概要(市町村要覧 2) - 北海道上川総合振興局

中富良野町
なかふらのちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
ホ ー ム ペ ー ジ
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道空知郡中富良野町本町9番1号
071-0795
(0167)44-2122(総務課)
(0167)44-2127
http://www.town.nakafurano.lg.jp/
014613
Ⅱ-0
富良野線中富良野駅から徒歩3分
〔地 勢〕
町の中心部は平地で、東北から南西に向かって緩やかな傾斜を持ち、丘陵部は畑地帯、平坦部は水田地帯である。
東方に国立公園大雪山系十勝岳を主峰とする富良野岳、西方には道立自然公園の芦別岳を主峰とする夕張山脈が南北
に縦走している。
〔歴 史〕
町の開拓は、明治28年に伊藤喜太郎氏、翌29年に上村卯之助氏が単身移住開墾に従事し、同年、植民地として区画設
定され、明治31年に石川県より20数戸、福井県より33戸が特定地の貸付けを受けて移住したのに始まり、続いて東9線
方面及び福原、伊藤、鹿討等の各農場に入地、開発の緒についたが、当時市街地における戸数はわずか2戸で、四面は
うっ蒼たる森林をなし猛熊・狐・狸の巣窟で昼なお暗い状態であった。開拓当時は、空知支庁管内歌志内村に所轄、中
富良野と称し、明治32年6月上川支庁所轄となり、富良野村戸長役場設置によりその管轄に属したが、明治36年7月富
良野村、上富良野村に分割、上富良野村と改称、戸長制度であったが、明治39年4月に2級町村制となり、この間、明
治33年鉄道開通により交通の便も開け、戸口漸次増殖、開拓の実著しく進展、大正6年4月に上富良野村から分離して
中富良野村が誕生した。大正9年に芦別村の一部(奈江)を合併、次いで大正12年4月、1級町村制が実施され、更に
昭和9年4月富良野町と一部(富間)境界を変更した。
こうした歴史の中で、地勢的及び気象的条件に適合した水稲栽培が主産業として伸長し、名実ともに北海道の穀倉地
帯としての役割を果たし、昭和39年5月には町制を施行し、中富良野町として新しい歩みを始めている。
〔町政のあゆみ〕
昭和41年 消防庁舎落成、町体育館(現公民館)完成
集中豪雨大被害
〃 42年 町指定金融機関制度採用、富良野・中富良
野学校給食組合発足
〃 43年 4市町村衛生処理組合発足
〃 44年 児童館落成、広域市町村圏の指定
〃 45年 町立病院新築、米の生産調整深刻化
〃 46年 過疎地域指定、上川南部消防事務組合発足、
町営バス運行、電話自動化
〃 47年 町民研修センター完成
〃 52年 常陸宮妃殿下御来町
〃 53年 中富良野小学校完成、森林公園開園
〃 54年 町民憲章制定、森善治氏全国初十選
〃 55年 中富良野中学校完成
〃 56年 老人福祉センター完成、第2期中富良野町
総合開発計画策定
〃 57年 西中小学校完成、コミュニティ広場完成
〃 58年 役場、消防庁舎、改善センター完成
〃 59年 旭中小学校完成
〃 60年 宇文小学校完成、運動公園広場完成
昭和61年
〃 62年
〃 63年
平成元年
〃
2年
〃
4年
〃
7年
〃 10年
〃 11年
〃 12年
〃 13年
〃 14年
〃 24年
〃 25年
〃
26年
〃
27年
南中小学校完成
防災行政無線施設完成
中富良野中学校講堂完成
町郷土館完成
町立病院増改築
本幸小学校完成
開基100年記念、こぶし苑完成
旭中小学校講堂完成
南中小学校
〃
西中小学校
〃
宇文小学校
〃
総合スポーツセンター完成
西山火葬場完成
上富良野町観光振興計画スタート、富良野地区
定住自立圏形成協定締結(富良野市、上富良野
町、中富良野町、占冠村の1市3町1村)
定住自立圏共生ビジョン策定、
ふれあいセンターなかまーる完成
秋田県美郷町と連携協力協定締結
〔行政施策の重点事項〕
「クリーン・グリーン 輝く未来 笑顔あふれるなかふらの」を将来像とする第5期総合計画に基づき、「小さくて
もキラリと光り輝く自立のまちと、人々が助け合い支え合う笑顔の絶えないなかふらの」の実現に向けて、5つの基本
目標を定め、まちづくりを進めている。
1.ともに目指そう元気で安心なまちづくり~保健・医療・福祉
2.創造します大地の恵みを生かすまちづくり~産業・経済
3.ともに育む心豊かに個性輝く人づくり~教育・文化
4.進めよう安全で自然豊かなまちづくり~生活環境・生活基盤・安全
5.みんなで創ろう明るく住みよいまちづくり~協働・行財政・定住・交流
〔行政管理の特色〕
昭和44年度に広域市町村圏の指定、また、昭和46年度に過疎地域の指定を受け、振興計画の樹立に対応するほか産業
振興対策の一環として、米の生産地形成の推進を図るため、昭和44年より農業基盤の整備事業の促進を強力に進め、平
成21年より国営農地再編整備事業が着手された。広域行政については、富良野地区広域市町村振興協議会を中心に、富
良野広域連合などを設立し、その効果をあげている。
- 33 -
〔主な公共施設〕
1.森林公園、北星山スキー場等は肥沃な富良野平原を一望し、目の当たりに十勝、大雪の連山を眼下に見おろすこ
とができる北星山にある。
2.その他老人福祉センター、球場、テニスコート、改善センター、勤労者会館、コミュニティ広場、郷土館、町営
パークゴルフ場、フラワーパーク、総合スポーツセンター
〔産業・経済〕
米作・畑作を中心とする第1次産業を主産業とする純農村で、第2次産業として見るべきものがなく、第3次産業の
商店が町民日用雑貨を販売している程度と、農業協同組合組織が産業、経済面で町民に大きく働いている。しかし、第
2次産業の人口は、第1次産業に比較し低く、本町の純農村体質からは今後においても容易に人口増は望めない状態で
ある。
1.農林業
十勝岳の麓に広がる肥沃な土地と豊富な水に恵まれた環境で、昭和63年より安心・安全な米づくりを
目指して試行し、平成5年度よりクリーン米生産協議会を設立。また、畑作についても、多種多様な農産物を生産して
いる。
2.商工業
近年、ラベンダー園・宿泊業等の観光に係わる分野が伸びてきている。しかし、町内の小売業につい
ては、同一商圏の大型店舗の影響で低迷が続いている。
〔文化・観光〕
北星山
丘一面を彩る町営ラベンダー園と、眼下に広がるおおらか田園風景、十勝岳連峰のパノラマを楽しむこと
ができる。
ラベンダー・ファーム
真夏(7月下旬)には可憐な紫色の花を咲かせる、香料作物。最盛期には紫のじゅうたん
を敷きつめたかのような光景に魅了された人々が毎年訪れている。
なかふらのラベンダーまつり
7月中頃。夏の夜空に広がる迫力満点の花火大会が有名で、毎年多くの観客が訪れ
る。
お米まつり
10月下旬頃。お米に合う料理の大試食会など、生産者がまごころを込めて育てた農薬節減米のPRと豊穣の
秋に感謝して開催。
〔宿泊施設〕
ふ
る
さ
と
旅
館
ペ ン シ ョ ン や ま 山
ペ ン シ ョ ン ラ ク レ ッ ト
小 さ な 民 宿
き た ぼ し
ペンション
歩
AYUMU
富良野リゾートホテル オリカ
ふ ら の ユ ー ス ホ ス テ ル
ペンション&レストラン 自然舎
な
か
ふ
ら
の
山
荘
フ ァ ー ム イ ン 富 夢 ( ト ム )
ロ グ ・ コ テ ー ジ ひ ま わ り
スパ&ホテルリゾート ふらのラテール
ペンション&レストラン ラ・コリーナ
四 季 の 宿
K I Z U N A
ど
こ
か
農
場
コ テ ー ジ
B .J .C l u b
夕 茜 舎 ( あ か ね や ど )
ぬ
く
も
り
庵
プチホテル
ブランネージュ
ペ ン シ ョ ン や す ら ぎ
コ
テ
ー
ジ
楓
ラ ベ ン ダ ー 園 ひ つ じ の 丘
オーベルジュ
エルバステラ
ノ ー ザ ン ス タ ー ロ ッ ジ
ペットと泊まれる宿 LAND MARK
バンガローヴィレッジシュエット
ライダーハウス ふくだメロン
ゲ ス ト ハ ウ ス
ト コ ト コ
本町3番1号
基線北13号
基線北14号
西1線北16号
基線北8号
西2線北17号
丘町3番20号
鹿討農場
西1線北14号
東4線北14号
西1線北14号
東1線北18号
鹿討農場
西2線北19号
東9線北13号
福原農場
ベベルイ
新田中農場
東1線北18号
西2線北19号
東1線北15号
ベベルイ
鹿討農場
西1線北14号
鹿討農場
東1線北20号
東1線北16号
西1線北14号
TEL(0167)44-2400
TEL(0167)44-2337
TEL(0167)44-4511
TEL(0167)44-2992
TEL(0167)44-4999
TEL(0167)44-3000
TEL(0167)44-4441
TEL(0167)44-2229
TEL(0167)44-4447
TEL(0167)44-3770
TEL(0167)44-4408
TEL(0167)39-3100
TEL(0167)44-3957
TEL(0167)44-4770
TEL(0167)44-4277
TEL(0167)44-4414
TEL(0167)44-4177
TEL(0167)44-3017
TEL(0167)44-4433
TEL(0167)44-3928
TEL(0167)44-2233
TEL(090)1302-1422
TEL(0167)44-3671
TEL(0167)44-2081
TEL(0167)44-2789
TEL(080)8288-1854
TEL(0167)44-3529
TEL(0167)44-4255
- 34 -
FAX(0167)44-2400
FAX(0167)44-2338
FAX(0167)44-4531
FAX(0167)44-2992
FAX(0167)44-4988
FAX(0167)44-4266
FAX(0167)44-4521
FAX(0167)44-2555
FAX(0167)44-4447
FAX(0167)44-3750
FAX(0167)44-4408
FAX(0167)39-3322
FAX(0167)44-3647
FAX(0167)44-4770
FAX(0167)44-4277
FAX(0167)44-4414
FAX(0167)44-4177
FAX(0167)44-3063
FAX(0167)44-4423
FAX(0167)44-3928
FAX(0167)44-2952
FAX(0167)44-3672
FAX(0167)44-4255
南富良野町
みなみふらのちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
ホ ー ム ペ ー ジ
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道空知郡南富良野町字幾寅867番地
079-2402
(0167)52-2112(総務課)
(0167)52-2922
http://www.town.minamifurano.hokkaido.jp
014621
I-0
根室本線幾寅駅から徒歩5分
〔地 勢〕
飛ぶ鳥のような北海道、そのほぼ中央のところに665.52㎢の面積をもつ南富良野町は、東西に貫流する空知川に沿っ
て集落がいくつかに分かれて形づくられている。四方が山並みに囲まれ、その大部分はうっそうとした森林であるが、
川沿いの平地は農耕地となっており、さらに、まちの中間程には金山ダムによってできた人造湖-かなやま湖が水を湛
えている。
〔歴 史〕
明治24年に砂金採取者が日高山脈を越えて金山に入り、炊煙をみたのが人跡を印した最初といわれ、明治33年、空知
川上流に植民区画が設定された。
明治33年4月、三重県人木田幸次郎を団長とする40戸が伊勢団体に入植した。明治34年9月に下富良野-落合間鉄道
開通、明治36年に下富良野戸長役場が下富良野に置かれ、明治41年に下富良野村より分離、南富良野村外1ヶ村戸長役
場を創設、大正8年4月、2級町村制施行により南富良野村占冠村組合役場が設置された。
昭和7年に南富良野村占冠村組合役場を分離、単独村となる。昭和28年5月、北海道開発局において金山ダム建設計
画に伴う対象地域の調査が開始された。昭和37年3月に土地買収及び損失補償の基本協定及び細目協定の調印、昭和42
年3月に金山ダム湛水開始、同年6月に竣工式が挙行され、同年4月には町制も施行となり、南富良野町として新しい
歩みをはじめており、平成2年には開基100年を迎え南富良野町の二世紀に向けて明るく住みよい活力と希望に溢れた
まちづくりを目指している。
〔町政のあゆみ〕
昭和41年 鹿越小学校廃校
〃 42年 金山ダム湛水開始、町制施行
〃 43年 全町字名・地番改正
〃 44年 幾寅・金山診療所建設
〃 45年 下金山簡易水道給水開始
〃 46年 落合診療所建設
〃 48年 巡回窓口車「やまびこ号」運行
〃 49年 幾寅・金山常設保育所開設、富良野地区
消防組合設立
〃 50年 学校完全給食開始
〃 51年 幾寅・金山局電話自動化
〃 52年 総合福祉センター建設
〃 53年 特別養護老人ホーム建設
〃 54年 南富良野高等学校校舎建設
〃 55年 国設南富良野スキー場開設
〃 56年 精神薄弱者更正施設「からまつ園」開設
〃 57年 かなやま湖森林公園、保養センター開設
〃 58年 山村広場開設、HTB、UHB中継局開設
〃 60年 かなやま湖研修センター開設
〃 61年 町内循環バス運行開始
〃 63年 南富良野町物産センター建設、国体カヌー
リハーサル大会開催
平成元年 精神薄弱者授産施設「こざくら園」開設、
第44回国民体育大会カヌー競技開催
〃
2年 町民憲章制定、開基100年記念式典開催
〃
4年 南富良野情報プラザ開設
平成 6年
〃
8年
〃
〃
〃
〃
11年
12年
14年
15年
〃
17年
〃
〃
18年
20年
〃
〃
〃
〃
22年
23年
24年
25年
〃
26年
〃
27年
かなやま湖ログホテルラーチ開設
在宅老人デイサービスセンター・在宅介護支
援センター開設、沖縄県本部町と「友好の町」
盟約調印
下水道一部(幾寅処理区)供用開始
東鹿越小学校廃校
高齢者生活福祉センター「くるみ園」開設
一般廃棄物最終処分場完成、高齢者対応公営
住宅建設
落合中学校・幾寅中学校・金山中学校・下金
山中学校を閉校し南富良野中学校に統合
保健福祉センター「みなくる」開設
特別養護老人ホーム「ふくしあ」開設、
富良野広域連合設立
特別養護老人ホーム経営移譲
南富良野町中学校新校舎建設
TVh中継局開設
南富良野町第5次総合計画策定、富良野地区定
住自立圏形成協定締結(富良野市、上富良野町、
中富良野町、占冠村の1市3町1村)
定住自立圏共生ビジョン策定、北落合小学校・
落合中学校・幾寅小学校を閉校し南富良野小
学校に統合
金山地区福祉交流センター開設
〔行政施策の重点事項〕
平成25年度にスタートした第5次総合計画の将来像「共に創る 笑顔で 生き活き みなみふらの ~太陽と森と
湖の町~」の実現に向けて、町民と行政が連携・協働し、分野別基本目標と重点政策を定め、まちづくりを進めている。
1.分野別基本目標
・ 次代へつなぐ活力ある産業のまちづくり【産業分野】
・ 幸せに暮らせる健康と福祉のまちづくり【保健・医療・福祉分野】
・ 安全・安心・快適なまちづくり【生活基盤・生活環境分野】
・ 学ぶ力・健やかな体・豊かな心を育むまちづくり【教育・文化分野】
・ 共に創造するまちづくり【住民協働・行財政分野】
- 35 -
2.重点政策
・ 安全・安心なまちづくり
・ 健やかな子どもの育成
・ 地域産業の活性化
・ 自然環境保全と循環する森づくり
・ 共に創造するまちづくりと人材育成
〔行政管理の特色〕
町の構成は広範囲に6つの地区からなっており、この地理的条件に起因する住民の不便を解消するため、巡回窓口事
務を開設し、巡回窓口車「やまびこ号」を定期的に運行、各地区に巡回させて戸籍、住民基本台帳関係、税金納入など
の事務を取り次ぎ、処理している。
この巡回窓口事務の開設により、事務処理の円滑化と住民の利便が図られ、地域住民からも好評を得ている。
〔財政の概況〕
平成25年に策定した第5次総合計画を基本に、行財政改革などに伴う最近の社会経済情勢の極めて厳しい条件を考慮
しながら、健全財政を堅持しつつ積極的かつ重点的に各種事業の推進に取り組んでいる。
〔主な公共施設〕
1.保健福祉センター
文化の振興と福祉の増進を目的として建設され、近代整備が整い、町の文化の中心的施設
として各種行催事に利用されている。
2.その他
金山地区コミュニティセンター、かなやま湖保養センター、除雪管理センター、保育所、特別養護老
人ホーム、在宅介護支援センター、在宅老人デイサービスセンター、精神薄弱者更正施設、精神薄弱者授産施設、かな
やま湖スポーツ研修センター、国設南ふらのスキー場、南富良野物産センター、落合地区多目的センター、下金山地区
多目的センター、老人憩の家、勤労青少年センター、南富良野情報プラザ、南ふらの農産物処理加工センター、空知川
スポーツリンクス、高齢者生活福祉センター
〔産業・経済〕
本町は、金山ダムが昭和42年に完成し、人口が急減したため、今後再び大きな人口流出をみることがないものと推測
され、ダム建設によって一変した町勢の現状を克服して豊かな住民生活を営むための理念に基づいた地域社会を形成す
る必要がある。
1.農林業
・ 農業については、昼夜の温度差の大きい山間部特有の気象条件の下で、にんじん、そば、ばれいしょ、麦類な
どが主に生産されており、中でも、種子ばれしょの生産が盛んであり良品質で知られている。標高の高さを活か
した「そば」の栽培は、質・生産量ともに定評があり、根菜類の連作障害防止にも役立っている。また、にんじ
んは全道有数の産地となっている。
・ 林業については、町土の9割が山林に区分されており、人工林資源は成熟期を迎えつつあることから、森林の
育成から持続的な利用の時期に入ってきている。
2.商工業
・ 豊かな山林資源の活用と木材産業の振興、需要度の高い石灰石の生産性増嵩、かなやま湖を中心とした観光開
発など、本町の特性を生かした産業の振興を図る。
〔文化・観光〕
かなやま湖森林公園
眼前にかなやま湖が広がり豊かな自然環境の中に管理施設をはじめ、バンガローやゴーカー
ト、テニスコート等が完備され、隣接するキャンプ場、オートキャンプ場、かなやま湖ログホテル村と合わせて自然と
ふれ合いながら楽しめるレクリェーション施設として利用者が多い。
狩勝峠
標高1,059m佐幌岳の山腹を横断する峠で石狩と十勝の国境にある。眼前には十勝の大平原が広がり、雄
大な展望美を誇っている。
落合岳
狩勝峠と向かい合い北に十勝大雪連峰、東に十勝平野、阿寒連峰、西に芦別、夕張岳など360°の展望が
楽しめる。
〔宿泊施設〕
幾寅市街-坂井旅館、民宿岩本、旅籠屋なんぷてい
落合市街-どんころ野外学校
東鹿越-かなやま湖保養センター(定員59名)、かなやま湖ログホテル村(定員91名)
- 36 -
占
冠
村
しむかっぷむら
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
ホ ー ム ペ ー ジ
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道勇払郡占冠村字中央
079-2201
(0167)56-2121
(0167)56-2184
http://www.vill.shimukappu.lg.jp
014630
I-2
JR石勝線占冠駅からバスで1分
〔地 勢〕
日高、夕張の二大山脈にはさまれた盆地で、上川管内の最南端に位置し、総面積571.31㎢の約94%が山林で占められ
ている。また、鵡川流域、双珠別川流域の地味肥沃な海抜300m~700mの地帯に農耕地が散在し、適地適作に基づき畑
作、酪農、肉用牛を中心とした農業が営まれている。
気候は、山岳地帯であることから気温の年較差が大きく、冬期間は-30℃以下になることもある。
〔歴 史〕
明治33年に植民地区画が設定され、明治35年に日陰長松が入植したのが始まりで、その後静岡県、岩手県などから団
体入植が行われた。大正8年、2級町村制施行により南富良野村と組合役場を幾寅に設置し、昭和7年の分村で占冠村
となった。
開村以来、農業、林業を基幹産業として発展してきたが、昭和40年に入ってから離農離村により過疎化が進み、昭和
56年には人口1,432人と道内で最も人口の少ない村となった。
「陸の孤島」と言われたほど交通事情の不便な地であったが、昭和56年の石勝線の開通や、主要国道・道道の整備に
加え、平成21年の道東自動車道開通など、交通条件は大きく改善された。昭和57年9月に大型観光開発である「石勝高
原総合レクリェーション施設」の建設が民間主導により着手され、翌58年から営業が開始された。リゾート開発の振興
に伴い、平成2年の国勢調査では2,721人と人口が大幅に増加したが、バブル経済の崩壊による不況はリゾート開発の
進行にも大きく影響を及ぼし、平成22年国勢調査では1,394人となっている。
〔村政のあゆみ〕
明治13年 勇払郡各村戸役場に属す
大正 8年 南富良野村の組合役場を幾寅に設置
昭和 7年 南富良野村から分離独立
〃
9年 トマム~占冠間道路開通
〃 23年 トマムに役場支所設置
〃 37年 開村以来の大水害
〃 47年 総合センター完成
〃 53年 農業者センター完成
〃 56年 JR石勝線10月1日に営業開始
〃 58年 石勝高原総合レク施設営業開始
〃 59年 ニニウ自然の国営業開始
〃 62年 トマムコミュニティセンター完成
平成元年 村立トマム診療所完成
〃
2年 ヘリポート完成
〃
3年 アスペン市と姉妹都市提携
〃
4年 トマムへき地保育所開所
〃
6年 コミュニティプラザ完成
〃
7年 生活情報センターホール・ショッピング
モール完成、国際環境観光会議開催
平成14年
〃 16年
〃 17年
〃 19年
〃 20年
〃 21年
〃
〃
23年
24年
〃
25年
〃
〃
26年
27年
占冠村開基100年、デイサービスセンター完成
南富良野町との合併協議会設置
南富良野町との合併協議会を廃止
道東自動車道トマム IC ~十勝清水 IC 間開通
占冠村歯科診療所開所、村立占冠診療所開所
第5回日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議開
催、道東自動車道占冠 IC ~トマム IC 間開通
道東自動車道占冠 IC ~夕張 IC 間開通
ジビエ工房森の恵み完成、湯の沢温泉リニュー
アルオープン
上富良野町観光振興計画スタート、富良野地区
定住自立圏形成協定締結(富良野市、上富良野
町、中富良野町、占冠村の1市3町1村)
定住自立圏共生ビジョン策定
小規模多機能型居宅介護施設「とまーる」開所
〔行政施策の重点事項〕
平成21年に策定した「占冠村総合計画」に基づき、『自立』、『住民と行政の協働』を目指し村づくりを進めている。
1.安心して暮らすことのできるむらづくり
住民一人ひとりが住みなれた地域にいつまでも安心して暮らしていけるよう保健、福祉、医療関係機関と連携
のとれた総合的なサービス体制の強化と充実した住民サービスの提供、地域全体で協力し支え合える仕組みづく
り、道路や上下水道などの社会基盤整備を図りながら安心して暮らすことのできるむらづくりを進める。
2.地域の特性を生かして元気のあるむらづくり
むらの元気や住民の生活を支える産業の振興を図るため、厳しい経済環境の変化にも対応できる産業基盤の形
成を推進し、地域に根ざした既存産業や商工業、活力ある農林産業の振興や占冠村の自然を生かした観光の振興
を図る。
3.安全に暮らせるむらづくり
消防団の強化育成、住民の防災意識の高揚等、防災体制の整備・充実を図り、環境に配慮した河川の整備を行
い、災害に強い安全に暮らせるむらづくりを進める。
4.人の輪があるむらづくり
占冠村が育んできた歴史や文化等を生かし、芸術や文化、スポーツなど住民がいろいろな活動に参加すること
のできる環境づくり、世代を超えた交流や地域の交流活動等への支援による活力あるむらづくりを進める。
- 37 -
5
6
子どもが健やかに育つむらづくり
社会情勢の変化から子育てをする不安を解消し、安心して子どもを生み育てようと思える地域環境の実現に向
けた取組、地域と行政がともに子育てや教育に支援をする体制づくりを進める。
次代へ引継げるむらづくり
豊かな自然環境を保全し、ごみの減量化を進め環境美化を推進し、地域と行政が協力して地域の課題を解決す
る体制を整え、住民と行政の創意ある協働のむらづくりを進める。
平成24年に総合計画の見直しを行い、以下の三大目標を追加。
・ 高齢者福祉サービスの充実
・ 森林資源を保全・育成・活用する林業関係事業の振興
・ 木質バイオマス等の地域資源を活用した新エネルギーの活用
〔行政管理の特色〕
福祉施策の充実や、村民の生活環境整備のための事業など、行政範囲と事務量は年々増加の傾向にあるが、最小の経
費で最大の効果を生み出そうと、人件費を最小限にとどめ、事務処理体制や機構等に検討が加えられている。
また、遠隔地には支所が設置されており、きめ細かい行政サービスに努めている。
〔財政の概況〕
歳入は地方交付税が45.7%を占め、つづいて村債10.5%、村税12.1%となっており、依然として地方交付税の占める
割合が高い。歳出は住民生活の向上と福祉のため各分野に効果的に配分し、収支の均衝を維持するよう努めている。
〔主な公共施設〕
1.総合センター
役場事務所、教育委員会、議会、商工会が併設された施設である。
2.その他
トマムコミュニティセンター、住民センター、運動公園(野球場,テニスコート等)、村営プール、
村営スキー場、勤労者福祉会館、総合グラウンド、物産館、ヘリポート、消防庁舎、保育所、コミュニティプラザ、道
の駅自然体感しむかっぷ(生活情報センター、ショッピングモール)、双民館(研修施設)、占冠地域交流館、デイサ
ービスセンター、占冠診療所、トマム診療所、歯科診療所
〔産業・経済〕
1.農 業
畑作、酪農、肉牛を中心に新規就農者の参入促進や後継者対策を進めている。
2.商工業
商業は小売業が主でその規模は小さい。村内の雇用の拡大と商工業振興を図るための制度を取り入れ
企業誘致に努めている。
〔文化・観光〕
1.村立自然公園赤岩青巌峡
鵡川の澄んだ流れに映える美しい風景であり、春はつつじ、しゃくなげ、夏は深緑、
秋は紅葉、冬は水墨画を想う自然美が四季折々堪能できる。
2.星野リゾート トマム
スキー場、ゴルフ場、テニスコート、大型造波プールなど、ありとあらゆるリラクゼ
ーション施設を完備した大規模リゾート。自然と触れ合う体験メニューも多数用意されている。
〔宿泊施設〕
・占冠湯の沢温泉 森の四季
・ホテルアルファ・トマム
・ザ・タワー
・リゾナーレトマム
定員 50名
155室
401室
200室
- 38 -
TEL0167-56-2311
TEL0167-58-1111
〃
〃
和
寒
町
わっさむちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道上川郡和寒町字西町120番地
098-0192
(016532)2421
(016532)4238
014648
I -0
JR宗谷本線和寒駅から徒歩10分
道北バスターミナルから徒歩10分
〔地 勢〕
町の東、西、南の三方は丘陵が起伏しているが、中央部は大体において平坦で、北に行くにしたがって低くなり、天
塩原野に開けている。
上川盆地の一部で、東西南は和寒山の740mを最高に、300m~500mの丘陵に囲まれ、天塩川の支流である剣淵川の
最上流部に位置している。剣淵川は和寒町と剣淵町との境界付近で、扇状に六線川、剣淵川、ペオッペ川の各支流に分
岐している。
〔歴 史〕
本町は、もと増毛支庁の管轄下にあり剣淵村に含まれていた。明治32年、上川支庁管内に移され、屯田兵用地として
選定されたが、移り住む者はなかった。しかし、同年11月15日に鉄道が和寒市街まで開通し、明治34年に屯田用地を民
有とし植民区画地が設定されて、ようやく70戸が団体移住してきた。明治35年には、相馬、山形、南部、佐賀、越中、
秋田の各団体がぞくぞく入地し、道内からの移住者もあわせて人口は急激に増加した。大正4年4月1日、剣淵村のう
ち和寒原野とペオッペ原野を分離し、和寒村として独立した。その後、除虫菊の好況や、水田が開発されるにしたがい
村勢は日を追って伸展し、昭和27年1月1日には待望の町制を施行した。
その後、農業、商工業の振興により昭和34年には1万1,736人と最高の人口を擁したが、漸次過疎化の傾向を見せ、
米の生産調整が実施されてからは、いっそう加速度を増した。しかし、過疎対策の指定を受け各種事業の推進の結果、
最近では安定した生産と、福祉、教育と文化が相調和する豊かな郷土の出現を見つつある。
〔町政のあゆみ〕
昭和27年 町制施行
〃 40年 町民憲章、町章制定、町民プール完成
〃 42年 和寒高校道立移管、町体育館新築
〃 44年 東山スキー場開設
〃 45年 青少年会館完成
〃 46年 町営バス運行開始、第1次総合計画策定
〃 49年 統合中学校完成
〃 50年 開基75周年・開村60周年記念式典挙行、
町立病院改築完成
〃 51年 特別養護老人ホーム「芳生苑」開設
〃 53年 総合庁舎(役場・住民センター・消防)完成
〃 54年 特定環境保全公共下水道工事着手
〃 55年 国営剣淵西部地区農地開発事業完了、和寒町
保養センター(公衆浴場)開設
〃 56年 第2次総合計画策定
〃 57年 西和・中和地域センター完成
〃 58年 和寒中に第2体育館、農産加工センター完成
〃 59年 生きがいセンター完成、史上最高の水稲豊作
〃 61年 自給肥料供給センターごみ焼却施設完成
〃 62年 葬斉場新築
〃 63年 産業会館新築
平成元年 北原小学校改築、特定環境保全下水道供用
開始
〃
2年 和寒町総合体育館、研修館「楡」完成、
開基90周年・開村75周年記念式典挙行
〃
3年 ジュネスハウス(単身者向住宅)完成、
第3次総合計画策定
〃
4年 片栗庵(ミニ文化施設)完成
〃
5年 東山スキー場ペアリフト更新
〃
6年 町立図書館完成、デイサービスセンター
「健楽苑」完成
平成 7年
〃
〃
〃
〃
8年
9年
10年
11年
〃
12年
〃
13年
〃
〃
14年
15年
〃
〃
〃
〃
〃
16年
17年
18年
21年
22年
〃
〃
〃
23年
25年
26年
〃
27年
和寒町農業活性化センター「農想塾」完成、
和寒町保健福祉センター完成
三和小学校改築
農村体験研修施設「ふれあいの里」完成
塩狩峠記念館「旧三浦綾子邸」復元
和寒町開基100周年年記念式典挙行、
公民館改築、恵み野ホール完成
特別養護老人ホーム ショートステイ完成
東山スキー場ロッジ建替、
道央自動車道旭川鷹栖IC~和寒IC間開通
南宗谷線地区広域米穀乾燥調整貯蔵施設
(カントリーエレベーター)完成
第4次総合計画策定
和寒町交流施設「ひだまり」完成
道央自動車道和寒IC~士別剣淵IC間開通、
三笠山自然公園パークゴルフ場完成
和寒町球場完成
高齢者共同福祉住宅完成
第3次和寒町行政改革大綱
和寒町開基110周年記念式典挙行
和寒小学校改築、和寒中学校移転、
町立病院改築、和寒高校閉校
第5次総合計画策定
木質バイオマス燃料製造施設完成
農村体験交流滞在施設「エココテージ」、
地域資源活用交流施設「ふれあいのもり」
完成
和寒町開村100周年記念式典挙行
〔行政施策の重点事項〕
平成23年に第5次総合計画を策定し、これに基づいて豊かで住みよい町づくりを推進している。
・恵みの大地と共生するうるおいのまちづくり
・快適に安心して暮らせるやすらぎのまちづくり
- 39 -
・活気あふれる元気なまちづくり
・未来を拓く心豊かなまちづくり
・ぬくもりで支えあう思いやりのまちづくり
・いきいき元気に暮らせる健やかなまちづくり
・参画と協働によるきずな育むまちづくり
〔行政管理の特色〕
1.高度情報化社会に適応するため総合行政システムの導入と庁内LANの積極的な利用に努め、住民サービスを向
上させるワンストップ対応可能な「お客さま窓口」を設置している。
2.近隣自治体と事務の共同処理(消防・介護認定審査会)や施設の共同設置(生ごみ処理場・有害鳥獣処分場)を
行うほか学校給食の委託を行うなど経費の節減に努めている。
3.自治基本条例を制定し協働のまちづくりをすすめ、地域毎の懇談会を毎年開催している。
4.業務の民間委託及び指定管理者制度を活用し、職員数の増加抑制を図っている。
〔財政の概況〕
歳入の約73%は地方交付税と国・道支出金で占め、町税はわずかに約7%にすぎず、町債が約8%となっている。苦し
い財政状況下にあって、重点施策を計画的に推進するため、経常経費の節減に努めて、収支の均衡に配慮しながら、健
全財政の確保を図っている。
〔主な公共施設〕
中学校(1)、小学校(1)、東山スキー場(リフト2基574m、309mジャンプ台30m級)、保育所(常設1)、特別養護老
人ホーム、町立病院、保養センター、児童館、総合体育館、研修館「楡」、町公民館、町営球場、三笠山自然公園、郷土
資料館、生活研修センター、農産加工センター、生きがいセンター、ゲートボール専用コート、海洋センター(プール)、
ごみ処理施設、バーク粉砕施設、ジュネスハウス、片栗庵、町立図書館、デイサービスセンター、農業活性化センター、
保健福祉センター、パークゴルフ場(18ホール・2ヶ所)、南丘森林公園、塩狩峠記念館、北原交流展示館、交流施設「ひ
だまり」、木質バイオマス燃料製造施設、木質バイオマス熱源供給施設、農村体験交流滞在施設「エココテージ」、地
域資源活用交流施設「ふれあいのもり」
〔産業・経済〕
米作を中心とする農業が町の産業を支えてきたが、米の生産調整に伴い畑作との複合経営を余儀なくされており、農
地開発、かんがい排水、ほ場整備、農業構造改善などの事業が進められて、基盤整備は着々と進行している。今後は、
規模拡大とともに既に特産物として市場を確保しているキャベツ・カボチャ・葉菜類を奨励するとともに、これらに続
く新しい特産物としてペポカボチャの栽培・商品化・販売に力を入れている。工業については、国道沿いに20haの工業
団地を造成し企業誘致に努めているが、内陸の積雪地帯という地理的条件の中で8企業が立地したにすぎないが、交通
輸送・電力・地価・労働力など利点を強調し誘致活動を進めるとともに既存工業を育成し、人口流出防止に期待してい
る。商業については小店舗が多く、購買力の町外流出のため、空き店舗が増加し、その対策が急がれる。
〔文化・観光〕
塩狩峠
古くは天塩国と石狩国の境界にある峠で、三浦綾子の同名の小説のモデル長野政雄殉職の地顕彰碑が建立
されており、三浦綾子の旧宅を復元し資料等を展示した塩狩峠記念館がある。
三笠山自然公園
和寒市街の南方2㎞の国道沿いにあり、キャンプ場(無料)・バンガロー(有料)4棟があり、
高さ8mの恵水碑・7mの白い観音像がそびえ立っている。こどもの国の遊具等を整備し、13年度にリニューアルオー
プンした。
東山スキー場
和寒駅から徒歩10分、国道から徒歩5分、リフト2基(574m、309m)、30m級ジャンプ台、ロッ
ジ、駐車場、夜間照明がある。初心者から中・上級者に適したスロープがあり、特に家族連れに人気がある。
南丘森林公園
水と緑と人との調和を創造する目的で、湖周辺に群生する自然林を活用してキャンプ場・カヌー乗
り場等を整備しており、アウトドアの拠点施設として人気が集まっている。
〔宿泊施設〕
和寒町研修館「楡」50名収容 TEL(0165)32-4482 和寒町総合体育館併設
和寒町農村体験交流滞在施設「エココテージ」10名収容 TEL(0165)32-3300
塩狩ヒュッテ 14名収容 TEL(0165)32-4600
- 40 -
剣
淵
町
けんぶちちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道上川郡剣淵町字南剣淵兵村775番地5
098-0392
(016534)2121
(016534)2590
014656
Ⅰ-0
宗谷本線剣淵駅から徒歩5分
〔町名の由来〕
語源は「ケネペツ」。「ケネ」は、はんの木、「ペツ」は川で、「はんの木の多い川」という意味からきている。
また、「ケネペツ」を早くいうとケンプチと聞こえるところからケンブチ(剣淵)と呼ばれるようになった。
〔町章の由来〕
剣淵をローマ字で書いたときの頭文字「K」をデザインしたもので、中央の三角形は、郷土の安定と町の象徴の一つ
である平波山を表している。
鋭角の組み合わせは、未来への発展と躍進を力強く表現し、外側の二重の輪は団結と協力及び和を表している。
〔地 勢〕
北海道における旭川低地帯の北部にあたる旭川盆地の一部で、古代には湖水をたたえた跡であるといわれ、犬牛別丘
付近からしじみ、はまぐりの化石が発見されている。山脈は、士別市温根別町界をなしている小山脈が南北に縦走する
のみで、河川も天塩川の支流である剣淵川が中央を流れその中央が平野となり東西両部が丘陵となっている。
標高(海抜)は、最低129m・最高440mで、雨量は春季に少なく秋季に多く冬は雪が多い。
〔歴 史〕
明治30年6月に増毛支庁管下天塩国上川郡に剣淵村ほか3か村(士別村、多寄村、上名寄村)が設置されたのに始ま
る。明治31年10月に屯田兵屋の建築に着手し、翌32年7月12日に屯田兵337戸が入地し、剣淵村ほか3か村戸長役場が
設置された。その後、明治39年に2級町村制が施行され、自治体として完全な独立をみるに至った。大正4年4月に現
在の和寒町を、また、昭和2年10月に再び今の士別市温根別町を分村し、昭和37年1月1日町制を施行し、現在に至っ
ている。
〔町政のあゆみ〕
明治32年 屯田兵337戸入地、剣淵尋常高等小創立
〃 33年 鉄道開通剣淵駅開駅、剣淵神社創立
〃 39年 2級町村制度施行、第1回村議会議員選挙
〃 44年 公設剣淵消防団創立
大正11年 電話通話開始
昭和19年 役場庁舎完成
〃 23年 剣淵市街大火173戸焼失
〃 37年 町制施行
〃 47年 剣淵町立診療所完成
〃 49年 農村基盤整備パイロット事業着手
〃 50年 秋の集中豪雨で農作物等10.2億円の被害
〃 51年 総合幼児センター完成
〃 54年 道々上士別剣淵停車場線踏切除却工事完成
〃 55年 精神薄弱者更正施設「剣淵西原学園」開設、
国営パイロット事業剣淵西部地区完成
〃 56年 総合庁舎完成、防災行政無線システム設置
〃 58年 地場産品加工研究センター完成
〃 59年 地力増進施設完成
〃 60年 南剣淵公園完成
〃 62年 ふれあい公園完成
〃 63年 剣淵高等学校校舎改築、
町営球場「平波球場」完成、
特別養護老人ホーム「ひらなみ荘」開設
平成元年 ごみ焼却施設、屋内ゲートボール場完成
平成 2年
〃
〃
3年
4年
〃
〃
〃
5年
6年
10年
〃
〃
〃
〃
〃
11年
13年
16年
17年
18年
〃
〃
〃
19年
22年
24年
〃
〃
26年
27年
剣淵町武道館完成、
剣淵絵本原画収蔵館完成
農業振興センター完成
精神薄弱者授産施設「剣淵北の杜舎」完成、
常設保育完成(絵本風の外壁)
レークサイド桜岡(温泉部門)完成
レークサイド桜岡(宿泊部門)完成
老人福祉寮「福寿寮」完成、
けんぶち食のふるさと館完成、
健康福祉総合センター完成
一般廃棄物最終処理場完成
剣淵高等学校寄宿舎「創明寮」完成
剣淵町絵本の館完成
町全域の字名改正及び地番改正
農林水産物直売・食材供給施設(道の駅「絵
本の里けんぶち」)完成
剣淵町観光交流センター(まちの駅)完成
剣淵町学童保育所完成
ペルー共和国フニン県タルマ群パルカマヨ区
と姉妹都市締結
デマンド方式乗り合いタクシーの運行開始
ペルー共和国フニン県タルマ市と姉妹都市締
結
〔行政施策の重点事項〕
110年あまりの間、基幹産業の農業を中心に発展を続け、住民の生活環境の充実などに取り組み、住みよいまちづく
りを進めている。現在は、“絵本の里”づくりを柱としたまちづくりにも取り組み、人々のやさしさと温もりを育み、
魅力あふれるまちづくりを推し進めている。しかしながら、「超高齢化社会」と言われる人口構成で、子育てや老後、
介護への不安が高まり、地域社会における支え合いが一層求められることから、まちに住む者同士が、立場や年齢、経
験の違いなどを超えて、知恵や力を出し合い、“協働のまちづくり”により課題を解決し、支え合っていくことのでき
るまちづくりを目指して、平成23年度から10年間の「第5期剣淵総合計画」を策定し、『人・夢・大地 やさしさ奏で
る 絵本の里けんぶち』をまちづくりテーマとし、
「住みよさ」と「持続・発展」を両立したまちづくりを進めている。
- 41 -
〔文化・観光〕
絵本の館
絵本・児童書44,000冊以上を備え、町内外を問わず貸出しを行っている。平成16年には施設を移転新築
し、図書室を併設して6月にオープンした。毎年8月には「けんぶち絵本の里大賞」と「絵本原画展」、2月には「絵
本まつり」などその他多くのイベントを開催している。
桜岡湖
春は桜などが咲き誇り、夏には大きな樹木が涼しさを、秋には紅葉が彩りを添え、四季折々の美しい表情
を湖面に映している。カヌー、魚つり等でにぎわい、周辺にはキャンプ場、パークゴルフ場そして町民の保養の場「レ
ークサイド桜岡」がある。
ビバアルパカ牧場 アルパカは、南米ペルーの3,500m以上の高原地帯に生息するラクダ科の動物で、ビバアルパカ牧
場のアルパカ達はペルーから那須ビッグファームを経て剣淵町へ到着した。冬は樹氷観察やエアボードを利用すること
ができる。
絵本の里けんぶち夏まつり
町、農協、商工会が連携し全町民が楽しめる多くの催しがある。歌謡ショー、小運動
会、豊年踊り、焼き肉コーナー、地場産品販売等、多くの人で賑わっている。
〔視察のみどころ〕
・絵本の館
図書室、体験教室、展示室を設けており、原画展や木のおもちゃ展、コンサートなどさまざまな催しが行われている。
絵本・児童書44,000冊以上、一般図書19,000冊以上、合計約63,000冊収蔵、毎週水曜日休館。
・絵本原画収蔵館
絵本原画を収蔵及び展示している。
・桜岡湖及び温泉施設
平成14年夏季から桜岡湖周辺を自然・文化を通した「絵本の里家族旅行村」がオープンし、多くの利用客で賑わいを
見せている。平成5年11月、
「レークサイド桜岡」
(温泉宿泊研修施設)の温泉部門がオープンし、
「体の芯から暖まる」
と好評。温泉の適応症は神経痛、筋肉痛、五十肩、うちみ、痔疾、健康回復など。また、平成6年12月には宿泊研修施
設が完成し、宿泊定員80名、多目的ホールや研修室、レストラン等を備え、全館オープンした。さらに、平成11年6月
にオープンした「桜岡高台パークゴルフ場」は、当初の27ホールから36ホールに増え、多くの利用客で賑わっている。
・健康福祉総合センター(愛称「ふれあい健康センター」)
町立診療所を併設し、平成10年4月にオープンした総合的な保健福祉施設である。保健部門、福祉部門、住宅福祉推
進部門、公衆衛生部門、健康増進部門それぞれに最新の設備と機能を備え、町民の健康づくりの拠点として利用されて
いる。
・道の駅「絵本の里けんぶち」
平成18年9月21日、剣淵町農林水産物直売・食材供給施設が道内93番目の道の駅の認定を受けてオープン。基幹産業
の農業を活かし、食と農業と絵本のまちづくりをテーマに交流人口の向上と地域産業の活性化を目指している。
地場産野菜の良さを消費者に知ってもらうため、施設内の農産物直売所で販売しているほか、地場産野菜をふんだん
に取り入れた料理をそろえたレストラン『ムーニャ』は、昼食時には多くの人で賑わっている。
休憩ホールの一角『たべものと絵本』コーナーでは、食べ物に関する絵本200冊を閲覧することができ、「食と絵本」
「農業と絵本」のまちづくりの一端にふれることができる。
道の駅周辺には、実のなる木や遊具などを設置した多目的広場やドッグランを整備している。
・上川北部合理化でん粉工場
近隣10農協で昭和42年に設立され、でん粉製造のほかポテトパルプ飼料、特殊発酵飼料なども製造。道北屈指の工場
として、その機能を十分に発揮している。
〔宿泊施設〕
レークサイド桜岡
TEL
0165-34-3100
- 42 -
下
川
町
しもかわちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道上川郡下川町幸町63番地
098-1206
(01655)4-2511
(01655)4-2517
014681
I-0
バスターミナル合同センターから徒歩5分
〔地 勢〕
上川支庁管内の北東部に位置し、北部はピヤシリの霊峰が北見国境にそびえ、雄武町及び名寄市との分水嶺をなして
いる。中部は名寄川を中心として盆地をなし、農産物の源泉となっており、南部は一般に丘陵地帯である。
町の大部分を占めている山林には、広葉樹・針葉樹が繁茂し、木材の供給源となっている。下川鉱山・珊瑠鉱山によ
り鉱業基盤を築いていたが現在は休山となっている。
〔歴 史〕
明治34年に開拓の鍬がおろされ、大正13年、名寄町から分村して下川村が誕生した。独立後、米作は各地に水利組合
が設立され盛んになり、大正15年には、三井珊瑠鉱山が開設、その後、下川・一ノ橋両営林署が開庁して、農・林・鉱
の三大産業の町として基盤を築いてきた。自治体の形態も整い、昭和24年には町制を施行した。昭和31年に一の橋市街、
翌32年に下川市街と連続大火に見舞われたが、その復興はめざましく、昭和45年に開基70年、昭和49年に独立50周年記
念式典を挙行、平成2年に開基90周年、町制施行40周年を挙行、平成12年に開拓100年記念式典を挙行している。
〔町政のあゆみ〕
明治34年 岐阜団体入地し、開基をみる
大正13年 名寄町から分村して下川村誕生
昭和21年 開拓者集団入地
〃 24年 町制施行
〃 26年 役場庁舎新築落成
〃 31年 一の橋市街地大火(227戸焼失)
〃 32年 下川市街大火(160戸焼失)
〃 33年 下川町章制定
〃 35年 下川高校普通課程設置、公区制施行
〃 41年 町体育館落成(現町民会館)
〃 45年 総合開発計画策定、町営プール設置
〃 47年 統合新設下川小学校舎落成
〃 49年 庁舎改築落成、町営バス運行開始
〃 51年 町立幼稚園開設、町立病院増改築落成
〃 53年 町木、町花制定、下川中学校校舎落成
〃 55年 廃棄物処理施設完成
〃 56年 下川公民館落成
〃 57年 特別養護老人ホームあけぼの園、町営野球場、
農産物加工研究所完成
〃 58年 2,000年の森展望台完成、企業誘致工場新設
〃 59年 火葬場管理棟新設
〃 60年 知的障害者更生施設山びこ学園新設
〃 61年 火葬場新設・万里長城築城開始
〃 62年 町営スキー場ロッジ完成
〃 63年 農業環境改善センター完成、下川商業高等学
校改築
平成元年 第3期下川町総合計画策定
JR 名寄線廃止に伴う代替バス運行開始、
B&G 財団・下川海洋センター建設
〃
2年 デイサービスセンター開設
〃
3年 バスターミナル合同センター完成、ふるさと
交流館完成
〃
4年 桜ヶ丘アリーナ完成
〃
5年 一の橋コミュニティーセンター、林業総合セ
ンター完成
平成 6年
〃
8年
〃 10年
〃 12年
〃
13年
〃
14年
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
15年
16年
17年
18年
19年
20年
21年
〃
22年
〃
23年
〃
24年
〃
25年
〃
26年
〃
27年
国有林「21世紀の森」購入開始
下川町公共下水道供用開始
国有林(一の橋地区)購入開始
下川町開拓100年記念式典、カナダ・ケノーラ
市と友好都市提携
総合福祉センター完成、一の橋小学校及び上名
寄小学校休校決定
生活支援ハウス完成、知的障害者グループホー
ム完成
万里長城パークゴルフ場完成
農村活性化センター完成
五味温泉木質バイオマス熱供給施設完成
幼児センター完成、下川町自治基本条例制定
地域間交流施設完成
環境モデル都市に認定される
環境共生型住宅エコハウス完成、桜ヶ丘公園セ
ンターハウス「フレペ」完成、木質原料製造施
設完成、役場周辺熱供給施設完成
共生型住まいの場「ぬく森」完成、地域情報通
信基盤(光ファイバー網)整備、高齢者施設熱
供給施設完成
環境未来都市に選定、地域活性化総合特区指定、
町立下川病院改修(1期工事)
一の橋住民センター完成、環境未来都市構想推
進国際フォーラム、国際森林フォーラム開催、
一の橋バイオビレッジ集住化住宅完成、
京都府京丹波町と友好交流に関する協定締結
バイオマス産業都市選定、高知県梼原町及び熊
本県小国町と「持続可能な小規模自治体アライ
アンス」締結
下川町特用林産物栽培研究所設置、地域活性化
モデルケース選定(内閣官房)
地方独立行政法人北海道立総合研究機構と研究
協力に関する協定締結
〔行政施策の重点事項〕
「森林と大地と人が輝くまち・しもかわ」をめざす姿とし、平成23年度に第5期総合計画を策定し、下川の新しいま
ちづくり(「環境未来都市~人が輝く森林未来都市しもかわ」の具現化)を進める
・産業振興と雇用機会の創出
基幹産業である農林業をはじめとする既存産業の振興、地域の資源や特性を活かした新たな産業創造などに取り
組むとともに、あらゆる分野において雇用機会の創出を図る。
- 43 -
・少子高齢社会に対応したまちづくり
安心して子どもを産み、健やかに育てることができる子育て環境の充実や、高齢者、障がい者が安心して自立で
きる環境づくりを進める。
・森林共生低炭素社会の創造~環境モデル都市の推進~
森林共生低炭素社会の創造のため、地域特性である循環型森林経営を基盤とした、森林バイオマスの利活用等を
進め、二酸化炭素の大幅な削減に取り組むともに、地域産業の振興や環境に配慮した快適な生活環境等の具現化に
取り組む。
・安全に安心して快適に暮らせる生活環境づくり
地域実態に対応した防災、防犯体制の充実、公共交通や住宅、積雪対策、道路や公園などの生活基盤の整備を進
める。
・持続可能な地域社会の実現
住民自治や地域づくりへ参加するための条件整備及び地域内の多様な主体の連携などを強化、充実することで、
地域の自治、防災、防犯、子育て、教育など、総合的な「地域力」の向上に取り組む。
〔行政管理の特色〕
住民サービス向上と行政事務の効率化を目的として、OA 化を進め職員1人1台の端末を設置し、また、グループウェ
アを導入し、情報の共有を図っている。(総合行政情報システム、財務会計システムの導入)
職員の人材育成基本方針及び倫理規定を定め、分権時代に即応できる職員の養成に努めるとともに職員の意義高揚を
促す自己啓発の支援を行っている。
平成19年4月1日に、町政運営の基本的な理念と制度運営の原則を明らかにした自治基本条例が施行された。
〔財政の概況〕
地方交付税、国、道支出金及び地方債等への依存度が高く80%を占め、町税は4%に止まってる。
第5期総合計画を基本に行財政改革などに伴う社会経済情勢の厳しい条件を考慮しながら、健全財政を堅持しつつ積
極的に各種事業の推進に取り組んでいる。
〔主な公共施設〕
公民館、廃棄物処理場、町立病院、町民会館、スキー場、スキージャンプ台、クロスカントリーコース、小学校、中
学校、高等学校、スポーツセンター、浄水場、町営野球場、総合グランド、特別養護老人ホーム、障害者支援施設、町
営スキー場ロッジ、火葬場、展望台、B&G 財団海洋センター(プール)、町営テニスコート、デイサービスセンター、
バスターミナル合同センター、ふるさと交流館、桜ヶ丘アリーナ、下川浄化センター、総合福祉センター、生活支援ハ
ウス、知的障害者グループホーム、万里長城パークゴルフ場,農村活性化センター、幼児センター、地域間交流施設
〔産業・経済〕
基幹産業の農業は、特色を活かした農業経営の持続的発展のため、生産基盤の整備をはじめ、安全・安心な作物の栽
培、担い手及び新規就農者等の育成支援、環境にやさしい農業の推進、畜産振興に努める。
林業においては、環境に配慮した持続可能な森林経営を目指し、自然環境の保全など公益的機能を発揮できるよう森
林整備を継続している。また、森林資源を有効活用した付加価値の高い木材製品の加工・流通、経営安定・雇用拡大、
担い手の確保・育成に努める。
商工業においては、中小企業振興基本条例に基づき、経営の革新や基盤の強化のための新分野進出、空き店舗対策、
後継者対策を実施していくとともに、誘致企業との連携強化・経済交流、また、新たな企業誘致の促進に努める。
その他、地域資源の活用、また、新たな産業展開・地域経済の活性化を図るため、環境未来都市・地域活性化総合特
区(森林総合産業特区)の具現化に取り組んでいる。
〔文化・観光〕
町指定文化財・はるにれ
樹齢約830年(直径136㎝、樹高23m)と推計され、下川簡易教育所(明治40年12月建設)
の前に切り残されたもので、現在下川小学校舎前にそびえている。
上名寄郷土芸能(麦や節、郡上節、小大尽)
明治34年に岐阜県郡上郡高鷲村から上名寄地区に入植した開拓者が
開拓の苦しみの中で故郷を偲び、唄い踊られ今日まで伝えられてきたものである。
観光
五味温泉、ピヤシリ山と御車の滝、矢文湖、ふるさと2000年の森展望台、サンル牧場、ふるさと交流館、万
里長城、万里長城祭5月、しもかわうどん祭り8月、アイスキャンドルミュージアム2月
〔宿泊施設〕
五味温泉
宿泊定数50人
で下車 ほかに一般旅館等
TEL(01655)4-3311
バスターミナル合同センターから町営バスで15分、五味温泉前
- 44 -
美
深
町
びふかちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道中川郡美深町字西町18番地
098-2252
(01656)2-1611
(01656)2-1626
014699
Ⅱ-0
宗谷本線美深町交通ターミナルから徒歩5分
〔地 勢〕
稚内市と旭川市のほぼ中間にあって、中川郡の南半分を占める広域を有している。東方には函岳(海抜1,129m)を
主峰とする北見山地が、西方には天塩山地が連なり、ここを源とする大小河川が沢なりの平地を形成しながら、中央部
を南北に貫流する長大河川の天塩川に合流、地味肥沃な盆地を形成している。これらの恵まれた土壌と豊富な林産資源
を利用して、早くから稲作、畑作、酪農、林産工業の町として栄えてきた。
〔歴 史〕
道内屈指の大河天塩川の恩恵を受け、本町の歴史は幕を開けた。天塩川筋には古代先住民の縄文、擦文文化の遺跡、
遺物が多く残っている。和人としての最初の入植は、明治32年に富山県から渡ってきた平喜三郎であり、天塩川沿の美
深8線において最初の鍬が入れられた。明治44年に鉄道が恩根内まで開通するとともに急速に入植者の数が増し、飛躍
的な発展を遂げるに至った。大正4年に下名寄村として初の自治行政を行い、大正9年に智恵文を分村し美深村と改称、
大正12年に1級町村制を施行して美深町となり、現在に至っている。昭和30年代の人口は14,000人台が続き、昭和40年
頃から人口の減少が目立つようになった。
昭和3年の大火、たび重なる冷害、天塩川の氾濫など多くの困難を住民の和協一致で乗り越え、平成10年に開基100
年の記念式典を挙行したほか、昭和56年10月には九州福岡県添田町と姉妹町、平成6年7月にはカナダアシュクラフト
村と友好都市提携を結び、また平成8年にスバル北海道美深試験場の一期工事完成など新たな発展を目指している。
また、国道40号線、同275号線、道道49号線の基点など交通の要衝として多大の役割を果たしている。
〔町政のあゆみ〕
大正12年 1級町村施行により美深町と改称
昭和 3年 市街地の大火80%焼失
〃 23年 美深町第1期農業復興計画樹立
〃 37年 低開発地域工業地区に指定される
〃 39年 国鉄美幸線仁宇布まで部分開通
〃 41年 へき地電気導入で未点灯農家解消
〃 44年 山村振興法の指定を受ける
〃 51年 びふか松山湿原が道自然環境保全地域に
指定、第1回美幸線松山湿原まつり開催
〃 52年 美深歌登スーパー林道開通
〃 56年 福岡県添田町と姉妹町提携
〃 59年 北海道美深高等養護学校開校
〃 60年 国鉄美幸線廃止、バス転換となる
〃 61年 美深町特別養護老人ホーム開所
〃 62年 北部営農飲雑用水施設完成・給水開始
平成 4年 物産展示館「双子座館」オープン
〃
5年 スバル・テストコース建設決定
〃
6年 カナダアシュクラフト村と友好都市提携
〃
7年 下水道一部供用開始
〃 10年 美深町文化会館COM100完成、
開基100周年記念式典挙行
平成11年 森林公園びふかアイランド完成
〃 12年 第4次総合計画樹立
〃 16年 「総合窓口」の開設
〃 17年 「自治会地域担当員制度」設置、北海道教育
大学と相互協力協定締結
〃 18年 フリースタイルスキー競技・エアリアル公認
コース完成
〃 19年 特別養護老人ホーム民間移管
〃 20年 美深町幼児センター開所
〃 22年 第5次総合計画樹立、美深小学校新校舎完成
〃 23年 光ファイバー防災端末機供用開始
〃 25年 一般国道40号名寄美深道路開通、美深(びふ
か)くん&美深(みみ)ちゃんデビュー
〃 26年 北海道大学大学院水産科研究院・水産学部と
の包括連携協定締結、旧恩根内小学校プール
を改修し「半循環式チョウザメ陸上養殖プラ
ント」完成(美深振興公社が運営)
〃 27年 びふか温泉木質バイオマスボイラー竣工
〔行政施策の重点事項〕
平成23年度から10カ年の第5次美深町総合計画を樹立、まちの将来像に「みんなで築く 輝くまち 美深」を掲げ、
まちの様々な分野の交流・連携を促進し、美しい自然環境・豊かな資源を活用した活力ある産業の振興などの地域特性
を最大限にいかした美深らしさが誇れるまちづくりに向けて取り組む。
1.自然環境と調和する安全・安心なまち「美深」
環境保全・環境衛生の推進、道路・交通網等の整備、住宅の整備、計画的な土地利用、消防・防災体制の充実、交
通安全・防犯対策の推進、情報化の推進、消費生活対策の推進
2.資源をいかす活力に満ちたまち「美深」
農業の振興、林業の振興、商工業の振興、観光の振興、新たな地場産業の創出、就労対策・勤労者福祉の充実
3.次代を創る人を育てるまち「美深」
幼児教育の充実、学校教育の充実、家庭・地域教育の充実、社会教育の充実、芸術・文化活動の推進、スポーツ活
動の充実
4.健康で明るく暮らせるまち「美深」
健康づくり・医療の充実、子育て支援の充実、高齢者支援の充実、障がい者支援の充実、地域福祉の充実、社会保
障の充実
- 45 -
5.みんなでつくる心かようまち「美深」
住民主体のまちづくりの推進、コミュニティ活動の充実、男女共同参画の推進、交流活動の推進、行政経営の充実
〔行政管理の特色〕
1.職場環境の整備
住民サービスと能率的な行政処理のため、平成23年6月から従来のグループ制に加え係長を配置し、担当業務を
明確にすると共に、事務を横断的に進めている。
2.住民との対話
「住民参加のまちづくり」を基本とし、自治会組織を確立、町政懇談会等の機会をとらえ、住民の声を直接聞き、
活発な広報活動を展開、住民と直結した、町政施行に努めている。
3.行政の近代化
平成23年度から全町光ファイバー網の供用開始によって、防災・緊急情報の伝達手段と美深全域における超高速
通信環境を整備し、行政情報の効率的な伝達を図っている。
〔財政の概況〕
町税が伸び悩む中、一般財源の確保は益々厳しくなり地方交付税に依存する財政運営が続き、歳出においても少子高
齢化が進み、扶助費の増加や他会計への繰出金などが増加していくことが予想される状況である。このため、第4次美
深町行政改革大綱を推進し、スリムで効率的な行財政の維持・確立を目指している。
〔主な公共施設〕
1.スポーツ施設
町民体育館、町民プール、町営球場、美深スキー場、弓道場、全天候テニスコート、ゲートボー
ル場、キャンプ場、ゴルフ練習場、運動広場(ソフトボール場、パークゴルフ場)、エアリアル公認コース
2.福祉施設
特別養護老人ホーム、デイサービスセンター、ケアハウス
3.その他
高等学校(1)、高等養護学校、中学校(2)、小学校(2)、幼児センター、児童館、文化会館COM100、地域
コミュニティーセンター(16)
〔産業・経済〕
本町の主要産業は農業と林業の二大基幹産業で構成され、農業については水稲、畑作、酪農・畜産の3形態を主軸と
して経営され、特に畑作は野菜の導入促進が図られ有機物を利用したクリーン農業が進められている。さらに近年では、
春小麦初冬まき栽培「ハルユタカ」の日本最北の生産地域として、安心安全な小麦づくりと地産地消に取り組んでいる。
林業については全道一広大な道有林を有し、上川総合振興局北部森林室が置かれるなど民有林を含め育林・造林等が
進められ、豊富な森林資源を利用した生産活動が行われている。
商業も過疎化の中にあって常に新しい感覚、アイディアで対策を講じ購買力の伸長を期している。
〔文化・観光〕
文化会館COM100
450人収容の文化ホールを中心に、図書室、郷土資料室を併設した生涯学習施設として、平成10
年に開基100年を記念して建設。
びふか松山湿原
海抜797mの最北限の高層湿原で、百余種の高山・湿原性植物、そして矮性のアカエゾマツ、ハ
イマツの群生と大小数個の高原沼とのコントラストは、とりわけ趣がある。北海道自然環境保全地域に指定されている。
仁宇布の冷水と十六滝
「仁宇布の十六滝」とは、仁宇布地域に点在している16ヶ所の滝のことで、それぞれに
個性的な表情があり、中でも雨霧の滝など5つの滝は車で行くことが可能で、間近で見る滝は迫力がある。また、真夏
でも6℃と冷たくおいしい仁宇布の冷水は、おいしい水の要件を全てみたしているミネラル豊富な湧水で、十六滝と併
せて環境省から「平成の名水百選」に認定されている。
森林公園びふかアイランド
国道40号道の駅「びふか」に隣接する観光レクリエーション施設で、園内にはびふか
温泉、ふるさと館、ログコテージなどの宿泊施設をはじめ、物産展示館「双子座館」、キャンプ場、パークゴルフ場、
テニスコート、カヌーポート、ゲートボール場などのほか、ロシア原産のチョウザメを飼育展示している「チョウザメ
館」があり、カナディアンカヌーによる三日月湖遊覧もできる。
函岳
標高1,129mの頂上まで車で行くことができる全国的にも珍しい山で、頂上からは360度の絶景大パノラ
マが広がる。頂上へ続く約27㎞の砂利道はオフロードライダーに人気があり、頂上には休憩小屋であるヒュッテのほか、
トイレ、駐車場なども完備されている。
〔宿泊施設〕
びふか温泉
一般旅館5軒
128人収容(国道40号線)美深市街から北へ約8㎞
115人収容
- 46 -
電話(01656-2-2900)
音威子府村
おといねっぷむら
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道中川郡音威子府村字音威子府444番地1
098-2501
(01656)5-3311
(01656)5-3837
014702
I-2
宗谷本線音威子府駅から徒歩5分国道40号線沿い
〔地 勢〕
上川総合振興局管内の北部に位置し、まわりの四方を山に囲まれている。地形は村の中央を天塩川が貫流し、北西地
域は段丘又は扇状地で平地は少なく、南東部地域は概ね扇状地で15%の平坦地があり耕地は1,600ha にすぎず、酪農・
畑作がその主たるもので、面積の80%は山林である。気象は寒暖の差が極めて大きく、冬季間は国内屈指の豪雪地で積
雪量は2mを超える状況である。
〔歴 史〕
明治34年に帝室御料地に編入され、明治36年に初めて農地として貸付の制度が開け、翌37年に長村秀氏が下名寄村よ
り川船で天塩川を下って咲来に上陸し、常盤駅逓所取扱人として居を構えたのが開拓の起源である。当時は士別村戸長
役場に属し、明治40年に下名寄村ほか1か村戸長役場所管となり、明治45年、中川村戸長役場に属することとなった。
大正5年4月1日より現在地を割き分村し、新たに常盤村戸長役場を咲来に設置し、大正8年に2級町村制が施行さ
れ、大正14年11月現在の音威子府に役場を移転し、昭和38年4月1日「常盤村」から「音威子府村」に村名を改めた。
開拓以来、馬鈴薯を主とする畑作農業であったが、昭和初期に乳牛が導入され酪農へと移り変わってきた。また、大
正元年には国鉄宗谷本線が音威子府まで開通、大正2年には天北線が小頓別まで、大正11年には天北線、大正15年には
宗谷本線が全線開通したことにより開発が一段と進み、宗谷・天北の分岐点として各産業が発展してきた。
しかし、国鉄の民営合理化による天北線の廃止は、国鉄職員の減少による過疎化を招き、全道一のミニ村となった。
〔村政のあゆみ〕
大正 5年 中川村から分村し常盤村となる
〃 14年 役場庁舎を咲来から音威子府に移転
昭和27年 役場庁舎新築
〃 38年 村名を「音威子府村」に改称
〃 40年 開村(分村)50周年記念式典
〃 46年 総合計画樹立(第1期)
〃 47年 村民憲章制定、音威子府医院新築
〃 48年 住民保養センター(天塩川温泉)新築
〃 54年 役場庁舎新築
〃 56年 総合計画樹立(第2期)
〃 57年 全日本クロスカントリースキー大会開催
〃 60年 咲来小学校新築
〃 61年 高等学校新築
〃 63年 レストハウス新築
平成元年 住民保養センター(天塩川温泉)改築
〃
2年 山村都市交流センター新築、交通ターミナル
新築
〃
4年 高齢者生活福祉センター新築、農畜産物処理
加工施設新築
〃
5年 住民保養センターログハウス、青少年宿泊研
修施設、地域交流センター新築、 総合計画
樹立(第3期)
〃
7年 音威子府小学校改築
平成 9年
〃 10年
〃 11年
〃
12年
〃
14年
〃
15年
〃
16年
〃
〃
18年
20年
〃
〃
23年
24年
〃
25年
音威子府村幼児センター新築
住民保養センター(天塩川温泉)増築
保健福祉センター新築、介護支援センター
新築、音威子府医院改築
下水道(農業集落排水事業)供用開始、
生ごみコンポストプラント施設新築
地域情報提供システム供用開始、総合計画
樹立(第4期)
エコミュージアムおさしま(砂澤ビッキ記
念館)オープン
音威子府村100周年記念式典、住民保養
センター(天塩川温泉)改築
咲来小学校100周年記念式典
「アジアプリントアドベンチャー in おとい
ねっぷ」開催
松浦武四郎「北海道命名之地」木碑建替
第49回全国中学校スキー大会クロスカント
リー競技、第30回全日本クロスカントリー
スキー大会開催
総合計画樹立(第5期)
〔行政施策の重点事項〕
音威子府村の将来像を「森と水と人が織りなす匠の里・おといねっぷ」とし、3つの基本目標と6つの施策の柱を
設定し、村民全体で個性のある匠の里を創る。
1.自然を守り、自然を活かしたむらの活力の創造
(1) 自然を守り、自然に学び、美しいむらを創る。
①次世代に引き継ぐ自然環境の保全
②森とともに生きる美しいむらづくり
③環境負荷の軽減と自然エネ
ルギーの活用
④災害から村民の命を守る
(2) 地域資源を活かした産業が活力を持つむらを創る。
①足腰の強い農林業の基盤整備と新規参入者の促進
②地場産品開発による付加価値の高い商工業の振興
③地場産品開発による付加価値の高い商工業の振興
2.村民の支え合いと、快適な住みよいむらの創造
(1) 一人ひとりが健やかで、支え合うむらを創る
①生涯を通じて健康で自立した生活の確保
②誰もが生きがいを持って暮らせる仕組みづくり
③安心して
子どもを産み育てることができる環境整備
- 47 -
(2) 快適で住みやすいむらを創る
①誰もが安心して暮らせる住環境の整備
②暮らしを支える生活基盤の充実
③交流を支える広域交通ネット
ワークの整備
④村と村民、村民相互間の情報化の促進
3.人が育ち・みんなが参加するむらの創造
(1) 豊かな心と学びのむらを創る
①自主性と協調性を育む教育環境の整備
②村の顔となる高校づくり
③先人が残した歴史文化の継承と活用
④世代間・地域間交流による生涯学習の推進
⑤村民一人ひとりが先生となる人材育成
(2) みんなで築くむらを創る
①住民参加・活動への支援
②協働の仕組みづくり
③村民への行政サービスの充実
④効率的・効果的な
行財政の運営
⑤広域的な連携・協力体制の充実
〔行政管理の特色〕
本村の行政組織機構は、平成17年度に住民課と保健福祉課、産業振興課と環境整備課を統合し、総務課・住民課・経
済課の3課と教育委員会の体制となっている。係の配置は平成13年度からスタッフ制を採用し課付けの発令をしている。
職員定数も減員し、適正な定員管理と適正配置に努める一方、増大する行政事務量に対応するため、事務処理の円滑
化かつ合理的なOA化の推進を図り、効率的な行政運営と行政サービスの向上に努めている。
〔財政の概況〕
歳入は、人口の減少と零細な農業、商業の経営者が多いため、税収の割合が僅か4%と少なく、地方交付税の占める
割合が56.1%とその依存度は大きなものとなっている。歳出は、大型の施設整備等の投資的経費は抑制されているが、
義務的経費、特に公債費、人件費の占める割合が31.0%と多く、また施設管理費を含めた経常経費の増加もあり、歳出
に見合った財源確保が厳しい状況にあり、住民福祉の向上と充実を図るため経費節減に努めているところであるが、今
後も更なる経費削減対策が必要である。
〔主な公共施設〕
1.住民保養センター「天塩川温泉」
全面に天塩川、函岳を望む絶景の地にあり、泉質も他に類のない良質のた
め村外各地から多数の保養客がある。(宿泊定員72名)
2.その他
診療所、歯科診療所、公民館、野球場、スキー場(ペアーリフト765m)、山村広場、トレーニング
センター、レストハウス、チニタ、山村都市交流センター、交通ターミナル、農畜産物処理加工施設、高齢者生活福祉
センター、青少年宿泊研修施設・トムテ、地域交流センター、幼児センター、保健福祉センター、エコミュージアムお
さしまセンター
〔産業・経済〕
音威子府村は、天塩川流域を中心とする山間地における農業と、国道の宗谷・天北への分岐点という交通機関の要衝
として各産業が発展してきたが、豪雪地という自然的条件もあり離農と国鉄の分割民営化により過疎化が進んでいる。
1.農林業
山間地のため農地が少なく、後継者問題及び所得水準が低いため離農が進んでいるが、跡地利用によ
る経営規模の拡大と近代化により小麦・馬鈴薯・ビートを主作とする畑作と酪農が主として営まれてきた。
平成19年度以降は農政の基本政策の転換にともない畑作の主作物がそばになっている、田は皆無である。林業は全面
積の約80%が森林であるが、道有林、北大研究林を除くと民有林はわずか5%で出荷額は少ない。
2.商工業
村内には、日用食糧雑貨を中心とする小規模な商店があるのみで、人口の減少とともに近隣市町への
購買力の流出が相当見受けられる。
〔文化・観光〕
天塩川
国道40号線の音威子府村~中川間は天塩川に沿っており、その山間の景観は目を見張るものがあり絶好の
ドライブウェイである。支流にはヤマベが多く生息する。
天塩川温泉
天塩川、函岳を望むこの温泉は泉質もよく自然に恵まれた絶好の保養所である(名物カモ鍋・生そば
・おといねっぷ羊かん・木工品)
音威富士スキー場
全長850mのグレンデと1,300mの林間コースがあり、初心者から中級者まで幅広く利用されて
おり、村外の利用者も多い。
道北中学校野球大会
昭和22年から毎年6月下旬に開催され、50年以上の歴史がある。
全日本クロスカントリー音威子府大会
昭和57年から毎年12月下旬に開催され全日本A級選手参加による。
〔宿泊施設〕
住民保養センター「天塩川温泉」 宿泊定員72人 TEL(01656)5-3678 JR北海道天塩川温泉駅から徒歩5分、
ほかに音威子府市街に、青少年宿泊研修施設・トムテ 32名収容 TEL(01656)5-3157
- 48 -
中
川
町
なかがわちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道中川郡中川町字中川337番地
098-2892
(01656)7-2811
(01656)7-2594
014711
I-0
宗谷本線(天塩中川駅)から徒歩5分
〔地 勢〕
上川総合振興局管内の最北端に位置し、東に北見、西に天塩の両山脈を擁し、この中央を流れる天塩川と、これに合
流する安平志内川の流域に沿って南北に細長く開け、一部の緩傾斜地を除き平坦であり、土地は概ね肥沃で農林業が発
達している。農業は酪農が主体であるが畑作も行われており、また、山地から大量の木材が生産されている。
〔歴 史〕
明治36年に御料地の受付が開始され、初めて入地者をみた、翌37年には天塩川-大富間の道道開さくにより入地者も
増加し、明治39年に中川村が誕生し人口もとみに増加した。大正5年には音威子府村を分村し、次いで大正8年に2級
町村制を施行、大正11年には国鉄宗谷本線が開通し急激に発展の一途をたどってきた。その後幾多の冷水害を繰り返し
たが、昭和39年町制が施行され、産業や生活基盤が充実してきた。このころ農業は、畑作から酪農へと移行し、国営パ
イロット事業、国営草地開発事業等により、酪農基盤の確保が図られ、現在乳牛2,600頭を数え、酪農郷「中川町」へ
と発展してきた。
〔町政のあゆみ〕
昭和42年 保健センターオープン、中川商業高校を道
に移管、山村振興第2期対策地域の指定、
消防庁舎落成
〃 49年 国営草地開発事業全計着工、治水顕彰碑建
立、中川幼稚園園舎落成
〃 50年 歌内中学校統合により開校、中川町史完成、
佐久小開校70周年記念式典、国根府川浚渫
工事通水
〃 51年 中川中学校校舎及び体育館完成
板谷岩魚沢で山火事発生
〃 52年 役場庁舎移転、中川町民憲章制定、佐久中
学校校舎及び中川診療所新築
〃 53年 歌人斎藤茂吉来町記念碑建立
〃 54年 第2次総合振興計画樹立、佐久小学校校舎
竣功
〃 56年 長野県中川村と友好姉妹都市締結、国営草
地開発事業完了
〃 57年 岡田国一氏に名誉町民称号贈呈(第1号)、
開基80年記念式典挙行
〃 58年 森林公園竣工
〃 59年 町文化賞スポーツ賞制定
〃 60年 地場産品加工研究センター竣功、立石宏行氏
に名誉町民称号贈呈(第2号)
〃 61年 中国残留日本人孤児受入基本構想策定
〃 62年 中川町地場産業研修センター竣功
〃 63年 寿の家竣功
平成元年 第3次総合振興計画樹立
〃
2年 企業誘致(繊維工場)に成功、佐久ふるさと
伝承館建設、若者定住マンション建設
〃
3年 クビナガリュウの化石発掘(2度目)
〃
5年 開基90周年記念式典挙行、ポンピラアクアリ
ズイング(フィットン浴健康センター)開業
平成
〃
〃
〃
6年
7年
8年
9年
〃
11年
〃
12年
〃
14年
〃
15年
〃
16年
〃
20年
〃
〃
〃
〃
〃
21年
22年
23年
24年
25年
〃
26年
〃
27年
カヌー工房竣功、町民プール竣功
オートキャンプ場竣功
特別養護老人ホームにショートステイ6床増床
天塩川リバーサイドパーク(パークゴルフ場)
完成
第4次中川町総合計画樹立、農業集落排水事業
一部供用開始、佐久中学校統合により廃校
中川町総合保健福祉センター竣功、エコミュー
ジアム構想樹立
中川町エコミュージアムセンター「エコール」
供用開始
道の駅なかがわ竣功、12年ぶりの町長選挙、
中川町100周年記念式典挙行
各合併協議(上川北部6市町村、西天北4町、
中川郡3町村、音威子府村)相次ぎ破綻
幼児センター開設、中川町診療所移転新築、
農業集落排水事業一部供用開始(佐久地区)
第1回町民植樹祭開催
夏期の集中豪雨により甚大な被害が発生
光ファイバー網敷設、IP告知端末機運用開始
ゆるキャラ「じゅえる」誕生
北海道中川商業高等学校閉校、自給飼料生産施
設「自給飼料センター」開設
中川町交流プラザ(天塩中川駅)リニューアル、
農村体験宿泊交流施設(とっくりいもハウス)
オープン
認知症対応型グループホーム「ひだまり」開設
生涯学習センター「ちゃいむ」オープン
〔行政施策の重点事項〕
「町民参加の町政」を基本とし、第6次中川町総合計画の実現に向けて町政を執行するため、以下の取組に努める。
1. 徹底した節減・合理化を図り、産業の振興や人づくり、少子高齢社会に向けた諸施策の充実
2. 本格的な少子高齢化時代を迎え、町民誰もが住み慣れた地域で安心して暮らすことのできる地域福祉の実現
3. 平成14年度に策定した「第5次中川町農業振興計画」を基本に、畑作・野菜振興対策、畜産振興対策、畜産基盤
再編総合整備事業、農業担い手対策等の推進と林業・林産業の活性化の推進
4. 商工業をとりまく環境は近年にない厳しい経営環境にあることから、引き続き金融支援対策に努める。
5. 国費、道費を積極的に活用した適正な事業の実施、地域経済の振興と雇用の安定に努める。
6. 次代を担う青少年が「ふるさと中川」に愛着と誇りをもって、たくましく学び続けるとともに、町民一人一人が
- 49 -
心身ともに健康で生きがいをもって、心豊かに生活できるマチづくりに努める。
〔行政管理の特色〕
1.し尿・ゴミ処理施設
中川、幌延、豊富、天塩、遠別の5町の一部事務組合による近代化施設による共同処理
を行っている。
2.消防行政
上川北部消防事務組合中川消防支署を設置し、広域消防活動に努めている。
〔財政の概況〕
歳入においては地方交付税等に依存し、自主財源は16%前後を推移しており、財政上のゆとりは極めて少ない。しか
しながら、行政改革、組織機構改革等により、進展する少子高齢化への対応や低迷する地域経済の振興・発展を目指す。
〔主な公共施設〕
1.生涯学習センター
町民の日常生活における拠点的複合施設として、集会、生活向上等に供している。
2.その他
公民館、幼児センター、小学校、中学校、高校、自然公園、農業者トレーニングセンター、地場産品
研究センター、町民野球場、町民プール、オートキャンプ場(ナポートパーク)、総合保健福祉セン
ター、エコミュージアムセンター、天塩中川駅(中川町交流プラザ)
〔産業・経済〕
産業動向をみると第1次産業の割合は低下しているのに対し、第2次産業・第3次産業とも若干ではあるが伸びてい
る。生産所得については全体的にあまり伸びはみられず、経済の低迷が感じられる。
基幹産業である酪農は、国営草地開発事業等により、酪農基盤が整備され、公共草地での育成牛預託事業を利用し規
模拡大が図られ、現在は環境保全に配慮した、ゆとりある安定した経営を目指し、地域酪農の再編が進められつつある。
〔文化・観光〕
中川町エコミュージアムセンター
本町が推進する「エコミュージアム構想」のコア施設として位置づけられた自
然誌博物館/宿泊型体験・研修複合施設である。当センターは廃校となった旧佐久中学校を全面改装し、1)学術情報発
信の場、2)学びと交流の場、3)地域住民のマチづくり参画の場、として2002年7月にオープンした。旧体育館部分の「自
然誌博物館」は町内で発見された国内最大のクビナガリュウ(全長11m)やアンモナイトなどの化石、アカエゾマツを
はじめとする巨木群、考古学や産業に関する資料など約600点を展示し、町の自然・歴史を解説した総合的な博物館で
ある。旧校舎部分は宿泊・研修施設で、約100名収容の視聴覚室、宿泊室、大小の浴室、クリーニング室、研修室、図
書室などがある。
当センターを中心に、「森の学校」をはじめとする普及事業や斉藤茂吉由来の地「志文内峠」の復元など中川町の自
然・産業・文化・生活史に関する地域財産の調査・研究活動およびそれらの普及・保全活動が展開されており、斉藤茂
吉の歌碑が昭和7年8月に茂吉が兄の守谷富太郎氏を訪れた共和地区「茂吉小公園」等に2基建てられている。
〔宿泊施設〕
旅館は、中川市街地にポンピラアクアリズイングを含めて2軒ある。
- 50 -
幌加内町
ほろかないちょう
役 場 所 在 地
郵
便
番
号
電
話
番
号
F A X 番 号
市町村コード番号
市 町 村 別 類 型
交
通
機
関
北海道雨竜郡幌加内町字幌加内4699番地
074-0492
(0165)35-2121
(0165)35-2127
014729
Ⅰー0
JR北海道バス幌加内停留所から徒歩3分
〔地 勢〕
上川管内西部に位置し、東西方向約24㎞、南北方向約63㎞と、南北に長い形をしている。行政面積は767㎢と広大で
あり、東には名寄、士別、旭川の各市及び和寒町、西には小平・苫前・羽幌・遠別の各町、南に深川市、北に美深町、
中川町と11の市町に隣接しており、町役場所在地より札幌市まで道路で149.1㎞、旭川市は44.8㎞、名寄市は71.8㎞、
深川市には45.5㎞の地点にある。
町の周囲は国有林や北大雨竜研究林の森林に囲まれ、おおむね山岳が多い地勢となっており、天塩山系のピッシリ山
の1,031mをもっとも高い標高として、幌加内市街地で標高156m、朱鞠内地区で標高250m、母子里で287mとなっている。
町の中央を貫流する雨竜川は石狩川の一大支流で、雨竜・天塩・苫前の三郡に跨る高峰ピッシリ山に源を発し南流す
ること82㎞で石狩川に合流する。この流域には大小の盆地が形成されており、肥沃な農耕地、草木地とともに、母子里
・朱鞠内・添牛内・政和・幌加内の5つの市街地が形成されている。
また、北部には、日本最大の広さを誇る人造湖の朱鞠内湖(表面積23.73㎢)があり、周辺一体は道立自然公園に指
定されている。
〔歴 史〕
明治20年代後半、浅羽靖あるいは浦音吉親子によって幌加内原野が発見され、世間に紹介されたと伝えられている。
明治30年7月、道庁によって幌加内原野の植民地区画に着手、内田瀞、小野政衛により測量が進められた。同年、吉
田正義外が幌加内原野未墾地の貸付を請け、同年8月19日、吉田三郎ら4名が鷹泊から雨竜川を遡り入地した。明治31
年、大塚常次郎、大島信、菅丈吉らも大地積の貸付を受け同時に多くの移住者が入地し実質的に開発が緒についた。
明治32年、鷹泊・幌加内間道路が開通し官設幌加内駅逓所が設けられる。明治41年には幌加内市街区画を設定し翌年
から北大雨竜演習林の殖民が開始され、明治44年3月添牛内御料地の貸付が決定、入植が進められるに至った。幌加内
方面も御料・演習林の植民により漸く人口も増加し、独立の機運が熱し、大正7年4月3日住民待望の幌加内村戸長役
場が設置された。
〔町政のあゆみ〕
明治30年 雨竜川を遡りホロカナイ原野に入地
大正 7年 幌加内村戸長役場設置
昭和13年 雨竜ダム起工式(昭和18年10月完成)
〃 16年 深名線鉄道全線開通
〃 30年 水害発生 有史以来最大被害となる
〃 33年 村章および村歌制定
〃 34年 町制施行
〃 39年 朱鞠内大火(116戸焼失)
〃 42年 町民憲章制定
〃 49年 朱鞠内道立自然公園の指定
〃 54年 学校給食センター建設
〃 56年 山村広場オープン
〃 58年 町民研修センター、役場新庁舎落成
〃 61年 ふれあいの家「まどか」オープン
〃 63年 幌加内高等学校新校舎落成
平成元年 農産加工総合研究センター落成
〃
2年 朱鞠内湖畔にさわやかトイレ設置
〃
6年 せいわ温泉「ルオント」オープン、
第1回新そば祭り開催
〃
7年 JR深名線廃止
〃
8年 保健福祉総合総合センター「アルク」完成
平成 9年
〃
10年
〃
〃
11年
12年
〃
〃
13年
15年
〃
〃
〃
20年
21年
22年
〃
24年
〃
25年
〃
26年
開基100年記念式典、生涯学習センター「あえる
97」完成
交流プラザ完成
100年記念公園パークゴルフ場オープン
農業活性化センター「アグリ21」完成
幌加内町農業協同組合解散式、新きたそらち農協
幌加内支所記念式典、そば乾燥調製施設「そば日
本一の館」竣工式
老人福祉寮「福寿荘」改築
第10回新そば祭り(世界そばフェスタ)
せいわ温泉「物産館」新設
朱鞠内湖淡水魚種苗生産供給施設完成
町制施行50周年記念式典
上川総合振興局の所管区域となる。
国道275号幌加内トンネル開通
小希望多機能型居宅介護支援事業所開所
穀類乾燥調整貯留施設「そば日本一の牙城」竣工
幌加内簡易水道前処理施設完成
農産物処理加工施設「そばの実工房」竣工、
第20回新そば祭り(第19回日本そば博覧会・世界
そばフェスタ)開催
農産物低温貯蔵施設「雪乃御殿」竣工
〔行政施策の重点事項〕
人に自然に優しい故郷づくりを基本理念に、第6次総合振興計画を策定し、計画的で着実な町づくりを進める。
地域の個性や資源を活かしながら、町民と行政が積極的に意見交換し、行政だけでは担えない地域課題の解決と目標
の達成に向けともに協力しあい、連携・補完しあって町民参加によるまちづくりを進める。
Ⅰ.町民と行政の協働によるまち
1. 町民参加による住民自治の推進
2. 行財政改革の推進
Ⅱ.自然にやさしい安全でうるおいのあるまち
1. 自然に共生した美しいまちの形成
2. 快適で便利な生活施設の充実
3. 安心して暮らせるまちづくり
- 51 -
Ⅲ.交流を促進し、にぎわいと活気にあふれたまち
1. 農林漁業生産の振興
2. 心ふれあう交流の推進
3. 商工業の活性化と消費生活の向上
4. 新たな地域産業の振興
Ⅳ.ともに支えあう人にやさしいまち
1. ともに支えあう福祉社会の実現
2. 健康で前向きに暮らすための保健・医療の充実
Ⅴ.故郷を愛し、豊かな心と文化を育むまち
1. 元気で心豊かに育つ学習環境の整備
2. 生涯学習・生涯スポーツの推進
3. 地域活動・地域文化の振興
〔行政管理の特色〕
平成22年度より幌加内町第4次行政改革大網を策定し、行財政改革を実施しており、また、平成23年度より第2次幌
加内町地球温暖化対策実行計画により、温室効果ガスの削減を図っている。
〔財政の概況〕
歳入の約56%を地方交付税が占めており、町税は約4%に過ぎず、町債が約9%となっている。厳しい財政状況にある
が、行財政改革を図りながら経常経費の削減に努め、町総合振興計画に掲げる重点事業を着実に遂行し、健全な財政運
営に努めている。
〔主な公共施設〕
町立病院、町立歯科診療所、生涯学習センター「あえる97」、保健福祉総合センター「アルク」、農業活性化セン
ター「アグリ21」、高齢者コミュニティーセンター、老人福祉寮「福寿荘」「延寿荘」、北部地域包括ケアセンター、
除雪センター、給食センター、ゴミ最終処分場、山村広場、火葬場、町営バーク堆肥場、ほろたちスキー場、百年記念
公園
〔産業・経済〕
1970年(昭和45年)、米の生産調整政策が長期化していく中で、幌加内町の基幹産業である農業は米からそば栽培へ
と転作された。これは、幌加内町の冷涼な気候、昼夜の寒暖差、そして夜の冷え込みと日中の温度差を和らげる朝霧の
発生等々の自然条件がそば栽培に適していたことや、2~3ヶ月の短い生育期間で収穫できることによるものであり、
以来、栽培技術の向上に努め、そばの作付面積は増加を続け、1980年(昭和55年)には、作付面積が日本一となり、現
在では、作付面積3,240ha、生産量は1,820トン以上で、そばの作付面積、生産量ともに日本一の生産地となっている。
〔文化・観光〕
道立自然公園朱鞠内湖
北欧の湖畔に居るような錯覚をもたらす日本最大の人造湖「朱鞠内湖」。昭和49年に道立
自然公園に指定された朱鞠内湖一帯は自然保護上の厳しい規制を受ける原生林が広がり、今もなお、自然の原形をとど
めている。大小13の島々が浮かぶ湖は幻想的な雰囲気醸し出し、絶滅危惧種である幻の魚「イトウ」が棲むことから神
秘の湖と呼ばれ、釣り人たちの聖地となっている。周辺にはレストラン、キャンプ場などの施設があり、毎年多くの観
光客が大自然を楽しみに訪れている。
新そば祭り
「日本一のそばの生産地・幌加内」をPRしようと平成6年より開催された「新そば祭り」は、純白
のそばの花が見頃を終えた8月下旬または9月上旬に開催。旬の「新そば」を食材に用いて繰り広げられる「全国ご当
地そば自慢広場」には、地元のそば打ち愛好家はもとより、札幌・新潟・福井・兵庫県などの老舗のそば処が軒を連ね、
来場者は次々とはしごをしながら各店自慢の味を堪能する事ができる。同時に、一般社団法人全麺協が共催する「素人
そば打ち段位認定大会」では、そば打ちの技術が審査され、段位認定を目指した手打ちそば愛好家が一堂に会し、競い
合う。また、手軽にそば打ち体験ができる「そば打ち講習会」や「そば早食い大会」、多彩な芸能が催される「ステー
ジショー」など、そば好きならずとも楽しめる「新そば祭り」は、道内屈指の秋の食祭として多くの観光客が訪れる。
百年記念公園
開基百年を記念して建設されたメモリアルパーク。公園内に建てられたモニュメントは、高さ21m、
東西に連なる山々を2本の塔で表現し、その間を流れる雨竜川をS字状のラインで表している。公園内には、100年記
念広場、ジョギングコース、54ホールのコースからなるパークゴルフ場が整備され、連日多くのプレーヤーで賑わいを
見せる。子供向け用具の貸出もあり家族連れでも楽しめます。売店では名物のそばも堪能できる。
せいわ温泉「ルオント」
天塩山脈の麓、そばの里に湧き出す「三頭の湯」は人々のふれあいを生むくつろぎの場
として、また健康長寿のための保養施設として利用できる。泉質は、ナトリウム塩化物泉で、浴用では神経痛、筋肉痛、
健康増進、慢性婦人病、冷え性、痔疾慢性皮膚病に効果がある。
ほろたちスキー場
北緯44度、マイナス41.2℃の日本最寒の地で、夜のしばれにより水分をほとんど含まないサラ
サラの雪質、急斜面が揃う恵まれた自然環境にある。道内有数の豪雪地のため降雪は十分で、最大斜度44°の名物コー
ス「ほろたちコース」をはじめ各コースに非圧雪部を残している。
〔宿泊施設〕
ふれあいの家「まどか」、レークハウスしゅまりない、ほろたち山荘(ほろたちスキー場)、吉野屋旅館、手打ち蕎
麦の宿「朱鞠内湖そばの花」
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