クロゴケグモ

高来西小だより
平成28年 8月 9日(火)第9号
文責
校長
黒 田 和 昭
教 育 目 標
夢は大きく 理想は高く
確実な歩み
(自ら学び、考え、自ら動く高西っ子)
夏休みに入ったと同時に、外に出るのがつらくなるほどの酷暑の日が続いていま
ます。各地で熱中症の報告があっているようですが、突然強烈な雨が降ったり雷が
鳴ったりする等の急激な天候の変化により、日本各地で大きな被害もでています。
(8月2日の午後には、諫早市内でも猛烈な雨と雷が鳴り響いていましたが、森山
図書館では落雷による火災が発生し、蔵書等にも被害が生じたようです。)
また、7月後半には、神奈川県で施設に侵入した若者が多くの入所者を殺傷するという悲惨な事件や、
お盆を前にして県内の小中学校に爆弾を仕掛けたという人騒がせな問題も起こっています。このような
事件を繰り返さないためにも、私たち大人はこれまで以上に子どもたちへの目配り・気配りを行い、学
校や家庭で子どもたちの豊かな心の醸成に努めていかなければならないと痛感しました。
8月5日からは「リオデジャネイロオリンピック(ブラジル)」が始まり、日本代表の選手たちの頑
張りに一喜一憂する毎日です。精一杯応援したいと思います。
※ 世界中で「ポケモン GO」に熱中する人々の様子がテレビで紹介されていました。そのゲームには、
人々を夢中にさせるおもしろさがあるのでしょう。ゲームを楽しむのはいいですが、夢中になりすぎ
るあまり事故やトラブルが発生しているようです。十分注意してほしいですね。
★セアカゴケグモなどに注意!大村市で「セアカゴケグモ」確認
※県内では初めての確認事例
外来生物法に基づく特定外来生物であるセアカゴケグモやハイイロゴケグモが、九州でも確認されて
います。(これまで、九州では長崎県のみ確認されていませんでした。)セアカゴケグモなどは、車やコ
ンテナなどに付着して生息域を広げ、今後、県内への拡大も懸念されます。
もし、セアカゴケグモなどを見つけた場合は、靴で踏みつぶすか、市販の殺虫剤で駆除し、市町又は
最寄りの県の機関へお知らせください。
長崎県自然環境課(095-895-2381)諫早市役所、高来支所など
■見分け方・特徴
【セアカゴケグモ】
○成熟したメスの体長は、約0、7~1、0㎝。全体が光沢のある黒色で、腹部の背面
に目立った赤色の縦条、腹部の腹面に赤色の砂時計型~菱形の斑紋がある。
【ハイイロゴケグモ】
○成熟したメスの体長は、約0、7~1、0㎝。色彩はさまざまで腹部ほ背面が真っ黒
なもの、茶色や灰色を基調として斑紋をもつものなど変異が多いが、腹部の腹面に赤
色の砂時計型~菱形の斑紋がある。
◆疑わしいクモを見つけた場合等の対応については、以下のとおりです。
①確認 →ゴケグモの特徴をもとに確認。
②処分・報告 家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)のほか、熱湯をかける、靴で踏みつぶす等の物理的
な方法で駆除。駆除後は、県の機関等に連絡を。
③その他の注意事項
→似ているクモを見つけても(ゴケグモを見つけても)、素手で捕まえたり、さわらないよ
うに気をつける。
◆咬まれたときの措置
①症状
→・針で刺されたような痛みを感じる。その後、咬まれた部分が晴れ、熱くなる。
・通常は数時間から数日で病状は回復するが、重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じる。
②対応
→・余分な毒を温水や石けん水で洗い流し、できるだけ早く医師の治療を受ける。(咬んだク
モの種類がわかるように、できれば殺したクモを病院に持参してください。)
③その他→・ゴケグモに咬まれないように屋外で作業する場合は、軍手などの手袋を着用してくだ
さい。
→・ゴケグモ(セアカゴケグモ、ハイイロゴケグモ、クロゴケグモ、ジュウサンボシゴケグ
モの4種)は外来生物法に基づく特定外来生物に指定されており、生きたまま運んだり、
飼育することは禁止されています。
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