家 族 傷 害 保 険

08.4改
家 族 傷 害 保 険
普通保険約款および特約条項
チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー
ご契約者の皆様へ
このたびは当社の家族傷害保険にお申込みいただき誠にありがとうございました。
この家族傷害保険普通保険約款および特約条項をご一読のうえ,保険証券と共に保存下さい。
なお,適用される特約条項につきましては保険証券「特約条項」欄をご参照下さい。
もし,おわかりにくい点,お気付の点等がございましたら,当社または当社代理店までお問合せ下さい。
チューリッヒのプライバシー・ポリシーについて
チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー
チューリッヒでは、お客さまの個人情報を本保険引受および保険金支払の判断、本契約の履行、付帯サービスの提供、他の保険・サービスの提供および保険商
品等の開発調査のために利用します。
お客さまからの信頼を第一と考え、チューリッヒ・ファイナンシャル・サービシズ・グループの指針および我が国の関連法規・規定を遵守しながら、お客さま
の個人情報の適正な管理、利用およびその保護に努めております。
チューリッヒのプライバシーポリシーの詳細につきましては、当社ホームページ(http://www.zurich.co.jp)でご確認ください。
Z99-DFA
07.09
ZD-TKB
――目 次――
◎家族傷害保険普通保険約款 ……………………………………………………………………………………………… 1
第1章 当会社の責任 ……………………………………………………………………………………………………… 1
第2章 保険金を支払わない場合 ………………………………………………………………………………………… 1
第3章 保険金の種類および支払額 ……………………………………………………………………………………… 2
第4章 保険契約者または被保険者の義務 ……………………………………………………………………………… 3
第5章 保険契約の無効、失効および解除 ……………………………………………………………………………… 3
第6章 事故の発生および保険金請求の手続 …………………………………………………………………………… 4
第7章 死亡保険金受取人の指定または変更等 ………………………………………………………………………… 5
第8章 その他 ……………………………………………………………………………………………………………… 5
◎特約条項 …………………………………………………………………………………………………………………… 9
1.天災危険担保特約条項 ………………………………………………………………………………………………… 9
2.死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金および手術保険金のみの支払特約条項 …………………………… 9
3.家族傷害保険賠償責任危険担保特約条項 …………………………………………………………………………… 9
4.一般団体家族傷害保険保険料分割払特約条項 …………………………………………………………………… 10
5.家族傷害保険保険料分割払特約条項(一般用)…………………………………………………………………… 11
6.家族傷害保険保険契約の継続に関する特約条項 ………………………………………………………………… 11
7.長期保険特約条項 …………………………………………………………………………………………………… 12
8.後遺障害保険金の追加支払に関する特約条項 …………………………………………………………………… 14
9.夫婦特約条項 ………………………………………………………………………………………………………… 14
10.死亡保険金および後遺障害保険金のみの支払特約条項 ………………………………………………………… 14
11.配偶者不担保特約条項 ……………………………………………………………………………………………… 14
12.通院保険金支払限度日数延長特約条項(180日用) ……………………………………………………………… 14
13.入院保険金および手術保険金支払日数延長特約条項(365日用) ……………………………………………… 14
14.通信販売に関する特約条項 ………………………………………………………………………………………… 14
15.通信販売に関する特約条項(直接扱契約用)……………………………………………………………………… 15
16.インターネットによる契約に関する特約条項 …………………………………………………………………… 16
17.クレジットカードによる保険料支払に関する特約条項 ………………………………………………………… 18
家族傷害保険普通保険約款
保険契約者または被保険者(注)は、当会社に書面をもって本人の変更をしない旨を
申し出ることができます。
② 当会社は、前項の規定による申出を承認したときは、その承認日以降、保険証券の
本人欄に記載の者を本人とみなして第3条(被保険者の範囲)第1項の規定を適用し
ます。この場合、新たに生計維持者となった者に対しては同条第3項ただし書の規定
は適用しません。
(注)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
第1章 当会社の責任
第1条(当会社の支払責任)
① 当会社は、被保険者が急激かつ偶然な外来の事故(以下「事故」といいます。)に
よってその身体に被った傷害に対して、この約款に従い保険金(注)を支払います。
② 前項の傷害には、身体外部から有毒ガスまたは有毒物質を偶然かつ一時に吸入、吸
収または摂取したときに急激に生ずる中毒症状(継続的に吸入、吸収または摂取した
第2章 保険金を支払わない場合
結果生ずる中毒症状を除きます。)を含みます。ただし、細菌性食中毒およびウイル
第6条(保険金を支払わない場合−その1)
ス性食中毒は含みません。
① 当会社は、次の各号に掲げる事由のいずれかによって生じた傷害に対しては、保険
(注)保険金
金を支払いません。
死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金または通院保険金をい
(1)被保険者の故意。ただし、保険金を支払わないのはその被保険者の被った傷害に
います。以下同様とします。
限ります。
第2条(保険責任の始期および終期)
(2)保険金を受け取るべき者(注1)の故意。ただし、その者が死亡保険金の一部の
① 当会社の保険責任は、保険証券記載の保険期間(以下「保険期間」といいます。)
受取人である場合には、他の者が受け取るべき金額については、保険金を支払いま
の初日の午後4時(保険証券にこれと異なる時刻が記載されているときは、その時刻)
す。
に始まり、末日の午後4時に終わります。
(3)被保険者の自殺行為、犯罪行為または闘争行為。ただし、保険金を支払わないの
② 前項の時刻は、保険証券発行地の標準時によるものとします。
はその被保険者の被った傷害に限ります。
③ 保険期間が始まった後でも、当会社は、保険料領収前に生じた事故による傷害に対
(4)被保険者が法令に定められた運転資格(注2)を持たないで、自動車もしくは原
しては、保険金を支払いません。
動機付自転車(以下「自動車等」といいます。)を運転している間、酒に酔った状
第3条(被保険者の範囲)
態(注3)で自動車等を運転している間、または麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、
① この約款における被保険者は、次項に規定する本人(以下「本人」といいます。)
シンナー等の影響により正常な運転ができないおそれがある状態で自動車等を運転
のほか、次の各号のいずれかに該当する者(本人を含めて、以下「家族」といいます。)
している間に生じた事故。ただし、保険金を支払わないのはその被保険者の被った
とします。
傷害に限ります。
(1)本人の配偶者
(5)被保険者の脳疾患、疾病または心神喪失。ただし、保険金を支払わないのはその
(2)本人または配偶者と生計を共にする同居の親族
被保険者の被った傷害に限ります。
(3)本人または配偶者と生計を共にする別居の未婚の子
(6)被保険者の妊娠、出産、早産、流産または外科的手術その他の医療処置。ただし、
② 前項の本人とは、同項各号の被保険者の生計を主として維持している者(以下「生
当会社が保険金を支払うべき傷害を治療する場合には、保険金を支払います。
計維持者」といいます。)で保険証券の本人欄に記載の者とします。
③ 前項の場合において、保険証券の本人欄に生計維持者でない者が記載されていても、 (7)被保険者に対する刑の執行
(8)地震もしくは噴火またはこれらによる津波
その者を本人とみなして第1項の規定を適用します。ただし、保険証券の本人欄に生
(9)戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の
計維持者でない者が記載されたことにより、生計維持者を本人とした場合に適用され
事変または暴動(注4)
るべき保険料率よりも低い保険料率が適用されたときは、生計維持者に対して約定さ
(10)核燃料物質(注5)もしくは核燃料物質によって汚染された物(注6)の放射
れた保険金額、入院保険金日額および通院保険金日額は、次の算式によって削減され
性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
るものとします。
(11)前3号の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて
生じた事故
保険証券の本人欄に記載された
(12)第10号以外の放射線照射または放射能汚染
生計維持者に対して約定さ
けい
者に対して適用された保険料率
② 当会社は、被保険者が頸部症候群(いわゆる「むちうち症」)、腰痛その他の症状を
れた保険金額、入院保険金 ×
生計維持者を本人とした場合にその本
訴えている場合であっても、それを裏付けるに足りる医学的他覚所見のないものに対
日額および通院保険金日額
人に対して適用されるべき保険料率
しては、当該症状の原因がどのようなものであっても、保険金を支払いません。
(注1)保険金を受け取るべき者
④ 第1項の本人と本人以外の被保険者との続柄は、傷害の原因となった事故発生時に
保険金を受け取るべき者が法人であるときは、その理事、取締役または法人の
おけるものをいいます。
業務を執行するその他の機関とします。
第4条(生計維持者の変更に伴う本人の変更)
(注2)法令に定められた運転資格
① 保険契約締結の後、生計維持者が保険証券の本人欄に記載の者以外の者に変更とな
運転する地における法令によるものをいいます。
る場合には、保険契約者または被保険者(注)は、遅滞なく、書面をもって当会社に
(注3)酒に酔った状態
その旨を通知し、本人の変更を申し出なければなりません。
アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態をいいます。
② 前項の場合において、保険料率を変更する必要があるときは、当会社は、変更前の
(注4)暴動
本人に対して適用された保険料率と変更後の本人に対して適用されるべき保険料率と
この約款においては、群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または
の差に基づき未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を返還または請求します。
一部の地区において著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められる状
③ 保険契約者または被保険者(注)が第1項の規定による手続を怠ったときまたは保
態をいいます。
険契約者が前項に規定する追加保険料の支払を怠ったときは、当会社は、第1項の事
(注5)核燃料物質
実が発生した後に生じた事故による傷害に対しては、前条第3項の規定を準用して保
使用済燃料を含みます。
険金を支払います。
(注6)核燃料物質によって汚染された物
(注)保険契約者または被保険者
原子核分裂生成物を含みます。
これらの者の代理人を含みます。
第7条(保険金を支払わない場合−その2)
第5条(本人の変更に関する特則)
当会社は、被保険者が次の各号のいずれかに該当する間に生じた事故によって被っ
① 保険契約締結の後、生計維持者が保険証券の本人欄に記載の者以外の者に変更とな
た傷害に対しては、保険金を支払いません。ただし、保険金を支払わないのはその被
る場合でも、その変更が保険証券の本人欄に記載の者にこの保険契約による保険金の
保険者の被った傷害に限ります。
支払を受けるべき事由が発生した後に生じたときは、前条第1項の規定にかかわらず、 (1)被保険者が別表1に掲げる運動等を行っている間
1
(2)被保険者の職業が別表2に掲げるもののいずれかに該当する場合において、被保
険者が当該職業に従事している間
(3)被保険者が乗用具(注1)による競技、競争、興行(注2)もしくは試運転(注
3)(以下この号においてこれらを「競技等」といいます。)をしている間または競
技等を行うことを目的とする場所において、競技等に準ずる方法・態様により乗用
具を使用している間。ただし、自動車等を用いて道路上でこれらのことを行ってい
る間については、法令による許可を受けて、一般の通行を制限し、道路を占有して
行っている間に限ります。
(注1)乗用具
自動車等、モーターボート(水上オートバイを含みます。)、ゴーカート、ス
ノーモービルその他これらに類する乗用具をいいます。以下この号において同
様とします。
(注2)競技、競争、興行
いずれもそのための練習を含みます。
(注3)試運転
性能試験を目的とする運転または操縦をいいます。
通じ、保険金額をもって限度とします。
(注1)後遺障害
身体に残された将来においても回復できない機能の重大な障害または身体の一
部の欠損で、かつ、その原因となった傷害がなおった後のものをいいます。以下
同様とします。
(注2)医師
被保険者が医師である場合は、被保険者以外の医師をいいます。以下同様とし
ます。
第10条(入院保険金および手術保険金の支払)
① 当会社は、被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被り、その直接の結果
として、平常の業務に従事することまたは平常の生活ができなくなり、かつ、入院し
た場合(注1)は、次の算式によって算出された額を入院保険金としてその被保険者
に支払います。
保険証券に記載されたその
被保険者の入院保険金日額 ×入院日数=入院保険金
第3章 保険金の種類および支払額
② 当会社は、いかなる場合においても、事故の日からその日を含めて180日を経過し
第8条(死亡保険金の支払)
た後の期間に対しては、入院保険金を支払いません。
① 当会社は、被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被り、その直接の結果
③ 被保険者が入院保険金の支払を受けられる期間中新たに他の傷害を被ったとしても、
として、事故の日からその日を含めて180日以内に死亡したときは、保険証券に記載
当会社は、重複しては入院保険金を支払いません。
されたその被保険者の保険金額(以下この項および次条において「保険金額」といい
④ 当会社は、入院保険金が支払われる場合に、被保険者が事故の日からその日を含め
ます。)の全額(注)を死亡保険金として死亡保険金受取人に支払います。
て180日以内に病院または診療所において、入院保険金を支払うべき傷害の治療を直
② 第33条(死亡保険金受取人の指定または変更)第1項から第3項までの規定により
接の目的として別表6に掲げる手術を受けたときは、次の算式によって算出された額
その被保険者の法定相続人が死亡保険金受取人となる場合で、その者が2名以上であ
を手術保険金としてその被保険者に支払います。ただし、1事故に基づく傷害につい
るときは、当会社は、法定相続分の割合により死亡保険金を死亡保険金受取人に支払
て、1回の手術に限ります。
います。
③ 第33条(死亡保険金受取人の指定または変更)第5項の死亡保険金受取人が2名以
保険証券に記載されたその 手術の種類に応じて別表
上であるときは、当会社は、均等の割合により死亡保険金を死亡保険金受取人に支払
被保険者の入院保険金日額 × 6に規定する倍率(注2)=手術保険金
います。
(注)保険証券に記載されたその被保険者の保険金額の全額
(注1)入院した場合
既に支払った後遺障害保険金がある場合は、保険金額から既に支払った金額を
医師による治療が必要な場合において、自宅等での治療が困難なため、病院ま
控除した残額とします。
たは診療所に入り、常に医師の管理下において治療に専念することをいいます。
第9条(後遺障害保険金の支払)
(別表5の各号のいずれかに該当し、かつ、医師の治療を受けた場合を含みます。)
① 当会社は、被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被り、その直接の結果
(注2)別表6に規定する倍率
として、事故の日からその日を含めて180日以内に後遺障害(注1)が生じたときは、
1事故に基づく傷害に対して2以上の手術を受けた場合は、そのうち最も高い
次の算式によって算出された額を後遺障害保険金としてその被保険者に支払います。
倍率とします。
第11条(通院保険金の支払)
保険金額×別表3の各号に規定する割合=後遺障害保険金
① 当会社は、被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被り、その直接の結果
として、平常の業務に従事することまたは平常の生活に支障が生じ、かつ、通院(注)
② 前項の規定にかかわらず、被保険者が事故の日からその日を含めて180日を超えて
した場合は、次の算式によって算出された額を通院保険金としてその被保険者に支払
なお治療を要する状態にあるときは、当会社は、事故の日からその日を含めて181日
います。ただし、平常の業務に従事することまたは平常の生活に支障がない程度に傷
目における医師(注2)の診断に基づき後遺障害の程度を認定して、後遺障害保険金
害がなおった時以降の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
を支払います。
③ 別表3の各号に該当しない後遺障害に対しては、被保険者の職業、年齢、社会的地
保険証券に記載されたその 通院日数(90日を
位等に関係なく身体の障害の程度に応じ、かつ、別表3の各号に掲げる区分に準じ、
被保険者の通院保険金日額 × 限度とします。) =通院保険金
後遺障害保険金の支払額を決定します。ただし、別表3の第1号(3)、(4)、第2号
(3)、第4号(4)および第5号(2)に掲げる機能障害に至らない障害に対しては、後遺
② 被保険者が通院しない場合においても、骨折等の傷害を被った部位を固定するため
障害保険金を支払いません。
に医師の指示によりギプス等を常時装着した結果、平常の業務に従事することまたは
④ 同一事故により2種以上の後遺障害が生じた場合には、当会社は、その各々に対し
平常の生活に著しい支障が生じたと当会社が認めたときは、その日数に対し、前項の
前3項の規定を適用し、その合計額を支払います。ただし、別表3の第7号から第9
規定を適用して通院保険金を支払います。
号までに掲げる上肢(腕および手)または下肢(脚および足)の後遺障害に対しては、 ③ 当会社は、前2項の規定にかかわらず、前条の入院保険金が支払われるべき期間中
1肢ごとの後遺障害保険金は保険金額の60%をもって限度とします。
の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
⑤ 既に身体に障害のあった被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被り、そ
④ 当会社は、いかなる場合においても、事故の日からその日を含めて180日を経過し
の直接の結果として新たな後遺障害が加わったことにより別表4の各号のいずれかに
た後の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
該当したときは、加重された後の後遺障害の状態に対応する別表3の各号に掲げる割
⑤ 被保険者が通院保険金の支払を受けられる期間中新たに他の傷害を被ったとしても、
合を適用して、後遺障害保険金を支払います。ただし、既にあった身体の障害(以下
当会社は、重複しては通院保険金を支払いません。
この項において「既存障害」といいます。)がこの保険契約に基づく後遺障害保険金
(注)通院
の支払を受けたものであるときは、加重された後の後遺障害の状態に対応する割合か
医師による治療が必要な場合において、病院または診療所に通い、医師の治療
ら、既存障害に対応する割合を差し引いて得た割合により後遺障害保険金を支払いま
を受けること(往診を含みます。)をいいます。以下この条において同様とします。
す。
第12条(当会社の責任限度額)
⑥ 前各項の規定に基づいて、当会社が支払うべき後遺障害保険金の額は、保険期間を
当会社がこの保険契約に基づき支払うべき死亡保険金および後遺障害保険金の額は、
2
保険期間を通じ、次の各号に掲げる額をもって限度とします。
(1)本人および配偶者については、保険証券に記載されたそれぞれの保険金額
(2)前号以外の被保険者については、当該被保険者ごとに、保険証券に記載された保
険金額
第13条(死亡の推定)
被保険者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となった場合または遭難した
場合において、当該航空機または船舶が行方不明となった日または遭難した日からそ
の日を含めて30日を経過してもなお被保険者が発見されないときは、当該航空機また
は船舶が行方不明となった日または遭難した日に、被保険者が第1条(当会社の支払
責任)の傷害によって死亡したものと推定します。
第14条(他の身体の障害または疾病の影響)
① 被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被った時既に存在していた身体の
障害もしくは疾病の影響により、または同条の傷害を被った後にその原因となった事
故と関係なく発生した傷害もしくは疾病の影響により同条の傷害が重大となった場合
は、当会社は、その影響がなかったときに相当する金額を決定してこれを支払います。
② 正当な理由がなく被保険者が治療を怠ったことまたは保険契約者もしくは保険金を
受け取るべき者が治療をさせなかったことにより第1条(当会社の支払責任)の傷害
が重大となったときも、前項と同様の方法で支払います。
第4章 保険契約者または被保険者の義務
第15条(告知義務)
① 保険契約締結の際、保険契約者または被保険者(注1)が故意または重大な過失に
よって、保険契約申込書の記載事項について、当会社に知っている事実を告げなかっ
たときまたは不実のことを告げたときは、当会社は、保険証券記載の保険契約者の住
所(注2)にあてた書面による通知をもって、この保険契約を解除することができま
す。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利および義
務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)第34条第3項の規定によりこの保険契約上の権利および義務を承継した保険契約
者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 第1項の規定は、次の各号のいずれかに該当する場合には適用しません。
(1)第1項の告げなかった事実または告げた不実のことがなくなった場合
(2)当会社が保険契約締結の際、第1項の告げなかった事実もしくは告げた不実のこ
とを知っていた場合または過失によってこれを知らなかった場合
(3)保険契約者または被保険者(注1)が、第1条(当会社の支払責任)の事故に
よって傷害を被る前に保険契約申込書の記載事項につき書面をもって更正を当会社
に申し出て、当会社がこれを承認した場合。なお、更正の申出を受けた場合におい
て、その更正を申し出た事実が、保険契約締結の際に当会社に告げられていたとし
ても、当会社が保険契約を締結していたと認めるときに限り、これを承認するもの
とします。
(4)当会社が第1項の告げなかった事実または告げた不実のことを知った日からその
日を含めて保険契約を解除しないで30日を経過した場合
④ 第1項の告げなかった事実または告げた不実のことが、当会社が行う危険測定に関
係のないものであった場合には、同項の規定は適用しません。ただし、身体の傷害に
対して保険金を支払うべき他の保険契約または特約(以下「重複保険契約」といいま
す。
)に関する事項については、同項の規定を適用します。
⑤ 第1項の規定による解除が傷害の生じた後になされた場合でも、第25条(保険契約
解除の効力)の規定にかかわらず、当会社は、保険金を支払いません。この場合にお
いて、既に保険金を支払っていたときは、当会社は、その返還を請求することができ
ます。
(注1)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
(注2)保険証券記載の保険契約者の住所
第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)第1項の規定による通知が
あった場合はその住所または通知先をいいます。
第16条(保険料の返還または請求−告知義務)
① 前条第1項の規定により、当会社が保険契約を解除したときは、当会社は、既に払
い込まれた保険料は返還しません。
② 前条第3項第3号の規定による承認をする場合において、保険料率を変更する必要
があるときは、当会社は、変更前の保険料率と変更後の保険料率との差に基づき計算
した保険料を返還または請求します。
③ 前項の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、
保険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故に
よる傷害に対しては、保険金を支払いません。
第17条(重複保険契約に関する通知義務)
保険契約締結の後、保険契約者または被保険者(注)は、重複保険契約を締結する
ときはあらかじめ、重複保険契約があることを知ったときは、遅滞なく、書面をもっ
てその旨を当会社に申し出て、承認を請求しなければなりません。
(注)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
第18条(職業または職務の変更に関する通知義務)
① 保険契約締結の後、保険証券の本人欄に記載の者が保険証券記載の職業または職務
を変更するときは、保険契約者または被保険者(注)は、遅滞なく、書面をもってそ
の旨を当会社に通知しなければなりません。
② 職業に就いていない本人が新たに職業に就くときまたは保険証券記載の職業に就い
ていた本人がその職業をやめるときも前項と同様とします。
(注)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
第19条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務)
① 前条の規定による通知を受けた場合において、保険料率を変更する必要があるとき
は、当会社は、変更前料率(注1)と変更後料率(注2)との差に基づき未経過期間
に対し日割をもって計算した保険料を返還または請求します。
② 前項の規定により、追加保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、
保険契約者がその支払を怠ったときは、当会社は、前条の規定による変更があった後
に生じた事故による本人の傷害に対しては、変更前料率の変更後料率に対する割合に
より、保険金を削減して支払います。ただし、本人がその職業または職務に従事して
いない間に生じた事故による傷害に対しては、保険金を削減しません。
③ 保険契約者または被保険者(注3)が前条の規定による手続を怠った場合において、
変更後料率が変更前料率よりも高いときも前項と同様とします。
(注1)変更前料率
変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。以下同様と
します。
(注2)変更後料率
変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。以下同
様とします。
(注3)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)
① 保険契約者が保険証券記載の住所または通知先を変更したときは、保険契約者また
はその代理人は、遅滞なく、その旨を当会社に通知しなければなりません。
② 保険契約者またはその代理人が前項の規定による通知をしなかったときは、当会社
の知った最終の住所または通知先に送付した通知は、通常到達するために要する期間
を経過した時に保険契約者に到達したものとみなします。
第5章 保険契約の無効、失効および解除
第21条(保険契約の無効)
保険契約締結の際、次の各号に掲げる事実のいずれかがあったときは、保険契約は
無効とします。
(1)保険契約に関し、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注)に
詐欺の行為があったとき。
(2)他人の家族を被保険者とする保険契約について、その者の同意を得なかったとき。
ただし、死亡保険金受取人の指定のある場合に限ります。
(3)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注)が既に事故またはそ
の原因が発生していたことを知っていたとき。
(注)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
第22条(保険契約の失効)
保険契約締結の後、第8条(死亡保険金の支払)第1項の死亡保険金を支払うべき
傷害以外の事由によって被保険者が死亡し、第3条(被保険者の範囲)に規定する被
保険者がいなくなったときは、保険契約は効力を失います。
3
第23条(保険料の返還−無効または失効の場合)
① 保険契約が無効または失効の場合において、保険契約者、被保険者または保険金を
受け取るべき者(注1)に故意または重大な過失があったときは、当会社は、既に払
い込まれた保険料は返還しません。
② 保険契約が無効または失効の場合において、保険契約者、被保険者および保険金を
受け取るべき者(注2)に故意および重大な過失がなかったときは、当会社は、無効
の場合には既に払い込まれた保険料の全額を返還し、失効の場合には未経過期間に対
し日割をもって計算した保険料を返還します。ただし、失効の場合において、既経過
期間中に当会社が保険金を支払うべき傷害が生じていたときは、既に払い込まれた保
険料は返還しません。
(注1)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
(注2)保険契約者、被保険者および保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
第24条(保険契約の解除)
① 当会社は、第17条(重複保険契約に関する通知義務)に規定する重複保険契約の事
実があることを知ったときは、その事実について承認請求書を受領したと否とを問わ
ず、保険証券記載の保険契約者の住所(注1)にあてた書面による通知をもって、こ
の保険契約を解除することができます。
② 前項のほか、当会社は、次の各号に掲げる事由のいずれかに該当したときは、解除
する日の30日前までに保険証券記載の保険契約者の住所(注1)にあてた書面による
通知をもって、この保険契約を解除することができます。
(1)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注2)が保険金を詐取す
る目的または他人に保険金を詐取させる目的で事故を生じさせたこと(未遂を含み
ます。)が判明した場合
(2)保険金の請求に関し、保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注
3)に詐欺の行為があったことが判明した場合
(3)その他この保険契約を継続することを期待しえない前各号に掲げる事由と同等の
事由がある場合
③ 前2項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死
亡保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利および義
務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)第34条第3項の規定によりこの保険契約上の権利および義務を承継した保険契約
者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
④ 保険契約者は、当会社に対する書面による通知をもって、この保険契約を解除する
ことができます。
⑤ 第1項の規定による解除をした場合には、第17条(重複保険契約に関する通知義務)
に規定する重複保険契約の事実が発生した時以降に生じた事故による傷害に対しては、
当会社は、保険金を支払いません。この場合において、既に保険金を支払っていたと
きは、次条の規定にかかわらず、当会社は、その返還を請求することができます。
⑥ 第1項の規定に基づく当会社の解除権は、当会社がその事実のあることを知った日
からその日を含めて30日以内に行使しなければ消滅します。
(注1)保険証券記載の保険契約者の住所
第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)第1項の規定による通知が
あった場合はその住所または通知先をいいます。
(注2)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
保険契約者または保険金を受け取るべき者が法人であるときは、その理事、取
締役または法人の業務を執行するその他の機関をいいます。
(注3)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
第25条(保険契約解除の効力)
保険契約の解除は、将来に向かってのみその効力を生じます。
第26条(保険料の返還−解除の場合)
① 第24条(保険契約の解除)第1項または第2項の規定により、当会社が保険契約を
解除したときは、当会社は、未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を返還し
ます。ただし、既経過期間中に当会社が保険金を支払うべき傷害が生じていたときは、
既に払い込まれた保険料は返還しません。
② 第24条(保険契約の解除)第4項の規定により、保険契約者が保険契約を解除した
ときは、当会社は、既に払い込まれた保険料から既経過期間に対し別表7に掲げる短
期料率によって計算した保険料を差し引いて、その残額を返還します。ただし、既経
4
過期間中に当会社が保険金を支払うべき傷害が生じていたときは、既に払い込まれた
保険料は返還しません。
第6章 事故の発生および保険金請求の手続
第27条(事故の通知)
① 被保険者が第1条(当会社の支払責任)の傷害を被ったときは、保険契約者、被保
険者または保険金を受け取るべき者(注1)は、その原因となった事故の日からその
日を含めて30日以内に事故発生の状況および傷害の程度を当会社に通知しなければな
りません。この場合において、当会社が書面による通知もしくは説明を求めたときま
たは被保険者の診断書もしくは死体検案書の提出を求めたときは、これに応じなけれ
ばなりません。
② 被保険者が搭乗している航空機または船舶が行方不明となったときまたは遭難した
ときは、保険契約者または保険金を受け取るべき者(注2)は、当該航空機または船
舶が行方不明となった日または遭難した日からその日を含めて30日以内に行方不明ま
たは遭難発生の状況を当会社に書面により通知しなければなりません。
③ 保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者(注1)が正当な理由がなく
て前2項の規定に違反したとき、またはその通知もしくは説明について知っている事
実を告げなかったときもしくは不実のことを告げたときは、当会社は、保険金を支払
いません。
(注1)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
(注2)保険契約者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
第28条(保険金の請求)
① 被保険者または保険金を受け取るべき者(注)が保険金の支払を受けようとすると
きは、別表8に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければなりません。
② 被保険者に保険金を請求できない事情がある場合で、かつ、前項の規定により保険
金の支払を受けるべきその被保険者の代理人がいないときは、次の各号に掲げる者の
いずれかがその事情を示す書類をもってその旨を当会社に申し出て、当会社の承認を
得たうえで、その被保険者の代理人として保険金を請求することができます。
(1)その被保険者と同居または生計を共にする配偶者
(2)前号に規定する者がいない場合または同号に規定する者に保険金を請求できない
事情がある場合には、その被保険者と同居または生計を共にする3親等内の親族
(3)前2号に規定する者がいない場合または同号に規定する者に保険金を請求できな
い事情がある場合には、第1号以外の配偶者または前号以外の3親等内の親族
③ 前項の規定による被保険者の代理人からの保険金の請求に対して、当会社が保険金
を支払った後に、重複して保険金の請求を受けたとしても、当会社は、保険金を支払
いません。
④ 当会社は、別表8および第2項の書類以外の書類の提出を求めることができます。
⑤ 被保険者または保険金を受け取るべき者(注)に、次の各号に掲げる事実のいずれ
かがあったときは、当会社は、保険金を支払いません。
(1)第1項または第2項の規定に違反したとき。
(2)第4項の書類を提出しなかったとき。
(3)第1項、第2項もしくは第4項に規定する提出書類に知っている事実を記載しな
かったときまたは不実の記載をしたとき。
(注)被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
第29条(当会社の指定する医師が作成した診断書等の要求)
① 当会社は、第27条(事故の通知)の規定による通知または前条の規定による請求を
受けた場合で、当会社が必要と認めたときは、当会社の指定する医師が作成した被保
険者の診断書または死体検案書の提出を求めることができます。
② 前項の規定による診断または死体の検案(注)のために要した費用(収入の喪失を
含みません。)は、当会社が負担します。
③ 第1項の規定による当会社の求めに対し、正当な理由がなくこれに応じなかったと
きは、当会社は、保険金を支払いません。
(注)死体の検案
死体について、死亡の事実を医学的に確認することをいいます。
第30条(保険金の支払)
① 当会社は、被保険者または保険金を受け取るべき者(注)が第28条(保険金の請求)
第1項および第2項の規定による手続をした日からその日を含めて30日以内に保険金
を支払います。ただし、当会社が特別な事情によりこの期間内に必要な調査を終える
ことができないときは、これを終えた後、遅滞なく、保険金を支払います。
② 前項の規定による保険金の支払は、当会社があらかじめ承認した場合を除いては、
日本国内において、日本国通貨をもって行うものとします。
(注)被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
第31条(評価人および裁定人)
① 傷害または後遺障害の程度について、当会社と保険契約者、被保険者または保険金
を受け取るべき者(注1)との間で争いが生じたときは、その争いは当事者双方が書
面によって選定する各1名ずつの評価人の判断に任せます。この場合において、評価
人の間で意見が一致しないときは、双方の評価人が選定する1名の裁定人がこれを裁
定するものとします。
② 当事者は、自己の選定した評価人の費用(注2)を各自負担し、その他の費用(注
3)は、半額ずつこれを負担するものとします。
(注1)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。
(注2)評価人の費用
報酬を含みます。
(注3)その他の費用
裁定人に対する報酬を含みます。
第32条(代位)
当会社が保険金を支払った場合でも、被保険者またはその相続人がその傷害につい
て第三者に損害賠償の請求をすることができる権利は、当会社に移転しません。
第7章 死亡保険金受取人の指定または変更等
第33条(死亡保険金受取人の指定または変更)
① 保険契約締結の際、保険契約者は被保険者の同意を得て死亡保険金受取人を指定す
ることができます。
② 第8条(死亡保険金の支払)第1項の規定により死亡保険金が支払われる場合にお
いて、前項の規定による死亡保険金受取人の指定がないときは、その被保険者の法定
相続人を死亡保険金受取人とします。
③ 保険契約締結の後において、保険契約者は被保険者の同意を得て死亡保険金受取人
を新たに指定または変更することができます。
④ 前項の規定による死亡保険金受取人の指定または変更を行う場合には、保険契約者
は、書面をもってその旨を当会社に申し出て、承認を請求しなければなりません。
⑤ 第8条(死亡保険金の支払)第1項の規定により死亡保険金が支払われる場合にお
いて、死亡保険金受取人が既に死亡しており、かつ、第3項の規定による新たな死亡
保険金受取人が指定されていなかったときは、その死亡した死亡保険金受取人の死亡
時の法定相続人(注)で生存している者を死亡保険金受取人とします。
(注)法定相続人
法定相続人のうち死亡している者があるときは、その者については、順次の法
定相続人とします。
第34条(保険契約者の変更)
① 保険契約締結の後、保険契約者は、保険契約上の一切の権利および義務を第三者に
承継させることができます。
② 前項の規定による承継を行う場合には、保険契約者は書面をもってその旨を当会社
に申し出て、承認を請求しなければなりません。
③ 保険契約締結の後、保険契約者が死亡したときは、その死亡した保険契約者の死亡
時の法定相続人が保険契約上の一切の権利および義務を承継するものとします。
第35条(保険契約者または死亡保険金受取人が複数の場合の取扱い)
① この保険契約について、保険契約者または死亡保険金受取人が2名以上であるとき
は、当会社は、代表者1名を定めることを求めることができます。この場合において、
代表者は他の保険契約者または死亡保険金受取人を代理するものとします。
② 前項の代表者が定まらない場合またはその所在が明らかでない場合には、保険契約
者または死亡保険金受取人の中の1名に対して行う当会社の行為は、他の保険契約者
または死亡保険金受取人に対しても効力を有するものとします。
③ 保険契約者が2名以上である場合には、各保険契約者は連帯してこの保険契約上の
義務を負うものとします。
第8章 その他
第36条(保険契約の継続)
① 保険期間の満了に際し、保険契約を継続する場合において、保険契約申込書に記載
した事項および保険証券に記載された事項に変更があったときは、保険契約者または
被保険者(注)は、書面をもってこれを当会社に告げなければなりません。この場合
5
の告知に関する規定の適用については、次の各号のとおりとします。
(1)第15条(告知義務)第1項および第3項第2号の規定中「保険契約締結の際」と
あるのは「保険契約継続の場合」
(2)第15条第1項および第3項第3号の規定中「保険契約申込書の記載事項」とある
のは「保険契約申込書に記載した事項および保険証券に記載された事項」
(3)第15条第3項第3号の規定中「保険契約締結の際」とあるのは「保険契約を継続
するとき」と、
「締結していた」とあるのは「継続していた」
② 保険契約継続の場合には、新たに保険証券を発行しないで、従前の保険証券と新た
な保険証券に代わる書面とをもってこれに代えることができます。
③ 第2条(保険責任の始期および終期)第3項の規定は、継続保険契約の保険料につ
いても、これを適用します。
(注)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
第37条(家族が複数の場合の約款の適用)
家族が2以上である場合は、それぞれの家族ごとにこの約款の規定を適用します。
第38条(訴訟の提起)
この保険契約に関する訴訟については、日本国内における裁判所に提起するものと
します。
第39条(準拠法)
この約款に規定のない事項については、日本国の法令に準拠します。
別表1(第7条(保険金を支払わない場合−その2)第1号関係)
第7条(保険金を支払わない場合―その2)第1号の運動等とは、次に掲げるもの
をいいます。
山岳登はん(注1)、リュージュ、ボブスレー、スケルトン、航空機(注2)操縦
(ただし、職務として操縦する場合を除きます。)、スカイダイビング、ハンググライ
ダー搭乗、超軽量動力機(注3)搭乗、ジャイロプレーン搭乗その他これらに類する
危険な運動
(注1)山岳登はん
ピッケル、アイゼン、ザイル、ハンマー等の登山用具を使用するもの、ロック
クライミング(フリークライミングを含みます。)をいいます。
(注2)航空機
グライダーおよび飛行船を除きます。
(注3)超軽量動力機
モーターハンググライダー、マイクロライト機、ウルトラライト機等をいい、
パラシュート型超軽量動力機(パラプレーン等をいいます。)を除きます。
別表2(第7条(保険金を支払わない場合−その2)第2号関係)
第7条(保険金を支払わない場合−その2)第2号の職業とは、次に掲げるものを
いいます。
オートテスター(テストライダー)、オートバイ競争選手、自動車競争選手、自転
車競争選手、モーターボート競争選手、猛獣取扱者(動物園の飼育係を含みます。)、
プロボクサー、プロレスラー、ローラーゲーム選手(レフリーを含みます。)、力士そ
の他これらと同程度またはそれ以上の危険を有する職業
別表3(第9条(後遺障害保険金の支払)関係)
後遺障害保険金支払区分表
1.眼の障害
(1)両眼が失明したとき。 …………………………………………………………… 100%
(2)1眼が失明したとき。……………………………………………………………… 60%
(3)1眼の矯正視力が0.6以下となったとき。………………………………………… 5%
(4)1眼が視野狭窄(正常視野の角度の合計の60%以下となった場合をいう。)
となったとき。 ………………………………………………………………………… 5%
2.耳の障害
(1)両耳の聴力を全く失ったとき。…………………………………………………… 80%
(2)1耳の聴力を全く失ったとき。…………………………………………………… 30%
(3)1耳の聴力が50㎝以上では通常の話声を解せないとき。 ……………………… 5%
3.鼻の障害
(1)鼻の機能に著しい障害を残すとき。……………………………………………… 20%
さく
別表4(第6条(後遺障害保険金の支払)第5項関係)
1.両眼が失明したとき。
2.両耳の聴力を全く失ったとき。
3.両腕(手関節以上をいう。)を失ったときまたは両腕の3大関節中の2関節もしく
は3関節の機能を全く廃したとき。
4.両脚(足関節以上をいう。)を失ったときまたは両脚の3大関節中の2関節もしく
は3関節の機能を全く廃したとき。
5.1腕を失ったかまたは3大関節中の2関節もしくは3関節の機能を全く廃し、かつ、
1脚を失ったかまたは3大関節中の2関節もしくは3関節の機能を全く廃したとき。
(注1)第3号および第4号の規定中「手関節」および「足関節」については別表3
(注2)の関節の説明図によります。
(注2)第3号および第4号の規定中「以上」とは当該関節より心臓に近い部分をい
います。
そ
4.咀しゃく、言語の障害
(1)咀しゃくまたは言語の機能を全く廃したとき。 ……………………………… 100%
(2)咀しゃくまたは言語の機能に著しい障害を残すとき。………………………… 35%
(3)咀しゃくまたは言語の機能に障害を残すとき。………………………………… 15%
(4)歯に5本以上の欠損を生じたとき。 ……………………………………………… 5%
5.外貌(顔面・頭部・頸部をいう。)の醜状
(1)外貌に著しい醜状を残すとき。…………………………………………………… 15%
(2)外貌に醜状(顔面においては直径2㎝の瘢痕、長さ3㎝の線状痕程度をいう。)
を残すとき。…………………………………………………………………………… 3%
6.脊柱の障害
(1)脊柱に著しい変形または著しい運動障害を残すとき。………………………… 40%
(2)脊柱に運動障害を残すとき。……………………………………………………… 30%
(3)脊柱に変形を残すとき。…………………………………………………………… 15%
7.腕(手関節以上をいう。)
、脚(足関節以上をいう。)の障害
(1)1腕または1脚を失ったとき。…………………………………………………… 60%
(2)1腕または1脚の3大関節中の2関節または3関節の機能を全く
廃したとき。…………………………………………………………………………… 50%
(3)1腕または1脚の3大関節中の1関節の機能を全く廃したとき。…………… 35%
(4)1腕または1脚の機能に障害を残すとき。 ……………………………………… 5%
8.手指の障害
(1)1手の母指を指節間関節以上で失ったとき。…………………………………… 20%
(2)1手の母指の機能に著しい障害を残すとき。…………………………………… 15%
(3)母指以外の1指を遠位指節間関節以上で失ったとき。 ………………………… 8%
(4)母指以外の1指の機能に著しい障害を残すとき。 ……………………………… 5%
9.足指の障害
(1)1足の第1の足指を指節間関節以上で失ったとき。…………………………… 10%
(2)1足の第1の足指の機能に著しい障害を残すとき。 …………………………… 8%
(3)第1の足指以外の1足指を遠位指節間関節以上で失ったとき。 ……………… 5%
(4)第1の足指以外の1足指の機能に著しい障害を残すとき。 …………………… 3%
10.その他身体の著しい障害により終身常に介護を要するとき。………………… 100%
(注1)第7号から第9号までの規定中「以上」とは当該関節より心臓に近い部分を
いいます。
(注2)関節などの説明図
そ
そ
そ
ぼう
けい
ぼう
ぼう
はん こん
こん
せき
せき
せき
せき
別表5(第10条(入院保険金および手術保険金の支払)第1項関係)
1.両眼の矯正視力が0.06以下になっていること。
2.咀しゃくまたは言語の機能を失っていること。
3.両耳の聴力を失っていること。
4.両上肢の手関節以上のすべての関節の機能を失っていること。
5.1下肢の機能を失っていること。
6.胸腹部臓器の障害のため身体の自由が主に摂食、洗面等の起居動作に限られている
こと。
7.神経系統または精神の障害のため身体の自由が主に摂食、洗面等の起居動作に限ら
れていること。
8.その他上記部位の合併障害等のため身体の自由が主に摂食、洗面等の起居動作に限
られていること。
(注1)第4号の規定中「手関節」および「関節」については別表3(注2)の関節
の説明図によります。
(注2)第4号の規定中「以上」とは当該関節より心臓に近い部分をいいます。
そ
別表6(第10条(入院保険金および手術保険金の支払)第4項関係)
対 象 と な る 手 術(注)
1.皮膚、皮下組織の手術(単なる皮膚縫合は除く。)
(1)植皮術、皮膚移植術、皮弁作成術、皮弁移動術、皮弁切断術、
遷延皮弁術(いずれも25cm2未満は除く。)
倍 率
20
はん こん こうしゅく
(2)瘢痕拘縮形成術、顔面神経麻痺形成手術、動脈皮弁術、筋
皮弁術、遊離皮弁術、複合組織移植術、自家遊離複合組織移
植術
けん
ばってい
けんしょう
2.手指、足指を含む筋、腱、腱鞘の手術(筋炎手術および抜釘
術を除く。)
(1)筋、腱、腱鞘の観血手術(いずれも関節鏡下によるものを
含む。)
けん
20
けんしょう
10
ばってい
じん
3.手指、足指を含む四肢関節、靭帯の手術(抜釘術を除く。)
(1)四肢関節観血手術、靭帯観血手術(いずれも関節鏡下によ
るものを含む。)
(2)人工骨頭挿入術、人工関節置換術
4.手指、足指を含む四肢骨の手術(抜釘術を除く。)
(1)四肢骨観血手術
じん
10
10
ばってい
6
10
対 象 と な る 手 術(注)
(2)骨移植術(四肢骨以外の骨を含む。)
5.手指、足指を含む四肢切断、離断、再接合の手術(抜釘術を
除く。)
(1)四肢切断術、離断術(骨、関節の離断に伴うもの)
(2)切断四肢再接合術(骨、関節の離断に伴うもの)
6.指移植の手術
(1)指移植手術
7.鎖骨、肩甲骨、肋骨、胸骨観血手術(抜釘術を除く。)
8.脊柱、骨盤の手術(頸椎、胸椎、腰椎、仙椎の手術を含み、
抜釘術は除く。)
(1)脊柱・骨盤観血手術(脊椎固定術、体外式脊椎固定術を含む。)
9.頭蓋、脳の手術(抜釘術を除く。)
(1)頭蓋骨観血手術(鼻骨および鼻中隔を除く。)
(2)頭蓋内観血手術(穿頭術を含む。)
10.脊髄、神経の手術
(1)手指、足指を含む神経観血手術(形成術、移植術、切除術、
減圧術、開放術、捻除術、縫合術、剥離術、移行術)
(2)脊髄硬膜内外観血手術
11.涙嚢、涙管の手術
(1)涙嚢摘出術
(2)涙嚢鼻腔吻合術
(3)涙小管形成術
12.眼瞼、結膜、眼窩、涙腺の手術(抜釘術を除く。)
(1)眼瞼下垂症手術
(2)結膜嚢形成術
(3)眼窩ブローアウト(吹抜け)骨折手術
(4)眼窩骨折観血手術
(5)眼窩内異物除去術
13.眼球・眼筋の手術
(1)眼球内異物摘出術
(2)レーザー・冷凍凝固による眼球手術
(3)眼球摘出術
(4)眼球摘除および組織または義眼台充填術
(5)眼筋移植術
14.角膜・強膜の手術
(1)角膜移植術
(2)強角膜瘻孔閉鎖術
(3)強膜移植術
15.ぶどう膜、眼房の手術
(1)観血的前房・虹彩異物除去術
(2)虹彩癒着剥離術、瞳孔形成術
(3)虹彩離断術
(4)緑内障観血手術(レーザーによる虹彩切除術は13.(2)に該
当する。)
対 象 と な る 手 術(注)
16.網膜の手術
(1)網膜復位術(網膜剥離症手術)
(2)網膜光凝固術
(3)網膜冷凍凝固術
17.水晶体、硝子体の手術
(1)白内障・水晶体観血手術
(2)硝子体観血手術(茎顕微鏡下によるものを含む。)
(3)硝子体異物除去術
18.外耳、中耳、内耳の手術
(1)耳後瘻孔閉鎖術、耳介形成手術、外耳道形成手術、外耳道造
設術
(2)観血的鼓膜・鼓室形成術
(3)乳突洞開放術、乳突削開術
(4)中耳根本手術
(5)内耳観血手術
19.鼻・副鼻腔の手術(抜釘術を除く。)
(1)鼻骨観血手術
(2)副鼻腔観血手術
20.咽頭、扁桃、喉頭、気管の手術
(1)気管異物除去術(開胸術によるもの)
(2)喉頭形成術、気管形成術
21.内分泌器の手術
(1)甲状腺、副甲状腺の手術
22.顔面骨、顎関節の手術(抜釘術を除く。)
(1)頬骨・上顎骨・下顎骨・顎関節観血手術(顎関節鏡下による
ものを含み、歯・歯肉の処置に伴うものは除く。)
23.胸部、食道、横隔膜の手術
(1)胸郭形成術
(2)開胸術を伴う胸部手術(胸腔鏡下によるものを含み、胸壁膿
瘍切開術を除く。
)、食道手術(開胸術を伴わない頸部手術によ
るものを含む。
)、横隔膜手術
(3)胸腔ドレナージ(持続的なドレナージをいう。)
24.心、脈管の手術
(1)観血的血管形成術(血液透析用シャント形成術を除く。)
(2)大動脈・大静脈・肺動脈・冠動脈手術(開胸または開腹術を
伴うもの)
(3)開心術
(4)その他開胸術を伴うもの
25.腹部の手術
(1)開腹術を伴うもの(腹腔鏡下によるものを含み、腹壁膿瘍切
開術を除く。)
(2)腹腔ドレナージ(持続的なドレナージをいう。)
倍 率
20
ばってい
ろっ
けんこう
せき
20
20
しょうし
40
10
せき
せき
せん
がい
20
20
40
せき ずい
ねん
20
40
いん
のう
のう
のう
ふん
けん
か
せん
10
10
10
のう
か
か
か
てん
ろう
ゆ
はく
こう
20
10
20
20
せん
40
40
20
ばってい
がく
がく
20
20
10
20
こう
せん
10
10
がく
がく
がく
20
かく
10
20
けい
20
10
40
40
20
20
10
20
こう
こう
へんとう
こう
ばってい
けん
10
ばってい
はく
せき ずい
20
ろう
ばってい
がい
20
20
しょうし
けい
がい
20
20
20
しょうし
ばってい
せき
倍 率
はく
ばってい
10
10
10
こう
20
7
40
10
20
40
40
40
40
10
対 象 と な る 手 術(注)
26.尿路系、副腎、男子性器、女子性器の手術
(1)腎臓・腎盂・尿管・膀胱観血手術(経尿道的操作によるもの
および膀胱内凝血除去術は除く。)
(2)尿道狭窄観血手術、尿道異物摘出術、尿道形成手術(いずれ
も経尿道的操作は除く。)
(3)尿瘻観血手術(経尿道的操作は除く。)
(4)陰茎切断術
(5)睾丸・副睾丸・精管・精索・精嚢・前立腺手術
(6)卵管・卵巣・子宮・子宮附属器手術(人工妊娠中絶術および
経膣操作を除く。)
(7)膣腸瘻閉鎖術
(8)造膣術
(9)膣壁形成術
(10)副腎摘出術
(11)その他開腹術を伴うもの
27.上記以外の手術
(1)上記以外の開頭術
(2)上記以外の開胸術(胸壁膿瘍切開術を除く。)
(3)上記以外の開腹術(腹壁膿瘍切開術および膀胱内凝血除去術
を除く。)
(4)上記以外の開心術
(5)ファイバースコープまたは血管・バスケットカテーテル、バ
ルーンカテーテルによる脳、咽頭、喉頭、食道、気管、気管支、
心臓、血管、胸・腹部臓器、尿管、膀胱、尿道の手術(検査お
よび処置は除く。)
別表8(第28条(保険金の請求)関係)
倍 率
じん
じん う
じん
保 険 金 請 求 書 類
ぼうこう
保険金種類
40
提出書類
1.保険金請求書
2.保険証券
3.当会社の定める傷害状況報告書
4.公の機関(やむを得ない場合には、
第三者)の事故証明書
5.死亡診断書または死体検案書
6.後遺障害もしくは傷害の程度また
は手術の内容を証明する医師の診断
書
7.入院日数または通院日数を記載し
た病院または診療所の証明書類
8.死亡保険金受取人(死亡保険金受
取人の指定のないときは、被保険者
の法定相続人)の印鑑証明書
9.被保険者の印鑑証明書
10.被保険者の戸籍謄本
11.法定相続人の戸籍謄本(死亡保険
金受取人の指定がない場合)
12.委任を証する書類および委任を受
けた者の印鑑証明書(保険金の請求
を第三者に委任する場合)
ぼうこう
さく
20
ろう
こう
こう
のう
せん
ちつ
ちつ
20
40
20
20
ろう
ちつ
ちつ
20
20
20
じん
40
40
40
40
ぼうこう
いん
40
40
後遺障害
入院・手術
通院
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
(注)保険金を請求するときには、〇を付した書類のうち当会社が求めるものを提出
しなければなりません。
こう
ぼうこう
死亡
10
(注)上表の「手術」とは、医師が治療を直接の目的として、メスなどの器具を
用いて患部または必要部位に切除、摘出などの処置を施すことをいいます。
別表7(第26条(保険料の返還−解除の場合)第2項関係)
短 期 料 率 表
短期料率は、年料率に下記割合を乗じたものとします。
既経過期間
割合(%)
7日まで …………………………………………………… 10
15日まで …………………………………………………… 15
1か月まで ………………………………………………… 25
2か月まで ………………………………………………… 35
3か月まで ………………………………………………… 45
4か月まで ………………………………………………… 55
5か月まで ………………………………………………… 65
6か月まで ………………………………………………… 70
7か月まで ………………………………………………… 75
8か月まで ………………………………………………… 80
9か月まで ………………………………………………… 85
10か月まで ………………………………………………… 90
11か月まで ………………………………………………… 95
1年まで ………………………………………………… 100
8
よって被った損害に対しては、保険金を支払いません。
(1)被保険者の職務遂行に直接起因する損害賠償責任
(2)専ら被保険者の職務の用に供される動産または不動産(注1)の所有、使用また
は管理に起因する損害賠償責任
1.天災危険担保特約条項
(3)被保険者と同居する親族に対する損害賠償責任
当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款第6条(保険金を支払わな
(4)被保険者の使用人(注2)が被保険者の事業または業務に従事中に被った身体の
い場合−その1)第1項第8号および第11号の規定にかかわらず、次の各号に掲げる
障害に起因する損害賠償責任
事由のいずれかによって生じた傷害に対しても、保険金を支払います。
(5)被保険者と第三者との間に損害賠償に関する約定がある場合において、その約定
(1)地震もしくは噴火またはこれらによる津波
によって加重された損害賠償責任
(2)前号の事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う秩序の混乱に基づいて生じ
(6)被保険者が所有、使用または管理する財物の破損について、その財物について正
た事故
当な権利を有する者に対して負担する損害賠償責任
(7)被保険者の心神喪失に起因する損害賠償責任
2.死亡保険金、後遺障害保険金、入院保険金および
(8)被保険者または被保険者の指図による暴行または殴打に起因する損害賠償責任
(9)航空機、船舶・車両(注3)、銃器(注4)の所有、使用または管理に起因する
手術保険金のみの支払特約条項
損害賠償責任
当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款に規定する死亡保険金、後
(注1)職務の用に供される動産または不動産
遺障害保険金、入院保険金および手術保険金のみを支払うものとします。
住宅の一部が専ら被保険者の職務の用に供される場合は、その部分を含みます。
(注2)被保険者の使用人
3.家族傷害保険賠償責任危険担保特約条項
被保険者が家事使用人として使用する者を除きます。
第1条(当会社の支払責任)
(注3)船舶・車両
① 当会社は、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)第3条
原動力が専ら人力であるものを除きます。
(被保険者の範囲)に規定する被保険者(注1)が、日本国内において生じた次の各
(注4)銃器
号に掲げる偶然な事故(以下「事故」といいます。)のいずれかにより、他人の身体
空気銃を除きます。
の障害(注2)または他人の財物の滅失、汚損もしくはき損(以下「財物の破損」と
第4条(支払保険金の範囲)
いいます。)について、法律上の損害賠償責任を負担することによって被った損害に
当会社が支払う保険金の範囲は、次の各号に掲げるものに限ります。
対して、この特約条項および普通約款の規定に従い、保険金を支払います。
(1)被保険者が被害者に支払うべき損害賠償金
(1)保険証券の本人欄に記載の者(以下この条において「本人」といいます。)の居
(2)第1条(当会社の支払責任)の事故が発生した場合において、被保険者が第6条
住の用に供される保険証券記載の住宅(注3)の所有、使用または管理に起因する
(事故の発生)第1項第2号に規定する第三者に対する求償権の保全または行使そ
偶然な事故
の他損害を防止または軽減するために要した必要または有益な費用
(2)被保険者の日常生活(注4)に起因する偶然な事故
(3)前号の損害を防止または軽減するために必要または有益と認められる手段を講じ
② この特約条項における本人と本人以外の被保険者との続柄は、損害の原因となった
た後において、被保険者に損害賠償責任がないと判明した場合、被保険者が被害者
事故発生時におけるものをいいます。
のために支出した応急手当、護送その他緊急措置に要した費用および支出について
(注1)被保険者
あらかじめ当会社の書面による同意を得た費用
この特約条項において披保険者には責任無能力者は含まないものとします。
(4)被保険者が当会社の書面による同意を得て支出した訴訟費用、弁護士報酬または
(注2)身体の傷害
仲裁、和解もしくは調停に要した費用
この特約条項においては、傷害、疾病、後遺障害または死亡をいいます。
(5)第7条(当会社による解決)第1項に規定する当会社による損害賠償請求の解決
(注3)居住の用に供される保険証券記載の住宅
に協力するために被保険者が支出した費用
敷地内の動産および不動産を含みます。以下「住宅」といいます。
第5条(保険金の支払額)
(注4)日常生活
当会社が支払うべき保険金の額は、次の各号の金額の合計額とします。
住宅以外の不動産の所有、使用または管理を除きます。
(1)1回の事故につき、損害賠償金が保険証券に記載された免責金額を超過する場合
第2条(保険金を支払わない場合−その1)
には、その超過した額。ただし、1回の事故につき、保険証券に記載された保険金
当会社は、次の各号に掲げる事由のいずれかによって生じた損害に対しては、保険
額(以下この条において「保険金額」といいます。)を支払の限度とします。
金を支払いません。
(2)前条第2号から第5号までの費用についてはその全額。ただし、同条第4号の費
(1)保険契約者(注1)または被保険者の故意
用は、1回の事故につき、同条第1号の損害賠償金の額が保険金額を超える場合は、
(2)地震もしくは噴火またはこれらによる津波
保険金額の同号の損害賠償金に対する割合によってこれを支払います。
(3)戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の
第6条(事故の発生)
事変または暴動(注2)
① 第1条(当会社の支払責任)の事故により他人の身体の障害または財物の破損が発
(4)核燃料物質(注3)もしくは核燃料物質によって汚染された物(注4)の放射性、
生したことを知ったときは、保険契約者または被保険者(注)は、次の各号に掲げる
爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故
事項を履行しなければなりません。
(注1)保険契約者
(1)事故発生の日時、場所、被害者の住所、氏名、年齢、職業、事故の状況およびこ
保険契約者が法人であるときは、その理事、取締役または法人の業務を執行す
れらの事項の証人となる者があるときはその住所、氏名を事故の日よりその日を含
るその他の機関をいいます。
めて30日以内に、また、損害賠償の請求を受けたときは、その内容を、遅滞なく、
(注2)暴動
当会社に通知すること。この場合において、当会社が書面による通知を求めたとき
この特約条項においては、群衆または多数の者の集団の行動によって、全国ま
は、これに応じなければなりません。
たは一部の地区において著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態と認められ
(2)第三者から損害の賠償を受けることができる場合には、その権利の保全または行
る状態をいいます。
使について必要な手続をとり、その他損害を防止または軽減するために必要ないっ
(注3)核燃料物質
さいの手段を講ずること。
使用済燃料を含みます。
(3)損害賠償責任の全部または一部を承認しようとするときは、あらかじめ当会社の
(注4)核燃料物質によって汚染された物
承認を得ること。ただし、応急手当、護送その他の緊急措置をとることを妨げませ
原子核分裂生成物を含みます。
ん。
第3条(保険金を支払わない場合−その2)
(4)損害賠償責任に関する訴訟を提起するとき、または提起されたときは、ただちに
当会社は、被保険者が次の各号に掲げる損害賠償責任のいずれかを負担することに
書面により当会社に通知すること。
特 約 条 項
9
② 保険契約者または被保険者が正当な理由がなくて前項各号に規定する義務に違反し
じた後に」
たときは、当会社は、同項第1号および第4号の場合は保険金を支払いません。また、 (5)第16条(保険料の返還または請求−告知義務)第3項の規定中「傷害に対しては」
同項第2号の場合は防止または軽減することができたと認められる損害額を、同項第
とあるのは「損害に対しては」
3号の場合は当会社が損害賠償責任がないと認めた部分を、それぞれ控除して支払額
(6)第23条(保険料の返還−無効または失効の場合)第2項の規定中「支払うべき傷
を決定します。
害」とあるのは「支払うべき損害」
(注)保険契約者または被保険者
(7)第24条(保険契約の解除)第5項の規定中「傷害に対しては」とあるのは「損害
これらの者の代理人を含みます。以下この条において同様とします。
に対しては」
第7条(当会社による解決)
(8)第26条(保険料の返還−解除の場合)の規定中「支払うべき傷害」とあるのは
① 当会社は、必要と認めたときは、被保険者に代わって自己の費用で被害者からの損
「支払うべき損害」
害賠償請求の解決に当たることができます。この場合において、被保険者は、当会社
(9)第30条(保険金の支払)第1項の規定中「第28条(保険金の請求)第1項および
の求めに応じ、その遂行について当会社に協力しなければなりません。
第2項の規定による手続」とあるのは「この特約条項第8条(保険金の請求)第1
② 被保険者が、正当な理由がなくて前項の規定による協力に応じないときは、当会社
項の規定による手続」
は、保険金を支払いません。
(10)第31条(評価人および裁定人)第1項の規定中「傷害または後遺障害の程度に
第8条(保険金の請求)
ついて」とあるのは「損害の額について」
① 被保険者またはその代理人が保険金の支払を受けようとするときは、保険金請求書、 第13条(準用規定)
保険証券および次の各号に掲げる書類のうち当会社が求めるものを提出しなければな
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
りません。
普通約款の規定を準用します。
(1)当会社の定める事故状況報告書
4.一般団体家族傷害保険保険料分割払特約条項
(2)示談書その他これに代わるべき書類
第1条(保険料の分割払)
(3)損害を証明する書類
当会社は、この特約により、保険契約者が年額保険料(注)を保険証券記載の回数
(4)保険金の請求の委任を証する書類および委任を受けた者の印鑑証明書(保険金の
および金額(以下「分割保険料」といいます。)に分割して払い込むことを承認しま
請求を第三者に委任する場合)
す。
② 当会社は、前項の書類以外の書類の提出を求めることができます。
(注)年額保険料
③ 被保険者またはその代理人が前2項の書類を提出しなかったとき、または提出書類
この保険契約に定められた総保険料をいいます。以下同様とします。
に知っている事実を記載しなかったときもしくは不実の記載をしたときは、当会社は、
第2条(分割保険料の払込み)
保険金を支払いません。
保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第1回分割保険料を払い込み、第2回
第9条(他の保険契約がある場合の保険金の支払額)
目以降の分割保険料については、保険証券記載の払込期日(以下「払込期日」といい
① 第1条(当会社の支払責任)の損害に対して保険金を支払うべき他の保険契約があ
ます。)に払い込まなければなりません。ただし、当会社が特に承認した団体を保険
る場合において、それぞれの保険契約について他の保険契約がないものとして算出し
契約者とする場合には、保険契約締結の後、第1回分割保険料を保険料相当額の集金
た支払責任額の合計額が損害の額を超えるときは、当会社は、次の算式によって算出
手続を行いうる最初の集金日から10日以内に払い込むことができます。
した額を保険金として支払います。
第3条(分割保険料領収前の事故)
保険期間が始まった後でも、当会社は、保険契約者が前条の規定に従い第1回分割
他の保険契約がないものとして算
保険料を払い込まないときは、当該分割保険料を領収する前に生じた事故による傷害
出したこの保険契約の支払責任額
損害の額×
=保険金の支払額
または損害に対しては、保険金を支払いません。
他の保険契約がないものとして算出した
第4条(分割保険料不払の場合の免責)
それぞれの保険契約の支払責任額の合計額
保険契約者が第2回目以降の分割保険料について当該分割保険料を払い込むべき払
込期日後1か月を経過した後もその払込みを怠ったときは、当会社は、その払込期日
後に生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
② 前項の損害の額は、それぞれの保険契約に免責金額の適用がある場合には、そのう
第5条(追加保険料の払込み)
ちもっとも低い免責金額を差し引いた額とします。
① 当会社が第9条(保険料の返還または請求)の規定による追加保険料を請求したと
第10条(代位)
きは、保険契約者は、その全額を一時に払い込まなければなりません。
① 当会社は、保険金を支払ったときは、支払った金額の限度において、かつ、被保険
② 保険契約者が前項の追加保険料の払込みを怠ったときは、当会社は、追加保険料領
者の権利を害さない範囲内で、次の権利を取得します。
収前に生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。ただし、
(1)被保険者が第三者から損害の賠償を受けるときは、その損害賠償請求権
家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)第4条(生計維持者の変
(2)被保険者が損害を賠償したことによって代位取得するものがあるときは、その代
更に伴う本人の変更)第2項に規定する追加保険料の領収前に生じた事故による傷害
位権
に対しては同条第3項を、普通約款第19条(保険料の返還または請求−職業または職
② 保険契約者および被保険者は、当会社が取得する前項の権利の保全および行使なら
務の変更に関する通知義務)第1項に規定する追加保険料の領収前に生じた事故によ
びにそのために当会社が必要とする証拠および書類の入手に協力しなければなりません。
る傷害に対しては同条第2項を適用して保険金を支払います。
第11条(普通約款の適用除外)
第6条(保険金額全額支払の場合の保険料払込み)
普通約款第6条(保険金を支払わない場合−その1)、第7条(保険金を支払わな
年額保険料の払込みを完了する前に、当会社が死亡保険金または後遺障害保険金に
い場合−その2)、第27条(事故の通知)、第28条(保険金の請求)および第32条(代
ついて、1家族全員についてその保険金額の全額を支払うべき傷害が生じたときは、
位)の規定は適用しません。
保険契約者は、保険金の支払を受ける以前に、その保険金が支払われるべき当該家族
第12条(普通約款の読み替え)
の未払込分割保険料(注)の全額を一時に払い込まなければなりません。
この特約条項については、普通約款を次のとおり読み替えて適用します。
(注)未払込分割保険料
(1)第2条(保険責任の始期および終期)第3項の規定中「傷害に対しては」とある
年額保険料から既に払い込まれた保険料の総額を差し引いた額をいいます。以
のは「損害に対しては」
下同様とします。
(2)第15条(告知義務)第3項第3号の規定中「第1条(当会社の支払責任)の事故
によって傷害を被る前に」とあるのは「この特約条項第1条(当会社の支払責任) 第7条(分割保険料不払の場合の保険契約の解除)
① 当会社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除すること
の事故が発生する前に」
ができます。
(3)第15条(告知義務)第4項の規定中「身体の傷害」とあるのは「損害賠償責任を
(1)払込期日後1か月を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料
負担することによる損害」
の払込みがない場合
(4)第15条(告知義務)第5項の規定中「傷害の生じた後に」とあるのは「損害の生
10
(2)払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込みがなく、
かつ、その翌月の払込期日(以下この条において「次回払込期日」といいます。)
において、次回払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込みがない場合
② 前項の規定による解除は、書面により保険証券記載の保険契約者の住所(注)にあ
てた通知をもって行い、解除の効力は、次の時から、それぞれ将来に向かってのみ生
じます。
(1)前項第1号による解除の場合は、当該分割保険料を払い込むべき払込期日
(2)前項第2号による解除の場合は、次回払込期日
③ 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
④ 第1項の規定により当会社が保険契約を解除したときは、当会社は、既に払い込ま
れた保険料は返還しません。また、解除の効力が生じる日までに当会社が保険金を支
払うべき傷害または損害が生じていたときは、保険契約者は、その傷害または損害を
被った被保険者の属する家族の未払込分割保険料のうち傷害または損害に対応する保
険料の全額を一時に払い込まなければなりません。
(注)保険証券記載の保険契約者の住所
普通約款第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)第1項の規定によ
る通知があった場合はその住所または通知先をいいます。
第8条(保険契約の解除の場合の保険料払込み)
年額保険料の払込みを完了する前に普通約款第24条(保険契約の解除)第1項、第
2項および第4項の規定によりこの保険契約の全部または一部を解除する場合におい
て、当会社が保険金を支払うべき傷害または損害が生じていたときは、保険契約者は、
その傷害または損害を被った被保険者の属する家族の未払込分割保険料のうち傷害ま
たは損害に対応する保険料の全額を一時に払い込まなければなりません。
第9条(保険料の返還または請求)
普通約款の規定により保険料を返還または請求すべき事由が生じた場合には、当会
社は、普通約款の保険料の返還または請求に関する規定にかかわらず、当会社の定め
るところにより、保険料を返還または請求します。
5.家族傷害保険保険料分割払特約条項(一般用)
第1条(保険料の分割払)
当会社は、この特約により、保険契約者が年額保険料(注)を保険証券記載の回数
および金額(以下「分割保険料」といいます。)に分割して払い込むことを承認しま
す。
(注)年額保険料
この保険契約に定められた総保険料をいいます。以下同様とします。
第2条(分割保険料の払込方法)
保険契約者は、この保険契約の締結と同時に第1回分割保険料を払い込み、第2回
目以降の分割保険料については、保険証券記載の払込期日(以下「払込期日」といい
ます。)に払い込まなければなりません。
第3条(分割保険料領収前の事故)
保険期間が始まった後でも、当会社は、前条の第1回分割保険料を領収する前に生
じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
第4条(分割保険料不払の場合の免責)
保険契約者が第2回目以降の分割保険料について当該分割保険料を払い込むべき払
込期日後1か月を経過した後もその払込みを怠ったときは、当会社は、その払込期日
後に生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
第5条(追加保険料の払込み)
① 当会社が第9条(保険料の返還または請求)の規定による追加保険料を請求したと
きは、保険契約者は、その全額を一時に払い込まなければなりません。
② 保険契約者が前項の追加保険料の払込みを怠ったときは、当会社は、追加保険料領
収前に生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。ただし、
家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)第4条(生計維持者の
変更に伴う本人の変更)第2項に規定する追加保険料の領収前に生じた事故による傷
害に対しては同条第3項を、普通約款第19条(保険料の返還または請求−職業または
職務の変更に関する通知義務)第1項に規定する追加保険料の領収前に生じた事故に
よる傷害に対しては同条第2項を適用して保険金を支払います。
11
第6条(保険金額全額支払の場合の保険料払込み)
年額保険料の払込みを完了する前に、当会社が死亡保険金または後遺障害保険金に
ついて、1家族全員についてその保険金額の全額を支払うべき傷害が生じたときは、
保険契約者は、保険金の支払を受ける以前に、その保険金が支払われるべき当該家族
の未払込分割保険料(注)の全額を一時に払い込まなければなりません。
(注)未払込分割保険料
年額保険料から既に払い込まれた保険料の総額を差し引いた額をいいます。以
下同様とします。
第7条(分割保険料不払の場合の保険契約の解除)
① 当会社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、この保険契約を解除すること
ができます。
(1)払込期日後1か月を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料
の払込みがない場合
(2)払込期日までに、その払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込みがなく、
かつ、その翌月の払込期日(以下この条において「次回払込期日」といいます。)
において、次回払込期日に払い込まれるべき分割保険料の払込みがない場合
② 前項の規定による解除は、書面により保険証券記載の保険契約者の住所(注)にあ
てた通知をもって行い、解除の効力は、次の時から、それぞれ将来に向かってのみ生
じます。
(1)前項第1号による解除の場合は、当該分割保険料を払い込むべき払込期日
(2)前項第2号による解除の場合は、次回払込期日
③ 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
④ 第1項の規定により当会社が保険契約を解除したときは、当会社は、既に払い込ま
れた保険料は返還しません。また、解除の効力が生じる日までに当会社が保険金を支
払うべき傷害または損害が生じていたときは、保険契約者は、その傷害または損害を
被った被保険者の属する家族の未払込分割保険料のうち傷害または損害に対応する保
険料の全額を一時に払い込まなければなりません。
(注)保険証券記載の保険契約者の住所
普通約款第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)第1項の規定によ
る通知があった場合はその住所または通知先をいいます。
第8条(保険契約の解除の場合の保険料払込み)
年額保険料の払込みを完了する前に普通約款第24条(保険契約の解除)第1項、第
2項および第4項の規定によりこの保険契約の全部または一部を解除する場合におい
て、当会社が保険金を支払うべき傷害または損害が生じていたときは、保険契約者は、
その傷害または損害を被った被保険者の属する家族の未払込分割保険料のうち傷害ま
たは損害に対応する保険料の全額を一時に払い込まなければなりません。
第9条(保険料の返還または請求)
普通約款の規定により保険料を返還または請求すべき事由が生じた場合には、当会
社は、普通約款の保険料の返還または請求に関する規定にかかわらず、当会社の定め
るところにより、保険料を返還または請求します。
6.家族傷害保険保険契約の継続に関する特約条項
第1条(適用契約の範囲)
この特約は、家族傷害保険保険料分割払特約(一般用)を付帯した保険契約で、当
会社と保険契約者との間にあらかじめ保険契約の継続についての合意がある場合に適
用します。
第2条(保険契約の継続)
① この保険契約の満了する日より3か月前の日までに、当会社または保険契約者のい
ずれか一方より別段の意思表示がない場合には、この保険契約は満了する日と同一の
内容で継続されるものとします。以後毎年同様とします。
② 前項の規定によりこの保険契約が継続された場合には、当会社は、保険証券または
保険証券に代わる書面(次条第1項において「保険証券等」といいます。)を保険契
約者に交付します。
第3条(継続契約の分割保険料および払込方法)
① 継続契約の分割保険料は、保険証券等記載の金額とします。
② 継続契約の第1回分割保険料は継続前契約において定められた最後の払込期日の属
する月の翌月の応当日に、第2回目以降の分割保険料はその翌月の応当日から毎月払
い込むものとします。
第4条(保険料不払の場合の免責)
保険契約者が、前条の分割保険料について、当該分割保険料を払い込むべき払込期
日後1か月を経過した後もその払込みを怠ったときは、当会社は、その払込期日後に
生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
第5条(継続契約に適用される保険料率)
この保険契約に適用した保険料率が改定された場合には、当会社は、保険料率が改
定された日以後第2条(保険契約の継続)の規定によって保険期間が開始する継続契
約の保険料率を変更します。
第6条(継続契約に適用される特約)
この保険契約が第2条(保険契約の継続)の規定により継続された場合には、各継
続契約ごとに、この保険契約に付帯された特約が適用されるものとします。
第7条(継続契約の告知義務)
① 第2条(保険契約の継続)第1項の規定によりこの保険契約を継続する場合におい
て、保険契約申込書に記載した事項および保険証券に記載された事項に変更があった
ときは、保険契約者または被保険者(これらの者の代理人を含みます。)は、書面を
もってこれを当会社に告げなければなりません。
② 前項の規定による告知に関する家族傷害保険普通保険約款(以下この項において
「普通約款」といいます。)第15条(告知義務)の規定の適用については、同条第1項
および第3項第2号の規定中「保険契約締結の際」とあるのは「保険契約継続の場合」
と、同条第1項、第3項第3号および第4項の規定中「保険契約申込書の記載事項」
とあるのは「保険契約申込書に記載した事項および保険証券に記載された事項」と、
同条第3項第3号の規定中「保険契約締結の際」とあるのは「保険契約を継続すると
き」と、「締結していた」とあるのは「継続していた」とします。ただし、保険証券
の本人欄に記載の者の保険証券記載の職業または職務に変更があったときにその事実
を当会社に告げなかった場合には、当会社は、普通約款第19条(保険料の返還または
請求−職業または職務の変更に関する通知義務)第2項の規定に準じ保険金を削減し
て支払います。
第8条(家族傷害保険保険料分割払特約条項(一般用)との関係)
この特約条項に規定しない事項については、家族傷害保険保険料分割払特約条項
(一般用)の規定を適用します。
7.長期保険特約条項
第1条(保険料の払込方法)
① 当会社は、この特約により、保険契約者がこの保険契約の保険料を、保険証券記載
の払込方法(以下「保険料払込方法」といいます。)により払い込むことを承認しま
す。
② 保険契約者は、この保険契約の締結と同時に一時払保険料または第1回保険料を払
い込み、第2回以後の保険料については、保険証券記載の払込期日(以下「払込期日」
といいます。)までに払い込まなければなりません。
③ 保険料払込方法が一時払以外の保険契約について、当会社が、同一の保険年度内に
発生した事故による傷害に対して、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」と
いいます。)第3条(被保険者の範囲)に規定する被保険者(注1)全員につき、普
通約款第8条(死亡保険金の支払)第1項の死亡保険金を支払う場合において、その
死亡保険金支払の原因となった傷害を被った日の属する保険年度(注2)の保険料の
うち、未払込部分があるときは、死亡保険金からその未払込部分の保険料相当額を差
し引き、その払込みに充当することができるものとします。
(注1)被保険者
夫婦特約または配偶者不担保特約が付帯されているときは、夫婦特約または配
偶者不担保特約に規定する被保険者をいいます。
(注2)保険年度
初年度については、保険期間の初日から1年間、次年度以降については、それ
ぞれの保険期間の初日応当日から1年間をいいます。ただし、保険期間に1年未
満の端日数がある保険契約の場合には、初年度については、保険期間の初日から
その端日数期間、第2年度については、初年度の末日の翌日から1年間とし、以
後同様とします。以下「保険年度」といいます。
第2条(第2回以後の保険料不払の場合の免責)
保険契約者が第2回以後の保険料の払込期日後1か月を経過した後も当該保険料の
払込みを怠ったときは、当該保険料の払込期日から、当該保険料を領収した時までの
期間中に生じた事故による傷害または損害に対しては、当会社は、保険金を支払いま
せん。
12
第3条(第2回以後の保険料不払による保険契約の解除)
① 当会社は、次の各号のいずれかに該当する場合には、書面により保険証券記載の保
険契約者の住所(注)にあてた通知をもって、この保険契約を解除することができま
す。
(1)払込期日後1か月を経過した後も、その払込期日に払い込まれるべき保険料の払
込みがない場合
(2)保険料払込方法が月払の場合に、払込期日までにその払込期日に払い込まれるべ
き保険料の払込みがなく、かつ、その翌月の払込期日(以下この条において「次回
払込期日」といいます。)において、次回払込期日に払い込まれるべき保険料の払
込みがない場合
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 第1項の規定による解除の効力は、次の時から、それぞれ将来に向かってのみ生じ
ます。
(1)第1項第1号による解除の場合は、当該保険料を払い込むべき払込期日
(2)第1項第2号による解除の場合は、次回払込期日
(注)保険証券記載の保険契約者の住所
普通約款第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)第1項の規定によ
る通知があった場合はその住所または通知先をいいます。
第4条(保険料払込方法の変更)
保険契約者は、当会社の承認を得て、保険料払込方法を変更することができます。
第5条(保険料の前納)
① 保険契約者は、保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社の定める方法によ
り、将来到来する払込期日の保険料を前納することができます。
② 前項の規定により前納する保険料については、当会社所定の利率(年5分以内)お
よび方法により割り引きます。
第6条(保険料の変更−告知義務)
① 普通約款第15条(告知義務)第3項第3号の規定による承認をする場合において、
保険料を変更する必要があるときは、保険料払込方法ごとに次の各号の方法で処理し
ます。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、変更前の保険料と変更後の保険
料の差額を返還または請求します。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、承認した日の属する保険年
度末までの保険料については、変更前の保険料と変更後の保険料の差額を一括して
返還または請求し、承認した日の属する保険年度の翌保険年度以降の保険料につい
ては、保険料を変更します。ただし、前条の規定により保険料が前納された保険契
約については、当会社は、当会社の定める方法により計算した保険料を返還または
請求します。
② 前項の規定により保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契
約者がその払込みを怠ったときは、追加保険料領収前に生じた事故による傷害または
損害に対しては、当会社は、保険金を支払いません。
第7条(保険料の変更−生計維持者の変更)
普通約款第4条(生計維持者の変更に伴う本人の変更)第1項の規定による通知を
受けた場合において、保険料を変更する必要があるときは、保険料払込方法ごとに次
の各号の方法で処理します。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険料を
基に当会社の定める方法により計算した保険料を返還または請求します。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、保険料を変更する事由が生
じた日の属する保険年度末までの保険料については、その保険年度末までの未経過
期間に対応する保険料を基に当会社の定める方法により計算した保険料を返還また
は請求し、保険料を変更する事由が生じた日の属する保険年度の翌保険年度以降の
保険料については、保険料を変更します。ただし、第5条(保険料の前納)の規定
により保険料が前納された保険契約については、当会社は、当会社の定める方法に
より計算した保険料を返還または請求します。
第8条(保険料の変更−職業または職務の変更)
① 普通約款第18条(職業または職務の変更に関する通知義務)の規定による通知を受
けた場合において、保険料を変更する必要があるときは、保険料払込方法ごとに次の
各号の方法で処理します。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険料を
基に当会社の定める方法により計算した保険料を返還または請求します。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、保険料を変更する事由が生
じた日の属する保険年度末までの保険料については、その保険年度末までの未経過
期間に対応する保険料を基に当会社の定める方法により計算した保険料を返還また
は請求し、保険料を変更する事由が生じた日の属する保険年度の翌保険年度以降の
保険料については、保険料を変更します。ただし、第5条(保険料の前納)の規定
により保険料が前納された保険契約については、当会社は、当会社の定める方法に
より計算した保険料を返還または請求します。
② 前項の規定により保険料を請求する場合において、当会社の請求に対して、保険契
約者がその払込みを怠ったときは、当会社は、追加保険料領収前に生じた事故による
傷害に対しては、変更前料率(注1)の変更後料率(注2)に対する割合により、保
険金を削減して支払います。ただし、その職業または職務に従事していない間に生じ
た事故による傷害に対しては、保険金を削減しません。
③ 保険契約者または被保険者(注3)が普通約款第18条(職業または職務の変更に関
する通知義務)の規定による手続を怠った場合において、変更後料率が変更前料率よ
りも高いときも前項と同様とします。
(注1)変更前料率
変更前の職業または職務に対して適用された保険料率をいいます。以下同様と
します。
(注2)変更後料率
変更後の職業または職務に対して適用されるべき保険料率をいいます。以下同
様とします。
(注3)保険契約者または被保険者
これらの者の代理人を含みます。
第9条(保険料の変更−保険料率の改定)
この保険契約に適用されている料率が、保険期間の中途で改定された場合において
も、当会社は、この保険契約の保険料を変更しません。
第10条(保険料の返還−無効または失効の場合)
① 保険契約が無効であった場合において、保険契約者、被保険者または保険金を受け
取るべき者(注1)に故意または重大な過失があったときは、当会社は、当会社がそ
の事実を知った日の属する保険年度の翌保険年度以降の期間に対応する保険料を返還
します。
② 保険契約が無効であった場合において、保険契約者、被保険者および保険金を受け
取るべき者(注2)に故意および重大な過失がなかったときは、当会社は、既に払い
込まれた保険料に当会社所定の利率(年6分以内)により計算した利息をつけて、保
険契約者に返還します。
③ 保険契約が失効した場合において、保険契約者、被保険者または保険金を受け取る
べき者に故意または重大な過失があったときは、当会社は、失効した日の属する保険
年度の翌保険年度以降の期間に対応する保険料を返還します。
④ 保険契約が失効した場合において、保険契約者、被保険者および保険金を受け取る
べき者に故意および重大な過失がなかったときは、当会社は、保険料払込方法ごとに
次の各号の方法により保険料を返還します。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険料を
基に当会社の定める方法により計算した額を返還します。ただし、失効した日の属
する保険年度に、既に保険金を支払うべき傷害または損害が生じているときは、当
会社は、その傷害または損害の当該保険年度末までの期間に対応する保険料は返還
しません。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険
料を基に当会社の定める方法により計算した額を返還します。
(3)前号において、失効した日の属する保険年度に、既に保険金を支払うべき傷害ま
たは損害が生じている場合で、当該保険年度の保険料のうち未払込部分があるとき
は、保険契約者は、その傷害または損害に対応する保険料の全額を一時に払い込ま
なければなりません。
(注1)保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。第3項において同様とします。
(注2)保険契約者、被保険者および保険金を受け取るべき者
これらの者の代理人を含みます。第4項において同様とします。
第11条(保険料の返還−解除の場合)
① 普通約款第15条(告知義務)第1項の規定により当会社が保険契約を解除したとき
は、当会社は、払込方法ごとに次の各号の方法により保険料を返還します。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、解除の効力が生じた日の属する
保険年度の翌保険年度以降の期間に対応する保険料を返還します。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、既に払い込まれた保険料は
返還しません。ただし、第5条(保険料の前納)の規定により保険料が前納された
保険契約については、当会社は、当会社の定める方法により計算した保険料を返還
します。
② 普通約款第24条(保険契約の解除)第1項および第2項の規定ならびに第3条(第
2回以後の保険料不払による保険契約の解除)の規定により当会社が保険契約を解除
したときまたは普通約款第24条(保険契約の解除)第4項の規定により保険契約者が
保険契約を解除したときは、当会社は、保険料払込方法ごとに次の各号の方法により
保険料を返還します。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険料を
基に当会社の定める方法により計算した額を返還します。ただし、解除の効力が生
じた日の属する保険年度に、既に保険金を支払うべき傷害または損害が生じている
ときは、当会社は、その傷害または損害の当該保険年度末までの期間に対応する保
険料は返還しません。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、未経過期間に対応する保険
料を基に当会社の定める方法により計算した額を返還します。
(3)前号において、解除の効力が生じた日の属する保険年度に、既に保険金を支払う
べき傷害または損害が生じている場合で、当該保険年度の保険料のうち未払込部分
があるときは、保険契約者は、その傷害または損害に対応する保険料の全額を一時
に払い込まなければなりません。
第12条(保険料の返還−死亡保険金が支払われた場合)
同一の保険年度内に発生した事故による傷害に対して、普通約款第3条(被保険者
の範囲)に規定する被保険者(注)全員につき、普通約款第8条(死亡保険金の支払)
第1項の規定により死亡保険金が支払われた場合には、当会社は、保険料払込方法ご
とに次の各号の方法により保険料を返還します。
(1)保険料払込方法が一時払の場合には、当会社は、死亡保険金支払の原因となった
傷害を被った日の属する保険年度の翌保険年度以降の期間に対応する保険料を返還
します。
(2)保険料払込方法が一時払以外の場合には、当会社は、既に払い込まれた保険料は
返還しません。ただし、第5条(保険料の前納)の規定により保険料が前納された
保険契約については、当会社は、当会社の定める方法により計算した保険料を返還
します。
(3)前号において、死亡保険金支払の原因となった傷害を被った日の属する保険年度
の保険料のうち未払込部分があるときは、保険契約者は、その全額を一時に払い込
まなければなりません。
(注)被保険者
夫婦特約または配偶者不担保特約が付帯されているときは、夫婦特約または配
偶者不担保特約に規定する被保険者をいいます。
第13条(普通約款の適用除外)
普通約款第4条(生計維持者の変更に伴う本人の変更)第2項、第16条(保険料の
返還または請求−告知義務)、第19条(保険料の返還または請求−職業または職務の
変更に関する通知義務)、第23条(保険料の返還−無効または失効の場合)および第
26条(保険料の返還−解除の場合)の規定は適用しません。
第14条(普通約款の読み替え)
この特約条項については、普通約款を次のとおり読み替えて適用します。
(1)第2条(保険責任の始期および終期)第3項の規定中「保険料領収前」とあるの
は「一時払保険料または第1回保険料領収前」
(2)第4条(生計維持者の変更に伴う本人の変更)第3項の規定中「前項の追加保険
料」とあるのは「この特約条項第7条(保険料の変更−生計維持者の変更)の追加
保険料」
(3)第5条(本人の変更に関する特則)第1項の規定中「当会社に書面をもって本人
の変更をしない旨を申し出ることができます。」とあるのは「当会社に書面をもっ
て、当該保険年度にかぎり本人の変更をしない旨を申し出ることができます。」
(4)第8条(死亡保険金の支払)第1項の規定中「既に支払った後遺障害保険金があ
る場合は」とあるのは「当該事故の発生した保険年度と同一の保険年度に生じた事
故による傷害に対して、既に支払った後遺障害保険金がある場合は」
(5)第9条(後遺障害保険金の支払)第5項の規定中「既にあった身体の障害(以下
この項において「既存障害」といいます。)がこの保険契約に基づく後遺障害保険
金の支払を受けたものであるときは」とあるのは「既にあった身体の障害(以下こ
の項において「既存障害」といいます。)が、新たな後遺障害の原因となった事故
13
の発生した保険年度と同一の保険年度に生じた事故による傷害により、この保険契
支払責任)の傷害を被り、普通約款第11条(通院保険金の支払)第1項に規定する通
約に基づく後遺障害保険金の支払を受けたものであるときは」
院保険金の支払事由に該当することとなった場合には、通院保険金を支払います。
(6)第9条(後遺障害保険金の支払)第6項および第12条(当会社の責任限度額)の
② 当会社は、普通約款第11条(通院保険金の支払)第1項の規定にかかわらず、その
規定中「保険期間を通じ」とあるのは「各保険年度ごとに」
通院日数に対し、180日を限度として通院保険金を支払います。
第15条(準用規定)
③ 当会社は、いかなる場合においても事故の日からその日を含めて180日を経過した
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
後の通院に対しては、通院保険金を支払いません。
普通約款の規定を準用します。
第2条(準用規定)
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
8.後遺障害保険金の追加支払に関する特約条項
普通約款の規定を準用します。
当会社は、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)第9条
13.入院保険金および手術保険金支払日数延長特約条項
(後遺障害保険金の支払)の後遺障害保険金を支払った場合で、後遺障害保険金の支
払事由となった普通約款第1条(当会社の支払責任)の傷害を被った日からその日を
(365日用)
含めて180日を経過し、かつ、その被保険者が生存していることを条件として、当会
第1条(当会社の責任)
社が支払った後遺障害保険金の額と同じ額を追加してその被保険者に支払います。
① 当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といい
9.夫婦特約条項
ます。)第3条(被保険者の範囲)に規定する被保険者が普通約款第1条(当会社の
第1条(被保険者の範囲)
支払責任)の傷害を被り、その傷害が事故の日からその日を含めて180日以内に普通
当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といい
約款第10条(入院保険金および手術保険金の支払)第1項に規定する入院保険金の支
ます。)第3条(被保険者の範囲)第1項に規定する被保険者のうち、本人およびそ
払事由に該当することとなった場合には、入院保険金を支払います。
の配偶者を被保険者とします。ただし、家族傷害保険賠償責任危険担保特約(以下こ
② 当会社は、普通約款第10条(入院保険金および手術保険金の支払)第2項の規定に
の条において「賠償特約」といいます。)が付帯されている場合の賠償特約の被保険
かかわらず、当会社は、いかなる場合においても、事故の日からその日を含めて365
者については、この限りでありません。
日を経過した後の期間に対しては、入院保険金を支払いません。
第2条(当会社の責任限度額)
③ 第1項の入院保険金が支払われる場合において、当会社は、被保険者が事故の日か
当会社がこの特約に付帯された保険契約に基づき支払うべき死亡保険金および後遺
ら365日以内に普通約款第10条(入院保険金および手術保険金の支払)第4項に規定
障害保険金の額は、保険期間を通じ、保険証券に記載された本人およびその配偶者の
する手術を受けたときは、同項の規定にかかわらず、手術保険金を支払います。
それぞれの保険金額をもって限度とします。
第2条(準用規定)
第3条(普通約款の読み替え)
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
この特約条項については、普通約款を次のとおり読み替えて適用します。
普通約款の規定を準用します。
(1)第21条(保険契約の無効)第2号の規定中「他人の家族」とあるのは「他の夫婦」
14.通信販売に関する特約条項
(2)第22条(保険契約の失効)の規定中「第3条(被保険者の範囲)に規定する被保
第1条(保険契約の申込み)
険者」とあるのは「この特約に規定する被保険者」
当会社に対して通信により保険契約の申込みをしようとする者は、次の各号に掲げ
第4条(普通約款の適用除外)
るいずれかの方法により、保険契約の申込みをすることができるものとします。
普通約款第12条(当会社の責任限度額)の規定は適用しません。
(1)所定の保険契約申込書(以下「申込書」といいます。)に所要の事項を記載し、
10.死亡保険金および後遺障害保険金のみの支払特約条項
当会社に送付すること。
当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款に規定する死亡保険金およ
(2)電話、情報処理機器等の通信手段を媒介とし、当会社に対して保険契約申込みの
び後遺障害保険金のみを支払うものとします。
意思を表示(以下「契約の意思表示」といいます。)すること。
第2条(保険料および保険料の払込方法)
11.配偶者不担保特約条項
① 前条第1号の規定により当会社が申込書の送付を受けたときは、保険契約引受けの
第1条(被保険者の範囲)
可否を審査し、引受けを行うものについては、保険料、保険料払込の期限、保険料の
当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といい
払込方法等を記載した通知書(以下「通知書」といいます。)を保険契約者に送付す
ます。)第3条(被保険者の範囲)第1項に規定する被保険者のうち、本人ならびに
るものとします。
本人と生計を共にする同居の親族および別居の未婚の子を被保険者とします。ただし、 ② 前条第2号の規定により当会社が契約の意思表示を受けたときは、当会社は、保険
家族傷害保険賠償責任危険担保特約(以下この条において「賠償特約」といいます。
)
契約引受けの可否を審査し、引受けを行うものについては、申込書兼確認書を保険契
が付帯されている場合の賠償特約の被保険者については、この限りでありません。
約者に送付するものとします。保険契約者は申込書兼確認書に所要の事項を記載し、
第2条(当会社の責任限度額)
当会社の発送日より14日以内に当会社に返送するものとします。もし、その申込書兼
当会社がこの特約が付帯された保険契約に基づき支払うべき死亡保険金および後遺
確認書が所定の期間内に当会社に返送されないときは、当会社は、書面により保険契
障害保険金の額は、保険期間を通じ、次の各号に掲げる額をもって限度とします。
約者の申し出た住所にあてた通知をもって、この保険契約を当会社の引受時に遡り解
(1)本人については、保険証券に記載された保険金額
除することができます。
(2)本人以外の被保険者については、当該被保険者ごとに、保険証券に記載された保
③ 保険契約者は、通知書または申込書兼確認書を受け取ったときは、通知書または申
険金額
込書兼確認書に従って保険料を払い込まなければなりません。
第3条(普通約款の読み替え)
第3条(通知書または申込書兼確認書に記載すべき事項)
この特約条項については、普通約款第22条(保険契約の失効)の規定中「第3条
① 通知書には、次の各号に掲げる事項を記載するものとします。
(被保険者の範囲)に規定する被保険者」とあるのは「この特約に規定する被保険者」
(1)保険料およびその払込期限
と読み替えて適用します。
イ.一時に払い込む場合の保険料およびその払込期限
第4条(普通約款の適用除外)
ロ.分割して払い込む場合の第1回分割保険料およびその払込期限
普通約款第12条(当会社の責任限度額)の規定は適用しません。
ハ.分割して払い込む場合の第2回目以降の分割保険料(預金口座振替によるもの
とします。)およびその払込期日
12.通院保険金支払限度日数延長特約条項(180日用)
(2)払込機関
第1条(当会社の責任)
② 申込書兼確認書には、次の各号に掲げる事項を記載するものとします。
① 当会社は、この特約により、家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といい
(1)保険料およびその払込期限
ます。)第3条(被保険者の範囲)に規定する被保険者が普通約款第1条(当会社の
イ.一時に払い込む場合の保険料およびその払込期限
14
ロ.分割して払い込む場合の第1回分割保険料およびその払込期限
ハ.分割して払い込む場合の第2回目以降の分割保険料(預金口座振替によるもの
とします。)およびその払込期日
(2)払込機関
(3)当会社が引受けを行う保険契約の内容に関する事項
(4)保険契約者は、申込書兼確認書に所要の事項を記載し、当会社の発送日より14日
以内に当会社に返送するものとする旨の注意事項
第4条(責任の始期および終期)
当会社の保険責任は、保険契約者が通知書または申込書兼確認書に従って保険料
(保険料を分割して払い込む場合には、第1回分割保険料をいいます。)を払込機関に
払い込んだ日の翌日の午前0時(保険証券または保険契約証にこれと異なる日時が記
載されているときは、その日時)に始まり、保険証券または保険契約証に記載された
保険期間の末日の午後4時に終わります。
第5条(保険料不払による保険契約の解除)
① 当会社は、通知書または申込書兼確認書に記載された保険料(保険料を分割して払
い込む場合には、第1回分割保険料をいいます。)の払込期限までに払い込みがない
場合には、書面により申込書または申込書兼確認書記載の保険契約者の住所(家族傷
害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)第20条(保険契約者の住所変
更に関する通知義務)第1項の規定による通知があった場合はその住所または通知先
をいいます。)にあてた通知をもって、この保険契約を解除することができます。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 前第1項の解除は、保険期間の初日から将来に向ってその効力を生じます。
第6条(保険料分割払契約に適用される特約条項)
保険料を分割して払い込む保険契約の場合には、家族傷害保険保険料分割払特約条
項(一般用)を適用します。ただし、この特約条項と抵触する規定は適用しません。
第7条(保険契約の継続)
① この保険契約の満了する日より3か月前の日までに、当会社または保険契約者のい
ずれか一方より別段の意思表示がない場合には、この保険契約は満了する日と同一の
内容で継続されるものとします。以後毎年同様とします。
② 前項の規定によりこの保険契約が継続された場合には、当会社は、保険証券または
保険証券に代わる書面(以下「保険証券等」といいます。)を保険契約者に交付しま
す。
第8条(継続契約の保険料および払込方法)
① 継続契約の保険料(保険料を分割して払い込む場合には、分割保険料をいいます。
)
は、保険証券等記載の金額とします。
② 保険料を一時に払い込む保険契約の場合の継続契約の保険料は、継続前契約の保険
期間の満了する日(以下「保険期間満了日」といいます。)の午後4時までに、当会
社が保険契約者に通知する払込機関に払い込むものとします。
③ 保険料を分割して払い込む保険契約の場合の継続契約の第1回分割保険料は、継続
前契約において定められた最後の払込期日の属する月の翌月の応当日に、第2回目以
降の分割保険料はその翌月の応当日から毎月、預金口座振替の手続により払い込むも
のとします。
第9条(継続契約の保険料不払の場合の免責)
① 保険契約者が、前条第2項の保険料について、保険期間満了日の午後4時以後もそ
の払い込みを怠ったときは、当会社は、保険期間満了日の午後4時以後に生じた事故
による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
② 保険契約者が、前条第3項の分割保険料について、当該分割保険料を払い込むべき
払込期日後1か月を経過した後もその払い込みを怠ったときは、当会社は、その払込
期日後に生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
第10条(継続契約に適用される保険料率)
この保険契約に適用した保険料率が改定された場合には、当会社は、保険料率が改
定された日以後第7条(保険契約の継続)第1項の規定によって保険期間が開始する
継続契約の保険料率を変更します。
第11条(継続契約に適用される特約条項)
第7条(保険契約の継続)第1項の規定によりこの保険契約が継続された場合には、
各継続契約ごとに、この保険契約に付帯された特約条項が適用されるものとします。
15
第12条(継続契約の告知義務)
① 第7条(保険契約の継続)第1項の規定によりこの保険契約が継続される場合にお
いて、申込書または申込書兼確認書に記載した事項および保険証券等に記載された事
項に変更があったときは、保険契約者または被保険者(これらの者の代理人を含みま
す。
)は、書面をもってこれを当会社に告げなければなりません。
② 前項の規定による告知に関する普通約款第15条(告知義務)の規定の適用について
は、同条第1項および第3項第2号の規定中「保険契約締結の際」とあるのは「保険
契約継続の場合」と、同条第1項、第3項第3号および第4項の規定中「保険契約申
込書の記載事項」とあるのは「保険契約申込書または申込書兼確認書に記載した事項
および保険証券等に記載された事項」と、同条第3項第3号の規定中「保険契約締結
の際」とあるのは「保険契約を継続するとき」と、「締結していた」とあるのは「継
続していた」とします。
ただし、保険証券等の本人欄に記載の者の保険証券等に記載の職業または職務に変
更があったときにその事実を当会社に告げなかった場合には、当会社は、普通約款第
19条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務)第2項の
規定に準じ保険金を削減して支払います。
第13条(準用規定)
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
普通約款およびこれに付帯された特約の規定を準用します。
15.通信販売に関する特約条項(直接扱契約用)
第1条(保険契約の申込み)
当会社に対して通信により保険契約の申込みをしようとする者は、次の各号に掲げ
るいずれかの方法により、保険契約の申込みをすることができるものとします。
(1)所定の保険契約申込書(以下「申込書」といいます。)に所要の事項を記載し、
当会社に送付すること。
(2)電話、情報処理機器等の通信手段を媒介とし、当会社に対して保険契約申込みの
意思を表示(以下「契約の意思表示」といいます。)すること。
第2条(保険料および保険料の払込方法)
① 前条第1号の規定により当会社が申込書の送付を受けたときは、保険契約引受けの
可否を審査し、引受けを行うものについては、保険料、保険料払込の期限、保険料の
払込方法等を記載した通知書(以下「通知書」といいます。)を保険契約者に送付す
るものとします。
② 前条第2号の規定により当会社が契約の意思表示を受けたときは、当会社は、保険
契約引受けの可否を審査し、引受けを行うものについては、申込書兼確認書を保険契
約者に送付するものとします。保険契約者は申込書兼確認書に所要の事項を記載し、
当会社の発送日より14日以内に当会社に返送するものとします。もし、その申込書兼
確認書が所定の期間内に当会社に返送されないときは、当会社は、書面により保険契
約者の申し出た住所にあてた通知をもって、この保険契約を当会社の引受時に遡り解
除することができます。
③ 保険契約者は、通知書または申込書兼確認書を受け取ったときは、通知書または申
込書兼確認書に従って保険料を払い込まなければなりません。
第3条(通知書または申込書兼確認書に記載すべき事項)
① 通知書には、次の各号に掲げる事項を記載するものとします。
(1)保険料およびその払込期限
イ.一時に払い込む場合の保険料およびその払込期限
ロ.分割して払い込む場合の第1回分割保険料およびその払込期限
ハ.分割して払い込む場合の第2回目以降の分割保険料(預金口座振替によるもの
とします。)およびその払込期日
(2)払込機関
② 申込書兼確認書には、次の各号に掲げる事項を記載するものとします。
(1)保険料およびその払込期限
イ.一時に払い込む場合の保険料およびその払込期限
ロ.分割して払い込む場合の第1回分割保険料およびその払込期限
ハ.分割して払い込む場合の第2回目以降の分割保険料(預金口座振替によるもの
とします。)およびその払込期日
(2)払込機関
(3)当会社が引受けを行う保険契約の内容に関する事項
(4)保険契約者は、申込書兼確認書に所要の事項を記載し、当会社の発送日より14日
以内に当会社に返送するものとする旨の注意事項
第4条(責任の始期および終期)
当会社の保険責任は、保険契約者が通知書または申込書兼確認書に従って保険料
(保険料を分割して払い込む場合には、第1回分割保険料をいいます。)を払込機関に
払い込んだ日の翌日の午前0時(保険証券または保険契約証にこれと異なる日時が記
載されているときは、その日時)に始まり、保険証券または保険契約証に記載された
保険期間の末日の午後4時に終わります。
第5条(保険料不払による保険契約の解除)
① 当会社は、通知書または申込書兼確認書に記載された保険料(保険料を分割して払
い込む場合には、第1回分割保険料をいいます。)の払込期限までに払い込みがない
場合には、書面により申込書または申込書兼確認書記載の保険契約者の住所(家族傷
害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)第20条(保険契約者の住所変
更に関する通知義務)第1項の規定による通知があった場合はその住所または通知先
をいいます。)にあてた通知をもって、この保険契約を解除することができます。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を継承した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上の権利
および義務を継承した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 前第1項の解除は、保険期間の初日から将来に向ってその効力を生じます。
第6条(当会社への通知および通知方法)
① 普通約款第4章第15条(告知義務)第3項第3号、同章第17条(重複保険契約に関
する通知義務)および第7章第34条(保険契約者の変更)第2項に定める申し出、第
4章第18条(職業または職務の変更に関する通知義務)第1項、同章第20条(保険契
約者の住所変更に関する通知義務)第1項、第5章第24条(保険契約の解除)第4項
および第6章第27条(事故の通知)第1項および第2項に定める通知は、当会社に直
接行うものとします。
② 保険契約者が前項の申し出または通知をする場合は、電話、ファクシミリまたは情
報処理機器等の通信手段を用いて行うことができます。
第7条(追加保険料の払い込み)
① 普通約款第4章第16条(保険料の返還または請求−告知義務)および同章第19条
(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務)の定めるとこ
ろに従い、当会社が追加保険料を請求したときは、保険契約者は、追加保険料請求の
事由となった告知・通知事項等の承認日(以下「承認日」といいます。)より14日以
内にその全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。
② 前項の追加保険料が当会社に払い込まれる前に、保険契約者が、普通約款第4章第
15条(告知義務)第3項第3号に定める申し出および同章第18条(職業または職務の
変更に関する通知義務)に定める通知を新たに行った場合には、当会社は、これを承
認しないことがあります。
③ 保険契約者が第1項の追加保険料を承認後14日を経過した後もその払い込みを怠っ
たときは、当会社は追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対しては、
保険金を支払いません。
第8条(追加保険料不払による契約の解除)
① 当会社は、前条の追加保険料が承認日後14日を経過した後も、その払い込みがない
場合には、書面により保険証券記載の保険契約者の住所にあてた通知をもって、この
保険契約を解除することができます。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって、保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を継承した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を継承した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 第1項の解除は、承認日から将来に向かってのみその効力を生じます。
④ 第1項の規定により、当会社が保険契約を解除したときには、すでに領収した保険
料は返還しません。
第9条(保険料分割払契約に適用される特約条項)
保険料を分割して払い込む保険契約の場合には、家族傷害保険保険料分割払特約条
項(一般用)を適用します。ただし、この特約条項と抵触する規定は適用しません。
第10条(保険契約の継続)
① この保険契約の満了する日より3か月前の日までに、当会社または保険契約者のい
ずれか一方より別段の意思表示がない場合には、この保険契約は満了する日と同一の
内容で継続されるものとします。以後毎年同様とします。
16
② 前項の規定によりこの保険契約が継続された場合には、当会社は、保険証券または
保険証券に代わる書面(以下「保険証券等」といいます。
)を保険契約者に交付します。
第11条(継続契約の保険料および払込方法)
① 継続契約の保険料(保険料を分割して払い込む場合には、分割保険料をいいます。
)
は、保険証券等記載の金額とします。
② 保険料を一時に払い込む保険契約の場合の継続契約の保険料は、継続前契約の保険
期間の満了する日(以下「保険期間満了日」といいます。)の午後4時までに、当会
社が保険契約者に通知する払込機関に払い込むものとします。
③ 保険料を分割して払い込む保険契約の場合の継続契約の第1回分割保険料は、継続
前契約において定められた最後の払込期日の属する月の翌月の応当日に、第2回目以
降の分割保険料はその翌月の応当日から毎月、預金口座振替の手続により払い込むも
のとします。
第12条(継続契約の保険料不払の場合の免責)
① 保険契約者が、前条第2項の保険料について、保険期間満了日の午後4時以後もそ
の払い込みを怠ったときは、当会社は、保険期間満了日の午後4時以後に生じた事故
による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
② 保険契約者が、前条第3項の分割保険料について、当該分割保険料を払い込むべき
払込期日後1か月を経過した後もその払い込みを怠ったときは、当会社は、その払込
期日後に生じた事故による傷害または損害に対しては、保険金を支払いません。
第13条(継続契約に適用される保険料率)
この保険契約に適用した保険料率が改定された場合には、当会社は、保険料率が改
定された日以後第10条(保険契約の継続)第1項の規定によって保険期間が開始する
継続契約の保険料率を変更します。
第14条(継続契約に適用される特約条項)
第10条(保険契約の継続)第1項の規定によりこの保険契約が継続された場合には、
各継続契約ごとに、この保険契約に付帯された特約条項が適用されるものとします。
第15条(継続契約の告知義務)
① 第10条(保険契約の継続)第1項の規定によりこの保険契約が継続される場合にお
いて、申込書または申込書兼確認書に記載した事項および保険証券に記載された事項
に変更があったときは、保険契約者または被保険者(これらの者の代理人を含みます。)
は、書面、電話、ファクシミリまたは情報処理機器等の通信手段をもってこれを当会
社に告げなければなりません。
② 前項の規定による告知に関する普通約款第15条(告知義務)の規定の適用について
は、同条第1項および第3項第2号の規定中「保険契約締結の際」とあるのは「保険
契約継続の場合」と、同条第1項、第3項第3号および第4項の規定中「保険契約申
込書の記載事項」とあるのは「保険契約申込書または申込書兼確認書に記載した事項
および保険証券等に記載された事項」と、同条第3項第3号の規定中「保険契約締結
の際」とあるのは「保険契約を継続するとき」と、「締結していた」とあるのは「継
続していた」とします。ただし、保険証券記載の被保険者の職業または職務に変更が
あったときにその事実を当会社に告げなかった場合には、当会社は、普通約款第19条
(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務)第2項の規定
に準じ保険金を削減して支払います。
第16条(準用規定)
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
普通約款およびこれに付帯された特約の規定を準用します。
16.インターネットによる契約に関する特約条項
第1条(保険契約の申込み)
当会社に対し、情報処理機器等の通信手段を媒介とし、保険契約申込みの意思を表
示(以下「契約意思の表示」といいます。)することにより、保険契約の申込みをす
ることができるものとします。
第2条(保険料および保険料の払込方法)
① 前条の規定により当会社が契約意思の表示を受けたときは、情報処理機器上で保険
契約引受けの可否を審査し、引受けを行うものについては、契約情報提示・入力画面
(以下「契約情報画面」といいます。
)を保険契約者に明示するものとします。保険契
約者は契約情報画面に所要の事項を入力し、当社の発信日より14日以内に当会社に返
信するものとします。もし、契約情報画面が所定の期間内に当会社に返信されないと
きは、当会社は、書面もしくは電子メールにより、契約者の申し出た住所もしくは電
子メールアドレスにあてた通知をもって、この保険契約を当会社の引受時に遡り解除
することができます。
② 保険契約者は、契約情報画面の記載事項に従って、契約情報画面に記載された保険
期間の開始する日の前日までに、当会社の指定する払込方法により保険料を当会社に
払い込むものとします。前記払込期日までに、当社に保険料が払込みされない時、当
会社は、書面もしくは電子メールにより、契約者の申し出た住所もしくは電子メール
アドレスにあてた通知をもって、この保険契約を無効とします。
③ 当会社は、前項の当会社の指定する払込方法のうち、クレジットカードによる保険
料支払に関する特約による保険料支払については、契約情報画面上で保険料の支払の
承認ができるものとします。
第3条(契約情報画面に記載すべき事項)
前条に規定する契約情報画面には、次に掲げる事項を記載するものとします。
(1)保険料
(2)保険料支払方法ならびに指定金融機関名
(3)当会社が引受けを行う保険契約の内容に関する事項
第4条(責任の始期および終期)
当会社の保険責任は、保険契約者が契約情報画面に従って保険料(保険料を分割し
て払い込む場合には、第1回分割保険料をいいます。)を払込機関に払い込んだ日の
翌日の午前0時(保険証券または保険証券に代わる書面(以下「保険証券等」といい
ます。)もしくは契約情報画面にこれと異なる日時が記載されているときは、その日
時)に始まり、保険証券等に記載された保険期間の末日の午後4時に終わります。
第5条(保険料不払による契約の解除)
① 当会社は、契約情報画面に記載された保険料の払込期日までに払い込みがない場合
には、書面もしくは電子メールにより契約情報画面記載の保険契約者の住所もしくは
電子メールアドレス(家族傷害保険普通保険約款(以下「普通約款」といいます。)
第4章第20条(保険契約者の住所変更に関する通知義務)第1項の規定による通知が
あった場合はその住所または通知先をいいます。以下同様とします。)にあてた通知
をもって、この保険契約を解除することができます。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって、保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 第1項の解除は、保険期間の初日から将来に向かってその効力を生じます。
第6条(当会社への通知および通知方法)
① 普通約款第4章第15条(告知義務)第3項第3号、同章第17条(重複保険契約に関
する通知義務)および第7章第34条(保険契約者の変更)第2項に定める申し出、第
4章第18条(職業または職務の変更に関する通知義務)第1項、同章第20条(保険契
約者の住所変更に関する通知義務)第1項、第5章第24条(保険契約の解除)第4項
および第6章第27条(事故の通知)第1項および第2項に定める通知は、当会社に直
接行うものとします。
② 保険契約者が前項の申し出または通知をする場合は、電話、ファクシミリまたは情
報処理機器等の通信手段を用いて行うことができます。
第7条(追加保険料の払い込み)
① 普通約款第4章第16条(保険料の返還または請求−告知義務)第2項および同章第
19条(保険料の返還または請求−職業または職務の変更に関する通知義務)第1項の
定めるところに従い、当会社が追加保険料を請求したときは、保険契約者は、追加保
険料請求の事由となった告知・通知事項等の承認日(以下「承認日」といいます。)
より14日以内にその全額を一時に当会社に払い込まなければなりません。
② 前項の追加保険料が当会社に払い込まれる前に、保険契約者が、普通約款第4章第
15条(告知義務)第3項第3号に定める申し出および同章第18条(職業または職務の
変更に関する通知義務)に定める通知を新たに行った場合には、当会社は、これを承
認しないことがあります。
③ 保険契約者が第1項の追加保険料を承認後14日を経過した後もその払い込みを怠っ
たときは、当会社は追加保険料領収前に生じた事故による損害または傷害に対しては、
保険金を支払いません。
第8条(追加保険料不払による契約の解除)
① 当会社は、前条の追加保険料が承認日後14日を経過した後も、その払い込みがない
場合には、書面により保険証券記載の保険契約者の住所もしくは電子メールにより契
約情報画面記載の電子メールアドレスにあてた通知をもって、この保険契約を解除す
ることができます。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって、保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
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の権利および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 第1項の解除は、承認日から将来に向かってのみその効力を生じます。
④ 第1項の規定により、当会社が保険契約を解除したときには、すでに領収した保険
料は返還しません。
第9条(保険契約の継続)
① この保険契約を満了する日より少なくとも6週間前までに、当会社より保険契約者
宛に継続契約の内容を記載する継続通知書を送付もしくは電子メールにより継続契約
情報通知(以下「継続情報通知」といいます。)を送信し、その後、この通知書の発
送日もしくは継続情報通知の発信日より30日以内に当会社または契約者のいずれか一
方より別段の意思表示がない場合は、あらかじめ通知した内容で継続されるものとし
ます。
② 前項の継続通知書発送日もしくは継続契約通知発信日より30日以内に、保険契約者
が継続通知書もしくは継続契約情報通知に記載された契約内容を変更して継続する旨
の申し出をする場合は、電話、情報処理機器等の通信手段により申込みをすることが
できます。
③ 第1項の規定によりこの保険契約が継続された場合には、当会社は、継続契約補償
内容証明(以下「継続内容証明」といいます。)を保険契約者に送付もしくは電子
メールにより送信します。
④ 保険契約者は、継続内容証明の内容を点検し、継続内容証明の内容に訂正がある場
合は、当会社の発送日より14日以内に速やかに当会社に訂正の申し出を行い、訂正さ
れた継続内容証明を当会社に前記期間内に返送もしくは返信するものとします。
⑤ 当会社は、前項の継続内容証明の内容に訂正があるにもかかわらず訂正の申し出が
行われなかった場合、書面により保険契約者の住所もしくは電子メールにより契約情
報画面記載の電子メールアドレスにあてた通知をもってこの継続契約を解除すること
ができます。
⑥ 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって、保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
⑦ 第5項の解除は、承認日から将来に向かってのみその効力を生じます。
第10条(継続契約保険料の払込方法)
保険契約者は、継続契約の保険料を払い込む場合は、継続契約の保険期間の初日の
午後4時までに、当会社に払い込まなければなりません。
第11条(継続契約保険料払い込み前の事故)
① 継続契約の保険料が、継続契約の保険期間の初日の午後4時までに払い込まれな
かった場合には、保険契約者は、継続契約の保険期間の初日から14日以内に当会社に
払い込まなければなりません。
② 当会社は、保険契約者が保険料を継続契約の保険期間の初日から14日を経過した日
までに払い込んだ場合には、継続契約の保険料払い込み前の事故による損害または傷
害に対しては、第4条(責任の始期および終期)第3項の規定は適用しません。
③ 前項の規定により、被保険者が、継続契約の保険料払い込み前の事故による損害ま
たは傷害に対し保険金の支払いを受ける場合には、保険契約者は、被保険者がその支
払いを受ける前に継続契約の保険料を当会社に払い込まなければなりません。
第12条(継続契約保険料不払いによる契約の解除)
① 当会社は、前条第1項の保険料が継続契約の保険期間の初日から14日を経過した後
も、その払い込みがない場合には、書面により保険証券記載の保険契約者の住所もし
くは電子メールにより契約情報画面記載の電子メールアドレスにあてた通知をもって、
この継続契約を解除することができます。
② 前項の場合において、次の各号のいずれかに該当するときは、被保険者または死亡
保険金受取人にあてた通知をもって、保険契約者に対する通知とみなします。
(1)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者が明らかでないとき。
(2)普通約款第7章第34条(保険契約者の変更)第3項の規定によりこの保険契約上
の権利および義務を承継した保険契約者全員の所在が明らかでないとき。
(3)前2号のほか、正当な理由により保険契約者に通知できないとき。
③ 第1項の解除は、継続契約の初日から将来に向かってのみその効力を生じます。
第13条(準用規定)
この特約条項に定めのない事項については、この特約条項の趣旨に反しないかぎり、
普通保険約款およびこれに付帯される他の特約の規定を準用します。
17.クレジットカードによる保険料支払に関する特約条項
第1条(クレジットカードによる保険料支払の承認)
① 当会社は、この特約に従い、当会社の指定するクレジットカード(以下「クレジッ
トカード」といいます。)によって、保険契約者が、この保険契約の保険料(追加保
険料等当会社に支払われる保険料を含みます。以下同様とします。)を支払うことを
承認します。
② 前項にいう保険契約者とは、クレジットカード発行会社(以下「カード会社」とい
います。)との間で締結した会員規約等(以下「会員規約等」といいます。)に基づく
会員またはクレジットカードの使用が認められた者にかぎります。
第2条(保険料領収前に生じた事故の取扱い)
① 保険契約者から、この保険契約の申込時または変更承認請求時に保険料のクレジッ
トカードによる支払の申出があった場合は、当会社は、カード会社への当該カードの
有効性および利用限度額内であること等の確認を行ったうえで、当会社がクレジット
カードによる保険料の支払を承認した時(保険証券記載の保険期間の開始前に承認し
た時は保険期間の開始した時とします。)以後、この特約が付帯された普通保険約款
(以下「普通約款」といいます。)およびこれに付帯される他の特約に定める保険料領
収前に生じた事故の取扱いに関する規定を適用しません。
② 当会社は、次の各号のいずれかに該当する場合は、前項の規定は適用しません。
(1)当会社がカード会社から保険料相当額を領収できない場合。ただし、保険契約者
が会員規約等に従いクレジットカードを使用し、カード会社に対してこの特約が付
帯された保険契約にかかわる保険料相当額の全額を既に支払っている場合は、この
かぎりではありません。
(2)会員規約等に定める手続きが行われない場合
第3条(保険料の直接請求および請求保険料支払後の取扱い)
① 前条第2項第1号の保険料相当額を領収できない場合には、当会社は、保険契約者
に保険料を直接請求できるものとします。この場合において、保険契約者が、カード
会社に対してこの特約が付帯された保険契約にかかわる保険料相当額を既に支払って
いるときは、当会社は、その支払った保険料相当額について保険契約者に請求できな
いものとします。
② 保険契約者が会員規約等に従い、クレジットカードを使用した場合において、前項
の規定により当会社が保険料を請求し、保険契約者が遅滞なく当該保険料を支払った
ときは、前条第1項の規定を適用します。
③ 保険契約者が前項の保険料の支払を怠った場合は、当会社は保険証券記載の保険契
約者の住所にあてた書面による通知をもって、この特約が付帯された保険契約を解除
することができます。
第4条(保険料の返還の特則)
普通約款およびこれに付帯される他の特約の規定により、当会社が保険料を返還す
る場合は、当会社は、カード会社からの保険料相当額の領収を確認の後に保険料を返
還します。ただし、前条第2項の規定により保険契約者が保険料を直接当会社に払い
込んだ場合、および保険契約者が会員規約等に従いクレジットカードを使用し、カー
ド会社に対してこの特約が付帯された保険契約にかかわる保険料相当額の全額を既に
支払っている場合は、このかぎりではありません。
第5条(準用規定)
この特約に定めのない事項については、この特約の趣旨に反しないかぎり、普通約
款およびこれに付帯される他の特約の規定を準用します。
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