E検定のご紹介 - フュートレック

Ｅ検定～電気・電子系技術検定試験～
Ｅ検定のご紹介
～社内外の技術者との相対評価による技術力の
可視化と課題抽出を実現～
2015年9月
Ｅ検定創設の背景
今後の成長分野として注目されている電気自動車、スマートグリッド、省エネ、パーソナルヘルスケア製品
などは、ＨＷとＳＷ（アナログとデジタル）の融合物であり、協調設計なくしては成立しない。
しかしながら、昨今のデジタル・ＩＴ偏重傾向により、デジタル・ソフトウェア系エンジニアが注目される一方、
電気・電子系ハード技術者の減少及び技術力の低下が顕著になってきた。
また、長年の分業化およびアウトソーシングの活用は、技術者が習得する知識やスキルを仕事に活かせな
い職場環境を作り、また、不自由がない豊かな時代を背景に、度重なる社内教育にも関わらず、自ら成
長する意欲を技術者が持たなくなった。
一方、大学における教育も知識偏重で、実践力の教育が欠如しており、即戦力となる人材を企業側に供
給できていない。
結果として、「電子立国ニッポン」としての地位が揺らぎ、国際的な優位性が希薄になり、上記成長分野
においても、他国に後塵を拝している。
経営層、現場責任者から見た場合、顧客ニーズが多様化する時代において、競争に勝ち抜
くためには技術者の質の向上が最重要課題と認識されている。
 技術者の質を高めるための指標をどのように定めるか？
 社内評価だけで十分であるのか？
 他社の技術者との相対比較ができないものか？
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電気・電子系技術者協議会について
概要
名称：電気・電子系技術者育成協議会
設立年月日：平成26年8月20日
事務局：大阪府大阪市淀川区西中島6丁目1番1号新大阪プライムタワー18F 株式会社フュート
レック内
設立趣意
「電気・電子系技術者育成協議会」は、日本のエレクトロニクス産業を代表する企業・大学とともに電
気・電子分野のさらなる発展と日本の技術者育成に貢献することを目的とし、電気・電子系技術者
の技術向上に係わる活動を実施いたします。
発起人及び会員
理事
加藤光治（前株式会社デンソー専務取締役）
 株式会社サートプロ
 株式会社フュートレック
（企業名・個人名の順でそれぞれ五十音順）
正会員
 株式会社デンソー
 株式会社デンソー技研センター
 デンソーテクノ株式会社
 トヨタテクニカルディベロップメント株式会社
 株式会社日経BP
 岩田穆（株式会社エイアールテック代表取締役社長、広島大学名誉教授）
 角南英夫（広島大学名誉教授、前株式会社日立製作所）

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Ｅ検定(電気・電子系技術検定試験)の特徴
●主催：電気・電子系技術者育成協議会
●協力：日経エレクトロニクス、日経テクノロジーオンライン
●検定試験開発・運営：株式会社フュートレック
●検定試験運営事務：株式会社サートプロ
勤続25年以上の設計・開発経験者が出題策定する検定制度
設計の実務経験において培われる、優先度に応じた設計手法の取捨選択
ノウハウなどを盛り込み、現場技術者のレベルアップを目的とする
ステップ①
E検定受験
技術検定制度(E検定)に
よる現在の技術力の可視化
社内外の技術者との相対
評価による学習意欲の醸成
ステップ②
ステップ③
現状の技術力の分析
電子・電気分野を網羅した
体系的教育プログラム
による弱点補完
事業の方向性に適した
現状の問題点や課題抽出
技術者が目指すべき知識・
スキル項目の策定
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アナログとデジタルの融合
製品の開発に必要な基礎
知識の提供
設計・開発経験者執筆教材に
よる知識応用力の発達、品質の
考え方や解析力の育成
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受験・導入の効果
現在の技術力を可視化
電気・電子系分野での基礎概念だけでなく、知識応用力や問題解決に
必要な知識のレベルが明確になる
技術者の学習意欲向上が醸成
製品開発も市場を見据えた発想力や創造力が要求される。
そこで、自身の強みや弱みを相対評価で理解することで必要となる
多様な知識力を高めるきっかけとなる
新人研修や社内研修の教育効果の測定
同一年次でも知識やスキルは様々。勤続年数やプロジェクトの経験回数
などでは見え難い技能レベルを個人別に細かく分析が可能となる
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Ｅ検定ポジショニング
既存の技術関連検定で従来手薄である
アナログ/ハード系を含む広範囲をカバー
情報処理技術者試験（経産省管轄）
受験者数年間約44万人
ESA試験
（EDA普及）
受験者
年間
約1,000人
（累計2万人）
受験対象者
E検定ﾎﾟｼﾞｼｮﾆﾝｸﾞ
ETEC
組込技術者
試験
受験者
年平均
約2,000人
（累計6,500人）
技術技能検定
（厚労省管轄）
電子回路接続
電子機器組立
電機機器組立等
OMG認定組込み
技術者資格試験
（OCRES)
デジタル技術検定（文科省後援）
受験者数年間約2,000人
情報技術検定（全国工業高等学校校長協会主催）
受験者数年間約90,000人
社
会
人
技術分野
To-Beエンジ
ニア検定
ラジオ・音響
技能検定
2014年開始（文科省後援）
電気
機械
一般
デジタル・ソフトウェア系
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学
生
電子・電気系
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E検定レベル＆出題範囲
検定では、Ｌｅｖｅｌ１から３に分け、階層や目的に沿った設問を用意
若手技術者→一般的な知識レベルを評価
中堅技術者→応用技術の実務適応力を評価
技術者層
レベル基準
Level 3
【問題数：36問
（24問）＊】
ベテラン技術者
出題範囲
特定分野だけでなく、
工程別の問題解決に
必要な幅広い知識
■電子回路
（入社5年以上）
■デジタル
E検定対象者
■電気回路
中堅技術者
Level 2
【問題数：36問
（24問）＊】
入社1年～3年目技術者
Level 1
【問題数：28問
16問）＊】
大学・高専学生
概念の応用能力
■半導体
（入社3年以上）
■電磁気
■実装
基本的な用語と
概念の理解
（大学卒から新入社員）
■信頼性設計
■計測
■コンピュータ
【基礎知識力の検定問題の例】分野：電子回路レベル１
図のVIN→VOUTのゲインはどれか。但し、OPアンプは理想OPアンプとする。
ＶＩＮ
＋
ＯＰアンプ１
V1
－
Ｒ１
＋
ＯＰアンプ２
－
Ｒ２
V2
＋
ＯＰアンプ３
－
Ｒ３
Ｒ４
ＶＯＵＴ
VOUT
R2  R4
ア VIN  R1  R3
イ
VOUT
R2
R4
 (1 
)  (1 
)
VIN
R1
R3
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ウ
VOUT
R2
R4
 (1 
)  (1 
)
VIN
R1
R3
エ
VOUT
R2
 R4
 (1 
)(
)
VIN
R1
R3
＊基本分野64問の場合
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検定結果(成績と分析)の通知
【成績と分析の出力イメージ】
【通知内容】
組織受験向け（会社、所属部署などの単位）
総合成績（同業他社、同時期に受験する全
受験者に対しての比較）
出題分野別成績
実務経験年数、担当業務と成績の関係
社内教育受講状況と成績の関係
弱点分野の強化策※
個人受験向け
総合成績と順位（全受験者内/勤務先/部署）
分野別成績
レベル別成績
各問題への正解および受験者の回答
業務内容と採点結果に基づいた弱点分野の
強化策※
※ 分析に必要な組織および受験者の担当業務等の
情報を事前にご提供いただくことが前提です
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補完教育のご紹介(ｅラーニング)
E検定の結果から弱点(強化すべき分野)のレベルアップを支援
電気・電子技術者に必要な基礎から応用までの知識をワンストップ
でカバー
必要分野を包括的に6ヶ月程度で学習
未経験の分野でも一から学べる
検定試験への準備に役立つ理解度の
確認テスト付き
他の学習手段との違い
Eラーニングの特徴
手段
集合研修
場所・時間の縛りなし
受講者のペースでの学習が可能
メッセージフォーム等オンラインツールを利用した講師と受講者間の1対1コミュニケーションに
よる綿密な指導
参考書
受講進捗と受講履歴の常時把握
何冊もの参考書を持たずとも手軽に学習が可能
通信教育（郵送型）
質疑応答など、講師とのコミュニケーションに要する時間の短縮
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実施実績
2011年～
実施実績
2014年8月～
累計受験者数
株式会社デンソー他7社でＥ検定実施
株式会社日経ＢＰとの事業提携を開始
全21社、1,230名（2015年9月時点）
業種
電装・エレクトロニクス（電池製品，自動車用部品・電線など）の設計・製造・販売
車載情報機器、デジタル家電、モバイル機器向け組み込みソフトウェア・ハードウェアの設計開発
港湾運送業
精密電子回路製造
データ通信システムに係る開発、販売、保守
アミューズメント施設向けの製品の開発
理化学機械器具製造
無線通信機械器具製造業
金属加工機械製造業
計測機器製造・販売、など
職業
回路設計、半導体設計
生産技術
組込み機器設計
車載ECU評価
基板設計
営業、営業技術
事業企画、など
経験年数： 1～29年
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