講習会の概要 1 講習会の目的 この講習会は、廃棄物処理法に基づき、業の許可を既に受けており、許可の期限が到来した 後においても継続して、業の許可を受けようとする方を対象に、産業廃棄物の適正な処理を行 うために必要な専門的知識と技能を修得していただくことを目的としています。 なお、更新講習会は産業廃棄物処理に関する基礎知識を修得していることを前提とした講習 科目となっておりますので、当センターでは、初めて受講される方は新規講習会の受講をおす すめします。 2 受講対象者等 (1)受講対象者 1)処理業の許可を受けようとする方[P.12 〜 P.13 参照] 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の収集・運搬業の更新許可を受けようとする方 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分業(中間処理・最終処分)の更新許可を受けよ うとする方 2)産業廃棄物処理に必要な知識と技能を修得しようとする方 (2)受講資格 学歴、実務経験、国籍等での資格要件は特にありません。 ただし、講義及び修了試験は、全て日本語で行います。なお、業の許可を受けることを目 的として受講する方は、次の項をご確認ください。 「4.(3)許可申請を目的とした受講者に関する留意点」P.3 参照 3 講習会の種類等 本手引きに基づき郵送申込される方は以下の受講料となります。Web 申込される方に限り 「割引料金(500 円引き)」が適用されます(P.6 参照)。受講料のお支払いの際にはお間違いのな いようご注意ください。 講 習 課 程 名 講習期間 受講料 1 日間 20,000 円 G 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の収集・運搬課程 H 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分課程 I 1.5 日間 同時受講 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分課程に収集・運搬課程 を追加して受講 2 日間 注 1)各講習課程の内容は、別表 1 講習科目及びプログラム【P.9】を参照してください。 注 2)I の処分課程では、同日程で「収集・運搬課程」を追加して受講することができます。 注 3)I の 同時受講 では、「収集・運搬課程」のみを受講することはできません。 —1— (消費税 1,481 円含む) 25,200 円 (消費税 1,866 円含む) 38,600 円 (消費税 2,859 円含む) 講習会修了証の取扱い (1)許可申請書に添付する修了証の写しの種類 都道府県・政令市への業の許可申請書に添付する講習会の修了証の取扱いは、各行政機 関で定めています。その取扱いはおおむね次表のとおりです。 なお、都道府県・政令市によっては、その取扱いが異なる場合があります。講習会の申 込の際に、許可申請先の都道府県・政令市にあらかじめ確認してください。 【許可申請の種類と講習会修了証の関係】 ⃝ 収集・運搬業 許可申請の種類 産業廃棄物 収集運搬業 特別管理産業廃棄物 収集運搬業 新規 更新 変更 新規 更新 変更 産業廃棄物の収集・運搬課程 ○ ○ ○ - - - 特別管理産業廃棄物収集・運搬課程 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物 収集・運搬課程 ※ ○ ○ ※ ○ ○ 修了した講習会の種類 新規 更新 ⃝ 処分業 許可申請の種類 産業廃棄物 処分業 特別管理産業廃棄物 処分業 新規 更新 変更 新規 更新 変更 産業廃棄物の処分課程 ○ ○ ○ - - - 特別管理産業廃棄物処分課程 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物 処分課程 ※ ○ ○ ※ ○ ○ 修了した講習会の種類 新規 更新 ※)新規許可申請における更新講習会修了証の取扱いについて 上記表中の※印については、他の行政機関で既に許可を受けている場合で、同内容の新規許可申請をする場 合には、更新講習会修了証の写しと他の行政機関の許可証の写しの添付をもって新規講習会修了証に代えること ができるとされています。 —2— 講習会の概要 4 講習会の概要 (2)講習会修了証の行政手続き上の有効期限 許可申請書に添付する場合、講習会修了証には有効期間が設けられています。多くの都 道府県・政令市では講習会修了の日から起算して更新講習会修了証は 2 年間(一部5年間と 取扱う行政機関もある)とされています。 なお、都道府県・政令市によっては、その取扱いが異なる場合がありますのであらかじ め確認してください。 (参考)「業の許可申請(許可証)」と「講習会受講(修了証)」の関係 処理業の許可期間 (5年間) (5年間又は7年間) 修了日 (センター発行) 修了証 5年間 この間に新規許可申請 が可能 許可更新日 許可更新日 新規許可 取得日 新規許可 申請日 (自治体交付) 処理業許可証 処理業の許可期間 2年間 この間に 更新 講習会を 修了し更新許可申請 2年間 この間に 更新 講習会を 修了し更新許可申請 ▲ 平成 28 年 5 月 11 日 平成 33 年 5 月 10 日まで ▲ 補足:平成 28 年 5 月 11 日付で講習会を修了すると、平成 33 年 5 月 10 日までにこの修了証を使って都道 府県等に許可申請をすることが出来ます。その期間を過ぎると新たに講習会を受講しなければ許 可申請をすることができません。 また、許可を取得した場合には、5 年を経過する前に更新許可申請をしなければ、その許可は 失効してしまいます。更新許可申請をする場合にも更新又は新規の講習会を修了する必要があ ります。許可期限を迎えるにあたって余裕をもった講習会の受講をするようにしてください。 (3)許可申請を目的とした受講者に関する留意点 許可申請を目的とした受講者に関する留意点は次のとおりです。 なお、都道府県・政令市によっては、その取扱いが異なる場合がありますので、あらかじ め許可を得ようとする都道府県政令市に確認してください。 1)許可申請者が法人の場合: 法人の代表者・その業務を行う法人の役員又は業を行おうとする区域にある事業場の代 表者のいずれかの者が受講する。 2)許可申請者が個人の場合: 申請者又は業を行おうとする区域にある事業場の代表者が受講する。 3)過去に当センターの新規講習会を修了したことがない場合: 行政機関から「新規講習会」を受講するよう指導がある場合がございます。 —3— 欠格要件の例: 破産者、暴力団員、禁固以上の刑の受刑者(その執行を終り、又は執行を受けることがな くなった日から 5 年を経過しないもの) 等 5 講習会の内容 (1)講習科目及びプログラム 各講習課程の内容は、別表 1 講習科目及びプログラム【P.9】を参照してください。 (2)修了試験の概要 全ての講義終了後、修了試験を行います。試験の概要は次のとおりです。 1)受験資格 全講習科目を受講した方のみ、試験を受けることができます。 なお、遅刻をした場合や途中で欠席するなど、全講習科目を受講できなかった方は、平 成 30 年 3 月末までに開催される同課程の講習会において受講できなかった科目を受講した 後、その会場で修了試験を受けていただくことになります。 2)試験の概要 ① 試験問題の形式 ○×方式と四者択一方式 ② 出題数及び試験時間 講習会課程名 G 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の収集・運搬課程 H 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分課程 I 同時受講 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分課程に 収集・運搬課程を追加して受講 ③ 出題数 20 問 試験時間 30 分 27 問 30 分 33 問 40 分 処分 27 問 ※ 共通,処分 30 分 ※ 〔共通, 収集・運搬 6 問 〕 〔収集・運搬 10 分〕 試験の判定基準 試験の合格条件は、「総得点」が満点の70%以上に達していること。 ※ 処分課程に収集・運搬課程を追加して受講する場合は、処分課程と収集・運搬課程 の 2 種類の修了試験を行います。その場合の収集・運搬課程の判定基準は、処分課程に 含まれる共通問題と収集・運搬の問題の合計得点が70%に達していること。 —4— 講習会の概要 注)業の許可には欠格要件が定められています【P.11 参照】。業の許可申請にあたっては、申請 者又は法人の代表者、役員等に欠格要件に該当する者がいると許可を取得することができま せん。 講習会の概要 (3)講習会修了証の交付等 講習会の修了試験に合格した方には、「修了証」を交付いたします。 修了証は講習会終了後、約 2 週間後に、受講者の勤務先に届くように送付いたします。 合否に関して、電話でのお問合せには応じておりません。 Web 申込を行った方は、修了証が届く前に Web 上で合否の確認ができます。 (4)講習会テキスト及び修了試験問題例 講習会テキストは講習会当日に配付いたします。 講習会テキストの一部、及び修了試験問題例を当センターホームページから、閲覧できます。 【URL】http://www.jwnet.or.jp/workshop/index.html (5)再修了試験 修了試験に合格できなかった方には、再修了試験の通知をいたします。 再修了試験は、2 回に限り、講習会受講日の翌年度末まで試験のみを受験することができま す。受験会場・日程は、再修了試験の通知に同封していますので、ご希望の日程をお選びく ださい。再修了試験の受験料は次のとおりです。 講習会課程名 G 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の収集・運搬課程 H 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分課程 I 同時受講 産業廃棄物又は特別管理産業廃棄物の処分課程に 収集・運搬課程を追加して受講 再修了試験受験料 3,000 円 (消費税 222 円含む) 5,000 円 (消費税 370 円含む) ※「同時受講」を受講し、収集・運搬課程と処分課程のどちらか一方のみ合格した場合、合格しなかった課程のみ再 修了試験を受けていただきます。 —5— 受講申込方法 Web または 郵送 講習会の概要 6 によりお申込ください。 各会場とも定員になり次第、受付を締切りますので、早めにお申込ください。 ■ Web 申込 日本産業廃棄物処理振興センターのホームページからお申込ができます。 Web 申込の詳細は、ホームページをご覧ください。 【URL】http://www.jwnet.or.jp/workshop/index.html 【参考】Web 申込のメリット ①受講料は、割引料金(500 円引)が適用される ②希望会場の席確保を即座に行える ③振込以外にもコンビニ、クレジットカード払いと、受講料の支払方法を選択できる ④入金手数料がかからない(銀行の振込み方法によっては手数料がかかる場合があります) ⑤修了証が届く前に Web で合否の確認ができる 等 Web 申込の方への受講決定の通知等は電子メールで行われます。郵送物(ハガキ)は届きませ んので、登録した電子メールをご確認ください。 以降は郵送申込される方へのご案内です。Web 申込される方は参照不要です。 ■郵送による申込 事前に、受講を希望する開催地の受付機関(各都道府県にある産業廃棄物協会)に電話にて 空席状況をご確認の上、次の手順でお申込手続きをしてください。 なお、受講の確定は、受付機関で受講申込書を受理した時点となっております。そのため、 事前に電話にて空席が確認できていても受講申込書が受付機関に到着した時点で定員に達し ている場合は、受講できないこともありますのであらかじめご了承ください。 (1)講習課程の選定 講習課程(G 〜 I)を選んでください。 【「2 受講対象者」 「3 講習会の種類等」参照 P.1】 (2)受講日、会場の選定 受講日、及び会場を選んでください。 【別表 2 参照 P.14 〜 P.20】 平成 28 年度の全ての開催を受付しております。 (3)受講料のお振込み 必ず専用の「払込用紙」をお使いください。 この手引きに添付した「払込用紙」に、記載方法をご参照の上、必要事項をご記入ください。 郵便局・ゆうちょ銀行、又は銀行の窓口でお振込みください。 ※振込手数料はご負担ください。 ※申込者お一人につき一枚を使用し、複数人分をまとめてお振込みしないでください。 —6— 講習会の概要 (4)受講申込書の書き方 この手引きに添付した「受講申込書」及び「受講決定通知兼受講票」に、申込書記入例をご参 照の上、必要事項をご記入ください。 同時受講を申込む場合 (処分課程に収集・運搬課程を追加して受講する場合) ・ 収集・運搬課程と処分課程の受講申込書(計 2 枚)にご記入ください。 ・「振替払込受付証明書(受講申込者添付用)は、コピーし、原本を処分課程の受講申込書 の裏面に貼付し、コピーを収集・運搬課程の受講申込書の裏面に貼付してください。 【重要】修了証には、氏名、及び生年月日が記載されます。お間違えのないようご記入くださ い。修了証の氏名は、JIS X0213:2004(JIS 第 1 水準〜第 4 水準)の対応文字で交付いたします。 非対応の文字は、置き換えさせていただきます。(例:髙→高 【別表4 等) 受講申込書記入例 P.39 〜 P.40】 (5)受講申込書の送付先 受講を希望する開催地の受付機関に事前に郵送してください。 【別表2参照 P.14 〜 P.20】 (6)受講決定通知 受講申込書が受理された方に、受付機関より「受講決定通知兼受講票」を返送いたします。 7 講習会開催初日の受付、持参するもの等 (1)講習会開催初日の受付 9 時〜 9 時 30 分に受付を行います。受付時間に遅れないようご来場ください。 ※講義開始より 30 分以上遅刻した場合は、原則受講できません。あらかじめご承知おきください。 ※本人確認のため、講習会場で免許証等の呈示をお願いすることがあります。 (2)受講決定通知兼受講票の提示 【重要】「受講決定通知兼受講票」(ハガキ)を講習会当日に必ず持参し受付に提示してくだ さい。当日の受付は、受講番号の下 3 桁で行いますので、事前に確認してください。 (3)筆記用具 全ての講義終了後、修了試験を行います。筆記用具を必ずご持参ください。 【黒鉛筆(HB 又は B)、シャープペン、プラスチック消しゴム、マーカーペン、付箋 等】 (4)その他の注意事項 ○宿泊、昼食は、各自でご手配ください。 ○いずれの会場も講習会専用の駐車場を確保していませんので、車での来場はご遠慮くだ さい。車での来場の場合は各自で駐車場の情報を確認してください。なお、会場案内図 (P.21 〜 P.37)に一部の会場の駐車場情報がございます。 —7— 欠席及び会場・受講日の変更 (1)欠席及び会場・受講日の変更の連絡 講習会を欠席する場合、必ず講習会の前日(土日祝日を除く)17 時までに、お申込みの受付 機関にご連絡ください。 会場・受講日を変更する場合も、お申込みの受付機関にご連絡ください。ただし、講習会 の終了後に会場・受講日を変更する場合は、受講希望会場の受付機関に空席状況を確認した うえで、日本産業廃棄物処理振興センター(TEL:03-5275-7115)にご連絡ください。 (2)会場・受講日の変更 会場・受講日は、平成 30 年 3 月末までに開催される同課程の講習会に限り、変更すること ができます。 また、会場・受講日の変更は 3 回までとしております。 (一部の科目を欠席して、その科目を別の日に受講する場合も変更となります。) 変更を 3 回行った後にその講習会を欠席した場合は、今回の申込は無効となり、受講料の返 金にも応じられませんのでご了承ください。 9 受講の取り止め 受講を取り止める場合は、事前に受付機関へご連絡ください。受付機関より、受講申込書を 返送いたします。 その後の返金手続きについては、日本産業廃棄物処理振興センターにご連絡ください。必要 書類をご提出いただいた後、お振込み金額から手数料 1,000 円を差引いて返金いたします。 ただし、平成 30 年 3 月末までの間に返金手続きされなかった場合、受講料の返金には応じら れませんのでご了承ください。 ● 受付機関 ● 日本産業廃棄物処理振興センター 10 各都道府県にある産業廃棄物協会 【別表2参照 P.14 〜 P.20】 電話:03-5275-7115 講習会開催状況 講習会の開催状況は、日本産業廃棄物処理振興センターのホームページで確認できます。 【URL】http://www.jwnet.or.jp/workshop/index.html —8— 講習会の概要 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