クルアーンとスンナに則ったズィクル - The Islamic Bulletin

クルアーンとスンナに則ったズィクル
サイード
ビン
アリー
ビン
アル=カハターニー
ワハフ
目次
はじめに............................................................... 11
ズィクルの徳 ....................................................... 14
1.目覚めのズィクル ........................................... 20
2.着衣時のドアー .............................................. 29
3.新しい服を着た時のドアー ............................ 30
4.新しい服を着た人へのドアー ......................... 31
5.服を脱ぐ前の言葉 ........................................... 32
6.トイレに入る時のドアー ................................ 32
7.トイレから出た時のドアー ............................ 33
8.ウドゥーの前のズィクル ................................ 33
9.ウドゥーが終わった後のズィクル .................. 33
10.家を出る時のズィクル .................................. 35
11.家に入る時のズィクル .................................. 36
12.モスクへ行く時のドアー .............................. 37
13.モスクに入る時のドアー .............................. 40
14.モスクから出る時のドアー ........................... 41
2
15.アザーンを聞いた時のズィクル.................... 42
16. イスティフターフ(礼拝開始)のドアー ............... 46
17.ルクーウ(立礼)のドアー ........................... 58
18. ルクーウから起き上がる時のドアー ................ 60
19.サジダ(平伏礼)の時のドアー.................... 62
20.2 回のサジダの間、座っている時のドアー... 66
21.クルアーン読誦によるサジダの時のドアー .. 67
22.タシャッフド(信仰告白) ........................... 69
23. タシャッフド後の預言者(彼にアッラーからの祝
福と平安あれ)への祈願 ............................... 70
24.サラームの前の最後のタシャッフド後のドア
ー ................................................................ 73
25.礼拝のサラーム後のズィクル ....................... 85
26.イスティハーラ(神託を求めること)の礼拝
のドアー...................................................... 95
27.朝・晩のズィクル ......................................... 99
28.就寝時のズィクル ....................................... 122
29.夜に寝返りを打った時のドアー.................. 139
3
30.睡眠時の恐怖や寂しさを感じた時のドアー 139
31.良い夢や悪夢を見た時にすること .............. 140
32. ウィトルの礼拝時のクヌートのドアー ............. 141
33.ウィトルの礼拝のサラーム後のズィクル ... 145
34.苦悩と悲しみの際のドアー ......................... 146
35.心配を除去するドアー ................................ 148
36.敵や権力者に会う時のドアー ..................... 151
37.権力者の不正を恐れる者のドアー .............. 152
38.敵に対するドアー ....................................... 155
39.人々を恐れる時に言うドアー ..................... 156
40.信仰心に疑問が生じた者のドアー .............. 156
41.借金返済のドアー ....................................... 157
42.礼拝や読誦時の悪魔の囁きに対するドアー 159
43.物事に困難を見出した者のドアー .............. 159
44.罪を犯した者が言い、行うこと.................. 160
45.悪魔とその囁きを放逐するドアー .............. 160
46.望まないことや止むを得ないことが起こった
時のドアー .................................................. 161
4
47.出産祝いの言葉とその返事 ......................... 161
48.子供のための魔よけ ................................... 163
49.見舞い時の病人へのドアー ......................... 164
50.病人を見舞うことの徳 ................................ 164
51.死期が迫った病人のドアー ......................... 165
52.死に瀕した者への言葉 ................................ 167
53.災難に見舞われた者のドアー ..................... 168
54.死人の目を閉じる時のドアー ..................... 168
55.死人のために祈る時のドアー ..................... 170
56.亡くなった子供のために祈る時のドアー ... 175
57.弔問の際のドアー ....................................... 178
58.遺体埋葬時のドアー ................................... 179
59.遺体埋葬後のドアー ................................... 180
60.お墓参りの際のドアー ................................ 180
61.風が吹いた時のドアー ................................ 181
62.雷鳴の時のドアー ....................................... 183
63.雨乞いのドアーより ................................... 183
64.雨が降った時のドアー ................................ 185
5
65.雨が降った後のドアー ................................ 185
66.雨が止んで欲しい時のドアー ..................... 185
67.三日月を見た時のドアー ............................ 186
68.イフタール(斎戒明けの食事)時のドアー 187
69.食前のドアー .............................................. 188
70.食後のドアー .............................................. 190
71.食事を振る舞った者へのドアー.................. 191
72.飲み物を与える者、それを行おうとする者へ
のドアー ..................................................... 192
73.イフタールを施した者へのドアー .............. 193
74.斎戒中に食事を出された場合のドアー ....... 193
75.喧嘩をけしかけられた時に斎戒者が言うこと194
76.植物に実が付き始めたのを見た時のドアー 194
77.くしゃみをした時のドアー ......................... 195
78.ムスリムでない者がくしゃみをし、アッラー
を讃えた時に彼に言うこと ......................... 196
79.結婚する者へのドアー ................................ 197
80.結婚する者、及び家畜を買う時のドアー ... 197
6
81.床入り前のドアー ....................................... 198
82.怒った時のドアー ....................................... 199
83.災難に遭った者を見た時のドアー .............. 199
84.集まりにおいて言うドアー ......................... 200
85.集まりの解散に際してのドアー.................. 200
86.「アッラーがあなたを許して下さりますよう
に」と言った者への言葉 ............................ 201
87.あなたに善いことをした者へのドアー ............. 201
88.偽キリストからの護身 ................................ 202
89.
「私はアッラーゆえにあなたを愛します」と言
った者へのドアー ....................................... 202
90.あなたに財産を提示した者へのドアー ....... 203
91.借金返済時の債権者へのドアー.................. 203
92.シルクに恐怖を抱いた時のドアー .............. 204
93.「アッラーがあなたを祝福して下さいますよ
う」と言った者へのドアー ......................... 205
94.ティヤラに対する嫌悪のドアー.................. 205
95.乗り物に乗る時のドアー ............................ 206
7
96.旅立ちのドアー........................................... 207
97.村や町に入る時のドアー ............................ 210
98.市場に入る時のドアー ................................ 212
99.乗り物の調子が悪い時のドアー.................. 213
100.旅人の居住者へのドアー .......................... 213
101.居住者の旅人へのドアー .......................... 213
102.旅の道中におけるタクビールとタスビーフ214
103.サハル時(夜明け前)の旅人のドアー ..... 215
104.旅において他の家や場所に泊まる時のドアー
.................................................................. 216
105.旅から戻った時のズィクル ....................... 217
106.嬉しい事や嫌な事があった時に言うこと . 218
107.預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)の
ために祈願することの徳 ............................. 219
108.サラーム(挨拶)を広めること ................ 220
109.不信仰者が挨拶した時の返事 ................... 222
110.ニワトリとロバの鳴き声を聞いた時のドアー
.................................................................. 222
8
111.夜、犬の吠える声を聞いた時のドアー ..... 223
112.悪口を言ってしまった者へのドアー ............... 223
113.誰か他のムスリムを褒める時に言うこと . 224
114.誰かに誉められた時にムスリムが言うこと225
115.ハッジ・ウムラ中のタルビヤの仕方......... 225
116.黒石のある柱に来た時のタクビール......... 226
117.イエメン柱と黒石のある柱の間のドアー . 227
118.サファーとマルワの丘に立った時のドアー228
119.アラファの日のドアー .............................. 230
120.ムズダリファにおけるズィクル ................ 231
121.ジャマラートの投石の際のタクビール ..... 232
122.驚嘆や嬉しい時のドアー .......................... 232
123.嬉しい事が起こった者がすること ............ 233
124.体に痛みを感じた者が言うこと ................ 233
125.邪視(アイン)による災難を恐れる者のドア
ー .............................................................. 234
126.恐怖に見舞われた時に言うこと ................ 235
127.屠殺時に言うこと ..................................... 235
9
128.悪魔たちの策略を阻止するドアー ............ 236
129.罪の許しを乞い、悔悟すること ................ 237
130.タスビーフ、タハミード、タハリール、タク
ビールの徳 ................................................ 240
131.預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
のタスビーフの仕方 ................................ 247
132.善行と礼儀の集大成から .......................... 248
10
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において
はじめに①
全ての讃美はアッラーにこそ属します。私たちはアッラ
ーを讃美し、かれにこそご援助を求め、お赦しを請い、私
①
訳者注:1.本書の翻訳にかけては幅広い読者層を想定し、基本
的な宗教用語や意味が不明瞭に受け取られがちな箇所に関して可
能な限り注釈を施した。2.また原本では編集者が引用した原典ハ
ディース(預言者の言行録)の出典箇所が提示されているが、こ
の邦訳に関してはクルアーン以外の出典箇所は省略した。ハディ
ースの出典先を御存知になりたい方は、本書の原本や英語版など
を番号を照らし合わせて参照して頂きたい。3.アラビア語のズィ
クル・ドアーの本文にはカナ表記を付記したが、そもそもアラビ
ア語には日本語に存在しない子音が数多く存在し、忠実な音訳は
不可能である。例えば「ア」はアラビア語の「‫」ع「」أ‬の 2 音を兼
ねて表すようにしたし、
「ハ」に関しては「‫」ح‬
「‫」خ‬
「‫」ه‬の 3 音を兼
ねている。ゆえにカナ表記は飽くまで発音の大まかな目安とし、
可能な限り原語であるアラビア語に親しんで頂くことを願う。4.
アラビア語では基本的に、文の最後や区切り目にある母音は発音
しない。例を挙げれば:
「バーラカッラーフ ラカ、ワ・・・」と
いう文を途中で切る場合、
「バーラカッラーフ ラク。ワ・・・」
となる。また同様に「サーイムン、 インニー」という場合も「サ
ーイム。インニー」となる。この辺の法則は少々複雑なので、可
能な限りカナ表記の句読点に忠実に読んで頂きたい。尚クルアー
ンの音訳においては「*」マークが休止点を表している。その他
(アラビア語の「‫」)」ه‬の休止発音なども独特の音なので、
「ラフ。
出来ればネイティヴの方に発音してもらうなどして確認して頂き
たい。
11
たち自身の悪と悪行からのご加護を求めます。アッラーが
お導きになられる者は決して迷うことなく、またアッラー
が迷わせる者は決して導かれることはありません。私は、
唯一の並ぶもの無きお方アッラー以外に神は無く、ムハン
マド(アッラーよ、彼と彼の一族、教友たち、審判の日ま
で彼らによく従った者たちに祝福と平安を与えたまえ)が
アッラーのしもべであり使徒であることを証言します。
さて本書は拙著『クルアーンとスンナに則ったズィクル
とドアーとまじないによる治療』①のズィクルの部を、旅行
中にも携帯しやすいように要約したものです。またズィク
ルの本文も短縮し、その出典においても 1、2 冊の文献を挙
げるだけに留めました。ですから伝承した教友や出典の詳
細を知りたい方は、自分で原典を調べる必要があります。
私はその美名及び崇高な属性において、本書編纂が高貴
なるアッラーのために捧げられたものとなり、私の人生と
死後において私の役に立ち、読者や出版者たちや本書普及
①
訳者注:「ズィクル」とは一般にアッラーの唱念、
「ドアー」と
はアッラーに対する祈願を示す。
12
に携わった方々の役に立つことを、至高のアッラーに求め
ます。本当に唯一無二のアッラーこそがこの件の援助者で
あられ、その実現を可能にしたお方であられます。アッラ
ーよ、私たちの預言者ムハンマドと彼の一族、教友たち、
審判の日まで彼らによく従った者たちに祝福と平安を与え
たまえ。
筆者
ヒジュラ暦 1409 年サファル月
13
‫‪ズィクルの徳‬‬
‫。‪至高のアッラーは仰せられた‬‬
‫﴿ ﻓﹶﺎﺫﹾ ﹸﻜﺭُﻭﻨِﻲ َﺃﺫﹾ ﹸﻜﺭْ ﹸﻜﻡْ ﻭَﺍﺸﹾ ﹸﻜﺭُﻭﺍﹾ ﻟِﻲ ﻭَ ﹶﻻ ﹶﺘﻜﹾ ﹸﻔﺭُﻭ ﹺﻥ﴾‬
‫‪「だからわれを念じよ。そうすればわれもあなたがたを御‬‬
‫‪心に留めおくであろう。われに感謝し、恩を忘れてはなら‬‬
‫】‪ない。」【 雌牛章:152‬‬
‫﴿ ﻴَﺎ َﺃ ﱡﻴﻬَﺎ ﺍﱠﻟﺫِﻴ َﻥ ﺁ َﻤﻨﹸﻭﺍ ﺍﺫﹾ ﹸﻜﺭُﻭﺍ ﺍﻟﱠﻠ َﻪ ِﺫﻜﹾﺭﹰﺍ ﹶﻜﺜِﻴﺭﺍﹰ ﴾‬
‫‪「あなたがた信者よ、アッラーをよく唱念(ズィクル)せ‬‬
‫】‪よ。」【部族連合章:41‬‬
‫ﻋ ﱠﺩ ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ ﹶﻟﻬُﻡ ﱠﻤﻐﹾ ِﻔ َﺭ‬
‫ﺕ َﺃ َ‬
‫ﻥ ﺍﻟﱠﻠ َﻪ ﹶﻜﺜِﻴﺭﺍﹰ ﻭَﺍﻟﺫﱠﺍ ِﻜﺭَﺍ ِ‬
‫﴿ ﻭَﺍﻟﺫﱠﺍ ِﻜﺭﹺﻴ َ‬
‫ﻋﻅِﻴﻤ ﹰﺎ ﴾‬
‫ﹰﺓ َﻭَﺃﺠْﺭﹰﺍ َ‬
‫‪「アッラーを多く唱念する男と女、これらの者のためにア‬‬
‫‪14‬‬
ッラーは彼らの罪を赦し、偉大な報奨をご準備なされ
た。」
【部族連合章:35】
‫ﺠﻬْ ﹺﺭ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﹾ‬
َ ‫ﻀﺭﱡﻋ ﹰﺎ َﻭﺨِﻴ ﹶﻔﺔﹰ َﻭﺩُﻭ‬
َ ‫ﻙ ﻓِﻲ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻙَ ﹶﺘ‬
َ ‫﴿ ﻭَﺍﺫﹾﻜﹸﺭ ﱠﺭ ﱠﺒ‬
﴾‫ﻥ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﹾﻐﹶﺎ ِﻓﻠِﻴ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﹾ ﹶﻘﻭْ ﹺل ﺒﹺﺎﻟﹾ ﹸﻐ ُﺩ ﱢﻭ ﻭَﺍﻵﺼَﺎ ﹺل ﻭَ ﹶﻻ ﹶﺘﻜﹸﻥ ﱢﻤ‬
َ ‫ِﻤ‬
「またあなたは朝夕に魂を込めて謙虚に、恐れ謹んで、声
をひそめながらあなたの主を唱念せよ。
(主の恩恵を)おろ
そかにする輩の仲間となってはならない。」【高壁章:205】
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)①は言った。
「主を念じる者と念じない者との差は、あたかも生者と死
人の差のようである。」
①
訳者注:預言者ムハンマドの名が言及された時に彼に祝福と平
安を祈願するのは、219 頁の「預言者(彼にアッラーからの祝福と
平安あれ)のために祈願することの徳」章で触れられている通り、
徳の多い行いである。アラビア語では「サッラッラーフ アライ
ヒ ワ サッラム」と言い、これが最も一般な預言者(彼にアッ
ラーからの祝福と平安あれ)への祈願の仕方である。
15
また預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「支配者のもとで最も優れかつ清らかで、最もあなた方の
位階を上げ、金貨や紙幣を施すことよりも更に優れ、敵と
遭遇してあなた方が彼らの首を討ち、彼らがあなた方の首
を討つこと以上に優れた行為を教えようか?」教友たちは
「ぜひとも。」と答えた。すると預言者は言った。「至高の
アッラーを念じることである。」そしてこう言った。「至高
のアッラーはこう仰せられている:
『われはしもべがわれを
思うその思いの中にあり、彼らがわれを念じれば彼ととも
にある。もし彼がわれを彼自身の中で念じれば、われも自
分自身の中で彼を念じる。もし彼がグループでわれを念じ
るのであれば、われは彼らよりよい一団(天使たち)にお
いて彼を念じる。もし彼がわれに手のひら分だけ近付けば
われは片腕分だけ近付くだろう。そしてもしわれに片腕分
だけ近付けば、われは両腕分だけ近付くだろう。もし彼が
われへと歩いてきたらわれは彼へと走っていくだろう。』」
アブドゥッラー
ビン
ブスル(彼にアッラーのご満悦
あれ)はこう伝えている。
16
「ある男が言った。
『アッラーの御使いよ、イスラームの制
約は私にとっては多すぎます。ですから私が遵守できる範
囲のことを教えて下さい。』すると預言者は言った。『あな
たの舌をアッラーの唱念でもって乾かさないようにしなさ
い。』」
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「クルアーンを読んだ者は、一つの善行を行ったとされる。
そして一つの善行にはその 10 倍の報奨がある。『アリフ
ラーム
ミーム』は一文字ではなく、アリフで一文字、ラ
ームで一文字、ミームで一文字なのである。」
ウクバ
ビン
アーミル(彼にアッラーのご満悦あれ)
は言った。
「私たちが軒下にいると、アッラーの御使い(彼にアッラ
ーからの祝福と平安あれ)が出てきて言った。
『毎朝ブトゥ
ハーンやアル=アキーク①に出かけていって、そこから罪を
犯すでもなく親類関係を切るでもなしに、大きなコブの 2
頭の雌駱駝を得て戻って来たい者はいるか?』そこで私た
①
当時の市場の名称。
17
ちはこう言った。
『アッラーの使徒よ、私たちはそれを望み
ます。』すると預言者は言った。『あなた方のある者は朝モ
スクへ行き、学ぶのではないのか?またはクルアーンの 2
節を読むのではないのか?それらの方がその者にとって、2
頭の雌駱駝よりも優れた物なのだ。3 節は 3 頭より優れ、4
節は 4 頭より優れ、節と同数の駱駝より優れている。
』」
また預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「アッラーが唱念されなかった場所に座った者は自分自身
に損なことをしている、アッラーが唱念されなかった場所
に横たわった者も損失を招いている。」
また預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はこうも
言った。
「アッラーを念唱しない所に座り、預言者への祈願をしな
かった者たちは、損失を招いている。もしアッラーがお望
みになれば彼らを罰し、あるいは彼らをお赦しになられる
のである。」
また預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「アッラーを念唱せずに集まりの場から立ち上がる者たち
18
は、ロバの屍(つまり無益なこと)から立ち上がることと
同じである。それはのちに彼らにとって悲嘆の種となる。」
19
‫‪1.目覚めのズィクル‬‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ َﺃﺤْﻴَﺎﻨﹶﺎ َﺒﻌْ َﺩ ﻤَﺎ ﺃﻤَﺎ ﹶﺘﻨﹶﺎ ﻭﺇِ ﹶﻟﻴْﻪِ ﺍﻟ‬
‫‪ )) -1‬ﺍﻟﹾ َ‬
‫ﱡﻨﺸﹸﻭ ُﺭ ((‬
‫‪アハヤーナー‬‬
‫。‪イライヒンヌシュール‬‬
‫‪アルハムドゥリッラーヒッラズィー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪アマータナー‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪バァダ‬‬
‫‪「私たちを死なせた後に生き返らせ、また死後、かれの御‬‬
‫」。‪許に私たちを復活させられるお方アッラーに称えあれ‬‬
‫ﻙ‬
‫ﻙ ﹶﻟﻪُ‪ ،‬ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟﹾــ ُﻤﻠﹾ ُ‬
‫ﺸﺭﹺﻴ َ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﹶﻻ ﹶ‬
‫‪ )) -2‬ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ ُ‬
‫ﻥ ﺍﻟﻠﹼـﻪِ‪،‬‬
‫ﺴﺒْﺤَﺎ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭٌ‪ُ ،‬‬
‫ﺤﻤْﺩُ‪َ ،‬ﻭ ُﻫ َﻭ َ‬
‫َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ َ‬
‫ﷲ َﺃﻜﹾ َﺒﺭُ‪ ،‬ﻭَ ﹶﻻ ﺤَﻭْ َل‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﱠـﻪِ‪َ ،‬ﻭﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍﷲُ‪ ،‬ﻭَﺍ ُ‬
‫ﻭﺍﻟﹾـ َ‬
‫ﺏ ﺍﻏﹾﻔِﺭ ﻟِﻲ ((‬
‫ﻲ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡﹺ‪َ ،‬ﺭ ﱢ‬
‫ﻭَﻻ ﹸﻗﻭﱠﺓ ِﺇ ﱠﻻ ﺒﹺﺎﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﻟ َﻌ ِﻠ ﱢ‬
‫‪シャ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ワハダフ‬‬
‫‪イッラッラーフ‬‬
‫‪20‬‬
‫‪イラーハ‬‬
‫‪ラー‬‬
リーカ
ワ
ラフ。ラフルムルク
アラー
クッリ
ワ
シャイイン
ラフルハムドゥ、ワ
カディール。スブハー
ナッラー。ワルハムドゥリッラー。ワ
ッラッラー。ワッラーフ
ラー
クウワタ
ィーム。ラッビグフィル
ラー
アクバル。ワ
イッラー
フ
ラー
イラーハ
イ
ハウラ
ワ
ビッラーヒルアリーイルアズ
リー。
「唯一で並ぶもの無きお方アッラー以外に神①はありませ
ん。主権と讃美はかれのもので、かれは全能です。アッラ
ーに称えあれ。全ての讃美はアッラーにあります。アッラ
ー以外に神は無く、アッラーは偉大で、至高至大のアッラ
ーの他にいかなる威力も強大なるものもありません。主よ
私をお赦し下さい。」
‫ َﻭ َﺭ ﱠﺩ‬،‫ﺴﺩِﻱ‬
َ ‫ﺠ‬
َ ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﻋَﺎﻓﹶﺎﻨِﻲ ﻓﻲ‬
َ ‫ )) ﺍﻟـ‬-3
(( ‫ ﻭََﺃﺫِﻥَ ﻟِﻲ ﺒ ِﺫﻜﹾ ﹺﺭ ِﻩ‬،‫ﻲ ﺭُﻭﺤِﻲ‬
‫ﻋ ﹶﻠ ﱠ‬
َ
訳者注:原文の「イラーハ」は一般に、崇め祀られ崇拝される
もの全てを指す。しかし本書では便宜上一貫して「神」と訳した。
①
21
‫‪フ‬‬
‫‪アーファーニー‬‬
‫。‪ルーヒー‬‬
‫‪アルハムドゥリッラーヒッラズィー‬‬
‫‪アライヤ‬‬
‫‪ラッダ‬‬
‫‪ジャサディー。ワ‬‬
‫。‪ビズィクリヒ‬‬
‫‪リー‬‬
‫‪ィー‬‬
‫‪アズィナ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪「私の体を守り、私の魂を私に戻し、そしてかれの唱念を‬‬
‫」。‪させてくださるアッラーに称えあれ‬‬
‫ﻼﻑِ ﺍﻟﱠﻠﻴْ ﹺل‬
‫ﺕ ﻭَﺍ َﻷﺭْﺽﹺ ﻭَﺍﺨﹾﺘِ ﹶ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺨﻠﹾﻕِ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﻥ ﻓِﻲ ﹶ‬
‫‪ِ ﴿ -4‬ﺇ ﱠ‬
‫ﻥ ﺍﻟﹼﻠ َﻪ‬
‫ﻥ َﻴﺫﹾ ﹸﻜﺭُﻭ َ‬
‫ﺏ * ﺍﱠﻟﺫِﻴ َ‬
‫ﺕ ﱢﻟُﺄﻭْﻟِﻲ ﺍﻷﻟﹾﺒَﺎ ﹺ‬
‫ﻭَﺍﻟ ﱠﻨﻬَﺎ ﹺﺭ ﻵﻴَﺎ ٍ‬
‫ﺨﻠﹾﻕِ‬
‫ﻥ ﻓِﻲ ﹶ‬
‫ﺠﻨﹸﻭ ﹺﺒ ﹺﻬﻡْ َﻭ َﻴ ﹶﺘ ﹶﻔ ﱠﻜﺭُﻭ َ‬
‫ِﻗﻴَﺎﻤًﺎ َﻭ ﹸﻗﻌُﻭﺩًﺍ ﻭَﻋَ ﹶﻠﻰَ ُ‬
‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙَ‬
‫ﻼ ُ‬
‫ﻁﹰ‬
‫ﺕ ﻫَﺫﺍ ﺒَﺎ ِ‬
‫ﺨ ﹶﻠﻘﹾ ﹶ‬
‫ﺕ ﻭَﺍ َﻷﺭْﺽﹺ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﻤَﺎ ﹶ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺨ ﹺل ﺍﻟﻨﱠﺎ َﺭ ﹶﻓ ﹶﻘﺩْ َﺃﺨﹾ َﺯﻴْ ﹶﺘ ُﻪ‬
‫ﻙ ﻤَﻥ ﹸﺘﺩْ ِ‬
‫ﺏ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺﺭ * َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ِﺇ ﱠﻨ َ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ َ‬
‫ﹶﻓ ِﻘﻨﹶﺎ َ‬
‫ﺴ ِﻤﻌْﻨﹶﺎ ُﻤﻨﹶﺎ ِﺩﻴًﺎ‬
‫ﻥ ِﻤﻥْ ﺃَﻨﺼَﺎﺭﹴ * ﱠﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ِﺇ ﱠﻨﻨﹶﺎ َ‬
‫َﻭﻤَﺎ ﻟِﻠﻅﱠﺎ ِﻟﻤِﻴ َ‬
‫‪22‬‬
‫ﻥ َﺃﻥْ ﺁ ِﻤﻨﹸﻭﺍﹾ ﹺﺒ َﺭ ﱢﺒ ﹸﻜﻡْ ﻓﹶﺂ َﻤﻨﱠﺎ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﻓﹶﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﹶﻟﻨﹶﺎ‬
‫ُﻴﻨﹶﺎﺩِﻱ ِﻟﻺِﻴﻤَﺎ ﹺ‬
‫ﺴ ﱢﻴﺌَﺎ ِﺘ ﹶﻨﺎ َﻭ ﹶﺘ َﻭ ﱠﻓﻨﹶﺎ َﻤ َﻊ ﺍﻷﺒْﺭَﺍ ﹺﺭ * َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ‬
‫ﻋﻨﱠﺎ َ‬
‫ﹸﺫﻨﹸﻭ َﺒﻨﹶﺎ َﻭ ﹶﻜ ﱢﻔﺭْ َ‬
‫ﻙ‬
‫ﻙ ﻭَ ﹶﻻ ﹸﺘﺨﹾ ﹺﺯﻨﹶﺎ َﻴﻭْ َﻡ ﺍﻟﹾ ِﻘﻴَﺎ َﻤ ِﺔ ِﺇ ﱠﻨ َ‬
‫ﺴ ِﻠ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ُﺭ ُ‬
‫ﻭَﺁ ِﺘﻨﹶﺎ ﻤَﺎ َﻭﻋَﺩ ﱠﺘﻨﹶﺎ َ‬
‫ﻑ ﺍﻟﹾﻤِﻴﻌَﺎ َﺩ* ﻓﹶﺎﺴْ ﹶﺘﺠَﺎﺏَ ﹶﻟ ُﻬﻡْ َﺭ ﱡﺒ ُﻬﻡْ َﺃﻨﱢﻲ ﹶﻻ ُﺃﻀِﻴ ُﻊ‬
‫ﹶﻻ ﹸﺘﺨﹾ ِﻠ ﹸ‬
‫ﺽ‬
‫ﻀﻜﹸﻡ ﻤﱢﻥ َﺒﻌْ ﹴ‬
‫ﻋَﻤَ َل ﻋَﺎ ِﻤ ﹴل ﻤﱢﻨﻜﹸﻡ ﻤﱢﻥ ﹶﺫ ﹶﻜﺭﹴ َﺃﻭْ ﺃُﻨﺜﹶﻰ َﺒﻌْ ُ‬
‫ﺠﺭُﻭﺍﹾ َﻭُﺃﺨﹾ ﹺﺭﺠُﻭﺍﹾ ﻤِﻥ ِﺩﻴَﺎ ﹺﺭ ِﻫﻡْ َﻭﺃُﻭﺫﹸﻭﺍﹾ ﻓِﻲ‬
‫ﻥ ﻫَﺎ َ‬
‫ﻓﹶﺎﱠﻟﺫِﻴ َ‬
‫ﺴ ﱢﻴﺌَﺎ ِﺘ ﹺﻬﻡْ‬
‫ﻋﻨﹾ ُﻬﻡْ َ‬
‫ﻥ َ‬
‫ﺴﺒﹺﻴﻠِﻲ َﻭﻗﹶﺎ ﹶﺘﻠﹸﻭﺍﹾ َﻭ ﹸﻗ ِﺘﻠﹸﻭﺍﹾ ُﻷ ﹶﻜ ﱢﻔ َﺭ ﱠ‬
‫َ‬
‫ﺕ ﹶﺘﺠْﺭﹺﻱ ﻤِﻥ ﹶﺘﺤْ ِﺘﻬَﺎ ﺍ َﻷﻨﹾﻬَﺎ ُﺭ ﹶﺜﻭَﺍﺒًﺎ ﻤﱢﻥ‬
‫ﺠﻨﱠﺎ ٍ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﱠﻨ ُﻬﻡْ َ‬
‫َﻭ ُﻷﺩْ ِ‬
‫ﺏ‬
‫ﻙ ﹶﺘ ﹶﻘﱡﻠ ُ‬
‫ﺏ * ﹶﻻ َﻴ ﹸﻐ ﱠﺭ ﱠﻨ َ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺜﻭَﺍ ﹺ‬
‫ﺤﺴْ ُ‬
‫ﻋِﻨ ِﺩ ﺍﻟﹼﻠ ِﻪ ﻭَﺍﻟﻠﹼ ُﻪ ﻋِﻨ َﺩ ُﻩ ُ‬
‫‪23‬‬
‫ﺠ َﻬ ﱠﻨ ُﻡ‬
‫ﻼﺩِ * َﻤﺘﹶﺎﻉٌ ﹶﻗﻠِﻴلٌ ﹸﺜﻡﱠ َﻤﺄْﻭَﺍ ُﻫﻡْ َ‬
‫ﻥ ﹶﻜ ﹶﻔﺭُﻭﺍﹾ ﻓِﻲ ﺍﻟﹾﺒﹺ ﹶ‬
‫ﺍﱠﻟﺫِﻴ َ‬
‫ﺠﻨﱠﺎﺕﹲ‬
‫ﻥ ﺍ ﱠﺘ ﹶﻘﻭْﺍﹾ َﺭ ﱠﺒ ُﻬﻡْ ﹶﻟ ُﻬﻡْ َ‬
‫ﺱ ﺍﻟﹾ ِﻤﻬَﺎ ُﺩ * ﹶﻟﻜِﻥﹺ ﺍﱠﻟﺫِﻴ َ‬
‫َﻭ ﹺﺒﺌْ َ‬
‫ﹶﺘﺠْﺭﹺﻱ ﻤِﻥ ﹶﺘﺤْ ِﺘﻬَﺎ ﺍ َﻷﻨﹾﻬَﺎ ُﺭ ﺨﹶﺎ ِﻟﺩِﻴﻥَ ِﻓﻴﻬَﺎ ﹸﻨ ُﺯ ﹰﻻ ﱢﻤﻥْ ﻋِﻨ ِﺩ ﺍﻟﹼﻠ ِﻪ‬
‫ﺏ ﹶﻟﻤَﻥ‬
‫ﻥ ِﻤﻥْ َﺃﻫْلﹺ ﺍﻟﹾ ِﻜﺘﹶﺎ ﹺ‬
‫ﻸﺒْﺭَﺍ ﹺﺭ * َﻭِﺇ ﱠ‬
‫ﺨﻴْﺭٌ ﱢﻟ َ‬
‫َﻭﻤَﺎ ﻋِﻨ َﺩ ﺍﻟﹼﻠ ِﻪ ﹶ‬
‫ﺸﻌِﻴﻥَ ِﻟﹼﻠ ِﻪ‬
‫ﻥ ﺒﹺﺎﻟﹼﻠ ِﻪ َﻭﻤَﺎ ﺃُﻨﺯﹺ َل ِﺇ ﹶﻟﻴْ ﹸﻜﻡْ َﻭﻤَﺂ ﺃُﻨﺯﹺ َل ِﺇ ﹶﻟﻴْ ﹺﻬﻡْ ﺨﹶﺎ ِ‬
‫ُﻴﺅْ ِﻤ ُ‬
‫ﻙ ﹶﻟ ُﻬﻡْ َﺃﺠْ ُﺭ ُﻫﻡْ‬
‫ﻼ ُﺃﻭْﻟﹶـ ِﺌ َ‬
‫ﺕ ﺍﻟﹼﻠ ِﻪ ﹶﺜ َﻤﻨﹰﺎ ﹶﻗﻠِﻴ ﹰ‬
‫ﻥ ﺒﹺﺂﻴَﺎ ِ‬
‫ﹶﻻ َﻴﺸﹾ ﹶﺘﺭُﻭ َ‬
‫ﻥ ﺁ َﻤﻨﹸﻭﺍﹾ‬
‫ﺏ * ﻴَﺎ َﺃ ﱡﻴﻬَﺎ ﺍﱠﻟﺫِﻴ َ‬
‫ﺤﺴَﺎ ﹺ‬
‫ﺴﺭﹺﻴ ُﻊ ﺍﻟﹾ ِ‬
‫ﻥ ﺍﻟﹼﻠ َﻪ َ‬
‫ﻋِﻨ َﺩ َﺭ ﱢﺒ ﹺﻬﻡْ ِﺇ ﱠ‬
‫ﻥ‬
‫ﺍﺼْ ﹺﺒﺭُﻭﺍﹾ َﻭﺼَﺎ ﹺﺒﺭُﻭﺍﹾ َﻭﺭَﺍ ﹺﺒﻁﹸﻭﺍﹾ ﻭَﺍ ﱠﺘﻘﹸﻭﺍﹾ ﺍﻟﹼﻠ َﻪ ﹶﻟ َﻌﱠﻠ ﹸﻜﻡْ ﹸﺘﻔﹾ ِﻠﺤُﻭ َ‬
‫﴾‬
‫‪24‬‬
インナ
フィー
ハルキッサマーワーティ
ワフティラーフィッライリ
ティッリ
ラー
ワンナハーリ
ウリルアルバーブ
クルーナッラーハ
ワ
ハラクタ
ファキナー
カ
マン
フ
ワ
トゥドゥヒリンナーラ
リッザーリミーナ
インナナー
ユナーディー
ッビクム
ル
ラナー
アーマンナー
ズヌーバナー
サイイアーティナー
ール
*
タナー
ラッバナー
アラー
ワ
*
ワ
ワ
インナカ
25
ワ
ア
フィー
マ
スブハーナカ
ラッバナー
ファカド
ミン
インナ
アハザイタ
アンサール
*
アン
ムナーディヤン
アーミヌー
ラッバナー
ラー
ラー
ビラ
ファグフィ
カッフィル
アーティナー
ワ
ヤズ
ラッバナー
タワッファナー
ルスリカ
ヤウマルキヤーマティ
クウーダン
サミァナー
リルイーマーニ
ファ
ワ
バーティラン
アザーバンナール
ラッバナー
アーヤー
アッラズィーナ
ワルアルディ
ハーザー
マー
ラ
ヤタファッカルーナ
ハルキッサマーワーティ
ー
*
キヤーマン
ジュヌービヒム
ワルアルディ
アンナー
マアルアブラ
マー
ワアッ
トゥフズィナー
トゥフリフルミ
ーアードゥ
アンニー
*
ファスタジャーバ
ラー
ウディーウ
クム
ミン
ザカリン
ミン
バァディン
ウフリジュー
ィー
ミン
サビーリー
ラー
ン
ワ
ウーズー
フ
クティルー
ラ
サイイアーティヒム
ワ
ワッラーフ
ミハードゥ
マアワーフム
フム
ラフム
*
ーヒ
ミン
ミン
イン
フスヌッサワーブ
タカッルブッラズィーナ
*
マターウン
ジャハンナム
ジャンナートゥン
ワ
タジュリー
ハーリディーナ
インディッラーヒ
ハイルッリルアブラール
26
ワ
*
ビイサル
ラッバ
ミン
タ
フィーハー
ヌ
マー
ワ
カ
カリール
ラーキニッラズィーナッタカウ
ハティハルアンハール
ズラン
タジュリー
サワーバン
インダフ
フィルビラードゥ
スンマ
ワ
ジャンナーティン
ヤグッランナカ
ファルー
バァドゥクム
ワ
カータルー
アンフム
ミン
ハージャルー
ディヤーリヒム
ワ
ラッブフム
アーミリン
ウンサー
タハティハルアンハール
ディッラーヒ
*
アウ
ウドゥヒランナフム
ミン
アマラ
ファッラズィーナ
ウカッフィランナ
ラ
ラフム
インダッラ
インナ
ミン
アハリルキタービ
ラマン
マー
イライクム
ウンズィラ
ユウミヌ
ワ
イライヒム
ハーシイーナ
ルーナ
アーヤーティッラーヒ
ン
ビ
ウラーイカ
ヒム
ラフム
インナッラーハ
ビッラーヒ
マー
リッラーヒ
ワ
ウンズィラ
ラー
ヤシュタ
サマナン
カリーラ
アジュルフム
インダ
サリーウルヒサーブ
ラッビ
*
ヤー
アイユハッラズィーナ
アーマヌスビルー
ワ
ー
ワッタクッラーハ
ラアッラクム
ワ
ラービトゥー
サービル
トゥフリフーン。
「本当に天と地の創造、また夜と昼の交替の中には、思慮
ある者への印がある。
(彼らは)立ち、または座り、または
横たわって(不断に)アッラーを唱念する者たち。そして
天と地の創造に就いて考える者たち。彼らは言う。『主よ、
あなたはいたずらにこれらを御創りになったのではないの
です。あなたの栄光を讃えます。業火の懲罰から私たちを
救って下さい。主よ、本当にあなたは業火に投げ込まれた
者を、必ず屈辱で覆われます。不義の者には援助者はない
のです。主よ、本当に私たちは《あなたがたの主を信仰し
27
なさい。》と信仰に呼ぶ者の呼び声を聞いて、信仰に入りま
した。主よ、私たちの罪を赦し、私たちの罪業を抹消し、
信仰の達成者たちと一緒にあなたの御許にお召し下さい。
主よ、あなたの使徒たちによって私たちに約束されたもの
を授け、また審判の日には屈辱からお救い下さい。本当に
あなたは、決して約束を反故になさいません。』主は彼ら(の
祈り)を聞き入れられ、仰せられた。
『本当にわれは、あな
たがたの成した行いを徒労にすることはないであろう。男
であろうと女であろうと、あなたがたは互いに同士である。
それで移住した者、故郷から追放された者、わが道のため
に迫害され、また奮戦して殺害された者は、われが彼らの
全ての罪業を抹消して、川が下を流れる楽園に入らせよ
う。』これはアッラーの御許からの報奨である。アッラーの
御許にこそ、最も優れた報奨がある。あなたは、不信者が
地上でのさばりはびこっていることに惑わされてはならな
い。これは片時の歓楽であるが、やがて地獄が彼らの住ま
いとなろう。それは何と悪い臥床であろうか。だが主を畏
れる者には、川が下を流れる楽園があり、彼らは永遠にそ
28
の中に住むであろう。これはアッラーの御許からの歓待で
ある。アッラーの御許にあるものこそは、敬虔な者にとっ
て最良のものである。しかし啓典の民の中にもアッラーを
信仰し、あなたがたに下されたものと彼らに下されたもの
を信じてアッラーに謙虚に仕え、僅かな代価で啓示を売っ
たりしない者がいる。これらの者には、アッラーの御許で
報奨があろう。本当にアッラーは清算に迅速であられる。
あなたがた信仰する者よ、耐え忍ぶのだ。忍耐に極めて強
く、互いに堅固であれ。そしてアッラーを畏れよ。そうす
ればあなたがたは成功するであろう。」【イムラーン家章:
190~200】
2.着衣時のドアー
،(‫ﺏ‬
َ ْ‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﹶﻜﺴَـﺎﻨِﻲ ﻫَـﺫﹶﺍ )ﺍﻟﺜﱠـﻭ‬
َ ْ‫ ))ﺍﻟـ‬-5
(( ‫ﻭ َﺭ َﺯﻗﹶﻨﻴ ِﻪ ِﻤﻥْ ﻏﻴْ ﹺﺭ ﺤَﻭ ﹴل ﻤﻨﱢﻲ ﻭﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ٍﺓ‬
アルハムドゥリッラーヒッラズィー
29
カサーニー
ハー
ザ(ッサウバ)
ワ
ラザカニーヒ
リン
ワ
ラー
ミンニー
ミン
ガイリ
ハウ
クウワ。
「無力な私にこの服を着させ、恵み与えて下さったアッラ
ーに讃えあれ。」
3.新しい服を着た時のドアー
ْ‫ﻙ ﻤِـﻥ‬
َ ‫ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬،ِ‫ﺕ ﹶﻜﺴَﻭْ ﹶﺘﻨِﻴﻪ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟـ‬-6
‫ﺸ ﱢﺭﻩِ ﻭﺸﹶـ ﱢﺭ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
َ ‫ ﻭﺃﻋﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،ُ‫ﺼ ِﻨ َﻊ ﹶﻟﻪ‬
ُ ‫ﺨﻴْﺭﹺ ﻤَﺎ‬
‫ﺨﹶﻴﺭﻩِ ﻭ ﹶ‬
((ُ ‫ﺼ ِﻨ َﻊ ﹶﻟ ُﻪ‬
ُ ‫ﻤﺎ‬
アッラーフンマ
ラカルハムドゥ
アンタ
ヒ
ミン
ワ
ニア
アスアルカ
ラフ。ワ
シャッリ
マ
ハイリヒ
アウーズ
スニア
ビカ
カサウタニー
ミン
ハイリ
マー
ス
シャッリヒ
ワ
ラフ。
「アッラーよ、全ての讃美はあなたにこそあれ。あなたこ
そが私にそれをお着せ下さいました。そこにある良きもの
30
と、それによって得られる良きものを与えて下さいますよ
うに。そしてあなたにそこにある悪しきものと、それによ
って得られる悪しきものからのご加護を求めます。①」
4.新しい服を着た人へのドアー
(( ‫ﻑ ﺍﷲ ﹶﺘﻌَﺎﻟﹶﻰ‬
‫ )) ﹸﺘﺒْﻠِـﻲ َﻭ ُﻴﺨﹾ ِﻠ ﹸ‬-7
トゥブリー
ワ
ユフリフッラーフ
タアーラー。
「(その服が)着古され、その後更に至高のアッラーが新し
い物を与えて下さいますよう。②」
(( ‫ﺸﻬﹺﻴﺩﺍﹰ‬
‫ َﻭ ُﻤﺕﹾ ﹶ‬،‫ﻋﺵﹾ ﺤَـﻤِﻴﺩﺍﹰ‬
ِ ‫ ﻭ‬،‫ﺠﺩِﻴﺩﺍﹰ‬
َ ْ‫ )) ﺍﻟﹾ َﺒﺱ‬-8
イルビス
ムトゥ
ジャディーダン、ワ
イシュ
ハミーダン、ワ
シャヒーダー。
①
訳者注:つまりその衣服をアッラーへの服従や崇拝行為に用い
れば、それによって報奨が得られるが、その衣服をアッラーへの
反逆行為や不服従に用いれば、それによって罪が得られることに
なる。
② 訳者注:つまりその衣服が着古され、その後別の新しい衣服を
得る時が来るまで長生きしますように、という意味。
31
「新しい物を着なさい。誉れ高く生きなさい。殉教者①とし
て死になさい。」
5.服を脱ぐ前の言葉
(( ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠـ ِﻪ‬-9
ビスミッラー。
「アッラーの御名において。」
6.トイレに入る時のドアー
‫ﺙ‬
ِ ْ‫ﺨﺒ‬
‫ﻥ ﺍﻟـ ﹸ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،ِ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠـﻪ‬-10
(( ‫ﺙ‬
ِ ‫ﺨﺒَﺎ ِﺌ‬
‫ﻭﺍﻟـ ﹶ‬
ビスミッラー。アッラーフンマ
カ
ミナルフブスィ
インニー
アウーズ
ビ
ワルハバーイス。
① 校閲者注:イスラームを守るための不信仰者との戦いにおいて
の死のみならず、生命・財産・家族を守るための死、ある状況下
における病や出産による死等も含む。
32
「アッラーの御名において。アッラーよ、私は男女の悪魔
からあなたにご加護を求めます。」
7.トイレから出た時のドアー
(( َ‫ﻏﻔﹾﺭَﺍ ﹶﻨﻙ‬
‫ )) ﹸ‬-11
グフラーナカ。
「あなたにお赦しを求めます。」
8.ウドゥーの前のズィクル
(( ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠـ ِﻪ‬-12
ビスミッラー。
「アッラーの御名において。」
9.ウドゥーが終わった後のズィクル
،ُ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﻟﹶـﻪ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﹶ‬
ُ ‫ )) ﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃﻥْ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-13
33
(( ‫ﻋﺒْ ُﺩ ُﻩ ﻭ َﺭﺴُﻭﻟﹸ ُﻪ‬
َ ‫ﺤﻤﱠﺩﹰﺍ‬
َ ‫ﻥ ُﻤ‬
‫ﻭﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃ ﱠ‬
アシュハドゥ
アッラー
イラーハ
ハダフ
ラー
シャリーカ
アンナ
ムハンマダン
ラフ。
アブドゥフ
イッラッラーフ
ワ
ワ
ワ
アシュハドゥ
ラスールフ。
「アッラー以外に神はなく、彼に並ぶ者はいないことを証
言します。またムハンマドは彼のしもべであり、使徒であ
ることを証言します」
‫ﻥ‬
َ ‫ ﻭﺍﺠْ َﻌﻠﹾﻨِـﻲ ﻤِـ‬,‫ﻥ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺘﻭﱠﺍﺒﻴ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﺠْ َﻌﻠﹾﻨِﻲ ِﻤ‬-14
(( ‫ﻥ‬
َ ‫ﻁ ﱢﻬﺭﹺﻴ‬
‫ﺍﻟﹾـ ُﻤ ﹶﺘ ﹶ‬
アッラーフンマジュアルニー
ジュアルニー
ミナッタウワービーナ
ワ
ミナルムタタッヒリーン。
「アッラーよ、私をよく悔悟する者に、そしてよく沐浴す
る者として下さい。」
‫ َﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ َﺃﻥْ ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ‬,‫ﻙ‬
َ ‫ﺤﻤْ ِﺩ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﻭ ﹺﺒ‬
ُ )) -15
34
. (( َ‫ﺏ ﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
ُ ‫ َﺃﺴْ ﹶﺘﻐﹾﻔِ ُﺭﻙَ ﻭَﺃﺘﹸﻭ‬,‫ﺕ‬
‫َﺃﻨﹾ ﹶ‬
スブハーナカッラーフンマ
ワ
ハド
イッラー
アッラー
グフィルカ
ワ
イラーハ
アトゥーブ
ビハムディク。
アシュ
アントゥ。アスタ
イライク。
「アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。私はあなた以外
に神はないと証言し、あなたに許しを請い、あなたに悔悟
します。」
10.家を出る時のズィクル
‫ ﻭَ ﹶﻻ ﺤَـﻭْ َل‬،ِ‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻟﻠـﻪ‬
َ ‫ﺕ‬
‫ ﹶﺘ َﻭﻜﱠﻠﹾ ﹸ‬،ِ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠـﻪ‬-16
(( ‫ﻭَﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ﺇ ﱠﻻ ﺒﺎﻟﻠﱠـ ِﻪ‬
ビスミッラー。 タワッカルトゥ
ハウラ
ワ
ラー
クウワタ
アラッラー。ワ
イッラー
ラー
ビッラー。
「アッラーの御名において。私はアッラーにこの身を委ね
ます。至高至大のアッラーの他にいかなる威力も強大なる
35
ものもありません。」
ْ‫ ﺃﻭ‬،‫ﻀلﱠ‬
َ ‫ ﺃﻭْ ُﺃ‬,‫ﻙ ﺃﻥْ أَضِ ﱠل‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬-17
‫ ﺃﻭْ ُﻴﺠْﻬَ َل‬,‫ ﺃﻭْ ﺃﺠْﻬَ َل‬,َ‫ ﺃﻭْ ُﺃﻅﹾ ﹶﻠﻡ‬,َ‫ ﺃﻭْ َﺃﻅﹾﻠِﻡ‬,‫ ﺃﻭْ ُﺃ َﺯلﱠ‬,‫َﺃ ﹺﺯ ﱠل‬
(( ‫ﻲ‬
‫ﻋ ﹶﻠ ﱠ‬
َ
アッラーフンマ
ィッラ、アウ
ッラ、アウ
ラ、アウ
インニー
アウーズ
ウダッラ、アウ
アズリマ、アウ
ユジュハラ
ビカ
アン
アデ
アズィッラ、アウ
ウザ
ウズラマ、アウ
アジュハ
アライヤ。
「アッラーよ、私は自分が迷い迷わされることから、また
過ちを犯し犯されることから、また不正を働き働かれるこ
とから、また無知に陥り無知に陥らされることから、あな
たにご加護を求めます。」
11.家に入る時のズィクル
36
‫ﺨ َﺭﺠْﻨﹶـﺎ‪،‬‬
‫‪ )) -18‬ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠـ ِﻪ ﻭَ ﹶﻟﺠْﻨﹶﺎ‪ ،‬ﻭ ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠــ ِﻪ ﹶ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ َﺭﺒﱢﻨﺎ ﹶﺘﻭَ ﱠﻜﻠﹾﻨﹶـﺎ ((‬
‫ﻭَ‬
‫‪ハ‬‬
‫‪ビスミッラーヒ‬‬
‫。‪タワッカルナー‬‬
‫‪ワラジュナー。ワ‬‬
‫‪ビスミッラーヒ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪ラジュナー。ワ‬‬
‫‪ラッビナー‬‬
‫‪「アッラーよ、アッラーの御名において私たちは入り、ア‬‬
‫‪ッラーの御名において私たちは出ました。そして我らが主‬‬
‫‪に全てをお任せしました。」こう言って、それから家族に挨‬‬
‫。‪拶をする‬‬
‫‪12.モスクへ行く時のドアー‬‬
‫‪ )) -19‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﺠْ َﻌلْ ﻓِﻲ ﹶﻗﻠﹾﺒﹺﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭﻓِﻲ ِﻟﺴَﺎﻨِﻲ ﻨﹸـﻭﺭﺍﹰ‪،‬‬
‫ﺼﺭﹺﻱ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﹶﻓﻭْﻗِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪،‬‬
‫ﺴﻤْﻌِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭﻓِﻲ َﺒ َ‬
‫َﻭﻓِﻲ َ‬
‫ﺸﻤَﺎﻟِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪،‬‬
‫ﻋﻥْ ِ‬
‫ﻋﻥْ َﻴﻤِﻴﻨِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ َ‬
‫َﻭ ِﻤﻥْ ﹶﺘﺤْﺘِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ َ‬
‫‪37‬‬
‫ﺨﻠﹾﻔِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﺍﺠْ َﻌلْ ﻓﻲ ﹶﻨﻔﹾﺴِـﻲ‬
‫َﻭ ِﻤﻥْ ﺃﻤَﺎﻤِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﻅﻡْ ﻟِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﺍﺠْﻌَـلْ ﻟِـﻲ‬
‫ﻋﱢ‬
‫ﻅﻡْ ﻟِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ َ‬
‫ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﺃﻋْ ِ‬
‫ﻁﻨِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﺍﺠْﻌَـلْ ﻓِـﻲ‬
‫ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭَﺍﺠْ َﻌﻠﹾﻨِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻋْ ِ‬
‫ﺼﺒﹺﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭﻓِﻲ ﻟﹶـﺤْﻤِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭﻓِﻲ َﺩﻤِﻲ ﻨﹸـﻭﺭﺍﹰ‪،‬‬
‫ﻋ َ‬
‫َ‬
‫ﺸﺭﹺﻱ ﻨﹸـﻭﺭﹰﺍ (( )) ﺍﻟﱠﻠﻬُـ ﱠﻡ‬
‫ﺸﻌْﺭﹺﻱ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﻓِﻲ َﺒ ﹶ‬
‫ﻭﻓِﻲ ﹶ‬
‫ﻋﻅﹶﺎﻤِﻲ (( ))‬
‫ﺍﺠْ َﻌلْ ﻟِﻲ ﻨﹸﻭﺭﹰﺍ ﻓِﻲ ﹶﻗﺒْﺭﹺﻱ‪ ...‬ﻭﻨﹸﻭﺭﹰﺍ ﻓِﻲ ِ‬
‫َﻭ ﹺﺯﺩْﻨِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ ﹺﺯﺩْﻨِﻲ ﻨﹸﻭﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ ﹺﺯﺩْﻨِﻲ ﻨﹸﻭﺭﹰﺍ (( )) َﻭ َﻫﺏْ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﻨﹸﻭ ﹴﺭ ((‬
‫ﻟِﻲ ﻨﹸﻭﺭﹰﺍ َ‬
‫、‪ヌーラン‬‬
‫‪サムイ‬‬
‫‪カルビー‬‬
‫‪フィー‬‬
‫‪フィー‬‬
‫‪アッラーフンマジュアル‬‬
‫‪ヌーラン、ワ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪38‬‬
‫‪リサーニー‬‬
‫‪フィー‬‬
ー
ヌーラン、ワ
ン
ファウキー
ラン、ワ
ミン
ヤミーニー
ヌーラン、ワ
ハルフィー
スィー
リー
ミン
フィー
バシャリー
ワ
リー
ヌーラン、ワ
フィー
リー
ナフ
ヌーラン、ワ
ヌーラー。アッラーフンマ
アァテ
フィー
アサビー
ヌーラン、ワ
フィー
シャアリー
リー
ヌーラン
ズィドニー
ハブ
シマ
フィー
ヌー
ダ
ヌーラン、ワ
ヌーラー。
ズィドゥニー
ラン、ワ
アン
ヌーラ
アッラーフンマジュアル
ブリー・・・ワ
ヌー
リー
ラハミー
ヌーラン、ワ
フィー
ワ
アマーミー
アァズィム
ミ
タハティー
ヌーラン、ワ
ヌーラン、ワジュアル
ラン、ワ
ミー
ミン
ヌーラン、ワジュアル
ン、ワジュアルニー
ィニー
ヌーラン、ワ
ヌーラン、ワジュアル
ヌーラン、ワ
アッズィム
バサリー
ヌーラン、ワ
アン
ーリー
フィー
ヌーラン
フィー
フィー
イザーミー。
ヌーラン、ワ
ズィドゥニー
カ
ヌー
ヌーラー。
ヌーラン
アラー
ヌール。
「アッラーよ、私の心に光を、私の舌に光を、私の聴覚に
39
光を、私の視覚に光を、私の上から光を、私の下から光を、
私の右に光を、私の左に光を、私の前から光を、私の後ろ
から光を、私の魂に光をお与え下さい。そして私のために
光を強くして下さい。光を強くして下さい。私のために光
をお与え下さい。私を光にして下さい。私に光をお与え下
さい。私の神経に光を、肉に光を、血に光を、髪に光を、
皮膚に光をお与え下さい。」
「アッラーよ、私のために私の墓に光を・・・私の骨に
光をお与え下さい。」
「そして光をお増やし下さい。そして光をお増やし下さ
い。そして光をお増やし下さい。」
「そして光の上に光をお与え下さい。」
13.モスクに入る時のドアー
،‫ َﻭ ﹺﺒ َﻭﺠْﻬﹺـ ِﻪ ﺍﻟﻜﹶـﺭﹺﻴﻡﹺ‬،‫ ))ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﺎﻟﻠـ ِﻪ ﺍﻟ َﻌﻅِـﻴﻡﹺ‬-20
،ِ‫ ﺒﺴﻡ ﺍﻟﻠــﻪ‬،‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺠﹺﻴ ﹺﻡ‬
‫ﺸﻴْﻁﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ ِﻤ‬،‫ﺴﻠﹾﻁﹶﺎ ِﻨ ِﻪ ﺍﻟ ﹶﻘﺩِﻴﻡﹺ‬
ُ‫ﻭ‬
40
‫ ﺍﻟﱡﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺍﻓﹾ ﹶﺘﺢْ ﻟِـﻲ‬،ِ‫ﻋﻠﹶﻰ َﺭﺴُﻭ ﹺل ﺍﷲ‬
َ ‫ﻭَﺍﻟﺼﱠﻼ ﹸﺓ ﻭَﺍﻟﺴﱠﻼ ُﻡ‬
(( ‫ﻙ‬
َ ‫ﺏ َﺭﺤْ َﻤ ِﺘ‬
َ ‫ﺃﺒْﻭَﺍ‬
アウーズ
ビッラーヒルアズィーミ、ワ
カリーミ、ワ
ビワジュヒヒル
スルターニヒルカディーミ、ミナッシャイ
ターニッラジーム。ビスミッラーヒ、ワッサラートゥ
ッサラーム
アラー
タフ
アブワーバ
リー
ワ
ラスーリッラー。アッラーフンマフ
ラハマティク。
「私は偉大なるアッラーに、寛大なる御顔に、そして原初
よりの彼の権威において、呪われるべきシャイターンから
のご加護を与えて下さるよう求めます。アッラーの御名に
おいて、そしてアッラーの使徒に祝福と平安あれ。アッラ
ーよ、あなたの慈悲の扉を私にお開き下さい。」
14.モスクから出る時のドアー
‫ﻋﻠﹶﻰ َﺭﺴُﻭ ﹺل‬
َ ‫ )) ﹺﺒﺴْـ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ ﻭَﺍﻟﺼﱠﻼ ﹸﺓ ﻭَﺍﻟﺴﱠﻼ ُﻡ‬-21
41
‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻋْﺼِـﻤْﻨِﻲ‬،َ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ِﻤﻥْ ﹶﻓﻀْ ِﻠﻙ‬،ِ‫ﺍﻟﻠﱠـﻪ‬
(( ‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺠﹺﻴﻡ‬
‫ﺸﻴْﻁﹶﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ِﻤ‬
ビスミッラーヒ
ワッサラートゥ
ラスーリッラー。アッラーフンマ
ミン
ワッサラーム
インニー
アラー
アスアルカ
ファドゥリク。アッラーフンマァスィムニー
ミナ
ッシャイターニッラジーム。
「アッラーの御名において、アッラーの使徒に祝福と平安
がありますように。アッラーよ、私にあなたの恩恵をお与
え下さい。アッラーよ、私を呪われるべき悪魔からお守り
下さい。」
15.アザーン①を聞いた時のズィクル
訳者注:礼拝を呼びかける一連の文句のこと。
「アッラーフ ア
クバル(2 回)、アッラーフ アクバル(2 回)、アシュハドゥ ア
ッラー イラーハ イッラッラー(2 回)
、 アシュハドゥ アン
ナ ムハンマダッラスールッラー(2回)、ハイヤー アラッサラ
ー(2 回)、ハイヤー アラルファラーハ(2 回)
、アッラーフ ア
クバル(2 回)
、ラー イラーハ イッラッラー。
」
①
42
22-ムアッズィン(アザーンを呼びかける者)が言う通り
に、後を次いで繰り返して言う。ただし、
(( ‫ﻼﺡﹺ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻟ ﹶﻔ ﹶ‬
َ ‫ﻲ‬
‫ﺤﱠ‬
َ ‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻟﺼﱠﻼ ِﺓ َﻭ‬
َ ‫ﻲ‬
‫ﺤﱠ‬
َ ))
「ハイヤ
アラッサラー。
ハイヤ
アラルファラーハ
(「いざ礼拝に来たれ」と「いざ成功に来たれ」
)」の部分だ
け、
(( ‫)) ﹶﻻ ﺤَﻭْ َل ﻭَﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ﺇ ﱠﻻ ﺒﺎﻟﻠـ ِﻪ‬
ラー
ハウラ
ワ
ラー
クウワタ
イッラー
ビッラー。
「至高至大のアッラーの他にいかなる威力も強大なるもの
もありません。」と言う。
‫ﻙ‬
َ ْ‫ﷲ ﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﺸﹶـ ﹺﺭﻴ‬
ُ ‫ ))ﻭﺃ ﹶﻨﺎ ﺃﺸ َﻬ ُﺩ ﺃﻥْ ﻻ ﺇﻟ َﻪ ﺇﻻ ﺍ‬-23
،‫ـﺎ‬‫ﺕ ﺒـﺎﷲ َﺭﺒ‬
‫ َﺭﻀِﻴ ﹸ‬،ُ‫ﻥ ﻤُﺤﻤﱠﺩﹰﺍ ﻋﺒ ُﺩ ُﻩ ﻭ َﺭﺴُﻭﹸﻟﻪ‬
‫ ﻭﺃ ﱠ‬،ُ‫ﻟﻪ‬
43
(( ‫ ﻭﺒﺎﻹﺴْﻼ ﹺﻡ ﺩِﻴﻨ ﹰﺎ‬،‫ﺤ َﻤ ٍﺩ َﺭﺴُﻭﻻﹰ‬
َ ‫ﻭﺒ ُﻤ‬
ワ
アナ
ラーフ
ナ
アシュハドゥ
ワハダフ
ムハンマダン
ートゥ
ビッラーヒ
スーラン、ワ
ラー
アッラー
シャリーカ
アブドゥフ
イラーハ
ラフ、
イッラッ
ワ
アン
ワ
ラスールフ、ラディ
ラッバン、ワ
ビムハンマディッラ
ビルイスラーミ
ディーナー。
「『そして私は、並ぶ者無き唯一のアッラー以外に神は無く、
ムハンマドは彼のしもべであり使徒であると証言します。
私はアッラーが主であり、ムハンマドが使徒であり、そし
てイスラームが宗教であることに満足しました。』これをム
アッズィンのタシャッフド(信仰告白)①の後に言う。」
24-「ムアッズィンの呼びかけに答えた後に、預言者(彼
にアッラーからの祝福と平安あれ)への祝福と平安を願う。②」
①
訳者注:「アシュハドゥ アッラー イラーハ イッラッラー、
アシュハドゥ アンナ ムハンマダッラスールッラー」の言葉。
②
訳者注:15 頁の脚注①及び 219 頁の「預言者(彼にアッラーか
らの祝福と平安あれ)のために祈願することの徳」章を参照のこ
と。
44
‫ ﻭﺍﻟﺼﱠـﻼ ِﺓ‬،ِ‫ﺏ َﻫ ِﺫ ِﻩ ﺍﻟ ﱠﺩﻋْ َﻭ ِﺓ ﺍﻟﺘﱠﺎﻤﱠـﺔ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺭ ﱠ‬- 25
‫ ﻭﺍﺒْ َﻌﺜﹾ ُﻪ َﻤﻘﹶﺎﻤـﹰﺎ‬،‫ﻀﻴْﹶﻠﺔﹶ‬
ِ ‫ﺤﻤﱠﺩﹰﺍ ﺍﻟﻭَﺴِﻴْﹶﻠ ﹶﺔ ﻭﺍﻟ ﹶﻔ‬
َ ‫ﺕ ﻤُـ‬
ِ ‫ ﺁ‬،ِ‫ﺍﻟﻘﹶﺎ ِﺌ َﻤﺔ‬
(( ( ‫ﻑ ﺍﻟـ ِﻤﻴْﻌَﺎ ِﺩ‬
‫ﻙ ﻻ ﹸﺘﺨﹾِﻠ ﹸ‬
َ ‫ ) ﺇ ﱠﻨ‬،ُ‫ﻋﺩْ ﹶﺘﻪ‬
َ ‫ﻤَـﺤْﻤُﻭﺩﹰﺍ ﺍﱠﻟﺫِﻱ َﻭ‬
アッラーフンマ
ラッバ
ハーズィヒッダアワティッター
ンマティ、ワッサラーティルカーイマ。アーティ
マダニルワスィーラタ
ワルファディーラ。ワブアスフ
マカーマン
マハムーダニッラズィー
ナカ
トゥフリフルミーアードゥ)
。
ラー
ムハン
ワアッタフ、
(イン
「アッラーよ、この完成された呼びかけ(アザーンのこと)
と行われる礼拝の主よ、ムハンマドに執り成しと功徳を与
え、あなたが彼に約束されたところの賞賛に溢れた位階に
彼を蘇らせたまえ(本当にあなたは約束を反故にされる事
がありません)。」
45
26-「アザーンとイカーマ
①
の間に任意のドアーをする。
ドアーはこの間、拒否されることがない。」
16.イスティフターフ(礼拝開始)のドアー
‫ﺕ‬
‫ﺨﻁﹶﺎﻴَﺎﻱَ ﻜﹶـﻤَﺎ ﺒَﺎﻋَﺩْ ﹶ‬
‫ﻥ ﹶ‬
َ ْ‫ﻋﺩْ َﺒﻴْﻨِﻲ ﻭ َﺒﻴ‬
ِ ‫)) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺒَﺎ‬- 27
،َ‫ﺨﻁﹶﺎﻴَﺎﻱ‬
‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻨ ﱢﻘﻨِﻲ ِﻤﻥْ ﹶ‬،‫ﻕ ﻭﺍﻟـ َﻤﻐﹾ ﹺﺭﺏﹺ‬
ِ ‫ﻥ ﺍﻟـ َﻤﺸﹾ ﹺﺭ‬
َ ْ‫َﺒﻴ‬
‫ﺴﻠﹾﻨِﻲ‬
ِ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ‬،‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺩ ﹶﻨﺱﹺ‬
َ ‫ﺽ ِﻤ‬
ُ ‫ﺏ ﺍﻷﺒْ َﻴ‬
ُ ْ‫ﻜﹶـﻤَﺎ ُﻴ ﹶﻨﻘﱠﻰ ﺍﻟﺜﱠﻭ‬
(( ‫ﺞ ﻭﺍﻟـﻤَـﺎ ِﺀ ﻭﺍﻟ َﺒ َﺭ ِﺩ‬
‫ ﺒﺎﻟ ﱠﺜﻠﹾ ﹺ‬،َ‫ﺨﻁﹶﺎﻴَﺎﻱ‬
‫ِﻤﻥْ ﹶ‬
アッラーフンマ
ーヤーヤ
カマー
バーイド
バイニー
バーアッタ
ワ
バイナ
バイナルマシュリキ
ハタ
ワ
①
訳者注:礼拝開始直前の呼びかけの言葉。42 頁脚注のアザーン
の言葉を各 1 回ずつ言う(ただしハナフィー派はアザーン同様 2
回ずつ)
。尚、
「ハイヤー アラルファラーハ」の後に「カドゥ カ
ーマティッサラー(礼拝はまさに始まった)」という文句を 2 回入
れる。
46
ルマグリブ。アッラーフンマ
ヤーヤ、カマー
ナッキニー
ミン
ハター
ユナッカッサウブルアブヤドゥ
ミナッ
ダナス。アッラーフンマグスィルニー
ヤ
ビッサルジ
ワルマーイ
ミン
ハターヤー
ワルバラドゥ。
「アッラーよ、私と私の過ちの間を東西の間を遠ざけたよ
うに遠ざけて下さい。アッラーよ、白い服が汚れから清め
られるように私を私の過ちから清めて下さい。アッラーよ、
雪と水と雹で私を私の過ちから清めて下さい。」
،َ‫ ﻭ ﹶﺘﺒَـﺎﺭَﻙَ ﺍﺴْـ ُﻤﻙ‬،َ‫ﺤﻤْ ِﺩﻙ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﻭ ﹺﺒ‬
ُ )) -28
(( َ‫ﻏﻴْ ُﺭﻙ‬
‫ ﻭ ﹶﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﹶ‬،َ‫ﺠ ﱡﺩﻙ‬
َ ‫ﻭ ﹶﺘﻌَﺎﻟﹶﻰ‬
スブハーナカッラーフンマ
ーラカスムカ、ワ
イラーハ
ワ
ビハムディカ、ワ
タバ
タアーラー
ジャッドゥカ、ワ
ラー
ガイルカ。
「アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。あなたの御名は
祝福され、あなたの偉大さは高貴です。あなたの他に神は
おりせん。」
47
‫ﺕ‬
‫ﺴﻤَــﻭَﺍ ِ‬
‫ﻲ ِﻟﻠﱠـﺫِﻱ ﹶﻓﻁﹶـ َﺭ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺕ َﻭﺠْﻬﹺـ َ‬
‫‪َ )) -29‬ﻭﺠﱠﻬْ ﹸ‬
‫ﻥ ﺼَﻼﺘِﻲ‪،‬‬
‫ﻥ ﺍﻟـ ُﻤﺸﹾﺭﹺﻜﻴﻥَ‪ ،‬ﺇ ﱠ‬
‫ﺤﻨِﻴﻔ ﹰﺎ ﻭﻤَﺎ ﺃﻨﹶﺎ ِﻤ َ‬
‫ﺽ َ‬
‫ﻭﺍﻷﺭْ َ‬
‫ﺏ ﺍﻟﻌَـﺎﻟﹶﻤﻴﻥَ‪ ،‬ﻻ‬
‫ﺴﻜِﻲ‪َ ،‬ﻭ َﻤﺤْﻴَﺎﻱَ‪ ،‬ﻭ َﻤﻤَﺎﺘِﻲ ﻟﻠﱠـ ِﻪ َﺭ ﱢ‬
‫َﻭ ﹸﻨ ُ‬
‫ﻥ‪ .‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ‬
‫ﻥ ﺍﻟـ ُﻤﺴْﻠِﻤﻴ َ‬
‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪُ‪ ،‬ﻭﺒﹺ ﹶﺫﻟِﻙَ ُﺃ ِﻤﺭْﺕﹸ‪ ،‬ﻭَﺃﻨﹶﺎ ِﻤ َ‬
‫ﹶ‬
‫ﻋﺒْـ ُﺩﻙَ‪،‬‬
‫ﺕ َﺭﺒﱢﻲ‪ ،‬ﻭَﺃﻨﹶﺎ َ‬
‫ﻙ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‪ ،‬ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺕ ﺍﻟﹾـ َﻤ ِﻠ ُ‬
‫ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺕ ﹺﺒ ﹶﺫﻨﹾﺒﹺﻲ ﻓﹶـﺎﻏﹾﻔِﺭ ﻟِـﻲ ﹸﺫﻨﹸـﻭﺒﹺﻲ‬
‫ﺕ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ‪ ،‬ﻭﺍﻋْ ﹶﺘ َﺭﻓﹾ ﹸ‬
‫ﻅ ﹶﻠﻤْ ﹸ‬
‫ﹶ‬
‫ﻥ‬
‫ﺴﹺ‬
‫ﺏ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‪ ،‬ﻭَﺍﻫْ ِﺩﻨِﻲ ﻷﺤْ َ‬
‫ﺠَـﻤِﻴﻌ ﹰﺎ ﺇﻨﱠ ُﻪ ﻻ َﻴﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍﻟ ﱡﺫﻨﹸﻭ َ‬
‫ﻋﻨﱢـﻲ‬
‫ﺴ ِﻨﻬَﺎ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‪ ،‬ﻭﺍﺼْـ ﹺﺭﻑﹾ َ‬
‫ﻼﻕِ ﹶﻻ َﻴﻬْﺩِﻱ ﻷﺤْ َ‬
‫ﺍﻷﺨﹾ ﹶ‬
‫ﺴﻌْ َﺩﻴْﻙَ‪،‬‬
‫ﺴ ﱢﻴ َﺌﻬَﺎ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‪ ،‬ﹶﻟ ﱠﺒﻴْﻙَ ﻭ َ‬
‫ﻋﻨﱢﻲ َ‬
‫ﻑ َ‬
‫ﺴ ﱢﻴ َﺌﻬَﺎ ﻻ َﻴﺼْ ﹺﺭ ﹸ‬
‫َ‬
‫‪48‬‬
‫ﻙ‬
َ ‫ ﺃﻨﹶـﺎ ﺒﹺـ‬،َ‫ﺸ ﱡﺭ ﹶﻟﻴْﺱَ ﺇﻟﻴْـﻙ‬
‫ ﻭﺍﻟ ﱠ‬،َ‫ﺨﻴْ ُﺭ ﹸﻜﻠﱡ ُﻪ ﹺﺒ َﻴ َﺩﻴْﻙ‬
‫ﻭﺍﻟﹾـ ﹶ‬
‫ﺏ‬
ُ ْ‫ ﺃﺴْ ﹶﺘﻐﹾﻔِ ُﺭﻙَ ﻭﺃﺘﹸﻭ‬،‫ﺕ ﻭ ﹶﺘﻌَﺎ ﹶﻟﻴْﺕﹶ‬
‫ ﹶﺘﺒَﺎﺭَﻜﹾ ﹶ‬،َ‫ﻭﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
(( َ‫ﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
ワッジャフトゥ
ワジュヒヤ
サマーワーティ
アナ
マフヤーヤ、ワ
ウミルトゥ
アッラーフンマ
ラー
ク。ザラムトゥ
ファグフィル
ラー
リー
サラーティー、ワ
ラー
ラフ
ワ
ワ
イラーハ
イッ
アブドゥ
ワァタラフトゥ
ビザンビ
ズヌービー
ジャミーアン
イッラー
リアフサニルアフラーキ
49
リッラー
アナ
ヤグフィルッズヌーバ
ゥ。ワハディニー
マー
ミナルムスリミーン。
ラッビー
ナフスィー
ワ
シャリーカ
アナ
アンタルマリク
アントゥ。アンタ
ンナフ
ワ
ファタラッ
ママーティー
ラッビルアーラミーナ、ラー
ビザーリカ
ー
ハニーファン
ミナルムシュリキーン。インナ
ヌスキー、ワ
ヒ
ワルアルダ
リッラズィー
ラー
イ
アント
ヤハ
ディー
リアフサニハー
アンニー
イイアハー
サイイアハー、ラー
イッラー
ダイカ、ワルハイル
ル
ライサ
ーラクタ
アトゥーブ
イッラー
ヤスリフ
アンニー
アントゥ。ラッバイカ
クッルフ
イライク。アナ
ワ
アントゥ。ワスリフ
ワ
サ
サア
ビヤダイカ、ワッシャッ
ビカ
ワ
イライク。タバ
タアーライトゥ。アスタグフィルカ
ワ
イライク。
「私は天地の創造主に、多神教徒ではなく純正な信者①とし
て顔を向けました。私の礼拝、献身行為、生、そして死は
並ぶ者なきお方である全世界の主アッラーにこそ捧げられ
ます。私は実にそのように命じられ、そして帰依した者た
ちの 1 人です。アッラーよ、あなたはあなた以外に神はな
いところの王です。あなたは私の主で私はあなたのしもべ
です。私は自分自身に不義を行いました。そして自分の罪
を認めました。ですから私の罪全てを許して下さい。罪を
①
訳者注:ヌーフからイブラーヒーム、ムーサー、イーサーらか
ら最後の預言者ムハンマド(彼らにアッラーからの祝福と平安あ
れ)にまで至る全ての預言者が人々をそれに誘ってきたところの、
アッラーのみに崇拝行為を向けるという純正な一神教。
50
許すお方はあなた以外にいないのです。私を最も良い人格
へと導いて下さい。そこへ導くのはあなた以外にいません。
私から悪い人格を取り除いて下さい。悪い人格を取り除く
者はあなた以外にいません。私はあなたに常に仕え、あな
たのもとに馳せ参じます。よい事は全てあなたの手中にあ
ります。悪い事があなたに帰せられることはありません。
私はあなたによって存在するもので、あなたの御許へと帰
ります。あなたは祝福され、いと高くおわしますお方。私
はあなたに罪のお赦しを請い、あなたに悔悟します。」
،َ‫ ﻭﺇﺴْـﺭَﺍﻓﻴْل‬,‫ ﻭﻤِﻴﻜﹶﺎﺌﻴْ َل‬,‫ﺏ ﺠﹺﺒْﺭَﺍﺌﻴ َل‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺭ ﱠ‬-30
،ِ‫ ﻋَﺎ ِﻟ َﻡ ﺍﻟ ﹶﻐﻴْﺏﹺ ﻭﺍﻟﺸﱠـﻬَﺎ َﺩﺓ‬،‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْﺽﹺ‬
ِ ‫ﺴﻤَـﺎﻭَﺍ‬
‫ﻁ َﺭ ﺍﻟ ﱠ‬
ِ ‫ﻓﹶﺎ‬
،َ‫ﻙ ﻓِﻴ َﻤـﺎ ﻜﹶﺎﻨﹸﻭﺍ ﻓِﻴـ ِﻪ َﻴﺨﹾ ﹶﺘ ِﻠﻔﹸـﻭﻥ‬
َ ‫ﻋﺒَﺎ ِﺩ‬
ِ ‫ﻥ‬
َ ْ‫ﺕ ﹶﺘﺤْﻜﹸ ُﻡ َﺒﻴ‬
‫ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻙ ﹶﺘﻬْﺩِﻱ‬
َ ‫ ﺇ ﱠﻨ‬،َ‫ﻕ ﺒﺈﺫﹾ ِﻨﻙ‬
‫ﺤ ﱢ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟ‬
َ ‫ﻑ ﻓِﻴ ِﻪ ِﻤ‬
‫ﺍﻫْ ِﺩﻨِﻲ ﻟِـﻤَـﺎ ﺍﺨﹾ ﹸﺘﻠِ ﹶ‬
51
(( ‫ﻁ ُﻤﺴْ ﹶﺘﻘِﻴ ﹴﻡ‬
ٍ ‫ﺼﺭَﺍ‬
ِ ‫َﻤﻥْ ﹶﺘﺸﹶﺎ ُﺀ ﺇﻟﹶﻰ‬
アッラーフンマ
イーラ、ワ
ーティ
ジブラーイーラ、ワ
イスラーフィーラ
タハクム
カーヌー
フィーヒ
リマフトゥリファ
インナカ
ラーティン
バイナ
ワッシャハー
イバーディカ
フィーマ
ヤフタリフーン。イヒディニー
フィーヒ
タハディー
ミーカー
ファーティラッサマーワ
ワルアルドゥ。アーリマルガイビ
ダ。アンタ
ー
ラッバ
マン
ミナルハッキ
タシャーウ
ビイズニク。
イラー
スィ
ムスタキーム。
アッラーよ、ジブリールとミーカーイールとイスラーフ
ィールの主、天地の創造主よ、不可視なる世界と可視なる
世界をご存知なられるお方よ、あなたこそあなたのしもべ
たちが以前意見を異にしていたことに関して彼らの裁決を
下されるお方。彼らが論争しているところの真理へ、あな
たの許可をもって私を導いて下さい。あなたこそあなたが
お望みになる者を真っ直ぐな道へお導きになられるお方で
す。
52
‫ﷲ ﺃﻜﹾﺒَـ ُﺭ‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ ﻜﹶﺒﻴـﺭﺍﹰ‪ ،‬ﺍ ُ‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ ﻜﹶﺒﻴﺭﺍﹰ‪ ،‬ﺍ ُ‬
‫‪ )) -31‬ﺍ ُ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﱠـ ِﻪ ﹶﻜﺜِﻴـﺭﺍﹰ‪،‬‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﱠـ ِﻪ ﻜﹶﺜﻴﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﺍﻟـ َ‬
‫ﻜﹶﺒﻴﺭﺍﹰ‪ ،‬ﻭﺍﻟـ َ‬
‫ﻼ‬
‫ﻥ ﺍﻟﻠـ ِﻪ ُﺒﻜﹾ َﺭ ﹰﺓ ﻭﺃﺼِـﻴ ﹰ‬
‫ﺴﺒْﺤَﺎ َ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﱠـ ِﻪ ﹶﻜﺜِﻴﺭﺍﹰ‪َ ،‬ﻭ ُ‬
‫ﻭَﺍﻟـ َ‬
‫ﻥ‪ِ :‬ﻤﻥْ ﹶﻨﻔﹾﺤِﻪِ َﻭ ﹶﻨﻔﹾ ِﺜﻪِ‪،‬‬
‫ﻁﺎ ﹺ‬
‫ﺸﻴْ ﹶ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
‫)ﺜﹶﻼﺜﺎﹰ( ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﺎﻟﻠــ ِﻪ ِﻤ َ‬
‫ﻭ َﻫﻤْ ﹺﺯ ِﻩ ((‬
‫‪カビーラー。アッラーフ‬‬
‫‪アクバ‬‬
‫‪カビーラー。ワ‬‬
‫‪アクバル‬‬
‫‪カビーラー。アッラーフ‬‬
‫‪カスィーラー。ワルハムドゥ‬‬
‫‪リッラーヒ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ハム‬‬
‫‪ル‬‬
‫‪リッラーヒ‬‬
‫‪ルハムドゥ‬‬
‫‪カスィーラー。ワルハムドゥ‬‬
‫‪リッラーヒ‬‬
‫‪ブクラタン‬‬
‫‪ミナッシ‬‬
‫‪アクバル‬‬
‫‪アッラーフ‬‬
‫‪スブハーナッラーヒ‬‬
‫‪カスィーラー。ワ‬‬
‫‪ビッラーヒ‬‬
‫。‪アスィーラー‬‬
‫‪(×3 回)アウーズ‬‬
‫‪ナフスィヒ、ワ‬‬
‫‪ャイターニ‬‬
‫‪ナフヒヒ、ワ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫。‪ズィヒ‬‬
‫‪53‬‬
‫‪「アッラーは偉大なり。アッラーは偉大なり。アッラーは‬‬
‫‪偉大なり。アッラーを限りなく称えます。アッラーを限り‬‬
‫‪なく称えます。アッラーを限りなく称えます。朝に夕にア‬‬
‫」。‪ッラーを称えます‬‬
‫)‪(×3 回‬‬
‫‪「私はアッラーにシャイター‬‬
‫」。‪ンとその息の吹きかけと囁きからの救いを求めます‬‬
‫ﺕ‬
‫ﺴﻤَــﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺕ ﻨﹸـﻭ ُﺭ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫‪ )) -32‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟـ َ‬
‫ﺕ ﻗﹶـﻴﱢ ُﻡ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﺃﻨﹾـ ﹶ‬
‫ﻙ ﺍﻟــ َ‬
‫ﺽ ﻭ َﻤﻥْ ﻓِـﻴﻬﻥﱠ‪ ،‬ﻭﻟﹶـ َ‬
‫ﻭﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ﺕ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﺃﻨﹾـ ﹶ‬
‫ﻥ‪ ،‬ﻭَ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟــ َ‬
‫ﺽ ﻭ َﻤﻥْ ﻓﻴﻬ ﱠ‬
‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ﺍﻟﺴﱠﻤﺎﻭﺍ ِ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﹶﻟﻙَ‬
‫ﺽ ﻭ َﻤﻥْ ﻓِﻴﻬﻥّ‪ ،‬ﻭَ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟـ َ‬
‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﱠ‬
‫َﺭ ﱡ‬
‫ﺕ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻥ‪ ,‬ﻭَ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟ َ‬
‫ﺽ ﻭ َﻤﻥْ ﻓِﻴﻬ ّ‬
‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﻙ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ُﻤﻠﹾ ُ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺤَـﻕﱡ‪،‬‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ‪ ,‬ﺃﻨﹾـ ﹶ‬
‫ﺽ‪ ,‬ﻭَ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟ َ‬
‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﻙ ﺍﻟ ﱠ‬
‫َﻤ ِﻠ ُ‬
‫‪54‬‬
‫ﺠﻨﱠ ﹸﺔ‬
‫ﻕ‪ ,‬ﻭﺍﻟ َ‬
‫ﺤﱡ‬
‫ﻙ ﺍﻟ َ‬
‫ﻕ‪ ,‬ﻭ ِﻟﻘﹶﺎ ُﺅ َ‬
‫ﺤﱡ‬
‫ﻕ‪ ,‬ﻭ ﹶﻗﻭْﹸﻟﻙَ ﺍﻟ َ‬
‫ﺤﱡ‬
‫ﻙ ﺍﻟ َ‬
‫َﻭ َﻭﻋْ ُﺩ َ‬
‫ﺤﻤﱠـﺩٌ ^ ﺤَـﻕﱞ‪،‬‬
‫ﺤﻕﱞ‪َ ،‬ﻭ ُﻤ َ‬
‫ﻥ َ‬
‫ﺤﻕﱞ‪ ،‬ﻭﺍﻟ ﱠﻨ ﹺﺒﻴﱡﻭ َ‬
‫ﺤﻕﱞ‪ ،‬ﻭﺍﻟﻨﱠﺎ ُﺭ َ‬
‫َ‬
‫ﻙ‬
‫ﻕ‪ ,‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻟﻙَ ﺃﺴْﹶﻠﻤْﺕﹸ‪ ،‬ﻭﻋَﹶﻠﻴْﻙَ ﹶﺘ َﻭ ﱠﻜﻠﹾﺕﹸ‪ ،‬ﻭﺒﹺـ َ‬
‫ﺤﱞ‬
‫ﻋ ﹸﺔ َ‬
‫ﻭﺍﻟﺴﱠﺎ َ‬
‫ﺕ‪.‬‬
‫ﻙ ﺤَﺎ ﹶﻜﻤْـ ﹸ‬
‫ﻙ ﺨﹶﺎﺼَـﻤْﺕﹸ‪ ،‬ﻭﺇﻟﻴْـ َ‬
‫ﺕ‪ ,‬ﻭﺇﹶﻟﻴْﻙَ ﺃ ﹶﻨﺒْﺕﹸ‪َ ،‬ﻭ ﹺﺒ َ‬
‫َﺁ َﻤﻨﹾ ﹸ‬
‫ﺨﺭْﺕﹸ‪ ،‬ﻭﻤَﺎ ﺃﺴْـ َﺭﺭْﺕﹸ‪ ،‬ﻭﻤَـﺎ‬
‫ﻓﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ َﻤﺎ ﹶﻗ ﱠﺩﻤْﺕﹸ‪ ،‬ﻭﻤَﺎ ﺃ ﱠ‬
‫ﺕ‬
‫ﺕ‪ ,‬ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺕ ﺍﻟ ُﻤ َﺅﺨﱢ ُﺭ ﻻ ﺇﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺕ ﺍﻟـ ُﻤ ﹶﻘ ﱢﺩﻡُ‪ ،‬ﻭﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺕ‪ ,‬ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺃﻋْﹶﻠﻨﹾ ﹸ‬
‫ﺇﹶﻟﻬﹺﻲ ﻟﹶﺎ ﺇِﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺕ ((‬
‫‪ヌールッサマ‬‬
‫‪ラカルハムドゥ、アンタ‬‬
‫‪フィーヒンヌ。ワ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪マン‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ワルアルディ‬‬
‫‪カイイムッサマーワーティ‬‬
‫‪ラカルハムド‬‬
‫‪フィーヒンヌ。ワ‬‬
‫‪55‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ーワーティ‬‬
‫‪アンタ‬‬
‫‪ラカルハムドゥ‬‬
‫‪マン‬‬
‫‪ルアルディ‬‬
‫‪ワ‬‬
ゥ
アンタ
マン
ラッブッサマーワーティ
フィーヒンヌ。ワ
ッサマーワーティ
ヌ。ワ
ワルアルディ
ラカルハムドゥ
ワルアルディ
ラカルハムドゥ
ワ
アンタ
ィ
ワルアルディ、ワ
ワ
ワァドゥカルハック。ワ
マン
ゥン
サッラッラーフ
ムトゥ。ワ
カウルカルハック。ワ
ムトゥ。ワ
ワ
イライカ
ー
マー
ー
アスラルトゥ、ワ
ムハンマド
サッラマ
アナブトゥ。ワ
ハック。
ラカ
タワッカルトゥ。ワ
イライカ
アスラ
ビカ
ビカ
アー
ハーサ
ハーカムトゥ。ファグフィル
カッダムトゥ、ワ
カッディム、ワ
ハック。ワ
アライヒ
リ
ハック。ワンナー
ハック。アッラーフンマ
アライカ
マントゥ。ワ
フィーヒン
ラカルハムドゥ。アンタルハック。
ハック。ワンナビィユーナ
ワッサーアトゥ
ムルク
ムルクッサマーワーテ
カーウカルハック。ワルジャンナトゥ
ル
ラカ
ワ
マー
マー
アッハルトゥ、ワ
アンタ、アンタ
イッラー
アントゥ。」
マ
アァラントゥ。アンタルム
アンタルムアッヒル。
イッラー
リ
イラーヒー
56
ラー
イラーハ
ラー
イラーハ
「アッラーよ、讃美はあなたのもので、あなたは天地とそ
こにある者たちの光です。あなたに称えあれ。あなたは天
地とそこにある者たちを司るお方です。あなたに称えあれ。
あなたは天地とそこにある者たちの主です。あなたに称え
あれ。天地とそこにある者たちの主権はあなたの御許にあ
ります。あなたに称えあれ。あなたは天地の王です。あな
たに称えあれ。あなたは真実であり、あなたの約束は真実
であり、あなたの御言葉は真実であり、あなたとの謁見は
真実であり、天国は真実であり、地獄は真実であり預言者
たちは真実であり、ムハンマド(彼にアッラーからの祝福
と平安あれ)は真実であり、審判の時は真実であります。
アッラーよ、私はあなたにこそ帰依しました。あなたにこ
そ全てをお委ねしました。私はあなたを信じ、あなたに悔
悟しました。私はあなたについて議論し、あなたにこそ裁
決を求めます。既に私が犯し、またこれから犯す過ちを、
そして密に犯し、また公に犯した過ちを御許し下さい。あ
なたこそは事を進め遅らせるお方で、あなたの他に神はい
ません。あなたこそは私の神であなた以外に神はいませ
57
ん。」
17.ルクーウ(立礼)①のドアー
(( ‫ﻥ َﺭﺒﱢﻲ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴ ﹺﻡ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -33
スブハーナ
ラッビヤルアズィーム。
(×3 回)
「偉大なる私の主を称えます。」(×3 回)
ْ‫ﻙ ﺍﻟﱠﻠﻬُـ ﱠﻡ ﺍﻏﹾﻔِـﺭ‬
َ ‫ﺤﻤْ ِﺩ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ َﻭ ﹺﺒ‬
ُ )) -34
(( ‫ﻟـِﻲ‬
スブハーナカッラーフンマ
カ
ラッバナー
アッラーフンマグフィル
ワ
ビハムディ
リー。
「私たちの主アッラー、あなたに賞賛と讃美あれ。アッラ
ーよ、私を御赦し下さい。」
. (( ‫ﺡ‬
‫ﺏ ﺍﻟـﻤَﻼﺌِ ﹶﻜﺔِ ﻭَﺍﻟﺭﱡﻭ ﹺ‬
‫ َﺭ ﱡ‬،ٌ‫ ﹸﻗﺩﱡﻭﺱ‬،ٌ‫ﺴﺒﱡﻭﺡ‬
ُ )) -35
訳者注:礼拝中の一動作。立ったまま、上半身をお辞儀をする
ように前方に傾ける状態。
①
58
スッブーフン、クッドゥースッラッブルマラーイカティ
ワッルーフ。
「讃美されるお方、聖なるお方、天使たちとジブリールの
主よ。」
،‫ ﻭ ﹶﻟﻙَ ﺃﺴْـ ﹶﻠﻤْﺕﹸ‬،‫ﻙ ﺁ َﻤﻨﹾﺕﹸ‬
َ ‫ َﻭ ﹺﺒ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻟﻙَ َﺭ ﹶﻜﻌْﺕﹸ‬-36
،‫ﻋﻅﹾﻤِـﻲ‬
َ ‫ َﻭ‬،‫ َﻭ ُﻤﺨﱢـﻲ‬،‫ َﻭ َﺒﺼَـﺭﹺﻱ‬،‫ﺸﻊَ ﹶﻟﻙَ ﺴَـﻤْﻌِﻲ‬
‫ﺨ ﹶ‬
‫ﹶ‬
. (( ‫ َﻭﻤَﺎ ﺍﺴْ ﹶﺘ ﹶﻘﻠﱠﺕ ﺒ ِﻪ ﹶﻗﺩَﻤﻲ‬،‫ﺼﺒﹺﻲ‬
َ ‫ﻋ‬
َ‫ﻭ‬
アッラーフンマ
ラカ
トゥ、ワ
ラカ
アスラムトゥ。
イー、ワ
バサリー、ワ
サビー、ワマスタカッラ
ラカァトゥ、ワ
ハシャア
ムッヒー、ワ
ビヒ
ビカ
アーマン
ラカ
アズミー、ワ
サム
ア
カダミー。
「アッラーよ、あなたのために立礼(ルクーウ)し、あな
たのみを信仰し、あなたに服従しました。私の耳も、目も、
脳も、骨も、神経も、そして私の足が運ぶもの①も、全ては
①
訳者注:身体のこと。
59
あなたを屈んで畏敬します。」
،ِ‫ ﻭﺍﻟـــ َﻤ ﹶﻠﻜﹸﻭﺕ‬،ِ‫ﺠﺒَــﺭُﻭﺕ‬
َ ‫ﻥ ﺫِﻱ ﺍﻟ‬
َ ‫ )) ﺴُــﺒْﺤَﺎ‬-37
. (( ِ‫ﻅﻤَﺔ‬
‫ ﻭﺍﻟﻌَ ﹶ‬،ِ‫ﻭﺍﻟ ِﻜﺒْ ﹺﺭﻴَﺎﺀ‬
スブハーナ
ズィルジャバルーティ、ワルマラクーティ、
ワルキブリヤーイ、ワルアザマ。
「この上なき権勢と王国、強大さと偉大さの持ち主に称え
あれ。」
18.ルクーウから起き上がる時のドアー
(( ‫ﺤ ِﻤ َﺩ ُﻩ‬
َ ْ‫ﷲ ِﻟ َﻤﻥ‬
ُ ‫ﺴ ِﻤ َﻊ ﺍ‬
َ )) -38
サミアッラーフ
リマン
ハミダフ。
「アッラーよ、彼を賛美する者の声をお聞き下さい。」
(( ‫ﻁﻴﱢﺒﹰﺎ ُﻤﺒَﺎﺭﻜﹰﺎ ﻓﻴ ِﻪ‬
‫ﺤﻤْﺩﹰﺍ ﻜﹶﺜﻴﺭﹰﺍ ﹶ‬
َ ،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ )) َﺭﺒﱠﻨﺎ ﻭَﹶﻟﻙَ ﺍﻟ‬-39
ラッバナー
ワ
ラカルハムドゥ、ハムダン
60
カスィーラ
ン
タイイバン
ムバーラカン
フィーヒ。
「私たちの主よ、あなたにこそ賞賛あれ。この上なく沢山
の、素晴らしい、祝福に溢れた賞賛あれ。」
,‫ﺽ ﻭﻤَﺎ َﺒﻴْ ﹶﻨﻬُﻤـﺎ‬
‫ )) ِﻤلْ َﺀ ﺍﻟﺴﱠﻤﺎﻭﺍﺕ ﻭﻤِل َﺀ ﺍﻷﺭ ﹺ‬-40
،ِ‫ ﺃﻫْ َل ﺍﻟﺜﱠﻨﺎ ِﺀ ﻭﺍﻟ َﻤﺠْـﺩ‬,‫ﺕ ِﻤﻥْ ﺸﹶﻲ ٍﺀ َﺒﻌْ ُﺩ‬
‫ﻭ ِﻤلْ َﺀ ﻤﺎ ﺸِﺌْ ﹶ‬
‫ ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﻻ ﻤَﺎ ِﻨ َﻊ ﻟِـﻤَﺎ‬,ٌ‫ﻋﺒْﺩ‬
َ َ‫ ﻭ ﹸﻜﻠﱡﻨﺎ ﹶﻟﻙ‬,‫ﻕ ﻤﺎ ﻗﹶﺎ َل ﺍﻟ َﻌﺒْ ُﺩ‬
‫ﺤﱡ‬
َ‫ﺃ‬
‫ ﻭﻻ َﻴﻨﹾﻔﹶـ ُﻊ ﺫﹶﺍ ﺍﻟﺠَـ ﱢﺩ‬,‫ﺕ‬
‫ﻲ ﻟِـﻤَﺎ ﻤَ ﹶﻨﻌْ ﹶ‬
َ‫ﻁ‬
ِ ْ‫ ﻭﻻ ُﻤﻌ‬,‫ﺕ‬
‫ﺃﻋْﻁﹶﻴ ﹶ‬
. (( ‫ﺠ ﱡﺩ‬
َ ‫ﻙ ﺍﻟ‬
َ ‫ِﻤﻨﹾ‬
ミルアッサマーワーティ
ー
バイナフマー、ワ
ワ
ミルア
ミルアルアルディ
マー
ャイイン
バァドゥ。アハラッサナーイ
アハック
マー
カ
シウタ
61
ラー
マ
ミン
シ
ワルマジュディ、
カーラルアブドゥ、ワ
アブドゥ。アッラーフンマ
ワ
クッルナー
マーニア
ラ
リマー
アァタイタ、ワ
ワ
ラー
ラー
ヤンファウ
ムゥティヤ
リマー
ザルジャッディ
マナァタ、
ミンカルジャッ
ドゥ。
「あなたへの讃美は天地とその間にあるもの、そしてあな
たのお望みになるその他全ての物を満たします。讃美と栄
光の主よ、私たち全員がそうであるところのあなたのしも
べが(次のように)言う言葉は、至極の真理です:
『アッラ
ーよ、あなたが与えたものを禁じる者はなく、あなたが禁
じれば他に与える者はおりません。
(現世における)どんな
優れた境遇も、あなたのもとでの真の幸福を益することは
ありません。①』」
19.サジダ(平伏礼)②の時のドアー
(( ‫ﻲ ﺍﻷﻋْﻠﹶﻰ‬
َ ‫ﻥ َﺭ ﱢﺒ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -41
①
訳者注:現世における権力、財産、子孫などの幸運は、それ自
体ではアッラーの御許での真の幸運、つまり天国という報奨を獲
得することには直接つながらない、ということ。至高のアッラー
は仰られた:
《財産と子孫は現世の生活の飾り物であるが、永遠に
残る善行こそはあなたの主の御許で最も優れた報奨であり、希望
である》
(洞窟章:46)
②
訳者注:礼拝の中の 1 動作。いわゆる跪拝のこと。
62
スブハーナ
ラッビヤルアァラー。(×3 回)
「崇高な私の主に称えあれ。」(×3 回)
. (( ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‬،َ‫ﺤﻤْ ِﺩﻙ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ َﻭ ﹺﺒ‬
ُ )) -42
スブハーナカッラーフンマ
カ
ラッバナー
アッラーフンマグフィル
ワ
ビハムディ
リー。
「私たちの主アッラー、あなたを称えます。アッラーよ、
私を御赦し下さい。」
(( ‫ﺡ‬
‫ﺏ ﺍﻟﻤَﻼﺌِ ﹶﻜﺔِ ﻭﺍﻟﺭﱡﻭ ﹺ‬
‫ َﺭ ﱡ‬،ٌ‫ ﹸﻗﺩﱡﻭﺱ‬,ٌ‫ﺴﺒﱡﻭﺡ‬
ُ )) -43
スッブーフン、クッドゥースッラッブルマラーイカティ
ワッルーフ。
「讃美されるお方、聖なるお方、天使たちとジブリールの
主。」
،‫ ﻭَ ﹶﻟﻙَ ﺃﺴْ ﹶﻠﻤْﺕﹸ‬,‫ﺕ‬
‫ﻙ ﺁ َﻤﻨﹾ ﹸ‬
َ ‫ َﻭ ﹺﺒ‬,‫ﺕ‬
‫ﺠﺩْ ﹸ‬
َ‫ﺴ‬
َ َ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻟﻙ‬-44
‫ﻕ ﺴَـﻤْ َﻌ ُﻪ‬
‫ َﻭﺸﹶـ ﱠ‬،ُ‫ َﻭﺼَـ ﱠﻭ َﺭﻩ‬،ُ‫ﺨ ﹶﻠ ﹶﻘﻪ‬
‫ﺠ َﺩ َﻭﺠْﻬﹺﻲ ِﻟﱠﻠﺫِﻱ ﹶ‬
َ‫ﺴ‬
َ
63
. (( ‫ﻥ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟـﺨﹶﺎﻟِﻘﻴ‬
ُ‫ﺴ‬
َ ْ‫ﷲ ﺃﺤ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ ﹶﺘﺒَﺎ َﺭ‬،ُ‫ﺼ َﺭﻩ‬
َ ‫ﻭ َﺒ‬
アッラーフンマ
ントゥ、ワ
ラカ
ラカ
サジャットゥ
ワ
ビカ
アスラムトゥ。サジャダ
アーマ
ワジュヒヤ
リッラズィー
ハラカフ、ワ
サウワラフ、ワ
シャッカ
サムアフ
バサラフ、タバーラカッラーフ
アハサヌ
ワ
ルハーリキーン。
「アッラーよ、あなたにサジダし、あなたを信仰し、あな
たに帰依しました。私の顔はそれを創造し、形造り、そこ
から耳と目を刻み分けたお方に平伏します。最高の創造主
アッラーに称えあれ。」
،ِ‫ ﻭﺍﻟـــ َﻤ ﹶﻠﻜﹸﻭﺕ‬،ِ‫ﺠ َﺒﺭُﻭﺕ‬
َ ‫ﻥ ﺫِﻱ ﺍﻟـــ‬
َ ‫ )) ﺴُــﺒْﺤَﺎ‬-45
. (( ِ‫ﻅﻤَﺔ‬
‫ ﻭﺍﻟﻌَ ﹶ‬،ِ‫ﻭﺍﻟ ِﻜﺒْ ﹺﺭﻴَﺎﺀ‬
スブハーナ
ズィルジャバルーティ、ワルマラクーティ、
ワルキブリヤーイ、ワルアザマ。
「この上なき権勢と王国、強大さと偉大さの持ち主に称え
64
‫」。‪あれ‬‬
‫ﺠﹼﻠﻪُ‪ ،‬ﻭَﺃﻭﱠ ﹶﻟ ُﻪ‬
‫‪ )) -46‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ ﹶﺫﻨﹾﺒﹺﻲ ﹸﻜﱠﻠﻪُ‪ِ ،‬ﺩﻗﱠ ُﻪ َﻭ ﹺ‬
‫ﺴ ﱠﺭ ُﻩ (( ‪.‬‬
‫ﻼﻨِﻴَ ﹶﺘ ُﻪ َﻭ ِ‬
‫ﺨ َﺭﻩُ‪ ،‬ﻭﻋَ ﹶ‬
‫ﻭﺁ ِ‬
‫‪クッラフ、デ‬‬
‫‪アーヒラ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ザンビー‬‬
‫‪リー‬‬
‫‪アウワラフ‬‬
‫‪アッラーフンマグフィル‬‬
‫‪ジッラフ、ワ‬‬
‫。‪スィッラフ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪アラーニヤタフ、ワ‬‬
‫‪ィッカフ‬‬
‫‪フ、ワ‬‬
‫‪「アッラーよ、大きいものも小さいものも、最初のものも‬‬
‫、‪最後のものも、公になされたものも秘密になされたものも‬‬
‫」。‪私の罪を全てお赦し下さい‬‬
‫ﻁﻙَ‪،‬‬
‫ﺨِ‬
‫ﻙ ﻤِـﻥْ ﺴَـ ﹶ‬
‫‪ )) -47‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﻋُـﻭْ ﹸﺫ ﹺﺒ ﹺﺭﻀَـﺎ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻨﹾﻙَ‪ ،‬ﻻ ُﺃﺤْﺼِـﻲ‬
‫ﻋﻘﹸﻭ َﺒ ِﺘﻙَ‪ ،‬ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ُ‬
‫َﻭ ﹺﺒ ُﻤﻌَﺎﻓﹶﺎ ِﺘ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻙَ ((‬
‫ﺕ َ‬
‫ﺕ ﹶﻜﻤَﺎ ﺃﺜﹾ ﹶﻨﻴْ ﹶ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻙَ‪ ،‬ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﹶﺜ ﹶﻨﺎ ًﺀ َ‬
‫‪ミン‬‬
‫‪ビリダーカ‬‬
‫‪アウーズ‬‬
‫‪65‬‬
‫‪インニー‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
サハティク。ワ
ティク。
ー
ワ
ビムアーファーティカ
アウーズ
サナーアン
アラー
アライカ
ビカ
ミン
ウクーバ
ミンク。ラー
ウフスィ
アンタ
カマー
アスナイタ
ナフスィク。
「アッラーよ、私はあなたのご満悦によってあなたの怒り
からの、そしてあなたのお赦しによってあなたの懲罰から
の、あなたによってあなたからのご加護を求めます。私は
あなたが御自身を讃美されたようにあなたを讃美すること
は出来ません。」
20.2 回のサジダの間、
座っている時のドアー
(( ‫ﺏ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‬
‫ﺏ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ َﺭ ﱢ‬
‫ )) َﺭ ﱢ‬-48
ラッビグフィル
リー、ラッビグフィル
リー。
「主よ私を赦したまえ、主よ私を赦したまえ。」
66
‫ﺤﻤْﻨِـﻲ‪ ،‬ﻭَﺍﻫْـ ِﺩﻨِﻲ‪،‬‬
‫‪ )) -49‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾﻔِـﺭْ ﻟِـﻲ‪ ،‬ﻭﺍﺭْ َ‬
‫ﻭَﺍﺠْﺒُﺭﻨِﻲ‪َ ،‬ﻭﻋَﺎ ِﻓﻨِﻲ‪ ،‬ﻭَﺍﺭْ ُﺯﻗﹾﻨِﻲ‪ ،‬ﻭﺍﺭْ ﹶﻓﻌْﻨِﻲ (( ‪.‬‬
‫‪リー、ワルハムニー、ワハディ‬‬
‫‪アッラーフンマグフィル‬‬
‫、‪アーフィニー、ワルズクニー‬‬
‫‪ニー、ワジュブルニー、ワ‬‬
‫。‪ワルファアニー‬‬
‫、‪「アッラーよ、私を赦し、私にお慈悲をかけ、私を導き‬‬
‫‪私を慰め、私を癒し、私に恩恵を与え、私の位階を上げて‬‬
‫」。‪下さい‬‬
‫‪21.クルアーン読誦によるサジダの時の‬‬
‫‪ドアー‬‬
‫ﻕ ﺴَـﻤْ َﻌ ُﻪ‬
‫ﺨ ﹶﻠﻘﹶـﻪُ‪َ ،‬ﻭﺸﹶـ ﱠ‬
‫ﻲ ﻟﱠﻠﺫِﻱ ﹶ‬
‫ﺠ َﺩ َﻭﺠْ ﹺﻬ َ‬
‫ﺴَ‬
‫‪َ )) -50‬‬
‫ﻥ‬
‫ﷲ َﺃﺤْﺴَـ ُ‬
‫ﻙﺍ ُ‬
‫ﺤﻭْﻟِـ ِﻪ َﻭ ﹸﻗ ﱠﻭﺘِـﻪِ‪ ﴿ ،،‬ﹶﻓ ﹶﺘﺒَـﺎ َﺭ َ‬
‫ﺼ َﺭﻩُ‪ ،‬ﹺﺒ َ‬
‫ﻭ َﺒ َ‬
‫‪67‬‬
(( ﴾ ‫ﻥ‬
َ ‫ﺨﺎ ِﻟ ِﻘﻴ‬
‫ﺍﻟ ﹶ‬
サジャダ
ャッカ
ワジュヒヤ
サムアフ
ワ
リッラズィー
バサラフ
ハラカフ、ワ
ビハウリヒ
ワティヒ。ファタバーラカッラーフ
ワ
シ
クウ
アハサヌルハーリキ
ーン。
「アッラーよ、私の顔は彼のお力によってそれを創造し、
形造り、そこから耳と目を刻み分けたお方に平伏します。
『最高の創造主アッラーに称えあれ。』」
‫ﻋﻨﱢﻲ‬
َ ْ‫ﻀﻊ‬
َ ‫ َﻭ‬،‫ﻙ ﺃﺠْﺭﺍﹰ‬
َ ‫ﻋﻨﹾ َﺩ‬
ِ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻜﹾ ﹸﺘﺏْ ﻟِﻲ ﹺﺒﻬَﺎ‬-51
‫ ﻭ ﹶﺘ ﹶﻘ ﱠﺒﻠﹾﻬَﺎ ِﻤﻨﱢﻲ ﹶﻜﻤَﺎ‬،‫ﻙ ﹸﺫﺨﹾﺭﺍﹰ‬
َ ‫ﻋﻨﹾ ِﺩ‬
ِ ‫ ﻭﺍﹾﺠ َﻌﻠﹾﻬَﺎ ﻟِﻲ‬،‫ﹺﺒﻬَﺎ ﹺﻭﺯْ َﺭﺍﹰ‬
. (( ‫ﻙ ﺩَﺍ ُﻭ َﺩ‬
َ ‫ﻋﺒْ ِﺩ‬
َ ْ‫ﹶﺘ ﹶﻘ ﱠﺒﻠﹾ ﹶﺘﻬَﺎ ِﻤﻥ‬
アッラーフンマクトゥブ
リー
ビハー
インダカ
ュラー。ワ
ダァ
アンニー
ビハー
ュアルハー
リー
インダカ
ズフラー。ワ
68
アジ
ウィズラー。ワジ
タカッバル
ハー
ディカ
ミンニー
カマー
タカッバルタハー
ミン
アブ
ダーウード。
「アッラーよ、私のために(クルアーン読誦の)報奨をあ
なたの御許に書き留めて下さい。そしてそれによって私の
罪という重荷を取り除いて下さい。そして私のためにそれ
をあなたの御許に蓄えて下さい。そしてあなたがあなたの
しもべであるダーウード(ダヴィデ)からそれを受け入れ
たように、私からも受け入れて下さい。」
22.タシャッフド(信仰告白)①
،‫ﻁﻴﱢﺒـﺎﺕﹸ‬
‫ ﻭﺍﻟ ﱢ‬,‫ﺕ‬
‫ ﻭﺍﻟﺼﱠـﻠﻭﺍ ﹸ‬,‫ـ ِﻪ‬
‫ﺕ ﻟِﻠـ ﱠ‬
‫ )) ﺍﻟﺘﱠﺤﻴﱠﺎ ﹸ‬-52
،ُ‫ﻲ ﻭﺭَﺤﻤـ ﹸﺔ ﺍﻟﻠــ ِﻪ ﻭﺒَﺭﻜﺎﺘﹸـﻪ‬
‫ﻙ ﺃﻴﱡﻬﺎ ﺍﻟﻨﱠﺒ ﱡ‬
َ ْ‫ﺍﻟﺴﱠﻼ ُﻡ ﻋَﻠﻴ‬
ْ‫ ﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃﻥ‬،َ‫ﻋﺒَﺎ ِﺩ ﺍﻟﻠـ ِﻪ ﺍﻟﺼﱠﺎﻟِﺤﻴﻥ‬
ِ ‫ﻋﻠﹶﻰ‬
َ ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ ﻭ‬
َ ‫ﺍﻟﺴﱠﻼ ُﻡ‬
①
礼拝の中の義務行為の内の 1 つ。礼拝の 2 ラカア、あるいは 3・
4 ラカア目を終えた時に、座ったまま無言でこの言葉を唱える。
69
. (( ‫ﻋﺒْ ُﺩ ُﻩ ﻭ َﺭﺴُﻭﻟﹸﻪ‬
َ ‫ﻥ ﻤُﺤﻤﺩﹰﺍ‬
‫ ﻭﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃ ﱠ‬،‫ﻻ ﺇﻟ َﻪ ﺇﻻ ﺍﷲ‬
アッタヒーヤートゥ
リッラーヒ、ワッサラワートゥ、ワ
ッタイイバートゥ。アッサラーム
ナビーユ
ワ
アッサラーム
アライカ
ラハマトゥッラーヒ
アライナー
ワ
ワ
アラー
バラカートゥフ。
イバーディッラ
ーヒッサーリヒーン。アシュハドゥ
アッラー
イッラッラーフ
ワ
アシュハドゥ
アンナ
ン
ワ
ラスールフ。
アブドゥフ
アイユハン
イラーハ
ムハンマダ
「全ての賞賛と祈りとよき行いはアッラーに(帰せられま
す)。預言者よ、あなたの上に平安とアッラーのご慈悲と祝
福がありますように。私たちに、そしてアッラーの敬虔な
しもべたちに平安あれ。私はアッラー以外に神は無いこと
を証言します。私はムハンマドがアッラーのしもべであり
使徒であることを証言します。」
23.タシャッフド後の預言者
(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)への祈願
70
‫ﺼ ﱢل ﻋَﻠﻰ ﻤُـﺤ ﱠﻤ ٍﺩ ﻭﻋﻠﹶﻰ ﺁ ﹺل ﻤُـﺤ ﱠﻤﺩٍ‪،‬‬
‫‪ )) -53‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ َ‬
‫ﻙ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺁ ﹺل ﺇﺒـﺭﺍ ِﻫﻴْﻡَ‪ ،‬ﺇﻨﱠـ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺇﺒْﺭَﺍ ِﻫﻴْ َﻡ ﻭ َ‬
‫ﺕ َ‬
‫ﺼﻠﱠﻴ ﹶ‬
‫ﹶﻜﻤَـﺎ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﻤُﺤ ﱠﻤ ٍﺩ ﻭﻋَﻠﻰ ﺁ ﹺل ﻤُﺤ ﱠﻤﺩٍ‪،‬‬
‫ﺤَﻤﻴﺩٌ ﻤَﺠﻴﺩٌ‪ ،‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ َ‬
‫ﺤ ِﻤﻴْﺩٌ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺁ ﹺل ﺇﺒْﺭﺍﻫﻴﻡَ‪ ،‬ﺇﻨﱠﻙ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺇﺒﺭﺍ ِﻫﻴْ َﻡ ﻭ َ‬
‫ﺕ َ‬
‫ﻜﻤَﺎ ﺒَﺎﺭَﻜﹾ ﹶ‬
‫ﺠﻴْﺩٌ (( ‪.‬‬
‫َﻤ ﹺ‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ア‬‬
‫‪ムハンマディン‬‬
‫‪サッライタ‬‬
‫‪イブラーヒ‬‬
‫‪サッリ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪ムハンマドゥ。カマー‬‬
‫‪アーリ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪マジードゥ。アッラーフ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪バーラクタ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫、‪イブラーヒーマ‬‬
‫‪カマー‬‬
‫‪アーリ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪71‬‬
‫‪アーリ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ーマ、インナカ‬‬
‫‪バーリク‬‬
‫。‪ムハンマドゥ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫。‪マジードゥ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪イブラーヒーマ‬‬
‫‪ハミードゥン‬‬
‫‪ムハンマディン‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ンマ‬‬
‫‪アーリ‬‬
‫‪イブラーヒーマ‬‬
‫‪ハミードゥン‬‬
‫‪インナカ‬‬
「アッラーよ、あなたがイブラーヒームと彼の一族に至福
をお与えになったように、ムハンマドとムハンマドの一族
にも至福をお与え下さい。あなたこそ全ての讃美と栄光の
主です。アッラーよ、あなたがイブラーヒームと彼の一族
を祝福されたように、ムハンマドとムハンマドの一族を祝
福して下さい。あなたこそ全ての讃美と栄光の主です。」
‫ﻋﻠﹶـﻰ ﺃﺯﻭﺍﺠﹺـ ِﻪ‬
َ ‫ﻋﻠﹶـﻰ ﻤُﺤﻤﱠـ ٍﺩ ﻭ‬
َ ‫ﺼ ﱢل‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﻬ ﱠﻡ‬-54
‫ ﻭﺒَـﺎ ﹺﺭﻙْ ﻋَﻠـﻰ‬،َ‫ﺕ ﻋﻠﹶﻰ ﺁ ﹺل ﺇﺒْﺭﺍﻫﻴﻡ‬
‫ ﻜﻤَﺎ ﺼَﱠﻠﻴْ ﹶ‬،ِ‫ﻭ ﹸﺫﺭﱢﻴﺘﻪ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺁ ﹺل‬
َ ‫ﺕ‬
‫ ﻜﻤَﺎ ﺒَﺎﺭﻜﹾ ﹶ‬،ِ‫ـﻪ‬
ِ ‫ﺠ ِﻪ ﻭ ﹸﺫ ﱢﺭﻴﱠﺘ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺃﺯْ َﻭﺍ ﹺ‬
َ ‫ َﻭ‬،ٍ‫ﻤُﺤ ﱠﻤﺩ‬
. (( ٌ‫ﻙ ﺤَﻤﻴﺩٌ ﻤَﺠﻴﺩ‬
َ ‫ ﺇ ﱠﻨ‬،َ‫ﺇﺒْﺭَﺍ ِﻫﻴْﻡ‬
アッラーフンマ
アラー
アズワージヒ
サッライタ
リク
サッリ
アラー
アラー
アラー
ワ
ムハンマディン
ワ
ズッリーヤティヒ。カマー
アーリ
ムハンマディン
72
イブラーヒーム。ワ
ワ
アラー
バー
アズワージ
ヒ
ワ
ズッリーヤティヒ。カマー
バーラクタ
アーリ
イブラーヒーム。インナカ
ハミードゥン
アラー
マジ
ードゥ。
「アッラーよ、あなたがイブラーヒームと彼の一族に至福
をお与えになったように、ムハンマドとムハンマドの妻た
ちと子孫たちに至福をお与え下さい。アッラーよ、あなた
がイブラーヒームと彼の一族を祝福したように、ムハンマ
ドとムハンマドの妻たちと子孫たちを祝福して下さい。あ
なたこそ全ての讃美と栄光の主です。」
24.サラーム①の前の
最後のタシャッフド後のドアー
ْ‫ ﻭﻤِـﻥ‬،‫ﺏ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭﹺ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
َ ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬-55
ْ‫ َﻭﻤِـﻥ‬,‫ﺕ‬
ِ ‫ َﻭ ِﻤﻥْ ﻓِﺘﹾ ﹶﻨﺔِ ﺍﻟﹾـﻤَﺤﻴَﺎ ﻭﺍﻟ َﻤﻤَـﺎ‬،َ‫ﺠ َﻬ ﱠﻨﻡ‬
َ ‫ﺏ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
َ
①
訳者注:礼拝の締めくくりの時の動作。タスリームのこと。
73
‫ﺢ ﺍﻟ ﱠﺩﺠﱠﺎ ﹺل ((‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻓِﺘﹾ ﹶﻨﺔِ ﺍﻟـﻤَﺴﻴ ﹺ‬
‫ﹶ‬
‫‪アザ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪アウーズ‬‬
‫‪ミ‬‬
‫‪ジャハンナム。ワ‬‬
‫‪ミ‬‬
‫‪ワルママートゥ。ワ‬‬
‫‪インニー‬‬
‫‪アザービ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ービルカブル。ワ‬‬
‫‪フィトゥナティルマハヤー‬‬
‫‪ン‬‬
‫‪シャッリ‬‬
‫‪ン‬‬
‫‪フィトゥナティルマスィーヒッダッジャー‬‬
‫。‪ル‬‬
‫‪「アッラーよ、私はあなたに墓の懲罰、地獄の懲罰、生と‬‬
‫」。‪死の試練、偽キリストの災難からのご加護を願います‬‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭﹺ‪ ،‬ﻭﺃﻋُﻭ ﹸﺫ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ َ‬
‫‪ )) -56‬ﺍﻟﱠﻠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ِﻓﺘﹾﻨﹶـ ِﺔ‬
‫ﺢ ﺍﻟ ﱠﺩﺠﱠﺎلﹺ‪ ،‬ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﻓِﺘﹾ ﹶﻨﺔِ ﺍﻟـﻤَﺴﻴ ﹺ‬
‫ﹺﺒ َ‬
‫ﻥ‬
‫ﻙ ﻤِـ َ‬
‫ﺍﻟـ َﻤﺤْﻴَﺎ ﻭﺍﻟـ َﻤﻤَـﺎﺕِ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُـﻭﺫﹸ ﺒﹺـ َ‬
‫ﺍﻟـﻤَﺄ ﹶﺜ ﹺﻡ ﻭﺍﻟـ َﻤﻐﹾ َﺭ ﹺﻡ (( ‪.‬‬
‫‪アザ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪アウーズ‬‬
‫‪74‬‬
‫‪インニー‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
ービルカブル。ワ
アウーズ
ビカ
ィルマスィーヒッダッジャール。ワ
ン
フィトゥナティルマハヤー
ーフンマ
インニー
アウーズ
ミン
フィトゥナテ
アウーズ
ビカ
ミ
ワルママートゥ。アッラ
ビカ
ミナルマアサミ
ワルマグラム。
「アッラーよ、私はあなたに墓の懲罰、偽キリストからの
災難、生と死の試練からのご加護を求めます。アッラーよ、
私はあなたに罪を犯すことと負債からのご加護を求めま
す。」
‫ َﻭﻟﹶـﺎ‬،‫ﻅﻠﹾﻤ ﹰﺎ ﻜﹶﺜﻴـﺭﺍﹰ‬
‫ﺕ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﹸ‬
‫ﻅ ﹶﻠﻤْ ﹸ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﹶ‬-57
،َ‫ﻋﻨﹾـ ِﺩﻙ‬
ِ ْ‫ ﻓﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ َﻤﻐﹾ ِﻔ َﺭ ﹰﺓ ِﻤﻥ‬،‫ﺏ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‬
َ ‫َﻴﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍﻟ ﱡﺫﻨﹸﻭ‬
. (( ‫ﺕ ﺍﻟ ﹶﻐﻔﹸﻭ ُﺭ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ُﻡ‬
‫ﺤﻤْﻨِﻲ ﺇﻨﱠﻙ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ْ‫ﻭﺍﺭ‬
アッラーフンマ
ルマン
イッラー
インニー
カスィーラン、ワ
ザラムトゥ
ラー
アントゥ。ファグフィル
75
ナフスィー
ズ
ヤグフィルッズヌーバ
リー
マグフィラタ
ン
ミン
インディカ
ワルハムニー、インナカ
アンタ
ルガフールッラヒーム。
「アッラーよ、私は自分自身に沢山の不正を働きました。
そして罪を赦すお方は、あなたをおいて他にありません。
ですから私を赦し、私にご慈悲を垂れて下さい。あなたこ
そよく赦すお方、慈悲深きお方であられます。」
‫ ﻭﻤَـﺎ‬،‫ﺨﺭْﺕﹸ‬
‫ ﻭﻤَﺎ ﺃ ﱠ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ ﻤَﺎ ﹶﻗ ﱠﺩﻤْﺕﹸ‬-58
‫ﺕ ﺃﻋْ ﹶﻠ ُﻡ ﹺﺒ ِﻪ‬
‫ ﻭﻤَﺎ ﺃﻨﹾ ﹶ‬،‫ ﻭﻤَﺎ ﺃﺴْ َﺭﻓﹾﺕﹸ‬،‫ ﻭﻤَﺎ ﺃﻋْ ﹶﻠﻨﹾﺕﹸ‬،‫ﺃﺴْ َﺭﺭْﺕﹸ‬
(( ‫ﺕ‬
‫ﺕ ﺍﻟـ ُﻤ َﺅﺨﱢ ُﺭ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ ﻭﺃﻨﹾ ﹶ‬،ُ‫ﺕ ﺍﻟـ ُﻤ ﹶﻘ ﱢﺩﻡ‬
‫ ﺃﻨﹾ ﹶ‬،‫ِﻤﻨﱢﻲ‬
アッラーフンマグフィル
リー
マー
マー
マー
アスラルトゥ、ワ
アッハルトゥ、ワ
アァラントゥ、ワ
マー
タ
アァラム
ビヒ
ワ
アンタルムアッヒル
カッダムトゥ、ワ
アスラフトゥ、ワ
マー
マー
アン
ミンニー。アンタルムカッディム
ラー
ントゥ。
76
イラーハ
イッラー
ア
「アッラーよ、私が既に犯してしまった、そしてこれから
犯すであろう過ちをお赦し下さい。また私が密に、公に犯
した過ちと私の行き過ぎ、そしてあなたが私よりもそれら
をよくご存知であるところの私の罪をお赦し下さい。あな
たこそ事を先立たせ、遅らせるお方。あなた以外に神はお
りません。」
‫ﻥ‬
‫ﺤﺴْـ ﹺ‬
ُ ‫ ﻭ‬،َ‫ﺸﻜﹾ ﹺﺭﻙ‬
‫ ﻭ ﹸ‬،َ‫ﻋﻠﹶﻰ ِﺫﻜﹾ ﹺﺭﻙ‬
َ ‫ﻋﻨﱢﻲ‬
ِ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃ‬-59
. (( ‫ﻙ‬
َ ‫ﻋﺒَﺎ َﺩ ِﺘ‬
ِ
アッラーフンマ
シュクリカ、ワ
アインニー
フスニ
アラー
ズィクリカ、ワ
イバーダティク。
「アッラーよ、あなたを唱念すること、あなたへの感謝、
あなたをよく崇拝することにおいて私に力をお貸し下さ
い。」
‫ﻙ‬
َ ‫ ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﹺـ‬،‫ﻥ ﺍﻟ ُﺒﺨﹾلﹺ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬-60
77
،‫ﻙ ِﻤﻥْ ﺃﻥْ ُﺃ َﺭﺩﱠ ﺇﻟﻰ ﺃﺭْ ﹶﺫلﹺ ﺍﻟ ُﻌﻤْـﺭﹺ‬
َ ‫ ﻭﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،‫ﺠﺒْﻥﹺ‬
ُ ‫ﻥ ﺍﻟ‬
َ ‫ِﻤ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭﹺ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
َ ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬,‫ﻙ ِﻤﻥْ ﻓِﺘﹾ ﹶﻨﺔِ ﺍﻟ ﱡﺩﻨﹾﻴَﺎ‬
َ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ‬
ُ ‫ﻭﺃ‬
. ((
アッラーフンマ
ル。ワ
ビカ
インニー
アウーズ
ミン
アン
ビカ
ビカ
アウーズ
ミナルジュブン。ワ
ウラッダ
ワ
アウーズ
ワ
アザービルカブル。
ビカ
ミン
イラー
ミナルブフ
アウーズ
アルザリルウムル。
フィトゥナティッドゥニヤー
「アッラーよ、私はあなたに吝嗇と臆病、厭わしい年齢に
戻らされること①、そして現世の試練と墓の懲罰からのご加
護を求めます。」
‫ﻥ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ ﻭﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،‫ﺠ ﱠﻨﺔﹶ‬
َ ‫ﻙ ﺍﻟ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-61
①
訳者注:老衰して身体的に脆弱で知性も衰えた、幼児期のよう
な状態に舞い戻ること。
78
‫ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺﺭ (( ‪.‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪インニー‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪アスアルカルジャンナタ‬‬
‫。‪ミナンナール‬‬
‫‪アウーズ‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪「アッラーよ、私はあなたに天国を請い願い、あなたに地‬‬
‫」。‪獄の業火からのご加護を求めます‬‬
‫ﺨﻠﹾـﻕِ؛‬
‫ﻋﻠﹶـﻰ ﺍﻟ ﹶ‬
‫ﻙ َ‬
‫ﻙ ﺍﻟ ﹶﻐﻴْﺏَ َﻭ ﹸﻗﺩْ َﺭ ِﺘ َ‬
‫‪ )) -62‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺒ ِﻌﻠﹾ ِﻤ َ‬
‫ﺕ‬
‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ﻟِﻲ‪ ،‬ﻭ ﹶﺘ َﻭ ﱠﻓﻨِﻲ ﺇﺫﹶﺍ ﻋَﻠِﻤْ ﹶ‬
‫ﺤﻴَﺎ ﹶﺓ ﹶ‬
‫ﺕ ﺍﻟ َ‬
‫ﺃﺤْﻴِﻨﻲ ﻤَﺎ ﻋَﻠِﻤْ ﹶ‬
‫ﺏ‬
‫ﺨﺸﹾﻴَ ﹶﺘﻙَ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﹶﻐﻴْـ ﹺ‬
‫ﻙ ﹶ‬
‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ﻟﻲ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﺍﻟ َﻭﻓﹶﺎ ﹶﺓ ﹶ‬
‫ﻕ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﱢﺭﻀَﺎ ﻭﺍﻟ ﹶﻐﻀَـﺏﹺ‪،‬‬
‫ﺤ ﱢ‬
‫ﻙ ﹶﻜﻠِﻤَ ﹶﺔ ﺍﻟ َ‬
‫ﺸﻬَﺎ َﺩﺓِ‪ ،‬ﻭﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻭﺍﻟ ﱠ‬
‫ﻙ ﹶﻨﻌِﻴﻤـ ﹰﺎ ﻻ‬
‫ﻙ ﺍﻟ ﹶﻘﺼْﺩَ ﻓِﻲ ﺍﻟ ِﻐﻨﹶﻰ ﻭﺍﻟ ﹶﻔﻘﹾﺭﹺ‪ ،‬ﻭﺃﺴْـﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻭﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻁﻊُ‪ ،‬ﻭﺃﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ﺍﻟ ﱢﺭﻀَﺎ َﺒﻌْ َﺩ‬
‫ﻥ ﻻ ﹶﺘﻨﹾ ﹶﻘ ِ‬
‫ﻋﻴْ ﹴ‬
‫ﻙ ﹸﻗ ﱠﺭ ﹶﺓ َ‬
‫َﻴﻨﹾ ﹶﻔﺩُ‪ ،‬ﻭﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫‪79‬‬
‫ﻙ‬
َ ‫ ﻭﺃﺴْـﺄﹸﻟ‬،ِ‫ﺵ َﺒﻌْ َﺩ ﺍﻟـ َﻤﻭْﺕ‬
‫ﻙ َﺒﺭْ َﺩ ﺍﻟ َﻌﻴْ ﹺ‬
َ ‫ ﻭﺃﺴْﺄﹸﻟ‬،ِ‫ﺍﻟ ﹶﻘﻀَﺎﺀ‬
‫ﻏﻴْـ ﹺﺭ‬
‫ ﻓِﻲ ﹶ‬،َ‫ﻕ ﺇﻟﹶﻰ ِﻟﻘﹶﺎ ِﺌﻙ‬
‫ﺸﻭْ ﹶ‬
‫ ﻭَﺍﻟ ﱠ‬،َ‫ﻅﺭﹺ ﺇﻟﹶﻰ َﻭﺠْ ﹺﻬﻙ‬
‫ﹶﻟ ﱠﺫ ﹶﺓ ﺍﻟ ﱠﻨ ﹶ‬
‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺯ ﱢﻴﻨﱠـﺎ ﹺﺒ ﹺﺯﻴْﻨﹶـ ِﺔ‬،ٍ‫ﻀﱠﻠﺔ‬
ِ ‫ ﻭ ﹶﻻ ﻓِﺘﹾ ﹶﻨﺔٍ ُﻤ‬،ٍ‫ﻀ ﱠﺭﺓ‬
ِ ‫ﻀﺭﱠﺍ َﺀ ُﻤ‬
َ
(( ‫ﻥ‬
َ ‫ ﻭَﺍﺠْ َﻌﻠﹾﻨﹶﺎ ُﻫﺩَﺍ ﹰﺓ ُﻤﻬْ ﹶﺘﺩِﻴ‬،‫ﺍﻹﻴْﻤَﺎﻥﹺ‬
アッラーフンマ
ビイルミカルガイバ
カ
アラルハルキ
タ
ハイラッリー。
アハイニー
クドゥラティ
アリムタルハヤー
イザー
アリ
ムタルワファータ
ハイラッリー。アッラーフンマ
イン
ニー
ハシヤタカ
アスアルカ
ハーダ。ワ
ー
ワ
マー
ワ
アスアルカ
ワルガダブ。ワ
ワルファクル。ワ
ァドゥ。ワ
フィルガイビ
カリマタルハッキ
アスアルカルカスダ
アスアルカ
アスアルカ
カティゥ。ワ
タワッファニー
フィッリダ
フィルギナー
ナイーマッラー
クッラタ
アスアルカッリダー
80
ワッシャ
アイニッラー
ヤンフ
タン
バァダルカダー。ワ
アスアルカ
バルダルアイシ
スアルカ
ラッザタンナザリ
シャウカ
イラー
ーア
リカーイカ
ムディッラティン
ワ
ムディッラ。アッラーフンマ
ティルイーマーニ
バァダルマウトゥ。ワ
イラー
ワジュヒカ
フィー
ラー
ガイリ
ワッ
ダッラ
フィトゥナティン
ザイインナー
ワジュアルナー
ア
ビズィーナ
フダータン
ムフタ
ディーン。
「アッラーよ、不可視なる世界を知るあなたの知識によっ
て、創造の力によって、私にとって生が良いとご判断され
る限り私を生かせて下さい。そしてもし私にとって死が良
いとご判断されるならば、私を死なせて下さい。アッラー
よ、私は不可視なる世界と可視なる世界においてあなたを
畏れる事を求めます。そして満足においても怒りにおいて
も真理の言葉を求めます。そして裕福さにおいても貧しさ
においても控えめであることを求めます。私は絶えること
のない恩恵を求め、不断の喜びを請い願います。そして既
に定められた運命に対しての満足を、死後の(天国での)
涼しい生活を、あなたのお顔を拝見する喜びと、害する者
81
の害悪と迷妄の災難を被ることなくあなたに謁見すること
への切望を求めます。アッラーよ、信仰という宝飾によっ
て私を飾り、私たちを導き導かれる者として下さい。」
‫ﺤ ُﺩ ﺍﻷﺤَـ ُﺩ‬
ِ ‫ﻙ ﺍﻟﻭَﺍ‬
َ ‫ﷲ ﺒﺄ ﱠﻨ‬
ُ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ﻴَﺎ ﺃ‬-63
‫ ﻭﻟﹶـﻡْ َﻴ ﹸﻜﻥْ ﹶﻟ ُﻪ ﹸﻜﻔﹸﻭﹰﺍ‬،ْ‫ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﻟﹶـﻡْ َﻴ ِﻠﺩْ َﻭﻟﹶـﻡْ ﻴُﻭ ﹶﻟﺩ‬،ُ‫ﺼ َﻤﺩ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
(( ‫ﺕ ﺍﻟ ﹶﻐﻔﹸﻭ ُﺭ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ُﻡ‬
‫ﻙ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ ﺇ ﱠﻨ‬،‫ ﺃﻥْ ﹶﺘﻐﹾﻔِﺭَ ﻟِﻲ ﹸﺫﻨﹸﻭﺒﹺﻲ‬,ٌ‫ﺤﺩ‬
َ ‫َﺃ‬
アッラーフンマ
フ
ィー
アスアルカ
ヤー
アッラー
ビアンナカルワーヒドゥルアハドゥッサマドゥッラズ
ラム
ヤクッラフ
リー
インニー
ヤリドゥ
クフワン
ワ
ラム
ユーラドゥ
アハドゥン、アン
ズヌービー。インナカ
ワ
ラム
タグフィラ
アンタルガフールッラヒー
ム。
「生むことも生まれることもなく、比べ得る何者もなく、
唯一で自存されるアッラーよ、私はあなたに私の罪を赦し
て下さることを求めます。実にあなたこそよく赦す慈悲深
82
き方であられます。」
‫ ﻟﹶﺎ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ‬،َ‫ﻥ ﹶﻟﻙَ ﺍﻟﺤَـﻤْﺩ‬
‫ﻙ ﺒﺄ ﱠ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-64
‫ ﻴَـﺎ ﺒَـ ِﺩﻴْ َﻊ‬،ُ‫ ﺍﻟــ َﻤﻨﱠﺎﻥ‬،َ‫ﻙ ﻟﹶـﻙ‬
َ ْ‫ﻙ ﻻ ﺸﹶـ ﹺﺭﻴ‬
َ ‫ َﻭﺤْ َﺩ‬،‫ﺃﻨﹾﺕﹶ‬
‫ﻲ‬
‫ﺤﱡ‬
َ ‫ ﻴَﺎ‬،‫ ﻴَﺎ ﺫﹶﺍ ﺍﻟﺠَﻼ ﹺل ﻭﺍﻹﻜﹾﺭَﺍﻡﹺ‬،‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْﺽﹺ‬
ِ ‫ﺴﻤَـﺎﻭﺍ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
. (( ‫ﻥ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺﺭ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ ﻭﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،‫ﺠ ﱠﻨﺔﹶ‬
َ ‫ﻙ ﺍﻟ‬
َ ‫ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬،ُ‫ﻴَﺎ ﹶﻗﻴﱡﻭﻡ‬
アッラーフンマ
インニー
アスアルカ
ルハムダ
イラーハ
イッラー
ラー
ラー
シャリーカ
アンタ
ラク。アルマンナーヌ、ヤー
ーアッサマーワーティ
ラーリ
ビアンナ
ワルアルドゥ。
ワルイクラーム。ヤー
ム。
インニー
ビカ
ミナンナール。
ハイユ
アスアルカルジャンナタ
ラカ
ワハダカ
バディ
ヤー
ザルジャ
ヤー
カイユー
ワ
アウーズ
「アッラーよ、あなたにこそ賞賛があり、あなた以外に神
はなく、他に並ぶものもないお方。恵み深きお方、天地の
83
創造者、崇高さと栄誉の主、永遠に生き、自存されるお方。
私はあなたに天国を希求し、地獄の業火からのご加護を求
めます。」
‫ﷲﻻ‬
ُ ‫ﺕﺍ‬
‫ﻙ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ﻙ ﺒ َﺄﻨﱢﻲ ﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃ ﱠﻨ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-65
،ْ‫ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﻟﹶـﻡْ َﻴ ِﻠﺩْ َﻭﻟﹶـﻡْ ُﻴﻭْ ﹶﻟﺩ‬،ُ‫ﺼ َﻤﺩ‬
‫ﺤ ُﺩ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ ﺍﻷ‬،‫ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‬
. (( ٌ‫ﺤﺩ‬
َ ‫ﻭﻟﹶـﻡْ َﻴ ﹸﻜﻥْ ﹶﻟ ُﻪ ﹸﻜﻔﹸﻭﹰﺍ ﺃ‬
アッラーフンマ
シュハドゥ
インニー
アンナカ
アスアルカ
アンタッラーフ
ビアンニー
ラー
イラーハ
イッラー
アンタルアハドゥッサマドゥッラズィー
ヤリドゥ
ワ
クフワン
アハドゥ。
ラム
ユーラドゥ
ワ
ラム
ア
ラム
ヤクッラフ
「アッラーよ、生むことも生まれることもなく、比べ得る
何者もなく、唯一で自存されるあなた以外に神はないこと
を私は証言します。」
84
‫‪25.礼拝のサラーム後のズィクル‬‬
‫ﻼﻡُ‪،‬‬
‫ﺕ ﺍﻟﺴﱠـ ﹶ‬
‫ﷲ – ﺜﹶﻼﺜﺎﹰ – ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻨﹾـ ﹶ‬
‫‪ )) -66‬ﺃﺴْ ﹶﺘﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍ َ‬
‫ﺕ ﻴَﺎ ﺫﹶﺍ ﺍﻟﺠَﻼ ﹺل ﻭﺍﻹﻜﹾﺭَﺍ ﹺﻡ (( ‪.‬‬
‫ﻼﻡُ‪ ،‬ﹶﺘﺒَﺎﺭَﻜﹾ ﹶ‬
‫ﺴﹶ‬
‫ﻙ ﺍﻟ ﱠ‬
‫َﻭ ِﻤﻨﹾ َ‬
‫‪アンタ‬‬
‫‪ヤー‬‬
‫‪アスタグフィルッラー(×3 回)。アッラーフンマ‬‬
‫‪ミンカッサラーム、タバーラクタ‬‬
‫‪ッサラーム、ワ‬‬
‫。‪ワルイクラーム‬‬
‫‪ザルジャラーリ‬‬
‫、‪「私はアッラーにお赦しを請います(×3 回)。アッラーよ‬‬
‫。‪あなたこそが平安の主で、平安はあなたからのものです‬‬
‫」。‪崇高さと栄誉の主に称えあれ‬‬
‫ﻙ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﺸﹶﺭﻴﻙَ ﹶﻟﻪُ‪ ،‬ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ ُ‬
‫‪ )) -67‬ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ ُ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﻗﹶـﺩِﻴﺭٌ‪ ،‬ﺍﻟﱠﻠﻬُـ ﱠﻡ ﹶﻻ‬
‫ﺤﻤْﺩُ‪ ،‬ﻭ ُﻫ َﻭ َ‬
‫ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ َ‬
‫ﻲ ﻟِـﻤَﺎ َﻤ ﹶﻨﻌْﺕﹶ‪ ،‬ﻭ ﹶﻻ َﻴﻨﹾ ﹶﻔ ُﻊ‬
‫ﻁَ‬
‫ﻁﻴْﺕﹶ‪ ،‬ﻭﻻ ُﻤﻌْ ِ‬
‫ﻤَﺎ ِﻨ َﻊ ﻟِـﻤَﺎ ﺃﻋْ ﹶ‬
‫‪85‬‬
. (( ‫ﺠ ﱡﺩ‬
َ ‫ﻙ ﺍﻟ‬
َ ‫ﺠ ﱢﺩ ِﻤﻨﹾ‬
َ ‫ﹶﺫﺍ ﺍﻟ‬
ラー
イラーハ
リーカ
フワ
ラフ、ラフルムルク
アラー
ーフンマ
イッラッラーフ
ラー
クッリ
シャイイン
マーニア
ー
ムゥティヤ
リマー
ウ
ザルジャッディ
ワ
リマー
ワハダフ
ラー
ラフルハムドゥ
シャ
ワ
カディール。アッラ
アァタイタ、ワ
マナァタ、ワ
ラー
ラ
ヤンファ
ミンカルジャッドゥ。
「唯一で並ぶ者無きお方、アッラー以外に神はいません。
主権と讃美はかれの御許にあり、彼は全能のお方です。ア
ッラーよ、あなたが与えたものを禁じる者はなく、あなた
が禁じれば他に与える者はおりません。
(現世における)ど
んな優れた境遇も、あなたの御許での真の幸福を益するこ
とはありません。①」
‫ ﻟﹶـ ُﻪ‬،ُ‫ﻙ ﻟﹶـﻪ‬
َ ْ‫ﷲ َﻭﺤْـ َﺩ ُﻩ ﻻ ﺸﹶـ ﹺﺭﻴ‬
ُ ‫ )) ﹶﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-68
①
訳者注:62 頁の脚注①参照のこと。
86
‫ ﹶﻻ‬،ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶـﻲﺀٍ ﻗﹶـﺩﻴﺭ‬
َ ‫ ﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ‬,‫ﻙ‬
ُ ‫ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬
‫ ﻭَﻻ ﹶﻨﻌْﺒُـ ُﺩ ﺇ ﱠﻻ‬،ُ‫ ﹶﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍﷲ‬،ِ‫ﺤَﻭْ َل ﻭَ ﹶﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ﺇ ﱠﻻ ﺒﺎﻟﻠﱠـﻪ‬
َ‫ ﹶﻻ ﺇ ﹶﻟﻪ‬،ُ‫ﺴﻥ‬
َ ‫ﺤ‬
َ ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟﻨﱢﻌْ َﻤ ﹸﺔ ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ ﹶﻔﻀْ ُل ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ ﱠﺜﻨﹶﺎ ُﺀ ﺍﻟ‬،ُ‫ﺇﻴﱠﺎﻩ‬
. (( َ‫ﻥ ﻭ ﹶﻟﻭْ ﹶﻜﺭﹺﻩَ ﺍﻟﻜﹶﺎ ِﻓﺭُﻭﻥ‬
َ ْ‫ﻥ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ ﱢﺩﻴ‬
َ ‫ﷲ ُﻤﺨﹾ ِﻠﺼِﻴ‬
ُ ‫ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬
ラー
イラーハ
リーカ
ラフ、ラフルムルク、ワ
ワ
アラー
ラ
ワ
ラーハ
イッラッラーフ
クッリ
ラー
シャイン
クウワタ
ワハダフ
ラフルハムドゥ
ラー
ー
イーヤーフ。ラフンニァマトゥ
ル
ワラフッサナーウルハサン。ラー
ッラーフ
ムフリスィーナ
シャ
ワ
フ
カディール。ラー
イッラー
イッラッラーフ、ワ
ラー
ハウ
ビッラー。ラー
ナァブドゥ
ワ
イ
イッラ
ラフルファドゥ
イラーハ
ラフッディーナ
ワ
イッラ
ラウ
カリハルカーフィルーン。
「唯一で並ぶ者無きお方、アッラー以外に神はいません。
87
主権と讃美はかれの御許にあり、かれは全能のお方です。
至高至大のアッラーの他にいかなる威力も強大なるものも
ありません。アッラー以外に神はなく、私たちはかれ以外
を崇拝しません。恩恵と超越性はかれにこそ属し、そして
かれにこそよき誉れがあります。アッラー以外に神はいま
せん。例え不信者たちが忌み嫌おうとも、私たちはアッラ
ーに誠意を尽して仕えます。」
‫ﷲ ﺃﻜﹾﺒَـ ُﺭ‬
ُ ‫ ﻭﺍ‬،ِ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠــﻪ‬
َ ‫ ﻭﺍﻟ‬،ِ‫ﻥ ﺍﻟﻠـﻪ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -69
‫ ﻟﹶـ ُﻪ‬،ُ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﹶ‬
ُ ‫ﻥ( ﹶﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬
َ ‫)ﺜﹶﻼﺜﺎﹰ ﻭﺜﹶﻼﺜِﻴ‬
. (( ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭ‬
َ ‫ ﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ﻙ ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ‬
ُ ‫ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬
スブハーナッラーヒ、ワルハムドゥ
ーフ
アクバル(×33 回)。ラー
ーフ
ワハダフ
ワ
イン
ラー
ラフルハムドゥ
シャリーカ
ワ
フワ
カディール。
88
リッラーヒ、ワッラ
イラーハ
イッラッラ
ラフ、ラフルムルク
アラー
クッリ
シャイ
‫‪「アッラーに称えあれ、そしてアッラーにこそ全ての賞賛‬‬
‫‪があり、アッラーは偉大です(各 33 回)。唯一で並ぶ者無‬‬
‫‪きお方、アッラー以外に神はいません。主権と讃美はかれ‬‬
‫」。‪の御許にあり、かれは全能のお方です‬‬
‫ﺤﺩٌ *‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ َﺃ َ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫‪ -70‬ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ ﺍﻟﺼﱠ َﻤ ُﺩ * ﹶﻟﻡْ َﻴ ِﻠﺩْ َﻭ ﹶﻟﻡْ ﻴُﻭ ﹶﻟﺩْ * َﻭ ﹶﻟﻡْ َﻴﻜﹸﻥ ﻟﱠ ُﻪ ﹸﻜﻔﹸـﻭًﺍ‬
‫ﺤﺩٌ ﴾‬
‫َﺃ َ‬
‫ﺏ ﺍﻟﹾ ﹶﻔ ﹶﻠﻕِ *‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َﺭ ﱢ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫ﻕ ِﺇﺫﹶﺍ ﻭَ ﹶﻗﺏَ* َﻭﻤِـﻥ‬
‫ﺴ ٍ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻏﹶﺎ ِ‬
‫ﻕ * َﻭﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﹶ‬
‫ﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﹶ‬
‫ﺴ َﺩ ﴾‬
‫ﺤ َ‬
‫ﺴ ٍﺩ ِﺇﺫﹶﺍ َ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﺤَﺎ ِ‬
‫ﺕ ﻓِﻲ ﺍﻟﹾ ُﻌ ﹶﻘﺩِ * َﻭﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﺍﻟ ﱠﻨﻔﱠﺎﺜﹶﺎ ِ‬
‫ﺱ *‬
‫ﺏ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َﺭ ﱢ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫‪89‬‬
‫ﺱ‬
‫ﺱ * ﻤِـﻥ ﺸﹶـ ﱢﺭ ﺍﻟﹾ َﻭﺴْـﻭَﺍ ﹺ‬
‫ﺱ * ﺇِ ﹶﻟﻪِ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﻙ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
ِ ‫َﻤ ِﻠ‬
‫ﻥ‬
َ ‫ﺱ * ﻤِـ‬
‫ﺼﺩُﻭ ﹺﺭ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
ُ ‫ﺱ ﻓِﻲ‬
ُ ‫ﺱ * ﺍﱠﻟﺫِﻱ ُﻴ َﻭﺴْ ﹺﻭ‬
‫ﺨﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟﹾ ﹶ‬
﴾‫ﺱ‬
‫ﺠ ﱠﻨ ِﺔ َﻭ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟﹾ ﹺ‬
ٌ◌ビスミッラーヒッラハマーニッラヒーム『クル
ラーフ
アハドゥ
ヤリドゥ
ラフ
ワ
*
ラム
クフワン
シャッリ
ガースィキン
ユーラドゥ
アハドゥ』
ニッラヒーム『クル
ミン
アッラーフッサマドゥ
ワ
*
ラム
ラム
ヤクッ
ビスミッラーヒッラハマー
アウーズ
ビラッビルファラク
*
マー
ハラク
*
ワ
ミン
シャッリ
イザー
ワカブ
*
ワ
ミン
シャッリ
ンナッファーサーティ
シャッリ
*
フワッ
フィルウカドゥ
ハースィディン
イザー
*
ワ
ミン
ハサドゥ』ビスミッ
ラーヒッラハマーニッラヒーム『クル
アウーズ
ビンナース
イラーヒンナース
*
ミン
*
マリキンナース
*
シャッリルワスワースィルハンナース
90
ビラッ
*
ア
ッラズィー
*
ユワスウィス
ミナルジンナティ
フィー
スドゥーリンナース
ワンナース』
(全ての礼拝の後に言
う。)
「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。『言え、
《かれはアッラー、唯一なる御方であられる。* アッラー
は、自存され、* 御産みなさらないし、御産れになられた
のではない。 *かれに比べ得る何ものもない。》』【純正
章:1~4】慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
『言え,
《梨明の主にご加護を乞い願う。*かれが創られる
ものの悪(災難)から、*深まる夜の闇の悪(危害)から、
*結び目に息を吹きかける(妖術使いの)女たちの悪から、
* また、嫉妬する者の嫉妬の悪(災厄)から。》』
【黎明章:
1~5】慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
『言
え、《ご加護を乞い願う、人間の主、* 人間の王、*人間
の神に。* こっそりと忍び込み、囁く者の悪から。*それ
が人間の胸に囁きかける、*ジン(幽精)であろうと、人
間であろうと。》』【人間章:1~6」】
91
‫ﺨ ﹸﺫ ُﻩ‬
‫ﻲ ﺍﻟﹾ ﹶﻘﻴﱡﻭ ُﻡ ﹶﻻ ﹶﺘﺄْ ﹸ‬
‫ﺤﱡ‬
‫‪ ﴿ -71‬ﺍﻟﹼﻠ ُﻪ ﹶﻻ ِﺇﻟﹶـ َﻪ ِﺇ ﱠﻻ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﹾ َ‬
‫ﺕ َﻭﻤَﺎ ﻓِﻲ ﺍ َﻷﺭْﺽﹺ ﻤَﻥ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺴ ﹶﻨﺔﹲ ﻭَ ﹶﻻ ﹶﻨﻭْﻡٌ ﻟﱠ ُﻪ ﻤَﺎ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ِ‬
‫ﻥ َﺃﻴْﺩِﻴ ﹺﻬﻡْ َﻭﻤَﺎ‬
‫ﻋﻨﹾ َﺩ ُﻩ ِﺇ ﱠﻻ ﹺﺒ ِﺈﺫﹾ ِﻨ ِﻪ َﻴﻌْ ﹶﻠ ُﻡ ﻤَﺎ َﺒﻴْ َ‬
‫ﺫﹶﺍ ﺍﱠﻟﺫِﻱ َﻴﺸﹾ ﹶﻔ ُﻊ ِ‬
‫ﺴ َﻊ‬
‫ﻋﻠﹾ ِﻤ ِﻪ ِﺇ ﱠﻻ ﹺﺒﻤَﺎ ﺸﹶﺎﺀ َﻭ ِ‬
‫ﺸﻲْﺀٍ ﱢﻤﻥْ ِ‬
‫ﻥ ﺒﹺ ﹶ‬
‫ﺨﻠﹾ ﹶﻔ ُﻬﻡْ ﻭَ ﹶﻻ ُﻴﺤِﻴﻁﹸﻭ َ‬
‫ﹶ‬
‫ﻅ ُﻬﻤَﺎ َﻭ ُﻫ َﻭ‬
‫ﺤﻔﹾ ﹸ‬
‫ﺕ ﻭَﺍ َﻷﺭْﺽَ ﻭَ ﹶﻻ َﻴﺅُﻭ ُﺩ ُﻩ ِ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺴﻴﱡ ُﻪ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﹸﻜﺭْ ِ‬
‫ﻲ ﺍﻟﹾ َﻌﻅِﻴ ُﻡ ﴾‬
‫ﺍﻟﹾ َﻌ ِﻠ ﱡ‬
‫‪フワルハイユ‬‬
‫‪イラーハ‬‬
‫‪イッラー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪スィナトゥン‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪フィッサマーワーティ‬‬
‫‪ヤシュフ‬‬
‫‪マ‬‬
‫‪タアフズフ‬‬
‫‪ザッラズィー‬‬
‫‪ヤァラム‬‬
‫。‪ハルファフム‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪マン‬‬
‫。‪ビイズニヒ‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪『アッラーフ‬‬
‫。‪ルカイユーム‬‬
‫‪ナウム。ラフ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫。‪フィルアルドゥ‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪インダフ‬‬
‫‪ァウ‬‬
‫‪イッラー‬‬
‫‪アイディーヒム‬‬
‫‪92‬‬
‫‪バイナ‬‬
‫‪ー‬‬
ワ
ラー
ユヒートゥーナ
ヒ
イッラー
ビマー
ユフッサマーワーティ
ゥフ
ビシャイイン
シャー。
ワルアルダ
ヒフズフマー。 ワ
ミン
ワスィア
ワ
ラー
イルミ
クルスィー
ヤウード
フワルアリーユルアズィーム』
(全ての礼拝の後に)
「アッラー、かれの他に神はなく、永生に自存される御方。
仮眠も熟睡も、かれをとらえることは出来ない。天にあり
地にある全てのものは、かれのものである。かれのお許し
なくして、誰がかれの御許で執り成すことが出来ようか。
かれは(人々の)以前のことも以後のことをも知っておら
れる。かれの御意に適ったことの他、彼らはかれの御知識
に就いて、何も会得するところはないのである。かれの玉
座は、全ての天と地を覆って広がり、この 2 つを守って、
疲れも覚えられない。かれは至高にして至大であられる。」
【雌牛章:255】
‫ﻙ‬
ُ ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ ُﻤﻠﹾـ‬،ُ‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﺸﹶﺭﻴﻙَ ﹶﻟﻪ‬
ُ ‫ )) ﻻ ﺇﻟ َﻪ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-72
93
ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﻗﺩﻴﺭ‬
َ ‫ ﻭ ُﻫ َﻭ‬،‫ ﻴُﺤﻴﻲ ﻭﻴُﻤﻴﺕﹸ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ‬
(( (‫ﺢ‬
‫ﺼﺒْ ﹺ‬
‫ﺏ ﻭﺍﻟ ﱡ‬
‫ﺕ َﺒﻌْ َﺩ ﺼﻼ ِﺓ ﺍﻟ َﻤﻐﹾﺭ ﹺ‬
ٍ ‫ﻋﺸﹾ َﺭ ﻤﺭﱠﺍ‬
َ)
ラー
イラーハ
リーカ
イー
イッラッラーフ
ラフ、ラフルムルク
ワ
イイン
ユミートゥ
ワ
ワ
フワ
ワハダフ
ラー
シャ
ラフルハムドゥ
ユフ
アラー
シャ
クッリ
カディール。(マグリブとファジュルの礼拝後 10
回言う)
「唯一で並ぶ者無きお方、アッラー以外に神はいません。
主権と讃美はかれにこそ属します。かれは生と死を与える
お方。そしてかれこそは全能のお方です。」
،‫ﻁﻴﱢﺒـﺎﹰ‬
‫ ﻭ ﹺﺭﺯْﻗ ﹰﺎ ﹶ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠﻬ ﱡﻡ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴ َﺄﹸﻟﻙَ ﻋِﻠﻤ ﹰﺎ ﻨﹶﺎﻓِﻌﺎﹰ‬-73
(( (‫ﻼ ُﻤ ﹶﺘ ﹶﻘ ﱠﺒﻼﹰ ) َﺒﻌْ َﺩ ﺍﻟﺴﱠﻼ ﹺﻡ ِﻤﻥْ ﺼَﻼ ِﺓ ﺍﻟ ﹶﻔﺠْﺭﹺ‬
‫ﻋ َﻤ ﹰ‬
َ‫ﻭ‬
アッラーフンマ
フィアー。ワ
インニー
リズカン
アスアルカ
タイイバー。ワ
94
イルマン
アマラン
ナー
ム
‫。‪タカッバラー‬‬
‫)‪(ファジュルの礼拝後サラームの後に言う‬‬
‫‪「アッラーよ、私はあなたに有益な知識を、よい糧を、そ‬‬
‫」。‪して(アッラーに)受け入れられる行為を求めます‬‬
‫‪26.イスティハーラ‬‬
‫‪(神託を求めること)の礼拝のドアー‬‬
‫‪ )) -74‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْـﺘﹶﺨﻴ ُﺭﻙَ ﺒ ِﻌﻠﹾﻤِـﻙَ‪ ،‬ﻭﺃﺴْـ ﹶﺘﻘﹾﺩِ ُﺭﻙَ‬
‫ﻙ ﹶﺘﻘﹾـ ِﺩ ُﺭ ﻭﻻ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶﻓﻀْﻠِﻙَ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡ‪ ،‬ﻓﺈ ﱠﻨ َ‬
‫ﺒ ﹸﻘﺩْ َﺭ ِﺘﻙَ‪ ،‬ﻭﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻋﻼﱠ ُﻡ ﺍﻟﻐﹸﻴﻭﺏﹺ‪ ،‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺇﻥْ‬
‫ﺕ َ‬
‫ﺃﻗﹾ ِﺩﺭُ‪ ،‬ﻭ ﹶﺘﻌْ ﹶﻠ ُﻡ ﻭﻻ ﺃﻋْ ﹶﻠﻡُ‪ ،‬ﻭﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺠﺘﹶﻪ – ﺨﹶﻴﺭٌ ﻟـﻲ‬
‫ﻥ ﻫﺫﹶﺍ ﺍﻷﻤ َﺭ – ﻭﻴُﺴﻤﱢﻲ ﺤَﺎ َ‬
‫ﺕ ﹶﺘﻌْ ﹶﻠ ُﻡ ﺃ ﱠ‬
‫ﹸﻜﻨﹾ ﹶ‬
‫ل‪ :‬ﻋَﺎﺠﹺﻠـ ِﻪ‬
‫ﻓﻲ ﺩِﻴﻨﻲ ﻭ َﻤﻌَﺎﺸﻲ ﻭﻋَﺎ ِﻗ َﺒ ِﺔ ﺃﻤْﺭﻱ – ﺃﻭ ﻗﺎ َ‬
‫ﺠِﻠ ِﻪ – ﻓﺎﻗﹾ ُﺩﺭْ ُﻩ ﻟﻲ ﻭ َﻴﺴﱢﺭْ ُﻩ ﻟﻲ‪ ،‬ﺜ ﱠﻡ ﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟـﻲ ﻓﻴـﻪِ‪،‬‬
‫ﻭﺁ ﹺ‬
‫‪95‬‬
‫ﻥ ﻫﺫﺍ ﺍﻷﻤْ َﺭ ﺸﹶـ ﱞﺭ ﻟـﻲ ﻓـﻲ ﺩِﻴﻨِـﻲ‬
‫ﺕ ﹶﺘﻌْ ﹶﻠ ُﻡ ﺃ ﱠ‬
‫ﻭﺇﻥْ ﹸﻜﻨﹾ ﹶ‬
– ‫ﺠﻠِـ ِﻪ‬
‫ﺠِﻠ ِﻪ ﻭﺁ ﹺ‬
‫ ﻋَﺎ ﹺ‬:‫ل‬
َ ‫ﻭ َﻤﻌَﺎﺸﻲ ﻭﻋَﺎ ِﻗ َﺒ ِﺔ ﺃﻤﺭﻱ – ﺃﻭْ ﻗﺎ‬
‫ﺨﻴْ َﺭ‬
‫ﻲ ﺍﻟــ ﹶ‬
َ ‫ ﻭﺍﻗﹾ ُﺩﺭْ ﻟِـ‬،ُ‫ﻋﻨﹾﻪ‬
َ ‫ ﻭَﺍﺼْ ﹺﺭﻓﹾﻨِﻲ‬،‫ﻋﻨﱢﻲ‬
َ ‫ﻓﹶﺎﺼْ ﹺﺭﻓﹾ ُﻪ‬
(( ‫ﻀﻨِﻲ ﹺﺒ ِﻪ‬
ِ ْ‫ ﹸﺜﻡﱠ ﺃﺭ‬،َ‫ﺙ ﻜﹶﺎﻥ‬
‫ﺤﻴْ ﹸ‬
َ
アッラーフンマ
インニー
ワ
アスタクディルカ
カ
ミン
クディル
ー
アスタヒールカ
ビイルミカ、
ビクドゥラティカ、ワ
アスアル
ファドゥリカルアズィーム。ファインナカ
タ
ワ
ラ
ラー
アァラム、ワ
ラーフンマ
イン
アクディル、ワ
タァラム、ワ
アンタ
アッラームルグユーブ。アッ
クンタ
タァラム
アンナ
ハーザル
アムラ(ここで神託を求めるところの問題を述べる)ハイ
ルッリー
ーキバティ
フィー
ワ
ア
アムリー(あるいはこう言う:アージリヒ
ワ
アージリヒ)
ディーニー
ファクドゥルフ
96
ワ
リー
マアーシー
ワ
ヤッスィルフ
リー
スンマ
バーリク
ンタ
タァラム
アンナ
リー
フィーヒ。ワ
ワ
マアーシー
シャッルッリー
フィー
アーキバティ
アムリ
ワ
ー(あるいはこう言う:アージリヒ
ァスリフフ
アンニー
ゥル
リヤルハイラ
ニー
ビヒ。
ジャービル
ビン
ク
ハーザルアムラ(ここで神託を
求めるところの問題を述べる)
ディーニー
イン
ワ
ワスリフニー
ハイス
カーナ
アージリヒ) フ
アンフ。
スンマ
ワクド
アルディ
アブドゥッラー(彼らにアッラーの
ご満悦あれ)は次のように伝える:
「アッラーの使徒はクルアーンの章を私たちに教えるよう
に、全ての物事において神託を求めることを教えました。
そして彼は仰るのでした。
『もしあなたがたが何かに迷った
ら任意の 2 ラカアの礼拝をし、それからこう言うのだ:
《ア
ッラーよ、私はあなたの知識による選択を求めます。あな
たのお力を求めます。私は偉大なるあなたの恩恵を求めま
す。あなたこそは何事も可能なお方で、私は無力です。あ
なたこそご存知で、私は無知です。あなたは不可視なる世
97
界をご存知の御方です。アッラーよ、しかじか(ここで神
託を求めるところの問題を述べる)が私の宗教と生活と事
の結末にとって最善であるとご存知ならば(あるいは次の
ように言う:
「私の現世と来世にとって最善であるとご存知
ならば」)、私にそれを可能にし、容易くして下さい。それ
からそれにおいて私を祝福して下さい。そしてもししかじ
か(ここでまた神託を求めるところの問題を述べる)が私
の宗教と生活と事の結末にとって悪いとご存知ならば(あ
るいはこう言う:
「私の現世と来世にとって悪いとご存知な
らば」)、それを私から遠ざけ、そして私をそれから遠ざけ
て下さい。そしてそれがどんなことであろうと、最善の事
を私に可能にして下さい。それからそれによって私を満足
させて下さい。》』」
創造主に神託を求め、信仰者たちに相談し、それから事
を決定した者は後悔しない。至高のアッラーはこう仰せら
れた。
「 そして諸事にわたり、彼らと相談しなさい。そして一旦
決心したならば、アッラーに身を委ねなさい。」 【イムラ
98
‫】‪ーン家章:159‬‬
‫‪27.朝・晩のズィクル‬‬
‫ﻥ ﺍﻟﱠـﺭﺠﻴ ﹺﻡ ﴿ ﺍﻟﻠﹼـ ُﻪ ﹶﻻ‬
‫ﺸﻴْﻁﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﷲ ِﻤ َ‬
‫‪َ ))-75‬ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﹺﺎ ِ‬
‫ﺴ ﹶﻨﺔﹲ ﻭَ ﹶﻻ ﹶﻨﻭْﻡٌ ﻟﱠـ ُﻪ‬
‫ﺨ ﹸﺫ ُﻩ ِ‬
‫ﻲ ﺍﻟﹾ ﹶﻘﻴﱡﻭ ُﻡ ﹶﻻ ﹶﺘﺄْ ﹸ‬
‫ﺤﱡ‬
‫ِﺇﻟﹶـ َﻪ ِﺇ ﱠﻻ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﹾ َ‬
‫ﺕ َﻭﻤَﺎ ﻓِﻲ ﺍ َﻷﺭْﺽﹺ ﻤَﻥ ﺫﹶﺍ ﺍﱠﻟﺫِﻱ َﻴﺸﹾ ﹶﻔ ُﻊ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﻤَﺎ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺨﻠﹾ ﹶﻔﻬُـﻡْ ﻭَ ﹶﻻ‬
‫ﻥ َﺃﻴْﺩِﻴ ﹺﻬﻡْ َﻭﻤَـﺎ ﹶ‬
‫ﻋﻨﹾ َﺩ ُﻩ ِﺇ ﱠﻻ ﹺﺒ ِﺈﺫﹾ ِﻨ ِﻪ َﻴﻌْ ﹶﻠ ُﻡ ﻤَﺎ َﺒﻴْ َ‬
‫ِ‬
‫ﺴ َﻊ ﹸﻜﺭْﺴِـﻴﱡ ُﻪ‬
‫ﻋﻠﹾ ِﻤ ِﻪ ِﺇ ﱠﻻ ﹺﺒﻤَﺎ ﺸﹶﺎﺀ َﻭ ِ‬
‫ﺸﻲْﺀٍ ﱢﻤﻥْ ِ‬
‫ﻥ ﺒﹺ ﹶ‬
‫ُﻴﺤِﻴﻁﹸﻭ َ‬
‫ﻲ‬
‫ﻅ ُﻬﻤَﺎ َﻭ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﹾ َﻌﻠِـ ﱡ‬
‫ﺤﻔﹾ ﹸ‬
‫ﺕ ﻭَﺍ َﻷﺭْﺽَ ﻭَ ﹶﻻ َﻴﺅُﻭ ُﺩ ُﻩ ِ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺍﻟﹾ َﻌﻅِﻴ ُﻡ ﴾ ((‬
‫‪ミナッシャイターニッラジーム‬‬
‫‪99‬‬
‫‪ビッラーヒ‬‬
‫‪アウーズ‬‬
『アッラーフ
ラー
ルカイユーム。
イラーハ
ラー
ラー
ナウム。
マー
フィルアルドゥ。
ァウ
インダフ
ー
バイナ
ワ
ラー
イッラー
ラフ
タアフズフ
マー
ユヒートゥーナ
ヒフズフマー。
ワ
ワ
フィッサマーワーティ
ワ
ザッラズィー
ビイズニヒ。
アイディーヒム
ッサマーワーティ
フワルハイユ
スィナトゥン
マン
イッラー
ビマー
イッラー
ワ
マー
ビシャイン
シャー。
ワスィア
ワルアルダ
ワ
ヤシュフ
ヤァラム
マ
ハルファフム。
ミン
イルミヒ
クルスィーユフ
ラー
ヤウードフ
フワルアリーユルアズィーム。』
「私はアッラーに呪われるべきシャイターンからのご加護
を求めます。
『アッラー、かれの他に神はなく、永生に自存
される御方。仮眠も熟睡も、かれをとらえることは出来な
い。天にあり地にある全てのものは、かれのものである。
かれの許しなくして、誰がかれの御許で執り成すことが出
来ようか。かれは(人々の)以前のことも以後のことをも
知っておられる。かれの御意に適ったことの他、彼らはか
れの御知識に就いて、何も会得するところはないのである。
100
‫‪かれの玉座は,全ての天と地を覆って広がり、この 2 つを‬‬
‫‪守って、疲れも覚えられない。かれは至高にして至大であ‬‬
‫】‪られる。』【雌牛章:255‬‬
‫ﺤﺩٌ *‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ َﺃ َ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫‪ -76‬ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ ﺍﻟﺼﱠ َﻤ ُﺩ * ﹶﻟﻡْ َﻴ ِﻠﺩْ َﻭ ﹶﻟﻡْ ﻴُﻭ ﹶﻟﺩْ * َﻭ ﹶﻟﻡْ َﻴﻜﹸﻥ ﻟﱠ ُﻪ ﹸﻜﻔﹸـﻭًﺍ‬
‫ﺤﺩٌ ﴾‬
‫َﺃ َ‬
‫ﺏ ﺍﻟﹾ ﹶﻔ ﹶﻠﻕِ *‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َﺭ ﱢ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫ﻕ ِﺇﺫﹶﺍ ﻭَ ﹶﻗﺏَ* َﻭﻤِـﻥ‬
‫ﺴ ٍ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻏﹶﺎ ِ‬
‫ﻕ * َﻭﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﹶ‬
‫ﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﹶ‬
‫ﺴ َﺩ ﴾‬
‫ﺤ َ‬
‫ﺴ ٍﺩ ِﺇﺫﹶﺍ َ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﺤَﺎ ِ‬
‫ﺕ ﻓِﻲ ﺍﻟﹾ ُﻌ ﹶﻘﺩِ * َﻭﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﺍﻟ ﱠﻨﻔﱠﺎﺜﹶﺎ ِ‬
‫ﺱ *‬
‫ﺏ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َﺭ ﱢ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫‪101‬‬
‫ﺱ‬
‫ﺱ * ﻤِـﻥ ﺸﹶـ ﱢﺭ ﺍﻟﹾ َﻭﺴْـﻭَﺍ ﹺ‬
‫ﺱ * ﺇِ ﹶﻟﻪِ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﻙ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
ِ ‫َﻤ ِﻠ‬
‫ﻥ‬
َ ‫ﺱ * ﻤِـ‬
‫ﺼﺩُﻭ ﹺﺭ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
ُ ‫ﺱ ﻓِﻲ‬
ُ ‫ﺱ * ﺍﱠﻟﺫِﻱ ُﻴ َﻭﺴْ ﹺﻭ‬
‫ﺨﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟﹾ ﹶ‬
﴾‫ﺱ‬
‫ﺠ ﱠﻨ ِﺔ َﻭ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟﹾ ﹺ‬
ビスミッラーヒッラハマーニッラーヒーム『クル
ラーフ
アハドゥ
ヤリドゥ
ラフ
ワ
ラム
クフワン
シャッリ
ガースィキン
ユーラドゥ
アウーズ
ワ
ラム
ラム
ヤクッ
ビラッビルファラク
*
マー
ハラク
*
ワ
ミン
シャッリ
イザー
ワカブ
*
ワ
ミン
シャッリ
ンナッファーサーティ
シャッリ
*
*
アハドゥ』ビスミッラーヒッラハマーニ
ッラヒーム『クル
ミン
*アッラーフッサマドゥ
フワッ
フィルウカドゥ
ハースィディン
イザー
*
ワ
ミン
ハサドゥ』ビスミッ
ラーヒッラハマーニッラヒーム『クル
アウーズ
ビンナース
イラーヒンナース
*
ミン
*
マリキンナース
*
シャッリルワスワースィルハンナース
102
ビラッ
*
ア
ッラズィー
*
ユワスウィス
ミナルジンナティ
フィー
スドゥーリンナース
ワンナース』
(×3 回)
「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。『言え、
《かれはアッラー、唯一なる御方であられる。* アッラー
は、自存され,* 御産みなさらないし、御産れになられた
のではない。 *かれに比べ得る、何ものもない。》』【純正
章:1~4】慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
『言え、
《梨明の主にご加護を乞い願う。*かれが創られる
ものの悪(災難)から、*深まる夜の闇の悪(危害)から、
*結び目に息を吹きかける(妖術使いの)女たちの悪から、
* また、嫉妬する者の嫉妬の悪(災厄)から。》』
【黎明章:
1~5】慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
『言
え、《ご加護を乞い願う、人間の主、* 人間の王、*人間
の神に。* こっそりと忍び込み、囁く者の悪から。*それ
が人間の胸に囁きかける、*ジン(幽精)であろうと、人
間であろうと。》』
【人間章:1~6】
‫ﺤﻤْ ُﺩ‬
َ ‫ ﻭَﺍﻟـ‬،ِ‫ﻙ ِﻟﻠﱢـﻪ‬
ُ ‫ﺢ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬
َ ‫ )) ﺃﺼْ َﺒﺤْﻨﹶﺎ ﻭَﺃﺼْ َﺒ‬-77
103
‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪُ‪ ،‬ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾﻙُ‪،‬‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﹶ‬
‫ِﻟﻠﱠـﻪِ‪ ،‬ﻻ ﺇﻟ َﻪ ﺇ ﱠﻻ ﺍ ُ‬
‫ﻙ‬
‫ﺏ ﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭٌ‪َ ،‬ﺭ ﱢ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ‪ ,‬ﻭ ُﻫ َﻭ َ‬
‫ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ‬
‫ﺨﻴْﺭَ ﻤَﺎ َﺒﻌْ َﺩﻩُ‪ ،‬ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﺨﻴْ َﺭ ﻤَﺎ ﻓﻲ َﻫﺫﹶﺍ ﺍﻟ َﻴﻭْ ﹺﻡ ﻭَ ﹶ‬
‫ﹶ‬
‫ﻥ‬
‫ﻙ ِﻤ َ‬
‫ﺏ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ َﺒﻌْ َﺩﻩُ‪َ ،‬ﺭ ﱢ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﻓِﻲ َﻫﺫﹶﺍ ﺍﻟ َﻴﻭْ ﹺﻡ َﻭ ﹶ‬
‫ﹶ‬
‫ﺏ ﻓِﻲ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺﺭ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹴ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ َ‬
‫ﺏ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﺴلﹺ‪ ،‬ﻭﺴُﻭ ِﺀ ﺍﻟ ِﻜ َﺒﺭﹺ‪َ ،‬ﺭ ﱢ‬
‫ﺍﻟ ﹶﻜ َ‬
‫ﺏ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭ (( ‪.‬‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹴ‬
‫ﻭَ‬
‫‪リッラー(晩であ‬‬
‫‪リッラー」と‬‬
‫‪イッラ‬‬
‫‪アスバハルムルク‬‬
‫‪アムサルムルク‬‬
‫‪イラーハ‬‬
‫‪ラフ。ラフルム‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪アスバハナー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪れば:‬‬
‫‪「アムサイナー‬‬
‫‪リッラー。ラー‬‬
‫‪言う)。ワルハムドゥ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ワハダフ‬‬
‫‪ッラーフ‬‬
‫‪ラフルハムドゥ‬‬
‫‪ルク‬‬
‫‪シャリーカ‬‬
‫‪フワ‬‬
‫‪クッリ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪ハイラ‬‬
‫‪アスアルカ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪カディール。ラッビ‬‬
‫‪104‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪シャイイン‬‬
マー
フィー
ハーザルヤウミ
ダフ(晩であれば:「マー
ワ
ハイラ
ビカ
ミン
マー
ワ
フィー
ハイラ
マー
ハーズィヒッライリ
バァダハー」と言う)
。 ワ
シャッリ
ワ
シャッリ
マー
ー
ハーズィヒッライリ
ー」と言う)。ラッビ
マー
フィー
アウーズ
ハイラ
ビカ
スーイルキバル。ラッビ
アウーズ
ビン
アザービン
フィンナーリ
アウーズ
ハーザルヤウミ
バァダフ(晩であれば:
「マー
ワ
ワ
バァ
マー
フィ
バァダハ
ミナルカサリ、ワ
ビカ
ミン
アザー
フィルカブル。
「主権と讃美がアッラーに帰属する中、私たちは朝(ある
いは「晩」)を迎えました。唯一で並ぶ者無きお方、アッラ
ー以外に神はいません。主権と讃美はかれの御許にあり、
かれは全能のお方です。主よ、私はあなたに今日(あるい
は「今晩」)の良いこととその後の良いことを求めます。そ
してあなたに今日(あるいは「今晩」
)の悪とその後の悪か
らのご加護を求めます。主よ、私はあなたに怠惰と老衰か
らのご加護を求めます。主よ、私はあなたに地獄の業火と
墓の懲罰からのご加護を求めます。」
105
‫ﻙ ﹶﻨﺤْﻴَﺎ‪،‬‬
‫ﺴﻴْﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭ ﹺﺒ َ‬
‫ﻙ ﺃﻤْ َ‬
‫ﻙ ﺃﺼْ َﺒﺤْﻨﹶﺎ‪ ،‬ﻭ ﹺﺒ َ‬
‫‪ )) -78‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹺﺒ َ‬
‫ﻙ ﹶﻨﻤُﻭﺕﹸ‪ ،‬ﻭﺇ ﹶﻟﻴْﻙَ ﺍﻟ ﱡﻨﺸﹸﻭ ُﺭ (( ‪.‬‬
‫َﻭ ﹺﺒ َ‬
‫‪アムサ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪ナムートゥ‬‬
‫‪アスバハナー。ワ‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪ナハヤー、ワ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪イナー。ワ‬‬
‫。‪イライカンヌシュール‬‬
‫。‪「アッラーよ、あなた(のご意志)により朝を迎えました‬‬
‫、‪あなたにより夜を迎えました。あなたにより私たちは生き‬‬
‫)‪あなたにより私たちは死にます。そして(死後蘇らされ‬‬
‫」。‪集められる先はあなたの御許です‬‬
‫ﺨ ﹶﻠﻘﹾ ﹶﺘﻨِﻲ ﻭﺃﻨﹶﺎ‬
‫ﺕ َﺭﺒﱢﻲ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ َﺃﻨﹾﺕﹶ‪ ،‬ﹶ‬
‫‪ )) -79‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻋﻭْﺫﹸ‬
‫ﻁﻌْﺕﹸ‪ ،‬ﺃ ُ‬
‫ﻙ ﻤَﺎ ﺍﺴْ ﹶﺘ ﹶ‬
‫ﻙ َﻭ َﻭﻋْ ِﺩ َ‬
‫ﻋﻬْ ِﺩ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ َ‬
‫ﻋﺒْ ُﺩﻙَ‪ ،‬ﻭَﺃ ﻨﹶﺎ َ‬
‫َ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻲﱠ‪ ،‬ﻭﺃ ُﺒﻭْ ُﺀ‬
‫ﻙ َ‬
‫ﺼ ﹶﻨﻌْﺕﹸ‪ ،‬ﺃ ُﺒﻭْ ُﺀ ﹶﻟﻙَ ﹺﺒ ِﻨﻌْ َﻤ ِﺘ َ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﹺﺒ َ‬
‫‪106‬‬
. (( ‫ﺕ‬
‫ﺏ ﺇ ﱠﻻ َﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ﹺﺒ ﹶﺫﻨﹾﺒﹺﻲ ﻓﹶﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ ﻓﹶﺈﻨﱠﻪ ﻻ َﻴﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍﻟ ﱡﺫﻨﹸﻭ‬
アッラーフンマ
ッラー
ワ
アンタ
ラッビー
アナ
アントゥ。ハラクタニー
アラー
アハディカ
タァトゥ。アウーズ
ァトゥ。アブーウ
ビカ
ラカ
ワ
ワ
ミン
アナ
ビザンビー
フ
ヤグフィルッズヌーバ
イラーハ
シャッリ
ファグフィル
リー
イッラー
イ
アブドゥク。
ワァディカ
ビニァマティカ
アブーウ
ラー
ラー
マー
マスタ
サナ
アライヤ、ワ
ファインナ
アンタ。
「アッラーよ、あなたは私の主であなたの他に神はいませ
ん。あなたは私をあなたのしもべとして創造されました。
私は出来る範囲であなたとの契約と約束を守ります。私は
あなたに私の成した悪からのご加護を求めます。そして私
に対するあなたの恩恵と私自身の罪とともに、あなたの御
許へ帰り行きます。ですから私を御赦し下さい。あなた以
外に罪を赦される方はいません。」
‫ ﻭﺃُﺸﹾ ﹺﻬ ُﺩ ﺤَﻤَ ﹶﻠ ﹶﺔ‬،َ‫ﺕ ُﺃﺸﹾ ﹺﻬ ُﺩﻙ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺼْ َﺒﺤْ ﹸ‬-80
107
َ‫ﷲ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪ‬
ُ ‫ﺕﺍ‬
‫ﻙ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ ﺃ ﱠﻨ‬،َ‫ﺨﻠﹾ ِﻘﻙ‬
‫ ﻭﺠَﻤﻴْ َﻊ ﹶ‬،َ‫ ﻭﻤَﻼ ِﺌ ﹶﻜ ِﺘﻙ‬،َ‫ﺸﻙ‬
ِ ْ‫ﻋﺭ‬
َ
‫ﻙ‬
َ ‫ﻋﺒْ ُﺩ‬
َ ‫ﺤﻤﱠﺩﹰﺍ‬
َ ‫ﻥ ُﻤ‬
‫ ﻭﺃ ﱠ‬،َ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻙ‬
‫ﻙﻻ ﹶ‬
َ ‫ﺕ َﻭﺤْ َﺩ‬
‫ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
(( (‫ﺕ‬
ٍ ‫ﻙ )ﺃﺭْ َﺒ َﻊ َﻤﺭﱠﺍ‬
َ ‫ﻭ َﺭﺴُﻭﹸﻟ‬
アッラーフンマ
インニー
アスバハトゥ(晩だったら「ア
ムサイトゥ」と言う)。 ウシュヒドゥカ
ゥ
ハマラタ
ワ
ウシュヒド
アルシカ、ワ
マラーイカタカ
ワ
ミーア
ハルキカ、アンナカ
アンタッラーフ
ラー
ラーハ
イッラー
ラク。ワ
アンナ
アンタ
ワハダカ
ムハンマダン
ラー
アブドゥカ
ジャ
イ
シャリーカ
ワ
ラス
ールク。(×4 回)
「アッラーよ、私は朝を迎えました。
(あるいは「晩を迎え
ました」)私は、あなたがあなた以外に神がない唯一の並ぶ
者無きアッラーであり、ムハンマドがあなたのしもべであ
りあなたの使徒であるということを、あなたとあなたの玉
座を支える天使たちとその他の天使たち、全てのあなたの
108
創造物の証言でもって証言します。」
ْ‫ﺤ ٍﺩ ﻤِـﻥ‬
َ ‫ ﺃﻭْ ﺒﹺﺄ‬،ٍ‫ﺢ ﺒﹺﻲ ِﻤﻥْ ِﻨﻌْ َﻤﺔ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻤَﺎ ﺃﺼْ َﺒ‬-81
‫ﻙ‬
َ ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻭﻟﹶـ‬
َ ‫ ﹶﻓ ﹶﻠﻙَ ﺍﻟـ‬،َ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻙ‬
‫ﻙﻻ ﹶ‬
َ ‫ ﹶﻓﻤِﻨﹾﻙَ َﻭﺤْ َﺩ‬،َ‫ﺨﹶﻠ ِﻘﻙ‬
. (( ‫ﺍﻟﺸﱡﻜﹾ ُﺭ‬
アッラーフンマ
ムサー
ビー」と言う)
アハディン
ラー
マー
ミン
シャリーカ
アスバハ
ミン
ハルキク。
ビー(晩だったら「ア
ニァマティン
ファミンカ
ラク。ファラカルハムドゥ
アウ
ビ
ワハダカ
ワ
ラカ
ッシュクル。
「アッラーよ、私あるいはあなたの創造物の誰かが朝(あ
るいは「晩」)を迎えた恩恵は、唯一で並ぶもの無きあなた
からのものです。ですからあなたを讃美し、あなたに感謝
します。」
‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻋَـﺎ ِﻓﻨِﻲ ﻓِـﻲ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻋَﺎ ِﻓﻨِﻲ ﻓِﻲ َﺒ َﺩﻨِﻲ‬-82
109
،‫ ﻟﹶﺎ ﺇﻟﹶـ َﻪ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾـﺕﹶ‬،‫ﺼﺭﹺﻱ‬
َ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻋَﺎ ِﻓﻨِﻲ ﻓِﻲ َﺒ‬،‫ﺴﻤْﻌِﻲ‬
َ
ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،‫ﻥ ﺍﻟ ﹸﻜﻔﹾ ﹺﺭ ﻭَﺍﻟ ﹶﻔﻘﹾﺭﹺ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ﺍﻟﱠﻠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬
(( (‫ﺕ‬
ٍ ‫ﺙ َﻤﺭﱠﺍ‬
‫ﺕ )ﺜﹶﻼ ﹶ‬
‫ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬،‫ﺏ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭﹺ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
َ
アッラーフンマ
ラーフンマ
フンマ
ハ
アーフィニー
アーフィニー
イッラー
ウーズ
ズ
ビカ
ビカ
ッラー
アーフィニー
ミン
フィー
フィー
フィー
バダニー。アッ
サムイー。アッラー
バサリー。ラー
アントゥ。アッラーフンマ
インニー
ミナルクフリ、ワルファクル。ワ
アザービルカブル。ラー
イラー
ア
アウー
イラーハ
イ
アントゥ。(×3 回)
「アッラーよ、私の肉体を、聴覚を、視覚をお守り下さい。
あなたの他に神はいません。アッラーよ、私はあなたに不
信仰と貧しさからのご加護を求めます。そして墓の懲罰か
らのご加護を求めます。あなたの他に神はおりません。」
110
‫ﷲ ﹶﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ُﻫ َﻭ ﻋَ ﹶﻠﻴْﻪِ ﹶﺘ َﻭ ﱠﻜﻠﹾﺕﹸ‪َ ،‬ﻭ ُﻫ َﻭ‬
‫ﻲﺍ ُ‬
‫ﺤﺴْ ﹺﺒ َ‬
‫‪َ )) -83‬‬
‫ﺕ( ((‬
‫ﺴﺒْ َﻊ َﻤﺭﱠﺍ ٍ‬
‫ﺵ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴ ﹺﻡ ) َ‬
‫ﺏ ﺍﻟ َﻌﺭْ ﹺ‬
‫َﺭ ﱡ‬
‫‪イッラー‬‬
‫‪イラーハ‬‬
‫‪ア‬‬
‫‪フワ‬‬
‫‪ラッブルアルシルア‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪フワ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ハスビヤッラーフ‬‬
‫‪タワッカルトゥ‬‬
‫‪ライヒ‬‬
‫。‪ズィーム‬‬
‫)‪(×7 回‬‬
‫‪「私にはアッラーだけで充分です。かれの他に神はいませ‬‬
‫‪ん。私はかれに身を委ねました。かれは偉大なる玉座の主‬‬
‫」。‪であられます‬‬
‫ﻙ ﺍﻟ َﻌﻔﹾ َﻭ ﻭﺍﻟﻌَﺎﻓﻴ ﹶﺔ ﻓﻲ ﺍﻟـ ﱡﺩﻨﹾﻴَﺎ‬
‫‪ )) -84‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻙ ﺍﻟ َﻌﻔﹾ َﻭ ﻭﺍﻟﻌَﺎﻓﻴ ﹶﺔ ﻓﻲ ِﺩﻴْﻨـﻲ‬
‫ﺨ َﺭﺓِ‪ ،‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ َ‬
‫ﻭﺍﻵ ِ‬
‫ﻋﻭْﺭَﺍﺘﻲ‪ ،‬ﻭﺁ ِﻤﻥْ‬
‫ﻭ ُﺩﻨﹾﻴَﺎﻱ‪ ،‬ﻭﺃﻫْﻠِﻲ‪ ،‬ﻭﻤَﺎﻟﻲ‪ ،‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺍﺴْ ﹸﺘﺭْ َ‬
‫ﺨﻠﹾﻔِـﻲ‪،‬‬
‫ﻥ َﻴ َﺩﻱﱠ‪ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫َﺭﻭْﻋَﺎﺘﻲ‪ ،‬ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺍﺤْ ﹶﻔﻅﹾﻨﻲ ِﻤﻥْ ﺒﻴْ ﹺ‬
‫‪111‬‬
‫ ﻭﺃﻋُـﻭﺫﹸ‬،‫ ﻭﻤِـﻥْ ﻓﹶـﻭْﻗِﻲ‬،‫ﺸﻤَﺎﻟﻲ‬
ِ ْ‫ﻋﻥ‬
َ ‫ ﻭ‬،‫ﻋﻥْ ﻴَﻤﻴﻨﻲ‬
َ‫ﻭ‬
. (( ‫ﻅﻤَﺘِﻙَ ﺃﻥْ ُﺃﻏﹾﺘﺎ َل ِﻤﻥْ ﹶﺘﺤْﺘﻲ‬
‫ﺒﹺﻌَ ﹶ‬
アッラーフンマ
ーフィヤタ
フンマ
タ
インニー
アスアルカルアフワ
フィッドゥニヤー
インニー
フィー
ワルアーヒラ。アッラー
アスアルカルアフワ
ディーニー
ワ
ワルア
ワルアーフィヤ
ドゥニヤーヤ
ワ
アハリ
ー、ワ
マーリー。アッラーフンマストゥルアウラーティ
ー、ワ
アーミン
ァズニー
ー、ワ
ン
ミン
アン
ラウアーティー。アッラーフンマハフ
バイニ
ヤミーニー、ワ
ファウキー。ワ
ウグターラ
ヤダイヤ、ワ
ミン
アン
アウーズ
ミン
ハルフィ
シマーリー、ワ
ビアザマティカ
ミ
アン
タハティー。
「アッラーよ、私はあなたに現世と来世における許しと庇
護を願います。アッラーよ、私はあなたに私の宗教、現世、
家族、財産において許しと庇護を願います。アッラーよ、
私の恥部を隠し、私の恐れをお沈め下さい。アッラーよ、
112
‫‪私の前、後ろ、左右、上から私をお守り下さい。私はあな‬‬
‫‪たの偉大さにより、足元から崩壊させられることからのご‬‬
‫。‪加護を求めます‬‬
‫」‬
‫ﺕ‬
‫ﻁ َﺭ ﺍﻟﺴﱠﻤﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺸﻬَﺎ َﺩﺓِ‪ ،‬ﻓﹶﺎ ِ‬
‫‪ )) -85‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻋَﺎ ِﻟ َﻡ ﺍﻟ ﹶﻐﻴْﺏﹺ ﻭﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺏ ﹸﻜلﱢ ﺸﹸﻲ ٍﺀ ﻭ َﻤ ِﻠﻴْ ﹶﻜﻪُ‪ ،‬ﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃﻥْ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ‬
‫ﻭﺍﻷﺭْﺽﹺ‪َ ،‬ﺭ ﱠ‬
‫ﻥ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﺸﹶـ ﱢﺭ ﺍﻟﺸﱠـﻴْﻁﹶﺎ ﹺ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﺃﻨﹾﺕﹶ‪ ،‬ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﺠﺭﱠ ُﻩ ﺇﻟﹶﻰ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﺴُﻭﺀﺍﹰ‪ ،‬ﺃﻭْ ﺃ ُ‬
‫ﻑ َ‬
‫ﺸﺭْ ِﻜﻪِ‪ ،‬ﻭﺃﻥْ ﺃﻗﹾ ﹶﺘﺭﹺ ﹶ‬
‫َﻭ ِ‬
‫ُﻤﺴْ ِﻠ ﹴﻡ (( ‪.‬‬
‫‪ワッシャハーダティ‬‬
‫‪アーリマルガイビ‬‬
‫‪ワルアルドゥ。ラッバ‬‬
‫‪ア‬‬
‫‪ファーティラッサマーワーティ‬‬
‫‪マリーカフ。アシュハドゥ‬‬
‫‪ビカ‬‬
‫‪アントゥ。アウーズ‬‬
‫‪シャッリッシャ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪シャイイン‬‬
‫‪クッリ‬‬
‫‪イラーハ‬‬
‫‪ッラー‬‬
‫‪イッラー‬‬
‫‪ナフスィー、ワ‬‬
‫‪113‬‬
‫‪シャッリ‬‬
‫‪ミン‬‬
イターニ
ー
ワ
シルキヒ。ワ
ナフスィー
アン
スーアン、アウ
アクタリファ
アジュッラフ
アラ
イラー
ムスリム。
「アッラーよ、不可視なる世界と可視なる世界を知るお方
よ、天地の創造主よ、万物の主・支配者よ、私はあなた以
外に神はないことを証言します。そして自分自身の悪、シ
ャイターンと多神教の悪から、あなたにご加護を求めます。
そして自分自身を害すること、或いは誰か他のムスリムを
害することからの庇護をあなたに求めます。」
‫ﻀﺭﱡ َﻤ َﻊ ﺍﺴْ ِﻤ ِﻪ ﺸﹶﻲﺀٌ ﻓﻲ‬
ُ ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﻻ َﻴ‬-86
‫ﺙ‬
‫ﺴﻤِﻴ ُﻊ ﺍﻟ َﻌ ِﻠﻴْ ُﻡ )ﺜﹶﻼ ﹶ‬
‫ﺴﻤَﺎ ِﺀ ﻭ ُﻫ َﻭ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺽ َﻭﻟﹶﺎ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺍﻷﺭْ ﹺ‬
. (( (‫ﺕ‬
ٍ ‫َﻤﺭﱠﺍ‬
ビスミッラーヒッラーズィー
ミヒ
マー。
シャイウン
ワ
ラー
フィルアルディ
ヤドゥッル
ワ
ラー
マアス
フィッサ
フワッサミーウルアリーム。
(×3 回)
114
「よく聞き知るお方、天地にあるいかなる物もその名とと
もに害することの出来ないアッラーの御名において。」
‫ﺤ ﱠﻤ ٍﺩ‬
َ ‫ ﻭ ﹺﺒ ُﻤ‬،‫ ﻭﺒﺎﻹﺴْﻼ ﹺﻡ ِﺩﻴْﻨﺎﹰ‬،‫ﺎ‬‫ﺕ ﺒﺎﻟﻠـ ِﻪ َﺭﺒ‬
‫ﻀﻴْ ﹸ‬
ِ ‫ )) َﺭ‬-87
. (( (‫ﺕ‬
ٍ ‫ﺙ َﻤﺭﱠﺍ‬
‫ﺎ )ﺜﹶﻼ ﹶ‬‫^ ﻨﹶﺒﻴ‬
ラディートゥ
ミ
ビッラーヒ
ディーナン、ワ
ラッバン、ワ
ビムハンマディン
ビルイスラー
ナビイヤー。
(×
3 回)
「私はアッラーが主であり、イスラームが宗教であり、そ
してムハンマドが使徒であることに満足しました。」
‫ ﺃﺼْ ِﻠﺢْ ﻟِﻲ‬،‫ﻙ ﺃﺴْ ﹶﺘﻐِﻴﺙﹸ‬
َ ‫ﻲ ﻴَﺎ ﹶﻗﻴﱡﻭ ُﻡ ﹺﺒ َﺭﺤْـ َﻤ ِﺘ‬
‫ﺤﱡ‬
َ ‫ )) ﻴَﺎ‬-88
. (( ‫ﻥ‬
‫ﻋﻴْ ﹴ‬
َ ‫ﻁﺭْ ﹶﻓ ﹶﺔ‬
‫ ﻭَ ﹶﻻ ﹶﺘ ِﻜﻠﹾﻨِﻲ ﺇﻟﹶﻰ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﹶ‬،ُ‫ﺸﺄْﻨِﻲ ﹸﻜﱠﻠﻪ‬
‫ﹶ‬
ヤー
ハイユ
スタギース
ワ
ラー
ヤー
カイユーム。
アスリフ
タキルニー
リー
イラー
115
ビラハマティカ
ア
シャアニー
クッラフ。
ナフスィー
タルファタ
アイン。
「永遠に生き、自存するお方よ、私はあなたの慈悲による
お慰めを求めます。私に関する全ての物事を正し、私を一
瞬たりとも見捨てないで下さい。」
،َ‫ﺏ ﺍﻟﻌَﺎ ﹶﻟ ِﻤﻴْﻥ‬
‫ﻙ ِﻟﻠﱢـ ِﻪ َﺭ ﱢ‬
ُ ‫ﺢ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬
َ ‫ )) ﺃﺼْ َﺒﺤْﻨﹶﺎ ﻭﺃﺼْ َﺒ‬-89
,‫ ﻭ ﹶﻨﺼْ َﺭ ُﻩ‬،ُ‫ﺤﻪ‬
َ ‫ ﹶﻓﺘﹾ‬:‫ﺨﻴْﺭَ َﻫﺫﹶﺍ ﺍﻟ َﻴﻭْ ﹺﻡ‬
‫ﻙ ﹶ‬
َ ‫ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ِﻓﻴْ ِﻪ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
َ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ‬
ُ ‫ ﻭﺃ‬،ُ‫ ﻭ ُﻫﺩَﺍﻩ‬،ُ‫ ﻭ َﺒ َﺭ ﹶﻜ ﹶﺘﻪ‬،ُ‫َﻭﻨﹸﻭ َﺭﻩ‬
. (( ‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ َﺒﻌْ َﺩ ُﻩ‬
‫َﻭ ﹶ‬
アスバハナー
ワ
サイナー
アムサルムルク」と言う) リッラーヒ
ワ
アスバハルムルク(晩だったら「アム
ッビルアーラミーン。アッラーフンマ
ルカ
ハイラ
インニー
アスア
ハーザルヤウミ(晩だったら「ハーズィヒ
ッライラティ」と言う)
:ファトゥハフ、ワ
ヌーラフ、ワ
ラ
バラカタフ、ワ
116
ナスラフ
フダーフ。ワ
ワ
アウーズ
ビカ
ミン
マー
バァダフ(晩だったら「ファトゥハハー、ワ
ラハー
ワ
ハー、ワ
ーハー
シャッリ
ヌーラハー、ワ
アウーズ
ワ
マー
シャッリ
ビカ
フィーヒ
ワ
シャッリ
バラカタハー、ワ
ミン
マー
シャッリ
ナス
フダー
マー
フィ
バァダハー」と言う)。
「私たちは朝(あるいは「晩」)を迎えました。主権は全世
界の主アッラーのものです。アッラーよ、私はあなたに今
日(あるいは「今晩」
)の良いこと:勝利、援助、光、祝福、
導きを求めます。そして私はあなたに今日(あるいは「今
晩」)とその後の悪からのご加護を求めます。」
ِ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹶﻜﻠِﻤَﺔ‬
َ ‫ ﻭ‬،‫ﻋﻠﹶﻰ ِﻓﻁﹾ َﺭ ِﺓ ﺍﻹﺴْﻼﻡﹺ‬
َ ‫ )) ﺃﺼْ َﺒﺤْﻨﹶﺎ‬-90
‫ﻋﻠﹶﻰ ِﻤﱠﻠ ِﺔ ﺃﺒﹺﻴﻨﹶﺎ‬
َ ‫ ﻭ‬،^ ‫ﺤ ﱠﻤ ٍﺩ‬
َ ‫ﻥ ﻨﹶﺒ ﱢﻴﻨﹶﺎ ُﻤ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ِﺩﻴْ ﹺ‬
َ ‫ ﻭ‬،‫ﺍﻹﺨﹾﻼﺹﹺ‬
. (( ‫ﻥ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟـ ُﻤﺸﹾ ﹺﺭﻜِﻴ‬
َ ‫ﻥ ِﻤ‬
َ ‫ ﺤَﻨﻴﻔ ﹰﺎ ُﻤﺴْﻠِﻤ ﹰﺎ ﻭﻤَﺎ ﻜﹶﺎ‬،َ‫ﺇﺒْﺭَﺍﻫﻴﻡ‬
アスバハナー
アラー
アラー
フィトゥラティルイスラーム。ワ
カリマティルイフラース。ワ
117
アラー
ディーニ
ナビーイナー
ヒ
ワ
ムハンマディン
サッラム。ワ
イブラーヒーマ
カーナ
アラー
ハニーファン
サッラッラーフ
ミッラティ
ムスリマン
アライ
アビーナー
ワ
マー
ミナルムシュリキーン。
「私たちはイスラームという天性のもとに、そして純正の
言葉のもとに、そして私たちの預言者ムハンマド(彼にア
ッラーからの祝福と平安あれ)の宗教と、純正なムスリム
で多神教徒ではなかった私たちの祖イブラーヒームの宗教
のもとに朝を迎えました。」
(( ‫ﺤﻤْ ِﺩ ِﻩ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﻠـ ِﻪ َﻭ ﹺﺒ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -91
スブハーナッラーヒ
ワ
ビハムディヒ。
(×100 回)
「アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。」
،ُ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾﻙ‬،ُ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﹶ‬
ُ ‫ )) ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-92
(( ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﻗﹶﺩﻴﺭ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ‬
ラー
イラーハ
イッラッラーフ
118
ワハダフ
ラー
シャ
リーカ
ワ
ラフ。ラフルムルク
アラー
クッリ
ワ
シャイイン
ラフルハムドゥ。ワ
フ
カディール。
(夜を迎え
た時 10 回言う。そうする気力がない時は 1 回言う)
「唯一で並ぶ者無きアッラー以外に崇拝されるべきものは
ありません。主権と讃美はかれにこそ属し、かれは全てに
おいて全能です。」
‫ﻙ‬
ُ ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ ُﻤﻠﹾ‬،ُ‫ﻙ ﻟﻪ‬
َ ‫ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﺸﺭﻴ‬،ُ‫ )) ﻟﹶﺎ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍﷲ‬-93
(( ٌ‫ ﻭ ُﻫ َﻭ ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﻗﹶﺩﻴﺭ‬,‫ﺤﻤْ ُﺩ‬
َ ‫ﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ‬
ラー
イラーハ
リーカ
ワ
イッラッラーフ
ラフ。ラフルムルク
アラー
クッリ
ワ
シャイイン
ワハダフ
ラー
ラフルハムドゥ。ワ
シャ
フ
カディール。
(朝を迎え
た時 100 回言う)
「唯一で並ぶ者無きアッラー以外に崇拝されるべきものは
ありません。主権と讃美はかれにこそ属し、かれは全てに
おいて全能です。
」
119
‫ ﻭ ﹺﺭﻀَـﺎ‬،ِ‫ﺨﻠﹾﻘِـﻪ‬
‫ﻋ َﺩ َﺩ ﹶ‬
َ ،ِ‫ﺤﻤْ ِﺩﻩ‬
َ ‫ﷲ ﻭ ﹺﺒ‬
ِ ‫ﻥ ﺍ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -94
(( ِ‫ﺸ ِﻪ ﻭ ِﻤﺩَﺍ َﺩ ﹶﻜﻠِﻤَﺎﺘﻪ‬
ِ ْ‫ﻋﺭ‬
َ ‫ ﻭَﺯﹺ ﹶﻨ ﹶﺔ‬،ِ‫ﺴﻪ‬
ِ ‫ﹶﻨﻔﹾ‬
スブハーナッラーヒ
ヒ、ワ
リダー
ミダーダ
ワ
ビハムディヒ:アダダ
ナフスィヒ、ワ
ズィナタ
ハルキ
アルシヒ
ワ
カリマーティヒ。
(朝を迎えた時 3 回言う)
「創造物の数だけ、
(アッラー)御自身の御満悦を得るまで、
玉座の装飾の重さだけ、そして御言葉が書かれたインクの
量だけ①私はアッラーを称賛し、アッラーを讃えます。」
،‫ﻁﻴﱢﺒـﺎﹰ‬
‫ ﻭ ﹺﺭﺯْﻗ ﹰﺎ ﹶ‬،‫ﻋﻠﹾﻤ ﹰﺎ ﻨﺎﻓِﻌﺎﹰ‬
ِ ‫ﻙ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠ ُﻬ ﱠﻡ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-95
(( ‫ﻼ ﻤُﺘ ﹶﻘ ﱠﺒﻼﹰ‬
‫ﻭﻋَﻤ ﹰ‬
アッラーフンマ
フィアー。ワ
インニー
リズカン
アスアルカ
タイイバー。ワ
①
イルマン
アマラン
ナー
ム
訳者注:つまりこれらに共通するものは、その数や量の限りな
さである。
120
タカッバラー。
(朝を迎えた時)
「アッラーよ、私はあなたに有益な知識と良い糧、そして
アッラーによって受け入れられる行為を求めます。」
(( ‫ﺏ ﺇﻟﻴ ِﻪ‬
ُ ‫ﷲ ﻭﺃﺘﹸﻭ‬
َ ‫ )) ﺃﺴ ﹶﺘﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍ‬-96
アスタグフィルッラーハ
ワ
アトゥーブ
イライヒ。
(1
日 100 回言う)
「私はアッラーにお赦しを請い、彼に心から悔悟します。」
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ‬
‫ﺕ ِﻤﻥْ ﹶ‬
ِ ‫ﺕ ﺍﻟﻠـ ِﻪ ﺍﻟﺘﱠﺎﻤﱠﺎ‬
ِ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ ﹶﻜ ِﻠﻤَﺎ‬
ُ ‫ )) َﺃ‬-97
(( ‫ﻕ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﹶ‬
‫ﹶ‬
アウーズ
ン
ビカリマーティッラーヒッターンマーティ
シャッリ
マー
ミ
ハラク。
(夜を迎えた時に 3 回言う)
「私は完全なるアッラーの御言葉に、彼がお創りになった
悪からのご加護を求めます。」
(( ‫ﺤ ﱠﻤ ٍﺩ‬
َ ‫ﻋﻠﹶﻰ ﻨﹶﺒ ﱢﻴﻨﹶﺎ ﻤُـ‬
َ ْ‫ﺴﱢﻠﻡ‬
َ ‫ﺼ ﱢل َﻭ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ‬-98
121
‫‪ナビ‬‬
‫‪アラー‬‬
‫‪サッリム‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪サッリ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫)‪ムハンマドゥ。(×10 回‬‬
‫‪ーイナー‬‬
‫‪「アッラーよ、私たちの預言者ムハンマドに祝福と平安を‬‬
‫」。‪与えたまえ‬‬
‫‪28.就寝時のズィクル‬‬
‫ﺤﺩٌ *‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ َﺃ َ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫‪ -99‬ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫ﺍﻟﱠﻠ ُﻪ ﺍﻟﺼﱠ َﻤ ُﺩ * ﹶﻟﻡْ َﻴ ِﻠﺩْ َﻭ ﹶﻟﻡْ ﻴُﻭ ﹶﻟﺩْ * َﻭ ﹶﻟﻡْ َﻴﻜﹸﻥ ﻟﱠ ُﻪ ﹸﻜﻔﹸـﻭًﺍ‬
‫ﺤﺩٌ ﴾‬
‫َﺃ َ‬
‫ﺏ ﺍﻟﹾ ﹶﻔ ﹶﻠﻕِ *‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َﺭ ﱢ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
‫ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ ِ‬
‫ﻕ ِﺇﺫﹶﺍ ﻭَ ﹶﻗﺏَ* َﻭﻤِـﻥ‬
‫ﺴ ٍ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻏﹶﺎ ِ‬
‫ﻕ * َﻭﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﹶ‬
‫ﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﹶ‬
‫ﺴ َﺩ ﴾‬
‫ﺤ َ‬
‫ﺴ ٍﺩ ِﺇﺫﹶﺍ َ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﺤَﺎ ِ‬
‫ﺕ ﻓِﻲ ﺍﻟﹾ ُﻌ ﹶﻘﺩِ * َﻭﻤِﻥ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﺍﻟ ﱠﻨﻔﱠﺎﺜﹶﺎ ِ‬
‫‪122‬‬
*‫ﺱ‬
‫ﺏ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ﹺﻡ ﴿ ﹸﻗلْ َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َﺭ ﱢ‬
‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺭﺤْﻤ ﹺ‬
ِ ‫ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍ‬
‫ﺱ‬
‫ﺱ * ﻤِـﻥ ﺸﹶـ ﱢﺭ ﺍﻟﹾ َﻭﺴْـﻭَﺍ ﹺ‬
‫ﺱ * ﺇِ ﹶﻟﻪِ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﻙ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
ِ ‫َﻤ ِﻠ‬
‫ﻥ‬
َ ‫ﺱ * ﻤِـ‬
‫ﺼﺩُﻭ ﹺﺭ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
ُ ‫ﺱ ﻓِﻲ‬
ُ ‫ﺱ * ﺍﱠﻟﺫِﻱ ُﻴ َﻭﺴْ ﹺﻭ‬
‫ﺨﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟﹾ ﹶ‬
﴾‫ﺱ‬
‫ﺠ ﱠﻨ ِﺔ َﻭ ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟﹾ ﹺ‬
◌ِ
「(ドアーの時にするように)両手を合わせ、そこに息を吹
きかけ、次の言葉を読む。
『ビスミッラーヒッラハマーニッ
ラーヒーム《クル
フワッラーフ
ラーフッサマドゥ
*
ラドゥ
*
ワ
ラム
ラム
アハドゥ
ヤリドゥ
ラム
ア
ッ
ユー
クフワン
アハド》
ビスミッラーヒッラハマーニッラヒーム《クル
アウーズ
ビラッビルファラク
*
ワ
ミン
ヤクッラフ
ワ
*
*
シャッリ
ミン
シャッリ
ガースィキン
123
マー
ハラク
イザー
ワカブ
*
ワ
カドゥ
ミン
*
シャッリンナッファーサーティ
ワ
ミン
シャッリ
フィルウ
ハースィディン
イザ
ー
ハサドゥ》ビスミッラーヒッラハマーニッラヒーム《ク
ル
アウーズ
*
イラーヒンナース
ィルハンナース
ー
ビラッビンナース
*
*
ミン
アッラズィー
スドゥーリンナース
*
*
マリキンナース
シャッリルワスワース
ユワスウィス
ミナルジンナティ
フィ
ワンナ
ース》』それから頭・顔・そこから近い部分から始め、出来
る限りの体の部分をその両手で撫でる。
」
(これを 3 回繰り
返す)
「慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。『言え、
《かれはアッラー、唯一なる御方であられる。* アッラー
は自存され、* 御産みなさらないし、御産れになられたの
でもない。 *かれに比べ得る、何ものもない。
》』
【純正章:
1~4】慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
『言
え、
《梨明の主にご加護を乞い願う。*
のの悪(災難)から、*
*
かれが創られるも
深まる夜の闇の悪(危害)から、
結び目に息を吹きかける(妖術使いの)女たちの悪か
124
‫‪ら、* また,嫉妬する者の嫉妬の悪(災厄)から。》』【黎‬‬
‫‪明章:1~5】慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名におい‬‬
‫、‪て。『言え、《ご加護を乞い願う、人間の主、* 人間の王‬‬
‫。‪人間の神に、* こっそりと忍び込み、囁く者の悪から‬‬
‫*‬
‫‪*それが人間の胸に囁きかける、*ジン(幽精)であろう‬‬
‫】‪と、人間であろうと。》』【人間章:1~6‬‬
‫ﺨ ﹸﺫ ُﻩ‬
‫ﻲ ﺍﻟﹾ ﹶﻘﻴﱡﻭ ُﻡ ﹶﻻ ﹶﺘﺄْ ﹸ‬
‫ﺤﱡ‬
‫‪ ﴿ -100‬ﺍﻟﻠﹼ ُﻪ ﹶﻻ ِﺇﻟﹶـ َﻪ ِﺇ ﱠﻻ ُﻫ َﻭ ﺍﻟﹾ َ‬
‫ﺕ َﻭﻤَﺎ ﻓِﻲ ﺍ َﻷﺭْﺽﹺ ﻤَﻥ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺴ ﹶﻨﺔﹲ ﻭَ ﹶﻻ ﹶﻨﻭْﻡٌ ﻟﱠ ُﻪ ﻤَﺎ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ِ‬
‫ﻥ َﺃﻴْﺩِﻴ ﹺﻬﻡْ َﻭﻤَﺎ‬
‫ﻋﻨﹾ َﺩ ُﻩ ِﺇ ﱠﻻ ﹺﺒ ِﺈﺫﹾ ِﻨ ِﻪ َﻴﻌْ ﹶﻠ ُﻡ ﻤَﺎ َﺒﻴْ َ‬
‫ﺫﹶﺍ ﺍﱠﻟﺫِﻱ َﻴﺸﹾ ﹶﻔ ُﻊ ِ‬
‫ﺴ َﻊ‬
‫ﻋﻠﹾ ِﻤ ِﻪ ِﺇ ﱠﻻ ﹺﺒﻤَﺎ ﺸﹶﺎﺀ َﻭ ِ‬
‫ﺸﻲْﺀٍ ﱢﻤﻥْ ِ‬
‫ﻥ ﺒﹺ ﹶ‬
‫ﺨﻠﹾ ﹶﻔ ُﻬﻡْ ﻭَ ﹶﻻ ُﻴﺤِﻴﻁﹸﻭ َ‬
‫ﹶ‬
‫ﻅ ُﻬﻤَﺎ َﻭ ُﻫ َﻭ‬
‫ﺤﻔﹾ ﹸ‬
‫ﺕ ﻭَﺍ َﻷﺭْﺽَ ﻭَ ﹶﻻ َﻴﺅُﻭ ُﺩ ُﻩ ِ‬
‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺴﻴﱡ ُﻪ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﹸﻜﺭْ ِ‬
‫ﻲ ﺍﻟﹾ َﻌﻅِﻴ ُﻡ﴾‬
‫ﺍﻟﹾ َﻌ ِﻠ ﱡ‬
‫‪125‬‬
『アッラーフ
ラー
ルカイユーム。
イラーハ
ラー
ラー
ナウム。
マー
フィルアルドゥ。
ァウ
インダフ
ー
バイナ
ワ
ラー
イッラー
ラフ
タアフズフ
マー
ユヒートゥーナ
ヒフズフマー。
ワ
ワ
フィッサマーワーティ
ワ
ザッラズィー
ビイズニヒ。
アイディーヒム
ッサマーワーティ
フワルハイユ
スィナトゥン
マン
イッラー
ビマー
イッラー
ワ
マー
ビシャイン
シャー。
ワスィア
ワルアルダ
ワ
ヤシュフ
ヤァラム
マ
ハルファフム。
ミン
イルミヒ
クルスィーユフ
ラー
ヤウードフ
フワルアリーユルアズィーム。』
『アッラー,かれの外に神はなく,永生に自存される御方。
仮眠も熟睡も,かれをとらえることは出来ない。天にあり
地にある全てのものは,かれのものである。かれの許しな
くして,誰がかれの御許で執り成すことが出来ようか。か
れは(人々の)以前のことも以後のことをも知っておられ
る。かれの御意に適ったことの他,彼らはかれの御知識に
就いて,何も会得するところはないのである。かれの玉座
は,全ての天と地を覆って広がり,この 2 つを守って,疲
126
‫。‪れも覚えられない。かれは至高にして至大であられる‬‬
‫』‬
‫‪【雌‬‬
‫】‪牛章:255‬‬
‫‪-101‬‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺴُﻭ ُل ﹺﺒﻤَﺎ ﺃُﻨﺯﹺ َل ﺇِ ﹶﻟﻴْﻪِ ﻤِﻥ ﱠﺭ ﱢﺒ ِﻪ‬
‫﴿ ﺁ َﻤ َ‬
‫ﺴ ِﻠ ِﻪ ﹶﻻ‬
‫ﻥ ﺒﹺﺎﻟﹼﻠ ِﻪ َﻭﻤَﻶﺌِ ﹶﻜﺘِﻪِ َﻭ ﹸﻜ ﹸﺘ ﹺﺒ ِﻪ َﻭ ُﺭ ُ‬
‫ﻥ ﹸﻜ ﱞل ﺁ َﻤ َ‬
‫ﻭَﺍﻟﹾ ُﻤﺅْ ِﻤﻨﹸﻭ َ‬
‫ﻏﻔﹾﺭَﺍ ﹶﻨﻙَ‬
‫ﻁﻌْﻨﹶﺎ ﹸ‬
‫ﺴ ِﻤﻌْﻨﹶﺎ َﻭَﺃ ﹶ‬
‫ﺴ ِﻠ ِﻪ َﻭﻗﹶﺎﻟﹸﻭﺍﹾ َ‬
‫ﻥ َﺃﺤَﺩٍ ﻤﱢﻥ ﱡﺭ ُ‬
‫ﻕ َﺒﻴْ َ‬
‫ﹸﻨ ﹶﻔﺭﱢ ﹸ‬
‫ﻑ ﺍﻟﹼﻠ ُﻪ ﹶﻨﻔﹾﺴًﺎ ِﺇ ﱠﻻ ُﻭﺴْ َﻌﻬَﺎ ﹶﻟﻬَﺎ‬
‫َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﻭَﺇِ ﹶﻟﻴْﻙَ ﺍﻟﹾ َﻤﺼِﻴ ُﺭ * ﹶﻻ ُﻴ ﹶﻜﻠﱢ ﹸ‬
‫ﺨﺫﹾﻨﹶﺎ ﺇِﻥ ﱠﻨﺴِﻴﻨﹶﺎ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻬَﺎ ﻤَﺎ ﺍﻜﹾ ﹶﺘﺴَﺒَﺕﹾ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﹶﻻ ﹸﺘﺅَﺍ ِ‬
‫ﻤَﺎ ﹶﻜﺴَﺒَﺕﹾ َﻭ َ‬
‫َﺃﻭْ َﺃﺨﹾ ﹶ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ ِﺇﺼْﺭًﺍ ﹶﻜﻤَﺎ ﺤَﻤَﻠﹾ ﹶﺘ ُﻪ َ‬
‫ﻁﺄْﻨﹶﺎ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﻭَ ﹶﻻ ﹶﺘﺤْ ِﻤلْ َ‬
‫ﻑ‬
‫ﺤ ﱢﻤﻠﹾﻨﹶﺎ ﻤَﺎ ﹶﻻ ﻁﹶﺎ ﹶﻗ ﹶﺔ ﹶﻟﻨﹶﺎ ﹺﺒ ِﻪ ﻭَﺍﻋْ ﹸ‬
‫ﻥ ﻤِﻥ ﹶﻗﺒْ ِﻠﻨﹶﺎ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﻭَ ﹶﻻ ﹸﺘ َ‬
‫ﺍﱠﻟﺫِﻴ َ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻟﹾ ﹶﻘﻭْ ﹺﻡ‬
‫ﺼﺭْﻨﹶﺎ َ‬
‫ﺕ َﻤﻭْ ﹶﻻﻨﹶﺎ ﻓﹶﺎﻨ ُ‬
‫ﺤﻤْﻨﹶﺂ ﺃَﻨ ﹶ‬
‫ﻋﻨﱠﺎ ﻭَﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﹶﻟﻨﹶﺎ ﻭَﺍﺭْ َ‬
‫َ‬
‫‪127‬‬
﴾‫ﻥ‬
َ ‫ﺍﻟﹾﻜﹶﺎ ِﻓﺭﹺﻴ‬
『アーマナッラスール
ミッラッビヒ
ワ
ルスリヒ。
ラー
ヌファッリク
ワ
ナー
グフラーナカ
ール
*
ラー
カールー
ラハー
マー
ラッバナー
カマー
イン
ワ
ラー
ハマルタフ
ー。
ラッバナー
ラー
ターカタ
グフィル
ワ
ラー
アハディン
ワ
アタァ
ナフサン
カサバトゥ
ラー
イッラ
ワ
アラ
トゥアー
アフタアナー。
アライナー
アラッラズィーナ
ワ
ワ
イライカルマスィ
アウ
タハミル
ラナー
ラナー
ファンスルナー
バイナ
ラッバナー
ナスィーナー
アーマナ
クトゥビヒ
サミァナー
ラッバナー
マクタサバトゥ。
ヒズナー
ワ
ユカッリフッラーフ
ウスアハー。
イライヒ
クッルン
マラーイカティヒ
ミッルスリヒ。
イハー
ウンズィラ
ワルムウミヌーン。
ビッラーヒ
ー
ビマー
ミン
イスラン
カブリナ
トゥハンミルナー
マー
ビヒ。
ワァフ
アンナー
ワルハムナー
アンタ
マウラーナー
アラルカウミルカーフィリーン』
128
ワ
『使徒は、主から下されたものを信じる。信者たちもまた
同じである。
(彼らは)皆、アッラーと天使たち、諸啓典と
使徒たちを信じる。私たちは使徒たちの誰にも差別をつけ
ない(と言う)。また彼らは(祈って)言う。《私たちは、
(教えを)聴き、服従します。主よ、あなたの御赦しを願
います。(私たちの)帰り所はあなたの御許であります。
》
*アッラーは誰にも、その能力以上のものを負わせられな
い。
(人々は)自分の稼いだもので(自分を)益し、その稼
いだもので(自分を)損う。
《主よ、私たちがもし忘れたり、
過ちを犯すことがあっても咎めないで下さい。主よ、私た
ち以前の者に負わされたような重荷を、私たちに負わせな
いで下さい。主よ、私たちの力でかなわないものを,担わ
せないで下さい。私たちの罪障を消滅なされ、私たちを赦
し、私たちに慈悲をおくだし下さい。あなたこそ私たちの
愛護者であられます。不信心の徒に対し、私たちを御助け
下さい。》』【雌牛章:285~286】
،ُ‫ﻙ ﺃﺭْ ﹶﻓﻌُـﻪ‬
َ ‫ َﻭ ﹺﺒ‬،‫ﺠﻨﹾﺒﹺﻲ‬
َ ‫ﺕ‬
‫ﻀﻌْ ﹸ‬
َ ‫ﻙ َﺭﺒﱢﻲ َﻭ‬
َ ‫ )) ﺒﺎﺴْ ِﻤ‬-102
129
،‫ﺴﻠﹾ ﹶﺘﻬَﺎ ﻓﺎﺤْ ﹶﻔﻅﹾﻬَﺎ‬
َ ْ‫ ﻭﺇﻥْ ﺃﺭ‬،‫ﺤﻤْﻬَﺎ‬
َ ْ‫ﺕ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﻓﹶﺎﺭ‬
‫ﺴﻜﹾ ﹶ‬
َ ْ‫ﻓﹶﺈﻥْ ﺃﻤ‬
(( ‫ﻥ‬
َ ‫ﻙ ﺍﻟﺼﱠﺎﻟِﺤﻴ‬
َ ‫ﻋﺒَﺎ َﺩ‬
ِ ‫ﻅ ﹺﺒ ِﻪ‬
‫ﹺﺒﻤَﺎ ﹶﺘﺤْ ﹶﻔ ﹸ‬
ビスミカ
ラッビー
アルファウフ。ファ
ァルハムハー。ワ
ハー、ビマー
ワダァトゥ
イン
ジャンビー、ワ
イン
アムサクタ
タハファズ
アルサルタハー
ビヒ
ナフスィー
ビカ
フ
ファハファズ
イバーダカッサーリヒ
ーン。
「私の主であるあなたの御名において、私は体を横たえま
した。そしてあなたによって起き上がります。ですから、
もしあなたが私の魂を(引き続きこの世に)留め置くとい
うのなら、それにお慈悲をおかけ下さい。そしてもしそれ
を(再び目覚めさせることなく)旅立たせるというのなら、
あなたの敬虔なしもべたちを守るところのものでもって、
それをお守り下さい。」
َ‫ ﹶﻟﻙ‬،‫ﺕ ﹶﺘ َﻭﻓﱠﺎﻫَﺎ‬
‫ﺕ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﻭَﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺨ ﹶﻠﻘﹾ ﹶ‬
‫ﻙ ﹶ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇ ﱠﻨ‬-103
130
ْ‫ ﻭَﺇﻥ‬،‫ ﺇﻥْ ﺃﺤْ َﻴﻴْﺘﹶﻬـﺎ ﻓﹶﺎﺤْ ﹶﻔﻅﹾﻬـﺎ‬،‫َﻤﻤَﺎ ﹸﺘﻬَﺎ َﻭﻤَــﺤْﻴَﺎﻫَﺎ‬
(( ‫ﻙ ﺍﻟﻌَﺎﻓِﻴ ﹶﺔ‬
َ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬،‫ﺃ َﻤ ﱠﺘﻬَﺎ ﻓﹶﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﹶﻟﻬَﺎ‬
アッラーフンマ
アンタ
インナカ
タワッファーハー。ラカ
マハヤーハー。イン
ワ
イン
ーフンマ
ハラクタ
アハヤイタハー
アマッタハー
インニー
ナフスィー
ワ
ママートゥハー
ワ
ファハファズハー。
ファグフィル
ラハー。アッラ
アスアルカルアーフィヤ。
「アッラーよ、あなたこそ私の魂を創造され、そしてそれ
を死なせるお方です。生かすも殺すもあなた次第です。も
し生かして下さるのであれば、それをお守り下さい。もし
御許へ召されるというのであれば、それをお許し下さい。
アッラーよ、私はあなたに庇護を求めます。」
‫ﺙ‬
‫ َﻴﻭْ َﻡ ﹶﺘﺒْ َﻌ ﹸ‬،َ‫ﻋﺫﹶﺍ َﺒﻙ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ِﻗﻨِﻲ‬-104
(( ‫ﻙ‬
َ ‫ﻋﺒَﺎ َﺩ‬
ِ
131
アッラーフンマ
キニー
アザーバカ
ヤウマ
タブアス
イバーダク(×3 回)
「アッラーよ、あなたのしもべが蘇らされるその日、私を
あなたの罰からお守り下さい。」
(( ‫ﺕ ﻭَﺃﺤْﻴَﺎ‬
‫ﻙ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻤُﻭ ﹸ‬
َ ‫ )) ﺒﹺﺎﺴْ ِﻤ‬-105
ビスミカッラーフンマ
アムートゥ
ワ
アハヤー。
「アッラーよ、あなたの御名において私は死に、そして生
きます。」
‫ﷲ‬
ُ ‫ ﻭَﺍ‬، ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠــ ِﻪ‬
َ ‫ ﻭَﺍﻟــ‬، ‫ﻥ ﺍﻟﻠـ ِﻪ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -106
(( ‫ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ‬
スブハーナッラー(×33 回)
。ワルハムドゥ
33 回)
。ワッラーフ
リッラー(×
アクバル(×34 回)。
「アッラーに称えあれ(33 回)。アッラーにこそ全ての賞
讃あれ(33 回)。アッラーは偉大なり(34 回)。」
132
‫ﺏ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺴﱠــﺒْﻊﹺ‪ ،‬ﻭ َﺭ ﱠ‬
‫ﺴﻤَـــﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﱠ‬
‫‪ )) -107‬ﺍﻟﱠﻠﻬُــ ﱠﻡ َﺭ ﱠ‬
‫ﺏ ﹸﻜلﱢ ﺸﹸﻲﺀٍ‪،‬‬
‫ﺵ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡﹺ‪َ ،‬ﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﻭ َﺭ ﱠ‬
‫ﺏ ﺍﻟ َﻌﺭْ ﹺ‬
‫ﺍﻷﺭْﺽﹺ‪ ،‬ﻭ َﺭ ﱠ‬
‫ﺏ ﻭﺍﻟﻨﱠـﻭَﻯ‪َ ،‬ﻭ ُﻤﻨﹾـﺯﹺ َل ﺍﻟﺘﱠـﻭْﺭَﺍ ِﺓ ﻭﺍﻹﻨﹾﺠﹺﻴـ ﹺل‬
‫ﺤ ﱢ‬
‫ﻕ ﺍﻟ َ‬
‫ﻓﺎ ِﻟ ﹶ‬
‫ﺕ ﺁﺨِـﺫﹲ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶـﻲﺀٍ ﺃﻨﹾـ ﹶ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﻭﺍﻟ ﹸﻔﺭْﻗﹶﺎﻥﹺ‪ ،‬ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﺕ‬
‫ﺕ ﺍﻷﻭﱠ ُل ﹶﻓ ﹶﻠﻴْﺱَ ﹶﻗﺒْ ﹶﻠﻙَ ﺸﹶﻲﺀٌ‪ ،‬ﻭﺃﻨﹾـ ﹶ‬
‫ﹺﺒﻨﹶﺎﺼِﻴﺘﻪِ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻙ‬
‫ﺕ ﺍﻟﻅﱠﺎ ِﻫ ُﺭ ﹶﻓ ﹶﻠﻴْﺱَ ﹶﻓﻭْﻗﹶـ َ‬
‫ﻙ ﺸﹶﻲﺀٌ‪ ،‬ﻭﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺨ ُﺭ ﹶﻓ ﹶﻠﻴْﺱَ َﺒﻌْ َﺩ َ‬
‫ﺍﻵ ِ‬
‫ﻋﻨﱠـﺎ‬
‫ﺽ َ‬
‫ﻥ ﹶﻓ ﹶﻠﻴْﺱَ ﺩُﻭ ﹶﻨﻙَ ﺸﹶﻲﺀٌ‪ ،‬ﺍﻗﹾ ﹺ‬
‫ﻁُ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺒَﺎ ِ‬
‫ﺸﹶﻲﺀٌ‪ ،‬ﻭﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﹶﻔﻘﹾﺭ ِ((‬
‫ﺍﻟ ﱠﺩﻴْﻥَ‪َ ،‬ﻭَﺃﻏﹾ ِﻨﻨﹶﺎ ِﻤ َ‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ラッバッサマーワーティッサブイ‬‬
‫‪ラッバルアルシルアズィーム。ラ‬‬
‫‪133‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ラッバルアルディ‬‬
ッバナー
ッビ
ワ
ラッバ
クッリ
ワンナワー、ワ
シャイ。ファーリカルハ
ムンズィラッタウラーティ
インジーリ、ワルフルカーン。アウーズ
ャッリ
クッリ
シャイイン
アンタ
ビカ
ミン
ワル
アーヒズン
シ
ビナ
ースィヤティヒ。アッラーフンマ
アンタルアウワル
フ
ァライサ
カブラカ
シャイ。ワ
アンタルアーヒル
フ
ァライサ
バァダカ
シャイ。ワ
アンタッザーヒル
フ
ァライサ
ファウカカ
ファライサ
イナ
ワ
シャイ。ワ
ドゥーナカ
アグニナー
アンタルバーティヌ
シャイ。イクディ
アンナッダ
ミナルファクル。
「アッラーよ、7 層の天の主、大地の主、偉大なる玉座の
主よ、私たちの主、万物の主、実と芽を芽吹かせるお方、
タウラート(トーラー)とインジール(福音)とクルアー
ンを下したお方よ、私はあなたに全ての物の悪からのご加
護を求めます。あなたはそれらのものの前頭部をお掴みに
なられるお方です。アッラーよ、あなたは過去の永遠から
存在されたお方で、あなたの前には何も存在しません。あ
なたは未来の永劫にかけて存在されるお方で、あなたの後
134
には何も存在しません。あなたは最も高きにおられるお方
で、あなたの上には何も存在しません。あなたは最も近く
におられるお方で、あなたより近くには何も存在しません。
私たちの負債を返済させ、貧困を取り除いて下さい。」
،‫ﺤـﻤْ ُﺩ ﻟﻠـ ِﻪ ﺍﻟﱠـﺫِﻱ ﺃﻁﹾﻌَﻤَﻨﹶـﺎ ﻭﺴَـﻘﹶﺎﻨﹶﺎ‬
َ ‫ )) ﺍﻟ‬-108
(( ‫ﻱ‬
َ ‫ﻲ ﹶﻟ ُﻪ ﻭَﻻ ُﻤﺅْ ﹺﻭ‬
َ ‫ ﻭﺁﻭَﺍﻨﺎ؛ ﹶﻓ ﹶﻜﻡْ ِﻤ ﱠﻤﻥْ ﻻ ﻜﹶﺎ ِﻓ‬،‫ﻭ ﹶﻜﻔﹶﺎﻨﹶﺎ‬
アルハムドゥリッラーヒッラズィー
アトゥアマナー
サカーナー、ワ
アーワーナー。ファ
カム
カファーナー、ワ
ミンマッラー
カーフィヤ
ラフ
ワ
ラー
ワ
ムウ
ウィー。
「私たちを食べさせ、飲ませ、満足させ、保護されるアッ
ラーに賞賛あれ。満足することなく、保護され安らぐ場所
もない者たちも山ほどいるというのに。」
َ‫ ﻓﹶـﺎﻁِﺭ‬،ِ‫ﺏ ﻭﺍﻟﺸﱠـﻬَﺎ َﺩﺓ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻋَﺎﻟِـ َﻡ ﺍﻟ ﹶﻐﻴْـ ﹺ‬-109
135
‫ ﺃﺸﹾـ َﻬ ُﺩ‬،ُ‫ﺏ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﻭ َﻤ ﹶﻠﻴْ ﹶﻜﻪ‬
‫ َﺭ ﱠ‬،‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْﺽﹺ‬
ِ ‫ﺴﻤَـﺎﻭَﺍ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺸ ﱢﺭ‬
‫ ﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬،‫ﺸ ﱢﺭ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
َ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ‬
ُ ‫ ﺃ‬،‫ﺃﻥْ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾﺕﹶ‬
ْ‫ ﺃﻭ‬،‫ﻋﻠﹶﻰ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﺴُﻭﺀﺍﹰ‬
َ ‫ﻑ‬
‫ ﻭﺃﻥْ ﺃﻗﹾ ﹶﺘﺭﹺ ﹶ‬،ِ‫ﺸﺭْ ِﻜﻪ‬
ِ ‫ﻥ َﻭ‬
‫ﺸﻴْﻁﹶﺎ ﹺ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
. (( ‫ﺠﺭﱠ ُﻩ ﺇﻟﹶﻰ ُﻤﺴْ ِﻠ ﹴﻡ‬
ُ ‫َﺃ‬
アッラーフンマ
アーリマルガイビ
ファーティラッサマーワーティ
クッリ
シャイイン
ッラー
イラーハ
ミン
シャッリ
イターニ
ー
ワ
ナフスィー
ワ
ワッシャハーダ。
ワルアルドゥ。ラッバ
マリーカフ。アシュハドゥ
イッラー
アントゥ。アウーズ
ナフスィー。ワ
シルキヒ。ワ
アン
スーアン、アウ
ミン
ア
ビカ
シャッリッシャ
アクタリファ
アジュッラフ
アラ
イラー
ムスリム。
「アッラーよ、不可視なる世界と可視なる世界を知るお方
よ、天地の創造主よ、万物の主・支配者よ、私はあなた以
136
外に神はないことを証言します。そして自分自身の悪、シ
ャイターンとシルク①の悪から、あなたにご加護を求めます。
そして自分自身を害すること、或いは誰か他のムスリムを
害することからの庇護をあなたに求めます。」
‫ ﴿ ﺁﻟﻡ * ﺘﻨﺯﻴل ﺍﻟﻜﺘﺎﺏ ﴾ ﻭ ﴿ ﺘﺒﺎﺭﻙ ﺍﻟﺫﻱ‬-110
﴾ ‫ﺒﻴﺩﻩ ﺍﻟﻤﻠﻙ‬
アッサジダ章(平伏礼章)とアルムルク章(大権章)を
読む。
‫ﺕ ﺃﻤْﺭﹺﻱ‬
‫ َﻭ ﹶﻓﻭﱠﻀْ ﹸ‬،َ‫ﺕ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ ﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﺴْ ﹶﻠﻤْ ﹸ‬-111
،َ‫ﻅﻬْـﺭﹺﻱ ﺇ ﹶﻟﻴْـﻙ‬
‫ﺕ ﹶ‬
‫ ﻭﺃﻟﹾﺠَﺄ ﹸ‬،َ‫ﺕ َﻭﺠْﻬﹺﻲ ﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
‫ﺠﻬْ ﹸ‬
‫ َﻭ َﻭ ﱠ‬،َ‫ﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
،َ‫ﻙ ﺇ ﱠﻻ ﺇ ﹶﻟﻴْـﻙ‬
َ ‫ ﻻ َﻤﻠﹾﺠَﺄ ﻭَﻻ َﻤﻨﹾﺠَﺎ ِﻤﻨﹾ‬،َ‫َﺭﻏﹾ َﺒ ﹰﺔ ﻭ َﺭﻫْ َﺒ ﹰﺔ ﺇ ﹶﻟﻴْﻙ‬
①
訳者注:シルクとは、信仰やイバーダ(崇拝行為)において、
アッラーに他の何ものかを並置すること。
137
(( ‫ﺕ‬
‫ﺴﻠﹾ ﹶ‬
َ ْ‫ﻙ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﺃﺭ‬
َ ‫ َﻭ ﹺﺒﻨﹶﺒ ﱢﻴ‬،‫ﻙ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﺃﻨﹾ َﺯﻟﹾﺕﹶ‬
َ ‫ﺕ ﹺﺒ ِﻜﺘﹶﺎ ﹺﺒ‬
‫ﺁ َﻤﻨﹾ ﹸ‬
アッラーフンマ
ワ
アスラムトゥ
ファウワドゥトゥ
ナフスィー
アムリー
ャハトゥ
ワジュヒー
ザハリー
イライク。ラグバタン
イク。ラー
イッラー
ィー
ワ
ラー
イライク。アーマントゥ
アンザルトゥ。
イライク。ワ
イライク。ワ
マルジャア
ワ
イライク。
ワ
ワッジ
アルジャアトゥ
ラハバタン
マンジャー
イラ
ミンカ
ビキタービカッラズ
ビナビーイカッラズィー
ア
ルサルトゥ。
「アッラーよ、私は我が身をあなたに帰依させ、私のこと
をあなたに委ねました。そして私の顔をあなたに向け、私
の背中をあなたの庇護の御許に置きます。あなたを望み、
あなたを畏れて①。あなたからの避難所も救済もあなたのも
と以外にはありません。私はあなたが下したあなたの啓典
と、あなたが遣わしたあなたの預言者を信じます。」
①
つまりアッラーの報奨を望み、かれのお怒りや懲罰を恐
れること。
138
‫‪29.夜に寝返りを打った時のドアー‬‬
‫ﺏ‬
‫ﷲ ﺍﻟﻭَﺍﺤِــ ُﺩ ﺍﻟ ﹶﻘﻬﱠــﺎﺭُ‪ ،‬ﺭ ﱡ‬
‫‪ )) -112‬ﻻ ﺇﻟﹶــﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ ُ‬
‫ﺽ َﻭﻤَﺎ َﺒﻴْ ﹶﻨ ُﻬﻤَﺎ ﺍﻟ َﻌ ﹺﺯﻴْ ُﺯ ﺍﻟ ﹶﻐﻔﱠﺎ ُﺭ ((‬
‫ﺕ ﻭﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ﺴﻤَـﺎﻭَﺍ ِ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
‫‪イッラッラーフルワーヒドゥルカッハー‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ワルアルディ‬‬
‫‪イラーハ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ル、ラッブッサマーワーティ‬‬
‫。‪バイナフマルアズィーズルガッファール‬‬
‫。‪「唯一者で支配者であるアッラーの他に神はありません‬‬
‫」。‪天地とその間にあるものの主、威光高く許し深いお方よ‬‬
‫‪30.睡眠時の恐怖や寂しさを感じた時の‬‬
‫‪ドアー‬‬
‫ﻏﻀَﺒﹺﻪِ‬
‫‪َ )) -113‬ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﹺ ﹶﻜﻠِﻤَـﺎﺕِ ﺍﻟﻠـ ِﻪ ﺍﻟﺘﱠﺎﻤﱠﺎﺕِ‪ِ ،‬ﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺸﱠـﻴَﺎﻁِﻴﻥﹺ‪ ،‬ﻭﺃﻥْ‬
‫ﻋﺒَﺎ ِﺩﻩِ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ َﻫ َﻤﺯَﺍ ِ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ِ‬
‫ﻭَﻋِﻘﹶﺎ ﹺﺒﻪِ‪ ،‬ﻭ ﹶ‬
‫‪139‬‬
(( ‫ﻥ‬
‫ﻀﺭُﻭ ﹺ‬
ُ ْ‫َﻴﺤ‬
アウーズ
ン
ビカリマーティッラーヒッターンマーティ
ガダビヒ
ィヒ。ワ
アン
ワ
ミン
イカービヒ。ワ
シャッリ
ミ
イバーデ
ハマザーティッシャヤーティーニ
ワ
ヤハドゥルーン。
「私はアッラーの完璧な御言葉をもって、彼の怒り、懲罰、
彼のしもべのもたらす悪、シャイターンの囁き、そしてシ
ャイターンが私のもとへやって来ることからのご加護を求
めます。」
31.良い夢や悪夢を見た時にすること
114-高潔な夢はアッラーから、悪い夢は悪魔からのも
のである。喜ばしい夢を見たら愛する人にだけ話すべきで
ある。
悪い夢を見たときには次のようにする。
「左側に息を吹きかける。(×3 回)」
140
‫‪「シャイターンと見た悪夢からのアッラーのご加護を求め‬‬
‫‪ミナッシャイターニッラジー‬‬
‫‪ビッラーヒ‬‬
‫‪る(「アウーズ‬‬
‫‪ム(呪われるべきシャイターンからアッラーの御加護を求‬‬
‫」。)‪めます)」と 3 回言う‬‬
‫」。‪「そしてそれまでとは逆の方を向いて寝る‬‬
‫」。‪「その内容は誰にも話さない‬‬
‫」。‪115-「もし望むならば、礼拝のために起き上がる‬‬
‫‪32.ウィトルの礼拝時のクヌートのドアー‬‬
‫‪ )) -116‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻫْ ِﺩﻨِﻲ ِﻓﻴْ َﻤﻥْ َﻫ َﺩﻴْﺕﹶ‪ ،‬ﻭﻋَﺎ ِﻓﻨِﻲ ِﻓﻴْ َﻤﻥْ‬
‫ﻁﻴْﺕﹶ‪،‬‬
‫ﻋَﺎ ﹶﻓﻴْﺕﹶ‪ ،‬ﻭﺘﹶﻭﱠﻟﻨِﻲ ِﻓﻴْ َﻤﻥْ ﹶﺘ َﻭﱠﻟﻴْﺕﹶ‪َ ،‬ﻭﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟِﻲ ِﻓﻴْﻤَﺎ ﺃﻋْ ﹶ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻙَ‪،‬‬
‫ﻙ ﹶﺘﻘﹾﻀِﻲ ﻭَﻻ ُﻴﻘﹾﻀَﻰ َ‬
‫ﻀﻴْﺕﹶ؛ ﻓﹶﺈ ﱠﻨ َ‬
‫ﺸ ﱠﺭ ﻤَﺎ ﹶﻗ َ‬
‫ﻭ ِﻗﻨِﻲ ﹶ‬
‫ﺕ‬
‫ﺕ[‪ ،‬ﹶﺘﺒَﺎﺭَﻜﹾ ﹶ‬
‫ﺇﻨﱠ ُﻪ ﻻ َﻴ ِﺫ ﱡل َﻤﻥْ ﻭَﺍ ﹶﻟﻴْﺕﹶ‪] ،‬ﻭَﻻ َﻴ ِﻌ ﱡﺯ َﻤﻥْ ﻋَﺎﺩَﻴْ ﹶ‬
‫‪141‬‬
. (( ‫ﺕ‬
‫َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ َﻭ ﹶﺘﻌَﺎ ﹶﻟﻴْ ﹶ‬
アッラーフンマハディニー
フィーマン
アーフィニー
アーファイトゥ。ワ
ラニー
ー
マー
フィーマン
フィーマン
フィーマー
タワッライトゥ。ワ
アァタイトゥ。ワ
カダイトゥ。ファインナカ
ユクダー
アライク。インナフ
ワーライトゥ。(ワ
ゥ)タバーラクタ
ハダイトゥ。ワ
ラー
ワ
リ
シャッラ
タクディー
ヤイッズ
ラッバナー
バーリク
キニー
ラー
タワッ
ワ
ラー
ヤズィッル
マン
マン
アーダイト
タアーライトゥ。
「アッラーよ、あなたが導かれた者の中に私を導いて下さ
い。あなたが護った者の中で私を護って下さい。あなたが
その諸事を引き受けられた者の中で、私の諸事をお引き受
け下さい。そしてあなたが与えて下さったものにおいて私
を祝福して下さい。そしてあなたが運命付けた悪から私を
御護り下さい。あなたこそが判決を下されるお方で、判決
される者ではありません。あなたは、あなたが保護された
者を辱めることはありません。
(そしてあなたから敵対され
142
た者は、権勢を得ることはありません)私たちの主よ、あ
なたは祝福に溢れた崇高なお方です。」
،َ‫ﻁﻙ‬
ِ‫ﺨ‬
‫ﺴﹶ‬
َ ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ ﹺﺭﻀَﺎ‬
ُ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃ‬-117
‫ ﻻ ُﺃﺤْﺼِﻲ‬،َ‫ﻙ ِﻤﻨﹾﻙ‬
َ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ‬
ُ ‫ ﻭَﺃ‬،َ‫ﻋﻘﹸﻭ َﺒ ِﺘﻙ‬
ُ ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫َﻭ ﹺﺒ ُﻤﻌَﺎﻓﹶﺎ ِﺘ‬
. (( َ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻙ‬
َ ‫ﺕ‬
‫ﺕ ﹶﻜﻤَﺎ ﺃﺜﹾ ﹶﻨﻴْ ﹶ‬
‫ ﺃﻨﹾ ﹶ‬،َ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻙ‬
َ ‫ﹶﺜﻨﹶﺎ ًﺀ‬
アッラーフンマ
インニー
アウーズ
サハティク。ワ
ビムアーファーティカ
ティク。ワ
アウーズ
サナーアン
アライカ、アンタ
ラー
ビカ
ビリダーカ
ミン
ミンク。ラー
カマー
ミン
ウクーバ
ウフスィー
アスナイタ
ア
ナフスィク。
「アッラーよ、私はあなたのご満悦によってあなたのお怒
りからの、そしてあなたの寛容さによってあなたの懲罰か
らの、あなたによる、あなたからのご加護を求めます。私
たちはあなたが御自身を讃美されたようにあなたを讃美す
ることはできません。」
143
‫ﺠﺩُ‪ ،‬ﻭَﺇ ﹶﻟﻴْﻙَ‬
‫ﺼﻠﱢﻲ َﻭ ﹶﻨﺴْ ُ‬
‫ﻙ ﹶﻨﻌْ ُﺒﺩُ‪ ،‬ﻭ ﹶﻟﻙَ ﹸﻨ َ‬
‫‪ )) -118‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻴﱠﺎ َ‬
‫ﻥ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ َﺒﻙَ‪ ،‬ﺇ ﱠ‬
‫ﺸﻰ َ‬
‫ﹶﻨﺴْﻌَﻰ َﻭ ﹶﻨﺤْ ِﻔﺩُ‪ ،‬ﹶﻨﺭْﺠُﻭ َﺭﺤْ َﻤ ﹶﺘﻙَ‪ ،‬ﻭ ﹶﻨﺨﹾ ﹶ‬
‫ﺤﻕﹲ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱠﺎ ﹶﻨﺴْ ﹶﺘﻌِﻴ ﹸﻨﻙَ‪،‬‬
‫ﻥ ُﻤﻠﹾ َ‬
‫ﻙ ﺒﺎﻟﻜﹶﺎﻓِﺭﻴْ َ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ َﺒ َ‬
‫َ‬
‫ﻥ‬
‫ﺨﻴْﺭَ‪ ،‬ﻭَﻻ ﹶﻨﻜﹾ ﹸﻔ ُﺭﻙَ‪َ ،‬ﻭ ﹸﻨﺅْ ِﻤ ُ‬
‫ﻭ ﹶﻨﺴْ ﹶﺘﻐﹾ ِﻔ ُﺭﻙَ‪َ ،‬ﻭ ﹸﻨﺜﹾﻨِﻲ ﻋَ ﹶﻠﻴْﻙَ ﺍﻟـ ﹶ‬
‫ﻙ (( ‪.‬‬
‫ﻀ ُﻊ ﹶﻟﻙَ‪ ،‬ﻭَﻨﺨﹾ ﹶﻠ ُﻊ َﻤﻥْ َﻴﻜﹾ ﹸﻔ ُﺭ َ‬
‫ﹺﺒﻙَ‪ ،‬ﻭَﻨﺨﹾ َ‬
‫‪ヌ‬‬
‫‪ナァブドゥ。ワ‬‬
‫‪ラカ‬‬
‫‪ナスアー‬‬
‫‪ナフシ‬‬
‫‪イライカ‬‬
‫‪ナスタイー‬‬
‫‪アライカル‬‬
‫‪ヌスニー‬‬
‫‪ヌウミヌ‬‬
‫。‪ヤクフルク‬‬
‫‪サッリー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ナハフィドゥ。ナルジュー‬‬
‫‪アザーバカ‬‬
‫‪インナー‬‬
‫‪ビカ、ワ‬‬
‫‪イーヤーカ‬‬
‫‪ナスジュドゥ。ワ‬‬
‫‪ラハマタカ、ワ‬‬
‫‪ビルカーフィリ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪アザーバク。インナ‬‬
‫‪ャー‬‬
‫‪ムルハク。アッラーフンマ‬‬
‫‪ーナ‬‬
‫‪ナスタグフィルク。ワ‬‬
‫‪ナクフルク。ワ‬‬
‫‪マン‬‬
‫‪ナフラウ‬‬
‫‪144‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ヌカ、ワ‬‬
‫‪ハイラ、ワ‬‬
‫‪ラク。ワ‬‬
‫‪ナフダウ‬‬
「アッラーよ、あなたを私たちは崇拝し、あなたに祈り跪
き、あなたへと向かって奔走し奉仕し、あなたのご慈悲を
願い、あなたの懲罰を怖れます。あなたの懲罰は必ずや不
信仰者たちに降りかかります。アッラーよ、私たちはあな
たにご援助とお赦しを求めます。そしてあなたをよく讃美
し、あなたへの不信仰には陥りません。私たちはあなたを
信仰します。私たちはあなたに服従し、あなたを信仰しな
い者から背き去ります。」
33.ウィトルの礼拝のサラーム後のズィクル
ِ‫ﺏ ﺍﻟـﻤَﻼﺌِ ﹶﻜﺔ‬
‫ﺱ (( )) َﺭ ﱢ‬
‫ﻙ ﺍﻟ ﹸﻘﺩﱡﻭ ﹺ‬
ِ ‫ﻥ ﺍﻟ َﻤ ِﻠ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -119
(( ‫ﺡ‬
‫ﻭﺍﻟﺭﱡﻭ ﹺ‬
スブハーナルマリキルクッドゥース(×3 回)
(3 回目は声
に出して言い、次の言葉を付け足す。
)ラッビルマラーイカ
ティ
ワッルーフ。
「聖なる王者に称えあれ(3 回目には「天使たちとジブリ
145
‫」。)‪ールの主」と付け足す‬‬
‫‪34.苦悩と悲しみの際のドアー‬‬
‫ﻥ ﺃ َﻤ ِﺘﻙَ‪،‬‬
‫ﻥ ﻋَﺒ ِﺩﻙَ‪ ،‬ﺍﺒْ ُ‬
‫ﻋﺒْ ُﺩﻙَ‪ ،‬ﺍﺒْ ُ‬
‫‪ )) -120‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َ‬
‫ﻲ ﹶﻗﻀَﺎ ُﺅﻙَ‪،‬‬
‫ﻋﺩْلٌ ِﻓ ﱠ‬
‫ﺤﻜﹾ ُﻤﻙَ‪َ ،‬‬
‫ﻲ ُ‬
‫ﺽ ِﻓ ﱠ‬
‫ﺼﻴَﺘﻲ ﹺﺒ َﻴ ِﺩﻙَ‪ ،‬ﻤَﺎ ﹴ‬
‫ﻨﹶﺎ ِ‬
‫ﺕ ﺒ ِﻪ ﹶﻨﻔﹾﺴَﻙَ‪ ،‬ﺃﻭْ ﺃﻨﹾ َﺯﻟﹾ ﹶﺘ ُﻪ ﻓِﻲ‬
‫ﺃﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ﹺﺒ ﹸﻜلﱢ ﺍﺴْ ﹴﻡ ُﻫ َﻭ ﹶﻟﻙَ‪ ،‬ﺴَ ﱠﻤﻴْ ﹶ‬
‫ﺕ ﹺﺒ ِﻪ ﻓِﻲ‬
‫ﺨﻠﹾ ِﻘﻙَ‪ ،‬ﺃ ﹺﻭ ﺍﺴْﺘﺄ ﹶﺜﺭْ ﹶ‬
‫ﻋﻠﱠﻤْ ﹶﺘ ُﻪ ﺃﺤَﺩﹰﺍ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ِﻜﺘﹶﺎ ﹺﺒﻙَ‪ ،‬ﺃﻭْ َ‬
‫ﻥ َﺭ ﹺﺒﻴْ َﻊ ﻗﹶﻠﺒﹺﻲ‪َ ،‬ﻭﻨﹸﻭ َﺭ‬
‫ﻋﻨﹾ َﺩﻙَ‪ ،‬ﺃﻥْ ﹶﺘﺠْﻌَ َل ﺍﻟ ﹸﻘﺭْﺁ َ‬
‫ﻋﻠﹾ ﹺﻡ ﺍﻟ ﹶﻐﻴْﺏﹺ ِ‬
‫ِ‬
‫ﺤﺯْﻨِﻲ‪َ ،‬ﻭ ﹶﺫﻫَﺎ َ‬
‫ﺼﺩْﺭﹺﻱ‪ ،‬ﻭﺠَﻼ َﺀ ُ‬
‫ﺏ َﻫﻤﱢﻲ (( ‪.‬‬
‫َ‬
‫‪アブドゥク。イブヌ‬‬
‫‪アブデ‬‬
‫‪ビヤディ‬‬
‫‪フィ‬‬
‫‪インニー‬‬
‫‪アマティク。ナースィヤティー‬‬
‫‪フクムカ、アドゥルン‬‬
‫‪146‬‬
‫‪フィーヤ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ィク。イブヌ‬‬
‫‪ク。マーディン‬‬
ーヤ
カダーウク。アスアルカ
ラク。サンマイタ
フィー
ン
ビヒ
ビクッリスミン
キタービク。アウ
ナフサク。アウ
アッラムタフ
ハルキク。アウィスタアサルタ
ミルガイビ
ラビーア
ラーア
インダク。アン
カルビー。ワ
フズニー。ワ
ビヒ
フワ
アンザルタフ
アハダン
フィー
ミ
イル
タジュアラルクルアーナ
ヌーラ
ザハーバ
サドゥリー。ワ
ジャ
ハンミー。
「アッラーよ、私はあなたのしもべです。あなたの男のし
もべの息子で、あなたの女のしもべの息子です。私の前頭
部①はあなたの御手に委ねられています。あなたの私に対す
る裁定は既に成され、私に関するあなたの判決は公正です。
私はあなたが自らそう名付けられた、あるいはあなたの啓
典の中で下された、あるいはあなたがあなたの創造物に教
えられた、あるいはあなたがそれでもって不可視なる知識
を占有されていることを示した全ての御名において、クル
アーンを私の心の春とし、私の胸中の光とし、私の悲しみ
①
校閲者注:前頭部には大脳の部位の一つである前頭葉がある。
前頭葉は思考、判断などの精神作用において重要な働きを営む。
147
や不安を取り除くものとして下さい。」
،‫ﺤ َﺯﻥﹺ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟ َﻬ ﱢﻡ ﻭﺍﻟ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬-121
ِ‫ﻏ ﹶﻠﺒَﺔ‬
‫ﻥﻭﹶ‬
‫ ﻭﻀَ ﹶﻠﻊﹺ ﺍﻟ ﱠﺩﻴْ ﹺ‬،‫ﺠﺒْﻥﹺ‬
ُ ‫ ﻭﺍﻟ ُﺒﺨﹾ ﹺل ﻭﺍﻟ‬،‫ﺴلﹺ‬
َ ‫ﻭﺍﻟ َﻌﺠْ ﹺﺯ ﻭﺍﻟ ﹶﻜ‬
. (( ‫ﺍﻟ ﱢﺭﺠَﺎ ﹺل‬
アッラーフンマ
インニー
アウーズ
ミ
ワルハザン。ワルアジュズィ
リ
ワルジュブン。ワ
ビカ
ミナルハン
ワルカサル。ワルブフ
ダライッダイニ
ワ
ガラバティ
ッリジャール。
「アッラーよ、苦悩と悲しみから、無能と怠惰から、吝嗇
と臆病から、借金の重みと男たちの圧制からのご加護を求
めます」
35.心配を除去するドアー
‫ﷲ‬
ُ ‫ ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬،ُ‫ﺤﻠِﻴﻡ‬
َ ‫ﷲ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴ ُﻡ ﺍﻟ‬
ُ ‫ )) ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-122
148
‫ﺏ‬
‫ َﻭ َﺭ ﱡ‬،ِ‫ﺴﻤَﺎﻭَﺍﺕ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﷲ َﺭ ﱡ‬
ُ ‫ ﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇﻻ ﺍ‬،ُ‫ﺵ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡ‬
‫ﺏ ﺍﻟ َﻌﺭْ ﹺ‬
‫َﺭ ﱡ‬
. (( ‫ﺵ ﺍﻟﻜﹶﺭﻴْ ﹺﻡ‬
‫ﺏ ﺍﻟ َﻌﺭْ ﹺ‬
‫ﺽ َﻭ َﺭ ﱡ‬
‫ﺍﻷﺭْ ﹺ‬
ラー
イラーハ
イッラッラーフルアズィームルハリーム。
ラー
イラーハ
イッラッラーフ
ィーム。ラー
ーワーティ
イラーハ
ワ
ラッブルアルシルアズ
イッラッラーフ
ラッブルアルディ
ワ
ラッブッサマ
ラッブルアルシ
ルカリーム。
「偉大かつ寛大なアッラー以外に神はなく、偉大なる玉座
の主であるアッラー以外に神はなく、天地の主・貴い玉座
の主アッラーの他に神はいません。」
‫ ﻓﹶﻼ ﹶﺘﻜِﻠﻨﻲ ﺇﻟﹶﻰ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺭَﺤْﻤَ ﹶﺘﻙَ ﺃﺭْﺠُﻭ‬-123
(( ‫ﺕ‬
‫ ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬،ُ‫ﺸﺄْﻨِﻲ ﹸﻜﱠﻠﻪ‬
‫ َﻭَﺃﺼْ ِﻠﺢْ ﻟِﻲ ﹶ‬،‫ﻋﻴْﻥﹴ‬
َ ‫ﻁﺭْ ﹶﻓ ﹶﺔ‬
‫ﹶ‬
アッラーフンマ
キルニー
イラー
ラハマタカ
ナフスィー
149
アルジュー
タルファタ
ファラー
タ
アイン。ワ
アスリフ
リー
シャアニー
イッラー
アントゥ。
クッラフ。ラー
イラーハ
「アッラーよ、あなたのご慈悲を願います。私を一瞬たり
とも見捨てないで下さい。私に関すること全てを正してく
ださい。あなた以外に神はいません。」
‫ﻥ‬
َ ‫ﺕ ِﻤ‬
‫ ِﺇﻨﱢﻲ ﹸﻜﻨﹾ ﹸ‬،َ‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙ‬
ُ ‫ﺕ‬
‫ )) ﻻ ِﺇﻟﹶﻪ ِﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬-124
(( ‫ﻥ‬
َ ‫ﺍﻟﻅﱠﺎﻟِﻤﻴ‬
ラー
イラーハ
イッラー
アンタ
スブハーナカ
ニー
クントゥ
ミナッザーリミーン。
イン
「あなた以外に神はいません。あなたに称えあれ。私は本
当に罪悪者の類でした。」
(( ‫ﺸﻴْﺌ ﹰﺎ‬
‫ﻙ ﺒ ِﻪ ﹶ‬
ُ ‫ﷲ َﺭﺒﱢﻲ ﻻ ﺃُﺸﹾ ﹺﺭ‬
ُ ‫ﷲﺍ‬
ُ ‫ )) ﺍ‬-125
アッラーフ
ビヒ
アッラーフ
ラッビー
ラー
ウシュリク
シャイアー。
「アッラー、アッラーこそ私の主、私はかれに何ものも並
150
べて拝しません。
」
36.敵や権力者に会う時のドアー
ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ ﻭ ﹶﻨﻌُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،ْ‫ﺤﻭْ ﹺﺭ ِﻫﻡ‬
ُ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱠﺎ ﹶﻨﺠْﻌَﹸﻠﻙَ ﻓِﻲ ﹸﻨ‬-126
. (( ْ‫ﺸﺭُﻭ ﹺﺭ ِﻫﻡ‬
‫ﹸ‬
アッラーフンマ
ーリヒム。 ワ
インナー
ナウーズ
ナジュアルカ
ビカ
ミン
フィー
ヌフ
シュルーリヒム。
「アッラーよ、私たちはあなたを彼らに対する護りとし、
あなたに彼らの諸悪からのご加護を求めます。」
‫ﻙ‬
َ ‫ ﹺﺒ‬،‫ﺕ ﹶﻨﺼِﻴﺭﻱ‬
‫ ﻭﺃﻨﹾ ﹶ‬،‫ﻀﺩِﻱ‬
ُ ‫ﻋ‬
َ ‫ﺕ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻨﹾ ﹶ‬-127
. (( ‫ﻙ ﺃﻗﹶﺎ ِﺘ ُل‬
َ ‫ َﻭ ﹺﺒ‬،ُ‫ﻙ ﺃﺼُﻭل‬
َ ‫ َﻭ ﹺﺒ‬،ُ‫ﺃﺤُﻭل‬
アッラーフンマ
スィーリー。ビカ
ビカ
アンタ
アドゥディー。ワ
アジュール。ワ
ウカーティル。
151
ビカ
アンタ
ナ
アスール。ワ
‫‪「アッラーよ、あなたは私の力で、あなたは私の援助者で‬‬
‫‪す。あなたによって遠征し、あなたによって攻め入り、あ‬‬
‫」。‪なたによって戦います‬‬
‫ﺤﺴْ ُﺒﻨﹶﺎ ﺍﷲُ‪ ،‬ﻭ ِﻨﻌْ َﻡ ﺍﻟ َﻭﻜِﻴ ُل ((‬
‫‪َ )) -128‬‬
‫。‪ニァマルワキール‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ハスブナッラーフ‬‬
‫‪「私たちにはアッラーがいれば十分です。アッラーこそ最‬‬
‫。‪高の庇護者です‬‬
‫」‬
‫‪37.権力者の不正を恐れる者のドアー‬‬
‫ﺏ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺴﱠــﺒْﻊﹺ‪ ،‬ﻭ َﺭ ﱠ‬
‫ﺏ ﺍﻟﺴﱠـــﻤَﺎﻭﺍ ِ‬
‫‪ )) -129‬ﺍﻟﱠﻠﻬُــ ﱠﻡ َﺭ ﱠ‬
‫ﻥ ﻓﹸـﻼﻥﹴ‪،‬‬
‫ﻼﻥﹺ ﺒْـ ﹺ‬
‫ﺵ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡﹺ‪ ،‬ﹸﻜﻥْ ﻟِﻲ ﺠَﺎﺭﹰﺍ ِﻤﻥْ ﻓﹸـ ﹶ‬
‫ﺍﻟ َﻌﺭْ ﹺ‬
‫ﻲ ﺃَﺤـﺩٌ ﻤِـﻨﹾ ُﻬﻡْ ﺃﻭْ‬
‫ﻋ ﹶﻠ ﱠ‬
‫ﻁ َ‬
‫ﻭﺃﺤْﺯَﺍ ﹺﺒ ِﻪ ِﻤﻥْ ﺨﹶﻼ ِﺌ ِﻘﻙَ؛ ﺃﻥْ ﻴَﻔﹾ ُﺭ ﹶ‬
‫ﺕ (( ‪.‬‬
‫ﺠ ﱠل ﹶﺜﻨﹸﺎ ُﺅﻙَ‪ ،‬ﻭﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻋ ﱠﺯ ﺠَﺎ ُﺭﻙَ‪َ ،‬ﻭ َ‬
‫َﻴﻁﹾﻐﹶﻰ‪َ ،‬‬
‫‪152‬‬
アッラーフンマ
ラッバッサマーワーティッサブイ、ワ
ラッバルアルシルアズィーム。クッリー
ン
フラーニブニ
ヤフルタ
ラー
アハザービヒ
アライヤ
ヤトゥガー。アッザ
ウカ。ワ
ミ
フラーニン(ここに対象となる者の名
前をあてはめる)、ワ
アン
ジャーラン
アハドゥン
ジャールカ、ワ
イラーハ
ミン
イッラー
ハラーイキカ、
ミンフム
ジャッラ
アウ
サナー
アントゥ。
「アッラーよ、7 層の天と偉大な玉座の主よ、何某(ここ
に対象となる者の名前を入れる)とその徒党が私を虐げる
ことのないよう、私の隣人(守護者)になって下さい。あ
なたの隣人となった者こそ強大で、あなたへの讃美こそ崇
高です。あなた以外に神はありません。」
‫ﷲ‬
ُ ‫ ﺍ‬،‫ﺠﻤِﻴﻌـﺎﹰ‬
َ ِ‫ﺨﻠﹾﻘِﻪ‬
‫ﻋ ﱡﺯ ِﻤﻥْ ﹶ‬
َ‫ﷲﺃ‬
ُ ‫ ﺍ‬،ُ‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭ‬
ُ ‫ )) ﺍ‬-130
‫ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﺎﻟﻠـ ِﻪ ﺍﻟﺫِﻱ ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ‬،ُ‫ﻑ ﻭﺃﺤْ ﹶﺫﺭ‬
‫ﻋ ﱡﺯ ﻤِـﻤﱠﺎ ﺃﺨﹶﺎ ﹸ‬
َ‫ﺃ‬
‫ﻋﻠﹶـﻰ‬
َ ‫ﻥ‬
َ ‫ﺴﺒْ ﹺﻊ ﺃﻥْ َﻴ ﹶﻘﻌْـ‬
‫ﺕ ﺍﻟ ﱠ‬
ِ ‫ﻙ ﺍﻟﺴﱠـﻤَﺎﻭﺍ‬
ِ‫ﺴ‬
ِ ْ‫ ﺍﻟـ ُﻤﻤ‬،َ‫ُﻫﻭ‬
153
‫ﺠﻨﹸـﻭ ِﺩ ِﻩ‬
ُ ‫ ُﻭ‬،‫ﻙ ﻓﹸـﻼﻥﹴ‬
َ ‫ﻋﺒْـ ِﺩ‬
َ ‫ﺸ ﱢﺭ‬
‫ ِﻤﻥْ ﹶ‬،ِ‫ﺽ ِﺇ ﱠﻻ ﺒﺈﺫﹾ ِﻨﻪ‬
‫ﺍﻷﺭْ ﹺ‬
‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹸﻜﻥْ ﻟِـﻲ‬،‫ﻥ ﻭﺍﻹﻨﹾﺱﹺ‬
‫ﺠﱢ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﹺ‬
َ ‫ ِﻤ‬،ِ‫ﻋﻪ‬
ِ ‫ﻋ ِﻪ ﻭﺃﺸﹾﻴَﺎ‬
ِ ‫ﻭَﺃﺘﹾﺒَﺎ‬
َ‫ ﻭ ﹶﺘﺒَـﺎﺭَﻙ‬،َ‫ﻋ ﱠﺯ ﺠَـﺎ ُﺭﻙ‬
َ ‫ َﻭ‬,‫ﻙ‬
َ ‫ﺠ ﱠل ﹶﺜﻨﹶﺎ ُﺅ‬
َ ،ْ‫ﺸ ﱢﺭ ِﻫﻡ‬
‫ﺠَﺎﺭﹰﺍ ِﻤﻥْ ﹶ‬
(( َ‫ﻏﻴْ ُﺭﻙ‬
‫ َﻭﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﹶ‬:‫ﻙ‬
َ ‫ﺍﺴْ ُﻤ‬
アッラーフ
ルキヒ
アクバル。アッラーフ
アアッズ
ミン
ジャミーアー。アッラーフ
アアッズ
ミンマー
アハーフ
ィー
ラー
ワ
アハザル。アウーズ
イラーハ
マーワーティッサブイ
イッラー
ビッラーヒッラーズ
イッラーフ。アルムムスィキッサ
アン
ヤカァナ
アラルアルディ
ビイズニヒ、ミン
シャッリ
アブディカ
ラーニン(ここに対象となる者の名前を入れる)、ワ
ヌーディヒ
ワ
ミナルジンニ
ジャーラン
ハ
アトゥバーイヒ
ワ
シャッリヒム。ジャッラ
154
ジュ
アシュヤーイヒ、
ワルインス。アッラーフンマ
ミン
フ
クッリー
サナーウカ
ワ
アッザ
ー
イラーハ
ジャールカ。ワ
タバーラカスムカ、ワ
ラ
ガイルク。(×3 回)
「アッラーは偉大なり。アッラーは全ての彼の創造物より
偉大なり、アッラーは私が恐れ私が警戒するもの以上に強
大なり。私は彼以外に神は無く、彼の許可なしには大地に
崩れてしまうところの 7 層の天を支えるお方アッラーに、
人とジンから成るあなたのしもべの何某(ここに対象とな
る者の名前を入れる)と彼の軍隊・追従者たち・その一派
の悪からご加護を求めます。アッラーよ、彼らの悪から私
を護る隣人(守護者)になって下さい。あなたへの讃美こ
そ崇高で、あなたの隣人こそ強大です。あなたの御名は祝
福に溢れ、あなた以外に神はありません。」
38.敵に対するドアー
‫ ﺍﻫْ ﹺﺯ ﹺﻡ‬،‫ﺤﺴَﺎﺏﹺ‬
ِ ‫ﺴ ﹺﺭﻴْ َﻊ ﺍﻟ‬
َ ،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ُﻤﻨﹾﺯﹺ َل ﺍﻟ ِﻜﺘﹶﺎﺏﹺ‬-131
. (( ْ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻫْ ﹺﺯﻤْ ُﻬﻡْ ﻭ َﺯﻟﹾ ﹺﺯﻟﹾـ ُﻬﻡ‬،َ‫ﺍﻷﺤْﺯَﺍﺏ‬
155
アッラーフンマ
ムンズィラルキターブ。サリーアルヒサ
ーブ。イフズィミルアハザーブ。アッラーフンマフズィム
フム
ワ
ザルズィルフム。
「アッラーよ、啓典を下されたお方よ、清算を敏速になさ
れるお方よ、敵軍を敗走させて下さい。アッラーよ、彼ら
を揺るがせ敗走させて下さい。」
39.人々を恐れる時に言うドアー
(( ‫ﺕ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻜﹾ ِﻔ ِﻨﻴْ ﹺﻬﻡْ ﹺﺒﻤَﺎ ﺸِﺌْ ﹶ‬-132
アッラーフンマクフィニーヒム
ビマー
シウタ。
「アッラーよ、あなたが望む方法で私を彼らからお護り下
さい。」
40.信仰心に疑問が生じた者のドアー
133-「疑いを持ったことからアッラーにご加護を求め
る。」
156
(( ‫ﺴ ِﻠ ِﻪ‬
ُ ‫ﺕ ﺒﺎﻟﻠـ ِﻪ َﻭ ُﺭ‬
‫ )) ﺁ َﻤﻨﹾ ﹸ‬-134
アーマントゥ
ビッラーヒ
ワ
ルスリヒ。
「私はアッラーと彼の預言者たちを信じます。」
‫ﻥ َﻭ ُﻫ َﻭ‬
ُ‫ﻁ‬
ِ ‫ﺨ ُﺭ ﻭَﺍﻟﱠﻅﺎ ِﻫ ُﺭ ﻭَﺍﻟﺒَﺎ‬
ِ ‫ ﴿ ُﻫ َﻭ ﺍ َﻷﻭﱠ ُل ﻭَﺍﻵ‬-135
﴾ ٌ‫ﻋ ِﻠﻴْﻡ‬
َ ‫ﺸﻲْ ٍﺀ‬
‫ﹺﺒ ﹸﻜ ﱢل ﹶ‬
フワル
ーティヌ
アウワル
ワ
フワ
ワルアーヒル
ビクッリ
ワッザーヒル
シャイイン
ワルバ
アリーム。
『アッラーよ、あなたは過去の永遠から存在されたお方。
未来の永劫にかけて存在されるお方。最も高きにおられる
お方。最も近くにおられるお方です。そしてかれは全ての
事物を熟知なされます。』【鉄章:3】
41.借金返済のドアー
‫ ﻭَﺃﻏﹾﻨِﻨـﻲ‬،َ‫ﺤﺭَﺍ ِﻤﻙ‬
َ ْ‫ﻋﻥ‬
َ ‫ﻙ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻜﹾ ِﻔﻨِﻲ ﹺﺒﺤَﻼ ِﻟ‬-136
157
(( ‫ﻙ‬
َ ‫ﺴﻭَﺍ‬
ِ ْ‫ﻋ ﱠﻤﻥ‬
َ َ‫ﺒﹺ ﹶﻔﻀْﻠِﻙ‬
アッラーフンマクフィニー
ミカ
ワ
アグニニー
ビハラーリカ
ビファドゥリカ
アン
アンマン
ハラー
スィ
ワーカ。
「アッラーよ、私をハラームのものではなくあなたのハラ
ールのもので充分として下さい。① そしてあなたの恩恵に
よって、あなた以外の者を私に必要無くして下さい。」
،‫ﻥ ﺍﻟﻬَـ ﱢﻡ ﻭﺍﻟﺤَـ َﺯﻥﹺ‬
َ ‫ﻙ ِﻤ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬-137
‫ﻥ‬
‫ ﻭﻀَـﻠ ﹺﻊ ﺍﻟـ ﱠﺩﻴْ ﹺ‬،‫ ﻭﺍﻟ ُﺒﺨﹾ ﹺل ﻭﺍﻟﺠُـﺒْﻥﹺ‬،‫ﺴلﹺ‬
َ ‫ﻭﺍﻟ َﻌﺠْ ﹺﺯ ﻭﺍﻟ ﹶﻜ‬
(( ‫ﻏ ﹶﻠﺒَﺔِ ﺍﻟ ﱢﺭﺠَﺎل‬
‫ﻭﹶ‬
アッラーフンマ
ミ
インニー
アウーズ
ワルハザン。ワルアジュズィ
ビカ
ミナルハン
ワルカサル。ワルブフ
訳者注:ハラームとはイスラーム法上非合法と規定された物事
で、ハラールとはそこにおいて合法と規定された物事。
①
158
リ
ワルジュブン。ワ
ダライッダイニ
ワ
ガラバティ
ッリジャール。
「アッラーよ、苦悩と悲しみから、無能と怠惰から、吝嗇
と臆病から、借金の重みと男たちの圧制からのご加護を求
めます。」
42.礼拝や読誦時の
悪魔の囁きに対するドアー
(( ‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺠﹺﻴ ﹺﻡ‬
‫ﺸﻴْﻁﹶﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ )) ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﹺﺎﻟﻠـ ِﻪ ِﻤ‬-138
アウーズ
ビッラーヒ
ミナッシャイターニッラジーム。
(そして左の方に 3 回唾を吐く)
「私はアッラーに、呪われるべきシャイターンからのご加
護を求めます。」
43.物事に困難を見出した者のドアー
‫ﺕ‬
‫ ﻭﺃﻨﹾـ ﹶ‬،‫ﺴﻬْﻼﹰ‬
َ ‫ﺠ َﻌﻠﹾ ﹶﺘ ُﻪ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻻ ﺴَﻬْ َل ﺇ ﱠﻻ ﻤَﺎ‬-139
159
. (( ‫ﻼ‬
‫ﺴﻬْ ﹰ‬
َ ‫ﺕ‬
‫ﻥ ﺇﺫﹶﺍ ﺸِﺌْ ﹶ‬
َ ْ‫ﺤﺯ‬
َ ‫ﹶﺘﺠْ َﻌ ُل ﺍﻟ‬
アッラーフンマ
ラー
ルタフ
サハラー。
イザー
シウタ
サハラ
ワ
イッラー
アンタ
マー
ジャア
タジュアルルハズナ
サハラー。
「アッラーよ、あなたが容易くしたことだけが容易くなる
のです。あなたが望めば悲しみも容易くなります。」
44.罪を犯した者が言い、行うこと
140-「罪を犯したしもべが体をよく清め、立ち上がっ
て 2 ラカートの礼拝をし、それからアッラーに許しを乞え
ば、アッラーはその罪を許されないことがない。」
45.悪魔とその囁きを放逐するドアー
141 - 「アッラーにシャイターンからのご加護を求め
る。」
160
142-「アザーンを言う。」
143-「ズィクルの言葉を唱え、クルアーンを読む。」
46.望まないことや止むを得ないことが
起こった時のドアー
(( ‫ )) ﹶﻗ َﺩ ُﺭ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ ﻭﻤَﺎ ﺸﹶﺎ َﺀ ﹶﻓﻌَ َل‬-144
カダルッラーヒ
ワ
マー
シャーア
ファアル。
「アッラーは運命を定め、かれが望むことを行われた。」
47.出産祝いの言葉とその返事
‫ﺕ‬
‫ﺸ ﹶﻜﺭْ ﹶ‬
‫ ﻭَ ﹶ‬،َ‫ﺏ ﹶﻟﻙ‬
‫ﷲ ﹶﻟﻙَ ﻓِﻲ ﺍﻟـ َﻤﻭْﻫُﻭ ﹺ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ )) ﺒَﺎ َﺭ‬-145
(( ‫ﺕ ﹺﺒﺭﱠ ُﻩ‬
‫ ﻭَ ُﺭﺯﹺﻗﹾ ﹶ‬،ُ‫ﺸ ﱠﺩﻩ‬
‫ ﻭﺒَ ﹶﻠ ﹶﻎ ﺃ ﹸ‬,‫ﺏ‬
َ ‫ﺍﻟﻭَﺍ ِﻫ‬
バーラカッラーフ
ラカ
シャカルタルワーヒブ。ワ
フィルマウフービ
バラガ
161
ラク。ワ
アシュッダフ、ワ
ル
ズィクタ
ビッラフ。
「あなたに授けられた子供に関してアッラーがあなたを祝
福して下さいますように。そしてあなたが子供を授けたお
方に感謝しますよう。そして彼が成長した後には、あなた
が彼の孝行を受けますように。」
،‫ﺨﻴْـﺭﺍﹰ‬
‫ﷲ ﹶ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ ﻭﺠَـﺯَﺍ‬،َ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻙ‬
َ ‫ﻙ‬
َ ‫ ﻭﺒَﺎ َﺭ‬،َ‫ﷲ ﹶﻟﻙ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫)) ﺒَﺎ َﺭ‬
(( ‫ﻙ‬
َ ‫ ﻭﺃﺠْﺯَ َل ﹶﺜﻭَﺍ َﺒ‬،ُ‫ﷲ ِﻤﺜﹾ ﹶﻠﻪ‬
ُ ‫ﻭﺭَﺯَ ﹶﻗﻙَ ﺍ‬
(そして祝福を受けた者は相手に次のように返す)バーラ
カッラーフ
ーカッラーフ
ラカ
フ、ワ
ワ
バーラカ
ハイラー。ワ
アジュザラ
アライク。ワ
ジャザ
ラザカカッラーフ
ミスラ
サワーバク。
「アッラーがそのことを祝福しますように。そしてあなた
にも祝福あれ。アッラーがあなたにも良い報奨を授けて下
さいますように。そしてアッラーがあなたに同じように子
をお恵みになり、あなたへ多くの報奨を授けて下さいます
ように。」
162
48.子供のための魔よけ
アッラーの御使いは孫のアル=ハサンとアル=フサイン
に、次のような御加護の言葉を用いて祈願した:
‫ ﻤِـﻥْ ﻜﹸـ ﱢل‬،ِ‫ )) ُﺃﻋِﻴ ﹸﺫ ﹸﻜﻤَﺎ ﺒﹺ ﹶﻜﻠِﻤﺎﺕِ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﻟﺘﱠﺎ ﱠﻤﺔ‬-146
. (( ‫ﻥ ﻻ ﱠﻤ ٍﺔ‬
‫ﻋﻴْ ﹴ‬
َ ‫ َﻭ ِﻤﻥْ ﹸﻜلﱢ‬،ٍ‫ﻥ َﻭﻫَﺎ ﱠﻤﺔ‬
‫ﺸﻴْﻁﹶﺎ ﹴ‬
‫ﹶ‬
ウイーズクマー
ミン
クッリ
クッリ
ビカリマーティッラーヒッターンマ。
シャイターニン
アイニン
ワ
ハーンマ。ワ
ミン
ラーンマ。
①
「私はあなた方 2 人 のために、完全なアッラーの御言葉に
よって、全てのシャイターンと毒を持つ生物から、そして
悪をもたらす全て邪視からのご加護を求めます。」
①
「あなた」と単数 2 人称で言う場合は、冒頭の「ウイーズクマ
ー」を「ウイーズカ(男性)」あるいは「ウイーズキ(女性)」と
言い換える。また「あなた方」と複数2人称で言う場合は、同様
に「ウイーズクム(男性、あるいは男女混合)
」あるいは「ウイー
ズクンナ(女性)
」と言い換える。同様に「彼」の場合は「ウイー
ズフ」、
「彼女」の場合は「ウイーズハー」、
「彼ら」の場合は「ウ
イーズフム」、
「彼女たち」の場合は「ウイーズフンナ」
。
163
49.見舞い時の病人へのドアー
(( ‫ﷲ‬
ُ ‫ﻁﻬُﻭﺭٌ ﺇﻥْ ﺸﹶﺎ َﺀ ﺍ‬
‫ﺱ ﹶ‬
َ ْ‫ )) ﻻ َﺒﺄ‬-147
ラー
バアサ
タフールン
イン
シャーアッラー。
「大きな問題ではありませんよう。アッラーがそうお望み
であるならば、あなたの(罪という)汚れが清められます
ように。」
ْ‫ ﺃﻥ‬،‫ﺵ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡﹺ‬
‫ﺏ ﺍﻟ َﻌﺭْ ﹺ‬
‫ َﺭ ﱠ‬،َ‫ﷲ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴﻡ‬
َ ‫ )) ﺃﺴَﺄ ُل ﺍ‬-148
(( ‫ﻙ‬
َ ‫َﻴﺸﹾ ِﻔ َﻴ‬
アスアルッラーハルアズィーマ
ーミ
アン
ラッバルアルシルアズィ
ヤシュフィヤカ。
(×7 回)
「私は、偉大なるアッラー、偉大なる玉座の主にあなたを
癒して下さることを祈ります。」
50.病人を見舞うことの徳
164
149-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「ムスリムの兄弟を見舞う者は、彼のもとを訪れて
そこに腰を下ろすまで楽園の道を歩んでいる。そして腰を
下ろしたときには、慈悲が彼を包み込む。もしそれが朝だ
ったのなら、7 万の天使が夜になるまで彼を祝福する。そ
してもし夜だったのなら、やはり 7 万の天使が朝を迎える
まで彼を祝福する。」
51.死期が迫った病人のドアー
‫ﺤﻘﹾﻨِﻲ‬
ِ ‫ ﻭَﺃﻟﹾــ‬،‫ﺤﻤْﻨِـﻲ‬
َ ْ‫ ﻭﺍﺭ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‬-150
(( ‫ﻕ ﺍﻷﻋْﻠﹶﻰ‬
ِ ‫ﺒﺎﻟ ﱠﺭﻓِﻴ‬
アッラーフンマグフィル
ヒクニー
リー
ワルハムニー
ワ
アル
ビッラフィーキルアァラー。
「アッラーよ、私を御赦し下さい。私にご慈悲をおかけ下
165
さい。最高の同伴者の御許①へと、私をお召し下さい。」
((ٍ ‫ﺕ ﺴَ ﹶﻜﺭَﺍﺕ‬
ِ ْ‫ﻥ ﻟﻠ َﻤﻭ‬
‫ﷲ ِﺇ ﱠ‬
ُ ‫ )) ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-151
「預言者は自らの死に瀕した時、彼の両手を水につけさせ
ると、その手で顔を撫でて次のように唱えた:
ラー
イラーハ
イッラッラーフ
インナ
リルマウティ
ラサカラートゥ。
『アッラー以外に神はなし、本当に死とは苦しいものであ
る。』」
،ُ‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩﻩ‬
ُ ‫ ﻻ ﺇﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬،ُ‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭ‬
ُ ‫ﷲ ﻭﺍ‬
ُ ‫ )) ﻻ ﺇﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-152
‫ﷲ ﻟﹶـ ُﻪ‬
ُ ‫ ﻻ ِﺇﻟﹶـ َﻪ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬،ُ‫ﻙ ﻟﹶـﻪ‬
َ ‫ﺸﺭﹺﻴ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﹶ‬
ُ ‫ﻻ ﺇِﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬
‫ ﻭَﻻ ﺤَﻭْ َل ﻭَﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ﺇ ﱠﻻ‬،ُ‫ ﻻ ﺇﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍﷲ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ﻙ َﻭﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟ‬
ُ ‫ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬
.(( ‫ﺒﺎﻟﻠـ ِﻪ‬
①
訳者注:
「最高の同伴者」とはアッラー、あるいは以前の預言者
たちなどから成る天国の住人、という解釈の仕方がある。
166
ラー
イラーハ
イッラッラーフ
ワッラーフ
ラー
イラーハ
イッラッラーフ
ワハダフ。ラー
ーハ
イッラッラーフ
フ。ラー
イラーハ
ワハダフ
ハウラ
ワ
ラー
イラーハ
クウワタ
イラ
シャリーカ
ラ
ラフルムルク
ワ
イッラッラーフ
ワ
イッラッラーフ
ラフルハムドゥ。ラー
ラー
ラー
アクバル。
イッラー
ビッラー。
「アッラー以外に神は無し。アッラーは偉大なり。唯一の
アッラー以外に神は無し。唯一で並ぶ者無きお方アッラー
以外に神は無し。アッラー以外に神は無し。主権と讃美は
かれのもの。アッラー以外に神は無し。至高至大のアッラ
ーの他にいかなる威力も強大なるものもなし。」
52.死に瀕した者への言葉
(( ‫ﷲ‬
ُ ‫ )) ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-153
ラーイラーハ
イッラッラー(つまり死に瀕した者にこの
言葉を口にさせるために、周りの者がこの言葉を唱えるこ
と)
167
「最後の言葉が「アッラー以外に神は無し」であった者は
天国に入る。」
53.災難に見舞われた者のドアー
‫ﺠﺭْﻨِـﻲ‬
ُ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃ‬،َ‫ﺠﻌُﻭﻥ‬
‫ )) ﺇﻨﱠﺎ ِﻟﱠﻠـ ِﻪ َﻭﺇﻨﱠﺎ ﺇ ﹶﻟﻴْﻪِ ﺭَﺍ ﹺ‬-154
(( ‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ِﻤﻨﹾﻬَﺎ‬
‫ ﻭﺃﺨﹾ ِﻠﻑﹾ ﻟِﻲ ﹶ‬،‫ﺼﻴْ َﺒ ِﺘﻲ‬
ِ ‫ﻓِﻲ ُﻤ‬
インナー
リッラーヒ
ウーン。
アッラーフンマアジュルニー
ーバティー
ワ
ワ
アフリフ
インナー
リー
イライヒ
フィー
ハイラン
ラージ
ムスィ
ミンハー。
「本当に私たちはアッラーのもの、本当に私たちはアッラ
ーの御許へ帰って行きます。アッラーよ、私が受けた災難
において私に報奨を与え、この災難の後にそれより素晴ら
しいものを私にお授け下さい。」
54.死人の目を閉じる時のドアー
168
‫ َﻭﺍﺭْﻓﹶـﻊْ َﺩ َﺭﺠَﺘـ ُﻪ ﻓِـﻲ‬، ‫ﻥ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠﻬ ﱠﻡ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ِﻟﻔﹸﻼ ﹴ‬-155
ْ‫ َﻭﺍﻏﹾﻔِـﺭ‬،َ‫ﻋ ِﻘ ﹺﺒ ِﻪ ﻓِﻲ ﺍﻟﻐﹶﺎﺒﹺﺭﻴْﻥ‬
َ ‫ َﻭﺍﺨﹾﹸﻠﻔﹾ ُﻪ ﻓِﻲ‬،َ‫ﺍﻟـ َﻤﻬْ ِﺩ ﱢﻴﻴْﻥ‬
‫ﺴﺢْ ﹶﻟ ُﻪ ﻓِـﻲ ﹶﻗﺒْـ ﹺﺭ ِﻩ‬
َ ‫ َﻭﺍﻓﹾ‬،َ‫ﺏ ﺍﻟﻌَﺎﻟﹶـ ِﻤﻴْﻥ‬
‫ﻟﹶـﻨﹶﺎ َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﻴَﺎ َﺭ ﱠ‬
(( ‫َﻭ ﹶﻨ ﱢﻭﺭْ ﹶﻟ ُﻪ ِﻓﻴْ ِﻪ‬
アッラーフンマグフィル
ワルファウ
フルフフ
フィル
ワフサフ
フ
リ(ここに故人の名前を入れる)
ダラジャタフ
フィー
ラナー
ラフ
フィルマハディーイーン。ワ
アキビヒ
ワ
ラフ
フィー
フィルガービリーン。ワグ
ヤー
カブリヒ
ラッバルアーラミーン。
ワ
ナウウィル
ラ
フィーヒ。
「アッラーよ、何某(ここに故人の名前を入れる)を許し
たまえ。そして導かれた者たちの中において彼の位階を上
げて下さい。彼の後に、私たち残された者たちの中に彼を
継ぐ者をお与え下さい。万有の主よ、私たちと彼をお赦し
169
‫‪下さい。彼のためにその墓を広げて、その中をお照らし下‬‬
‫」。‪さい‬‬
‫‪55.死人のために祈る時のドアー‬‬
‫ﻑ‬
‫ﺤﻤْﻪُ‪َ ،‬ﻭﻋَﺎ ِﻓﻪِ‪َ ،‬ﻭﺍﻋْـ ﹸ‬
‫‪ )) -156‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﹶﻟ ُﻪ َﻭﺍﺭْ َ‬
‫ﺴﻠﹾ ُﻪ ﺒﺎﻟــﻤَﺎ ِﺀ‬
‫ﺨ ﹶﻠﻪُ‪َ ،‬ﻭﺍﻏﹾ ِ‬
‫ﺴﻊْ ُﻤﺩْ ﹶ‬
‫ﻋﻨﹾﻪُ‪َ ،‬ﻭﺃﻜﹾ ﹺﺭﻡْ ﹸﻨ ُﺯ ﹶﻟﻪُ‪َ ،‬ﻭ َﻭ ﱢ‬
‫َ‬
‫ﺏ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺜﱠـﻭْ َ‬
‫ﺨﻁﹶﺎﻴَﺎ ﹶﻜﻤَﺎ ﹶﻨ ﱠﻘﻴْـ ﹶ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﹶ‬
‫ﺞ َﻭﺍﻟ َﺒ َﺭﺩِ‪َ ،‬ﻭ ﹶﻨ ﱢﻘﻪِ ِﻤ َ‬
‫َﻭﺍﻟ ﱠﺜﻠﹾ ﹺ‬
‫ﺨﻴْـﺭﺍﹰ ﻤِـﻥْ ﺩَﺍ ﹺﺭﻩِ‪،‬‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺩ ﹶﻨﺱﹺ‪َ ،‬ﻭﺃﺒْ ِﺩﻟﹾـ ُﻪ ﺩَﺍﺭﹰﺍ ﹶ‬
‫ﺽ ِﻤ َ‬
‫ﺍﻷﺒْ َﻴ َ‬
‫ﺨﻴْـﺭﺍﹰ ﻤِـﻥْ َﺯﻭْﺠﹺـﻪِ‪،‬‬
‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ِﻤﻥْ ﺃﻫْ ِﻠﻪِ‪َ ،‬ﻭ َﺯﻭْﺠ ﹰﺎ ﹶ‬
‫ﻼ ﹶ‬
‫َﻭﺃﻫْ ﹰ‬
‫ﺏ ﺍﻟﻨﱠـﺎ ﹺﺭ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭﹺ َﻭ َ‬
‫ﺨﻠﹾ ُﻪ ﺍﻟ َ‬
‫َﻭﺃﺩْ ِ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
‫ﻋﺫﹾ ُﻩ ِﻤﻥْ َ‬
‫ﺠ ﱠﻨﺔﹶ‪َ ،‬ﻭَﺃ ِ‬
‫(( ‪.‬‬
‫‪170‬‬
アッラーフンマグフィル
ィヒ、ワァフ
ラフ
アンフ。ワ
ワルハムフ。ワ
アクリム
アーフ
ヌズラフ。ワ
ワ
ッスィァ
ムドゥハラフ。ワグスィルフ
ビルマーイ
ッサルジ
ワルバラドゥ。ワ
ミナルハターヤ
ー
カマー
ス。ワ
ナッキヒ
ナッカイタッサウバルアブヤダ
アブディルフ
ダーラン
リヒ。ワ
アハラン
ハイラン
ウジャン
ハイラン
ミン
ルジャンナ。ワ
アイズフ
ハイラン
ミン
ミナッダナ
ミン
ダー
アハリヒ。ワ
ザウジヒ。ワ
ミン
ワ
ザ
アドゥヒルフ
アザービルカブリ
ワ
アザービンナール。
「アッラーよ、彼を赦し、彼にご慈悲を与え、彼を癒し、
お守り下さい。そして彼によい住まいを与え、その入り口
を広げ、水と雪と雹で彼を清めて下さい。そしてあなたが
白い服を汚れから清浄にされたように、彼をその過ちから
清めて下さい。そして彼に(生前の)彼の住処よりも素晴
らしい住処を、彼の(生前の)家族よりも素晴らしい家族
を、彼の(生前の)配偶者より素晴らしい配偶者を引き換
えにお与え下さい。そして彼を楽園に入れ、墓の災難と業
171
‫」。‪火の懲罰から彼をお護り下さい‬‬
‫ﺤﻴﱢﻨﺎ‪ ،‬ﻭَﻤَ ﱢﻴﺘِﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭﺸﹶﺎﻫِﺩِﻨﹶﺎ‪،‬‬
‫‪ )) -157‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِـ َ‬
‫َﻭﻏﹶﺎﺌِﺒﹺﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭﺼَﻐِﻴْﺭﹺﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭﻜﹶﺒﻴ ﹺﺭﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭ ﹶﺫ ﹶﻜﺭﹺﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭُﺃﻨﹾﺜﹶﺎﻨﹶﺎ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻹﺴْﻼﻡﹺ‪َ ،‬ﻭ َﻤﻥْ ﹶﺘﻭَ ﱠﻓﻴْ ﹶﺘ ُﻪ ِﻤﻨﱠﺎ‬
‫َﻤﻥْ ﺃﺤْ َﻴﻴْ ﹶﺘ ُﻪ ِﻤﻨﱠﺎ ﻓ َﺄﺤْﻴِﻪِ َ‬
‫ﻀﱠﻠﻨﹶﺎ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻹﻴْﻤﺎﻥﹺ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻻ ﹶﺘﺤْ ﹺﺭﻤْﻨﹶﺎ ﺃﺠْ َﺭﻩُ‪َ ،‬ﻭﻻ ﹸﺘ ِ‬
‫ﹶﻓﺘﹶﻭﻓﱠ ُﻪ َ‬
‫َﺒﻌْ َﺩ ُﻩ (( ‪.‬‬
‫‪マイイティ‬‬
‫‪サ‬‬
‫‪リハイイナー、ワ‬‬
‫‪ウ‬‬
‫‪ガーイビナー、ワ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪タワ‬‬
‫‪ザカリナー‬‬
‫‪アハヤイタフ‬‬
‫‪マン‬‬
‫‪アラルイー‬‬
‫‪アジュラ‬‬
‫‪アッラーフンマグフィル‬‬
‫‪シャーヒディナー、ワ‬‬
‫‪カビーリナー、ワ‬‬
‫‪マン‬‬
‫‪ギーリナー‬‬
‫‪ンサーナー。アッラーフンマ‬‬
‫‪アラルイスラーム。ワ‬‬
‫‪ファタワッファフ‬‬
‫‪タハリムナー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ナー、ワ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪172‬‬
‫‪ファアハイヒ‬‬
‫‪ミンナー‬‬
‫‪ナー‬‬
‫‪ッファイタフ‬‬
‫‪マーン。アッラーフンマ‬‬
フ
ワ
ラー
トゥディッラナー
バァダフ。
「アッラーよ、私たちのうち生きている者たちを、亡くな
った者たちを、この場に居合わせている者たちを、不在の
者たちを、老若男女をお赦し下さい。アッラーよ、あなた
が私たちのうちで生かす者はイスラームにおいて生かして
下さい。あなたが私たちのうちで死を与える者は、信仰を
もった状態で死なせて下さい。アッラーよ、その報奨を私
たちに禁じないで下さい。また私たちをその後で迷わせな
いで下さい。」
‫ﺤﺒْـ ﹺل‬
َ ‫ ﻭ‬،َ‫ﻥ ﻓِﻲ ِﺫ ﱠﻤ ِﺘﻙ‬
‫ﻥ ﻓﹸﻼ ﹴ‬
َ ْ‫ﻥ ﺒ‬
َ ‫ﻥ ﻓﹸﻼ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ِﺇ ﱠ‬-158
‫ﺕ ﺃﻫْ ُل‬
‫ ﻭَﺃﻨﹾ ﹶ‬،‫ﺏ ﺍﻟﻨﱠﺎﺭﹺ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
َ ‫ ﹶﻓﻘِﻪِ ِﻤﻥْ ﻓِﺘﹾ ﹶﻨﺔِ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭﹺ َﻭ‬،َ‫ﺠﻭَﺍ ﹺﺭﻙ‬
‫ﹺ‬
‫ﺕ ﺍﻟ ﹶﻐﻔﹸﻭ ُﺭ‬
‫ﻙ َﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ ِﺇ ﱠﻨ‬،ُ‫ﺤﻤْﻪ‬
َ ْ‫ ﻭﺍﺭ‬،ُ‫ ﻓﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﹶﻟﻪ‬،‫ﺤﻕﱢ‬
َ ‫ﺍﻟ َﻭﻓﹶﺎ ِﺀ ﻭﺍﻟ‬
(( ‫ﺍﻟ ﱠﺭﺤِﻴ ُﻡ‬
アッラーフンマ
インナ
(ここに故人の名前を入れる)
173
フィー
キヒ
ズィンマティク。ワ
ミン
ール。ワ
ァグフィル
ハブリ
フィトゥナティルカブリ
ジワーリク。ファ
アンタ
ラフ
ワ
アハルルワファーイ
ワルハムフ
アザービンナ
ワルハック。フ
インナカ
アンタルガフ
ールッラヒーム。
「アッラーよ、本当に何某(ここに故人の名前を入れる)
はあなたの庇護のもとに、あなたを頼みの綱としています。
ですから墓の災難と業火の懲罰から彼を御守り下さい。あ
なたこそ約束を履行する真理のお方です。彼を赦し、彼に
慈悲を垂れて下さい。本当にあなたはよく赦す慈悲深いお
方です。」
،َ‫ﺝ ِﺇﻟﹶﻰ َﺭﺤْ َﻤ ِﺘﻙ‬
َ ‫ ﺍﺤْﺘﹶﺎ‬،َ‫ﻥ ﺃ َﻤ ِﺘﻙ‬
ُ ْ‫ﻙ ﻭﺍﺒ‬
َ ‫ﻋﺒْ ُﺩ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ‬-159
‫ﻥ ُﻤﺤْﺴِﻨ ﹰﺎ ﹶﻓ ﹺﺯﺩْ ﻓِﻲ‬
َ ‫ ِﺇﻥْ ﻜﹶﺎ‬،ِ‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺﺒﻪ‬
َ ْ‫ﻋﻥ‬
َ ‫ﻲ‬
‫ﻏ ِﻨ ﱞ‬
‫ﺕ ﹶ‬
‫َﻭَﺃﻨﹾ ﹶ‬
. (( ‫ﻋﻨﹾ ُﻪ‬
َ ْ‫ﻥ ُﻤﺴِﻴﺌ ﹰﺎ ﹶﻓ ﹶﺘﺠَﺎ َﻭﺯ‬
َ ‫ َﻭﺇﻥْ ﻜﹶﺎ‬،ِ‫ﺤَﺴَﻨﹶﺎ ِﺘﻪ‬
アッラーフンマ
アブドゥカ
174
ワブヌ
アマティカハター
ジャ
イラー
アン
アザービヒ。イン
ィドゥ
ラハマティク。ワ
フィー
スィーアン
カーナ
アンタ
ムフスィナン
ハサナーティヒ。ワ
ファタジャーワズ
ガニーユン
イン
ファズ
カーナ
ム
アンフ。
「アッラーよ、あなたのしもべ、そしてあなたの女しもべ
の息子はあなたのご慈悲を必要としています。そしてあな
たは彼を罰さずとも済ますことが出来るお方です。もし彼
が良い人物であったのなら彼の善行を増やし、もし悪い人
であったのならそれを見逃してやって下さい。」
56.亡くなった子供のために祈る時のドアー
(( ‫ﺏ ﺍﻟ ﹶﻘﺒْﺭ‬
‫ﻋﺫﹶﺍ ﹺ‬
َ ْ‫ﻋﺫﹾ ُﻩ ِﻤﻥ‬
ِ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃ‬-160
アッラーフンマ
アイズフ
ミン
アザービルカブル。
「アッラーよ、彼を墓の苦しみからお助け下さい。」
،‫ﺸﻔِﻴﻌﺎﹰ ُﻤﺠَﺎﺒﺎﹰ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،ِ‫ﻁﺎﹰ َﻭ ﹸﺫﺨﹾﺭﹰﺍ ِﻟﻭَﺍ ِﻟ َﺩﻴْﻪ‬
‫)) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﺠْ َﻌﻠﹾ ُﻪ ﹶﻓﺭَ ﹶ‬
‫ﺤﻘﹾ ُﻪ‬
ِ ‫ َﻭﺃﻟﹾ‬،‫ﻅﻡْ ﺒ ِﻪ ُﺃﺠُﻭ َﺭ ُﻫﻤَﺎ‬
ِ ْ‫ ﻭﺃﻋ‬،‫ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﺜ ﱢﻘلْ ﹺﺒ ِﻪ َﻤﻭَﺍﺯﹺﻴْ ﹶﻨ ُﻬﻤَﺎ‬
175
‫ َﻭ ِﻗ ِﻪ‬،َ‫ َﻭﺍﺠْ َﻌﻠﹾ ُﻪ ﻓِﻲ ﹶﻜﻔﹶﺎ ﹶﻟ ِﺔ ِﺇﺒْﺭَﺍﻫِﻴﻡ‬،َ‫ﺢ ﺍﻟـ ُﻤﺅْﻤِﻨﻴﻥ‬
‫ﹺﺒﺼَﺎ ِﻟ ﹺ‬
،ِ‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ِﻤﻥْ ﺩَﺍ ﹺﺭﻩ‬
‫ َﻭﺃﺒْ ِﺩﻟﹾ ُﻪ ﺩَﺍﺭﹰﺍ ﹶ‬،‫ﺠﺤِﻴﻡﹺ‬
َ ‫ﺏ ﺍﻟ‬
َ ‫ﻋﺫﹶﺍ‬
َ ‫ﻙ‬
َ ‫ﹺﺒ َﺭﺤْ َﻤ ِﺘ‬
،‫ﻁﻨﹶﺎ‬
ِ ‫ َﻭَﺃﻓﹾﺭَﺍ‬،‫ﻼﻓِﻨﹶﺎ‬
‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻷﺴْ ﹶ‬،ِ‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ِﻤﻥْ َﺃﻫْ ِﻠﻪ‬
‫ﻭََﺃﻫْﻼﹰ ﹶ‬
(( ‫ﻥ‬
‫َﻭ َﻤﻥْ ﺴَﺒَﻘﹶﻨﺎ ﺒﺎﻹﻴْﻤَﺎ ﹺ‬
そしてこう続ければ尚良い:アッラーフンマジュアルフ
ファラタン
ィーアン
ヒ
ワ
ズフラン
リワーリダイヒ。ワ
ムジャーバー。アッラーフンマ
マワーズィーナフマー
ワ
ューラフマー。ワ
アルヒクフ
ナ、ワジュアルフ
フィー
ーム。ワ
キヒ
アブディルフ
ワ
アハラン
マグフィル
ミン
ウジ
イブラーヒ
アザーバルジャヒーム。
ハイラン
ミン
ダーリヒ。
アハリヒ。アッラーフン
リアスラーフィナー。ワ
176
ビヒ
ビ
ビサーリヒルムウミニー
カファーラティ
ダーラン
ハイラン
サッキル
アァズィム
ビラハマティカ
ワ
シャフ
アフラーティナー。
ワ
マン
サバカナー
ビルイーマーン。
「アッラーよ、(夭折した子を)彼の両親の先駆①、そして
来世での報奨とし、必ず受け入れられる執り成し人として
下さい。アッラーよ、彼によって両親の善行の秤を重くし、
彼らの報奨を偉大なものにして下さい。また(来世におい
て)彼を信仰者たちの中でも敬虔な者の仲間に入れ、そし
てイブラーヒームの保護のもとにおいて下さい。あなたの
慈悲で彼を地獄の苦しみからお護り下さい。そして彼に(生
前の)彼の住処よりも素晴らしい住処を、彼の(生前の)
家族よりも素晴らしい家族を、お与え下さい。アッラーよ、
私たちの祖先たち、子孫たち、私たちに先駆けて信仰に入
った者たちをお赦し下さい。」
(( ‫ َﻭَﺃﺠْﺭﹰﺍ‬،‫ ﻭَﺴَﻠﹶﻔﺎﹰ‬,‫ﻁﺎﹰ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﺠْ َﻌﻠﹾ ُﻪ ﻟﹶـﻨﹶﺎ ﹶﻓﺭَ ﹶ‬-161
アッラーフンマジュアルフ
ラファン、ワ
ラナー
ファラタン、ワ
サ
アジュラー。
「アッラーよ、彼を私たちの先駆とし、先人とし、報奨と
①
つまり天国に入ることにおいて、両親に先駆けるということ。
177
して下さい。」
57.弔問の際のドアー
‫ َﻭ ﹸﻜلﱡ ﺸﹶﻲ ٍﺀ‬،‫ َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﻤَﺎ َﺃﻋْﻁﹶﻰ‬،‫ﺨﺫﹶ‬
‫ﻥ ِﻟﻠﱠـ ِﻪ ﻤَﺎ َﺃ ﹶ‬
‫ )) ِﺇ ﱠ‬-162
.(( ْ‫ﺴﺏ‬
ِ ‫ ﹶﻓﻠﹾ ﹶﺘﺼْ ﹺﺒﺭْ َﻭﻟﹾ ﹶﺘﺤْ ﹶﺘ‬...‫ﻰ‬
ً ‫ﺴ ﱠﻤ‬
َ ‫ﻋﻨﹾ َﺩ ُﻩ ﺒﹺ َﺄﺠَلﹴ ُﻤ‬
ِ
インナ
リッラーヒ
マー
ァター
ワ
シャイイン
ン
クッル
アハザ、ワ
ラフ
インダフ
ムサンマー・・・ファルタスビル
マー
ア
ビアジャリ
ワルタハタスィブ。
「アッラーが取られたものと与えられたものは、実にアッ
ラーに属する。そしてかれの御許にあるもの全てには、決
められた定命がある。・・・それゆえよく耐え、自らの処遇①に
ついてよく考えを巡らせなさい。」
َ‫ﻏ ﹶﻔﺭ‬
‫ ﻭَ ﹶ‬،َ‫ﻋﺯَﺍ َﺀﻙ‬
َ َ‫ ﻭََﺃﺤْﺴَﻥ‬،َ‫ﷲ ﺃﺠْ َﺭﻙ‬
ُ ‫ﻅﻡَ ﺍ‬
‫)) ﺃﻋْ ﹶ‬
①
訳者注:つまり自分自身もいずれ直面することになる死、そし
てその後のこと。
178
. (( ‫ﻙ‬
َ ‫ﻟِـ َﻤﻴﱢﺘ‬
またこう言えばより良い:アァザマッラーフ
カ、ワ
アハサナ
アザーアカ
ワ
ガファラ
アジュラ
リマイイ
ティク。
「アッラーがあなたの報奨を偉大なものとして下さいます
よう。あなたの哀悼をよきものとし、故人の罪が赦されま
すよう。」
58.遺体埋葬時のドアー
(( ‫ﺴ ﱠﻨ ِﺔ َﺭﺴُﻭ ﹺل ﺍﷲ‬
ُ ‫ﻋﻠﹶﻰ‬
َ ‫ َﻭ‬،ِ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـﻪ‬-163
ビスミッラーヒ
ワ
アラー
スンナティ
ラスーリッラ
ー。
「アッラーの御名において、アッラーの使徒のスンナ①に従
って。」
①
預言者ムハンマド(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)が人
生のあらゆる分野において示した、ムスリムの従うべき規範・手
法・道。
179
‫‪59.遺体埋葬後のドアー‬‬
‫‪ )) -164‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﹶﻟﻪُ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﺜﺒﱢﺘﹾ ُﻪ ((‬
‫‪サッ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫。‪ラフ‬‬
‫‪アッラーフンマグフィル‬‬
‫。‪ビトゥフ‬‬
‫‪「アッラーよ、彼を赦したまえ。アッラーよ、彼を堅固に‬‬
‫」。‪したまえ‬‬
‫‪60.お墓参りの際のドアー‬‬
‫ﻥ ﺍﻟـ ُﻤﺅْ ِﻤﻨِﻴﻥَ‪،‬‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْ ﹸﻜﻡْ ﺃﻫْ َل ﺍﻟ ﱢﺩﻴَﺎﺭﹺ‪ِ ،‬ﻤ َ‬
‫‪ )) -165‬ﺍﻟﺴﱠﻼ ُﻡ َ‬
‫ﺤ ُﻡ‬
‫ﺤﻘﹸﻭﻥَ‪َ ،‬ﻭ َﻴﺭْ َ‬
‫ﷲ ﹺﺒ ﹸﻜﻡْ ﹶﻟﺎ ِ‬
‫َﻭﺍﻟـ ُﻤﺴْ ِﻠﻤِﻴﻥَ‪َ ،‬ﻭﺇﻨﱠﺎ ﺇﻥْ ﺸﹶﺎ َﺀ ﺍ ُ‬
‫ﷲ ﻟﻨﹶﺎ‬
‫ﺨ ﹺﺭﻴﻥَ‪ ،‬ﺃﺴْﺄ ُل ﺍ َ‬
‫ﻥ ِﻤﻨﱠﺎ َﻭﺍﻟـ ُﻤﺴْ ﹶﺘﺄْ ِ‬
‫ﷲ ﺍﻟـﻤُﺴ ﹶﺘﻘﹾﺩِﻤِﻴ َ‬
‫ﺍ ُ‬
‫َﻭ ﹶﻟﻜﹸ ُﻡ ﺍﻟﻌَﺎﻓِﻴَ ﹶﺔ (( ‪.‬‬
‫‪180‬‬
アッサラーム
アライクム
ムウミニーナ
ワルムスリミーン。ワ
シャーアッラーフ
アハルッディヤーリ、ミナル
ビクム
インナー
ラーヒクーン。ワ
ッラーフルムスタクディミーナ
ヒリーン。アスアルッラーハ
ミンナー
ラナー
ワ
イン
ヤルハム
ワルムスタア
ラクムルアー
フィヤ。
「信仰者とムスリムからなる墓の住人たちよ、あなた方の
上に平安あれ。私たちはアッラーの思し召しとともに、あ
なた方の後を追います。アッラーが私たちのうちの先人た
ちと後人たちに、ご慈悲を垂れて下さいますように。私は
アッラーに、私たちとあなた方のご加護を祈ります。」
61.風が吹いた時のドアー
ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ ﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،‫ﺨﻴْﺭَﻫﺎ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ِﺇﻨﱢﻲ َﺃﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ﹶ‬-166
(( ‫ﺸ ﱢﺭﻫَﺎ‬
‫ﹶ‬
アッラーフンマ
インニー
アスアルカ
181
ハイラハー。ワ
アウーズ
ビカ
ミン
シャッリハー。
「アッラーよ、私はあなたに風の良きことを願い、その悪
からのご加護を求めます。」
،‫ﺨﻴْﺭَ ﻤَﺎ ِﻓﻴْﻬَـﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺨﻴْﺭَﻫَﺎ‬
‫ﻙ ﹶ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ِﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-167
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺸ ﱢﺭﻫَﺎ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
َ ‫ َﻭﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،ِ‫ﺴ ﹶﻠﺕﹾ ﹺﺒﻪ‬
ِ ْ‫ﺨﻴْﺭَ ﻤَﺎ ُﺃﺭ‬
‫ﻭَ ﹶ‬
(( ‫ﺴ ﹶﻠﺕﹾ ﹺﺒ ِﻪ‬
ِ ْ‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ُﺃﺭ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ِﻓﻴْﻬَﺎ‬
アッラーフンマ
インニー
ハイラ
マー
ラトゥ
ビヒ。
ー、ワ
シャッリ
ー
アスアルカ
フィーハー、ワ
ワ
ウルスィラトゥ
アウーズ
マー
ハイラハー、ワ
ハイラ
ビカ
マー
ミン
フィーハー、ワ
ウルスィ
シャッリハ
シャッリ
マ
ビヒ。
「アッラーよ、私たちはあなたに風の良き事と、その中に
ある良きものと、そのために送られたところの良き事を願
います。そしてその悪と、その中にある悪と、そのために
送られたところの悪からのご加護を求めます。」
182
62.雷鳴の時のドアー
،ِ‫ﺤﻤْـ ِﺩﻩ‬
َ ‫ﺢ ﺍﻟ ﱠﺭﻋْـ ُﺩ ﹺﺒ‬
ُ ‫ﻥ ﺍﻟﱠـﺫِﻱ ُﻴﺴَـﺒﱢ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -168
(( ِ‫َﻭﺍﻟـﻤَﻼ ِﺌ ﹶﻜ ﹸﺔ ِﻤﻥْ ﺨِﻴْ ﹶﻔﺘِﻪ‬
スブハーナッラズィー
ィヒ
ユサッビフッラァドゥ
ワルマラーイカトゥ
ミン
ビハムデ
ヒーファティヒ。
「アッラーに称賛あれ、雷はかれを讃えて唱念し,また天
使たちもかれを畏れて唱念する。」
63.雨乞いのドアーより
،‫ ﻨﹶﺎﻓِﻌﺎﹰ‬،‫ﻏﻴْﺜ ﹰﺎ ُﻤﻐِﻴﺜ ﹰﺎ َﻤﺭﹺﻴﺌ ﹰﺎ َﻤﺭﹺﻴﻌﺎﹰ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺃﺴْ ِﻘﻨﹶﺎ ﹶ‬-169
. (( ‫ﺠ ﹴل‬
‫ﻏﻴْﺭَ ﺁ ﹺ‬
‫ﻼ ﹶ‬
‫ﺠﹰ‬
‫ ﻋَﺎ ﹺ‬،‫ﻏﻴْﺭَ ﻀَﺎﺭﱟ‬
‫ﹶ‬
アッラーフンマ
リーアン
アスキナー
ガイサン
マリーアン、ナーフィアン
183
ムギーサン
ガイラ
マ
ダーッリ
ン、アージラン
ガイラ
アージル。
「アッラーよ、日延べすることなく、私たちに害の無い有
益な、祝福された豊穣の恵みの雨を降らせて下さい。」
. (( ‫ﻏﺜﹾﻨﹶﺎ‬
ِ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺃ‬،‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺃﻏِﺜﹾﻨﹶﺎ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺃﻏِﺜﹾﻨﹶﺎ‬-170
アッラーフンマ
アギスナー、アッラーフンマ
ー、アッラーフンマ
アギスナ
アギスナー。
「アッラーよ、私たちに恵みの雨を降らせて下さい。アッ
ラーよ、私たちに恵みの雨を降らせて下さい。アッラーよ、
私たちに恵みの雨を降らせて下さい。」
ْ‫ﺸﺭ‬
‫ ﻭَﺍﻨﹾ ﹸ‬،َ‫ َﻭ َﺒﻬَﺎﺌِﻤﻙ‬،َ‫ﻋﺒَﺎ َﺩﻙ‬
ِ ‫ﻕ‬
ِ ْ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﺴ‬-171
‫ َﻭﺃﺤْﻴِﻲ ﺒَ ﹶﻠﺩَﻙَ ﺍﻟـﻤَ ﱢﻴ ﹶ‬،َ‫َﺭﺤْ َﻤ ﹶﺘﻙ‬
. (( ‫ﺕ‬
アッラーフンマスキ
ンシュル
イバーダカ、ワ
ラハマタカ、ワ
アハイー
バハーイマカ、ワ
バラダカルマイイ
トゥ。
「アッラーよ、あなたのしもべたちと畜獣たちに雨を降ら
184
せ、あなたの慈悲を広く行き渡らせ、あなたの枯れ果てた
土地を蘇らせて下さい。」
64.雨が降った時のドアー
(( ‫ﺼﻴﱢﺒ ﹰﺎ ﻨﹶﺎ ِﻓ َﻌ ﹰﺎ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ‬-172
アッラーフンマ
サイイバン
ナーフィアー。
「アッラーよ、有益な雨を降らせて下さい。」
65.雨が降った後のドアー
(( ‫ﻁﺭْﻨﹶﺎ ﺒﹺ ﹶﻔﻀْلﹺ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ َﻭ َﺭﺤْ َﻤ ِﺘ ِﻪ‬
ِ ‫ )) ُﻤ‬-173
ムティルナー
ビファドゥリッラーヒ
ワ
ラハマティヒ。
「アッラーの恩恵と慈悲によって、私たちは雨に恵まれま
した。」
66.雨が止んで欲しい時のドアー
185
‫ﻋﻠﹶﻰ ﺍﻵﻜﹶﺎ ﹺﻡ‬
‫ﺤﻭَﺍ ﹶﻟﻴْﻨﹶﺎ َﻭﻟﹶﺎ ﻋَ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َ‬
‫‪ )) -174‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َ‬
‫ﺠ ﹺﺭ (( ‪.‬‬
‫ﺸَ‬
‫ﺕ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﻥ ﺍﻷﻭْ ِﺩ َﻴﺔِ‪َ ،‬ﻭ َﻤﻨﹶﺎ ﹺﺒ ِ‬
‫ﻅﺭَﺍﺏﹺ‪َ ،‬ﻭ ُﺒﻁﹸﻭ ﹺ‬
‫َﻭﺍﻟ ﱢ‬
‫。‪アライナー‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ワッズィラービ、ワ‬‬
‫‪マナービティッシャジ‬‬
‫‪ハワーライナー‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪アラルアーカーミ‬‬
‫‪アッラーフンマ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ブトゥーニルアウディヤティ‬‬
‫。‪ャル‬‬
‫‪「アッラーよ、私たちの真上ではなく私たちの周囲に。①ア‬‬
‫」。‪ッラーよ、山や丘に、渓谷に、苗木に‬‬
‫‪67.三日月を見た時のドアー‬‬
‫ﻥ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ ﺒﹺﺎﻷﻤْ ﹺ‬
‫ﷲ َﺃﻜﹾ َﺒﺭُ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺃ ِﻫﻠﱠ ُﻪ َ‬
‫‪ )) -175‬ﺍ ُ‬
‫ﻕ ﻟِـﻤَـﺎ‬
‫َﻭﺍﻹﻴْﻤَـﺎﻥﹺ‪ ،‬ﻭَﺍﻟﺴﱠﻼ َﻤ ِﺔ ﻭَﺍ ِﻹﺴْﻼﻡﹺ‪ ،‬ﻭَﺍﻟ ﱠﺘﻭْ ِﻓﻴْ ِ‬
‫①‬
‫‪訳者注:つまり被害を及ぼすような大雨ではなく、適度かつ有‬‬
‫。‪益な雨を願う‬‬
‫‪186‬‬
. (( ‫ﷲ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ َﺭ ﱡﺒﻨﹶﺎ ﻭ َﺭ ﱡﺒ‬،‫ﺤﺏﱡ َﺭ ّﺒﻨﹶﺎ ﻭَ ﹶﺘﺭْﻀَﻰ‬
ِ ‫ﹸﺘ‬
アッラーフ
ライナー
ィ
アクバル。アッラーフンマ
ビルアムニ
ラッバナー
ワ
ア
ワルイーマーン。ワッサラーマテ
ワルイスラーム。ワッタウフィーキ
ッブ
アヒッラフ
リマー
タルダー。ラッブナー
トゥヒ
ワ
ラッ
ブカッラー。
「アッラーは偉大なり。アッラーよ、私たちが安寧と信仰、
そして平安とイスラームにある状態にあるまま、月を三日
月にして下さい。そしてあなたがお望みになり御満悦され
ることにおける成功によって。私たちとあなたの主はアッ
ラーです。」
68.イフタール(斎戒明けの食事)時の
ドアー
‫ﺕ ﺍ َﻷﺠْ ُﺭ‬
‫ ﻭَ ﹶﺜﺒَ ﹶ‬،‫ ﻭَﺍﺒْ ﹶﺘﱠﻠﺕِ ﺍﻟ ُﻌﺭُﻭﻕﹸ‬،ُ‫ﻅ َﻤﺄ‬
‫ )) ﹶﺫﻫَﺏَ ﺍﻟ ﱠ‬-176
187
. (( ‫ﷲ‬
ُ ‫ِﺇﻥْ ﺸﹶﺎﺀَﺍ‬
ザハバッザマウ
ルアジュル
ワブタッラティルウルーク、ワ
イン
サバタ
シャーアッラー。
「喉の渇きを癒し、血管を湿らせ、そしてアッラーの思し
召しならば(斎戒の)報奨を確実なものとされたまえ。」
‫ﺴ َﻌﺕﹾ ﹸﻜلﱠ‬
ِ ‫ﻙ ﺍﱠﻟﺘِﻲ َﻭ‬
َ ‫ﻙ ﹺﺒ َﺭﺤْ َﻤ ِﺘ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ َﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-177
. (( ‫ ﺃﻥْ ﹶﺘﻐﹾﻔِﺭَ ﻟِﻲ‬،ٍ‫ﺸﻲْﺀ‬
‫ﹶ‬
アッラーフンマ
インニー
アスアルカ
ッラティー
ワスィアトゥ
タグフィラ
リー。
クッラ
ビラハマティカ
シャイイン
アン
「アッラーよ、私は万有に満ち広がるあなたの慈悲におい
て、私を赦して下さることを祈ります。」
69.食前のドアー
188
(( ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ‬-178
ビスミッラー。
「もしあなた方が食べ物を食べる時には、
『アッラーの御名
において。』と唱えよ。そしてもしそれを最初に言い忘れた
時には、
((ِ ‫ﺨﺭﹺﻩ‬
ِ ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺃ ﱠﻭ ِﻟ ِﻪ َﻭﺁ‬ビスミッラーヒ
アウワリヒ
ワ
アーヒリヒ。
『その始まりと終わりに、アッラーの御名において。』と言
うのだ。」
‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ‬
‫ ﻭَﺃﻁﹾ ِﻌﻤْﻨﹶﺎ ﹶ‬،ِ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟﹶﻨـَﺎ ِﻓﻴْﻪ‬-179
(( ‫ِﻤﻨﹾ ُﻪ‬
「アッラーによって食べ物を与えられた者は、次のように
言う:
アッラーフンマ
バーリク
ラナー
189
フィーヒ。
ワ
ア
トゥイムナー
ハイラン
ミンフ。
『アッラーよ、それにおいて私たちを祝福し、それ以上に
良いものを私たちに施してください。』
(( ‫ َﻭ ﹺﺯﺩْﻨﹶﺎ ِﻤﻨﹾ ُﻪ‬،ِ‫)) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟﹶـﻨﹶﺎ ِﻓﻴْﻪ‬
また、アッラーによってミルクを与えられた者は、次の
ように言う:
アッラーフンマ
ドゥナー
バーリク
ラナー
フィーヒ
ワ
ズィ
ミンフ。
『アッラーよ、それにおいて私たちを祝福し、それを私た
ちに増やして下さい。』」
70.食後のドアー
،ِ‫ ﻭَﺭَﺯَ ﹶﻗﻨِﻴﻪ‬،‫ )) ﺍﻟﺤَـﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﺃﻁﹾ َﻌ َﻤﻨِﻲ َﻫﺫﹶﺍ‬-180
. (( ‫ﺤﻭْ ﹴل ِﻤﻨﱢﻲ َﻭ ﹶﻟﺎ ﹸﻗ ﱠﻭ ٍﺓ‬
َ ‫ﻏﻴْﺭﹺ‬
‫ِﻤﻥْ ﹶ‬
アルハムドゥリッラーヒッラズィー
ーザー、ワ
ラザカニーヒ、ミン
190
アトゥアマニー
ガイリ
ハウリン
ハ
ミ
ンニー
ワ
ラー
クウワ。
「私の力が少しも介在することのないところにおいて、こ
れを私に食べさせ、お恵みになったアッラーに称えあれ。」
،ِ‫ﻁﻴﱢﺒ ﹰﺎ ُﻤﺒَﺎﺭَﻜ ﹰﺎ ﻓِﻴﻪ‬
‫ﺤﻤْﺩﹰﺍ ﹶﻜﺜِﻴﺭﺍﹰ ﹶ‬
َ ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠـ ِﻪ‬
َ ‫ )) ﺍﻟـ‬-181
. (( ‫ﻋﻨﹾ ُﻪ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ‬
َ ً‫ َﻭ ﹶﻟﺎ ُﻤﺴْ ﹶﺘﻐﹾ ﹶﻨﻰ‬،‫ﻲ َﻭ ﹶﻟﺎ ُﻤ َﻭ ﱠﺩﻉﹴ‬
‫ﻏﻴْﺭَ َﻤﻜﹾ ِﻔ ﱟ‬
‫ﹶ‬
アルハムドゥリッラーヒ
イバン
ムバーラカン
ン
ラー
ワ
アンフ
ハムダン
カスィーラン
フィーヒ。ガイラ
ムワッダイン、ワ
ラー
タイ
マクフィーイ
ムスタグナン
ラッバナー。
「限りない、素晴らしい、祝福された讃美で私たちの主ア
ッラーを称えます。アッラーを称えることにこれで充分と
いうことはなく、またそこには終わりもなく、また私たち
の主はそれと切っても切り離せません。」
71.食事を振る舞った者へのドアー
191
،ْ‫ ﻭَﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟ ُﻬﻡ‬،ْ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﹶﻟ ُﻬﻡْ ﻓِﻴﻤَﺎ َﺭ َﺯﻗﹾ ﹶﺘ ُﻬﻡ‬-182
. (( ْ‫ﺤﻤْ ُﻬﻡ‬
َ ْ‫َﻭﺍﺭ‬
アッラーフンマ
フム、ワグフィル
バーリク
ラフム
ラフム
フィーマーラザクタ
ワルハムフム。
「アッラーよ、あなたが彼らに御恵みになったものにおい
て、彼らを祝福して下さい。そして彼らを赦し、彼らに慈
悲をおかけ下さい。」
72.飲み物を与える者、それを行おうとする
者へのドアー
ْ‫ﻕ َﻤﻥ‬
ِ ْ‫ ﻭَﺍﺴ‬،‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻁﹾ ِﻌﻡْ َﻤﻥْ ﺃﻁﹾ َﻌ َﻤﻨِﻲ‬-183
(( ‫ﺴﻘﹶﺎﻨِﻲ‬
َ
アッラーフンマ
スキ
マン
アトゥイム
サカーニー。
192
マン
アトゥアマニー
ワ
「アッラーよ、私に食事を施した者に食事を恵みたまえ。
そして私に飲み物を与えた者に飲み物を与えたまえ。」
73.イフタールを施した者へのドアー
‫ﻁﻌَﺎ َﻤﻜﹸ ُﻡ‬
‫ ﻭََﺃ ﹶﻜ َل ﹶ‬،َ‫ﻋﻨﹾ َﺩ ﹸﻜ ُﻡ ﺍﻟﺼﱠﺎ ِﺌﻤُﻭﻥ‬
ِ َ‫ﻁﺭ‬
‫ )) ﺃﻓﹾ ﹶ‬-184
(( ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻜﹸ ُﻡ ﺍﻟـﻤَﻼ ِﺌ ﹶﻜ ﹸﺔ‬
َ ‫ﺼﱠﻠﺕﹾ‬
َ ‫ َﻭ‬,‫ﺍ َﻷﺒْﺭَﺍ ُﺭ‬
アフタラ
インダクムッサーイムーナ、ワ
ーマクムルアブラール、ワ
サッラトゥ
アカラ
タア
アライクムルマ
ラーイカ。
「あなた方のもとで斎戒者達が斎戒を解き、よき人々があ
なた方の食べ物を食べ、あなた方に対し天使たちが祈りま
すように。」
74.斎戒中に食事を出された場合の
ドアー
185-「もしあなた方が食事に招待されたら、それに応
193
‫‪じよ。もし斎戒中ならば祈願してやり、もしそうでないな‬‬
‫」。‪ら食べるのだ‬‬
‫‪75.喧嘩をけしかけられた時に‬‬
‫‪斎戒者が言うこと‬‬
‫‪ِ )) -186‬ﺇﻨﱢﻲ ﺼَﺎ ِﺌﻡٌ‪ ،‬ﺇﻨﱢﻲ ﺼَﺎ ِﺌﻡٌ ((‬
‫。‪サーイム‬‬
‫‪サーイム、インニー‬‬
‫‪インニー‬‬
‫」。‪「私は斎戒中です。私は斎戒中です‬‬
‫‪76.植物に実が付き始めたのを見た時の‬‬
‫‪ドアー‬‬
‫‪ )) -187‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟﹶـﻨﹶﺎ ﻓِﻲ ﹶﺜﻤَﺭﹺﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟﹶــﻨﹶﺎ‬
‫ﻋﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟﹶﻨـَﺎ ﻓِﻲ‬
‫ﻓِﻲ ﻤَﺩِﻴْ ﹶﻨﺘِﻨﹶﺎ‪َ ،‬ﻭﺒَﺎ ﹺﺭﻙْ ﻟﹶـﻨﹶﺎ ﻓِﻲ ﺼَﺎ ِ‬
‫‪194‬‬
(( ‫ُﻤ ﱢﺩﻨﹶﺎ‬
アッラーフンマ
バーリク
ワ
バーリク
ラナー
ワ
バーリク
ラナー
ク
ラナー
フィー
ラナー
フィー
フィー
フィー
サマリナー。
マディーナティナー。
サーイナー。ワ
バーリ
ムッディナー。
「アッラーよ、私たちの果実において私たちを祝福して下
さい。私たちの町において私たちを祝福して下さい。私た
ちのサーア(穀物の計量単位)において私たちを祝福して
下さい。私たちのムッド(穀物の計量単位)において私た
ちを祝福して下さい。」
77.くしゃみをした時のドアー
(( ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﱠـ ِﻪ‬
َ ‫ )) ﺍﻟـ‬-188
アルハムドゥリッラー。
「あなた方の誰かがくしゃみをしたら『アッラーに称えあ
れ。』と言いなさい。
195
(( ‫ﷲ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ﺤ ُﻤ‬
َ ْ‫)) َﻴﺭ‬
ヤルハムカッラー。
そうしたら彼の同胞、あるいはそばにいた者は、
『アッラ
ーがあなたにご慈悲を垂れますよう。』と言いなさい。
(( ْ‫ﺢ ﺒَﺎ ﹶﻟ ﹸﻜﻡ‬
ُ ‫ ﻭ ُﻴﺼْ ِﻠ‬،ُ‫)) َﻴﻬْﺩِﻴﻜﹸ ُﻡ ﺍﷲ‬
ヤハディークムッラーフ
ワ
ユスリフ
バーラクム。
そしてそばに居た者が、
『アッラーがあなたにご慈悲を垂
れますよう。』と彼に言ったならば、『あなた方にアッラー
のお導きがありますように。またあなた方の状態を正して
下さいますように。』と言いなさい。」
78.ムスリムでない者がくしゃみをし、
アッラーを讃えた時に彼に言うこと
(( ْ‫ﺢ ﺒَﺎ ﹶﻟ ﹸﻜﻡ‬
ُ ‫ ﻭ ُﻴﺼْ ِﻠ‬،ُ‫ )) َﻴﻬْﺩِﻴﻜﹸ ُﻡ ﺍﷲ‬-189
ヤハディークムッラーフ
ワ
ユスリフ
バーラクム。
「あなた方にアッラーのお導きがありますように。またあ
196
なた方の状態を正して下さいますように。」と言いなさい。
79.結婚する者へのドアー
‫ﺠ َﻤ َﻊ‬
َ ‫ َﻭ‬،َ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻙ‬
َ ‫ﻙ‬
َ ‫ َﻭﺒَﺎ َﺭ‬،َ‫ﷲ ﹶﻟﻙ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ )) ﺒَﺎ َﺭ‬-190
(( ‫ﺨﻴْﺭﹴ‬
‫َﺒﻴْ ﹶﻨ ﹸﻜﻤَﺎ ﻓِﻲ ﹶ‬
バーラカッラーフ
ャマア
ラカ、ワ
バイナクマー
バーラカ
フィー
アライク。ワ
ジ
ハイル。
「アッラーが(あなたの結婚において)あなたに祝福を与
え、降り注いでくれますように。そしてあなた方二人をよ
きものにおいて、縁結びして下さいますように。」
80.結婚する者、及び家畜を買う時のドアー
‫ﺨﻴْﺭ ﻤَﺎ ﺠَﺒَﻠﹾﺘﹶﻬﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺨﻴْﺭَﻫَﺎ‬
‫ﻙ ﹶ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﺴْﺄﹸﻟ‬-191
(( ِ‫ﺠ َﺒﻠﹾ ﹶﺘﻬَﺎ ﻋَ ﹶﻠﻴْﻪ‬
َ ‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺸ ﱢﺭﻫَﺎ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ ﹶ‬
َ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ‬
ُ ‫ َﻭﺃ‬،ِ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻪ‬
َ
アッラーフンマ
インニー
アスアルカ
197
ハイラハー
ワ
ハイラ
ビカ
マー
ミン
ルタハー
ジャバルタハー
シャッリハー
ワ
アライヒ
ワ
アウーズ
シャッリ
マー
ジャバ
アライヒ。
「アッラーよ、私はそこにある良きものを求め、あなたが
そのように創造されたところの良きものを求めます。そし
てそこにある悪から、そしてあなたがそのように創造され
たところの悪しきものからのご加護を求めます。」
81.床入り前のドアー
‫ﺏ‬
‫ﺠ ﱢﻨ ﹺ‬
َ ‫ َﻭ‬،َ‫ﺸﻴْﻁﹶﺎﻥ‬
‫ﺠﻨﱢـﺒْﻨﹶﺎ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ‬،ِ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـﻪ‬-192
. (( ‫ﻥ ﻤَﺎ َﺭ َﺯﻗﹾ ﹶﺘﻨﹶﺎ‬
َ ‫ﺸﻴْﻁﹶﺎ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
ビスミッラー。アッラーフンマ
ーナ、ワ
ジャンニブナッシャイタ
ジャンニビッシャイターナ
マー
ラザクタナ
ー。
「アッラーの御名において。アッラーよ、私たちからシャ
イターンを退けて下さい。そして私たちに授けて下さった
198
ものからシャイターンを退けて下さい。」
82.怒った時のドアー
(( ‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺭﺠﹺﻴ ﹺﻡ‬
‫ﺸﻴْﻁﹶﺎ ﹺ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ )) ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﺎﻟﹼﻠـ ِﻪ ِﻤ‬-193
アウーズ
ビッラーヒ
ミナッシャイターニッラジーム。
「私はアッラーに、呪われるべきシャイターンからのご加
護を求めます。」
83.災難に遭った者を見た時のドアー
،ِ‫ﻙ ﹺﺒﻪ‬
َ ‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﻋَﺎﻓﹶﺎﻨِﻲ ِﻤﻤﱠـﺎ ﺍﺒْﺘﹶﻼ‬
َ ‫ )) ﺍﻟـ‬-194
.(( ‫ﻼ‬
‫ﻕ ﹶﺘﻔﹾﻀِﻴ ﹰ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﹶ‬
‫ﻋﻠﹶﻰ ﻜﹶﺜﻴ ﹴﺭ ِﻤ ﱠﻤﻥْ ﹶ‬
َ ‫ﻀ ﹶﻠﻨِﻲ‬
‫َﻭ ﹶﻓ ﱠ‬
アルハムドゥリッラーヒッラズィー
ンマブタラーカ
カスィーリン
ビヒ。
ミンマン
ワ
アーファーニー
ファッダラニー
ハラカ
ミ
アラー
タフディーラー。
「あなたに降りかかった災難から私を守って下さった、そ
199
して私を彼が創造された多くのものより尊んで下さったア
ッラーに称えあれ。」
84.集まりにおいて言うドアー
‫ﺏ‬
ُ ‫ﺕ ﺍﻟ ﱠﺘﻭﱠﺍ‬
‫ﻙ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
َ ‫ ِﺇ ﱠﻨ‬،‫ﻋ ﹶﻠﻲﱠ‬
َ ْ‫ َﻭ ﹸﺘﺏ‬،‫ﺏ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‬
‫ )) َﺭ ﱢ‬-195
(( ‫ﺍﻟ ﹶﻐﻔﹸﻭ ُﺭ‬
ラッビグフィル
リー
ワ
トゥブ
アライヤ
インナカ
アンタッタウワーブルガフール。(×100 回)
「主よ、私をお許し下さい。私の悔悟を受け入れて下さい。
本当にあなたはよく悔悟を受け入れ、御赦し下さるお方。」
85.集まりの解散に際してのドアー
‫ ﺃﺸﹾ َﻬ ُﺩ ﺃﻥْ ﻻ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ‬،َ‫ﺤﻤْ ِﺩﻙ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ ﹶﻨﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﻭ ﹺﺒ‬
ُ )) -196
. (( َ‫ﺏ ﺇِ ﹶﻟﻴْﻙ‬
ُ ‫ ﺃﺴْ ﹶﺘﻐﹾﻔِ ُﺭﻙَ َﻭَﺃﺘﹸﻭ‬،‫ﺃﻨﹾﺕﹶ‬
200
スブハーナカッラーフンマ
ワ
ドゥ
イッラー
アッラー
フィルカ
ワ
イラーハ
アトゥーブ
ビハムディカ、アシュハ
アンタ、アスタグ
イライカ。
「アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。私はあなた以外
に神はないことを証言します。私はあなたに許しを求め悔
悟します。」
86.「アッラーがあなたを許して下さります
ように」と言った者への言葉
(( َ‫ )) ﻭَ ﹶﻟﻙ‬-197
ワ
ラカ。
「そしてあなたに対しても。」
87.あなたに善いことをした者へのドアー
(( ‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ‬
‫ﷲ ﹶ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ﺠﺯَﺍ‬
َ )) -198
ジャザーカッラーフ
ハイラー。
201
「アッラーがあなたに良き報奨を与えて下さりますよう。」
88.偽キリストからの護身
199-「洞窟章の最初の 10 節を覚えた者は偽キリスト
の災難から護られる。」そして各礼拝の終わりに偽キリスト
からのご加護をアッラーに請うこと。
89.
「私はアッラーゆえにあなたを愛します」
と言った者へのドアー
(( ‫ﻙ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﺃﺤْ َﺒﺒْ ﹶﺘﻨِﻲ ﹶﻟ ُﻪ‬
َ ‫ﺤ ﱠﺒ‬
َ ‫ )) ﺃ‬-200
アハッバカッラズィー
アハバブタニー
ラフ。
「あなたが私を愛した所以となられたそのお方が、あなた
を愛されますように。」
90.あなたに財産を提示した者への
202
ドアー
(( ‫ﻙ‬
َ ‫ﻙ َﻭﻤَﺎ ِﻟ‬
َ ‫ﷲ ﹶﻟﻙَ ﻓِﻲ ﺃﻫْ ِﻠ‬
ُ ‫ )) ﺒَﺎﺭَﻙ ﺍ‬-201
バーラカッラーフ
ラカ
フィー
アハリカ
ワ
マーリ
カ。
「アッラーがあなたの家族とあなたの財産に関してあなた
を祝福して下さいますよう。」
91.借金返済時の債権者へのドアー
‫ﺠﺯَﺍ ُﺀ‬
َ ‫ ﺇﻨﱠـﻤَﺎ‬،َ‫ﻙ َﻭﻤَﺎ ِﻟﻙ‬
َ ‫ﷲ ﹶﻟﻙَ ﻓِﻲ ﺃﻫْ ِﻠ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ )) ﺒَﺎ َﺭ‬-202
(( ‫ﺤﻤْ ُﺩ َﻭﺍﻷﺩَﺍ ُﺀ‬
َ ‫ﺴ ﹶﻠﻑِ ﺍﻟـ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
バーラカッラーフ
ク。インナマー
ラカ
フィー
アハリカ
ワ
ジャザーウッサラフィルハムドゥ
マーリ
ワル
アダー。
「アッラーがあなたの家族とあなたの財産に関してあなた
203
を祝福して下さいますよう。よき貸付①の報奨は、その返済
と賞賛です。」
92.シルク②に恐怖を抱いた時のドアー
،ُ‫ﻙ ﻭَﺃﻨﹶﺎ ﺃﻋْ ﹶﻠﻡ‬
َ ‫ﻙ ﹺﺒ‬
َ ‫ﻙ ﺃﻥْ ﺃﺸﹾ ﹺﺭ‬
َ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬-203
(( ‫َﻭﺃﺴْ ﹶﺘﻐﹾﻔِ ُﺭﻙَ ﻟِـﻤَﺎ ﻻ ﺃﻋْ ﹶﻠ ُﻡ‬
アッラーフンマ
ュリカ
ルカ
ビカ
リマー
インニー
ワ
ラー
アナー
アウーズ
ビカ
アァラム。ワ
アン
ウシ
アスタグフィ
アァラム。
「アッラーよ、私はあなたに、それと知りながらあなたに
他の者を並べて崇める罪からのご加護を求めます。そして、
私が知らずに犯した罪へのあなたの御赦しを求めます。」
①
訳者注:「サラフ(よき貸付)
」とは、債権者がそれをもって現
世的利益を目的とせず、債務者はただ借入額だけを返済すべきと
したもの。
②
校閲者注:137 頁の脚注を参照のこと。
204
93.「アッラーがあなたを祝福して下さいま
すよう」と言った者へのドアー
(( ‫ﷲ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ﻙ ﺒَﺎ َﺭ‬
َ ‫ )) َﻭﻓِﻴ‬-204
ワ
フィーカ
バーラカッラー。
「あなたにもアッラーからの祝福がありますよう。」
94.ティヤラ①に対する嫌悪のドアー
،َ‫ﺨﻴْ ُﺭﻙ‬
‫ﺨﻴْﺭَ ِﺇﻟﱠﺎ ﹶ‬
‫ َﻭﻟﹶﺎ ﹶ‬،َ‫ﻁﻴْ ُﺭﻙ‬
‫ﻁﻴْﺭَ ِﺇﻟﱠﺎ ﹶ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻟﹶﺎ ﹶ‬-205
(( َ‫ﻏﻴْ ُﺭﻙ‬
‫َﻭﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﹶ‬
アッラーフンマ
ラー
ハイラ
ラー
イッラー
タイラ
イッラー
ハイルク。ワ
タイルク。ワ
ラー
イラーハ
ガイルク。
「アッラーよ、あなたの鳥の他に(不吉な予兆を知らせる)
①
訳者注:
「ティヤラ」とは、ある種の鳥の出現を不吉なことの予
兆と結びつける、イスラーム以前の時代の迷信。
205
‫‪鳥はいません、あなたの善の他に善はありません、あなた‬‬
‫」。‪以外に神はありません‬‬
‫‪95.乗り物に乗る時のドアー‬‬
‫ﺨ َﺭ َﻟ ﹶﻨﺎ‬
‫ﺴﱠ‬
‫ﻱ َ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺫ ﹺ‬
‫ﺤﺎ َ‬
‫ﺴﺒْ َ‬
‫ﷲ﴿ ُ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ِ‬
‫‪ -206‬ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﷲِ‪ ،‬ﺍﻟ َ‬
‫ﻥ﴾‬
‫ﻥ * َﻭِﺇ ﱠﻨﺎ ِﺇ ﹶﻟﻰ َﺭ ﱢﺒ ﹶﻨﺎ ﹶﻟ ُﻤﻨﹾ ﹶﻘ ِﻠ ُﺒﻭ َ‬
‫َﻫ ﹶﺫﺍ َﻭ َﻤﺎ ﹸﻜ ﱠﻨﺎ ﹶﻟ ُﻪ ُﻤﻘﹾ ﹺﺭ ِﻨﻴ َ‬
‫ﷲ ﺃﻜﺒَـﺭُ‪،‬‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪِ‪ ،‬ﺍ ُ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪِ‪ ،‬ﺍﻟ َ‬
‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـﻪِ‪ ،‬ﺍﻟ َ‬
‫))ﺍﻟ َ‬
‫ﺕ ﹶﻨﻔﹾﺴِﻲ‪،‬‬
‫ﺴﺒْﺤﺎ ﹶﻨﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ِﺇﻨﱢﻲ ﻅﹶﻠﻤْ ﹸ‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭُ‪ُ ،‬‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭُ‪ ،‬ﺍ ُ‬
‫ﺍ ُ‬
‫ﺕ((‬
‫ﺏ ِﺇ ﹼﻻ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﻓﹶﺎﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‪ ،‬ﹶﻓ ِﺈﻨﱠ ُﻪ ﻻ َﻴﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍﻟ ﱡﺫﻨﹸﻭ َ‬
‫。‪リッラー‬‬
‫‪『スブハーナッラ‬‬
‫‪クンナ‬‬
‫‪ラ‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪イラー‬‬
‫。‪リッラー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ビスミッラー。ワルハムドゥ‬‬
‫‪ハーザー‬‬
‫‪インナー‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ラナー‬‬
‫*‬
‫‪サッハラ‬‬
‫‪ムクリニーン‬‬
‫‪ラムンカリブーン』アルハムドゥ‬‬
‫‪206‬‬
‫‪ズィー‬‬
‫‪ラフ‬‬
‫‪ー‬‬
‫‪ッビナー‬‬
アルハムドゥ
ラーフ
リッラー。アルハムドゥ
アクバル。アッラーフ
アクバル。アッラーフ
クバル。スブハーナカッラーフンマ
ゥ
ナフスィー
ファグフィル
ー
ヤグフィルッズヌーバ
リッラー。アッ
インニー
ザラムト
リー。ファインナフ
イッラー
ア
ラ
アンタ。
「アッラーの御名において、アッラーに称えあれ。
『かれを
讃えます。これらのものを私たちに服従させた御方。これ
は私たちには叶わなかったことです。* 本当に私たちは,
私たちの主の御許に必ず帰るのです。
』【金の装飾章:13~
14】アッラーに称えあれ。アッラーに称えあれ。アッラー
に称えあれ。アッラーは偉大なり。アッラーは偉大なり。
アッラーは偉大なり。アッラーよ、あなたに称えあれ。本
当に私は自分を虐げていました、ですから私を御赦し下さ
い。本当に罪を御赦しになられるのはあなたの他におりま
せん。」
96.旅立ちのドアー
207
‫ﻱ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠﺫ ﹺ‬
‫ﺴﺒْﺤَﺎ َ‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ ‪ُ ﴿ ،‬‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭُ‪ ،‬ﺍ ُ‬
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭُ‪ ،‬ﺍ ُ‬
‫‪ -207‬ﺍ ُ‬
‫ﻥ * َﻭِﺇﻨﱠﺎ ِﺇﻟﹶﻰ َﺭ ﱢﺒﻨﹶﺎ‬
‫ﺨ َﺭ َﻟﻨﹶﺎ َﻫﺫﹶﺍ َﻭ ﻤَﺎ ﹸﻜﻨﱠﺎ ﹶﻟ ُﻪ ُﻤﻘﹾ ﹺﺭﻨِﻴ َ‬
‫ﺴﱠ‬
‫َ‬
‫ﺴ ﹶﻔ ﹺﺭﻨﹶﺎ َﻫﺫﹶﺍ ﺍﻟ ﹺﺒ ﱠﺭ‬
‫ﻥ ﴾ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱠﺎ ﹶﻨﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ﻓِﻲ َ‬
‫ﹶﻟ ُﻤﻨﹾ ﹶﻘ ِﻠﺒُﻭ َ‬
‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ‬
‫ﻥ ﺍﻟ َﻌ َﻤ ﹺل ﻤَﺎ ﹶﺘﺭْﻀَﻰ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﻫ ﱢﻭﻥْ َ‬
‫ﻭﺍﻟ ﱠﺘﻘﹾﻭﻯ‪َ ،‬ﻭ ِﻤ َ‬
‫ﺏ ﻓِﻲ‬
‫ﺤ ُ‬
‫ﺕ ﺍﻟﺼﱠﺎ ِ‬
‫ﻋﻨﱠﺎ ُﺒﻌْ َﺩﻩُ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺃﻨﹾ ﹶ‬
‫ﺴَ ﹶﻔﺭَ ﹶﻨﺎ َﻫﺫﹶﺍ ﻭَﺍﻁﹾ ﹺﻭ َ‬
‫ﻙ ِﻤﻥْ‬
‫ﺨﻠِﻴ ﹶﻔ ﹸﺔ ﻓِﻲ ﺍﻷﻫْلﹺ‪ ،‬ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺇﻨﱢﻲ ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ َ‬
‫ﺴ ﹶﻔﺭﹺ‪َ ،‬ﻭﺍﻟ ﹶ‬
‫ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﻅﺭﹺ‪َ ،‬ﻭﺴُﻭ ِﺀ ﺍﻟـ ُﻤﻨﹾ ﹶﻘ ﹶﻠﺏﹺ ﻓِﻲ‬
‫ﺴ ﹶﻔﺭﹺ‪ ،‬ﻭَﻜﺂ َﺒ ِﺔ ﺍﻟـ َﻤﻨﹾ ﹶ‬
‫َﻭﻋْﺜﹶﺎ ِﺀ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺍﻟـﻤَﺎ ﹺل ﻭﺍﻷﻫْ ﹺل (( )) ﺁﻴﺒُﻭﻥَ‪ ،‬ﺘﹶﺎ ِﺌﺒُﻭﻥَ‪ ،‬ﻋَﺎ ﹺﺒﺩُﻭﻥَ‪ِ ،‬ﻟ َﺭ ﱢﺒﻨﹶﺎ‬
‫ﻥ ((‬
‫ﺤَﺎ ِﻤﺩُﻭ َ‬
‫‪208‬‬
アッラーフ
フ
ワ
インナー
アッラーフンマ
リナー
リ
マー
クンナー
イラー
インナー
インニー
ッサファリ、ワ
ムンカラビ
フィー
ワッタクワー。ワ
ハーザー。
ッサファル。ワルハリーファトゥ
ーフンマ
ムクリニーン
ナスアルカ
ブゥダフ。アッラーフンマ
アウーズ
*
サファ
ミナルアマ
ハウウィン
ワトゥウィ
アラ
アンナ
アンタッサーヒブ
フィ
フィルアハル。アッラ
ビカ
ミン
カアーバティルマンザリ、ワ
フィルマーリ
ラナー
ラムンカリブーン』
タルダー。アッラーフンマ
サファラナー
サッハラ
ラフ
ラッビナー
ハーザルビッラ
マー
イナー
ー
アクバル。アッラー
アクバル。
『スブハーナッラズィー
ハーザー
ワ
アクバル。アッラーフ
ワァサーイ
スーイル
ワルアハル。
(旅から帰ってき
たらこれらの言葉の他に、更に次の言葉を付け加える)ア
ーイブーナ、ターイブーナ、アービドゥーナ、リラッビナ
ー
ハーミドゥーン。
「アッラーは偉大なり。アッラーは偉大なり。アッラーは
偉大なり。
『かれを讃えます。これらのものを私たちに服従
209
させた御方。これは私たちには叶わなかったことです。*
本当に私たちは,私たちの主の御許に必ず帰るのです。
』
【金
の装飾章:13 ~14】アッラーよ、私たちはこの私たちの旅
において、善行と敬神の念を請います。そしてあなたのご
満悦される行いを求めます。アッラーよ、私たちのこの旅
を容易くして下さい。そしてその距離を縮めて下さい。ア
ッラーよ、あなたは旅の道連れであり、
(残した)家族の後
見人です。アッラーよ、私はあなたに旅の困難と風景がも
たらす倦怠さから、そして財産と家族に万一のことがない
よう、あなたにご加護を求めます。」(そして帰ってきたら
「私たちは帰り、悔悟し、崇拝します。そして私たちの主
を称えます。」と付け加える。)
97.村や町に入る時のドアー
،َ‫ﺴﺒْ ﹺﻊ َﻭﻤَﺎ ﺃﻅﹾ ﹶﻠﻠﹾﻥ‬
‫ﺕ ﺍﻟ ﱠ‬
ِ ‫ﺏ ﺍﻟﺴﱠـﻤَـﺎﻭَﺍ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ َﺭ ﱠ‬-208
‫ﻥ َﻭﻤَﺎ‬
‫ﺸﻴَﺎﻁِﻴ ﹺ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ َﻭ َﺭ ﱠ‬،َ‫ﺴﺒْ ﹺﻊ َﻭﻤَﺎ ﺃﻗﹾ ﹶﻠﻠﹾﻥ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
َ ‫ﺏ ﺍﻷ َﺭﻀِﻴ‬
‫َﻭ َﺭ ﱠ‬
210
‫ﺨﻴْﺭَ َﻫ ِﺫ ِﻩ‬
‫ ﺃﺴْ َﺄﹸﻟﻙَ ﹶ‬،َ‫ﺡ َﻭﻤَﺎ ﹶﺫ َﺭﻴْﻥ‬
‫ﺏ ﺍﻟ ﱢﺭﻴَﺎ ﹺ‬
‫ َﻭ َﺭ ﱠ‬،َ‫ﺃﻀْ ﹶﻠﻠﹾﻥ‬
ْ‫ﻙ ِﻤﻥ‬
َ ‫ َﻭَﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﹺﺒ‬،‫ﺨﻴْﺭَ ﻤَﺎ ﻓِﻴﻬَﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺨﻴْﺭَ ﺃﻫْ ِﻠﻬَﺎ‬
‫ﺍﻟ ﹶﻘﺭْﻴَﺔِ َﻭ ﹶ‬
(( ‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ِﻓﻴْﻬَﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺸ ﱢﺭ َﺃﻫْ ِﻠﻬَﺎ‬
‫ َﻭ ﹶ‬،‫ﺸ ﱢﺭﻫَﺎ‬
‫ﹶ‬
アッラーフンマ
マー
ラッバッサマーワーティッサブイ
アズラルン。ワ
ラッバルアラディーナッサブイ
ワ
マー
アクラルン。ワ
ワ
マー
アドゥラルン。ワ
ー
ザライン。アスアルカ
ティ
ワ
ーハー。ワ
ャッリ
ハイラ
ラッバッシャヤーティーニ
ラッバッリヤーヒ
ハイラ
アハリハー、ワ
アウーズ
ワ
ビカ
アハリハー、ワ
ミン
シャッリ
ワ
マ
ハーズィヒルカルヤ
ハイラ
マー
シャッリハー、ワ
マー
フィ
シ
フィーハー。
「アッラーよ、7 層の天とその影が覆うものの主よ、7 層の
大地とそれが持ち上げるものの主よ、多くのシャイターン
とそれらが迷わせたものの主よ、風とそれが吹き飛ばした
ものの主よ、私はこの村の良きものとその住人の良きもの
211
を、そしてそこにある良きものを求めます。また私はあな
たにその悪とその住人の悪とそこにある悪からのご加護を
求めます。」
98.市場に入る時のドアー
‫ﻙ‬
ُ ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬،ُ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻟﹶﺎ ﹶ‬
ُ ‫ )) ﻟﹶﺎ ﺇ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-209
‫ ﹺﺒ َﻴ ِﺩ ِﻩ‬،‫ﻲ ﻻ َﻴﻤُﻭﺕﹸ‬
‫ﺤﱞ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،‫ ُﻴﺤْﻴِﻲ َﻭ ُﻴﻤِﻴﺕﹸ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ‬
. (( ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺨﻴْﺭ‬
‫ﺍﻟـ ﹶ‬
ラー
イラーハ
リーカ
イー
イッラッラーフ
ラフ。ラフルムルク
ワ
ユミートゥ
ワ
ワ
フワ
ートゥ。ビヤディヒルハイル、ワ
シャイイン
ワハダフ
ラー
シャ
ラフルハムドゥ。ユフ
ハイユン
フワ
ラー
アラー
ヤム
クッリ
カディール。
「唯一のアッラー以外に神はなく、彼に並ぶ何者もいませ
ん。主権は彼に属し讃美も彼に属します。生死を司る御方、
212
彼は死ぬことなく永遠に生きるお方。全ての良いことは彼
の手中にあり、彼は全てにおいて全能です。」
99.乗り物の調子が悪い時のドアー
(( ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ‬-210
ビスミッラー。
「アッラーの御名において。」
100.旅人の居住者へのドアー
(( ‫ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﻟﹶﺎ ﹶﺘﻀِﻴ ُﻊ َﻭﺩَﺍ ِﺌ ُﻌ ُﻪ‬،َ‫ﻋﻜﹸ ُﻡ ﺍﷲ‬
ُ ‫ )) َﺃﺴْ ﹶﺘﻭْ ِﺩ‬-211
アスタウディウクムッラーハッラズィー
ウ
ラー
タディー
ワダーイウフ。
「私は、信託を破棄することのないアッラーのもとにあな
た方を委ねてお別れします。」
101.居住者の旅人へのドアー
213
َ‫ﺨﻭَﺍﺘِﻴﻡ‬
‫ ﻭَ ﹶ‬،َ‫ َﻭَﺃﻤَﺎ ﹶﻨ ﹶﺘﻙ‬،َ‫ﷲ ِﺩﻴْ ﹶﻨﻙ‬
َ ‫ﻉﺍ‬
ُ ‫ )) َﺃﺴْﺘﹶﻭ ِﺩ‬-212
(( ‫ﻙ‬
َ ‫ﻋ َﻤ ِﻠ‬
َ
アスタウディウッラーハ
ワ
ハワーティーマ
ディーナカ、ワ
アマーナタカ、
アマリカ。
「私は、あなたの宗教と信託とあなたの行為の集大成をア
ッラーのもとに委ねてお別れします。」
َ‫ﺴ َﺭ ﹶﻟﻙ‬
‫ َﻭ َﻴ ﱠ‬،َ‫ﻏ ﹶﻔﺭَ ﹶﺫﻨﹾ َﺒﻙ‬
‫ ﻭَ ﹶ‬،‫ﷲ ﺍﻟ ﱠﺘﻘﹾﻭَﻯ‬
ُ ‫ﻙﺍ‬
َ ‫ )) َﺯ ﱠﻭ َﺩ‬-213
((‫ﺕ‬
‫ﺤﻴْ ﹸﺜﻤَﺎ ﹸﻜﻨﹾ ﹶ‬
ُ َ‫ﺨﻴْﺭ‬
‫ﺍﻟـ ﹶ‬
ザウワダカッラーフッタクワー。ワ
ワ
ヤッサラ
ラカルハイラ
ガファラ
ハイス
マー
ザンバカ。
クントゥ。
「アッラーがあなたに敬神の念を増やし、あなたの罪を赦
し、どこにいても良いことが容易くなりますよう。」
102.旅の道中における
214
タクビールとタスビーフ①
214-ジャービル(彼にアッラーのご満悦あれ)は言っ
た。
「私たちは乗り物に乗った時は、タクビールを口にした
ものでした。そしてそこから降りた時には、タスビーフを
口にしたものでした。」
103.サハル時(夜明け前)の旅人の
ドアー
‫ﻥ ﺒَﻼ ِﺌ ِﻪ‬
‫ﺤﺴْ ﹺ‬
ُ ‫ َﻭ‬،ِ‫ﺤﻤْ ِﺩ ﺍﻟﻠﱠـﻪ‬
َ ‫ﺴ ﱠﻤ َﻊ ﺴَﺎ ِﻤﻊٌ ﺒﹺـ‬
َ )) -215
‫ﻥ‬
َ ‫ﻋ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ ﻋَﺎﺌِﺫﹰﺍ ﺒﹺﺎﻟﹼﻠـ ِﻪ ِﻤ‬
َ ْ‫ﻀل‬
ِ ‫ َﻭﺃﻓﹾ‬،‫ﺤﺒْﻨﹶﺎ‬
ِ ‫ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﺼَﺎ‬،‫ﻋَ ﹶﻠﻴْﻨﹶﺎ‬
(( ‫ﺍﻟﻨﱠﺎ ﹺﺭ‬
サンマア
サーミウン
ビハムディッラーヒ、ワ
フスニ
①
訳者注:
「タクビール」とは「アッラーフ アクバル(アッラー
は偉大なり)」、
「タスビーフ」とは「スブハーナッラー(アッラー
に称えあれ)」と念じて言うこと。
215
バラーイヒ
アライナー。ラッバナー
サーヒブナー、ワ
アフディル
アライナー
ビッラーヒ
アーイザン
ミナ
ンナール。
「(天使よ、)私たちへの素晴らしい恩寵に対する私たちの
アッラーへの讃美を、アッラーに伝えて下さい。主よ、私
たちの同伴者よ、私たちに恩恵を降り注ぎ、そして業火か
らのご加護をお与え下さい。」
104.旅において他の家や場所に泊まる時の
ドアー
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ‬
‫ﺕ ِﻤﻥْ ﹶ‬
ِ ‫ﺕ ﺍﻟﻠﹼـ ِﻪ ﺍﻟﺘﱠﺎﻤﱠﺎ‬
ِ ‫ﻋﻭْﺫﹸ ﹺﺒ ﹶﻜ ِﻠﻤَﺎ‬
ُ ‫ )) َﺃ‬-216
(( ‫ﻕ‬
‫ﺨ ﹶﻠ ﹶ‬
‫ﹶ‬
アウーズ
ン
ビカリマーティッラーヒッターンマーティ
シャッリ
マー
ミ
ハラカ。
「私はアッラーの完璧な御言葉に、彼が創造した悪からの
ご加護を求めます。」
216
105.旅から戻った時のズィクル
‫ﻙ‬
ُ ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬،ُ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﹶ‬
ُ ‫ )) ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-217
،َ‫ ﺁﻴﺒُﻭﻥ‬،ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ‬
،ُ‫ﷲ َﻭﻋْ َﺩﻩ‬
ُ ‫ﻕﺍ‬
‫ ﺼَﺩَ ﹶ‬،َ‫ ِﻟ َﺭ ﱢﺒﻨﹶﺎ ﺤَﺎ ِﻤﺩُﻭﻥ‬،َ‫ ﻋَﺎ ﹺﺒﺩُﻭﻥ‬،َ‫ﺘﹶﺎ ِﺌﺒُﻭﻥ‬
. (( ‫ﺏ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ‬
َ ‫ َﻭ َﻫ َﺯ َﻡ ﺍﻷﺤْﺯَﺍ‬،ُ‫ﻋﺒْ َﺩﻩ‬
َ َ‫ﻭَ ﹶﻨﺼَﺭ‬
ラー
イラーハ
リーカ
ワ
イッラッラーフ
ラフ。ラフルムルク
アラー
クッリ
ワ
ワハダフ
ラー
ラフルハムドゥ、ワ
シャ
シャイイン
フ
カディール。アーイブ
ーナ、ターイブーナ、アービドゥーナ、リラッビナー
ハ
ーミドゥーン。サダカッラーフ
ア
ブダフ、ワ
ワァダフ、ワ
ハザマルアハザーバ
ナサラ
ワハダフ。
「唯一のアッラー以外に神はなく、かれに並ぶ何者もあり
ません。権威はかれに属し讃美も彼に属します。かれは全
てにおいて全能です。私たちは帰り、悔悟し、崇拝します。
217
そして私たちの主を称えます。アッラーは御自身の約束を
履行し、そのしもべを勝利させ、部族連合を敗走させまし
た。」
106.嬉しい事や嫌な事があった時に
言うこと
‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠـ ِﻪ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﹺﺒ ِﻨﻌْ َﻤ ِﺘ ِﻪ ﹶﺘ ِﺘ ﱡﻡ‬
َ ‫ )) ﺍﻟـ‬-218
(( ‫ﺕ‬
‫ﺍﻟﺼﱠﺎﻟِـﺤَﺎ ﹸ‬
アルハムドゥ
リッラーヒッラズィー
ビニァマティヒ
タティンムッサーリハートゥ。
預言者は彼に嬉しいことがもたらされると、次のように
言った:
「アッラーに称えあれ。善行は彼の恩恵によって完
遂されます。」
(( ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺤَﺎ ﹴل‬
َ ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠـ ِﻪ‬
َ ‫)) ﺍﻟـ‬
アルハムドゥリッラーヒ
アラー
218
クッリ
ハール。
また預言者は、彼に嫌なことがもたらされると次のよう
に言った:
「どのような状況であれ、アッラーを称えます。」
107.預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あ
れ)のために祈願すること①の徳
219-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「私のために 1 回祈願した者には、アッラーが彼の
ために 10 回祈願する。
」
220-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。「私の墓をイード②としてはならない。私のために
①
具体的な祈願の仕方については、
本書 15 頁の脚注①参照のこと。
訳者注:
「イード」とは定期的に訪れるところのもの、そして時
節的なものであれ、場所的なものであれ、何かを定期的に行うこ
とを指す。それゆえ預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は人々が定期的に彼の墓を来訪することを諌めたのであり、本文
の後半部分にもあるように、彼への祈願はどこからでも届くので
ある。
(スナン・アブー・ダーウード注釈「アウヌ・アル=マアブ
ード」より)。
②
219
祈願しなさい。あなた方の祈願はあなた方がどこにいよう
と私に届くのであるから。」
221-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「吝嗇な者とは、私の名を述べた時に私への祈願を
しない者である。」
222-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「アッラーのもとには私のウンマからのサラームを
私に伝える、地上を周遊してまわる天使たちがいる。」
223-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「私に挨拶する者にはアッラーが私に私の魂を戻し、
そして私は彼への挨拶を返すのである。」
108.サラーム(挨拶)①を広めること
①
訳者注:ムスリムの一般的な挨拶の言葉「アッサラーム アラ
イクム(あなた方に平安がありますよう)
」のこと。あるいはそれ
に続けて「ワ ラハマトゥッラー(そしてアッラーのご慈悲を)
」、
220
224-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「あなた方は信仰するまで天国には入らないだろう。
そしてあなた方はお互いに愛し合うようになるまで、信仰
したことにはならないだろう。だからもしそれを実行すれ
ば、あなた方がお互いに愛し合うようになる方法を教えよ
う。あなた方の間にサラーム(挨拶)を広めるのである。」
225-「次の 3 つの特質を備えた者は信仰を身に付けた
と言える:まず自らに公正であること、人々に対して自分
から挨拶を行うこと、困窮の中での施し。」
226-アブドゥッラー
ビン
ウマル(彼らにアッラー
のご満悦あれ)は伝える。
「ある男が預言者(彼にアッラー
更に「ワ バラカートゥフ(そしてアッラーの祝福を)
」と付け足
せば尚良い。そして挨拶を受けたムスリムは、それと同様かそれ
より良いサラームを返すべきとされている。至高のアッラーは仰
られた:
《そしてあなた方が挨拶を受けたら、それより良い挨拶を
返すか、あるいは同じ挨拶を返すのだ。実にアッラーは全てのこ
とを精算されるお方である。》
(女人章:86)
221
からの祝福と平安あれ)に『どのようなイスラームが最も
優れているのでしょうか?』と尋ねた。預言者は言った。
『食事を施し、あなたの知り合いにも知らない者にもサラ
ーム(挨拶)をすることである。』」
109.不信仰者が挨拶した時の返事
(( ْ‫ﻋ ﹶﻠﻴْ ﹸﻜﻡ‬
َ ‫ )) َﻭ‬-227
ワ
アライクム。
「啓典の民があなた方に挨拶した時には『そしてあなた方
の上にも。』と返しなさい。」
110.ニワトリとロバの鳴き声を聞いた時の
ドアー
228-「あなた方が雄鶏の鳴き声を聞いたらアッラーに
彼の恩恵を求めなさい。雄鶏は天使を見たのだから。そし
てロバの鳴き声を聞いたら、アッラーにシャイターンから
222
の助けを求めなさい。ロバはシャイターンを見たのだか
ら。」
111.夜、犬の吠える声を聞いた時の
ドアー
229-「あなた方が夜、犬の吠える声やロバの鳴き声を
聞いたらアッラーにそれらからのご加護を求めなさい。そ
れらはあなた方に見えないものを見るのだから。」
112.悪口を言ってしまった者へのドアー
‫ﺴ َﺒﺒْ ﹸﺘﻪُ؛ ﻓﹶﺎﺠْ َﻌلْ ﹶﺫﻟِﻙَ ﹶﻟ ُﻪ‬
َ ‫ﻥ‬
‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻓ َﺄ ﱡﻴﻤَـﺎ ُﻤﺅْ ِﻤ ﹴ‬-230
. (( ‫ﹸﻗﺭْ َﺒ ﹰﺔ ﺇ ﹶﻟﻴْﻙَ َﻴﻭْ َﻡ ﺍﻟ ِﻘﻴَﺎ َﻤ ِﺔ‬
アッラーフンマ
ファアイユマー
ゥフ
ファジュアル
ザーリカ
イカ
ヤウマルキヤーマ。
223
ムウミニン
ラフ
サバブト
クルバタン
イラ
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「アッラーよ、私が悪口を言ってしまった信者に関しては、
それを審判の日に彼があなたに近付くためのものとして下
さい。」
113.誰か他のムスリムを褒める時に
言うこと
‫ﻋﻠﹶﻰ‬
َ ‫ َﻭﻟﹶﺎ ُﺃ َﺯﻜﱢﻲ‬،ُ‫ﺴﻴْ ُﺒﻪ‬
ِ ‫ﺤ‬
َ ‫ﷲ‬
ُ ‫ َﻭﺍ‬:‫ﺏ ﻓﹸﻼﻨ ﹰﺎ‬
ُ ‫ﺴ‬
ِ ْ‫ )) َﺃﺤ‬-231
(( ‫ﺴ ُﺒ ُﻪ‬
ِ ْ‫ َﺃﺤ‬:‫ﺍﹼﻟﻠـ ِﻪ ﺃﺤَﺩﹰﺍ‬
アハスィブ
(ここで名前を言う)
ーブフ、ワ
ラー
ウザッキー
ワッラーフ
アラッラーヒ
ハスィ
アハダン
アハスィブフ(ここでその者の誉められるべき性質を言う)。
「誰かを誉めずにはいられない時にはこう言いなさい。
『ア
ッラーこそ真の裁定をされるお方であり、アッラーに対し
て誰のことを称えるつもりもありませんが、私は某(名前
を言う)を~(その者の誉められるべき性質を言う)と思
224
います。』」
114.誰かに誉められた時に
ムスリムが言うこと
‫ َﻭﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‬،َ‫ﺨﺫﹾﻨِﻲ ﺒﹺـﻤَﺎ َﻴﻘﹸﻭﻟﹸﻭﻥ‬
ِ ‫ )) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﻟﺎ ﹸﺘﺅَﺍ‬-232
(( ‫ﻥ‬
َ ‫ﻅﻨﱡﻭ‬
‫ﺨﻴْﺭﹰﺍ ﻤِـﻤﱠﺎ َﻴ ﹸ‬
‫ ﻭَﺍﺠْ َﻌﻠﹾﻨِﻲ ﹶ‬،َ‫ﻤَﺎ ﻟﹶﺎ َﻴﻌْ ﹶﻠﻤُﻭﻥ‬
アッラーフンマ
ラー
ールーン。ワグフィル
ワジュアルニー
トゥアーヒズニー
リー
ハイラン
マー
ラー
ミンマー
ビマー
ヤク
ヤァラムーン。
ヤズンヌーン。
「アッラーよ、彼らが言うことに関して私を責めないで下
さい。そして彼らが知らないことに関して私を御赦し下さ
い。そして私を彼らが思っている以上に良い者として下さ
い。」
115.ハッジ・ウムラ中のタルビヤ①の仕方
①
訳者注:「ハッジ」とはヒジュラ暦 12 月上旬にマッカで行われ
225
،َ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻙَ ﹶﻟ ﱠﺒﻴْـﻙ‬
‫ ﹶﻟ ﱠﺒﻴْﻙَ ﹶﻟﺎ ﹶ‬،َ‫ )) ﹶﻟ ﱠﺒﻴْﻙَ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﻟ ﱠﺒﻴْﻙ‬-233
(( َ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻙ‬
‫ ﹶﻟﺎ ﹶ‬،َ‫ ﹶﻟﻙَ َﻭﺍﻟـ ُﻤﻠﹾﻙ‬،‫ َﻭﺍﻟ ﱢﻨﻌْ َﻤﺔﹶ‬،َ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟـ‬
‫ﺇﱠ‬
ラッバイカッラーフンマ
シャリーカ
ァマタ、ラカ
ラカ
ラッバイク。ラッバイカ
ラー
ラッバイク。インナルハムダ、ワンニ
ワルムルカ、ラー
シャリーカ
ラク。
「アッラーよ、あなたの御許に馳せ参じました。あなたの
御許に馳せ参じました。あなたに並ぶ者はいません。讃美
と恩恵と主権は、並ぶ者無きあなたの物です。」
116.黒石のある柱①に来た時のタクビール
るいわゆる大巡礼のことで、イスラームの 5 柱の 1 つである。一
方「ウムラ」もやはりマッカ巡礼であるが、特定の時期は定めら
れておらず、かつ行われる宗教儀式もハッジに比べて少ない。ウ
ムラはハナフィー・マーリキー学派でスンナ(推奨行為)
、シャー
フィイー・ハンバリー学派では義務とされている。また「タルビ
ヤ」とは巡礼の禁忌状態にある特定の時期に念じることを推奨、
あるいは義務付けられている(学派によって相違あり)一連の言
葉である。
① 訳者注:イスラーム第一の聖地マッカのハラーム・モスクの中心
にあるカアバ神殿は立方体に近い形をしており、その 4 つの角に
226
234-「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
はカアバ神殿の周りを駱駝に乗ってタワーフ①し、黒石のあ
る柱に辿り着くたびに持っていた物でそれを指し示し、タ
クビールをした。」
117.イエメン柱②と黒石のある柱の間の
ドアー
‫ﺨ َﺭ ِﺓ‬
ِ ‫ )) ﴿ َﺭ ﱠﺒﻨﹶﺎ ﺀَﺍ ِﺘﻨﹶﺎ ﻓِﻲ ﺍﻟ ﱢﺩﻨﹾﻴَﺎ ﺤَﺴَ ﹶﻨﺔﹰ َﻭﻓِﻲ ﺍﻵ‬-235
. (( ﴾ ‫ﺏ ﺍﻟ ﱠﻨﺎ ﹺﺭ‬
َ ‫ﻋ ﹶﺫﺍ‬
َ ‫ﺴ ﹶﻨ ﹰﺔ َﻭ ِﻗ ﹶﻨﺎ‬
َ ‫ﺤ‬
َ
ラッバナー
ワ
アーティナー
フィルアーヒラティ
フィッドゥニヤー
ハサナ。
ワ
キナー
ハサナ。
アザー
は支柱があるが、各々の支柱には名称がある。
「黒石のある柱」は
文字通り黒い石のはまっている柱で、タワーフ(訳者注②参照)
するときの出発点である。
① 訳者注:
「タワーフ」は巡礼の諸義務行為の内の 1 つ。カアバ神
殿の周囲を7回逆時計回りに廻ること。
② 訳者注:
「イエメン柱」とは、黒石のある柱からタワーフを始め
たとき最後に通る柱。
227
バンナール。
「主よ,現世で私たちに良きものを与え,また来世でも良
きものを与えたまえ。そして業火の懲罰から私たちを守り
たまえ。」
118.サファーとマルワの丘①に立った時の
ドアー
﴾ ‫ﷲ‬
ِ ‫ﺼ ﹶﻔﺎ َﻭﺍﻟ َﻤﺭْ َﻭ ﹶﺓ ِﻤﻥْ ﺸﹶـ َﻌﺎ ِﺌ ﹺﺭ ﺍ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ )) ﴿ ِﺇ ﱠ‬-236
(( ‫ﷲ ﹺﺒ ِﻪ‬
ُ ‫َﺃﺒْﺩَﺃ ﺒﹺـﻤَﺎ ﺒَﺩََﺃ ﺍ‬
『インナッサファー
ッラー。』アブダウ
ワルマルワタ
ビマー
ミン
シャアーイリ
バダアッラーフ
ビヒ。
「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はサフ
ァーの丘に近づいた時、言った。『《本当にサファーとマル
訳者注:
「サファーとマルワの丘」とは、全長約 400mの回廊を
挟む 2 つの丘。
「サファーの丘」から始めてその間を 3 往復半する
ことは「サアイ」と呼ばれ、巡礼の諸義務行為の内の 1 つである。
①
228
ワは,アッラーの宗教儀式のうちの 1 つである。》私はアッ
ラーがそれによって始めたことにおいて、始める。』
‫ﻙ ﻭﻟﹶـ ُﻪ‬
ُ ‫ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾ‬،ُ‫ﺸﺭﹺﻴْﻙَ ﹶﻟﻪ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻟﹶﺎ ﹶ‬
ُ ‫)) ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬
‫ﷲ‬
ُ ‫ ﻟﹶـﺎ ﺇﻟﹶـ َﻪ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬،ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﻗﹶﺩﻴﺭ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ﺍﻟـ‬
َ‫ َﻭﻫَـ َﺯ َﻡ ﺍ َﻷﺤْـﺯَﺍﺏ‬،ُ‫ﻋﺒْ َﺩﻩ‬
َ َ‫ ﻭَ ﹶﻨﺼَﺭ‬،ُ‫ َﺃﻨﹾﺠَﺯَ َﻭﻋْ َﺩﻩ‬،ُ‫َﻭﺤْ َﺩﻩ‬
. (( ‫َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ‬
ラー
イラーハ
リーカ
フワ
イッラッラーフ
ラフ。ラフルムルク
アラー
イラーハ
ダフ、ワ
クッリ
ワ
シャイイン
イッラッラーフ
ナサラ
ワハダフ
ラー
ラフルハムドゥ
ワ
カディール。ラー
ワハダフ。アンジャザ
アブダフ、ワ
シャ
ハザマルアハザーバ
ワァ
ワ
ハダフ。
こうしてサファーの丘から始め、カアバ神殿が見えると
229
ころまで上るとキブラの方向①を向き、タウヒードとタクビ
ールの言葉②を唱え、言った。『唯一のアッラー以外に神は
なく、かれに並ぶ何者もありません。権威はかれに属し讃
美もかれに属します。かれは全てにおいて全能です。唯一
のアッラー以外に神はいません。かれは約束を履行し、そ
のしもべを勝利させ、(背信の)徒党を敗走させました。』
またマルワの丘でもサファーの丘でした通りに行った。」
119.アラファ③の日のドアー
‫ ﻟﹶـ ُﻪ‬،ُ‫ﻙ ﻟﹶـﻪ‬
َ ْ‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻻ ﺸﹶـ ﹺﺭﻴ‬
ُ ‫ )) ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-237
訳者注:つまりカアバ神殿の方向。
訳者注:
「タウヒード」の言葉とは「アッラーが唯一であり、か
れに並ぶものは何もない」ということを示す言葉を念唱すること。
最も一般的なのは「ラー イラーハ イッラッラー(アッラー以
外に神はなし)
」という言葉。
③ 訳者注:
「アラファ」とはヒジュラ暦 12 月の 9 日目、ハッジの
巡礼者たちが赴くことを義務付けられているマッカ近郊の台地。
この日この地でアッラーを念じ、タルビヤを唱え、祈り、犯した
罪の許しを請う事は、預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あ
れ)の「ハッジはアラファである。
」という言葉が示す通り、ハッ
ジのメインイベント的意味合いを持っている。
①
②
230
(( ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ‬،ُ‫ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾﻙ‬
ラー
イラーハ
リーカ
フワ
イッラッラーフ
ラフ。ラフルムルク
アラー
クッリ
ワ
シャイイン
ワハダフ
ラー
シャ
ラフルハムドゥ
ワ
カディール。
「唯一のアッラー以外に神はなく、かれに並ぶ何者もあり
ません。権威はかれに属し讃美もかれに属します。かれは
全てにおいて全能です。」
120.ムズダリファ①におけるズィクル
238-「預言者は(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
カスワー(彼の愛用の駱駝の名前)に乗ってムズダリファ
に着くと、キブラの方角を向いた(そしてドアーをし、タ
クビールとタハリールとタウヒードの言葉②を唱えた)。そ
して空が明るくなるまでそのまま立ち続け、日が昇る前に
① 訳者注:
「ムズダリファ」とは、ヒジュラ暦 12 月 9 日の夜を過
ごすことになっているマッカ近郊の場所。
② 訳者注:
「タハリール」の言葉とは「タウヒード」の言葉と同義。
231
出発した。」
121.ジャマラート①の投石の際の
タクビール
239-「3 つのジャマラートで小石を投げるたびにタク
ビールを唱える。そして 1 番目と 2 番目のジャマラートへ
の投石の後に立ち止まり、キブラの方角を向いて両手を上
げながらドアーする。アカバ(3 番目のジャマラート)の
投石に関しても同様にタクビールしながら投石するが、そ
の後は立ち止まらず立ち去る。」
122.驚嘆や嬉しい時のドアー
(( !‫ﻥ ﺍﻟﹼﻠـ ِﻪ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -240
訳者注:マッカ近郊の巡礼者宿営地「ミナー」にある、大小中
3本の投石塔。ヒジュラ暦 12 月 10 日に最大の柱に 7 個、そして
11、12、13 日には各柱に 7 個ずつの小石を投石することになって
いる。
①
232
スブハーナッラー。
「アッラーに称えあれ。」
(( ‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ‬
ُ ‫ )) ﺍ‬-241
アッラーフ
アクバル。
「アッラーは偉大なり。」
123.嬉しい事が起こった者がすること
242-「預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は彼に嬉しい事が起こった時には、祝福された崇高なるア
ッラーへの感謝のためにサジダ(平伏礼)をした。」
124.体に痛みを感じた者が言うこと
(( ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﹼﻠـ ِﻪ‬-243
‫ﺠ ُﺩ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﺃ ﹺ‬
‫)) َﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﺎﻟﹼﻠـ ِﻪ َﻭ ﹸﻗﺩْ َﺭ ِﺘ ِﻪ ِﻤﻥْ ﹶ‬
233
(( ‫َﻭُﺃﺤَﺎ ِﺫ ُﺭ‬
「体の痛みを感じたところに手を置き、こう言いなさい:
ビスミッラー(×3 回)。
『アッラーの御名において。』
そして次のように 7 回言いなさい:
アウーズ
ッリ
マー
ビッラーヒ
ワ
クドゥラティヒ
アジドゥ
ワ
ウハーズィル。
ミン
シャ
『私はアッラーとかれの力において、私が出遭い、警戒す
るところの悪からのご加護を求めます。』」
125.邪視(アイン)①による災難を
恐れる者のドアー
244-「あなた方の同胞、あるいは自分、あるいはその
財産に羨望を感じた時には、彼のために祝福を祈りなさい。
訳者注:邪視(アイン)とは、妬みや羨望などをもった他人の
視線。本人の意図とは関係なく、それによって視線を受けた者に
災難や悪事をもたらす。
①
234
本当に邪視は真実であるから。」
126.恐怖に見舞われた時に言うこと
(( ‫ﷲ‬
ُ ‫ )) ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-245
ラー
イラーハ
イッラッラー。
「アッラー以外に神はいません。」
127.屠殺時に言うこと
،َ‫ﻙ َﻭﻟﹶـﻙ‬
َ ‫ ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ِﻤﻨﹾـ‬،ُ‫ﷲ ﺃﻜﹾﺒﺭ‬
ُ ‫ )) ﹺﺒﺴْ ﹺﻡ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ ﻭَﺍ‬-246
(( ‫ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﹶﺘ ﹶﻘ ﱠﺒلْ ِﻤﻨﱢﻲ‬
ビスミッラーヒ
ミンカ
ワ
ワッラーフ
アクバル。アッラーフンマ
ラク。アッラーフンマ
タカッバル
ミンニ
ー。
「アッラーの御名において、アッラーは偉大なり。アッラ
ーよ、これはあなたからであなたへのものです。アッラー
よ、私から(この捧げ物を)受け入れて下さい。」
235
‫‪128.悪魔たちの策略を阻止するドアー‬‬
‫‪َ )) -247‬ﺃﻋُﻭ ﹸﺫ ﺒﹺ ﹶﻜﻠِﻤَـﺎﺕِ ﺍﻟﹼﻠـ ِﻪ ﺍﻟﺘﱠﺎﻤﱠﺎﺕِ‪ ،‬ﺍﱠﻟﺘِـﻲ ﻟﹶـﺎ‬
‫ﺨ ﹶﻠﻕﹶ‪َ ،‬ﻭﺒَﺭََﺃ َﻭ ﹶﺫﺭَﺃ‪،‬‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﹶ‬
‫ﺠﺭٌ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ُﻴﺠَﺎ ﹺﻭ ُﺯ ُﻫﻥﱠ َﺒ ﱞﺭ َﻭﻟﹶﺎ ﻓﹶﺎ ﹺ‬
‫ﺝ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَـﺎ َﻴﻌْـ ُﺭ ُ‬
‫ﺴﻤَﺎﺀِ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﻥ ﺍﻟ ﱠ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ َﻴﻨﹾ ﹺﺯ ُل ِﻤ َ‬
‫َﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻤَﺎ ﹶﺫﺭََﺃ ﻓِﻲ ﺍ َﻷﺭْﺽﹺ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﺸﹶـ ﱢﺭ ﻤَـﺎ‬
‫ﻓِﻴﻬَﺎ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫ﺸ ﱢﺭ ﻓِ ﹶﺘﻥﹺ ﺍﻟﱠﻠﻴْ ﹺل َﻭﺍﻟ ﱠﻨﻬَﺎﺭﹺ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﺸﹶـ ﱢﺭ‬
‫ﺝ ِﻤﻨﹾﻬَﺎ‪َ ،‬ﻭ ِﻤﻥْ ﹶ‬
‫َﻴﺨﹾ ُﺭ ُ‬
‫ﻥ (( ‪.‬‬
‫ﺨﻴْﺭﹴ ﻴَﺎ َﺭﺤْﻤـ ُ‬
‫ﻕ ﺇ ﱠﻻ ﻁﹶﺎﺭﹺﻗﺎﹰ َﻴﻁﹾ ُﺭﻕﹸ ﺒﹺ ﹶ‬
‫ﹸﻜلﱢ ﻁﹶﺎ ﹺﺭ ٍ‬
‫‪ビカリマーティッラーヒッターンマーティッラ‬‬
‫‪ラ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪バッルン‬‬
‫‪ハラカ、ワ‬‬
‫‪ヤンズ‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪マー‬‬
‫‪ユジャーウィズフンナ‬‬
‫‪シャッリ‬‬
‫‪シャッリ‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪236‬‬
‫‪ミン‬‬
‫‪アウーズ‬‬
‫‪ラー‬‬
‫‪ティー‬‬
‫‪ファージルン‬‬
‫‪ザラア。ワ‬‬
‫‪ワ‬‬
‫‪ー‬‬
‫‪バラア‬‬
ィル
ミナッサマー。ワ
ジュ
フィーハー。ワ
ミン
ミン
シャッリ
マー
ヤァル
シャッリ
マー
ザラア
フィルアルドゥ。ワ
ミン
ミンハー。ワ
ミン
シャッリ
フィタニッライリ
ナハール。ワ
ミン
シャッリ
クッリ
ッラー
ターリカン
シャッリ
ヤトゥルク
マー
ヤフルジュ
ターリキン
ワン
ビハイリン
イ
ヤーラハ
マーン。
「慈悲深きお方よ、私は善人であろうと悪人であろうと超
えることの出来ないアッラーの完全なる御言葉のもとに、
アッラーが創造した悪、天から下りてくるものに起因する
悪、そこに上昇するものに起因する悪、大地に創造したも
のに起因する悪、そこから出現するものに起因する悪、昼
夜の災難の悪、良きものをもってドアをノックする者以外
の全ての来訪者の悪からのご加護を求めます。」
129.罪の許しを乞い、悔悟すること
248-アッラーの使徒(彼にアッラーからの祝福と平安
237
あれ)は言った。「アッラーに誓って、本当に私は一日に
70 回以上アッラーに赦しを求め、彼に悔悟します。」
249-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「人々よ、アッラーに悔悟しなさい。本当に私は一
日に 100 回の悔悟を行います。
」
‫ﷲ ﺍﻟﻌَﻅﻴ َﻡ ﺍﱠﻟﺫِﻱ ﹶﻟﺎ ﺇﻟﹶـ َﻪ ﺇ ﱠﻻ ﻫُـ َﻭ‬
َ ‫ )) َﺃﺴْ ﹶﺘﻐﹾ ِﻔ ُﺭ ﺍ‬-250
. (( ِ‫ﺏ ﺇ ﹶﻟﻴْﻪ‬
ُ ‫ﻲ ﺍﻟ ﹶﻘﻴﱡﻭ ُﻡ َﻭَﺃﺘﹸﻭ‬
‫ﺤﱡ‬
َ ‫ﺍﻟ‬
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
アスタグフィルッラーハルアズィーマッラズィー
イラーハ
イッラー
トゥーブ
イライヒ。
フワルハイユルカイユーム
ラー
ワ
ア
「『私は永遠に生き、自存される、かれの他に神が無いとこ
ろの偉大なアッラーにお赦しを求め、彼に悔悟します。』と
言った者は、例えその者が敵に背を向けて逃げた者であっ
ても、アッラーが彼の罪をお赦しになるであろう。」
238
251-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「主がしもべに最もお近付きになられるのは真夜中
の終わりである。だからその時間にアッラーを念唱するこ
とができるのなら、そうしなさい。」
252-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「しもべが彼の主に最も近付くのは、彼がサジダ(平
伏礼)している時である。だからその時にドアーを沢山し
なさい。」
253-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。
「私にとって大事なこと。本当に私は一日 100 回ア
ッラーに赦しを求めます。」
130.タスビーフ、タハミード①、
訳者注:「タハミード」とは、
「アルハムドゥリッラー(全ての
賞賛はアッラーにこそあれ)」と念唱することである。
①
239
タハリール、タクビールの徳
(( ‫ﺤﻤْ ِﺩ ِﻩ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﹼﻠـ ِﻪ َﻭ ﹺﺒ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -254
スブハーナッラーヒ
ワ
ビハムディヒ。
(×100)
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「一日 100 回『アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。』
と唱えた者は、例え彼の過ちが海の泡の数ほどあったとし
ても、それを許されるであろう。」
‫ ﻟﹶـ ُﻪ‬،ُ‫ﻙ ﻟﹶـﻪ‬
َ ْ‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﻟﹶﺎ ﺸﹶـ ﹺﺭﻴ‬
ُ ‫ )) ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-255
. (( ٌ‫ﻋﻠﹶﻰ ﹸﻜلﱢ ﺸﹶﻲ ٍﺀ ﹶﻗﺩِﻴﺭ‬
َ ‫ َﻭ ُﻫ َﻭ‬،ُ‫ﺤﻤْﺩ‬
َ ‫ َﻭ ﹶﻟ ُﻪ ﺍﻟـ‬،ُ‫ﺍﻟـ ُﻤﻠﹾﻙ‬
ラー
イラーハ
リーカ
フワ
イッラッラーフ
ラフ。ラフルムルク
アラー
クッリ
ワ
シャイイン
ワハダフ
ラー
ラフルハムドゥ
シャ
ワ
カディール。
(×10)
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「『唯一のアッラー以外に神はなく、かれに並ぶ何者もいま
せん。権威はかれに属し讃美もかれに属します。かれは全
240
てにおいて全能です。』と 10 回言った者は、4 人のイスマ
ーイールの子ら①を解放したようなものだ。」
‫ﻥ ﺍﻟﻠﹼــ ِﻪ‬
َ ‫ ﺴُـﺒْﺤَﺎ‬،ِ‫ﺤﻤْ ِﺩﻩ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﻠﱠـ ِﻪ َﻭ ﹺﺒ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -256
. (( ‫ﺍﻟ َﻌﻅِﻴ ﹺﻡ‬
スブハーナッラーヒ
ワ
ビ
ハムディヒ。スブハーナッ
ラーヒルアズィーム。
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「舌には軽いが善行の秤においては重く、慈悲深きお方が
お好みになられる 2 つの言葉は、『アッラーを称え感謝し、
偉大なるアッラーを称えます。』である。」
‫ ﻭَﻻ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ‬،ِ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠـﻪ‬
َ ‫ َﻭﺍﻟﹾـ‬،ِ‫ﻥ ﺍﻟﻠـﻪ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -257
. (( ‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ‬
ُ ‫ ﻭَﺍ‬،ُ‫ﺍﷲ‬
訳者注:イスマーイールの子孫であるアラブの 4 人の奴隷のこ
と。
①
241
スブハーナッラー。ワルハムドゥリッラー。ワ
ラーハ
イッラッラー。ワッラーフ
ラー
イ
アクバル。
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「『アッラーよ、あなたに賞賛と讃美あれ。アッラー以外に
神はなし。アッラーは偉大なり。』と言うことは、私にとっ
て太陽の下にあるもの全てよりも愛すべきものだ。」
258-預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は
言った。「『毎日千の善行を積むことの出来ない者がいよう
か?』するとそこに座っていたある者が訊ねた。
『どうやっ
て千もの善行を積むことが出来るのですか?』 預言者(彼
にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
『100 回タス
ビーフ(「スブハーナッラー」という言葉)を言えば千の善
行が書き留められるか、あるいは千の過ちが放免される。』」
(( ‫ﺤﻤْ ِﺩ ِﻩ‬
َ ‫ﻥ ﺍﻟﹼﻠـ ِﻪ ﺍﻟ َﻌﻅِﻴ ﹺﻡ َﻭ ﹺﺒ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -259
スブハーナッラーヒルアズィーミ
ワ
ビハムディヒ。
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
242
「『偉大なアッラーを称えます。アッラーに賞賛あれ。』と
言った者は、天国に彼のためのナツメヤシの木が植えられ
る。」
. (( ‫ )) ﹶﻻ ﺤَﻭْ َل ﻭَ ﹶﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ﺇ ﱠﻻ ﺒﺎﻟﹼﻠـ ِﻪ‬-260
ラー
ハウラ
ワ
ラー
クウワタ
イッラー
ビッラー。
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「『アブドゥッラー
ビン
カイス、お前に天国で最も素晴
らしい財宝を教えようか?』私は言った。
『ええ、アッラー
の使徒よ。』預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)
は言った。
『至高至大のアッラーの他にいかなる威力も強大
なるものもありません。』と唱えることである。」
‫ ﻭَ ﹶﻟﺎ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ‬،ِ‫ ﻭَﺍﻟﹾﺤَـﻤْ ُﺩ ِﻟﱢﻠـﻪ‬،ِ‫ﻥ ﺍﻟﹼﻠـﻪ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -261
(( ‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ‬
ُ ‫ َﻭﺍ‬،ُ‫ﺍﷲ‬
スブハーナッラー。ワルハムドゥリッラー。ワ
ラーハ
イッラッラー。ワッラーフ
243
アクバル。
ラー
イ
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)は言った。
「アッラーが最も好まれる言葉は 4 つあり、それらは『ア
ッラーに称えあれ、全ての讃美はアッラーにあり、アッラ
ー以外に神は無し、アッラーは偉大なり』である。そして
それらのどれから始めても害は無い。」
‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒ ُﺭ‬
ُ ‫ ﺍ‬،ُ‫ﻙ ﹶﻟﻪ‬
َ ْ‫ﺸ ﹺﺭﻴ‬
‫ﷲ َﻭﺤْ َﺩ ُﻩ ﹶﻟﺎ ﹶ‬
ُ ‫ )) ﹶﻟﺎ ﺇ ﹶﻟﻪَ ﺇ ﱠﻻ ﺍ‬-262
‫ﺏ‬
‫ﻥ ﺍﻟﻠﱠــ ِﻪ َﺭ ﱢ‬
َ ‫ ﺴُـﺒْﺤَﺎ‬،‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﱠـ ِﻪ ﹶﻜﺜِﻴـﺭﺍﹰ‬
َ ‫ ﻭَﺍﻟـ‬،‫ﻜﹶﺒﻴﺭﺍﹰ‬
‫ ﻟﹶﺎ ﺤَﻭْ َل ﻭَﻻ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ﺇ ﱠﻻ ﺒﺎﻟﻠﱠـ ِﻪ ﺍﻟ َﻌﺯﹺﻴ ﹺﺯ‬،َ‫ﺍﻟﻌَﺎﻟﻤِﻴﻥ‬
. (( ‫ﺤﻜِﻴ ﹺﻡ‬
َ ‫ﺍﻟ‬
ラー
イラーハ
リーカ
イッラッラーフ
ラフ。アッラーフ
ハムドゥリッラーヒ
アクバル
イッラー
ラー
シャ
カビーラー。ワル
カスィーラー。スブハーナッラーヒ
ラッビルアーラミーン。ラー
タ
ワハダフ
ハウラ
ワ
ラー
クウワ
ビッラーヒルアズィーズィルハキーム。
244
「ベドウィンのある者がアッラーの使徒(彼にアッラーか
らの祝福と平安あれ)のもとにやって来て言った。
『私が言
うべき言葉を教えて下さい。』預言者は言った。
『《彼に並ぶ
者無き唯一のお方アッラー以外に神は無い。アッラーは本
当に偉大である。アッラーに限りない感謝をします。全世
界の主アッラーに称えあれ。至高至大のアッラーの他にい
かなる威力も強大なるものもありません。》と言いなさい。』
،‫ ﻭَﺍﻫْ ِﺩﻨِﻲ‬،‫ ﻭَﺍﺭْﺤَـﻤْﻨِﻲ‬،‫)) ﺍﻟﻠﱠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِﻲ‬
. (( ‫ﻭَﺍﺭْ ُﺯﻗﹾﻨِﻲ‬
アッラーフンマグフィル
リー、ワルハムニー、ワハディ
ニー、ワルズクニー。
その男は言った。
『それらは私の主のための言葉です。私
自身のためには何を言うべきでしょうか?』預言者は言っ
た。『《アッラーよ、私を御赦し下さい、私にお慈悲をおか
け下さい、私をお導き下さい、私にお恵みを与えて下さい。》
と言いなさい。』」
245
،‫ َﻭﺍﻫْـ ِﺩ ِﻨﻲ‬،‫ﺤﻤْﻨِـﻲ‬
َ ْ‫ َﻭﺍﺭ‬،‫ )) ﺍﱠﻟﻠ ُﻬﻡﱠ ﺍﻏﹾ ِﻔﺭْ ﻟِـﻲ‬-263
. (( ‫ َﻭﺍﺭْ ُﺯﻗﹾ ِﻨﻲ‬،‫ﻋﺎ ِﻓ ِﻨﻲ‬
َ ‫َﻭ‬
アッラーフンマグフィル
ニー。ワ
リー。ワルハムニー。ワハディ
アーフィニー。ワルズクニー。
預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あれ)はある者
が入信すると、彼に礼拝を教え、それからこれらの言葉で
祈願することを命じた。「アッラーよ、私を御赦し下さい、
私に慈悲をおかけ下さい、私をお導き下さい、私をお守り
下さい、私に恵みを与えて下さい。」
(( ‫ﺤﻤْ ُﺩ ِﻟﻠﱠـ ِﻪ‬
َ ‫ )) ﺍﻟـ‬-264
(( ‫)) ﻟﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ ﺍﷲ‬
アルハムドゥリッラー。
ラー
イラーハ
イッラッラー。
「最も良いドアーは『アッラーに称えあれ。
』で、最も良い
246
ズィクルは『アッラー以外に神は無し。』である。」
‫ ﻭَ ﹶﻟ ﹶﺎ ﺇِ ﹶﻟﻪَ ِﺇ ﱠﻻ‬،ِ‫ﺤﻤْ ُﺩ ﻟﻠﹼـﻪ‬
َ ‫ ﻭَﺍﻟﹾـ‬،ِ‫ﻥ ﺍﻟﻠﱠـﻪ‬
َ ‫ﺴﺒْﺤَﺎ‬
ُ )) -265
(( ‫ ﻭَ ﹶﻻ ﺤَﻭْ َل َﻭﻟﹶﺎ ﹸﻗ ﱠﻭ ﹶﺓ ِﺇ ﱠﻻ ﺒﹺﺎﻟﻠﹼـ ِﻪ‬،ُ‫ﷲ ﺃﻜﹾ َﺒﺭ‬
ُ ‫ ﻭَﺍ‬،ُ‫ﺍﷲ‬
スブハーナッラー。ワルハムドゥリッラー。ワ
ラーハ
イッラッラー。ワッラーフ
ハウラ
ワ
ラー
クウワタ
ラー
アクバル。ワ
イッラー
イ
ラー
ビッラー。
「来世に残る報奨高い行いとは、
『アッラーに称えあれ。全
ての賞賛はアッラーにあり。アッラー以外に神は無し。ア
ッラーは偉大なり。至高至大のアッラーの他にいかなる威
力も強大なるものもなし。』という言葉である。」
131.預言者(彼にアッラーからの祝福と平安あ
れ)のタスビーフの仕方
266-アブドゥッラー
ビン
アムル(彼らにアッラー
のご満悦あれ)は言った。
「私は預言者(彼にアッラーから
247
の祝福と平安あれ)が、彼の右手でタスビーフを数える①の
を見た。」
132.善行と礼儀の集大成から
267-「夜の帳が下りたら、あなた方の子供たちを家に
入れなさい。シャイターンたちはその時に散開するのです。
そして暫くたったら彼らを部屋に放っておきなさい。そし
て扉を閉め、アッラーの御名を唱えなさい。シャイターン
は閉じられた扉を開けることはありません。また水入れの
袋を縛り、アッラーの御名を唱えなさい。そして何かを上
に置くだけでも良いからあなた方の器を覆い、アッラーの
御名を唱えなさい。そして明かりを消しなさい。」
訳者注:本書 88 頁にあるような特定の回数のズィクルをする場
合、右手の指を使って回数を数えるのが推奨された行為である。
①
248
私たちの預言者ムハンマドとその系譜、その
教友全てにアッラーの祝福と平安がありますよ
う。
249