日本 香港で成功した日本企業 香港 ビジネスが発展し続ける場所 各分野における経験豊かな専門チームが 貴社の香港における事業設立、またその後もお手伝い致します。 事業設立計画から事業拡大まで、 我々はあらゆる段階で常に貴社と共にいます。 詳しくは弊局サイト www.investhk.gov.hk/ja をご覧下さい Content 2 香港特別行政区政府 投資推進局局長 からのメッセージ 3 香港日本人商工会議所会頭メッセージ 4 香港投資推進局(インベスト香港)について 5 香港日本人商工会議所の活動について ケーススタディ 6 Hitachi Maxell Global Ltd 7 久保田米業(香港)有限公司 8 株式会社商船三井 9 ベクトルグループインターナショナル社 10 エーワンベーカリー(香港) 11 株式会社上組 12 三井不動産株式会社 13 日産自動車株式会社 14 イタリアンレストラン サイゼリヤ 15 Miss Paris Group Ltd 16 NTT Com Asia 17 ヤマト運輸株式会社 18 東京エレクトロンデバイス香港 19 大和証券キャピタル・マーケッツ 20 ブランドオフ 21 Kadokawa Group Holdings, Inc. 22 QB Shell Private Limited 23 エスト・ウェストオークションズ 24 JMC Hong Kong Limited 25 インベスト香港 顧客プロフィール 44 インベスト香港 東日本・西日本事務所 香港特別行政区政府 投資推進局局長 からのメッセージ 約 2,500 社以上の日本企業が、香港に拠点を持ち、毎年 新たな日本企業が進出してきます。また、世界中から 7,250 社以上の企業が、香港に進出し、拠点を構えてい ます。香港への進出の理由は共通しており、自由なビジ ネス環境や税制が挙げられています。これにより、企業 は地道な努力や創造力で得た収益を一定割合確保するこ とができます。 2013年上半期、香港への投資案件数において、日本は、 2 番目の投資国になりました。インベスト香港は、香 港で事業を設立あるいは拡大する日本企業を 26 社支援 し、前年同期比 18% の伸びを記録しました。インベス ト香港が支援した日本企業は、いずれも香港の治安の良 さ、サービスの質の高さ、そして国際都市としての香港 の利便性を強調しています。 日産自動車株式会社、株式会社 商船三井、日立マクセル株式会社など、海外事業 統括の機能を香港に移転した日本の大企業もあります。他にも様々な分野の日本企 業が香港に進出しております。例えば、日本の大手PR会社 Vector Group、農機 最大手の株式会社クボタの子会社である久保田米業(香港)有限公司 (Kubota Rice Industry (H.K) Co Ltd) が挙げられます。 香港は、長年にわたり、世界で最も自由な経済体制が維持されている場所として 認知されてきました。また、多くの富裕層(HNWI)や多国籍企業が拠点を持つ、グ ローバルな金融センターでもあります。更に、香港の立地は世界各国、とりわけ 中国本土のビジネス・パートナーとの連携に最適です。 インベスト香港の使命は、ビジネス拠点としての香港の利点を広く説明し、日本企 業の香港での事業展開が迅速かつ円滑に行われるよう支援することです。皆様に 香港の持つビジネス・チャンスをより詳細にご説明する機会を戴ければ幸甚です。 皆様の香港へのご来訪を心よりお待ちしております。 投資推進局局長 サイモン・ガルピン 2 香港日本人商工会議所会頭 メッセージ 香港の価値が各国の企業で再評価されています。中国を 含むアジア市場を見据え、日本企業の香港進出が加速さ れています。日本人商工会議所の会員数もこの2年増加 に転じています。新たな市場開拓に先ず香港で経験と実 績を積み上げて、さらにアジアで飛躍を構想される新規 進出企業もあります。香港の会社にグループの統括機能 の付与や強化を検討されている企業も増えています。 香港の価値を皆様はどのように見られているでしょうか。 • 世界最大の人民元オフショアセンターでもある自由度 の高い金融機能 • 低いかゼロの税率 • 24 時間活動が止まらない物流機能 • 空路なら 5 時間内で中国と東アジアの主要都市に到達 する地の利 • 英国法の法体系や IFRS に準拠した会計制度 • 情報通信の安定したインフラ等々 香港にある最も大切な資源に触れる必要があります。それは能力の高い国際人材 です。広東語を母国語として、中国語で中国本土の価値を理解すると同時に国際 ビジネス社会で活躍するのに必要な英語も自由に使いこなす香港の人々。加えて 日本語も使いこなす人材も多い親日的環境に私どもは魅了されています。 中国やアジアで飛躍される日本企業の進出を香港でお待ちしています。 香港日本人商工会議所 会頭 北川 宏基 3 香港投資推進局(インベスト香港) について 2000 年 7 月に設立されたインベスト香港は、海外直接投資を誘致する香港特別行 政区政府(HKSAR)の一部局です。インベスト香港の使命は、アジア有数の国際ビ ジネス拠点であり、また世界の金融センターである香港の競争優位性をさらに強 固なものにし、諸外国、中国本土、台湾の企業による香港進出を促し、戦略的事 業展開を支援することです。 2012 年 12 月現在、インベスト香港は 2,700 件を超える投資案件を遂行しました。 それらの事業立上げまたは事業拡大は初年度に 32,000 件以上の新規雇用を創出 し、690 億香港ドルの投資を誘致しました。 インベスト香港では、以下の主要部門の専門チームを擁しています。更に世界の 主要都市 27 箇所に事務所を構えています。主要部門:ビジネス・専門サービス業、 消費財・小売業、クリエイティブ産業、金融サービス業、情報通信技術産業、科 学技術産業、接客サービス・旅行業および運輸・工業。香港のスタッフと海外の スタッフとが緊密な連携を取りながら、支援企業の香港での事業設立並びに事業 拡大を迅速かつ丁寧にサポートしております。 香港への事業進出に関し、あらゆる段階において、企業ごとにカスタマイズされ た方法で、無料で支援サービスを行います。また、守秘義務にも細心の注意を 払っております。 計画 事業計画や事前評価 に不可欠な情報の提供 拠点設立 事業所用地、ビザ申 請支援、ライセンス 申請、学校教育等多 岐にわたるアドバイ スの提供 Website: www.investhk.gov.hk Tel: (852) 3107 1000 Email: [email protected] 4 始動 PR およびマーケ ティングに関する 支援 拡張 ビジネス交流会、 各種専門家の紹 介等 香港日本人商工会議所の 活動について 香港日本人商工会議所は、1969 年に香港日本人倶楽部の経済部から分離して 設立された香港政庁から認められた NPO です。当商工会議所は、香港政府 主催で定期的開催される各国商工会議所が集まる「IBC(International Business Committee)」に出席し、香港の発展や会員企業に資する意見交換を行なってい ます。 当商工会議所は、640 社近い企業会員で構成されています。産業別に 13 の部会に 分かれて会員相互間のネットワーキングを推進しつつ、ビジネスグループの現況 共有、課題や関心事項について講演会、現場の見学や視察旅行などを実施します。 全会員に共通した事項は、年間 20 回以上開催(2012 年度の場合)されるセミナーを 通じて取組んでいます。会員の業容拡大に繋がる中国を含むアジアビジネス拡大 のヒントになるセミナー、会員が共通して押さえるべき経営上の重要事項に関連 するセミナーを今年も積極的に推進しています。 在香港日本国総領事館、InvestHK を筆頭に関係団体、各国商工会議所等や、日本 各地の商工会議所と連携や協力関係にあります。香港社会への協力や貢献も念頭 に日々の活動を行なっています。 会員企業の発展へ日々取り組んでいます。 5 香港が中国本土に隣接するという事実が、グロ ーバル本社を設置する決定的な要因です。 日立マクセルが香港にグローバル本社を開設 Hitachi Maxell Global は香港を世界市場への発信地と位置付け、グローバル機能を集約します 「当社の受託業者や下請業者の多くは中国本土に拠点を設けて います。従って、香港が中国本土と隣接するという事実が、当 社が当地にグローバル本社を設置する決定的な要因でした。」と Hitachi Maxell Global Ltd. President 亀本 優氏は述べました。 ビジネスソリューション 同氏は、その他の要因として、香港特別行政区の低率でわか りやすい税制、政府の支援、および世界の金融センターであ ることを挙げています。 乾電池に始まったマクセルブランドは、今日では、光記憶媒 体、磁気記憶媒体といった製品をカバーするまでに成長しま した。進化し続けるマルチメディア時代のニーズに対応する ため、同社は、データ、エネルギー、音声ならびに視覚とい った専門分野におけるキーデバイスの研究開発に、経営資源 を継続的に投入しています。 グローバル本社の使命は、グローバルな事業計画、マーケテ ィングならびに戦略の策定です。そして、主要な機能は、グ ローバルな消費者マーケティング、新規事業や商品開発、グ ローバルな宣伝広告活動、生産管理ならびに国際調達などで す。また、新規ビジネスの創出、並びに全ての関連企業への 財政面でのサポートを担当します。新製品の開発は、すでに 香港で行われました。 同社の製品およびサービスは、人々の生活をさらに快適なも のにし、企業にビジネスソリューションを提供することを目 標としています。同社の持つ既存技術を応用することで、顧 客に革新的な提案をしていきます。具体例としては、放送事 業者に対する記録保管サービス、粘着テープの自動車産業や 建設業界への転用、車両の広角ビューを可能にする特殊レン ズユニットの開発が上げられます。 販売面では、日立マクセルの米国地域統括本部、欧州、中国 本土、アジア太平洋地域、ならびに日本のすべての拠点が、 香港の地域統括本部の管轄下に入りました。 今後も、日立マクセルは、ブランド戦略にさらなる経営資源 を投入し、より多くの分野で同社製品を使用して頂けるよう 研究開発ならびに販売促進を継続していきます。「香港は世界 市場への、情報発信拠点です。」と亀本氏は述べました。 赴任して数ヶ月ですが、亀本氏は、香港が大変コンパクトで、 ショッピングや外食をするのに大変便利な都市だと感じてい るそうです。また、インベスト香港が同社に提供する継続的 な支援を高く評価しています。 Hitachi Maxell Global Ltd • • • • 2013 年 1 月 1 日設立 2012 会計年度の予想売上高は、5.3 億米ドル 香港の従業員数 60 名 主な事業内容:コンピュータ · メディア、電池、オーディオ・ ビジュアルメディア、光学部品、電子機器およびアクセサリー www.maxell.com.hk 6 発行日:2013 年 4 月 新潟米を香港で精米 国内農機のトップメーカーである株式会社クボタは、高品質の日本米を好む中間層および富裕層をターゲット に、香港市場で日本米の販売を始めます 同社はニーズに柔軟に対応することで、新たな事業を開始し ます。香港に拠点を開設し、精米したての新鮮な最高品質の 米を、現地の消費者に提供します。精米機メーカーとしても 長い歴史を持つ同社は、香港の人々に新鮮な米を提供するこ とが、さらなる日本米の海外での需要拡大に向けた、新たな 一歩になると信じています。 「当社は、香港以外にも多くの候補地を進出先として検討しま したが、フィージビリティー調査の結果、香港が海外拠点と して最適であると判断しました。香港は、米の輸入規制が少 なく、広大な中国本土市場に隣接しているという好条件に加 え、日本食が広く浸透してします。現在、日本の米輸出の約 50%が香港向けであり、香港市場は日本の米輸出にとって大 変重要な市場です。」 (久保田米業(香港)有限公司 (Kubota Rice Industry (H.K) Co Ltd) 代表取締役 住中卓史氏) 安全で新鮮な食品に対する世界的需要 同社は、日本から精米機を輸入し、沙田 (Shatin) での食品工場 の建設をもって香港への投資を開始しました。19 年連続で日 本米の中で最高品質に格付けされる新潟県産コシヒカリの玄米 を日本から輸入し、鮮度を保つべく、香港に設置した工場で精 米します。小売製品は、キロあたりおよそ 60 香港ドルで、オ ンラインにて注文できます。また同社は、香港の多くの日本食 レストランに、精米したての新鮮な新潟米を提供しています。 「グローバル市場では、新鮮で安全な食品を求めています。 昨年の拠点設立以来、業績は当初予想を越えるものです。香 港へ進出する日本企業の数は増え続けており、当社にとって は、流通ネットワークを更に拡充する大きなチャンスとなっ ています。」 (住中氏) 中国市場への玄関口 香港政府による政策が非常に安定しているおかげで、同社は、 スムーズに事業の立ち上げを行えたばかりでなく、その後も、 政策変更に煩わされることがなく、本業に集中することがで きています。「ビジネス環境は概して非常に友好的であり、政 策も効果的に機能しており、変更されることはありません。 香港の持つライフスタイルやインフラは、海外の投資家にと って便利で快適なものです。 情報が効率的かつ自由に収集できるため、中国本土の市場動 向に関する情報収集や調査に当たって、香港は理想的なロケ ーションです。」 (住中氏) 同社では、強い購買力を持つ中国本土並びにアジアの近隣諸 国への進出も視野に入れています。 「香港は地域の貿易と流通ネットワークを統括するのに最適な 都市です。従って、当社の国際的な認知度を高めるのに最適 な拠点とも言えます。香港で成功を収められれば、他の地域 でも大丈夫だと思います。」 新たな投資家のためのワンストップ · サービス 「大阪のクボタ本社によるサポートもありましたが、インベス ト香港の支援なしには、この事業を立ち上げることはできま せんでした。インベスト香港は、当社のような新規参入企業 にとって非常に有益であり、わかりやすいサービスを提供し ています。インベスト香港のスタッフの方々とは、定期的に 会合を持ち、公的手続きや必要な許認可の申請に関し、有効 なアドバイスを頂くことができました。インベスト香港を通 してすべての疑問が解消され、複数の政府の担当部門を訪れ るといった煩わしさは一切ありませんでした。」 (住中氏) 久保田米業(香港)有限公司 • 株式会社クボタ(本社 大阪、1890 年創業)は、農機のトップ メーカーです • 卸売およびスーパーでの販売に加え、オンラインショップも 運営しています • 香港で精米された新鮮なお米は、ご発注後 3 日以内に届けら れます www. kubota-rice.com.hk 当社の国際的な認知度を高めるのに最適な拠点 とも言えます。香港で成功を収められれば、他 の地域でも大丈夫だと思います。 発行日:2013 年 3 月 商船三井の定航事業にとって、 香港は最適な事業拠点。 商船三井の定航事業、本社機能を香港へ移管 香港は組織・人材面でのグローバル化を果たす為の最適地 商船三井は、世界各地で 900 隻以上の貨物船を運航する外航海 運会社です。同社は鉄鉱石、石炭、ウッドチップ(製紙原料と なる木片)などを輸送する不定期専用船(ばら積船)、原油・原 油製品を輸送する油送船(タンカー)、LNG(液化天然ガス)船 など、幅広い分野での国際海上輸送に従事しており、保有船舶 数、総載貨重量のいずれにおいても世界トップクラスです。 同社の定航事業は現在 100 隻以上のコンテナ船を運航、全世 界に約 4,000 名のスタッフを配置、2012 年の売上高は 60 億米 ドルと商船三井グループの中核業務のひとつです。同事業の 屋台骨となるのは、本社、地域統括会社、各国にある現地法 人 ( 代理店 )、システム関係会社、ロジスティクス事業会社の 6 つに大別できます。かねて進めてきた定航業務の香港への移 管により、現在本社機能だけで 160 名の従業員を擁しており、 スペースコントロール、ネットワーク計画、船隊管理、マー ケティング、営業、コンテナの調達及び管理、本船運航管理 など必要とされる業務の殆どを香港で行っています(香港には 本社業務含めて総勢 640 名が配置されています)。 また香港に設置されたデータセンターは、米国のデータセン ターのデータをリアルタイムでバックアップする機能を有し ており、システム面での統括を行う Chief Information Officer も在香港とするなど、ソフト面・ハード面共に香港を重要拠 点としています。 人的資本の活用 外航海運業を取り巻く外部環境は、不安定な世界経済動向も あり益々厳しさを増しています。このような状況下で同社が 目指すのは、『コストを合理化しつつ、高品質の海上輸送サー ビスを提供すること』であり具体的には、オンタイムでのカー ゴデリバリーや顧客の要求に対する迅速且つ適切な対応が挙 げられます。一方、これを進める為には優秀な人材の確保・ 育成が重要となります。 香港への業務移管の理由として、 「優秀な人材を確保できる点」 と指摘するのは、定航事業を率いる池田潤一郎氏(商船三井常 務執行役員) です。さらに池田氏は 「香港の大学では、海運・物 流・サプライチェーンの学士課程、修士課程が充実しており優 秀な人材が継続的に社会に送り出されています」 と続けた上、 「海 運業界に対する確固たる歴史と実績、成長地域に隣接した地理 的条件、良好で整備されたインフラ、効率的な行政、法順守が 確保された商習慣なども移管した理由」 とし、香港には商船三井 の定航拠点として必要な条件が全て整っていると述べました。 これまでの業務移管により約 30 名のスタッフが東京から異 動、昨年後半からは池田氏本人も1年の半分を香港での陣頭 指揮にあて、残り半分を東京で執務をとる体制へ移行しまし た。池田氏は「香港は仕事をするにも、生活をするにも非常に 安全で快適な都市」と結んでおり、香港を拠点に更なる定航事 業の強化を行う意欲を新たにしました。 株式会社商船三井 • 1884 年設立、本社は東京 • 保有船舶数は世界中で 900 隻以上、同社グループ従業員数 9,000 名。その内約 4,000 名が定航事業に従事 www.molpower.com 8 発行日:2013 年 3 月 日本の大手PR会社ベクトル(ベクトルグループ)が 東南アジア地域統括本部を開設 日系大手 PR 会社 株式会社ベクトル(ベクトルグループ)が、急成長を遂げる東南アジアにおけるビジネス統括 のために香港に地域統括本部を設置 香港は生産性が高く、かつ英語を 話す人材を多く抱える市場として 知られていますが、PR 業界にお いても優秀な人材を容易に採用で きます。こうしたことが、ベクト ルグループが香港に拠点を置いた 大きな要因です。香港の地域統括 本部は、東南アジアにおける関係 各社ネットワークの統括を目的に 開設されました。ベクトルグルー プはここ数年で、アジア地域で急 速な拡大を遂げました。2011 年 開設の上海事務所を皮切りに、北 京事務所が開設され、その一年後 に香港オフィスが開設されまし た。 香港の PR 業界の人材は、日本の PR 業界の人材の レベルに匹敵します。しかも国際的な視点を持ち合 わせています。 「高品質のサービスを求める中国 本土のクライアントから、当社が 香港に支店を持っているのかとよ く尋ねられました。」と、ベクトルグループインターナショナ ル社代表取締役長谷川創氏は述べました。「香港の PR 業界の 人材は、日本の PR 業界の人材のレベルに匹敵します。しかも 国際的な視点を持ち合わせています。従って、香港でも高品 質のサービスを提供できることに疑いの余地はありません。」 「実際、20 年前に当社の日本本社が事業を始めた時、当社の 東南アジアにおけるビジネス拡大の最初の計画策定時点で、 すでに香港が視野に入っていました。我々が求める生産性の 高い仕事ができる人材が得られる都市です。」と同氏は付け加 えました。 日本が誇る戦略 PR の専門知識・技術を香港に 戦略策定からの宣伝、デジタルマーケティング、PR イベン トやインストア · プロモーションまで、ベクトルグループは、 多くの多国籍企業や日本企業に対しワンストップで包括的な マーケティング · ソリューションを提供しています。同グルー プは親会社である株式会社ベクトルおよび傘下の各事業会社 によって構成されています。ANTIL、Platinum および INITIAL は、総合 PR 事業を、SIGNAL はデジタル WEB マーケティング 事業を、VECKS は、映像制作事業を運営しています。一方、 PR TIMES により日本最大のプレスリリース配信サービス も行っています。長谷川氏によれば、こうした各事業会 社の強力なバックアップにより、ベクトル香港は運営されて います。 いと思います。日本国内で提供するクオリティと同レベルの サービスを提供することで、お客さまにご満足頂けると考え ています。」と同氏は付け加えました。 情報 多くの日本人駐在員が、香港を「第二の故郷」と表現します。 「香 港で提供されるサービスレベルは、日本と同等で、中国本土 のどの都市と比べても、香港はより安全でリラックスできる 快適な都市でもあります。」と同氏は述べました。 「従業員の採用に苦労することは無く、また大変コンパクトな 都市ですので、移動も便利です。また東南アジアの中心に位 置していますので、各国の顧客へのアクセスも容易です。」と 同氏は熱心に語りました。 ベクトルグループは、インベスト香港の提供する包括的なサ ービスを活用しています。インベスト香港主催の交流イベン トを活用し、口コミによって同社を知って頂き、同社のサー ビス内容を、潜在顧客の方々にご紹介することができます。 今後 5 年間で、同社はグループ全体の規模を 10 倍に拡大する 計画です。 ベクトルグループインターナショナル社 「アジア、とりわけ中国本土で PR 事業を成功させるには、 PR、デジタルマーケティングおよびインストアプロモーショ ンの組み合わせが重要です。当社は、PR 戦略立案、メディア リレーションおよび Web ソリューションの仕組みを提供し、 お客さまのプロモーション活動を効果的に運営するお手伝い をしています。」と長谷川氏は述べました。 • ベクトルグループの 100% 子会社。世界中に 280 名の従業員 を擁する • 2012 年 6 月、香港に設立 • 幅広い顧客層:飲食業界、自動車、観光局、ファッション、 スポーツ · イベント、生活用品ブランド • 現在 2 人の日本人駐在員を含む 8 人で運営 「日本が誇る戦略 PR の専門知識及び技術を香港へ持ち込みた www.vectorinc.co.jp 9 発行日:2013 年 3 月 エーワンベーカリー成功の秘訣 A-1 Bakery Co(HK)Ltd(以下、エーワンベーカリー)の香港市場での成長は目覚ましく、過去 27 年間で、ベー カリー 40 店舗、レストラン 21 店舗を展開するに至りました。同社は、香港を拠点とし、中国本土、更にはア ジア全域の飲食産業への拡張を見据えています エーワンベーカリーは、ドイツの製パン技術を受け継ぐ日本 の株式会社エーワンベーカリーの完全子会社です。エーワン ベーカリーの飛躍の立役者である、楊井元伸社長は、株式会 社エーワンベーカリーの創業時から、長年にわたりドイツの 製パン技術の習得に努めてきました。また各種パンや洋菓子 を海外の味そのままではなく、現地消費者の好みに合わせた、 「エーワン」スタイルにアレンジし、提供しています。 事業戦略 香港、日本とも現在の小売産業はすさまじい速さで変化して おり、激しい競争を勝ち抜かなければ生き残れません。「香港 市場での競争は、日本で展開されている競争と大差ありません が、香港には、当社が目指す食品の品質やサービスレベルに達 しているライバルが少なく、競争に打ち勝つ余地は十分にあり ます。こうした状況を踏まえ、香港市場には、まだ当社に大き なチャンスがあると考えます。」と楊井社長は述べました。 香港という大都市で店舗を構える小売店にとっては、家賃と 人件費が採算性の決め手になります。そこでエーワンベーカ リーでは、それぞれの地域の特性に見合った店舗展開をする、 マルチブランド戦略を採用しています。エーワンの店舗は、 郊外住宅地や駅周辺の庶民層をターゲットとし、ダス・グーテ、 バレンシアおよびラ・クレアシオン・ドゥ・グーテの店舗は、 エーワンベーカリーと使用材料を変えるなどして販売商品を 差別化、価格も高めに設定し、高級ショッピングモールや住 宅地のお客様をターゲットにしています。 また最大限の効率化と結果を追求し、エーワンベーカリーで は売場面積に見合った 3 つのタイプの店舗を展開しています。 「大型店舗では、ミキサーを設置し、パン生地から焼き上げま でを一貫して店舗内で行います。中型店舗では、工場で製造 したパン生地を店舗で焼き上げます。キッチンのない小規模 店舗には最寄りの大型店からパンが供給されます。最大の目 的は、売り場面積の最大化とキッチン面積の縮小です。」と同 氏は述べています。 楊井社長は香港での飲食店の経営に関し、「香港は日々めまぐ るしく変化しています。取扱商品、メニュー、店舗デザイン、 企業イメージ、運営方法を顧客ニーズに合わせて随時変更し ていかねばならない。」と考えています。 香港の利点 飲食業界で長年活躍してきた楊井社長は、香港は飲食業者に とって計り知れない可能性を秘めた市場であり、飲食ビジネ スを運営するのに最適なロケーションだと考えています。「海 外展開に当たり、香港を最初の拠点として選んだのには、い くつも理由があります。」と同氏は述べました。「香港はフリー ポートであり、原材料を世界中から輸入するのに有利です。 また、自由な環境下でビジネスを行うことができ、事業所得 税等低税率な事、有能な労働市場、中国本土に隣接した好立 地といった数々の好条件により、現在まで当社が香港で発展 を続けてきたのだと思います。」 拡張計画 2009 年に香港内でのエーワンベーカリーの発展、独自の経営 方法及び販売商品に着目した中国投資家との合弁事業で、深 圳にベーカリー 7 店舗をオープンしました。更に年内に、バン コクに 2 店舗をオープンさせる計画をしています。「香港、中 国本土の経済状況に大きな変動がなければ、中長期的にビジ ネスを更に拡張する自信があります。」と楊井社長は確信をも って述べました。 「一方で、香港市場の拡張も計画しています。 ターゲットは住宅地、とりわけ比較的安定した収入を得てい る人々が集まる新界地区です。」 エーワンベーカリー(香港) • • • • 日本の株式会社エーワンベーカリーの完全子会社 香港でベーカリー 40 店舗、レストラン 21 店舗を展開 16 の異なるベーカリーおよび飲食ブランドを開発、経営 従業員数 900 人 www.a-1bakery.com.hk 発行日:2012 年 9 月 上組が香港に地域本部、 決め手は低税率と自由な経済環境 上組は、香港にアジアの地域本部設立を決めました。アジア全域にある海外拠点を統括し、情報の集約を 図り、同地域本部で意思決定を行います 同社は、アジアビジネスにおける香港への集約の背景には、 香港の自由度の高い各種政策環境があります。2012 年 1 月に 香港にアジアの地域本部を設立したことで、意思決定が効率 的になり、顧客への対応が迅速になりました。さらに、同地 域の子会社間の経営資源の活用がより効率的になり、ビジネ ス展開において大変有利に稼動しています。 「アジアにおける当社の各拠点は、以前は複数の事業部・支店 の管轄下にあり、個別に本社に報告する体制でした。香港に地 域本部を設立することで、各拠点からの情報を集約し、より体 系的にまた効率的に本社へ報告が行われる体制を目指していま す。」 と上組アジア統括支社支社長中村雅洋氏は述べました。 同地域本部では、現在、現地採用の従業員 2 名を含む、数名の 従業員を抱えています。また、各拠点に関する経営上の意思 決定の権限が与えられています。「香港はアジアの中心に位置 していますので、他の子会社へ移動する際の飛行時間が大幅 に短縮されました。また、意思決定が速く行えるようになり、 顧客への対応も迅速でタイムリーなものになりました。」と同 氏は付け加えました。 一方、香港の急速な発展や大型インフラ整備プロジェクトを 考慮すると、同社の複合一貫輸送、ターミナル運送及び重量 物運搬の専門技術には、大きな需要が見込まれます。中村氏 は、各拠点を束ねる地域統括本部の役割は非常に重要で、顧 客への総合的な物流ソリューションの提案において大きな役 割を果たすであろうと考えています。「地域本部は全ての拠点 を統括し、人材の配属と教育、人材の確保や特殊な輸送に対 応できるように、顧客にワン・ストップでサービス提案を行 います。」と中村氏は述べました。 中国本土市場への参入支援 インベスト香港は、多くの市場への参入を含め、上組と緊密 に連携してきました。「中国本土やバングラデシュに事務所を 設立する際に、インベスト香港には多大な支援をして頂きま した。インベスト香港は政府の一部局ですから、政府が設定 した要件を非常に分かりやすく説明してくださり、また各要 件に対する対処法も明確に示してくれ、大変助かりました。 インベスト香港の支援サービスには大変満足しています。」と 中村氏は述べました。 CEPA の恩恵 香港での事業拡大を考える際に、中国本土市場の存在も重要 な要因になります。「CEPA(経済貿易緊密化協定)の恩恵により 中国本土に独資会社を開設できることも、アジアの他の都市 ではなく、香港を選択した大きな理由でした。中国市場での ビジネスは、現在当社ビジネスの 60% を占めます。香港と中 国間には優遇税制があり、また、上組香港は、株式会社上組 の完全子会社ですから、香港を地域統括本部とすることはご く自然な決定でした。」と彼は述べました。 情報センターとワンストップ・ショップ 物流業界では、近年、製造業の顧客と共同で新規市場を開拓 する傾向があります。香港に地域統括本部を持つことは、事 業開拓において大変有利に働きます。「地域本部の存在を顧客 に知って頂けると、新市場の開拓や投資計画を共同で推進す ることができます。織物ならびに服飾産業ではこうしたケー スが多く見られます。」と中村氏は付け加えました。 株式会社上組 • 本社神戸(日本)、創業 145 年を 向える歴史を誇る • 東証及び大証でそれぞれ 1 部上場 • 日本の顧客に対し、フォワーディング、3PL、バイヤーズコン ソリ、重量物運搬、ターミナル運営、小口配送サービスを提供 • 2012 年 3 月現在、従業員数 3,700 人以上 • 上組(香港)有限公司は株式会社上組の完全子会社であり、1985 年以来香港で営業しており、香港で約100人の従業員を擁す • 最近、新しく上組アジア統括支社が新設され、地域の 23 社 の海外拠点を統括 www.kamigumi.co.jp 11 発行日:2012 年 5 月 三井不動産、戦略的ビジネスパートナーを求めて 香港進出 日本市場で培った専門技術を携えて、三井不動産が香港進出を決めました。日本国内で、不動産取引や都市 開発の分野で確固とした地位を持つ同社は、中国本土における土地開発の主要なパートナーとの戦略的な関 係を確立し、維持するには、香港は最適なロケーションであると捉えています 「香港は中国本土でのビジネス展開における戦略的パートナー と出会うのに最適な都市です。」と三井不動産株式会社香港支 社支店長加賀陽一氏は述べました。 香港の高級オフィスビルが建ち並ぶ、太古廣場三座(Pacific Place Three)の洗練されたエグゼクティブ・センターで、加 賀氏は小さなチームを率いています。しかし、加賀氏は慎重 ながら楽観的な見解を示しており、将来はビジネスを成長さ せ、独自の事務所を構える意気込みです。 「ここでは、不動産開発業者のパートナーと容易に英語でコミ ュニケーションが取れます。彼らは通常ビジネスに対して率 直な態度で臨みます。香港のシュイオン・グループ(瑞安集団、 Shui On Group)との高所得者向け住宅といった共同開発プロ ジェクトはそのいい例です。」と同氏は述べました。 中国本土への進出 70 年を超える長い歴史の中で、三井不動産は日本国内に多く の実績を残してきました。東京ミッドタウンを初めとする数々 の都市開発、小売店舗、事務所、住宅用建物といった幅広い 分野に実績があります。その一方、2000 年に IT バブルが崩壊 すると、三井不動産は、果敢に海外進出へ舵をきりました。 中でも中国のいわゆる大都市へ積極的に進出しました。 「中国の市場開放政策に伴い、2008 年には正式に中国本土市場 への進出を果たしました。それ以来共同開発を進め、まずは 寧波に海外初のアウトレット・パーク、続いて上海、天津に 環境に優しい居住区、そして大連でソフトウェア・パークの 開発を行いました。」と加賀氏は述べました。「当社は、香港の 大手開発企業と共同で、中国プロジェクトへの投資機会を探 るという戦略を取っています。」 日本の不動産市場への投資誘致 共同での投資機会を活かすために香港の大手開発企業と戦略 的関係を構築する一方で、三井不動産の所有する日本国内の 物件を香港の投資家に紹介することも同社の狙いであると、 加賀氏は述べました。 「当社は、機関投資家並びに個人投資家を対象に、東京の物件 を紹介するイベントや活動を展開して参りました。」と同氏は 付け加えました。最近香港で開催した、東京都心の住居用建 物を紹介するイベントは、大変盛況でした。そのイベントで は、CB Richard Ellis を総代理店として指名しました。 新しいビジネスチャンス 「中国中央政府が農村部の都市化を促進し、減速気味とは言え 経済成長が継続する中、国民生活の質的向上のため高級品を 扱うショッピングセンターに対する高い需要が見込まれます。 」 と加賀氏は熱く語りました。 インベスト香港との経験を回想しながら、「インベスト香港の 東京事務所で担当者と会ってから、香港での事務所設立に対 して大きな自信を得ました。」と加賀氏は述べました。「インベ スト香港には、法律の専門家や不動産業者を紹介して頂き、 香港事務所設立に向け力を貸して頂きました。事務所の設立 の各過程で多岐にわたるやり方があり、その手続きは以前と 比較しても然程簡略化されておらず、インベスト香港の支援 に助けられました。」と彼は結論付けました。 三井不動産株式会社 • 1941 年東京に設立 • 15,900 人以上の従業員を擁する日本で 3 番目の大手不動産開 発業者 • 1970 年代初頭以来、米国、ハワイ、ロンドン、シンガポール 等へ進出 • 中国本土には、上海、北京、広州に事務所を持つ • 2011 年、香港支店設立 • 大型商業施設「ららぽーと」、三井アウトレット・パークなど の大規模ショッピングアウトレットで有名 www.mitsuifudosan.co.jp View Video 12 発行日:2012 年 5 月 日産自動車、高級車ブランド「インフィニティ」のグ ローバル本社機能を香港に移転 日産環球股份有限公司(NGL)は 2012 年 4 月に主にインフィニティブランドの本社機能として香港に設立されま した。インフィニティブランドの成長戦略の一端は、今後中国をはじめ、急速に拡大するアジア市場に支えら れることを見込んでおり、関連する様々な機能を香港に集中させることで、より効果的に事業運営することが可 能になります インフィニティは高級車市場におい て、欧州ブランド、日本ブランドに対 抗できる、新たな高級ブランドの創造 を目的として発売されました。日産自動 車にとって、インフィニティブランドの 拡大は、経営計画を支える柱となって います。 「香港市場には計り知れない可能性があ ります。多様な分野で活躍する人財が豊 富であり、国際的に開かれた都市であ る香港は、グローバル経済のハブとして の役割を果たしています。中国本土と隣 接し、アジア諸国の中心に位置する地理 的好条件は、アジアの需要に対応するた めに最適な都市だと考えています。」と 日産自動車株式会社インフィニティ事 業本部コントロール・コーポレートプラ ン部部長 中島健氏は述べました。 今回の日産環球股份有限公司の設立は、日産自動車の 6 ヵ年 中期経営計画(2011-2016) 日産パワー 88 を支え、地域内に おける発展に大きく貢献していきます。 日産環球股份有限公司(NGL)は、グローバル市場における市 場調査、商品戦略、マーケティング、そして広報機能の一部 も担います。 中島氏は、「2012 年末までに、約 100 名の従業員採用を計画し ています。日本、米国、欧州から一部の社員が異動してきま すが、大半の従業員は香港で採用され、販売、マーケティン グに加え、事務管理部門といった主要な業務を担当します。」 と述べています。 日本人にとって落ち着ける都市、香港 「香港で生活していると、海外にいるという感覚がありませ ん。国際感覚あふれるアジアの都市、香港ですが、日本食も 日本のファッションも、香港では大変人気があります。その ほか、街には漢字が溢れており、日本人にとって馴染みやす い都市です。香港は国際都市でありつつ、週末には、ハイキ ングや緑あふれる空間を楽しむことができるのは嬉しいこと です。」と中島氏は熱く語りました。 同氏は、香港でのビジネス設立は非常にスムーズに進んだと 考えています。中心街での事務所設立は、ごく短期間に手続 きが完了し、運営を始めることが可能でした。「 インベスト 香港 の東京事務所並びに香港本局の運輸・工業部には実用的 な情報を提供して頂きました。商業登記手続きやビザ申請、 子女の教育に関しても適切なアドバイスをもらい、オフィス の立ち上げが順調に進みました。」と同氏は述べました。 日産自動車株式会社 • • • • 本社横浜 ルノー = 日産アライアンス」を構成 従業員数 248,000 人 64 モデルの豊富な製品ラインアップ www.nissan-global.com 発行日:2012 年 5 月 View Video 香港の外食習慣は、日本のレストランチェーンにと って大きなビジネスチャンス 香港では、世界中のバラエティに富んだ料理を楽しむことができます。イタリアンレストラン サイゼリヤ(本社: 埼玉)はこうした多様な食文化に注目し、躍動する香港市場への参入を決めました サイゼリヤは、2008 年に第 1 号店を開設して香港へ進出し、 2012 年までに 7 店舗へと急速な成長を遂げました。「競争は始 まったばかりです。当社は、日本国内で年間 40 店舗というス ピードで店舗を開設し、成長を続けています。香港市場でも、 5 年以内に少なくとも 20 店舗の運営を目指しています。」と香 港サイゼリヤ株式会社 社長佐藤友保氏は述べました。 「当社の強みは、低価格で本格的なイタリア料理を提供してい る点です。香港で競合する飲食チェーンは、最低賃金制の導 入を理由に、昨年 3 度にわたって値上げを行いました。しか しながら、当社は、品質を落とすことなくコスト削減を実現 し、料金の値下げにより、お客様の支持を得ています。」と佐 藤氏は説明しました。 日本、オーストラリア、中国にある食品工場、生産ラインお よび倉庫を連携させ、サプライ・チェーンの構築により食品 をお客様にお届けします。その過程で品質や安全を確保し、 さらに規模の経済を実現して、利益の最大化も可能にしてい ます。佐藤氏によると日本およびアジアにおいて、2011 年に グループ全体で 1,000 店舗達成。2012 年からはアジアへの展 開を更に加速させていきたいということです。 香港の外食文化と大きな市場が機会を生み出します サイゼリヤは海外初の店舗を上海に開店し、その後 2008 年に 香港に店舗を設けました。香港市場への参入に際し、サイゼ リヤでは、人口動態調査や食習慣に関する調査を行ないまし た。その結果、香港の人々は、アジアの他のどの国・地域よ りも頻繁に外食する傾向があることがわかりました。 「たとえば、日本人の場合、通常、朝食と夕食は家で取りま す。一方、香港では、ピークの時間帯が昼食時および夕食時 の時間帯にあり、当社の店舗はいつも満席です。」と佐藤氏は 述べました。「こうした状況から、当社の成長はまだまだ持続 すると見ています。」 「日本を含めて、当社グループ内で、香港の店舗が最も高い来 客頻度を記録しました。」と彼は付け加えました。 課題とそれに対する支援 インベスト香港の支援サービスは、レストランの拡張にも有 用です。「香港進出の準備段階から支援して頂きました。店舗 に適した用地探し、許可申請、日本語を話せる弁護士や税理 士のご紹介をして頂きました。」と佐藤氏は述べました。 飲食産業では、人手不足に加え、従業員の定着率の低さが長 年問題となっていますが、サイゼリヤも例外ではありません でした。そうした状況下では、従業員教育が重要であり、そ れが上手く機能しないと業務拡張の足かせともなります。「当 社では新規店舗の運営を任せられるマネジャーが必要です。 日本の基準に従うと、新しいマネジャーを育成するのに 6 年は かかります。」と佐藤氏は述べました。 香港の同チェーンで最も長く勤務している従業員でも、その 勤務期間は 3 年です。しかし、佐藤氏は、同社の教育・研修お よび将来性が、従業員に長く同社に勤めさせるよう機能して いると信じています。「一方で、当社では、正規従業員の人手 不足を解消するために多くのパートタイム従業員を雇用して います」と佐藤氏は付け加えました。 物流の中心としての香港 規模の経済を実現し、コスト管理を行う上で、新規店舗の開 設がサイゼリヤにとって生命線です。佐藤氏は、香港の賃貸 料および人件費をカバーするためには新規店舗拡張が大事だ と考えています。「香港の店舗では、食材供給を当社の工場か ら調達するシステムをまだ活用できていません。しかし、40 店舗を超えれば、サプライ・チェーン・モデルの活用が効力 を発揮します。」と佐藤氏は述べました。 「香港はアジアの中心に位置し、インフラも充実していますの で、近い将来、当社の物流拠点になるでしょう。」と彼は付け 加えました。 イタリアンレストラン サイゼリヤ • 東証 1 部上場 日本国内に 900 店舗を展開。 • 農場経営ならびに食品加工工場を日本国内に 4 箇所、中国広 州に 1 箇所、オーストラリアに 1 箇所有。 • 海外支店は、中国に 100店舗、香港に 7店舗、台湾に 4店舗、 シンガポールに 3 店舗を展開。 • 香港支店では、正社員90名、パートタイム社員100名を雇用。 www.saizeriya.co.jp 発行日:2012 年 3 月 エステ業界を惹き付ける中国の可能性 エステ業界屈指の大手サロン ミスパリが、香港を拠点に、中国本土への展開を図り ます。香港を拠点とする理由は、税率の低さ、優れたビジネス環境、さらに中国本 土の市場としての魅力です Miss Paris Group Ltd. の創業者で CEO の下村朱美氏は、アジ アと欧米では、人々の美容に対する捉え方が異なると見てい ます。従って、同社は最初の海外店舗を欧米ではなく、香港 にオープンしました。2009 年に設立されたミスパリは、日本 国内に 130 を超える店舗を展開する大手ビューティ ・ サロン ・ チェーンに成長し、現在、香港に 4 箇所、中国本土に 2 箇所の ビューティ ・ センターを運営しています。 「当社では西洋の美も大切にしていますので、最初はスイスや フランスの都市も検討しました。しかし、西洋と東洋では、 美容に関するコンセプトが全く異なることが分かりました。 たとえば、アジアの女性たちは美白を追い求めますが、西洋 ではそうではありません。」と、下村氏は説明しました。 「一方、中国のお客様の美容に対する捉え方は、日本のお客様 と非常によく似ています。そういう意味で、香港は自然な選 択でした。急成長を続ける中国本土市場を視野に、中国のお 客様のニーズを知るのに、香港は最適な市場です。」と、下村 氏は付け加えました。 「香港は世界有数の国際都市ですから、世界中からお客様が集 まって来られます。当然、激しい競争が繰り広げられますが、 そうした香港市場で、当社のサービスが認められれば、中国 本土でも必ず成功できると信じています。」と、同氏は付け加 えました。 「世界中、どこを探しても、香港ほど容易に店舗の用地を確保 し、オープンできる場所はありません。 」と、下村氏は言います。 「香港は政情が非常に安定しており、税率が低く、またビジネ スを行う環境に非常に恵まれ ていますので、進出拠点とし て申し分ない土地です。また、 進出にあたっての手続きが明 瞭で効率よく進められます。」 と、同氏は付け加えました。 ビューティケア ・ ビジネス 一連の手続きが、極めて円滑で効率的に行えましたので、ミ スパリは迅速に営業を開始できました。そして、同社が誇る 美容技術とおもてなしを、地元香港のお客様に理解して頂 き、受け入れて頂くのにさほど時間はかかりませんでした。 さらに同社が日本と香港の両市場で、高く評価され、受け入 れられている理由として、同社が果たしてきた社会的責任を 挙げることができます。昨年の東日本大震災で、地震や津波 で大きな被害を被った地域に、ミスパリはいち早く同社の学 生ボランティアを派遣し、シャワーや各種サービスを提供し、 避難所では快適なマッサージを行って被災した方々の心と身 体を癒しました。もちろん、すべて無償で行われました。 「こうしたボランティア活動は、地域社会に貢献したいという 当社の強い思いの表れです。当社の努力に対し被災者の方々 が感謝の気持ちを示して下さることは、当社にとって何より の喜びです。」と、下村氏は述べました。 もちろん課題もあります すべての新規事業と同様に、ミスパリにも機会だけではなく 課題も見えていました。「現地スタッフとの間には、当然ある 程度の文化的な違いや、それに基づく問題がありました。し かし、香港の自由な感覚とダイナミックな特質を持ってすれ ば、どのような課題も取るに足らないと私は感じました。香 港経済の自由さと柔軟さは、この地域の他の国とは比較にな りません」と、下村氏は熱心に語りました。 美容に対する意識が非常に高い香港の富裕層には、美容業界 にとって大きな将来性があると下村氏は見ています。最後に 同氏は、「香港を拠点に、アジアを美容の発信源にしたいと思 います。」と、述べました。 Miss Paris Group Ltd • 1982 年設立。同社の親会社である株式会社シェイプアップハ ウスは、800 名を超えるスタッフを擁し、日本国内に 130 の 店舗を展開。 • 現在、香港では 20 名のスタッフを雇用し、男性向けのダン ディハウスおよび女性向けのミスパリを、中心市街、銅鑼湾 (コーズウェイ ・ ベイ)および尖沙咀(Tsim Sha Tsui) で運営。 • Miss Paris The Beauty School Ltd. は、美容コースおよびシェ イプアップハウス チャイナの海外事業を中国本土で展開し、 上海に 2 箇所のサロンを運営。 • エステ業界で ISO 9001 認証を受けたビューティサロン。 www.miss-paris-group.com.hk 15 発行日:2012 年 1 月 NTTコミュニケーションズは香港に3番目となるデ ータセンターを建設 NTT コミュニケーションズの香港事業への関心は現在も高まり続け、近年の発表では 30 億香港ドルを投じる 10 ヵ年計画で香港に Tier III 基準以上(Tier IV ready)を満たす 7 万平方米のデータセンターを建設予定です 「香港に投資するかどうかではなく、香港にいつ投資するかで した。」と、NTT コミュニケーションズ株式会社の子会社であ る NTT Com Asia Ltd の取締役副社長、李名輝氏は述べました。 「アジアの国際金融センターである香港は、中国本土と西洋諸 国間に 2 通りのプラットフォームがある上、データセンターと しても主要なハブとなっています。この 3 年間の当社の経験か ら分かったことは、需要が供給を上回ったということで、人 民元による事業が増えれば、この状況は更に深刻化するでし ょう。」と、李氏は付け加えました。 3,000 件の雇用 2010 年 10 月の NTT コミュニケーションズの発表は、環境に 配慮した Tier III 基準以上のプレミアム・データセンターを建 設するために将軍澳(Tseung Kwan O)に 3 万平方米の土地を 購入したという内容でした。同データセンターは完成すると、 総床面積 7 万平方米、5 階建てデータセンター・ビル 2 棟、6 階 建てのオフィス・ビル 1 棟で構成されます。投資額は 10 年間 で 30 億香港ドルを予定し、第 1 フェーズの 3 年間で 7 億 5 千万 香港ドルが投じられます。同社は、このプロジェクトが創出 する雇用機会は直接的または間接的を含めて 3,000 件に上ると 見ています。 「香港はニューヨーク、ロンドン、東京など他の主要国際金 た小規模な IT 企業や Web 企業も含まれます。 同社ではこの データセンターは、あと 2、3 年のうちに予定よりかなり早く 容量を上回ると見ています。「当社が大埔データセンターを開 融センターと比べて、現在最高の Tier 基準を満たすデータセ 設した時、世界経済はアジアにシフトしていている最中で、 ンター資産が不足しています。当社の新データセンターは、 当社はタイミング良くその波に乗ることができました。」と、 日本を除くと当社最大となり、2013 年に操業を開始して要求 李氏は語りました。 される容量の一部を供給する予定です。 」 と、李氏は述べました。 桁外れの需要 NTT コミュニケーションズが香港に初めて進出したのは 1999 「香港は、NTT コミュニケーションズにとって戦略的な市場で す。 当社ではその前途について非常に強気な考えを持っており、 香港に更に投資していく計画です。」と、李氏は述べました。 年のことで、2000 年には HKNet を葵涌(Kwai Chung)にある データセンターと共に買収しました。2005 年にテレコミュニ ケーション・サービス・プロバイダーから ICT サービス・プロ NTT Com Asia バイダーに転身すると決め、データセンターやホスティング・ サービス、クラウド・サービスといったこれまでにないサー ビス分野にまで進出しました。2009 年前半には、同社は大埔 (Tai Po)に自社設計の NTT コミュニケーションズ香港データ センターをオープンしました。同センターは NTT グループの 中でも最大級のプレミアム・データセンターです。7 階建ての 同センターは、総敷地面積 19,695 平方米を誇り、Tier III 基準 以上を満たすインフラ設計が施されている他、国際標準化機 構(ISO)/ 国際電気標準会議(IEC)2700:2005 情報セキュリ ティマネジメントシステム(ISMS)認証及び ISO 9001:2008 品 質マネジメントシステム認証の適格審査にも合格しています。 同データセンターは中期的に顧客の需要を満たす容量で設計 されましたが、想定外の需要の大きさに対応するために同社 の計画は更に拡張されました。顧客には、金融サービス、テ レコミュニケーション、物流及びテクノロジー部門の多国籍 企業だけでなく、中国本土など 15 カ国以上の国々から集まっ • NTT Com Asia は、NTT 株式会社(東京、ロンドン及びニュー ヨークの証券所取引所に株式を上場する世界最大のテレコミ ュニケーション企業の 1 社)のグローバル・データ、IP サー ビス及びボイス・サービス部門である NTT コミュニケーショ ンズの 100%出資子会社。 • NTT グループは 1952 年に設立、本部東京。 • NTT コミュニケーションズは全世界で 8 千人以上の従業員を 擁し、海外の 73 都市と 29 の国と地域に現地事務所を設置す る他、データセンターは 20 の国と地域の 31 都市以上でサー ビスを提供。 • NTT Com Asia は 1999 年に香港で設立され、現在の従業員数 は 350 人以上。 • 2010 年 10 月の発表によると、同社は 10 年間で 30 億香港ド ルを投じ、7 万平方米から成る Tier III 基準以上のデータセン ターを建設。このデータセンターは 2013 年に営業を開始し、 約 3,000 件の直接的あるいは間接的な雇用を見込んでいる。 16 発行日:2011 年 1 月 日本の宅急便が香港に利便性を提供 香港ヤマト運輸株式会社は、クロネコのロゴが日本同様、香港の路上で第一級の宅配サービスとして広く認知 されることを目指します アジアへの進出計画の一環として、ヤマト運輸は香港の一般 家庭向けにこれまでになかった迅速かつ融通性の高い宅急便 を展開していきます。 「ヤマトグループの理念は、社会的インフラとしての宅急便ネ ットワークの高度化、より便利で快適な生活関連サービスの 創造、革新的な物流システムの開発を通じて、豊かな社会の 実現に貢献することです。香港市場でも同じ理念のもと邁進 して参ります。」と、香港ヤマト運輸株式会社、前島淳太取締 役社長は述べました。 700 万人の在港の人々の大半が自家用車を持っていないため、 この新たな宅配サービスにより初めて香港内で安く手間なく かさばる物を運んでもらえるようになるでしょう。香港の人々 は鮮魚等の冷凍食品や傷みやすい食材を家に直接配達しても らうのにヤマトのクール宅急便も利用するだろうと前島氏は 考えます。 「香港の人々は高い生活 水準を享受しています から、生活の利便性を 向上させる第一級の宅 配サービスへの出費を 厭わないでしょう。 」と、 前島氏は語りました。 なぜ香港なのか? 同社が香港市場を第一 のターゲットに定めた理由は他にも多々あります。第一に、 消費者への直接宅配市場にまだ競争の余地があると確信した ことです。また、香港は地理的にも比較的狭く道路網や輸送 インフラが広範囲に整備されているので費用効果の高いドア・ ツー・ドア宅配サービスを日々展開できます。平等な競争条 件や自由経済、法規制の点からも香港は事業を営みやすい場 所といえます。 ヤマト運輸には同地域において野心的な事業計画があります。 2010年1月の上海及びシンガポールでの事業開始を皮切りに、 この 2年内に ASEAN 諸国及び中国南部へも進出する予定です。 香港が中国への理想的なゲートウエイと考えられているのは、 その地区だけが中国本土と経済連携緊密化協定を締結してい ること、またアジアで将来性のある市場を調査し必要な実行 可能性を検討する拠点であることもその理由として挙げられ ます。 「2011 年 2 月までに運転手 70 名と従業員 30 名体制を計画して いますが、アジアで計画中の支部全てのオープンが完了する 約 5 年後には、香港は同地域の混載センターとなり香港を拠点 に倉庫スタッフ 200 名及び事務員 70 名を含む約 1000 名の従業 員を擁する見込みです。」と、前島氏は述べました。 「インベスト香港は、ヤマト運輸が香港で事業展開する際に架 け橋となってくれました。他の日本企業にも香港への進出に 際し、インベスト香港のサービスを利用するようにと勧めて いくつもりです。」と、前島氏は付け加えました。 ヤマト運輸株式会社 • 1919 年設立のヤマトホールディングス株式会社は、子会社 45 社と関連会社 9 社から成る総合輸送サービスグループ。そ の事業部門は、デリバリー、BIZ―ロジ、ホームコンビニエン ス、e- ビジネス、トラックメンテナンス、フィナンシャル及 びその他の事業。 • 香港ヤマト運輸株式会社はデリバリー事業部の傘下にあり、 一 般家庭から企業に至るまで信頼、効率、プロ意識をモット ーとしたドア・ツー・ドア・サービスを提供。 • 2011 年 2 月に香港ヤマト運輸株式会社は香港で宅急便を開 始。同社は 1 億 7 千万香港ドルの香港進出のための投資と従 業員 100 名の雇用を決定。 • 5 年後にアジアのネットワークが完全に整備された折りに は、香港ヤマト運輸株式会社は香港で約 1,000 名の従業員を 擁する見込み。 • 香港ヤマトペイメントサービス株式会社は、香港ヤマト運輸 株式会社と連携し、代金決済業務を行う。 17 発行日:2011 年 1 月 東京エレクトロンデバイス株式会社が 香港の役割を強化 円高と中国本土への工場移転により、半導体商社である同社は一躍脚光を浴び、新たにアジア太平洋統括本 部となった香港現地法人のオペレーションは別の局面を迎えています 横浜に本社を置く東京エレクトロンデバイス株式会社(以下、 TED)は、1965 年に半導体ビジネスを開始し、2003 年には東 京証券取引所に上場を果たしました。TED 初の海外子会社で ある Tokyo Electron Device Hong Kong Ltd.(TED Hong Kong) は戦略的な布石として 2005 年に香港に設立され、その判断は 正しかったと証明されました。TED Hong Kong はスタッフを 2005 年の 4 名から本年は 22 名にまで増員しました。また、営 業開始初年度に総売上高 2500 万米ドルを達成しました。2012 年度の業績予測は、2006 年度の 6 倍増で 1 億 5 千万米ドルに 達する見込みです。 「このように業績が伸びたのは、円高の影響で安価なコストで 生産できる中国本土に日本の工場を移転したことによるでし ょう。」と、TED 香港の百瀬泰清総経理は説明しました。 氏によると、同社では総勢 37 名のスタッフが、香港、シンガ ポール、クアラルンプール、上海および大連に配置されてい ます。この数年、TED 香港の役割は純粋な販売事務所から同 地域の一切の販売契約を担当する収益拠点へと変化してきま した。主要取引先は、東芝やパナソニックといったエレクト ロニクスの最大手企業で、集積回路の設計段階から生産まで を支援しています。最終製品の例としては、プロジェクター やコピー機、プリンターなどが挙げられます。 香港の子会社は新代表 により地域統括本部へ と昇格します 百瀬氏によると、TED の 海外事業は、これまでシ ンガポールで統括されて いましたが、増加する香 港支社経由の顧客の要望 および香港の魅力的な運 用コストの面から、TED は地域統括本部を香港へ移転するこ とにしました。2011 年 7 月に TED は、TED 香港の新社長とな る徳重敦之氏を含む 4 名の幹部社員を日本から送りこみ、アジ ア太平洋業務の統括にあたらせました。 徳重氏は次のように述べています。「香港は、当社クライアン トの大半が拠点を置く中国本土への比類なきアクセスを提供 します。整備されたインフラ、優れた法秩序および優秀な人 材を有する香港こそ、アジア太平洋地域における販売強化に 最適な場所と言えるでしょう。私が香港にいるのは、より包 括的なオペレーションの陣頭指揮を執り、業績を更に向上さ せるためです。」 徳重氏がまず着手するのは、TED 香港におけるサプライチェー ン・マネジメント、人材および提携業務の一元管理です。また、 東南アジアビジネスを強化するためにバンコクに営業所を新設 する計画もあります。「当社の主要事業の 95% が半導体製品貿 易で、残りの 5% は中国本土と日本に拠点を置く設計および量 産受託(OEM)サービスです。」と、徳重氏は語りました。 「米半導体工業会」によると、2011 年第 2 四半期累計期間にお ける半導体の売上高は前年同期比 3.7% 増で、2011 年度通期で は 5.4% の伸びを予測しています。アジア太平洋地域は現在、 世界市場のシェアの約 55% を占めており、徳重氏は最低この 10 年はこのまま上位をキープすると見ています。以上から、 氏は同社の収益は堅調に推移すると前向きな考えです。 東京エレクトロンデバイス香港 • 2005 年香港で設立、東京エレクトロンデバイス株式会社(通 称:TED、本社:横浜、上場:東京、従業員:880 名)の貿易 部門及び海外初の子会社である。 • TED Hong Kong の大株主である東京エレクトロン株式会社 はその半導体製品のマーケットシェアが 2009 年時点で世界 第 2 位。 • 50 種類以上の半導体製品は工業・自動車機器、消費財、コン ピュータ・ネットワーキングなど様々に応用でき、中国本土 および ASEAN 諸国に工場を持つ製造業者に提供されている。 • 2008 年に ISO9001 及び ISO14001 を取得。 発行日:2011 年 9 月 大和証券キャピタル・マーケッツはアジアをターゲ ットに、事業拡大を目指す 日本とアジアの投資家と発行者の間の隔たりを埋める競争優位性と、デリバティブ事業での戦略的地盤により、 大和証券グループは、香港と周辺地域での知名度を高めました 2009年末、大和証券キャピタル・マーケッツは、 3 年以内にアジアの投資銀行上位 5 行の 1 行となる意向を示しました。それ以来、香港支社は第 2 本社として 機能すべく改良されており、戦略の発展を加速する大規模な買収に参入しています。「米国とヨーロッパの市場 が依然として不況にあえいでいる一方で、アジアの市場は、現在最も将来性のある機会を提示しています」と、 大和証券キャピタル・マーケッツ香港リミテッドの社長兼最高経営責任者(CEO)である野村宏之氏は述べてい ます 香港:第二本社 香港事務所を 40 年前に設立して以 来、日本人とその他のアジア人の投 資家及び発行者の隔たりを埋める銀 行業務サービスの提供という競争優 位性によって、大和は成功してきま した。香港を経由する地域の重要性 が高まり、事業拡大の機会が増加す ることにより、デリバティブ事業と エクイティ販売のグローバル本社機 能を担うべく、香港へ移転すること となりました。昨年、大和は香港を 「第二の本社」と称し、それ以降、事 務所機能のフロントエンドとバック エンドに 50 人以上のスタッフを雇用 しています。全執行役員のうち 3 人 が香港を拠点としているため、香港 事務所は大和の第二本社へと格上げ されました。 ベルギーの KBC グループのグローバル転換社債及びアジア・ エクイティ・デリバティブ事業の買収に関する最近の大和に よる発表は、アジアでの成長と世界規模での競争力を持つデ リバティブ事業の構築に対する大和の傾注を表明するもので す。買収の合計対価は約 10 億米ドルで、内訳はトレーディン グ・ポジションに対する約 8 億米ドル、人員、IT インフラ、そ の他の資産にする約 2 億米ドルとなっています。「私達のアジ アでの拡大は、主に有機的成長を通じて行われる予定です。 しかし、的を絞ったこの買収は、ゼロから築き上げることに 取り組んでいたプロダクト・ラインとの素晴らしい戦略的親 和性を示しており、アジア地域での成長を加速させます」と野 村氏は述べています。 大和は 2010 年 6 月に、香港証監會(証券及び先物取引事務監 察委員会:Securities and Futures Commission)から、香港で のワラント債発行を認可されました。「ひとたび買収が終結す れば、全ての事業が大和ブランドの下で実施されるようにな 大和証券キャピタル・マーケッツ • 大和証券キャピタル・マーケッツは、大和証券グループ完全 所有の投資銀行業務部門。 • 権威ある賞を受賞し、全世界に 4,000 人を超える従業員を雇 用。証券、デリバティブ、資金調達、株式公開、M&A、その 他のクライアントへの創造的な金融ソリューションを含む、 総合金融サービスを提供。 • アジア、中東、ヨーロッパ、北米に 20 カ所以上の事務所ネ ットワーク。 • 大和証券グループは、1902 年に創業し、日本最大の証券及び 銀行業務グループの 1 つであり、全世界に 1 万 6,000 人を超 える専門職を雇用。 • 2010 年、大和証券キャピタル・マーケッツは香港での開業 40 周年を祝し、香港事務所を第二本社へと格上げ。 www.hk.daiwacm.com ります。私達の狙いは、大和証券キャピタル・マーケッツが 香港のワラント市場で重要なプレイヤーになり、香港と周辺 地域での知名度を高めることなのです」と野村氏は話していま す。 19 発行日:2010 年 9 月 ブランドオフが新しい 2次流通の小売販売 概念を香港に 株式会社ブランドオフは 2000 年に、日本の石川県に 社長の安山 勉氏によって設立されました。同社は、 小売店、ウェブサイト、オークションを通じて、新品及 び中古品のブランド品のハンドバッグ、宝石類、およ び腕時計の買取販売を専門としています。同社は、海 外展開として香港に 8 店舗オープンしました ブランドオフのアイディア 同社は、初めは新品のブランド商品のみの販売を行いました が、日本の景気後退が安山氏のビジネスモデルの再考を強い ることとなりました。「ブランドオフ」という店名は、どのよ うな経済下でも顧客に保有する楽しみを与えることを意味し ています。「日本ではセール品の販売には、「値引き」と表現さ れます。したがって、私は、「ブランドオフ」はまさに私たち が行うこと、ブランド品をオフする、ということについて説 明している理想的な新店舗への名称であると思いました。 」と、 ブランドオフ社長の安山 勉氏は説明しています。 ブランドオフの店舗では、顧客はブランド品購入の際に、新 品と中古品の選択ができます。中古品は信頼できる商品です。 それは同社では、本物か偽物を見分けられるプロの鑑定士を 雇用しているからです。更に専門の鑑定士は、豊富なトレー ニングをブランドオフのスタッフにも行っているので、スタ ッフメンバーも偽物を見分けるための全ての着眼点を心得て います。偽物と模倣品を根絶することは、安山氏にとって大 変重要な事です。安山氏は、日本で約 150 の主要な卸売り業 者から構成される「日本流通自主管理協会」の幹部でもありま す。「私たちの目的は、中古のブランド商品を買うための完全 に信頼できる環境を作りあげることによって、中古の小売ビ ジネスを変革しイメージアップすることです。私たちは、商 品が正真正銘本物であるよう、最善の努力をします。私たち の目的は、香港経由でこの日本のビジネスモデルを他の国々 に広げることです。」と、安山氏は述べています。 香港:アジアへのショー・ウィンドー 「香港は、地元住民、中国本土及び海外からの訪問客に私たち の商品とビジネスモデルを披露する理想的な場所です。アジ アのハブとして、香港は私たちの地域ビジネスを確立する絶 好の拠点でした。」と安山氏は述べています。市場調査による と、香港ではブランド商品の需要が高く、顧客が欲しいと思 う商品に対しての出費が日本より多い傾向がある事が判明し ました。最も重要なこととして、香港は輸出入で関税のかか らないフリーポートなので、ブランドオフは、日本から香港 の店舗への商品移動を費用効率良く行うことができます。 香港ビジネスの拡大 ブランドオフは、2008 年 6 月にタイクーシンのシティ―プラ ザ内のアピタで最初の店舗をオープンし、4 カ月後にはコーズ ウェイベイのワールドトレードセンターに 2 店舗目をオープン しました。両店舗が成功した為、現在までに 8 店舗を展開して います。 また同社は、2009 年 2 月 26 日に日本で毎月開催し、成功して いるブランドオークションを香港でも始めました。これらの イベントで、ブランドオフはオークションによってアジア中 の卸売業へ中古商品と新品のブランド品を販売します。日本 のオークションは非常に人気がありますが、それはブランド オフが 44 店舗のネットワークを通して人気があり、かつ需要 があるブランド商品に関する知識が豊富であることによるも ので、ブランドオフの商品カタログは、ディーラーによって 信頼されています。追加収入もさることながら、オークショ ンは香港と中国本土内でブランドオフのブランド認知度を上 げる役割を担うのではと、同社は期待しています。ブランド オフのオークションビジネスに関心がある方からのご質問を 同社では歓迎します。 香港:将来の地域ハブ ブランドオフは、アジアの国々をまたいだ積極的なビジネス 計画があります。会社がアジアの国々への店舗出店を広げた とき、香港は地域のハブになります。同社は、コーズウェイ ベイに香港、マカオ、および台湾への将来のチェーン店舗を 経営するためのオフィスを構えました。また同社は、中国本 土、シンガポール、およびタイにブランドオフの店舗を開設 する計画があります。 ブランドオフのモデルは、どのような経済下でも機能 します 「成功する為には、顧客の変化、需要を満たすべくビジネスモ デルを適合させる準備が必要です。ブランドオフのコンセプ トは、従来の小売業者とは異なった価格帯の商品で、お客様 にとって更に幅の広い選択肢を提供します。これは、世界経 済がどのような状態であっても、私たちのビジネスが成功し 成長することを意味します。」と、安山氏は述べています。彼 は最後に、自分の名前は日本語で、ディスカウントマウンテ ンを意味すると述べました。これは、ブランドオフビジネス への彼のインスピレーションの原点なのかもしれません。 www.brandoff.com.hk www.brandoff.co.jp 20 発行日:2009 年 4 月 アジアで「メガコンテンツプロバイダー」を目指す角 川グループは、更に香港での投資を強化 出版業の株式会社角川グループホールディングスは、64 年前に日本で設立されました。同社は、出版事業だ けでなく、映像事業、ビデオ事業、映画館事業、エンターテインメント関連の商品やコンピュータゲームソフ トウェア等の多様な事業を展開するマルチメディアエンタテインメント企業に成長しました。2005 年の後半以 降、アジアで特に中国本土市場に焦点を合わせて、「メガコンテンツプロバイダー」を目指すため、同社は香 港への投資を強化しています 巨大な可能性を提供する中国市場 「日本の市場が縮小しているので、私たちは、業務を拡張し て、収益を伸ばし続ける為に新しい市場に入る必要がある。 中国の人々は、私たちの映画、歌、およびキャラクターに関 する日本文化を好み、私たちのコンテンツの多くを不法なダ ウンロードで入手するのを見ているので、中国市場に私たち のコンテンツタイプの需要があることを認識していました。」 と株式会社角川インターコンチネンタルグループホールディ ングスの社長兼最高執行責任者塚本進氏は説明しています。 日本の近くに位置する中国の市場は、世界一大きい単一市場 です。塚本氏が抱える唯一の懸念は、中国のメディア市場は まだ非常に制限されており海外の参加者にとって、容易には 開かれていないということです。 香港の投資 アジアのコンテンツビジネスの更なる開発を目的に角川グ ループは、香港で 3 社に投資を行っています。2005 年に、 角川グループは香港で最も古い映画配給会社の株式を 70 パ ーセント購入し、今では Kadokawa Intercontinental Group Holdings Ltd.(KIGH)の名称で、中国本土と東南アジアマーケ ットにアクセスしています。KIGH はディズニー、パラマウ ント、およびドリームワークスの映画を配給し、香港と中国 で 7 つの映画館を運営しており、またビデオとコンピュータ に拠点を置きました。「香港はアジアの中心で、中国本土と隣 ゲームソフトウェア販売の基点になっています。Kadokawa 接したビジネス地です。」と、塚本氏は説明しています。香港 Intercontinental Publishing(Asia)Ltd(KIPA)は角川グループ における会社の運営、労働管理、税制を含む経営環境も、非 の 100% 子会社で、2007年に設立され、雑誌「台北ウォーカー」 常に魅力的です。「香港は小さな場所で、人々は新しい流行に の出版社である Kadokawa Media(Taiwan)Co., Ltd. の成功を 非常に敏感です。研究と分析に多大な時間を要さずに、私た 追随しています。KIPA は雑誌「香港ウォーカー」を出版し、ま ちは新事業を始めることができ、そして直ぐに結果を見るこ た漫画と小説を販売しています。角川グループは、新しい市 とができます。これは香港の魅力です。」と、塚本氏は述べて 場向けの事業を開発するために、映画と出版の素材を結びつ います。 ける「メディア Mix 戦略」を利用する計画を立てています。Sun Wah Kadokawa(Hong Kong)Group Ltd.(SWKK)は、新華グル CEPA(経済貿易緊密化協定)は、大きな利点 ープと角川グループとの合弁企業です。その合弁企業は、新 香港と中国本土との経済貿易緊密化協定(CEPA)は、角川グル 華グループの中国の不動産市場の知識と角川グループの広範 ープの香港でのコンテンツビジネスを始める際に、大きな利 囲な映画館運営経験を共用するため設立されました。2007 年 点であることを証明しています。例えば、同社は、2006 年に に洛陽で第 1 号店をオープンし、その後 2008 年に北京で 2 号 深圳で 100 パーセント香港所有の映画館を創設した際には、 店をオープンしました。 CEPA 協定を活用しました。「私たちの今後の投資のため、私 中国への香港ゲートウェイ たちは CEPA に強い期待を持っています。」と、塚本氏は述べ ています。 角川グループの最終目標は、コンテンツビジネスを中国本土 で展開することで、角川グループは、第一段階として、香港 www.intercontinental.com.hk 21 発行日:2009 年 4 月 「QBハウス」理容チェーン店舗網を拡大 1995 年に東京で設立された QB ハウスは、顧客の性別を問わず、10 分間 50HK ドルでカットのみを提供す るヘアカット専門店を香港で運営しています。香港 1 号店のオープンは 2005 年 2 月。その後順調に業績を伸 ばし、現在までに 41 店舗をオープンしました。また同社はシンガポールで 32 店舗、台湾でも5店舗を展開し ています 香港を選んだ理由 「香港の人たちは長時間労働をいといません。また何かにつけ てスピードを重視する傾向があります」、QB ハウスシニアマ ネージャー松尾香織氏は、香港人をそのように分析していま す。「出店国を決める際、アジアのさまざまな国を検討しまし たが、当社の事業コンセプト「10 分間の妥当な価格で提供する クイックサービス」は、香港の皆さんのそうした気質のような ものと非常にマッチすると判断いたしました」、「当社がもと もとターゲットとしていたお客様像がまさに、香港人のよう に都会で暮らし、毎日が多忙で、歩くスピードすらも速い、 現代的な忙しい生活をおくる人々だったということです。こ のような方々には、時間が何よりも貴重なものであり、でき るだけムダを省いて、自分の自由になる時間を確保したいと 思っています。おかげさまで、当社のようなヘアカットとい う専門技術だけに特化し、時間を節約して、必要なときに隙 間時間にいつでも利用できる(予約不要)という利便性が受け 入れられ、最初の出店以来、老若男女問わず様々な層のお客 様に当社のサービスをご利用いただいております」、松尾氏は そのように説明してくださいました。 店舗網の更なる拡大 QB ハウスの事業コンセプトは、日本国内では月平均およそ 110 万人の顧客に受け入れられるという大成功を収めました。 海外ではまず、香港と並ぶ国際都市であるシンガポールにビ ジネス展開を開始しましたが、人口比でシンガポールの 2 倍、 約 700 万人を擁する香港は、その潜在的ビジネスチャンスとい う点でもシンガポールの倍の可能性を秘めているとの判断か ら、QB ハウスの事業フォーカスは香港へもシフトしました。 現在香港及びシンガポールにおける総売上は、日本に於ける ビジネス全体のおよそ 10%に匹敵し、このボリュームは今後 更に拡大できるものと同社では見ています。 インベスト香港の惜しみないサポート 「香港でビジネスを立ち上げる、あるいは事業の拡大を目指す 海外企業にとって、インベスト香港のように正確かつ包括的 な現地情報を提供してくださる団体との関わりはとても大切 です」、前出の松尾氏のコメントです。「今回インベスト香港 には、人の採用に関する情報や都市内の商業地域、ビジネス 街に関する助言をいただいただけでなく、具体的な出店場所 の選定に関するサポートもしていただきました。また、ビザ 関連の手続きや、出店時における広報業務に対する支援もい ただいております。インベスト香港からのこうした数々の支 援が無ければ、当社がここまで順調にビジネスを成長させる ことは難しかったと思います。」 国際的なライフスタイルと日本への近さ 日本人にとって香港は生活、仕事の両面で非常に暮らしやす い場所だと松尾氏はおっしゃいます。国際的なライフスタイ ル、多彩な食文化に加え、さまざまな自然環境を楽しめると いう点も、香港の生活に一層の魅力を与えているとのことで す。「香港ではひとたび郊外に足を伸ばすと美しい自然に触れ るチャンスがふんだんにあります。秋や冬の週末にはハイキ ングに出かけ、夏の暑い日にはたくさんあるビーチの中から 一つを選んで、そこでゆっくりとリラックスする時間を楽し んでいます。それから香港のもう一つ優れた点として、その ロケーションが挙げられます。日本からとても近いというの はもちろんですが、その他の都市への交通の便が非常に良い のです」、松尾氏は香港の魅力をそのように語ってくださいま した。 www.qbhouse.com/hk 更に向こう 3 カ年の経営計画として、香 港内に 64 の新店舗を開設、現地スタッ フ 200 名以上を新規に雇用、そして現在 36,000 人にのぼる月間利用者数を少なく とも 3 倍に押し上げることを目標に定め ました。店舗開発においても、利便性を 重視し、ターゲット顧客層である通勤客 や買い物客を効率的に取り込むため、対 象エリアをすべて地下鉄 MTR 駅構内あ るいはその近辺のショッピングセンター に絞っています。葵芳(Kwai Fong)店、 屯門(Tuen Mun)のオーシャンウォーク 店が最近の例としてあげられる他、直近 では沙田(Shatin)のシティー・ワン・ス テーション(第一城站)への出店も予定 されています。更に香港内における CSR (企業の社会的責任)活動にも積極的な取 り組みを始めており、昨年の天水圍(Tin Shui Wai)店オープン時には、記念行事 として地域の恵まれない子供達に無料で 理容サービスを提供しました。 22 発行日:2009 年 4 月 オークション会社の老舗エスト・ウェストオークシ ョンズ、アジア太平洋地区オークションビジネスの 中心地、香港に進出 エスト・ウェストオークションズの関敬氏は 1984 年に日本では初となるオークション会社、エスト・ウェストオ ークションズを設立し、代表取締役に就任しました。さらに昨年 1 月には、株式会社ディスカバリーナショナル オークションとの合併を果たし、日本初のオークション会社は、日本で最大のオークション会社へと成長を遂 げました。現在、同社社員は総勢 35 名、東京に本社事務所、その他事務所を銀座とパリに置きます。そして 2008 年、アジア地区におけるオークションビジネスの展開拠点として、香港法人を設立しました 香港:アジア太平洋地区 オークションビジネスの中心地 2008 年 5 月、関氏は香港で開催された香港国際芸術フェアに 参加し、その場で近代日本美術に造詣の深い多くの人々に出 会い、アジアにおける芸術作品の流通センターとしての香港 について多くを学びました。その後、北京に飛び、アート・ チャリティー・チャイナと出会い、香港に於いて共同でオー クションを開催することをもちかけられました。これを受け て関氏はエスト・ウェストオークションズ香港法人の設立を 決心します。また、この決断が後に、エスト・ウェストオー クションズにとって、海外における初のオークション開催へ とつながっていったのです。 「香港への投資の直接的な鍵となったのは、香港がアジア太平 洋地区の中心に位置するということでした。また、空港への アクセス、他地域からの乗り入れといった双方の点からも、 香港という土地は非常に有利であると判断しました。台湾、 中国本土、韓国、日本、そしてシンガポールから来るバイヤ ー達にとって、香港という場所は、まさに絶好のロケーショ ンなのです」と、関氏は語ります。 実のところ、香港はニューヨーク、ロンドンに続く世界第 3 位 のオークションセンターとして、世界的に、その重要な役割 を担っています。アジアのオークションハブとしての香港の 優位性には語り尽くせないものがありますが、下記にその一 部をご紹介します。 • • • • 香港には消費税、付加価値税が存在しない 香港の租税構造は非常にシンプル。事業所得税・給与所得 税の低さは世界で 3 位にランクされる 他国に比べ、香港における芸術品の輸出入に関する規則や 法律は、非常に寛容である 細やかな配慮が求められる美術品の運搬を可能とする物流 の専門家、国際輸送サービスが充実している • 健全、透明な法律・司法制度により、オークションに参加 する売り手・買い手の両者が、確かな法的保護のもとに売 買契約を締結することができる インベスト香港による多大な支援 今回インベスト香港が提供させていただいた様々なサポート に対し、関氏から以下のようなコメントをいただきました。 「一般に、政府機関で働く人々が、それほど親身になって相談 に乗ってくれるとは思わないのが普通です。しかし、インベ スト香港の皆さんは違いました。香港、そして東京にいらっ しゃるスタッフの皆さんのどなたもが、弊社の香港法人設立 のみならず、香港におけるオークション会場の選定、開催に いたるまで、大変親身になってサポートやアドバイスをして くださいました。」 未来に向けて エスト・ウェストオークションズは、今後毎年 5 月と 11 月に 香港でオークションを開催することに致しました。 またそれ に合わせ、現在 2 名のスタッフを抱える香港法人を、今後さら に大きな場所に移転し、オークションの運営管理をより確か なものにしていく計画です。 最後に、関氏は、香港ついて以 下のように述べられました。 「最初は中国本土でオークションを開催することを考えていた のです。しかし、あちらではオークションにまつわるシステ ムや法律が非常に複雑でした。そのため香港で開催すること を決めたのですが、結果的に、香港が世界でも有数の美術品 のオークションビジネスの中心であることを、身をもって体 験させていただいたような気がします」 www.est-ouest.co.jp 23 発行日:2009 年 2 月 JMC:香港に研究開発事業部を立 ち上げ、自動車メーカーのTier 1 サプライヤーをめざす JMC は 2005 年 5月に設立された日本企業で、JMC という社名は「Jyonetsu Monotsukuri Company」を意味し、 これは「情熱をもって物作りをする」 という意味であり、同社の使命をよく表しています。2006 年 7 月に、同社は 香港事務所 JMC Hong Kong Limited を、そして 2007 年 9 月には、深圳市集梦信息咨詢服務有限公司を設立 しました。現在 JMC は、トヨタの部品メーカーを探し出すことと、自動車製造コンサルタントサービスという 2 つの事業を柱としています。同社はいま、将来自動車メーカー向け部品メーカーになるための合弁事業契約を 締結中で、それには香港と深圳を拠点とする現在の研究開発部門が必要となるのです 自動車メーカーの品質管理 自動車メーカーは多くの下請け部品メーカーを必要とします。 例えばトヨタ自動車グループでは、約 20 社の Tier1 サプライ ヤーを 1 次下請けとして雇用しており、これらの Tier1 サプラ イヤーは、その下に 30 ∼ 50 社の Tier2 サプライヤーを抱え ています。同様にこれら Tier2 企業が、また Tier3 サプライヤ ーから資材を調達するといったような構造になっています。 車はきわめて多くの部品・備品から作られているため、トヨ タなどの自動車メーカーは、車の製造に関わる部品製造業者 すべての質をチェックする時間はありません。したがって、 例えばトヨタなどの会社は、その下請け部品メーカーにトヨ タの生産システムを遵守して独自の品質管理を徹底するよう 求めます。「トヨタ生産方式は、1 つの規格とかシステムでは ありません。それは下請け部品メーカーが理解し、彼ら自身 のやり方で応用しなくてはならないのです。社員は 1 つのチ ームとして意思伝達をし、自分の弱点を認識し、継続的に改 善を模索して行くのです」と JMC 香港のヴィンセント・フー (Vincent Fu)部長は説明しています。 JMC ビジネスモデル JMC は、華南地方における新たな下請け部品メーカーの育成 をトヨタから請け負っています。同社はここ 5 年間で 700 社 以上の部品メーカーを訪問したにもかかわらず、これらの企 業の方式ではトヨタの高品質な規格を クリアできないことを認識。そのため JMC は事業を拡大して、コンサルタン トサービスの提供を行うとともにトヨ タ生産方式の中で有望な下請け部品メ ーカーを育てています。JMC は、現在 までに数多くの下請け部品メーカーや 製造業メーカーと協力して、トヨタの Tier2 サプライヤーとなるために彼らの 品質管理プロセスを支援してきました。 なぜ香港なのか? JMC が会社を香港に設立しようと決意したのは、トヨタ、ホ ンダ、日産など、同社がターゲットとする顧客のすべてが珠 江デルタ地域に製造工場を持っているからです。「香港には効 率のよいビジネス環境と低税率というメリットがあります」と フー氏は語ります。「香港は会社設立が非常に簡単にでき、税 理士なら 1 日、2 日で会社設立をすることができます。香港政 府は課税、規制という点で非常に柔軟で、JMC は本業だけに 集中することができるのです」とフー氏は言葉を続けます。 急成長を続ける中華圏 わずかこの 2 年ほどの間に、JMC の中華圏における事業は急 成長を遂げました。同社の香港事務所は、現在、事業展開、 販売、マーケティング、経営管理、資金調達を担っています。 また、同時期に、深圳事務所は、5 名から 23 名までに社員数 を増やしました。「香港投資推進局からの多大なご支援とご協 力により、私たちは中華圏のビジネスをさらに拡大していま す。例えば、香港投資推進局は、わが社に香港生産力促進局 や、将来わが社の中華圏における合弁事業計画の一端を担う はずのその他の戦略的パートナー企業をご紹介下さいました」 とフー氏は語ります。香港には、JMC にとって、中華圏での サクセスフルな未来を期待できるすべてが揃っているのです。 JMC は、現在、珠江デルタ地域のトヨ タやその他の日本企業や中国の自動車 メーカーに供給することを視野に、広 東地域に Tier1 自動車メーカーを立ち 上げるべく、2 社の提携企業と合弁契 約を結ぼうとしています。それに要す る研究開発は香港で行われることにな り、香港中文大学や香港生産力促進局 の実験施設を利用することになってい ます。 24 発行日:2008 年 10 月 インベスト香港 顧客プロフィール 株式会社アドベンチャーの子会社として、 冒険香港有限公司は 2009 年 7 月に設立され、 様々な分野のユーザーに向けた iPhone 用、 モバイル用、ウェブサイト用のアプリケーシ ョンの企画、製作、展開を行っています。 冒険香港は、その技術的ノウハウとマーケテ ィングノウハウによって、故障耐性があり、 拡張性のある iPhone とスマートフォン用アプ リケーションの、香港域内及び国際市場への 味千ラーメンは、躍進中の日本のラーメン・ チェーン店です。同社は 1968 年に創業、日本 の九州に総本部があります。現在、味千ラー メンは、アジアのほぼ全主要国に 506 店舗以 上出店しています。日本では何種類もの骨や 魚のダシからとった白濁スープのラーメンで 知られています。美味しいだけでなく体によ いこのラーメンは、カルシウム不足の人には 特にお勧めです。 提供を目指しています。冒険香港は、iPhone と iPod タッチ向けの多様なアプリケーション を発表してきました。そして、充実したプラ ットフォームと技術的専門知識に確固たる 国際的視点を持ち、iPhone 専用及びモバイル 専用アプリケーションの設計、実装、保守を 行い、クライアントを満足させるべく尽力し ています。 www.adventure-inc.co.jp と豊富な経験により顧客に最高品質の食事と サービスを提供します。味千は 1996 年香港の 銅羅湾で第一号店をオープン以来、中国のほ ぼ全主要都市に約 350 店舗の支店を展開して います。香港の新事務所は、今後の海外飲食 ビジネスチャンスを調査するだけでなく香港 及びマカオの現地マーケティング連絡事務所 として機能していきます。 www.ajisen.com.hk 味千ホールディングス・リミテッド(中国)は、 香港、マカオ及び中国市場向けのフランチャ イズ加盟企業です。飲食業に精通した経営陣 ARX Hong Kong Ltd は、2012 年に香港のサ イバーポートに設立されました。日本並びに 海外の各拠点との連携に便利なロケーション であるという理由で、香港が選ばれました。 ARX Hong Kong Ltd は、ウェブサイトのデザ イン • サービスの提供、ウェブサイトのクリ エイティブなコンテンツの制作、スマートフ ォン向けアプリケーションの開発を行ってい ます。同社は、シックなデザインからポップ なデザインまで、顧客の幅広い要求に応えま 2011 年 6 月に香港で開業したアジア・ブリッ ジ・インターナショナルは、コール・センタ ー・テレマーケティング・サービスを日本の 600 社に提供する他、海外での仕事や研修の 機会を探している 1,000 人以上の人々を支援 します。5 ∼ 6 人の同社スタッフは、香港企 業向けに日本での新たな市場開拓の支援を行 い、そして日本の親会社のクライアント向け にはアジアでの新事業開拓の支援を行います。 す。更に、アバター、フラッシュ、Web アニ メーションといった多彩なキャラクターの制 作も行っています。 システムの設計、開発、監視、および管理サ ービスを提供する日本の本社の支援で、ARX 香港は、スピーディで高品質な IT サービスを 顧客に提供しています。 http://en.project-arx.com 香港の現地法人では、日本や香港での事業の 立ち上げを支援するサービスだけでなく、海 外での実務あるいは会社設立の経験を積みた いと熱望する日本の若者に研修の機会を手配 する支援サービスも行っています。その親会 社である AsZ Inc が香港を選んだのは、中国 市場へのゲートウェイとして極めて重要な役 割があること、低率税制及び英語が使われる 国際ビジネス環境にあるという理由からです。 25 アウンコンサルティング株式会社 同社の検索 エンジンマーケティング(SEM)スペシャリス トは、検索エンジン最適化(SEO)、多言語イ ンターネットビジネス戦略、SEO ウェブデザ イン・制作、オンライン広告の運用サポート などの業務に 14 年以上携わっています。 2010 年 9 月 1 日に商業登記した AUN Hong Kong Marketing Co., Ltd. は、近年本格的に稼 働を開始しました。 する重要な宣伝ツールです。同社はウェブサ イトや公告のプランニングおよび制作に関し て、完全オーダーメードも可能な多彩なソ ル―ションを提供します。同社の使命は、 優れたレイアウトをデザインし、アクセスを 増やすことで、投資に対する利潤を上げなが ら広告費を減らす必勝法を提供することにあ ります。 www.auncon.co.jp 多くの事業にとって、ウェブサイトや多面的 な広告は、ブランド価値を上げ、販売を促進 有限会社東海産は、徳島市中央卸売市場の仲 卸業者で、1973 年に日本で設立されました。 主に干物や冷凍魚介などの海産物の加工・流 通を行う同社の流通チャンネルは、日本のス ーパーから中国、韓国にまで広範に及んでい ます。 標に、香港に支店を設立しました。将来は、 香港のレストランやホテルに販売網を伸ばす だけでなく、他の海外市場への進出も模索し ています。 www.azuma-kaisan.co.jp 同社は、最近、日々獲れる鮮魚、冷凍魚や日 本の海産物を香港のスーパーに卸すことを目 26 B3 株式会社は 1991 年から大阪でバーを運営 しています。2012 年 11 月 9 日、2 軒目のバー である「バー ボナセーラ」(BAR BUONASERA) を香港の尖沙咀(Tsim Sha Tsui)にオープンし ました。日本の正統派バー「バー ボナセーラ」 は、静かで落ち着いた雰囲気でありながら、 家に居るようなくつろぎをご提供致します。 各種ウィスキー、お酒、ワイン、洗練された カクテルを取り揃えています。 香港は非常に魅力的な市場です。香港の人々 は外国文化に非常にオープンで、外食を好み ます。香港には多くの日本食のレストランが ありますが、日本の正統派バーは多くはあり ません。従って、当社にとって香港は大きな 可能性を秘めています。将来的には、レスト ラン事業に拡張し、まだ香港にはないコンセ プトを導入する考えです。 ビューティーラボ香港は、銀座 ROSSO エステ ティックサロンの関連企業で、近年尖沙咀の 中心に「ローズガーデン」というエステサロン をオープンしました。「ローズガーデン」は、 ベルギーのリベンベスト社が開発した 5 種類 の希少な野生植物と 2 種類の特殊ミネラルを 使ったメスの要らない最新美容技術「バイオ ハーブピーリングトリートメント」を提供する 香港初のサロンです。また、リバンベストジ ャパン・ブランドの化粧品を取り扱う唯一の 代理店でもあります。 この独自のトリートメントはアンチエイジン グに効果があるだけでなく、お肌のコンプレ ックスやニキビ、しわ、傷跡、しみ、皮膚線 条、美容整形の前後のケアなど様々なお肌の トラブルにも抜群の効果があります。トリー トメントは全てリベンベストジャパン認可の 美容医療スペシャリストが行います。 www.beautylabohk.com 米の専門家として、Best Foods Co Ltd は 100 年以上にわたり米の流通・販売に携わってき ましたが、20 年前に調理米の取り扱いを開始 しました。山形県に拠点を置く同社は、大型 ガス鍋を使用して、伝統的な方法でふんわり と炊き上げた、歯ごたえのある白米を提供し ています。同社では、独自のレシピにより、 高品質米を最適な方法で炊き上げます。 香港は国際都市であり、新たな市場を開拓す るのに最適な場所であると考える同社は、香 港にご飯のおいしさをもたらすために、昨 年、Best Foods HK Ltd を設立しました。香 港支店では、おにぎりや巻き寿司といった調 理米の新規商品を販売します。 ブランドオフは、2000 年に、日本の石川県 において、社長の安山勉氏によって設立され ました。ブランドオフ社は、小売店、ウェブ サイト、オークションを通じて、新品或いは 中古のハンドバッグ、宝石類、および腕時計 等、ブランド品の買取販売を専門としていま す。香港は、中国本土や海外からの訪問客、 そして香港人に商品をアピールするのに理想 的な場所であると見て、同社は最初の香港で のショップ展開を 2008 年 6 月に行い、2 店目 を 2008 年 11 月にオープンしました。同社は、 2009 年 2 月に香港で最初のブランドオークシ ョンも開始しました。 株式会社コロワイドアジアは、2010 年 12 月に 香港で設立された日本食レストラン運営会社 で、近年香港に新店舗をオープンしました。 親会社の株式会社コロワイドは香港を新規市 場開拓及び顧客層の拡大におけるアジアの重 要拠点と見ています。 同社は、今年度中に香港に計 4 店舗の開店を 見込んでいます。その 1 号店「宮 ジャパニ ーズスタイルビュッフェ&グリル」は九龍湾 (Kowloon Bay)にオープンし、続いて尖沙咀 (Tsim Sha Tsui)に 2 号店の出店が計画されて います。また、 「焼肉 居酒屋 宮」が旺角(Mong 2000 年に設立された、コアスタッフ株式会社 は、半導体・電子部品の輸出入及び販売事業 を展開しています。アジアの成長市場で継続 的に事業を拡張するため、常に改善活動を怠 らず、革新的かつ効果的なサービスを提供し ています。 www.brandoff.com.hk Kok)と銅鑼湾(Causeway Bay)に 2 店舗オープ ンする予定です。 香港での事業は、コロワイドグループ本社の 日本人スペシャリストによって運営されてい ますが、同社は、近日中に現地スタッフを 100 人まで増員します。この 3 年間で香港および東 南アジアに最高 50 店舗の開店を目指します。 www.colowide.co.jp により、多様で幅広い調達体制を敷き、顧客 の要求に的確にお応えします。同社にとって アジア初の事務所であるコアスタッフ香港有 限公司を開設することによって、お客様によ りタイムリーなサポートを提供し、お客様の 理想的なビジネスパートナーとなることを目 指します。 同社は試作品、緊急調達、EMS(速達サービス) www.zaikostore.com の調達に対処するための特別プロジェクトチ ームを持っています。同プロジェクトチーム 27 大黒屋(本社:東京)は、1979 年の創業以来、 時計、バッグ、宝石などの高級ブランドの中 古品を扱ってきました。香港の有利な税率お よび中国本土からのお客様の高い購買力に注 目し、同社は、2010 年に香港に事務所を開設 し、2011 年 12 月には香港の尖沙咀(Tsim Sha Tsui)に同社初の海外店舗をオープンして小売 業にも進出しました。 古品を扱う有名な小売業者です。同社は、高 級ブランドの中古品の売買に加え、格安チケ ットの取り扱いや質屋業も手掛けています。 香港事務所および小売店舗の開設を皮切り に、多店舗展開、並びにさらなる雇用の創出 を視野に入れています。 www.e-daikoku.com 大黒屋は、日本全国で 136 の直営店およびフ ランチャイズ店を展開する高級ブランドの中 Dr. John s Candies® は、歯科医師のジョン・ ブルインズマ博士 (Dr. John Bruinsma) とその 妻で歯科衛生士の妻デブラ氏によって設立さ れ、1995 年以来、虫歯予防効果のある、ユニ ークでシュガーフリーの商品を多くの人々に 提供してきました。韓国、インドネシア、フ ィリピンといった多くのアジアの国々では、 新たに親御さんになる方々を中心に、子供の 虫歯予防になるおやつへの需要が急速に伸び ています。2010 年に設立された、Dr. John s Candies Japan は、自由が丘に第一号店をオ ープンし、順調に成長しています。 Kong Ltd を設立し、新たな挑戦を始めまし た。UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス 校)歯学部のオーラルバイオロジー科の研究 により、リコリス(甘草)から得られる特定の ハーブエキスが虫歯の原因を引き起こすバク テリア(乳酸菌と共に作用するミュータンス連 鎖球菌とソブリヌス)の働きを減少させる効果 が科学的に立証されています。同社の代表的 な商品ハーバルロリポップには、このリコリ スが含有されています。同社の使命は、健康 に良い、おいしいおやつを提供し、香港の人々 により健康的な生活をもたらすことです。 2013 年、アジア全域更には世界への玄関口 と言われる香港に、Dr. John s Candies Hong www.drjohns.com.hk エバラ食品工業株式会社は 1958 年に神奈川県 に設立され、ソースやケチャップ等の調味料 及び加工食品の製造販売を行っており、東日 本に栃木工場と群馬工場、西日本には津山工 場を稼働しています。 年 4 月に香港に設立された荏原食品香港有限 公司は、中国本土市場を視野に入れていま す。エバラ食品工業株式会社は、的確に時代 のニーズを捉え、斬新なアイデアと確かな技 術を駆使して、新しい食品スタイルを提案す るために、オリジナリティにあふれた製品を 一貫して開発しています。 エバラ食品グループは、独創・挑戦の精神を 重んじ、お客様に愛され、信頼される商品・ サービスを提供し、豊かで人に優しい社会の 実現に貢献しています。上海に続いて、2013 香港の人々の間で、日本食は、最も人気の ある料理の一つとなっています。El Dorado Asia Company Ltd は、香港における爆発的な 日本のラーメン人気に目を付け、2 百万香港 ドルを投資し、従業員 7 名を採用して、「ら∼ めん台風。」のオープンを決めました。 香港をスタートラインと捉える同社は、3 年 間でラーメン店 3 店舗を出店する計画です。 28 www.ebarafoods.com 将来的には、さらに店舗数を増やし、日本の 伝統的なラーメンの味を、広くアジアに紹介 したいと考えています。同社の目標は、15 店 舗のラーメン店を運営し、年間売上高 1 億香 港ドルを達成することです。 www.ramen-taifu.com en world は管理職、シニアレベル層を中心と した、インターナショナルな人材紹介会社で す。また en world は日本におけるインターネ ット求人サービスのリーディングカンパニー であるエン • ジャパン株式会社のグループ企 業です。en world Group は現在、日本を本社 として、シンガポール、香港、韓国、オース トラリア(「Calibrate Recruitment Agency」と して営業)でビジネスを展開しています。グル ープ全体で約 200 名、世界 15 カ国以上にわた る多国籍な社員が活躍しており、アジア太平 洋地域で 2,400 社以上の企業に人材支援サー ビスを提供しています。 1988 年に日本の東京で設立されたエノテカ は、上質なワインの輸入販売を専門としてい ます。同社は、現在日本の 10 都市において、 「ワインショップエノテカ」のブランド名で、 32 店舗の専門店を直営で経営しています。 1984 年、エスト・ウェストオークションズは 日本初のオークション会社として設立されま した。同社は、国際的なビジネス展開の足が かりとして、つい先頃、香港への進出を果た し、今後、日本の美術・文化をアジアを介し 世界各国へと発信していく計画です。昨年 11 月には、アジア現代美術を牽引する香港で、 同社にとっては、海外では初となるオークシ 株式会社クリエイティブアルファは 1994 年、 内装工事会社として創業しました。創業 19 年 間で同社は内装工事のほか、商業施設デザイ ン、人材派遣・人材育成事業、飲食店舗運営 およびフランチャイズ事業を手掛ける複合企 業体に成長しました。同社グループ全体の昨 年の売上高は、51 億円(およそ 4 億 8000 万ド ル)で派遣社員を含めて 800 名の従業員を擁し ます。飲食事業では、沖縄ダイニング「ちゅら り」、もつ料理「豚火地」、プラムガーデン「梅 椿」、および生姜料理の専門店「しょうがの香 り。」を運営しています。 en world Hong Kong は、en world Group の アジア太平洋地域でのビジネス拡大の一環と して、2012 年に開設されました。香港には多 くのグローバル企業がアジア地域統括拠点を 有しており、グローバル展開を目指す日本企 業も多数進出しています。en world は、ビジ ネスハブである香港に拠点を持つことで、今 後も成長が見込まれる香港・中国本土はもと より、アジア全域に渡って、優秀な人材の採 用を支援することで、企業のビジネス拡大に 貢献してまいります。 www.enworld.com/hk 2008 年 11 月に、エノテカは、アジアでの売 上増と拡大の使命をもって、香港で最初のワ インショップをオープンしました。 www.enoteca.com.hk ョンが、アイランドシャングリラホテルにて 開催され、盛況のうちにその幕をおろしまし た。 www.est-ouest.co.jp す。同社の事業内容はレストランの管理及び 運営、フードコンサルティングの提供ならび に人材育成となります。F-CATION Ltd が運営 する最初のレストラン「とん勝」は、2012 年 12 月 17 日に九龍チムサーチョイでオープンしま した。初期投資予定額は 3 百万香港ドル、展 開店舗で 10 人のスタッフを採用する予定で す。また、3 年以内に、香港、中国本土及び アジア全域で 15 店舗の出店を計画していま す。5 年以内に、30 店舗を目指します。 www.c-alpha.com F-CATION Ltd は、株式会社クリエイティブア ルファと他数社との香港における合弁企業で 29 Fore Fortune Ltd はウェブサイトの制作なら 技術および手法を取り入れることで、常に変 びにクラウドサービス、クラウド仮想化サー 化し続けています。同社は、市場の変化に対 バの提供を目的に設立されました。また、そ 応するだけでなく、ビジネスの成長を支援す の他 IT に関する事業も様々展開しておりま るための新しい手法を提案します。 す。同社では、専門知識を持つ日本人 IT 技術 者がお客様の要望に合わせた IT 設計および制 作を行います。インターネット市場は、オン ラインショッピング、ソーシャルネットワー るいは関連事業への参入など、積極的な事業 運営を行っています。 ク、クラウド、大容量情報通信といった、新 www.forefortune.com フロンティア株式会社は 2002 年に日本の山口 動車部品の販売および部品メーカーの代理店 県で創業しました。同社は自動車取引を専門 業務も行っています。 に取り扱う他、サービスや部品、コンサルテ ィング、保険およびその他の関連サービスを 提供するオンラインショップを数店舗と、新 車・中古車事業を展開しています。現在はヤ フー、楽天、アマゾンで 3 店舗を運営し、毎 月 2 万アイテムを販売しています。フロンテ ィアは自社ブランドのサンバイザー、床マッ 自動車産業の専門知識を利用して、 同社は日本国外で自動車ビジネスの拡大に乗 り出すことにしました。2011 年 5 月に、フロ ンティアは香港および世界中で自社ビジネス を展開するための新たな現地法人フロンティ ア・インターナショナル香港有限公司を設立 ト、インテリア・パネルおよびエアロ・パー しました。 ツのデザイン・製造を手掛ける他、様々な自 www.all-frontier.com 日本に本社を置く不二輸送機工業株式会社 ストラリア、インド、中東、アフリカの市場 は、積み付けに使用する特殊パレタイジング 開拓を担当しています。2009 年には香港の駐 ロボットの製造メーカーです。同社の製品は、 在員事務所の役割をアップグレードして地域 広範な製造業にわたり利用されており、日本 本部に昇格させました。香港の自由な情報の では市場シェアの 62%を占めています。 流れや優れた流通網、低率で簡素な税制が、 同社では事業の発展のため、海外市場の拡大 を決定、2004 年に設立された香港の駐在員事 同社の香港地域本部設置の決め手となりまし た。 務所は、中国本土、台湾、東南アジア、オー www.fujiyusoki.com 日本で「進学塾 ena」を展開する学究社の新た 生徒を対象に、試験対策を中心とした講義を な学習塾(Gakkyusha Tutorial School)が、 展開します。 香港島コーズウェイベイ(銅鑼灣)、地下鉄 MTR C 出口から歩いてすぐの場所に開かれま した。香港における同社は、在香港日本人小 学生 3 年生以上から中学校 3 年生までの児童・ 30 同社は、ウェブ関連の新規事業、事業拡大あ www.ena.co.jp Global Expo & MICE Management Co Ltd (GEMM)は、日本の親会社である株式会社コ ングレがクライアントからの強い要望に応え るために 2011 年 9 月に香港に設立しました。 ゴングレのグローバル戦略の一環として、 GEMM は中国華南地区、ASEAN 及び中東諸 国の顧客を支援するための重要なオペレーシ ョン拠点となります。香港での初期投資額は 1000 万香港ドル(130 万米ドル)です。 ペレーション、展示会・イベントの開催、及 び観光施設運営など広範囲にわたり、GEMM にはイベントや展示会、MICE の旅行サービス において、ますます重要な役割を担うように なった香港においてより多くのビジネスチャ ンスを得ることが期待されています。 www.gemm.com.hk サービス分野は、EXPO 事業のコーディネー ト・企画・オペレーション、MICE の企画・オ 2003 年にカレーショップを創業した株式会社 ゴーゴーカレーは、日本国内ばかりでなく、 ニュー・ヨーク、シンガポール、ブラジルに も店舗を展開しています。同社は、カレーを 提供することで、人々を『元気』にすることを 目指しています。 ゴーゴーカレーは、2012 年 5 月 5 日、銅鑼湾 (Causeway Bay)に第1号店をオープンしまし た。8 月には 2 店舗目を軒尼詩道(Hennessey Road)にオープンし、丼スタイルという新た 東京に本社を置く(有)グローバル・ビジョン は 2002 年の設立以来、日本全国に 30 店舗以 上の女性向けエステティックサロンをオープ ンしました。日本市場での確固たる評判とブ ランド力を持つこのサロンは脱毛、美顔、痩 身の総合専門店です。グローバル・ビジョン は海外初のサロン開設地に香港を選び、2011 年 7 月に銅鑼湾(Causeway Bay)にグレース・ ビューティー・ジャパンをオープンしました。 香港虎斯科技有限公司(HKTT Ltd)は、ジャス ダックに上場するエンジニアに特化した総合 人材サービス会社、株式会社トラスト・テッ クの完全子会社として、2010 年 7 月に香港で 初めてのエンジニアに特化した人材紹介会社 を設立致しました。 日本の製造メーカーにおいては海外進出に伴 い海外売上高の拡大・製造拠点の海外シフト 加速、研究開発部門に至るまで海外にシフト されつつあります。優秀な人材の確保・定着 な食のコンセプトを導入し、名称も「ゴーゴー カレー丼丼」 (GoGo Curry Don Don)としまし た。また、香港に事務所を置くことで、アジ アの拠点を強化し、近い将来のアジアの他地 域での店舗オープンに向け準備を進めます。 ゴーゴーカレー香港は、2013 年 5 月までに更 に 3 店舗、2015 年までに 15 店舗のオープン を計画しています。 www.gogocurryhk.com 日本と世界の最高品質の施術とサービスを香 港に紹介することで、外面の美しさのみなら ず、内面さえも美しくすることを目指しま す。すべての女性に真の美しさを提供するこ とをお約束します。 www.beautysalongrace.com に関して多くの企業の方々は問題を抱えてい ます。同社はエンジニアに特化した人材紹介 ・業務委託・業務請負等の契約形態にて優秀 な人材を地元で確保し、また日本での採用活 動等あらゆる採用手法で人材確保することに より、それぞれの企業に合った人材サービス を提供致します。将来は華南地区をはじめと し、中国本土への進出、さらには東南アジア も視野に入れて事業展開を進めていきます。 www.trust-tech.jp 31 1967 年金沢で創業した元八は、42 年以上日本 の麺(ラーメン)作りに携わり、3 種類の太さ から選べる麺を提供します。日本以外の香港、 台湾、タイでは、8 番ラーメンとして出店し ています 。 香港元八リミテッドは、日本の元八と香港企 業の共同事業で 2003 年に香港で 8 番ラーメン と元八ラーメンを運営するために創設されま した。初期投資の 300 万円は、質の高い食事 を確保するためにセントラル・キッチンに投 株式会社ホットランドは、国際的なレストラ ン経営を展開する日本の有力企業です。顧客 に真の日本料理の品々と味を提供するホット ランドの 2 大レストラン・ブランドは、日本 国内では「築地銀ダコ」、海外では「銀カレー」 とされています。ホットランドは、北海道か ら沖縄まで日本全国に 380 店舗以上の「銀だ こ」支店を展開し、アジアには、香港の 8 店 舗、台湾の 3 店舗、タイ、中国本土及びシン ガポールの各 1 店舗を合わせた 14 店舗の「銀 カレー」直営店があります。 2012 年 11 月、兵庫県政府は、兵庫県香港経 済交流事務所 (Hyogo Business and Tourism Centre (HK)) を香港に開設しました。同香港 事務所は、香港、中国本土、アセアン諸国の 国・地域における、経済交流を推進します。 同事務所は、兵庫県企業のアジアにおける事 業展開を支援するほか、兵庫県への観光誘客 の促進を図ります。さらに、兵庫県の物産、 農水産品、食品等の海外販路拡大支援等にも 取り組みます。 IACE トラベルは、日本国内で 36 拠点を展開 し、海外では米国 19 拠点、カナダ 2 拠点を持 つ、総合旅行代理店です。同社は昨年 11 月、 初のアジア拠点として、IACE トラベル香港支 店を設立しました。ホテル予約、格安航空券 一蘭は美味しい天然とんこつラーメンと、他 店にはないオリジナルの店内環境で知られて います。同社店舗のコンセプトは「こだわり の、本物のとんこつラーメンを、何も気にす ることなく無心で味わっていただくこと」で す。日本国内で 40 を超える店舗を展開する 同社は、2013 年 7 月一蘭香港有限公司の下、 32 入されました。現在までにこの香港企業は 8 店舗を展開し、以降 1 年ごとに 2 店舗増設す る計画です。一番の人気メニューは、体に良 い食事を求める顧客のニーズに合った野菜た っぷりの 8 番ラーメンです。同社は、より多 くの顧客にサービスできるように香港での事 業拡大と香港全域で総計 30 店舗のオープンを 目指しています。 www.ganpachi.com.hk 香港のホットランドは、数多くのブランドを 展開し、約 60 人のスタッフを事務所やレスト ランで雇用しています。同社は、香港の低税 率と健全な法制度により、香港での事業収益 は計画通り拡大すると確信しています。当面 は、 「銀カレー」ブランドを拡大する予定です。 www.hotland.co.jp 香港の事務所は、米国、オーストラリア、フ ランス、ブラジルに続いて、兵庫県として 5 番目の海外事務所です。兵庫県政府は、アジ アへのゲートウェイ都市であるとともに、友 好提携先である広東省や海南省へのアクセス も容易であることから、香港を選択しました。 www.hyogobtc.com.hk 予約、オプショナルツアー手配、日本への格 安パッケージツアー予約等のサービスを提供 しています。 www.iace.co.jp/hk 香港に第一号店をオープンし、香港の人々に 本物のとんこつラーメンを味わって頂くこと を目指します。香港の店舗を皮切りに、他の アジア諸国への事業展開を予定しています。 www.ichiran.co.jp インソース (Insource) は、日本において年間 7,000 回の研修を運営しており、年間受講者 総数は 37 万人の日本大手研修会社の一つで す。研修プログラムは、マネジメントスキル、 顧客サービス、チームビルディング等、1,500 種類あり、多岐にわたっています。講師派遣 研修、公開セミナーの他、人事コンサルティ ングサービスや人材育成の仕組みの導入支援 を行っています。 Izumi Arakashi Co Ltd は、株式会社いづみ企 画の香港拠点です。株式会社いづみ企画(本社: 大阪)は、4 5年以上にわたり、法人向け贈答 品およびプレミアムグッズの企画、製造、販 売を行ってきました。同社は、香港の他に中 国の蘇州にも製造拠点を持ちます。同社の日 本国内の顧客は多岐にわたっており、とりわ け医薬品、情報通信事業者、化粧品、自動車 および飲食業の顧客に対し、文具類、ファッ ションアイテム、家電品、家庭用品といった 新規性に富んだ幅広い商品を提供しています。 JA 宮崎経済連香港事務所は、2012 年に JA 宮 崎経済連により現地駐在事務所として設立さ れました。JA 宮崎経済連は、宮崎県で生産さ れる農畜産物の販売や生産に必要な肥料や農 薬・資材の調達を行う団体です。同事務所の 使命は、香港の飲食市場並びに一般消費者市 場で、宮崎ブランドの食品の知名度を上げる ことです。 Insource Hong Kong は、香港 • 中国 • 東南ア ジアのお客様からの需要の増加に対応するた めに設立されました。「組織人材の潜在能力 を最大限に発揮し、組織を活性化していく」 というのが Insource の会社名の由来です。 お客様個々のニーズに合わせたカスタマイズ 研修をご提供いたします。 www.insourcehk.com Izumi Arakashi は、日本の本社の調達事務所 の役割を果たし、主に調達と検品などの品質 管理を行っています。今後、同社は高品質の サービスを海外の顧客、とりわけヨーロッパ や北米の顧客にお届けすることを目標として います。すばらしいデザイン、調達ネットワ ークおよび品質管理を強みに、Izumi Arakashi は香港から世界の顧客へのワンストップの販 促ソリューションを提供します。 www.izumik.co.jp また、同事務所は、適切なアドバイスを行い ながら、宮崎ブランド食品の供給業者と香港 の輸入業者のビジネスマッチングを行い、宮 崎の農畜産業の持つ強みと、幅広いネットワ ークを活用することで、アジア圏でのビジネ スチャンスを開拓致します。 www.kei.mz-ja.or.jp 「和牛焼肉 純(Wagyu Yakiniku Pure) 」は、JA 全農ミートフーズ(香港)株式会社よって運営 されます。今年、香港に海外初の店舗をオー プンしました。長年 JA (全国農業協同組合連合 会)は香港に対し日本の食肉を卸販してきまし た。同社は、非常に良心的な価格で高品質の 和牛を提供し、「和牛焼肉ぴゅあ」では、一般 によく食されるカルビとサーロインだけでな く、希少部位の食肉も香港市場で提供します。 すべての食肉は、日本から直輸入しますが、 冷凍保存せず、冷蔵で管理された新鮮な肉が 提供されます。また、色々な産地の食肉や一 部地域でのみ知られるブランド肉を紹介する ため、様々なイベントが定期的に開催される 予定です。同社は将来的に香港で合計 5 店舗 をオープンする計画です。 ドイツのライン川沿いの小さな街カウブ出身 のカール・ユーハイム氏(Mr. Karl Juchheim) は、1909 年、ドイツ植民地時代の青島にユー ハイムを創業し、独立したケーキショップと して産声を上げました。ユーハイム氏は第一 次世界大戦下、捕虜として日本へ連行され、 5 年間の収容所生活を余儀なくされました。 1919 年、広島県物産陳列館でバウムクーヘン を出品・即売しました。バウムクーヘンは、 この時、初めて日本に紹介されました。1921 年、横浜に会社を設立し、翌年 3 月、日本に おける一号店を開設しました。 日本でバウムクーヘンを提供する企業として 名高いユーハイムは、3 月、銅鑼湾(Causeway Bay)のそごうに 3 番目の海外支店を設立しま した。 www.juchheim.com.hk 33 2011 年に香港で設立された、K.O. Dining Group は、株式会社ユニバーサルエンターテ インメントの子会社であり、親会社の高級料 理部門を先導します。株式会社ユニバーサルエ ンターテインメントは、娯楽およびサービス 産業で 40年以上の実績を誇る、上場企業です。 同社初のベンチャーである K.O. Dining Group は、2012 年春、香港の 25,000 平方フィートの 海岸通りの Harbourfront Landmark にレスト ランコンプレックスをオープンしました。現 日本に拠点を置く株式会社上組(以下、上組) は、その前身である「神戸浜仲」が神戸港税関 から貨物運搬を命じられた 1867 年に操業しま した。日本の港輸送のパイオニアである同社 は、日本経済の発展と共に成長し、本来の事 業から総合的な国際物流サービスを提供する 企業へと転換を遂げました。 上組の子会社である上組(香港)有限公司は 1985 年に香港で設立され、基本的価値観は上 組の創業理念同様、「総合物流の開拓者精神」 金本(香港)有限公司は、東京証券取引所に上 場する建機レンタル会社、株式会社カナモト の完全子会社として 2009 年 6 月に香港に設立 されました。 金本(香港)では、あらゆる顧客のニーズに 応えるために親会社と同じ建機を全て取り揃 えています。全ての建機は、最高品質を確実 に維持できるように入念に保守点検されてい ます。香港におけるこうした保守管理は、金 株式会社かね善(本社:大阪)は、日本市場 で主として黒豆を扱う食品商社です。その使 命は、米菓、味噌、菓子やパンなどを製造す る食品加工工場に食材を安定供給することで す。同社は、品質・価格・供給量・商品開発 アイデアの面で顧客にご満足頂けるように、 常に顧客との良好な関係を維持しています。 かりゆしグループ(本社:沖縄)は、11 の法人 および 4 つのリゾート・ホテルを運営してい ます。2012 年 2 月に、かりゆしグループは香 港に 12 番目の子会社、かりゆし香港インター ナショナル社を設立しました。香港への進出 は、近年、世界の観光産業をリードする中国 市場を視野に入れた戦略です。香港支店の使 34 代風の日本食、中華料理、イタリア料理が異 なるスペースで提供されています。サービス が K.O. Dining の経営理念の中核を成します。 優れた料理とサービスというグループの哲学 を実践するために、K.O. Dining は世界中から 経験豊富で最も優れた専門家を集めました。 彼らは、最高の料理とサービスの提供に取り 組んでいます。 www.KOdining.com であり、香港で総合物流サービスを提供する ことでした。操業から 20 年後の 2005 年に同 社は、CEPA(中国・香港間の経済貿易緊密化 協定)計画のもと深圳に 100%子会社の現地法 人を設立しました。その後、上組深圳は広州 及び珠海に現地事務所を開設し、2010 年に本 部は、事業展開している上海を支援するため に香港への投資を更に増額しました。 www.kamigumi.co.jp 本(香港)がパートナー契約を結んだ著名な建 機レンタル会社が行っています。同社は、香 港のインフラ投資計画に数多く携わっていま す。香港現地法人は、世界規模の貿易業務の ための戦略拠点も目指しており、香港のさま ざまなビジネスの強みを活用し、金本の高品 質の建機を販売していきます。 www.kanamoto.co.jp/hk 香港の人々が食品の安全に対し大きな関心を 示すようになり、良質の食材を提供するため に Kanezen Hong Kong Co Ltd の設立を決定 しました。その将来的な目標は、中国本土の 食品加工工場に、安全な食材を供給すること です。 www.kanezen.com 命は、観光客の沖縄への誘致と香港における 沖縄食品の知名度の向上です。サービスと商 品とを組み合わせることにより、現地企業と の戦略的提携や各種ビジネス展開を狙ってい ます。 www.kariyushi.co.jp KI Hong Kong, Limited は、高品質翻訳で知 られる、川村インターナショナルのアジア事 業サポート拠点として、2012 年にオープンし ました。 質重視の姿勢をそのままに、日本からアジア へ、アジアから世界への架け橋として、皆様 のビジネスをお手伝いします。 www.ki-hk.asia 東西南北のアジア言語を中心に、世界中のあ りとあらゆる言語をサポートいたします。品 Kizuna Ltd は、日本の青果物卸売業者である 株式会社藤生が所有するブランド「SUIKA」 (信 頼性があり、安全で美味しい)の、香港におけ る独占販売提携業者です。Kizuna 社の卸売提 携業者である藤生は、日本に自社農場を所有 しており、青果物の生産から食品加工、配達 までの一貫したワンストップ・サービスを提 供しています。これによって Kizuna 社は、 日本の高品質な青果物を香港の自社レストラ ン「Vegi」に、競争力のある価格で提供するこ とができます。この Kizuna 社初のレストラン は、9 月に尖沙咀にオープンしました。 Kizuna 社は、日本の青果物に対する需要増 加に伴って、卸売取引と販売促進での事業拡 大、そして香港での外食ビジネスでもさらな る発展を目指しています。Kizuna 社は香港 を、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、 ロシアへの事業拡大の基盤と見なしています。 55 年以上に渡り旅行業を営む近畿日本ツーリ スト(KNT)は、国内及び海外合わせて 183 の 店舗と 43 の支店を展開し、3,000 人以上の社 員が就労しています。また、同社は東京と大 阪で株式を上場しています。 季節の団体旅行や教育旅行、ビジネスパック 旅行、ホテルパック、ウエディングパック、 イベント、会議、展示会、テーマパークチケ ット、ジャパンレールパス、旅行保険といっ た内容も含まれます。また、日本の温泉旅館 を含む 7,000 軒のホテルを瞬時に予約し同日 中に予約確認がとれるシステムも提供してい ます。 2010 年 10 月に近畿日本ツーリスト株式会社 は、香港に近畿国際旅行社(香港)有限公司を 設立しました。この香港の会社では、主に出 入国するビジネス客を対象に専門的な旅行サ ービスを提供します。その旅行サービスには、 KVH は、1999 年に米国フィデリティ・グルー プにより東京を本社として設立されました。 アジア地域を代表する情報デリバリー・プラ ットフォームとして、高品質なデータセンタ ー設備と低遅延のグローバル・ネットワーク、 拡張性の高い IT、クラウドのマネージド・サ ービスを、ミッションクリティカルな情報や 機密性の高い情報を扱う世界中の企業やサー ビスプロバイダーに提供しています。アジア 地域の拠点として設立された KVH は、東京、 横浜、大阪に加え、香港、上海、シンガポー ル、ソウル、釜山、シカゴにも拠点を構え、 シームレスなグローバル IT サービスを展開し www.knt-hk.com ています。顧客は 20000 社を超え、その業種 は、金融、製造、メディア、ゲーム、通信事 業者、E コマースなど多岐にわたっています。 KVH は、2008 年から香港にて低遅延ファイ バーネットワークサービスの提供を行ってお り、2012 年に子会社である KVH (Hong Kong) Co., Ltd. を設立したほか、2013 年 4 月、同社 は地域全体の IT サービスの機能を拡張するた め、オンライン • データセンターの容量を拡 張しました。 www.kvh.co.jp 35 久保田米業(香港)有限公司は、株式会社クボ タの出資により 2011 年に設立され、2012 年 4 月から事業を開始致しました。そこで、日本 農産物、特にお米の海外販路拡大による農業 生産者支援を図るため、同社は日本食の最大 の輸入地域である香港で、精米したてのお米 の販売を開始しました。 安定した社会構造を持つ香港は、中国への玄 関口でもあり、Liucia Japan にとって情報発 信するのに最適な場所です。2013 年 1 月、セ ントラル (Central) のボヘミアンシックに当た るソーホー (Soho) エリアに正式オープンして 以来、Liucia はフルコレクションを自信を持 って香港の人々に提供しています。同時に、 香港にオフィス、倉庫、ブティックを設立し、 香港を拠点とするほか、オンライン上でもそ の存在感を高めていく方針です。 日本の経験豊かな稲作農家とのネットワーク とクボタの最新技術や膨大なノウハウを活か し、香港の方々に日本国内で製造販売されて いるのと同等の、品質にこだわった新鮮な米 を提供致します。 kubota-rice.com.hk 帯シリーズのコレクションで知られているよ うに、Liucia はヴィンテージの帯や着物をモ ダンなバッグとしてデザインし、蘇らせた最 初のブランドです。Liucia は、今でも革新を やめることを知りません。帯や着物だけでは なく、折り紙からインスパイアされた折り紙 シリーズや現在ではレザーバッグの定番とし て使用されている、電子マネー用ポケットの L スマート を世界で初めて採用しました。 www.liucia.com Liucia は現代に生き続ける日本の職人技術を 大切し、清潔で現代的なデザインをする ラ グジュアリー・ライフスタイルブランド 。 日系企業が香港進出にあたり会計や法律に関 する問題で悩まされることは多いのではない でしょうか?特に香港と日本の制度の違い を理解することは大変なことです。LOYAL CONSULTANCY LIMITED は、アジア地域のビ ジネスハブである香港を中心に、中国や東南 アジア進出をねらう日系企業のそんな悩みを 解決し、事業に集中できるようにサポートさ せていただきます。 2011 年 6 月に設立された Mark s Asia Pacific Ltd. は、2011 年 9 月に香港事務所を開設し ました。同事務所は、国際物流ネットワーク の構築、製品の品質向上、香港および他の ASEAN 諸国での販売促進を狙いとしていま す。同社の親会社である株式会社マークスは 1986 年に設立され、文房具のデザイン業界で は世界をリードする企業に成長し、海外拠点 としては、フランスに Mark s Europe を擁し ます。マークス社では、文房具、インテリ ア ・ アクセサリ、ファッション ・ アクセサリ、 36 特に飲食分野においては、幅広い人脈により 物件探しから立ち上げまでをワンストップで サービス提供をさせていただいております。 また、グループ企業である入江会計事務所と の連携により、香港法人の財務状況等を日本 本社に報告をさせていただき、香港と日本の 架け橋の役割を果たしていきます。 www.siiwahk.com ガジェット、書籍および出版など 5 つの製品 カテゴリを取り扱います。 同社製品には、日本市場で要求されるデザイ ンおよび品質をクリアする、高いレベルの仕 上げが施されています。主な顧客層は、二十 代から三十代のファッショナブルで都会的な OL です。 www.marks-ap.com MDSI はライフスタイル商品やユニークなデ ザインの高級文房具を提供しています。MDSI (HK)Ltd. は、デザインカンパニーの株式会 社デザインフィルと日本国内で全国的に有名 な文房具販売業者である MDS の子会社です。 MDS は 400 社を超える文房具メーカーから製 品を調達し、日本全国で高級文房具を取り扱 う小売業者、デパート、専門店に商品を供給 しています。 MDSI の香港事務所は地域統括本部と位置付 けられており、戦略、ブランディング、販売 ・ マーケティング、流通など、日本国外にお 日本を本拠地とする株式会社ミルキッシモ は、高級ジェラートを小売販売しています。 品質にこだわる同社では、ジェラートのベー スに最高級の北海道産の生乳を使用していま す。ミルキッシモは 60種以上のスタンダード、 あるいは限定販売のジェラート・フレーバー をお客様に提供しており、そのすべてが北海 道函館の駒ケ岳牛乳から作られています。ア イスクリームはそのどれもが美しくデコレー トされ、新鮮な果物や野菜が一緒に飾られて ミスパリビューティ専門学校は、日本政府認 定の美容学校で、20 年以上に渡り美容ビジネ スにおいてプロの美容部員の教育にあたって きました。近年 200 万香港ドル以上を投じて 香港に海外初の支店をオープンし、現在、最 低 3 人の有資格指導員の採用を検討していま す。ミスパリビューティ専門学校(日本)は、 成長する中国市場の教育を目指し香港での開 校を決定しました。 けるすべての事業活動を統括します。同社の QIPS(Quest for Innovative Personal Style − 革新的パーソナル ・ スタイルの探求)という ブランド名を冠した小売店舗は、ライフスタ イル商品の提供を通して、成長を続ける香港 市場のお客様のご要望に応えていくことでし ょう。香港では、西九龍のオリンピアン ・ シ ティ(Olympian City)および尖沙咀(Tsim Sha Tsui)のミラマー ・ ショッピング ・ センター (Miramar Shopping Centre)に、2 店舗の QIPS ストアをオープンしました。 www.mdsi.com.hk いて、ミルキッシモのイメージをより一層高 めています。 2010 年夏、ミルキッシモは尖沙咀(チムシャ ーチョイ)の The One に海外第 1 号店をオープ ンしました。同社では香港並びに世界に向け て、同社のオリジナル・ジェラートを販売し ていく予定です。 www.milkissimo.com アロマ・テラピー、サロン・マネージメント、 スパ・マネージメントのコースがあります。 香港校の卒業生は、必要とあれば引き続き日 本校で履修できます。卒業生は、必要な資格 を取得後、香港や日本、また将来的には中国 本土やシンガポール、台湾のミスパリ、ダン ディハウス、ミスパリダイエットセンターな ど同グループでの就職を志願できます。 www.tbsimage.com 同校には、フェイシャル、ボディー、脱毛、 Mon cher(モンシェール)は、堂島ロールと 「モンシェール」ブランドで日本国内で大変な 人気を博しています。現在日本国内に 20 店 舗以上を、上海で 4 店舗を運営しています。 同社は、2013 年 4 月、「モンシェール」の姉妹 ブランド「ベビーモンシェール」の海外初店舗 を、銅鑼湾(コーズウェイ ・ ベイ)のそごう に開店しました。同店舗は、Mon cher Hong Kong Ltd によって運営されます。 ベビーモンシェールのコンセプトカラーはピ ンク。フレンチスタイルのアンティックな店 作りが本格的なヨーロッパの雰囲気を醸し出 します。同社の人気商品である堂島ロールは、 日本で最も人気のあるケーキの一つで、フワ ッとした、美味しいクリームがお客様の支持 を得ています。著名人のお客様やリピーター のお客様を多く持っています。2004 年以来、 堂島ロールは約 700 回以上メディアで取り上 げられました。 www.facebook.com/BabyMoncherHK 37 www.nagahori.co.jp 1920 年創業の株式会社ナイガイは、高品質で 履き心地が良くお洒落な靴下の小売製造を専 門とした日本の上場企業です。快適で機能性 ・ファッション性に優れたレッグウエアを追 求するナイガイは、品質面で顧客の期待に応 えると同時に、日本をはじめ世界の国々でレ ッグウエアの流行を創出する新ブランドの立 ち上げや新商品を開発しています。 下を自社の定番ブランドから海外ライセンス ブランドまで幅広く取り揃える香港初のナイ ガイ独立店舗をオープンしました。この度の 新店舗設立により、同社は、アジアでの本格 的な小売業参入への重要な一歩を踏み出すこ とになります。ナイガイは、香港を拠点に海 外ビジネスを展開し、またその支援・監督も 行っていきます。 ナイガイ香港の子会社、ナイガイアパレル・ リミテッド(香港)は、高品質でおしゃれな靴 www.naigai.co.jp 理研電具香港有限公司(NaRiDe Hong Kong Co., Ltd.)は名古屋理研電具株式会社の地域本 部として設立されました。同社では世界中の 取引先から輸入する電子部品の調達だけでは なく、製造も行っています。香港は生産、部 品購買及びアジア市場における加工貿易の管 理拠点として最適なところです。同社は管理 部門の拡大に伴い、中国市場を開拓するため に 2012 年 4 月 2 日に開設しました。 NaRiDe は同社の顧客が製品開発過程において 目標達成できるよう、オーダーメイドのエレ クトロニクス組立て及びソリューションを提 供します。 1952 年の創業以来、日本パルスモーター株式 会社は、制御特性の高い各種モータ、ドライ バ、コントローラ、アクチュエータ、さらに メカトロニクスシステムまでを手がけるトー タルシステムメーカーとして、高品位な製品 を提供してまいりました。弊社は、東京を本 拠地とし、国内には 2 ヵ所の工場と研究開発 施設、海外には中国工場、そしてアメリカ、 中国、台湾、韓国の 4 ヵ国に海外子会社があ ります。 日本パルスモーターは、急成長するアジア市 場に注目し、2011 年 2 月に香港オフィスを 38 ート、モール等でブランドショップを運営し ています。 長堀(香港)有限公司 (Nagahori (HK) Co Ltd) は株式会社 ナガホリの完全子会社であり、 東アジアでのマーケティング活動を目的に、 2012 年に香港に設立されました。1962 年に 真珠の販売で創業した株式会社 ナガホリは、 現在では日本を代表するジュエリーの製造販 売、輸入代理店・専門商社に成長しました。 取扱商品は、ファッションアクセサリーから 高級ブランド品まで多岐にわたります。また、 長年にわたる世界的な素材調達ネットワーク と同社が誇るデザイン力並びに職人の技が創 り出す最高品質の商品により、株式会社 ナガ ホリは、1988年東証二部上場を果たしました。 一方、同社グループは、日本国内の有名デパ アジアのお客さまにより身近にサービスを提 供したいという思い、また、次の 50 年の企業 の成長機会を求めて、株式会社 ナガホリは香 港に新たに会社を設立しました。香港の会社 は地域のマーケティングおよび研究開発セン ターとしての機能を担い、東アジアの市場に おけるビジネスの成長を目指します。株式会 社 ナガホリは、香港事務所の他に、ミラン、 アントワープおよびムンバイに海外事務所を 持ちます。 www.nagoya-riken.co.jp 開設しました。香港オフィスは弊社の製品の 販売およびマーケティングを担当するととも に、アジアの国々からの資材調達も行います。 日本パルスモーターは、香港を重要拠点と考 え、そこからアジア市場だけでなく世界中を 網羅し、将来的に香港オフィスを拡大してい く計画です。 www.pulsemotor.com 佐賀県(財団法人佐賀県地域産業支援センタ ー)は、2011 年 10 月、佐賀県香港代表事務 所を設置しました。事務所は、香港のビジネ ス社会に佐賀県の持つ強みを売り込むととも に、香港との経済、文化交流活動にも参加し ます。 の中小企業間の取引は増加しており、佐賀県 への観光客の誘致も行います。佐賀県は、香 港の所得水準の高さ、自由貿易港であるこ と、優れたネットワーク、そして中国本土の 市場と近接していることを理由に香港に事務 所を設置しました。 また、事務所は、数々の賞を受賞した佐賀牛 など、佐賀県の特産品の販売促進・輸出拡大 を大きな目標に掲げています。佐賀県と香港 www.pref.saga.lg.jp イタリアンレストランチェーンを、日本国内 のみならず、世界各国で展開するサイゼリヤ は、1967 年、千葉県で設立されました。香 港への進出は、子会社マリアーノ株式会社を 通し、荃灣に最初のレストランをオープンす るところから始まりました。サイゼリヤの香 港における功績は、手頃な価格でイタリアン 料理を提供できるということだけでなく、香 港の消費者に対し、新しいスタイルのファミ リーレストランを紹介したことがあげられま す。今後の多店舗展開をにらみ、香港では 2 店舗目となるサイゼリヤを、將軍澳にオープ ンする予定があるほか、5 年以内に 50 軒のレ ストランを、香港内各所で展開する予定です。 www.saizeriya.co.jp Sakai Trading (Shanghai) Co Ltd は、堺商事 株式会社(大阪証券取引所 二部上場)により 2002 年に上海に設立された化学品貿易会社で す。同社は、DVD のレーザーヘッドおよび携 帯電話カメラの製造に使用される光ピックア ップ用の粘着剤を取り扱うことを目的に 2012 年 10 月に香港でビジネス展開を始めました。 エレクトロニクスチームが幅広い製品や部品 を日本や韓国の多くの大手電子機器メーカー に供給しています。 輸入を行っています。化学品の輸出には、塩 化バリウム、硝酸バリウム、ピロール、アル ギン酸ナトリウム、カラギーナン、スルホサ リチル酸、アセチレンン・ブラックが含まれ ます。堺化学工業株式会社で製造される二酸 化チタンも取引されます。脱窒および脱硫と いった技術に関心を持つ同社は、中国に触媒 全般の専門技術者を有し、現地の製造業者や 世界的な大手企業とも密に連携を取っていま す。 中国本土の本社は、鉱石や化学製品の取引、 中国からのバライト、タングステンおよびモ リブデンの輸出、天青石およびチタン鉄鉱の www.sakaitrading.co.jp 2011 年 11 月、地酒処「吟」 (運営:百瀬株式会 社)が、蘭桂坊(Lan Kwai Fong)にオープンし ました。地酒処「吟」は、プレミアムの地酒を 提供する香港初の酒バーのひとつです。仕掛 け人は、日本酒ソムリエ / インストラクター (SSI(日本酒サービス研究会)認定)の百瀬あゆ ち氏。百瀬氏が初めて香港で手掛けたプロジ ェクトです。香港移住前に、10 年以上にわた ってニューヨーク市で酒ソムリエとして働い た経験から、ニューヨーク市と共通点が多い 香港には、大きなビジネスチャンスがあると 考えました。 地酒処「吟」は、日本以外ではまだ知名度が低 い地酒を数種類蔵元から直輸入しています。 このバーでは、100 種類のプレミアム地酒お よび、日本酒を楽しんでいただくためのお酒 のおつまみと小皿料理を提供しています。 www.sakebarginn.com 39 株式会社サンテクノロジーは、中国に複数の 製造工場がある他、子会社には、日本の東京 と神戸にあるサンテック・ジャパン、ドイツ のフランクフルトにあるサンテック・ヨーロ ッパ、サンテック香港の 3 社があります。世 界に広がるサンテックのネットワークを通じ て全世界の顧客に高品質なサービスを提供し ます。 サンテックは、LCD パネルや LCD モジュール 光学フィルム、PCB, PCB 組立、EMSなど既 製品や特注品を提供します。試作品から小ロ 2010 年に設立された SEPV 社は、香港に本社 を構え、IT ビジネス業、飲食ビジネス業、ア パレルビジネスといった幅広い分野業界で業 務を展開しています。SEPV 社は、グローバル なビジネス展開の拠点として、本社として香 港を選択しました。 IT ビジネスでは、スマートフォンのアプリケ ーションの開発に力を入れています。通信会 社とのコラボや、オンライン市場といったチ ャネルを通して、製品を販売しています。飲 食ビジネスに関しては、オークションで各種 ビンテージワインを販売していますが、2012 株式会社シェイプアップハウスは、26 年にわ たり日本のエステ、健康関連&スパ・ビジネ スに従事し、男性専用のビューティーサロン 「ダンディーハウス」61 店舗と、女性専用の 「ミスパリ」50 店舗、女性専用の美容とウェ イトコントロールを提供する 23 店舗の「ミス パリ・サロン&ダイエットセンター」を営業し ています。グループ企業の株式会社ミスパリ は、日本政府公認の 5 つのエステティックス クールと 3 つの専門学校を傘下に置く 5 つの 営業別・機能別の部課制をとっています。同 コメ卸最大手の株式会社神明は、調理米事業 に特化しています。同社は、日本国内の工場 の他に、米国、中国本土に自社工場を持って おり、これらの国々から高品質の調理米を直 接輸入しています。また、調理米に加え、競 争力のある料金で高品質の無添加包装米飯を 提供しています。 40 ットの生産や規模の大きな量産まで様々な顧 客のニーズに合わせた製品を最低価格で開発 します。 サンテックグループは、2009 年に物流及び調 達基地として香港に支部を設立しました。こ のプラットフォームを通じてアジアだけでな く世界の他の国々の顧客にも付加価値サービ スを開発し提供していきます。 www.santechnology.com 年 9 月に中環(Central)の SOHO エリアにオー プンする直営のバー & ショップ「コンヴィー ノ」でも販売します。同社では、飲食ビジネス において関連し、香港進出に興味を持つ企業 の支援も行います。アパレル関連では、海外 の複数のアパレルブランドの香港での販売権 を取得しています。その 1 号として、同社の 初の海外初出店の「ダブルスタンダードクロー ジング」が銅鑼湾(Causeway Bay)のハイサン プレイス(Hysan Place)にオープンしました。 www.sepv.biz 社の学校には 19 年の実績があり、エステとス パのトリートメントを教える学校としては日 本最高という評価を得ています。 株式会社シェイプアップハウスは、香港にア ジア市場の本社となる「シェイプアップハウ ス」支店を設立しました。また最近、「ミスパ リ」と「ダンディーハウス」もオープンしまし た。この 2 サロンには 100 万 US $以上の初 期投資がなされています。 www.miss-paris.co.jp 同社は、2013年4月1日に、香港鰂魚涌 (Quarry Bay) に神明亞洲有限公司 (Shinmei Asia Ltd) を設立し、香港市場並びに中国本土市場向け に事業を展開しており、コメに関する専門的 なアドバイスを提供しています。 www.akafuji.co.jp SkiJapan.com は、日本のスノー・ホリデー の専門家として 1996 年に設立され、北海道に あるスキー・ホリデーの魅力を数多く紹介し てきました。香港および中国本土で増加する 需要に対してより良いサービスを提供するた めに、近年香港に現地法人を設立し、現在で は海外の顧客全てに対応しています。 オーストラリアと日本の現地法人の連携によ り、同社では送迎サービス、空港デスク施 設、個人またはバスによる空港への移動、宿 泊施設、リフト券、スキー・スクール、レン 香港スカイゲイト・ビューティ有限公司は、 日本でザ・シーズンズエステティックサロン を運営する株式会社スカイゲイトの関連企 業で、先日香港の銅鑼湾(Causeway Bay)に 海外第 1 号店となる美容サロン Luna Beauty Center Yokohama をオープンさせました。ス カイゲイト社は「世界に通用する美と健 タルおよび数々のスノー・ツアーの手配が可 能です。ニセコの宿泊施設の選択肢は最も多 く、SkiJapan.com ではリフト乗り場まで徒歩 あるいはシャトルバスで数分の場所にある設 備完備の高級アパートメントやコンドミニア ムを専門に取り扱っています。SkiJapan.com スタッフの顧客サービスへの情熱や経験によ り、他に類のない休暇が体験できます。 www.skijapan.com Luna Beauty Center Yokohama では贅沢な アロマの香り漂う個室で、上質なハンドマッ サージによる施術を行っています。また、同 サロンでは安全な脱毛マシンを導入し、リー ズナブルな価格で効果の高い脱毛サービスを 提供しております。 www.sky-gate.hk 康のサービス」をテーマに成長し続け、日本の 有名ホテル内に 27 店舗のエステサロンを運営 しています。 太平貿易企業有限公司(以下、太平)は香港の プレミアムワインセラーで、2011 年 6 月にオ ンラインワインショップ「プレミアムワイン香 港」をオープンしました。同社は現在 17 社を 運営する 1949 年創業の株式会社太平エンジニ アリングのグループ子会社です。 太平は、グループの主要メンバーとして親会 社の基本理念である安全性、信頼性および信 憑性を尊重するだけでなく、最高品質の製品 および最高クラスの顧客サービスの提供に尽 力しています。同社はワイン貯蔵専門業者お よび定温便でのワイン輸送を目指す優良ロジ スティク企業と長期に渡る取引があります。 ワインを楽しむのは文化であり、全てのワイ ンの安全を確保するために丁寧な保管と輸送 を行っています。同社は、品質と安全性を守 るために計り知れない努力と資源を投じてき ました。 www.premiumwine-hk.com ターラ・ブランカは手作りの刺繍ストールの デザイン・制作を行い、日本では大手百貨店 を中心に売られています。同社のストールは、 インドのカシミール地方の 100 年の歴史ある 工場で熟練した職人の手により創られていま す。このブランドの特長は、伝統的なカシミ ール技法の美をモダンなファッショントレン ドに転換できるところにあります。 を紹介するため、初めての海外店を香港にオ ープンすることを決定、ロケーションに高級な 雰囲気のあるファイブスターのペニンシュラ・ ホテルを選びました。香港店では、ストール、 衣類、バッグ、アクセサリー、インテリア小 物などの商品を取り扱います。同ブランドに 対する香港の海外旅行客からの反応で今後の 事業拡大計画を立てる予定です。 ターラ・ブランカは、このほど香港の目の肥え たお客様にユニークなデザインと豪華な製品 www.tarablanca.com 41 The Tolman Collection は、日本の現代版画を 扱う代表的な版画の版元として長く知られて います。70 年代初頭に東京で営業を開始し、 まもなく実験的に多店舗展開を始め、その後、 長年にわたりニューヨーク、シンガポールお よび東京本社での営業に特化してきました。 5 年間の上海での営業を通し、より大きな可能 性を求めて、上海並びにシンガポールで現地 市場により密接に関わる運営を決め、さらに はアジアの芸術センターとして、成長著しい 香港市場に力を入れることを決断しました。 過去 2 年間のプライベートディラーとしての 運営を経て、Hollywood Road と Wyndham 日本を拠点とする東映アニメーション株式会 社は、香港に東映アニメーションエンタープ ライズ株式会社(TAE)という現地法人を設立 し、2009 年に本格的にビジネスを開始しまし た。同社は、アジア地域のマーケティング拠 点として機能しています。設立以来、TAE は、 海外活動を広げるために寄与しています。そ 東京エレクトロンデバイス株式会社(TED)は 先端技術商社で、業界最高レベルの半導体コ ンポーネント製造業者およびネットワークシ ステム・サプライヤーからの革新技術を取り 扱っています。また、「inrevium(インレビア ム)」という自社ブランド商品もあります。 2005 年に香港に設立された Tokyo Electron Device Hong Kong Ltd. は、アジア太平洋に おける同社初の 100% 出資子会社です。 同社の最近の組織再編とアジア太平洋のオペ レーションの統合から分かるように、香港は 販売・マーケティングおよびエンジニアリン 東京製綱株式会社は 1887 年に、当時の東洋 初のワイヤロープ製造業者として創業しまし た。東京製綱は、ワイヤロープ、スチールコ ード、香港の昴船洲大橋のような長い橋梁分 野における、業界屈指の企業です。東京製綱 の高品質エレベーターロープは世界中で使用 され、横浜ランドマークタワー、TAIPEI 101、 上海環球金融中心などの有数の高層ビルの超 高速エレベーターから、公共施設、オフィス ビル、分譲マンションなどのエレベーターま で広く使用されています。 42 Street が交差する香港のギャラリー街の中心 に、新しいギャラリーを開設しました。新た な宣伝キャンペーンを実施中ですが、過去 2 年間の経験を通し、香港におけるビジネスに は非常に大きな期待と希望を持っています。 日本のアーティストのみを扱う日本での営業 形態と異なり、香港のコレクションには中国 本土や他のアジアの地域・国からのアーティ ストの作品も含まれます。しかしながら、日 本版画へのこだわりに変化はなく、東京から の多くの作品も展示されています。 www.tolmanhongkong.com の領域のテレビ局と緊密な関係を作りあげ、 それにより現地の販権保持者と海外への更な る働きかけで販売を増やすことを可能にしま した。 http://corp.toei-anim.co.jp/english/ グ事業の重要拠点として、また同地域で顧客 サービスを開始する最高の場所として評価さ れています。なぜなら、香港で就業する人々 は才能豊かで、常に個々の能力を高めようと しているからです。その結果、同社はこれら の部門を強化し、香港の子会社をアジア太平 洋地域の統括本部に昇格させました。上海、 深圳、大連、無錫、シンガポールおよびクア ラルンプールにも子会社がある他、統合後に はバンコクにも営業所を設立する予定です。 www.teldevice.co.jp 香港の事業環境を利用して、東京製綱は 2010 年 6 月に自社事業の促進と、海外開発推進の ための駐在員事務所を開設しました。この事 務所は、中国、ASEAN 諸国、中東、その他の 地域などの市場を開拓するプラットフォーム としての役割を果たします。東京製綱は、将 来的に、この事務所をグローバル販売事務所 として発展させることを目指しています。 www.tokyorope.co.jp 2003 年創立の日本を拠点とする株式会社 UBIC は、アジアのコンピュータ・フォレン ジック調査サービス及び民事訴訟のためのイ ーディスカバリ・サービスを提供する業界リ ーダーです。また、アジアに本拠地を置く唯 一の国際的コンピュータ・フォレンジック調 査及びイーディスカバリ企業でもあります。 UBIC は、日本、韓国、米国、香港に事務所を 置き、米国の民事訴訟に巻き込まれたアジア 企業を米国法律事務所と共に支援します。ま 日本に本拠地を置くユニー・グループは、日 本国内にショッピング・センターやスーパー マーケットを約 234 店舗展開している他、コ ンビニエンス・ストアを約 4,958 店舗、各種 専門店を約 1,500 店舗展開しています。ユニ ー香港株式会社はユニー・グループに属し、 香港で百貨店と提携し、事業を開始したのは 約 20 年前のことになります。 アジアで人気の買い物天国、そして中国本土 のショーウインドウとして香港の立地を活用 し、また香港の小売業界から学んだ経験を活 ベクトルグループは、2012 年に東京証券取引 所マザーズ市場に上場した、独立系の大手戦 略 PR 会社です。同社は、中国本土(上海、北 京)、シンガポール、インドネシア、タイ、ベ トナムに事務所を持ち、東アジア・ASEAN 地 域のクライアントに、戦略的かつ効果的な PR ソリューションを提供することができます。 ヴィレッジヴァンガード香港は、JASDAQ 上 場のヴィレッジヴァンガードとエラビ―リミ テッドが新規設立した日本香港合弁会社で す。ヴィレッジヴァンガードは現在、日本全 国に 323 店舗を展開しています。香港の活気 溢れる都市生活と心躍る東洋と西洋の文化融 合は、日本の書店が海外第 1 号店をオープン するのに理想的な環境を提供します。 ヴィレッジヴァンガードは、2009 年 12 月に クオリーベイのジャスコ・コーンヒル店に第 1 号店をオープンしました。ドラゴンセンタ た、アジアベースの調査サービスもどこより も広範囲に行っています。UBIC はアジアにラ ボを完備しているため、顧客から近い場所で のデータ処理が可能です。同社は、アジア言 語における解析のエキスパートです。 UBIC 香港は、完全米国子会社でアジアにおけ る UBIC クライアントに太平洋を越えた支援 を行うために設立されました。 www.ubicna.com かして、ユニーは事業拡大を決定し、2010 年 6 月に九龍半島の楽富に第 2 号店をオープンし ました。新店舗では、食品、生活雑貨、ファ ッション商品を取り扱う他に、座席数 200 席 のフード・コートでは中華料理、西洋料理、 日本料理も楽しめます。ユニーは、2011 年に 第 3 号店をオープンする予定で、それ以降も 良い場所があれば香港での店舗展開を検討し ていきます。 www.unyhk.com 維酷公共關係集團國際有限公司 (Vector Group International Limited) は、アジアでナンバー ワンの PR 会社を目指す同社のグローバルな事 業展開を担う中核企業です。 www.vectorgroup.hk ーの第 2 号店では、本、漫画、雑誌、CD、 DVD、ポスター、カード、おもちゃ、文房具、 人気の日本雑貨などを取り揃えています。そ れぞれの店では、顧客が遊びながら買い物を したり、日本のティーンエージャーの最新文 化に精通できる独自の空間を創り出すことを 目指しています。同社は、香港及び中国本土 市場への参入という主要戦略の一環として香 港での店舗増設を計画しています。 www.village-v.co.jp 43 インベスト香港 東日本・西日本事務所 インベスト香港の東日本、西日本事務所は中小企業から巨大な多国籍企業まで組織 の大きさに関わらず、香港における事業立上げ及び会社設立を支援致します 東京(東日本) 担当地域:北海道、東北、北陸、関東、東海、中部地方 連絡先: 香港経済貿易代表部 投資推進室 室長 佐々木由紀雄 電話: 03-3556-8961 Email: [email protected] HP: http://www.investhk.gov.hk/ja/index.html 住所: 〒 102-0075 東京都千代田区三番町 30-1 香港経済貿易代表部ビル 5F 大阪(西日本) 担当地域:近畿、中国、四国、九州・沖縄地方 連絡先: 西日本担当コンサルタント 中田武正 電話: 06-4705-7019 Email: [email protected] 住所: 44 〒 541-0052 大阪市中央区安土町 2-3-13 大阪国際ビル 10F (香港貿易発展局・大阪事務所内) このパンフレットは、塩素を使わない、 リサイクル可能な中性紙に印刷されています。 25/F, Fairmont House, 8 Cotton Tree Drive, Central, Hong Kong Tel: (852) 3107 1000 Email: [email protected] www.investhk.gov.hk © 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