11月 - FCTVインターネットサービス

2009 年 11 月号
500 号 11 月 2 日
【液晶パネル】京東方、ノート PC 事業再参入を通じパネル事業のリスク軽減
2009-10-29 第一財経日報
2003 年の液晶パネル事業参入以降、自社ブランド完成品事業から撤退した中国地場最大
の液晶パネルメーカー、北京東方(BOE)は、既に着工した第 8 世代(8G)液晶パネル生
産事業のリスクが高まる中、再び自社ブランド完成品事業に参入することで 8G 液晶パネ
ル事業のリスクを極力軽減する決断をし、3.86 億元を投じて PEONY(牡丹)ブランド液晶
モニタ及び BOE(北京東方)ブランド液晶テレビを製造販売する北京東方視訊科技有限
公司を設立したことを明らかにした。
北京東方関係者は、液晶パネルは国際市場の影響を受けやすく安定した収益を得ること
が難しい事業で、そのリスクを軽減するための一手段として川下戦略を進めることを決
断した、ソニー、シャープ、三星、LG などの日本、韓国の大手液晶パネルメーカーも例
外なく自社ブランドの完成品事業を持っていることからも、自社ブランド完成品事業を
持つことはリスク軽減に大きな役割を果たしてくれるとの見方を示した。
【携帯電話】中国地場ブランド/White-box 携帯電話世界シェア 3 割超に
携帯電話設計天下 2009-10-29
スイスの証券大手クレディ・リヨネ(CLSA)は 10 月 28 日発表したレポートで、2011 年
には中国内地の地場ブランド及び White-box 携帯電話の合計出荷量が世界の 32%を占め、
そのうち White-box の出荷比率が半数を占める可能性があるとの最新の見通しを明らか
にした。
クレディ・リヨネは、中国の華為(Huawei)
、中興(ZTE)
、天宇(Tianyu)といった地場
ブランドメーカーが世界の大手ブランドメーカーに近い競争力を身につけ始めていると
分析するとともに、世界市場をリードする携帯電話用チップメーカーとなった台湾の聯
発科技(Mediatek)のチップ提供により中国内地の White-box 携帯電話の台頭には身を
見張るものがあるとしている。
【携帯電話】外資系ブランド携帯電話、購入助成金制度販売シェア 6 割超
通信信息報 2009-10-29
中国商務省が発表した今年 9 月の農村部での購入助成金制度を活用した携帯電話の販売
状況によると、総販売台数は 11.5 万台、総販売金額は 7604 万元だったが、そのうち外
資系ブランドのシェアが 6 割余りを占めたことが明らかになった。中でも、ノキアの販
売台数は 5.15 万台で 44.6%、三星の販売台数は 1.38 万台で 11.91%だった。
業界関係者は、海外の一流ブランドメーカーが高品位市場のみならず、中低品位市場の
開拓にも注力する中、中国地場ブランドメーカーは低価格だけでは優位性を発揮できな
くなっていると指摘する。ただ、天語(Tianyu)、長虹(Changhong)、海信(Hisense)
1
2009 年 11 月号
については、早くから農村市場を重要視する戦略を打ち出し、農村市場向け機種でも低
価格と高性能を両立する戦略を取っていることから、三星に迫る売上を上げていると評
価する。一方、多くの中国地場ブランドメーカーでは、農村市場に対する戦略的優先順
位が定まらず、農村市場に対して依然として低価格・低性能製品を投入し続ける傾向が
強いと指摘する。
【デジカメ】佳能、今年の出荷 1500 万台ほぼ確実 来年目標 2 千万台
DIGITIMES 28-10-2009
世界第 2 位のデジタルカメラ ODM メーカー、佳能(Ability Enterprise)は、今年のデ
ジタルカメラ出荷目標である 1500 万台の達成はほぼ確実であることを示すとともに、来
年の出荷目標を 2000 万台とすることを明らかにした。
また今年 7-9 月のデジタルカメラ出荷台数が 456 万台に達したことを明らかにしている。
【パソコン】英業達、失注の影響あるも今年のノート PC 出荷目標達成可能
DIGITIMES 28-10-2009
世界第 4 位のノートパソコン ODM メーカー、英業達(Inventec)は、今年 10-12 月には
一部失注により厳しい状況にはあるものの、今年のノートパソコン出荷目標 2100 万台の
達成は可能であるとの見方を明らかにした。
英業達の今年 7-9 月のノートパソコン出荷台数は 600 万台余り、1-9 月の累計出荷台数
は 1600 万台に達している。しかし、10-12 月分については、一部主力顧客が他社に発注
をシフトしたことから、通年の出荷目標 2100 万台の達成が危ぶまれている。英業達の主
力顧客は HP、東芝であるが、Dell 及び宏碁からも少量の受注を獲得している。
一方、英業達のもう 1 つのコア事業であるサーバ事業については、今年年央から回復し
始めており、今年 7-9 月の売上高は全社売上高の 10%まで回復しているとしている。ま
た来年については、Dell からの受注を獲得したことから、サーバ事業からの売上高が全
社売上高に占める比率は 15%まで上昇する見通しだという。また All-in-one パソコン、
電子書籍リーダー、スマートフォン事業からの売上高も今後期待できるとしている。な
お、英業達の今年 7-9 月の売上高は 1092 億 NTD(33.6 億米ドル)で 4-6 月比 12%増だった。
【LED】大連市政府、100 億元を投じて中国最大の LED 産業パーク建設
2009-10-30 中国電子報
大連市政府は 10 月 27 日、中央政府と共同で総投資額 100 億元の中国最大級の半導体照
明(LED)産業基地瓦房店光電園の建設を正式に開始した。第 1 期の投資額は 30 億元、
エピタキシャルウエハ、チップの生産、チップ実装を含む 20 件の事業を建設する計画。
大連はインテルを含む 40 社余りの大手半導体 IC メーカーが集積した中国国内有数の半
導体産業基地で、今回の LED 産業基地の建設開始により大連の半導体産業の厚みがさら
に増すことが期待されている。
2
2009 年 11 月号
【バッテリ】新普科技、5 年後の売上高を今年比 3 倍にする目標掲げる
DIGITIMES 28-10-2009
ノートパソコン用バッテリ大手の新普科技(Simplo Technology)は、売上高の 7 割を占
めるノートパソコン用バッテリ事業、2 割を占める自動車用バッテリモジュール事業を
さらに強化することで、5-6 年後の売上高を今年比 3 倍の 1000 億 NTD(31 億米ドル)とす
る長期計画を発表した。来年から始まる日系ノートパソコンメーカー向け新規バッテリ
出荷も今後の売上高拡大のための大きなステップとなるとしている。
新普科技の今年 10-12 月の売上高は 7-9 月とほぼ同水準の 95-96 億 NTD を見込んでおり、
1-3 月の売上高 69.1 億 NTD、4-6 月の売上高 82.4 億 NTD を合わせた 1-9 月の売上高は 340
億 NTD に達する見通し。
【PCB】友達、協力工場・富積電子のストライキで台表科への転注を検討
2009-10-28 台湾経済日報
液晶パネル世界第 3 位の友達光電(AUO)は、コーニングの台湾台中工場の停電に続いて、
日本の EMS 大手のシークス傘下の中国蘇州のノートパソコン用パネル、モニタ用パネル
用プリント配線基板(PCB)組立企業、富積電子でストライキが発生したことから、台湾
表面黏着科技(台表科)、広運機械工程、佳世達科技への転注を検討していることが明ら
かになった。なお、富積電子は先般、富士電気化学からシークスに譲渡されている。
友達光電最大の PCB アッセンブリメーカーである台表科は、現在事態の進展を見守って
いるところだが、転注の効果は早ければ 11 月にも出てくるとしている。台表科は現在、
台湾域内 16 本、東莞 31 本、蘇州 60 本、寧波 15 本、厦門 10 本の計 132 本の SMT ライン
を保有している。
【PCB】TPCA、来年の PCB 生産額が昨年水準回復する可能性あると
2009-10-29 中国 PCB 産業協会
台湾電路板協会(TPCA)理事長の陳正雄氏は台湾電路板国際展覧会の開幕式で、今年の
世界のプリント配線基板(PCB)生産額は前年比 12%減となる見通しだが、回復の速度に
ついては様々異論があるものの、ノートパソコン、携帯電話、液晶パネル、LED などの
産業がけん引役となって来年は 2008 年水準を回復する可能性は十分あり得るとの見方
を明らかにした。
陳氏は、台湾の PCB 産業はノートパソコン及び携帯電話関連が 5 割以上を占め、液晶パ
ネル関連も確実に発展している、さらに中国内地での White-box 携帯電話及びノートパ
ソコン製品の台頭、農村部での家電購入助成金制度、3G サービスの成長も台湾の PCB メ
ーカーにとっては追い風となると分析している。
一方、世界第 2 位、台湾最大のプリント配線基板メーカー、欣興電子(Uimicron)董事
長で前台湾電路板協会(TPCA)理事長の曾子章氏、華通(Compeq)/鴻勝科技で要職を勤
3
2009 年 11 月号
め TPCA 理事長も勤めたこともある童家慶氏は、来年の見通しについては依然不透明で予
断を許さないとの見方を堅持している。
【PCB】台湾上場 PCB 原材料メーカー 2009 年 9 月売上高一覧
【銅箔】台湾上場銅箔メーカー 2009 年 9 月売上高一覧
【CCL】台湾上場 CCL メーカー 2009 年 9 月売上高一覧
4
2009 年 11 月号
【CCL】台湾上場 FCCL メーカー 2009 年 9 月売上高一覧
【PCB】台湾上場 FPC メーカー 2009 年 9 月売上高一覧
【PCB】台湾上場 PCB メーカー 2009 年 9 月売上高総計推移
5
2009 年 11 月号
【PCB】台湾上場 PCB メーカー 2009 年 9 月売上高推移
501 号 11 月 4 日
【電子紙】友達、SiPix の社名を達意に変更 電子ペーパー事業本格始動
2009-10-30 台湾工商時報
液晶パネル大手の友達集団(AUO)は 10 月 29 日、先般買収した電
子ペーパー材料大手の SiPix 社の社名を達意科技に変更し、グル
ープのタッチパネル、システムモジュール等の資源を活用し本格
的に電子ペーパー事業を開始することを明らかにした。
達意科技董事長に就任した劉軍廷氏は、今年 8 月から既にポータ
ブル式電子ラベルの出荷を開始しているが、出荷量は 20 万枚に達
している、9 月からは 6 インチ/9 インチの電子書籍リーダー用電
子ペーパー製品の出荷も開始したほか、今年末からは 14.3 インチ
電子ペーパー製品の出荷、来年 10 月からは A4 サイズのフレキシ
ブル電子ペーパー製品の開発も開始することを明らかにした。
また、台達電子(Delta)とブリジストン、元太科技(Prime View)
と E-INK のアライアンスとの競争激化が予想される中、達意科技の強みとして、白色度
が 40%で他社の 25%に比べ高く、カラー化が容易であること、液晶パネルドライバ基板を
容易に搭載することができカスタマイズ設計が容易で顧客の細かいニーズにも対応可能
であることを挙げた。
6
2009 年 11 月号
【携帯電話】LG、中国での携帯電話開発体制を調整 山寨機参入抑制
新浪科技 2009-11-2
携帯電話ブランド世界第 3 位の LG 電子は、携帯電話市場でノンブランドの White-box
機種(いわゆる山寨機)が蔓延した状況をスマートフォン市場でも繰り返さないため、
中国現地でのスマートフォン開発体制を見直すことを明らかにした。
LG 電子中国法人関係者によると、開発体制見直しの最大の課題は、ハードウェアのプラ
ットフォーム開発と基本オペレーションシステムの開発を統合することで、それにより
嘗て携帯電話市場で独立系のプラットフォーム開発メーカーが乱立し携帯電話の技術障
壁が急速に下がり、それに伴って中小型携帯電話メーカーが大量に市場に参入し、結果
的に White-box 携帯電話の氾濫を許した状況が再び拡散しないようにすることにあると
いう。
ただ、市場調査機関 In-Stat 中国市場アナリストの劉伯豊氏は、2009 年から 2013 年に
中国内地のスマートフォン市場は年平均 25%で成長し続けるだろう、その最大の牽引力
となるのが、Android、OMS、Symbian、MTK、Turnkey 等の主要スマートフォンプラット
フォームの技術ハードル低下に伴う、Dell、宏碁などの大手パソコンメーカーの参入と
中国地場の White-box 携帯電話メーカーのスマートフォン市場への参入であると指摘し
ている。
【携帯電話】中国の上期の携帯電話生産量 3.05 億台 輸出 2.37 億台
elexcon 2009-10-30
市場調査機関 Companies and Markets は、昨年通年の中国内地の携帯電話輸出台数は 5.33
億台、輸出額は 385 億米ドルだったが、今年上半期の中国内地の携帯電話輸出台数は 2.37
億台、輸出額は 161 億米ドルと伸び悩んでおり、今年上半期の中国内地の携帯電話生産
量も 3.05 億台と低調であることを明らかにした。
また、今年上半期に生産量を大きく伸ばしたブランドメーカーは比亜迪(BYD)、三星、
中興(ZTE)
、LG で、中でも三星が恵州工場の生産量は前年同期比 3 倍に達したほか、LG
が台湾の華冠(Arima)との提携により生産量を大幅に拡大、比亜迪はノキアからの受注
拡大により出荷量を伸ばしたとしている。中興も中国国内キャリアからの受注増により
出荷を伸ばしたとしている。一方、比亜迪、中興、華冠と競合する富士康(Foxconn)、
華為(Huewei)、華宝(Compal)の出荷量は逆に大幅に減少した。
【液晶 TV】緯創、30 億元を投じ中山市に液晶 TV/モニタ生産基地建設
2009-11-2 広州日報
ノートパソコン ODM 世界第 3 位の緯創(Wistron)の広東省中山市に設立した中国現地法
人、緯創資通(中山)有限公司は、30 億元を投じて緯創資通液晶光電産業園を建設する
ことで中山火炬開発区管理委員会と正式に契約を締結した。
主に液晶テレビ、液晶モニタ及び関連部品などを生産する計画で、着工は 2010 年 12 月
7
2009 年 11 月号
20 日、完成は 2010 年 6 月を予定している。稼働後の年間生産高は 300 億元を見込んで
いるという。
【パソコン】仁宝、ノート PC 市場の高成長は今後 3 年は持続可能と予測
2009-10-30 中華液晶網
ノートパソコン ODM 世界第 2 位の仁宝(Compal)の総経理、陳瑞聡氏は、今年 10-12 月
の出荷量が 7-9 月比 10%増の 1160 万台に達する見込みで、今年通年の出荷量見通しを従
来の 3500 万台から 3750 万台に引き上げ、業界最大手の広達(Quanta)を上回る見通し
を示した。また同氏は、長期のノートパソコン需要見通しに言及して、景気の回復、
Windows 7 登場などにより今後 3 年は高成長が持続可能との見通しを示した。
また、液晶 TV の出荷量についても、今年通年の出荷量は 340 万台、来年 2010 年の出荷
量は 550 万台に拡大し、液晶 TV の売上高が全売上高の 12%を占めるとの見通しを示した。
タッチパネル式ノートパソコンの売上高については、来年も価格の低下が期待できない
ことから、総売上高に占める比率は 2%を超えないだろう、但し 2011 年については価格
の低下が期待できることから急成長する可能性があるとしている。
現在強化している筐体事業については、難度が高い金属筐体から徐々にプラスチック筐
体に事業領域を広げており、プラスチック筐体の出荷量は今年は 80-100 万台、来年は
200 万台に拡大するとしている。
予想を上回る景気の回復については、部品の供給、労働力の供給が不足気味になってお
り、コスト増を懸念している、特に中国内地の労働力不足は来年春節まで続く見通しで、
コストに大きな影響が予想される、昆山工場敷地内の第 4 工場に隣接するところに第 5
工場を建設する計画も進めているほか、ベトナム工場の稼働も検討するとしている。
EMS 最大手の鴻海(Foxconn)、ノートパソコン ODM 最大手の広達(Quanta)が重慶に大
規模工場を建設することを発表したことについては、中国華中地区での生産拠点確立は
今後の大きなテーマではあるが、昆山第 5 工場の建設、ベトナム工場の活用もあること
から、中国内地経済の動向及び重慶の交通インフラ整備を見極めた上で決定するとして
いる。
EMS 事業への参入の可能性については、現行の事業モデルは既に EMS に近いことから、
EMS 事業への参入は今後の重要なテーマ、関連メーカーとの関係が緊密になるというメ
リットもあるとの見解を示した。
【パソコン】広達、来年のノート PC 出荷量 5 千万台で仁宝を抑える見通し
2009-11-2 中華液晶網
ノートパソコン ODM 最大手の広達(Quanta)董事長の林百里氏は、今年のノートパソコ
ン出荷量は 3600 万台の目標を確保するとともに、来年のノートパソコン出荷量は前年比
40%増の 5000 万台を突破することで仁宝の 4400 万台を超えるだろうとの見通しを明らか
にした。なお、今年 10-12 月の出荷量は 7-9 月比 2 割増の 1150 万台に達する見通し。
広達は、生産能力拡大のため、重慶に EMS 最大手の鴻海(Foxconn)と提携し年産能力 2
8
2009 年 11 月号
千万台のノートパソコン輸出基地を建設することを明らかにしている。
【液晶パネル】華映、中国内地での液晶パネル生産事業パートナー探し開始
DIGITIMES 30-10-2009
液晶パネル大手の華映(CPT)は、台湾当局が近く高世代液晶パネル生産の中国内地移転
に対する規制を緩和することが見込まれる中、中国内地での第 6-8 世代液晶パネル生産
事業パートナー探しを開始したことを明らかにした。
ただ、中国内地で計画されている外資及び地場の第 8 世代パネル生産プラントが全て稼
働すれば、世界の液晶パネル市場が再び供給過剰となり価格が大幅に下落する可能性が
あるとも指摘している。
【バックライト】友達傘下の達運精密、成都にバックライトモジュール工場建設
2009-10-30 台湾経済日報
液晶パネル世界第 3 位の友達光電(AUO)傘下のバックライトモジ
ュールメーカー、達運精密は 10 月 29 日、500 万米ドルを投じて
成都に工場を建設することを発表した。新設される工場は、先週量産を開始した友達・
長虹(Changhong)の液晶パネルモジュール(LCM)合弁である長智光電向けにバックラ
イトモジュールを供給する。
長智光電の現有年産能力は 300 万枚、今年 8 月に四川省綿陽に設立され、1 期投資額は 1
億元、うち友達が 5100 万元、51%出資、長虹は 4900 万元、49%出資している。主にモニ
タ用、テレビ用 LCM を生産、年間売上高 50-60 億元を見込んでいる。
達運精密:www.darwin.biz/
【太陽電池】英利、総額 60 億元を投じ年産 800MW の 4 期事業着工
2009-10-30 中国電子部品産業協会
中国地場の太陽電池大手の英利緑色能源(Yingli Green Energy)は 10 月 30 日、前倒し
で 180MW の太陽電池販売目標を達成すると同時に、総額 60 億元を投じて年産能力 800MW
の英利産業園 4 期の建設を開始したことを発表した。
英利公司董事長の苗連生氏は、中国政府の「段階的に太陽光発電コストを引き下げ、最
終的に 1 元/キロワットアワーを実現する」という新エネルギー発展計画の目標を達成す
るため、生産能力の拡大を急ぐことを明らかにした。
英利集団は、シリコン材料から、シリコンインゴット、シリコンウエハ、電池セル、電
池モジュール、電池システムにいたる太陽電池の一貫生産企業であり、2012 年には年産
能力が 1400MW に達する見通し。
9
2009 年 11 月号
iSuppli の 2009 年太陽電池セル生産量上位 10 社予想
【半導体】聯電、和艦/聯日買収で生産能力 15%拡張 シェア 2 位確保
2009/10/30 DigiTimes
半導体ファウンドリ世界第 2 位の聯電(UMC)は、蘇州和艦の買収に続き、21 億 NTD で
聯日半導体(UMCJ)を 100%子会社化し日本 JASDAQ 上場を廃止することを発表した。半導
体業界関係者は、業界第 3 位のチャータードがアブダビ政府系投資会社に買収されグロ
ーバル・ファウンドリーズ(Global Foundries)と統合するでシェアが業界第 2 位とな
る見通しであることから、和艦及び聯日を完全取得することで生産能力を 15%拡大し、
半導体ファウンドリ市場におけるシェア第 2 位の地位を確保する狙いがあると指摘する。
業界関係者によると、聯電の現在の月産能力は 8 インチ換算 38 万枚であるが、和艦の月
産能力 8 インチ換算 4 万枚、聯日の月産能力 8 インチ換算 2 万枚が加われば、聯電の月
産能力は現在比 15%増の 8 インチ換算 44 万枚に達する見通し。設備投資についても、聯
電は今年の 5 億米ドルは変更しないものの、来年については 10 億米ドル超に拡大する計
画を明らかにしている。
502 号 11 月 6 日
【液晶テレビ】中国内地の 7-9 月液晶 TV 関連投資、1 千億元に上る
2009/11/3 IT 時代周刊
今年 5 月の彩虹集団(Caihong)の総投資額 17 億元の第 5 世代液晶パネル用ガラス基板
生産ライン 3 本の着工、鄭州旭飛広電の総投資額 27 億元の第 5 世代液晶パネル用ガラス
基板生産ライン 3 本の着工、今年 6 月の長虹(Changhong)のプラズマパネル事業への
10 億元の追加投資、大手中国地場カラーテレビセットメーカー複数社の液晶パネルモジ
10
2009 年 11 月号
ュール(LCM)生産ライン建設に続く、今年 7-9 月の中国内地の液晶テレビ産業への主要
投資は以下の通りで、その合計投資額が 1000 億元を超えることが明らかになった。
8 月の動き:
彩虹集団の総投資額 100 億元の合肥における液晶パネル用ガラス基板生産ライン着工、
中国建材集団/河北東旭投資共同出資による成都における 4.5 世代液晶パネル用ガラス
基板生産ライン着工、京東方の北京における第 8 世代液晶パネル生産ライン着工、南京
市政府-中国電子信息産業集団有限公司のシャープからの第 6 代液晶パネル生産ライン
購入など。
9 月の動き:
第 8 世代液晶パネル生産ラインを含む南京液晶バレーの着工、河北東旭集団の石家庄ハ
イテク区における液晶パネル用ガラス基板生産ライン 6 本及びカラーフィルタ生産ライ
ン 2 本並びに 150 メガワット薄膜太陽電池生産ライン着工、彩虹集団の張家港における
液晶パネル用ガラス基板開発及び産業化事業稼働など。
【液晶パネル】LGD、9 億米ドル投じ広州に液晶パネル工場建設 70%出資
2009-11-3 中華液晶網
世界第 2 位の液晶パネルメーカー、LG Display は正式に 1.1 兆ウォン(9.34 億米ドル)
を投じて、中国広州市政府と合弁で総投資额 40 億米ドルの液晶パネル工場を建設するこ
とを発表した。LGD の持分は 70%としている。
ただ、計画の実行には韓国政府の許認可が必要で、現在韓国政府の許認可を申請中であ
ることを明らかにしている。
新たに建設される工場は主に 40 インチ以上の液晶パネルを生産、2012 年上期に量産を
開始する予定。
【液晶パネル】政翔、蘇州工場の導光板月産能力を 2 千万枚に拡張
2009-11-3 中華液晶網
台湾の導光板専門メーカー、政翔精密(Jeng Shiang Precision)は、今年 7-9 月に中国
蘇州工場の生産ライン拡充を完了し、月産能力が 2000 万枚に達したことを明らかにした。
また、生産能力の拡張完了を受けて、現有の友達(AUO)
、群創(Innolux)など台湾大手
液晶パネルメーカー以外の中国内地、日本、韓国の液晶パネルメーカー開拓を強化し、
世界市場シェアの拡大を狙うことも明らかにした。
政翔精密は高輝度導光板を低コストで開発・生産していることから、ここ数年で世界市
場シェアを急速に拡大している。政飛精密の昨年の連結売上高は 2.28 億 NTD で 2007 年
比 66.42%増となっている。
政翔精密の主要製品は中小型液晶パネル用 LED バックライト高輝度薄膜導光板で、主に
携帯電話、デジタルカメラ、ナビゲーションシステム、ネットブック用中小型液晶パネ
ルメーカーに製品を供給されている。政翔精密:www.everjs.com.tw/
11
2009 年 11 月号
【液晶パネル】勝華、華東の労働力不足で 10 月売上高が前月比 14%減
DIGITIMES 4-11-2009
中小型液晶パネル世界最大手の勝華科技(Wintek)の今年 10 月の連結売上高が 25.4 億
NTD(7900 万米ドル)で、前月比 13.66%減、前年同月比 28.51%減となった。また 1-10 月
の累計連結売上高は 220.6 億 NTD で前年同期比 23.56%減となった。売上高が前月比大幅
減となったのは、中国華東での出稼ぎ労働者不足、国慶節大型連休に伴う中国内地工場
の稼働日数減によるものとしている。
なお、勝華科技の売上高のうち、タッチパネルが占める比率は 7-9 月は 70%まで上昇し
ているという。
【液晶パネル】友達/奇美等、稼働率低下で来月から 2 ヶ月間減産実施
2009/11/3 網易科技
液晶パネル世界第 3 位と第 4 位の友達(AUO)及び奇美(CMO)は、閑散期要因及びコー
ニング台中工場停電に伴うガラス基板供給不足などにより、10-12 月の設備利用率は 90%
前後にとどまる見通しを示すとともに、在庫を抑制するため、来月から 2 ヶ月間、減産
を実施することを明らかにした。
一方、台湾のディスプレイ市場調査機関 WitsView 研究部副総裁の張小彪氏は、中国内地
の国慶節連休の液晶テレビ販売台数が 260 万台以上に達したこと、中国内地のテレビブ
ランドメーカーが来年初めの春節に備えて液晶パネルの調達を継続していることから、
当初 10-15 米ドル下落すると思われた今年 11 月の 40 インチ以上の大型テレビパネル価
格の下落幅は 5 米ドル前後にとどまっていることを明らかにした。
【携帯電話】華為、9 月の中国内地携帯電話販売シェアが第 4 位に
2009-11-3 中国 PCB 産業協会
中国国内の市場調査機関、賽諾の最新レポートによると、今年 9 月の中国の 2G 携帯電話
販売台数は 1446 万台で昨年同期比 11.3%増、そのうち中国地場最大の通信機器メーカー
である華為(Huawei)の販売台数は 61.6 万台で 4.3%のシェアを獲得し、モトローラ、
ソニーエリクソンを押さえて第 4 位に躍進した。
華為の躍進は、中国内地の携帯電話市場における CDMA 端末機の成長に負うところが大き
く、賽諾の統計によると、今年 9 月の CDMA 端末機販売台数は 277 万台に達し、携帯電話
市場全体に占める比率は 20%近くに達した。
また、華為は今年 10 月に Android スマート携帯電話、Pulse が英国市場進出を成功させ
たほか、中国国内でも中国移動の Ophone 端末機、CMMB モバイルテレビ機能を搭載した
TD 携帯電話の市場投入にも成功している。
【通信】華為/中興/烽火、マレーシアの 33 億米ドル相当ブロードバンド受注
12
2009 年 11 月号
2009-11-2 中国電子部品産業協会
マレーシアの大手通信キャリア Telekom Malaysia Bhd は、113 億リンギット(約 32.9
億米ドル)相当の高速ブロードバンドネットワーク建設をアルカテルルーセント、華為、
中興、烽火科技 4 社に発注したことを明らかにした。
【STB】シスコ、4450 万米ドルで中国天地数碼の STB 事業を取得
2009-11-3 中国 PCB 産業協会
米大手ネットワーク設備メーカー、シスコ(Cisco)は、4450 万米ドルで香港上場の中国
地場の大手デジタル放送システムメーカー、天地数碼(DVN Holdings)の STB 事業を取
得することを発表した。天地数碼:www.dvnholdings.com/
【電子書籍】E Ink、Marvell と提携し電子書籍リーダー用シングルチップ開発
DigiTimes 2009-11-4
台湾元太科技(Prime View)傘下の電子ペーパー材料最大
手の E Ink 社は、フリースケールとの提携に続いて、米大
手チップ設計メーカー、Marvell と提携し電子ペーパー制御
チップと電子書籍リーダープロセッサを 1 つに統合した電
子書籍リーダー用シングルチップの開発に成功した。
電子書籍リーダーメーカーにとって調達コストの太宗を占
めるリーダープロセッサ、ディスプレイパネルのコスト引
き下げは大きな課題となっており、その一環としてリーダープロセッサとパネルのコン
トローラの統合を推進している。
Marvell は電子書籍リーダープロセッサの製造コストを将来的には 4 分の 1 にすること
を目指すとしており、市場調査機関 Forrester アナリストの Sarah Rotman-Epps 氏は、
電子書籍リーダーの価格が 50 米ドル以下になれば市場は爆発的に成長すると予測して
いる。現在、アマゾン Kindle の価格は 259 米ドル、Sony Reader の価格は 199 米ドルと
高止まりしている。
【PCB】翰宇博徳の江陰工場、ノート PC 用プリント基板の半数近くを生産
2009-11-4 太湖明珠
世界最大のノートパソコン用 PCB メーカー、翰宇博徳(Hannstar Board)の中国江陰工
場はわずか 7 年の時間で世界に保有されているノートパソコン数億台のプリント配線基
板(PCB)のうちの半分近くを生産する規模に成長、今年の生産量は 6400 万枚に達する
見通しを明らかにした。
翰宇博徳の中国江陰工場の従業員は 9 千人余り、フィルム圧延ラインには数十台の機械
が並び、紙よりも薄いフィルムを一日当たり数千枚生産している。その後、検品を合格
した厚さ 1 ミリの 6-8 層からなる B5 用紙サイズの基板は 3 万ヶ所以上の大小異なる穴を
13
2009 年 11 月号
あけられ、その後 300 余りの工程・検査を経て出荷されている。
瀚宇博徳のノートパソコン用 PCB は現在、聯想(Lenovo)
、華碩、HP、Dell、東芝、ソニ
ー等のほぼ全ての大手ブランドメーカーに供給されており、昨年の生産量はノートパソ
コン 5700 万台分、今年はノートパソコン 6400 万台分を生産する見通しで、全世界で今
年販売されるノートパソコン 1.5 億台の半数近くの PCB が江陰工場で生産されているこ
とになるという。
また、江陰工場の昨年の売上高は約 40 億元であるので、製品 1 枚当たりの出荷価格は
70 元前後であることになる。
【半導体】半導体実装各社の上海・蘇州工場の生産拡張ラッシュ続く
2009-11-03 DigiTimes
シンガポールの半導体実装検査メーカー、聯合科技(UTAC)は、中国内地の半導体 IC
設計メーカーの成長に伴い、今後 5 年間は半導体実装需要が持続的に拡大するとの見通
しを示し、今後中国内地での生産拠点拡大を積極的に行うことを明らかにした。特に主
力の上海工場の今年通年の売上高は昨年比 2 倍に達し、同社の総売上高の 5-6%を占める
規模に達しているという。また上海工場の売上高は今後も堅調に拡大する見通しで、総
売上高に占める比率も来年は 10%、2011 年は 15%に達する見通し。
また、先般米 Spansion の蘇州工場を買収した力成科技(Powertech)は、台湾域内を研
究開発センター、中国内地を製造センターと位置づけ、深圳沛顿(Payton)を中国内地市
場向け主力メモリ実装検査工場、買収した Spansion 蘇州工場をロジック IC、SiP、MCP
等の主力実装検査工場とする計画。
また、日月光(ASE)の上海工場の売上高は既に同社の売上高全体の 15%を占めるまでに
成長、来年は堂比率は 20%以上に達する見通し。また、硅品(SPIL)の蘇州工場も生産
規模は日月光に及ばないものの、四半期の売上高が 6 億 NTD に達し黒字転換したことか
ら、生産能力を大幅に拡張する計画。京元電子(KYEC)も蘇州の現地法人、京隆、震坤
にそれぞれ 1500 万米ドルの追加投資を行う計画であるほか、颀邦科技(Chipbond)の蘇
州工場もフル稼働が続いていることから生産規模を 50%拡張する計画を進めている。
【半導体】揚智科技、深圳 に White-box STB 事業中国地区本部を設置
2009/11/3 網易科技
携帯電話チップ大手の聯発科技(MediaTek)は、今年年末には世界最大のテレビチップ
メーカーの地位を奪回するとともに、傘下の揚智科技が近く深圳に中国内地地区本部を
設置し中国内地の White-box セットトップボックス(STB)事業を大幅に強化することを
明らかにした。
DisplaySearch 統計によると、テレビチップは台湾 IC 設計メーカーの独壇場となってお
り、聯発科技及び晨星半導体がそれぞれ 20%以上の世界市場シェアを持ち、その他台湾
IC 設計メーカー3 社を含めた世界シェアは 80%を超えているという。
揚智科技:www.ali.com.tw/
14
2009 年 11 月号
503 号 11 月 9 日
【携帯電話】三星のベトナム携帯電話工場稼働 2012 年 1 億台を出荷
中国通信網 2009-11-5
韓国の三星電子は 10 月 28 日、ベトナムのバクニン省(右
地図)に設立した子会社、ベトナム三星電子(SEV)を正
式に稼動させた。ベトナム三星電子(SEV)の総投資額は
6.7 億米ドルで、三星電子最大の海外投資事業。
ベトナム三星電子は主に携帯電話を生産、今年 4 月から試
験運行を開始しており、9 月には 150 万台の携帯電話を出
荷している。現在従業員は 8 千人だが、2012 年には従業員を 1 万人まで拡大、1 億台の
携帯電話を出荷する計画で、ベトナム三星電子は三星電子の海外生産拠点としては最大
級の生産拠点となる。なお、製品の 9 割は輸出される。
金融危機以降、外資の中国からベトナムへの流出が加速することが予想されていたが、
今般ベトナム三星電子が予想を上回る生産計画を発表したことから、その予想が的中し
たともいえる。ベトナムの最大の魅力は、労働力の識字率が高く平均年齢がわずか 25
歳であると同時に、中国に比べて労働コストが半分以下で、かつ東南アジア最大の 1 億
の人口を持つこととされている。
【携帯電話】3Q 携帯電話市場、金融危機以降初めて前四半期上回る
技術在線 2009-11-5
IT 市場調査機関 IDC が 10 月 29 日に発表した世界の携帯電話市場調査結果によると、2009
年 7-9 月の世界の携帯電話出荷量は 2 億 8710 万台で前年同期比 6.0%減となったものの、
前四半期 4-6 月比では 5.6%増となった。同機関シニアアナリストの Ramon Llamas 氏は、
世界の携帯電話市場が前四半期比増となるのは金融危機以降は初めてのことで、世界の
携帯電話市場に大きな回復の兆候が見られるとの見解を示した。ただ、末端の販売網が
従来型携帯電話の価格を大幅に引き下げたことによる消費増ともいえることから、今後
の消費動向を注意深く見ていく必要があるとしている。
また、地域の消費の強さにバラつきがあることも懸念材料としている。北米地域では米
国では手書き入力やキーパッド操作データ通信などの新機能付加機種が好評で販売台数
が大幅に伸びた一方、カナダでは手書き入力機能付き機種は 2 桁の販売増となってもの
の、販売台数全体は前四半期を下回ったこと、また欧州市場で顕著な回復兆候が見られ、
従来型携帯電話の出荷量が今年に入って初めて前年同期及び前四半期両方を上回った一
方、中欧、中東、アフリカからなる CEMA 市場は前四半期比増となったものの、前年同期
比では減の状況が続いているなどを指摘。また中南米市場も当初予想されたような明確
な回復兆候が見られないことも指摘している。
IDC は依然として多くの消費者が携帯電話の買い替えに消極的で、携帯電話ブランドメ
15
2009 年 11 月号
ーカーも新たな需要を喚起できていないのが実情だと指摘する。また金融危機以降の財
政難で増税措置を取ったメキシコ等の国・地域では特に需要の冷え込みが深刻だとして
いる。また経済成長が続いているアジアパシフィック地区でも出荷量は前年同期を下回
る状況が続いており、新興市場の中国、インド、インドネシアでも出荷量は前年同期を
下回っているとしている。
ブランドメーカー別出荷量内訳については、ノキアがシェア 37.8%で第 1 位を確保した
ものの、平均販売価格が低下したことから、売上高は前年同期比 20%減となったとして
いる。シェア 2 位以下は、2 位が三星でシェアは 21.0%、3 位は LG 電子でシェアは 11.0%
だった。特に LG 電子は 7-9 月の出荷量が前年同期比 37.4%増としている。
今年 7-9 月シェア上位 5 位携帯電話ブランドメーカー出荷量(単位:百万台)
今年 3Q 出荷量
シェア
前年同期出荷量
シェア
出荷量伸び率
ノキア
108.5
37.8%
117.9
38.6%
-8.0%
三星
60.2
21.0%
52.0
17.0%
15.9%
LG 電子
31.6
11.0%
23.0
7.5%
37.4%
ソニーエリクソン
14.1
4.9%
25.7
8.4%
-45.2%
モトローラ
13.6
4.7%
25.4
8.3%
-46.4%
その他
59.1
20.6%
61.5
20.1%
-3.9%
合計
287.1
100.0%
305.4
100.0%
-6.0%
【液晶パネル】大型液晶パネル価格 11 月 5 日 vs 10 月 20 日
台湾 WitsView
サイズ
11 月 5 日
安値
同左
高値
同左
平均値
10 月 20 日
平均値
42"W
330
355
340
345
5
-1%
37"W
250
260
255
260
5
-2%
32"W
198
210
200
205
5
-2%
26"W
148
153
150
155
5
-3%
22"W
90
95
92
96
4
-4%
19"W
72
77
74
78
4
-5%
18.5"W
68
72
70
74
4
-5%
17"
70
74
72
76
4
-5%
15.6"W
62
65
64
65
1
-2%
Notebook 14.0"W
60
63
62
63
1
-2%
10.1"W
32
35
33
34
1
-3%
LCD TV
Monitor
変動額、変動率
【LED】同方、中国華南に中国国内最大級の LED 産業基地を建設
2009-11-05 中国証券報
16
2009 年 11 月号
中国地場の大手液晶テレビメーカー、同方股份は、中国華南に 10 億元を投じて中国国内
最大規模の LED 産業基地を建設することを発表した。
業界関係者によると、同方股份は既にガラス基板以外の全ての LED バックライト液晶テ
レビ技術を掌握しており、LED 生産基地が完成すれば、同方股份の LED バックライト液
晶テレビ業界における競争力は大幅に増強されると予測している。
【パソコン】ABI Research、今年の Netbook 出荷量 3500 万台前後予想
2009-11-6 PCBTN
市場調査機関 ABI Research は、今年の世界の Netbook 出荷量が約 3500 万台に達し、来
年の Netbook を含む UMD(Ultra Mobile Divices)の世界出荷量は 1.24 億台に達するとの
最新の市場予測を発表した。
また、昨年 Netbook 市場で 74%のシェアを有した宏碁、華碩、三星が発展途上国への
Netbook 投入を強化していることから、今後数年は先進国での Netbook の出荷量の伸び
はやや緩慢なものになるとも予想している。
【半導体】台積電、中芯国際に対し和解違反で 10 億米ドル賠償金要求
2009-11-05 第一財経日報
半導体ファウンドリ、台積電(TSMC)は、米国カルフォルニア州裁判所に中国地場の大
手半導体ファウンドリの中芯国際(SMIC)が 2005 年の和解条項に違反する特許侵害、商
業機密盗用があったとして 10 億米ドルを超える賠償金を要求する訴えを起こしたこと
を明らかにした。
2008 年には台積電は中芯国際が和解事項に反したことから 0.13 ミクロンロジックチッ
プ技術の使用を停止するよう求め、その後一部要求が認められたことから、中芯国際は
一時的に 14 件の 0.30 ミクロン製造技術を使用できなくなった経緯があり、今回の台積
電の新たな提訴により中芯国際の事業に再びマイナス影響が出ることが予想されている。
【半導体】Trident 上海、中国初の売上高 5 億米ドル超え設計メーカーに
2009-11-05 SEMI
中国内地の半導体設計産業は、既に 500 社近くのメーカーが設立されながら、いまだ年
間売上高が 5 億米ドルを超えるメーカーがないことが大きな課題となってきたが、今年
は米大手マルチメディアチップメーカー、Trident Microsystems 上海法人(泰鼎多媒體
技術(上海)有限公司)がこのハードルを突破できる見通しであることが明らかになった。
Trident は 1987 年に米国シリコンバレーで設立され 1992 年にナスダックに上場してい
る著名なマルチメディア用チップ設計メーカーで、主にハイビジョン CRT テレビ、液晶
テレビ、プラズマテレビ、プロジェクションテレビ、ノートパソコン、HD テレビシステ
ム等をカバーするデジタルテレビ及びデジタルマルチメディア向け SoC(System on
Chip)製品を生産している。
17
2009 年 11 月号
Trident は今年 10 月 5 日に NXP とデジタルテレビ及びセットトップボックス(STB)事
業を合併することで合意、Trident が NXP の STB 及びデジタルテレビチップ製品事業部
及び IP を取得する一方、NXP は Trident の 60%の株式を取得することを発表している。
この合併により Trident は台湾の聯発科技(MediaTek)、晨星半導体(MStar)に次ぐ世
界第 3 位の薄型テレビチップメーカーに躍進している。
上海 Trident は、今年の売上高がこの合併効果により 5 億米ドルを超える見通しで、う
ち 6 割はテレビチップ事業、4 割は STB チップ事業が占めるとしている。Trident は世界
のデジタル家電用チップ市場規模は 2010 年には 50 億米ドルに達するとの見通しを示し
ている。上海 Trident:www.trident.com.cn
【太陽電池】河北東旭、成都に 12 億元投じ薄膜太陽電池工場を建設
中国電子部品産業協会 2009-11-5
中国地場の新エネルギーメーカー、河北東旭集団は、韓国 TES 社と共同で成都に 12 億元
を投じてアモルファスシリコン薄膜太陽電池プラントを建設することを発表した。プラ
ントは成都西南航空港経済開発区に建設され、1 期は年産 30MW の生産ラインを 2 本、モ
ジュール生産ラインを 2 本を建設、第 2 期は年産 150-200MW の生産ラインを 1 本、TCO
コーティングガラス生産ライン 1-2 本を建設する計画。1 期の年間売上高は 10 億元を見
込んでいるという。
成都市政府は現在、国家新エネルギー産業基地の建設を進めており、2012 年には同市の
新エネルギー産業年間売上高は 300 億元以上に達する見通しを示している。
【電池】武漢博賽爾、国際水準の超薄型リチウムマンガン電池開発に成功
2009-11-5 中国電子部品産業協会
中国地場のリチウム電池メーカー、武漢博賽爾科技は、スマートカード
や RFID ラベル等に利用される厚さ 0.45mm の超薄型リチウムマンガン電
池の開発に成功したことを発表した。
武漢博賽爾科技:supercell.china.mainone.com/
【PCB】Elec & Eltek、中国華南最大級の HDI 基板生産基地を稼働
2009-11-6 中国 PCB 産業協会
シンガポールの大手プリント基板メーカー、Elec & Eltek(依利安達)は 10 月 30 日、
広東省開平工場内に HDI(高密度配線板)製造センターを完成、正式に稼働させた。
同センターの総投資額は 1.1 億米ドル、月産能力は最終的には 3 万平米、年間生産高は
4 億米ドルに達する計画で、中国華南地区最大級の HDI 基板生産基地となる。
【受動部品】国巨、10 月売上高が国慶節の稼働日数減で前月比 7%減
18
2009 年 11 月号
DIGITIMES 6-11-2009
受動部品大手の国巨(Yageo)の今年 10 月の売上高は 18.6 億 NTD(5726 万米ドル)で前年
同月比 5%増、年初来 2 番目の高水準となった。ただ、国慶節連休の稼働日数減の影響で
前月比では 7%の減少となった。また 1-10 月の累計売上高は 155.1 億 NTD だった。
10 月の売上高の地域別内訳は、中国内地が 10.4 億 NTD で前月比 12.4%増、台湾域内及び
アジアパシフィック地域は 4.33 億 NTD で前月比 5.1%増、前年同月比 5.5%増、欧州及び
NAFTA 地域は 3.84 億 NTD で前月比 6.4%増だった。
504 号 11 月 11 日
【液晶パネル】京東方、8.5G 設備で台湾液晶製造装置協会と LOI 締結
DIGITIMES、中国家電網 6-11-2009
中国地場最大の液晶パネルメーカー、北京東方(BOE)は 11 月 5 日、台北で台湾液晶半
導 体 製 造 装置協会(TOSEA:Taiwan Optoelectronic and Semiconductors Equipment
Association)と、現在建設中の 8.5 世代液晶パネル生産プラント用設備を TOSEA から優
先的に購入することで予備的合意書、Letter of intent(LOI)を締結した。LOI は、台
湾メーカーが提示した条件が競合他社の提示した条件と同等である場合、台湾メーカー
に優先交渉権を与えるという内容となっているという。
TOSEA 代表及び均豪精密(Gallant Precision)、台塑重工(Formosa Heavy Industries)、
帆宣系統(Marketech)、萬潤科技(Allring)等の TOSEA 加盟企業 18 社は、去る 10 月下
旬に北京東方が北京で開催した購買会議に既に参加し事前交渉を開始していることを明
らかにしている。
一方、北京東方はガラス基板の調達については、コーニングが北京に建設中の工場から
調達する計画で、ガラス基板以外の材料・部品及び設備についてのみ海外から調達する
ことが必要となっているとしている。海外から調達が必要となる設備には、北京の 8.5
世代工場用設備だけでなく、合肥の第 6 世代工場用設備も含まれているという。
北京東方は、建設中の 8.5G プラントの月産能力はガラス基板換算 9 万枚であるので、こ
の生産能力を達成できる設備を供給でき、かつ歩留まりを恒常的に改善できる能力を持
つメーカーであれば、設備購買の対象企業になり得るとの見方を示している。
ただ、外部からは「北京東方には本当に第 8 世代生産ラインを建設する技術力があるの
か」といった疑問の声が出ていることに対しては、京東方広報部長の張宇氏は、中核設
備は台湾メーカーなどから導入することを考えており、2011 年の第 8 世代生産ライン稼
働は十分可能、北京東方の液晶パネル出荷量世界シェアは現在第 8 位だが、2011 年の第
8 世代生産ライン稼動により、北京東方の液晶パネル出荷量世界シェアは 5 位に躍進す
ることを強調する。
しかし、LG 電子が 8.5G 液晶パネル生産を広州で、三星電子が 7.5G 液晶パネル生産を蘇
州で計画しているほか、深圳市政府系の深超科技が深圳で 8.5G 液晶パネル生産、南京市
政府と中電熊猫がシャープと提携し 8G 液晶パネル生産を計画していること、また日韓メ
ーカーが既に本土で 10G 液晶パネル生産を開始していることも勘案すると、中国内地の
19
2009 年 11 月号
液晶パネルメーカーによる 8G 液晶パネルへの投資ラッシュには大きなリスクを感じざ
るを得ない。これについて、張宇氏は、中国国内の液晶パネルメーカーは日韓の大手メ
ーカーに比べると技術的に遅れていることは事実、北京東方はその技術的遅れを十分認
識した上で現行事業を進めている、ただ北京東方が主体となって進めている TFT-LCD 製
造技術国家工程実験室は既に第 10 世代液晶パネル生産ラインの開発に成功しているこ
とも事実と強調する。また設備投資は今後の需給バランスをしっかり見極めた上で行う
方針であることも明らかにしている。
目下、中国内地の液晶パネル生産ラインは第 5 世代を主とし、生産は小型液晶パネル等
の低品位製品に集中しており、大型液晶パネル等の高品位領域は依然日韓メーカーに支
配されているが、この状況についても、張宇氏は、液晶パネル産業の核心技術が日韓メ
ーカーに掌握されていることは事実で、中国内地液晶パネルメーカーが日韓メーカーと
対等に競争していくには台湾メーカーの協力が必要であることも事実との認識を示して
いる。
また張宇氏は、液晶パネル産業は依然市場サイクルとしては成長期に位置し、本格的成
熟期に入るのは 2013-2015 年になると見られていることから、北京東方の 8G 生産ライン
の寿命及び販売ルートに対する懸念は当たらないとの強気の姿勢を崩していない。
北京東方の現在稼働している第 5 世代生産ラインの従業員は 3000 人余り、月産能力は
10 万枚、現在 3-4 班が輪番で 24 時間体制で稼働しているほか、今年 10 月からは成都の
4.5 世代生産ラインが 10 インチ以下の中小型液晶パネルの量産を開始している。また、
北京東方は今年 4 月には合肥で第 6 世代生産ラインを着工、2010 年年末から 18.5-37 イ
ンチ中小型液晶パネルを量産開始する計画を進めている。
均豪精密:www.gpmcorp.com.tw/
【液晶パネル】友達の 10 月売上高、前月比 3.4%減、前年同月比 45%増
DIGITIMES 6-11-2009
液晶パネル世界第 3 位の友達(AUO)は、今年 10 月の連結売上高が 396 億 NTD(12.2 億米
ドル)で前月比 3.4%減となったが、前年同月比では 45.3%増となったことを明らかにした。
なお、1-10 月の累計連結売上高は 2841 億 NTD で依然前年同期比 27.4%となっている。
また、サイズ別出荷量内訳は、大型パネルが前月比 4.5%減の 896 万枚、中小型パネルは
前月比 9.9%増の 2593 万枚だった。
10-12 月の大型パネル出荷量については、7-9 月と同水準を維持できると予想しており、
うちテレビ用パネルの出荷量は新興国市場の需要拡大から 7-9 月比 10%増となるが、ノ
ートパソコン用パネル及びモニター用パネルの出荷量は 7-9 月比 5-9%減となる見通しを
示している。
液晶パネル価格については、テレビ用パネル価格は 10-12 月に 7-9 月比 5%下落、ノート
パソコン用パネル及びモニター用パネル価格は同 5%程度下落することを予想。また、
10-12 月の平均稼働率については、90%前後を予想しているとしている。
20
2009 年 11 月号
【液晶パネル】大型液晶パネル価格推移:11 月 5 日 vs 10 月 5 日
韓国 DisplayBank 11 月 5 日
モニター用パネル
サイズ
2009-09
2009-10
2009-11
MoM (%)
QoQ (%)
YoY (%)
17
81
76
74
2.63 %
6.33 %
23.33 %
18.5W
81
75
73
2.67 %
10.98 %
28.07 %
19W
86
78
75
3.85 %
11.76 %
19.05 %
21.5W
102
95
93
2.11 %
10.58 %
-
22W
103
95
93
2.11 %
11.43 %
4.49 %
ノートパソコン用パネル
サイズ
2009-09
2009-10
2009-11
MoM (%)
QoQ (%)
YoY (%)
10.1W
37
32
32
0 %
13.51 %
33.33 %
13.3W
76
71
71
0 %
6.58 %
8.97 %
14W
66
63
62
1.59 %
6.06 %
-
15.6W
67
65
64
1.54 %
4.48 %
16.36 %
テレビ用パネル
サイズ
2009-09
2009-10
2009-11
MoM (%)
QoQ (%)
YoY (%)
26W(TN)
$162
$154
$151
1.95%
6.79%
-
32W
$213
$207
$204
1.45%
4.23%
7.37%
37W
$265
$260
$256
1.54%
3.4%
11.72%
42FHD
$350
$345
$340
1.45%
2.86%
10.53%
46FHD
$465
$455
$450
1.1%
3.23%
19.64%
【携帯電話】宏達、3Q スマートフォン世界出荷 240 万台でシェア第 4 位に
2009-11-9 台湾経済日報
市場調査機関 Canalys の最新調査によると、スマートフォン大手の宏達(HTC)の今年
7-9 月の販売台数は 218 万台、また IDC 発表の最新スマートフォン市場調査によると、
宏達の今年 7-9 月の販売台数は 240 万台で世界シェアは 5.6%、シェア順位は第 4 位とな
った。
Canalys は、宏達の 7-9 月の Google Android スマートフォン市場におけるシェアは 4-6
月の 3%から 4%に上昇しており、Android スマートフォンを強化したことが宏達の市場シ
ェア拡大に寄与していると分析している。
【パソコン】緯創、4Q ノート PC 出荷見通しを下方修正 液晶 TV 等で補完
DIGITIMES 6-11-2009
ノートパソコン ODM 第 4 位の緯創(Wistron)は、今年 10-12 月のノートパソコン出荷量
21
2009 年 11 月号
の 7-9 月比伸び率を当初の 10%増を 5%増に下方修正した。同社は下方修正後の 10-12 月
の出荷量は 720-730 万台、通年の出荷量は 2550 万台になるとしている。当初見通しは
770-780 万台、2600 万台だった。
業界筋によると、出荷量の下方修正は主に Hewlett-Packard(HP)が幾つかの民用機種の
発注を緯創から広達(Quanta)に、超薄型機種の発注を宏碁(Acer)に転注したためと
見られている。
緯創が HP から獲得している来年分ノートパソコンは主に企業向け機種に集中しており、
緯創の来年の出荷量全体に占める企業向け機種の比率は今年の 10%から 30%に拡大する
見通し。緯創は来年の年間出荷量見通しを 3000-3200 万台としている。
緯創は 10-12 月のノートパソコン出荷が伸び悩む見通しであるものの、液晶テレビ等の
ノートパソコン以外の製品の出荷が予想以上に伸びていることから売上高全体には影響
は軽微としている。緯創は今年 10-12 月の液晶テレビ出荷台数は 80 万台、通年の出荷台
数は 250 万台を見込んでおり、来年については 1-3 月の出荷台数は 100 万台突破、通年
の出荷台数は 500 万台を超える見通しを示している。また、緯創の All-in-one パソコン
の出荷も堅調に推移しており、月間の出荷台数は 10 万台に達する見通しで、緯創はノー
トパソコン以外の製品群の売上高の売上高全体に占める比率は来年は 30%以上に達する
だろうと予想している。
【PCB】名幸電子、武漢第 2 工場を稼働 第 3 工場建設も契約締結
2009-11-9 中国電子部品産業協会
プリント基板大手の名幸電子は、9800 万米ドルを投じて建設した武漢開発区最大の外資
独資企業、武漢名幸電子の第 2 工場を正式に稼働させるとともに、投資額 1.3 億米ドル
の第 3 工場についても武漢開発区と正式に契約を調印した。
武漢名幸電子第 2 工場の生産能力は 30 万平米/月、また第 3 工場が完成すれば、武漢名
幸電子のプリント基板総生産能力は年間 1000 万平米、年間生産高は 25 億元以上に達す
る見込み。
【LED】浪潮集団、40 億元投じ中国国内最大級の LED 照明基地建設
2009-11-9 PCBTN
中国地場最大のサーバメーカー、浪潮集団(Langchao)は、
山東済南ハイテク区に総投資額 40 億元の浪潮(済南)光電子
産業園の建設を正式に開始した。完成後の浪潮(済南)光電
子産業園は、シリコン材料、エピタキシャルウエハ、チッ
プの製造・実装、照明製品の組み立てまでを一貫して行う一大 LED 照明基地となる。
浪潮(済南)光電子産業園は 3 期に分けて建設され、今回着工された 1 期の投資額は 17
億元で、2011 年完成予定、稼働後の年間売上高 30 億元を見込んでいる。3 期全ての完成
は 5-8 年後になる見通しだが、3 期全てが稼働すれば、年間売上高は 90 億元に達する見
通し。
22
2009 年 11 月号
また、浪潮光電産業園は済南にとどまらず、濰坊、臨沂にも建設される計画で、濰坊基
地の建築面積は 9 万平米、臨沂基地の建築面積は 12 万平米とされている。済南、臨沂、
濰坊 3 都市に建設される浪潮光電産業園の合計年産能力は LED エピタキシャルウエハ
400 万枚、LED チップ 800 億個、LED 照明モジュール 100 億個、応用製品 300 万台に達し、
年間売上高は 138 億元を見込んでいるという。完成すれば、中国国内最大の LED 照明基
地となる見通し。
中国内地は世界的にも有望な巨大な LED 照明市場であり、昨年の中国の LED 照明市場規
模は 540 億元、2010 年には LED 照明市場規模は 1000 億元を超えると見られている。
浪潮集団は 2007 年 11 月に子会社の山東華光光電子に増資を行い、中国地場では最も早
くからシリコン材料からエピタキシャルウエハ、チップの製造・実装の一貫生産事業に
着手、中国地場で最初に高輝度 LED エピタキシャルウエハ及びチップの開発にも成功し
た企業。現在、山東華光光電子の発光ダイオードの生産量は中国地場最大、LED チップ
の生産量も中国地場第 2 位となっている。山東華光光電子:www.hggd.cn/
【フェライト】天津蓟県、総投資額 5 億元の永磁性材料生産基地を建設
2009-11-6 中国電子部品産業協会
天津市北部に位置する天津汽車産業園蓟県開発区は、総投資額 5 億元の自動車、コンピ
ュータ、風力発電、産業機械、電子機器用ネオジム磁性材料及び関連フェライト部品事
業を正式に誘致、年末までに着工、来年 9 月から生産開始することを明らかにした。年
産能力は 3 千トン以上、年間生産高は 4 億元を見込んでいるという。製品の 6 割は米国、
ドイツ、韓国に輸出されるとしている。
505 号 11 月 13 日
【液晶パネル】龍騰、太光電信を通じた上場暗礁 友達との提携を模索
2009-11-11 毎日経済新聞
台湾の宝成集団(Pou Chen)と中国昆山市政府の合弁で中国地場第 2 位の液晶パネルメ
ーカー、龍騰光電(IVO)は、中国深圳上場の大手通信設備メーカー、太光電信を通じた
バックドア・リスティング(裏口上場)が困難になったことを明らかにした。
深圳太光電信は 11 月 7 日、龍騰光電の 2008 年及び 2009 年上期の赤字額が龍騰光電が昨
年提出した予測資料の 2.03 億元、4.46 億元を大幅に上回る 6.96 億元、5.1 億元となっ
たことから株式売却を撤回することを発表している。
業界関係者は、龍騰光電の今年上期の赤字が 5 億元を超えたことから、今後 2-3 年は赤
字局面を劇的に転換することは難しいことが予想される、太光電信の株式売却撤回は賢
明な選択としている。
また、江蘇省共産党委員会書記である梁保華氏は昨日、自ら液晶パネル世界第 3 位の友
達光電(AUO)の台湾本社を訪問、董事長の李尡耀氏と面談し龍騰光電との資本提携の可
能性を打診したことが明らかになった。
23
2009 年 11 月号
龍騰光電は 9 月 12 日に第 3 期フェーズとして龍飛光電 8.5 世代液晶パネル生産ラインの
建設を開始しているが、そのための資金 33 億米ドルの調達が大きな課題となっている。
昆山開発区管理委員会副主任の顧剣玉氏は、龍飛光電の建設資金は、龍騰光電の主要株
主である昆山開発区資産経営公司、龍騰控股、台湾の宝成集団からの出資、銀行シンジ
ケートローン、戦略的パートナーの資本参加で調達するとしているが、業界関係者は日
本、韓国の液晶パネルメーカーが相次いで中国内地での高世代液晶パネル生産ライン建
設を発表していることもあり、友達光電が龍飛光電に資本参加する可能性はあり得ると
も見られている。
【液晶パネル】韓政府、三星/LG の中国での液晶パネル工場建設規制か
2009-11-10 新生報
世界の 2 大液晶パネルメーカー、三星電子、LG Display が中国内地に高世代液晶パネル
工場の建設を進めていることについて、韓国政府が重要な先端技術の流出に対する懸念
があるとともに、韓国国内の雇用を喪失する懸念もあるとして規制する可能性を示唆し
ていることが明らかになった。
一方、三星電子及び LGD は、中国内地市場への進出が遅れれば、世界最大となると見ら
れている液晶テレビ市場が日本メーカーに支配される可能性がある、海外市場で一定の
地位を確立しようとすれば、一定の技術流出は許容すべきと主張しており、政府との溝
が深まっている。
【液晶パネル】奇美の 10 月売上高も TV 好調で前月比 8.8%減に止まる
2009-11-10 台湾経済日報
液晶パネル第 4 位の奇美電子(Chi Mei)は、液晶テレビの販売好調が続いていることか
ら、今年 10 月の連結売上高が 275 億 NTD で 9 月比 8.8%減にとどまったことを明らかに
した。友達(AUO)、彩晶(Hannstar)等の大手液晶パネルメーカーも今年 10 月の売上高
が前月比減となったが、減少幅は例年ほど激しいものにはなっていない。
また、奇美の今年 10 月の大型パネル出荷量は 670 万枚で 9 月比 8.2%減、中小型パネル
の出荷量は 1910 万枚で 9 月比 18.7%増で、大型パネルの販売に落ち込みが見られる。大
型パネルの内訳を見ると、ノートパソコン用及びモニター用パネルの出荷に落ち込みが
目立っているが、テレビ用パネルの好調によりその落ち込みをある程度は相殺されてい
る。
なお、友達の今年 10 月の連結売上高は 396.03 億 NTD で 9 月比 3.4%減、大型パネルの出
荷量は 896 万枚で 9 月比 4.5%減で、閑散期の落ち込みとしては小幅にとどまっている。
【パソコン】富士通、ノート PC の広達 ODM 拡大 11 型 Netbook を発注
2009/11/11 新浪科技
富士通は、ノートパソコンの広達への ODM 発注を拡大することを決め、今般新型 11.6
24
2009 年 11 月号
インチ Netbook を広達に ODM 発注したことを明らかにした。富士通は成長が続くアジア
パシフィック市場での出荷量を大幅に増やす計画で、これら市場向け中低品位機種の生
産を拡大するため、高いコスト競争力を持つ台湾メーカーへの生産委託を増やす戦略を
打ち出している。
富士通のほか、東芝、ソニーも Netbook の生産拡大を加速しており、東芝は仁宝、ソニ
ーは広達への ODM 発注を急拡大している。
【パソコン】仁宝、売上高を 4 ヶ月連続伸張 ノートパソコン ODM 首位固め
2009-11-10 台湾経済日報
今年 10 月の大手ノートパソコン ODM 各社の出荷台数が明らかになり、仁宝(Compal)が
440-450 万台を出荷し、再び広達(Quanta)の 390 万台を押さえてノートパソコン ODM
首位を確保した。
また、仁宝の 10 月の連結売上高は 749.48 億 NTD で 4 ヶ月連続で過去最高を更新してお
り、前月比では 11.3%増、前年同期比では 58.8%増、今年 1-10 月の連結売上高も 4870
億 NTD で前年同期比 33.2%増を達成している。
一方、広達の今年 10 月連結売上高は 860.18 億 NTD で年初来最高、9 月比でも 18.1%増、
昨年同期比では 17.2%増を達成、1-10 月累計売上高は 6072.2 億 NTD に達しており、売上
高ベースでは仁宝に依然大きく差をつけている。
出荷量ベースで両社を比較すると、仁宝の今年 1-10 月の累計ノートパソコン出荷量は
2925 万台で、広達の同 2840 万台を上回っている。仁宝総経理の陳瑞聡氏は先の業績発
表会で通年の出荷量を広達の同目標 3600 万台を上回る 3650 万台に上方修正することを
明らかにしており、今年はノートパソコン ODM 首位が入れ替わる公算が大となっている。
一方、広達董事長の林百里氏は一貫して広達は技術に軸足を置いた受注拡大路線を取っ
ており、低価格による受注拡大路線を入る仁宝を暗に批判する主張を行っている。広達
はこれまで垂直統合による高収益体質の構築を長期ビジョンとして掲げており、仁宝の
売上高の 9 割以上を低収益 ODM 事業が占める薄利多売経営とは一線を画することを明確
にしている。
また、林百里氏は技術に軸足を置いた堅実経営こそが持続的成長力の源泉として、来年
のノートパソコン出荷量は今年比 40%増の 5000 万台を見込んでいることを明らかにして
いる。一方、仁宝は来年の出荷量は今年比 20%増の 4400 万台前後との保守的な見通しを
示している。
【パソコン】華碩、CULV 軽量薄型好調で 10 月売上高が 9 月比 22%増
2009-11-10 鉅亨網
電子機器 ODM 世界第 2 位、ノートパソコン世界第 5 位の華碩(AsusTek)は、東欧及び中
国内地市場での販売好調を梃子に、今年 10 月の売上高が 286.61 億 NTD で 9 月比 22%増、
昨年同期比 18%増、年初来最高を更新したことを明らかにした。
華碩は昨年まで好調だった Netbook 事業が宏碁や HP の参入により一転低調となったこと
25
2009 年 11 月号
から、Netbook 製品のポジショニングを見直すとともに、CULV 軽量薄型ノートパソコン
事業を強化することで業績の回復を図ってきた。ここに来てその成果が徐々に現れ始め
ており、CULV 軽量薄型ノートパソコンの中小企業向け売上げが急成長しているという。
華碩は今年 10-12 月のマザーボードを含むデスクトップ式パソコンの出荷量は 500 万
-550 万台、ノートパソコンの出荷量は 220-240 万台、EeePC Netbook の出荷量は 170-190
万台を見込んでおり、総出荷量は 7-9 月比 15-25%増になると予測してい r。
また、傘下の電子機器 ODM 専門会社、和碩(Pegatron)の今年 10 月の売上高は 546 億
NTD で前月比 6.1%増、前年同期比 3.5%増となった。そのうち、マザーボードの売上高は
23.28 億 NTD で前月比 9.8%減だったが、ノートパソコンの売上高は 17.5-18 億 NTD で同
27.5%増だった。出荷量は、マザーボード及びデスクトップ式パソコンが 233 万台、ビデ
オカードが 47 万枚、ノートパソコンが 175-180 万台。また、ノートパソコン事業が今後
閑散期に入ることから、ゲーム機コンソール等のパソコン以外の製品事業を強化する計
画という。また今後は筐体事業が和碩の将来のコア事業の 1 つとなることも明らかにし
ている。
【携帯電話】華宝通訊の今年 10 月の売上高、前年同期比 50%減
DIGITIMES 10-11-2009
仁宝グループ傘下の携帯電話 ODM 大手、華宝通訊(Compal Communications)の今年 10
月の売上高は 21.3 億 NTD(6570 万米ドル)で、前月比 12.9%減、前年同月比 49.9%減とな
った。また 1-10 月の累計売上高も 201.1 億 NTD で前年同期比 33.6%となっている。
【液晶モニタ】冠捷、LGD と合弁で厦門に LCM/液晶 TV 生産企業を設立
2009-11-10 網易科技
モニタ OEM 世界最大手の冠捷科技(TPV)は、LG Display と共同で 8400 万米ドルを投じ
て中国内地に液晶テレビ及び液晶モニターを生産する合弁企業を設立することを発表し
た。
冠捷科技は、LG Display と共同で設立する合弁企業は 2 つの企業から構成されるとして
おり、1 つは厦門に設立される液晶パネルモジュール(LCM)及び液晶テレビを生産する
工場で総投資額は 3400 万米ドル、もう 1 つは福建省内に設立される液晶モニター及び広
告ディスプレイ製品を生産する工場で総投資額は 5000 万米ドルであることを明らかに
している。また、合弁企業の出資比率は冠捷科技が 49%、LG Display が 51%となること
としている。
大手市場調査機関が中国内地が数年以内に世界最大の液晶テレビ市場になると予測して
いることから、日本及び韓国の大手液晶パネルメーカーの中国市場進出ラッシュが起き
ており、LG Display は広州政府と広州市に 40 億米ドルを投じて第 8 世代液晶パネル工
場を建設することで合意している。
26
2009 年 11 月号
【PCB】瀚宇博徳、国慶節対応発注前倒しで 10 月売上高予想下回る
2009-11-11 中国 PCB 産業協会
ノートパソコン用プリント基板世界最大手の瀚宇博徳(Hannstar Board)は、今年 10
月の連結売上高が 19.3 億 NTD(5971 万米ドル)で前月比 7.92%減、昨年同期比 4.22%減
と予想を下回ったことを明らかにした。
売上高が予想を下回ったことについて、同社は顧客が中国内地の国慶節商戦に備え発注
を前倒していたことによるものと分析、10-12 月の売上高が 7-9 月を下回ることはない
としている。
【PCB】超華科技、片面 PCB 領域で世界の五指 銅箔/CCL も生産
2009-11-10 荘園之星
中国地場の大手プリント基板メーカー、超華科技の今年 1-9 月の売上高が 1.48 億元で前
年同期比 1.4%減、営業利益は 2806 万元で同 2.1%減、純利益は 2505 万元で同 12.7%増、
このうち 7-9 月の売上高は 4982 万元で同 0.02%増、営業利益は 819 万元で同 17.3%減、
純利益は 670 万元で同 6.94%減だった。
超華科技は片面プリント基板市場では世界の五指に入るメーカーであるが、銅箔張り積
層板(CCL)、専用パルプペーパー、電解銅箔などの関連材料の生産にも参入することで
収益性の改善を図っている。
【PCB】健鼎、11 月及び 12 月売上高伸び悩む メモリ用 PCB は好調
DIGITIMES 10-11-2009
液晶パネル用プリント基板世界最大、ノートパソコン用プリント基板世界第 3 位の健鼎
(Tripod Technology)は、DRAM メモリモジュール用プリント基板の需要は旺盛が続い
ているが、液晶パネル用及びノートパソコン用プリント基板の受注に陰りが出ているこ
とから、今年 11 月及び 12 月の売上高が 10 月に比べ減少する見通しを明らかにした。
健鼎の 10 月の連結売上高は 32.8 億 NTD(1.01 億米ドル)で前月比 1.6%減、1-10 月の連結
売上高は 267.8 億 NTD で前年同期比 1%増となっている。
市場関係者は、健鼎の 10-12 月の売上高が 7-9 月比 3-5%減、11 月及び 12 月の月間売上
高は 28 億 NTD 前後にとどまると予想している。
【PCB】今年 1-8 月のアジアのプリント配線基板市場の回復にバラつき
2009-11-10 中国 PCB 産業協会
アジアのプリント配線基板生産国の年初来の市場回復は順調に進んでいるものの、その
回復にはバラつきが見られ注視する必要がある。
1.日本
経済産業省(METI)発表によると、今年 8 月のプリント配線基板の出荷額は 545 億円で
27
2009 年 11 月号
前月比 7.5%減、前年同月比 22.9%減となった。
2.韓国
韓国政府は、韓国のプリント配線基板メーカーがここ数ヶ月売上高を伸ばした最大の要
因は、韓国通貨ウォンが他国通貨に比べ嘗てない低水準にあったためで、為替の変動に
より売上高が再び下振れするリスクがあるとの分析結果を発表した。
3.台湾
ノートパソコン及び携帯電話用プリント配線基板を得意とする台湾のプリント配線基板
メーカーは、Netbook 及びスマートフォンの販売好調により高密度(HDI)基板の需要拡
大を中心に今後も販売好調が続き平均稼働率は 80-90%を維持する見通し。
4.中国内地
中国内地のプリント配線基板の統計は取りにくいものの、中国政府の景気刺激策により
中国内地のプリント配線基板輸出入は確実に伸びており、金融危機前水準の 80-90%まで
は回復していることが予想される。
【LED】米 Cree、華剛光電を通じ恵州に LED チップ新工場を建設
2009-11-10 PCBTN
LED チップ大手の米 Cree は、2007 年に香港資本の LED チップメーカー、華剛光電(Cotco)
を買収しているが、その華剛光電を通じて広東省恵州市に LED チップ工場を建設するこ
とを発表した。
【半導体】アブダビ、半導体産業に 100 億米ドル追加投資 インテルに挑戦
2009-11-10 IT 商業新聞網
アラブ首長国連邦アブダビ首長国系の投資ファンド、Mubadala Development の CEO、
Waleed Al Muhairii 氏は、先に買収した大手半導体ファウンドリ Global Foundries 及
び筆頭株主となった AMD を通じて 100 億米ドルを半導体産業に追加投資すること(アブ
ダビ政府が承認済)、Global Foundries が米 AMD とアブダビ政府系投資会社 ATIC の共同
経営会社となったこと、今後 4 年以内にアブダビ首長国に同国初となる世界有数の半導
体チップ製造工場を建設することを明らかにした。
Mubadala Development は現在、半導体チップ市場シェア 20%を保有する米 AMD を通じて、
今後 2 年以内にインテルに匹敵する半導体メーカーを目指すことも明らかにしている。
また、ATIC は世界第 3 位の半導体ファウンドリ、Chartered を 18 億米ドルで買収してお
り、Chartered と Globalfoundries を合併することで世界第 2 位の半導体ファウンドリ
メーカーとする計画を進めている。
506 号 11 月 16 日
【携帯電話】来春にも最初の低価格 White-box スマートフォンブーム到来か
28
2009 年 11 月号
2009.11.12 第一財経日報
White-box 携帯電話チップの 8 割余りを生産する台湾聯発科技(MediaTek)が正式に 2.75G
規格携帯電話チップセット MT6516、及び Windows Mobile 6.5 対応スマートフォン用チ
ップセットを発表、また深圳の White-box 携帯電話ベンダーが休日返上で独自のスマー
トフォンの開発を行っていることから、来年旧正月(春節)前後には White-box スマー
トフォンの最初のブームが到来する可能性が予想されている。
低価格 White-box スマートフォンは、聯発科技にとどまらず、華為海思(Huawei
HiSilicon)、福州瑞芯微電子(Rock Chips)、展訊通信(Spreadtrum)、中星微電子(Vimicro)
などの中国地場の大手半導体チップメーカーが相次いで参入しており、White-box スマ
ートフォンチップメーカー間の競争がヒートアップしている状況にある。中でも展訊通
信が既に抜群のコストパフォーマンスを発揮しているチップ製品の開発に成功しており、
華為海思、瑞芯微電子とアライアンスを組んで大々的に市場に White-box スマートフォ
ンチップを投入する計画を進めている。
これら中国地場チップメーカーのハードウェアプラットフォームは何れもマイクロソフ
トの Mobile、グーグルの Android に対応していることから、White-box 携帯電話ベンダ
ーが生産する White-box スマートフォン販売価格は 1000 元前後になると見られており、
ノキア、モトローラ等が生産する 3000-4000 元クラスのハイレンジ製品の販売に深刻な
打撃を与える可能性が指摘されている。
またブランドメーカーは、これら White-box スマートフォンが性能機能に問題がないと
して一般ユーザーに幅広く受け入れられるようになると、急速にブランド離れが加速す
る懸念があると危機感を強めているという。
米国の IT 市場調査会社 ABI が最近発表した報告によると、昨年のスマートフォンの全世
界携帯電話出荷量に占める比率は 14%だったが、今年は 20%近くまで上昇する見通し、ま
たチップメーカーMarvell CEO の Sehat Sutardja は最近の発言の中で、3-4 年後にはス
マートフォン比率は 50%に達する可能性もあるとの予測を明らかにしている。
海思:www.hisilicon.com/ 瑞芯:www.rock-chips.com/ 展訊:www.spreadtrum.com.cn/
中星:www.vimicro.com/
【電子書籍】富士通、台湾の電子書籍メーカーと提携し中国市場に進出
2009-11-12 台湾工商時報
台湾富士通董事長の伍田春仁氏は 11 月 11 日、台湾の電子書籍メーカーや出版社と提携
し、共同で中国内地の電子書籍市場に進出する計画を明らかにした。
台湾経済省は、台湾メーカーは E-ink、Sipix、Bridgestone 等の電子インク材料の核心
技術を掌握しており、電子書籍リーダーの生産では世界最大を誇るが、その優位性を生
かして出版業などのコンテンツ産業の発展を支援することを明らかにしている。
【PCB】台湾 PCB メーカー、今後の注力製品群として LED、HDI、自動車
2009-11-12 中国 PCB 産業協会
29
2009 年 11 月号
近年、プリント配線基板(PCB)産業の発展は目覚しく応用領域も拡大し続けているが、
金融危機以降は台湾系 PCB メーカーの国際競争力にこれまで以上に強い関心が集まって
いる。
この台湾系 PCB メーカーが、金融危機以降の景気回復に備えて、いま最も力を入れてい
る分野が LED、HDI(高密度)等の新興市場、及び自動車、医療機器などのニッチ市場で、
これら分野に集中的に経営資源を投下することで、さらなる競争力アップを狙っている
といわれる。
ノートパソコン用パネルのバックライトが蛍光灯から LED に切り替わり、液晶テレビの
バックライトも蛍光灯から LED への切り替えが急速に進展する中、LED バックライト用
PCB 基板は今後最も成長性が見込まれる市場と目されている。また、世界各国が環境対
応で競って LED 街灯に投資を行う中、バックライト用のみならず、照明用 LED に利用さ
れるアルミ材を使った放熱 PCB 基板の需要も急成長している。
一方、HDI 基板の深堀も台湾 PCB メーカーにとっては重要なニュービジネスと認識され
ており、インテルが今年年初から薄型軽量ブームを意識した超低電圧 CULV チップを大々
的に投入したことにより、ノートパソコン用 HDI 基板の需要を喚起、瀚宇博徳(Hannstar)、
定穎電子(Dynamic)、金像電子(Gold Circuit)といった世界有数のノートパソコン用
PCB メーカーが HDI 基板の生産能力拡張を急ピッチで行う状況となっている。HDI 基板は
薄型化のため、総じて 10 層以上の高密度構造となっているが、将来的には従来型ノート
パソコン用 PCB を駆逐する可能性さえ秘めているという。
また、台湾の PCB メーカーは、自動車、医療機器、宇宙航空などのニッチ市場への投入
に怠っていない。これらニッチ市場も今後の重要な成長エンジンの 1 つと位置づけてお
り、長期スパンで投資を続けていく計画だという。
特に自動車分野については、ナビゲーションシステム、音声識別システム、オーディオ
システム等のマルチメディアから統合通信システムに至るまで PCB の応用領域が急速に
広がっており、高級車 1 台当たりの PCB 使用量は数年前に比べ 3 割以上増えていること
から、各社とも製品の開発を精力的に進めており、敬鵬工業(Chin Poon)が既に大きな
成果を上げているほか、最近では燿華(Unitech)、定穎、柏承(Plotech)も安定的に自
動車用 PCB の受注を獲得できるようになっていると伝えられている。
【LED】中国 LED 産業の発展、世界の勢力図一変させる可能性秘める
2009-11-12 慧聡電子網
中国政府が国家プロジェクトとしてグリーンニューディール政策を打ち出し、LED 照明
をその中核事業に位置づけ、今後短期間に LED 産業が飛躍的発展を遂げることが予想さ
れており、中国の LED 産業が今後世界の LED 産業の勢力図を大きく塗り変わる可能性が
出てきた。
LED の応用領域は技術革新とともに広がり続けており、大きくはバックライト、一般照
明、掲示板ディスプレイに分けられるが、現状では価格がネックとなって大多数の消費
者には受け入れられていない状況にある。ただ、今後は政府の大規模な補助金制度によ
り、LED 製品は急速に普及する可能性も秘めているといわれる。
30
2009 年 11 月号
LED 照明最大手のフィリップス(Philips)は、2020 年には LED 照明の一般照明市場全体に
占める比率は 90%に達し、従来型の蛍光灯・白熱灯照明の比率は 10%程度に低下するとの
予測を示している。
こうした中、中国内地では LED 事業ラッシュが起きており、中国地場最大手のサーバメ
ーカー、浪潮集団が先日、40 億元を投じて生産高 100 億元規模の中国国内最大の LED 産
業基地の建設を開始したほか、11 月 9 日には広東省恵州市政府が LED チップ大手の米
Cree 社と LED チップ生産工場建設で契約を締結し、天津に続く中国第 2 の LED 産業都市
を目指すことを発表、またノートパソコン、液晶テレビ等の IT 機器を生産する清華同方
が、中国華南地区で中国国内最大級の LED 産業基地の建設を計画、1 期では 10 億元を投
じて年産能力 40 万ユニットの LED バックライトモジュール生産工場を建設する計画を進
めている。また米国の LED チップメーカー、POWERMARK CORPORATION も、江西省宜春市
上高県に 2000 万米ドルを投じて大容量 LED 照明生産工場を建設することで予備的合意書
(LOI)を締結したことも伝えられている。
これら大型事業のほか、相当数の LED 照明事業が中国国内で同時進行しており、数年後
には中国内地は世界有数の LED 産業基地となることがほぼ確実な情勢となっている。
こうした状況下、台湾の億光(Everlight)、光宝(Lite-on)、晶元光電(Epistar)、光
磊(Opto-tech)、鼎元(Tyntek)などの大手 LED チップ実装メーカー、LED チップメー
カーも中国内地での生産に積極的になっており、来年は中国にとっては LED 元年ともい
える状況となっている。 Powermark:www.led.sh/
【LED】清華同方の一大 LED 産業基地計画、建設地選定段階に入る
2009-11-13 全屏網
ノートパソコン、液晶テレビ等を生産する清華同方は、創業 10 年を迎え、新たな 10 ヵ
年に際して売上高 1000 億元企業を目標にかかげ、その一環でチップの生産から応用製品
の生産までを一貫して行う LED 産業基地の建設を明らかにしている。また、その LED 産
業基地の建設計画が既に建設地選定段階に入ったことを明らかにしている。
清華同方デジタルテレビ事業部総経理の王良海氏は、LED 産業基地建設は清華同方が初
めて試みる技術水準が非常に高い大規模投資で LED バックライト液晶テレビ事業を進め
る上でも重要な試金石となる事業であると強調する。
同氏の紹介によると、清華同方は MOVCD 材料からのエピタキシャルウエハの製造、LED
チップの製造及び実装、さらに LED 照明、LED バックライトモジュールの製造にいたる
垂直統合型の LED 産業基地を建設する計画で、完成すれば、中国内地の液晶テレビメー
カーとしては唯一原材料及びチップを開発生産可能なメーカーになるという。
中国電子紹介コンシューマエレクトロニクス調査室の最新の報告によると、LED バック
ライト液晶テレビは中国国内で現在最も成長している市場であり、来年の中国国内販売
台数は今年比 4 倍の 400 万台に達する見通しを明らかにしている。
【電池】宜春市、中国国内初のリチウム電池新エネルギー産業基地を開園
31
2009 年 11 月号
2009-11-12
中国江西省宜春市政府は 11 月 9 日、
正式に江西省リチウム電池新エネルギー産業基地を
開園した。既に 15 件のリチウム電池事業が誘致されており、
うち 5 件は既に着工済、10 件は既に契約を調印済で今後着工
する予定という。15 件の事業の総投資額は 100.3 億元に上り、
うち 5 件は投資額が 10 億元以上だという。
宜春リチウム電池新エネルギー産業基地は、リチウム電池の
研究開発、リチウム電池材料の生産、リチウム電池製品の生
産などを包括して行うもので、2 期に分けて建設される。
【電池】湖南科力遠、金川集団と提携し蘭州でニッケル水素電池を生産
2009-11-13 中国電子部品産業協会
中国地場の大手ニッケル水素電池メーカー、湖南科力遠(Corun)は、中国地場のニッケ
ル生産最大手の金川集団と提携し、蘭州にニッケル水素電池等の新エネルギー製品を開
発・生産する工場を建設することで正式に合意、契約を締結した。
両社は金川集団の蘭州生産基地に 3.28 億元を投じて日産 20 万本のニッケル水素電池生
産工場を建設する。出資比率は、金川集団 49%、科力遠 41%、湖南欧力科技 10%。来年 8
月末には試験生産を開始する予定。 湖南科力遠:www.corun.com/
【光ファイバ】東方光大、重慶に中国最大のプラスチック光ファイバ基地建設
2009-11-12 中国電子部品産業協会
中国北京に本社を置く複合企業、東方光大集団は、重慶市江津区双福工業園区で総投資
額 26 億元の中国国内最大級のプラスチック光ファイバー生産基地の建設を開始した。同
生産基地の年間売上高は 200 億元を見込んでいるという。
インフラ用に使われている石英光ファイバーに比べ低価格のアクリル製プラスチック光
ファイバーは一般家庭用に適していることから、今後銅線ケーブルに取って代わるとい
われている。 東方光大集団:www.dfgd-ftn.com/
【光ファイバ】三星の海南法人、光ファイバ素線の新工法国内生産を開始
2009-11-13 中国電子部品産業協会
三星電子の中国海南省現地法人、三星(海南)光通信技術有限公司は、光ファイバ新工
法生産ライン第 3 期を完成、正式に稼働させた。
光ファイバ新工法生産ライン第 3 期は、光ファイバの素線を生産するラインで、これま
で輸入に依存してきた光ファイバ素線を中国国内で生産するのは三星海南光通信が初め
てという。
32
2009 年 11 月号
507 号 11 月 18 日
【液晶パネル】鴻海、群創-奇美合併で三星に迫る液晶パネルメーカー構築
DIGITIMES 14-11-2009
EMS 最大手の鴻海集団(Honhai Foxconn)傘下の液晶モニターOEM 世界第 2 位、液晶パネ
ルも生産する群創(Innolux)は、世界第 4 位、台湾第 2 位の液晶パネルメーカーである
奇美電子(Chi Mei Optoelectronics)と合併し、友達光電(AUO)を抜いて世界第 3 位、
台湾最大の液晶パネルメーカーをつくることを正式に発表した。合併手続きは来年 5 月
1 日までに完了、合併後の新会社名は奇美群創(Chimei Innolux)となる予定。
DisplaySearch によると、両社合併後の奇美群創の液晶パネル世界市場シェアは 18%に
達する見込みで、友達光電(AUO)の 16%を抜いて、三星電子の 24%、LG Display の 21%
に次ぐ世界第 3 位になるとしている。また、両社は経営資源を統合することにより、事
業規模を大幅に拡大できると同時に、経営コストも大幅に削減できるとしている。
一方、業界筋は、今回の合併の最大の効果は、韓国、日本メーカーに対抗しうる世界有
数の液晶テレビ用パネルメーカーを構築することにあると分析する。群創光電の親会社
である鴻海の郭台銘(Terry Gou)会長も、今回の合併の狙いは非常に明確で、液晶テレ
ビ用パネル産業でキープレーヤーとなることを目指すと述べている。
鴻海傘下の群創は液晶パネルの生産ラインも保有し、生産している液晶パネル製品の
90%を自社の液晶モニター製品用に供給されているが、今年 7-9 月の液晶モニター出荷台
数は 1000 万台、10-12 月の同出荷台数も 1000 万台を突破する見通しで、出荷台数は同
業首位の冠捷に迫っている。
ただ、群創は液晶モニターの市場シェアは順調に伸ばしているものの、世界の液晶モニ
ター市場そのものが依然停滞若しくは縮小傾向にあることから、急成長を続ける液晶テ
レビ市場でのプレゼンス拡大を図ろうしとしている。
鴻海がソニーメキシコ液晶テレビ工場の買収により、ソニーの主要液晶テレビ受託メー
カーとなったことから、鴻海の来年の液晶テレビ出荷台数は 400 万台に達する見通し、
また群創が既に獲得している三星、LG 電子、Vizio 向け 32 インチ以下液晶テレビに加え
て、今回の奇美電子との合併に伴って韓国メーカーから 40 インチ以上液晶テレビ機種の
受注も期待できることから、合併後の奇美群創の来年の液晶テレビ出荷台数は 600 万台
に達する可能性もあると見られている。
【LED】鴻海、液晶パネル領域に続き LED 領域でもトッププレーヤを目指す
2009-11-16 中華液晶網
EMS 最大手の鴻海集団が、傘下の液晶パネル/モニターメーカーである群創(Innolux)
と奇美電子の合併に続いて、傘下の LED メーカーである先進開発光電(Advanced Opto
Technology)と奇美集団傘下の LED チップメーカー、奇力光電(Chimei Lighting
Technology)との合併を試みていることが明らかになった。同時に、鴻海集団は台湾の
大手 LED チップメーカー、晶元光電(Epistar)とのアライアンスも検討しており、これ
33
2009 年 11 月号
ら M&A を通じて LED 領域でもキープレーヤーを目指している模様。
鴻海集団は、先進開発光電のほか、傘下に LED 照明メーカー、沛鑫能源科技(Foxsemicon)
を持つことから、奇美傘下の奇力光電、LED 実装の啓耀光電(GIO Opto)との合併にと
どまらず、奇美が資本参加している台湾最大の LED チップメーカー、璨圓光電(Formasa
Epitaxy)、及び中堅の東貝光電(Unity Opto)とのアライアンスも模索しており、世界
をリードする LED メーカーの構築を目指していることも伝えられている。
一方、奇美電子も LED が各種パネルのバックライトとして利用される趨勢が定着し、世
界の 3 大液晶パネルメーカーが LED 事業への投資を急拡大させている中、鴻海集団との
提携を通じて LED 事業への投資も加速したい狙いがあると見られている。世界の中大型
LED バックライト市場は今年は 10 億米ドル足らずだが、2015 年には 37 億米ドルに達す
ると見られている。
業界関係者は、鴻海及び奇美電子のアライアンス形成にとってキーポイントとなるのが
台湾最大の LED チップ生産能力を持つ晶元光電を取り込めるかどうかと見ており、鴻海
が晶元光電の大株主である聯電(UMC)と好関係を持つことから提携の可能性はあり得る
としている。晶元光電が豊田合成の主要 OEM メーカーであることから、晶元光電が豊田
合成とクロスライセンス若しくは合併するとの見方も出ており、特許問題を解決するた
めにも晶元光電をアライアンス内に取り込むことが重要となっている。
奇力光電:www.cmlt.com.tw/ 先進開発光電:www.aot.com.tw/
沛鑫能源科技:www.foxsemicon.com.tw/ 璨圓光電:www.forepi.com.tw/
東貝光電:www.unityopto.com.tw/
【液晶モニタ】冠捷、奇美との提携白紙撤回 パネルも他社への転注検討
台湾経済日報 2009.11.16
液晶モニターOEM 最大手の冠捷(TPV)は、液晶パネル第 4 位の奇美電子(CMO)が鴻海
集団(Foxconn)傘下の同業第 2 位の群創(Innolux)と合併することを発表したことか
ら、奇美電子との提携計画を白紙撤回するとともに、奇美電子に発注を予定していた液
晶モニター用パネル及び液晶テレビ用パネルも韓国の三星、LGD 及び友達に転注する見
通しであることが明らかになった。
液晶モニターOEM 領域では、鴻海集団と冠捷は長年ライバル関係にあり、冠捷の約 7%の
株式を保有する奇美電子が今回鴻海傘下の群創との合併を選択したことから冠捷との関
係見直しは避けられないと見られている。
鴻海がソニーのメキシコ液晶テレビ工場を獲得しソニーの北米向け液晶テレビ OEM を受
注するなど攻勢を強めるなか、冠捷は奇美電子との提携を強化しようとしていたところ
であったため、奇美電子と鴻海との提携は冠捷に少なからずの衝撃を与えている。
冠捷は先週、韓国 LGD と合弁で中国内地に 2 つの新会社を設立することを発表しており、
今後は LGD との提携に集中していくことも考えられる。
また、奇美電子は保有する冠捷の 7%株式を第三者に売却する可能性が高まっているが、
冠捷の 27%株式を保有し筆頭株主である長城電脳、冠捷の次席株主であるフィリップス
などが有力な売却先となりそうである。
34
2009 年 11 月号
なお、WitsView の統計によると、今年 7-9 月の冠捷の液晶テレビ OEM 出荷台数は 279 万
台で、瑞軒(Amtran)、仁宝(Compal)
、緯創(Wistron)など同業他社に大きく水をあけ
ている。
【パソコン】広達、群創の奇美電子との合併を受けて友達との提携強化
台湾経済日報 2009.11.16
ノートパソコン ODM 最大手の広達(Quanta)は、EMS 最大手の鴻海集団(Foxconn)傘下
の群創(Innolux)が奇美電子(CMO)と合併したことを受けて、事業領域を液晶パネル、
ノートパソコンまで伸ばしてきた鴻海集団のさらなる勢力拡大を食い止めるため、次席
株主となっている友達光電(AUO)とのアライアンス(提携)を強化する見通し。広達は
現在、友達光電の約 5%の株式を保有し、佳世達(Qisda)に次ぐ次席株主である。
広達は、鴻海集団が昨年広達の R&D チームを引き抜きノートパソコンの ODM 事業に本格
参入してから、鴻海集団との関係が悪化しており、鴻海集団傘下企業からの部品・原材
料への発注を停止若しくは大幅に削減している。
広達は、今回の群創と奇美の合併により、奇美群創が友達光電にとっても脅威となる存
在となったことから、友達光電とのアライアンスをこれまで以上に強固にし、友達光電
のノートパソコン用液晶パネル市場におけるシェア拡大に協力していく方針。こうした
情勢から、DisplaySearch 副総裁の謝勤益氏は、今後台湾の液晶パネル産業は、鴻海陣
営と非鴻海陣営で真っ二つに割れる可能性があると指摘する。今のところ、ノートパソ
コン用液晶パネル市場では、三星、LGD、友達が市場を寡占しており、奇美電子、華映(CPT)、
彩晶(Hannstar)はノートパソコン用液晶パネルの主力メーカーとはいえない状況にあ
る。
奇美電子はテレビ用液晶パネルを得意としており、主に中国内地 TV メーカー及び船井電
機、三星電子向けに供給している。船井電機はフィリップスの北米市場向け液晶テレビ
ODM メーカーでフィリップスのメキシコ液晶テレビ工場を買収している。また、今回合
併した群創の親会社である鴻海は先般ソニーのメキシコ液晶テレビ工場を買収しソニー
の北米市場向け液晶テレビ ODM メーカーとなっている。
【通信機器】華為、ノキアシーメンス抜き世界 2 位の移動通信機器メーカーに
2009.11.15 賽迪網
市場調査会社 Dell'Oro が今月 13 日に発表した報告によると、中国最大の通信機器メー
カー、華為(Huawei)の今年 7-9 月の移動通信機器市場におけるシェアがノキアシーメ
ンスを抜いて世界第 2 位となった。同シェア第 1 位はエリクソンでシェアは 32%、第 2
位の華為のシェアは昨年同期の 11%から 20%に急上昇した。
エリクソンは先日、ノーザンテレコムの CDMA 及び LTE 事業を取得することで首位固めを
しっかりと行っているほか、華為もこれまでノキアシーメンスの牙城であったノルウェ
ーで欧州では過去最大規模となる 4G 移動通信ネットワーク建設を受注することで業界
第 2 位の地位を確固たるものにしつつある。
35
2009 年 11 月号
【PCB】ノート PC 用 HDI 基板出荷、超薄型機種販売低調で減少に転じる
DIGITIMES 13-11-2009
世界のノートパソコン用 PCB の 8 割以上を生産する台湾のノートパソコン用 PCB メーカ
ーは、今月に入って超薄型機種の販売が予想以上に低調となっていることから、今年
10-12 月のノートパソコン用 HDI 基板の出荷が 7-9 月を下回る見通しを明らかにした。
業界関係者によると、超薄型ノートパソコンの世界出荷台数は 600 万台程度にとどまる
見通し。
台湾のノートパソコン用 PCB メーカーは今年前半から超薄型ノートパソコン用 HDI 基板
の生産能力を大幅に増強しており、最大手の瀚宇博徳(HannStar Board)の今年 1-9 月
の HDI 基板出荷枚数は 88 万枚、うち 1-3 月 1 万枚、4-6 月 36 万枚、7-9 月 51 万枚と出
荷は確実に拡大しているものの、10-12 月については出荷が 7-9 月を下回る見通しを示
している。
超薄型ノートパソコンは、価格が高止まりしていることもあり、Netbook と従来型ノー
トパソコンの狭間でポジショニングが不安定になっており、需要を大幅に喚起するには
大幅な価格の引き下げが不可欠と見られている。
【PCB】嘉聯益、年末迄に 1.6 億 NTD の中国税関反則金還付を獲得
TPCA 2009-11-13
台湾の大手フレキシブルプリント基板メーカー、嘉聯益(Career)は、2002 年に中国内
地から加工製品を再輸入した際に中国税関から徴収された 1.61 億 NTD の反則金を不服申
し立てが認められ、7-9 月に半額、10-12 月に残額の還付を受けることが明らかになった。
嘉聯益は、反則金還付が実現したことから、今年 1-3 月には赤字となった営業利益が 4-6
月は 9200 万 NTD、7-9 月は 1.92 億 NTD に回復する見通しを明らかにした。
【半導体】台積電、中芯国際の株式取得には台湾当局の承認が必要と
DIGITIMES 13-11-2009
半導体ファウンドリ世界最大手の台積電(TSMC)董事長の Morris Chang 氏は、同業世界
第 4 位の中芯国際(SMIC)から提示された和解反則金の代替として示された株式譲渡に
ついて、台湾当局の承認が必要であることを明らかにした。
中芯国際は、台積電が求めている商業機密訴訟和解反則金支払いについて、中芯国際の
発行済み株式資本の約 10%を譲渡することで解決を試みているが、仮にこの株式譲渡が
可能となれば、台積電による中芯国際の吸収合併にも繋がり兼ねないとの懸念も浮上し
ている。
台湾域内の現行規定により、台積電は中国内地で 0.18 ミクロンを上回る高い技術を中国
内地に移転することが認められておらず、また当局が定めた中国内地での 8 インチ技術
工場建設は 3 件までというクォータ(割当)も使い切っているため、新たな案件を申請
36
2009 年 11 月号
することは難しい状況にあるという。
台積電は現在、上海に 8 インチ工場を 1 工場を保有しているが、一方、中芯国際は上海
に 8 インチ工場を 3 工場、天津に 8 インチ工場を 1 工場、北京に 12 インチ工場を 2 工場
保有しており、台積電の中芯国際の吸収合併は認可されないと見られている。
【受動部品】国巨の中国流通会社売上高、3 年後 100 億 NTD 見込む
台湾経済日報 2009.11.16
チップレジスター世界最大手の国巨(Yageo)の受動部品流通事業会社である国益は、来
年以降に予定している M&A を通じて中国内地で最大の受動部品流通企業になる見通しで、
3 年後の 2012 年の売上高は 100 億 NTD(今年比 2 倍)を突破する見通しを明らかにした。
国益の今年の売上高は 50 億 NTD 近く、来年は 60 億 NTD に達する見込み。
国巨は中国内地市場を最重要市場と位置づけ、ハイレンジ製品を除くほぼ全ての製品の
生産を中国内地に移転する戦略を進めており、これまでに 170 億 NTD を投じて中国内地
に 2 つの生産拠点、6 つの営業拠点を建設し、中国内地市場での売上高が売上高全体に
占める比率は 6 割近くまで達している。国巨の今年 1-10 月の累計連結売上高は 155.1
億 NTD に達しており、通年の連結売上高は 180-190 億 NTD に落ち着く見通しであるが、
中国内地市場における売上高が初めて 100 億 NTD を突破する見通しである。
508 号 11 月 20 日
【液晶パネル】TCL/深超、夫々50 億元出資し 8.5G パネル生産ライン建設
2009-11-17 中国 PCB 産業協会
中国地場最大の液晶テレビメーカー、TCL は、深圳市政府直営の液晶パネルメーカーで
台湾群創(Innolux)と技術提携している深超投資(Shenchao)とそれぞれ 50 億元を出
資し新たに華星光電を設立するとともに、華星光電を通じて深圳市光明新区高新技術産
業園区に総投資額 245 億元の 8.5 世代液晶パネル生産ラインを建設することを正式に発
表した。
華星光電は 8.5 世代生産ラインを通じて主に 26-55 インチ液晶パネルを生産する計画で、
設計生産能力は月 10 万枚、液晶テレビモジュールの年産能力は 1400 万台とされている。
来年 1 月中旬に着工し、2011 年年末に稼働する予定。
TCL 集団董事長の李東生氏は、華星光電は他のカラーテレビメーカーにも門戸を開放し
パートナーとして参画することを歓迎しており、現在 2 社のカラーテレビメーカーが参
画に前向きな態度を示していることを明らかにしている。
Display Search の最新の予測によると、今年の液晶テレビ世界市場は 1.27 億台に達し、
前年比 21%成長する見通しで、そのうち中国内地市場は 2360 万台で世界シェア 19%を占
める見通し。また 2012 年には世界の液晶テレビ市場は 1.88 億台、うち中国内地市場の
世界シェアは 21%に達し、世界最大の液晶テレビ市場になる見通しとなっている。
TCL の今年の液晶テレビ出荷台数は前年比 105%増となる見通しであるが、液晶パネル価
37
2009 年 11 月号
格の上昇により収益には大きな改善が見られないとしている。
【液晶パネル】康佳、昆山龍飛光電の 8.5G 液晶パネル生産事業に参画
2009-11-16 中国 PCB 産業協会
中国地場大手液晶テレビメーカー、康佳(Konka)は、昆山市政府と台湾宝成集団(Pou
Chen)が共同で進めている 8.5 世代液晶パネル生産事業に資本参加することを明らかに
した。龍飛光電の総投資額は 33 億米ドルとされているが、康佳集団の出資比率は 5%前
後、投資金額は 1.65 億米ドル前後になる見通し。
康佳は 2006 年に一度、TCL、創維、長虹と合弁で聚龍光電を設立し、中国地場最大の液
晶パネルメーカーである京東方(BOE)及び深超光電(Shenchao)から技術供与を受けて
深圳に第 6 世代液晶パネル生産ラインを建設する計画だったが、京東方からの技術供与
が難しくなり、計画が頓挫することとなったため、康佳、TCL、創維はそれぞれ液晶パネ
ルモジュール(LCM)を生産することで川上戦略を進めている。康佳は今年 2 月に 8.86
億元を投じて江蘇省昆山経済開発区に目下中国国内最大規模の液晶パネルモジュール生
産基地の建設を開始、来年初めには本格稼働する見通しで、稼働後の年間生産高は 128
億元に達する見通しとなっている。
ただ、日韓の大手液晶パネルメーカーが相次いで中国国内に進出する意向を表明する中、
状況は一変しており、TCL が上記の通り深超光電と合弁で 8.5 世代液晶パネル生産ライ
ンを建設することを発表、創維は LGD の広州での 8.5 世代液晶パネル生産事業に資本参
加、康佳は昆山龍飛光電の 8.5 世代液晶パネル事業に資本参加することで、嘗て聚龍光
電を通じて液晶パネル生産事業に参入しようとして実現できなかった計画を 3 年ぶりに
達成しようとしている。
【液晶パネル】中国情報化省、液晶パネルバブルを懸念 統制も視野に
2009-11-18 中国 PCB 産業協会
中国工業情報化省情報司司長の肖華氏は、ハイテク交易会のフォーラムで、中国国内で
過熱している高世代液晶パネル生産ライン建設に言及して、重複投資による生産過剰を
回避するため、中央政府レベルで産業統制をする必要性が生じているとの見方を示すと
ともに、既に関連官庁が液晶パネル産業に関するガイドラインを策定中であることを明
らかにした。
業界関係者によると、輸入を全く行わないことを前提にしても、6 本の第 8 世代液晶パ
ネル生産ラインがあれば、2013 年までの中国国内の液晶パネル需要を満足することがで
きる見通しで、足許で進められている高世代液晶パネル生産ライン建設ラッシュは液晶
パネルの国産化を高める上では歓迎すべきものである反面、将来予想される生産過剰に
対して早急に対処しなければ、数年後に再び大規模な企業破綻、その後の長い生産調整
を強いられることになるとの強い懸念があるという。
既に明らかになっている高世代生産ライン事業だけでも、1.京東方の第 8 世代生産ラ
イン(今年 8 月末に北京で着工)、2.LG Display の広州における 8.5 世代生産ライン
38
2009 年 11 月号
(既契約済)、3.TCL-深超の深圳における 8.5 世代生産ライン(既契約済)、4.昆山
市政府と宝成集団合弁の龍飛光電の 8.5 世代生産ライン(既契約済)、5.南京 CEC 熊猫
電子とシャープの合弁による第 8 世代生産ライン(協議中)、6.広東省仏山市政府系の
広新光電の 8.5 世代生産ライン(計画策定中)、7.合肥市政府と彩虹集団の第 8 世代生
産ライン(計画策定中)、8.三星電子の蘇州における 7.5 世代生産ライン(計画策定中)
と 8 本の建設計画があり、ここ数ヶ月の状況は正にバブル(過熱投資)的状況となって
いる。
仮にこれら建設計画が全て 2 年後に稼働するとした場合、中国国内市場が供給過剰にな
ることは確実で、DisplaySearch 副総裁の謝勤益氏は、2013 年には中国内地の液晶テレ
ビ市場規模は 4500 万台に達する見通しだが、仮に 4500 万台全てを 32 インチとして計算
した場合、第 8 世代生産ライン 3 本、4500 万台を 32 インチ、42 インチ、55 インチそれ
ぞれ 1/3 ずつとした場合でも、第 8 世代生産ライン 6 本で需要を満たすことが可能であ
るとしている。同氏は、中国内地の液晶パネル需要は激増しているものの、先進国の液
晶パネル需要は既に安定期に入っていることから、今後は新たな液晶パネルの応用領域
が見つからない限り、中国内地の液晶パネルバブルは現実のものとなると警告している。
また、中国工業情報化省の肖華氏も、150 キロしか離れていない広州と深圳にそれぞれ
8.5 世代生産ラインを建設するというのは一般的な産業規律に照らしても説得力がなく、
ここ最近の状況は明らかに地方政府同士の冷静さを欠いた大型プロジェクト争奪戦の様
相を呈しており、国家の統制が必要との認識を示している。
肖華氏はまた、現在の液晶パネル産業は、超薄型化、低消費電力の方向に発展しており、
生産拠点の日本、韓国、台湾から中国内地へのシフトが加速、規模のメリットを追求す
ることは必要ではあるものの、中国地場メーカーの産業規模が依然小さく技術力も乏し
い状況下で、生産の大規模化を推し進めるのは早計、また投融資も円滑に行われる保証
はないため、リスクが非常に高まっているとの認識を示した。
【液晶パネル】北米の大型液晶モニター市場、1 年ぶりに成長軌道に乗る
2009-11-16 中国 PCB 産業協会
DisplaySearch の最新の北米市場の大型公共モニター端末販売調査によると、北米市場
の大型商用液晶モニター(26 インチ以上)の今年 7-9 月の販売台数は前四半期比 41%増、
昨年同期比 19%増の 20 万台となり、過去最高を記録した。また 9 月の同市場の大型商用
液晶モニターの販売台数は 8 月比 49%増となり、月間販売台数としては過去最高となっ
た。
DisplaySearch のパソコン及び大型商用モニター研究部副部長の Chris Connery 氏は、
大型商用液晶モニターはその多くが屋外用デジタル広告として利用されていることから、
今回の調査結果は北米市場におけるデジタル広告需要が増大していることを示している
としている。
中小型商用液晶モニターは目下主に指示パネル、電子メニュー、航空機発着情報掲示板、
会議室、教室用パネルシステムなどに屋内で幅広く利用されているが、ここ最近は大型
の液晶モニターが屋外用パネルとして利用されるケースが増えている。また、40-46 イ
39
2009 年 11 月号
ンチ級の液晶モニターの開発が進んでいることから、中央制御室用パネル、大型広告看
板への利用も可能になっている。そのため、三星、LGD、NEC 等の従来からのブランドメ
ーカーのみならず、HP、Cisco といった IT メーカーも大型商用液晶モニター市場への参
入を積極的に進めている。
DisplaySeach の北米市場におけるデジタル掲示板の販売調査によると、標準型液晶テレ
ビを壁掛け型の屋内用デジタル掲示板
( OOH digital advertising sector 、
OOH:Out-of-Home)として販売するテレ
ビメーカーが増えており、急成長するデ
ジタル掲示板市場への新規参入が活発
になっている。今年 7-9 月の北米におけ
る商用デジタル掲示板用液晶テレビ販
売台数は昨年同期比 85%増の過去最高を
記録している。北米市場における今年
7-9 月のブランド別大型商用液晶モニタ
ー販売台数の規格別内訳は右表(単位:
台、Hybrid は民用/商用両用)の通りで
テレビ規格製品が太宗を占めている。
【液晶パネル】冠捷、奇美からの液晶パネル調達停止との報道を強く否定
2009-11-17 台湾工商時報
世界最大の液晶モニターOEM メーカーである冠捷(TPV)は、奇美電子(CMO)が群創光
電(Innolux)と合併したことから奇美からの液晶パネル調達を停止するとの報道につい
て、異例のプレスリリースを行い、奇美電子が群創光電と合併したことを理由に奇美電
子からの液晶パネル調達を停止すること、奇美電子との提携計画を撤回することもない
ことを強く主張、法的手段に訴えることを含めた内容となっている。
奇美電子が冠捷の約 7%の株式を保有し、冠捷の戦略的パートナーであること、またモ
ニター及びテレビ用液晶パネルの重要なサプライヤーであることから、同業の強力なラ
イバルである群創と合併することがあっても、これまでのパートナー関係が崩れること
はあり得ないとしている。奇美電子側も冠捷がパネルの調達を停止したという事実はな
いことを明らかにしている。
冠捷の今年のモニター出荷目標は 4500 万台、液晶テレビ出荷目標は 800-900 万台、来年
はその 2 桁増を目指しており、十分な液晶パネルを安定調達することが来年のモニター
OEM 首位確保のために最重要ミッションとなっている。そのため、奇美電子、LGD といっ
た複数の液晶パネルメーカーから幅広く液晶パネルを安定調達することが極めて重要と
なっている。
一方、市場からは、液晶パネルの安定調達に苦しむ冠捷が、奇美電子を取り込んで液晶
パネル事業への本格参入を実現させた鴻海集団(Foxconn)の群創と対等に競争できるの
かを疑問視する声が出ている。
40
2009 年 11 月号
【液晶 TV】仁宝/緯創、日系ブランドメーカーからの液晶 TV OEM 受注拡大
DIGITIMES 18-11-2009
日系液晶テレビブランドメーカーがコストダウンの一環で生産の外注を拡大しているこ
とから、大手ノートパソコン ODM メーカーの液晶テレビ OEM 事業が急成長している。
業界第 2 位の仁宝(Compal)は、日立及び東芝を主要顧客としているが、今年の液晶テ
レビの出荷台数が昨年の 200 万台の 1.5 倍近くの 340 万台に達する見込みであるほか、
来年についても前年比 1.5 倍以上の 550-600 万台の出荷を見込んでいる。
また、ソニー及び東芝向けに液晶テレビを OEM 供給している業界第 3 位の緯創(Wistron)
も、液晶テレビの出荷台数が昨年の 150 万台から今年は 250 万台、来年は 500 万台に達
するとの見通しを明らかにしている。ただ、ソニーが鴻海との OEM 提携を開始したこと
から、来年のソニー向け出荷比率は今年の 70-80%から 50%に低下するとしている。
ピーク時に 58 本あった日系テレビメーカーが保有するテレビ生産ラインは目下減少の
一途を辿っており、来春には 39 本まで減少することが明らかになっている。日立は今年
に入って中国内地でのテレビ生産を終了するほか、中国以外の 3 つの生産工場も閉鎖す
る計画、東芝もインドネシアの工場は維持するものの、英国工場を今年 8 月に閉鎖した
のに続きベトナム工場を来年 3 月までに閉鎖する予定、生産の外注比率を来年には現在
の 30%から 50%に引き上げる計画、ソニーも現在 13 ある生産工場を来年 3 月までに 6 つ
に減らす計画、また JVC も 4 つある生産工場のうち 2 工場を閉鎖する計画を明らかにし
ている。
【携帯電話】展訊通信、3Q 売上高 3840 万米ドルで前年比 92%増
財華社 2009-11-17
中国地場の大手携帯電話用チップメーカー、展訊通信(Spreadtrum)は、今年 7-9 月の売
上高が 3840 万米ドルで前年同期比 92%増、4-6 月比 137%増、純利が昨年同期の 3130 万
米ドルの損失から一転 60 万米ドルの黒字となったことを発表した。また、今年 10-12
月の売上高見通しについては、3700-4000 万米ドルに達するとしている。
【携帯電話】中国 TD ユーザー 400 万突破 TD-LTE 技術試験も開始
C114 2009-11-17
中国工場・情報化省は、11 月 17 日開催された 2009 国際 LTE フォーラムで、中国独自規
格 TD-SCDMA ユーザー数が 400 万を突破したこと、ネットワークも全国 238 都市をカバー
したことを明らかにした。
同省によると、TD-SCDMA 関連メーカー数は 100 社を超え、9 月末現在販売されている TD
端末機は 200 機種近く、TD 核心チップの出荷量も 500 万枚を突破しているという。
また、中国独自の 4G 規格の TD-LTE 実用化の進展状況に言及して、既に技術試験を開始
しており、2010 年にはその規模を拡大するとともに、上海万博で TD-LTE サービスを展
41
2009 年 11 月号
示することを明らかにした。
【太陽電池】英利、海南省太陽電池産業基地 1 期を来年 8 月量産開始
2009/11/17 海口晚報
中国地場の大手太陽電池メーカー、英利(Yingli)の海南省での太陽電池生産事業会社、
海南英利新能源有限公司は、第 1 期の年産 100MW の多結晶シリコン太陽電池の建設が順
調に進んでいることから、2010 年 5 月には完成、同年 8 月には量産が可能になるとの見
通しを明らかにした。
英利集団の計画によると、海南英利の第 2 期、第 3 期の合計投資額は 30 億元で、2 つの
年産能力 200MW の太陽電池生産ラインを建設、それぞれ 2012 年、2013 年に完成する予
定。また、原材料を生産する年産 3000 トンの多結晶シリコン生産プラント等も建設する
計画で、全事業を合計した総投資額は 100 億元、就業者数は 8000 人を超えるという。
【電池】邢台市任県、投資額 5 億元のリン酸鉄リチウム動力電池事業誘致
2009-11-18 中国電子部品産業協会
河北省邢台市任県(右地図)は 11 月 9 日、香港東柏(国際)投
資有限公司の総投資額 5 億元のリン酸鉄リチウム動力電池生産
事業を誘致したことを明らかにした。
第 1 期の投資額は 3.5 億元で、完成後の年間生産高は 7 億元を
見込んでいるという。
509 号 11 月 25 日
【携帯電話】富士康、5 社目の JIL モバイルウィジェット対応端末機メーカーに
網易科技 2009-11-23
中国移動董事長の王建宙氏は、EMS 最大手の鴻海富士康(Foxconn)と来年から中国移動
が参画する Joint Innovation Lab(JIL)が開発したオープンモバイルウィジェット
(Mobile Widget)対応携帯電話端末機を製造・供給することで合意したことを明らかに
した。
JIL は、移動通信キャリアである中国移動、Vodafone、Verizon Wireless、ソフトバン
クが提携し 11 億人規模の携帯電話ユーザーを対象にした共通規格のオープンモバイル
ウィジェット(各種アプリケーションの集合体)を開発しようとするもので、今年 10
月に LG 電子、RIM、三星電子、シャープの 4 社が JIL 対応端末機を製造することを決め
ている。富士康は 5 社目の JIL 端末機製造メーカーとなる。
【液晶パネル】三星/LGD の中国での LCD 生産、本国認可にはなお時間
42
2009 年 11 月号
中国 PCB 産業協会 2009-11-19
世界第 1 位、第 2 位の液晶パネルメーカー、三星電子、LG Display の中国内地での高世
代液晶パネル工場建設計画発表をきっかけに、韓国国内で液晶パネルの核心技術の流出
を如何に防止するか、その一方で世界最大となる液晶テレビ市場で韓国液晶パネルメー
カーが如何に優位な立場を確立するかを巡って大きな論争が起きている。韓国政府は今
年年末までには両社の中国内地での高世代液晶パネル工場建設を認可するかを明らかに
するとしているが、なお紛糾が予想され正式認可は来年にずれ込む可能性もある。
テレビ用液晶パネルの輸入関税を現行の 3%から 5%に引き上げるといった中国政府の現
地生産促進策もあり、三星電子、LG Display は中国内地での高世代液晶パネル工場建設
を急いでおり、民間と政府の間には微妙な温度差が出ているという。
韓国の関連法規に従えば、韓国企業は海外で液晶パネル又は半導体の生産を行う場合、
必ず政府の認可を取得する必要がある。ただ、今回の場合、核心技術の流出防止のため
の審査というのは、韓国国内での投資を拡大し雇用を創出するための口実であるとの見
方も出ている。
三星電子、LG Display の中国内地における液晶パネル工場建設の最終認可権を持つ国務
総理室は現在、首都機能移転に関する世宗市建設問題に忙殺されていることから、技術
流出防止を理由に時間稼ぎをしているといわれ、最終的な審査結果が纏めるには未だか
なりの時間がかかると見られている。
韓国産業技術保護委員会は、最も早くて来月に三星電子及び LG Display の中国での液晶
パネル生産事業の審議を開始する予定だが、その前に韓国知識経済省の担当官から構成
される韓国産業技術保護実務委員会で審議を行う必要があるとしている。一方、韓国知
識経済省担当官が三星電子、LG Display の中国での液晶パネル生産事業について見解を
明確にしておらず、審議の行方は不透明となっている。
【液晶パネル】大型液晶パネル価格:2009 年 11 月 20 日 vs 11 月 5 日
台湾 WitsView
テレビ用
モニター用
ノート PC 用
サイズ
11 月 20 日
安値
同左
高値
同左 11 月 5 日
平均
平均
42"W
330
355
340
340
-
37"W
250
260
255
255
-
32"W
195
210
200
200
-
26"W
145
153
150
150
-
22"W
89
93
91
92
1
-1%
19"W
71
77
73
74
1
-1%
18.5"W
67
71
69
70
1
-1%
17"
69
73
71
72
1
-1%
15.6"W
61
64
63
64
1
-2%
14.0"W
58
61
60
62
2
-3%
変動額、変動幅
43
2009 年 11 月号
10.1"W
31
34
32
33
1
-3%
【液晶 TV】ソニー、来年度の液晶テレビ外注比率を 20%から 40%に拡大
2009-11-20 台湾 DJ 財経知識庫
ソニーは先日発表した中期経営計画の中で、来年度の液晶テレビの外注比率を今年度の
20%から一気に 40%に引き上げることを明らかにした。またソニーはゲーム機事業が赤字
経営から脱却できていないことから、ゲーム機事業のさらなるコスト削減を図ることを
明らかにしている。
その一方で、リチウムイオン電池やネットワークムービー、音楽コンテンツといった今
後成長が見込める分野への資源配分を拡大することも明らかにしている。そのうちリチ
ウムイオン電池事業には今後数年間で 1000 億円の投資を行う計画を明らかにしている。
ソニーは現在、緯創(Wistron)、冠捷(TPV)、鴻海(Foxconn)、佳世達(Qisda)に液晶
テレビ生産を委託し、主力パートナーとして緯創を選択してきたが、今年 9 月初めに北
米市場向け液晶テレビの生産を行うメキシコ工場を鴻海に売却し同市場向け生産を鴻海
に委託することを決めたことから、主力パートナーが緯創から鴻海に代わる見通し。
DisplaySearch の今年 7 月 8 日調査では、世界の 10 大液晶テレビブランドメーカーの殆
どは依然自社生産・自社販売モデルを取っており、外注が太宗を占めているのは Vizio
(外注比率 100%)、フィリップス(同 62%)のみだったが、リーマンショック以降、コス
トダウン要請が日増しに高まっていることから、今後世界の液晶テレビ生産の外注比率
は確実に上昇し、来年は平均で 30%以上に達するとの見通しを示している。
【LED】徽商灯飾、四川徳陽に 10 億元を投じ LED 照明産業園を建設
2009/11/20 中国半導体照明網
広東省中山市に生産拠点を持つ香港徽商(国際)灯飾有限公司は、四川省徳陽市羅江県
政府に 10 億元を投じて LED 照明産業園を建設することで同県と正式に契約を締結したこ
とを発表した。事業は 2 期に分けて建設され、2012 年 4 月完成稼働予定、稼働後の年間
売上高 30 億元を見込んでいるという。
【太陽電池】比亜迪、第 3 のコア事業として太陽電池事業に本格参入
中国証券網 2009-11-20
中国地場最大の IT 機器用リチウムイオン電池メーカーで携帯電話 OEM、自動車生産にも
参入している比亜迪(BYD)は、IT 機器及び自動車事業に続き、第 3 のコア事業として
新エネルギー分野に本格参入することを明らかにするとともに、新エネルギーとして太
陽光発電、エネルギー貯蔵発電、新エネルギー動力自動車の 3 分野に注力することを明
らかにした。中でも太陽光発電事業に最も注力する計画で、バッテリ事業と段階的に連
結することで事業シナジーを発揮させたいとしている。
なお、比亜迪の今年 1-10 月の自社ブランド自動車の販売台数は 33 万台、昨年同期の 13
44
2009 年 11 月号
万台に比べ 170%増となっており、来年は 100 万台の自社ブランド自動車を販売する計画
を明らかにしている。
【電池】日立化成子会社、東莞に 1500 万米ドル投じ蓄電池工場を建設
2009-11-23 中国電子部品産業協会
日立化成の子会社、新神戸電機は、東莞市茶山鎮政府と 2010 年から 2014 年の間に日立
蓄電池(東莞)有限公司に 1500 万米ドルの増資を行い世界有数の蓄電池工場を建設する
ことで契約を締結した。
日立蓄電池(東莞)有限公司は 2003 年 5 月に総投資額 1700 万米ドルで茶山鎮に建設さ
れ、同年 11 月に稼働、稼働後に 4 回の増資が行われており、増資総額は 743 万米ドルに
達している。日立蓄電池(東莞)有限公司の 2008 年売上高は 2 億 5010 万元、今年 1-10
月の売上高は 1 億 9202 万元に達している。
【半導体】中芯国際、深圳 の 8 インチ及び 12 インチ工場完成 来年稼働
DIGITIMES 20-11-2009
世界第 4 位、中国地場最大の半導体ファウンドリ、中芯国際(SMIC)は、深圳市政府と提
携し深圳市に建設していた 200 ミリ(8 インチ)技術及び 300 ミリ(12 インチ)技術の 2 工
場が完成したことを明らかにした。12 インチ技術工場については、IBM からのライセン
ス取得により 45 ナノ技術を採用するとしている。2 工場ともに来年から本格稼働する予
定。
中芯国際は今回完成した深圳の 2 工場を通じて中国華南地域での半導体チップ生産が大
幅に拡充されるとしている。なお、同 2 工場については、深圳市政府との契約により深
圳市政府が保有、中芯国際が運営管理を行うことになっている。
中芯国際は先に武漢市政府から資金援助を受けて 12 インチウエハ工場を稼働させてお
り、現在 4 つの 12 インチウエハ工場(うち 2 つは北京、1 つは上海、1 つは武漢)、4 つ
の 8 インチウエハ工場(うち 3 つは上海、1 つは天津)、1 つの実装検査工場(成都)を有
している。
【半導体】東芝、南通富士通と合弁でシステムチップ組立て合弁会社設立
2009-11-23 新浪科技
東芝は、さらなるコストダウン実現のため、中国内地に合弁会社を設立し、システムチ
ップのアッセンブリ工場を建設することを明らかにした。富士通の中国南通市の現地合
弁企業、南通富士通微電子と合弁企業を設立する計画で、東芝の出資比率は 80%になる
予定。
【PCB】瀚宇博徳、今後の受注確認し江陰第 5 工場建設を正式に開始
45
2009 年 11 月号
2009-11-19 中国 PCB 産業協会
世界のノートパソコン用プリント基板の 4 割を生産する瀚宇博徳(HannStar Board)は、
今年 7-9 月の中国内地工場の稼働率が 90%に達し且つ今後も受注が堅調に伸びていく見
通しを確認できたことから、中国江陰の第 5 工場の建設を正式に開始した。
第 5 工場の月産能力は 150 万平方フィート、来年 7-9 月に正式に稼働する予定。江陰第
5 工場稼働後の瀚宇博徳の総生産能力は月産 720 万平方フィートに達するという。瀚宇
博徳の今年上期のノートパソコン用プリント基板市場シェアは 43-44%、今年通年の同シ
ェア、出荷量はそれぞれ 45%、6500 万枚に達する見込み。
【PCB】台湾上場 FPC メーカー 2009 年 10 月売上高一覧
【PCB】台湾上場 PCB メーカー2009 年 10 月売上高一覧
46
2009 年 11 月号
510 号 11 月 27 日
47
2009 年 11 月号
【液晶パネル】友達、奇美群創に対抗するため内地での前工程建設計画
2009-11-23 中国 PCB 産業協会
世界第 3 位の液晶パネルメーカー、友達光電(AUO)蘇州工場総経理の陳世昆氏は、中国
内地での投資規模を拡大しプレゼンスを高めるため、内地に新工場を建設する計画で、
建設地点は顧客に近くかつ部品・原材料を調達しやすい場所になる見通しであることを
明らかにした。
同氏によると、友達光電にとって中国内地市場は既に売上高の 24%を占める主力市場に
なっているが、中国内地が再来年には米国市場を抜いて世界最大の液晶テレビ市場とな
る見通しであることから今後はプライオリティが最も高い投資地域になるとの見方を明
らかにした。
現在、友達光電は蘇州、厦門、上海松江に液晶パネル後工程モジュール(LCM)工場、四
川省綿陽には長虹(Changhong)との合弁でバックライトから LCM、液晶テレビの組み立
てを一貫して行う工場を保有している。また、直近では山東海爾(Haier)とも LCM から
液晶テレビ組み立てを一貫して行う工場を共同で建設することを交渉中であることが伝
えられている。ただ、友達光電の内地での投資事業は台湾当局の対中投資規制により前
工程工場はなく後工程工場のみとなっている。
DisplaySearch 副総裁の謝勤益氏は、今年の中国内地の液晶テレビ市場規模は前年比 2
倍の 2700 万台、来年の市場規模は 3300-3500 万台に達する見通しであり、2011 年には
米国を抜いて一国としては世界最大の液晶テレビ市場となることから、世界の大手液晶
パネルメーカーが先を争って中国内地に液晶パネル前工程工場を建設しようとしている
と指摘する。
また、先般世界第 4 位の液晶パネルメーカーである奇美電子(CMO)との合併を発表した
群創光電(Innolux)が中国内地での提携メーカーである深超光電(Shenchao)を通じて
TCL と提携し 245 億元(約 1152.2 億 NTD)を投じ深圳に 8.5 世代液晶パネル工場を建設
することを発表したことから、友達光電は中国内地での液晶パネル工場建設を急ぐ必要
性に迫られていることも指摘する。
21 世纪経済報の報道によると、深圳市政府系の深超光電は群創光電の迂回投資を活用し
て深圳に第 5 世代液晶パネル工場を設立済みで既に量産を開始している。今般発表され
た深超光電と TCL の合弁は双方がそれぞれ 50 億元を出資し資本金 100 億元で深圳市華星
光電技術有限公司を設立、その華星光電が 245 億元を投じて 8.5 世代液晶パネル工場を
建設するというもの。同 8.5 世代液晶パネル工場の設計生産能力はガラス基板ベース 10
万枚、年間 1400 万枚の液晶テレビ用パネルを生産する能力があり、2010 年 1 月中旬着
工、2011 年末に試験生産を開始する予定とされている。
【パソコン】広達、HP のノート PC 受注で来年出荷量 5000 万台を見込む
2009-11-24 中国 PCB 産業協会
今年のノートパソコン ODM 出荷量が 3600 万台前後にとどまる見通しで仁宝にノートパソ
コン ODM 世界第 1 位の座を仁宝に明け渡すことが確実となっている広達(Quanta)は、
48
2009 年 11 月号
ノートパソコン最大手の HP から来年度分 ODM 競争入札で 10-12 機種のノートパソコンを
新たに受注したことから、来年の出荷量が 5000 万台を突破する見通しで、仁宝の来年の
出荷量見通し 4400 万台を上回り、首位の座を奪回する見通しを明らかにした。
また、広達は携帯電話の ODM 事業でも新たな展開を予定しており、サンプル紛失の影響
で iPhone の ODM を失う可能性が出ている鴻海(Foxconn)から iPhone の ODM を奪取でき
る見通しを明らかにした。市場では広達が来年は iPhone の ODM のうち 4 割以上を獲得す
る可能性があり、400-500 億 NTD の新たな売上高を創出すると予想している。
【パソコン】Gartner、今年の PC 販売量前年比 3%増、販売額は 11%減
2009.11.24 賽迪網
IT 市場調査機関 Gartner は今月 24 日、今年 7-9 月のパソコン販売が予想を大幅に上回
ったことから、今年の世界のパソコン販売量見通しを当初の前年比 11.9%減から 2.8%増
に大幅に上方修正したことを明らかにした。
ただ、その一方で今年の世界のパソコン販売量はプラス成長となるものの、Netbook 等
の低価格機種の販売に負うところが大きいため、売上高ベースで見ると前年比 10.7%減
となるとの見通しも明らかにした。
【パソコン】仁宝、今年通年のノート PC 出荷量 3700-3800 万台見込む
DIGITIMES 25-11-2009
ノートパソコン ODM 世界第 2 位の仁宝(Compal Electronics)は、ブランドメーカーの
在庫水準が低水準にあることから、今年 10-12 月のノートパソコン出荷量目標を 7-9 月
比 10%増から 20%増に引き上げるとともに、通年の出荷量目標を 3700-3800 万台とするこ
とを明らかにした。また、2010 年の出荷量については、前年比 20%増の 4500 万台前後を
見込んでいることを明らかにした。
また、仁宝は来年前半からスマートブック及び電子書籍リーダーの出荷も開始する予定
であること、世界最大のノートパソコン用筐体メーカーである巨騰(Ju Teng)との合弁
会社のプラスチック筐体月産能力が今年年末には 90-100 万台分に達することも明らか
にした。
【PCB】Frost & Sullivan、今年の中国内地 PCB 市場 18.2%後退予想
2009-11-25 慧聡網
著名なハイテク市場調査機関 Frost & Sullivan は、中国政府の景気刺激策発動にもかか
わらず、中国内地のプリント配線基板(PCB)製品の需要規模は 2009 年は 972 億元で前年
の 1188 億元に比べ 18.2%後退するとの見通しを明らかにした。なお、2008 年の中国内地
PCB 市場規模 1188 億元のうち、片面 PCB、両面 PCB、多層 PCB、フレキシブル PCB それぞ
れの比率は 2.5%、6.9%、73.8%、16.8%だった。
一方、2010 年については、3G サービスの普及、Netbook の普及、農村部家電購入助成金
49
2009 年 11 月号
制度の継続などにより PCB 製品の需要は回復に向かうとしている。
【LED】フィリップス、消費電力 45%削減の中国仕様 LED 街灯製品を出展
2009/11/24 騰訊科技
照明最大手のフィリップスは今年から中国の大都市向けに地球にやさしい次世代型都市
照明コンセプト、City.People.Light(CPL)を提言し、LED 街灯の設置を推進している
が、今般そのビジョンに基づいた中国内地市場向け特別仕様で消費電力を 45%削減でき
る LED 街灯製品、ClearLine を鄭州の道路照明フォーラムで公開した。
現在、中国の都市部公共照明の年間消費電力は 439 億キロワットアワー(Kwh)に上り、
中国の照明消費電力総量の約 3 割を占めており、平均電力単価 0.65 元/Kwh で計算する
と年間 285 億元の膨大な税金負担となっていることが指摘されている。
【太陽電池】攀鋼、尚徳と共同で太陽光電力バナジウム蓄電池を生産
2009-11-25 中国電子部品産業協会
中国内地の大手鉄鋼メーカーでバナジウムも生産する攀鋼集団は、太陽電池世界第 3 位
の無錫尚徳(Suntech)と共同で太陽光電力をバナジウム電池に蓄電する製品を生産する
計画を明らかにした。
攀鋼集団はこれまで 10 年余りをかけてバナジウム電池技術を研究してきた経緯があり、
豊富なバナジウム資源を生かしてバナジウム電池の生産を成功させたいとしている。
【太陽電池】卡姆丹克、新日光と提携し完全正方形の単結晶ウエハ開発
2009-11-25 中国電子部品産業協会
中国地場の太陽電池用シリコンウエハメーカー、卡姆丹克太陽能系統は、台湾の大手太
陽電池メーカー、新日光能源科技と提携し、完全な正方形の新型太陽電池用単結晶シリ
コンウエハ Perfect Wafer を開発したことを明らかにした。
従来の 156 ミリ単結晶太陽電池用シリコンウエハは、円柱のシリコンインゴットから準
正方形のウエハを最大限にカットするため、ウエハの四隅に丸みを持たせる方法を取っ
ているが、四隅に丸みを持たせることによりパネルモジュール化した際のシリコン部分
面積が小さくなり、発電効率も低下するという欠点があった。そのため、卡姆丹克はユ
ーザーの視点に立ってコストを最大限に抑制することにより完全正方形の単結晶シリコ
ンウエハ製品の開発を進めてきたという。卡姆丹克:www.comtecsolar.com/
【半導体】半導体産業シニアマネジメント、今後 3 年中国が世界の牽引役と
2009/11/24 電子産品世界
国際会計事務所 KPMG International は最新の調査報告で、世界の半導体産業のシニアマ
ネジメントのうち 8 割近くが今後 3 年の売上高の拡大を目指すに当たって最重要市場と
50
2009 年 11 月号
して中国内地市場と答えたことを明らかにした。
KPMG は、中国内地はこれまで生産基地、コストセンターとして注目されることが多く、
消費市場としてはプライオリティは米国市場や欧州市場に劣るといった認識であったが、
今後は米国市場をも上回る重要性を持つようになるとの認識が示されたことになる。
KPMG は米国半導体産業協会(SIA)と共同で 4 年前からチップ設計、ファウンドリ、設備
メーカー等の半導体関連メーカーシニアマネジメント 113 名の訪問調査を実施しており、
今回の調査では回答者の 3/4 が来年の売上高の成長率が 5%以上、そのうち半数以上が成
長率 10%以上を予想しているとの結果となった。ただ、人員については回答者の 2/3 が
来年は増員計画はないと答えている。
【半導体】4 大半導体ファウンドリの今年 3Q 業績及び 2010 年展望
2009/11/24 DIGITIMES
台積電(TSMC)、聯電(UMC)、チャータード(Chartered)、中芯国際(SMIC)の世界の 4
大半導体 ODM メーカーの今年 7-9 月の合計売上高は 43.3 億米ドルで 4-6 月比 22.1%増と
なったが、昨年同期に比べ 5.7%減となった。
そのうち、業界第 2 位の聯電の今年 7-9 月の売上高は 8.5 億米ドルで 4-6 月比 22.3%増
となり、4 大半導体 ODM メーカー中最高、昨年同期比でも 11.1%増となり、4 大半導体 ODM
メーカー中唯一四半期の売上高が 2008 年同期水準を回復したメーカーとなった。また、
聯電の 7-9 月の粗利率は 27%に達し、2008 年同期の 17.6%を大幅に上回った。
一方、業界第 1 位の台積電の今年 7-9 月の売上高は 27.4 億米ドルで 4-6 月比 22.3%増と
同業平均は上回ったものの、2008 年同期の 29.8 億米ドルに比べると 8.1%減にとどまっ
た。また、業界第 4 位の中芯国際の今年 7-9 月の売上高は 3.2 億米ドルで 4-6 月比 21%
増となったが、2008 年同期に比べると 15%減と同業平均を下回った。また、業界第 3 位
のチャータードの今年 7-9 月の売上高も 4.2 億米ドルで 4-6 月比 18.9%増となったが、
2008 年同期比では 10.5%減だった。
2010 年の見通しについては、世界の主要ブランドチップメーカーの在庫水準が今後も低
水準が続くことから在庫補充需要が期待でき、新たな成長サイクルに入ることが予想さ
れている。
【半導体】今年の半導体メーカー売上高順位で聯発が 24 位から 15 位に
2009-11-24 21IC
大手 IT 市場調査機関 iSuppli は、世界の半導体産業は 2009 年の売上高が前年を 12.4%
下回る見通しで厳しい状況にはあるものの、メモリチップ、携帯電話チップ、家電チッ
プの需要は予想以上に旺盛で状況は年初予想に比べると良好であるとの見方を示した。
iSuppli の追跡調査によると、半導体メーカー135 社のうち、27 社の今年通年の売上高
は前年を上回る見通し、また 10 大メーカーでは、三星電子の通年売上高がわずかながら
前年を上回る見通し。三星電子は得意とする DRAM 及び NAND フラッシュメモリ事業が価
格上昇の恩恵を受けたとしている。iSuppli が見込みベースで集計した今年の世界の 20
51
2009 年 11 月号
大半導体ブランドメーカーランキング速報は下表の通り。
これによると、聯発
科技(Media Tek)、
クアルコムが携帯電
話チップ好調を背景
に順位をそれぞれ 24
位から 15 位、8 位か
ら 6 位に上げている
ほか、AMD も順位を
12 位から 9 位に上げ
ている。一方、ソニ
ーは売上高が前年比
32.8%減となり、順位
を 7 位から 10 位に下
げているほか、米フリースケールも順位を 13 位から 17 位に下げている。
iSuppli は、厳しいマクロ環境の中にあって最もレジリエンス(危機耐性)を持った半
導体応用領域は家電領域で前年比減少幅は 4.8%にとどまるとの見通しを示している。次
に危機耐性が強い応用領域としては携帯電話領域を挙げ、同減少幅は 6.5%にとどまると
している。一方、最も危機耐性が乏しい応用領域としては自動車を挙げており、同減少
幅は 23.7%、次に危機耐性が乏しい領域としてパソコンを含むデータ処理機器を挙げ、
同減少幅は 17.2%になるとしている。
地域別にはアジアパシフィック地区が最も好調で合計売上高がほぼ横ばいを維持するの
に対し、欧州地区の合計売上高は前年比 24.2%減となると予想している。下表は iSuppli
が見込みベースで纏めた 2009 年各地区半導体合計売上高。
また、2009 年の主要半
導体領域のうち、売上
高が前年を上回る領域
は LED 及び NAND フラッ
シュのみとなる見通し
も示している。一方、アナログ集積回路の今年の売上高は前年比 18.7%減、センサーの
同減少幅は 16.3%、半導体部品の同減少幅は 15.9%に達すると予想している。
511 号 11 月 30 日
【携帯電話】中国の今年の携帯電話生産、前年比 7%増の 6 億台予想
C114 2009-11-27
中国情報化省電子情報司副司長の趙波氏は、今月 26 日に開催された 2009 中国携帯電話
産業サミットフォーラム年次総会で、世界的金融危機の影響で中国の携帯電話生産量は
52
2009 年 11 月号
年初から前年比大幅減の状況にあったものの、直近の 9 月及び 10 月には月間生産台数が
6 千万台を回復しており、今年 1-10 月の生産台数が 4.9 億台に達したことから、今年通
年の携帯電話生産量は 6 億台を突破し、前年比 7%前後増となる見通しを明らかにした。
【携帯電話】京セラ、中国での携帯電話事業から撤退 天津工場を閉鎖
中華液晶網 2009-11-26
京セラ北京事務所は 11 月 24 日、中国天津の携帯電話 OEM 工場の閉鎖申請を天津市政府
関係部局に既に提出済みで間もなく最終承認を取得する見通しであることを明らかした。
京セラ天津工場の従業員によると、リーマンショック以降、同工場の生産量は激減し業
績が大幅に悪化、今年 3 月からは週 4 日出勤になり、同時に賃金カットも実施された、
また 4 月には突然の 1 ヶ月休業が発表され、その月の賃金は法定最低賃金 500 元を下回
ったという。さらに、その後も受注が回復しないことから、生産ラインが 4 本から 3 本
に縮小となり、人員も 2 割以上削減されたという。
京セラが近く閉鎖する天津工場は、京セラが昨年初めに三洋電機から持分を取得した旧
天津三洋通信設備有限公司で、その後 8 月に中国側パートナーの持分を三洋電機経由で
取得したことから、京セラの完全子会社となっている。
京セラ天津工場は主に北米市場向け三洋ブランド携帯電話を OEM 生産しており、閉鎖に
より同携帯電話の生産は京セラマレーシア工場に移管されることになるという。一方、
京セラマレーシア工場で生産している京セラブランド携帯電話の生産は ODM 専門メーカ
ーに外注されるという。
京セラ天津工場の従業員によると、京セラは今後天津で太陽電池の生産を大幅に拡張す
る計画であることから、閉鎖される京セラ天津工場は太陽電池工場に転用される見通し
だという。
ただ、京セラは天津携帯電話工場の閉鎖により、中国での携帯電話生産事業から完全に
撤退することになる。京セラは 2001 年に中国地場の通信機器メーカー、振華科技と合弁
で京セラ振華通信設備有限公司を設立、中国内地での CDMA 携帯電話の生産に参入したが、
京セラの中国内地における携帯電話事業は当初より不調が続き、2007 年には京セラ振華
通信設備の資産総額はわずか 5304 万元、一方負債総額は 6686 万元に達し債務超過に陥
り、昨年初めに京セラは京セラ振華通信設備の持分 70%を無償で中国側に売却している。
京セラ本体が発表した 2009 年 9 月 30 日までの上期の携帯電話事業の損失額は 75.03 億
円で昨年同期の 23.73 億円の 3 倍に達しており、事業体中赤字額が最大の事業体となっ
ている。
【液晶パネル】中国の液晶パネル世界生産シェア、数年後に日本抜く見通し
2009-11-27 中国 PCB 産業協会
中国内地の液晶パネル産業にとって 2009 年は高世代液晶パネル生産ラインの相次ぐ誘
致により合計投資額が 2000 億元に達しており、全てが稼働する数年後には世界生産シェ
アが現在の 2%から 10%に拡大し日本を抜く見通しとなっている。
53
2009 年 11 月号
【液晶パネル】TCL-深超合弁、台湾メーカーからのヘッドハンティングを開始
DIGITIMES 26-11-2009
中国地場最大の液晶テレビメーカーである TCL と深圳市政府直営のハイテク投資会社で
ある深超科技投資(Century Science & Technology Investment Corporation)の合弁企
業、華星光電は、8.5 世代液晶パネル生産ライン建設に向けて、友達光電(AUO)や奇美
電子(CMO)、中華映管(CPT)といった台湾の大手液晶パネルメーカーから優秀な幹部人
材をヘッドハンティングし始めたことが明らかになった。
台湾の大手液晶パネルメーカーの幹部社員の中には、群創(Innolux)と統宝(TPO)の
合併、群創と奇美の合弁と相次ぐ業界再編でポジション確保が難しくなっていることか
ら、今後大きな成長が期待できる中国内地の液晶パネルメーカーへの転職を希望する者
が増えているという。
また、中国政府は現在、海外の大手液晶パネルメーカーの中国内地での現地生産に対し
て、総投資額の 30-40%を政府が負担する優遇策を検討しているという。
【液晶パネル】中国企業の台湾からの液晶パネル購買既に 34 億米ドル超
2009-11-25 中国 PCB 産業協会
中国電子視像協会秘書長の白為民氏は 24 日、中国内地企業の今年の台湾液晶パネルメー
カーからの液晶パネル購買額は既に 34 億米ドルを突破したことを明らかにした。
同氏によると、今年初めに海信、海爾、創維、康佳、長虹、TCL、熊猫、上広電、厦華の
中国内地カラーテレビメーカー9 社が台湾液晶パネルメーカーと 22 億米ドルの共同購買
契約を調印したが、その後実施された農村部の家電購入助成金制度、家電買い替え助成
金制度などの景気刺激策により、中国内地の液晶パネル需要がさらに増大したことから、
今年 6 月に 22 億米ドルの追加共同購買契約を調印したため、今年の累計購買額が既に
34 億米ドルを突破する状況になっているという。ただ、台湾の液晶パネルメーカーの生
産がガラス基板逼迫などで制約されていることから、今年通年の購買額は追加契約を含
めた 44 億米ドルに達することはないとしている。
中国内地では現在、高世代液晶パネル生産ラインの建設ラッシュが起きており、今後数
年間の投資額は 2000 億元を下らないと見られている。白為民氏は、これら高世代生産ラ
インの着工から稼働までには 2-3 年の時間がかかるため、短期的には中国内地の液晶テ
レビメーカーの需要を満たすことは不可能で、今後数年は台湾を含む海外からの輸入に
頼らざるを得ないとしている。
【LED】中国、2015 年には世界 3 位の LED 照明生産国になる見通し
2009/11/27 中国 LED 網
中国台湾経済省技術処産業技術知識サービス計画(ITIS)が開催した中台 LED 照明産業
の回顧と展望フォーラムで、中国内地の LED 産業関係者は中国内地が 2015 年には世界第
54
2009 年 11 月号
3 位の LED 照明生産国となることを目指していることを明らかにした。
これについて、台湾最大の LED チップメーカー、晶元光電(Epistar)総経理室長の範進
雍氏は、中国内地に比べ、台湾の LED 産業はエピタキシャルウエハ及びチップの生産、
チップの実装において一日の長があり、中国の一部の都市政府から LED 街灯発注を条件
に現地に工場を建設することを要請されていることを明らかにしている。
また、台湾の大手 LED チップメーカーである璨圓光電(Formosa Epitaxy)董事長室長の
簡玉美氏は、今年の世界の街灯市場 1.93 億台のうち、250 万台は LED 街灯になる見通し
で、2010 年には LED 街灯市場は今年比 2 倍の 450 万台に達すると見られている、中国内
地政府の 2015 年には 30%の室外照明を LED 照明に切り替えるというプロジェクトの後押
しもあり、中国内地の LED 照明産業は 2015 年までに 100 万人の雇用を創出するとともに、
世界第 3 位の LED 照明生産国になるとの見通しを示した。
【LED】聯電、中国 LED 照明市場でのシェア拡大のためチップメーカー支援
DIGITIMES 26-11-2009
半導体ファウンドリ世界第 2 位の聯電(UMC)は、中国政府の街灯照明の 3 割を LED に切
り替える政策により 2015 年には世界第 3 位の LED 照明市場になると見られている中国内
地 LED 照明市場でのシェア拡大のため、資本参加している台湾の大手 LED チップメーカ
ー、晶元光電(Epistar)、璨圓光電(Formosa Epitaxy)への支援を強化することを明ら
かにした。
世界の街灯照明市場規模は今年 2 億台前後になる見通しだが、そのうち 250 万台は LED
照明が占める見通し。また世界の LED 照明台数は 2010 年には 450 万台に達する見通し。
【LED】瑞軒、LED バックライトコスト削減で LED 実装の億光に資本参加
DIGITIMES 26-11-2009
台湾の大手液晶テレビメーカーである瑞軒(Amtran Technology)は、台湾の大手 LED
実装メーカーである億光(Everlight Electronics)に資本参加することを明らかにした。
瑞軒董事長の Alpha Wu 氏は、LED バックライト液晶テレビの生産コストが高止まりして
ことが LED 液晶テレビの普及を妨げている、LED バックライト調達コストを削減するた
めにも川上メーカーへの影響力拡大が必要との見方を示した。
瑞軒は傘下の北米ブランド Vizio の 55 インチ LED バックライト液晶テレビの販売が好調
であることから、47 インチ LED バックライト製品を年末商戦に投入する予定。また来年
は 42 インチ以下でも LED バックライト製品を北米市場に投入する計画だという。
瑞軒は来年 600-700 万台の液晶テレビを出荷する計画だが、そのうち 100-200 万台を LED
バックライト機種にすることを明らかにしている。また 2011 年には LED バックライト機
種の比率を 40%以上にする計画も明らかにしている。一方、世界の LED バックライト液
晶テレビ市場については、来年は 1800-2000 万台に達するとの見方を示している。
55
2009 年 11 月号
【PCB】中国内地の PCB メーカーのオファー価格、3Q に 1 割前後上昇
2009-11-27 中国 PCB 産業協会
銅箔張り積層板などの原材料価格が上昇していることから、今年 7-9 月の中国内地のプ
リント配線基板(PCB)メーカーのオファー価格が 1 割前後上昇しているという。中でも
銅箔張り積層板の価格は昨年 12 月から既に 4-5 割上昇しており、PCB メーカーの生産コ
ストに大きなプレッシャーになっているという。
【CCL】台湾上場 CCL メーカー 2009 年 10 月売上高一覧
【FCCL】台湾上場 FCCL メーカー 2009 年 10 月売上高一覧
56
2009 年 11 月号
【銅箔】台湾上場銅箔メーカー 2009 年 10 月売上高一覧
【ガラス】台湾上場ガラスファイバ/クロス 2009 年 10 月売上高一覧
【PCB】台湾上場 PCB 原材料メーカー 2009 年 10 月売上高一覧
57