BLOQに関する技術情報 1.Blo[Q]添付のCD-ROMに搭載してあるイメージと要求するCFのサイズは下記の通りとなります。 1-1.Mega Linux ソリューションキットCD ・binaries/megalinux/ 以下のイメージ64MB で運用可能 full-shared.tar.gz full-shared_ro.tar.gz 基本コマンドのすべてを含んだイメージです。 rescue-shared.tar.gz rescue-static.tar.gz fullからlogin, thttpd, debootstrapを外したイメージです。 minimum-shared.tar.gz minimum-static.tar.gz ほぼbusyboxのみで最少構成です。 debootstrap-shared.tar.gz debootstrapによりdebianのクリーンインストールをするためのベースです。 これを基にしてdebianのパッケージを取り込みます。 ・debian/ 以下のイメージ sarge_mipsel_noconfig_20050220.tar.gz 256MB (162764KB) debianのテスト版(sarge)のベースです。 woody_mipsel_noconfig_20050220.tar.gz 256MB (107456KB) debianの安定版(woody)のベースです。 1-2.Debian アーカイブCD ・extra_bloq_debian/images 以下のイメージ BLOQ_debian_20050228.tar.gz 1GB (787648KB) debianの安定版(woody)のイメージです。 X-Window,FireFoxを使用してブラウズができるイメージです。 BLOQ_debian_20050228-nodeb.tar.gz 1GB (614268KB) BLOQ_debian_20050228.tar.gzに対して"apt-get clean"を実行し debianパッケージを削除したものです。 2.debian に関する情報につきましては、以下のWebサイトをご参照下さい。 http://www.debian.org/ マニュアル類:http://www.debian.org/doc/ apt-get を Proxy 経由で行う場合の設定 woody /etc/apt/apt.conf に次の 1 行を追加します。 Acquire::http::Proxy "http://(PROXY サーバ IP):(PROXY ポート)/"; sarge /root/.profile に次の 1 行を追加します。 export http_proxy=http://(PROXY サーバ IP):(PROXY ポート)/ 3.USB-Stoage(HD)を接続する場合の注意 1 本体よりの給電が不足気味なので電源供給可能なタイプを使用するか 給電タイプのハブを使用する必要があります。 2 USB-Stoage(HD)をルートデバイスにする場合カーネルの起動パラメータに"rootfs_mountwait=15" を必ず追加してください。 rootfs_mountwait の値は、安全を見込んだ値となっています。 起動時に SCSI device sda: nnnnnnnnn 512-byte hdwr sectors (xxxxx MB) Partition check: sda: sda1 sda2 USB Mass Storage device found at X が表示されてからの待ち時間を計測し調整してください。 検証を行った環境では、 アダプタ ㈱クエスト Q-BOX HD IBM(HGST) IC25N040ATCS04-0 にて 5 秒の指定で動作しました。 4.Boot Script のサンプルです。 CF Root 1: wait 3 2: set module 0xbfc80000 3: boot $module root=/dev/hda1 USB Root 1: wait 3 2: set module 0xbfc80000 3: boot $module root=/dev/sda1 rootfs_mountwait=15 NFS Root 1: wait 3 2: set module 0xbfc80000 3: set ip <自分の IP> 4: set server <NFS サーバの IP> 5: net $ip 6: boot $module console=ttyS0,115200 ip=$ip root=/dev/nfs nfsroot=$server:<公開ディレクトリ> カーネルもネットから持ってくる場合 2: set module <TFTP サーバの IP>:/vmlinux_BLOQ と変更します。
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