ハ リ ハ リ 9 r / 日 収 ︼ 土半了 信州大学医学部外科学講座(外科学第 2 ) Departmento fSurgery S h i n s h uU n i v e r s i t yS c h o o lo fM e d i c i n e 信州大学医学部外科学講座(外科学第 2 ) 2 0 0 7年年報 巻頭 。ノ臼 『外科医の知性と理性』 天野純教授 診療 7 1 1 1 6 2 4 3 8 外科学第 2講座診療体制(外来/病棟/手術) 2007年を振り返って(臨床/研究グループ) 手術統計 関連病院現状 認定施設状況 ・ 講義(医学部) 臨床教育病院 2007年 度 学 生 実 習 概 要 2007年 度 卒 後 研 修 概 要 外科セミナーおよび研究会 .4 3 ・ 4 4 ・ 4 5 .4 6 ・ 4 7 ・ 教育 5年生・ 6年 生 外 科 2修了者紹介 業績/研究 業績 大学医局 論文/学会発表 関連病院 論文/学会発表 モーニングカンファレンス 学位論文 .5 3 ・ 6 0 ・ 7 6 .7 8 寄稿 日本甲状腺外科学会の発展史観信州大学名誉教授 外科キッズセミナー近藤竜一先生 飯田太先生… 9 1 …1 0 0 医局 2007年教室員/職員名簿 外科学第 2講座教室行事 留学便り アルバム 新聞記事 編集後記 . . .1 0 5 . . .1 0 7 . . .1 0 8 . . .1 1 7 . . .1 2 1 . . .1 1 4 巻 口 一 一百百目旦、 外科医の知性と理性 天野純教授 昨年は、教室の幹部の先生方が、外科の仕事だけでなく外科以外の仕事に大 活躍した年であった。藤森実准教授、伊藤研一講師、浜善久講師が、がん総合 医療センター( SCCC)を、私と吉田和夫准教授は、先端医療推進センター(AMC) /先端医療教育研修センター( ETCAM)を推進し、旧長野県がん検診救急セン ター内に設置された両センターの飛躍的な発展に大いに貢献した。とくに、 scccでは、藤森准教授が副センター長として、伊藤講師が外来通院治療室長 として活躍し、浜講師は、長野県の緩和ケア部会長を勤めるかたわら緩和医療 部を中心になって運営してきた。また、医師やナースの先端的な教育、 トレー ニングをする ETCAMは、吉田准教授が、医師サイドのトレーニングセンター od a t eなトレーニングに役立つことが の運営を担っており、今後外科医の upt 期待されている。 勝山努病院長の肝煎りで、藤森准教授を団長としたシンガポールの医療視察、 英国ケンブリッジ大学への視察に吉田准教授が派遣されるなど、海外の病院と の交流を積極的に推進し、これを契機としてケンブリッジ大学とは、定期的に 学術交流することとなり病院聞の国際交流に発展している。 本号で紹介されている 2 日間にわたる外科キッズセミナーの開催も大きなイ ベントであった。外科や脳神経外科医だけでなく、ナース、事務が一体となっ て、近藤竜一講師のすばらしいオーガナイゼーションで、本物の手術室に入っ て小、中、高校生が体験したことは、生涯の思い出になるとともに、この中か ら将来一人でも多く外科医が誕生することを願っている。 Iのメンバーが、イ言大病院のもっとも先端的なセンターを このように、外科 I 運営し、地域をはじめ広く海外との交流などに活躍していることは、幅広い豊 かな人材が教室にあふれでいることの証であり、誇りである。 3診療科の充実、発展ぶりはめざましく、毎年手術症例数が増加しているが、 手術枠の制限もあり、そろそろ飽和状態となり、がん患者さんはあまり待たせ ることができないため、逆紹介せざるを得ない状況になっており、今後の課題 となっている。 4月には、吉田診療教授が准教授に昇任し、呼吸器内科とともに 呼吸器センターをオープンして、ますます頑張っている。また、年も押し迫っ 2 た1 2月 19 日、藤森准教授が東京医大霞ヶ浦病院乳腺科(乳腺・甲状腺センタ ー)の教授に選ばれ、私が着任して以来 3人目の教授が誕生した。これは旧第 2 外科以来の伝統である人を育てる教育の大きな成果であるとともに、藤森先生 ご本人の日頃の研鎖と努力によるもので、久々のビッグニュースであった。 さて、タイトノレの“外科医の知性と理性”だが、知性や理性とはあまり縁の ないのが外科医と言われそうで、ミスマッチを理解しがたし、かもしれない。昨 年“ダピンチコード”ブームで、キリスト教の成立に大変興味を覚えた。いわ ゆるローマ正教会から異端といわれたグノーシス派関連の本を読んでいる聞に、 キリスト教発生の母体であるユダヤの歴史を少し勉強した。なぜユダヤ人にノ ーベル賞受賞者が多く、世界の金融・経済(場合によっては政治を)を支配し ているのだろうか。 ユダヤ人は、その不運な歴史の中で、故国を失い、たとえ民族が全世界に散 らばり、国家権力も、軍事力も(今のイスラエルは違うが)、あるいは広大な領 土を持たなかったが、営々として今日まで、つながっている。その理由として指 摘されているのは、ユダヤ人には頭脳があり、もっとも重視したのが、書物を 読み知識を深め、知性や理性を磨き、学識を深めることであった。次のような ユダヤの格言がある。「人は持ち物をすべて売って本を買うべきだ。『本を増や すものは知識を増やす』と賢者たちが言っているからだ。」と。ユダヤ 5 , 0 0 0年 の 歴 史 を 学 び 私 も 60歳近くになって はじめて外科医として最終的にめざす べきものが少しは見えてきたような気がしている。 外科医は、技術面での上達一手術が上手で、早く、合併症がなく、成績が良い 聞を追求するが、それは、もちろん大事なことではあるが、ある意味職人芸 ( A r t)で、医療は伝統芸能と異なり、 10年一日のごとく同じ事をずっと続けて いるわけにはし 1かない。そこで最近ようやく気がついたことは、目の前の人材 を教育する場合、その人材がさらに次の世代の人材(次々世代の医師)を育て る能力( S c i e n c eandPhilosophy)を養うように教育する事の重要性である。そ れは、外科について教えるだけではなく、絶えず学ぶ事を教えることであり、 指導しながら、私も一緒に勉強して育っていく事であり、常日頃、自分自身の 知性を開発し 理性を磨き、学識を深めるために勉強することではなし 1かと考 えている。 3 診療 ,"/j~羽織 外科学第 2講座診療体制(外来/病棟/手術) … 7 2 0 0 7年を振り返って(臨床/研究グループ) •• • 1 1 手術統計 … 1 6 関連病院現状 … 認定施設状況 ••• 3 8 24 外科 E診療体制 【外来】 【病棟】 心臓血管外科 月、火、金 初診および再診/原則として予約制(月は脈管のみ) 呼吸器外科 火、木 初診および再診/原則として予約制 乳線内分泌外科 火、木、金 月、火、水、金 初診 再診/原則として予約制(金は乳線のみ) 東6 階( 1 5床 ) 階( 4 床 ) 西6 呼吸器外科 外科2 共通 1 5床 4床 東8 階( 1 3床 ) 乳線内分泌外科 共通 1 3床 2床 西8 階(2 1床 ) 心臓血管外科 2 1床 5 3床 総計 【手術】 .5 ) 月 曜 日 計 (2 心臓血管:( 1 ) 呼吸器:( 1 ) 乳線内分泌:(0 .5 ) 水 曜 日 計 (2 .0 ) 心臓血管:( 1 ) 乳線内分泌(0 .5 ) 外科 2 共通枠(0 .5 ) 木 曜 日 計 (3 .5 ) 心臓血管:( 1 .5 ) 呼吸器:( 1 ) 乳線内分泌:( 1 ) 4週間合計(3 0 ) 心臓血管:( 1 4 ) 呼吸器:( 8 ) 乳線内分泌:(8 ) ( 注 ) : ( 単位= 8 時間 )内は手術枠数、 1 7 【診療タイムテーブル】 術 手 術 医局会 1 4 3 0 分 か ら 、 西 8 。東 8 手一来 術 外 長! lcu 手 来 教授回診︵ 外 術 ︶ 2 0 0 5年4月より通院治療センターにて外来化学療法は施行しております。 2 0 0 5年4月より内科・外科共同の先端心臓病センター外来が稼働しています。 8 術 手 |外来| 術 9 【症例検討会】 教授回診 毎週(火) 1 3 :3 0 西8 階(心臓血管)→東8 階(乳線内分泌)→東6 階(呼吸器) 医局症例検討会、抄読会 onference 医局 MorningC 6 :0 0 毎週(火) 1 隔週(火) 8 :0 0 - 東9 階会議室 医局 (心臓血管) 心臓血管外科検討会 心臓血管外科抄読会 循環器内科外科検討会 骨髄細胞移植適応検討会 毎週 毎週 毎週 随時 ( 火 ) 7 :1 5 ( 火 ) 1 7 :0 0 ( 水 ) 1 8 :3 0 - 西8カンファレンスルーム 毎週 毎週 毎週 ( 火 ) 1 7 :3 0 ( 木 ) 1 8 :0 0 ( 木 ) 1 8 :3 0 - 東6 カンファレンスルーム 西8 カンファレンスルーム 医局 (呼吸器) 呼吸器外科検討会 呼吸器手術症例検討会 気管支内視鏡検討会 放射線科外来 呼吸器内科図書室 (乳線内分治) 乳線内分泌病棟検討会 乳線内分泌外科検討会 毎月第3 週 ( 火 ) 1 7 :3 0 毎週 ( 火 ) 1 8 :0 0 - 1 0 東8 スタッフステーション 東8カンファレンスルーム 2007年を振り返って 臨床グループ 心臓血管外科 2007年は、大学内スタッフは天野教授、福井、瀬戸、寺崎、和田、高橋、駒津でスター トし、夏から大津が自治医大大宮医療センターから帰局しました。 2008年 4月からは、山 浦が留学から帰局し、瀬戸がハーバードへ留学予定であります。 大学の手術件数は別項の通りで、手術枠の制限はあるものの、緊急を中心に手術件数、 カテーテル手術数ともに年々右肩上がりの状態です。緊急手術に関しては、緊急バイパス、 大動脈解離、大動脈破裂、急性動脈閉塞などが 2例 3例と重なることや、連日続くこと、 朝まで、の緊急を終え予定手術を行ったりと自転車操業状態に陥ることもしばしばで、麻酔 科 Dr から「大丈夫?」と言われたり「そのモチベーションの出所がわからなしリと真顔 で首を傾げられたり、救急部 Dr から「心臓血管外科を見ていると研修医はしり込みして 外科を敬遠すると思うんですよ..J といわれたり、天野教授からポツリと「見ていると全 共闘を思い出しちゃうんだよねー.J といわれたりと、その臨床偏重かっ忙殺され欠陥外科 的な部分を多分に含んだ仕事ぶりになにかネジの外れた手術集団のように内外から本気の 冗談的に表現されてしまいますが、実際、充実しつつある救急部のサポートや新教授を迎 えた麻酔科・手術部・ ICU・病棟の強し、協力と、術後管理においても大学ならではの各診 療科のサポートにより、綱渡りのようでありながらも繊細な医療が成り立っているであろ うことを痛感しております。このようなバックグラウンドのため、数値として表現はでき ませんが、メンバーの臨床における成長著しい年で、あったと思っております。実際は、交 代で ICUの休憩室で倒れている舞台裏模様もありますが、このような環境の中、全員一丸 となったタフなチームが形成されており、さらにそれに触発される学生や研修医の出入り も多く、この力を良い形で将来に繋げて行きたい淡い期待感もあります。 2007年度のトピックとしては、いままでの閉塞性動脈疾患に対し培ってきたインターベ ンションとバイパス手術の利点を応用する治療方針を基礎とし、 8月から腹部大動脈癌の 3例に施行し、全例で成 ステントグラフト治療を甲信越地方では先駆けて開始し半年間に 1 功しております。成功を前提とした解剖学的条件をクリアした症例を選択しているので当 然の結果とはいえ良好な滑り出しで、 2008年度には胸部大動脈癌に対するステントグラフ ト治療も保険適用となる予定であり、今後さらに血管外科分野全体にステントグラフトを 中心とした血管内治療を応用する様々な治療の可能性を拡げて行けるものと思います。ス タンダードを重視しながら新しいことにチャレンジし、全国的にも他施設に負けない治療 選択肢を提供していきたいと考えております。 大学内の環境は、各個人においてはそれぞれにつらい部分もありますが 我慢すべきと 1 1 ころは我慢しながらスタッフ自身の糧を培い、大同で団結し 2008年度もチームとして頑張 っていきたいと思います。また、学外の人事に関しでも、診療科の近況として触れさせて いただきますと、外科医不足の折、本年報で報告される心臓血管外科の各基幹病院におけ る 2007年の実情を踏まえ、 2008年度以降、県内における様々な再編成や人材登用の可能 性を模索する必要があり、難しい舵取りを迫られている現状の中、前向きな方向性へ全体 が向かっていければと願う近況であります。 (福井大祐) 呼吸器外科 2007年度は新たに境津先生がスタッフに加わりました。彼をはじめとする若手の先生方 の、日々修練に余念がない姿は頼もしい限りです。しかし、臨床、教育面の負担は増すば かりで大学内でマンパワーはとられ続けているため、中々関連病院のご要望に応え切れて おりませんことをお詫び申し上げます。人事の問題は中々難しい問題で、派遣される医師、 受け手の病院、他の関連病院の各々が満足するものは困難なものです。しかし、差配する 立場としてはそれぞれ満足度 100%を目指したいといつも考えてはいます。 本年度の手術件数は昨年より若干減少しました。これは新患の受診時期がずれたことと、 麻酔科医の減少による手術枠の削減が大きな要因だと考えています。前者の影響で、今新 患がかなり多く 2ヶ月先まで手術予定が埋まり、ベッド係りの近藤先生が四苦八苦してお ります。前にも書いたような気もしますが、現行のシステムである限り、そろそろ手術件 数は物理的限界に達したように思われます。経営のことを考えても、材料費率も低い保険 点数的には優等生である我々にいま少し手術枠を!等と思ったりしますが、実現の可能性 は???診療科としてレベルアップするのは、手術数だけでなくほかにも勝負どころはあると 考えますので今年も色々挑戦していきたいと思います。 (吉田和夫) 乳腺内分泌外科 2007年の乳腺内分泌外科手術例は、乳癌 1 2 6例、甲状腺癌 5 5例、手術総数 237例でし た。おかげさまで手術数の右肩上がりが持続しており、乳癌手術総数も長野県 1番となっ ています。しかし、すでに限界となってしまいました。信州大学病院の存続のためには、 手術数倍増の必要がありますが、麻酔科医の不足等で手術数を増やすことが困難となって おり、手術待ち時間が非常に長くなっています。そのため、近隣の病院に逆紹介して、手 術を大学外でお願し、しているのが現状です。この厳しい状況の中で、患者さんの本当のニ ーズに応えるためには、包括的な対策を考える必要があります。 2007年は、癌研から小松君が国内留学から帰ってきました。本年 1月には、藤田君が、 米国ペンシルバニア大学から帰国し、代わりに小山君が海外留学しました。前野君はカナ ダのクイーンズ大学に留学中です。ただの職人ではなくプロフェッショナルな外科医師と しての意欲を持ち続けるためには、留学経験は大変重要で、あり、この連鎖を持続していけ ば、将来、学生諸君にも外科医を目指す気持ちを起こさせることができると考えます。長 1 2 い目で見た御理解の程を、何卒よろしくお願い申し上げます。 2008年は、藤森の異動もあります。信州大学医学部第 2外科学講座には、ちょうど 4半 世紀、 25年間お世話になりました。この問、教授であった飯田 太先生はじめ、最初のオ ーベンだ、った石坂克彦先生、金子源吾先生、野原秀公先生、高橋千治先生、内分泌外科の 宮川イ言先生、菅谷昭先生、千賀惰先生、小林信や先生、小林克先生、花村直先 生、横沢保先生、春日好雄先生、寺井直樹先生、増田裕行先生他、最初のトランク先だ った長野赤十字病院の先生方そして安曇病院の中谷易功先生(皆既日食のことでも大変お 世話になりました)他、ここには書ききれない本当に大勢の諸先輩先生、そして同僚、後 輩の方々のお世話になりました。現教授、天野純先生には(失礼ながら)医学以外のこ とを本当にいろいろ教えていただいたと感じております。おかげさまで生き方、考え方が 変わったと思います。 4 月より、東京医科大学にて新しい教室を立ち上げることとなりましたが、この教えを 糧にして参りたいと存じます。誠に有り難うございました。 (藤森実) 研究グループ 心臓血管外科 心臓血管外科グループ。で、は、心臓移植、再生医療、心臓腫場、生体侵襲などのテーマで、 研究を行なっていますが、本年も、緊急手術等で臨床が忙しく、研究に費やす時聞が少な かった。 毎週月曜日朝 7時 30分から伊藤研一講師を中心にミーティングを開催して、抄読会、研 究の進行状況の検討を行なっています。 瀬戸達一郎先生が、保健学科・生態情報検査学講座の相良淳二教授や加齢適応医科学独 立専攻系・分子腫場学分野の谷口俊一郎教授によってクローニングされた炎症に関与する ASCについて、急性拒絶反応との関連をマウス心移植モデ、ルを用いて進め ほぼ実験が終 了して論文作成中です。瀬戸先生は、山浦一宏先生につづいて、マウスの心移植の研究を 見込まれて、ハーバード大学に 2008年 4月から留学予定です。大動物を用いた心移植実験 では、医薬品機構からの研究費によるミニブタ異所性心移植研究がすでに終了し、寺崎貴 光先生がゆっくりではあるが、英文論文として執筆中です。 再生医療の研究は、臨床で慢性重症虚血肢に対する骨髄細胞を用いた再生医療を 20例以 上に施行し、厚生科研事業として、難治性血管炎への血管再生医療の臨床研究を行ない、 NO、a d r e n o m e d u l i nについて、新しい知見を得、現在論文投稿中です(福井、和田、舘:修 8年卒)が、マウスを用いた下肢虚 士)。修士課程の黒岩貴文君(鈴鹿医療科学大学平成 1 血モデ、ノレを用いて、骨髄細胞移植にフィブロネクチンを併用すると血管新生効果が増強さ 1 3 れる事を明らかにし、現在修士論文としてまとめています。駒津先生が、この研究をさら に発展させて、このマウス下肢虚血モデルを用いた新たな実験を模索中です。 心臓腫療に関する研究は、和田有子先生が心臓粘液腫についてその腫場発生学的な見地 から Wnt-~ c a t e n i nシグ、ナルの検討を、さらに細胞外マトリックスについて実験を終了し、 現在投稿中です。さらに、心臓粘液腫の周辺にリンパ櫨胞を形成する症例を見出し、現在 和田先生が投稿準備中です。また、高橋耕平先生が、 BMPの発現について研究を開始し、 少しづっ研究が進んで、います。 生体侵襲では、昨年報告しましたが、古津武彦先生が、好中球 e l a s t a s ei n h i b i t o r投与によ って急性解離性大動脈癌術後の呼吸不全を改善する効果があることを見出し、 Thorac C a r d i o v a s cSurgに掲載され、学位論文として申請予定です。 学位取得者は、渡辺邦芳先生が、ベイラー医科大学能勢之彦教授の研究室に留学してい た論文で医学博士を、鈴鹿医療科学大学を平成 1 7年に卒業し、当教室で研究していた、舘 義人君、大谷知佳さんが医学修士の学位を取得しました。 ますます緊急手術が増えて、研究する時聞が少ないのですが、できるだけ早く研究を進 め、論文にまとめるようにいつも念願しています。 (天野純) 呼吸器外科 現状ですが、社会人大学院 3羽ガラスでは、兵庫谷先生が多忙な市中病院勤務の合聞を ぬって大学まできて実験に余念がなく良いデータが出始めているようです(はず)。 小林先生も加齢研での研究生活に身も心も馴染み始め“何とかなると思います”(本人談) 状態のようです。楽しみです。江口先生は全くゼロからのスタートで大分苦労しています が、自分なりの reviewを繰り返し少なくとも研究者魂は育んで、くれているようです。トラ ンク先で飛躍が期待できます。 他には本年度は椎名先生が国際学会デビューを果たし、アジア、ヨーロッパと駆け巡っ てきて大いに刺激を受けたようです。近々成果がまとまることでしょう。加藤先生も今年 こそ臨床研究をカタチにしてくれるはずです。 最後に演中先生が大きな果実を携えて米国より帰国しました。臨床面でも一皮向けたよう な印象です。後進の指導に頼もしい人材が加わり喜ばしい限りです。 (吉田和夫) 外科腫蕩学 外科腫蕩学の分野では、 2007年は、理学部出身の浜地芳典君が、がんの腫場選択的治療 用ビフィズス菌ベクターを改良して論文発表し医学博士を取得しました。また、日高鮎美 さんは、同様の研究を異なる種類のビフィズス菌ベクターで行い、修士を取得するととも に、さらに英語論文として発表することができました。湯沢史帆さんは、乳癌における抗 癌剤感受性予測因子の解析で修士を取得しました。浜地君は大手製薬会社に採用され、日 高さんは関東の病院、湯沢さんは県内の動物実験研究受託会社にそれぞれ就職することが できました。医学部大学院としての責任が果たせたと思います。 1 4 がんの腫蕩選択的治療用ビフィズス菌ベクターを臨床に生かすべく 04年 8月に設立した 大学発バイオベンチャー企業(株)アネロファーマ・サイエンス社は、 2007年 8月 1 4日 、 ワシントン DCにて、米国 FDAと初会合を持っところまでたどりつきました。その結果、 細菌を静脈内全身投与するとしづ突拍子もない治療法にもかかわらず、 FDA担当官は、非 常に具体的な話まで踏み込んで議論してくれて、大筋では米国での臨床治験実施にゴーサ インが出ました。これはとても画期的なことであり、現在、日本にバイオベンチャーは数 え切れないほどあるなかで、米国で実際に臨床治験まで実施できた会社は片手にも満たな いのです。来年の臨床治験開始を目指して、あらゆる困難を乗り越えていきたいものです。 2007 年、文部科学省は、がん医療の発展・推進のため、「がんプロフェッショナル養成 プラン」を募集しました。これは医師のみならず、看護師、技師、腫場登録土などコメデ イカルも対象に、高度職業人の養成を目指すものです。結果的には、全国で数大学ずつが 8件 、 83大学が選定されました。 グ、ノレーブpとなって養成プランを作製し、計 1 h t t p: / / w w w . m e x t .g o . 1 o / bmenu/houdou/1 9 / 0 7 1 0 7 0 7 2 7 1 2 / 0 0 1 . h t mをご覧ください。このプラン に参加できていないのは、国立大学法人では信州大学と 2、3くらいです。応募すべきプラ ンをある程度練ったのですが、他大学とチームを組むところで大学上層部の意見が一致せ ず応募を断念いたしました。信州大学病院は、長野県のがん診療連携拠点病院となってい ますが、文科省の教育プランに参加できないようでは、大学病院としては中途半端で、はな いでしょうか。 (藤森実) 移植再生医療研究 移植再生医療研究グループ。で、は、天野教授の御指導のもと、現在は心臓血管外科の先生 方と大学院修士課程の学生さんとで研究を継続しております。今年度は、修士課程の黒岩 貴文君が、「マウス下肢虚血モデ、ルを用いた骨髄細胞移植療法に対するフィブロネクチン の併用効果の検討」で修士論文を完成することができました。また、牧内明子先生の「肝 細胞増殖因子(HGF)の肺虚血再潅流障害抑制効果J についての論文が“J oumalofH e a r tand ”に採用されました。 LungT r a n s p l a n t a t i o n 毎週月曜日の朝7時30分からの早朝ミーティングは継続しており、研究内容に関連した英 論文の抄読会や研究進捗状況の報告を行っております。心臓血管外科の先生方の研究の幾 っかは、論文作成に入っております。多忙な臨床業務の傍ら、 2008年中には研究成果を世 界に発信できることを期待しております。 (伊藤研一) 1 5 年間手術症例 | | イ t t ロ b‘ 病 病 件 国 t 雪 病 f t 病 院 院 外 科 院 病 ~}i; 長 野 長 野 赤 松 十 拠品『 I I l a I I l b 非解離性大動脈癌(小計) 上行 A A E 弓部 下行 胸腹部 腹部動脈癌(小計) 腹部/腸骨(非破裂) 腹部/腸骨(破裂) その他 末梢血管(計) 急性閉塞性動脈疾患 慢性閉塞性動脈疾患 (血管内治療) 静脈癌 血管再生治療 その他 内シャント造設 その他 手術総件数 本 . g 立 除 院 2 。 。 。 。 5 5 5 7 2 4 2 3 /( 1 4 ) 1 4 1 0 6 2 0 1 0 4 7 1 6 4 6 6 1 4 1 4 2 1 2 3 2 1 1 2 2 I I l a I I l b 慢生 1 ・D e B a k e yI 1 1 協 総 臓 血 その他 虚血性心疾患(小計) 冠動脈バイパス術 心筋梗塞合併症に対する手術 不整脈 収縮性心膜炎 心臓腫蕩 大血管(中計) 解離性大動脈癌(小計) 急 性D e B a k e yI 松 子 , r , A + M M + T A + M + T 浅 間 総 篠 ノ 井 総 大 先天性心疾患(小計) 動脈管開存症 心房中隔欠損症 心内膜床欠損症 心室中隔欠損症 その他 心臓弁膜症(小計) 大動脈弁( A ) 僧帽弁( M ) I(形成術) T ) ニ尖弁 ( 心臓血管外科 0 1 8 1 0 6 /( 2 ) 。 7 4 5 8(単独A V R : 4 4 ) ( 7 )I ( 1 2単 独M V P : 3例 ) 2 4 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 3 8 5 3 (単独 C A B G : 3 7例) 2 4 2 4 2 1 3 2 2 3 1 5 1 0 6 7 。 1 3 2 2 5 4 3 2 2 3 2 9 3 3 1 2 7 4 7 3 5 5 1 0 8 1 1 7 1 5 2 2 6 9 3 3 5 。 3 0 8 2 2 6 。 1 1 。 2 6 2 2 3 2 1 2 。 6 0 2 6 5 4 7 5 5 2 8 9 。 1 7 8 5 1 6 1 1 9 2 1 1 4 5 。 3 1 5 2 1 2 1 1 1 0 4 2 4 2 4 8 3 。 3 1 5 2 1 6 0 松 本 病 院 安 曇 総 県 5 取 立 木 訪 d 口 b‘ 白 E色 ヨ 十 病 院 病 院 F占 『 飯 田 市 前 j 畢 病 院 赤 手 病 院 富 士 見 立 可 田 吉 l 病 院 原 病 院 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 2 3 0 1 4 7 /( 5 ) 。 。 。 。 。 。 3 2 5 /( 3 ) 2 /( 2 ) 1 I( 1 ) 0 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 。 5 5 0 4 5 5 1 0 2 2 3 9 1 5 6 2 8 先天性心疾患(小計) 動脈管開存症 心房中隔欠損症 心内膜床欠損症 心室中隔欠損症 その他 心臓弁膜症(小計) 大動脈弁 C A ) 僧帽弁明)/(形成術) 三尖弁 ( T ) 。 。 。 。 。 。 その他 虚血性心疾患(小計) 冠動脈バイパス術 心筋梗塞合併症に対する手術 不整脈 収縮性心膜炎 心臓腫場 大血管(中計) 解離性大動脈掴(小計) 急 性D e B a k e yI 2 2 2 。 。 5 3 A + M M + T A + M + T 。 。 。 1 1 1 1 1a I I l b 慢↑生D e B a k e yI 1 1 I I l a I I l b 非解離性大動脈癌(小計) 上行 A A E 2 。 。 3 1 8 3 3 2 1 1 6 3 2 5 0 9 4 3 4 3 6 2 5 。 5 5 5 5 。 5 2 3 0 8 7 1 8 3 5 。 1 5 1 7 弓部 下行 胸腹部 腹部動脈嫡(小計) 腹部/腸骨(非破裂) 腹部/腸骨(破裂) その他 2 末梢血管(計) 急性閉塞性動脈疾患 慢性閉塞性動脈疾患 (血管内治療) 静脈癌 2 血管再生治療 その他 内シャント造設 !チの他 2 手術総件数 年間手術症例 呼吸器外科 ヒ オ 飯 山 大 呼 吸 器 外 科 原発性肺癌(小計) うち、気管支形成 葉切除 肺摘除 区域切除 部分切除 その他 転移性肺腫煽 肺良性腫癒 縦隔腫蕩(小計) 胸腺腫 胸腺癌、力ルチノイド その他 重症筋無力症(小計) 胸腺腫合併 胸腺腫非合併 胸壁腫蕩 自然気胸 炎症困感染症 肺感染性疾患(真菌、 T bなど) 膿胸・縦隔炎 肺気腫(巨大ブラを含む) 気管切開 その他(特発性血胸など) 手術総件数 手術総件数(気管切聞を除く) 長 野 赤 十 赤 十 会 •Iii公 、 己 F晶 『 病 院 £ 口 』 十 病 院 8 8 3 5 5 3 1 9 1 0 3 5 7 2 1 8 長 野 市 民 病 十 p晶司 長 野 松 ~』l 病 ~}t イ t ~}t 病 院 篠 ノ 井 総 f コ 』 病 F 元 中 浅 間 f コ . . 松 本 病 院 病 院 6 2 4 6 3 1 0 1 3 2 2 9 4 5 2 2 1 2 2 9 4 1 3 2 2 3 3 4 1 0 司 . f 墨王量 総 '€』 l F 元 1 9 3 0 2 F 病 1 3 2 3 京 ι 松 本 病 院 。 2 4 1 9 5 。 。 。 。 。 。。。。。 。 。 。。 2 9 4 6 4 2 8 2 3 2 1 0 。。 。。。。。。。 。 。 。 。。 。。 。 。。。。 。。。。 。 。 。 。。 5 1 2 3 3 3 2 1 0 2 2 0 2 2 8 1 3 3 2 2 2 1 0 3 2 0 ? 3 1 3 4 9 7 8 3 2 6 0 ? 8 3 2 3 1 3 7 8 3 1 0 1 4 4 9 7 8 1 8 5 4 2 7 8 3 1 01 0 5 4 0 1 3 6 2 2 1 2 3 2 7 8 1 6 3 1 3 5 5 2 3 8 1 0 3 0 7 7 2 1 0 6 2 3 4 2 2 2 4 6 1 3 4 2 2 9 8 3 2 8 4 1 0 2 7 9 4 1 6 1 8 9 5 9 4 2 2 2 6 2 4 3 4 7 6 8 4 6 胸腔鏡を用いた手術症例 総件数 自然気胸 肺生検 縦隔腫蕩 肺癌 (小計) 部分切除 区域切除 葉切除 転移性肺腫煽 炎症・感染症 その他(特発性血胸) 7 1 2 4 6 2 7 7 8 1 2 2 6 3 3 1 0 1 8 4 4 2 6 2 3 。 1 2 5 。 。 。 7 3 7 県 l L − 木 岡 谷 塩 主 目 色 嶺 病 』 病 院 諏 ’~b 目" 辰 訪 士 赤 十 見 野 総 田 c : ョ ] 必 E』 l 寸 院 病 院 原 病 F晶 『 病 院 前 j 畢 病 院 伊 日 週 中 央 病 院 飯 田 市 市 l L − 甲 府 病 院 』 t i . 病 院 結 核 石 汗 ' . : t チb ' L : § 玄 , . 複 + π F 手 F晶 『 9 1 9 2 2 。 。 4 8 病 院 9原発性肺癌(小計) 1 7 34 8 うち、気管支形成 7 2 9 1 3 2 6 1 2 3 7 4 5 7 1 4 3 2 9 7 4 2 3 3 8 。。 。 。 。。。。 。 。。。 4 2 4 2 2 2 4 5 3 4 4 。。。。。。。 。。 。。。 。 。 。。。。。。 。。。。。。 。 。 。 。。 2 2 3 2 8 7 ? 5 2 2 8 2 3 2 8 3 3 3 1 6 2 8 3 3 2 3 1 2 1 9 2 8 7 9 4 5 2 1 0 3 2 1 3 4 1 1 4 3 3 9 6 3 3 2 2 葉切除 肺摘除 区域切除 部分切除 4 その他 3転 移 性 肺 腫 蕩 8肺 良 性 腫 蕩 1 0縦隔腫癖(小計) 3 胸腺腫 胸腺癌、力ルチノイド 6 その他 O重症筋無力症(小計) 胸腺腫合併 胸腺腫非合併 2胸 壁 腫 癒 2 9自然気胸 3 3炎症・感染症 2 2 肺感染性疾患(真菌、 T bなど) 1 1 膿胸・縦隔炎 0肺気腫(巨大ブラを含む) つ 気管切開 1 9その他(特発性血胸など) 9 3 ? 9 2 9 6 4 0 1 9 3手術総件数 3 6 。 8 7 4 0 6 01 9 3手術総件数(気管切聞を除く) 。 4 1 1 3 2 4 1 4 4 6 3 胸腔鏡を用いた手術症例 1 8 2 5 1 1 2総件数 1 1 9 2 9自然気胸 5 1肺 生 検 2 4縦 隔 腫 癒 3 5 9肺 癌 (小計) 部分切除 3 2 6 区域切除 5 3 葉切除 3 3転 移 性 肺 腫 蕩 5 5炎症・感染症 1 1その他(特発性血胸) 1 9 年間手術症例 乳腺内分泌外科 ~t 飯 山 大 事L 腺 内 総 赤 十 子 噌 圃 晶 病 院 病 院 分 赤 十 i 口 b‘ 子 伸 晶 『 i 必 東 口 病 院 長 野 東 長 長 j 斐 長 野 市 野 間 総 病 ロ £ 』 野 病 院 F 松 代 民 総 d ロ : . 総 病 院 病 院 安 曇 病 院 院 i 口 ~ 病 院 キ タ 科 6 5 甲状腺(小計) 単純性甲状腺腫 6 パセドウ病 4 5 5 甲状腺癌 その他 2 3 上皮小体(小計) 原発性上皮小体機能克進症 1 7 続発性上皮小体機能克進症 6 5 1 9 2 9 6 7 8 4 3 1 3 6 4 。 1 9 2 0 7 3 2 。 4 7 1 0 良性 3 8 2 5 1 1 6 8 5 1 7 6 6 2 3 4 3 1 3 5 9 2 9 その他 乳腺(中計) 1 5 4 1 2 2 5 2 3 2 3 。 5 。 5 1 0 2 6 7 5 1 1 4 1 9 4 6 . . . . . . . . . , . . . .曙 . ” . . . . . . . . . . . . . .・ 値 ・ ・ ・ ・ ・ . . . 固 . , . . . ・ . . . . ・ ・ 司 ・ ・ . . . . . . . .・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . ” ・ ・ ・ ・ ・ . . . . , . . . . . . . . . . . , , 胸 ・ ・ ・ ・ . . . . . . . 帽 ・ ・ ・ ・ . . . . . . . ” ・ ・ ・ ・ . . . . . . ” 田 ・ ・ . . . . . , .叫 ・ ・ ・ . . . . . . . . ” . . . − ・ ・ . . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 圃 . 肺 固 圃 ・ ・ ・ . ・ . . ” ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 圃 ・ . 司 ・ 田 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ” ・ ・ ・ ・ ・ ・ . M 乳癌(小計)/うち S L N B ・・司~- 1 2 6 / 7 2 6 3 0 6 / 9 2 4 / 1 91 8 4 / 5 1 4 8 / 4 4 7 5 . . . . . , 崎 町 ・ . , . . . . ・・・ 帽 . . , . . . . . . . . . ... ・ ・ , . . . . 圃 . . . . . . . . . ー ・ . . . . . . . . . . 嗣 ・ . , . . . . ・ ・ ・ ・・ . . . . . . . . . 開 司 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . . . . . . . . . . . ・ ・ . . . . . . . . . . . . . . . ” 司 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . 開 明 司 ・ ・ ・ 司 ・ . . . . 岡 ・・− . . . . . . ” ” ” ・ ・ . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 同 . . . . , . . . . . ” ・ ・ ー − − − − − ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ , . . .ー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ー ・ ・ ・ ・ ・ , a eR a 乳房温存術 6 9 2 2 4 4 5 3 1 0 5 2 非定型的乳房切除術 5 6 4 3 1 5 6 3 1 3 3 4 2 3 2 定型的乳房切除術 拡大乳房切除術 その他 耳下腺腫燭 副腎腫揚 腎移植 生検 その他 手術総件数 。 。 。。 。 。 。 。 。 。。。。。。。 。。 。。。。。。。。。。 。 。。 。 。。。 。。。 4 4 3 3 4 7 1 4 2 3 8 4 2 1 6 6 9 1 7 4 20 6 1 2 1 2 2 1 1 8 7 7 1 8 県 松 本 病 院 n : _ 岡 3 取 谷 訪 赤 塩 嶺 病 院 木 曽 病 院 4 千 F晶 司 病 3 2 病 院 。 4 1 9 。。 2 7 。 7 3 9 1 0 5 2 3 3 2 4 4 前 j 畢 病 院 d ロ b、 高 原 病 院 十 。 辰 野 総 見 ~元 > : ! : I 7 富 士 3 3 伊 飯 男H 中 央 病 院 田 市 立 病 院 市 . 3 ・ L 圃 甲 府 病 院 』 1 5 2 1 3 5 9 7 5 4 単純性甲状腺腫 4 パセドウ病 6 1 3 4 0甲状腺(小計) 2 6 3 2 甲状腺癌 3 その他 2 4 3 2 2 1上皮小体(小計) 原発性上皮小体機能克進症 2 7 2 8 9 1 6 3 2 続発性上皮小体機能克進症 2 2 その他 。 1 2 7 5 1乳腺(中計) 3 5 1 1 良性 ・ . . . . . . . . . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . . . . . . ・ − ・ . . . . . . ・ ・ ・ ・ . . . ・ ・ ・ ・ . . . . . . . ・ ・ ・ ・.. ー ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . ・ . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . . ・ − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − − ー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ・ . . . . ・ ・ ・ ・ ・ ・・ ・ー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . .・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 司 ・ ・ ー − 4 3 3 2 / 3 0 6 0 6 1 1 / 8 9 2 / 5 9 4 0 / 2 6 乳癌(小計)/うち SLNB ・ . . . . . . . . . . 岨 . 輔 ・ ・ ・ 崎 ・ ・ . . . . . . . . . .ー ・ ・ ・ . . . . . . . . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ . . . . . . . . . .・ − ・ . . . . . . . ” ・ ・ . . . ・ ・ ・ ・ . . . . . . . ・ ・ ・ . . − ・ . . . . ・ ・ ・ ・ ・ . . . . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ー . . . . . .・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ . . . . ・ . ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ー − − − − − − − − − ー ・ ・ . . . . . . ・ ・ ・ ・ ・ ー ー ・ ・ ・ ・ ・ ・ ー ー 1 4 1 8 2 2 6 3 3 8 5 3 9 5 8 2 3 乳房温存術 3 2 1 3 1 7 非定型的乳房切除術 定型的乳房切除術 拡大乳房切除術 8 6 。。。。。。。。。 。。。 。。。。 。。。。。。。。。 。。。。 。 。 。。。。。 1 1 6 6 4 6 5 2 4 2 0 1 0 3 3 1 2 7 8 1 6 5 8 2 1 2 5 1 7 6 その他 O耳下腺腫揚 0副腎腫嬉 0腎移植 1 1生検 0その他 1 0 3手術総件数 年間手術症例 ヒ オ 飯 ・ E 同 EE 苗 5" 十一指腸潰蕩 十一指腸腫揚 その他 大腸/直腸(小計) 結腸癌 直腸癌 その他 胆道/騨/牌(小計) 胆石症/胆嚢ポリープ 胆嚢癌 総胆管癌 1 華炎 勝良性腫蕩 腺癌/乳頭部癌 牌摘術 その他 肝(小計) 原発性肝癌 転移性肝癌 肝良性腫蕩 その他 急性腹症(小計) 虫垂炎 腸閉塞 腸間膜血症 その他 虹門(小計) 手術総件数 長 浅 安 松 野 間 , 墨 本 病 院 松 イ t 1 ド 、 4 俗 心 総 必 口 』 d ロ ~ 病 院 総 病 院 病 院 赤 総 赤 d ロ ~ 子 十 F品 『 病 手 病 院 B 1 t 病 院 1 7 3 2 3 6 2 3 1 0 3 2 4 1 9 2 2 F品 『 t コ 、 病 院 9 5 6 3 4 5 2 4 4 2 。 。。 7 1 4 3 5 2 3 2 0 3 1 6 8 5 1 3 3 1 2 2 2 1 9 3 2 5 2 2 0 1 5 4 3 8 1 4 1 6 8 5 7 5 0 4 2 3 3 7 2 3 3 2 5 2 8 1 9 5 4 1 5 1 3 5 3 3 1 1 8 4 4 8 3 2 5 7 3 6 1 9 2 5 4 3 8 2 9 6 1 1 1 6 7 2 7 1 7 8 2 5 6 2 6 5 1 4 2 2 1 9 9 1 0 2 4 1 3 7 8 1 4 1 1 7 5 4 2 2 1 7 3 8 2 2 1 1 9 1 5 8 5 3 4 0 7 3 3 8 8 7 3 6 。 9 2 7 7 8 8 2 2 5 4 。 1 2 7 3 7 4 3 2 8 2 8 4 1 0 2 2 。 3 9 3 6 6 2 4 3 8 2 6 9 2 7 2 0 3 1 9 1 7 2 4 5 2 2 1 7 3 8 7 4 6 4 1 1 5 1 1 4 7 0 6 3 5 8 8 4 8 1 0 2 1 6 2 1 3 1 8 0 4 0 3 4 6 8 9 5 2 6 9 22 7 8 4 3 1 0 2 8 3 痔核 痔痩 その他 ヘルニア(計) 鼠径ヘルニア 大腿ヘルニア 閉鎖孔ヘルニア その他 その他 ロ 十 2 3 東 野 長 山 |食道(小計) 食道粘膜下腫蕩 食道癌 その他 胃/十一指腸(小計) 胃潰揚 胃粘膜下腫蕩 消化器外科 2 4 6 4 4 1 8 3 3 2 9 2 6 2 3 6 5 4 4 8 2 2 3 3 4 6 2 1 5 2 3 1 4 県 E 取 百 昌 三田 辰 立 訪 赤 十 士 木 白 目 色 子 病 院 F晶 『 病 院 2 3 2 8 2 6 3 1 6 2 6 2 3 1 1 6 6 3 5 2 5 2 2 5 1 0 6 6 4 8 4 3 3 6 1 1 3 5 9 3 8 1 6 1 0 7 7 6 見 野 総 主 田 主 「 l £ ロ 』 原 病 院 病 院 前 j 畢 病 院 ~][; 1 6 4 1 6 1 0 3 3 1 0 5 3 0 8 2 2 0 1 1 1 1 9 6 2 3 3 8 2 8 6 8 6 6 2 9 9 7 4 7 2 9 2 1 1 0 4 8 1 4 3 4 1 0 。 2 2 1 4 3 1 0 1 5 9 0 4 7 2 0 2 2 1 2 1 0 3 9 2 8 4 2 5 2 8 2 1 1 4 1 0 0 3 5 6 6 2 1 9 2 6 4 0 2 1 1 0 7 3 4 0 1 7 8 1 5 2 8 2 3 2 甲 府 病 院 病 4 3 2 9 1 2 2 4 1 4 8 立 立 。。 2 2 8 1 9 4 5 2 0 1 9 市 飯 田 市 。 2 4 2 2 2 2 1 1 6 1 7 3 1 3 5 7 7 6 5 3 2 2 1 1 4 7 3 7 2 1 1 2 5 8 3 0 1 5 1 3 1 0 9 1 2 7 23 6 3 3 1 0 8 9 6 3 3 6 2 8 5 2 8 3 1食道(小計) 食道粘膜下腫蕩 食道癌 その他 4 4胃/十一指腸(小計) 4 胃潰霧 胃粘膜下腫蕩 3 5 胃癌 十二指腸潰蕩 4 十二指腸腫蕩 その他 9 0大腸/直腸(小計) 5 6 結腸癌 3 4 直腸癌 その他 6 0胆道/牒/牌(小計) 4 7 胆石症/胆嚢ポリープ 4 胆嚢癌 総胆管癌 2 1 革炎 勝良性腫揚 豚癌/乳頭部癌 4 牌摘術 3 その他 9肝(小計) 原発性肝癌 8 転移性肝癌 肝良性腫場 その他 6 5急性腹症(小計) 4 5 虫垂炎 1 5 腸閉塞 腸間膜血症 5 その他 8虹門(小計) 2 2 痔核 2 痔痩 4 その他 1 2 6ヘルニア(計) 1 1 1 鼠径ヘルニア 8 大腿ヘルニア 閉鎖孔ヘルニア その他 6 1 0その他 4 1 5手術総件数 関連病院現況 [飯山赤十字病院I 干3892295 長野県飯山市飯山 2 2 6 1 TEL:0 2 6 9 6 24195 FAX:0 2 6 9 6 2 4 4 4 9 h t t p: / / w w w . i i v a m a . i r e . o r . i o / 同 回 <飯山赤十字病院/外科/在職医師> 氏名 川村信之 石坂克彦 中村学 小林理 柴田 均 村中太 渡遺隆之 卒業年度 昭和4 1年 昭和 5 4 年 昭和 5 8年 昭和 6 0年 昭和 6 1年 平成1 5年 平成1 4 年 出身教室 信州大学第 2外 科 I I I I I I I I 信州大学外科 信州大学第 2外 科 勤務期間 2000.4∼ 1 9 8 9 .1 0∼ 1993.4∼ 1 9 9 4 .3∼2007.4 1 9 9 4 .1 0∼ 2 0 0 5 .7∼2 0 0 7 .7 2 0 0 7 .7∼ <飯山赤十字病院/外科/近況報告> 平成 1 9年5月に小林理先生が長野日赤の呼吸器外科に転出され,当院の外科は 1 名減員になりました。 当院での呼吸器外科手術はできなくなりましたが,呼吸器内科の常勤医もいないため 石坂が呼吸器科 部長を兼任して呼吸器外来の診療を担当しています。 また,同年7月をもって信大外科から当院へのローテータ一派遣が終了となり,村中 太先生(信大 第l 外科消化器班に固定)が最後のローテーターとなりましたが 代わって第2 外科内分泌班から渡漫隆 之先生が着任され,当科のさらなる減員はとりあえず回避されました。渡漫先生は乳腺・内分泌疾患を 中心に大変精力的に診療されており,乳腺・甲状腺疾患の症例数・手術数ともに増えてきています。 平成 1 9年度も昨年に引き続き,信州大とのタスキがけの初期研修医 1 名を受け入れることができまし た 。 2年目のため必修としての外科研修はないにもかかわらず,選択研修として 2ヵ月間外科をまわって くれ,大いに戦力になりました。彼,福島健太郎先生は信大第2外科に入局することを決心してくれま したが,我われがこの件に貢献できたとすれば嬉しい限りです。 同年4月から,当院の小児科常勤医2名が小児科の集約化目的に近隣の北信総合病院に異動になり,小 児科の入院ができなくなりました。このため,当院は管理型臨床研修病院の資格がなくなり,今後は独 自の研修医はもちろん,信大とのタスキがけの研修医も受け入れることができなくなりました(その後, 月から 1 名が当院に復帰しましたが 非常に厳しい勤務状況が続いています)。 同年5 こ1 病棟を閉鎖 医師数減少による病床利用率の低下とそれに伴う経営状況の悪化もあり,当院では4月 i して病床数を 300から 240に減らしました。当院外科にローテートされた先生方には馴染みの病棟で、あっ ただけに大変残念でした口このことを始めとする必死の経営努力(福祉施設が金勘定に躍起にならざる を得ない点にはかなりの違和感を感じますが)の効果か,経営状況は徐々に上向きつつあるようです。 7月からは長年の懸案で、あった院外処方案が開始になりました。 DPCの準備も進めていましたが,これ は1 年先延ばしになり,拍子抜けといったところです(官僚の嫌がらせではなし 1かと勘繰りたくなりま す ) ここのところ,新聞・ TVをはじめマスコミ各社が盛んに「医療崩壊」とか銘打つて 医師数の減少や 病院の診療科閉鎖等の問題を取り上げていますが, 「何をいまさら」といった感じです。 (販売部数や 視聴率を伸ばすために)つい最近まで医師や医療界を目の敵にして,我々を悪者扱いすることに躍起に なっていた(その結果,人々に医療に対する不信感を植え付けることになった)にもかかわらず,手の ひらを返すような現在の報道態度をみると,怒りを通り越してあきれるほかはありません。現在の医療 行政はサッチャ一政権下のイギリスに良く似ているとの専門家の指摘があり,その結果は歴史が示すと おりですので,日本政府もその後のイギリスの政策転換に倣って現在の状況を改善してほしいと願うば かりです。 (石坂克彦) 2 4 I 厚生連北信総合病院l 干3 8 3 8 5 0 5 長野県中野市西 1 ふ6 3 TEL:0 2 6 9 2 22151 FAX:0 2 6 9 2 2 2 4 2 6 h t t p: / / w w w . h o k u s h i n h o s p .i p / i n d e x . h t m l 圃 <厚生連北信総合病院/外科/在職医師> 氏名 西村博行 山岸喜代文 藤森芳郎 律 草間 五十嵐淳 橋都正洋 リ 岡 篠原 小林直紀 大石清寿 望月 靖弘 卒業年度 昭和 54 年 昭和 5 5年 平成1 年 平成4年 平成4年 平成9年 平成8年 平成1 6年 平成1 7年 平成8年 出身教室 信州大学第 2外 科 I I I I I I I I I I 名古屋大学 東京医歯胸部外科 東京医歯胸部外科 信州大学第 2外 科 勤務期間 1979.4∼ 2 0 0 1 .1 0∼ 1 9 9 9 .5∼ 2 0 0 2 .1 ∼2007.9 2 0 0 5 .1 1∼ 2006.8∼ 2007.4∼ 2006.4∼ 2007.4∼ 2 0 0 7 .7∼ <厚生連北信総合病院/外科/近況報告> 1月の北信州の早朝は厳寒で、通勤途上にみえる北信五岳はすっかり雪化粧に覆われています。皆様 方はいかがお過ごしでしょうか? さて当院を取り巻く医療環境は昨年同様に厳しいものがあります。しかしながら雪に埋もれた厳寒の なかでも来るべき訪れる春の兆しがみられるようになってきました。その第一は信州大学より小田切院 長が故郷の病院である北信病院に赴任されたことです。それに伴って小児科や産婦人科などの医者が増 員となり医局のなかも少しずつ活気がでできました。 0月に篠 外科では 6年間の長いあいだ当院の乳腺・甲状腺外科を引っ張ってきた草問先生が昨年の 1 の井の瀬原田に開業しました。同じ釜の飯を食べた同僚として、瀬原田クリニックの繁栄を願ってやみま せん。草問先生の細心な配慮、により望月先生に患者さんのスムーズなバットンタッチができました。 (文責山岸) I 長野市民病院l 干3 8 1・8 5 5 1 長野市富竹 1 3 3 3」 TEL:0262 9 5 1 1 9 9 FAX:0 2 6 2 9 5 1 1 4 8 h t t p: / 八i V W w . h o s 2 i t a l . n a g a n o . n a g a n o .j p / 凶 <長野市民病院/呼吸器外科/在職医師> 氏名 西村秀紀 斎藤 ~ 宗像康博 { 一 一 一 三 − ロ 士 [ , ' 関 宮川雄輔 草間 啓 沖田浩一 佐近雅宏 康 関野 村中 太 二上和久 J 卒業年度 昭和 6 0年 平成 8年 昭和 5 4年 昭和 6 2年 平成 5年 平成 6年 平成 9年 平成 1 2年 平成 1 3年 平成 1 5年 平成 1 2年 出身教室 信州大学第 2外 科 ! ! 信州大学第 1外 科 I I I I ! ! I I I I ! ! ! ! 石川県より 1年 研 修 2 5 勤務期間 1995.4∼ 2006.8∼ 1995.4∼ 2000.4∼ 2 0 0 2 .6∼2 0 0 6 .3 2 0 0 6 .7∼ 2 0 0 5 .1 1∼ 2006.4∼ 2 0 0 5 .7∼ 2 0 0 5 .7∼2 0 0 6 .7 2006.4∼ <長野市民病院/外科/近況報告> 増改築工事は着実に進み、増築部分はほぼ完成しました。呼吸器外科外来は、外科より独立し南側の 締麗な建物に移り、引越し当時は診察室内のあまりの明るさに目がクラクラしました。火∼木曜日(月、 金曜日は午前から手術)は、可能な限り二人で 2診体制を取って新患に対処していますが、乳腺関係の 患者は増えることはあっても減ることはありません。乳腺内分泌班からの赴任をお願いして 10年以上が 経過しますが、朗報は届きません。一方、当院の前期研修医の 1 人が乳腺外科への進路を希望していま す。昨年の長野県乳腺疾患懇話会でデビューしてもらいましたが、気が変わらずに後期研修に進むよう 指導していきます。 (西村秀紀) I 独立行政法人国立病院機構東長野病院l 〒381・8567 長野市上野 2-477 TEL:026296-1111 FAX:026-295-5139 h社p : / / w w w . h o s p . g o . j p / ∼e n a g a n o / i n d e x / t o 1 2 i n d e x . h t m 目 <独立行政法人国立病院機構東長野病院/在職医師> 氏名 小林信や 岡本講平 |卒業年度| | 昭和 48年 | |昭和 5 2年 | 出身教室 信州大学第 2外科 信州大学第 1外科 勤務期間 2000.4∼ 2007.4∼ <独立行政法人国立病院機構東長野病院/近況報告> 歴史を感じる山一髪(もとどり)山 2007年 4月より、国立病院機構の長野病院外科の岡本講平先生を副院長として迎えました。岡本先生 は第一外科出身ですが、同じ外科ですので心強く思っています。外科一次救急も 1日増やし、少しでも 地域医療に貢献したいと思っています。最近の年報の学会発表・論文でもわかるように外科だけでなく、 重症心身障害医療にも携わっています。今、“脳波入門の本”をアマゾンで購入し、二人で読み合わせ しています。 今年の福井医局長の「医局だより」にも、しばしば N HK大河ドラマ「風林火山 j の事が登場してき ) 1 2月 1 6 日の最終回「決戦!川中島」をもって終わり、とうとう ました。このドラマも昨年( 2007年 山本勘助も川中島の戦いで敵に討たれ、首をはねられてしまいました。 私は山梨県甲州市塩山の出身です。しかも武田信玄の葬儀が行われ、お墓もある武田家の菩提寺・恵 林寺の近くで育ちました 4月 1 2 日の命日には小学校も中学校も早々に授業を切り上げて、恵林寺に行 ってお参りし、「信玄さんj と呼ばれるお祭りを楽しんだものでした。このドラマは、主演の内野聖陽 のかっこよさ、貫地谷しほりの可愛らしさと、千住明のテーマ音楽のよさもありましたが、信玄憎さの あまり仇討ちを考えていた勘助がそのうち腹心の部下になってしまうストーリーのおもしろさに興味 を持ち、始めから熱心に観ていました。 最終回、ガクト演ずる上杉謙信のせりふに「越後へ帰る道、警(もとどり)山で(討ち取った武田の 武将の)首実検をしていこう」というのがあり、ドキッとしてしまいました。何故なら、この警山は北 国街道沿いで当院の裏山といったところです。やや低い山ですが、ぼっこり盛り上がって、髭(まげ) のような形からその名がつきました。私も飯山赤十字病院の石坂先生に教えていただき登りました。林 檎畑が終わると林となり、途中に謙信ゆかりの井戸がある歴史を感じる山です。頂上は出城の名残で石 垣が積まれ、千曲川・犀川が合流する川中島あたりが手に取るように一望でき、戦国時代を身近に感じ ます。皆さんも林檎の花咲く頃に一度登ってみてはし、かがですか。 I 長野赤十字病院l 干3808582 長野県長野市若里 5 2 2 1 TEL:026-226-4131 FAX:026-228-8439 h t t p: / / w w w .naganom e d . 1 r c . o r . 1 o / 回 幽 <長野赤十字病院/外科/在職医師> 2 6 卒業年度 昭和 36年 昭和 54年 昭和 58年 昭和 60年 昭和 60年 平成 l年 平成5年 平成6年 平成8年 平成 1 5年 平成 1 7年 氏名 宮崎忠昭 岨手善久 袖山 治 嗣 横山 史朗 小林 理 中田 伸司 西尾秋人 町田 泰一 望月 靖弘 花村 徹 竹内 大 輔 出身教室 信州大学第 2外 科 " " " " " " " ! ! 信州大学外科 " 勤務期間 1 9 7 0 . 4 1 9 8 7 .4 1 9 9 4 . 6 1 9 9 5 .4 2 0 0 7 .5∼ 1 9 9 8 .4 2 0 0 2 .7 2 0 0 2 . 4 2006.9∼2 0 0 7 .7 2007.8∼ 2 0 0 8 .1∼ <長野赤十字病院/近況報告> 2007年 3月 、 37年間当院のために尽力された宮崎院長が定年退職されました。現在、宮崎先生は日本 病院会の副会長として瀕死の病院医療、勤務医を救うべくご活躍です。 2007年 3月、岨手呼吸器外科部 月∼4月の問、呼吸器外科の手術を行うことが 長が退職され鬼無里診療所長に就任されました。 2007年 1 できず近隣の先生方にはこ迷惑をおかけしました。 5月に飯山赤十字病院より小林呼吸器外科部長を迎 え、信大呼吸器外科グループ。の先生方の応援もいただきながら積極的に手術に取り組んでいます。呼吸 器外科の手術件数は前年とほぼ同数でした。多くの症例を担当していただき大きな戦力で、あった望月乳 腺甲状腺外科副部長が 7月に北信総合病院に転任となり、 8月に花村先生を迎えました。信大乳腺内分泌 外科グループの先生方にも手術のご指導を受けながら多くの臨床経験を重ねています 当院小児外科に 派遣されていた竹内先生が 2008年 1 月より外科で研修しています、外科医としてはつらつと働く姿には、 医師として患者を受持ち手術が出来る喜びにあふれでいるように思え、心洗われる様な気がします。 当院病院新聞の 2007年 5大ニュースは、①清津新病院長誕生、②長野赤十字上山田病院閉院方針決定、 e r .5 .0)更新認定で ③ 7対 1入院基本料導入、④地域がん診療連携拠点病院指定、⑤病院機能評価(V した口 <長野赤十字病院/心臓血管外科/在職医師> 氏名 西村和典 河野哲也 |卒業年度| | 昭 和 54年 | | 平成4 年 | 出身教室 信州大学第 2外 科 勤務期間 1992.4∼ 2004.4∼ <長野赤十字病院/心臓血管外科/近況報告> 再生か崩壊か、評価は数年後に出るでしょう。都会のど真ん中で生活するならともかく、田舎の病院 で仕事をするなら、手術成績が全てでは無い。集客能力(外来や病棟管理を大事にし、地域の医師会活 動にも携わること)がない医師は有能とは言えない。循環器科医付属の単なる SurgicalTechnicianに なりたいのであれば、積極的に都会に出るべきである。心臓内科医ではない真の循環器科医と対等の立 場で高い目標を掲げて進めば、道は自ずと・・・。近況報告ではなく所信表明です。 [東口病院l 干3 9 0 0 9 2 1 長野県長野市栗田 3 5 6 1 TEL:026227-0700 FAX:0 2 6 2 2 4 8 6 5 4 h t t p : / / w w w . h i g a s h i g u c h i h Q . c o m / 司 <東口病院/在職医師> | 氏名 |卒業年度 出身教室 2 7 勤務期間 大橋東二郎 永井規敬 堀利雄 中島恒夫 渡辺邦芳 昭和 43年 昭和 43年 昭和 32年 平成4年 平 成4年 信州大学第 2外 科 東京女子医大 慈恵医大第 1外 科 信州大学第 2外 科 ! ! 1 9 8 2 .5∼ 1 9 8 2 .5∼ 1997.4∼2 0 0 7 .3 2002.4∼ 2005.9∼ <東口病院/近況報告> 平成 1 9年 5月 1 0日、開院 2 5周年を迎えました。これも教室及び関連病院の先生方にご協力を 頂いたおかげと心より感謝し、御礼申し上げます。 5月 1 1日 、 2 5周年記念の行事として、 2 0周年に引き続き「笑って元気落語会」を開催しました。 今回も立川門下の高弟、立川龍志師匠をお招きして多数の方々と噺を楽しみました。 1 0年の長きに わたり勤務頂き、 3月に退職されました、堀利雄先生も出席されました。写真は、祝宴の後の記念 撮影です。今後も何回も同様に会を開くことを望んでおります。(大橋) [厚生連長野松代総合病院l 干3 8 11 2 3 1 長野県長野市松代町松代 1 8 3 四 TEL:0 2 6 2 7 8 2 0 3 1 FAX:0 2 62 7 89 1 6 7 h t t p : / / w w w . n a g a n o m a t s u s h i r o . o r . i o / 回 <厚生連長野松代総合病院/外科/在職医師> 氏名 春日 好 雄 熊木俊成 松下明正 境津隆夫 村松沙織 久保 周 坂口 博 美 藍津喜久雄 卒業年度 昭和 54年 昭和 63年 平成 5年 平成1 5年 平成 1 5年 昭和 56年 昭和 62年 昭和 54年 出身教室 信州大学第 2外 科 信州大学第 1外 科 信州大学第 2外 科 信州大学第 2外 科 信州大学第 2外 科 愛媛大学第 2外 科 名古屋大学第 1 外科 新潟大学第 1外 科 2 8 勤務期間 1997.4∼ 1 9 9 5 .3∼ 2 0 0 3 .7∼ 2 0 0 6 .7∼2 0 0 7 .7 2 0 0 7 .7∼ 2 0 0 4 .1 0∼ 2 0 0 5 .7∼ 2007.4∼ 喧 <厚生連長野松代総合病院/外科/近況報告> 本院のほかに、医療療養型 60床の若穂病院が 20 0 7年 4月スタートしました。療養病床縮少の政 府方針の中、新規開業は大変であることは分かつていましたが、計画が十年以上前からあったことや急 性期病床のほかに慢性期病床も地域に必要なことから開院しました。想像以上に厳しい運営であります が本院のサポートで何とか軌道に乗ってきています。若穂病院では常勤医師を探していますので心当た りがありましたらお知らせください。 ところで私は昨年病院機能評価受審の責任者をしましたが、本年は D pC導入の責任者をしています。 さらに初期臨床研修医のプログラム責任者、病診連携の責任者、松代病院医報の編集委員長、松代病院 編の健康 Q & Aの単行本の編集委員長なども兼任しています。とても日常の臨床に集中できないところ でしたが、昨年 7月から乳腺内分泌班から村松沙織先生を派遣していただきました。本当に助かってい ます。膨大な数の乳腺の市民検診、人間ドックのオプションでのマンモグラフィ、超音波検査などをは じめ新患の対応をしてもらっています。もちろん手術件数も増えており術前術後の管理や学生、初期研 修医の指導もしてもらっています。忙しい合間に乳腺の論文も投稿してもらいましたが、今後も定期的 にローテンションで来ていただければ勉強になると思いますし指導もしっかりしたいと思います。 昨年 8月はカナダのモントリオールで、開催された万国外科学会に参加しました。乳腺内分泌細胞癌の 4例をポスター発表してきました。ちょうど短いカナダの夏の終わり頃でしたが、ケベック市やトロン トへも寄ってきました。 17年前 2年間留学していた時住んでいたトロントの住宅に寄ったり、友人の 家を突然訪ねてび、っくりさせましたが、懐かしさでいっぱいでした。当時のトロント大学の私のボスで あったロパートボ、ルペ夫妻は亡くなっておりお会いできなかったのは大変残念でした。 2年後の万国外 科学会はオーストラリアのアデレードですがぜひまた参加したいと思っています。今年も頑張りますの で皆さんよろしくお願いします。 (春日好雄) I 厚生連篠ノ井総合病院l 干388・8004 長野県長野市篠ノ井会 666・1 TEL:026-2922261 FAX:0 2 6 2 7 2 6 2 4 7 h t t p : / / w w w . 1 a n i s . o r . i o / u s e r s / s h i n o n o i g h p / ” <厚生連篠ノ井総合病院/心臓血管外科/在職医師> 氏名 後藤博久 環 高野 青木孝皐 宮本英雄 卒業年度 平成 1 年 平成 3 年 昭和 6 2年 昭和 5 8年 出身教室 信州大学第 2外科 I I ! ! I I 勤務期間 2 0 0 1 .7∼ 2 0 0 3 .7∼ 2 0 0 4 .7∼ 2005.8∼ <厚生連篠ノ井総合病院/心臓血管外科/近況報告> 本年度は、昨年度の年報に記したように、長野地域での心臓血管外科の将来を考え、 2外同門の 4人に よるセンター化を目指したが、さまざまな抵抗勢力により挫折した。自ら反省せねばならない点もある が、外科を選択する研修医が激減し、 40歳代後半までに転職する心臓血管外科医がほとんどと報道され る長野県内の現実を、各病院長、循環器科医はどのように考えているのか。南信、東信で心臓血管外科 施設の閉鎖が相次ぐ中、このままでは、我々を含め、緊急手術が増え続ける大学の若い心臓血管外科医 のモチベーションがし 1つまで維持できるのか疑問だ。小児科、産科だけの問題ではない。心臓血管外科 医は絶滅危倶種なのだ。平成20年2月から、新たな展開が予想されるが、その方向は未知数である。篠 ノ井総合病院としてもセンター化の意欲は衰えていない。新たな人材確保を模索しながらも、我々にで きることは何か?一年かけて考えていくことにする。 呼吸器外科は、不定期ながら大学から手術の応援が得られるようになり、青木医師の負担が僅かなが ら軽減されたが、今後さらなる充実が期待される。 (文責:後藤) 2 9 [佐久市立国保浅間総合病院l 干3 8 58 5 5 8 長野県佐久市岩村田 1 8 6 2 1 TEL:0 2 6 7 6 7 2 2 9 5 圃 FAX:0 2 6 7 6 7 5 9 2 3 h抗n://www.avis.ne.ip/戸~asamaghp/ <佐久市立国保浅間総合病院/外科/在職医師> 氏名 松永祐治 都井 県 塩原栄一 箕輪 隆 杉原毅彦 西田祥二 岡本康介 卒業年度 昭和 55年 昭和 57年 昭和 59年 昭和 59年 平成 10年 平成 10年 昭和 59年 勤務期間 1980.6∼ 1985.4∼ 1 9 9 4 .1∼ 2 0 0 1 .4∼ 2004.9∼ 2 0 0 7 .1∼ 2007.4∼ 出身教室 東京医科歯科大学 群馬大学 信州大学第 2外科 山形大学第 2外科 千葉大学外科 東邦大学外科 東邦大学外科 <佐久市立国保浅間総合病院/外科/近況報告> 昨年は新病棟への移転と電子カルテ導入が重なりあわただしい 1 年でした。 現在は駐車場の整備が進行中です。外科スタッフは4月より岡本先生が参入され、主に腹腔鏡手術を 行っていただいています。 [厚生連安曇総合病院l 〒3 9 98 6 9 5 長野県北安曇郡池田町池田 3 2 0 7 1 TEL:0 2 6 1 6 2 3 1 6 6 四 7 1 1 FAX:0 2 6 1 6 22 圃 h t t n: / / w w w . i a n i s . o r . j p / u s e r s / a z u m i h p / <厚生連安曇総合病院/外科/在職医師> 氏名 金谷 1 羊 花岡孝臣 佐藤敏行 卒業年度 昭和 63年 平成4年 平成6年 勤務期間 出身教室 横浜市立大学 信州大学第2外科 信州大学第 1外科 2002.4~ 2 0 0 2 .10~ 2 0 0 5 .1~ <厚生連安曇総合病院/外科/近況報告> [独立行政法人国立病院機構松本病院l 干3 9 9 8 7 0 1 長野県松本市芳川村井町 1 2 0 9 FAX:0 2 6 3 8 6 3 1 8 3 h 抗p : / / w w w . h o s p .広o . i p / ∼ma 加 / <独立行政法人国立病院機構松本病院/外科/在職医師> 氏名 小池祥一郎 赤羽康彦 中村俊幸 北沢将人 吉川美香 塩沢理世 内海愛 中川 幹 卒業年度 昭和 60年 平成 4年 平成 6年 平成 13年 平成 18年 平成 17年 平成 17年 平成 10年 出身教室 信州大学第 2外科 信州大学第 1外科 信州大学第 2外科 ! ! 研修医 ! ! " 信州大学第 1外科 3 0 勤務期間 1 9 9 8 .1∼ 2 0 0 6 .5~ 2002.4∼ 2 0 0 5 .7∼2 0 0 7 .3 2 0 0 6 .10∼2007.2 2 0 0 7 .1∼2007.2 0 0 7 .3 2007.2∼2 2007.4∼ <独立行政法人国立病院機構松本病院/外科/近況報告> 2007年4月から外科医4人となり、懸念していた通り、学会活動を含め余裕がなくなってきた。数年前 からの懸案で、あった中信松本病院との機能統合がようやく 4月に行われることになった。本来なら一体 地でのスタートが望ましいが、まずは機能分担とのことで、呼吸器以外の外科と消化器内科は松本病院 に一本化されることになった。一方小児科は中信松本病院に一本化された。近いとはいえ、 2病院では 利便性が悪いのでできるだけ早く一体地化を目指したいが、機構本部の構想、は見えづらく、先行きは不 透明である。合併して少しは数に余裕が出ることを期待したが、当座5人でのスタートとなり、救急を 考えると現状よりさらに忙しくなりそうである。ここ数年の外科医の減少により、各病院とも勤務医の 数の減少、業務内容の増加によりますます大変な時代になってきた。専門分化も大切であるが、一般病 院においては2つくらいの異なる専門を持つ外科医が必要になってきたように思う。 1 0月から木曜日に加えて火曜日の乳腺内分泌外来がスタートし、金井先生と小松先生に担当してもら 1年目に突入した。過去 っている。患者の数からして早期の常勤医の確保を目指したい。赴任してはや 1 1 0年間の症例の統計をホームページに掲載すべく、現在集計中である。外科医にとって試練の日々が続 くが、なんとか吹き飛ばされぬようにしたいものである。 (小池祥一郎) [独立行政法人国立病院機構中信松本病院l 干3 9 9 0 0 2 1長野県松本市寿豊丘 8 1 1 FAX:0 2 6 3 8 63190 h t t p://www1 3. o c n . n e .j p / . ∼n cmh/ 田 <独立行政法人国立病院機構中信松本病院/呼吸器外科/在職医師> 氏名 矢満田健 牛山俊樹 冨永義明 卒業年度 昭和 6 1年 平成8年 平成 1 4 年 出身教室 信州大学第2外科 " " 勤務期間 2 0 0 0 .1 0 2 0 0 5 .1 2 0 0 7 .7 2 0 0 7 .7 - <独立行政法人国立病院機構中信松本病院/呼吸器外科/近況報告> 2 0 0 8年より国立病院機構松本病院と組織統合となりました。小池祥一郎先生とも協力し、専門医療と地 域医療ともに充実させていければと考えます。 (矢満田 健 ) 3 1 [松本協立病院l 干3 9 0 8 5 0 5 長野県松本市巾上 9 2 6 TEL:0 2 6 3 3 5 5 3 3 3 FAX:0 2 6 3 3ふ0 3 7 0 h t t p: / / w w w . c h u s h i n m i n i r e n . g r .i o / く松本協立病院/心臓血管外科/在職医師> 氏名 野原秀公 恒フじ 秀 夫 月岡勝晶 北原博人 卒業年度 昭和 54年 昭和 62年 平成9年 昭和 62年 出身教室 信州大学第2外 科 " " " 勤務期間 1994.4∼ 1997.4∼ 2006.1∼ 2007.7∼ <松本協立病院/心臓血管外科/近況報告> [県立木曽病院l 干3 9 7 8 5 5 5 長野県木曽郡木曽福島町 6 6 1 3 4 TEL:0 2 6 4 2 2 2 7 0 3 FAX:0 2 6 4 2 2 7 1 0 8 h t t o: / / w w w . o r e f . n a g a n o . i o / x e i s e i / k i s o h o s p / <県立木曽病院/外科/在職医師> 氏名 久米田茂喜 小山佳紀 酒井宏司 大町俊哉 卒業年度 昭和 52年 平成 10年 平成 12年 平成9年 出身教室 信州大学第 2外科 " 信州大学第 1外 科 信州大学第 1外科 勤務期間 1 9 9 8 . 4 2005.5 2006.4∼2007.3 2007.4 - <県立木曽病院/外科/近況報告> 地域医療の崩壊は著しく、残った医師の負担はますます大変であるのに、社会保険の審査では医師数 がたりないから、診療報酬を返せとのおおせである。急逮、パート医師を積み上げて医師数が足りるよ うにして何とかくりぬけた。外科 2の先生方の応援に心より感謝している。木曽地域では医師は圧倒的 に少ないのであるが、最近は人口減少に伴う患者数の減少もあり、 8年連続黒字経営を続けてきた当院 も、ことしは赤字になりそうである。病院規模の縮小や質の低下も考えなければならないようで、現在 の医療費抑制国策では、医療の質を今のまま維持することは不可能である。いずれ放置して逃げ出す日 が近いと思われる。現在は久米田は、外科医としての給料面での処遇はされていないが、一人の外科医 以上の働きをフルに強いられ、他に院長職をかねている。小山医師は、自治医大卒の義務年限があけた 後、当院外科に残ってくれており、診療の中心である。外科 1より大町医師の派遣があり、もう 1∼2 年はいてくれそうである 2 人で2 4時間 3 6 5日の外科拘束を行なっており、木曽からほとんど離れられな い厳しい状況によく頑張って堪えてくれている。 (久米田記) [健康保険岡谷塩嶺病院l 干3 9 4・8 5 8 8 長野県岡谷市 4 7 6 9 TEL:0 2 6 6 2 2 3 5 9 5 FAX:0 2 6 6 2 2 3 5 9 9 h t t p : / / w w w . e n r e i h o . o k a v a . n a g a n o . i o / <健康保険岡谷塩嶺病院/外科/在職医師> 氏名 関龍幸 小林克 金子和彦 卒業年度 昭和 40年 昭和 49年 昭和 63年 出身教室 信州大学第2外科 ! ! " 3 2 勤務期間 1 9 7 5 . 12∼( 2004.4∼嘱託) 1992.6∼( 2006.10∼岡谷病院) 2002.1 .∼ <健康保険岡谷塩嶺病院/外科/近況報告> I 諏訪赤十字病院l 干392-8510 長野県諏訪市湖岸通り 5・1 1・50 TEL:0 2 6 6 5 2 6 1 1 1 FAX:0 266-57-6036 h t t p : / / w w w . s u w a .i r e . o r .j p / <諏訪赤十字病院/外科/在職医師> 氏名 代田 慶 志 大橋 昌彦 梶川| E 日 ヨ 一 − 一 島田 宏 矢津和虎 西山和孝 坂口 昌幸 河埜道夫 竹村隆広 岡田敏宏 野首元成 木口 雄之 五味邦之 元拓 i 賓 卒業年度 昭和48年 昭和 5 3年 昭和 5 5年 平成7年 平成3 年 平成 1 4 年 平成6年 平成 1 5年 昭和 5 9年 平成 1 4 年 平成 1 6年 平成 1 4 年 平成 1 4 年 4 年 平成 1 出身教室 信州大学第 2外 科 " " " " 大阪大学救急部 信州大学第 2外 科 大阪大学救急部 東京女子医科大学 信州大学第 2外 科 信州大学 大阪大学救急部 信州大学第 2外 科 信州大学 勤務期間 1 9 8 5 .8 1 9 8 9 .4 2 0 0 2 .4 2 0 0 2 .7 2 0 0 3 .9 2005.6∼2007.5 2 0 0 6 .3∼ 2006.6∼ 2 0 0 6 .7∼ 2 0 0 6 .7∼2 0 0 7 .7 2007.4∼ 2007.6∼ 2 0 0 7 .7∼ 2 0 0 7 .1 0∼ <諏訪赤十字病院/外科/近況報告> 一昨年がん拠点病院、救急救命センターに認定され、その影響か手術を受ける患者は当院での治療を 希望し、予定手術も緊急手術も大変多くなりました。 その結果、毎日手術をしないと患者がはけない状態になり外科の手術日は毎日、心臓血管外科は週 2 日 手術枠をもらっています。しかし、それで、も足りないくらいです。 一方、外科医師は後期研修医が 2人入り外科は常勤が 9人、心臓外科は 3人とスタッフがさらに増え 、 40代の元気な外科医師が赴任してくれることを ました。しかしまだまだ人手不足の感じです。 30代 希望しています。チームワークで外科・心臓外科全員が毎日頑張っています。 次は病院経済です。 DPC導入、 7:1 体制の導入の結果諏訪日赤の医療収支は好転し赤字体質から脱出 しました。諏訪日赤は今まで、ズーっと赤字体勢でありましたが、 3年前に赴任した小口院長の手腕と先 見性で立て直しができました。いろいろな会議が多いのが大変ですが、学ぶことしきりです。 最後に研修医のことです。一年目の研修医は 2~3 ヶ月のローテーションで、外科に回ってきます。第 二助手として鈎引き等手術に入ってくれ、大変助かっています。彼らはフレッシュな爽やかな風を我々 に送ってくれ、外科を志した時を思い起こさせてくれます。二年目の研修医で外科のローテーションに 回ってくる人は少ないのですが、大変うれしいことに彼らの中から外科志望の医師が生まれ後期研修を 当院で、行っています。 <諏訪赤十字病院/心臓血管外科/近況報告> 諏訪日赤の心臓血管外科は 10月に外科後期研修として演 Dr (心臓血管外科志望)がくるまで 2人で 手術のやりくりをしていました 週末∼月の緊急時は竹村 Dr が不在のため大学の先生に多大な協力を 得て、緊急手術をこなしてまいりました。また症例が重なって縦 2列で手術をする日もあり、この時も 大学の先生に多大なご協力を得てきました。緊急を断ることなく、北は千曲市や上田市、東は山梨県北 社市、西は木曽、南は飯田から患者を受け入れてまいりました。 Drヘリ搬送症例もありました。諸先輩方からするとまだ甘いといわれそうですが、小生も co-medical も、南信地区の心臓血管疾患治療の雄となるべく努力してきたつもりです。結果、 2007年は関心術+心 D 3 3 肺手術の総計がちょうど 100例を突破しました。本地区は岡谷塩嶺病院があり、紹介患者の競い合いを していることを考えますと、自分でもがんばった 1年ではなし、かと思います。 末梢血管は、 belowkneebypass 以外は積極的にやってきたつもりです。腸骨 Aステント等はそれほど 多くありませんが循環器科と共同で、やっています。大動脈ステントのいい適応のものは大学福井 D rと 連絡をとっています。この調子で症例を伸ばせれば、心臓血管外科基幹修練施設の取得も十分可能です。 今後も流動的な面がありますが、皆様のご援助ご協力を得てがんばりたいと思います。 (坂口) [厚生連富士見高原病院l 干3 9 9 0 2 1 4 長野県諏訪郡富士見町落合 1 1 1 0 0 TEL:0 2 6 6 6 23030 FAX:0 2 6 6 6 25 1 8 8 h t t p : / / w w w . l c v . n e . i o / ∼k ougen/ 圃 回 <厚生連富士見高原病院/外科/在職医師> 氏名 安達亙 岸本恭 塩津秀樹 永松清志郎 卒業年度 昭和 54年 平成 5年 平成 1 1年 平成 17年 勤務期間 2002.4∼ 2001.10∼ 2004.7∼ 2006.1 1 .∼2007.1 出身教室 信州大学第 2外科 " ! ! 初期研修医 <厚生連富士見高原病院/外科/近況報告> 2 0 0 7年は、それまで順調に増加していた 1 年間の外科手術件数が減ってしまいました。外科にとって は大きな問題です。この原因として当院の消化器内科医が 1 名減少したことが挙げられますが、地域住 民からの信頼が得られていないことも手術件数減少の原因として考えられ、常日頃の診療において住民 の信頼を得ていく努力が必要と思っています。最近の患者層をみると、都会での仕事をリタイアして当 地に移住してきた人が多くなっているような気がします。これからは「老後は八ヶ岳山麓で」と言って、 富士見町、原村、山梨県の北杜市に移住する団塊の世代が多くなっていくのでしょうか。このような人 たちからも信頼されて利用される外科を目指し発展したいと 思っています。 0 0 6年より初期研 さて、外科はペースダウンしていますが病院全体としては順調に経過しています。 2 名迎え、 2 0 0 8年からも新たに 2 名の初期研修医を迎えることとなりました。さらに、 2 0 0 8年 4月 修医を 2 より内科の常勤医の増員、新たに小児科の常勤医の赴任と信じられないような良い状況となっています。 2 0 0 7年は信州大学からの学生 1 2名の教育を担当し、また初期研修医2 名の教育を行い、病院としては学 生、研修医教育に忙ししリ年でした。教育を通じて富士見高原病院の診療を医療関係者に知ってもらい、 医師の赴任につながればよいと考えています。 2 0 0 7年には病院機能評価の認定を受けました。学会の認 定病院の資格を取得・維持して若い医師にも働きがいのある病院を目指し、スタッフ増につながればよ いと思っています。 d I 前津病院l 干3 9 9 4 1 1 4 長野県駒ヶ根市上穂南 1 1 5 3 2 1 5 1 TEL:0 2 6 58 圃 FAX:0 2 6 5 8 2 6 2 7 8 h t t p : / / m a e z a w a h o s p . o r . i o / <前津病院/外科/在職医師> 氏名 畢毅 前j 麻沼和彦 本山博章 山本浩二 松原千恵子 卒業年度 平成2年 昭和 62年 平成 10年 平成 1 1年 平成 14年 出身教室 信州大学第 2外科 " 信州大学第 l外科 " 信州大学第 2外科 3 4 勤務期間 1 9 9 5 .7∼ 2004.4∼ 2005.4∼ 2005.4∼ 2005.9∼ <前津病院/外科/近況報告> 地域では中核病院での医師不足問題が起き、地元医師会が協力体制を取ろうと検討を始めています。 国の方針に修正が必要な気がしますが、先生方はどうお考えになりますでしょうか。 当院においては、今年も小池元長野県ガン検診センター長と渡辺月工門外科副院長、両先生に松本から お手伝いに来て頂き多くの患者さんから感謝されて、同門の存在の有り難さを感じております。また外 科 lの先生にも消化器系の手術を沢山して頂き、また感謝です。麻沼先生には往診や分院の診療にいつ も従事して頂き、松原先生には細かい仕事をお願し 1し、感謝しています。これからの医療云々は、など と大きな事は言えませんが当院の来年の目標は、術中迅速診断ができるようになりたい。専門医療を伸 ばしたい。多くの先生に来て頂きたい。ゆとりある生活を多くの先生と共存したい。です。皆で同じ夢 に向かつて進めたらと、いつも思っています。宜しくお願い致します。 I 町営辰野総合病院] 〒3990426 長野県上伊那郡辰野町伊那富 3351 1 0 2 3 8 TEL:02664 FAX:0 2 6 6 4 15320 h t t p : / / s h i d a r e .t o w n .t a t s u n o. n a g a n o .i o / s c / h o s p / 闘 回 同 一科科 一外外 |卒業年度 | 昭 和 59年 | 平成9年 室 一21 氏名 柘植善明 鈴木史恭 教一第第 身一学学 出一大大 <町営辰野総合病院/外科/在職医師> 勤務期間 1996.4∼ 2004.4∼2 0 0 7 .3 <町営辰野総合病院/外科/近況報告> 今年は移転新築計画の凍結からはじまり、 3月には鈴木先生が大学へ帰り、 4月から外科医のひとり 体制となり、病院全体でも常勤医 8名としづ北信地方の某病院と同じ状況になりました。外科医が 1人 になったら、今まで、無かった交通外傷の緊急手術が続き、どうなるかと心配しました口しかし、その後 はどうにか仕事を行っていましたが、 2回の事件が発生し、かなりモチュベーションが低下しました。 第 1事件: Mr.Cの F t u事件(・・・・・・・を診たことが無いのか?と言う迷言を残したのに、実際は・・・・) 第 2事件: Mr.Tの Msu事件(これ以上に・・・・を!!) これら 2つのことから学んだ事は、いくら因ってもわらをつかんだら一緒に流されてしまうという事、 あと一つは、自分のことを『他人のせし叫にするな!!という事です。いろいろと愚痴を書いてしまい ましたが、第 2外科の皆さんという事でお許し下さい。今のところ、どうにかこのような事件も乗り越 2月にフレッシュマンの野沢先生にヘルニアとアッペ え、ひとりで働いていますが・・・そんななか、 1 の手術を行っていただきました。数十年前の自分を思い出し、もう一度原点に帰ってがんばらなくては、 と鋭気をいただきました。しかし、外科医 1人ということは、このようないい刺激は少なく、上記のよ うな悪い事件ばっかり発生し、いろいろ不安材料だらけですが、今後も引き続きご支援・ご教授のほど よろしくお願いいたします。(柘植善明) [伊那中央病院l 干3 9 6 8 5 5 5 長野県伊那市伊那 1 3 1 3 1 TEL:0 2 6 5 7 2 3 1 2 1 FAX:0 2 6 5 -7 8 2 2 4 8 h t t o : / / w w w . i n a h o s o i t a l . g r . i Q / <伊那中央病院/外科/在職医師> 氏名 高砂敬一郎 兵庫谷章 |卒業年度 | 平成 5年 | 平 成1 1年 出身教室 信州大学第 2外科 I I 勤務期間 2 0 0 4 .7∼ 2006.8∼ <伊那中央病院/外科/近況報告> 今年は診療体制に変化なく、手術数は微増でした。しかし上伊那地区のわれわれを取り巻く環境は劇 的に変化しており、この病院がそれに持ちこたえられるのか少々不安です。現在の状態が砂上の楼閣と ならないように気を引き締めなくてはと思います。 (高砂敬一郎) 3 5 [飯田市立病院l 干395-8502 長野県飯田市八幡町 438 2 5 5 TEL:0 2 6 5 2ト1 FAX:0265-21-1266 仏 i o / h t t o: / / w w w . i m h . i i d a . n a ε a n <飯田市立病院/外科・心臓血管外科/在職医師> 氏名 出身教室 卒業年度 昭和3 8年 信州大学第 2外科 宮川信 I I 昭和4 7年 千賀惰 ! ! 昭和5 2年 金子源吾 ! ! 昭和5 7年 神頭定彦 ! ! 昭和5 7年 堀米直人 ! ! 昭和6 2年 新宮聖士 ! ! 太田敬二 平成3 年 I I 平栗学 平成5 年 ! ! 平成7 年 牧内 明子 秋田 倫幸 平成9年 信州大学第 1外科 平成1 5年 大阪大学形成外科 峯岸芳樹 平成1 5年 信州大学外科 村山 幸一 平成1 6 年 信州大学外科 志村愛 勤務期間 1 9 8 7 .1 ∼ 1 9 8 7 .1 ∼ 1 9 9 4 . 6∼ 1992.4∼ 1 9 9 3 .1 ∼ 2005.4∼ 2000.4∼ 2002.4∼ 2 0 0 5 .1 ∼ 2 0 0 7 .1 2∼ 2005.6∼2007.9 2 0 0 6 .7∼ 2 0 0 7 .1 0∼ <飯田市立病院/外科・心臓血管外科/近況報告> 最近、医師不足による医療崩壊の話題がクローズアップされています。マスコミ等によれば地域 によっては産科や救急医療は崩壊寸前と言っても過言ではありません。今までは他科のこととして あまり現実味がなかったのですが近頃は当外科にも危機意識が生まれるようになりました。 2007年 度のはじめには外科および麻酔科の減員が予想され、崩壊とまでは行かなくても縮小せざるをえな い状況にありました。特に手のかかる緊急手術はできなくなるとの判断で3月いっぱいで日本臓器 移植ネットワーク献腎移植病院の認定を返上しました。また 9月には阪大形成外科から当外科に来 ていただ、いていた峯岸先生が大学にもどり、交替は来ないことになりました。この先どうしょうか と悩んだ時期もありましたが村山先生が継続となり、 10月から志村 愛先生が、また 12月には第 l 外科出身としては初代となる秋田倫幸先生に来ていただき外科診療はひとまず安泰となりました。 ただ神頭先生が救命救急センター業務に専念することと今年( 2008年)太田先生が開業予定で心臓 血管外科手術は一時休止することになりました。飯伊地域住民のため近い将来再開できますようご 協力お願し\申し上げます。 ところでここ数年外科志望者が急減していると言われています。また年末にありました外科同門 会で紹介された、新医師臨床研修制度前後の入局者数の違いにもあらためて驚きました。かつては 3K 「汚しリ 「きっしリ 「厳ししリ科が嫌われ、今は「救急がなしリ 「当直がなしリ 「がんがない」 のはなしリ科を選ぶ若い医師が多いとのことです。当外科も嫌われるすべての要件がそろってお りこのままでは若い医師に敬遠され続けることになりかねません。これからは脱 3Kをめざしなが ら、救命救急センターやがん診療連携拠点病院として救急(当直)あるいはがんに取り組むことが 大きなやりがい(=快感、財産、報酬。)となるようにがんばりたいと考えています。今後ともご 指導ご鞭擦のほどよろしくお願し、申し上げます。 (金子源吾) [市立甲府病院I 〒400-0832 山梨県甲府市増坪町 366 4 4 1 1 1 1 TEL:0552 FAX:055-220-2659 w w . c i t v . k o f u . v a m a n a s h i . i o / h o s p i t a l / h社。://w 圃 <市立甲府病院/外科/在職医師> 3 6 氏名 巾芳昭 宮津正久 千須和寿直 坂井威彦 赤池英憲 吾妻寛之 志村愛 卒業年度 昭和 6 1年 年 平 成2 平成2 年 平成 1 0年 平成 1 0年 平成 1 5年 平成 1 5年 出身教室 信大第 2外 科 信大第 2外 科 信 大 第1 外科 信大第 2外科 山梨大学第 1外 科 信大外科 信大外科 勤務期間 1 9 9 4 .1 0∼ 1999.4∼ 2005.4∼ 2 0 0 5 .7∼ 2007.4∼ 2 0 0 6 .7∼ 2007.4∼2 0 0 7 .7 <市立甲府病院/外科/近況報告> 昨年の年報を読み返してみましたが、外科に関してはどの病院も暗い話ばかりでした。そこで、今年 はというとーやはり明るい話はありません。相変わらず、ベット稼働率の低下に苦しみました。 4月に は、例年の半数しかなかった手術症例数も、通年ではどうにか+52例まで戻すことができました。院内 全体で、手術症例は− 100例でしたので、外科としてはまずまずだったのではと思います。消化器は、わ ずかに増加、呼吸器は、横ばいでしたが、乳腺、内分泌は癌症例のみで 30例ほど増加しました。坂井先 生が、いろいろ頑張ってくれており、専門外来も定着してきたことが大きいようです。このまま、固定 し、乳腺内分泌の看板として、頑張ってほしいと思います。吾妻先生は、 7月から呼吸器に固定しまし たが、消化器の手術にも積極的に参加してくれ、術者も数十例をこなし、術者としても 1人前になって きました。そのせいか、最近では、態度が大きくなり僕や、宮津先生は、同級生扱いをされています。 また、仕事量の増加と加藤先生ご逝去後の 2名減の現状では、いかんともしがたく昨年の 4月からは天 野、宮川両教授にご了承をいただき、山梨大学から赤池先生に来ていただいています。性格も明るく大 変頑張って働いてくれています。 今年は 1月に、院長が交代され、なかなか厳しい年明けとなりました 人事面等でも明るい話題はな く、絶滅危倶種に指定された外科医の確保も時代の流れの中で、考えていく 1年になりそうです。 (巾芳昭) D [結核予防会複十字病院] 干204-0022 東京都清瀬市松山 3 1 2 4 1 1 1 TEL:0 4 2 4 9 1・4 FAX:0424-92-4765 : / / w w w . f u k u i u i i . o r g / h仕p <結核予防会複十字病院/外科/在職医師> 氏名 白石裕治 葛城直哉 喜多秀文 砥石政幸 宮坂善和 恩田貴人 卒業年度 昭和 5 9年 平成 6年 平成 8年 平成 9年 平成 1 3年 平成 1 3年 出身教室 東北大学医学部 名古屋大学医学部 杏林大学呼吸器外科 信州大学第 2外 科 順天堂大胸部外科 順天堂大胸部外科 勤務期間 1 9 9 8 .7∼ 2 0 0 0 .1 ∼ 2006.4∼ 2006.8∼ 2005.4∼2 0 0 7 .3 2007.4∼ <結核予防会複十字病院/外科/近況報告> はじめに、本年は信州大学の吉田和夫先生より第20回中部肺癌手術研究会で講演する機会を与えて頂 きましたこと深謝致します。おかげさまで当院の成績を中部地区呼吸器外科医の方々に広めることがで きました。また国内では数少ない炎症性疾患を扱える施設としての責務も改めて痛感致しました。今後 も精進を重ねる所存です。 さて手術件数は昨年より微増し、なかでも肺癌手術件数は 90例近くに増え、また昨年減少した肺結核の 1、 1 2月の 2ヶ月で40例強の手術をこなし多忙な年末となりました。来春 手術件数も増加しています。 1 には病院長の交代があり日本呼吸器学会理事長で日本医大呼吸器内科教授の工藤朔二先生を院長に迎 えることとなりました。これにより当院の呼吸器診療も一層のレベルアップが図られ 呼吸器外科の診 療もより充実したものになるのではと期待しています。来年も宜しくお房長し、致します。 3 7 関連病院の学会認定施設等の状況( 2008/3現在) 注:( )は教室出身者以外。 今回は施設認定以外の認定医、専門医の記載は膨大になるため省略しました。 胸部外科学会認定施設に関しては、本年度より心臓血管外科・呼吸器外科専 門医認定機構になりましたので削除いたしました。 また、今回の記載以外の重要と思われる学会認定施設の状況も、関連病院の 先生方からいただいておりますが、残念ながら割愛させていただきました。 今後御意見を伺いたいと思います。 <日本外科学会指定施設> 飯山赤十字病院 北信総合病院 長野赤十字病院 長野市民病院 長野松代総合病院 篠ノ井総合病院 浅間総合病院 松本協立病院 国立病院機構松本病院 国立病院機構中信松本病院 岡谷塩嶺病院 諏訪赤十字病院 伊那中央病院 飯田市立病院 県立木曽病院 市立甲府病院 結核予防会複十字病院 信州大学外科 2 <日本外科学会関連施設> 東口病院 安曇総合病院 前津病院 富士見高原病院 指導医:川村信之、石坂克彦 指導医:(吉田哲矢) 指導医:袖山治嗣 指導医:西村秀紀 指導医:春日好雄 指導医:宮本英雄、後藤博久 指導医:(箕輪隆) 指導医:野原秀公 指導医:小池祥一郎 指導医:矢満田健 指導医:金子和彦 指導医:代田貴志、梶川昌二 指導医:(伊藤憲雄) 指導医:千賀 倍、金子源吾、堀米直人、新宮聖士 指導医:久米田茂喜 指導医:巾 芳昭、宮津正久 指導医:(白石裕治) 指導医:天野純、藤森実、伊藤研一、 浜善久、吉田和夫、福井大祐 指導医:(永井規敬) 指導医:(金谷洋) 指導医:麻沼和彦 指導医:安達亙 38 <心臓血管外科専門医認定機構基幹修練施設> 篠ノ井総合病院 専門医:後藤博久、高野環 松本協立病院 専門医:野原秀公 専門医:天野 純、福井大祐、瀬戸達一郎、 信州大学外科 2 和田祐子 <心臓血管外科専門医認定機構関連修練施設> 諏訪赤十字病院 専門医:竹村隆広、坂口昌幸 <呼吸器外科専門医認定機構基幹施設> 長野市民病院 指導医:西村秀紀 専門医:斎藤学 国立病院機構中信松本病院 指導医:矢満田健、(小松彦太郎) 結核予防会複十字病院 指導医:(白石裕治) 専門医:砥石政幸 信州大学外科 2 指導医:吉田和夫 専門医:近藤竜一、蔵井誠、椎名隆之、 演中一敏 <呼吸器外科専門医認定機構関連施設> 北信総合病院 専門医:橋都正洋 長野赤十字病院 専門医:小林理 篠ノ井総合病院 専門医:青木孝皐 安曇総合病院 専門医:花岡孝臣 諏訪赤十字病院 専門医:大橋昌彦 岡谷塩嶺病院 専門医:金子和彦 伊那中央病院 専門医:高砂敬一郎 飯田市立病院 専門医:牧内明子 市立甲府病院 専門医:宮津正久 <日本乳癌学会認定施設> 北信総合病院 長野赤十字病院 長野松代総合病院 飯田市立病院 市立甲府病院 信州大学外科 2 専門医:草間律 専門医:横山史郎 専門医:春日好雄 専門医:千賀情、新宮聖士 専門医:坂井威彦 専門医:藤森実、伊藤研一、浜善久、 前野一真、原田直彦 39 <日本乳癌学会関連施設> 長野市民病院 前津病院 認定医:西村秀紀 認定医:麻沼和彦、前津毅 <日本消化器外科学会専門医修練施設> 飯山赤十字病院 指導医:川村信之,石坂克彦 長野赤十字病院 指導医:袖山治嗣 長野市民病院 指導医:(宗像康博) 篠ノ井総合病院 指導医:宮本英雄 浅間総合病院 指導医:(仲井淳) 国立病院機構松本病院 指導医:小池祥一郎 諏訪赤十字病院 指導医:代田慶志、梶川昌二 飯田市立病院 指導医:金子源吾、堀米直人 県立木曽病院 指導医:久米田茂喜 富士見高原病院 指導医:安達亙 市立甲府病院 指導医:巾芳昭 <日本救急医学会救急科専門医指定施設> 長野赤十字病院 専門医:河野哲也 篠ノ井総合病院 専門医:(三山浩) 諏訪赤十字病院 専門医:矢沢和虎 40 育 教 時 講義(医学部) 43 臨床教育病院 44 2 0 0 7年 度 学 生 実 習 概 要 5年生・ 6年生 45 2 0 0 7年 度 卒 後 研 修 概 要 外科 2修了者紹介 4 6 外科セミナーおよび研究会 47 2007年 度 外 科 学 講 座 〈 外 科 学 第 2 ) 講義 <1年医学概論演習> 10月 23日 4月 4月 3日 3日 地域医療について理解する < 4年ユニット講義 外科総論 外科総論 久米田茂喜先生 (主要症候・外科総論)> 天野 純先生 浜 善久先生 5月 9日 5月 10日 5月 10日 < 4年ユニット講義 (呼吸器)> 呼吸器系の腫蕩(肺癌) 呼吸器疾患に対する外科的手技 呼吸器疾患に対する外科的手技 吉田和夫先生 近藤竜一先生 椎名隆之先生 4月 10日 4月 17日 4月 24日 5月 8日 5月 8日 5月 15日 < 4年ユニット講義 (循環器)> 蹴ま・心臓移植 関心術・人工1 虚血性心疾患−その他に対する外科治療 弁膜症・大血管に対する外科治療 腹部・末梢動脈疾患 末梢静脈疾患 先天性疾患の外科治療 天野 純先生 天野 純先生 天野 純先生 福井大祐先生 浦山弘明先生 純先生 天野 6月 26日 6月 26日 6月 27日 6月 27日 6月 27日 < 4年ユニット講義 (内分泌)> 副甲状腺と副腎の外科 小林信や先生 甲状腺腫療の診断と外科治療、バセドウ病の外科治療 金井敏晴先生 < 4年ユニット講義 (産婦人科・乳腺)> 乳腺疾患の診断 善久先生 浜 乳癌の治療 伊藤研一先生 進行・再発乳癌の診断と治療 藤森 実先生 < 6年ユニット講義 4月 24日 7月 23日 京~和ケア 外科疾患の診断と治療 (臨床決断・社会医学)> 浜 善久先生 純先生 天野 4 3 臨床教育協定病院 (2008/3現在) 臨床教育協定病院の先生方におかれましては学生院外実習において格段の御 配慮、および学生への御指導をいただき感謝申し上げます。 2007年度に協力いただきました施設および先生は以下の通りです。 3 ロ AH 巾 f ﹂ ロ 旧 講 AU UW床 nuu凶 nt mL n v パ靖 ωーロ月 続 続 続 続 続 続 続 続 続 続 ψ 市立山川 φ ホ 臨床講師 臨床教授 臨床教授 臨床教授 臨床助教授 臨床教授 臨床教授 臨床講師 臨床教授 臨床教授 臨床助教授 ψ 市。ホ。ホ 草間律 西村秀紀 西村和典 春日好雄 後藤博久 矢満田健 竹村隆広 高砂敬一郎 千賀惰 久米田茂喜 宮沢正久 刀室陸出血比比出血比比比血陸此阻止血陸 北信総合病院 長野市民病院 長野赤十字病院 松代総合病院 篠ノ井総合病院 独立法人中信松本病院 諏訪赤十字病院 伊那中央病院 飯田市立病院 県立木曽病院 市立甲府病院 nd 亡三立小令市。市。ホ 2 0 0 7 / 4 9 2007年度は advancedclerkshipが始まり、 5月から 7月までは 6年生と 5年 生の学生が重複して実習する期間もありました。 関連病院の先生方には日々の診療業務に加えて学生の指導業務が多くなりまし たが、来年度も引き続き御指導をお願し、申し上げます。 (教育委員長椎名隆之) 44 2007年 度 学 生 実 習 概 要 ・クリニカルクラークシップ( 5年生) 2007年度の外科 2クリニカルクラークシッフ。も無事 2月末日に終了いたしました。 学外の臨床教授・助教授・講師の先生方をはじめ、学生のご指導をしていただいた先生 方にはこの場をお借りして御礼を申し上げます。 2007年度も学内外にて当科臨床実習は学生に好評でありました。 今回、 5年生には初期研修での実習科選択にってアンケート致しました。 ・外科学第 2講座の実習を終えて、初期研修で外科学第 2を選択しますか? はい いいえ どちらでもない 47名 3名 30名 当科の実習が、学内外でより充実した実習であった結果と思われ、 2008 度アドバン 3 名(昨年よ スドクリニカルクラークシップにおいて、当科での実習予定の学生は、 1 り 5名増)と多くなりました。 今後も学生の声を聞きつつ、実りある実習を経験してもらいたいと思います。 −アドバンスドクリニカルクラークシップ( 6年生) 今年度より始まった 6年生に対するアドバンスドクラークシップは、 5月より 7月ま での 3ヶ月間、 1診療科を 3週間実習いたしました。 1クール 5月 1 48-6月 1日 毛原啓心臓血管、梶山明日美呼吸器、瀬川恵子乳腺内分泌 2クール 6月 1 1日目 6月 29日 長島潔心臓血管、藤井仁深乳腺内分泌 3クール 7月 2自 由 7月 20日 西川慶心臓血管、高野淳一朗呼吸器、冬木晶子乳腺内分泌 言 十 8名の実習生がいましたが、信州大学での初期研修を選択したのは 4名のみでした。 うち 3名は外科系の研修を選択してくれています。 この中から 1人でも多くの外科医が誕生してくれれば良いのですが… (教育委員長椎名隆之) 4 5 2007年 度 卒 後 初 期 研 修 概 要 本年度も初期研修カリキュラムが変更となり、外科学第 2の研修期間は 3 カ 月もしくは 1 . 5ヵ月で、心臓血管外科、呼吸器外科、乳腺内分泌外科の中から 1 診療科を選択、もしくは 2診療科を選択し研修を行って参りました。 当科の研修終了後には天野教授より外科 2独自で作成した外科 2卒後研修修 了書を各研修医へ授与しています。 さらに、来年度からは、外科系研修(胸部や腹部外科が必須で、なくてもよし、) として研修内容に変更が加えられ、当科での初期研修医が減少する事が予測さ れています。 各診療科とも外科入局者(後期研修)の増加に繋がる研修を模索しておりま すが、現状をみますと入局者は数名のみで、魅力ある初期研修を毎年検討しな ければならない状況です。 卒後研修に対しご意見がありましたら是非、外科 2 窓口として教育委員長ま たは卒後研修カリキュラム委員長(人事委員長)までお願いいたします。 2007年度 外科 2初期研修終了の研修医は以下の通りです。 2007年 4月日 6月 五味測俊仁 2007年 7月日 9月 心臓血管外科( 3 ) 日置紘文 吉江幸司 町田良亮 塩之入規 2007年 1 0月日 1 2月 心臓血管外科( 3 ) 心臓血管外科( 3 ) 呼吸器外科( 3 ) 乳腺内分泌外科( 1 . 5 ) 大野晃一 柳 川 | 貴雄 野沢祐一 2008年 1月日 3月 高沢彰 浅香志穂、 小林千夏 心臓血管外科( 6 ) ) 呼吸器外科( 3 呼吸器外科( 1 . 5 ) 2008年 3月まで 心臓血管外科( 1 . 5 ) 乳腺内分泌外科( 1 . 5 ) 乳腺内分泌外科( 1 . 5 ) (教育委員長椎名隆之) 46 外科セミナーおよび研究会 鱗糠誌社三九〆 r 長野県肺癌化学療法研究会 日時:平成 1 9年 2月 3 日(土) 会 場:ホテルブエナビスタ がん化学療法セミナー 日時:平成 1 9年 2月 23 日(金) 会 場 : 信 州 大 学 医 学 部 付 属 病 院 東 9階 会 議 室 臨床腫蕩部がんリサーチセミナー 日時:平成 1 9年 3月 1 6 日(金) 会場: 第 1 9団 長 野 県 乳 腺 診 断 フ ォ ー ラ ム 日時 : 平成 1 9年 3月 3 日(土) 会 場 : 信 州 大 学 医 学 部 附 属 病 院 東 9階 会 議 室 講 演 : 「 マ ン モ グ ラ フ ィ 診 断 の 進 歩 − デ ジ タ ル 化 と CA D− 」 ブレストピアなんば病院理事長難波清先生 第 3回 緩 和 ケ ア 講 演 会 日時 : 平成 1 9年 4月 1 9 日(木) 会 場 : 信州大学医学部第二臨床講堂 講 演 : 「痔痛コントロール(薬物・ブロック)」 大阪大学大学院医学系研究科緩和医療学教授恒藤 箕輪ブロック医師会学術講演 日時 : 平成 1 9年 6月 1 9 日(火) 会 場 : 伊那プリンスホテル : 「最近の PAD治療について」 講 演 信州大学医学部 心臓血管外科 福井大祐先生 第 109回 信 州 外 科 集 談 会 日時 : 平成 1 9年 6月 24 日(日) 会場 : 飯田市立病院講堂 世話人 : 飯田市立病院外科千賀惰先生 丸子中央総合病院学術講演会 日時 : 平成 1 9年 6月 26 日(火) 会 場 : 丸子中央総合病院講堂 講演 : 「 PAD治 療 の up to date」 信州大学医学部 心臓血管外科 7回 甲 信 心 臓 血 管 外 科 カ ン フ ァ ラ ン ス 第 1 日時 : 平成 1 9年 6月 30 日(土) 会場 : ホテル花月 47 福井大祐先生 暁先生の献血 第 3回 先 端 医 療 推 進 セ ン タ ー セ ミ ナ ー 日 時 : 2007年 7月 6 日(金) 15:00∼ 18:15 場 所 : 長 野 県 松 本 旭 町 庁 舎 2F会 議 室 講演: ・「ヒト幹細胞臨床研究指針運用の実際 一再生医療の安全かっ有効な実現を目指してー」 厚 生 労 働 省 医 政 局 研 究 開 発 振 興 課 松山 晃文 専門官 ・「癌免疫療法の探索的臨床研究」 東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 臓器細胞工学分野 田 原 秀 晃 教 授 圃「患者自身の骨髄間葉系細胞を用いた種々再生医療の実際」 産業技術総合研究所 セルエンジニアリング研究部門 主幹研究員大串始先生 パネルディスカッション: 松山先生、田原先生、大串先生 信州呼吸器外科研究会 日 時 : 平 成 19年 7月 1 3 日(金) 場所:松本市 第 l回 信 州 医 療 ワ ー ル ド 夏 季 セ ミ ナ ー 日時: 平 成 19年 8月 16 日(木)∼ 18 日(土) 場 所: 信州大学医学部旭研究棟 第 20回 長 野 県 乳 腺 診 断 フ ァ ー ラ ム 日時 : 平 成 18年 8月 25 日(土) 会 場 : 信 州 大 学 附 属 病 院 東 9階 会 議 室 講 演 : 「乳房画像診断の最近の動向」 聖路加国際病院 放射線科 角田博子先生 第 2回 北 信 PAD研 究 会 日時 : 平成 1 9年 9月 1 5 日(土) 会 場 : メトロポリス長野 講演: 「Vascular Surgery@shinshu University ( 外 科 的 血 行 再 建 の up to date)J 信州大学医学部 心臓血管外科 福井大祐先生 第 1回 先 端 心 臓 血 管 病 セ ン タ ー セ ミ ナ ー 日 時 : 平 成 19年 9月 19 日 水 18 :4 5∼ 会 場 : 信 州 大 学 医 学 部 附 属 病 院 東 病 棟 9階 会 議 室 講 演:『血管病治療の最先端』 東京慈恵会医科大学 血管外科講座 教授 東 京 慈 恵 会 医 科 大 学 外 科 学 講 座 Chairman 米国アルパートアインシュタイン医科大学 血管外科学教授 大木隆生先生 第 4回 緩 和 ケ ア 講 演 会 日時 : 平 成 19年 10月 1 1 日(木) 会 場 : 信 州 大 学 医 学 部 附 属 病 院 東 病 棟 9階 会 議 室 特別講演: 「がん患者の精神面の対応について」 埼玉医科大学病院精神科教授大西秀樹先生 48 長野県肺癌化学療法研究会 日時 : 平成 1 9年 1 0月 1 3 日(土) 会場 : 松本市 第 l回 諏 訪 脈 管 フ ォ ー ラ ム 日時 : 平成 1 9年 11月 7 日(水) 会場: 諏訪 講 演 : 「下肢閉塞性動脈硬化症治療の実際」 信州大学医学部附属病院 心臓血管外科 福井大祐先生 第 3回 外 科 セ ミ ナ 一 1年 1 1月 1 3 日(火) 17時 00分 よ り 1 8時 00分 日 時:平成 1 場 所 : 信 州 大 学 医 学 部 附 属 病 院 東 9階 会 議 室 講演: 『TRPV4 initiates the acute calcium-dependent permeability increase during ventilator-induced lung injury in isolated mouse lungs.』 ∼人工呼吸器関連肺障害におけるカルシウム依存性の血管透過性充進と TRPV4チ ャ ネ ル に つ い て ∼ マ ウ ス 摘 出 潅 流 肺 を 用 い た 研 究 ∼ 演中一敏先生 信州大学医学部附属病院呼吸器外科 (2005.1 1 .1∼2007.1 0 .5 University of South Alabama 研究員) 先 端 医 療 推 進 セ ン タ 一 発 足 2周 年 記 念 講 演 会 日時: 平 成 19年 1 1月 26 日(月) 15:00∼ 17:30 場 所: 附 属 病 院 東 病 棟 9階 会 議 室 ・ 文 部 科 学 省 研 究 振 興 局 ラ イ フ サ イ エ ン ス 課 菱山 豊 課 長 “ライフサイエンス政策の最近の動向 一先端医科学の推進方策一円 ・信州大学医学部組織発生学講座 佐々木克典教授 “信州大学における ES細 胞 研 究 の 動 向 と 今 後 の 展 望 に つ い て ” ・ 信州大学医学部附属病院先端細胞治療センター 下平滋隆副センター長 “信州大学先端細胞治療センターの取り組み” ・信州大学医学部附属病院皮膚科 高田実准教授 “進行期メラノーマに対する温熱免疫療法” 臨床腫疹部オンコロジーセミナー 日時 : 平成 1 9年 12月 5 日(水) 会 場 : 附 属 病 院 東 病 棟 9階 会 議 室 講演: 「TargetedTherapyf o rCancer:ProgressandStrategicIssues」 Meryland大 学 GreenebaumCancerCenter教 授 Prof.EdwardA .Sausville 第 5回 信 州 脈 管 セ ミ ナ ー 日時 : 平成 1 9年 1 2月 7 日(金) 会 場 : ホテルブエナビスタ 講 演 : 「ASOに お け る 病 診 連 携 」 信州大学医学部附属病院 心臓血管外科 福井大祐先生 先端医療教育研修センターオープニングセミナー 日 時 : 12月 8 日(土) 13時 30分 ∼ 16時 場 所:四柱神社(よはしらじんじゃ) 参集殿 松 本 市 大 手 3・3・20 講演: 1 3時 3 0分より 49 ・シミュレーションラボ教育の医学教育への取り組みの最新状況 ∼海外での取組みと慶応での取組み∼ 天野隆弘先生 慶慮義塾大学医学教育統轄センター長 ・国際的に見た看護師の実践教育について 信州大学医学部保健学科広域看護学教授 柳 沢 理 子 先生 シンポジウム: 1 5時より 座長:先端医療教育研修センター長 本郷一博先生 くシンポジスト(順不同)> 清水多嘉子 先生 文部科学省高等教育局医学教育課大学病院支援室 天野隆弘先生 慶磨、義塾大学医学教育統轄センター長 柳沢理子先生 信州大学医学部保健学科広域看護学教授 桑島昭文先生 長野県衛生部衛生技監 天野純先生 先端医療推進センター副センター長 市民公開講座「ここまで進んだ再生医療J 日 時:平成 1 9年 1 2月 22 日(土) 開 場 1 3 :3 0 開 演 1 4 :0 0∼ 1 7 :3 0 会 場:松本市あがたの森文化会館(重要文化財・旧松本高等学校講堂) <第 1部 講 演 > 座長:東京大学医科学研究所外科教授 田原秀晃 信州大学医学部附属病院整形外科教授加藤博之 “ES細 胞 に 人 類 は 何 を イ メ ー ジ し た か ” 信州大学医学部組織発生学講座教授 佐々木克典 “血管の再生医療” 信州大学医学部附属病院心臓血管外科 教授天野純 “骨・軟骨の再生医療 −骨・軟骨の老化予防は可能か?−” 大阪市立大学大学院医学研究科 整形外科 信州大学医学部附属病院診療特任教授 <第 2部 ノ 《 不 ル デ ィ ス カ ッ シ ョ ン > 司会: パネリスト: 准教授 脇谷滋之 信濃毎日新聞社編集委員飯島裕一 勝山 努 ・ 佐 々 木 克 典 ・ 天 野 純 ・ 脇 谷 滋 之 ・ 田原秀晃・加藤博之 50 業績 . ・ . ・ i : 三 三 議 機 大学医局 論文/学会発表 関連病院 論文/学会発表 モーニングカンファレンス 学位論文 2006 2007 30685 56778 業績 .研究 大学医局 論文・著書 【心臓血管】 1 )福井大祐、天野純:腹部大動脈破裂の治療指針.救急・集中治療 1 8( 5 .6 ) :7 2 8 7 3 0 , 2006 2)瀬戸達一郎、天野純:虚血性心疾患の手術適応.カレントテラピー 25 ( 7 ) :5 6 2 5 6 6 , 2007 o r o n a r yi n t e r v e n t i o n 3 ( 4 ):20・2 4 , 3)福井大祐:閉塞性動脈硬化症治療における血管外科医の役割. C 2007 4)福井大祐、天野純:増加する血管疾患に対する先端医療.長野医報 5 4 1( 7 ) :7 1 0 , 2007 5)福井大祐:症状の訴えは変化する.生活習慣病 News&Views血管内科学応用編 ASOの症例を診る no.6 2007 【呼吸器】 1 ) 江口 隆、小池祥一郎、前野一真、中村俊幸、岩浅武彦、中津功、古田 清:胆嚢捻転症に併発 . 日本消化器病学会雑誌 104 ( 4 ) :5 5 5 5 6 0 , 2007 した非閉塞性腸管虚血( NOMI) の 1例 ,TsushimaK ,L iF ,HaniudaM,T a k a h a s h iY ,S u z u k iT ,YamandaT ,KondoR , 2 ) SoneS ,Nakayama工HondaT HanaokaT ,TakayamaF ,KuboK,F u s h i m iH :Longt e r mf o l l o wups t u d yofap o p u l a t i o n b a s e d1 9 9 6・1 9 9 8 mass s c r e e n i n gprogramme f o rl u n gc a n c e ru s i n gm o b i l el o w d o s es p i r a l computedt o m o g r a p h y . Lung Cancer58:3 2 9 3 4 1 ,2007 3)江口 隆、久米田茂喜:胸膜肺全摘術後 7年目に皮下転移をきたした悪性胸膜中皮腫の l例 . 日本 1( 5 ) :6 5 5 6 5 8 , 2007 呼吸器外科学会雑誌 2 4)斉藤 学、高砂敬一郎、吉田和夫:肺癌術後遅発性肺痩に対して PTCD ドレナージとフィプリン糊 の使用にて軽快した 1例.臨床外科 62:841-844, 2007 iF ,HaniudaM,T a k a h a s h iY ,HanaokaT ,TakayamaF , 5 ) SoneS ,NakayamaT ,Honda工 TsushimaK,L KoizumiT ,KuboK ,YamandaT ,KondoR ,F u s h i m iH,S u z u k iT :CTf i n d i n g sofe a r l y s t a g es m a l lc e l ll u n g c a n c e ri nal o w d o s eCTs c r e e n i n gprogramme.LungCancer56( 2 ):207・215,2007 i a nMY,WeberDS,A l v a r e zDF,TownsleyMI,Al-MehdiAB,KingJ A ,L i e d t k eW P a r k e r 6 ) Hamanakak J JC: TRPV4i n i t i a t e st h ea c u t ec a l c i u m d e p e n d e n tp e r m e a b i l i t yi n c r e a s ed u r i n gv e n t i l a t o r i n d u c e dl u n gi n i u r y i ni s o l a t e dmousel u n g s .A mJP h y s i o lLungC e l lMolP h y s i o l 2 9 3 ( 4 ):923・932,2007 7 )T i s s i e rR ,HamanakaK ,KunoA,P a r k e rJ C ,CohenMV,DowneyJM:T o t a ll i q u i dv e n t i l a t i o np r o v i d e s u l t r a f a s tc a r d i o p r o t e c t i v ec o o l i n g .JA mC o l lC a r d i o l 4 9 ( 5 ):60ト605,2007 8 ) MiyaharaT ,HamanakaK ,WeberDS,DrakeDA,AnghelescuM,P a r k e rJC:P h o s p h o i n o s i t i d e3・k i n a s e ,S r c , andAktm o d u l a t ea c u t ev e n t i l a t i o n i n d u c e dv a s c u l a rp e r m e a b i l i t yi n c r e a s e si nmousel u n g s .A mJP h y s i o l LungC e l l恥1 o lP h y s i o l 2 9 3 ( 1 ):1 1・21,2007 司 園 ラ ラ 【乳腺内分泌】 1 ) KoyamaH,H i b iT ,I s o g a iZ ,YonedaM,F吋i m o r i恥1 ,AmanoJ ,Kawakubo恥1 ,KannagiR ,KimataK , T a n i g u c h iS ,I t a n o N :H y p e r p r o d u c t i o n ofh y a l u r o n a ni n. n e u i n d u c e d mammary tumor a c c e l e r a t e s a n g i o g e n e s i st h r o u g hs t r o m a lc e l lr e c r u i t m e n t:p o s s i b l ei n v o l v e m e n tofv e r s i c a n / P GM.A mJP a t h o l 1 7 0 ( 3 ) : 1086-1099,2007 2)藤森実:がん総合医療センターの紹介.信州医学雑誌 5 5( 2 ) :7 5 7 6 , 2007 3) 浜 善 久 、 藤 森 実 : K .甲状腺・副腎の腫療性疾患多発性内分泌腫蕩症.外科治療 9 6(増刊): 4 2 0 4 2 3 , 2007 信州医学雑誌 55( 3 ) :1 3 1 1 3 2 , 4)浜 善久:信州大学附属病院における緩和ケアチームの活動. 2007 5)浜 善久、高橋徹、赤堀由香里:信州大学附属病院における緩和ケアチームの活動と PCA(Patient ControlledAnalgesia)の導入. 長野医報 541:1 8 2 1 , 2007 6)浜 善久:緩和ケアの理念とがん性廃痛の特徴.信州医学雑誌 5 5( 5 ) :2 3 3 2 3 8 , 2007 7)浜 善久:がん緩和療法における薬物治療の基本.信州医学雑誌 5 5( 6 ) :3 1 7 3 2 6 , 2007 8)長崎光一、小松 哲、三木義男:乳癌遺伝子発現解析情報による抗癌剤有効性診断の開発.実験医 学 25(17) 2641-2647, 2007 9)藤森実:メチレンブルー染色を用いた副甲状腺摘除.Knack&Pitfalls内分泌外科の要点と盲点第 聞 5 3 2版 監 修 : 幕 内 雅 敏 編 集 : 小 原 孝 男 文 光 堂 : 2 5 4 2 5 5 , 2007 1 0)伊藤研一、藤田知之、前野一真、望月靖弘、藤森実、天野純:内頚静脈腫療塞栓を合併切除し . 日本臨床外科学会雑誌 68 ( 7 ) :1 6 5 4 1 6 5 9 , 2007 た甲状腺未分化癌の 1例 1 1)伊藤研一:乳癌におけるセンチネルリンパ節生検.長野医報 7月号 1 2)伊藤勅子、草間 律、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、春日好雄: 1 5歳女性に発症した乳腺管状 . 日本臨床外科学会雑誌 68(8) :1914-1917, 2007 腺腫の l例 1 3)伊藤勅子、草間 律、小林直紀、芳津淳一、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行、 5 ) :3 9 9 4 0 3 , 土屋員一、春日好雄: ICG蛍光法におけるセンチネルリンパ節生検.乳癌の臨床 22( 2007 5 4 大学医局 学会発表 {国際学会】 AmericanA s s o c i a t i o nf o rC a n c e rr e s e a r c hAnnualM e e t i n g2007 ( L A ,USA, Losa n g e l e sc o n v e n t i o nc e n t e r , 2007 / 4 / 1 5 ) a n i g u c h iS , KoyamaH,HaradaM,I s o g a iZ ,YonedaM,F u i i m o r iM,AmanoJ ,KannagiR ,Kimatak T I t a n oN H y p e r p r o d u c t i o n o fh y a l u r o n a n i n n e u i n d u c e d mammary tumor a c c e l e r a t e s a n g i o g e n e s i s a n d l y m p h a n g i o g e n e s i st h r o u g hs t r o m a lc e l lr e c r u i t m e n t ラ 2007 AmericanT h o r a c i cS o c i e t yI n t e r n a t i o n a lc o n f e r e n c e ( S a nF r a n c i s c o ,USA SanF r a n c i s c oC o n v e n t i o nC e n t e r , 2007/ 5 / 1 8 ) ,K o b a y a s h iN,S h i i n aT YoshidaK KondoR ,KatoK ,TominagaY Ef i c a c yofc h e s tCTf o rl u n gc a n c e rs c r e e n i n gA n a l y s i so fJ a p a n e s es u r g i c a lc a s e so fl u n gc a n c e r sd e t e c t e d byh e a l t hs c r e e n i n gCT ラ ラ 回 The1 0 3 t hAmericanT h o r a c i cS o c i e t yi n t e r n a t i o n a lC o n f e r e n c e2007 ( S a nF r a n c i s c o ,USA, SanF r a n c i s c oMosconeC e n t e r , 2007/ 5 / 2 1 ) 1 ) HamanakaK ,A l v a r e zD F ,TownsleyM I ,L i e d t k eW,P a r k e rJC TRPV 4r e g u l a t e st h ec a l c i u m d e p e n d e n ta c u t ep e r m e a b i l i t yi n c r e a s ed u r i n gv e n t i l a t o r i n d u c e dl u n gi n j u r yi n i s o l a t e dmousel u n g s 2 ) KondoR ,CheungP ,W i l s o nDL,DoerschukC M Hostd e f e n c eandc l e a r a n c eo fb i o l u m i n e s c e n tE .c o l ifromt h el u n go fm i c e :Thee f f e c t so fe x o g e n o u s IFN-gamm 3 ) KondoR ,K atoK ,TominagaY ,K o b a y a s h iN,S h i i n a工YoshidaK E f f i c a c yo fc h e s tCTf o rl u n gc a n c e rs c r e e n i n g -A n a l y s i so fJ a p a n e s es u r g i c a lc a s e so fl u n gc a n c e r s d e t e c t e d b yh e a l t hs c r e e n i n gCT 1 2 t hWorldC o n f e r e n c eonLungC a n c e r ( S e o u l ,K o r e a , COEXC o n v e n t i o nC e n t e r , 2 0 0 7 / 9 / 4 ) S h i i n aT ,KondoR ,Y o s h i d aK ,AmanoJ ,T a k a s u n aK ,YamandaT ,KoizumiT KuboK ,HachiyaT ,EdaS Ab i w e e k l ya d m i n i s t r a t i o no fg e m c i t a b i n eandd o c e t a x e li np a t i e n t sw i t hn o n s m a l lc e l ll u n gc a n c e r ラ 1 4 t hEuropeanCancerO r g a n i s a t i o n ( B a r c e l o n a ,S p a i n B a r c e l o n aI n t e r n a t i o n a lc o n g r e s sC e n t e r , 2 0 0 7 / 9 / 2 4 ) ,YoshidaK ,AmanoJ ,T a k a s u n ak YamandaT S h i i n aT ,I t oT ,E g u c h iT ,KondoR Ab i w e e k l ya d m i n i s t r a t i o no fg e m c i t a b i n eandd o c e t a x e li np a t i e n t sw i t hn o n s m a l lc e l ll u n gc a n c e r ラ ラ 【国内学会】 1回心臓血管外科ウインターセミナー(立山、立山国際ホテル 2 0 0 7 / 1 / 2 7 ) 第2 駒津和宜、瀬戸達一郎、高橋耕平、寺崎貴光、和田有子、福井大祐、天野 純 急性心不全を呈した左房粘液腫の 1例 4 1回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京、都道府県会館 2 0 0 7 / 2 / 3 ) 第 1 1 ) 駒津和宜、瀬戸達一郎、高橋耕平、寺崎貴光、和田有子、福井大祐、天野純 右室二腔症に対する 1治験例 2 ) 江口 隆、加藤響子、富永義明、小林宣隆、近藤竜一、吉田和夫、天野純、小林実喜子、 本田孝行 短期間に急速に増大し胸壁浸潤を伴った肺多形癌の 1切除例 0 0 7 / 2 / 3 ) 長野県肺癌化学療法研究会(松本市 2 椎名隆之、加藤響子、冨永義明、小林宣隆、江口 隆、近藤竜一、吉田和夫 i w e e k l yGEM/DOC併用化学療法の中間解析報告 非小細胞肺癌患者に対する B 5 5 血管再生医療研究会(東京 2 0 0 7 / 2 / 2 2 ) 和国有子、福井大祐、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 四肢重症虚血肢に対する自己骨髄細胞移植の中期成績および関連血清因子の変動 第 5回日本臨床腫場学会(札幌、札幌コンペンションセンター 2 0 0 7 / 3 / 2 3 ) 伊藤研一、藤森実、天野純 抗癌剤感受性試験と免疫組織染色を用いての乳癌抗癌剤感受性予測の試み 第 58回山梨県臨床外科医学会(甲府 2 0 0 7 / 4 / 7 ) 志村愛、坂井威彦、吾妻寛之、千須和寿直、宮津正久、巾 芳昭 原発性副甲状腺機能充進症をきたした巨大副甲状腺腺腫の 1例 第 107回日本外科学会定期学術集会 0 0 7 / 4 1 1 1 ) (大阪、大阪国際会議場・リーガロイヤルホテル大阪 2 1 ) 伊藤研一、前野一真、五味邦之、渡遺隆之、伊藤勅子、金井敏晴、浜善久、藤森実、天野純 抗癌剤感受性試験を用いての乳癌における抗癌剤感受性予測因子の探索 2 ) 近藤竜一、加藤響子、富永義明、江口 隆、小林宣隆、兵庫谷章、禁藤学、牛山俊樹、椎名隆之、 蔵井誠、吉田和夫 肺癌 CT検診の有効性と CT検診発見肺癌手術成績の検討 第 24回日本呼吸器外科学会総会(横浜、パシフィコ横浜 2 0 0 7 / 5 / 1 8 ) 1 ) 吉田和夫、加藤響子、富永義明、江口 隆 、 小 林 宣 隆 、 椎 名 隆 之 、 近 藤 竜 一 、 天 野 純 肺全摘を回避するための気管支、肺動脈問時形成術についての検討 2 ) 近藤竜一、加藤響子、富永義明、江口 隆 、 小 林 宣 隆 、 椎 名 隆 之 、 吉 田 和 夫 、 天 野 純 肺癌を含む重複癌手術例の臨床的検討 3 ) 江口 隆、加藤響子、富永義明、小林宣隆、椎名隆之、近藤竜一、吉田和夫、天野 純 左肺上大区切除後に発生した舌区軸捻転の 1例 4 ) 小林宣隆、加藤響子、富永義明、江口 隆、椎名隆之、近藤竜一、吉田和夫、天野純、小口和浩 肺孤立性病変における術前 FDG-PETの有用性の検討 第 35回日本血管外科学会総会(名古屋、ウェスティンナゴヤキャッスル 2 0 0 7 / 5 / 2 5 ) 1 ) 駒津和宜、福井大祐、高橋耕平、寺崎貴光、和田有子、瀬戸達一郎、天野純 最 近 2年間の四肢急J性動脈閉塞症症例の検討 2 ) 高橋耕平、福井大祐、駒津和宜、和国有子、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 最近の腹部大動脈癌手術成績と手術方針の検討 3 ) 志村愛、福井大祐、高橋耕平、寺崎貴光、和田有子、瀬戸達一郎、天野純 多発内臓動脈癌を合併した E h l e r s心 a n l o s症候群(N型)の一例 4 ) 福井大祐、和田有子、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療成績 5 ) 福井大祐、和国有子、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 腎動脈濡手術(i n s i 印 a neu 巧r smectomyおよび血行再建)の工夫 6 ) 福井大祐、和田有子、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 大腿動脈を i n f l o wまたは o u t f l o wとする下肢バイパス手術における i n t e r v e n t i o nに配慮した吻合の工 夫 7 ) 和田有子、福井大祐、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 開局欠性肢行に対するバイパス手術と血管内治療 8 ) 和国有子、福井大祐、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 B u e r g e r病を中心とした重症虚血肢に対する自己骨髄細胞移植の治療成績と血管新生関連因子の変 動 第 1 9回日本内分泌外科学会(名古屋、名古屋東急ホテル 2 0 0 7 / 5 / 3 1 ) 浜善久、五味邦之、渡遺隆之、伊藤勅子、金井敏晴、伊藤研一、藤森実 FDG-PET検査を施行した甲状腺癌の検討 56 第1 4 2回日本胸部外科学会 関東甲信越地方会(東京、日本大学会館 2 0 0 7 / 6 / 2 ) 高橋耕平、瀬戸達一郎、駒津和宜、和田有子、寺崎貴光、福井大祐、天野純 AMIを合併した S t a n f o r d A型偽腔閉塞型急J性大動脈解離に対し OPCABを施行し救命し得た 1例 箕輪ブロック医師会学術講演 特別講演(箕輪、伊那プリンスホテル 福井大祐 最近の PAD治療について 2 0 0 7 / 6 / 1 9 ) 2回日本緩和医療学会総会(岡山、岡山コンベンションセンター 第1 浜善久、赤堀由香里、高橋徹、小林浩一、井出貴之、三井貞代 緩和ケアチームによる緩和医療の初期教育と課題 2 0 0 7 / 6 / 2 3 ) 第 109回信州外科集談会(飯田市、飯田市立病院 2 0 0 7 / 6 / 2 4 ) 1 ) 金井敏晴、五味邦之、渡辺隆之、伊藤勅子、伊藤研一、浜善久、藤森実 i b r o u s d i s e a s e)の 1例 乳癌との鑑別が困難で、あった乳腺線維症(F 2 ) 五味沸j 俊仁、瀬戸達一郎、高橋耕平、駒津和宜、和国有子、寺崎貴光、福井大祐、天野 純 下壁梗塞に合併した心室中隔穿孔の l例 3 ) 高橋耕平、福井大祐、駒津和宜、和田有子、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 当院における腹部大動脈癌手術成績と手術方針の検討 4 ) 志村愛、坂井威彦、吾妻寛之、赤池英憲、千須和寿直、宮津正久、巾 芳昭 消化器症状を契機に発見された乳癌胃転移の l例 5 ) 福島優子、加藤響子、富永義明、江口 隆、小林宣隆、椎名隆之、近藤竜一、吉田和夫、天野純 最近経験した降下性壊死性縦隔炎 2例 丸子中央総合病院学術講演会 福井大祐 PAD治療の upt od a t e 特別講演(丸子中央総合病院講堂 2 0 0 7 / 6 / 2 6 ) 第1 5回日本乳癌学会学術総会(横浜、パシフィコ横浜 2 0 0 7 / 6 / 2 9 ) 1 ) 伊藤勅子、伊藤研一、志村愛、五味邦之、渡辺隆之、金井敏晴、浜善久、藤森実 乳癌術後 PETでサルコイドーシスが発見された 2例 2 ) 金井敏晴、志村愛、五味邦之、渡辺隆之、伊藤勅子、伊藤研一、浜善久、藤森実、天野純 リンパ節シンチグラフィにて両側版寵リンパ節に集積を認めた左乳癌の 1例 3 ) 山田ひとみ、坂田信裕、藤森実 県がん診療連携拠点病院におけるがん登録の現状と問題点 4 ) 志村愛、伊藤研一、渡辺隆之、五味邦之、伊藤勅子、金井敏晴、浜善久、藤森実 アナストゾール内服中に関節痛の増悪をきたし関節リウマチとの鑑別が困難で、あった 1例 5 ) 小山洋、原田道彦、藤森実、天野純、神奈木玲児、木全弘治、谷口俊一郎、板野直樹 ヒアルロン酸細胞外マトリックスによる腫場開質細胞の動員と腫蕩内リンパ管新生作用の解明 6 ) 藤森実、佐々木貴之、浜地芳典、伊藤研一、浜善久、天野純、谷口純一郎 Hypoxiaを分子標的とした腫場選択的治療薬: APSOOIにおける t r a n s l a t i o n a lr e s e a r c hの現状 7 ) 浜善久、志村愛、五味邦之、渡辺隆之、伊藤勅子、金井敏晴、伊藤研一、藤森実 FDG-PE検査による原発性乳癌の病期診断と臨床病理学的因子の検討 8 ) 平林泉、前野一真、渡遺隆之、五味邦之、伊藤勅子、金井敏晴、浜善久、伊藤研一、福島万奈、 藤森実 嚢胞変性を伴った巨大な乳腺原発カルチノイド腫蕩の 1例 9 ) 堀美佳、衣笠美幸、所真由美、小平いずみ、寺岡亜記、三井貞代、伊藤研一、藤森実 当院におけるブレストケアチームの活動 ∼患者のニーズに即したケアの充実を目指して∼ 1 0)伊藤研一、湯沢史帆、伊藤勅子、五味邦之、渡辺隆之、金井敏晴、浜善久、藤森実 抗癌剤感受性試験を用いた乳癌における化学療法効果予測の試み 7回甲信心臓血管外科カンファランス(松本 ホテル花月 2 0 0 7 / 6 / 3 0 ) 第1 1 ) 高橋耕平、瀬戸達一郎、駒津和宜、和国有子、寺崎貴光、福井大祐、天野純 動脈管開存に感染性心内膜炎を合併した 1例 5 7 2 ) 福井大祐、駒津和宜、高橋耕平、和田有子、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 当科における腹部大動脈癌破裂手術 第1 6回日本癌転移学会(富山、富山国際会議場 2 0 0 7 / 7 / 9 ) 小山洋、小林宣隆、藤森実、天野純、神奈木玲児、木全弘治、谷口俊一郎、板野直樹 ヒアルロン酸細胞外マトリックスによる腫場内リンパ管新生促進作用の解明 0 0 7 / 7 / 1 3 ) 第 3回信州呼吸器外科研究会(松本市 2 椎名隆之、加藤響子、富永義明、小林宣隆、江口 隆、近藤竜一、吉田和夫 a c l i t a x e l+ C a r b o p l a t i n併用療法の検討 非小細胞肺癌に対する術後補助化学療法としての Bi-weeklyP 0 0 7 / 7 / 2 6 ) 第 20回中部肺癌手術研究会(名古屋、愛知県銀行協会 2 富永義明、境津隆夫、加藤響子、江口 隆、小林宣隆、椎名隆之、近藤竜一、吉田和夫 当院における胸腺癌手術症例の検討 4 3回胸部外科学会関東甲信越地方会(つくば、つくば国際会議場 2 0 0 7 / 9 / 1 ) 第1 高橋耕平、瀬戸達一郎、駒津和宜、和田有子、寺崎貴光、福井大祐、天野純 高度脳血管障害、 ASO、を合併した不安定狭心症にたいし IABPを挿入し OPCABを施行した 1例 第 2回北信 PAD研究会(長野、メトロポリス長野 2 0 0 7 / 9 / 1 5 ) 福井大祐 V a s c u l a rSurgery@ShinshuU n i v e r s i t y (外科的血行再建の upt od a t e ) 第 66回日本癌学会学術総会(横浜、パシフィコ横浜 2 0 0 7 / 1 0 / 4 ) ,F吋i m o r iM,AmamoJ I ) I t oK ,KanaiT ,I t oT ,HamaY A n a l y s i s of p r e d i c t i v e f a c t o r s f o rc h e m o t h e r a p e u t i cr e s p o n s ei nb r e a s tc a n c e r by HDRA and i m m u n o h i s t o c h e m i s t r y 2 ) KoyamaH,K obayashiN,HaradaM,F u i i m o r iM,AmanoJKannagiR ,Kimata K ,T a n i g u c h iS l t a n oN S i g n i f i c a n c eoft u m o r a s s o c i a t e ds t r o m ai np r o m o t i o nofi n t r a t u m o r 叫 l y m p h a n g i o g e n e s i s ラ ラ 長野県肺癌化学療法研究会(松本市 2007/ I0 / 1 3 ) 椎名隆之、加藤響子、富永義明、小林宣隆、江口 隆、近藤竜一、吉田和夫 非小細胞肺癌患者に対する Bi-weeklyGEM/DOC併用化学療法の海外発表報告結果と今後の課題 1 0 / 1 8 ) 第 40回日本甲状腺外科学会学術集会(東京、京王プラザホテル 2007/ 1 ) 伊藤研一、伊藤勅子、五味邦之、渡遺隆之、金井敏晴、浜善久、藤森実、天野純 甲状腺分癌遠隔転移に対する放射性ヨード療法の治療成績 2 ) 浜善久、渡辺隆之、五味邦之、伊藤勅子、金井敏晴、伊藤研一、藤森実 骨転移で発見された甲状腺癌の検討 第 60回日本胸部外科学会総会(仙台、仙台国際センター 2007 I I0 / 1 8 2 0 ) ,WadaY ,S e t oT F u k u iD ,AmanoJ I ) T e r a s a k iT ,AkashimaT ,KomatsuK ,T a k a h a s h ik OhtsuY D e t a i l e dR a t i oo fC o r o n a r yA r t e r i a lS t e n o s i sUsingAM i n i a t u r eSwineC h r o n i cH e a r tR e j e c t i o nModel 2 ) 近藤 竜一、加藤響子、富永義明、江口隆、小林宣隆、兵庫谷章、斉藤撃、牛山俊樹、椎名隆之、 吉田和夫、天野純 転移性肺腫療手術における VATS区域切除術の意義と実際 3 ) S e t oT ,I t oK ,KomatsuK,T a k a h a s h iK ,T e r a s a k iT ,Wada,F u k u iD,S a g a r aJT a n i g u c h iS ,AmanoJ E x p r e s s i o nofASCi na c u t er e j e c t i o ni nm u r i n eh e t e r o t o p i cc a r d i a ct r a n s p l a n t a t i o n ラ ラ ラ 第 45回日本癌治療学会学術総会(京都、国立京都国際会館・グランドプリンスホテル京都 2007/ 1 0 / 2 4 , 2 5 ) 1 ) 伊藤研一、五味邦之、渡遺隆之、伊藤勅子、金井敏晴、浜善久、藤森実、天野純 当科における進行再発乳癌に対する Taxane長期投与症例の検討 2 ) 伊藤勅子、伊藤研一、五味邦之、渡遺隆之、金井敏晴、演善久、藤森実 乳癌脳転移に対してアナストロゾールが奏効(PR)した 1例 3 ) 椎名隆之、福島優子、加藤響子、富永義明、小林宣隆、江口 隆、近藤竜一、吉田和夫、天野純 5 8 原発性肺癌の ThymidylateS y n t h a s eおよび D i h y d r o p y r i m i d i n eDehydrogenase発現の検討 第 48回日本脈管学会総会(松本、ブエナビスタ 2 0 0 7 / 1 0 / 2 5 ) 1 ) 駒津和宜、福井大祐、高橋耕平、寺崎貴光、和田有子、天野純 最近の四肢急J性動脈閉塞症症例の検討 2 ) 高橋耕平、福井大祐、駒津和宜、和国有子、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 最近の腹部大動脈癌手術成績と手術方針の検討 3 ) 福井大祐、和田有子、駒津和宜、高橋耕平、寺崎貴光、瀬戸達一郎、天野純 下肢閉塞性動脈硬化症に対する血管内治療とハイブリッド治療 0 0 7 / 1 1 / 7 ) 第 1回諏訪脈管フォーラム(諏訪 2 福井大祐 下肢閉塞性動脈硬化症治療の実際 0 0 7 / 1 1 / 9 ) 第 48回日本肺癌学会総会(名古屋、名古屋国際会議場 2 1 ) 近藤竜一、加藤響子、富永義明、江口 隆、小林宣隆、椎名隆之、吉田和夫、天野純 転移性肺腫療に対する複数回肺切除のための工夫 2 ) 江口 隆、加藤響子、富永義明、小林宣隆、椎名隆之、近藤竜一、吉田和夫、天野純、福島万奈 o w g r a d ef i b r o m y x o i dsarcoma肺転移の 1例 初回手術から長期間経過して発見された l 0 0 7 / 1 1 / 2 9 , 3 0 ) 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜、パシフィコ横浜 2 I ) 伊藤研一、五味邦之、渡遺隆之、伊藤勅子、金井敏晴、浜善久、藤森実、天野純 当科におけるタキサン長期投与による進行再発乳癌の治療 2 ) 伊藤勅子、伊藤研一、岡田敏宏、五味邦之、渡遺隆之、金井敏晴、演善久、藤森実、天野純 当科における甲状腺分化癌術後放射性ヨード内服治療の成績 3 ) 加藤響子、富永義明、江口 隆、小林宣隆、椎名隆之、近藤竜一、吉田和夫、天野純 MENI型に合併した胸腺カルチノイドの 1例 4 ) 金井敏晴、五味邦之、渡辺隆之、伊藤勅子、伊藤研一、浜善久、藤森実、天野純 シンポジウム 当科における甲状腺微小癌手術症例の検討 5 ) 五味邦之、渡辺隆之、伊藤勅子、金井敏晴、伊藤研一、浜善久、藤森実、天野純 当科で経験した甲状腺びまん性硬化型乳頭癌の検討 6 ) 近藤竜一、加藤響子、富永義明、江口 隆、小林宣隆、椎名隆之・、吉田和夫、天野純 すりガラス陰影(GGO)を主体とする末梢肺野小型肺癌に対する治療戦略の検討 第 144回胸部外科学会関東甲信越地方会(東京、シェーンバッハ・サボー 2007/ 1 2 / 1 ) 大野晃一、高橋耕平、駒津和宜、大津義徳、和田有子、寺崎貴光、瀬戸達一郎、福井大祐、天野純 ステント留置の際に IVUSが抜去不能となり緊急、手術を施行した 1例 第 5回信州脈管セミナー(松本、ブエナビスタ 福井大祐 ASOにおける病診連携 2 0 0 7 / 1 2 / 7 ) 5 9 関連病院 業績 [飯山赤十字病院] [ 1−学会発表] 1 ) 斎藤孝明、石坂克彦、禁藤菜穂子、岡本修、山岸茂則 大腿骨頚部骨折患者における中・小大殿筋面積と血清アルブミン値の関係 第22回日本静脈経腸栄養学会(松山市 2007年 2月 8∼9日 ) 2 ) 山室英貴、石坂克彦、斎藤菜穂子、岡本修、鈴木伸明、宮沢美津子、山岸茂則 大腿骨頚部骨折・転子部骨折における血液データを基にした栄養状態と機能予後における比較検 討 ) 第22回日本静脈経腸栄養学会(松山市 2007年 2月 8∼9日 3 ) 滝津康志、古平隆子、曽根恭子、緑川景子、佐々木伸一、岡田政志、山岸茂則、岡本修、 宮沢美津子、石坂克彦 NST 稼動前後での栄養療法における投与エネルギーの推移 -TPN 使用患者の血液データ推移に よる検証一 ) 第 22回日本静脈経腸栄養学会(松山市 2007年 2月 8∼9日 4 ) 山岸茂則、石坂克彦、宮本大介、清水美果、滝津康志、鈴木伸明、宮沢美津子、禁藤菜穂子、 岡本修 脳卒中の移動機能予後に栄養状態が与える影響 ∼血液データに基づく検証∼ ) 第 22回日本静脈経腸栄養学会(松山市 2007年 2月 8∼9日 5 ) 清水美果、石坂克彦、山岸茂則、大月 肇、村山孝子、滝津康志、鈴木伸明、宮沢美津子、 大木修子、斎藤菜穂子、岡本修 当院で導入した礁下ガイドラインの使用の浸透性に関する検討 第 22回日本静脈経腸栄養学会(松山市 2007年 2月 8∼9日 ) 6) 村 中 太 、 柴 田 均 、 中 村 学 、 石 坂 克 彦 、 川 村 信 之 当院における胤径・大腿ヘルニアの術式についての検討 ) 第 109回信州外科集談会(飯田市 2007年 6月 24日 7 ) 斎藤孝明、石坂克彦 大腿骨頚部骨折患者における中・小大殿筋面積と血清アルブミン値の関係 1回北信メタボリッククラブ(長野市 2007年 7月 1 3日 ) 第1 8 ) 山岸茂則、石坂克彦、宮本大介、宮沢美津子、滝津康志、鈴木伸明、驚藤菜穂子、岡本修 脳卒中の移動機能予後に栄養状態が与える影響 ∼血液データに基づく検証∼ 1回北信メタボリッククラブ(長野市 2007年 7月 1 3日 ) 第1 9 ) 禁藤孝明、石坂克彦、山岸茂則 大腿骨頚部骨折患者における中・小大殿筋面積と血清アルブミン値の関係 8回信州側ST 研究会(長野市 2007年 9月 29日 ) 第1 1 0)滝津康志、佐々木伸一、麦島知佐子、古平隆子、岡田政志、山岸茂則、禁藤菜穂子、村山孝子、 岡田美紀、岩崎いずみ、岡本修、石坂克彦 当院における NST 活動の効果 -TPN 使用患者の血液データ推移による検証− 8回信州NST 研究会(長野市 2007年 9月29日 ) 第1 1 1)丸山雅史、岩谷勇吾、村木崇、横津秀一、渡遷隆之、柴田 均、中村学、石坂克彦、 J II 村信之 例 手術不能有症状胆嚢結石に対して経乳頭的ステント留置術を施行した 1 1月 1 8日 ) 第 63回日本消化器内視鏡学会甲信越地方会(甲府市 2007年 1 [厚生連北信総合病院] [ 1−学会発表] 1 ) 藤森芳郎、大石清寿、篠原 剛、五十嵐淳、山岸喜代文、西村博行、 初回術後 5 年以上経過した再発胃癌の2症例 ) 北信胃癌セミナー(長野 2007年 9月 60 2 ) 藤森芳郎 実地臨床における FOLFOX療法およびFOLFIRI療 法 の 現 状 第 二 報 1回北信癌化学療法講演会(長野 2007年 1 1月 ) 第1 3 ) 藤森芳郎、大石清寿、小林直樹、篠原剛、橋都正洋、草間律、五十嵐淳、山岸喜代文、 西村博行 例 術後急速進展し不幸な転帰をたどった G-CSF産生胆のう癌の 1 4 ) 五十嵐淳、大石清寿、小林直紀、篠原剛、草間律、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行、 橋都正洋、椎名隆之 胃ろう造設後に発症した膿胸併発食道穿孔に対して食道部分切除を施行し救命した 1例 第1 2回信州食道疾患懇話会(松本 2007年5月 ) 5 ) 五十嵐淳、草間律、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行 上部早期胃癌に対する噴門側胃切除の妥当性の検討 2回日本消化器外科学会定期学体r 集会(東京 2 007年7月 ) 第6 6 ) 五十嵐淳、大石清寿、小林直紀、篠原剛、草間律、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行、 橋都正洋、椎名隆之 胃ろう造設後に発症した膿胸併発食道穿孔に対して食道部分切除を施行し救命した 1例 第6 9回日本臨床外科学会総会(横浜 2007年 1 1月 ) 7 ) 篠原剛、草間律、大石清寿、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行 D o c e t a x e lh y d r a t e ,Trastuzumab 併用療法を中心とした集学的治療が奏効している乳癌の 1 例 9回日本臨床外科学会(横浜 2007年 1 1月 ) 第6 8 ) 大石清寿、藤森芳郎、篠原 剛、草間律、五十嵐淳、山岸喜代文、西村博行 消化管穿孔の診断にて緊急手術を行った、結腸癌牌浸潤、腹腔内穿破の 1 例 第6 9回日本臨床外科学会(横浜 2007年 1 1月 ) 9 ) 小林直紀、橋都正洋、椎名隆之 例 食道穿孔による急性膿胸に対し有頚肋間筋弁が有効で、あった 1 年 5月 ) 第24回日本呼吸器外科学会(横浜 2007 1 0)椎名隆之、小林直紀、橋都正洋 6年間経過観察された両側肺癌の 1 例 第2 4回日本呼吸器外科学会(横浜 2007年5月 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 篠原剛、草間律、土屋員一、高山文吉、大石清寿、望月靖弘、五十嵐淳、藤森芳郎、 2 ) 3 ) 4 ) 5 ) 山岸喜代文、伊藤研一 例 乳腺の梗塞性線維腺腫の 1 2:3 2 9 3 3 4 ,2007 乳癌の臨床 2 柏木慎也、草間律、高山敦子、審藤智尋 当院における SkinS p a r i n gMastectomy の生食バッグによる一期的乳房再建の検討 日本農村医学会雑誌 5 6:6 1 8 6 2 3 ' 2007 伊藤勅子、草間 律、小林直紀、吉沢淳一、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行、 土屋虞一、春日好雄 ICG蛍光法におけるセンチネルリンパ節生検 乳癌の臨床 2 2:399-403, 2007 伊藤勅子、草間 律、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行、春日好雄 1 5歳女性に発症した乳腺管状腺腫の 1 例 日本臨床外科学会雑誌 6 8:1914-1917, 2007 土屋員一監修、草間律(分担執筆) 乳腺細胞診カラーアトラス 007 医療科学社東京, 2 [長野市民病院l [ 1−学会発表] 1 ) 驚藤学、西村秀紀 前胸壁から発生した神経原性腫療 1例 6 1 第1 4 1回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年 2月 ) 2 ) 斎藤学、西村秀紀、砥石政幸、演中一敏 胸腔鏡下手術を要した外傷性気胸の 3例 第 24回日本呼吸器外科学会(横浜 2007年 5月 ) 3 ) 斎藤学、西村秀紀 縦隔リンパ節転移を伴う肺癌を疑われた肺非定型抗酸菌症の 1例 第 142回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年 6月 ) 4 ) 西村秀紀、斎藤学、関野康、佐近雅宏、沖田浩一、草間啓、関仁誌、宗像康博 FDG-PETで陽性を示した非悪性肺腫癌性病変切除例の検討 第 109回信州外科集談会(飯田 2007年 6月 ) ) 5 ) 西村秀紀 乳癌術後初再発肺転移の検討 第1 5回日本乳癌学会(横浜 2007年 6月 ) 6 ) 斎藤学、西村秀紀 H 客血を繰り返し、切除後の組織診断で確認された肺動静脈奇形の 1例 第 143回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(つくば 2007年 9月 ) 7 ) 禁藤学、西村秀紀、平井一也、吉池文明、山崎誓一 原発性肺癌を疑い、上中葉切除術を施行した甲状腺癒肺転移の 1例 第 48回日本肺癌学会(名古屋 2007年 1 1月 ) 8 ) 木寺奈織子、斎藤学、西村秀紀 乳管腺腫の 1例 第3 1団長野県乳腺疾患懇話会(松本 2007年 1 1月 ) 9 ) 西村秀紀、禁藤学、関仁誌、宗像康博、砥石政幸 FDG-PET陽性非悪性肺病変症例および陰性悪性肺病変症例の検討 第 69回日本臨床外科学会(横浜 2007年 1 1月 ) 1 0) 驚 藤 学 、 西 村 秀 紀 PTHrP産生肺癌の 1例 第 144回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年 1 2月 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 斎藤学、高砂敬一郎、吉田和夫、西村秀紀 肺癌手術後に発症した肺血栓塞栓症の 2例 胸部外科 60:9 4 6 9 4 9 ,2007 [独立行政法人国立病院機構東長野病院I [ 1−学会発表] 1 ) 小林信や、岡本講平、津田久雄、武井弘子、宮津政彦、中村潔 市民健診で、見つかった原発性上皮小体機能充進症の手術例 第 5回北信医学会(2007年 1 2月 1日 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 大津和子 新井玲子、倉石美沙紀、古市知香、戸次義文、小林信や 重症心身障害者への音楽療法一笑みと体温の評価一 7 ( 5 ):2 1 2 4 ,2007 医療の広場 4 2 ) 小林信や 特集「曲がり角に立つ重症心身障害医療」エディトリアルーいま、重症心身障害医療を考える 医療 6 1 :703703 2007 圃 [長野赤十字病院l [ 1−学会発表] 1 ) 横山史朗、望月靖弘、宮崎忠昭 トラスツズマブ・カベシタビン・シクロホスフアミド併用療法が奏効した乳癌炎症性(紅斑型) 6 2 2 ) 3 ) 4 ) 5 ) 6 ) 皮膚再発の 1例 第 1 5回日本乳癌学会学術総会(横浜 2007年 6月 ) 望月靖弘、横山史朗、宮崎忠昭 急速増大し皮膚欠損部から出血をきたした巨大乳腺紡錘細胞癌の 1例 第1 5回日本乳癌学会学術総会(横浜 2007年 6月 ) 町田泰一、西尾秋人、中田伸司、横山史朗、袖山治嗣 術前検査で診断し切除した醇疑液性嚢胞腺腫の一例 第1 0 6回信州外科集談会(飯田 2007年6月 ) 袖山治嗣、望月靖弘、町田泰一、西尾秋人、中田伸司、小林理、横山史朗、駒津恵子、山田恭子、 宮川江里子 m o d i f i e dFOLFOX6療法における末梢神経障害の出現とその経過についての検討 第45回日本癌治療学会総会(京都 2007年 1 0月 ) 小林理、花村徹、町田泰一、西尾秋人、中田伸司、横山史朗、袖山治嗣 CTで肺癌を疑われ手術を施行したサルコイドーシスの 1例 第 58回長野県医学会(上田 2007年 1 1月 ) 町田泰一、西尾秋人、中田伸司、袖山治嗣 健診を契機に発見された無症候性醇グルカゴノーマの 1例 第69回日本臨床外科学会(横浜 2007年 1 2月 ) [長野赤十字病院/心臓血管外科l [ 1−学会発表] 1 ) 西村和典、河野哲也、古津武彦、瀬戸達一郎 頚動脈解離と左房粘液腫の同時手術例 第1 7回甲信心臓血管外科カンファランス [厚生連長野松代総合病院] [ 1−学会発表] 1 ) 境津隆夫、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、春日好雄 甲状腺腫蕩外科治療後に甲状腺機能充進症を認めた 2例 第 24回信州内分泌談話会(松本市 2007年 2月 ) 2 ) 久保周、坂口博美、境津隆夫、松下明正、熊木俊成、春日好雄 腹腔鏡補助下幽門側胃切除術(LADG)におけるリンパ節郭清 第1 7回日本外科学会定期学術集会(大阪市 2007年 4月 ) 3 ) 境漂隆夫、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、春日好雄 甲状腺腫場外科治療後に甲状腺機能充進症を認めた 2例 第 1 9回日本内分泌外科学会総会(名古屋市 2007年 5月 ) 4 ) 境津隆夫、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、春日好雄、上原剛 腸回転異常症が発症の原因と考えられた巨大瞬ヘルニアに対する手術後に呼吸管理に難渋した l 例 第1 0 9回信州外科集談会(飯田市 2007年 6月 24日 ) 5 ) 境津隆夫、春日好雄、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、上原剛 乳癌術後肺転移による急性呼吸不全に対して m e d r o x y p r o g e s t e r o n ea c e t 脱 が 奏 功 し た 1症 例 第1 5回日本乳癌学会学術総会(横浜市 2007年 6月 ) 6 ) YK a s u g a ,HanamuraT ,I t o T ,UeharaT E n d c r i n ec e l lc a r c i n o m ao r i g i n a t i n gi nt h eb r e a s tR e p o r toff o u rc a s e s 4 2 n aWorldC o n g r e s soft h eI n t e r n a t i o n a lS o c i e t yofS u r g e r y ( I n t e r n a t i o n a lS u r g i c a lWeek) (CanadaM o n t r e a l ,2 6 3 0August2 0 0 7 ) 7 ) 久保周、坂口博美、松下明正、熊木俊成、藍津喜久雄、村松沙織、春日好雄 当院における腹腔鏡下胆嚢摘出術の治療成績 第 5回北信医学会(長野市 2007年 1 2月 ) 8 ) 久保周、坂口博美、藍津喜久雄、境津隆夫、松下明正、熊木俊成、春日好雄 腹腔鏡下胆嚢総胆管結石手術が普及するための課題 6 3 第 20回日本内視鏡外科学会(仙台市 2007年 1 1月 ) 9 ) 久保周、坂口博美、境津隆夫、松下明正、熊木俊成、藍津喜久雄、春日好雄 胆嚢総胆管結石に対する治療方法の選択 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 1月 ) 1 0)松下明正、熊木俊成、境津隆夫、坂口博美、藍津喜久雄、久保周、春日好雄、上原剛 発熱を契機に発見された粘膜下腫蕩様形態を呈した大腸粘液癌の 1例 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 1月 ) 1 1)境津隆夫、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、春日好雄、上原剛 術 後 A cSにより呼吸管理に難渋した高度肥満と腸回転異常症を合併した巨大瞬ヘルニアかん 頓の 1例 1月 ) 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 [ 2−論文/著書1 1 ) 花村徹、荒居琢磨、春日好雄、上原剛 長野松代総合病院で外科的治療された縦隔内甲状腺腫 1 3例の臨床的検討 9:81 1 ,2007 松病医報 1 2 ) 坂口博美、熊木俊成、花村徹、松下明正、久保周、春日好雄、上原剛 横行結腸のイレウスを来した胃外発育型胃癌の 1症例 松病医報 1 9:4 0 4 3 ,2007 3 ) 松下明正、熊木俊成、境津隆夫、坂口博美、久保周、春日好雄、上原剛 TS-1/CDDP/TXL多剤併用術前化学療法(n e o a d j u v a n tchemotherapy)の有効性が示唆された S t a g eIV スキルス胃癌の 1例 9:4 4 4 8 ,2007 松病医報 1 4 ) 花村徹、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、春日好雄 胆石イレウスの 1例 9:4 9 5 2 ,2007 松病医報 1 5 ) 境津隆夫、春日好雄、上原剛 甲状腺乳頭癌外科治療後にバセドウ病を発症した 1例 松病医報 1 9:5 3・55,2007 6 ) 得丸重夫、春日好雄、花村徹、上原剛 頚部リンパ節転移から発見されたオカルト甲状腺癌の 1例 松病医報 1 9:9698,2007 7 ) 春日好雄、内山俊哉、土信田文隆、上原 剛 第 12回 CPC記 録 短 期 間 で 死 の 転 帰 を と っ た 細 菌 性 肺 炎 の l症 例 9:144148,2007 松病医報 1 8 ) 境津隆夫、春日好雄、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、上原剛 甲状腺手術後に甲状腺機能充進症を認めた 2例 内分泌外科 24:98102,2007 9 ) 伊藤勅子、草間 律、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、春日好雄 1 5歳女性に発症した乳腺管状腺腫の 1例 日臨外会誌 68:19141917,2007 1 0)境津隆夫、中山 中、大野康成、竹内信道、伊藤憲雄、辻本和雄 Duchenne 型筋ジストロフィーに併発した上腸間膜症候群に対し胃空腸吻合術が有効で、あった 1 嗣 回 闘 四 圃 例 日臨外会誌 68:19661969,2007 1 1)境津隆夫、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、春日好雄、上原剛 術後 abdominalcompartmentsyndromeをきたした高度肥満巨大隣ヘルニア巌頓の 1例 日臨外会誌 68:2393-2397,2007 1 2)境津隆夫、春日好雄、松下明正、坂口博美、久保周、熊木俊成、上原剛 乳腺の偽血管腫様過形成の 1例 日臨外会誌 68:2717-2721,2007 1 3)伊藤勅子、草間 律、小林直紀、芳津淳一、五十嵐淳、藤森芳郎、山岸喜代文、西村博行、 土屋異一、春日好雄 四 6 4 ICG蛍光法におけるセンチネルリンパ節生検 乳癌の臨床 22:399-403 2007 ラ [佐久市立国保浅間総合病院l [ I−学会発表] 1 ) 杉原毅彦、岡本康介、西田祥二 自壊することにより腫蕩径が縮小することを確認しえた約 2cmのG ISTの 1 例 1月 ) 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜 1 [厚生連安曇総合病院l [ I−学会発表] 1 ) HanaokaT ,SoneS ,HayanoT ,Okada孔f Thed i s t a n c e企omp a r i e t a lp l e u r aa v a i l a b l ef o rwedge~y嗣resection byv i d e oa s s i s t e dt h o r a c i cs u r g e r ya s e x c i s i o n a lb i o p s yofs m a l ln o d u l e soft h el u n g 1 6 t hI n t e r n a t i o n a lConferenceonS c r e e n i n gf o rLungCancer ( C o r n e l lU n i v e r s i t y ,NewY o r k ,USラ A p r i l2 1 ,2007) 2 ) 花岡孝臣、佐藤敏行、金谷洋 PE 下 CT上 9mm大結節影で発見された s t a g eI I I A肺腺癌の 1例 ) 第 109回信州外科集談会(飯田市立病院 2007年 6月 24日 3 ) 花岡孝臣 自動縫合器を用いた胸腔鏡(補助)下肺部分切除では、術前CT上胸膜からどれくらいの深さの肺 野病変まで、病変内へ切り込むことなく生検可能か? ) 第 43回中部外科学会総会(金沢全日空ホテル 2007年 8月 31日 4 ) 花岡孝臣、早野敏英、岡田光代 PE 下 CT上 9mm大結節影で発見された s t a g eI I I A肺腺癌の 1例 1月 9日 ) 第 48回日本肺癌学会総会(名古屋国際会議場 2007年 1 田 [ 2−論文/著書] 1 ) 花岡孝臣、曽根惰輔、山口伸二、岡田光代、早野敏英 放射線照射と G e f i t i n i b隔日投与が奏効した高齢者術後再発肺癌の 1例 癌と化学療法 34: 1701-1703,2007 2 ) HanaokaT ,SoneS ,TakayamaF,HayanoT ,YamaguchiS ,OkadaM P r e s e n c eofl o c a lp l e u r a la d h e s i o ni nCTs c r e e n i n g d e t e c t e ds m a l ln o d u l ei nt h el u n gp e r i p h e r ys u g g e s t s n o n c a n c e r o u s ,i n f l a m m a t o r yn a t u r eoft h el e s i o n . C l i nImaging 3 1 :3 8 5 3 8 9 ,2007 3 ) 窪田和弘、藤巻員弓、大久保吉弘、花岡孝臣 外来がん化学療法における薬剤師のアプローチ−薬剤師が説明にかかわる有効性一 8 7 3 8 9 ,2007 日病薬誌 43 :3 4 ) 曽根修輔、花岡孝臣、中山富雄 長野県における地域住民を対象とした CT検診の追跡調査 厚生労働科学研究費補助金(第 3次対がん総合戦略研究事業、革新的な診断技術を用いたこれか らの肺がん検診手法の確立に関する研究(CT肺がん検診有効性コホート研究・曙疾細胞診有効 性症例対照研究)) 3 2 8 ,2007 分担研究報告書 2 5 ) SoneS ,NakayamaT ,HondaT ,TsushimaK,L iF ,HaniudaM,T a k a h a s h iY,HanaokaT , TakayamaF ,KoizumiT ,KuboK,YamandaT ,KondoR ,FushimiH,S u z u k iT . CTf i n d i n g sofe a r l y s t a g es m a l lc e l ll u n gc a n c e ri nal o w d o s eCTs c r e e n i n gprogramme LungCancer 56:2 0 7 2 1 5 ,2007 6 ) SoneS ,NakayamaT ,Honda工TsushimaK,L iF ,HaniudaM,T a k a h a s h iY ,S u z u k iT ,Yamanda工KondoR , i I a n a o k aT ,TakayamaF ,KuboK,FushimiH. Long-termf o l l o w u ps t u d yofap o p u l a t i o n b a s e d19961998masss c r e e n i n gprogrammef o rl u n gc a n c e r u s i n gmobilel o w d o s es p i r a lcomputedt o m o g r a p h y . LungCancer 58:3 2 9 3 4 1 ,2007 圃 6 5 [独立行政法人国立病院機構松本病院l [ 1−学会発表] 1 ) 小池祥一郎、北沢将人、中村俊幸、赤羽康彦、中津功 EBv i r u s関連胃癌の 2例 第 79回日本胃癌学会総会(名古屋 2007年 3月 1 3日 ) 2 ) 小池祥一郎、北沢将人、中村俊幸、赤羽康彦、中津功 手術待機中に発症した急J性上腸間膜静脈血栓症の l例 9日 ) 第 43回日本腹部救急医学会総会(東京 2007年 3月 8 3 ) 中川幹、小池祥一郎、中村俊幸、赤羽康彦、松林潔、宮林秀晴、古田清、中津功 勝癌を疑い、勝頭十二指腸切除を行った腫癌形成性自己免疫醇炎の 1例 ) 第 40回日本消化器病学会甲信越支部例会(甲府 2007年 6月 16 日 4 ) 塩沢理世、小池祥一郎、中川 幹、中村俊幸、赤羽康彦、中津功 多彩な症状を呈し、診断に苦慮した食道癌術後再建胃管ヘルニアの 1例 第 61回日本食道学会学術集会(横浜 2007年 6月 21-22 日 ) 5 ) 村松沙織、小池祥一郎、加藤響子、北沢将人、中村俊幸、赤羽康彦、中津功、清水忠博、 高山文吉、土屋員一 n v a s i v em i c r o p a p i l l a r ycarcinoma(IMPC),MucinousIMPC,および粘液癌を伴った一例 乳腺 I 第1 5回日本乳癌学会学術総会(横浜 2007年 6月 29・30 日 ) 6 ) 北沢将人、小池祥一郎、中村俊幸、赤羽康彦 進行・再発食道癌に対する FOLFOX4療法の検討 第 62回日本消化器外科学会定期学術総会(東京 2007年 7月 18-20 日 ) 7 ) 赤羽康彦、北沢将人、小池祥一郎、中村俊幸、中津功 FOLFOX4療法が奏功し、切除可能となった直腸印環細胞癌の 1例 第 62回日本消化器外科学会定期学術総会(東京 2007年 7月 18-20 日 ) 8 ) 小池祥一郎、中川 幹、中村俊幸、赤羽康彦、中津功 巨大粘膜下腫療を呈した食道原発 MALTリンパ腫の 1例 第 43回中部外科学会総会(金沢 2007年 8月 31 日θ 月 1日 ) 9 ) 小池祥一郎、中川 幹、中村俊幸、赤羽康彦、中津功 T S 1により CRとなり、長期生存中の胃癌の 1例ー第 2報 − JDDW2007 (神戸 2007年 1 0月 1 8 2 1日 ) 1 0)小池祥一郎、中川 幹、中村俊幸、赤羽康彦 癒着性イレウスに対する無管による高気圧酸素療法の治療成績 第 42回日本高気圧環境・潜水医学会学術総会(横浜 2007年 1 1月 2・3 日 ) 1 1) 中 村 俊 幸 、 小 池 祥 一 郎 、 中 川 幹 、 赤 羽 康 彦 、 羽 場 真 、 松 林 潔 、 宮 林 秀 晴 、 中 津 功 子宮頚癌術後に異時性牌、大腸転移を来した 1例 第 41回日本消化器病学会甲信越支部例会・第 63回日本消化器内視鏡学会甲信越支部地方会 1月 1 7・1 8日 ) (甲府 2007年 1 1 2) 内 海 愛 、 小 池 祥 一 郎 、 中 川 幹 、 中 村 俊 幸 、 赤 羽 康 彦 、 中 津 功 化学療法後に切除し得た進行直腸癌の 1例 1月29日 ー 12月 1日 ) 第69回日本臨床外科学会総会(横浜 2007年 1 (注)本年 4月からは中信松本病院と統合されるので次回からは両方を合わせた数になります。 [ 2−論文/著書] 1 ) 江口 隆、小池祥一郎、前野一真、中村俊幸、岩浅武彦、中津功、古田清 の 1例 胆嚢捻転症に併発した非閉塞性腸管虚血症(NOMI) 日本消化器病学会雑誌 104:555-560,2007 [独立行政法人国立病院機構中信松本病院I [ 1−学会発表] 1 ) 牛山俊樹、矢満田健、小松彦太郎 術前肺癌と診断された炎症性肺腫癌性病変の5例 第24回日本呼吸器外科学会(横浜 2007年 5 月 ) 6 6 2 ) 牛山俊樹、矢満田健、小松彦太郎 術前PET陽性の肺肉芽腫性病変の 3例 0 9回信州外科集談会(飯田 2007年6月 ) 第1 [松本協立病院I [ I−学会発表] 1 ) TsunemotoH,T s u k i o k aK,NobaraH OFFPUMPCABGFORCASESOFACUTECORONARYSYNDROMEDUETOLEFTMAIN TRUNKLESION The5 6 白 a n n u a lm e e t i n gofEeuropeans o c i e t yofC a r d i o v a s i c u l a rS u r g e r y a y , 2 0 0 7 ) ( V e n i c e ,I t a l i a 恥f 2 ) T s u k i o k aK ,YokotaD,K i t a h a r aH,TsunemotoH P r e v e n t i o nofp o s t o p e r a t i v ed e l i r i u mbyYi-GanSan The1 6 t hA s i a nP a c i f i cC o n g r e s sofC a r d i o l o g y (台北 2007年 1 2月 13-15日 ) 3 ) YokotaD,T s u k i o k aK ,K i t a h a r aH,TsunemotoH A o r t i cv a l v er e p l a c e m e n tu s i n ga n t e g r a d es e l e c t i v ec e r e b r a lp e r f u s i o nf o rp o r c e l a i na o r t ar e l a t e dt o m e d i a s t i n a lr a d i a t o n 2月 13-15日 ) The1 6 t hA s i a nP a c i f i cC o n g r e s so fC a r d i o l o g y(台北 2007年 1 4 ) 横田大介、月岡勝晶、北原博人、恒元秀夫 原因不明の血小板減少症を合併した僧帽弁再手術の一例 第1 3 9回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年 1 2月 1日 ) ” [ 2−論文/著書] 1 ) 恒元秀夫、月岡勝品 例 後尖温存僧帽弁置換術後に人工弁機能不全を発症した l 5:245-248,2007 信州医学雑誌 5 [県立木曽病院l [ I−学会発表] 1 ) 酒井宏司、小林正経、小山佳紀、久米田茂喜、下条久志 孤立性線維性腫療の 1 例 4 1回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007 年2月 ) 第1 2 ) 野溝千衣、木見尻信子、狩戸和子、仲津幸恵、酒井宏司、小山佳紀、久米田茂喜 80歳以上の高齢者におけるストーマ造設後の現状と問題点 ) 第24回日本ストーマ・排池リハビリテーション学会総会シンポジウム(横浜 2007年2月 3 ) 小山佳紀、酒井宏司、大町俊哉、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、下条久志 食道腺癌の2例 2回信州食道疾患懇話会(松本 2007年 5月 ) 第1 4 ) 大町俊哉、小山佳紀、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、飯島章博、青柳大樹、下条久志 例 塩酸ゲムシタピン( Gemzar)が奏効した醇癌の l 第1 0 4回中信医学会(松本 2007年6月 ) 5 ) 久米田茂喜 木曽地域の高齢者医療の現状と問題点 9年度講演会講演(上松 2007年6月 ) 長野県長寿センター平成 1 6 ) 戸田 滋、小山貴之、久米田茂喜 例 遺残シャント部位に血管肉腫を発症した維持透析患者の 1 ) 第 52回日本透析医学会学術集会(大阪 2007年6月 7 ) 小松健一、高橋俊晴、飯島章博、小山佳紀、久米田茂喜 日華腺扇平上皮癌の 1 例 第40回日本消化器病学会甲信越支部例会(甲府 2007年6月 ) 8 ) 小山佳紀、大町俊哉、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、飯島章博、下条久志 原発不明の多発肝カルチノイドの l 例 6 7 第40回日本消化器病学会甲信越支部例会(甲府 2007年6月 ) 9 ) 高橋俊晴、若林靖史、伊藤篤、堀込実岐、布施谷仁志、小松健一、飯島章博、山崎恭平、 小山佳紀、大町俊哉、久米田茂喜 心筋虚血症状を合併し、保存的に治癒した胃潰湯穿孔の 1 例 第62回日本消化器内視鏡学会甲信越地方会(甲府 2007年6月 ) 1 0)大町俊哉、小山佳紀、久米田茂喜、下条久志 例と針状物消化管穿孔例の検討 箸による大腸穿孔の 1 第1 0 9回信州外科集談会(飯田 2007年6月 ) 1 1)小山佳紀、大町俊哉、久米田茂喜 経過中に目工門閉鎖をきたした ALS 患者の 1 例 第 109回信州外科集談会(飯田 2007年6月 ) 1 2 )田中景子、小山佳紀、大町俊哉、久米田茂喜、小松健一、高橋俊晴、飯島章博 例 慢性醇炎で胆管狭窄をきたしERBDを繰り返し処置中に胆嚢周囲膿療をきたした 1 第1 0 4回信州醇胆管研究会(松本 2007年6月 ) 1 3)大町俊哉、小山佳紀、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、飯島章博、青木大樹、下条久志 )で4年以上の生存が得られた隣癌の 1 例 塩酸ゲムシタピン(Gemzar 第43回中部外科学会総会(金沢 2007年8月 ) 1 4)久米田茂喜 健康づくりと森林セラピー 福島県フォレストセラピー講演会講演(福島 2007年9月 ) 1 5) 久 米 田 茂 喜 、 小 山 佳 紀 、 大 町 俊 哉 、 酒 井 誉 森林セラピードックの取り組みについて 第46回全国自治体病院学会(札幌 2007年9月 ) 1 6)大町俊哉、小山佳紀、久米田茂喜、下条久志 d e n o m y o e p i t h e l i o m a)の 1 例 乳腺腺筋上皮腫(a 第1 0 5回中信医学会(塩尻 2007年 1 0月 ) 1 7)小山佳紀、大町俊哉、久米田茂喜、市川徹郎、下条久志 例 甲状腺硝子化索状腺腫の 1 第58回長野県医学会(上回 2007年 1 1月 ) 1 8)酒井宏司、小山佳紀、久米田茂喜、福井大祐 c e l i a c o m e s e n t e r i ct r u n k から起始した腹腔動脈癌の 1 例 第69回日本臨床外科学会(横浜 2007年 1 2月 ) 1 9)久米田茂喜 地域医療と森林セラピー 第8回森林セラピー研究会講習研修会講演(東京 2007年 1 2月 ) 20)大町俊哉、小山佳紀、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、青柳大樹、中山 淳 例 偶然発見された勝体部癌の 1 第1 0 6回信州醇胆管研究会(松本 2007年 1 2月 ) [ 2−論文/著書] ( 2 0 0 6年補追含) 1 ) 酒井宏司、江口 隆、小山佳紀、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、高山真理、下条久志 勝IPMTの2例 長野県医学会雑誌 3 7 ( 1 ):6 6 6 8 , 2006 2 ) 酒井宏司、井上毅信、小沢正敬、江口 隆、小山佳紀、久米田茂喜、高橋俊晴、小松健一、 飯島章博、下条久志 非機能性醇内分泌腫療の2例 長野県医学会雑誌 3 7 ( 1 ):2 4 2 5 ,2006 3 ) 江口 隆、久米田茂喜 年目に皮下転移をきたした悪性胸膜中皮腫の 1 例 胸膜肺全適術後7 日本呼吸器外科学会雑誌 2 1 ( 5 ):6 5 5 6 5 8 ,2007 [健康保険岡谷塩嶺病院] [ 1−学会発表] 6 8 1 ) 金子和彦、遠藤俊江、藤森千吹 両側癌性胸膜炎をきたした 36歳進行乳癌の 1 例 第9回ホスピス緩和ケア甲信ネットワーク(山梨 2007年 1 0月 ) [諏訪赤十字病院l [ I−学会発表] 1 ) 西山和孝、矢津和虎、野首元成、河埜道夫、大橋昌彦 進行する貧血により発見された転移性小腸腫療の 1例 . 0回日本臨床救急医学会総会(神戸 2007年 5月 ) 第1 2 ) 西山和孝、矢津和虎、野首元成、河埜道夫、大橋昌彦 胸水貯留が発見契機となった心膜損傷の l例 . 1回日本外傷学会(千葉 2007年 5月 ) 第2 3 ) 河埜道夫、西山和孝、矢津和虎、野首元成、岡田敏宏、島田 宏、梶川昌二、大橋昌彦、代田康志 異物誤飲により十二指腸穿孔をきたした 1例 . ) 第 5回日本救急医学会中部地方会(金沢 2007年 6月 4 ) 田中康司、花岡宏行、酒井龍一、田村泰夫、矢津和虎 e r i c a lCT )を用いた CT-Angiography(CTA)の有用性. 循環器救急疾患における MS-CT(Multi-SliceH ) 第 5回日本救急医学会中部地方会(金沢 2007年 6月 5 ) 演優理、味津沙耶花、伊藤和子、竹入美咲、北原愛子、上保幸弘、滝津壮臣、矢津和虎 CNS-FACE家族アセスメントツール導入後の看護師の重症患者家族へのかかわり方の変化. ) 第 5回日本救急医学会中部地方会(金沢 2007年 6月 6 ) 岡田敏宏、野首元成、河埜道夫、西山和孝、島田 宏、矢津和虎、梶川目二、大橋昌彦、代田慶志、 高山真理、中村智次 . 外科的切除を施行した十二指腸巨大 Brunner腺腫の 1例 ) 第 109回信州外科集談会(飯田 2007年 6月 7 ) 矢津和虎、酒井龍一、田中康司、花岡宏行 T ( M u l t i S l i c eH e r i c a lCT )の有用性. 救急疾患における MSC 第 64団長野県農村医学会総会(飯田 2007年 7月 ) 8 ) 矢津和虎、西山和孝、河埜道夫、野首元成、大橋昌彦、大和異史 急性腹症における重症度予測因子の検討一第 2報 . 0月 ) 第 35回日本救急医学会総会(大阪 2007年 1 9 ) 矢津和虎、上保幸弘、酒井龍一、河埜道夫、木口雄之、野首元成 集団幅吐・下痢発生事案の初期対応と今後の課題. 1月 ) 第 6回日本救急医学会中部地方会(岐阜 2007年 1 1 0)西山和孝、梶川昌二、野首元成、河埜道夫、岡田敏宏、島田 宏、矢津和虎、大橋昌彦、代田康志、 中村智次 y o f i b r o b l a s t i ctumorの 1 例 棒頭部に発生した inflammatorym 1月 ) 第 69回臨床外科学会総会(横浜 2007年 1 1 1) 島 田 宏 他 外科的治療により軽快した棒仮性嚢胞のの 2例 第 2回信州肝胆拝外科先端医療研究会(松本 2007年 1 2月 ) 1 2)井田耕一、進士明宏、太田裕志、望月太郎、沖山洋、武川建二、山村伸吉、小口寿夫、梶川昌二、 中村智次 粘液産生(肝内)胆管癌の一例 消化器病学会関東地方会(甲府 2007年 1 1月 ) 1 3)五味邦之 乳癌の診断 ) みんなのがん教室(諏訪赤十字病院研修センター 2007年 9月 1 4)代田慶志 乳癌の治療J みんなのがん教室(諏訪赤十字病院研修センター 2007年 9月 ) 1 5)前津病院健康医学セミナー講師 聞 69 医者への上手なかかり方ー救急医の立場から (,駒ヶ根 2007年 12月 ) 1 6)梶川昌二 肝がんの治療 みんなのがん教室(諏訪赤十字病院研修センター 2007年 1 2月 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 矢津和虎 消化管損傷(十二指腸を含む). 今日の治療指針 2007年版:医学書院 P48,2007 2 ) 矢津和虎 これだけは知っておきたい ER診療の実際−自然毒中毒と動物刺日交症ー. 9 ( 5 , 6 ):739744,2007 救急・集中治療 1 四 3 ) YazawaK _ , _KamijoY ,S a k a iR,OhashiM,OwaM Medicalc a r ef o ramassg a t h e r i n g TheSuwaOnbashiraF e s t i v a l . P r e h o s p i t a lD i s a s t e r恥1 e d . 22:3ト435,2007 4 ) 小口泰尚、進士明宏、武川建二、原浩樹、高山真理、沖山洋、山村伸吉、立花直樹、笠原寛、 小口寿夫、島田 宏、梶川昌二、中村智次 サイトメガロウィルス感染後、中毒性巨大結腸症を呈した高齢発症難治性潰湯性大腸炎の 1例 ENDOSCOPICFORUMf o rd i g e s t i v ed i s e a s e 23 :43-47 2007 5 ) 五味邦之、梶川昌二、西山和孝、島田 宏、矢津和虎、大橋昌彦、代田康志、沖山阿洋、中村智次 例 大腸癌との鑑別を要した大腸脂肪腫の 1 諏訪赤十字医学雑誌 2:59-63' 2007 ラ [諏訪赤十字病院/心臓血管外科l [ 1−学会発表] 1 ) 渡辺慶介、坂口昌幸、竹村隆広 A型大動脈解離にて上行大動脈置換後、遠隔期に溶血性貧血を来たした 1 例 ) 第 144回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年 12月 2 ) 竹村隆広、坂口昌幸、津田泰利 高齢者大動脈弁狭窄に対する a p i c o a o r t i cc o n d u i t 第60回日本胸部外科学会(仙台 2007年 10月 ) 3 ) 坂口昌幸、竹村隆広 病日に下肢阻血を生じた 1 例 急性A型大動脈解離術後第3 ) 第 141回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年2月 I 厚生連富士見高原病院l [ 1−学会発表] 1 ) 小林紀子、安達亙、城田陽一朗 難渋するストーマケアに形成外科の関与が有効で、あった 1 例 ) 第24回日本ストーマ・排世リハビリテーション学会(横浜市 2007年2月 2) 岸 本 恭 、 塩 津 秀 樹 、 安 達 亙 例 鼠径部平滑筋腫の 1 第 109回信州外科集談会(飯田市 2007年6月 ) 3) 安 達 亙 、 岸 本 恭 、 塩 津 秀 樹 、 小 松 修 好酸球性胆嚢炎を伴った好酸球性胃腸炎の 1 例 第63回日本消化器内視鏡学会甲信越地方会(甲府市 2007年 1 1月 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 矢代泰章、岸本恭、安達亙,高橋秀人、井上憲昭 神経痛として長期間加療された閉鎖孔ヘルニアの 1例 7 0 信 州 医 誌 55:1 1 1 4 ,2007 2) 塩 津 秀 樹 、 岸 本 恭 、 安 達 亙 後腹膜気腫を認めた直腸の特発性後腹膜穿孔の l例 日臨外会誌 68:1 8 3ト1834,2007 I 前津病院I [ I−学会発表] 1 ) 前津毅、麻沼和彦、松原千恵子、本山博章、山本浩二、土屋員一 マンモトーム生検で診断し得た乳腺管状癌の一例 第1 5回日本乳癌学会(横浜 2007年6月 ) 2 ) 松原千恵子、本山博章、山本浩二、前津毅、麻沼和彦 例 虫垂嚢胞腺癌の 1 第1 0 9回信州外科集談会(飯田 2007年6月 ) 3 ) 前津毅、麻沼和彦、松原千恵子、本山博章、山本浩二 当院における内視鏡補助下頚部手術(VANS)の経験 第58回南信医学会(伊那 2007年 I O月 ) [町営辰野総合病院l [ I−学会発表] 1 ) 柘植善明 成人腸重積症の 1例 第 1 0 9回信州外科集談会(飯田 2007年 6月 ) [伊那中央病院l [ I−学会発表] 1 ) 高砂敬一郎、斎藤学、兵庫谷章 スリガラス濃度( GGO)を呈した肺サルコイドーシスの 1手術例 第24回日本呼吸器外科学会(横浜 2007年5月 ) 2 ) 兵庫谷章、高砂敬一郎、小林宣隆、蔵井誠、近藤竜一、吉田和夫 TSIが著効した非小細胞肺癌術後肝転移の 1例 第24回日本呼吸器外科学会(横浜 2007年5月 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 禁藤学、高砂敬一郎、吉田和夫 肺癌術後遅発性肺痩に対してPTCDチューブによるドレナージとフィプリン糊の使用にて軽快し た 1例 臨床外科 62:8 4 1・844,2007 2 ) 禁藤学、高砂敬一郎、吉田和夫、西村秀紀 肺癌手術後に発症した肺血栓塞栓症の2例 胸部外科 60:946-949 2007 3 ) 中山 中 、 辻 本 和 雄 、 伊 藤 憲 雄 、 竹 内 信 道 、 斎 藤 学 、 高 砂 敬 一 郎 十二指腸乳頭部癌術後多発肝転移および肺転移に対し外科手術を行し 1長期生存が得られている 1例 日本臨床外科学会雑誌 68:67-70,2007 ラ [飯田市立病院l [ I−学会発表] 1 ) 神頭定彦、小林澄雄、吉川節雄 中央自動車道多重事故における長野県飯田下伊那地域救急医療体制の検討 第1 2回日本集団災害医学会総会(名古屋市 2007年 1 月1 920日 ) 2 ) 神頭定彦、小林澄雄、瀬口達也、栗原章浩、後藤紀史、細川 研、清水信明、菅沼哲夫、田中雅人 聞 7 1 前本勝手u 、贋本明敏、吉川節雄 長野県飯田下伊那地域M C協議会の現状と展望 0回日本臨床救急医学会総会(神戸市 2007年5月 1 7日 ) 第1 3 ) 神頭定彦、小林澄雄、瀬口達也、栗原章浩、後藤紀史、塩月記代、清水信明、菅沼哲夫、田中雅人 前本勝利、虞本明敏、吉川節雄 シンポジウム 3ー救急救命士の果たすべき役割と責任:今後の処置拡大への課題と展望一 長野県飯田下伊那における救命士による処置拡大への課題と展望 第1 0回日本臨床救急医学会総会(神戸市 2007年5月 1 8日 ) 4 ) 平栗学、新宮聖士、牧内明子、村山幸一、峯岸芳樹、堀米直人、金子源吾、千賀惰 甲状腺癌手術により発見された胸部中部食道癌の 1 例 第1 2回信州食道疾患懇話会(松本市 2007年5月26日 ) 5 ) 牧内明子疋田仁志 o l i t a r yf i b r o u stumor(SFT ) の 2切除例 縦隔に発生した S 第24回日本呼吸器外科学会総会(横浜市 2007年5月29日 ) 6 ) 新宮聖士、村山幸一、峯岸芳樹、牧内明子、平栗学、堀米直人、金子源吾、千賀惰、 金井信一郎、伊藤信夫 e u r o e n d o c r i n ec a r c i n o m aの一例 術前化学療法により pCRが得られた乳腺n 9回日本内分泌外科学会(名古屋市 2007年 5月3 1日− 6月 1日 ) 第1 7 ) 峯岸芳樹、金子源吾、平栗 学、堀米直人、伊藤信夫、岡庭優子 FDG-PEnこて著明な集積を認めた非機能性醇内分泌腫療の 1 例 6日 ) 第40回日本消化器病学会甲信越支部例会(甲府市 2007年 6月 1 8 ) 五味大輔、中村喜行、岡庭信司、海野 洋、白旗久美子、伊藤信夫、金井信一郎、金子源吾、 堀米直人、嶋倉勝秀 ESD法による内視鏡的切除を行った十二指腸乳頭音~gangliocytic p a r a g a n g l i o m aの 1 例 第62回日本消化器内視鏡学会甲信越地方会(甲府市 2007年 6月 1 7日 ) 9 ) 村山幸一、飯ケ演悠美、柳沢大輔、峯岸芳樹、牧内明子、平栗 学、新宮聖士、堀米直人、 金子源吾、千賀惰、持塚章芳、伊藤信夫 成人に発症した特発性回盲部腸重積症の 1 例 第 109回信州外科集談会(飯田市 2007年6月24日 ) 1 0)新宮聖士、千賀惰、村山幸一、牧内明子、金子源吾、賓原正明、伊藤信夫、吉津忍 HER2陽性局所進行乳癌の術後補助療法として Trastuzumab投与例の検討 5回日本乳癌学会(横浜、 2007年 6月29-30日 ) 第1 1 1)岩田貴博、稲垣ゆかり、実原正明、片桐有一、神頭定彦 救急医療における中毒マニュアル作成について 第 64回長野県農村医学会(飯田市 2007年 7月7日 ) 1 2)神頭定彦、小林澄雄、栗原章浩、後藤紀史、細川 研、清水信明、菅沼哲夫、瀬口達也、田中雅人 庚本明敏、前本勝利、吉川|節雄 飯田下伊那における救急隊特定行為の現状と課題 第23回甲信救急集中治療セミナー(飯田市 2007年7月 1 4日 ) 1 3) 新 井 悟 、 神 頭 定 彦 山岳で釣り人が転落・負傷し、救出までに6時間を要した症例 4日 ) 第23回甲信救急集中治療セミナー(飯田市 2007年 7月 1 1 4)村山幸一、峯岸芳樹、牧内明子、平栗学、新宮聖士、堀米直人、金子源吾、千賀惰、宮川信 伊藤信夫 例 牌破裂から腹腔内出血を来し、病理解剖にて骨原発血管肉腫と診断された 1 第43田中部外科学会総会(金沢市 2007年 8月3 1日 ) 1 5)村山幸一、新宮聖士、峯岸芳樹、牧内明子、平栗学、堀米直人、金子源吾、千賀惰、持塚章芳 伊藤信夫 乳腺glycogenr i c hc l e a rc e l lc a r c i n o m a の1 例 第4回日本乳癌学会中部地方会(名古屋市 2007年 9月9日 ) 1 6)神頭定彦、小林澄雄、佐藤勇樹、白旗久美子、太田敬三、島田健太郎、伊藤健一、源田朋夫、 片桐有一、唐津光治、山本一也 PCPS、外科治療によって完全社会復帰を果たした肺血栓塞栓症による心肺停止の 1 治験例 剛 7 2 第 35回日本救急医学会総会(大阪市 2007年 1 0月 1 6日 ) 1 7)新宮聖士、村山幸一、峯岸芳樹、牧内明子、平栗 学、堀米直人、金子源吾、千賀惰、持塚章芳 伊藤信夫 局所再発および上縦隔リンパ節転移が強く疑われた甲状腺低分化癌術後PET/CT 偽陽性例 第40回日本甲状腺学会(東京 2007年 1 0月 18-19日 〉 1 8)牧内明子、疋田仁志 M i c r o p a p i l l a r yp a t t e r nを伴った肺腺癌の 3切除例 第48回日本肺癌学会総会(名古屋市 2007年 1 1月9日 ) 1 9) 新 宮 聖 士 、 村 山 幸 一 、 志 村 愛 、 牧 内 明 子 、 平 栗 学 、 堀 米 直 人 、 金 子 源 吾 、 千 賀 惰 、 持 塚 章 芳 伊藤信夫 当科におけるセンチネルリンパ節生検の現状 1回長野県乳腺疾患懇話会(松本 2007年 1 1月 1 7日 ) 第3 20)岡庭信司、中村喜行、海野洋、平栗学、堀米直人、金子源吾、持塚章芳、伊藤信夫 腹部u s 検査を契機に発見された無症候性胆管癌の2例 1月 1 7日 ) 第41回日本消化器病学会甲信越支部例会(甲府市 2007年 1 2 1) 村 山 幸 一 、 新 宮 聖 士 、 峯 岸 芳 樹 、 牧 内 明 子 、 平 栗 学 、 堀 米 直 人 、 金 子 源 吾 、 千 賀 備 、 宮 川 信 伊藤信夫 例 甲状腺乳頭癌術後大智筋内転移診断にPET-CTが有用で、あった 1 第69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 1月29日 ) 22)新宮聖士、村山幸一、峯岸芳樹、牧内明子、平栗学、堀米直人、金子源吾、千賀情、持塚章芳 伊藤信夫 当科における微細石灰化病変に対するステレオガイド下マンモトーム生検の検討 1月29日 ) 第69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 23) 牧 内 明 子 、 村 山 幸 一 、 峯 岸 芳 樹 、 平 栗 学 、 新 宮 聖 士 、 堀 米 直 人 、 金 子 源 吾 、 千 賀 備 、 宮 川 信 疋田仁志 充実性結節影を呈し 肺癌が疑われた肺アスペルギノレス症の l 切除例 第69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 1月30日 ) 24) 峯 岸 芳 樹 、 平 栗 学 、 村 山 幸 一 、 牧 内 明 子 、 新 宮 聖 士 、 堀 米 直 人 、 金 子 源 吾 、 千 賀 惰 、 宮 川 信 大腿ヘルニア巌頓を原因として腸管嚢腫状気腫症と門脈ガス血症、 nono c c l u s i v em e s e n t e r i c 例 i s c h e m i a を呈した 1 2月 1日 ) 第69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 25)金子源吾 勝管内乳頭粘液性腫蕩( IP M N)術後再発例の検討 2月 1 5日 ) 第2回信州肝胆枠外科先端医療研究会(松本市 2007年 1 [講演会] 1 ) 神頭定彦 温泉事故と蘇生法 第 9回温泉療養指導士養成講習会(下諏訪総合文化センター 2007年 9月 29 日 ) [ 2−論文/著書] 1 ) 野竹剛、金子源吾、平栗学、堀米直人、海野洋、白旗久美子、山浦高裕、岡庭信司、 中村喜行、金井信一郎、伊藤信夫 術前に進展範囲の評価が困難で、あった噴門部胃癌の 1 例 ENDOSCOPICFORUMf o rd i g e s t i v ed i s e a s e 23(1 ) : 1 4 1 8 ,2007 [市立甲府病院l [ 1−学会発表] 1 ) 吾妻寛之、巾 芳昭、坂井威彦、千須和寿直、宮津正久 悪性腫療との鑑別が困難だ、った腹部放線菌症の一例 第 33回山梨総合医学会(甲府 2007年 3月 ) 2 ) 宮津正久、吾妻寛之、坂井威彦、千須和寿直、巾 芳昭、村松昭、石井康博、菱山千祐、 大木善之助、小津克良 7 3 急性膿胸に対する胸腔鏡下手術 3回山梨総合医学会(甲府 2007年 3月 ) 第3 3 ) 志村愛、坂井威彦、吾妻寛之、千須和寿直、宮津正久、巾芳昭、村松昭 原発性副甲状腺機能充進症をきたした巨大副甲状腺腺腫の 1例 8回山梨臨床外科医学会(甲府 2007年 4月 ) 第5 4 ) 吾妻寛之、宮津正久、坂井威彦、千須和寿直、巾 芳昭 肺原発 P r i m i t i v eNe u r o e c t o d e r m a lTumor(PNET ) の 1切除例 第 24回日本呼吸器外科学会総会(横浜 2007年 5月 ) 5 ) 宮津正久、吾妻寛之、坂井威彦、千須和寿直、巾 芳昭 良性肺腫癌性病変手術例の検討 ) 第 24回日本呼吸器外科学会総会(横浜 2007年 5月 6 ) 吾妻寛之、宮津正久、坂井威彦、千須和寿直、巾 芳昭 片側血胸を合併した両側同時自然気胸の 1例 4 2回日本胸部外科学会関東甲信越地方会(東京 2007年 6月 ) 第 1 7 ) 志村愛、坂井威彦、吾妻寛之、赤池英憲、千須和寿直、宮津正久、巾 芳昭 消化器症状を契機に発見された乳癌胃転移の 1例 第1 0 9回信州外科集談会(東京 2007年 6月 ) 8 ) 坂井威彦、志村愛、吾妻寛之、赤池英憲、千須和寿直、宮津正久、巾 芳昭、宮田和幸 閉塞性黄痘をきたした乳癌消化管転移の 1例 第 3回日本乳癌学会中部地方会(名古屋 2007年 9月 ) 9 ) 宮津正久 最新の外科治療 ) 市民公開講座 山梨肺がんフォーラム(甲府 2007年 9月 1 0)坂井威彦、志村愛、吾妻寛之、赤池英憲、千須和寿直、宮津正久、巾 芳昭、宮田和幸 残存甲状腺、対側頚部リンパ節に再発したびまん性硬化型乳頭癌の l例 第 40回日本甲状腺外科学会(東京 2007年 1 0月 ) 1 1)吾妻寛之、巾 芳昭、赤池英憲、坂井威彦、千須和寿直、宮津正久 診断に難渋した幼児虫垂炎の一例 9回山梨県臨床外科医学会(甲府 2007年 1 0月 ) 第5 1 2)吾妻寛之、宮津正久、小津克良、大木善之助 原発性肺癌手術例における他臓器重複癌症例の検討 1月 ) 第 48回日本肺癌学会総会(名古屋 2007年 1 1 3)宮津正久、吾妻寛之、小津克良、大木善之助 肺癌術後再発後長期生存例の検討 1月 ) 第 48回日本肺癌学会総会(名古屋 2007年 1 1 4)志村愛、千須和寿直、吾妻寛之、赤池英憲、坂井威彦、宮津正久、巾 芳昭 上部消化管内視鏡検査後に牌被膜下血腫、牌被膜下膿蕩をきたした一例 1月 ) 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜 2007年 1 [ 2−論文/著書] 1 ) 小林宣隆、宮津正久、青木孝撃 初 回 手 術 9年後に再発した S o l i t a r yF i b r o u sTumoroft h eP l e u r aの 1例一再発例の文献的考察一 9:5 7 6 3 ,2007 日本呼吸器外科学会雑誌 1 2 ) 宮津正久、吾妻寛之、坂井威彦、千須和寿直、巾 芳昭、村松昭、石井康博、菱山千祐、 大木善之助、小津克良 急性膿胸に対する胸腔鏡下手術 5:6 4 6 6 2007 山梨医学 3 3 ) 坂井威彦 基本的な画像所見の見方と考え方. 3 6 1 ,2007 乳腺細胞診カラーアトラス 医療科学社 4 ラ I 結核予防会複十字病院l [ 1−学会発表] 7 4 1 ) S h i r a i s h iY,K a t s u r a g iN,K i t aH,T o i s h iM,MiyasakaY MycobacteriumAviumComplexEmpyema:RareButC a t a s t r o p h i cConsequenceOfPulmonaryD i s e a s e 第 107回外科学会(大阪 2007年 4月 ) 2 ) 白石裕治、葛城直哉、喜多秀文、砥石政幸、宮坂善和 両側肺に病巣のある肺MAC症まで手術適応となりうるか 第24回呼吸器外科学会(横浜 2007年 5月 ) 3 ) 白石裕治、葛城直哉、喜多秀文、砥石政幸、宮坂善和 慢 性MRSA結核性膿胸に対する広背筋弁充填術を併用した肺剥皮術 第 24回呼吸器外科学会(横浜 2007年 5月 ) 4 ) 白石裕治 炎症性肺疾患の外科治療ー結核を中心にー 第20回中部肺癌手術研究会(名古屋 2007年 7月 ) 5 ) 白石裕治、葛城直哉、喜多秀文、砥石政幸、恩田貴人 肺非結核性抗酸菌症に合併した難治性気胸に対する外科治療 第60回胸部外科学会(仙台 2007年 10月 ) 6 ) 白石裕治 難治性慢性膿胸に対する治療戦略 第60回胸部外科学会 Postgradu術 Course (仙台 2007年 1 0月 ) 7 ) 砥石政幸、白石裕治、葛城直哉、喜多秀文、宮坂善和 肺 MALTリンパ腫と原発不明腺癌服霞リンパ節転移が併存した 1 例 ) 第 24回日本呼吸器外科学会総会(横浜市 2007年 5月 8 ) 砥石政幸、宮坂善和、白石裕治、葛城直哉、喜多秀文、恩田貴人、田中さゆり 大腸癌 EMR後に発症した肺転移の l例 1月 ) 第 48回日本肺癌学会総会(名古屋市 2007年 1 9 ) 葛城直哉、白石裕治、喜多秀文、砥石政幸、恩田貴人 e f i t i n i b内服で、5年生存した胸膜播種合併非小細胞肺癌の 1 例 肺葉切除と術後g 1月 ) 第 48回日本肺癌学会総会(名古屋市 2007年 1 1 0)喜多秀文、砥石政幸 月経時の再手術が功を奏した月経随伴性気胸の l 例 1月 ) 第 69回日本臨床外科学会総会(横浜市 2007年 1 [ 2−論文/著書] I ) 葛城直哉、白石裕治、喜多秀文、砥石政幸、宮坂善和、田中さゆり びまん性悪性胸膜中皮腫の治療経験 胸部外科 60:3539,2007 2 ) 葛城直哉、白石裕治、喜多秀文、橋都正洋、宮坂善和、田中さゆり 気管支内神経鞘腫 胸部外科 60:104-108 2007 3 ) 葛城直哉 肺癌の診断・治療の進歩 831,2007 健 康 管 理 636:1 4 ) 葛城直哉、白石裕治、喜多秀文、橋都正洋、宮坂善和、田中さゆり 若年者肺癌 胸部外科 60:5 2 9 5 3 2 ,2007 5 ) 喜多秀文、輿石義彦、増井一夫、藤田 敦、大塚弘毅、古屋敷剛、中里陽子、武井秀史、呉屋朝幸 I期非小細胞肺癌例における術後再発の危険因子 8 3 8 8 7 ,2007 胸部外科 60:8 同 ヲ 回 7 5 Mornin~ Conf e~ence -一一一一一宮詰話器器鑓器議議議議離鱗鱗織機騒蜘;~'!./ 第 190回 小 松 1 1 9 マイクロアレイ手法を用いて、乳癌に特異的な DNA一次構造異常(特に d e l e t i o n 領域)を同定する 第1 9 1回 小 林 1 / 2 3 骨髄幹細胞由来の血管内皮前駆細胞が血管新生部位へ動員される機構の検討 第 192目 黒 岩 2 1 6 下肢虚血モデ、ノレを用いた骨髄細胞移植療法に対するフィブロネクチンの併用効 果の検討 第1 9 3回 江 口 2 1 2 0 肺手術時の片肺換気における急性肺障害の評価 第 194回 原 田 4 / 3 嫌気的環境を利用した嫌気性菌遺伝子導入組み換え体に基づく癌治療剤の開発 ∼乳酸菌を用いて∼ 第1 9 5回 瀬 戸 4 / 1 7 マウス移植心急性拒絶反応における、 ASCとその関与について 第1 9 6回 加 藤 5 / 8 肺切除患者の閉塞性換気障害の診断ならびに、長時間作用型気管支拡張剤吸入に よる、肺癌術後の呼吸機能及び QOL改善に関する検討 第 197回 小 山 5 1 2 2 ヒアルロン酸細胞外マトリックスによる腫場開質細胞の導員と腫蕩内リンパ管 新生作用の解明:乳癌発症モデ、ルマウスを用いた分子病理学的解析 第1 9 8回 小 林 6 1 5 骨髄幹細胞由来の血管内皮前駆細胞が血管新生部位へ動員される機構の検討 Tumora s s o c i a t e dmacrophage(TAM )のリンパ管新生に対する関与の検討 第 199回 寺 崎 6 / 1 9 ミニブタを用いた移植心慢性拒絶モデ、ノレ作成および冠状動脈狭窄組織における 平滑筋様細胞の遊走起源の同定 76 第 200回 江 口 7 / 3 肺手術時の片肺換気における急性肺障害の評価 第 201回 伊 藤 7 / 1 7 エストロゲ、ン受容体陽性乳癌細胞で、エストロゲンまたはその阻害因子が YB-1 に 及ぼす影響 第 202回 小 林 9 / 1 8 ヒアルロン酸強発現マウスにおける腫療関連マクロファージの乳癌組織への動 員機序の検討 第 203回 駒 津 1 0 / 2 下肢虚血モデ、ルを用いた骨髄細胞移植療法に対するフィブロネクチンの併用効 果の検討 第 204回 原 田 1 0 / 1 6 嫌気的環境を利用した嫌気性菌遺伝子導入組み換え体に基づくがん治療剤の開 発∼乳酸菌を用いて∼ 第 205回 小 松 1 0 / 3 0 CGHマイクロアレイを用いたゲノムワイドの解析により、乳癌の発症や進展に関 わる遺伝子異常を同定する 第 206回 兵 庫 谷 1 1 / 1 3 原発性非小細胞性肺癌において YB」の発現及び局在と LRPの発現に相関が認め られるか 第 207回 高 橋 1 1 / 2 7 心臓粘液種における骨形成蛋白 BMPの発現について 第 208回 椎 名 1 2 / 1 1 原発性肺癌 ThymidylateS y n t h a s eおよび D i h y d r o p y r i m i d i n eDehydrogenase発現の検 討 77 学位論文 2006年 Canc y t o l o g i c a lf i n d i n g sp r e d i c ti n t r a d u c t a ls p r e a do fb r e a s tc a n c e r ? o n t r o ls t u d y H i s t o p a t h o l o g i c a lc a s ec 圃 (乳癌の乳管内進展は細胞学的所見から予測できるか?) 坂井威彦 公表紙: P a t h o l o g yI n t e r n a t i o n a l5 5 :7 7 5 7 8 02 0 05 ラ = = 2 I n c r e a s e dNuclearL o c a l i z a t i o no fT r a n s c r i p t i o nF a c t o rY-BoxB i n d i n gP r o t e i n1 AccompaniedbyU p r e g u l a t i o no fP g l y c o p r o t e i ni nB r e a s tCancerP r e t r e a t e dw i t h P a c l i t a x e l (パクリタキセルで、治療された乳癌において、転写因子 YBox結合蛋白 1の核移行は P糖蛋白の発現増加を伴う) 藤田知之 公表紙: C l i n i c a lC a n c e rR e s e a r c h1 1 ( 2 4 ) : 8 8 3 7 8 8 4 4 , 2 0 0 5 圃 = = 3 Comparisono fB i o m e c h a n i c a landH i s t o l o g i c a lP r o p e r t i e sI nDogC a r o t i dA r t e r i e s I n j u r e dbyNeointimao rI n t i m a lT h i c k e n i n g (血管病変モデ、ルを有する摘出イヌ頚動脈のバイオメカニクス的ならびに組織学的特 性の比較) 後藤博久 公表紙: J a p a n e s eJ o u r n a lo fP h y s i o l o g y5 5 ( 6 ) : 3 5 5 3 6 42 0 0 5 ラ = =4 I n c r e a s e de x p r e s s i o no fp r o a p o p t o t i cBMCCl,an o v e lg e n ew i t ht h eBNIP2and Cdc42GAPhomology(BCH)domain,i sa s s o c i a t e dw i t hf a v o r a b l ep r o g n o s i si nhuman n e u r o b l a s t o m a s . (BNIP2と Cdc42GAPの相同ドメイン(BCHdomain)を持つ p r o a p o p t o t i cな新規遺伝 子 BMCClの発現減少はヒト神経芽腫において良好な予後と関係している) 町田泰一 公表紙: Oncogene2 5 ( 1 3 ) :1 9 3 1 1 9 4 2 2006 ラ 5 i f i d o b a c t e r i u mlongumf o rt u m . oト t a r g e t i n genzymeprodrug G e n e t i c a l l ye n g i n e e r e dB t h e r a p yo fa u t o c h t h o n o u smammarytumorsi nr a t s . (遺伝的に改変したビフィドバクテリウムロンガム菌によるラットの自然発生乳癌に 対する腫療を標的としたエンザイム/フ。ロドラック療法) 佐々木貴之 公表紙: CancerS c i e n c e9 7 ( 7 ) :6 4 9 6 5 7 , 2006 圃 78 【論文の要旨】 Canc y t o l o g i c a lf i n d i n g sp r e d i c ti n t r a d u c t a ls p r e a do fb r e a s tc a n c e r ?H i s t o p a t h o l o g i c a l c a s e c o n t r o ls t u d y (乳癌の乳管内進展は細胞学的所見から予測できるか?) 坂井威彦 【背景と目的】乳房温存療法における局所再発の最も重要な予測因子は、手術時断端 の状況であることが知られている。乳房温存手術施行前には、様々な画像診断にて切 除範囲が決められているが、しばしば画像で読みきれない乳癌の乳管内進展症例に遭 遇する。温存手術時の残存乳房に癌細胞を残さないために、本研究では術前に腫湧か ら直接情報が得られる穿刺吸引細胞診所見によって、乳管内進展の程度が予測できる か否かを検討した。 【対象と方法 l1989年から 2002年に乳房切除を行った乳癌症例の中から、術前生検 施行例、重複癌、組織型が特殊型の癌を除外し、腫癌径 3cm以下で術前に穿刺吸引細 胞診を施行した 406症例を対象とした。 406例中主腫癌から 2cmのマージンを取って 乳房円状切除を行った際に、断端陽性になると考えられる 69症例を、広範な乳管内進 展症例( E x t e n s i v ed u c t a ls p r e a d (EDS) c a s e)とし、組織学的腫湯径が触診での腫癌径 o n t r o lc a s eとした。 とほぼ同等の 62症例を C 検討方法は、手術標本での病理組織学的因子(組織型、浸潤巣内の非浸潤巣、核グ レード)および、術前に行われた穿刺吸引細胞診の細胞学的因子(推定組織型、出現 形態、核径)について、上記の 2群で比較検討した。統計学的検討はど検定、 t検定 . 0 5を有意とした。 を用いて、 Pぐ0 【結果}手術材料の組織学的診断において、 EDSc a s eでは C o n t r o lc a s eに比べて有意に s13%、 P=0.004)、主腫場内に非浸潤巣をもち( 84%v s36% 、 ) 乳頭腺管癌が多く( 37%v 核異型度の高い症例が多かった(42%v s26%、P=0.001)。これらの結果は、術前の穿 刺吸引細胞診像にも反映されており、 EDSc a s eでは、乳頭状集塊の重積が見られて乳 s30% pぐ0 . 0 5) 、大きな核径をもっ症例が有意 頭腺管癌が疑われる症例が多く( 58%v s9.4μmPぐ0 . 0 5) 。 に多かった (12.4μmv 【考察】乳癌取扱い規約で規定する、浸潤性乳管癌を乳頭腺管癌、充実腺管癌、硬癌 の 3つに分類する方法は、癌の生物学的性質を反映するため有用であり、乳頭腺管癌 は予後が比較的良いがしばしば広範な進展をきたすといわれている。今回の検討結果 a s eの 37%は乳頭腺管癌であり、乳頭腺管癌由来の硬癌と合わせると 61% でも、 EDSc が、乳頭腺管癌から由来する癌であった。 E x t e n s i v ei n t r a d u c t a lcomponent(EIC)の有無は、乳房温存手術後の局所再発や、断端の a s eにおいて浸潤巣内に非浸 状況と関連があるとの報告があるが、今回の検討で EDSc 潤巣を有する症例が多いとの結論を得ることができた。 また、核グレードや組織学的グレードと進展の広さには、関連があるという報告、 無いという報告双方が見られる。グレーディングの方法にもいくつか種類があるが、 u c l e a rg r a d i n gs y s t e mは、核異型度と核分裂像数の評価の われわれの用いた NSAS-BCn 和にて算出されるが、パラメーターが少ないことから検者間の相違が少ないといわれ ている。今回の同一の検者による評価では、 EDSc a s eに核異型度の高い症例が有意に 多いという結果で、あった。 上記の組織学的検討結果が、術前に得られる穿刺吸引細胞診にて診断することがで 79 きれば、画像診断に加えて、切除範囲を決めるためのより詳細な情報を得ることがで e t r o s p e c t i v eな細胞学的検討では、推定組織型が乳頭腺管 きると思われる。本研究での r 癌で、核径が大きいものが広範な進展をきたす確率が高いという結果が得られ、術前 の穿刺吸引細胞診は十分に組織学的情報を反映していると思われた。 【結論】現在わが国において、乳癌の術前診断の約 7割は穿刺吸引細胞診でなされて いる。推定される組織型が臨床所見、画像所見と合っていれば、術前の組織学的検査 は行われずに手術が行われるのが一般的である。画像診断で得られた癌の広がり予測 に加えて、術前穿刺吸引細胞診にて得られる推定組織型と核異型度を考慮することで、 広範な乳管内進展を予測でき、乳房温存術後の残存乳房内癌遺残を防ぐことができる と考えられた。 I n c r e a s e dNuclearL o c a l i z a t i o no fT r a n s c r i p t i o nF a c t o rYBoxB i n d i n gP r o t e i n1 圃 l y c o p r o t e i ni nB r e a s tCancerP r e t r e a t e dw i t h AccompaniedbyU p r e g u l a t i o no fPg P a c l i t a x e l (パクリタキセルで治療された乳癌において、転写因子 Y B o x結合蛋白質 1の核移行 は P糖蛋白質の発現増加を伴う) 圃 藤田知之 【背景と目的】 P a c l i t a x e lは乳癌を含む様々な癌に対し広く使われているが、それに対 する耐性が問題となっている。 MDRJ遺伝子によりコードされる P糖蛋白質(Pgp)の過 剰発現が多剤耐性に関与していることが知られている。 Y-box結合蛋白質 1(YB-1)は逆 )に結合する DNA結合蛋白質ファミリーに属し、 YB1の標的 行性 CCAAT配列(Y-Box 遺伝子のひとつとして MDRJがある。 YB-1は主に細胞質に局在するが、化学物質、薬 剤や紫外線など様々な外的ストレスに応答し核に移行する。乳癌組織では, YB-1の核 内発現が Pgpの発現と関連することが報告され、肺癌、卵巣癌、骨肉腫では、 YB-1の 発現と予後との相関が報告されている。しかし現在までに p a c l i t a x e l耐性を腫疹細胞 が獲得する機序は十分に解明されていない。そこで、本研究では乳癌での p a c l i t a x e lに 対する耐性に YB1がどのように関与しているのかを明らかにするため、 YB-1の核移 行と Pgpの発現の関係を、ヒト乳癌組織および乳癌細胞株 MCF7を用いて解析した。 【方法】 2 0 0 1年 2月から 2 0 0 3年 2月に信州大学医学部附属病院・乳腺内分泌外科を 含む北関東甲信越乳癌臨床研究グループに属する施設において、 p a c l i t a x e lによる術前 化学療法を施行した 2 7例を対象とした。信州大学医学部倫理委員会で承認された研究 計画にもとづいて、臨床検体の使用に際しては患者から同意を得た。化学療法開始前 a c l i t a x e lの週 1回 80mg/m2、3週投与 l週休薬を lコースと に針生検で組織を採取し p し 、 4コース施行した後手術を行った。各症例の p a c l i t a x e lによる治療前後の乳癌組織 での YB-1 と Pgpの発現と局在を免疫染色で解析した。また、 p a c l i t a x e lが YB1の局在 に及ぼす影響を、乳癌細胞株 MCF7に GFP-YB-1を導入し、共焦点レーザー顕微鏡を r o m o t e rの Y-Boxm o t i fとの結合は e l e c t r o p h o r e t i c 用いて解析した。 YB-1 とMDRJp 武a ssay(EMSA ) で 、 MDRJp r o m o t e r活性はレポーターアッセイ法によって解 m o b i l i t ys h i 析した。 【結果と考察】 P a c l i t a x e lによる治療を行った乳癌組織 2 7症例中 9例 (3 3弘)で YB」の 2症 細胞質から核への移行が観察され、同時に Pgpの発現増加も認められた。一方、 1 例 ( 44 弘)では YB-1の局在変化も Pgpの発現増加も認められず、 YB-1の核への移行と 醐 閏 ” Pgpの発現増加に有意な相関が認められた ( p = 0 . 0 0 3 7 。 )P a c l i t a x e lの臨床効果が認められ 80 た( c o m p l e t er e s p o n s eおよび p a r t i a lr e s p o n s e)のは、 YB-1の核移行がなかった 1 4例中 1 0例( 7 1出 ) 、 YB」の核移行があった 1 3例では 6例( 46 出)であり、 p a c l i t a x e lの臨床 効果は、 YB1の核移行が認められない群において有意に高頻度に認められた ( p = O .0 048 。 ) 次に、 p a c l i t a x e l投与による YB-Iの核移行と Pgp発現との関係を i nv i t r oで解析した。 0 .002μM ( I C 5 o)の p a c l i t a x e lで処理した MCF7において、 p a c l i t a x e l添加前に細胞質に 局在していた GFP-YB-1は、添加 6時間後に核へ移行することが観察された。また、 a c l i t a x e l添加 6時間後の内因性 YB-Iの核での発現が未添 ウエスタンブロット法でも p 加時の約 1 .5倍に増加することが観察された。これらの結果から、 p a c l i t a x e l処理によ り乳癌細胞での YB-1の局在が細胞質から核に移行することが示された。 さらに、 p a c l i t a x e l処理により MCF7において MDRJ遺伝子のプロモーター領域の Y-Boxへの YB-1の結合が増加するか否か EMSAで検討した。 P a c l i t a x e l添加 3および 6時間後で約 3倍に結合は増加し、さらに標識していない Y-boxm o t i fを競合させると a c l i t a x e lにより YB-1の MDRJ 濃度依存的にその結合は減少した。これらの結果から、 p p r o m o t e rの Y-boxへの結合が誘導されることが示された。さらに、 MDRJp r o m o t e r活性 a c l i t a x e l添加 24時間後に をレポーターアッセイ法で解析したところ、 0.002μM の p MDRJp r o m o t e r活性は Y-box存在下において Y-box非存在下に比べ、約 1 .4倍の増加 p<0 .0 0 1 )、 p a c l i t a x e l処理により Y-boxを介した MDRJp r o m o t e r活性の増加が を示し ( 誘導されることが示された。 a c l i t a x e l投与により、乳癌において転写因子 YB-1の局在が細胞質から核 【結論】 P へ移行し、さらに MDRJp r o m o t e rの Y-boxに YB-Iが結合することにより、 Pgpの発現 nv i t r oおよび的 v i v oで示されたことから、 YB-Iは乳癌にお 増加が誘導されることが i ける p a c l i t a x e l耐性の機序に関与していることが示唆された。 EMSAで検討した。 P a c l i t a x e l添加 3および 6時間後で約 3倍に結合は増加し、さらに標識していない Y-box m o t i fを競合させると濃度依存的にその結合は減少した。これらの結果から、 p a c l i t a x e l により YB-1の MDRJp r o m o t e rの Yboxへの結合が誘導されることが示された。さら r o m o t e r活性をレポーターアッセイ法で解析したところ、 0 .002μM の に 、 MDRJ p p a c l i t a x e l添加 24時間後に MDRJp r o m o t e r活性は Y-box存在下において Y-box非存在下 .4倍の増加を示し ( p<0 .0 0 1 )、 p a c l i t a x e l処理により Y-boxを介した MDRJ に比べ、約 1 p r o m o t e r活性の増加が誘導されることが示された。 ” 町 Comparisono fBiomechanicalandH i s t o l o g i c a lP r o p e r t i e sI nDogC a r o t i dA r t e r i e s I n j u r e dbyNeointimaorI n t i m a lThickening (血管病変モデルを有する摘出イヌ頚動脈のバイオメカニクス的ならびに組織学的特 性の比較) 後藤博久 [背景・目的]壁厚をもった中空の円筒管の壁周張力は、岡一東の式により算出される ことが知られている。同一東の式: T=P1xr 1-P2xr 2 ( T:壁周張力、 P l , P 2:円柱管 1r 2:内半径と外半径)の妥当性と有用性を評価するため、我々は、 の内圧と外圧、 r 新たに開発した可視光− x 線イメージセンサー装置を用いて、イヌ総頚動脈に障害を 加えた群と障害を加えないコントロール群の壁周張力の変化を解析した。また、これ らの両群における総頚動脈のバイオメカニクス的ならびに組織学的特性の関連につい ても解析した。 8 1 [方法]この研究では、 5 フレンチのフォガティーカテーテルにより総頚動脈内腔をバ ノレーンで 3回擦過にて作製した内膜新生モデ、ルと、総頚動脈の全周性に滅菌シリコン フィルムを被包し外膜の栄養血管を遮断し、作製した内膜肥厚モデルの 2つを障害群 として実験に用いた。 [結果・考察]コントロール群で、は、内圧を 50mmHgから 180mmHgに上昇させると、 壁周張力は負から正に変化し、その壁周張力が 0dyne/cm になる限界の内圧は 135mmHgで、あった。ノルエビネフリンによる血管平滑筋賦活化により、コントロール 群では、その限界内圧が有意に増加した。バルーン擦過による新生内膜モデ、ルで、は、 限界内圧はコントロール群よりも有意に低下した。ノルエビネプリンによる血管平滑 筋賦活化においても、コントロール群同様、限界内圧は有意に増加した。組織学的検 討において、バルーン擦過により全周性に新生内膜が増殖し、内径が有意に縮小した。 シリコンフィルム被包による内膜肥厚モデ、ルで、は、内圧を 50mmHgから 180mmHgに 増加させても、壁周張力は常に負を示した。組織学的にも、内膜に新たな弾性線維、 修原線維、平滑筋ならびに細胞外基質の増生が認められた。 本研究結果から、内圧変動によってイヌ総頚動脈の壁周張力は負になることが判明 した。そして我々は、岡一東の式から算出された壁周張力は、病理学的に損傷された 動脈のバイオメカニクス的ならびに組織学的特性を評価する最も適した指標であると いう結論に至った。 I n c r e a s e de x p r e s s i o no fp r o a p o p t o t i c BMCCl, a n o v e lg e n ew i t ht h e BNIP2 and Cdc42GAPhomology(BCH)domain,i sa s s o c i a t e dw i t hf a v o r a b l ep r o g n o s i si nhuman neurob l a s t o m a s ( B N I P 2と C d c 4 2 G A Pの相同ドメイン( B C Hd o m a i n)を持つ p r o a p o p t o t iG な新規遺伝 子B M C C 1の発現減少はヒト神経芽腫において良好な予後と関係している) 町田泰一 【目的】神経芽腫の発癌、自然退縮の分子機構を解明するため、原発性神経芽腫の予 後良好群と不良群の両群の cDNAl i b r a r yの d i f f e r e n t i a ls c r e e n i n gから新規遺伝子の検索 と同定を目的とした。 【方法】 ( 1 ) 1 9 9 5年から 1 9 9 9年までに千葉県癌センタ一生化学研究部に送られた神 経芽腫患者 9 8例の切除切片から全 RNAを抽出した。( 2)解析した c l o n eは遺伝子断片 i b r a r ys c r e e n i n gおよび genomes e q u e n c eを用いた e x o n / i n t r o n予測に基づ であり cDNAl く PCRcloningにより全長を同定し構造予測プログラムを用いた解析を行った。( 2)予 i n g l e群と a m p l i f i e d群に分けた神経芽腫細胞株、骨肉腫、横 後因子である N-MYCの s 紋筋肉腫、黒色腫ら合計 8種 、 1 2種類の他癌細胞株および各種臓器から全 RNAを抽 出し半定量 RT-PCRにて発現を解析した。( 3)胎児脳組織の全 RNAを用いて n o r t h e r nb l o t 解析を行った。(4 ) H e l a細胞を処理して、 c e l lcycle の各 phase で全陪~A を抽出し半定 量 R下 PCRにて発現を解析した。( 5)E12.5、 E14.5マウス胎仔の組織切片を用いた i ns i t u h y b r i d i z a t i o n解析を行った。( 6)N-MYC癌遺伝子が genome上で増幅していない予後良 好症例と N-MYC癌遺伝子が genome上で増幅している予後不良症例の標本を用いて免 疫組織学的解析を行った。( 7)NT2、神経芽腫細胞株の CHP134、RTBMlの各細胞株を 5μM レチノイン酸で処理し DayO、Day7で抽出した全 RNAを用いて半定量 RT-PCR にて発現解析を行った。( 8)新生仔マウスの上頚神経節ニューロンの初代培養を行った 後 、 n e r v eg r o w t hf a c t o r(NGF)5 0 n g / m l 5 日間処理により分化を誘導し全陪~A を抽出。 82 その後 NGFを枯渇させアポトーシスを誘導し全 RNAを抽出し、それぞれ半定量 R下 PCRにて発現解析を行った。( 9 )F u l l l e n g t hBMCCJcDNAを含む pCAGGS ベクタ ーを作成し BMCCJ遺伝子が導入された新生仔マウスを作成。その上頚神経節細胞と 野生上神経細胞の初代培養を行い、前出のごとく NGF処理し観察した。( 1 0)原発性神 経芽腫 98例の切除切片から全 RNAを抽出し、定量的 r e a l t i m eRT-PCR解析を行った。 さらに各予後因子について検討した。 [結果】新規遺伝子 BMCC1(JlCHmot がc o n t a i n i n g . . J ! l o / e c u l ea tt h eα ιrboxy1terminal 、 ORF8355bp、 2 7 1 4 a . aの遺伝子で、 Cdc42GAPとの b i n d i n g r e g i o n l )を同定した。 BMCCJは に重要であるとされる BCH(Bcl2-/adenovirusEIBn i n e t e e nk D a i n t e r a c t i n gp r o t e i n2 (BNIP2)andCdc42GAPhomologydomain 、 ) c o i l e d c o i lr e g i o n、 p l o o p、核移行領域、そ して 3つの膜貫通 domainを有していた。染色体上では 9p13に位置し、ゲノムサイズ 旬、約 6.5Kbの大きな exonが含まれていた。 BNIPf a m i l yは予後良好群、不 は約 lOOK 良群聞の発現に差は無かったが、 BMCCJは明らかに予後良好群で、発現が高かった。ほ とんどの神経芽腫細胞株に発現がみられ、他癌細胞株では骨肉腫、横紋筋肉腫、黒色 腫において高発現であった。また骨髄、胸腺、牌臓を除く多くの組織で発現がみられ ns i t uh y b r i d i z a t i o n解析では、脊髄、脳、脊髄後 た。さらに GI期で高発現であった。 I 根神経節で高発現であった。免疫組織学的解析では予後良好な神経芽腫細胞の細胞質 で陽性であった。 CHP134をレチノイン酸処理しアポトーシスを誘発した状況下で C a s p a s e3発現が上昇し BMCCJも発現が上昇していた。また NT2や RTBMl にレチノイン酸処理をすると n e u r i t ee x t e n t i o nを起こし分化誘導されることが 知られているが、これらの細胞の分化誘導時に発現が低下していた。新生イ子マウスの 上頚神経節ニューロンの初代培養で NGF による分化誘導時に発現が低下し、 NGF枯 渇によるアポトーシス誘導時に上昇していた。 BMCCJを導入された新生仔マウスの上 頚神経節ニューロンは、 NGF処理による分化誘導時には野生株と同様にニューロン伸 展がみられ、 NGF枯渇によるアポトーシス誘導は野生株より明らかに促進されていた。 定量的 r e a l t i m eRT-PCR解析では予後良好群で高発現であり新たな予後因子となる可 能性が示唆された。 BMCCJは各因子と密接に関連しており、予後良好である TrkA高 発現群でも高発現であった。 【考察】予後良好群で、優位に発現の高い遺伝子群の一つを c l o n i n gした。 BMCC1 ( J l N J P 2 盟o t i fε o n t a i n i n gm o l e c u l ea tt h e< ; _ a r b o x y lt e r m i n a lr e g i o n1 )と名付け、アポトーシス促進 機能が示唆された。 BMCCJは神経芽腫の新たな予後因子であり、神経芽腫における 腫疹細胞の分化、生死、増殖能獲得において重要な役割を果たしているものと考え られた。 G e n e t i c a l l ye n g i n e e r e dB i f i d o h a c t e r i u mlongumf o rt u m o r t a r g e t i n genzymeprodrug 圃 therapyofautochthonousmammarytumorsi nr a t s . (遺伝的に改変したビフィドバクテリウムロンガム菌によるラットの自然発生乳癌に 対する腫療を標的としたエンザイム/フ。ロドラック療法) 佐々木貴之 【背景と目的} 固形癌の遺伝子治療における大きな問題点は、腫疹組織に遺伝子を運ぶベクターの 腫療特異性と安全性である。われわれは、固形癌はその腫湯内が正常組織に比べて嫌 気的環境であることに着目し、非病原性で嫌気性菌のヒト常在菌である 8 3 B i f i d o b a c t e r i u ml o n g u m ( B .longum) が全身投与によって腫蕩特異的に生育することを報 告 し た 。 さ ら に 、 抗 癌 剤 の 前 駆 体 で あ る ふF l u o r o c y t o s i n e ( 5 F C )を抗癌剤である ふF l u o r o u r a c i l ( 5 F U )に転換する c y t o s i n edeaminase(CD )を効率的に発現する B.longum の形質転換体(B .longum/S-eCD) を作製し、 i nv i t r oにおいて、 B .longum/S-eCDの発現す る CDが 5-FCを 5-FUに変換することを報告した。本研究では、このピフィズス菌 をベクターとした腫湯特異的な遺伝子治療の有効性を確認するため、 DMBA化学誘 発乳癌ラットを用いた B .longum/S-eCDの局所および全身投与による抗腫療効果につ いて明らかにした。またこのピフィズス菌ベクターの安全性をモルモットの抗原性試 験によって明らかにした。 【方法】 DMBA 化 学 誘 発 乳 癌 ラ ッ ト に B .longum/S-eCD と w i l dB .longum を局所投与 ( 5 x l0 8 c f u / r a t )し、菌投与 4 日後から 5-FC(500mg/kg/day)を連日経口投与して経時的に 腫療体積を測定した。治療後、各群の腫場内 5-FU濃度測定および腫場組織切片での HE染色による組織学的検討を行った。 DMBA化学誘発乳癌ラットに B .longum/S-eCD を全身投与(2x1 0 9c f u / r a t )し、菌投与 4 日後から 5-FC(5OOmg/kg/day)を連日経口投与し た 。 5-FC 投与開始後、経時的に腫療体積を測定し、コントロール群との比較検討を 行った。組織学的検討として治療後の腫場組織切片を TUNEL染色した。さらに、 i n v i v oでの腫場特異的な CD発現を確認するため、 CD抗体を用いた免疫染色を行った。 また生体内での腫蕩特異的な 5-FUの存在確認のため、腫場,各正常臓器内 5-FU濃 度を測定した。 一方、菌の安全性評価について、 B .longum/S-eCD(被験物質)の抗原性試験をモルモツ トの全身性アナフィラキシー(ASA)反応と受身皮膚アナフィラキシー(PCA)反応を指 標として検討した。 【結果および考察】 菌 局 所 投 与 に よ る 治 療 実 験 に お い て 、 腫 蕩 内 5FU 濃度を測定した結果、 B .longum/S-eCD投与群は、有意に高い 5FU濃度を示した。治療開始 55 日後には著明 .longum投与群との聞に有意な差を示した(pく0 .0 5 ) 0 な腫虜縮小効果が確認され、 wildB B .longum/S-eCD投与群の治療後の腫療切片を HE染色したところ、繊維化や細胞の空 泡化、細胞の凝集が認められた。全身投与による治療実験では、コントロール群の腫 療体積は経時的に増加したのに対し、治療群の腫療体積は増加することなく、ふFC 投与後 70 日が経過した段階で、は、両群聞に有意な差を示した(pく0 .0 1)。治療後の腫 療を TUNEL染色したところ、 B .longum/S-eCD投与群では、アポトーシスを引き起こ .longum/S-eCDの局所投与および全 した細胞が数多く認められた。以上の結果から B 身投与による治療は、ともに抗腫療効果を示した。 B .longum/S-eCD を全身投与した ラットの腫場連続切片を Gram染色および CDの免疫染色を行ったところ、菌が検出 された領域と同様の領域で CD発現が確認された。さらに、 B .longum/S-eCDを全身投 与して 5-FCを経口投与したラットの腫蕩内,各正常臓器内 5-FU濃度を調べたとこ ろ、両群聞に有意な差が認められた(pく0 .05)。これらの結果から、顕著な副作用のな い抗腫療効果の根拠が得られた。 モルモットの抗原性試験では、 ASA反応において、陽性対照群の全例で強度のアナ フィラキシ一反応が確認されたのに対し、被験物質感作群では、 4 / 5例でアナフィラ キシー症状は確認されなかった。また PCA反応において、陽性対照群は全例で抗体 が検出されたのに対し、被験物質単独感作群では、抗体は検出されなかった。したが .longum/S-eCDの全身投与は免疫学的にも安全で、あると思われた。 って、 B 【結論】 嫌気性である B.longum は安全かっ有用な腫蕩ターゲティングベクターであり、 B.longumの形質転換体である B .longum/S-eCDは固形、癌を効果的かっ特異的に攻撃す ることができる癌治療薬であることが示唆された。 84 学位論文 2007年 S t r o n gEnhancemento fRecombinantC y t o s i n eDeaminaseA c t i v i t yi nBがdob a c t e r i u m longumf o rTumorT a r g e t i n gEn 勾r m e / P r o d r u gTherapy (ビフィドバクテリワム・ロンガムによる腫疹選択的プロドラッグ酵素療法に用いる 組換えシトシン・デアミナーゼの酵素活性増強) 圃 演地芳典 公表紙: B i o s c iB i o t e c h n o lBiochem 7 1 ( 4 ):8 7 48 8 3 , 2007 岨 = = 2 = = C e n t r i f u g a lBloodPumpw i t haH y d r a u l i c a l l yl e v i t a t e dI m p e l l e rf o raPermanently I m p l a n t a b l eB i v e n t r i c u l a rA s s i s tD e v i c e 圃 (永久的な植え込み型両心補助装置ためのインペラーが水力浮上する遠心ポンプ) 渡辺邦芳 公表紙: A r t i f i c i a lO r g a n s2 8 ( 6 ):5 5 6 5 6 3 , 2004 【論文の要旨】 S t r o n gEnhancemento fRecombinantC y t o s i n eDeaminaseA c t i v i t yi nB抑dob a c t e r i u m longumf o rT u m o r ・T a r g e t i n gEnzyme/Pro-drugTherapy 圃 (ビフィドパクテリウム・ロンガムによる腫蕩選択的プロドラッグ酵素療法に用いる 組換えシトシン圃デアミナーゼの酵素活性増強) j 賓地芳典 【背景と目的]これまでに、我々はヒト常在の嫌気性菌である B i f i d o b a c t e r i u mlongum ( B .longum) を担癌動物に全身投与すると、腫疹内部にのみ選択的に定着・生育し、 正常組織では死滅することを報告した。また、プロドラッグ・エンザイム療法に用い られるシトシン・デアミナーゼ( CD)を導入した組換え B .longumは、実際に 5 F l u o r o c y t o s i n e( 5 F C)をふF l u o r o u r a c i l (5-FU)へ変換し、担癌動物に対して薬効を ”CD ( B i f i d o b a c t E r i a lS e l e c t i v eT a r g e t i n g-C y t o s i n e 示すことを証明した。これを BEST Deaminase)療法と名付けた。 一方、 CDは元来シトシンをウラシルに変換する酵素であり、シトシンに対する親和 性は 5-FCの約 30倍高いため、生体内での CD酵素活性は、その大部分を内在性のシ トシンに奪われていると予想されていた。すなわち、この点が本治療法の律速条件で あった。本研究では、 BES下 CD療法のさらなる改良のため、 CDのふFCに対する親和 D314ACD) を作製し、その効果を 性を増加させる 1塩基置換を導入した CD遺伝子 ( 的v i t r oの系を用いて明らかにした。 .longum由来のプラスミド pTB6より B i f i d o b a c t e r i u m内での複製に必須な領 【方法】 B 8 5 域を含む断片( Repu n i t)をサブクローニングした。 pUCo r iを持つ汎用クローニング r n p i c i l l i n耐性遺伝子 ( Ampr)を B i f i d o b a c t e r i u mおよび E c o l i内で ベクターpGFPuvの A 発現が可能な S p e c t i n o r n y c i n耐性遺伝子(やcmr )に置換したプラスミド断片と Repu n i t をライゲーションさせ、新規シャトルプラスミド pAVOOlを作製した。次に、これま での報告において使用したフ。ラスミド pBLES100-S-eCDにおけるプロモーター( hψ p r o r n o t o r)および HUタンパクの N 末より 9アミノ酸の塩基配列と CDをフュージョ ンさせた HUCDを含む断片を pAVOOlへ導入し、 CD発現プラスミド pAVOOl-HUeCD を作製した。さらに、 pAVOOl-HU-eCDにおける HUCDの 968番目のアデニンをシト n u t a 凶( D314ACD)を発現するプラスミド シンに部位特異的に置換し、 CDr pAVOO1-HU-eCD-M968を作製した。 プラスミド pBLES100-S-eCD、pAVOOトHU-eCDおよび pAVOO1-HU-eCD-M968をそ れぞれ B .longum105Aへ導入した後、ウエスタン分析により CDタンパクの発現を確 認した。また、対数増殖期(Logphase)、後期対数増殖期( L a t e l o gp h a s e)および定常 期( S t a t i o n a r yp h a s e)におけるそれぞれの株の CD発現量を測定した。 pBLES100-S-eCD 導入株を S-eCD、pAVOOl-HU-eCD導入株を APSOOl、pAVOOl-HU-eCD-M968導入株を APSOOlbとそれぞれ名付けた。 S-eCD、APSOOlおよび APSOOlbの生菌をそれぞれ 5-FC (終濃度 50rnM)と共に嫌 気培養し、 0、 1、2、4、8および 24時間後の菌液を採取し、上清中に含まれる CDに より変換された 5-FU量を HPLCを用いて測定した。また、同時に平板法による生菌数 測定を行い、各菌株における生育曲線を比較した。次に、 S-eCD、 APSOOlおよび APSOOlb における Logphase、L a t e l o gp h a s eおよび S t a t i o n a r yp h a s eの生菌をそれぞれ超音波破 砕しタンパク抽出液を得た。これらタンパク抽出液のタンパク濃度を測定し、タンパ )を加え、 60°C ク 5μg分をトリス緩衝液にて 250μLとした後、 5-FC (終濃度 40 m M で 20分間正確にインキュベートした。反応後の液は、 O.SMTCAにより即座にタンパ クを酸変性した後、除タンパクし、アルカリ溶液( 0.3MNaOH)で中和し、 HPLC用 サンプルとした。 HPLC用サンプル中に含まれる 5-FU量をそれぞれ測定した。 プラスミド保持安定性は、選択抗生物質( SPCM)を含まない培地で連続的に継代培 養し、菌 1colonyformingu n i t( c f u )あたりの平均分裂回数を世代数( g e n e r a t i o n)として 計算し、 30世代後の生菌におけるプラスミド保持率を検討した。 【結果および考察】 S-eCD、 APSOOlおよび APSOOlbは CD発現量において等しいこと、 t a t i o n a r yp h a s eにおいて CD また、 3菌株共に Logphaseにおいて CD発現量が高く、 S 発現量が低いことがウエスタン分析により示された。 生菌を用いた 5-FCから 5-FUへの転換量の測定結果、 APSOOlbは APSOOlおよび S-eCD と比較して 5-FCの変換量が多く、 APSOOl と比較して平均 2 . 2倍( 1 . 8 2 . 5 ) 5-FUを生 . 2倍 CD 成していた。すなわち、生菌において D314ACDは、野生型 CDと比較して 2 酵素活性が高いことが示された。一方、抽出タンパクを用いた CD酵素活性の比較か ら 、 APSOOlbは APSOOlおよび S-eCDと比較して活性が非常に高く、 APSOOlの約 1 0 . 9 倍( 9 . 3 1 2 . 4)の変換活性を示した。 これら酵素活性の比較は、生菌を用いた場合と抽出タンパクを用いた場合で異なっ ていたが、ウエスタン解析によりタンパク発現量は等しいことが示されていたため、 この違いは主に生菌が生成する乳酸および酢酸による培地 pHの低下によるものと考 えられた。 CDタンパクは中性域では非常に安定なタンパクであるが、酸性において不 安定であることが知られている。生菌の培養における培地 pHは培養開始時に 6 . 0付近 にあったが、培養後は 4 . 2以下にまで低下した。したがって、菌培養に伴う CD酵素 活性の測定は、 CDタンパクが酸変性し正確な酵素活性の能力が示されていないと考え 回 8 6 られた。よって、 D314ACDによる CD酵素活性の増強効果は、野生型 CDの 1 0 . 9倍 であることが示唆された。 30世代後のプラスミド保持安定性は、 APSOOIおよび APSOOlbではプラスミド保持 率が共に 80%以上であったが、 S-eCDは 64%であった。すなわち、新規、ンャトルベク ターである pAVOOlは以前のシャトルベクター( pBLESIOO)と比較して、同等または それ以上のプラスミド保持安定性があることが示された。また、 S-eCD、APSOOIおよ び APSOOlb の生育曲線は、野生型のそれとほぼ一致しており、新規シャトルベクター である pAVOOlおよび D314ACDが宿主菌株になんら悪影響を及ぼさないことが示さ れた。 【結論】新規シャトルベクター pAVOOlは、これまでのシャトルベクターと比較して 同等またはそれ以上の保持率であり、 CDの活性中心付近のアミノ酸を一残基置換し た D314ACDは、野生型 CDの 10倍以上の CD酵素活性を発揮することが示された。 したがって、本研究により作製された APSOOlbを BES下 CD療法に用いることで、飛 躍的に薬効が増強されるものと考えられる。 C e n t r i f u g a lBloodPumpwithaH y d r a u l i c a l l y l e v i t a t e dImpellerf o raPermanently ImplantableB i v e n t r i c u l a rA s s i s tDevice (永久的な植え込み型両心補助装置ためのインペラーが水力浮上する遠心ポンプ) 渡辺邦芳 【目的】末期のうっ血性心不全に対する一つの治療法として、埋め込み型の両心補助 人工心臓が必要とされている。 NEDO両心補助人工心臓システムは、インペラーが水力 によって浮上する遠心ポンプ( PI 710ポンプ)を用いた埋め込み型両心補助装置であ る。我々はこのポンプの抗血栓性と人工心臓システムの検証のため、 invitro実験お よび子牛を用いた動物実験を行った。 【方法と結果】 PI 710ポンプは高さ 53mm、径 65mm、フ。ライミングボリュームは 25mL でチタン製ポンプの重さは 465gである。内部の羽根車(インペラー)は上下 2箇所の セラミック製のベアリングにより支えられ、アクチュエーターとのマグネットカップ リングにより回転する。回転により生じる浮力が磁力を超えると、インペラーは水力 によって浮上し、 トップベアリングに接触する位置(トップコンタクト)となること により、ボトムベアリング部分にウォッシュアウト効果を作り出し、血栓形成を防ぐ ように設計されている。まずこの設計をもとに、外装がアクリル製の透明なポンプを 作成し、拍動型の模擬循環回路を用いて、内部のチタン製インペラーの観察を行った。 左心室条件(前負荷 10±5mmHg、後負荷 100±20mmHg、ポンプ流量 5 .0±1.0 L/min) では毎分 1600回転以上で、右心室条件(前負荷 10±5mmHg、後負荷 40± lOmmHg、ポン .0 ±1 .0L/min)では 1400回転以上でインペラーがトップコンタクトとなり、 プ流量 5 同時に拍動によるスワイング運動を行うことが確認できた。 次に、実際のチタン製ポンプを作成し、 1 1頭の子牛を用いた動物実験を行った。 1 1 セット合計 22 個のポンフ。を両心バイパスの形で植え込んだ。ポンプの回転数は、 in vitro実験でのトップコンタクトの回転数以上を維持した。ポンプの流量は毎分 4Qか ら 6Qを維持することとした。植え込み後 1週間はヘパリンで抗凝固を行い、以後はワ N Rを 2 .5から 3 .5の聞に維持した。 1 1頭の動物実験のうち、 8頭は左 ーフアリンで I 右どちらかのポンプのケーブルの断裂や、流入あるいは流出路の狭窄などによる流量 87 低下のため実験が中断となったが、 3頭は良好な流量を維持して 90 日間の植え込みを Q ,以下 達成した。実験後の検証では 21個のポンプに血栓形成は認められなかったが、 1 の低流量のため実験を中断した l個の右心ポンプに血栓形成を認めた。 【考察】 i nvitro実験では、左心室条件でも右心室条件でも一定の回転数以上でイン ペラーがトップコンタクトとなることが確認された。動物実験では、その回転数以上 を維持することにより、 22個のポンプのうち、 1個の右心ポンプ以外に血栓形成は認 めらなかった。血栓形成を認めたポンプは、取り付けたフローメーターの偶発的な牽 引により、流出路の人工血管に著しい狭窄を起こしていた。そのため、実験の最後 6 時間は毎分 lQ以下の極端な低流量が続いており、このことが血栓形成の原因と考えら れた。 90 日間良好な流量を維持できた 3頭の左右ポンフ。には血栓形成を認めなかった ことから、 PI710 ポンプには高い抗血栓性があることが示された。また、人工心臓シ ステムとしてはポンプケーブルの断裂や流入路および流出路の狭窄など、いくつかの 改良すべき問題点が明らかになった。ケーブルの断裂はアクチュエーターとの接続部 に問題があることが判明した。流入路のカニューレの狭窄は先端チップの形状とチッ プの素材に原因があることが判明した。そして、流出路の人工血管の狭窄については 外部の影響を受けないようなデザインが必要なことがわかった。これらに対する改良 は現在進行中である。 【結語】我々は永久的な植え込み型両心補助装置のためのインペラーが水力で浮上す る遠心ポンプ、 PI710ポンプを開発した。 i nvitro実験および動物実験の結果、この ポンプには優れた抗血栓性があることが示された。今回の実験で PI710 のポンプデ ザインは固定され、 NEDO両心補助人工心臓システムは、末期心不全患者への臨床使用 に向けて現在開発中である。 88 寄稿 日本甲状腺外科学会の発展史観 信州大学名誉初受 外科キッス、セミナー 近藤竜一先生 … 91 飯田太先生 ••• 1 0 0 2007年 I O月 1 8・ 1 9日に、東京で第 40回甲状腺外科学会学術集会が開催されました。 2007 年は、初代丸田公雄教授が、昭和 43年に第 1回の甲状腺外科検討会を開いてから 40回目 の節目にあたり、飯田 太名誉教授による 40周年記念講演がおこなわれました。以下にご 紹介いたします。 (藤森実) 日本甲状腺外科学会の発展史観 信州大学名誉教授飯田太先生 【日本甲状腺外科学会の発展史観】 日本甲状腺外科学会の創立 40周年を記念して、高見会長から本学会の歴史について 話をするよう依頼されました。そこで、単に 40年の歴史をたどるだけでなく、史実の 中から次世代の役に立ちそうな問題を掘り起こし、参考に供したいと考え「発展史」では なく、「発展史観J としました。 しかし、甲状腺、副甲状腺外科の基礎から臨床にわたる広範な領域をカバーしているこ の学会の歴史のすべてを均等に語ることは私には少々荷が重いので'\ v \くらか偏った話 になることをあらかじめお断りしておきます。 【甲状腺外科検討会から日本甲状腺外科学会まで】 日本甲状腺外科学会の前身である甲状腺外科検討会が設立された 1968年(昭和 43年 ) 以前には、わが国には甲状腺外科学を討議する専門的な学術集会はありませんでした。 やむをえず、われわれは日本内分泌学会やその下部組織である当時の甲状腺研究同好会 (現在の日本甲状腺学会)などに発表す 甲状腺外科検討会から 日本甲状腺外科学会まで ることで我慢しなければなりませんでし ・創立 1968年(昭和 43年 ) た。しかし、これではあまりにも不便で、 ・名称変更 甲状腺外科検討会 甲状腺外科研究会 日本甲状腺外科学会 .抄録の発行 ・名簿の発行 甲状腺外科学の発展にも差し障りがある ので、外科固有の学術集会を持とうとい う機運が高まり、当時の信州大学外科の 丸田公雄教授を中心に 1 1名の有志が集ま −智瑳基金設立 .甲状腺癌取り扱い規約 版発行 第l ・甲状腺腫虜登録開始 って設立の運びになりました。当初、こ の会は我が国の甲状腺外科の底辺をひろ 第l 3 0間 ( l 968-1997) 第31-3お悶 (1998・2005) 第 39窃から( 2006・ 第 3@]から開始 第8図から 第1 0 @ ] 第1 0間 第 ll @ l げることを目指し、まずは、自験例を持 ち寄って臨床的な問題を話し合うというきわめて基本的な方法で始められました。会の 名称については、他の領域では「研究会」としづ名称が用いられていましたが、敢えて これを避け、誰でも気軽に参加できるようにとの考えで、甲状腺外科検討会の名前で出 9 1 発しました。発足後 30回の歴史を重ねるうちに会の内容は充実し、検討会の名称にそ ぐわなくなったので、 1998年に研究会に改称し、さらに 2006年には専門医制度の問題 を意識して日本甲状腺外科学会に再編されました。 そのほか、第 1 0回には現在、使用している甲状腺癌取り扱い規約の第 1版が発行され、 今日まで 6回の改訂を重ねていることはみなさまもご存知の通りであります。翌年には 甲状腺腫蕩登録が開始されました。この 2項目は毎年開催される学術集会とともに本学 会の最重要行事であります。 【甲状腺外科学会設立以前の自分史】 甲状腺外科検討会としてスタートする以前の甲状腺外科の状況は私にはまったくわ からないので、この時代における、自分の研究史を簡単に述べ、当時を推測する材料と したいと思います。本会が出発する前、数年間に私が関連した仕事をここにまとめまし た 。 最初に、当時まだ、一般的には知られて いなかった亜急性甲状腺炎に取り組みま 甲状腺外科学会設立以前の自分史 した。この仕事は切除甲状腺の組織学的 観察の過程で、巨細胞に気づき、五里霧 ・甲状腺炎の研究日外会誌 1959 ・米国留学 1959∼1961 .帰国後、腺腫様甲状腺腫の研究に着手 ・単純性結節性甲状腺腫信州医誌 1964 中で検索を進めてゆくうちにドイツの M i t t .G r e n z .M e d i z i n .C h i r u r g i eとしづ雑誌 (津田) ・[腺腫様甲状腺腫日内泌誌 ・甲状腺微小癌日外会誌 ・甲状腺癌の進展度日外会誌 ・甲状腺外科検討会の設立 1970] 1967 1968 1968 eQ e r v a i n の原著、 D i es u b a k u t e にある d n i c h t e i t r i g eT h y r e o i o d i t i s にたどりつきま した。最終的には上皮細胞由来の巨細胞 によるコロイド貧食現象が特徴的な疾患 であることをつきとめ、橋本病やリーデ、ル甲状腺腫との相関について考察を加え、日本 外科学会雑誌に発表しました。その後、アメリカ、ニューヨーク州のアルバニー医科大 学の病理学教室へレジデントとして留学しました。 【 AlbanyM e d i c a lC o l l e g e】 ここには、まったく偶然でありましたが、 McC l i n t o c k という甲状腺外科医がいて、 毎日、多数の甲状腺の手術を手がけていたので、大変勉強になりました。わけでも当時、 o i t e rに関する病理学的知識を蓄えると 日本では耳にすることがなかった adenomatousg d e n o m a l i k el e s i o n いう幸運に恵まれました。この疾患は当時アメリカでも議論が多く、 a とか m u l t i c e n t r i ca d e n o m a t o u sg o i t e rなどと呼ばれており、疾患概念としては十分固まっ ていなかったようです。 帰国後は早速、この疾患に取り組んだが、私のいた信州大学第二外科では分類上、こ の病変は腺腫とともに単純性結節性甲状腺腫として扱われていました。そのころまでに 蓄積されていた単純性結節性甲状腺腫 1217例のすべてを見なおし、そのなかから 134 例の adenomastousg o i t e rを見つけ出しました。英語の a d e n o m a t o u sg o i t e rを直訳して腺腫 92 様甲状腺腫と名付けて、一緒に仕事をしてくれた津田久雄氏の名前で信州医学雑誌に発 表しました。 しかし、この段階では腺腫と腺腫様甲状腺腫の本態論について私自身が十分納得できな かったので、その後、さらに、この問題に取り組み、 6年後にやっとその総括を日本内 分泌学会雑誌に発表しました。その結論は、腺腫は被膜で被包され、単一な組織構造を もっ良性腫蕩であるのに対し、腺腫様甲状腺腫は、小葉を中心とする n o d u l a rh y p e r p l a s i a で、積胞の新生から成熟、死滅までの分化の過程が観察できるというものであります。 e o p l a s i aと h y p e r p l a s i aにかかわる問題で、腺腫様甲状腺腫の本質を理解す この仕事は n るのに大変役にたちました。このわずか数行のために 6年もの歳月を費やしてしまった ことは今でも複雑な思いがします。 その後、直径 1センチメートル以下の分化癌を 1 1例集め、甲状腺癌の小さい時期の病 1例 理組織像として微小癌の名称で日本外科学会雑誌に発表しました。数年後には、 9 .S u r g .に発表しました。この仕事では直径 1センチメー の症例を集積して英文誌 WorldJ トノレを“微小”といってよいか随分迷いましたが、将来、検査法が進歩して、さらに小さ い癌が日常的に見つかるようになれば、あとの人が修正してくれるであろうとの思し、か ら、敢えてこのような命名をしました。しかし、今日に及んでもこの微小癌の名称も定 義も変更されていないようであります。 甲状腺癌の進展度の仕事をし終わったころ、甲状腺外科検討会がスタートしました。 以上が私の研究史の時代背景であります が、おそらく当時はどなたもこのような 日本甲状腺外科学会 40年の歴史 演題数 生活を続けておられたものと推測してい ます 腺腫様甲状腺腫 転移性甲状腺腫 【日本甲状腺外科学会 40年の歴史】 ハ 刀子生物学 悪性リンパ腫、未分化癌 f 髄様癌 , 微小癌 ; 気管浸潤癌 ../' 1968年、最初の甲状腺外科検討会が開 かれたが、以後 40年の歴史をこのスライ 『 ' − . . . . 内視鏡下手術 r 3問 I I 一 町 ドにまとめました。学術集会の抄録集を みると、ここに記載したように、第 1回 においてすでに、現在でも重要視されて いる疾患がすべて顔をだしています。当時を思い返してみると、待ちかねていた学会が やっとできて、各施設で長年、未解決のまま蓄積されていた諸問題が一挙に噴出したと いう印象であります。全体の演題数は年とともに増加したが、その中でも、とくに最近 20 年間、進歩のめざましい分子生物学と内視鏡下手術の演題数の増加状況を図形化し て示しました。この二つの曲線はそれぞれ、一般演題として発表され始めたころを基点 とし、主題や特別講演、シンポジウムなどとして取り上げられた時点を頂点としました。 本会の発足以前の状況は誰にも分からないので chaosの時代としてあります。会創立後 しばらくは本会の創立の趣旨に従って、自験例の検討としづ経験主義の時代を過ごしま 9 3 したが、 1 0 年を過ぎる頃から次第に科学的分析を加えた報告が多くなりだしました。 つまり、このころから よりアカデミックな方向へと舵を切りかえたのであります。 また、最近、 20 年聞は周辺科学の進歩とともに新しい技術や考え方がとり入れられ、 0年の周期で新しい 挑戦の時代を迎えました。この図のように本学会では 5年ないし 1 課題が出現し、のちに述べるように、歴代の当番世話人の巧みな会運営により、会員の 研究の方向性が固められていきました。 ここで、当学会の会員の構成上の特長について簡単に述べます。学会開設時の発起人の 考えで、甲状腺、副甲状腺の外科と関係の深い放射線医学と病理学からそれぞれ 2名ず つ世話人に加わっていただ、き、会の運営に参画していただきました。これは今考えても まことに卓見で、創立時から、これら 2領域の専門家と一緒に議論できたことは、甲状 腺、副甲状腺外科の発展に大きな礎になりました。また、構成する外科医については一 般外科医だけでなく、耳鼻科医や頭頚部外科医にも参加いただき、それぞれの得意とす る領域の知識を吸収しあい、全体の進歩に大いに役立ちました。このように甲状腺、副 甲状腺を中心として、基礎、臨床の多様な専門家によって構成されていることがこの学 会の特徴であり、発展の原動力になっていると考えます。 つぎに当学会における発表形式の工夫が会の発展に寄与した実態について述べます。 【発表形式】 一般演題の取り扱いについては、当番世話人がその時代のもっともホットな課題を主 題として演題募集をされ、会員はそのテーマについて集中的に話し合うという方法がと られました。さらに、主題に関連する問題について、当番世話人が、本学会で実施して いる腫場登録の成績を分析したり、あるいはアンケート調査を行って、症例数の少ない 疾患の我が国における趨勢を会員に明示するとしづ方法がとられました。 このような重層的な発表によって、ある程度、問題点が煮詰められるとシンポジューム あるいはパネルデ、イスカッションとして討論し、その時代の最新の知見をみんなで吸収、 共有することに努めました。 そのほか、ここに示したような多様な発表形式は、とかく画一的になりがちな学会にお いて、細部にわたる情報交換に大いに役立ちました。とくに病理医のかたがたには、甲 状腺癌取り扱い規約の病理の部の改訂をはじめ、診断困難な症例のコンサルテイショ ン・システムの確立 公開の病理スライド・セッションの開設などにご尽力いただき、 会員の病理学的知識の充実に貢献していただいたことには深く感謝申し上げます。 学術集会の運営については細部の取り決めを設けず、すべて当番世話人の自由な裁量に おまかせすることを会の基本姿勢としてきました。そのためか、今回、 40 年という長 期間の歴史をまとめるに際して、発表形式の統一性という点で問題があり、整理に多少 苦労しましたが、調べているうちに、このことが実は本会の発展の原動力になっている ことに気づきました。すなわち、当番世話人は各時代のもっとも重要なテーマを選択し、 それを討論するのに最も適切な発表形式を考案され、実施されたことにより、実効ある 94 議論が出来たのであります。 【発足当初から話題になった疾患】 ここで発足当初から話題になった疾患の歴史を概観します。 腺腫様甲状腺腫は第 2固と第 1 5回の 2回にわたって主題としてとりあげられました。 第 2回では、まだ疾患の名称が定まっておらず、大変まわりくどい表現になっておりま す。しかし、第 1 5回には名称も現在の腺腫様甲状腺腫として公認され、その臨床像と 病理像が討論され、一つの疾患概念として定着しました。 転移性甲状腺腫という病名は一見良性でありながら転移する腫蕩ということで、諸外国 でもここに示した、いろいろな名称が使用された時期がありました。この疾患は異型性 が低いために癌の病理診断に難渋することが多く、このことが混乱の原因になっていた のでありますが、病理医による、厳しい分析が行われた結果、細胞異型の特性や、被膜、 脈管侵襲などの点から、一応、減胞腺癌としての病理学的定義が確立されました。それ に伴って治療法にも理論的根拠が与えられ、転移性甲状腺臆とし、う日愛昧な病名は使用し ないですむようになりました。 悪性リンパ腫と小細胞型未分化癌の病理学的識別は長い間、難問でありました。ひとこ ろは外科医も病理医も、この両者の鑑別は不可能と考えられかけた時代もあったが、こ の危機は最近の分子生物学の進歩によって救われました。すなわち、特異性の高いリン パ球共通抗原やサイトケラチンを用いた組織化学的手法によって、悪性リンパ腫と未分 化癌の鑑別診断が可能になりました。同様に未分化癌と髄様癌の鑑別もグリメリウス染 色やカルシトニン染色によって展望が開けました。免疫組織化学そのものは決して新し い手法ではありませんが、特異性と純度の高い抗体の入手が容易になったことが、この 領域の進歩に大きく貢献したと言えます。 ここまでは私の個人的関心を優先して漉胞癌、悪性リンパ腫、未分化癌の相互関係につ いて述べましたが、これ以後はあらためて各腫療の研究史を述べます。 【鴻胞癌、髄様癌の研究史】 j 慮胞癌は分化癌のなかでも特殊な性格が注目され、過去 3回主題として取り上げられ ました。 j 慮胞腺腫と i 慮胞癌とを区別することは臨床上も病理学上も困難なことが多く、 慮胞癌は血行転移という決定的な性格を有するために、議論をより複雑にして その上、 j おります。いま、抄録集で当時の記録を拝見しでも、また、自分の体験を振り返っても、 この疾患は臨床上は良性腫療を思わせる実質性腫癌で、超音波や CT上、石灰化所見が l 2 0 1d e l a y e ds c a nで集積をみること、くらいしか特徴をつかめません。疑わし なく、 T 1 3 1療法に備えるという、かつてのコン い場合には念のため、甲状腺全摘をして後の 1 センサスからさほど進んで、いるとは思えません。 髄様癌については表に示したように第 9 回の学術集会における多数の症例報告とアン ケート調査により、この疾患の臨床像が明らかにされました。その後、第 1 7回にはこ の腫療が C細胞起原で、カルシトニンや CEAを分泌することが機能的特徴であること 9 5 が明らかにされました。第 26回には、これらの物質の測定法が確立され、普及された 結果、診断は飛躍的に進歩し、術後の再発の発見にも有用であることが確認されました。 第 34回にはこの疾患の遺伝子検査も進歩し、家系調査により、患者のみならず、発症 前の保因者の発見や、その処理などの問題が論じられるようになりました。第 35回に は分子生物学からみた髄様がんという立場で議論されるようになり、髄様癌は副甲状腺 腫療とともに多内分泌腫場症(MEN)の重要な疾患になりました。遺伝学が実用科学 として成果を発揮する時代を迎え、現在も急速な進歩を続けていることは心強し、限りで あります。 e t 遺伝子の変異の有無と変異コドン位置により、 さらに遺伝子解析の進歩によって、 r 髄様癌患者の遺伝性の推測や、発症前の保因者の発見などが可能になり、早期あるいは 予防的対応が可能な段階にまで進歩しました。それに伴って社会的、個人的、倫理的な 新しい問題も発生し対処しなければならない事柄も多くなりました。 【未分化癌、低分化癌の研究史】 未分化癌については、現在までに何度も主題として取り上げられました。最初の第 6 回には予後のきわめて不良な甲状腺癌としての未分化癌の臨床像が論じられ、第 1 1回 には未分化癌と分化癌との混在型が討議されました。これを契機に分化癌が増殖の過程 で未分化転化することが了解され、これによって分化癌との混在型の成立が容易に理解 できるようになりました。第 1 8回には、典型的な経過をたどる未分化癌のほかに、臨 床的にも病理学的にも分化癌と未分化癌の中間に位置するタイプが指摘され、病理医の 提唱により低分化癌として独立しました。この問題については、先ほどの教育講演で坂 本教授が詳細にお話されました。これまで未分化癌として十把ひとからげに扱ってきた ものが、整理され、理解が容易になりましたが、治療法に関しては私の不勉強のためか、 依然として困難な時代が続いているようであります。第 32回には p53遺伝子治療が試 みられたり、放射線療法と化学療法の合併療法が繰り返し行われたりしましたが、現在 のところ有効な治療法として承認されていないようであります。第 36回には未分化癌 の発生に関与すると思われる多数の遺伝子が発見され、また、アポトーシスの機序も少 しずつ解明されております。その解決は決して容易ではありませんが、われわれが一層 努力しなければならない課題であります。 微小癌が甲状腺癌取扱い規約に明記されてから、これに対する一般的認識は深まりま した。私がこの問題を発表したときは漠然とすべての微小癌は顕性癌になるという当時 の常識に従って考えていました。しかるに、本日、司会の労をとっていただいている野 口志郎先生のお父様の秋人先生から微小癌は一部、顕性癌に発展しないものもあるから 云云・−との発言を受け、当時の私は先生がおっしゃている意味を十分理解できず、恥 ずかしい思いをしたことがあります。今日では、微小癌のすべてが臨床的に発見可能な 癌になるわけではないとの考えに定着しつつあることは大きな進歩であります。 気管浸潤癌の取り扱いに関する知見は発声や呼吸に関する問題とともに、頭頚部外科医 96 や耳鼻科医がこの学会に加わってから急速に進歩しました。その詳細について述べる時 間的余裕も私の予備知識もありませんが、専門を異にする 3領域の外科医が同一の課題 について議論するとし、う体制は、進歩や飛躍は多様性のなかから生まれるという先人の 教えをそのまま実践している状態といえます。 ここでパセドウ病治療の発展史について述べます。甲状腺外科学会の歴史の前半におい ては甲状腺疾患の発表が主体を占め、副甲状腺はどちらかといえば従の位置にありまし た。そのためかパセドウ病に関してはこれまで長い間、討論を重ねてきたように思いま す。このあとには栗原先生のお話もありますので、ここでは、パセドウ病についてでき るだけ簡単に述べます。この学会が出発する前から、メチオシールやメルカゾールなど の抗甲状腺剤が入手できるようになっており、これによりパセドウ病の治療はある程度 機能をコントロールしたのち手術するというのが一般的な考え方でありました。しかし、 経験を重ねるうちに、抗甲状腺剤に抵抗してコントロールが思うようにできない症例や、 副作用が強く治療ができない症例には手術を優先して考えるようになりました。また、 妊娠を希望する患者や、甲状腺腫が巨大であったり、腫濯を合併するものも手術が優先 されるようになりました。このようにして手術優先例を除外した残りには、十分な薬物 療法ののち手術としづ従来どおりの方法が行われてきました。しかし、手術、薬物療法 にアイソトープ療法を加えた 3 種類の治療法の中から最善の方法を選択しようとする 場合、外科医、内科医、放射線科医の専門家の聞で議論が多く、格差も少なからずあり ます。これは患者さんにとって好ましいことではなく、理想的には最善の治療法は一つ であるべきです。 このような状況を踏まえ、 20年前、私は第 20回の本会(当時の甲状腺外科検討会)を 主催した折、バセドウ病の治療というテーマで、内科と放射線科から専門家に特別参加を お願いし、外科医と一緒に集中的に議論しました。しかし、私の力不足に加え、当時は 内科、放射線科のいずれも専門家が少なく、アイソトープ治療施設も不十分なこともあ って、議論は治療方針の統一にまで至りませんでした。しかし、これらの負の要素は最 近少なくなりつつあるので、ここであらためて理想的な治療法を求めて、 3者が共同し て治療にあたるための議論ができないものかと考えております。 【副甲状腺外科の発展史】 副甲状腺の外科は甲状腺の外科に比較するとやや遅れて発展しました。これは副甲状 腺の解剖学的条件がサイズや数、位置などの点から複雑で、病変を発見するための検査 法の開発が遅れたことに加えて、臨床レベルでの副甲状腺ホルモンの測定技術の開発や 普及がやや出遅れたことなどが関係あると思われます。ともかく、主題としてとりあげ られたのは第 1 2回からであり、最初は副甲状腺外科全般にわたる問題が討議されまし た。当時はホルモンの測定はできないので,カルシウム測定で我慢しなければならず、 診断方法も当時の超音波診断装置や CTはあまり強力な武器とはなりませんでした。当 時の演者はこぞ、ってより簡便で、精度の高い検査法の出現を望まれました。 97 第 14回には原発性副甲状腺機能尤進症がとりあげられたが、この時期でも、なおホル モンの測定は一般化されておらず、主として手術法について議論が交わされました。ま ず 、 4腺すべてを露出して可視下におくまでは一致した意見で、 1腺のみの腫大の場合 には、腺腫の想定で念のために第 2腫大腺までを切除するとし、う方法の可否が議論され ました。過形成では 3腺の摘出と第 4腺の 2分の lを残すとしづ亜全摘について種々の 意見が交わされました。また、多腺例や異所腺の取り扱いは外科医にとって最大の難問 でありました。 第 25回には二次性副甲状腺機能充進症が主題としてとりあげられ、確実な手術方法と して副甲状腺の全摘と一部の腺の自家移植を推奨する意見が討議されました。また、こ れを契機に自家移植の術式について進歩がみられました. 第 26回には甲状腺分化癌の全摘、郭j 青にさいして、癌の根治性を下げないで、し、かに して副甲状腺の機能低下を防ぐかという課題が中心に議論され、リンパ節とともに郭清 された副甲状腺はできるだけ自家移植すべきことが合意されました。 その後も副甲状腺外科に関する議論は続くが、一方では新しく注目されてきた多内分 泌腺腫症(MEN)の部分症として論じられることも多くなりました。 さらに第 34回にはやっと、副甲状腺ホルモンの迅速測定法が開発、普及され、摘出手 術の完全度が手術中に、ある程度判定できる時代になりました。また、検査法について も、第 39回ころから超音波診断、造影 CT, Tc イド下手術その他の新しい手法の開発が進み、原発性副甲状腺機能尤進症の病的腺の局 在診断が飛躍的に進歩しました 現在は過不足のない適正手術に近づきつつある時代と O いえます。振り返ると、かつて、手術で開けばわかるとしづ経験主義的発想が主役を占 めた時代もあったが、科学技術の進歩により、より正確な術前、術中診断が可能な方向 に進んで、いることは再手術の煩わしさを回避するためにも大変な恩恵であります。放射 線医の協力、指導により、今後一層の発展が期待される領域であります。 【分子生物学の導入史】 近年、分子生物学の進歩はめざましく、医学もまた分子レベルから見直さなければな らない時代になりました。甲状腺外科学会で、最初にこの問題が主題として取り上げら れたのは 1989年第 22回の学術集会であります。このときには甲状腺の腫蕩マーカーと してサイログロプリンが注目され、とくに 乳頭癌患者で高値を示し、手術後の再発の 分子生物学の導入史 @第 2 2間[主題]甲状腺腫需の腫揚マーカーと免疫組織化学 発見に有用で、あることが指摘されました。 第 24回には本会の名誉会員である高井新 [特別講演]サイログロブリンとは何か近藤洋一 @第2 4間[教育講演]甲状腺腫傷への分子病理学の応用高井新一郎 @第28間[主題]甲状腺癌の悪性度を規定する因子 一郎博士は教育講演で「甲状腺腫湯への分 子病理学の応用 Jというアプローチの重要 形態学から分子生物学的アプローチまで [特別講演]癌の発生・進展の分子病理学 性を説かれ、さらに癌の発生、増殖が癌遺 伝子の活性化と癌抑制遺伝子の機能喪失 広瀬説雄 @第2 百回[主題]甲状腺、上皮小体瞳需における遺伝子関連因子 [教育講演]甲状腺癌における遺伝子異常 高橋雅英 @第四間[教育セミナー]甲状腺腫嬉の分子病理学の新展開 芽細胞発癌説の理論と実践 9 8 高野徹 の二つの因子によって支配されていることを明示されました。 第 28 回には甲状腺癌の悪性度を規定する因子を主題に討論されましたが、 c a l m o d u l i n , e r b B 2 ,PCNAなどのたんぱくの機能が論じられ、分子レベルで、の研究の方 r a s 遺伝子, c 向性がいくらか固まってきました。第 29回には遺伝子関連因子の主題がとりあげられ、 われわれの学会における分子生物学への関心が腫療関連たんぱくから癌遺伝子関連た んぱくへと集約されてきました。このとき高橋雅英博士は教育講演で氏自身が分離され たr e t遺伝子が甲状腺髄様癌、副腎褐色細胞腫の原因遺伝子であることを示され、注目 を集めました。 第 38回には高橋徹博士が教育セミナーで芽細胞発癌説を発表され、発癌機構の解明に も分子生物学が主役を占める時代が来たことを痛感させられました。 【分子生物学の発展史】 このスライドは発展史となっており ますが、内容は分子生物学の発展の過程 分子生物学の発展史 で生産され、われわれが研究に利用可能 になったたんぱくを羅列したに過ぎま 腫揚関連物質 NSE, CEA, TPA, CGRP, CT, T K , PDN21, PO, SOD, S 1 0 0 , CA19-9, SLX, J T , A285, PKK-1, 4 F 2 , せん。ここに示したものはその一部であ PCNA, EGFR, MMMP-1, H I S L 1 9 , VEGF, TSP1 り、細胞増殖や遺伝子の機能に関与する たんぱくが次々に発見され、入手できる JT-95, G l u t a t h i o n er e d u c t a s e ,E c a d h e r i n、 E n o l a s e ,C a l m o d u l i n , 癌関連遺伝子たんぱく 時代を迎えました。私も現役時代に、こ C-er 七8 2 ,p 5 3 ,K r a s ,N r a s , RB, p 1 6 , C-Met, HGF, p 2 1 , TSH-R, Gas れらのうちのいくつかのたんぱくに興 味をもち、教室員に調べてもらったこと があります。新しいたんぱくということで、大きな期待をよせ、多大のお金と時間と労 力を投入して、没頭した研究でしたが、これにより、どれほどのことが分かつたか、今、 振り返ると内心 世陀たるものがあります。 d d 内視鏡下手術は本学会のもっとも最近のホットな課題であり、現在も進行中の話題であ ります。しかし、その内容は 40年の歴史の最後の 1頁を飾るもので、むしろ、これか らの展開が批判あるいは評価されるものでありましょう。したがって、今、ここで語る のは時期尚早と考え、遠慮します。今後の健全な発展を期待したいと申し上げるにとど めたいと思います。 【結語】 日本甲状腺外学会 40年の歴史に学び、次世代の発展につなげるとしづ分不相応な夢 をもってはじめた試みですが、思ったより困難な仕事であることがわかりました。今回 の発表が甲状腺・副甲状腺外科学の発展にいささかでもお役にたでれば、それに勝る幸 せはございません。長時間のご清聴ありがとうございました。 99 中学生・高校生を対象に 『手術体験キッズセミナー』 を開催 近藤竜一 先生 信州大学医学部附属病院の主催で、 2007年 6月 2 日と 3 日の 2 日問、地域社会貢 献活動の一環として、松本市内の中学生、長野県内の高校生を対象とした「手術体 験キッズセミナー」を開催いたしました。地方の医師の減少、とりわけ外科系医師 の減少が深刻化している昨今、手術模擬体験を通じて、医師の仕事に子供達が関心 を持ち、医師を目指して欲しいという思いでセミナーを開催いたしました。全国的 にもまだ珍しいイベントですが、高知大学花崎教授が同様の企画で好評であったと のことで、天野教授へお勧めされ、本企画を行うきっかけとなりました。 、 信濃毎日新聞、 NHKなどのマスコミにも注目され、 2日間で計 63名(男性 28名 女性 35名)の参加者があり好評を博しました。スタッフも、勝山病院長を筆頭に信 、 州大学医学部附属病院全体の協力を得られ、外科 2から 16名、外科 1から 15名 脳神経外科から 3名の医師が参加し、手術部看護師 16名、総務課事務員 5名のコ メデイカルにも参加していただけました。今回の企画が大成功を収めましたのも、 このように多くの方々のご尽力と、次世代を担う子供達が何とか外科医の仕事に夢 と憧れを感じてもらいたいという熱意があったからこそと思われます。この場をお 借りしましてご協力頂きました方々に感謝の意を表させて頂きます。また、関連病 院の先生方にも、当直代行などの形でご協力頂きまして誠にありがとうございまし た 。 さて、「手術体験キッズセミナー」の内容ですが、はじめに勝山病院長から信州大 学医学部附属病院の紹介があり、病院で働いている人たちの職種の多さに、子供達 は驚いた様子でした。続いて、天野教授から「勉強、友達作りと共に、未知のこと を経験して感動することが重要です」と今回のセミナーの主旨についてお話しがあ りました。また、外科 1の宮川教授から、医師の仕事、とりわけ外科医の仕事内容 と魅力についてお話しがありました。 その後手術室へ移動し、手術室の看護師から清潔な手洗いの方法を教わり、手術 用のガウン、帽子、手袋を着用し、実際の手術と同じ格好で手術室へ入りました。 5∼ 6名が 1グループ。になり、縫合糸による結紫体験や鶏肉を使用して手術用の針 で縫合する体験、最新の内視鏡外科手術シミュレーター装置(ラップ・メンター) による胆嚢摘出の模擬手術体験、超音波凝固メス(ハーモニックスカルペル)によ る鶏肉の切開、医学生や医師が練習で用いる内視鏡外科手術トレーニング装置の操 作体験、自動縫合器の操作体験など工夫された 6つのプログラムを約 25分間ずつ体 験しました。生徒達は外科系医師や看護師さんなどのスタッフにマンツーマンで教 1 0 0 わり、目を輝かせながら模擬手術に臨んで、いました。中には、器用に鮒子を操り、 上手に鶏肉を縫合できる生徒もいて、スタッフが驚かされる場面もみられました。 また、ふだん医師の仕事について疑問に思っていたことを積極的にスタッフに質問 する生徒の姿も見受けられました。 参加した中学生、高校生の生徒達からは、とても楽しく興味深かったとの感想が 多数寄せられました。セミナーを通じて具体的にイメージが膨らみ、将来外科医を めざしたいと夢を語ってくれる生徒もおり、将来が楽しみな結果となりました。 地方の医師不足は深刻な状況ですが、今回のような地域社会活動を通じて 1人で も多くの医師の卵達が育ってくれれば幸いと感じています。若輩者で企画に至らぬ 点が多かったとは思いますが、このような機会を与えて下さった天野教授、ジョン ソン&ジョンソンの皆様に感謝の辞を申し上げます。 天野先生が中学生に負けまいと練習中 ? ! 高校生の糸結びの腕前はいかに.. 1 0 1 医局 2 0 0 7年教室員/職員名簿 1 0 5 外科学第 2講座教室行事 1 0 7 留学便り 1 0 8 アルバム 1 1 7 新聞記事 1 2 1 2 0 0 7年教室員・職員名簿 教授 天野純 准教授 藤森実 講師 伊藤研一(遺伝子診療部・外科学講座第 2兼任) 演善久 福井大祐 吉田和夫 助教 近藤竜一 前野一真(休職中) 蔵井誠(休職中) 寺崎貴光(集中治療部) 瀬戸達一郎 金 井 敏 晴 ∼2 0 0 7 . 9 .3 0 演中一敏 隆之 椎名 2 0 0 7 .1 0 .1 ∼ 和田有子 臨床教授 春日好雄(長野松代総合病院) 久米田茂喜(県立木曽病院) 千賀惰 (飯田市立病院) 西村和典(長野赤十字病院) 西村秀紀(長野市民病院) 竹村隆広(諏訪赤十字病院) 矢満田健(中信松本病院) 臨床助教授 宮津正久(市立甲府病院) 後藤博久(篠ノ井総合病院) 臨床講師 草間律 (北信総合病院)∼ 2 0 0 7 . 9 .3 0 高砂敬一郎(伊那中央病院) 望月 非常勤講師 靖弘(北信総合病院) 2 0 0 7 .1 0 .1 ∼ 羽生田正行(愛知医科大学) 小林信や(国立病院機構東長野病院) 浦山弘明(中村病院) 医員 大津義憲 2007.8∼ 金井敏晴 小松哲 2 0 0 7 .1 0∼ 小山洋 高橋耕平 伊藤勅子 小林宣隆 原田道彦 1 0 5 2 0 0 7 .1 0∼ ; 工 口 隆 ∼ 2007.7 富永義明 加藤響子 ∼ 2007.7 渡遺 ∼ 2007.7 隆之 駒津和宜 敏宏 岡田 五味邦之 2 0 0 7 .7∼ 境津隆夫 2 0 0 7 .7∼ 後期研修医福島優子 2007.4∼ 2 0 0 7 .1 2 初期研修医柳沢千秋 2 0 0 7 .1∼ 3 渡部理恵 2 0 0 7 .1∼ 3 五味測俊仁 2007.4∼ 6 日置紘文 2 0 0 7 .7∼9 吉江幸司 2 0 0 7 .7∼9 町田 良亮 2 0 0 7 .7∼9 塩之入規 柳 ), , 貴雄 2 0 0 7 .7∼9 大野晃一 2 0 0 7 .1 0∼ 1 2 2 0 0 7 .1 0∼ 1 2 野沢祐一 2 0 0 7 .1 0∼ 1 2 大学院生(博士課程) 金井敏晴 原田道彦 小山洋 小林宣隆 小松哲 江口 兵庫谷章 伊藤勅子 高橋耕平 駒津和宜 大学院生(修士課程) 研究生 隆 箭本光子 黒岩貴文 橋都正洋 留学<海外>太田恵美 2003.2∼ (ジョン・ホプキンス大学 山浦一宏 2 0 0 5 .3∼ (ボストンこども病院 演 中 一 敏 ∼ 2007.9 藤田 知之 (南アラバマ大学 2 0 0 6 .10∼ (アリゾナ大学 前野一真 2006.9∼ (クイーンズ大学 <国内>小松哲 2007年度医局役員 USA) USA) ∼2007.12 (フィラデルフィアこども病院 蔵井誠 USA) USA) USA) Canada) ∼ 2007.9.30 (癌研究会癌研究所) 教室事務 中 島 恵 子 ∼ 2007.3 統括医長 福井大祐 二木みち江 教育 椎名 植村恵美 人事 和田有子 実験助手 上条しのぶ 会計 金井敏晴 病棟クラサ 長岩成代 隆之 1 0 6 2 0 0 7 .5 .1∼ 2007.9.1∼ 教室行事 1月 9日 20・2 1日 拡大医局会&医局新年会 大学入試センター試験 2月 1 6日 25 日 卯月会幹事会 入試前期日程 3月 9日 3日 ・ 4日 2 1日 2 8日 3 0日 卯月会会計監査 医局スキー旅行(野沢温泉) 信州大学卒業式 医師国家試験発表 学位授与式 4月 6日 6日 2 1日 入学式 花見会(まきば山荘) 8回卯月会総会 第5 5月 2 7日 医局対抗野球対皮膚科 6月 3日 ・ 4日 24日 手術体験キッズセミナー 0 9回信州外科集談会(飯田市立病院) 第1 7月 7• 8日 医局旅行:草津温泉 8月 1 6日 1 8・1 9日 信州医療ワールド夏季セミナー B B Q (鈴玲山荘) 9月 2日 医局対抗野球対放射線科 1 0月 26日 研修医と卒後臨床研修センター教員との意見交換会 1 1月 1 6日 1 7日 医局ワインパーティ 乳腺疾患懇話会 1 2月 1 9日 2 8日 2 8日 医局大掃除 信州大学外科同門会総会 信州大学外科合同忘年会 1 0 7 (外科 2勝 ) ) (外科 2負 留学だより 蔵 井 誠 ( Carl T . Hayden VA medical c e n t e r , Phoenix) 2005年 10 月からアメリカ合衆国アリゾナ州フェニックスの CarlT Hayden VA medicalcenter (所属は同州のツーソンにある Universityo fArizona)に留学させて いただいております呼吸器外科の蔵井です。あっという聞に 1年が過ぎ、今年で 2年 目となりました。 この 1年聞は拘束のないアフターファイブの自由な時間を過ごせるという日本では 味わえない生活を送ってきました。またアメリカに滞在し、貴重な自由時聞があるの だからということで様々な場所に旅行に行きました。大自然を楽しむアメリカ国立公 園への旅、ラスベガス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ボストンなどの観光都市 への旅、ディズニーワールド、ディズニーリゾート、マイアミ、キーウエスト、隣国 メキシコ・カンクンなどのリゾート地への旅など本当に様々でした。特にアメリカの 国立公園は「地球の歩き方国立公園編」に載っている場所はシアトル周辺を除いて、 ほぼ全て訪れたのではないかと思います。今思い返してみても、本当に全て楽しい思 い出です。その中でもヨセミテ国立公園にて熊と遭遇したことは非常に貴重な体験談 だったと思います。それは、去年の 5月下旬、サンフランシスコの学会の後、訪れた ヨセミテのマリポサグローブで私達家族はハイキングをしていた時でした。そこは巨 大なセコイアが所々に見られる森の中です。 トレイル(ハイキング用の小道)をひた すら登り、頂上に向かつて進んでいくと向こうから熊が歩いてくるくるではありませ んか。最初のうちはビデオを撮ったりして楽しんでいましたが、どんどん近づいてく る熊に対し、次第にあせりはじめました(周りには他の人はいなし')。結局は音を鳴ら すことで熊が逃げてくれましたが、肝を冷やした状況でした。また、熊を音で撃退し たわけですが、後で資料を調べてみると、グレイシャ一国立公園などでは音を鳴らす ことで熊を逆上させ、攻撃される事もあるそうです(ヨセミテであったからこの方法 写 真 1.トレイルに出現した熊(セコイア国立公園にて) 注:本文中に書かれた場所とは別の場所です 写真 2闘力リブ海を見つめる息子 (何を思っているのだろう) 1 0 8 で良かったようです)。最近、写真の整理をしている際に、妻と旅行先ではどこが一番 よかったかと話していたところ、妻はカンクンが一番のんびりできてよかったと言っ ていました(ちなみに息子はドライブの途中立ち寄るパーガーキングが kidsmealで おもちゃがもらえて一番楽しいようです)。確かに国立公園やテーマパークへの旅行は 長い距離のドライブと長い距離を歩くため疲れるからのようです。 さて、仕事の方ですが、去年のテーマ( COPD の治療薬のムスカリニックレセプタ ー阻害薬、チオトロピウムの抗炎症作用に関する実験)と変わらず、同じ仕事を続け e j e c t されたため現在、さらに ています。データをまとめて提出した論文も去年末に r 掘り下げたデータを出すため、レビューのコメントをもとに去年の実験も再実験を行 いながらゴーノレを目指して頑張っています。ただ留学期間で成果が出せなし、かもしれ ないというプレッシャー、およびその他いろいろな理由でストレスを感じる毎日です。 現在は 2月上旬、灼熱のイメージのあるフェニックスも朝は寒く、一枚上着が必要 です。ここフェニックスは 12月下旬から 1月中旬までが最も寒い時期で、 2月からは 徐々に暖かくなり、 2月後半にはメジャーリーグのキャンプが開催されます。 3月から はプールの季節になります(ちなみに 6月から 8月の聞は昼間、外を短時間でも歩け ないほど暑くなります)。これからがいい季節です。最近の大きな出来事としては 2月 3 日に第 42回スーパーボワルがここフェニックスで開催され、町は盛り上がっていま した。スーパーボウルとはプロのアメリカンフットボールの王座決定戦のことで、日 本の野球などの日本シリーズに当たるようです。しかし、たった一戦で勝敗がついて しまうとの理由からか、その注目度は半端なものではないようで、国民的行事となっ ているようです。故に多くの企業がこのスーパーボウルに合わせて新しい C Mをオン エアーするようで、それも一つの TV観戦の楽しみとの事です。そのような理由から フットボールを全く知らない私でもテレビ観戦は楽しめました(試合もおもしろかっ たですが細かいルールはわかりません)。アメリカでのスポーツ観戦は一番の娯楽で、 今も NBAのフェニックスサンズの試合を観戦してきた後で、この原稿を書いています。 仕事はさておき、留学生活は楽しく、残り 1年を切ってしまい寂しいですが、以後の 生活も後悔しないように過ごしていきたいと思います。 最後にこのような留学生活の機会を与えて下さった諸先生方および日本における私 の事務仕事を多忙にもかかわらず処理していただいています秘書の方々に感謝して、 2 度目の留学便りを締めくくらせていただきます。 前野一真 (Queen ’ sU n i v e r s i t y ) 続・オンタリオ湖のほとりより一第 2回一 Queen ’ sUniversityのあるオンタリオ州・キングストンに来て早いもので 1年 3 ヶ月が経ち、 2 度目の冬を迎えました。朝の通勤時の− 20°Cもきついですが、日中の 最高気温が− l 0°C前後しか上がらないことの方がもっときつく感じられます。そんな 1 0 9 寒さをものともせず、 Canadian達は確かに冬を楽しんでいます。街の公園にできるリ ンクでホッケーをしている人たちの姿はもちろんのこと、傾斜のある広場があれば子 供たちが雪まみれになってそりで遊んでいますし、全面結氷したオンタリオ湖上では クロスカントリースキーで走っている人や、パラセイリングのようなことをしている 人がいます。また北米のアイスホッケー・リーグ、 NHL (NationalHockeyLeague) の盛り上がりには Canadian達の熱い冬を感じます。 NHLのテレビ/ラジオ観戦は専ら 我が家のささやかな冬の楽しみになりました。 1年が経ち、すべての面でようやくこち らの生活に慣れた感じがします。 私の所属する Cancer Research I n s t i t u t e は広大なキャンパスの南東部分 o t t e r e l lHall (ボタレノレ・ の一角にある B ホール)にあり、ここには BasicMedical Sciencesの departmentが入っています。 この名前は建物ができる以前の約 10年問、 Medical schoolの Deanをされていた D r . f B o t t e r e l l か ら 来 て お り 、 University o Torontoや TorontoGeneralHospitalで戦 後より長く指導され、低体温下での脳神経 外科手術で功績を残し、脊椎損傷 患者のた めのリハビリテーション施設設置などにも 貢献された脳神経外科医だそうです。また basementの壁には Medicalschoolの卒業 写真が 1865 年のものから飾られており、 Queen ’ s の歴史の長さを感じさせられます。 o t t e r e l lHall ラボのある B 伊藤研一先生が留学されていた頃はこの B o t t e r e l lHallの 3階にラボがあったそうですが、 2003年 4月にこの Hallの脇に増設 されたほぼ全面ガラス張りの建物内に移転したため、ラボはとてもきれいで明るく、 一般的に想像される狭々とした日本の研究室とは程遠い印象です。 こんな阿呆な私がこんなところにいてもいいのだろうかと思いながら、できること と言えば、実験に失敗しでも取り返しがつくように、朝は早めに仕事にとりかかり、 週末も手を動かし、日本人らしくラボに長くいることくらいです。常に笑顔でラ ボ の 人たちとできるだけコミュニケーションをとること、手技を安定させて精度の高い再 現性のあるデータを出すこと、そして何とか理解してもらえるように Presentationす ることを努力目標としていますが、当然どれもスムーズに行くことはありません。特 に Presentationの途中で、 Bossの Cole教授から「 Kazuma、ちょっと待って、その Objectiveの意味が分からなしリと言われた時はさすがに頭の中が真っ白になりました。 機器のスイッチを切り忘れたり、細胞のリクエストをぎりぎりに出したりと、粗相す ることもしばしばですが、皆に支えられ何とかラボの中で生きているという感じです。 仕事の経過ですが、手技が安定するまでに膨大な時間と労力を費やし半泣き状態の 時もありましたが、半年ほど経った頃から結果らしきものが出始めました。しかし、 1 1 0 ひとつ壁を越えればまた次に予想もしなかった壁にぶち当たるのが研究で、まさにそ の 洗 礼 を 浴 び て い ま す 。 研 究 は 薬 剤 耐 性 蛋 白 で あ る MRPl (Multidrug Resistance Protein1)の機能解析です。方法は一貫しており、薬剤輸送への関与が予測されるア ミノ酸残基を、その機能が発揮できないようにする残基になるように塩基を置換させ たf u l llengthの MRPl遺伝子をプラスミドに導入して、培養細胞に Tra n s f e c t i o nし 、 変異 MRPl蛋白を培養細胞に発現させて抽出し、各種アッセイを行うことです。こう して得られたデータを変異のない wildtypeと比較することで、そのアミノ酸残基の薬 剤輸送への関与を検証します。この結果が薬剤の結合・輸送に関わる部位の同定やそ の構造決定に深く関わり、また他の手法により原子レベルで、得られた蛋白質の構造が どの程度正確か、その accuracyを評価する上でも非常に重要な情報となります。伊藤 研一先生がその重要性を同定された Tryptophan1246は MRPlでは Ken-ichi ’ sresidue と呼ばれ、基質や抗癌剤の輸送に関与する重要な residue のひとつと考えられていま す。上記の手法を用いて、この residue とさらに他 2個の residueについて、それら が薬剤輸送のどの過程でどのように関わってくるかを解析することが私の仕事です。 私が行っているアッセイは 1回に必要な蛋白量がとりわけ多い上、私の不安定な手技 や培養細胞のめぐりあわせなどにより質の良い蛋白がとれないことも多く、時に根性 を要するため、オンタリオの寒さ同様、順調に消耗中の髪の毛にも厳しいものがあり ます。 一番嬉しかったことといえば、昨年 7月に Cole教授にピザ更新に必要な Document を持っておそるおそる「ピザ更新の申請をしたいのですが、その前に来年も雇っても bsolutely! !」と言ってもらえたことです。その後、 らえますか?」と訊いたら、「 a ColeLab2008:向かつて左から 3人目が P r o f .SusanP . C . Cole、その右隣の女性が日頃相談にのって くれている D r .GwenaelleConseil、superwomanのお二人です。 1 1 1 「そういう聞き方はあなたらししリと礼儀の話となり、 C ole教授ご自身、最近の学生 の基本的な礼儀がお粗末になってきていることを嘆かれていました。ラボには頻繁に undergraduateの学生が見学に来たり、 p o s t d o c t o r a lf e l l o wの interviewを受けに来 る Drが訪れますが、自分のことはさておき、当たり前のことですが入学してきたり採 o l i t eな人です。昨年 8月から新しく p o s t d o c t o r a lf e l l o wとして加 用された人はまず p わった Pakistan出身の S a r t a jもその一人で、 interviewでは自分の仕事の一部分しか うまく話せずくやしそうにしていましたが、 p o l i t eさに加え、自分を appealする姿勢 o l e教授やラボの memberから、言葉以上に基 がよく伝わりすばらしいものでした。 C 本的に何が大切か身を持って感じている毎日です。 . C .Cole教授と外科 最後になりましたが、留学の機会を与えてくださった SusanP 2の諸先生方に深謝申し上げます。また昨年同様、私事で恐縮ですが、留学生活を支え てくれている妻とこの 1年間大きな病気もせず健やかに成長してくれている子供に感 謝しつつ、引き続き粘り強くがんばっていきたいと思います。 山浦一宏 (Harvard大学) 留学便り−Boston通信一最終回 2005年 3月より 2008年 3月まで TransplantationResearchC e n t e r ,Brighamand Women ’ sHospitalandChildren ’ sHospitalB o s t o n ,HarvardMedicalSchoolにて留 学させていただいております。 “光陰矢の如し”とは本当に良く言ったもので、私の留学 3年間もあっという聞に すぎて間もなく終わろうとしています。日本では経験することのできない、本当に貴 重な時間を過ごすことができました。まずはじめに、この機会を与えていただいたこ とに感謝の意を表したいと思います。 アメリカの都市の中でも日本にそれほどなじみのなかったボストンも、奇遇にもこ の 1年で大きく変わったのではないかと思います。もちろんご存知、ボストンレッド ソックスの松坂選手と岡島選手の大活躍によってです。私もこの 3 年間ですっかり “BIG”レッドソックスファンになりました。何回かフェンウェイ球場に足を運びま したが本当に虜になりました。レッドソックスファンを題材にしたラブコメディ 『FeverP i t c h』の一場面で、子供の頃の主人公がおじさんに連れられて初めてフェン ウェイ球場に行ったときの台詞に『気をつけないと心を奪われてしまうよ』といった くだりがあるのですが、これは本当なのだなと実感しました。選手たちは全力で最高 のプレーをし、観客はそれに対して、喜んだり、悲しんだり、怒ったり、まさに球場 全体が揮然一体となる何ともいえない雰囲気を味わうことができました。日本に帰る とレッドソックスの試合をあまり見ることができなくなってしまうのが本当に残念で す・ 逆に“ボストンはどうかなあ”といったことでの一番は『食』でしょうか。旅行で 1 1 2 数日滞在する程度であれば、もしかしてこの味や調理の状態はおいしいのかもしれな いと思い込んで“おいしかった”ということになるかもしれませんが、実際 3 年暮ら すとレストランやカフェテリア、デリなどひどいところが多すぎです。食材に関しで も全般的に今ひとつものもが多く、やはり日本はいいなとつくづく思いました。おか げさまで体重は減りました。 研究室での生活ですが、私は非常に機会に恵まれたと思います。特に“人”に関し ては恵まれました。言葉も不自由で、この人はどの程度の力を持っていて、何ができ るのかもわからず、自分に対し不利益をもたらす可能性もある中で、上司、同僚たち が鷹揚に私を受け入れてくれたことは本当にありがたかったです。なんといっても非 常に優秀な人たちの集団であり、さらに優秀であればあるほど余裕があって、私に対 していろいろな準備をする猶予や指導、失敗を挽回するチャンスを与えてくれたこと でしょうか。ただ大切なのは、当たり前のことですが与えられるだけ、好意に甘んじ ているだけでは良好な関係を築くことができなかったと思います。幸い私は、日本で の研究において色々な経験をすることができたこと、また妻も私とは違った経験を持 っていたことが助けになりました。それに加え動物実験に関しては、プロフェッシヨ ナルとして求められることに答えられるだけの力をつけたことが最も大事だったと思 います。リクエストされたものすべてに経験がある訳ではないので、それに対するリ サーチやトレーニングを求められるレベルで行ったということでしょうか。実際は、 同僚に対しては GiveandTakeができることで、上司に対してはリクエストに対して 一定以上のクオリティでの報告や提案ができることで初めて認められる厳しい世界で あるとは確かだと思います。現在私は T細胞の副刺激に関する大きく 3つのプロジェ クトを平行して進めており、それぞれなんとか論文にすることができれば良いなと思 っています。 言葉と文化の違いには苦労し続けましたが、これが終わってしまうのは、ほっとす るような、それでいて寂しいような感じです。では、元気に、皆様に再会できること を楽しみにしております。 写真:ラボの仲間たちと。( 2008/2/14) 1 1 3 編集後記 2 0 0 6年年報、 2 0 0 7年年報と 2年連続の編集作業は、今回任された教育委員長の大きな仕事の 1 つでした。昨今、医学教育センターより各学年の試験問題作成・編集と試験監督、クリニカルクラ ークシッフ。(従来のポリクリ)やアドバンスドクリニカルクラークシッフ。の割り振りなど学生教育 に関わる学部からの依頼業務が莫大となってきました。そこで、来年からは、教育委員長の業務負 担減の措置として、年報作成業務は会計の先生の業務となることが決まりました。 また、例年、年報の発刊時期の送れが指摘されていましたので、今年こそは、是非とも卯月会総 齢、希望を掲げました。 会までには完成させ、総会に出席くださった先生方に直接配布したいとの5 このため、原稿の締め切り日が早くなってしまいましたことをこの場をお借りしてお詫び申し上げ ます。関連施設の先生方には、新年早々のお忙しい中で原稿を作成して頂き、心より陳謝申し上げ ます。 さて、 2 0 0 7年は、大学病院の新外来棟の建設が進み、医局から見晴らしの良かった南側の眺めは、 工事が進むにつれ、景観を損なう機械が並び、自分の机はほこりまみれになりました。最近は、防 音幕が張られ、視界がない状態です。新外来棟が完成すると屋上にヘリポートができるらしく、丁 度医局の高さくらいにヘリが着くことになりそうです。本当にこんな設計があるのだろうか?と首 をかしげたくなります。ヘリが着くたびに医局の窓ガラスは割れてしまうかも?と心配していまし た。そんな中、この臨床棟のリフォームが決まり 2 0 0 8年秋頃には医局の引っ越し?があるとのこ とです。 つい先日、輸血やフィブリノゲン製剤の使用の有無を確認したい患者さんの依頼を受けました。 1 9 8 0年代に手術された方でした。事務職の方からは、「2 0年も前のカルテなのに、外科 2はカルテ 管理がしっかりしているから当時の入院カルテがすぐ見つかる」との声が聞かれました。また、当 時の入院カルテ(懐かしい先生の記載で、した−−−)を読み返してみても、術前検査から術前サマリー、 手術記録、術後経過、退院時要約が事細かく記載され、当時の治療内容は容易に把握でき、患者さ んへの解答は難なく行えました。改めて外科学第 2講座の歴代の先生方には敬服を致しました。 2 0 0 8年以降は、外来棟や臨床棟が新しくなり、完全電子カルテに移行してし、く予定です。近年の 医師不足や地域病院の現状などはご周知の通りと思われますが、この様な時期だからこそ、歴史や 伝統を継承しつつ、偉大なる先輩に恥じぬよう外科学第 2講座がさらなる飛躍を遂げ、その足跡を 記録する l冊であるような年報が作られていくことに期待致します。 最後に、この年報の編集に御尽力いただいた皆様、医局秘書の二木さん、上条さん、植村さんに 感謝したいと思います。ありがとうございました。 2 0 0 7年度外科学講座(外科学第 2 ) 1 1 4 教育委員長 椎名隆之 年 報 /2 0 0 7 信州大学医学部外科学講座(外科学第 2) 発 行 日 : 平 成2 0年 4月1 0日 編集・発行:信州大学医学部外科学講座(外科学第 2) 干3 90-8621松本市旭 3-1-1 印 刷:株式会社フ。ラルト 干3 99-0033松本市大字笹賀 5985 TEL0263-28-8000 医局アルバム 2 0 0 7 園 スキー旅行 ・中島さん送別会 1 1 7 医局アルバム 2 0 0 7 . ・医局対校野球 ・キッズセミナー 1 1 8 医局アルバム 2 0 0 7 ・医局旅行 • BBQ 1 1 9 医局アルバム 2 0 0 7 ・ ワインパーティー 園小山先生送別会 ・藤森先生教授就任祝い ・忘年会 1 2 0 2 0 0 7 . 1 . 1 ) 医療タイムス ( 日月3日︵文化の日︶ い。それが丁度いい。二 が並んで歩く幅しかな 始めた。誰もが軽い疲労 然カンツォーネの独唱を で、流れる川を眺めて、 が釜無川に架かる橋の上 かった。笛吹川もきれい 澄み、ゴミも見あたらな とりの塩山市︵今の甲州 富士川となり、駿河湾に と東の笛吹川が合流して 山梨県では西の釜無川 蝶で、蝶として初めて切 7 1 手に J サインされ、その オオムラサキは日本の国 施設長をつとめていた。 林の中にあり、同級生が では料理学校長の Nさん らが芋煮と親汁を振舞っ 注ぐが、私は笛吹川のほ は蝶の餌となるエノキの オオムラサキセンター になっているのかもしれ ない。ちょっと心が明る 人並ぶと、すぐに会話が くなった。 の朝、私は﹁ミニ強歩遠 羽年という時の流れが一 ﹁︵水が︶きれいだあi﹂ と一言った。この言葉で、 足﹂に参加するため、松 瞬のうちに脳裏に走っ の中、心が解き放たれた ように、自分の人生をさ くさくと話し始める。自 分を曝け出してしまう不 た 。 幼年目の強歩遠足 始まる。団塊の世代、一 思議な時空だった。これ 学年ロクラスもあり、話 は、アルコールで心がい 本から特急あずさに乗っ た。うす紫の八ヶ岳、く 勢いた。初めての人でも をしたこともない人が大 すぐに打ち解けて羽年の ぬぎの黄葉、漆の赤、草 もみじ、刈り取りが終わ った田んぼ、水が落とさ を見ながら、韮崎駅に降 れた貯水池。そんな景色 には大正日年に始まり初 てくれた。ひとしきり談 後も2度ほど登場してい きた。都会から親戚が来 鰍やメダカが泳いでい た。人間も泳ぐことがで 笑し、ほろ酔い気分で日 川にはセキレイが飛び、 一番のもてなしだった。 ると、川に案内するのが 市︶で育った。幼い頃、 くら緩んでも、ホテルの ートした友人達を待っ ち、母校を6時半にスタ 手は、﹁その歌ってどん の病気などを話してくれ た。自称セミプロの歌い と、肉親の看取り、自分 キセンターだった。 F君 り、ゴールはオオムラサ 十九折れの登り坂を上が 村から釜無川を渡り、九 最後の一区間は、武川 君と眺めた釜無川は水が ないようにしていた。 F っても橋の上から川を見 ち、いつからか実家に帰 頃にはさらに汚れが目立 なくなり、高校・大学の それが中学の時には泳げ ︵国立病院機構 病院院長︶ 路についた。 み、余韻に浸りながら帰 一人長野行きに乗り込 甲府・新宿方面に、私は 野春駅まで歩いた。皆は 1 2 1 り立った。母校甲府一高 年ほど続いた伝統の強歩 遠足があったが、数年前 宴会場での同級会ではあ るので、ご存知の方も多 いと思う。センターの庭 人生を一気にしゃべり合 りえない感覚だと思っ L 小 う。次の中継所に着き、 た 。 4f また出発の時はペアが変 の不慮の事故で今は中断 してO Bによる﹁ミニ強 わる。私が医師だと知る た。総勢必名が続々と到 な歌?﹂と尋ねると、突 東長野 着した。さあ、私も出 発。歩道はせいぜい二人 している。昨年から同級 生のN君らが復活を祈念 私は韮崎の中継所に立 歩遠足﹂を始めたのであ る 。 や 週間は常に頭の中でその 手術をしたその晩から1 臨床研修医制度から外科 を除外せよと。外科は秘 だから私は提案する。 だ。次の時代にわれわれ はなく、障壁を高くして ステータスを上げるべき これは他科の医師も誤 ことを考えている。スポ 科医にはなれないと新人 ょっと謡ったくらいで外 い込む。 解していると思うのだ 小児科、産婦人科に次 いで外科医を希望する卒 が、外科は手術で終りで 労様というわけでない。 外科医が安心して託せる 後輩とは、その中に飛び はない。術後の順調な回 復を見届けなければ完了 術として封印せよと。ち 業生が減少している。こ ットライトの当たる手術 だけをして、はい、ご苦 ることは間違いないだろ ︵北安曇郡松川村・老健 込んでくる骨のある外科 医なのだ。 のままでは多くの病院で 外科が廃科される日が来 ても外科医を経験してみ に思わせるのだ。どうし 全部経験しなければ意味 が無いことを知らしめる のだ。﹁秘術を伝授して もらいたければ、それな りに覚悟して来い﹂と。 老舗の料理人になるに 現実は甘言で釣って、懇 は、皿洗いから始めなけ ればならない。しかるに だ 。 ていまいか。外科はそん 願して外科医になっても らうことに汲々としすぎ 週刊誌掲載教授かカリス マ外科医くらいなもの て、はい、サヨウナラに なに易い︵安い︶もので ﹁ライフ 2﹂施設長︶ そんなことが出来るのは 後ガスが出て、縫合不全 の心配が無くなって、食 たいのなら、術後をきち っと診て完成する外科を しない。私の担当してい 事を摂れて、点滴が外れ 功 3カ月の研修では美味 しいところだけ経験し なってはいないのか。 1 2 2 う。しかも平成凶年度か 外科研修を封印せよ て完了したことになる。 易 度は医師の都会への集中 医師を減少させたばかり ょっとしてマiゲンくら 術を経験するだろう。ひ そこまで外科医は責任を 谷 度を高め、信州に居つく ではなく、外科医の減少 にさらに拍車をかけてい ると思われる。外科は基 本中の基本として初期研 修の必須項目に入ってい いは切らせてもらえるか た消化器外科の場合、術 もしれない。それで研修 持たなくてはならない。 る 。 3カ月程度の研修で たぶんアッペくらいの手 医は外科を経験したと思 中 ら始まった臨床研修医制 2 0 0 7 . 1 . 1 ) 医療タイムス ( 飯田市立病院・千賀傭 の病院経営は、診療報酬 忠昭院長﹁2006年度 長野赤十字病院・宮崎 院長﹁昨年は叩月に新型 期待したい﹂ 長を中心に新たな展開を 任期はあとわずか︵3月 定年退職予定︶。次期院 て局面に臨みたい。私の 恵を出し合い一致団結し 我慢すべきは我慢し、知 更なる努力を要するが、 山田ともに支出削減には となっている。長野、上 事態宣言を発令する事態 字額となる。まさに非常 れる。昨年度を上回る赤 で5億円の赤字が予想さ 億円、長野赤十字上山田 しても、長野赤十字で 4 いる。年度末決算を見通 け、厳しい状況となって 師不足が追い打ちをか 勤務医不足、そして看護 のマイナス改定に始まり 2 0 0 7. 1 . 1 0 ) 医療タイムス ( 救命救急センターの指定 を受け、今のところ比較 先月末には︵厚生労働省 の検討会から︶地域がん 診療連携拠点病院の指定 も了承された。職員全員 の努力で、目標としてい た2 つのことが実現でき た。今年はこの 2つの機 能をさらに充実させてい かなければならない。ま た、今年は3月に高松分 院が廃止される。病院の 跡地には老人保健施設 ﹁ゅうゅう﹂を移転新築 する計画で、診療所機能 と地域リハビリテーショ ンセンターとしての役割 を付加したい﹂ 最近の乳癌患者さん 千賀僑氏︵飯田市立病 乳癌治療に携わって初 n ・1 ・1生︶ 院長、昭 還暦を迎える。 年以上経過し、いよいよ 乳癌の治療は、乳房温 調べて下さいと言われ センチネルリンパ節生検 ね。どうしてよく知って よく勉強しています た 。 や外科的手術をせずに治 存療法に始まり、最近は 療する方法などが開発さ ころ、だって私は乳癌に いるのですかと尋ねたと なってしまい、いつ再発 れどんどん縮小化がすす んでいる。そのため学会 がけで勉強しますよとい われ思わずびっくりし するかわからないから命 た。今はこのような患者 参加し、どんどん新しい いけなくなってしまう。 知識を得ないと、ついて さんが増えており、今後 や研究会などに積極的に 最近の乳癌患者さん ますます勉強をしなけれ ばならない。 で調べて非常に知識が豊 は、インターネットなど なことまで質問されるこ 富であり、かなり専門的 とが多い。先日、現在閉 経前としてホルモン療法 をしている印歳くらいの 患者さんが、今は薬の影 響で生理がとまっている が、本当に閉経状態かど うか島、 FSH、L Hを 1 2 3 的順調に稼働している。 2 0 0 7. 1 . 1 0 ) 医療タイムス ( 2 0 0 7. 1 . 2 0 ) 医療タイムス ( 2 0 0 7. 1 . 2 0 ) 医療タイムス ( 川崎歳に思う た。さて4回目の亥年の している。幸せなことに 現在は開業して5年目、 父と家内と 3人で仕事を 近くの公的病院で週に一 度は手術場に入り、自分 清水忠博氏︵塩尻市・ が紹介した患者さんには 清水外科胃腸科医院、昭 執刀医としてメスが持て 外科医として、また病診 回診もできる。開業した 干支の亥は猪突猛進で 連携の点からも理想的な な生活が続くか判らない いる。今後何年このよう 国保審査会長に 宮川信氏を選出 県国民健康保険診療報 酬審査委員会の新しい委 員が決定した。九人のう ち、新任は医科日人︵保 険医4入、保険者5人 、 公益2人︶、歯科3人︵保 険医2人、保険者 1人 ︶ ω の計凶人。任期は200 会長代理兼医科部会長に 議員、公益︶を初選出。 氏︵日本臨床外科学会評 ︵辰野町立辰野中学校学 任︶、専門が古村憲資氏 療協議会委員、公益、再 上薫氏︵地方社会保険医 益、新任︶、再審査が川 また、会長には宮川信 島小学校学校歯科医、公 7年1月日日から 年1 月日日。 は倉浬隆平氏︵東御市み に新委員一覧を掲載︸ れぞれ決まった。︷2面 校医、公益、新任︶にそ まき温泉診療所顧問、公 益︶を再任した。 各部会長は、歯科が慶 岡力也氏︵長野市立青木 1 2 4 M・9・H生 ︶ 忍耐強いが臨機応変、雅 れた。 2回目の亥年は昭 到達した9月比日に生ま が体力が続く限り忍耐強 量に欠けると致命的にな 状態だ。いつも私の手術 ると云われている。私は とオヤジギャグに付き合 昭和弘年当時のソ連が打 ってくれる若い外科の先 生方には心から感謝して 和問年でこの頃は医師国 ち上げたロケットが月に 家試験の準備の傍ら毎日 く猛進したいと思ってい る 。 テニスに没頭していた。 にかへる一茶 3回目の亥年、医局を出 年立つやもとの愚が又愚 て外科の勤務医として毎 日診療に夢中になってい 2 0 0 7 . 2 . 1 ) 医療タイムス ( ﹁県がん診療連携協議会﹂が初会合 登録データ分析や専門研修を実施 県内6のがん診療連携拠点病院と県衛生部、県医師会で構成する ﹁県がん診療連携協議会﹂︵会長・勝山努信大医学部附属病院長︶は9 圃 ルケアは機能していな い。各病院がタナトロジ l ︵死生学︶をしっかり つある在宅支援システム 教えることや、崩壊しつ 師の意見汲み上げ、看護 の診療体制・実績に関す 摘された。また、各病院 ムを作る必要性などが指 を支えるための診療所医 病院共有の養成プログラ 師のスキルアップが必 現在県内に日人ほどの日 健診デlタを含めた地域 本臨床腫蕩学会暫定指導 がん登録について、県行 る県民への情報公開や、 医などを養成する仕組み 専門研修については、 要﹂と訴えた。 院である信大病院に義務付けられているもの。県全体のがん診療水準 をつくるため、県内拠点 日、信大で初会合を開いたH写真。協議会の設置は、都道府県拠点病 の均てん化と地域拠点病院聞の連携協力体制構築をねらいに、このほ アの現状について、信大 意見交換では、緩和ケ の清水忠治氏 前県医副会長 水忠治氏︵塩尻市・清水 写真集﹁四季の彩り﹂を ﹁作品について感想を寄 り、質の高い写真集に仕 上がっている。清水氏は せていただく患者さんも B 5判変型︵257 リ ミ X242ミ リ ︶ 、 180頁 、 非売品。問い合わせは、 入選につながったと思 う﹂と話している。 清水外科胃腸科医院︵宮 とができるように工夫さ ﹁外国の部﹂も見応えが 旅行した際に撮影した ある。 れている。さらに夫婦で 野県の四季を感じ取るこ の匂い﹂﹁夏の光﹂﹁秋の 多い。そういう外部の方 風﹂﹁冬の濠﹂と、四季 からの評価が写真撮影の に分類。自然の宝庫、長 意欲を高め、県展などの 写真集は、作品を﹁春 出版した。 ほど、これまでに撮影し 外科胃腸科医院︶はこの 前県医師会副会長の清 た写真を 1冊にまとめた 政の役割発揮を求める声 も上がった。 ど新たに長野赤十字、長野市民、飯田市立の3地域拠点病院が指定さ いて、現状の課題や望ま がん登録マ緩和ケアマ研 研修計画、診療支援医 病院緩和ケアチiムの浜 2 0 0 7 . 5 . 1 ) 医療タイムス ( ﹁本格的に写真を始め 0 2 6 3!日| 2 4 7 4︶まで。 てまだ日年ほど﹂という が、県展入選の経験もあ 1 2 5 れたのを受け、聞かれた。今後は年1S2回程度開催していく予定だ。 この日の会合では、今 制などのがん医療の情報 地域でのがん診療連携体 分析・評価に関するこ 師の派遣調整に関する 善久講師が﹁他院の緩和 と③専門的ながん診療 修教育lの4部会を設け ることを申し合わせた。 こと④がんにおける地 ケアチlムとの情報交換 医師会の須揮博一会長は 写真集を手にする清水忠治氏 に携わる医療従事者の スの整備に関すること や連絡体制がない。構築 域連携クリティカルパ ⑤その他がん診療連携 目とすることを決め ﹁大学や病院のタ!ミナ に関することーの 5項 が必要﹂と指摘。松本市 た。また、これらにつ 黒真集C 四季の彩りj を発行 後の協議事項について① 交換に関すること②県内 しい体制を具体的に検討 の院内がん登録デiタの するため、マ情報連携マ 2 0 0 72 . 2 0 ) 医療タイムス ( 信大病院 初の試み 松本市内の中学生約三てほしいと、同病院が初 仕事のやりがいや大変 ーに満足する生徒の表情 せる体験や、内視鏡外科 手術のシミュレータlで たんのうを取る模擬手術 超音波メスの切れ味に などをした。 学校一年の石田泰雅君 驚く生徒もいた。旭町中 ている感じで失敗しては ︵一ニ︶は﹁本当に手術をし いけない、という緊張感 があった。医師を含め、 いと思う﹂と話していた。 人の役に立つ仕事をした ﹁手術体験キッズセミ 一一日には県内の高校生を ナー﹂と題して開催し、 対象に実施した。信大病 院によると、生徒に手術 体験してもらう取り組み は、全国的にはあまり実 施されていない。セミナ 1 2 6 十人が一ニ日、信州大学医めて実施した。手術着を なことを外科医師から聞 を見て、﹁手応えはよか 学部付属病院でメスなどまとった生徒たちは、医 いた後、本当の手術と同 った﹂と好感触を得た様 の手術器異を使って外科師などのスタッフにマン じ格好をして手術室に入 子だった。 手術を模擬体験した。医ツ1マンで教わり、目を った。鶏肉を使い、手術 師の住事に子供たちが関輝かせながら模擬手術に 用の針を使って縫い合わ 心を持ち、医師を目指し臨んだ。 模擬手術を体験する生徒たち 2 0 0 7 . 6 . 4 ) 市民タイムス ( 長野市医師会 71歳 先生 宮崎忠昭 長野医報( 2 0 0 7 . 6 . 1 ) 春 の叙勲 平成 19年 4月2 9日 次の方が受章されました。心よりお祝い申し上げます。 端宝中綬章 保健衛生功労(元長野赤十字病院長〉 2 0 0 7 . 6 . 1 0 ) 医療タイムス ( 医療人への夢膨らまぜて蹴 や、内視鏡手術シミュ レータ!での手技トレ ーニングなどを体験。 ﹁外科というとすごく 器用なイメージで、自 分にはとても無理﹂と 話していた松本市内の ツクスカルペルでの鶏 女子高生は、ハーモニ 両日合わせて医師や看 セミナー﹂を開いた。 した﹁手術体験キッズ 中高生が模擬手術を体験駄 信大病院︵勝山努院 長︶は2、3の両日、 県内の中高生を対象と −護師などを 肉の切開を体験し﹁思 宮崎氏の叙勲祝賀会 にO Bら約160人 に160人が出席した。 祝福を受けた宮崎氏は ﹁長野赤十字病院に幻年 野赤十字病院長︵礼︶の 受章した宮崎忠昭・前長 綬章︵保健衛生功労︶を た。病院を代表して叙勲 今回の受章につながっ 支援をいただけたことで 員の皆さまから温かなご 院長を務めた。この間職 今年春の叙勲で瑞宝中 間勤務し、うち日年間病 市内のホテルで関かれた 祝賀会が 7月口日、長野 た。宮崎氏は現在、日本 る﹂と感謝の言葉を述べ H写真。病院同窓会と現 の栄に浴したと思ってい 役職員、長野赤十字看護 専門学校関係者らを中心 病院会副会長を務めてい る 。 1 2 7 聞目指す約叩 翻人が参加。 いた﹂。 外科にも少し興味がわ ったよりうまくでき、 器具などを 室で最新の 喝実際の手術 K の熱心さ﹂と感心した む姿を見て﹁予想以上 受講生たちが取り組 い、医療へ 勝山院長は、﹁みなさ 使った模擬 ゆ手術を行 んが信州の医療人にな る日を、一日千秋の思 の夢を膨ら セミナー いで待っています﹂と 呼びかけた。 ませた。 では鶏肉を 使った縫合 2 0 0 7”8 . 1 ) 医療タイムス ( 2 0 0 7 . 8 . 2 1 ) 市民タイムス ( 健康相談とドックの利用 健康相談は毎週木曜日 にしたメニューができいことから一回平均三・ の午後三時から、木曽病 る。東京や大阪、千葉の四人にとどまった D 院の医師が赤沢自然休養 三十l七十代の十人が受町は利用実績を二十七 林へ出向き、来園者の健 診した。ほかに八人の受日に開く森林セラピl協 康チェックをしたり相談 診予約が入っている。議会に報告し、今後の取 木曽病院の久米田茂喜り組み方を検討する考え を受けたりしている。二 十日現在、四十回開催し 院長は﹁医療スタッフなだ。田上正男町長は保健 た。相談者の多くは中高 どマンパワlの不足が課師などの専門スタッフの 年で、医師が健康相談や 題﹂と話す。同病院の医設置も視野に入れなが ている健康相談は、医師充実させ住民に浸透する 血圧測定をするほか、森 師五人が交代で赤沢自然ら、﹁森林セラピlの認 林散策のアドバイスもし 休養林を訪れて受け付け知度はまだ低い。 PRを ている。 森林セラピ1ドックは の手が空いた時間に行うようにもしたい﹂と話し 上松町と県立木曽病院 け、来シーズンの利用増 一泊二日の日程で、森林 ため、開催日は平日で、ている。 散策と健康診断をセット 開設時間も四十五分と短 ︵木曽町︶は、赤沢自然 につなげたい考えだ。 休養林で行っている森林 セラピl事業の健康相談 ﹁森のお医者さん﹂と、 用状視をまとめた。健康 森林セラピ1ドックの利 相談は昨年五月から延べ 百三十七人が受け、ドッ クは今年五月から十人が 受診した。スタート以 用者は増えてきている 来、それぞれ少しずつ利 が、地元住民の利用はほ とんどなく、町、病院と もPR不足を問題点に挙 げる。町は今シーズンの 実績から改善点を見つ 1 2 8 改善点を検討ヘ 赤沢自然休養林内で行われている健康相 談﹁森のお医者さん﹂ 赤沢休養林 」が{言、吊 際 Y台 宗事実援 療·~松己 襲 警 警 } ! I ! のん木 中日新聞 ( 2 0 0 7 . 9 . 4 ) 会冬空玄室 哲雪量総な 義語重喜ど 露客室と移 自 ~i 望書三議員費量究都震よきZ長壁晶表号~!寝 震卒集局警た霊雲異議二丈高見民室撃を君詞忠 実毒宅五示軽震努震襲員暴 !信お空交容易家宅おた石器鼓急 ぎ 主警交警護警さ季逼雇主義覚症意 ズ担安達雲お喜三雲 c震 需実主繁三重緊富ぶ !~ f -Z 警護努襲量二語審可侵整委主審 t ? _ 室と豪語完~ 情報室内部=松本市の〆閉l 旦町庁舎で 。移市 情報を匿名化して語る示ん診療 一 持;?転 o るど医 いなの 。の師 芳入薬 )て師 子れ剤 信大病院旭町庁舎に移転拡充 県内のがん診療の拠点ん総合箆療センター臨床 れ、一ニ日に関所式が行わから、機能を拡充して移 市民タイムス ( 2 0 0 7 . 9 . 4 ) ぽ が手狭になったことなど これまでの通院治療室たっている。 たい﹂とあいさっした。連携して診療や治療に当 供できるよう努めていき医師や看護師、薬剤師が 院として最高の医療を提設立された。各診援科の 者は増えている。大学病横断する組織として昨年 ﹁高齢化により麗療の患療センターは各診療科を 大病院の勝山努病院長は信大病院のがん総合医 ていくことを誓った。信設した。 し、診療の質を一層高め﹁がん診療情報室﹂を新 開所式には大学や病院の i内にがん患者︵入院、 関係者ら十五人が出席外来︶の情報をまとめる で抗がん剤治療を行う。調剤室も設けた。センタ 通院治療室では、通院配慮した。治療室専用の 侍される。広くし、プライバシーに り、治療市震の向上が期た。チェアを置く間隔も やベッドの新設などによ二台から十六台に増やし ライニングチェアの増設クライニングチェアを十 1︶に設けられた。リクめ、液晶テレビ付きのリ がん検診・救急センタ日に及ぶこともあるた である信州大学医学部付腫虜︵しゅよう︶部通院 れた。新たな治療室は病転した。専任の看護師六 属病院︵松本市︶の﹁が治療室﹂が移転・拡充さ 院と通りを挟んで隣接す人と薬剤師三人、医師が る県旭町庁舎三階︵旧県常駐する。点滴などが半 れ vd 務一戸川酬は MF d 際 語以自ポ講代 φ f露 例 措 福 山 ぺ 問 問 列ば 訴川 ρ 抽協コ・EH LW露 M W 3 j 〆 げ Jbv テ!プカットをして開所を 祝う関係者ら 1 2 9 請 書 養 がん通院治療窒が開所 信濃毎日新聞 ( 2 0 0 7. 1 1 . 2 3 ) 一半分の三l七日ほどで退一族に動脈痛の破裂があっ一祐講師は会見で﹁開腹手 一院できるという。一た人は危険因子を持って↑術の方が確実性は高い 一腹部大動脈癌は患部が一いると考えられる。早期一が、この治療は患者の負 信大病院はニ士百、松本市の信大松本キャン−った。信大病院はこの五一直径五店上、あるいは一に発見し、治療につなげ担が軽い。治療のバリエ z 開腹せず人工血管掃入 大動脈婚に新療法 パスで会見し、腹部大動脈癌︵りゅう︶の新しい一年間で二百七十例の手術一年間に凶%増大すると危一ることが大事になる。一 lションが増えたことは 一をしてきた。一険性が高まる。また、家一心臓血管外科の福井大一良いことだ﹂と述べた。 治療法を導入したと発表した。﹁ステントグラフ一一一一 一ステントグラフト治療一 ト﹂という人工血管を挿入し、血管の内側に﹁ト一土 −一 T根を −は、脚のT 付け 約五号一 ンネル﹂を作ることで破裂を防ぐ。開腹手術の必一一 一切り、カテlテルを挿入一 要がないことが最大の特徴で、患者の負担が軽く一して折り畳んだステント一 なる。同病院によると、甲信越地域では初めてだ一グラフトを動脈痛の部分一 済み、部分麻酔でも対応一 できる。術川学む従来の約一 という。一で広げる。開腹しなくて一 人工血管を挿入 主流だった。福井講師は 大動脈癌は基本的に症 状がなく、突然破裂すれ ば九割が死亡する。園内 では、腹部を開いて人工 血管に置き換える治療が 信州大学医学部付属病を防げるほか、開腹手術ラフトと呼ばれる人工血 院︵松本市︶は、動脈硬に比べて負担が軽い。大管を用いる。全身麻酔か 化により腹部の大動脈が動脈癌が多い高齢者にと部分麻酔をして二、一ニ時 風船のように拡張するっては朗報だ。間で終わる。開腹手術に ﹁腹部大動脈癌︵りゅ信大病院によると、新比べて一時間ほど短くて う︶﹂の新しい治療法を治療法は四月に保険適用済む。信大病院による 導入した。足の付け根のとなり、信大病院は県内と、欧米では腹部大動脈 動脈から折り畳んだ人工の病院で初めて導入し癌の治療はステントグラ 血管を挿入し、大動脈内た。心臓血管外科の福井フト治療のような﹁血管 に移動させた後、膨らま大祐講師が十一月下旬ま内治療﹂が四割以上を占 O年には、 せてトンネル状にして、でに四人の患者に施し、める。二O 一 血液が良好に流れるようすべて成功レた。血管内治療が六五l八O にする。大動脈痛の破裂新治療法はステントグ%に、開腹手術は二O| コ一五%になると予測され ているという。 信大 新治療に用いる人工血管のステントグラフト ス︶ ムお イ1 α タ 7 民∞ハ・ 市 保険適用で新治療が日本 でも広がるのは間違いな いと述べ、﹁長期的な成 績が確立されていないの が課題﹂としている。 1 3 0 開腹せず負担減 1iu割引 J 腹部大動脈癒 腹部大動脈癌は、主に↑突然破裂すると命にかか 動脈硬化などが原因で大一わる。これまでは全身麻 動脈がこぶのように膨ら一酔で開腹し、人工血管に む疾患。高齢者に多く、一置き換える手術が主流だ 腹部大動脈癌 の新しい治療法 0 f F i r s ti nt h ec l a s s ~:J:~:t な分野で、 はじめての 医療婦を媛けたいね Besti nthee t a s事 CSR Doctor Evidence 各分野で、 量量良の医薬品を E 書けたい。 C o r p o r a t eS o c i a l R e s p o n s i b i l i t y {金者監の聖士会約宮町侵入 ドクターの “ベスト/'i ートナー” になるためにα 科学的4 翼線i こ3 基づいて、 復調I i iとI !書陳情報を 鑓侠します α i ft } ユ ニ G l o b a l Ho事p i ta l t 量界の盟E 療に 質事ましている v 金量産です翠 グローパ J 続践にとって、 “かかせない存在” であり務げたい。 Imagine Just 惣骨量から叙滋へ。 E 建設れることに、 . i E 聖書に応えたい。 Nobel Oncology 機鱗欝鱗襲撃 じ Kids Library 子どもたちの 骨量軍医と奪せを織って c i 研究・諸皆殺データ t 重量穫にあります母 MR m君臨&1 曹線総滋司襲。 S 理哲生と縫集。 アストラゼネカのM R ψ E 臨機J ! D J . t などの オンコロジ『{がん)の 分野で、 E l: $ : の ノーベル賞学者 ti~ 、ます。 リーディングカンパニーです砂 食 ~: Primarycare アストラゼネカの 続究者 i こ は QOL Relationship S p i r i t Technology 患者さんの クオリティ・オブ・ライフに 貧富良します。 ‘ こ 医療に、人に、聖士会i 関係している 金書震でありたι 。 、 書島癒を事寄ってすべてに 取り緩みます。 よりよい箆書庫必づくりの ために録免織綾衡を 駆使していますα )( υnique ユニークな雪量惣で 研究鈎事警に 耳! l l J絡んでいます。 V i s i o n i l l の 盟 リーディングカンパ二ーを ぺ 之 Zero 控界中の調時費! t t 戸 t ゼロになる自家で。 。弊社についてもっと知りたい方は http://www.astrazeneca.co.jp/ 〔禁忌(次の患者には投与しないこと)〕 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 〔効能・効果〕及び〔用法・用量〕 〔用法・用量〕 〔効能・効果〕 通常、成人には1回レバミピドとし て100mg(ムコスタ錠100:1 錠、ム コスタ頼粒20%:0 . 5 g) を 1日3回 、 朝、タ及び就寝前に経口投与する。 胃潰蕩 通常、成人には1回レパミピドとし 下記疾患の胃粘膜病変 錠、ム (びらん、出血、発赤、浮腫)の改善 てlOOmg(ムコスタ錠100:1 コスタ頼粒20%:0 . 5 g) を 1日3回経 急性胃炎、慢性胃炎の 口投与する。 急性増悪期 〔使用上の注意〕一抜粋一 副作用 調査症例1 0 , 0 4 7例中54 例(0.54%)に臨床検査値の異常を含む副作 用が認められている。このうち6 5歳以上の高齢者3 , 0 3 5 例では1 8 例 (0.59%)に副作用がみられた。副作用発現率、副作用の種類にお いても高齢者と非高齢者で差は認められなかった。(ムコスタ錠 1 0 0の承認時友び再審査終了時) 以下の副作用には別途市販後に報告された自発報告を含む。 Lス コ9R=~ni.10 胃炎・胃潰鷹治療剤 MucostaR . レパミピド製剤 重大な副作用 1 .ショック、アナフィラキシ一様症状(頻度不明*):ショック、 アナフィラキシ一様症状があらわれることがあるので、観察を 十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な 処置を行うこと。 2 .白血球減少(0.1%未満)、血小板減少(頻度不明*):白血球滅少、 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 3 .肝機能障害(0.1%未満)、黄痘(頻度不明*) :AST(GOT 、 ) ALT (GPT 、 ) γ−GTP、A卜Pの上昇等を伴う肝機能障害、黄痘があら われることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた 場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 *:自発報告において認められた副作用のため頻度不明。 製造販売元 資料請求先 大塚製薬株式会社 大塚製薬株式会社 信頼性保証本部医薬情報センター O↑s u l くO 東 京 都 千 代 田 区 神 田 司 町 2-9 く〉その他の使用上の注意等は、製品添付文書を ご参照ください。 干1 08-8242 東京都港区港南2 1 6 4 品川グランドセントラルタワー 13F P a : r i e t R ~~o'~~ ~!} =~~~~ ’ 〈0 7 . 1 0作成〉 ・効能・効果、用法・用量及び禁思を含む使用上の 注意等については添付文書をご参照ください。 製造販売元 干 , II i、 βツヤL ・・Eisa ア企禦 『 ' − − " " " " エーザイ株式会社 ll2 ・ 8 0 8 8東京都文京区小石1 1 1 4 ・ 6 ・ 1 0 h t t p : / / w w w . e i s a i . c o . j p 商品情報お問い合わせ先:エーザイ株式会社お客様ホットライン室 温 室0 1 2 0 4 1 9 4 9 7 9 ∼1 8時(土、目、祝日 9 ∼1 7時 ) PT0702-13 2007年 2月作成 F 唱 語スタ@治山伽 H2 受容体括抗剤(ファモチジ‘ン注射液)|薬価基準収劃 ー 迂 周 液2 0 m g t : 雲監弘矩忠告誤こと) Gas 恰r R ・「効能・効果」「用法・用量」「禁患を含む使用上の注意」等につきましては、製品添付文書をご参照ください。 製造販売アステラス製薬株式会社 東京都板橋区蓮根 3 1 7 1 [資料請求先]本社/東京都中央区日本橋本町2 3 1 1 06/6 作 成A 4 . B . 0 3 手術時の頻脈性不整脈※および 手術後の循環動態監視下における頻脈』性不整脈※に 短 時 間 作 用 型β1ブ ‘ ロ ッ カ ー 渦 性 職 、 i1);罵楠、時間 | 短時間作用型 β1選択的遮断剤 | 踊泊五J1'ヲ ト :s o l 注射用塩酸ランジオロール ONOACTR] 注)注意−医師等の処方せんにより使用するとと。 〔禁忌(次の患者には投与しないこと)〕 ( l) 心 原 性 シ ョ ッ ク の 患 者 〔 心 機 能 を 抑 制 し 、 症 状 が 悪 化 す る お そ れ が あ る D〕 ( 2) 糖 尿 病 性 ケ ト ア シ ド ー シ ス 、 代 謝 性 ア シ ド ー シ ス の ある患者〔アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を 増強するおそれがある。〕 ( 3) 房 室 ブ ロ ッ ク ( I I度 以 上 ) 、 洞 不 全 症 候 群 な ど 徐 脈 性 不 整脈患者〔刺激伝導系に対し抑制的に作用し、悪化 させるおそれがある。〕 ・効能・効果 1 .手術時の下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置 .手術後の循環動態監視下における 心房細動、心房相動、洞性頻脈* 2 下記の頻脈性不整脈に対する緊急処置 心房細動、心房粗動、洞性頻脈 く効能・効果に関連する使用上の注意〉 ( 1)本剤は、予防的には使用しないこと。 ( 2 )洞性頻脈においては、その原因検索及びその除去が重要であるこ とに十分留意するとともに、本剤の効果が心拍数の減少作用であ ることを踏まえて、本剤は緊急処置として必要に応じて使用する )参照) とと。(「重要な基本的注意」の項(3 *(3)手術後の使用においては、 ICU、 CCU及びそれに準じた全身管 品缶設において、循環動態の評価、不整脈診断及び呼吸・ 理が可能T 循環等の全身管理の十分な経験を持つ医師のもとで、心電図モニ ターを用い、 I L \拍数の監視、血圧測定を原則として5分間隔で、 必要なうぱ頻回に行うこと。(「重要な基本的注意」の項( 1 ) 、 (2 ) 参照) ・用法・用量(抜粋) 1 .手術時塩酸ランジオロールとして、 1分間 O .l25mg/kg/minの速度 の速度で静脈内持続投与する。 で静脈内持続投与した後、 0.04mg/kg/min 投与中は心拍数、血圧を測定し 0 . 0 1∼ 0.04mg/kg/minの用量で適宜調 .手術後塩酸ランジオロールとして、 1分間 0.06mg/kg/min 節する。* 2 の速度で静脈内持続投与した後、 0.02mg/kg/minの速度で静脈内持続 投与を開始する。 5∼ 10分を目安に目標とする徐拍作用が得うれない場 .l25mg/kg/minの速度で静脈内持続投与した後、 0.04 合は、 1分 間 O mg/kg/minの速度で静脈内持続投与する。投与中は心拍数、血圧を測 定し 0 . 0 1∼0.04mg/kg/minの用量で、適宜調節する。 く用法・用量に関連する使用上の注意〉 ( 1 )目標とする心拍数に調節した後は、循環動態、特に血圧低下に注意 し、本剤を心拍数の維持に必要な最低の速度で持続投与すること。 *(2)手術後の使用においては、本剤投与により血圧低下(収縮期血圧 90mmHgを目安とする)あるいは過度の心拍数減少(心拍数 60回 /分を目安とする)が生じた場合は、減量するか投与を中止すること。 ( 3 )本剤を再投与する際の投与間隔は 5∼ 1 5分聞を目安とすること。 なお、再投与は用法・用量に従って実施するとと。(添付文書の 「臨床成績」の項 4 .、「薬物動態」の項参照) *(4 )手術時と手術後の用法・用量が異なることに留意するとと。 ( 5 )褐色細胞腫の患者では、本剤投与により急激に血圧が上昇するお それがあるので、 α遮断剤を投与した後に本剤を投与し、常に α 遮断剤を併用すること。 ( 6)本剤投与に際しては、添付文書の体重別静脈内持続投与速度表を 参考にすること。 ・使用上の注意(抜粋) 1慎重投与(次の患者には慎重に投与するとと) (l)左室収縮機能障害の ある患者(2)気管支痘翠性疾患の患者(3)コントロール不十分な糖尿病 )重篤砿血液、肝、腎機能障害のある患者(6 ) 患者(4)低血圧症の患者(5 末梢循環障害のある患者(壊痘、レイノ一症候群、間敵性披行等) *(7 )大 .重要な基 量出血や脱水症状等により循環血液量が減少している患者 2 本的注意( 1)心電図による監視、血圧の測定等、心機能をモニターしな が 5投与するとと。血圧低下又は徐脈を認めた場合等は減量あるいは投 与を中止し、必要に応じて適切な処置を行うこと。また、 PQ時間が週度 )大侵襲手術後等の心拍出量 に延長した場合、投与を中止すること。*(2 が低下している患者に本剤を投与する場合、本剤投与開始前の心機能を 慎重に観察するとともに、心電図による監視、血圧の測定に加え、心拍 出量及び血液ガス等の心機能をモニターし、患者の全身状態を十分管理 薬価基準収載 ( 4 )目市高血圧症による右心不全のある患者〔心機能を抑 制し、症状が悪化するおそれがある。〕 ( 5) う つ 血 性 心 不 全 の あ る 患 者 〔 心 機 能 を 抑 制 し 、 症 状 が悪化するおそれがある。〕 ( 6) 未 治 療 の 褐 色 細 胞 腫 の 患 者 ( 「 用 法 ・ 用 量 に 関 連 す る使用上の注意」の項参照) ( 7 )本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 しながら投与すること。*(3 )洞性頻脈に対して本剤を投与する場合は、 心筋虚血や心不全等の発生及びその悪化のおそれのある患者における頻 脈処置の必要性を十分考慮し、患者の基礎疾患、合併症の内容、手術前 の状態及び手術内容等の事前の患者情報を精査した上で、頻脈の治療が 必要とされる場合にのみ適用を考慮すること。*(4)心筋虚血のリスクの L \拍数減少の有益性が血圧低下の危険性を上回ると判断 ある患者では、 I された場合にのみ適応を考慮すること。*(5)心不全の徴候又は症状が見 5れた場合は本剤を直ちに中止し、適切な処置を行うこと。また、本剤 投与前に適切な緊急措置が可能となるように準備しておくこと。必要に 応じてアトロビン、 β1刺激剤、輸液や昇圧剤等を準備しておくことが望 )狭心症の患者で類似化合物(塩酸プ口プラノロール)の投与を ましい。(6 急に中止したとき、症状が悪化したり、心筋梗塞を起とした症例が報告 されている。本剤の投与を中止する場合においても観察を十分に行うこと。 *(7 )心房細動及び心房組動に対する使用に際しては、本剤の効果が心拍数 の減少であることに留意し、頻脈性(型)であることを確認すること。 ( 8 )手術時の使用においては、本剤は緊急治療を要する場合に短期間のみ 適応するとと。患者の状態を十分観察し、緊急治療の必要がなく芯った ∼1 0分を目安と 場合は、漫然と継続投与しないとと。また、本剤投与 5 して、目標とする心拍数の低下が得 5れない場合は、本剤投与を中止し、 適切な処置を行うこと。*(9 )手術後の使用においては、本剤は緊急治療を 要する場合に短期間のみ適応すること。患者の状態を十分観察し、緊急 治療の必要が無くなった場合は、漫然と継続投与し芯いこと。また、本 剤 投 与5∼ 10分を目安として、目標とする心拍数の低下が得られない場 合は、最大用量に増量するか、本剤投与を中止し、適切な処置を行うこと。 ( 1 0)本剤の心拍数の減少効果は、投与終了後、速やかに減弱するものの、 この効果の消失には投与終了後30∼60分を要することに留意すること。 3 .相 E作用(抜粋)併用注意(併用に注意すること) 薬 剤 名 等 交 感 神 経系に対し抑制的に作用する他の薬剤(レセルピン等)、血糖降下剤(イン スリン等)、カルシウム括抗剤(ベラパミル、ジルチアゼム等)、ジギタリ ス製剤、クラス I抗不整脈剤(ジソピラミド、プロ力インアミド、アジ マリン等)、クロニジン、交感神経刺激剤(エビネフリン等)、コリンエス テラーゼ阻害剤(ネオスチグミン、臭化ジスチグミン、塩化工ドロホニウ ム等)、ク工ン酸フエンタニル、プロポフォール、プ口力イン、スキサメ .副作用〈手術時〉承認時までの調査における 513例中 80例 トニウム 4 (15.6%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認められた。主な副作用 、 ) ST 低 下2例( 0.4%)、ショ は血圧低下 60例( 11.7%)、徐脈3例( 0.6% 例( 0.2%)、肺動脈圧上昇 1 例( 0.2%)、瑞息 1 例( 0.2%)、低酸素血 ック 1 、 ) ALT(GPT)上昇4例( 0.8% 、 ) 症 1例( 0.2%)、白血球増多 2例( 0.4% AST(GOT )上昇3例( 0.6%)、総ピリルビン上昇3例( 0.6% 、 ) LOH上昇2 例( 0.4%)等であった。(承認時)*〈手術後〉承認時までの調査における 239例中 66例( 27.6%)に副作用(臨床検査値の異常を含む)が認め 5れた。 例 ( 0.4%)、低酸素 主な副作用は血圧低下38例( 15.9%)、徐脈(心停止) l 血 症1 例 ( 0.4%)、血小板減少2例( 0.8% 、 ) ALT(GPT)上昇7例( 2.9% 、 ) AST(GOT )上昇6例( 2.5%)、総ビリルピン上昇8例( 3.3% 、 ) Y-GTP 上昇 7 例( 2.9% )、アル力リホスファターゼ上昇5 例(2.1% 、 ) LOH 上昇4例( l.7% 、 ) BUN上昇3 例( l.3%)、尿酸上昇2 例( 0.8%)、クレアチ二ン上昇2例( 0.8%) 等であった。(承認時) ( 1 )重大な副作用 l )ショツク ショック(過度の血 . 1%)ので、異常が認められた場合に 圧低下)があ 5われることがある( 0 )心停止、完全房室ブロック は投与を中止し、適切な処置を行うこと。 2 .円も)、完全房室ブロック(頻度不明)があ 5われることがあるの 心停止( 0 で、異常が認めうれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 ・その他の使用上の注意等、詳細は製昂添付文書をご参照ください。 (*2006 年 10月改訂) 資料請求先 開閉小野楽晶ム莱株式会社 1 1 1 1 1 1 1 " ' ”−−.− am •L ' . . i l ム : 」 4 干5 4 ト8 5 6 4大阪市中央区久太郎町 1 丁目 8 番2 号 0 7 1 0 0 1 i 1 M A 、 @力フセル100m~ ~;,·、, 1 0 % アレルギー性疾患治療剤ケロイド・肥厚性癒痕治療剤 細粒 ・ドライシロッフ 5 % ・「効能・効果J「用法・用量J「禁忌を含む使用上の注意J 等につきましては、製品添付文書をご参照ください。 製造販売元 ~1\\e~ キ~~~4 薬晶工業株式会社 、 v 松 本 市 芳 野 19番 48号 h t t p : / / w w w . k i s s e i . c o . j p 資料請求先:製品情報部東京都中央区日本橋室町 1 丁目 8 番9 号 RZK024XT 2006年 9月作成 5-HT3受容体括抗型制吐剤 .!!~ーーー・・ ・ ‘”ーョ~ ・. ・ . . 園雇藍亙|処方せん医薬昂(注意ー医師等の処方せんにより使用すること)! @ 圃 , , . _.,_.,. 注2 ・ 注4 ・ 錠2 ・ 錠4 ・ t t イ デ ィ ス4 ・小児用! l l J , , 0 , 0 5 先 V . ( 1 1臣官菌加iI T a b s . I削除・ I s 川 一般名。オンダンセトロン塩酸塩(注2注4・ 錠2錠・ 4小児用シロップO05%)/オンダンセトロン(ザイディス4 ) ・効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用 上の注意等については添付文書をご参 照ください。 資料請求先 クラクソ・スミスクライン株式会社 〒 151-8566 東京都渋谷区千駄ヶ奇 4-6-15GSKピ ル http:/八八八八1 w . g l a x o s m i t h k l i n e . c o . j p 2008年 1月作成 癌化学療法を支えるラインアップ 5FU3 主250協和 圃 フルオロウラシル注射液 5-FUドライシロップ 5 ° / o協和 フルオロウラシルドライシロップ ヒ ス ロ コH200 ナ ベJ Lピコ注 10・ 40 酢酸メドロキシプロゲステロン錠 酒石酸ビノレルビン注射液 10mg・40mg 製造販売元 製造元 協和発酵工業株式会社ピエールファーブルメディカメン 販売 製造販売 協和発酵工業株式会社 ファイザー株式会社 フランス 5-FU錠50・ 100協和 フルオロウラシル錠 5-FU軟膏5 ° / o協和 ヲ 闘 力J L J t ' : l : i 5 主用 100 ノ イアッフ ⑮ 注2 5 ・ 5 0叩0 ・ 2 5 0 0 5 %フルオロウラシル軟膏 5-FU坐剤100協和 注射用ダカルパジン 注射用ナルトグラスチム(遺伝子組換え) 製造販売元 製造販売元 協和発酵工業株式会社 協和発酵工業株式会社 フルオロウラシル坐剤 製造販売元 協和発酵工業株式会社 ロイナーゼ@注用 5 0 0 0 : 1 0 0 0 0 ロイコフ。ローJ L R 注射用アスパラギナーゼ アドリアヨ,コ注用 1 Q _ ミリモスチム注射剤 本剤の有効成分であるミリモスチムはヒト生体由来成分 抽出物(尿)である。 製造販売元 協和発酵工業株式会社 注射用ドキソルビシン塩酸塩 製造販売元 提携 協和発醇工業株式会社 ファイザー株式会牡 販売元 製造販売元 協和発酵工業株式会社日本ケミカルリサーチ株式会社 ; ; : ; ト: 1 : : 1注 1 0 ・ 2 5 ・ 5 0 ナポバ.ンbセル5 m g シスプラチン注射液 マイトマイE , こ ,j 主用 2 m g 販売 製造販売 協和発酵工業株式会社 ファイザー株式会社 塩酸トロピセトロンカプセル 注射用マイトマイシン C 製造販売元 販売元 刀\ ' ) レディスファーマ株式会社協和発酵工業株式会社 製造販売元 協和発酵工業株式会社 フ;pJll宅Jllc!l:I注射用;g~~ 注射用工ピルビシン塩酸塩 マ イ ト マ イ : , : : ,5 主用 1 0 m g コ:?JI.IモJllC:J:lRTU 注射液;g~~ 注射用マイトマイシン C 工ピルビシン塩酸塩 製造販売元 販売 製造販売 協和発酵工業株式会社 協和発酵工業株式会社ファイザー株式会社 しポホリナート点滴静注用 1~3~~rNP」 注射用レポホリナートカルシウム 販売元 製造販売 協和発酵工業株式会社ニフ。口ファーマ株式会社 *注意一医師等の処方せんにより使用すること 、「用法・用量l l警告」、「禁思」を含む「使用上の注意J ・「効能・効果j 等については各製品添付文書をご参照ください。 . . .. 〔資料請求先〕 ・.・協和発酵工業株式会社 東京都千代田区大手町 1 ・6 1 'IcrOWA h t t p : / / i y a k u . k y o w a . c o 伊I 07.12 制 女「効能又は効果」、「用法及び用量 j、 「禁忌を含む使用上の注意」等に ついては現品添付文書をと参照く ださい。 製造販売. C S L ベーリンク株式会社 干1 04・0054 東京都中央区勝どき一丁目 1 3番 1 号 資料請求先: CSLべーリング株式会社 ファーマコビジランス部 くすり相談窓口 函 0120(534)587 FAX 03(3534)5861 ベ リ フ ラ ス トP コ コE t ? ド ッ 2007年4月作成 カjレバペネム系抗生物質製剤 指定医薬品,処方せん医薬品注 1) 重重茎享豆詞 ついては添付文書等をご、参照下さし\ o Mm叩 7m 品目 R:fチ録 l 而傑 薬別 製品川 p A叶 問 JJAh引間瓜 開 請 s ’央 料 ﹄ , F道ハトー川 資・ノ区お訓 引 1 r川 百 − ak 岬 mM 刷 反 〆 4foMM 潤’〆阪話ゆ 製 ご 帽 大 電 M川 FlNIBA/('Rii;~i)!~ 『 ⑧ フィニノ砂クス@怒鳴~.25g 掴「効能・効果J J . 用法・用量J ,「禁忌j 「原則禁忌 J 哩「使用上の注意 J 等に 2006年 9月f r成 A42 1<効能又は効果に関連する使用上の注意〉 :子宮体癌での本剤の術後補助化学療法における有効性及び安全性は確立されていない。: ~ :〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉 1( 1 )本剤の投与にあたっては、特に本剤の用量規制因子である好中球数の変動に十分留意 j し、投与当日の好中球数が2,000/mm3未満であれば、投与を延期すること。 1( 2 )70mg/m2(体表箇積)の用量では、 60mg/m2投与時に比べ骨髄抑制が強くあらわれる ので注意すること。[「4 .副作用」の項臨床検査値異常参照] i 1 .慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) ( 1 )骨髄抑制のある患者( 2)間質性肺炎又は肺線維症のある患者( 3)肝障害のある患者 ( 4)腎障害のある患者( 5)浮腫のある患者( 6)妊娠する可能性のある患者 タキソイド系抗悪性腫虜剤 ・薬価基準収載 タキソテー: J t R ) i ! 20mg•80mg 豊 三XOTERE∼jection ドセタキセル水和物注射剤 毒薬指定医薬品処方せん医薬品(注意一医師等の処方せんにより使用すること) [警告] 本剤の用量規制因子( DoseL i m i t i n gF a c t o r ,DLF)は好中球減 少であり、本剤の使用により重篤な骨髄抑制(主に好中球減少)、 重症感染症等の重篤な副作用及び本剤との因果関係が否定でき ない死亡例が認められている。したがって、本剤を含むがん化学療 法は、緊急時に十分対応できる医療施設において、がん化学療法 に十分な知識・経験を持つ医師のもとで、本剤の投与が適切と判 断される症例についてのみ実施すること。また、下記の患者には投 与しないなど適応患者の選択を慎重に行うこと。 ( 1 )重篤な骨髄抑制のある患者( 2)感染症を合併している患者 ( 3)発熱を有し感染症の疑われる患者 治療の開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を 十分説明し、同意を得てから投与すること。 本剤の使用にあたっては添付文書を熟読のこと。 [禁思(次の患者には投与しないこと)] 1 .重篤な骨髄抑制のある患者 2 .感染症を合併している患者 3”発熱 を有し感染症の疑われる患者 4 .本剤又はポリソルベート 8 0含有製 剤正lに対し重篤な過敏症の既往歴のある患者 5 .妊婦又は妊娠し ている可能性のある患者 通常、成人に 1日1回、ド、セタキセルとして 70mg/m2(体表面積)を 1時間 ∼4 週間間隔で点滴静注する。なお、症状により適宜減ず 以上かけて 3 ること。 本剤の投与時には、原則として、添付溶解液全量に溶解して 10mg/mlの濃度とした後、必要 量を注射筒で抜き取り、直ちに 250又は 500mLの生理食塩液又は 5 %ブ.ド、ウ糖液に混和し、 1時間以上かけて点滴静注する。 2 .重要な基本的注意 ( 1 )重篤な骨髄抑制が高頻度に起こるので、下記の点に留意すること。 1 )投与後は頻回に 臨床検査(血液検査等)を行うなど、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には 減量、休薬等の適切な処置を行うこと。 2 )特に感染症の発現に十分注意し、好中球減少、 CRP上昇、発熱等の有無を確認する。発疲又は増悪した場合には、直ちに適切な処置を行う こと。( 2)脳転移病巣に対する効果は確立されていないので、脳転移病巣に対しては他の治 療法を考慮すること。( 3)本剤による重篤な過敏症状があらわれることがあるので、特に本剤の 初回及び第2回目の投与時は、観察を十分に行うこと。過敏症状は本剤の投与開始から数分 以内に起こることがあるので、本剤投与開始後 1時間は頻回にバイタルサイン(血圧、脈拍数等) のモニタリングを行うなど、患者の状態を十分に観察すること。重篤な過敏症状(呼吸困難、気 管支窪筆、血圧低下、胸部圧迫感、発疹等)が認められた場合は、直ちに本剤の投与を中止し、 適切な処置を行うこと。なお、重篤な過敏症状が発現した症例には、本剤を再投与しないこと。 ( 4)心・循環器系に対する観察を十分に行うこと。(ときに心不全、血圧低下、不整脈、動’降等 5)動物実験(ラット)では、佐・胎児毒性(庇吸収・胎児死亡、発育 があらわれることがある。) ( 遅延等)が認められ、催奇形性を示峻する所見も認められているので、以下の点に留意すること。 1 )投与開始にあたっては、妊娠していないことを確認すること。 2)妊娠する可能性のある患者 に対しては投与しないことを原則とする。やむを得ず投与する場合には、本剤が妊娠の維持、胎 児の発育等に障害を与える可能性があることを+分に説明し、避妊を徹底するよう指導するこ と 。 3)本剤投与中に妊娠が確認された場合又は疑われた場合には直ちに投与を中止すること。 ( 6)動物実験(マウス、ラット、イヌ)において精巣毒性が認められているので、生殖可能な年齢 の患者に投与する必要がある場合には性腺に対する影響を考慮すること。 3 .相互作用 併用注意(併用に注意すること) 薬剤名等他の抗悪性腫蕩剤、放射線照射、アゾール系抗真菌剤(ミコナゾール等)、 工リス口マイシン、クラリスロマイシン、シクロスポリン、ミタゾラム 4 .副作用 副作用発現状況の概要(承認時及び効能追加時) 単独投与による臨床試験において、治療関連死の疑われた症例が全投与痕例 1,029例中 14 例( 14%)に認められた。これらはいずれも、本剤の投与によって白血球減少、好中球減少を認 例、敗血症ショックと肝不全 め、うち感染症が誘発され肺炎又は敗血症が死因となったものが8 により死亡したものが1例、感染症と糖尿病の増悪により死士したものが 1例、感染症後に DIC から多臓器不全に移行し死亡したものが 1例、腎不全によるもの、 DICの疑いがあり多臓器不 全によるもの又は間質性肺炎が疑われたものが各1 例で、あった。 ( 1)重大な副作用 1 )骨髄抑制(頻度上記)…汎血球減少、白血球減少、好中球減少(発 熱性好中球減少を含む)、ヘモグロビン減少、血小板減少等があらわれるので、血液検査を十 分に行い、異常が認められた場合には、投与間隔の延長、減量、休薬等の適切な処置を行うこ と。また、本剤の投与にあたってはG-CSF製剤の適切な使用に関しても考慮すること。 2)ショ ック症状( 0.1%)・アナフィラキシ一様反応( 0.3%)…呼吸困難、気管支痘筆、血圧低下、胸 部圧迫感、発疹等のショック症状・アナフィラキシ一様反応があらわれることがあるので、十分に 観察を行い、関連する徴候が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 3)黄痘、肝不全、肝機能障害(頻度不明注))…黄痘、肝不全、 AST(GOT ・ )ALT(GPT ・ )Aト Pの著しい上昇等の重篤な肝障害があらわれることがあるので、肝機能検査の値に注意して観 察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 4 )急 性腎不全(頻度不明注))…急性腎不全等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、腎機 能検査の値に注意して観察を+分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適 切な処置を行うこと。 5)間質性肺炎( 0.2%)、肺線維症(煩度不明注))…間質性肺炎、肺線 維症が、あらわれることがある。また、放射線療法を併用している患者で同様の臨床症状(放射 線肺臓炎)があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中 止するなど適切な処置を行うこと。 6)心不全( 0.2%)…心不全があらわれることがあるので、 観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 7)播種性血管内凝固症候群( DIC)(0.1%)…播種性血管内凝固症候群( DIC)があらわれ ることがあるので、血小板数、血清 FOP値、血祭フィブリノーゲン濃度等の血液検査を適宜行う 、 ) こと。症状があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 8)腸管穿孔( 0.1% 胃腸出血( 0.4%)、虚血性大腸炎(頻度不明注))、大腸炎( 0.1%)…腸管穿孔、胃腸出血、虚血 性大腸炎、大腸炎があらわれることがあるので、腹痛、吐血、下血、下痢等の症状があらわれた 場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 9)イレウス(頻度不明注)トイレウスが あらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど 適切な処置を行うこと。 10)急性呼吸促迫症候群(頻度不明注))・急性呼吸促迫症候群があ らわれることがあるので、呼吸障害等がみられた場合には観察を十分に行い、投与を中止するなど 適切な処置を行うこと。 11)急性腺炎(頻度不明注))…急性腺炎があらわれることがあるので、 観察を十分に行い、血清アミラーゼ値等に異常カf認められた場合には投与を中止するなど適 切な処置を行うこと。 12)皮膚粘膜眼症候群( Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死 y e l l症候群)、多形紅斑(頻度不明注))…皮膚粘膜眼症候群( S t e v e n s J o h n s o n症候群)、 症 (L 中毒性表皮壊死症( L y e l l症候群)、多形紅斑等の水庖性・渉出性皮疹があらわれることがある ので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 13)心タンポナーデ、肺水腫(領度不明注))、〆浮腫・体液貯留( 0.7%)…心タンポナーデ、 肺水腫、緊急ド‘レナージ、を要する胸水、腹水等の重篤な浮腫・体液貯留が報告されている。 14)心筋梗塞、静脈血栓塞栓症(頻度不明注))…心筋梗塞、静脈血栓塞栓症が報告されている。 15)感染症( 14%)…敗血症、肺炎等の感染症が報告されている。 16)抗利尿ホルモン不 適合分泌症候群( SIADH)(頻度不明注))…抗利尿ホルモン不適合分泌症候群( SIADH) があらわれることがあるので、低浸透庄血症を伴う低ナトリウム血症、尿中ナトリウム排池量の増 加、痘媛、意識障害等の症状があらわれた場合には投与を中止し、水分摂取の制限等適切な 処置を行うこと。 17)その他、重篤な口内炎等の粘膜炎、血管炎、末梢神経障害、四肢の脱 力感等の末梢性運動障害、 RadiationRecall現象カf報告されている。 注)自発報告において認められている副作用のため頻度不明。 冒 圃 1 女「その他使用上の注意」等、詳細につきましでは最新の製品添付文書をご参照ください。 女資料は当社医薬情報担当者にご請求くた、さい。 主 要AXOTERER ( d o c e t a x e l ) 2007年 1月作成 JP.DOC.07.01.03(TXT246A) 製造販売:サノフィ・アベンティス株式会社 千163-1488 東京都新宿区西新宿三丁目 20 番 2号 ぺ らλ君主 .~窃 nofi av ;告時間君事 忌 弓c r n s eh: ヒ< l t h' " a t t e r s ~;... r : , , , R VIEWGEL 直面 「効能・効果J 、「用法・用量J 、「禁忌を含む使用上の注意」等については製品添付文書をご参照ください。 #酔 繕資料は当社医薬情報担当者にご請求ください。 g=*~Q 会1野号正義1l~喜~l?~製造販売元やニチパン株式会社製造元や二チパン株式会社 (医薬品情報室)、』./ TEL03-3293~45os http://www.taiho~co.jp/ 東 京 都 文 京 区 間 口 2-3 3 ・ 司 司 TEL.03-5978-5622 力ルパペネム系抗生物質製剤 薬価基準収載 指定医薬晶・処方せん医薬品(注恵医師等 2品目’t•N : 一一切9均 -’州、澗用 0.59~キッN M e r o p e n R注射用メロペネム略号: MEPM 繊効能・効果、用法用量、禁忌・原則禁患を含む使用上の注意等につきましては添付 文書をご参照ください。 作 成 2005年 8月 製造販売元(資料請求先) 大日本住友製薬株式会社 〒541-0045 大阪市中央区道修町 2 6 8 〈製品に関するお問い合わせ先〉 し~担盤整一一二コ 置~0120 ・ 03 ・-4399 受付1 ・ 寺問/月∼金 9:0C∼17:3[](例祭日を除く) [医療情報サイト l h t t p : / / d s p h a r m a . j p / 2006.12作成 5・HT2ブ‘ロッカー ・ ’ 圃 ,圃 , 一 、 , τ~ -.ー言句=--'『 H⑧錠 50ma·100ma 細粒 1 0 ° / o .r ー サルポグレラート塩酸塩錠・細粒 ANPLAGRTablets,F i n egranules |指定医薬品||薬価基準収載| ※く禁忌〉く効能・効果〉く用法・用量〉く使用上の注意〉等の詳細については、製品添付文書をご参照ください。 、多 田辺三菱製薬株式会社 〈資料請求先〉 大阪市中央区道修町 3-2-10 (A4)2008年 2月作成 園 CHUGAll ミ ミ 中外製薬! @ロシユグループ a tt h eF r o n tL i n e CHUGAIONCOLOGY c:~~~理~彊・・・・・・・・・圃醒臨機 l 田 Sj 沼店E曹司fi.~~薪事芝盃~週臨機 措 性 腫 閥 抗V町叱卜化モノクローナル抗体 生物由来製品、劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品副 |薬価基準収載| F郎家予副悶静注用都内 L ベパシズマブ(遺伝子組換え)注 抗悪’性腫虜剤 、指定医薬品、処方せん医薬品注2)1薬価基準収載| 世0・’~300· 抗悪性腫虜剤 劇薬、指定医薬晶、処方せん医薬局制 嘩値基準思量1 3”切u~·カプセJ:1~r ドキシフルリジンカプセル 抗HER2 制ヒト化モノクローナル抗体抗悪性腫虜剤 生物由来製晶、指定医薬品、処方せん医薬品泣)|薬価基準収載i ’‘圃·~Oi参画@注射用1~8 トラスツズマブ(遺伝子組換え)製剤 アロマターゼ阻害剤/閉経後乳癌治療剤 劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品制|薬価基準収載| ~:cマーヨ@鍵 2.5mg レトロゾ−) レ 錠 遺伝子組換えヒト G-CSF 製剤 生物由来製品、指定医薬晶、処方せん医薬品注目 1 薬価基準収載| ,~-目、目当.副@注;難 レノグラスチム(遺伝子組換え)製剤 5・HTa 受容体括抗型制吐剤 拘4ト リ ” @ 諾 組 長 以 * 劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品注目|薬価基準収載| 塩酸グラニセトロン製剤 抗悪性腫嬉剤・リンパ管腫治療剤 生物由来製昂、劇薬、指定医薬品、処方せん医薬品剖 l 薬価基準収載| E画 附 = = ; ・ ・ 注 射 用 店 長E; 陸 注1 )VEGF: V a s c u l a rE n d o t h e l i a lGrowthF a c t o r( I 血管内皮増殖因子) 注2 )注意ー医師等の処方せんにより使用すること 注3)HER2 日 :um白n~pidermal GrowthFactorBeceptorTypeg (ヒト上皮増殖因子受容体2型 、別称・c-erbB-2) * のRIまF .ホフマン・ラ・ロシュ社(スイス)登録商標 ※効能・効果、用法・用量、警告、禁恵、原則禁忌 を含む使用上の注意、効能・効果に関連する使 用上の注意、用法・用量に関連する使用上の注 意等は製品添付文書をご参照ください。 [資料請求先] 中外製薬株式会社 〒103 ・8324 東京都中央区日本橋室町2 ・1 ・1 ホームページで中外製薬の企業・製晶情報をご覧いただけます。 http://www.chugaトpharm.co.jp 2007 年日月作成 がん制圧への挑戦 式会社学術情報室 襲撃襲警檎箆西新宿 6 5 1T e l : 0 3( 5 3 2 3 ) 8 3 5 5 ソ,__.,®~結 ZOMEミ守~一襲撃拡ゾレド岱ン離水和物 効能・効果、用法・用量、警告・禁思を含む 使用上の注意等については、製品添付文書 をご覧ください。 製造販売 (資料請求先) メノりレディスファーマ株式会社 東京都港区西麻布 4・17・30 干 106-8618 魁 盈 温 誼. . 凪温回国~ 直 司 0120-003-293 受付時間:月∼金 9:00∼18:00 w w w . n o v a r t i s . e o . j p / d i r e c t / 2007年7月作成 G芭 初 芝 企R (gemcitabine] 「効能・効果」、「用法・用量 J、「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については、添付文書をご参照ください。 直面亙亘通E 代謝括抗性抗悪性腫虜剤 劇薬/指定医薬品/処方せん医薬品(注意医師等の処方せんにより使用すること) 一 一 ~,:園圃, Ml~ 一⑮ ··~注射用 200ma -’~~;,一一, v 注射用 1g Gemzar"I n j e c t i o nc 注射用塩酸ゲムシタピン) ジヱムザ−J I ; RGEMZAR⑪は E l iL i l l yandCompanyの登録商標です L i l l yAnswersリリーアンサーズ 製造販売元〈資料請求先〉 日本イーライリリー株式会社 〒651-0086神戸市中央区磯上通7丁目 1 番5号 日本イーライリリー医薬情報問合せ窓口 必修 0120-360-605c医療関係者向け) 受付時間:月∼金 8 : 4 5∼1 7 : 3 0 乳癌治療剤 フ ェ ア ス ト ン 錠 40・60 ク工ン酸卜レミフェン製剤 FarestonTab-40・60 。 ※注意ー医師等の処方せんにより使用すること。 鷹取含む使用上の注意の改訂に十分ご留意ください。||薬価基準収載| 資料請求先 、.日京化麗柿式会社 、. a東京都千代田区富士見一丁目 11番 2号 提携 a雨 O r i o nC o r p o r a t i o n ,F i n l a n d ※禁忌効能効果用法用量使日注意などは製品一ゅ…ぃ 2005年4月作成 | 王恭子→bs I § i工バテ'-JL~iJL EPA 製剤 日局イコサベント酸工チル・軟カプセル剤 く薬価基準収載〉 日局イコサベント酸工チル・軟カプセル剤 く薬価基準収載〉 製造販売元く資料請求先〉 ※[禁忌]、[効能・効果]、[用法・用量}、{使用上の注意】 などの詳細は添付文書をご参照下さい。 ! テ ー 工J JLS300 工』 l ' : T " − 』L iS600 工J l 'テ サLS900 c Q : 心持田製薬株式会社 ¥ r 1( l ソ 東 京 都 新 宿 区 四 谷1 丁目 7番 地 M浜 山 崎 電 話 ( 0 3 )5229-3906(学術)干 160-8515 2007 年8月作成( N12パ5 ) . 、 ・叶sbk 1 0 Z 可 i 叩q u n 4 、 也 三 町 ’ il 、 i jvi illl 明M吻6aMa吋同吋自刊訂創訓wγJJ3 AF− ‘,叫刊当An 渇 U 句 泊W A d A 8 治mnd 却AAun −− 禁忌(次の患者には投与しないこと) ( l)本剤の成分に対する過敏症の既往歴のある患者 (2 )硫酸アタザナビルを投与中の患者(作目互作用J の項参照) {効能・効果1 0カプセル15・O D錠 15 胃潰痴、十二指腸潰郷、吻合部潰揚、逆流性食道炎、 Z o l l i n g e r E l l i s o n症候群、非 び 5ん性胃食道逆流症、胃潰携又は十二指腸漬療におけるヘリコパクター・ピロリ の除菌の補助 Oカプセル30・OD錠30 胃潰郷、十二指腸潰潟、吻合部潰湾、逆流性食道炎、 Zollinger-Ellison症候群、 胃潰郷又は十二指腸潰療におけるヘリコパクター・ピロリの除菌の補助 l 【用法・用量l 0胃潰摘、十二指腸潰郷、吻合部潰郷、 Z o l l i n g e r E l l i s o n症候群の場合 遇常、成人にはランソブラゾールとして1回30mgを1日1回経口投与する。 なお、通常、胃潰療、吻合部i 貴療では 8週間まで、十二指腸潰書館では 6週間までの 投与とする。 0逆流性食道炎の場合 通常、成人にはランソブラゾールとして1回30mgを1日1回経口投与する。なお、 通常 8週間までの投与とする。 さらに、再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法においては、 1回 15mgを 1日1回経口投与するが、効果不十分の場合は、 1日1回30mgを経口投与するとと ができる。 0非 び5ん性胃食道逆流症の場合(カプセル15・OD錠 15のみ) 通常、成人にはランソプラゾールとして 1回 15mgを1日1閉経口投与する。なお、 通常4週間までの投与とする。 0胃潰郷又I C ! :十二指腸潰摘におけるヘリコパクター・ピロ υ の除菌の補助の淘合 通常、成人にはランソプラゾールとして 1回30mg、アモキシシリンとして 1問 750mg(力価)及びクラリスロマイシンとして 1回200mg(力価)の3剤を同時 、 7日間経口投与する。 に 1日2圏 なお、クラ υ スロマイシンは、必要に応じて適宜増量するととができる。ただし、 1 回 400mg(力価) 182回を上限とする。プロトンポンプインヒピタ一、アモキシシ リン及びクラリスロマイシンの 3剤投与によるヘリコパクター・ピロリの除菌治療 が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはランソブラゾールと して 1回30mg 、アモキシシリンとして 1回750mg(力価)及びメトロニダゾール として 1回250mgの3剤を同時に 1日2回、ア臼間経口投与する。 ,−ー〈用法・周置に関連する使用上の注意〉ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー−ーーーー l ( 1)逆流性食道炎の維持療法において、 1日1 回30mg の投与l c l :、1日1回 15mg 投; 与中に再発した例など 15mg では効果が不十分な場合に限る。 l I (2)OD錠は口腔内で崩壊するが、口胞の粘膜か 5吸収されるととはないため、睡! 液又は水で飲み込むこと。 : ; なお、本剤の投与が胃癌、食道癌等の悪性腫描普及び他の消化器疾患による症 状を隠蔽することがあるので、内視鏡検査等によりとれらの疾患で忽いととを 確認すること。 (6)本剤を胃潰痛又は十二指腸演痴におけるヘリコパクター・ピロリの除菌の補助 に用いる際には、除菌治療に用い 5れる他の薬剤の添付文書に記載されてい る禁忌、慎重投与、重大な副作用等の使用上の注意を必す確認すること。 3 .相互作用 本剤は主として肝薬物代謝酵索CYP2Cl9 又はCYP3A4 で代謝される。 また、本剤の胃酸分泌抑制作用により、併用薬剤の吸収を促進又は抑制することが ある。 (1 )併用禁忌(併用し主主いこと) 硫酸アタザナピル(レイアタッツ) (2)併用注意(併用に注意すること) テ才フィリン、タクロりムス水和物、ジゴキシン、メチルジゴキシン、イトラコナゾー ル、ゲフィチニブ、フェニトイン、ジアゼパム 4 .副作用 胃潰摘、十二指腸潰郷、吻合部潰期、逆流性食道炎、 Z o l l i n g e r E l l i s o n症候群、非 び 5ん性胃食道逆流症:承認時までの試験では2,296例中349例 (16.2% )に、 市販後の使用成績調査[カプセル剤再審査終了時点(非びらん性胃食道逆流症を 除く) :2002年 3月]では6,260例中 138例(2.2%)に臨床検査値の異常を含 む副作用が認められている。 胃潰痛又 I ま十二指腸潰郷におけるへ コパクター・ピロ の除閣の補助:承認時ま でに園内で行われた試験(ランソプラゾール、アモキシシリン及びクラリスロマイ シンの3剤投与)では430例中217 例(60.5% )に臨床検査値の異常を含む副作 用が認められている。また、プロトンポンプインヒピタ一、アモキシシリン及びメト ロニダゾールの 3剤投与については、圏内において臨床試験等の副作用発現頻度 が明確となる試験を実施していなし'(承認時)。 なお、外国で行われた試験(ランソプラゾール、アモキシシ υ ン及びクラリスロマ イシン又はメトロこダゾールの 3剤投与)では680例中239例(36.1%)に臨床 検査値の異常を含む副作用が認められている。 ( 1 )重大な副作用 1 )アナフィラキシー反応(全身発疹、顔面浮腫、呼吸困難等) (0.1% 未満) があらわれることがあり、ショック(0.1%未満)を起とした例もあるので、 観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置 を行うこと。 2)汎血際減少、無頼粒球症、溶血性貧血(0.1%未満)、また、頼粒球減少、血 小板減少、貧血(0 . 1∼ 6 %未満)があ 5われることがあるので、観察を十 分に行い、異常が認め 5れた場合には投与を中止するなど適切な処置を 行こうこと。 3)賛痘、 AST(GOT ) 、 ALT(GPT )の上昇等を伴う重篤な肝機能障害(0.1% 未満)があらわれることがあるので、観祭を十分に行い、異常が認められ た場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 4)中毒性表皮犠死症(L y e l l症候群)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson 症候群) (0.1%未満)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、 異常が認め 5れた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 6)へ υ コパクター・ピロリの除菌に用いるアモキシシリン、クラ υ スロマイシ I i篤な大腸炎(0.1%未満);があ 5 ンでは、偽膜性大腸炎等の血便を伴う : われるととがあるので、腹痛、額回の下痢があらわれた場合には直ちに投 与を中止する恕ど適切な処置を行うとと。 6)間質性肺炎(0.1%宋満)があらわれることがあるので、発熱、般職、呼吸 困難、肺音の異常(捻髪音)等があ 5われた場合には、速やかに胸部X線等 の検査を実施し、本剤の投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与等の適 切な処置を行うこと。 ア)間質性腎炎(頒度不明)があらわれ、急性腎不全に至ることもあるので、 腎機能検査値( BUN、クレアチ二ン上昇等)に注意し、異常が認められた 場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 υ υ [使用上の注意1 1 . 慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) (l)薬物過敏症の既往歴のある患者 (2 )肝障害のある患者 (3)高齢者 2 .重要な基本的注意 (l )治療にあたっては緩過を十分に観察し、病状に応じ治療上必要最小限の使用 にとどめること。 (2 )胃潰潟、十二指腸潰書留、吻合部潰痛に使用する場合は、長期の使用経験は十分で ないので、維持療法には用いないことが望ましい。 (3 )逆流性食道炎の維持療法については、再発・再燃を繰り返す患者に対し投与す ることとし、本来維持療法の必要のない患者に投与することのないよう留意す ること。また、 1日1回30mg又は 15mgの投与により寛解状態が長期にわた り継続する症例で、減量又は投与中止により再発するおそれが芯いと判断ざ 大使用上の注意の詳細については添付文書をと参照ください。 れる場合は1日1回15mglこ減量又は中止すること。なお、維持療 ま定期的に内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うとと 〆 、 法中 l が望ましい。 \:~ . . . . . . . プロトンポンプインヒピター l 猿価基準:収載 i (4)非びらん性問食道逆流症の治療については、投与開始2週後を自 j 争 弘 |指定医薬昂処方せん鴎酔 注)注意ー医鵬の断せんによD使用する己と 安として効果を磁認し、症状の改善傾向が認め 5れない場合には、 I,#;繍齢化| 一 一 一 一 一一一一−一一一 酸逆流以外の原因が考えられるため他の適切な治療への変更を 考慮すること。 滝 緩 轍 輔 蹄 , , 句i m ~---一三一’ 恒)非びらん性胃食道逆流症の治療については、問診により胸やけ、 呑酸等の酸逆流症状が繰り返しみ 5れること( 1 週間あたり 2日 I d撚 νφl −・ーー← ・ーーーー’ーー− し二ごごこ::_~I {ランソフラゾールカプセル邑口腔内蹴措置錠) 以上)を確認のうえ投与すること。 d 1 機議麟 Jina~』...・-句F,・ J カプセル 15 ・ 30 . , − − . 戸 ’ .1. . OD 錠 15・ 30 ユ , . ー ; 内驚窃"I . , 川 . , . _ , 〔資料譜求先〕 ⑨武田薬晶工業株式会社 ~~βお~.~間i!3~修町四丁目 1 番1 号 ( 0 7 1 1 )
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