「JGS研究2015」 プロジェクト・チーム論文概要集★ [活動期間:2014 年10月∼ 2015年9月] ● クラウド・コンピューティング部会(CL部会) ● 情報システム企画部会(IP部会) ● プロジェクトマネジメント部会(PM部会) ● リソースマネジメント部会(RM部会) ● システム製品部会(SP部会) ◎ 特別プロジェクト部会(PX 部会) 2015年 9月 全国IBMユーザー研究会連合会 日本GUIDE/SHARE委員会 はじめに 会員の皆様には、日頃より日本GUIDE/SHARE委員会活動にご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。 昨年10月から始まった「JGS研究2015」 プロジェクトチーム活動では、会員の皆様方の暖かいご支援 をいただき、32研究プロジェクト・チームにおいて計247名の方々が参加され、36編の研究論文が 提出されました。 提出された論文は、各チーム参加者による共同研究の結晶として 1年間の活動成果をよく表して おり、多くの提案がなされています。これらの研究成果は、業種を問わず、会員各社にとって有益 な情報であることと確信しております。 研究成果の活用拡大と利便性向上を期して、論文の全文はU研会員限定の「電子図書館」 (U研ホー ムページ)に掲載することとし、概要だけをこの冊子にまとめております。ぜひ、ご活用下さい。 なお、本概要集はPDFにて、JGSホームページにて、一般公開をしております。 提出された論文の中からは、当委員会の規定の審査手続きにより、計5編の優秀論文を以下のと おり選出いたしました。 〈JGS研究2015優秀論文〉 ※ 「チーム番号]/ チーム名 論文表題 ■ [CL-014] クラウドシステムに関わるセキュリティ考慮事項の整理 「中小企業におけるSaaS導入効果の研究」 ■ [IP-007] Big Data & Analytics をベースとしたセキュリティ、プライバシーの高度化の研究 「RFM分析を用いた情報漏えい対策の高度化 -ログをセキュリティ対策へ生かしたい方へ-」 ■ [PM-013] プロジェクト現場でのメンタルヘルスケア対策 「リスク・マネジメント・アプローチによるプロジェクト現場でのメンタルヘルス・マネジメント -メンタルヘルス不調の発生確率と経済的損失の可視化-」 ■ [RM-010] 無料ツールによるz/OSシステム運用の効率化の探求 「z/OS 無料ツールの効果的な活用方法」 ■ [SP-015] z/OSとSystem zサーバー 新機能研究 「zEDCによるストレージコスト削減効果の検証」 優秀論文のチームには、その研究内容を、2016年5月に開催予定の「第54回 IBMユーザー・シンポ ジウム」のJGS優秀論文セッションで発表していただきます。JGS研究成果の会員各社様への還元の 一助となることと願っております。 上記の全国大会以外、各地区ユーザー研究会からの講演依頼も増えてきており、優秀論文チーム に限らず、一部のチームにご発表をお願いする場合もございますので、その際、ご協力いただけれ ば幸いです。 JGS研究プロジェクトチーム活動は、全国IBMユーザー研究会連合会の専門委員会である日本 GUIDE/SHARE委員会の基本活動のひとつとして位置づけられており、今後も会員の皆様のご要望 を取り入れ、チームの研究活動をより効果的、より効率的、より盛んに行われるように推進して まいりますので、会員各社様の積極的なご参加とご声援をお願いいたします。 また、通年の定期プロジェクトチーム活動に加え、会員様が特に関心の高いテーマの研究も「特別 プロジェクト」 として随時募集いたしますので、こちらの方も積極的なご参加をお願いいたします。 ※特別プロジェクト 「Watson研究」3チームの研究概要も、当概要集に掲載しております。 2015年9月 全国IBMユーザー研究会連合会 日本GUIDE/SHARE委員会 研究プロジェクト統括 江里口 修 〔株式会社アークシステム〕 CONTENTS ■クラウド・コンピューティング部会 (CL部会) CL-001:Web APIによる組み立て型 (Compsable) システムとその功罪の研究 6 論 題: 「 『Web APIによる組立型開発』 の効用」 CL-005:Bluemix活用研究と提言 8 論 題: 「IBM Bluemixによるシステム分割型ハイブリッドクラウド構成」 CL-014:クラウドシステムに関わるセキュリティ考慮事項の整理 10 論 題: 「中小企業におけるSaaS導入効果の研究 -中小企業の課題解決アプローチ-」 ■情報システム企画部会 (IP部会) IP-001:情報システム部門のソーシャルメディアへの取り組み 12 論 題: 「運営者視点からの社内ソーシャルの実践的アプローチ」 IP-005:ハイブリッドクラウド時代の統一的基盤運用について 14 論 題: 「複雑化したハイブリッドクラウド環境の運用を自動化する手法」 IP-006:既存システムをクラウド化するための検討と考慮事項を考える 16 論 題: 「システム特性に応じたクラウド化方針の提案 -既存システムにおけるクラウド化の可否および最適化を行うための指標の確立-」 IP-007:Big Data & Analytics をベースとしたセキュリティ,プライバシーの高度化の研究 18 論 題: 「RFM分析を用いた情報漏えい対策の高度化 -ログをセキュリティ対策へ生かしたい方へ-」 IP-010:次世代バンキング・システム・アーキテクチャを研究する 20 論 題: 「銀行における次世代情報系システムの提唱 -先進ソリューションを適用した情報系システムアーキテクチャ案-」 IP-012:IoT 3.0,Wearable Device,Smart Machine、etc.が,企業にもたらす夢セッション 22 論 題: 「2030年におけるIoTの活用ビジョン -生産年齢人口が6割を切る社会でどのようにIoTを活用すべきか-」 IP-014:2020年東京オリンピックに先端ITで貢献する夢セッション 24 論 題: 「2020年東京五輪が未来に遺す4つのコア・テクノロジー -イドエア (ID AiR) 理論が創造する未来-」 IP-15A:マイナンバーの民間活用夢セッション - Aチーム 論 題: 「医療等分野におけるマイナンバー制度活用の研究 -健康増進社会を目指したモデルの提案-」 26 IP-15B:マイナンバーの民間活用夢セッション - Bチーム 28 論 題: 「自己学習型コンシェルジュ・サービス・システムの提案 -マイナンバーの民間活用と新テクノロジーの積極的活用を目指して-」 IP-15C:マイナンバーの民間活用夢セッション - Cチーム 30 論 題: 「マイナンバーとID連携トラストフレームワークの連携サービスモデル」 IP-17A:BABOKの効果的な活用研究 32 論 題: 「BABOKに基づくビジネス要求の意思統一手法 - 『BRAVO-BABOK』 の提案-」 IP-17B:BABOKの効果的な活用研究 34 論 題: 「BABOKを用いた要求定義プロセスの学習モデル -ST-BABOK:要求定義を世界一わかりやすく伝える方法-」 ■プロジェクトマネジメント部会 (PM部会) PM-003:アジャイル開発における品質管理 36 論 題: 「アジャイル開発における品質課題解決のための要求マネジメントフローの研究」 PM-004:要件トレーサビリティの最適な管理方法について 38 論 題: 「要件トレーサビリティの適用範囲の限定とコスト評価」 PM-005:アジャイル開発のプロジェクトマネジメント 40 論 題: 「アジャイル開発時の作業進行状況を可視化するモデルの提案」 PM-007:プロジェクトファシリテーション 42 論 題: 「システム開発における非公式コミュニケーションの効果的な活用の提言 -非公式コミュニケーションの体系化によるアプローチ-」 PM-010:グローバルプロジェクトのマネジメント手法 44 論 題: 「日本人PM(Project Manager) が円滑にグローバルプロジェクトを進める手法」 PM-011:プロジェクト進行中のシステム化効果測定とプロジェクト継続判断 46 論 題: 「プロジェクト進行中のシステム化効果測定とプロジェクト継続判断 -計画通りに遂行するプロジェクト管理-」 PM-012:歴史に学ぶプロジェクト・マネジメント 48 論 題: 「オリンピック招致活動に学ぶステークホルダーマネジメント」 PM-013:プロジェクト現場でのメンタルヘルスケア対策 論 題: 「リスク・マネジメント・アプローチによるプロジェクト現場でのメンタルヘルス・マネジメント -メンタルヘルス不調の発生確率と経済的損失の可視化-」 50 ■リソースマネジメント部会 (RM部会) RM-001:ヒューマン・コミュニケーションを科学的に理解する 52 論 題: 「ビジネスにおけるコミュニケーション手段の現状と未来 -人と人とのコミュニケーションを円滑にする未来のICT-」 RM-003:クラウド時代に求められるIT部門の役割 54 論 題: 「クラウド時代に求められるIT部門の役割 -IT部門の新たな価値創出を実現する人材とは-」 RM-004:クラウド導入、選定におけるインフラエンジニアに求められる技術 56 論 題: 「クラウド導入時の課題解決を効率化する情報収集フレームワーク」 RM-007:グローバルIT人材の促成 58 論 題: 「本当は簡単なグローバルIT人材促成 -効果的な育成に向けた能力指標の再定義-」 RM-008:運用ToBe像の検討 60 論 題: 「これからのIT部門のあるべき姿 - ‘IT部門だから’ できる全社横断的組織への転換,もうコスト部門とは呼ばせない-」 RM-010:無料ツールによるz/OSシステム運用の効率化の探求 62 論 題: 「z/OS 無料ツールの効果的な活用方法 -ツールによる運用課題解決に向けての第一歩-」 RM-013:運用業務評価指標の検討ガイド 64 論 題: 「システム運用業務評価における経営視点と現場視点のギャップを補う為の手法 -コストの可視化と適正な業務評価-」 RM-016:インフラ運用ナレッジの蓄積と活用 66 論 題: 「テクノロジーによるナレッジ管理の改革 -検索と意思決定支援のツールによるナレッジ管理の攻略法-」 ■システム製品部会 (SP部会) SP-002:メインフレーム基幹業務のモバイル化 68 論 題: 「メインフレーム技術者が求めるスマートデバイスの有効活用 -3270からスマートデバイスへ-」 SP-03A:スマートデバイスで既存システムはどこまでスマートになれるか?の研究 論 題: 「企業におけるモバイルアプリのUX評価と改善 -IT部門のUX評価手法の適用可能性について-」 70 SP-03B:スマートデバイスで既存システムはどこまでスマートになれるか?の研究 72 論 題: 「スマートデバイス導入におけるセキュリティ対策の指針」 S P - 0 0 4:データサイエンティストでなくてもできるBig Dataの可視化技術の研究 74 論 題: 「データサイエンティストでなくてもできるビッグデータの活用技術の研究」 S P - 0 1 5:z/OSとSystem z サーバー 新機能研究 76 論 題: 「zEDCによるストレージコスト削減効果の検証」 ■特別プロジェクト部会 (PX部会) PX-100A:特別プロジェクト 「Watson」 研究 Team-A 78 論 題: 「Watsonへの提案」 PX-100B:特別プロジェクト 「Watson」 研究 Team-B 80 論 題: 「これでわかるWatson入門 -ユーザー目線によるWatsonの実像理解と日本企業における利活用の提言-」 PX-100C:特別プロジェクト 「Watson」 研究 Team-C 82 論 題: 「Watsonの個人利用とインフラ化に向けた提言」 掲載の「JGS研究2015」プロジェクト・チームの論文本体は、IBMユーザー 研究会のホームページ(電子図書館)から閲覧・ダウンロードしていただけます。 http://www.uken.or.jp/ 「JGS研究2015」 プロジェクト・チーム論文概要集 クラウド・コンピューティング部会(CL部会) 情報システム企画部会(IP部会) プロジェクトマネジメント部会(PM部会) リソースマネジメント部会(RM部会) システム製品部会(SP部会) 特別プロジェクト部会(PX部会) CL-001:Web APIによる組み立て型(Compsable)システムとその功罪の研究 CL-001:Web APIによる組み立て型 (Compsable) システムとその功罪の研究 論 題: 「 『Web APIによる組立型開発』 の効用」 概要 本稿ではシステム開発期間の短縮,IT人材の「量」・「質」に依存しない 開発の必要性というIT企業の課題に対して「Web APIによる組立型開 発(以降「組立型開発」と呼称)」という開発アプローチで対応可能か検証 し,有効な手段であることを証明した.一方で「組立型開発」には従来 型の開発には存在しない注意点・制約があるため,プロトタイプがより 重要であること,および「組立型開発」を推進していくための会社組織 の整備が必要なことを提言する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) クレスコ ビジネスソリューション事業部 プロジェクト技術室 リーダー コベルコシステム(株) ソリューション事業部 インダストリーソリューション本部 西日本第1開発部 (株) 電通国際情報サービス 技術本部 開発技術部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 保険ソリューション事業部 みずほ情報総研 (株) 情報系システム事業部 第2部 サブリーダー 青山 裕介 玉木 裕和 小山 健一 清水 康平 古田 直人 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 6 ソフトウェア開発ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 津田 嘉孝 CL-001 : A Study on Pros and Cons of Composable System Using Web APIs [Team Name] CL-001: A Study on Pros and Cons of Composable System Using Web APIs [Thesis Subject] The effect of composable development using Web APIs Summary This paper shows that composable development using Web APIs can lead shortening of the construction period and the development which is independent on quantity and quality of engineers. And we also found that composable development has some constraints which is not in the conventional, therefore we recommends that early prototyping and formation of company organization to promote composable development. Member List(alphabetical order of company name) Cresco, Ltd. Yusuke Aoyama Sub-Leader Kenichi Koyama Hirokazu Tamaki Naoto Furuta Kouhei Shimizu Leader Information Services International-Dentsu, Ltd. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Yoshitaka Tsuda 7 CL-005:Bluemixの活用研究と提言 CL-005:Bluemixの活用研究と提言 論 題: 「IBM Bluemixによるシステム分割型ハイブリッドクラウド構成」 概要 企業のクラウド利用は広く普及したが,すべてのシステムをパブリッ ククラウドに移行するまでにはセキュリティ上の課題により至っていな い.その結果として,パブリッククラウドの俊敏性や柔軟性といったメ リットを享受できていない.本論文では,パブリッククラウドの利用を 推進するためのひとつの方法として,システムを複数の環境に分割配 置するハイブリッドクラウド構成を提言する.そして,この構成を実現 するためのシステム構成を提案し,IBM Bluemixを使って実システム に適用し検証を通して実現性の高さを示す. メンバーリスト(会社名50音順) (株)インフォメーション・ディベロプメント 第2事業本部 第2部 ITソリューションA-金融 Aグループ コベルコシステム (株) ソリューション事業部 インダストリーソリューション本部 技術開発センター 技術グループ コベルコシステム (株) 技術統括部 技術推進グループ 三菱総研DCS (株) 金融事業本部 金融開発部 第五グループ リーダー サブリーダー 渡邉 亮藏 于 楊 向井 悠祐 三上 剛史 チームアドバイザー: 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 8 クラウド・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 松井 学 CL-005 : Usage study and suggestion of Bluemix [Team Name] CL-005 : Usage study and suggestion of Bluemix [Thesis Subject] Hybrid cloud architecture constructed by separating a system with Bluemix Summary Many companies are using systems constructed on the cloud. However, it is difficult to move all systems to cloud. The reason why there exists systems that cannot move to cloud is that it is impossible to save all data outside the self-uncontrollable environment. In this paper, we suggest hybrid cloud architecture constructed by separating a system to promote using public cloud. Then we propose a system construction that implements this architecture, and examine that this architecture is usable in enterprise scene. Member List(alphabetical order of company name) INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Ryozo Watanabe Yo U Yusuke Mukai Sub-Leader Takeshi Mikami Leader Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Manabu Matsui 9 CL-014:クラウドシステムに関わるセキュリティ考慮事項の整理 CL-014:クラウドシステムに関わるセキュリティ考慮事項の整理 論 題: 「中小企業におけるSaaS導入効果の研究 − 中小企業の課題解決アプローチ−」 概要 日本年金機構の情報漏えい事件を契機に,企業におけるセキュリティ 対策の重要性が一層高まっている.しかし2020年の東京オリンピック に向け,サイバー攻撃の脅威が増加する事が懸念されており,セキュ リティ分野の人材不足が問題となっている.特に中小企業はIT管理 者が兼務している傾向があり,多忙であることやノウハウ不足により セキュリティ対策がすすんでいない現状がある.本研究ではクラウド サービスのセキュリティ対策を分析した結果から,中小企業がSaaSを 利用する事によるセキュリティ上のメリットを検証し,活用方法について提言する. メンバーリスト(会社名50音順) (株)インフォメーション・ディベロプメント iD-Cloudソリューション部 (株) クレスコ コベルコシステム (株) (株)Minoriソリューションズ リーダー 基盤ソリューション事業部 ICT本部 ITソリューション本部 サブリーダー 櫻木 康喜 平田 裕亮 川島 信孝 朝妻 俊直 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 10 アドバイザリー ITスペシャリスト 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 吉上 修司 CL-014 : Organization of cloud systems-related considerations [Team Name] CL-014 : Organization of cloud systems-related considerations [Thesis Subject] Study on the effect of introducing SaaS in small to medium-sized businesses − Problem solving approaches in small to medium-sized businesses − Summary In the wake of the information leakage incidents at the Japan Pension Service, the importance of security measures in businesses is becoming even more evident. However, while the upcoming 2020 Olympic Games are making the threat of cyber-attacks a growing concern, the shortage of professionals in the security field is becoming a problem. Especially, in small to mediumsized businesses, there is a trend of IT administrators having multiple responsibilities. The high workload and lack of know-how lead to security precautions not being properly carried out. Based on the results from analyzing the security measures taken by cloud services, this study examines the security benefits from using SaaS services for small to medium-sized businesses, and proposes ways to implement such services into the organization. Member List(alphabetical order of company name) CRESCO,LTD. INFORMATION DEVELOPMENT CO.,LTD KOBELCO SYSTEM CORPORATION Minori Solutions Co.,Ltd. Hiroaki Hirata Yasuki Sakuragi Nobutaka Kawashima Sub-Leader Toshinao Asazuma Leader Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Shuji Yoshigami 11 IP-001:情報システム部門のソーシャルメディアへの取り組み IP-001:情報システム部門のソーシャルメディアへの取り組み 論 題: 「運営者視点からの社内ソーシャルの実践的アプローチ」 概要 この論文は,成功に導くことが難しいと言われる社内のソーシャルネッ トワークサービス(社内SNS)の運営について,実際の取り組み状況を3 社からヒアリングし,導入前後の実践的なベストプラクティスをまとめ たものである.主な導入失敗の原因である「目的の欠如」の影響につい て具体化し,成功のための普及活動等の指針を導出することが出来た. メンバーリスト(会社名50音順) (株)インフォメーション・ディベロプメント ITPS事業本部 ITPS第2部 TMIソリューションズ (株) 東日本インフラ・デリバリー 第3技術 日本電通 (株) 業務部 リコーインダストリー(株) 経営管理本部 I T/S推進室 リーダー サブリーダー 越川 香 針生 隆志 谷 綾子 梅津 晃憲 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) ビジネス・ソリューション エマージング・テクノロジー 岡本 茂久 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 12 ネットワーク・システムズ 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 尾島 陽子 IP-001 : Approach to social media as the information systems department [Team Name] IP-001: Approach to social media as the information systems department [Thesis Subject] Practical Approach on Enterprise Social from Management Point of View Summary Enterprise social networking services(enterprise SNS)tend to have many difficulties to be successful. This paper describes best practices for introducing and operating enterprise SNS, based on the use cases and experiences of the three enterprises gained through interviews. This paper shows the concrete influences on the "lack of purpose" , which is assumed to be the main reason of failure, and guidelines for successful introduction of enterprise social including promotion activities. Member List(alphabetical order of company name) INFORMATION DEVELOPMENT CO.,LTD. NIPPON DENTSU CO.,LTD. RICOH INDUSTRY CO.,LTD. TMI SOLUTIONS LTD. Kaoru Koshikawa Ayako Tani Akinori Umetsu Sub-Leader Takashi Hariu Leader Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Shigehisa Okamoto Yohko Ojima 13 IP-005:ハイブリッドクラウド時代の統一的基盤運用について IP-005:ハイブリッドクラウド時代の統一的基盤運用について 論 題: 「複雑化したハイブリッドクラウド環境の運用を自動化する手法」 概要 ハイブリッドクラウド環境は,多様なクラウド基盤を併用するためにシ ステム構成が複雑化する.そのため,システム障害時の復旧時間が, 一般的なITシステムと比較して増加する.本論文では,ハイブリッド クラウド基盤における障害復旧時間の短縮を目的として,過去に発生 した障害イベントと対処情報を蓄積して,障害発生時に蓄積した情報 から自動対処する手法を提案する.提案手法をサーバ50台に適用して 試算した結果,障害復旧に要する時間を月間360時間削減できることを 確認した.本手法の適用によってハイブリッドクラウド基盤のオペレータ要員配置の見直しが可能とな り,運用コストを削減できる. メンバーリスト(会社名50音順) JFEシステムズ (株) 基盤事業部 基盤エンジニアリング部 カスタムエンジニアリンググループ (株) JIEC 技術統括本部 技術部 ITアーキテクト (株) エクサ 基盤第2ソリューション部 第 3ソリューション室 サブリーダー コベルコシステム (株) 技術統括部 ビジネス創発推進室 専任 コベルコシステム (株) システム事業部 ICT本部 SOシステム技術部 第2サーバグループ リーダー 大西 智也 浜島 大介 長谷川仁志 能浦 大 山口 大貴 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 東京基礎研究所 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 14 ISE Webプラットフォーム開発 ITスペシャリスト 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 串田 髙幸 小松 英之 IP-005 : Unified system operation foundation of hybrid cloud era [Team Name] IP-005 : Unified system operation foundation of hybrid cloud era [Thesis Subject] Automated recovery method for hybrid cloud of a complex IT environment Summary Hybrid cloud becomes complicate for system configurations and operations since it consists of multiple cloud environments such as public and private cloud. In a result, a recovery time from a system failure for hybrid cloud is increased for comparing with one for a typical IT system. This paper proposes a new method which can automatically recover the system failure in hybrid cloud. It captures historical fault events, stores them with a recovery execution script and automatically applies the best matched script to a new failure. The proposed method is evaluated with 50 servers for hybrid cloud. The results shows that approximately 360 hours per month for the operator's work can be reduced. In addition, IT operating costs for hybrid cloud can be reduced since the work effort for those operators can be migrated to other IT work. Member List(alphabetical order of company name) Hitoshi Hasegawa Tomoya Onishi Daisuke Hamashima Daiki Yamaguchi Leader Masaru Noura EXA CORPORATION JFE Systems, Inc. Sub-Leader JIEC Co.,Ltd. Kobelco Systems Corporation Kobelco Systems Corporation Team adviser IBM Japan, Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Takayuki Kushida Hideyuki Komatsu 15 IP-006:既存システムをクラウド化するための検討と考慮事項を考える IP-006:既存システムをクラウド化するための検討と考慮事項を考える 論 題: 「システム特性に応じたクラウド化方針の提案 − 既存システムにおけるクラウド化の可否および最適化を行うための指標の確立−」 概要 既存システムのクラウド化に対する需要が高まっている一方で,その 導入に逡巡している企業も少なくない.その背景には,多くの企業が クラウド化に対する漠然とした不安を感じていることが挙げられる. 本論文では企業のクラウド移行に対する不安を解消し,企業のクラウ ド導入に助力すべく,クラウド可否を判定する指標を作成した.代表 的な企業システムを指標に当てはめシミュレーションを行い,その有用 性を確認した. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アイ・アイ・エム 技術本部 (株) アイ・ティー・ワン SEサービス事業部 (株) アイ・ティー・ワン SEサービス事業部 かんぽシステムソリューションズ (株) 共通基盤系システム部 JFEシステムズ (株) 基盤事業部 基盤エンジニアリング部 リーダー サブリーダー (株) スズケン システム開発部 (株) 竹中工務店 グループICT推進室 (株) DTS ITサービス事業本部 ITインテグレーション事業部 日本電通 (株) (株) ネクサス ITソリューションズ事業部 システム事業部 プルデンシャル・システムズ・ジャパン (株) Wintel Technical Services Function みずほ情報総研 (株) 国際系システム事業部 第1部 (株) ユニテック 第一事業部 第二システム部 サブリーダー 三戸 麻衣 青木 礎徳 広野 正和 小島 正義 千田 雅章 明津 英利 中島 貴春 片野 卓也 三浦 佳透 小川 将博 黒澤 宏志 野尻 稔彦 会田 直人 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) クラウドソリューション 渡邉 信彦 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 16 コネクティビティ・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 黒川 佳昭 IP-006 : Discussing concerns for cloud migration plan for existing on-premises system [Team Name] IP-006 : Discussing concerns for cloud migration plan for existing on-premises system [Thesis Subject] A proposal for cloud migration plan based on system attributes. − Key indicators for evaluating and maximizing the benefit of cloud migration of existing on-premises system − Summary Demand for cloud migration of existing system keep rising. However, some companies hesitate to migrate their systems to Cloud because of their vague anxiety about Cloud Services. In order to reduce their anxiety and to help companies considering about Cloud migration, we made key indicators to determine feasibility of migrating on-premises systems to Cloud. We simulated by applying our indicators for typical systems, and we confirmed the validity of indicators we made. Member List(alphabetical order of company name) DTS CORPORATION IIM Corporation Information Technology One Co., Ltd. Information Technology One Co., Ltd. JAPAN POST INSURANCE SYSTEM SOLUTIONS Co.,Ltd. JFE Systems, Inc. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nexus corporation Nippon Dentsu CO., LTD. PRUDENTIAL SYSTEMS JAPAN, LIMITED SUZUKEN CO.,LTD. Takenaka Corporation unitec Co., ltd. Takuya Katano Mai Sannohe Motonori Aoki Leader Masakazu Hirono Masayoshi Kojima Sub-Leader Masaaki Senda Sub-Leader Naruhiko Nojiri Masahiro Ogawa Yoshiyuki Miura Koji Kurosawa Hidetoshi Aketsu Takaharu Nakajima Naoto Aida Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Nobuhiko Watanabe Yoshiaki Kurokawa 17 IP-007:Big Data & Analyticsをベースとしたセキュリティ,プライバシーの高度化の研究 IP-007:Big Data & Analyticsをベースとしたセキュリティ, プライバシーの高度化の研究 論 題: 「RFM分析を用いた情報漏えい対策の高度化 − ログをセキュリティ対策へ活かしたい方へ−」 概要 この論文は,企業の情報セキュリティにおける内部不正対策を高度化す べく,ビッグデータ解析技術の活用を検討したものである.まずセキュ リティ対策の現状を分析し,各種ログを解析する従来の手法では今後 のセキュリティに対する脅威の高まりに対応できないという課題を抽出 した.そこで,ベンダ各社によって開発されている「統合セキュリティ 管理(SIEM) 」と呼ばれる製品や,同じく近年進化のめざましいビッグ データ解析技術を利用した解決策を検討した.検討の結果導き出した 新たな解決策を検証し有効性を提言すると共に,検証によって得られた知見から将来期待されるセキュ リティ対策の更なる高度化について展望を述べる. メンバーリスト(会社名50音順) (株) インテック 産業ソリューション事業部 事業企画室 (株) インフォテクノ朝日 システム管理部 分散管理グループ ニッセイ情報テクノロジー(株) 特別事業推進本部 ニッセイ情報テクノロジー(株) システム運用事業部 インフラ運用推進ブロック(大阪) 三菱UFJトラストシステム (株) 基盤開発部 基盤開発第 2グループ サブリーダー リーダー 佐佐木麻美子 村上 貴則 今井 大樹 木下 康人 佐々木 悟 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) セキュリティー・ソリューション 及川 順平 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 18 セキュリティー・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 川井 敏史 IP-007 : The study about advance of security and privacy based on Big Data & Analytics [Team Name] IP-007 : The study about advance of security and privacy based on Big Data & Analytics [Thesis Subject] Advance of an information leak measure using a RFM analysis − To the person who would like to utilize log to a security measure. − Summary This thesis deals with utilization of big data analysis technique to improve information security measures against internal fraud in enterprises. First, a problem is pointed out with analysis of current situations of security measures: conventional measures to analyze various log data will no longer be able to cope with growing security threat. Second, solutions for the problem are reviewed, where "Security Information and Event Management(SIEM)" products developed by various vendors or big data analysis techniques are leveraged, both of which have evolutionarily advanced in recent years. Finally, effectiveness of these new solutions is advocated and prospect for more advanced security measures in the future is mentioned based on knowledge verified through the review. Member List(alphabetical order of company name) INTEC Inc. Info Techno Asahi Co., Ltd. Mitsubishi UFJ Trust Systems Co., Ltd. Nissay Information Technology Co.,Ltd. Nissay Information Technology Co.,Ltd. Mamiko Sasaki Takanori Murakami Leader Satoru Sasaki Sub-Leader Hiroki Imai Yasuito Kinoshita Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Junpei Oikawa Toshifumi Kawai 19 IP-010:次世代バンキング・システム・アーキテクチャを研究する IP-010:次世代バンキング・システム・アーキテクチャを研究する 論 題: 「銀行における次世代情報系システムの提唱 − 先進ソリューションを適用した情報系システムアーキテクチャ案−」 概要 銀行を取り巻く環境は激しく変化しており,激化する競争を生き残る ためには,銀行に蓄えられた膨大なデータを分析,利用した顧客マー ケティングの強化,組織犯罪対策としてのアンチマネーロンダリング への対応が重要となっている.このような状況において,データの蓄 積・提供を担う銀行情報系システムは,戦略的活用の観点から注目を 浴びており,速やかなシステム改変が求められている.一方で,現状 の銀行情報系システムにはシステム的な課題があり,十分な活用が難 しい状態にある.本論文では,先進的なソリューションを適用することにより,課題を解決した次世代 情報系システムアーキテクチャ案を提唱する. メンバーリスト(会社名50音順) アコム (株) システム統括部 NTTデータソフィア (株) システム管理本部 (株) オージス総研 東日本営業部 (株) ジェーエムエーシステムズ 金融ソリューション事業部 (株) 八十二銀行 システム部 みずほ情報総研 (株) 共通インフラ事業部第1部 三菱UFJインフォメーションテクノロジー(株) 基盤第一部 リーダー サブリーダー 堀江 健二 岸 充裕 中谷 一也 藤田 達也 古林 和敏 野邊 健 平林 真 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 20 金融第一ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 市村 茂雄 IP-010 : Study of the next generation Banking System Architecture [Team Name] IP-010 : Study of the next generation Banking System Architecture [Thesis Subject] Proposal of the next generation Information System in the Bank − Plans of the Information System Architecture applied Advanced Solutions − Summary The environment surrounding the bank has been rapidly changing, and in order to survive the intensifying competition, strengthening of customer marketing and corresponding to the antimoney laundering as organized crime has become important, by means of analyzing and utilizing the vast amounts of data stored in the bank. In such a situation, the bank information system responsible for the accumulation and providing data, has attracted attention from the viewpoint of the strategic use, so rapid system modification are required. On the other hand, it is in a state full use is difficult, because bank information systems has system challenges in the current state. In this paper, we propose the next generation information system architecture plan that solves the problems by applying advanced solutions. Member List(alphabetical order of company name) ACOM CO., LTD. JMA Systems Corporation (Leader) Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. Kenji Horie Tatsuya Fujita Sub-Leader Makoto Hirabayashi Takeshi Nobe Mitsuhiro Kishi Kazuya Nakatani Kazutoshi Furubayashi Leader (Sub-Leader) Mizuho Information & Research Institute, Inc. NTT DATA SOFIA Corporation OGIS-RI Co.,Ltd. THE HACHIJUNI BANK, LTD. Team adviser Shigeo Ichimura IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 21 IP-012:IoT 3.0,Wearable Device,Smart Machine,etc.が企業にもたらす夢セッション IP-012:IoT 3.0,Wearable Device,Smart Machine,etc.が企業にもたらす夢セッション 論 題: 「2030年におけるIoTの活用ビジョン − 生産年齢人口が6割を切る社会でどのようにIoTを活用すべきか−」 概要 2030年には日本の生産年齢人口が 6 割を切ると予測されており,産業競 争力の低下が懸念されている.そこで我々は生産性の向上とイノベー ション創出を目的に,IoTサービスアーキテクチャ「Meicon(Meister Concierge Architecture for IoT) :メイコン」を提案する.Meicon の有用性をシナリオプロトタイピングで検証し,2030年にむけたIoTの 活用ビジョンを提言する. メンバーリスト(会社名50音順) 帝人 (株) 企画管理部 日本電通 (株) 技術開発・支援部 みずほ情報総研 (株) コンサルティング業務部 みずほ情報総研 (株) 金融ビジネス第2部 三菱総研DCS (株) 技術企画統括部 高橋 可珠 川島 貴司 久保田光雄 小澤 晃広 園田 康雅 松下 勇夫 堺 太一朗 日野 達也 東京基礎研究所 小松 秀昭 (株) エクサ 情報システム部 (株) フジミック コンテンツ制作部 キヤノンITソリューションズ (株) ドキュメントソリューション商品開発部 サブリーダー リーダー サブリーダー チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 22 ISEソーシャル&モバイル 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 水野 雅裕 IP-012 : IoT 3.0,Wearable Device,Smart Machine,etc. Is a dream session bring to companies [Team Name] IP-012 : IoT 3.0,Wearable Device,Smart Machine,etc. Is a dream session bring to companies [Thesis Subject] Utilize vision of IoT in 2030 − The productive population is the society which cuts 60 percent, and how should IoT be utilized? − Summary It's predicted that the productive population of Japan cuts 60 percent in 2030, and there is fear of a decline of industrial competitive power. So we propose IoT service architecture "Meicon (Meister Concierge Architecture for IoT): May condition" for the purpose of improvement of the productivity and innovation creation. The utility of Meicon is inspected by scenario prototyping and the utilization vision of IoT for 2030 is proposed. Member List(alphabetical order of company name) Canon IT Solutions Inc. EXA CORPORATION Fujimic, Inc. Mitsubishi Research Institute DCS Co.,Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nippon Dentsu CO., LTD. TEIJIN LIMITED Team adviser Mitsuo Kubota Kazu Takahashi Takashi Kawashima Tatsuya Hino Leader Takeo Matsushita Sub-Leader Taichirou Sakai Sub-Leader Yasumasa Sonoda Akihiro Ozawa Hideaki Komatsu Masahiro Mizuno IBM Japan, Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 23 IP-014:2020年東京オリンピックに先端ITで貢献する夢セッション IP-014:2020年東京オリンピックに先端ITで貢献する夢セッション 論 題: 「2020年東京五輪が未来に遺す4つのコア・テクノロジー −イドエア(ID AiR)理論が創造する未来−」 概要 環境資源の枯渇,大規模災害,凶悪犯罪,国際化,少子高齢化,医療 福祉,経済停滞など,様々な社会問題を抱える「課題先進国」日本で, 2020年オリンピック・パラリンピック東京大会(以下「東京大会」)が開催 される.本論文では,東京都と内閣府の政策を解説し,東京大会が未 来に遺すレガシー都市と,その扉を開く4つのコア・テクノロジーを考 察.① IoT,②データサイエンス,③人工知能,④ロボティクスが融 合し, 「情報の輪」を形成する未来,5番目のピースである「ヒト」が,そ れを 「知恵の輪」に変革できれば,日本の課題を解決するブレークスルーが訪れることを提言する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アイ・ティー・ワン 事業推進本部 営業部 (株) 常陽銀行 システム部 開発運用グループ (株) DTS 第一金融事業本部 金融第二事業部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 金融サービスソリューション事業部 金融サービスソリューションブロック みずほ情報総研 (株) 金融ビジネス第2部 第1チーム サブリーダー サブリーダー リーダー 水口 弘 設楽 靖昌 今藤辰太郎 小井 大輔 橋口 祐司 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) ISE アナリティクス・ソリューション 野口 洋平 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 24 ISE クラウド・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 野々山 瞬 IP-014 : Dream session to contribute at the advanced IT in 2020 Tokyo Olympics [Team Name] IP-014 : Dream session to contribute at the advanced IT in 2020 Tokyo Olympics [Thesis Subject] Four legacy core technologies that 2020 Tokyo Olympics bequeath to the future − Future "ID AiR" theory is to create − Summary Tokyo 2020 Olympic and Paralympic Games to be held in "problem advanced country", Japan, under various social problems such as depletion of natural resources, wide-scale disasters, atrocious crimes, internationalization, low birth rates and longevity, medical welfare and economic stagnations. In this research paper, the four core technologies opening the door to legacy city, which Tokyo games will leave on the future, are considered from the explanation of the policies of Tokyo metropolis and the cabinet office. An "Information Wheel" is formed with fused IoT, data science, artificial intelligence and robotics in the future. Furthermore, chances of the breakthrough for the resolution of challenges of Japan may come, if the fifth piece of "HITO" was brought changes to "Knowledge Wheel". Member List(alphabetical order of company name) DTS CORPORATION Shintaro Kondo Hiroshi Mizuguchi Leader Yuji Hashiguchi Sub-Leader Daisuke Koi Yasumasa Shitara Sub-Leader Information Technology One Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. The Joyo Bank, Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Yohei Noguchi Shun Nonoyama 25 IP-15A:マイナンバーの民間活用夢セッション- Aチーム IP-15A:マイナンバーの民間活用夢セッション-Aチーム 論 題: 「医療等分野におけるマイナンバー制度活用の研究 − 健康増進社会を目指したモデルの提案−」 概要 急速に超高齢社会になりつつあるわが国では,今後,医療と介護の需 要が増大すると懸念されている.国民が長く健康的な生活を送るため には地域医療の情報連携と健康を維持するための予防医療等の研究が 必要と言われている.本論文では,健康的な社会を実現することを目 的とした,医療等分野におけるマイナンバー制度の活用について解説 する.最後に,筆者は医療データ連携と医療データ分析を一体的に捉 えて取組むことの必要性を表したモデルを提案する. メンバーリスト(会社名50音順) 東京海上日動システムズ (株) GRC支援部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 保険ソリューション事業部 ニッセイ情報テクノロジー(株) ヘルスケアソリューション事業部 みずほ情報総研 (株) 公共システム業務部 明治安田システム・テクノロジー(株) リテール・システム開発部 リーダー サブリーダー 上山 隆 清竹 彩香 後閑 強 鹿野 佳代 高橋 義則 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) ソフトウェア開発ソリューション 鈴木 克利 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 26 セキュリティソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 河岡 忠広 IP-15A : Practical application of the Number System for private sectors - Team A [Team Name] IP-15A : Practical application of the Number System for private sectors - Team A [Thesis Subject] Research of Practical Application of the Number System for the Medical Field − Proposal of the Model seeking for the Healthcare Promotion Society − Summary The public concern over the increasing medical treatment and care in our country whose population is rapidly aging has grown. In order to provide long and healthy life span for all Japanese people, it is said that information linkage in community healthcare and preventive medicine for health maintenance are required. In this paper, the authors illustrate the practical application of the Number System to the medical field for realizing healthy society. Finally, the authors propose the new model which describe that combining the medical data linkage with medical data analysis are strongly required. Member List(alphabetical order of company name) Meiji Yasuda System Technology Company Limited Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS Co.,Ltd. Yoshinori Takahashi Kayo Shikano Ayaka Kiyotake Sub-Leader Tsuyoshi Gokan Leader Takashi Kamiyama Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Katsutoshi Suzuki Tadahiro Kawaoka 27 IP-15B:マイナンバーの民間活用夢セッション - Bチーム IP-15B:マイナンバーの民間活用夢セッション-Bチーム 論 題: 「自己学習型コンシェルジュ・サービス・システム (SCSS) の提案 − マイナンバーの民間活用と新テクノロジーの積極的活用を目指して−」 概要 本論文では,マイナンバーの民間活用を前提に,自己学習型コンシェ ルジュ・サービス・システム構築のためのシステム・モデルを提案する. このシステム・モデルは,数年以内に実用化可能な新テクノロジーを 積極的に取り入れ,パーソナルデータ・エコシステムの概念モデルを 拡張したものである.現実世界のホテル・コンシェルジュが提供する 「依頼する前に行われるサービス」をシステム化するだけではなく,機 械学習により,ベテランのコンシェルジュへと成長する新しい形態の サービス・システムが実現する. メンバーリスト(会社名50音順) (株)インフォメーション・ディベロプメント SIS第1事業本部 第一生命情報システム (株) (株) DTS ニッセイ情報テクノロジー(株) 個人保険システム第一部 第二金融事業本部 ビジネスソリューション事業部 リーダー サブリーダー 沼崎 一郎 神戸 勇太 今村 康佑 安田 達哉 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) ソフトウェア開発ソリューション 鈴木 克利 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 28 ISE クライアント・イノベーション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 河岡 忠広 IP-15B : Practical application of the Number System for private sectors - Team B [Team Name] IP-15B : Practical application of the Number System for private sectors - Team B [Thesis Subject] Proposal of Self-study Concierge Service System − Aiming to aggressively take advantage of my number private leverage and new technology − Summary The current study proposed a system model for Self-study Concierge Service System plan on using a National identification number(My number)in a private company. We actively apply new technologies to the system model and expand a conceptual model of personal data ecosystem. Based on machine learning, the system model systematizes a proactive customer service which a hotel concierge offers. This system model will realize new service system, such as to grow into a veteran of the concierge. Member List(alphabetical order of company name) Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd DTS CORPORATION INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD. NISSAY INFORMATION TECHNOLOGY CO, LTD. Yuta Kanbe Kosuke Imamura Ichiro Numazaki Tatsuya Yasuda Sub-Leader Leader Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Katsutoshi Suzuki Tadahiro Kawaoka 29 IP-15C:マイナンバーの民間活用夢セッション - Cチーム IP-15C:マイナンバーの民間活用夢セッション -Cチーム 論 題: 「マイナンバーとID連携トラストフレームワークの連携サービスモデル」 概要 2016年1月よりマイナンバー制度の運用が始まる.運用開始時点ではマ イナンバーと関連情報の取り扱いは厳しく制限されているが,ITを積 極活用した豊かな日本を作るために,将来的に民間利用を認めること が検討されている.本論文では,民間利用が認められることを見据え て,民間業者が安全にマイナンバーおよび関連する個人情報を利用す るための仕組みとして, 「ID連携トラストフレームワーク」の活用を提案 する.そして,マイナンバー民間利用の土台が整った上で,生まれう る新しいサービスについて筆者らの考えを提示する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) エクサ 金融・公共システム第2開発部 (株) DTS 社会公共ソリューション担当 ニッセイ情報テクノロジー(株) ビジネスソリューション事業部 三菱総研DCS (株) ソリューション開発部第六グループ リーダー サブリーダー 佐々木博行 山谷 周司 川口絵美子 古沢 晃一 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) ソフトウェア開発ソリューション 鈴木 克利 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 30 セキュリティソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 河岡 忠広 IP-15C : Practical application of the Number System for private sectors -Team C [Team Name] IP-15C : Practical application of the Number System for private sectors -Team C [Thesis Subject] Cooperation service model of the Number System and the Identity Federation Trust Framework Summary The Number System starts in January 2016. Handling the Number and related information is strictly limited by law. However, in order to make Japanese people lead happy and fruitful life using IT, the deregulation of the Number System to private sectors is deemed necessary. In supposition that the private use is permitted, this paper propose the utilization of "ID Federation Trust Framework" as a mechanism for safely using the numbers in private sectors. Furthermore, we present our idea about the new services that can arise after the Number System is established and steadily implemented. Member List(alphabetical order of company name) DTS CORPORATION Shuuji Yamaya Hiroyuki Sasaki Koichi Kozawa Emiko Kawaguchi Sub-Leader EXA CORPORATION Leader Mitsubishi Research Institute DCS Co.,Ltd. Nissay Information Technology Co.,Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Katsutoshi Suzuki Tadahiro Kawaoka 31 IP-17A:BABOKの効果的な活用研究 IP-17A:BABOKの効果的な活用研究 論 題: 「BABOKに基づくビジネス要求の意思統一手法 −『BRAVO-BABOK』の提案−」 概要 情報システム開発プロジェクトの失敗の多くは,要求に対する意思統 一が成されていないことが要因になっていると私たちは考察した.そ こで失敗プロジェクトの原因を分析し,BABOKに基づいて「ビジネス 要求」 に対する意思統一を図る手法「BRAVO-BABOK」を提案するとと もに,その有用性を検証して,活用方法を提言する. メンバーリスト(会社名50音順) (株)アイ・ティー・ワン アライアンス推進部 JFEシステムズ (株) 販生流システム開発部 ソニー生命保険 (株) IS企画管理部 東京海上日動システムズ (株) 商品システムデザイン二部 ニッセイ情報テクノロジー(株) コンサルティング本部 (株) ネクサス サブリーダー サブリーダー 第二事業部 みずほ情報総研 (株) 金融ビジネス第二部 三菱総研DCS (株) 金融開発部 リーダー 恩田 佳弥 桜井 裕也 千葉 亮 山内 信明 渡邉 誠 軼睿 渥美 智之 丹保 雄貴 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム・サービス (株) 32 PLMソリューション・サービス 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 安藤 秀樹 IP-17A : Study of the effective inflection of BABOK [Team Name] IP-17A : Study of the effective inflection of BABOK [Thesis Subject] Requirement consensus method based on BABOK − The proposal of "BRAVO-BABOK" − Summary We assumed that no consensus in requirements caused failures in many projects for information system development. As analyzing the cause of such projects failures, we propose the "BRAVOBABOK" as a new requirement consensus method based on BABOK. In this paper, we prove the usefulness of our new method and suggest how to apply it in effectively. Member List(alphabetical order of company name) Information Technology One Co. Yoshimi Onda Hiroya Sakurai Yuki Tampo Leader Tomoyuki Atsumi Fuku Irui Makoto Watanabe Ryo Chiba Sub-Leader Nobuaki Yamanouchi Sub-Leader JFE Systems, Inc.. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nexus corporation Nissay Information Technology Co., Ltd. Sony Life Insurance Co., Ltd. TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS Co.,Ltd. Team adviser IBM Japan Services Company Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Hideki Andoh 33 IP-17B:BABOKの効果的な活用研究 IP-17B:BABOKの効果的な活用研究 論 題: 「BABOKを用いた要求定義プロセスの学習モデル − ST-BABOK:要求定義を世界一わかりやすく伝える方法−」 概要 近年,ビジネス要求は複雑化しておりプロジェクトの成功率が低迷し ている.私たちは,プロジェクトの成功を妨げる要因は要求定義に対 する知識不足にあると考察した.そこで,要求定義の知識をIT関係者 に広めるために,BABOKに基づいて要求定義の考え方を簡易に学べる 学習モデル(ST-BABOK)を開発した.本論文は,その有用性の検証お よび活用法を提言するとともに,5年間に及ぶ継続テーマの総括的な位 置づけとなる. メンバーリスト(会社名50音順) (株)アイ・ティー・ワン アライアンス推進部 JFEシステムズ (株) 販生流システム開発部 ソニー生命保険 (株) IS企画管理部 東京海上日動システムズ (株) 商品システムデザイン二部 ニッセイ情報テクノロジー(株) コンサルティング本部 (株) ネクサス サブリーダー サブリーダー 第二事業部 みずほ情報総研 (株) 金融ビジネス第二部 三菱総研DCS (株) 金融開発部 リーダー 恩田 佳弥 桜井 裕也 千葉 亮 山内 信明 渡邉 誠 軼睿 渥美 智之 丹保 雄貴 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム・サービス (株) 34 PLMソリューション・サービス 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 安藤 秀樹 IP-17B : Study of the effective inflection of BABOK [Team Name] IP-17B : Study of the effective inflection of BABOK [Thesis Subject] Learning method for requirements definition process based on BABOK − ST-BABOK : the easiest way to understand requirements definition − Summary In late years, business requirements have been more complicated, which keeps the ratio of success in project still low. We considered what prevents the projects from being successful is shortage of knowledge about requirement definition. Now, in order to spread the knowledge about requirement definition to IT workers, we developed the "ST-BABOK" as a learning method based on BABOK. This paper will propose its usefulness and utilization, also be in generic position of 5-years successive theme. Member List(alphabetical order of company name) Information Technology One Co. Yoshimi Onda Hiroya Sakurai Yuki Tampo Leader Tomoyuki Atsumi Fuku Irui Makoto Watanabe Ryo Chiba Sub-Leader Nobuaki Yamanouchi Sub-Leader JFE Systems, Inc.. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nexus corporation Nissay Information Technology Co., Ltd. Sony Life Insurance Co., Ltd. TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS Co.,Ltd. Team adviser IBM Japan Services Company Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Hideki Andoh 35 PM-003:アジャイル開発における品質管理 PM-003:アジャイル開発における品質管理 論 題: 「アジャイル開発における品質課題解決のための 要求マネジメントフローの研究」 概要 近年のダイナミックに変化するビジネス環境に対応するために,シス テム開発における要求への柔軟な対応や開発スピードの向上を狙いア ジャイル型の開発が取り上げられている.システムの開発方法として 脚光を浴びつつあるアジャイル開発だが,基幹システムに適用される 事例はまだ少ない.主な理由としては受託開発の契約において開発ス コープが定義しづらいことや,ウォーターフォール型のように品質を保 証することが難しいことが考えられる.今回,我々は,品質とは顧客 からの要求を満たすことというISO-9000の定義に基づき,工程・プロジェクト管理の視点で品質に影響 を与える課題を洗い出した.さらに,アジャイル開発において品質に影響を与える課題に絞り込み,3 つの勘所(要件定義,変更コントロール,スケジュールコントロール)を選定した.そして勘所における課 題の解決策として「要求マネジメントフロー」を提唱する.また,この解決策を実践することで品質保証 に有効であることを検証する. メンバーリスト(会社名50音順) キヤノンITソリューションズ (株) ソリューションサービス開発第一部 (株)クレスコ ビジネスソリューション事業部 (株) クレスコ 金融ソリューション事業部 コベルコシステム (株) ソリューション事業部 コベルコシステム (株) ソリューション事業部 損保ジャパン日本興亜システムズ (株) 生保システム本部 第一生命情報システム (株) 基盤システム第一部 第一生命情報システム (株) 基盤システム第三部 第一生命情報システム (株) 個人保険システム第一部 千代田システムテクノロジーズ (株) IT事業本部 日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ (株) ADM MINTS 幸田 仁 鎌田(甲山) 恵子 渡邉 直樹 サブリーダー 北 香菜子 水口 忠士 臼澤 祥吾 久保田洋進 福井 勇佑 藤田真菜美 吉田 和弘 サブリーダー 鈴木 通夫 リーダー チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 36 GBS システム基盤ソリューション 開発基盤 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 坂本 直史 PM-003 : Quality management in agile development [Team Name] PM-003 : Quality management in agile development [Thesis Subject] Study of requirement management flow for solving quality issue in agile development Summary Agile software development is gaining recognition as a method of developing software rapidly with flexible specifications in dynamic business environment. However there have been very few cases in terms of developing core business systems. The main reason is the difficulty for the scope definition of custom software development process based on the up-front contract and the challenges for quality assurance which is difference with waterfall type methodologies. In this paper, we reviewed the issues affecting the quality assurance in agile software development from the viewpoint of engineering and project management based on ISO-9000 standards. We discussed 3 key points for quality assurance in agile development including requirements definition, change control, schedule control and proposed a new solution(a formal definition of requirements management flow)for utilizing agile software development and we also illustrated the effectiveness of our approach. Member List(alphabetical order of company name) Canon IT Solutions Inc. CHIYODA SYSTEM TECHNOLOGIES CORPORATION CRESCO LTD. Leader CRESCO LTD. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Sompo Japan Nipponkoa Systems,Inc. TATA CONSULTANCY SERVICES JAPAN The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Hitoshi Koda Kazuhiro Yoshida Keiko Kamata(Kouyama) Naoki Watanabe Sub-Leader Kanako Kita Tadashi Mizuguchi Shogo Usuzawa Sub-Leader Michio Suzuki Hiroyuki Kubota Yuusuke Fukui Manami Fujita Team adviser Naofumi Sakamoto IBM Japan,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 37 PM-004:要件トレーサビリティの最適な管理方法について PM-004:要件トレーサビリティの最適な管理方法について 論 題: 「要件トレーサビリティの適用範囲の限定とコスト評価」 概要 ソフトウェア開発における品質向上を図る手法の一つである要件トレー サビリティ管理は,ISO9001やCMMIで実施が求められていることも あり広く認知されているものの,実際のソフトウェア開発での実施割 合は少ない.本論文では,より多くのソフトウェア開発の現場で品質保 証のための有効な手段として要件トレーサビリティ管理が行われるため に,負荷を軽減したトレーサビリティ管理方法の提示と費用対効果を評 価する際のコスト算出方法について提示する. メンバーリスト(会社名50音順) カード開発部 大塚 和也 山田 昌典 川口 明也 鈴木 紀江 平石 直博 佐野 裕大 吉村 響一 浅井 良介 金融第一SOL.第三SOLデリバリー 道念 裕司 (株) アイ・ティー・ワン SEサービス第1事業部 第1システム部 (株) エクサ 金融・公共システム第1開発部 第一生命情報システム (株) 法人保険システム部 第一生命情報システム (株) 個人保険システム第一部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 保険ソリューション事業部 日本オフィス・システム (株) エンタープライズソリューション第二部 (株)日立ハイテクソリューションズ 三菱総研DCS (株) ソリューション開発部 サブリーダー サブリーダー リーダー チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 38 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 PM-004 : For optimal management method of requirements traceability [Team Name] PM-004 : For optimal management method of requirements traceability [Thesis Subject] Limited and cost evaluation of the scope of application of the requirements traceability Summary Requirements traceability management is one approach to improving the quality of the software development , but are also available widely recognized that there is a demand for implementation on ISO9001 or CMMI, carried proportion of the actual software development is small. In this paper , in order to requirements traceability management as a more effective means for on-site quality assurance of software development is carried out , the cost calculation of when evaluating the presentation and cost-effectiveness of traceability management methods to reduce the load How it will be presented for. Member List(alphabetical order of company name) EXA CORPORATION Hitachi High-Tech Solutions Corporation Information Technology One Co., Ltd. Japan Concentrix Business Services KK Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Masanori Yamada Leader Kyoichi Yoshimura Sub-Leader Kazuya Ootsuka Yuta Sano Ryosuke Asai Sub-Leader Naohiro Hiraishi Akinari Kawagichi Norie Suzuki Team adviser Hiroshi Dohnen IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 39 PM-005:アジャイル開発のプロジェクトマネジメント PM-005:アジャイル開発のプロジェクトマネジメント 論 題: 「アジャイル開発時の作業進行状況を可視化するモデルの提案」 概要 アジャイル宣言の背後にある「顧客満足を最優先し,価値のあるソフト ウェアを早く継続的に提供する」という原則と実際のアジャイル開発現 場にはギャップがある.開発チームはこの原則通りに作業しようとす るが,チーム内の状況把握および関係するステークホルダーとの作業 調整が複雑であることに起因し,必ずしも顧客の要望に沿う優先順位 で作業しているとは限らない.我々はこの状況を改善するために「開発 チームによる作業進行状況を直観的に捉えやすい表現で可視化する」と いう解決策を提案する. メンバーリスト(会社名50音順) キヤノンソフトウェア (株) エンジニアリング事業本部 第三エンジニアリング事業部 (株) クレスコ コベルコシステム (株) コベルコシステム(株) 菊池 知彦 大新 弘子 サブリーダー 久本 伸幸 大類 慎也 工藤 理保 小野 弘樹 先端技術事業部 スマートソリューションセンター ERP事業部 ERPソリューション本部 神鋼グループ開発部 建設機械グループ (株) DTS サブリーダー システム事業部 SO本部 第3サービス部 真岡システム室 サブリーダー 第二金融事業本部 年金・共済システム事業部 東京海上日動システムズ (株) 契約新システムデザイン部 日本情報通信(株) エンタープライズ・コミュニケーション・ビジネス本部 三菱総研DCS (株) 技術推進事業本部 技術企画統括部 開発グループ 三菱総研DCS (株) カード開発部 第8グループ システム開発部 リーダー 勝呂 勝巳 山田 祐子 渡邊 敏正 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) クロス・インダストリー開発 40 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 板倉 裕樹 PM-005 : Project management of agile development [Team Name] PM-005 : Project management of agile development [Thesis Subject] The model suggestion which visualizes the work progress which are at the time of agile development Summary When it comes to the principle that "the top priority is client satisfaction and offering valuable software quickly and continually," there is a gap between that ideal and the on-the-ground realty of agile development. A development team tries to work on the basis of this principle, but it is limited by its grasp of the situation and the operational adjustments it is able to make with related stakeholders. This complicates matters at the site of "agile development" and means the team may not always be able to align its work with the priorities indicated by the customer's request. As a solution, we propose visualizing the development team's work progress using expressions that can be grasped intuitively. Member List(alphabetical order of company name) Canon Software Inc. Tomohiko Kikuchi Hiroko Ojin Riho Kudo Sub-Leader Nobuyuki Hisamoto Sub-Leader Shinya Orui Yuko Yamada Toshimasa Watanabe Leader Katsumi Suguro Hiroki Ono Sub-Leader Cresco, Ltd DTS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mitsubishi Research Institure DCS Co., Ltd Mitsubishi Research Institure DCS Co., Ltd Nippon Information and Communication Corporation TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS Co., Ltd Team adviser Hiroki Itakura IBM Japan Ltd 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 41 PM-007:プロジェクトファシリテーション PM-007:プロジェクトファシリテーション 論 題: 「システム開発における非公式コミュニケーションの効果的な活用の提言 − 非公式コミュニケーションの体系化によるアプローチ−」 概要 システム開発プロジェクトは,限られた予算・工期の中,PMBOKガイ ドなどのプロジェクト管理技法をベースに推進されている.しかし,多 くのプロジェクトで予算・工期の超過が発生しており,その原因はコ ミュニケーション不足が大半である. 筆者は,コミュニケーションの代表例として「会議」に着目し,非公式 コミュニケーションにより会議でのコミュニケーションを補うことで問 題を未然に防げると考えた.これを実現するため,システム開発プロ ジェクトにおける各工程の会議に非公式コミュニケーションをどのように適用するかをマッピングした ツールを提言する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アイ・ティー・ワン (株) アイ・ティー・ワン アドバンスト・アプリケーション (株) NTTデータソフィア (株) 第一生命情報システム (株) ニッセイ情報テクノロジー(株) みずほ情報総研 (株) (株)Minoriソリューションズ 保坂 博之 山田 翔央 サブリーダー 開発本部 システム開発部(サブリーダー) 大和田知則 システム開発本部 第二開発部 高﨑 倫生 リーダー 個人保険システム第一部 営業情報グループ 神谷 尚樹 個人保険システム事業部 岩井 健 国際系システム事業部第3部 国際情報第2チーム DWH課 加藤 祐 ITソリューション本部 仙台開発部 今野 武志 SEサービス第2事業部 第3システム部 サブリーダー SEサービス第1事業部 特命プロジェクト チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 42 GTS事業部 IS統括 金融第一ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 安村 俊德 PM-007 : Project Facilitation [Team Name] PM-007: Project Facilitation [Thesis Subject] Proposing effective use of informal communication in system development − Approach by systematization of informal communication − Summary In a limited budget and construction period, system development projects had been promoted based on project management techniques, such as PMBOK Guide. But large number of system development projects are failing, mainly due to lack of communication. We have focused on "Meetings" as particular case of communication. And we considered most problem of system development projects can be prevented by practical use of informalcommunication. Hence, we propose a tool that maps how to apply informal-communication to meetings of each development processes of system development projects. Member List(alphabetical order of company name) Advanced Application Corporation Information Technology One Co., Ltd. Information Technology One Co., Ltd. Minori Solutions Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. NTT DATA SOFIA Corporation The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Tomonori Ohwada Hiroyuki Hosaka Shoo Yamada Takeshi Konno Yu Kato Takeshi Iwai Tomoo Takasaki Leader Naoki Kamiya Sub-Leader Sub-Leader Team adviser Toshinori Yasumura IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 43 PM-010:グローバルプロジェクトのマネジメント手法 PM-010:グローバルプロジェクトのマネジメント手法 論 題: 「日本人PM(Project Manager) が 円滑にグローバルプロジェクトを進める手法」 概要 グローバルプロジェクトに対する日本人から見た海外メンバーへの不満 およびその対処は多く語られているが,海外メンバー(非日本人)から 見た日本人PM・プロジェクトへの不満に関する文献・記述はあまり見 受けられない.本論文では海外メンバーから見た日本人PMのプロジェ クトへの主な不満を抽出・整理し,その原因を考察する.そして,円 滑にグローバルプロジェクトを管理・運営する為,実施すべきことを提 言として纏めた. メンバーリスト(会社名50音順) コベルコシステム (株) システム事業部 神鋼グループIT推進部 損保ジャパン日本興亜システムズ (株) システム統括本部 三菱総研DCS (株) 金融開発部 三菱総研DCS (株) 事業推進企画部 三菱UFJインフォメーションテクノロジー (株) 営業店チャネル部 リーダー サブリーダー サブリーダー 三菱UFJインフォメーションテクノロジー (株) グローバルバンキング部 神原 一善 高橋 健太 小野 貴士 丸山 秀幸 亀田亜希子 花崎 直規 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 44 テクニカル・リーダーシップ.プロフェッションズ推進 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 本間 淳 PM-010 : Global Project management [Team Name] PM-010 : Global Project management [Thesis Subject] How to manage Global Project smoothly for Japanese project manager Summary Though there are many example of complaint against foreign members and the way to deal with that from the Japanese point of view on Global Project , there is few analysis about against Japanese project managers from foreign members. In this paper we pick up the complaint from foreign members and consider the causes of that, then suggest the way to manage Global Project smoothly for Japanese project manager. Member List(alphabetical order of company name) KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. Mitsubishi UFJ Information Technology, Ltd. Sompo Japan Nipponkoa Systems, Inc. Kazuyoshi Kambara Sub-Leader Hideyuki Maruyama Takashi Ono Sub-Leader Akiko Kameda Naoki Hanazaki Kenta Takahashi Leader Team adviser Jun Honma IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 45 PM-011:プロジェクト進行中のシステム化効果測定とプロジェクト継続判断 PM-011:プロジェクト進行中のシステム化効果測定とプロジェクト継続判断 論 題: 「プロジェクト進行中のシステム化効果測定とプロジェクト継続判断 − 計画通りに遂行するプロジェクト管理−」 概要 現実のプロジェクトでは,開始したプロジェクトを中止することは極め て少ない.プロジェクト継続判断とは,プロジェクトを計画通りに遂行 し効果や利益を計上するための判断であり,それがPMの重要な責務と 考えた.本論文では,プロジェクト遂行の判断材料となるリスク管理や スキル管理に着目し,各社事例や実態調査から管理手法の提案をまと める. メンバーリスト(会社名50音順) NTTデータソフィア (株) 第二開発部 第一生命情報システム (株) 個人保険システム第一部 日本電通 (株) 社内情報システム部 リコーインダストリー(株) 情報システム開発室 リーダー 山口 裕子 佐々木美希 塚本 成邦 松崎 義弘 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 46 エマージング・テクノロジー 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 山村 貴史 PM-011 : System Effect Measurement of Ongoing Project and Judgment of Project Continuity [Team Name] PM-011: System Effect Measurement of Ongoing Project and Judgment of Project Continuity [Thesis Subject] System Effect Measurement of Ongoing Project and Judgment of Project Continuity − Project Management to Progress as Planned − Summary In actual projects, ongoing projects are rarely canceled. We think the judgment of project continuity is to make effects and profits as planned and is an important responsibility of project managers. This paper focuses attention on risk management and skill management as information for making a decision about project progress and suggests a management approach based on cases and survey of some companies. Member List(alphabetical order of company name) Nippon Dentsu CO., LTD. NTT DATA SOFIA Corporation Ricoh Industry Company, Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Narikuni Tsukamoto Leader Yuko Yamaguchi Yoshihiro Matsuzaki Miki Sasaki Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Takashi Yamamura 47 PM-012:歴史に学ぶプロジェクトマネジメント PM-012:歴史に学ぶプロジェクトマネジメント 論 題: 「オリンピック招致活動に学ぶステークホルダー・マネジメント」 概要 プロジェクト・マネージャーやプロジェクト・チームが抱える悩み事は 広範囲に及ぶ.その中には顧客や所属組織の上司との合意形成に課題 を抱えるケースを散見する.プロジェクトマネジメント知識体系ガイド (以下PMBOK)では,ステークホルダー・マネジメントとしてその対処 方法を記述しているが,具体的な解決方法には至っていない.ステー クホルダー対応は,ITプロジェクト事例に限らず,歴史的事実の中にも ヒントは内在しており,大いに学ぶべきである.ステークホルダーへの 効果的な働きかけにより,目標を達成した事例としてオリンピック招致活動が挙げられる.同活動では, ステークホルダーの個人特性に焦点を当てた取り組みが行われた.ステークホルダー・マネジメントに個 人特性を反映し,活用する方法を提案する. メンバーリスト(会社名50音順) 第一生命情報システム (株) 個人保険システム第一部 T&D情報システム (株) テクニカルサポート一部 (株) DTS 金融第三事業部 ニッセイ情報テクノロジー(株) システム運用事業部 ニッセイ情報テクノロジー(株) システム運用事業部 三菱総研DCS (株) カード事業本部 カード統括部 リーダー サブリーダー 野田 雄介 小熊亜希子 渡辺 正嗣 神澤沙友理 酒井 真琴 渡邉 剛志 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 48 ソフトウェア&システム開発研究所 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 山本 和男 PM-012 : Lessons learned from historical events [Team Name] PM-012 : Lessons learned from historical events [Thesis Subject] The Stakeholder Management learned from Olympic bid campaign Summary Project managers and project team face the worries over a wide range. Among them, we see the cases facing problems with the consensus-building of the customers, and organization boss. The Project Management Body of Knowledge(PMBOK)describes approach for Stakeholder Management, but it is not a concrete solution. Responding to stakeholders is not a matter limited to IT project, hints in the historical facts are inherent, and should learn a lot. By effective approach to stakeholders, 2020 Olympic bid campaign can be cited as an example that Japan achieved goal with a great success. In the activity, the team worked by focusing on personal characteristics of the stakeholders. We reflect the personal characteristics to stakeholder management, and propose how to utilize the way. Member List(alphabetical order of company name) DTS CORPORATION Leader Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. T&D INFORMATION SYSTEM Ltd The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Masatsugu Watanabe Takashi Watanabe Makoto Sakai Sayuri Kanzawa Akiko Oguma Yusuke Noda Sub-Leader Team adviser Kazuo Yamamoto IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 49 PM-013:プロジェクト現場でのメンタルヘルス・ケア対策 PM-013:プロジェクト現場でのメンタルヘルス・ケア対策 論 題: 「リスク・マネジメント・アプローチによるプロジェクト現場でのメンタルヘルス・ マネジメント − メンタルヘルス不調の発生確率と経済的損失の可視化−」 概要 メンタルヘルス不調による経済的損失は企業の大きなリスクである. 2015年12月からストレス・チェックが企業に義務付けられるが,企業内 のプロジェクト現場では十分に活用できる仕組みになっていない.当 論文では,メンタルヘルス不調者の発生を,プロジェクトのリスクと とらえ,リスク・マネジメントのアプローチを適用した.中でも課題 となるリスクの可視化のため「メンタルヘルス不調者の発生確率」と「プ ロジェクトの損失額」を数値として算出するツールを開発した.更に, ウェアラブル端末等から取得できるセンシング・データを活用しリスク・トリガーの早期検知について の考察を行った.これらに基づき, 「メンタルヘルス」をプロジェクト・リスクとしてマネジメントするこ とを提案する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) エスプロシステム 小林 考介 開発3部 コベルコシステム (株) システム事業部 ICT本部 第1ソリューション部 西日本グループ コベルコシステム (株) (株)ジェーエムエーシステムズ (株) ジャックス 山田 和史 システム事業部 SO本部 第2サービス部 神鉄システム室 下西 淳介 関西事業部 金子 真紀 システム開発部 開発第一課 本田 修一 サブリーダー 損保ジャパン日本興亜システムズ (株) ITシステム本部 コミュニケーション・ネットワークグループ ネットワークチーム (株) DTS ニッセイ情報テクノロジー(株) ニッセイ情報テクノロジー(株) ニッセイ情報テクノロジー(株) (株) ネクサス 三菱総研DCS (株) 三菱総研DCS (株) 明治安田システム・テクノロジー(株) サブリーダー 北原 卓実 ITサービス事業本部 ITインテグレーション事業部 太田 裕規 保険ソリューション事業部 五十嵐賢一 年金ソリューション事業部 末平 和弘 リーダー 基盤ソリューション事業部 萩原 美紀 第一事業部 吉田 博美 技術推進事業部 ビジネス基盤第一グループ 田中 大輔 システム推進事業部 第一グループ 小泉 浩 ホールセール・システム開発部 有価証券システムグループ 中島 祥充 銀行基盤第ニ担当 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 50 GTS. 金融システム品質本部 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 阿部 仁美 PM-013 : Mental health management at a project site [Team Name] PM-013 : Mental health management at a project site [Thesis Subject] Mental health management at a project site applying risk management approach − Visualization of the probability of occurrence of mental health disorders and the loss of a project − Summary Economic loss due to mental health disorders is a major risk of companies. Although stress check is required for companies from December 2015, the environment is not ready to utilize the data at a project site within companies. In our paper, the occurrence of mental health disorders is regarded as a risk of a project and the approach of risk management was applied .We developed tools that calculate "the probability of occurrence of mental health disorders " and "the loss of a project" as a numerical value to visualize the risk. In addition, we have considered the early detection of the risk trigger with leveraging sensing data that can be obtained from the wearable devices and so forth. Based on these, we propose that "the mental health" should be managed as a project risk. Member List(alphabetical order of company name) DTS CORPORATION JACCS Co., Ltd. JMA Systems Corp., KOBELCO SYSTEMS CORPORATION KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Meiji Yasuda System Technology Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. NEXUS Corporation Nissay Information Technology Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. Nissay Information Technology Co., Ltd. Sompo Japan Nipponkoa Systems, Inc. SproSystem Co., Ltd Yuki Ota Shuichi Honda Maki Kaneko Sub-Leader Kazushi Yamada Junsuke Shimonishi Yoshiatsu Nakashima Hiroshi Koizumi Daisuke Tanaka Hiromi Yoshida Leader Miki Hagiwara Kenichi Igarashi Kazuhiro Suehira Sub-Leader Takumi Kitahara Kousuke Kobayashi Team adviser Hitomi Abe IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 51 RM-001:ヒューマン・コミュニケーションを科学的に理解する RM-001:ヒューマン・コミュニケーションを科学的に理解する 論 題: 「ビジネスにおけるコミュニケーション手段の現状と未来」 − 人と人とのコミュニケーションを円滑にする未来のICT−」 概要 現在,ビジネス上のコミュニケーション手段は多様化している.特に言 語情報の伝達を主体としたコミュニケーションツールの普及が著しい. 本論文では,現在ビジネスで使用されているコミュニケーション手段を 比較し,人と人とのコミュニケーションの本質と,言語情報の伝達を主 体としたコミュニケーション手段の問題点を明らかにする.そして,非 言語情報の重要性を踏まえて,今後人と人とのコミュニケーションを円 滑にすることが期待できる未来のコミュニケーション手段を調査し,有 効なアイデアとして提案する. メンバーリスト(会社名50音順) ニッセイ情報テクノロジー(株) 資産運用ソリューション事業部 日本出版販売 (株) システム部 三菱総研DCS (株) 技術推進事業部 儘田 直広 吉田 将明 林田 啓吾 関口 宗賢 全 文星 吉村 賢一 真木 佑輔 GTS RS 富田 秀人 (株)エスプロシステム 開発本部 (株) クレスコ 先端技術事業部 サブリーダー 損保システム第一本部 サブリーダー 損保ジャパン日本興亜システムズ (株) (株) DTS 公共事業部 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 52 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 RM-001 : Understanding Human Communication Scientifically [Team Name] RM-001 : Understanding Human Communication Scientifically [Thesis Subject] The Present and Future of the Human Communication in The Business − Future ICT to Facilitate The Human Communication − Summary Currently, communication means on the business continue to diversify. In particular, the communication tools mainly composed of verbal information transmission are becoming widespread. This paper compares communication means used in the current business, reveals the problems of communication means of the essence of human communication and the verbal information transmission. Moreover, based on the importance of the non-verbal information transmission, we suggest the future communication means that can be expected to smooth communication and introduce as the effective ideas. Member List(alphabetical order of company name) CRESCO,LTD. Masaaki Yoshida Hirokatsu Sekiguchi Yusuke Maki Kenichi Yoshimura Monsei Zen Sub-Leader Keigo Hayashida Naohiro Mamada Sub-Leader DTS CORPORATION Mitsubishi Research Institute DCS Co.,Ltd. NIPPON SHUPPAN HANBAI INC. NISSAY INFORMATION TECHNOLOGY CO, LTD. Sompo Japan Nipponkoa Systems, Inc. Spro System Co.,Ltd. Team adviser Hideto Tomita IBM Japan Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 53 RM-003:クラウド時代に求められるIT部門の役割 RM-003:クラウド時代に求められるIT部門の役割 論 題: 「クラウド時代に求められるIT部門の役割 − IT部門の新たな価値創出を実現する人材とは−」 概要 企業におけるクラウドサービスの利用率が増加している.クラウドサー ビスは,IT部門のアウトソーシングを加速させ,IT部門に求められ る役割に変化を生じさせる可能性がある.本稿では,今後のクラウド サービスの普及を想定し,企業のIT部門が担うべき役割や求められる 人材像を整理し,提言を行う. メンバーリスト(会社名50音順) (株) インフォテクノ朝日 人事・業績ソリューション部 (株)インフォメーション・ディベロプメント データセンター・マネジメント・サービス第1事業本部 オリックス・システム (株) (株) ジュピターテレコム 大和ライフネクスト (株) (株) DTS 明治安田システム・テクノロジー(株) (株) ユタカ技研 サブリーダー システムコントロールグループ システム企画部 システムセンター ソリューション開発課 ITサービス事業本部 ホールセール・システム開発部 システム部 サブリーダー リーダー 松本 葵 宝示戸 泰 林田 紳也 井上潤一郎 山下 浩嗣 野原 寛之 阿部 健一 竹内 祐太 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) ISE テクニカル・ソリューション クラウド・ソリューション 矢野 周作 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 54 ISE テクニカル・ソリューション コネクティビティー・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 石塚 旬 RM-003 : The role of IT department required in the time of cloud service [Team Name] RM-003 : The role of IT department required in the time of cloud service [Thesis Subject] The role of IT department required in the time of cloud service − Human resources to create new values of IT department − Summary The use of cloud services in business is increasing and accelerates outsourcing of IT department. It can cause a change in role that is required of the IT department. In this paper we discuss the role and human resources of IT department of company and make recommendations. Member List(alphabetical order of company name) DAIWA LIFENEXT CO., LTD. DTS CORPORATION Info Techno Asahi Co., Ltd. INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD. Jupiter Telecommunications Co., Ltd. Meiji Yasuda System Technology Company Limited ORIX Computer Systems Corporation Yutaka Giken Company Limited. Hiroshi Yamashita Sub-Leader Hiroyuki Nohara Aoi Matsumoto Sub-Leader Yasushi Hoshido Junichiroh Inoue Leader Kenichi Abe Shinya Hayashida Yuta Takeuchi Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Shusaku Yano Jun Ishizuka 55 RM-004:クラウド導入,選定におけるインフラエンジニアに求められる技術 RM-004:クラウド導入,選定におけるインフラエンジニアに求められる技術 論 題: 「クラウド導入時の課題解決を効率化する情報収集フレームワーク」 概要 近年企業のクラウド導入が拡大している.これはクラウドがコスト削 減や構築期間の短縮など利用者に多くのメリットを提供しているから である.一方でクラウド利用に関するセキュリティ不安は増加傾向にあ り導入の大きな課題となっている.セキュリティ不安を軽減するために は公的機関が発行しているガイドラインから信頼性のある情報を収集す ることが効果的である.しかしガイドラインの発行元が複数あることや 情報量が多いことにより利用者は必要な情報を効率的に収集できてい ない.そこで本研究ではガイドラインを活用した効率的な情報収集を行うためのフレームワークを提案 し,その有用性について考察する. メンバーリスト(会社名50音順) (株)インテック システムアーキテクト部 (株)インテック システムアーキテクト部 (株) オージス総研 プラットフォームサービス本部 DC・サービス部 データセンター 第二チーム 第一生命情報システム (株) 基盤システム第一部 ニッセイ情報テクノロジー(株) インフライノベーション事業部 日本ビジネスシステムズ (株) SI統括本部 IS本部 Platform部 みずほ情報総研 (株) IT企画部 サブリーダー リーダー 高木 健一 北野 剛裕 坂本幸太郎 小山 雄樹 新居 直人 櫻井 洸平 川津 優貴 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 56 サーバーテクノロジー 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 尾山 淳一 RM-004 : The required Technology for Infrastructure Engineers in Cloud Introduction and Selection [Team Name] RM-004 : The required Technology for Infrastructure Engineers in Cloud Introduction and Selection [Thesis Subject] Information gathering framework for an efficient problem-solving at Cloud computing Introduction Summary In recent years, It is becoming more and more use of cloud services in the enterprise. This is because the cloud service is providing a lot of benefits, such as cost reduction and shorter delivery times. While the use of cloud services is still increased, the anxiety of security is increased in the enterprise. Then it has become major problems in the use of cloud services. To solve these, it is effective to gather reliable information from guidelines that have been issued by public institutions in order to reduce the anxiety of security. However, since many types of guidelines exist, the amount of information is too much. Therefore, the reader cannot efficiently collect the necessary information. We propose a good way to use many guidelines usefully and efficiently. Member List(alphabetical order of company name) INTEC Inc. Kenichi Takagi Takahiro Kitano Kohei Sakurai Leader Yuki Kawazu Naoto Nii Koutaro Sakamoto Yuki Koyama Sub-Leader INTEC Inc. Japan Business Systems, Inc. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co., Ltd. OGIS-RI Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Junichi Oyama 57 RM-007:グローバルIT人材の促成 RM-007:グローバルIT人材の促成 論 題: 「本当は簡単なグローバルIT人材促成 −効果的な育成に向けた能力指標の再定義−」 概要 日本のIT企業における海外展開の必要性が増しているにも関わらず, グローバルIT人材の育成がうまく行われていないという現状がある. 本稿では,海外に進出をしている,またはしようとしている企業を対 象に,グローバルIT人材教育についての調査と分析を行い,現状を把 握し,課題を明らかにする.これにより,グローバルIT人材に必要な 能力を提示し,企業がグローバルIT人材を効率的に育成するための方 法について提案する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) エイチ・エル・シー 東京システムニ部 第一生命情報システム (株) 個人保険システム第二部 第一生命情報システム (株) 個人保険システム第二部 第一生命情報システム (株) ソリューション第一部 東京海上日動システムズ (株) ITサービス本部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 人材開発室 みずほ情報総研 (株) 国際系システム事業部 第1部 三菱総研DCS (株) 金融事業本部 リーダー サブリーダー サブリーダー 北川 貴之 下田 健太 花岡 俊之 東野 泰希 水野 真 妹尾 智浩 倉上 真典 新阜めぐみ チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 58 ISE アナリティクス・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 水谷 好伸 RM-007 : Bringing Up of Global IT Human Resources [Team Name] RM-007 : Bringing Up of Global IT Human Resources [Thesis Subject] Simplified Methods of Bringing Up Global IT Human Resources − Redefinition of Skills Index for Efficient Education − Summary Though the necessities of overseas expansion of Japanese IT companies have been increasing, global IT human resources have not brought up well. On this research, we investigate and analyze the education of global IT human resources for companies which have been expanding or about to expand toward overseas, grasp the present situation, and clarify the issues. We present required-abilities for global IT human resources, and propose development plans for companies to bring up global IT human resources efficiently. Member List(alphabetical order of company name) HLC Co.,Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co.,Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc Nissay Information Technology Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Tokio Marine & Nichido Systems Co.,Ltd. Takayuki Kitagawa Megumi Nioka Sub-Leader Masanori Kurakami Tomohiro Seno Leader Kenta Shimoda Toshiyuki Hanaoka Sub-Leader Taiki Higashino Shin Mizuno Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Yoshinobu Mizutani 59 RM-008:運用ToBe像の検討 RM-008:運用ToBe像の検討 論 題: 「これからのIT部門のあるべき姿 −‘IT部門だから’ できる全社横断的組織への転換, もうコスト部門とは呼ばせない−」 概要 ITはビジネスを支える中枢であり,24時間365日連続で稼動すること が当たり前となっている.一方で,新たな技術の登場により,IT部門 に求められる役割も多様化し,結果としてIT運用は煩雑さを増してい る.本稿では,IT運用における現状の問題の分析,対策だけでなく, 問題を生み出す根本の原因を明らかにし,IT部門全体に求められる役 割を再認識した上で,いかにしてビジネスに貢献していけるかを論じる. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アイ・ティー・ワン SEサービス第2事業部 (株) アイ・ティー・ワン SEサービス第1事業部 リーダー (株)インフォメーション・ディベロプメント DMS−2第2部 コベルコシステム (株) SO本部 第1サービス部 ニッセイ情報テクノロジー(株) システム運用事業部 日本ビジネスシステムズ (株) エンタープライズシステム本部 日本ビジネスシステムズ (株) コア・テクノロジーセンター (株)Minoriソリューションズ リコーインダストリー(株) 関西本部 事業統括本部 サブリーダー サブリーダー 高橋 明 西川 徹也 山田 勝之 伊藤 彩 土井 大輔 金村登友花 佐久間啓史 皆木 健二 増茂 昌章 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 60 インテグレーション・サービス 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 伴 俊秀 RM-008 : Considering to-be of IT Operations [Team Name] RM-008 : Considering to-be of IT Operations [Thesis Subject] The ideal form of IT department in the future − Transforming into a cross-sectoral role brings greater success to a company, No longer cost center − Summary IT is a nerve center of the business and it is expected to be running continuously 24 hours a day, every day. On the other hand, the advent of new technologies diversify a role of IT department, and as a result of that IT Operations are increasing the complexity. In this paper, not only analyze the current problems and mull measures to those, but also uncover the root cause of raising problems. And we discuss that how IT contribute to the business with re-realizing the roles required of whole IT Department. Member List(alphabetical order of company name) INFORMATION DEVELOPMENT CO., LTD. Information Technology One Co., Ltd. Information Technology One Co., Ltd. Japan Business Systems, Inc. Japan Business Systems, Inc. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Minori Solutions Co., Ltd. Nissay Information Technology Co.,Ltd. Ricoh Industry Company, Ltd. Katsuyuki Yamada Leader Akira Takahashi Tetsuya Nishikawa Sub-Leader Toyuka Kanemura Hirofumi Sakuma Aya Ito Sub-Leader Kenji Minaki Daisuke Doi Masaaki Mashimo Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Toshihide Ban 61 RM-010:無料ツールによるz/OSシステム運用の効率化の探求 RM-010:無料ツールによるz/OSシステム運用の効率化の探求 論 題: 「z/OS 無料ツールの効果的な活用方法 − ツールによる運用課題解決に向けての第一歩−」 概要 昨今のシステムの複雑化・大規模化に伴い,システム運用の現場では さまざまな運用課題に対応することが求められている.その対策のひ とつとして運用の自動化・ツール化は有用であるとされている.しかし 実際のIBM System z の運用現場でツールを利用している例は少ない. 本論文では,IBM System z の運用でツールが利用されない原因を考 察し,導入負荷やコストを抑えつつ効果が期待できる手法として,z/ OS無料ツールの効果的な活用方法を提案する. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アークシステム システム基盤サービス部 (株) インフォテクノ朝日 システム管理部 エヌ・ティ・ティ データシステム技術 (株) 日銀システム事業部 プルデンシャル・システムズ・ジャパン (株) Mainframe Technical Services サブリーダー リーダー 山本奈津子 沼田 真 井筒 敬彦 岡本 崇 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 62 メインフレーム・サーバー 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 金木 智彦 RM-010 : Investigation of methods to optimize system operation by using z/OS free tools [Team Name] RM-010 : Investigation of methods to optimize system operation by using z/OS free tools [Thesis Subject] Effective methods for using z/OS free tool utilities − A first step towards improving system operation by using tool utilities − Summary There are many challenges and problems to be faced today in system operation due to increasing system complexity and growing scale of operations. In response to the problems, using tools and automation is considered to be an effective measure, however actually there are just a few examples of introducing the method for the system operation. The purpose of this paper is to investigate the factors inhibiting the widespread use of the tools in the system operation of IBM System z, and we also propose effective methods of using z/OS free tools to improve system operation with low cost and low workload for the implementation. Member List(alphabetical order of company name) ARK Systems Co., Ltd. Info Techno Asahi Co., Ltd. NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. PRUDENTIAL SYSTEMS JAPAN, LIMITED Natsuko Yamamoto Makoto Numata Sub-Leader Norihiko Izutsu Leader Takashi Okamoto Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Tomohiko Kaneki 63 RM-013:運用業務評価指標の検討ガイド RM-013:運用業務評価指標の検討ガイド 論 題: 「システム運用業務評価における経営視点と現場視点のギャップを補うための手法 − コストの可視化と適正な業務評価−」 概要 近年,企業におけるシステム運用コストの削減は大きな課題となって いる.しかし,サービス品質を維持しつつ,コスト削減するには,運 用業務を正しく評価してコストバランスをとる必要がある. 本論文では, 「品質」を重視する運用業務従事者と「コスト」を重視する経 営層のシステム運用業務評価におけるギャップを補い,相互理解を深 めるための手法を提示する. メンバーリスト(会社名50音順) 日本ビジネスシステムズ (株) 金融システム2部 みずほ情報総研 (株) OS業務部 三菱総研DCS (株) システム運用管理部 (株) Minoriソリューションズ 関西本部第1部 (株) Minoriソリューションズ 金融本部 サブリーダー リーダー 古市 孝 清野 徳久 栗崎 元 前川 明弘 船木 淳 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム (株) 64 IS.MF Solnデリバリー 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 吉岡 晋也 RM-013 : Consideration guide of operations evaluation index [Team Name] RM-013 : Consideration guide of operations evaluation index [Thesis Subject] The method to fill a gap between employee viewpoint and management viewpoint in system operations evaluation − Cost visualization and fair operations evaluation − Summary Recently, the reduction in running cost of the company is important problem. However, in order to curtail cost while retain quality of service, it is necessary to evaluate correctly operational services and keep balance of cost. In this paper, we propose the method to fill a gap between quality-oriented employee and cost-oriented management. Member List(alphabetical order of company name) Japan Business Systems, Inc. Sub-Leader KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Minori Solutions Co., Ltd. Minori Solutions Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Takashi Furuichi Ryoji Nonaka Akihiro Maekawa Leader Jun Funaki Hajime Kurisaki Tokuhisa Kiyono Team adviser Shinya Yoshioka IBM Japan, Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 65 RM-016:インフラ運用ナレッジの蓄積と活用 RM-016:インフラ運用ナレッジの蓄積と活用 論 題: 「テクノロジーによるナレッジ管理の改革 − 検索と意思決定支援のツールによるナレッジ管理の攻略法−」 概要 ナレッジ管理は古くから,多くの組織やIT関係者により議論されてき た.その多くは属人化解消のためのスキル伝承と,情報共有のための コミュニケーション改善に焦点が当たり,ナレッジ管理の課題は部分的 にしか解決されなかった.本稿では,ナレッジ管理の典型的な課題が, テクノロジーによって包括的に解決されるという仮説のもと,現存する ツールの機能検証によるナレッジ管理の改革の可能性について述べる. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アイ・ティー・ワン リーダー 小松 法功 サブリーダー 豊田 崇 SEサービス第一事業部 キヤノンITソリューションズ (株) キヤノンMJパートナー事業本部 ドキュメントソリューション開発センター ドキュメントソリューション開発第三部 コベルコシステム (株) システム事業部 ICT本部 SOシステム技術部 第3サーバーグループ 第一生命情報システム (株) 基盤システム第一部 オープン技術第一グループ ノーツ基盤担当 福田 忠之 ニッセイ情報テクノロジー(株) 雨宮 悠介 テクニカルサポート一部 IT基盤管理一課 太田菜津子 システム運用事業部 インフラ運用推進ブロック(大阪) 久保 誠 ヤマハモーターソリューション (株) ITサービス事業部 ITサービスセンター データセンターグループ リコーインダストリー(株) 事業統括本部 事業サポートセンター 情報システム開発室 シェアード推進G T&D情報システム (株) 中村 逸樹 綿引 悦子 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 66 インテグレーション・サービス 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 岩村 郁雄 RM-016 : Storing and applying knowledge of operations for IT infrastructure [Team Name] RM-016 : Storing and applying knowledge of operations for IT infrastructure [Thesis Subject] Innovations of the knowledge management by the technology − Google and Watson will break the traditional issues of the knowledge management − Summary The knowledge management has been discussed for a long time by many organizations and IT people concerned. As for most, they focused a skill transfer of the job belonging to the specific person, or the communication improvement for information sharing, and the issues of the knowledge management was solved only partially. In this report, we define a hypothesis that typical issues of the knowledge management will be solved comprehensively by technology, and describe the possibility of the innovation of the knowledge management by the function inspection of existing tools. Member List(alphabetical order of company name) Canon IT Solutions Inc. Takashi Toyoda Noriyoshi Komatsu Tadayuki Fukuda Makoto Kubo Etsuko Watahiki Yusuke Amemiya Natsuko Oota Itsuki Nakamura Sub-Leader IT-One Co.,Ltd. Leader KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Nissay Information Technology Co., Ltd. Ricoh Industry Company, Ltd The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. T&D INFORMATION SYSTEM Ltd. YAMAHA MOTOR SOLUTIONS CO., LTD. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Ikuo Iwamura 67 SP-002:メインフレーム基幹業務のモバイル化 SP-002:メインフレーム基幹業務のモバイル化 論 題: 「メインフレーム技術者が求めるスマートデバイスの有効活用 − 3270からスマートデバイスへ−」 概要 スマートデバイスが急速に普及し,企業への導入も年々増加してきてい る.一方で,メインフレームでは依然として3270を主体とした開発・運 用が行われている.本論文は,メインフレームにおけるスマートデバイス の活用について担当技術者へのアンケートを取り,シチュエーション別 に検証した.その結果,携帯性を活かせる障害対応時・運用時は,有 効である事が分かった.開発時は,持ち運びの必要性が少なく,文字 入力が困難な事から不向きである事が分かったが,この点を克服する 事で,開発時でもスマートデバイスを有効に活用できる事が確認できた. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アイ・ティー・ワン SEサービス事業本部 SEサービス第1事業部 第1システム部 (株) エイチ・エル・シー 東京システム一部 JFEシステムズ (株) 販生流システム開発部 東京海上日動システムズ (株) メインフレーム基盤部 三菱UFJトラストシステム (株) システム開発第1部 サブリーダー リーダー 松岡 慎弥 鵜嶌 祐篤 岩井 雄亮 蝶名林正行 尾針 真和 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 68 ビジネス・ソリューション ソフトウェア開発ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 佐藤 大輔 SP-002 : Applying mobile to mainframe mission-critical system [Team Name] SP-002 : Applying mobile to mainframe mission-critical system [Thesis Subject] Effective use of smart devices for mainframe engineers − Change 3270 interface to smart devices − Summary Smart device is rapidly spread, it has been increasing year by year also introduced to the company. On the other hand, still the development and operation consisting mainly of 3270 are being carried out in the main frame. In this paper, the use of smart devices in the main frame to take a questionnaire to the technician, was verified by the situation. As a result, when capitalize response to failures and operate portability was found to be effective. During development, the less the need for portability, it has been found that it is not suitable from the fact the character input is difficult, and to overcome this point, it was confirmed that it is possible to effectively utilize the smart device even during development. Member List(alphabetical order of company name) Human Line Corporation Information Technology One Co., Ltd. JFE Systems,Inc. Mitsubishi UFJ Trust Systems Co., Ltd. Tokio Marine & Nichido Systems Co., Ltd. Hiroatsu Ujima Shinya Matsuoka Sub-Leader Yusuke Iwai Leader Masakazu Ohari Masayuki Chonabayashi Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Daisuke Satoh 69 SP-03A:スマートデバイスで既存システムはどこまでスマートになれるか?の研究 SP-03A:スマートデバイスで既存システムはどこまでスマートになれるか?の研究 論 題: 「企業におけるモバイルアプリのUX評価と改善 − IT部門のUX評価手法の適用可能性について−」 概要 企業におけるモバイルアプリにおいてUXは重要である.しかし,専門 知識を持たないIT部門がモバイルアプリのUXを評価することは容易で はなく,コストの面などから評価をすべて専門家に依頼することも現 実的ではない.本研究では,様々なUX評価手法の中から非専門家でも 実施可能と思われる手法を選定した.次にその手法をJGSの研究会活動 で使用しているモバイルアプリを対象に実施し,非専門家によっても評 価が可能であることを確認した.この検証を基に,IT部門がUX評価手 法をモバイルアプリの選定や改善に役立てられるかどうかについて考察を行った. メンバーリスト(会社名50音順) アドバンスト・アプリケーション (株) ソリューション企画・開発部 (株)インテック ビジネスソリューション開発部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 資産運用ソリューション事業部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 団保・共済ソリューション事業部 リーダー サブリーダー 鈴木 正浩 西井 友樹 相澤 宗彰 大山 登大 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 70 モバイルソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 青木 悟大 SP-03A : How far can existing systems become smart using smart devices? [Team Name] SP-03A : How far can existing systems become smart using smart devices? [Thesis Subject] UX evaluation and improvement of mobile application in enterprise − Possibility of application using UX evaluation methods in IT department − Summary UX(user experience)is important for enterprise mobile application. But estimating UX of mobile application is difficult for the engineers who are not familiar with UX evaluation methods. We investigated various UX evaluation methods, and selected some methods we assumed nonspecialist can use. We test them and considered whether selected methods are valuable for mobile application selection and improvement. Member List(alphabetical order of company name) Advanced Application Corporation INTEC Inc. Nissay Information Technology Co.,Ltd. Nissay Information Technology Co.,Ltd. Masahiro Suzuki Tomoki Nishii Muneaki Aizawa Takahiro Ooyama Leader Sub-Leader Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Godai Aoki 71 SP-03B:スマートデバイスで既存システムはどこまでスマートになれるか?の研究 SP-03B:スマートデバイスで既存システムはどこまでスマートになれるか?の研究 論 題: 「スマートデバイス導入におけるセキュリティ対策の指針」 概要 スマートデバイスを導入する上で,セキュリティ対策は必要である.本 論文では,業務システムを利用する上で必要なセキュリティ機能をネッ トワークの領域にも踏み込んで,マトリクス化して評価を行った.その 評価軸を検討・整理した結果をセキュリティ対策の指針として提示する. メンバーリスト(会社名50音順) JFEシステムズ (株) 販生流システム開発部 基盤グループ 東京海上日動システムズ (株) オープン共通基盤部・ソリューションデザイナー サブリーダー みずほ情報総研 (株) 金融ビジネス第2部 サブリーダー (株) ユニテック 第一事業部第二システム リーダー 堀内 健太 佐野 大樹 平野 康治 向井 真哉 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 72 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 橋本 誘己 SP-03B : How far can existing systems become smart using smart devices? [Team Name] SP-03B : How far can existing systems become smart using smart devices? [Thesis Subject] Core system requirements of smart device − Security requirements in order to use the smart device in the enterprise − Summary In introducing the smart devices, security measures are necessary. In this paper, the required security features on and depresses in the region of the network utilizing the business system and evaluated by matrixing. And it presents the results of the study and organize the evaluation axis as a guideline of security measures. Member List(alphabetical order of company name) JFE Systems, Inc. TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS Co.,Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc Unitec Co., ltd. Kenta Horiuchi Sub-Leader Hiroki Sano Sub-Leader Koji Hirano Leader Shinya Mukai Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Yuhki Hashimoto 73 SP-004:データサイエンティストでなくでもできるBig Dataの可視化技術の研究 SP-004:データサイエンティストでなくでもできるBig Dataの可視化技術の研究 論 題: 「データサイエンティストでなくてもできるビッグデータの活用技術の研究」 概要 ビッグデータ活用は進んでいないと言われている.その要因として, データ分析スキルを持つ人材(特にデータサイエンティスト)の不足や ビッグデータを取り扱う難しさが挙げられている.本論文では,ソフ トウェア技術の進歩により,データサイエンティストと同等のデータ分 析スキルは代替されるという仮説を立て,データサイエンティストでな い人でもビッグデータを分析・活用ができるようになることを検証した. メンバーリスト(会社名50音順) (株) アークシステム システム基盤サービス部 (株)アイ・アイ・エム 技術本部テクニカルサポートセンター (株) インテック コスモセンター キヤノンITソリューションズ (株) ソリューションサービス開発第一部 JFEシステムズ (株) 販生流システム開発部 JFEシステムズ (株) ERP・BI事業部 開発部 BIグループ (株) ジュピターテレコム システム企画部 (株) スズケン システム開発部 第一生命情報システム (株) 基盤システム第一部 第一生命情報システム (株) 基盤システム第一部 ニッセイ情報テクノロジー(株) 保険ソリューション事業部 みずほ情報総研 (株) 国際系システム事業部 第1部 三菱総研DCS (株) 事業推進企画部 サブリーダー サブリーダー リーダー 遠藤 尚宏 三好真佐代 千田麻友美 国定 泰宏 本田 孝人 鈴木浩一郎 齊藤 喜之 久末 淳也 東出 純 金綱 満久 宮 知秀 浅見 憲一 坂田奈保子 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) オープン・ミドルウェア 堀野 健司 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 74 アナリティクス・ソリューション 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 岩橋 智宏 SP-004 : A study of technologies for visualization of Big Data by citizen data scientists [Team Name] SP-004 : A study of technologies for visualization of Big Data by citizen data scientists [Thesis Subject] A study of technologies for analysis and visualization of Big Data by citizen data scientists Summary It is said big data utilization is not proceeding. The factors behind this trend are few human resources especially data scientists who can analyze big data and the difficulty to handle it. We hypothesized that the same analysis skill as data scientist was substituted by advanced software technologies, and evaluated citizen data scientists who are "NOT" data scientists can analyze and visualize big data. Member List(alphabetical order of company name) ARK Systems Co., Ltd. Canon IT Solutions Inc. IIM Corporation INTEC Inc. JFE Systems,Inc. JFE Systems,Inc. Jupiter Telecommunications Co., Ltd. Mitsubishi Research Institute DCS Co.,Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nissay Information Technology Co.,Ltd. SUZUKEN CO., LTD. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. IBM Japan Systems Engineering Co.,Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Takahiro Endo Sub-Leader Yasuhiro Kunisada Masayo Miyoshi Sub-Leader Mayumi Senda Koichiro Suzuki Leader Takato Honda Yoshiyuki Saito Naoko Sakata Kenichi Asami Tomohide Miya Junya Hisasue Jun Higaside Mitsuhisa Kanetsuna Kenji Horino Tomohiro Iwahashi 75 SP-015:z/OSとSystem zサーバー 新機能研究 SP-015:z/OSとSystem zサーバー 新機能研究 論 題: 「zEDCによるストレージコスト削減効果の検証」 概要 近年,情報システムの大規模化・複雑化に伴い,そのデータ量は爆発 的な増加傾向にある.それに対してストレージの予算を大幅に増加さ せることは企業にとって大きな負担となる.本論文ではz Systemsの新 しいハードウェア圧縮機能であるIBM zEnterprise Data Compression (zEDC)に着目し,zEDCの導入を想定としたコスト削減効果の検証を 行った.検証の結果,zEDCの導入によるストレージ追加・導入コス トの削減効果が確認できた.ただし,現時点ではzEDCにて圧縮可能な データには制限があるので,zEDCの稼働条件によっては確実なコスト削減効果を得られるとは限らな い.そこで,zEDCの効果をより多くのシステムで得るために機能改善の提言をする.本論文はデータ 量の増加に伴うストレージコストに対して課題を持つ企業にとって参考となるものである. メンバーリスト(会社名50音順) (株) エイチ・エル・シー 東京システム一部 (株) NHKメディアテクノロジー IT運用部〔システム運用〕 エヌ・ティ・ティ データシステム技術 (株) 日銀システム事業部 コベルコシステム (株) 第一ソリューション部 第一生命情報システム (株) システム統括部 T&D情報システム (株) テクニカルサポート部 サブリーダー リーダー 蜂谷 貴徳 鏡沼 悠太 濱田 一雄 小田垣雅也 池和田忠則 券田 孝晴 チームアドバイザー 日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株) 76 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 中島 和弘 SP-015 : z/OS and System z server new feature research [Team Name] SP-015 : z/OS and System z server new feature research [Thesis Subject] Verification of zEDC storage cost reduction effectiveness Summary Recently, due to the information system growth large-scale and complication, the data volume increase explosively. In contrast, increasing the budget of storage is a significant burden for the company. In this paper, we focus on "zEDC" which is a new hardware compression feature for z Systems, and we assume how much storage cost will be saved by zEDC. A result, we confirm that zEDC will help to reduce the storage cost. However, because of the capability limitations of zEDC, it is hard to apply the storage cost reduction advantages to all of the z/OS systems. So, we propose zEDC function improvement to obtain more benefit of zEDC. This paper will be a reference for companies to challenge a storage cost reduction for increasing volume of the data. Member List(alphabetical order of company name) HLC Co., Ltd. Takanori Hachiya Masaya Odagaki Yuta Kagaminuma Leader Kazuo Hamada Takaharu Kenda Tadanori Ikewada Sub-Leader KOBELCO SYSTEMS CORPORATION NHK Media Technology, Inc. NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. T&D INFORMATION SYSTEM Ltd. The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd. Team adviser IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Kazuhiro Nakajima 77 PX-100A:Watson研究 Team-A PX-100A:Watson研究 Team-A 論 題: 「Watsonへの提案」 概要 IoT,ビッグデータ活用などが台頭してきた昨今,データ分析の意思 決定支援ツールとして,人工知能の活用が注目を浴びており,具体 的な事例も増えてきている.人工知能として紹介されることが多い 「Watson」 だが,IBMは「Watson」をコグニティブ・コンピューティング・ システムとして位置付けている.このような誤解を解くために我々は, 「Watson」がどういった機能を持っており,どのような強み・弱みがあ るのかの調査及び定義付けを行った.また,それらの点を踏まえ,新 しい 「Watson」 の活用方法を提言する. 〈注〉提出論文はありません。 「JGS IT-Conference」 での成果発表は行なわれます。 メンバーリスト(会社名50音順) T&D情報システム (株) テクニカルサポート一部 みずほ情報総研 (株) 共通インフラ事業部第2部 みずほ情報総研 (株) 金融システム業務部 宮澤 一行 田中沙吉理 中島 研一 宮本 康朗 初治 央高 長岡 優季 事業推進本部 野久尾智明 (株) アイ・ティー・ワン SEサービス第1事業部 (株)クレスコ ビジネスソリューション事業部 (株)ジェーエムエーシステムズ 産業ソリューション事業部 サブリーダー リーダー チームアドバイザー (株) アイ・ティー・ワン 78 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 PX-100A : Watson Project Team-A [Team Name] PX-100A : Watson Project Team-A [Thesis Subject] Recommendation of effective method of IBM Watson Summary Since IoT and big data utilization has been emerged recently, a use of artificial intelligence attracts attention as a decision support tool for data analysis, and these case examples are increasing; and IBM Watson is often introduced as an representative example of an artificial intelligence. However, IBM defines Watson as a cognitive computing system. Therefore, we investigate and define Watson's function, strength, and weakness to clear up the misunderstandings. In addition, based on these points, we propose a new usage of Watson. Member List(alphabetical order of company name) Cresco, Ltd. Information Technology One Co., Ltd. JMA Systems Corporation Sub-Leader Mizuho Information & Research Institute, Inc. Mizuho Information & Research Institute, Inc. T&D INFORMATION SYSTEM Ltd Sayori Tanaka Kazuyuki Miyazawa Kenichi Nakashima Leader Hirotaka Uiji Yuki Nagaoka Yasuaki Miyamoto Team adviser Information Technology One Co., Ltd. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Chiaki Nokuo 79 PX-100B:Watson研究 Team-B PX-100B:Watson研究 Team-B 論 題: 「これでわかるWatson入門 −ユーザー目線によるWatsonの実像理解と日本企業における利活用の提言−」 概要 IBM社が開発したシステムWatsonは,2011年に公開されて以来、大き な注目を集めてきた.急激に進化しつつある一方,イメージ先行のあ まりにも過剰な期待が寄せられている面もあり,新技術の普及にとっ て,必ずしも望ましい状況とは言えない. 本 研 究 で は ま ず,Watsonと は 何 か を 整 理 し, 一 般 的 に 理 解 し 得 る Watson全体の俯瞰像を提示する. 次に,Watsonをどのような業種,業務へ適用すれば効果的か,さらに は費用の観点から,どのようなお客様に適合するかを論ずる. 以上を踏まえ,今後,日本におけるWatson普及のための施策案を提言する. 〈注〉提出論文はありません。 「JGS IT-Conference」 での成果発表は行なわれます。 メンバーリスト(会社名50音順) みずほ情報総研 (株) 経営・ITコンサルティング部 みずほ情報総研 (株) 銀行システムグループ 志田 篤 佐藤 浩義 早川 輝 油谷 実紀 大田尾一作 冨尾 尚斉 片山 晃 第一事業部 松本 学 (株) エクサ さくら情報システム (株) (株)ジェーエムエーシステムズ TIS (株) (株) DTS 金融・公共システム第1開発部 銀行システム統括部 モバイルソリューション事業部 戦略技術センター イノベーション推進部 サブリーダー リーダー チームアドバイザー キヤノンITSメディカル (株) 80 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 PX-100B : Study for IBM Watson -Team B [Team Name] PX-100B : Study for IBM Watson -Team B [Thesis Subject] A definitive introduction to IBM Watson − Understanding of the actual image of Watson from the User’s point of view and a Proposal for effective usage in Japanese Companies − Summary Watson system, developed by IBM, appeared in 2011 and has attracted a great deal of attention from many businesses. While it is rapidly evolving, it faces excessive expectations with its unrealistic image preceding. This is not necessarily a desirable situation for the dissemination of the new technology. In this study we attempt to describe what Watson is, and present an overall image of Watson that can be commonly understood. Then, we discuss what kind of industry and business would be suitable and cost effective for implementation of Watson system. Based on above we propose measure to make Watson system popular in Japan in the future. Member List(alphabetical order of company name) DTS CORPORATION EXA CORPORATION Isaku Otao Atsushi Shida Akira Hayakawa Takahito Tomio Akira Katayama Hiroyoshi Satoh Miki Yutani Sub-Leader JMA Systems Corporation Mizuho Information & Research Institute, Inc. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Sakura Information Systems Co., Ltd. TIS Inc. Leader Team adviser Manabu Matsumoto Canon ITS Medical inc. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 81 PX-100C:Watson研究 Team-C PX-100C:Watson研究 Team-C 論 題: 「Watsonの個人利用とインフラ化に向けた提言」 概要 本研究では,IBM Watsonの現況を調査するとともに,IBM Watsonが 目指すコグニティブ・コンピューティングの理解を深めた.現況の調査 から見えてきたIBM Watsonの活用方法とその整理をおこない,来るべ き2020年東京オリンピック・パラリンピックを題材に,今後コグニティ ブ・コンピューティングが担うであろう役割と,そのチャレンジが我々 の実社会をより豊かにする事についての可能性を探る. 〈注〉提出論文はありません。 「JGS IT-Conference」 での成果発表は行なわれます。 メンバーリスト(会社名50音順) NTTデータシステム技術 (株) 保険システム事業部 オンチャネル・ジャパン (株) マーケティング・ストラテジー (株) クレスコ 技術研究所 コベルコシステム (株) 技術統括部 日本電通 (株) 社内情報システム部 経営企画部 みずほ情報総研 (株) 金融ビジネス第1部 みずほ情報総研 (株) 技術企画部 リーダー サブリーダー 池田鈴太郎 西川 浩平 井上 祐寛 山田 豊文 西野 伸一 保坂 和彦 佐藤 慎吾 チームアドバイザー (株) アイ・ティー・ワン みずほ情報総研 (株) 82 事業推進本部 技術企画部 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 新宮 貢 松井 賢 PX-100C : Watson Project -Team C [Team Name] PX-100C : Watson Project -Team C [Thesis Subject] Suggestions for personal use and infrastructure of the IBM Watson Summary In this study, we research the current state of the IBM Watson andunderstand cognitive computing that is a goal of the IBM Watson. We haveorganize how to take advantage of the IBM Watson from the survey results.In the 2020 Tokyo Olympics and Paralympic, we propose a possibility of therole that the cognitive computing would assume, and a realization of richlife by the IBM Watson. Member List(alphabetical order of company name) Cresco, Ltd. KOBELCO SYSTEMS CORPORATION Mizuho Information & Research Institute, Inc. Mizuho Information & Research Institute, Inc. Nippon Dentsu CO., LTD. NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC. OnChannel Japan Co. Ltd. Takuhiro Inoue Toyofumi Yamada Kazuhiko Hosaka Shingo Sato Sub-Leader Shinichi Nishino Rintaro Ikeda Kouhei Nishikawa Leader Team adviser IT-One Co., Ltd. Mizuho Information & Research Institute, Inc. 「JGS研究2015」プロジェクト・チーム論文 Mitsugu Shingu Ken Matsui 83 JGS研究プロジェクトは、テーマごとに5 部会に分かれて運営されています (チーム名の頭についているアルファベットは、この部会名を表わしています) ■ クラウド・コンピューティング部会 (CL部会) クラウド・コンピューティング関連技術に関する機能・活用・運用等の調査/研究を行ないます。 ■ 情報システム企画部会 (IP部会) 情報システム企画の質の向上を目指し、経営戦略と先進ITとの連携にかかわる研究/評価を行ないます。 ■ プロジェクトマネジメント部会 (PM部会) 情報システムにおけるプロジェクトマネジメントなどに関する研究/情報交換を行ないます。 ■ リソースマネジメント部会 (RM部会) 情報システムおよび人材を中心とした経営リソースの企画・開発・運用管理などに関する研究・情報 交換を行ないます。 ■ システム製品部会 (SP部会) IBM社およびIBM関連ハードウェア/ソフトウェア製品群に関する機能・活用・運用等の調査/研究を 行ないます。 ◎ 特別プロジェクト部会 (PX部会) 上記5 部会の他に、年の単位では間に合わないテーマ等については、タイムリーに「特別プロジェクト」 (PX) を募集し、研究活動を行ないます。 掲載の「JGS研究2015」プロジェクト・チームの論文本体は、 IBMユーザー研究会のホームページ(電子図書館)から閲覧・ ダウンロードしていただけます。 http://www.uken.or.jp/ 「JGS研究2015」 プロジェクト・チーム論文概要集★ 2015 年 9月発行 著作:全国IBMユーザー研究会連合会 制作:日本GUIDE/SHARE委員会 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 禁無断転載複写 TEL(03)3667-5601 FAX(03)3667-5604 E-Mail [email protected] HP http://www.uken.or.jp/jgs/ 背表紙見本 ﹁JGS研究2015﹂プロジェクト・チーム論文概要集 ★ ﹁JGS研究2015﹂プロジェクト・チーム論文概要集 ★ 「JGS研究2015」 「JGS研 プロジェクト・チーム論文概要集 プロジェ★クト・チー [活動期間:2014 年10月∼ 2015年9月] 論文本体は、 )から閲覧・ [活動期間:2014 年 ● ● クラウド・コンピュー クラウド・コンピューティング部会(CL部会) ● 情報システム企画部会(IP部会) ● ● プロジェクトマネジメ プロジェクトマネジメント部会(PM部会) ● リソースマネジメント部会(RM部会) ● リソースマネジメント ● システム製品部会(SP部会) ● システム製品部会(S ◎ 特別プロジェクト部会(PX 部会) ◎ 特別プロジェクト部会 ●背幅 情報システム企画部会 5.13mm 「JGS研究2015」 プロジェクト・チーム論文概要集★ 2015 年 9月発行 TEL(03)3667-5601 FAX(03)3667-5604 [email protected] 月 月 全国IBMユーザー研究会連合会 9 日本GUIDE/SHARE委員会 HP http://www.uken.or.jp/jgs/ 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 E-Mail 2015年 9月 2015年 2015年 9 著作:全国IBMユーザー研究会連合会 制作:日本GUIDE/SHARE委員会 2015 全国IBMユーザ 日本GUIDE/
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