骨髄移植・末梢血幹細胞移植ドナー登録説明員の心得 ■ドナー登録の目的は骨髄・末梢血幹細胞提供です。登録がドナー登録希望者（以下ドナー）にとって重大な意思決定であることを肝に銘じてください。また、ドナーご本人にも十分にご理解いただくようにしてください。 ■ドナーには骨髄バンクについての知識が全くない方や、「チャンス」の内容を十分ご理解いただいている方など、その理解度は様々です。説明員は相手の理解度を考慮しながら骨髄バンク事業と骨髄・末梢血幹細胞提供までのドナーの役割を正しく理解してもらえるよう説明する必要があります。 ■骨髄バンクを代表しているという意識をもち、ドナーに不安や不信感を与えるような言動は謹んでください。言葉遣いやスタッフ同士の私語などにもご注意ください。 ■説明員の業務は勧誘ではありません。ドナーの自発的な意思を尊重し、ご案内と説明に留めてください。説明を聞いた方が登録を見送られたとしても、骨髄バンクに関心を持ち、説明を聞いてくださったことに敬意と感謝の気持ちを持つことが大切です。 ■ドナーの理解度やご都合（急いでいるなど）に合わせた説明や柔軟な対応も必要です。 ■ドナーが登録についての意思決定をされる場で、スタッフの服装が華美であったり、カジュアルすぎるというのは好ましくありません。特にサンダル履きなどはドナーだけでなく他のスタッフにも失礼な印象を与える場合があり注意が必要です。 ■ドナー登録のご案内する際は、説明員証明書（説明員委嘱時にお渡しする名札）を付け、活動してください。 ■不明なことについてはあいまいな回答はせず、現場で解決できない場合は広報渉外部まで問い合わせてください。 ■健康上の不安をお持ち方には、登録前に主治医へご相談することなどをおすすめしてください。 ■ドナー登録は、基本献血会場で行います。献血に来られている方にも、不信感や失礼な印象を与えないよう、ご注意ください。