吉本大樹、悔しい2戦連続ノーポイント。 update 2006/07/13 コース情報

吉本大樹、
吉本大樹、悔しい2
しい2戦連続ノーポイント。
ノーポイント。
update 2006/07/13
コース情報
コース情報
GP名
GP名:
GP2 Series R.12-13 フランス/マニクール
開催日:
開催日:
2006/7/14-16
サーキット名
サーキット名:
マニクール
サーキット詳細
サーキット詳細:
詳細:
フリー走行 : (金) 9:30~10:00
公式予選
: (金) 15:30~16:00
第12戦決勝 : (土) 15:45~17:00
第13戦決勝 : (日) 10:00~10:45
(*上記現地時間 / 日本時差約7時間)
フランスの中部・ブルゴーニュ地方に位置す
るこのサーキットは、減速コーナーからヘアピン、高いドライビング技術が要
求されるコーナー、高速コーナー等が複雑に組み合わされている。路面はフ
ラットでコース幅も広いが、意外にオーバーテイクは難しいといわれる。エス
トリルコーナーを抜けた後のストレートから続くヘアピンは最大のパッシング
ポイントでもあり見所の一つ。また、観客席から張られるフランス国旗の巨大
フラッグが印象的である。吉本大樹にとっては、昨シーズンに自身GP2で初
の表彰台となる2位を獲得しているサーキットだけに、いまいち波に乗れなっ
た今シーズン前半戦の流れを変える好走が期待される。
ポイントランキング
■ 2006 GP2 SERIES POINT STANDINGS (round 13 end point in time)
● Hiroki Yoshimoto / 13 th - 9 pt (第13戦終了時点)
■ 2006 GP2 SERIES Draivers Point Standings
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27
28
L. Hamilton (ART) 70 pt
N. Piquet (Piquet) 56 pt
A. Premat (ART) 48 pt
T. Glock (iSport) 28 pt
E. Viso (iSport) 26 pt
M. Ammermuller (Arden) 25 pt
N. Lapierre (Arden) 25 pt
A. Carroll (R. Engineering) 21 pt
J. M. Lopez (Super Nova) 21 pt
G. Bruni (Trident) 20 pt
G. Pantano (FMSI) 16 pt
C. Piccione (DPR) 11 pt
H. Yoshimoto (BCN) 9 pt
F. Perera (Dams) 8 pt
A. Negrao (Piquet) 8 pt
A. Valles (Campos) 7 pt
T. Gommendy (iSport) 6 pt
F. Monfardini (Dams) 5 pt
F. Porteiro (Campos) 5 pt
A. Zuber (Trident) 4 pt
L. Di Grassi (Durango) 4 pt
L. Filippi (BCN) 2 pt
S. Hernandez (Durango) 1 pt
F. Fauzy (Super Nova) N. Jani (Arden) J. Villa (R. Engineering) O. Pla (DPR) M. Conway (DPR) -
29 J. Tahinci (FMSI) ■ 2006 Hiroki Yoshimoto Result
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
Round
1
2
3
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6
7
8
9
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11
12
13
バレンシア
/ スペイン
: R - 0 pt
バレンシア
/ スペイン
: 12 th – 0 pt
サンマリノGP / イモラ
: 8 th – 1 pt
サンマリノGP / イモラ
: 3 th – 4 pt
ヨーロッパGP / ニュルブルクリンク : 8 th – 1 pt
ヨーロッパGP / ニュルブルクリンク : 4 th – 3 pt
スペインGP / バルセロナ
: R - 0 pt
スペインGP / バルセロナ
: R - 0 pt
モナコGP / モンテカルロ
: R - 0 pt
イギリス GP / シルバーストーン
: R - 0 pt
イギリス GP / シルバーストーン
: 17 th - 0 pt
フランス GP / マニクール
: 9 th – 0 pt
フランス GP / マニクール
: R - 0 pt
決勝第2
決勝第2レース
■ 7月16日
16日(日) 第13戦
13戦決勝 (28Lap)
28Lap)
アクシデントに巻
アクシデントに巻き込まれ、
まれ、悪夢の0周リタイヤ。
リタイヤ。
吉本大樹は前日の第12戦決勝で一時6番手までポジションを上げながら、またしてもタイヤが急激に消耗しペースダウン。入賞まで
はポジション一つ及ばない9位に終わった。レース終了後、「リアのグリップ不足をどう解決するかが課題。次はテスト的な意味も含
め、セットを変えてみようと思う」とコメントを残した吉本大樹。
昨シーズンも苦しい時期に施した大幅なセッティング変更が功を奏し、流れを取り戻したこともあった。今回もフリー走行では2番手タ
イムをマークする等、速さは見せた吉本大樹。決勝でのマシンセットという今シーズン序盤から抱え続けた課題の克服に照準を合わ
せ、9番グリッドからの反撃を目論み迎えた日曜日。マニクールサーキット上空は3日間続けての快晴に恵まれるなか、時刻が午前
10:00になると第13戦フォーメーションラップが始まった。第1レース8位でこの第2レースをポールポジションからスタートするF.モ
ンファルディーニを先頭に各マシンが動き出す。ゆっくりとしたペースで1周のフォーメーションラップを終え、それぞれのグリッドに着く
各マシン。吉本大樹も自らのグリッド上で集中力を極限まで高めシグナルを見つめる。
そして各マシンの甲高いエンジン音が周囲の音をかき消す中シグナルが消灯、第13戦決勝のスタートが切られ26台のマシンが一
斉に動き出す。吉本はまず、目の前8番グリッドからのスタートに失敗したT.グロックをオーバーテイク。そしてここからさらに前方を窺
う。ところがその直後、吉本を悪夢が待ち受けていた。1コーナーを抜け最初の右コーナーに差し掛かったところで、吉本の後方10
番グリッドからスタートを切っていたE.ヴィソが強引に吉本に並びかける。そしてこの無理なアクションがアクシデントに発展、両者は
接触してしまう。吉本のマシンに乗り上げたヴィソは、吉本の頭部すれすれを飛び越えグラベル上でストップし、対する吉本もこのア
クシデントによりレースを終えることに。幸い吉本に大きな怪我はなかったものの、第13戦決勝はオープニングラップを走りきる事無
く、まさかの0周リタイヤとなってしまった。
2006.7.16 France GP/Round 13 final
Photos by : H.Matsumoto
● 7月16日 第13戦決勝 : 吉本大樹 のコメント
スタート直後、ティモ(グロック)を交わした僕の真後ろにヴィソが居たのは知ってい
ました。僕はイン側を空けた訳でも躊躇した訳でもないけど、突然後ろから乗っから
れました。ヴィソのマシンのフロアが見えたときには、数週間前のチャンプカーのレ
ースの、ブルデーとトレイシーのクラッシュが頭をよぎりました。幸いギリギリのとこ
ろでヴィソのタイヤは僕の頭には当たりませんでしたが、ヘッドレストのクラッシュパ
ッドは壊れていたし、本当に際どい、とても危ないクラッシュでした。ヴィソはティモ
がiSportに加入してから負け続けていて余計に焦りもあったのかも知れませんが、
彼はこれまで何度も今回のような危ない行為を繰り返しているし、一緒に走ってい
てとにかく危ないドライバーだと思う。フォーミュラカーはタイヤとタイヤが接触すればマシンが宙に浮く
し、GP2のレベルでレースをしているなら、前の車を上から追い抜くことなんか出来ない事くらいわかっ
ていてほしいですね。マシンは先日のレースから大幅にセットを変更したことで、インストレーションラッ
プを走っただけでも明らかに良くなっているのが解ったし、きちんと走れていれば表彰台も見えるくらい
良いレースが出来たと思うだけに、ヴィソのくだらない行為でレースを台無しにされたことは本当に残
念です。
決勝第2
決勝第2レース - リザルト
■ 16 July, 2006 (Sun) Round 13 final
● Hiroki Yoshimoto / DNF ・ ( 0 / 28Lap ) - 0 pt
■ 2006 GP2 SERIES Result of Round 13 final (28Lap)
pos. – name – team – grid - best time – lap - gap
1
G. Pantano (FMSI) - 3 – 1’26”964 (4 / 28)
2
N. Piquet Jr. (Piquet) - 5 – 1’26”856 (7 / 28) +00”500
3
A. Premat (ART) - 7 – 1’26”871 (9 / 28) +09”667
4
T. Glock (iSport) - 8 – 1’26”635 (3 / 28) +10”900
5
L. Hamilton (ART) - 19 – 1’26”959 (9 / 28) +12”199
6
L. Di Grassi (Durango)- 2 – 1’27”036 (4 / 28) +17”415
7
N. Jani (Arden) - 11 – 1’27”158 (6 / 28) +17”884
8
M. Ammermuller (Arden) - 12 – 1’27”644 (6 / 28) +29”154
9 O. Pla (DPR) - 16 – 1’28”107 (6 / 28) +40”728
10 F. Porteiro (Campos) - 18 – 1’27”843 (17 / 28) +42”514
11 S. Hernandez (Durango) - 14 – 1’28”155 (6 / 28) +43”968
12 F. Perera (Dams) - 21 – 1’28”039 (4 / 28) +44”900
13 A. Valles (Campos) - 15 – 1’28”141 (13 / 28) +45”341
14 A. Carroll (R. Engineering) - 20 – 1’27”783 (4 / 28) +45”855
15 F. Fauzy (Super Nova) - 23 – 1’28”041 (11 / 28) +46”555
16 J. Villa (R. Engineering) - 17 – 1’28”331 (4 / 28) +48”782
17 J. Tahinci (FMSI) - 22 – 1’29”118 (16 / 28) +70”938
18 A. Zuber (Trident) - 25 – 1’27”744 (14 / 27) +1 LAP
NOT CLASSIFIED
G. Bruni (Trident) - 24 – 1’27”720 (15 / 23) DNF
L. Filippi (BCN) - 26– 1’28”281 (14 / 18) DNF
C. Piccione (DPR) - 13 – 1’27”454 (4 / 16) DNF
J. M. Lopez (Super Nova) - 6 –– 1’26”513 (3 / 3) DNF
A. Negrao (Piquet) - 4 – 1’57”470 (2 / 2) DNF
F. Monfardini (Dams) - 1–(0) DNF
H. Yoshimoto (BCN) - 9 –(0) DNF
E. Viso (iSport) - 10 ––(0) DNF
F.L J. M. Lopez (Super Nova) 1’26”513
on lap 3
決勝第1
決勝第1レース
■ 7月15日
15日(土) 第12戦
12戦決勝 (41Lap)
41Lap)
ポイントにはあと一
ポイントにはあと一歩及ばない9
ばない9位でチェッカー
前日のフリー走行では2番手となるタイムをマーク、後半戦での巻き返しへ期待を感じさせる走りを見せた吉本大樹。ところが公式予
選ではマシンのリアが安定しない症状が出始めたことに加え、2回目のアタックではピットアウトしてきたマシンに引っかかる等、タイ
ムを伸ばせず結果は不本意な10番手。予選終了後、吉本は「(決勝は)もう前を向いて攻めるしかない。第2レースを考えた8位狙
いなんかじゃなくて、1台でも前を狙う」と気持ちを切替え、巻き返しを誓った。
そして迎えた土曜日の第12戦決勝は快晴、気温も金曜日と同じく30℃をゆうに超える酷暑となった。フォーメーションラップは16:0
0ちょうどに開始され、1周のフォーメーションラップを終えると各グリッドに着く26台のマシン。10番グリッドの吉本も集中力を高めス
タートの時を待つ。そしてシグナルの消灯と共に第12戦決勝の幕が切って落とされた。「スタートの動き出しはそこそこ良かった」とい
う吉本。ヘアピンではタイヤスモークを上げながら一気にイン側へ飛び込むと、ここでピケJr.をオーバーテイク。吉本はスタート直後
の混戦の中で果敢な走りを見せ、オープニングラップを終えた時点で2つポジションを上げる8番手でコントロールラインを通過する。
吉本はその後も3周目の時点で7番手、さらに8周目には6番手にまで浮上、順調にポジションを上げているかに見えた。ところが実
際には序盤からリアタイヤの垂れが早く、更にはブレーキングでリアが過剰にロックする症状を抱えていた吉本大樹。しかも10周目
にはタイヤ交換のためピットへと入ったが、このピットストップでポジションを2つ程落とす事になってしまう。その後ポールポジション
からスタートしていたロペスの後ろでコースに復帰した吉本。後方からはF1で第3ドライバーも勤めるN.ヤニらが迫ってくるも、これを
押さえながら前方の集団を追いかける。
しかしピットアウト後の数周はまずまずのペースでトップ集団に追いついて行った吉本であったが、タイヤ交換後もリアタイヤの消耗
は激しく、急激にグリップが落ちてくると徐々に前方のマシンに離されてしまう苦しい展開に。その後中盤までは何とか入賞圏内の8
番手に踏みとどまり、必死の走行を続けた吉本であったが迎えた28周目、タイヤのグリップダウンを堪えきれずにわずかなミス。ここ
でモンファルディーニにかわされポジションを一つ落とすと、結局この後は失ったポジションを取り戻すことが出来ず、レースはそのま
ま終了。吉本大樹はポイント獲得にあと一歩届かない9位でチェッカーフラッグを受けた。
2006.7.15 France GP/Round 12 final
Photos by : GP2 series media service and H.Matsumoto
● 7月15日 第12戦決勝 : 吉本大樹 のコメント
インストレーションラップを終えてグリッドに着いた時には、すでにタイヤの温度と内
圧が異常に上がっていて、厳しい状況になる事は予想できました。でも思っていた
以上に状況は悪く、(タイヤは)スタート直後から垂れている感じでペースは本当に
悪かったと思います。その上序盤からリアのブレーキがロックする症状が出てい
て、ブレーキングで他の車に劣っている感じでした。グリップが不足している上、ブ
レーキングでリアがロックするのでリアタイヤの状況は悪化する一方でした・・・。途
中ドリンクが出なかったときは最後まで水分補給なしで乗り切れるか不安はありま
したが、その辺は問題ありませんでした。でもあれだけマシンコントロールの難しい
状況で今回の長丁場のレースを戦うのは本当にタフでした。これからも課題ですが、いつも問題になっ
ているリアのグリップ不足をどうやって解決するか。明日は9番手からのスタートなので、テスト的な意
味合いを持ってゴロっとセットアップを変えて挑みたいと思います。
決勝第1
決勝第1レース - リザルト
■ 15 July, 2006 (Sta) Round 12 final
● Hiroki Yoshimoto / 9 th - 0 pt
■ 2006 GP2 SERIES Result of Round 12 Final (41Lap)
pos.
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20
– name – team – grid - best time – lap - gap
T. Glock (iSport) - 2 – 1’27”616 – 4 / 41
A. Premat (ART) - 7 – 1’28”252 – 18 / 41 +5”988
J. M. Lopez (Super Nova) - 1 – 1’27”863 – 3 / 41 +17”100
N. Piquet Jr. (Piquet) - 5 – 1’27”690 – 3 / 41 +24”226
A. Negrao (Piquet) - 15 – 1’28”177 – 20 / 41 +27”944
G. Pantano (FMSI) - 3 – 1’28”358 – 3 / 41 +31”586
L. Di Grassi (Durango)- 11 – 1’28”602 – 4 / 41 +34”277
F. Monfardini (Dams) - 14 – 1’28”527 – 13 / 41 +46”130
H. Yoshimoto (BCN) - 10 – 1’28”631 – 12 / 41 +53”671
E. Viso (iSport) - 8 – 1’28”192 – 4 / 41 +54”151
N. Jani (Arden) - 21 – 1’28”555– 6 / 41 +57”918
M. Ammermuller (Arden) - 13 – 1’28”730 – 4 / 41 +62”158
C. Piccione (DPR) - 24 – 1’28”618– 6 / 41 +62”619
S. Hernandez (Durango) - 25 – 1’28”576 – 4 / 41 +63”288
A. Valles (Campos) - 20 – 1’28”956 – 12 / 41 +65”753
O. Pla (DPR) - 17 – 1’29”506 – 3 / 41 +75”321
J. Villa (R. Engineering) - 22 – 1’29”037 – 4 / 41 +81”238
F. Porteiro (Campos) - 19 – 1’28”918 – 22 / 41 +82”011
L. Hamilton (ART) - 4 – 1’27”418 – 5 / 40 +1 Lap
A. Carroll (R. Engineering) - 6 – 1’28”530 – 4 / 40 +1 Lap
NOT CLASSIFIED
F. Perera (Dams) - 9 – 1’28”114 – 6 / 34 DNF
J. Tahinci (FMSI) - 26 – 1’31”447 – 7 / 16 DNF
F. Fauzy (Super Nova) - 23 – 1’30”206 – 3 / 4 DNF
G. Bruni (Trident) - 12 –– 0 / 1 DNF
A. Zuber (Trident) - 16 –– 0 / 1 DNF
L. Filippi (BCN) - 18 –– 0 / 0 DNF
F.L L. Hamilton (ART) 1’27”418
on lap 5
公式予選
■ 7月14日
14日(金) 公式予選
吉本大樹、
吉本大樹、公式予選は
公式予選は10番手
10番手。
番手。
今回のフランスGPの開催はバカンスシーズンであることに加え、この日はフランスの革命記念日とあってグランドスタンドが満員に
なるほどの盛況ぶり。しかも午後に入り気温も30℃をゆうに超える暑さとなったマニクール。その熱気の中午前中のフリー走行で2
番手タイムをマークした吉本大樹には観客、関係者から大きな期待が寄せられた。
注目の公式予選は予定通りの15:30にセッション開始。吉本はアタックラップ1周目、第1セクターを午前のベストから0.1秒落ちの
27”6、第2セクターも同じく午前のベストから0.1秒落ちの29”6で通過すると、最後のセクター3で午前中ベストを0.25秒更新す
る27”269で駆け抜け、このラップでまず1”24”595をマークし5周目に一旦ピットへと戻る。ここから2回目、3回目のアタックでさ
らにタイムを伸ばしていきたい吉本はピット作業を終えると再びコースイン、2度目のアタックへと向かう。
ところが1回目のアタックからマシンのリアが不安定だったことに加え、トラフィック等の影響もありタイムを伸ばせないまま9周目にピ
ットイン。その後3度目のアタックを試みるが、ここでも思ったようにタイムが伸ばせず、結局予選はそのまま終了。このセッションのベ
ストタイムは最初のアタックでマークした1’24”595と本人も不完全燃焼の10番手。これにより土曜日の第12戦決勝を10番グリッ
ドからスタートすることとなった吉本であるが、フリー走行では復調の兆しを見せただけに決勝での反撃に大きな期待がかけられる。
2006.7.14 Round 12-13 France GP/Qualify
Photos by : GP2 series media service
● 7月14日 公式予選 : 吉本大樹 のコメント
マニクールはげんの良いサーキットでもあるし、昨年以上の結果を残したいですね。予選は少し上手く
いきませんでしたが、明日はとにかく結果を求めて頑張りたいと思います。
公式予選 - リザルト
■ 14 July, 2006 (Fri) Qualify
● Hiroki Yoshimoto / 10 th : 1‘24“595
■ 2006 GP2 SERIES Round12-13 Result of Qualify
pos.
1
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26
– name – team – time – gap - lap
J. M. Lopez (Super Nova) 1’23”911 - - 10
T. Glock (iSport) 1’24”031 (0.120) - 8
G. Pantano (FMSI) 1’24”057 (0.146) - 11
L. Hamilton (ART) 1’24”100 (0.189) - 7
N. Piquet Jr. (Piquet) 1’24”120 (0.209) - 13
A. Carroll (R. Engineering) 1’24”291 (0.380) - 9
A. Premat (ART) 1’24”334 (0.423) - 9
E. Viso (iSport) 1’24”400 (0.489) - 10
F. Perera (Dams) 1’24”455 (0.544) - 12
H. Yoshimoto (BCN) 1’24”595 (0.684) - 13
L. Di Grassi (Durango) 1’24”628 (0.717) - 4
G. Bruni (Trident) 1’24”670 (0.759) - 16
M. Ammermuller (Arden) 1’24”707 (0.796) - 9
F. Monfardini (Dams) 1’24”778 (0.867) - 9
A. Negrao (Piquet) 1’24”948 (1.037) - 12
A. Zuber (Trident) 1’25”053 (1.142) - 14
O. Pla (DPR) 1’25”200 (1.289) - 14
L. Filippi (BCN) 1’25”254 (1.343) - 3
F. Porteiro (Campos) 1’25”454 (1.543) - 14
A. Valles (Campos) 1’25”484 (1.573) - 13
N. Jani (Arden) 1’25”569 (1.658) - 11
J. Villa (R. Engineering) 1’25”703 (1.792) - 12
F. Fauzy (Super Nova) 1’25”923 (2.012) - 12
C. Piccione (DPR) 1’26”016 (2.105) - 12
S. Hernandez (Durango) 1’26”539 (2.628) - 14
J. Tahinci (FMSI) 1’26”793 (2.882) - 14
公式練習
■ 7月14日
14日(金) フリー走行
フリー走行
後半戦
後半戦、反撃の狼煙。
狼煙。フリー走行
フリー走行2
走行2番手発
番手発進!
いよいよ後半戦に突入した2006年GP2シリーズ。舞台はフランス・マニクール。吉本大樹は前日の木曜日に新マネージメント体制
を発表、気持ちも新たにレースウィークを迎えた。
6月にポールリカールで行なわれたシーズン中唯一の公式テストでは『正直、不安要素も残っていますが、ファクトリーに戻ってクル
マをしっかりチェックしてもらえば大丈夫。マニクールでは去年以上の結果が出せると思う』と語っていた吉本。ここ数戦はマシントラ
ブルに悩まされ続けたが、このマニクールは昨年GP2シリーズで自身初表彰台となる2位を獲得している相性の良いサーキット。周
囲からも前半戦の鬱憤を晴らす好走が期待されるなか迎えた金曜日フリー走行。天候にも恵まれるなか午前9時30分にセッション
が開始されると、吉本は期待に応える見事な走りを見せる。
まずは最初のアタック、コースに入りアタックのタイミングを見計いながら4周目を1分34秒台で通過した吉本。すると続く5周目、第
1セクターから第3セクターまでの3セクター全てを自己ベストタイムで駆け抜け1'24"624の好タイムをマークする。そして6周目を
終えたところで最初のピットイン。ピットでの作業を終え再びコースに入ると直後の8周目には1'25"509を記録する。10周目には2
度目のピットインを行ない、その後はフリー走行終了時間いっぱいまで周回を重ねた吉本大樹。最終的に合計14LAPを消化したこ
のセッションのベストラップは5周目にマークした1'24"624。トップとはわずか0.168秒差の2番手でフリー走行を終了した。
2006.7.14 Round 12-13 France GP/Free Practice
Photos by : GP2 series media service
公式練習 - リザルト
■ 14 July, 2006 (Fri) Free Practice
● Hiroki Yoshimoto / 2 th : 1’24“624
■ 2006 GP2 SERIES Round12-13 Result of Free Practice
pos.
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19
– name – team – time – gap - lap
A. Carroll (R. Engineering) 1’24”456 - - 16
H. Yoshimoto (BCN) 1’24”624 (0.168) - 14
N. Piquet Jr. (Piquet) 1’24”636 (0.180) - 17
O. Pla (DPR) 1’24”792 (0.336) - 13
J. M. Lopez (Super Nova) 1’25”040 (0.584) - 15
G. Bruni (Trident) 1’25”155 (0.699) - 15
G. Pantano (FMSI) 1’25”227 (0.771) - 11
A. Premat (ART) 1’25”265 (0.809) - 14
L. Hamilton (ART) 1’25”275 (0.819) - 15
E. Viso (iSport) 1’25”282 (0.826) - 16
N. Jani (Arden) 1’25”288 (0.832) - 15
T. Glock (iSport) 1’25”351 (0.895) - 16
F. Perera (Dams) 1’25”365 (0.909) - 16
F. Monfardini (Dams) 1’25”482 (1.026) - 17
A. Valles (Campos) 1’25”799 (1.343) - 15
L. Filippi (BCN) 1’25”834 (1.378) - 17
J. Villa (R. Engineering) 1’25”844 (1.388) - 16
A. Negrao (Piquet) 1’25”863 (1.407) - 15
A. Zuber (Trident) 1’25”932 (1.476) - 17
20 C. Piccione (DPR) 1’26”009 (1.553) - 14
21 F. Porteiro (Campos) 1’26”061 (1.605) - 16
22 M. Ammermuller (Arden) 1’26”156 (1.700) - 16
23 L. Di Grassi (Durango) 1’26”388 (1.932) - 16
24 S. Hernandez (Durango) 1’26”668 (2.212) - 13
25 F. Fauzy (Super Nova) 1’27”229 (2.773) - 16
26 J. Tahinci (FMSI) 1’28”641 (4.185) - 14