専門職ゲーム会社美術学科 洋画専攻

ゲーム業界
就職活動日記
[ 就職活動のスケジュール ]
~コンシューマー編~
行動を把握するのに便利です。
美術学科洋画専攻 受けた企業数:6 社 内定企業:1 社
日常的にスケジュール、日記を付けるのはほぼ必須。「これからやること」
と「やったこと」を細かく書けるスケジュール帳を 2 冊買いました。自分の
5-8 月 ゲーム業界のインターン先を探す。
9月
インターン先が見つかる。教職を辞める
[ 自己分析 ]
10 月 インターンシップ ( 内定先でない ) を受ける。
普段から「自分がやりたいことは何か」
「どうすればいい作品が作れるか」
「自分の欠点は何か」
12 月 ポートフォリオを作り始める。SPI も少し対策する。
ということはいつも考えていました。自己分析は楽しいことです。
「大学○年の○月にはこういう
1 月 インターンシップが終わる
ことをしていた…」ということをしっかり把握していると面接で聞かれても安心です。
自己分析結果から導き出した志望動機や自分の強みなどはキャリア支援センターに何度も通い添
1-2 月
3社程に作品や ES を送る。反省する。
削していただきました。
3 月 ポートフォリオを改造する。2 社の会社からアドバイスを頂く。
[ 志望業界 ]
4 月 下旬に 1 社から内定が出る。
ゲーム業界に絞っていました。動くことによって面白さが伝わるデザインを考えることが好きだ
ったので、それが 1 番活かせる仕事がゲームの仕事だと思ったからです。就職を考え始めたのが
3 年の 5 月頃だったので他の業界を見る余裕はありませんでした。
12-3 月頃はキャリア支援センターの方が困るくらい頻繁に通いました。インターンを
[ 企業研究 ]
受けたおかげでドギマギせずに人と話せるようになりました。インターンに来る方はみん
あまりうまくいっていません。内定先の会社は大好きだったのでよく知っていました。企業のサ
イトや就活日記だけでなく制作者のインタビューをチェックしておくと非常に参考になります。
な非常に優秀(起業した方までいる)なので大いに学ぶチャンスです。ゲーム業界に入る
ために今までやってきたことがあると会社も安心して内定が出せるそうです。
[ 就職試験対策 ]
[ 後輩へのアドバイス・メッセージ ]
文章読解、英語、計算などのテストがあるのは志望者の多い大手が殆どです。ほとんど分からなくても
ゲーム業界は実力主義と言われますが、作品のクオリティは前提であって、志望動機や
ある程度選考に進めたところもあります。ほかのところで失敗した自覚のほうが大きいです。性格適性検
性格で絞っている感じがしました。「落ちたから自分は実力不足」ではなくて思いやりや
査はほとんどの会社で行います。WEB で受けるものが多いです。絵を描く試験を行うところもありますが
難しく考えずに落ち着いて取り組むことが一番の対策です。受けたい企業がどのようなテストを行うか事
前に研究しましょう。
・選考 ( 内定企業 )
エントリー → 会社説明会
一次選考 (ES、課題 ) → 二次選考 ( ポートフォリオ ) → 最終選考 ( 筆記、面接 ) → 内定
自分の生活を見直す方が大切なんじゃないかと思います。そこができていると自然と人に
見せるものとしての履歴書やポートフォリオが出来上がっていくと思います。
作ったポートフォリオは 6 つです。落ちるたびに悪いところを見直して人が見やすいも
のを目指しました。最終的に 50 ページほどになり、ファイル、紙、インク、外装など全
部で 7 万円以上使いました。(試し刷り、ミスプリントも含みます。)
就職活動は大変で不安もありましたが、振り返ってみると楽しかったです。プロの方々
内定先の面接は 1 度だけでした。多くの会社は 2-3 度ほど行うので非常に珍しいです。
面接で入社後にやりたいことと発想の幅をアピールするために、面接の 1 ヶ月前から描き下ろしイ
ラストをたくさん描いて持って行きました。ポートフォリオの作品の中で一番気に入っているもの
とそうでないもの、直したい部分などを把握していると自分の作品を語りやすいです。自分の制作
に対する思いや将来の夢を語れる面接はとても楽しいものでした。
が自分の制作物を真剣に見てくださいますし、デザインに対する考えなどを伝えることも
できます。私にとって就職活動は入学式よりもブリリアントで運動会よりもエキサイティ
ング、卒業旅行よりもドラマティックでした。周りに流されず自信と目標を大切にしてい
けば大丈夫です!頑張ってください!