新しいプログラムが始まりました新たな大型映像プログラム映像ホールは、アーチ型スクリーンの平面化、音響設備の更新をしました。また、今までのオリジナルプログラム「四季・知床」のほかに、新しい映像プログラムが加わりました。タイトルは「小さな世界はワンダーランド」。神秘的な原生林に暮らすシマリスの成長物語で、幅 20m ×高さ 12m 巨大スクリーンでリスの目線から見た迫力ある映像を味わえます。知床自然センターここが変わりました～新コンセプト～「フィールドを知り、楽しむための国際ビジターセンター」（c）Rob Drewett/BBC 2014 知床財団によるレクチャー新設されたレクチャールームで、知床財団のスタッフが毎日レクチャーを行います。レクチャーのプログラムは 2 種類。1 つは、「日刊知床ヒグマ情報」で、知床のヒグマ最新情報をお伝えします。もう 1 つは、「知床財団スタッフトーク」で、現場にいる知床財団スタッフならではの人と自然、歴史にまつわる内容です。また、新しい大型映像でのシマリスのスタッフトークも聴くことができます。今後は… 開設から 28 年経過した知床自然センター。　昨年 10 月からの改修工事を終え、４月 20 日にリニューアルオープンしました。新しいコンセプトを掲げ、知床国立公園の玄関口としての「拠点機能」や、長くかつ何回でも訪れたくなるような「滞留機能」を充実させた“新”自然センターをご紹介します。 ▼問合せ　役場環境課自然環境係　☎ 0152-23-3131 内線 100 正面玄関メインパネル総合案内カウンター施設の改修は第一段階を終了しましたが、センターの外壁塗装や入館する利用者の誘導路の改善に必要な駐車場など外構の整備、新たな大型映像プログラムの作成などについて、段階的に整備を図っていきます。知床自然センターオープニングフェス 5 月 7 日と 8 日の 2 日間、知床自然センターのリニューアルを記念して、オープニングフェスが開催されました。当日は、のべ 220 名が来場し、国際的なアウトドアフィルム映画祭（カナダのバンフ・マウンテン・フィルム・フェスティバル）で上映され窓には、知床のアクティビティをイメージしたイラストが利用者を出迎えます。また、複数あった入口を自動ドアに統一しました。レクチャールームセンターに入ると、正面に知床半島がデザインされた幅 7m ×高さ 2.7m の大きなパネルが出迎えます。このパネルは知床の様々な情報を発信しています。フードコート正面から向かって右側に移設された総合案内カウンター。今までよりさらに、最新かつ充実したフィールド情報を利用者に発信します。国際化対応たダイナミックな自然映像を、巨大スクリーンで楽しみました。また、7 日にはシーカヤックガイド・登山家・知床エクスぺディション代表の新谷暁生さんによるトークイベントが行われました。活動拠点としているニセコを例に、自然を楽しむためのルール作りの大切さといった貴重なお話に、参加したみなさんは熱心に耳を傾けていました。 3 広報しゃり　2016.06 レクチャーを受け、フィールドを知り、知床の散策を楽しんでもらうための新たなスペースです。売店とレストランが集約され、、内装を一新。また、フードメニューもセンター限定のメニュ一ができるなど充実しました。センターの案内表示を多言語化しました。また、ピクトグラム（絵記号）を使用し、外国の方にも一目でわかるようになりました。このほかには、センター内に無料 Wi-Fi スポットを設置しました。広報しゃり　2016.06 2