SRステンレスベント 2個 逆流防止弁付脱気筒 SRパラベント 10個 立上り用逆流防止弁付脱気筒 Mシート 1.04m×15m メカロック工法用防水シート MLテープ30 30mm幅×50m(10巻) Mシートジョイント処理用テープ クロス#5140N 140mm幅×50m(7巻) Mシート短辺ジョイント補強用クロス 機械的固定メカロックML工法 MLアンカー25(ディスク一体) MLアンカー40(ディスク一体) MLアンカー70(ディスク一体) MLアンカー80(ディスク一体) MBテープ100 φ7.5mm(φ30mmディスク) L:25mm(500本) φ7.5mm(φ30mmディスク) L:40mm(500本) φ7.5mm(φ30mmディスク) L:70mm(500本) φ7.5mm(φ30mmディスク) L:80mm(500本) Mシート固定用専用アンカー Mシート固定用専用アンカー Mシート固定用専用アンカー Mシート固定用専用アンカー 100mm幅×20m(8巻) 100mm幅 ジョイントテープ、端末処理用テープ MBテープ50 50mm幅×20m(16巻) 50mm幅 ジョイントテープ、端末処理用テープ マルチボードU30 1m×1m×30mm厚 表面:ガルバリウム鋼板 マルチボードS 1m×1m×8mm厚 表面:アロイ鋼板 MBキャント40 C:40mm L:2m(10本) 入隅・端部補強材 MBキャント115 C:115mm L:2m(10本) 入隅・端部補強材 MBコーナーキャント40 C:40mm L、R 1組 出入隅90°成形品 MBコーナーキャント115 C:115mm L、R 1組 出入隅90°成形品 MBドレンキャント10 C:10mm L:1m(10本) ドレン端部補強材 MBドレンキャント30 C:30mm L:1m(10本) ドレン端部補強材 MBメタルディスク φ70mm(300枚) マルチボード,メカロックシート固定用ディスク MBメタルアンカー25 φ5.5mm L:25mm(300本) 固定用専用アンカー MBメタルアンカー45 φ6mm L:45mm(300本) 固定用専用アンカー MBメタルアンカー70 φ6.4mm L:70mm(300本) 固定用専用アンカー MBメタルアンカー80 φ6.4mm L:80mm(300本) 固定用専用アンカー MBメタルアンカー100 φ6.4mm L:100mm(300本) 固定用専用アンカー 外断熱マルチボードMB工法 37 種類・成分 チップ#20 ● 粗面仕上げ用無機系バルーン。粗面標準グレード ●添 ポリエステル不織布 アクリルエマルション(非危険物) 自着層付きブチルゴムテープ ステンレス製 ステンレス製 加 量:保護仕上材に対して、重量比で2% ● 荷 姿:1.2kg(0.3kg×4袋入り)/箱 ● 注意事項: ①チップを過剰に混入すると分布が不均一となり、 仕上りムラとなります。 ②チップを混入した保護仕上材を放置するとチップ が浮くので、容器の中でよく混ぜながら塗布して ください。 ③水濡れ厳禁 改質アスファルト/ポリエステルフィルム 自着層付きウレタン樹脂コートポリエステルフィルム 自着層付きポリエステル繊維クロス アルミ Sパテ ● 速硬化エポキシパテ材。凹部・クラック下地処理用 アルミ アルミ アルミ 自着層付きブチルゴムテープ ● 荷 姿:(2kg/1kg)× 2/箱 ●可 使 時 間: 30分/20℃ ● 初期硬化時間: 90分/20℃ ● 物性(測定値) 引張強さ (N/mm2) : 14.7 伸び率(%): 6 ● 使用方法 ・塗布箇所は十分に清掃してください。 ・下地にプライマーを塗布する。 ・秤を用いて、主剤2:硬化剤1の割合に計り取り、 可使時間以内に使い切る量をパテ板上でパテベラ で混合してください。 ・上塗りする前にプライマーを塗布してください。 自着層付きブチルゴムテープ イソシアヌレートフォーム ポリスチレンフォーム アルミ アルミ 見切りパッカー ● ウレタン吹付け材見切り養生用バックアップ材。 ● 養生を撤去する際に、 カッターで切り込みを入れる必要がありません。 ● 荷姿:見切りパッカー (幅15mm×高さ4mm×長さ1m)×1000本/箱 アルミ アルミ リムスプレー養生シート (別途張り付け) アルミ アルミ 見切りパッカー アロイ鋼板 アルミ アルミ リムスプレー 吹付け アルミ アルミ リムスプレー アルミ スプレーガンの陰となり不連続となる 38 製品取り扱い上の注意 施工に先立ち、使用する材料について製品安全データシート (MSDS) を事前に入手し、 貯蔵・保管方法、取扱い方法および事故が発生した場合の応急処置等を、作業者に周 知徹底させてください。ラベルに記載された労働安全に係わる事項も併せて確認して ください。製品安全データシート (MSDS) については、当社にお問い合わせください。 ■ 施工時の安全と注意 ● ● ● ● 危険防止のため,荷揚げ設備周辺や作業現場周辺には他の作業 1.乾燥した冷暗所に置いてください。 員を近づけないようにしてください。 2.子供の手の届かないところに貯蔵してください。 スプレー作業時にはスプレーミストが飛散します。ミスト飛散 3.容器は密閉したままで保管し、火気に注意してください。 対策のため、都心密集地ではローリング設置を行う等、養生を 4.上記1および3を条件として、防水材などの液状製品の安定貯蔵 十分に行ってください。また、強風時の施工は避けてください。 期間は製造後12ケ月です。ラベルの製造年月日を確認してくだ 作業時には服装を整え,ヘルメット、保護手袋を正しく着用し、 さい。ウレタン主剤もしくはプライマーで缶の中でゲル化して 吹付け時には目に入らないように保護眼鏡を着用してください。 いないもの、硬化剤で液分離していても再攪拌すれば元の状態 換気の悪い所で施工する場合は、有機溶剤マスクを着用する他、 に戻るものは、安定貯蔵期間を過ぎてもご使用いただけます。 換気に注意し、また監視員を置く等の安全対策を講じてください ● 5.水性の製品は凍結の恐れがありますので、保管に注意してくだ 火災予防のため、作業現場には火気を近づけないようにし、消 火器等を設置する等の安全対策を講じてください。 ● ■ 材料貯蔵時の安全と注意 さい。 6.紙包装や段ボール入りの製品は、水に濡れないよう保管に注意 材料が皮膚等に付着した場合は、せっけん水でよく洗ってくだ さい。施工後はよく手を洗い、十分にうがいをしてください。 してください。 7.一度開缶したもので、やむを得ず残った材料は、必ず密栓し、 できるだけ早く使い切ってください。 ■ 現場保管時の安全と注意 ● 一部の材料を除き、消防法の規制を受けます。製品一覧表(36 ページ)の危険物区分に従って取り扱ってください。指定数量 ■ 産業廃棄物処理について を超える場合は、所定の手続きを踏んだ上で貯蔵してください。 ● (「消防法の規制について」を参照) ● ● 使用材料の貯蔵には、他の作業や通行に支障のない場所を選び、 直射日光を避け、雨水がかからない対策を講じるとともに、立 入り禁止・火気厳禁の掲示を行い、ロープで四周を囲み、安全 を確保してください。 ● 水性の製品は冬季に凍結の恐れがありますので、屋内に貯蔵す る等、凍結に注意してください。 39 み用具等)は、まとめて産業廃棄物処理業者に委託して適切に 火災予防のため、材料貯蔵所には火気は近づけないようにし、 消火器等の消火装置を設置してください。 施工後の廃材(材料が付着した廃缶、洗浄用の廃溶剤、使用済 処理してください。 ● 水性の製品で使用した工具類を洗浄した水は、廃液として産業 廃棄物処理してください。 ■ 消防法の規制について リムスプレーは一部の製品を除き、消防法の規制を受けます。製 品一覧(36ページ)の危険物区分に従って取り扱ってください。 計算例 リムスプレーSD-FF20RM工法で1,000m2の施工現場に使用材料を 搬入して貯蔵する場合。 危険物区分 種 別 第四類 第一石油類 第四類 第二石油類 第四類 第三石油類 第四類 第四石油類 記 号 4類1石 指 定 数 量 200リットル (非水溶性) 商 品 名 区 分 サンPC-F 4類1石 200 1.01 198 1,000リットル(非水溶性) 4類4石 1000 1.09 917 硬化剤 4類3石 F-1000 主剤 910 1.02 892 指定可燃物 可燃性固体類 40 ― ― 4類1石 100 0.91 110 硬化剤 4類1石 100 1.10 91 4類2石 (水溶性) 2,000リットル(水溶性) 4類3石 2,000リットル(非水溶性) 4類3石 (水溶性) 4,000リットル(水溶性) 4類4石 6,000リットル * 貯蔵量(L) リムスプレー 4類1石 (水溶性) 400リットル (水溶性) 4類2石 使用量(kg) 液 比 重 リムトナー RMトップ 主剤 *貯蔵量(L)=使用量(kg)÷液比重 種 別 記 号 指定数量 第二類 第一種可燃性固体類 2類1固 100kg 第二類 第二種可燃性固体類 2類2固 500kg 第二類 引火性固体類 2類引固 1,000kg (4類1石) 198L + 110L + 91L(貯蔵量)÷200L(指定数量)=2.00 (4類3石) 892L(貯蔵量)÷2000L(指定数量)=0.45 (4類4石) 917L(貯蔵量)÷6000L(指定数量)=0.15 指定可燃物 指定可燃物 可燃性液体類 指・液 2m 指定可燃物 可燃性固体類 指・固 3,000kg 3 指定数量の合計=2.60 (指・固) 40kg(貯蔵量)÷3000kg(指定数量)=0.01 危険物の取り扱い ● 指定数量以上の危険物を作業現場で臨時に貯蔵したり取り扱う 以上となります。 場合には、所轄の消防本部または消防署長に、また消防本部等 指定数量以上の貯蔵・取り扱いには、甲種または乙種危険物取扱 のない市町村では市町村長に申請して、仮貯蔵や取り扱いの承 者を任命し、危険物の取り扱いに関し保安監督させる必要があり 認を受ける必要があります。 ● 以上の計算から危険物の指定数量の合計が1以上となり、指定数量 ます。 危険物品名を異にする2以上の危険物を同一の場所で貯蔵したり 取り扱う場合にも、品名ごとの数量をそれぞれの指定数量で除 して、その商の和が1以上になるときは、指定数量以上危険物を 貯蔵し、または取り扱っているものとみなされます。 ● 危険物品名を異にする2以上の危険物の貯蔵も、類別ごとにまと めて、それぞれ1m以上の間隔を置けば同時に貯蔵することがで きます。 ● 指定数量の1/5以上、1未満の危険物の貯蔵取り扱いは、市町村 の火災予防条例により規制の対象となるため、所轄の消防署に 届け出る必要があります。 ● 指定可燃物が指定数量1以上の場合には、市町村条例により、所 轄の消防本部または消防署長に届け出る必要があります。 ● 詳細については、所轄の消防本部または消防署にご確認くださ い。 40 ご採用いただいたお客様へ リムスプレーをご採用いただいたお客様へ ■ 施工中のお願い ● ● ● 駐車場工法の場合は、左記の注意事項の他、次の事項も併 工事現場や資材置き場は危険ですので、工事中は近寄らないで せて注意してください。 ください。材料や工具に手を触れないようにしてください。特 ● 塗膜層上の走行速度制限を徹底させてください。(8km/h以下) に小さなお子様には注意をお願いします。 ● スロープの昇降口で塗膜層を損傷させる恐れのある、車高の低 慣れない臭気が発生する場合があります。施工中はなるべく窓 い車の乗り入れは厳禁としてください。 を閉めるなど、直接外気に接しないようご協力をお願いします。 急発進、急ブレーキ、急ハンドルは塗膜層を損傷させるので厳 施工終了後でも数日間の養生が必要です。施工管理者の指示に 禁としてください。 従って、養生期間中は水をこぼしたり、歩いたり、重いものを ● チェーン装着車、雪かき機の乗り入れは厳禁としてください。 置いたりしないようご協力をお願いします。 ■ 維持管理のお願い ■ ご使用時のお願い ● ● 通常の塗膜層の上を歩行する場合は、スパイクシューズなど、 願いします。 塗膜層を損傷する恐れのある履物で歩かないでください。 ● ● ● 剥離している箇所はないか。 塗膜層の上に溶剤、ガソリン、不凍液などをこぼさないでくだ ・保護仕上材および防滑層にひび割れが生じていないか。 さい。 ・塗膜層の浮きやふくれがないか。 ・塗膜層にカラスなどの鳥獣類による損傷の被害はないか。 塗膜層の上で重量物を引張ったり、先の尖ったもので傷つけた り、損傷を与えるものを落としたりしないでください。 ● ● す場合があります。異常が認められた場合は、請負業者に連絡 つけることがあります。 ● 除雪時のスコップ使用はやめてください。塗膜層を傷つけます。 ● 塗膜層の上で犬や猫などのペットを飼わないでください。 ● 塗膜層に直接客土して、草花の栽培はしないでください。 ● 塗膜層の清掃には中性洗剤を使用してください。クーリングタ ワー防藻剤、殺菌剤などは、種類によっては塗膜層に損傷を与 えます。 41 して補修してください(有償)。 通常の塗膜層の上でゴルフや一輪車、ローラースケートなどの 練習は止めてください。クラブや車輪、ローラーで塗膜層を傷 使用頻度や歩行・走行状況により、保護仕上材もしくは防滑層 が著しく摩耗・損傷し、耐久性、防滑性、安全性に支障をきた 塗膜層の上に椅子やテーブルを置く場合は、脚にゴムキャップ をかぶせるなどして、塗膜層を保護してください。 ● 定期的に、次のような表面状態の点検を行ってください。 ・保護仕上材および防滑層が薄くなっている箇所はないか、 塗膜層の上で火気は使用しないでください。煙草の吸殻の投げ 捨てや花火、溶接作業などはしないでください。 ● 定期的に塗膜層を清掃してください。特にドレンまわり、排水 溝の泥、枯葉などをよく除去してください。 塗膜層の表面が水などで濡れている場合は、滑りやすいので注 意してください。 ● 防水性能を長期にわたって維持するために、以下の維持管理をお ● 保護仕上材は定期的に塗り替えてください(有償)。 ● 保護仕上材および防滑層の維持管理の詳細は「保護仕上材のメ ンテナンス」(34ページ)をご覧ください。 ■ 防水保証の考え方 ● 施工に起因する場合は、工事を請け負った元請業者ならびに施 ● ンテナンスフリー」の適用を除外します。保護仕上材は原則と 工業者の責任とします。 ● 材料品質に起因する場合は、材料製造業者の責任とします。 ● 但し、次の場合は免責とします。 して3年ごとに有償にて塗り替え、再施工してください。但し、 使用頻度や歩行・走行状況により、3年以内であっても保護仕上 材もしくは防滑層が著しく摩耗・損傷し、耐久性、防滑性、安 ・天災地変等不可抗力と認められる場合。 全性に支障をきたすおそれが生じた場合は、有償にて塗り替え、 ・工事対象物の構造上または設計上の欠陥に起因する場合。 再施工してください。 ・防水施工箇所以外からの漏水の場合。 ・過失または故意による塗膜層損傷の場合。 「ご使用時のお願い」および「維持管理のお願い」を守らず、 ● 駐車場工法および競技場工法で防水保証をする場合、 「10年間メ ● 床工法は防水保証の適用外とします。 ● 防水保証の詳細については当社にお問合せください。 それが原因で生じた漏水事故については、責任を負いかねます ので、ご注意願います。 ● 通常の防水工法の場合、防水層の機能を維持するため、保護仕 上材は定められた期間ごとに有償にて塗り替えてください。 アクリルウレタン系保護仕上材の場合、原則として5年ごとの 塗り替えとなります。但し、海岸地域、工業地帯等の環境条件 の厳しい地域では、より短期間で塗り替えてください。 ハルスハイブリッド系保護仕上材は「10年間メンテナンスフ リー」です。 「住宅の品質確保の促進等に関する法律」 (品確法) で定める新築住宅にご採用ください。但し、使用頻度や歩行状 況により、保護仕上材が著しく摩耗・損傷した場合には、その 都度の塗り替えをおすすめします。 (手塗り防水材サラセーヌの場合はTフッ素をご採用ください。 ) ● 防水保証は最長10年を原則とします。但し、10年前後経過した ときに、保護仕上材の塗り替えおよび1.5kg/m2以上のリムスプ レーを塗り増しすることを特約条件として、防水保証を最長20 年に伸長することができます。 42 超 速 硬 化 ウ レ タ ン 吹 付 け シ ス テ ム リ ム ス プ レ ー (旧社名 旭硝子ポリウレタン建材株式会社) 本 社 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-12-1(新有楽町ビル) 本 社 仙台営業所 名古屋営業所 関 西 支 店 九州営業所 北海道出張所 〒104-0033 〒983-0852 〒460-0003 〒553-0001 〒812-0011 〒060-0061 東 京 都 中 央 区 新 川2-9-2 ( マ ル キョー 新 川 ビ ル ) TEL:03-3297-0341 仙 台 市 宮 城 野 区 榴 岡2-2-10( セ ント ー ル ビ ル) TEL:022-299-6371 名 古 屋 市 中 区 錦 2 - 18 - 5( 白 川 第 6 ビ ル ) TEL:052-219-5491 大 阪 市 福 島 区 海 老 江 5 - 2 - 2( 大 拓 ビ ル ) TEL:06-6453-6401 福岡市博多区博多駅前2-12-9 (第6グリーンビル) TEL:092-431-5154 札幌市中央区南1条西9丁目(株式会社三田商店内) TEL:011-241-5120 技 術 研 究 所 〒346-0028 埼 玉 県 久 喜 市 河 原 井 町 2 3 番 地 TEL:0480-22-6300 久 喜 工 場 〒346-0028 埼 玉 県 久 喜 市 河 原 井 町 2 3 番 地 TEL:0480-23-0331 070410-01TF
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