エコキュート いいお湯を、環境に優しく快適に。 イトミック 業務用エコキュート 中型機 Yフレーム I N D E X イトミック業務用エコキュート ご紹介 ………………… P.1 製品ラインナップ ………………………………………… P.3 Y フレーム …………………………………………………… P.3 中型機 ………………………………………………………… P.4 代表的な給湯システム …………………………………… P.5 循環加熱仕様 / 標準仕様 …………………………………… P.5 ハイブリッド ………………………………………………… P.6 密閉式タンクのメリット …………………………………… P.6 高水圧対応・2温度取り出し可能な高圧タンク 高圧タンクユニット ……… P.7 ………………………………………… P.7 システム選定 ……………………………………………… P.8 機器・循環ポンプの選定および計算 ……………………… P.8 設置事例 ……………………………………………………… P.8 資料 仕様・機能 ……………………………………… P.9 中型機 / Yフレーム 製品仕様・性能仕様…………………… P.9 対応可能な仕様・機能一覧 ……………………………… P.10 水質基準 …………………………………………………… P.10 熱源機とタンクの組み合わせ …………………………… P.10 業務用エコキュート 中型機 CHP-3000U-5 資料 寸法・各部名称 ………………………………… P.11 中型機 熱源機・貯湯タンクユニット …………………… P.11 Yフレーム 熱源機・貯湯タンクユニット ……………… P.12 資料 工事要領―1 設置スペースの確保 ……………… P.13 中型機 / Yフレーム 設置スペース ……………………… P.13 配管取出口 / 熱源機・貯湯タンクの設置スペース例 … P.14 資料 工事要領―2 配管施工 …………………………… P.15 配管施工例 -1 中型機 / Yフレーム 標準タンクの場合 …… 配管口径一覧(標準タンクの場合)……………………… 推奨バルブ類 ……………………………………………… 配管施工例 -2 Yフレーム 高圧タンクの場合 ………… 配管口径一覧(高圧タンクの場合)……………………… 施工上の注意 ……………………………………………… P.15 P.16 P.16 P.17 P.18 P.18 資料 工事要領―3 電気工事 他………………………… P.19 中型機 / Yフレーム 電気配線施工例 …………………… P.19 電気工事 施工上の注意 …………………………………… P.20 その他工事関連 …………………………………………… P.20 資料 各種サービス・プラン 資料 注意事項 資料 ヒアリングシート 2015.04 ………………………… P.21 ………………………………………… P.22 ……………………………… P.23 業務用エコキュート Yフレーム CHP-801060-2 日本イトミックは、低炭素化社会実現に向けた気候変動 キャンペーン「Fun to Share」に参加しています。 500~ 10,000L ※ 高効率密閉タンクを あらゆる施設の給 まで タンク貯湯量 システムバリエーション豊富 ※組み合わせにより最大 70,000L まで対応可能です。 イトミック業務用エコキュート 4つのメリット 1 2 3 4 多彩なラインナップ 熱源機は2ラインナップ、タンクユニットは標準の500Lタンクから 高水圧対応の10,000Lタンクまで全13ラインナップを用意し、さ → P.3 まざまな施設に即した対応を可能にしています。 高効率な循環加熱システム タンクユニット内に循環専用タンクがあるため、電気昇温器を使用 した循環配管保温システムよりも全体の効率が良く、低コストで構 → P.5 築可能です。システムの簡略化も図れます。 様々な用途に応える密閉式 密閉式タンクは給湯加圧ポンプのいらない給水圧での給湯や、食 洗機への高温給湯など多くの用途に応えます。また、放熱ロスも少 → P.6 なく省エネで、衛生面でも優れています。 きめ細かな対応・サポート 電気給湯器の専門として、また業務用エコキュート開発の先駆けと して長年培った実績とノウハウを活かし、多くのシステム提案や現 場ごとの細かな対応を行います。 エコキュートは環境にやさしく、ランニングコストが低い給湯機 ランニングコストとCO2を大幅削減 < 年間ランニングコスト比較 > < 年間 CO2 排出量比較 > 100 LPガスボイラーと比較すると 約 84% 削減 ! 16 エコ キュート 39 A 重油 ボイラー 灯油 ボイラー 100 灯油 ボイラー A 重油 ボイラー 57 約 36 98 85 A 重油ボイラーと比較すると 43% 削減 ! LPガス ボイラー エコ キュート LPガス ボイラー 当社試算による。◆算出条件:90℃出湯で 3,000L 貯湯、COP3.3(外気温度 DB:16℃、WB12℃、入水温度:17℃) 、全て夜間蓄熱で 365 日利用、ボイラー効率 90% ◆電気料金:電気需給約款[特定 規模需要 (高圧) ] 平成 26 年 4 月1 日実施の業務用季節別時間帯別電力の夜間料金を適用 ◆A 重油、灯油、LPG 料金: (一財) 日本エネルギー経済研究所調べ関東地区の平成 26 年 10 月料金を適用 ◆CO2 排出係数及び燃料種別の発熱量については [ 温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧 (環境省・経済産業省) ] による。 大気熱+電気で高効率、安全性も重視。グリーン購入法にも適合 90℃ 沸かし上げ 大気熱を取り込み、投入する電気エネ ルギーを利用して3倍以上の熱エネル ギ ー を生み出すから高効率で高温に。 CO2冷媒のエコキュートなら90℃のお 湯を作れます。 燃焼 なし 燃焼しないため安 全。空気を汚さず クリーンです。 グリーン購入法適合商品 グリーン購入法(国等による環境物品等の調達の推進等に関す る法律) にイトミック業務用エコキュートは対応しております。 適合基準:①ヒートポンプ式電気給湯機であり、中間期 COP が3.50以 上であること。②冷媒にオゾン層を破壊する物質が使用されていないこと。 エコキュートでお湯を沸かすしくみ 環境に配慮した CO2冷媒を採用 コンプレッサー 給湯 高温 熱源機 エコキュートは自然冷媒(CO2)を使用したヒートポンプ給 湯機です。フロン系の冷媒(R410A)と比較すると地球温 大気 暖化係数は1/2,000、 オゾン層破壊係数は0となっており、 給湯 沸き上げ 冷媒の流れ ります。 1 ファン 今後の地球環境を守るためにもますます需要が高まってお 熱交換器 (空気用) 低温 CO2 冷媒 サイクル 熱交換器 水を (水加熱用) 加熱 密閉式 貯湯タンク 給水 膨張弁 水ポンプ を採用し、 湯システムを構築します。 Y 型フレームと高圧タンクでさらに高性能・大容量 Y型形状のフレームを採用した熱源機「Yフレーム」は高効率・ハイパワーと省スペー スを両立。高圧タンクは6,000/8,000/10,000L の3ラインナップを揃え、高水 圧対応と大容量を実現。タンク1台に熱源機の2台設置にも対応。循環加熱システ ムにも対応します。 高圧タンク: → P.7 Yフレーム: → P.3 システムイメージ 〈例〉16本のタンクの内1本を循環専用タンクにした循環加熱運転システム 複数台を連結することで、さらに大量給湯が必要な施設にも対応します。 屋外 最適な施設: 病院、オフィスビル、教育施設、福祉施設 遠方制御盤(屋外型) 制御線 給湯専用タンク CHP-801048-2 など (標準仕様) 混合弁 最高90℃ エコキュートを 一括制御 MV 湯切れ時 給湯停止用電動弁 給湯 温度センサー 制御線 CHP-801042C-2 給湯専用タンク 循環専用タンク (循環加熱仕様) MV 湯切れ時給湯停止用電動弁 屋内 温度センサー リモコン(表示のみ) 混合弁 P 循環配管 循環ポンプ 給水 減圧弁170kPa ※図は標準タンクを使用した場合のシステム構成イメージ。中型機・Yフレームとも共通です。接続方法や接続口の位置などは実際とは異なります。 対応可能な施設と 給湯量の目安 給湯量小 給湯量大 飲食店 給食センター 福祉施設 ホテル 小規模施設から大規模施設ま 温浴施設 で幅広く対応。お湯を使う多く 病院 の業種でご利用いただけます。 ゴルフ場 生産施設 中型機 Yフレーム 1 40 2 給湯量 トン/日 (出湯温度60 ℃ 換算) 100 製品ラインナップ ※仕様詳細・寸法図・配管図などは P.9 以降をご参照ください。 施設やお湯のご利用状況に応じて各種システムを選択可能です ※標準タンクの場合、熱源機とタンクユニットは常に 1:1 となります。当社製高圧タンクの場合はタンク1台に熱源機 2 台まで設置が可能です。 Yフレーム イトミック独自のY 型フレーム採用により、効率の良い運転と省スペースを実現 Yフレームは、大量給湯が必要な施設において必然的にかかる多大な給 CHP-801060-2 (標準タンク仕様) 湯コストと大きな設置スペースを削減すべく開発。実現したのは Y 型形 状のフレームによる電力消費量の削減と近接設置可能な構造、あらゆる 大量給湯の施設に応じた柔軟かつ低コストなシステムであり、その耐久 性は長期間にわたり安定した給湯を可能にします。 加熱能力 高圧タンクユニット対応 65kW 循環加熱仕様対応 特 長 リモコン 単位:mm 貯湯タンクユニット(標準タンク) CHP-6000T 近接設置可能 ファンの 消費電力 70%減 熱源機(Y フレーム) CHP-80Y2 省スペース 50 ※ 約 30% ※当社従来機比 削減 5,175 3,679 Y 型フレーム 角型フレーム スムースで効率的な空気の流れで ファンの消費電力を抑えます。 型番の見方 近接設置でもしっかりと空気を取り込みます。 メンテナンススペースも確保。 CHP-801060CK-2(Yフレーム+6トン高圧循環加熱仕様の場合) CHP - 80 1 060 C K - 2 当社識別コード 項 目 記 号 機種 80 高圧タンク 標準 循環加熱仕様 貯湯量 熱源機台数 タンク 貯湯量/ タンクラインナップ Yフレーム 仕様 仕様によっては型番が右記と異なる場合がございます。 詳しくはお問い合わせください。 高圧 タンク シリーズ ※型番について 1 2 熱源機台数 貯湯槽種類 関連商品 標準仕様 循環加熱 仕様 標準仕様・ 循環加熱仕様 共通 1,780 2,390 従来機 Yフレーム 奥行きを大幅縮小。 ※ほぼ同加熱量の従来機3台設置との比較 内 容 Yフレーム (CHP-80Y2) 熱源機1台 048 060 042 054 060 080 100 なし C なし K 熱源機2台 4,800L 6,000L 4,200L 5,400L 6,000L 8,000L 10,000L 標準仕様 循環加熱仕様 標準タンク (最高使用圧力190kPa) 高圧タンク (最高使用圧力490kPa) ※推奨するバルブ類については P.16 をご覧ください。 ※写真は屋外用です。 正面 正面図 背面 側面図 防振架台 防雪フード 遠方制御盤 熱源機からの振動を建物に伝えな いようにします。 寒冷地における雪対策として積 雪・凍結の被害を少なくします。 落葉対策にも有効です。 昼間追焚の設定・電動弁の制御・ ローテーション運転の制御が可 能。年間タイマー機能も付属。 3 井水対応ユニット EGU-80A/B(A:逃し弁/B:膨張タンク) 井戸水でも業務用エ コ キュート が使用可能です。 耐高水圧設計 (490kPa) 。 電気昇温器 EIJ-10A/B (A: 屋内 /B: 屋外) 循環加熱仕様ユニットを用いずに 循環システムを構築する際に設置 してください。 ■ 高圧タンクユニットの仕様・詳細については P.7 をご参照ください 高圧タンクユニット ■ 対応可能な仕様変更については P.10 をご参照ください 中型機 業界で最初に開発された、業務用エコキュートのスタンダード イトミック業務用エコキュート中型機は、2002年の販売開始以来国内・海外合わ CHP-3000U-5 (標準タンク仕様) せ数千台の納入実績があり、飲食店・福祉施設・学校・温浴施設・ホテルまで数多 くの現場で活躍しているCO2ヒートポンプ給湯機。その実績と、あらゆる現場の 声を吸い上げる各種の仕様変更対応、用意された多数の貯湯タンクラインナップ は、現場ごとに最も必要とされる設置パターンに細かく応えるとともに、環境に配 慮した給湯システムを構築します。 高圧タンクユニット対応 ※条 件によって対応可。 詳しくはお問い合わせ ください。 循環加熱仕様対応 特 長 加熱能力 50Hz: 26kW 60Hz: 30kW リモコン 様々な用途に使いやすい、 。 加熱能力26/30kW※ タンクは施設に合わせて選べる貯湯量500∼4,000L。 500L毎に8種類と、 ラインナップを多数ご用意。 CHP-500T 貯湯タンクユニット(標準タンク) CHP-3000T CHP-4000T 対応可能な仕様変更や機能 が豊富、サービス体制も充実。 ・耐塩害・重塩害仕様 26 30 ・凍結防止・寒冷地仕様 ・水道法適合品 kW ∼ ・高水圧対応仕様 ・複数台制御仕様 kW ・季節モード など 小∼中規模飲食店・ デイサービスなどに最適 500Lタンク 型番の見方 4,000Lタンク 詳細は→P.10 50Hz:26kW、60Hz:30kW CHP-2500UC-5(中型機+2,500L循環加熱仕様の場合) 項 目 CHP - 2500 U C - 5 機種 当社識別コード 循環加熱仕様 熱源機とタンクのセット (ユニット) 貯湯量2,500L(タンク5本) 仕様 詳しくはお問い合わせください。 内 容 U 中型機熱源機 (CHP-26H4) と タンクのセット (ユニット) 関連商品 500L/1,000L/1,500L/2,000L/ 標準 500/1000/1500/2000/ 仕様 2500/3000/3500/4000 2,500L/3,000L/3,500L/4,000L 仕様 仕様によっては型番が右記と異なる場合がございます。 記 号 標準 貯湯量/ タンク タンク 500/1000/1500/2000/ ラインナップ 循環加熱 シリーズ ※型番について 熱源機(中型機) CHP-26H4 2500/3000/3500 500L/1,000L/1,500L/2,000L/ 2,500L/3,000L/3,500L なし 標準仕様 C 循環加熱仕様 (貯湯タンク+循環加熱用500Lタンク) ※推奨するバルブ類については P.16 をご覧ください。 ※写真は屋外用です。 熱源機 防振架台 防雪フード 熱源機からの振動を建物に伝えな いようにします。 寒冷地における雪対策として積 雪・凍結の被害を少なくします。 落葉対策にも有効です。 遠方制御盤 昼間追焚の設定・電動弁の制御・ ローテーション運転の制御が可 能。年間タイマー機能も付属。 4 井水対応ユニット EGU-30A/B(A:逃し弁/B:膨張タンク) 井戸水でも業務用エ コ キュート が使用可能です。 耐高水圧設計 (490kPa) 。 電気昇温器 EIJ-10A/B (A: 屋内 /B: 屋外) 循環加熱仕様ユニットを用いずに 循環システムを構築する際に設置 してください。 代表的な給湯システム 施設やお湯のご利用状況に応じて各種システムを選択可能です 循環加熱仕様 エコキュートと給湯箇所が離れている場合 最適なのは 湯待ちをせず、 すぐにお湯を使いたい場合 タンク1本を循環用に使用することで、効率の良い即湯システムを構築 エコキュートと給湯箇所が離れていてもすぐにお湯が使えるように、配管内のお湯を循環させておくシステムです。配管が長く給湯箇所 が多い建物に適しています。タンクユニット内の1本のタンクを循環専用タンクとしているため、電気昇温器を使用したシステムよりも 全体の効率が良く、低コストで構築可能です。 5 4 二次側配管からの戻り湯・給湯用タンクからの高 温の湯・水を混合し、設定した温度に調整します。 ※点線部分はお客様施工範囲です。 給湯する際は 貯湯する際は 配管内の湯(水)の流れ 給湯時(熱源機 ON) 給湯時(熱源機 OFF) 貯湯時(熱源機 ON) 給湯 給水 混合弁 循環加熱時(熱源機 ON) タンクユニット 循環用 タンク 給湯用 タンク (約60℃) (約90℃) 循環加熱時(熱源機 OFF) 循環加熱仕様 熱源機 水ポンプ 水制御弁 給水 循環ポンプ 1 タンクユニット内の 1 本を循環用タンクとし、 2 循環用タンクの湯温が下がると熱源機に循環用タンク 3 熱源機では給湯側・循環側 二次側配管と循環用タンク間で湯を常時循 の湯が引き込まれ、設定した温度に達するまで加熱し ともタンク内の湯温が下が 環させることで、保温します。 ます。 ると運転を行います。 ※ 図は標準タンクユニットです。高圧タンクユニットについては P.7 をご参照ください。 ※ 循環加熱仕様は浴槽の循環や床暖房には適しておりません。 標準仕様 最適なのは エコキュートと給湯箇所の配管距離が短い場合 長時間にわたり湯を連続使用する場合 安定した湯量供給を実現しつつコストを抑えたエコキュートの標準システム ※点線部分はお客様施工範囲です。 給湯(高温水) 配管内の湯 (水) の流れ 食洗機など 給湯時(熱源機 ON) タンクユニット 給水 給湯 混合弁 給湯時(熱源機 OFF) 貯湯時(熱源機 ON) 熱源機 給湯用 タンク (約90℃) 水ポンプ 水制御弁 給水 ※ 図は標準タンクユニットです。高圧タンクユニットについては P.7 をご参照ください。 5 ハイブリッド 一度に大量の湯を使う場合 最適なのは 給湯負荷変動が大きく使用量が予想しにくい場合 ボイラーと組み合わせ、給湯負荷の変動に対応した安心なシステムを構築 長所 長所 ・ランニングコストが安い ・瞬発力のある沸かし上げ ・環境に優しい ・湯切れしない ・燃焼部がないため安全 ・機器がコンパクト 様々な給湯負荷パターンに対応できる 給湯システムの構築が可能です 〈例えば〉 + ● 季節や曜日などによって給湯負荷変動が大きい施設 ● 給湯負荷が読みにくい場合 ● 最大給湯負荷時に合わせてエコキュートの選定を行 うとコストがかかりすぎる場合 ● エコキュートのみでは万が一の湯切れが心配な場合 ● 既存のボイラーのみでは燃料代がかかりすぎる場合 ハイブリッド給湯システムの稼働イメージ ボイラー対応 密閉式タンク 通常運転時 給湯 エコキュート 残湯量 0 エコキュート給湯 ボイラー稼働 給湯量 エコキュートが夜間電力を利用し て沸かしたお湯を先行して給湯 します。 給水 エコキュート 燃焼系ボイラー 8:00 12:00 16:00 22:00 エコキュートだけで給 湯 量 がまかなえる場 合はボイラーは稼 働 しません。ランニング コストはエコキュート 分のみです。 時間 エコキュートのお湯を 使い切ると ボイラー対応 密閉式タンク エコキュート 給湯負荷増大時 給湯 エコキュート 残湯量 0 ボイラー稼働 エコキュート給湯 給湯量 季節や曜日による給湯量の増加 などでエコキュートのお湯を使い 切ると、ボイラーが稼動します。 給水 燃焼系ボイラー 8:00 エコキュートへの給湯 負荷が増加 エコキュートだけでは お湯が足りなくなった のでボイラーが不足 分を補います。 12:00 16:00 22:00 時間 ※ 図は標準タンクユニットを利用したイメージです。高圧タンクユニットを用いたハイブリッド給湯システムについてはお問い合わせください。 イトミックのエコキュートは密閉式タンクを採用。メリットは? 1 給水圧での給湯が可能 密閉式タンクは開放式タンクと異なり、タ ンク内に空間がなく満水状態。給水圧で 給湯できるため、 加圧ポンプを使わずに 階上給湯も可能です。圧力があるためミ キシングも容易です。 2 3 空気に触れない 密閉式はお湯が外気に触れず、タンクの 内壁に水面もないため汚れにくく衛生的。 放熱ロスも少なく省エネです。 ※階上給湯について詳しくはお問い合わせください。 ※標準タンク:170kPa、高圧タンク:450kPa 開放式タンク 水面 密閉式タンク 空 気 お 湯 6 沸き上げ温度 90℃ 密閉式は CO2冷媒の特長を活かした90℃ (最高)給湯が容易です。温度成層を形成す るため高温の湯を取り出しやすく、厨房の食 器洗浄機へ高温給湯も可能です。 開放式タンク 密閉式タンク 貯湯 給湯 給湯 給水 お 湯 高水圧対応・2温度取出可能な高圧タンク 最高使用圧力490kPa・ワンタンクの高水圧対応タンクユニット 高圧タンクユニット 高圧タンクユニットは標準タンクでは対応ができない高水圧システムや、より大量の給湯が必要な施設・食器洗浄機用に2温度同時取り出しが 必要な場合などに適したタンクユニットです。6,000/8,000/10,000L の3ラインナップを揃えており、施設に合わせてご選択ください。 CHP-801100K-2 特 長 (高圧タンク仕様) ■ 最高使用圧力490kPa ■ 高温 (最高約90℃) と中温 (約55~65℃) の同時取り出しが可能 ■ 循環加熱仕様に対応 ■ タンク1台に熱源機を2台まで組み合わせることが可能 ■ 貯湯量は6,000/8,000/10,000L の3タイプ 高圧タンクユニット CHP-T100K 熱源機 Yフレーム CHP-80Y2 ※写真は実際とは異なる場合があります。 タンク内配管図 標準仕様 循環加熱仕様 高温給湯 高温給湯 中温給湯 中温給湯 ・ 循環(往) 給湯用タンク (約90℃) 給湯時(熱源機 OFF) (約60℃) 循環(還) 給水 給湯時(熱源機 ON) 循環用 タンク 給湯用タンク 給水 給湯時(熱源機 ON) 貯湯時(熱源機 ON) 給湯時(熱源機 OFF) 循環加熱時(熱源機 ON) 循環加熱時(熱源機 OFF) 貯湯時(熱源機 ON) 仕様・寸法 200 最高使用圧力 (kPa) 490 最大給湯流量(L/min) 150 タンク材質 SUS444相当 960 51 共通仕様 5 10 185 11 750 750 750 4 750 750 5620 2 7 8 6 1360 750 750 正面図 960 5 型 番 貯湯量 本体質量 満水質量 CHP-T060CK 6000L 2280kg 9080kg 9 75 196 1100 1100 4792 4 1100 正面図 7 2 7 8 6 1360 1100 10 62.5 200 285 11 10 190 ※側面図はCHP-T080K/T100Kと共通です。 ※⑫のアンカーボルト用穴はCHP-T080K/T100Kと 異なります。 3 300 1 10 75 725 CHP-T060CK(循環加熱仕様) 850 貯湯量 本体質量 満水質量 6000L 2100kg 8100kg 1600 型 番 CHP-T060K 2401 2452 2327 185 20 2010 2050 20 12 タンク内部清掃時、および機能品 メンテナンス時取外しパネル 右側面図 200 CHP-T060K(標準仕様) 10 3 125 型 番 貯湯量 本体質量 満水質量 CHP-T080CK 8000L 2550kg 11350kg CHP-T100CK 10000L 2640kg 13440kg 190 CHP-T100CK / T080CK(循環加熱仕様) 9 300 75 75 725 貯湯量 本体質量 満水質量 8000L 2370kg 10370kg 10000L 2460kg 12460kg 285 型 番 CHP-T080K CHP-T100K 10 62.5 200 CHP-T100K / T080K(標準仕様) 850 1600 1 196 ①温水入口 Rc1(25A) ②給水口 Rc2(50A) ③給水出口 Rc1(25A) ④タンク排水口 Rc1・1/4(32A) ⑤給湯口 Rc2(50A) ※1 ⑥凍結防止ヒータ用電源取入口(φ24穴) ⑦操作配線接続口(φ24穴) ⑧制御用温度センサ連絡線引込口(φ44穴) ⑨制御用温度センサ連絡線接続BOX ⑩中温水口 Rc2(50A) ※2 ⑪加熱水入口 Rc1(25A) CHP-T100K/T080K:16-φ22穴 ⑫アンカーボルト用穴 CHP-T060K:10-φ22穴 ( ) ※1 凍結防止ヒーター等の電源線施工時に使用します。 ※2 循環加熱仕様のときに使用します。 システム選定 給湯量に応じた選定の目安 ※標準タンクの場合、熱源機とタンクユニットは常に 1:1 となります。当社製高圧タンクの場合はタンク1台に熱源機 2 台まで設置が可能です。 機種・循環ポンプの選定および計算 選定フロー図 必要給湯量に応じたシステム選定 を行います 1 4 の順で選定を行います。 図の ~ 1 日給湯負荷、配管放熱負荷の算出 2 機種選定 中型機 P 循環ポンプ選定 3 4 Yフレーム OR 膨張 お客様の施設でのお湯の使用状況や 必要給湯量に応じ、熱源機・タンクユ ニットのサイズ、台数を決定します。 給水 R 膨張タンク選定 < 計算方法 > 2 機種選定 1 日給湯負荷、配管放熱負荷 (循環配管を含む)を計算する 1) 給湯箇所・用途・利用人数をもとに、1日の必要給湯量を算出する。 2) 配管放熱負荷を算出する。 1)運転時間を決定し、必要加熱能力より熱源機の選定をする。 2) 日給湯負荷を満足する熱源機台数を決定する。 3)1日の給湯負荷を計算する。 4)必要給湯量を満足する貯湯タンクを決定する。 5)循環加熱仕様をご検討の場合は、循環負荷を満足するか確認する。 3 循環ポンプの選定方法について (選定例) 熱損失量(複管式) 計算式 Q = Q0× L × (th - tr) Q0:給湯管熱損失 [W/m・K] ※表1参照 L :貯湯タンクから最遠部までの配管長 [m] th:給湯温度 (℃) tr:配管周囲温度 [℃ ] 循環ポンプの容量を求めるには、配管や機器などからの熱損失量を算定し、 給湯管と返湯管との温度差より循環湯量を求め、その循環量と管径により 配管の摩擦損失を求め、ポンプを算定します。 給湯管 Q1=0.41[W/m・K] ×100[m] × (60[℃ ] -16[℃ ]) =1,804[W] 返湯管 Q2=0.29[W/m・K] ×100[m] × (60[℃ ] -16[℃ ]) =1,276[W] Q = Q1+ Q2=1,804W +1,276W =3,080[W] 循環水頭 (揚程) 計算式 h =(L r + L’)/9.81 r:摩擦抵抗 [kPa/m] L:貯湯タンクから最遠部までの配管長 [m] L’ :局部抵抗相当長の合計 [m](=1.0L とする) 循環湯量 計算式 W =0.86× Q/⊿ t ⊿ t:給湯と返湯の温度差 [℃] 給湯管 h1=0.01※ [kPa/m] ×(100+100)[m]/9.81=0.2[m] 返湯管 h2=0.047※ [kPa/m] ×(100+100)[m]/9.81=0.96[m] ※建築設備設計基準(平成21年度版)配管摩擦抵抗線図より算出 W =0.86×3,080[W]/ (60-55) [℃] ≒530[L/h] (8.8L/min) h = h1+ h2=0.2[m] +0.96[m] ≒1.2[m] 【計算条件】保温ステンレス鋼管 給湯管:50A 100m 返湯管:25A 100m 給湯温度:60 ℃ 返湯温度:55 ℃ 配管周囲温度:中間期条件16 ℃ ※計算式、数値および表1については、建築設備設計基準(平成21年度版) より抜粋 種別 呼び径 (A) 15 保温銅管 保温ステンレス鋼管 表1 給湯管の熱損失 20 25 0.20 0.24 0.29 30 ― 0.20 0.24 0.29 0.32 32 40 50 0.33 0.37 0.44 ― / ・K) 単位:W(m 60 65 75 ― 0.52 ― 0.37 0.41 0.49 ― 80 100 125 150 0.60 0.64 0.77 0.89 0.58 0.66 0.69 0.82 0.94 / K)、内表面熱伝達率は7,000 W(㎡・ / K)、銅管の熱伝導率は388 W(m / ・K)、ステ 備考:外表面熱伝達率は11.63 W(㎡・ / ・K)、保温材(ロックウール保温筒)の熱伝導率は0.045 W(m / ・K)、配管の保温材の厚 ンレス鋼管の熱伝導率は16 W(m さは、15 ~ 80Aは20mm、100 ~ 150Aは25mm。 4 密閉式膨張タンクについて 膨張タンクは省エネ機器としてご検討ください。詳細についてはお問い合わせください。 設置事例 物件名:うおえもん手賀沼店 物件名:埼玉県立所沢おおぞら特別支援学校 物件名:ケアセンターあやとり 物件名:もみの樹・横浜鶴見 業種:飲食店(回転寿司) 業種:学校 業種:ケアセンター / デイサロン 業種:介護付有料老人ホーム 規模:カウンター16席・ボックス (6名) 25箇所 規模:厨房 (約220食 / 日) 規模:約35人 / 日 規模:64床 所在地:千葉県 所在地:埼玉県 所在地:東京都 所在地:神奈川県 用途:食器・皿洗浄機 用途:食 材の検品を行う検収室・加工を行う下処 理室・調理を行う調理室・食器等の洗浄を行 う洗浄室の流しや調理器具・食器洗浄機 用途:浴槽 (一般×1・機械浴×1) 、シャワー×2、厨 房 (混合栓×1・食器洗浄機×1) 、洗面所×5 用途:浴槽(一般浴×6、特殊浴×1)、リビング流し 台×3、厨房、洗濯 台数:CHP-3000U×1 台数:CHP-3000U×3 台数:CHP-3000U×1 台数:CHP-2000U×1、CHP-2500UC×1 8 資料 仕様/機能 イトミック業務用エコキュートの基本仕様 仕様の詳細は、技術ガイドの製品仕様編をご参照ください。 基本仕様 中型機 ■ 製品仕様 (高圧ガス製造届不要、冷凍保安責任者不要) 型式 熱源機 CHP-26H4 タンクユニット※ 1 CHP-500T/CHP-1000T/CHP-1500T/CHP-2000T/ CHP-2500T/CHP-3000T/CHP-3500T/CHP-4000T 外気温度 ユニットシステム※ 1 CHP-500U-5/CHP-1000U-5/CHP-1500U-5/CHP-2000U-5/ CHP-2500U-5/CHP-3000U-5/CHP-3500U-5/CHP-4000U-5 電源(V) 寸法(高さ×幅×奥行) (mm) 三相200 (50/60Hz) 1705×1300×890 製品質量 / 運転質量(kg) 設定温度範囲(℃) 480/500 60~90 冷媒側設計圧力(MPa) 低圧側7.5/ 高圧側14.0 圧縮機 減圧弁(kPa)※2 形式 電動機形式 熱源機 空気熱交換器 強制空冷クロスフィン 50Hz 60Hz 50Hz 60Hz 50Hz 60Hz 50Hz 60Hz 加熱能力 (kW) 24.0 28.5 26.3 30.5 29.3 36.0 17.2 21.0 438 471 546 615 755 247 301 貯湯能力(L/h) 369 17→65 6.55 24→65 7.70 6.70 8.40 着霜期 DB2℃/WB1℃ 5→65 5.55 6.80 50Hz:3.9 / 60Hz:3.8 年間加熱効率※2 90℃出湯 8.4 100 外気温度 冬期 DB7℃ /WB6℃ 中間期 夏期 DB16℃/WB12℃ DB25℃/WB21℃ 50Hz 60Hz 50Hz 60Hz 50Hz 60Hz 50Hz 60Hz 加熱能力 (kW) 24.5 28.5 25.5 30.5 27.0 33.5 18.1 21.9 303 300 359 352 437 183 222 項目 給湯熱交換器 強制循環式二重管 保護装置 高圧圧力スイッチ、高低圧圧力センサ、圧縮機電動機過昇温防止、 圧縮機破裂板、過電流継電器 (圧縮機) 、ヒューズ (送風機、ポンプ) 冷媒 / 冷媒量(kg) 一日の冷凍能力(トン) (R744) /6.8 CO2 2.4 (50Hz) /2.9 (60Hz) 運転音(dB) 設置場所 50Hz=54、60Hz=55 (冬期・中間期・夏期・着霜期共通) 屋外 付属品 リモコン※4 性 貯湯能力(L/h) 水温 (℃) 能 (入水→出湯) タンク ※3 材質 SUS444相当 板厚:t=0.9mm 保温材:グラスウール75mm・24kg/m3 アイボリーホワイト (マンセル値:5Y 7.5/1) 9→90 17→90 24→90 5 → 90 8.85 7.50 9.25 7.80 9.70 6.45 7.85 13.2 13.0 14.0 18.0 15.2 17.5 10.2 10.0 循環加熱能力(kW) 190 70 260 着霜期 DB2℃/WB1℃ ※1 7.40 消費電力 (kW) ※3 最高使用圧力(kPa) 最大給湯流量(L/min) 塗装色 中間期 夏期 DB16℃/WB12℃ DB25℃/WB21℃ 水温 (℃) 9→65 能 (入水→出湯) ※1 消費電力 (kW) 6.20 7.50 170 プロペラファン 110 ×2台 シールレス AC200V-100 冬期 DB7℃ /WB6℃ 項目 性 半密閉型往復コンプレッサ 三相誘導電動機 定格出力(kW) (W) クランクケースヒーター 送風機(W) ポンプ(W) ■ 性能仕様 65℃出湯 ※1:消費電力は、圧縮機、ファン、ポンプを含むユニット全体のものです。 ※2:実際の使用状況に近い条件から求めた一年間の平均性能。 ※3:60℃入水における循環加熱能力。出湯温度はなりゆきになります。 に準拠 ◆上記は、一般社団法人日本冷凍空調工業会規格(JRA4060:2014「業務用ヒートポンプ」) ◆中間期C O P :4 . 0 (6 5 ℃出湯、5 0 H z / 6 0 H z ) ※1: 循環加熱仕様の型式についてはP.4をご参照ください。 ※2: 貯湯タンクの仕様に合わせた減圧弁を設置、設定してください。 (お客様手配品→ P.16参照) ※3:貯湯タンクの寸法・貯湯量はP.11をご参照ください。 ※4:リモコン接続線はお客様手配品です。弊社指定品を必ずご使用ください。 Yフレーム ■ 製品仕様 熱源機 型式 標準 仕様 高圧 仕様 タンクユニット※1 ユニットシステム※1 タンクユニット※1 ユニットシステム※1 (高圧ガス製造届必要、冷凍保安責任者不要) CHP-80Y2 CHP-4800T/CHP-6000T CHP-801048-2/CHP-801060-2 CHP-T060K-2/CHP-T080K-2/CHP-T100K-2/CHP-2T100K-2 CHP-801060K-2/CHP-801080K-2/CHP-801100K-2/CHP-802100K-2 三相200 (50/60Hz) 寸法(高さ×幅×奥行) (mm) 製品質量 / 運転質量(kg) 設定温度範囲(℃) 冷媒側設計圧力(MPa) 減圧弁(kPa)※2 形式 電動機形式 定格出力(kW) クランクケースヒーター(W) 送風機(W) ポンプ(W) 空気熱交換器 給湯熱交換器 2000×1790×1010 690/710 60~90 低圧側7.5/ 高圧側14.0 170 (標準タンク) /450 (高圧タンク) 半密閉型往復コンプレッサ インバータ駆動三相誘導電動機 15.8 140 プロペラファン 300×2台 シールレス DC282V-140 強制空冷クロスフィン 強制循環式二重管 保護装置 高圧圧力スイッチ、高低圧圧力センサ、圧縮機圧力逃し弁、過電流継電器(送風機)、 圧縮機電動機過昇温防止、過電流保護機能 圧縮機 電源(V) 熱源機 冷媒 / 冷媒量(kg) 一日の冷凍能力(トン) 運転音(dB) 設置場所 付属品 タンク 最高使用圧力(kPa) 最大給湯流量(L/min) ※3 材質 塗装色 ■ 性能仕様 65℃出湯(標準モード) 外気温度 冬期 DB7℃/ WB6℃ 項目 性 中間期 夏期 DB16℃/ WB12℃ DB25℃/ WB21℃ 着霜期 DB2℃/WB1℃ 標準 標準 標準 標準 加熱能力(kW) 61.0 65.0 65.0 57.0 貯湯能力(L/h) 937 1165 1363 817 9→65 17→65 24→65 5→65 16.3 16.2 14.7 20.6 水温(℃) 能 (入水→出湯) ※1 消費電力(kW) 年間加熱効率※2 3.8 90℃出湯(標準モード) 外気温度 冬期 DB7℃/ WB6℃ 項目 CO2 (R744)/11.3 9.6 中間期:65 ℃ =60.0、90 ℃ =60.0 冬期:65 ℃ =61.0、90 ℃ =62.0 屋外 リモコン※4 190 (標準タンク) /490 (高圧タンク) 150(標準タンク・高圧タンク共通) 加熱能力(kW) 性 能 中間期 夏期 DB16℃/ WB12℃ DB25℃/ WB21℃ 着霜期 DB2℃/WB1℃ 標準 標準 標準 標準 58.2 64.0 65.0 52.7 貯湯能力(L/h) 618 754 847 533 水温(℃) (入水→出湯) 9→90 17→90 24→90 5→90 ※1 消費電力(kW) 18.6 19.6 18.6 21.5 34 32 29 34 循環加熱能力(kW) ※3 ※1:消費電力は、圧縮機、ファン、ポンプを含むユニット全体のものです。 ※2:実際の使用状況に近い条件から求めた一年間の平均性能。 SUS444相当(標準タンク・高圧タンク共通)板厚:t=0.9mm(標準仕様)、t=4mm(高圧仕様) ※3:60℃入水における循環加熱能力。出湯温度はなりゆきになります。 保温材:グラスウール75mm・24kg/m3(標準タンク・高圧タンク共通) に準拠 ◆上記は、一般社団法人日本冷凍空調工業会規格(JRA4060:2014「業務用ヒートポンプ」) ◆ 中間期COP:4.0(65℃出湯) アイボリーホワイト (マンセル値:2.5Y 8/1) ※1: 循環加熱仕様の型式についてはP.3をご参照ください。 ※2: 貯湯タンクの仕様に合わせた減圧弁を設置、設定してください。 (お客様手配品→ P.16参照) ※3:標準タンクの寸法・貯湯量はP.12、高圧タンクの寸法・貯湯量はP.7をご参照ください。 ※4:リモコン接続線はお客様手配品です。弊社指定品を必ずご使用ください。 9 対応可能な仕様・機能一覧 耐塩害・耐重塩害仕様 凍結防止・寒冷地仕様 中型機 Yフレーム 中型機 Yフレーム 日本冷凍空調工業会規格 (JRA9002) に基づいた塗装を外装や機器に施す ことと、材質を強化することによって、海塩粒子が機器に付着して発生す る腐食を起こりにくくする仕様です。耐重塩害仕様は耐塩害仕様よりもさ らに塗装回数 (厚み) を多くした仕様です。 凍結防止仕様は熱源機およびタンクユニット内の配管部に凍結防止ベルト ヒーターを取り付けた仕様です (ヒーターは設定温度で自動で ON。-15 ℃ まで対応) 。寒冷地仕様ではさらに熱源機内で水を循環させることで凍結を ※デフロスト運転時は貯湯できません。 防ぎます。 (-20 ℃まで対応) 高温給水仕様 水道法適合品 中型機 Yフレーム 入水温度で運転制御を行う仕様です。熱源機への入水温度最高 63℃まで 中型機 Yフレーム の対応となります。 日本水道協会(JWWA)規定に基づき、バルブ等部材の信頼性を高めた仕 様で、水道本管からの直結給水を行う場合はこの仕様をご指定ください。 ※高水圧対応仕様との組み合わせも可能です。 ※入水温度≦59 ℃で運転開始します (起動確認動作) ※導入には所轄の水道局への確認が必要となります。 ※給水用具認証番号:A-377 熱源機単独での仕様のため、当社タンクユニットは使用できません。別途タンクが必要です。 複数台制御仕様 エコキュートを複数台設置した際に 発生する「偏流」を、自動で給湯調整 を行うことで解消する仕様です。均 等給湯を可能にし、エネルギーのム ダ使いを減らします。 偏流発生 高水圧対応仕様 中型機 Yフレーム 高温水 中型機 中型機の熱源機の耐水圧を490kPa まで高めた仕様です。外形寸法は変 わりません。 低温水 ※入水温度50 ℃までですが、高温給水仕様と組み合わせることで最高63 ℃まで対応可能です。 ※ Yフレームの熱源機は標準で高水圧対応です。 ※別途タンクが必要になります。 偏流解消 季節モード ※制御可能台数は最大7台、同時給湯台数は最大 4台まで設定可能です。 外気温度に応じて沸かし上げ温度を 変化させる運転モードです。高温の お湯がそれほど必要ではない夏にこ のモードで運転することでムダな沸 かし上げ運転を削減できます。 中型機 Yフレーム 即湯循環式に対応したシステムです。 沸かし上げ温度︵ ℃︶ 循環加熱仕様 中型機 100 90 90 88 80 70 60 0 -15 0 外気温度(℃) 国土交通省監修の公共建築工事標準共通仕様書(平成 25 年度版)に標準対 応しております。 通常運転 80 76 72 季節モード運転 50 国土交通省指定の仕様に対応 84 68 64 60 5 10 15 20 25 30 35 40 各種仕様における型番について 仕様によっては型番末尾の記号が標準仕様と異なります。詳しくはお問い合わせください。 水質基準 水質の基準について 水道水を使用しても、水質によっては、水ポンプ、水制御弁、タンク、減圧弁、逃し弁、熱交換器等の寿命が通常より短くなることがあります。本装置の 使用に際しては、以下の水質基準表に適合した水道水を使用してください。一項目でも基準値を超えるものがある場合は、比較的短時間に障害の危 険があると判断されます。 冷凍空調器用水質ガイドライン JRA-GL-02-1994に準ずる 基準値 項目 腐食 傾向 スケール生成 ○ ○ 30 以下 ○ ○ 塩化物イオン (mgCl -/L) 30 以下 30 以下 ○ 硫酸イオン (mgSO42 -/L) 30 以下 30 以下 ○ 酸消費量(pH4.8)(mgCaCO3/L) 50 以下 50 以下 ○ 全硬度 (mgCaCO3/L) 70 以下 70 以下 ○ カルシウム硬度 (mgCaCO3/L) 50 以下 50 以下 ○ イオン状シリカ (mgSiO2/L) 30 以下 30 以下 ○ 補給水 循環水 腐食 準 鉄 (mgFe/L) 0.3 以下 1.0 以下 ○ 銅 (mgCu/L) 0.1 以下 1.0 以下 ○ 硫化物イオン (mgS2 -/L) 項 7.0 ~ 8.0 30 以下 考 7.0 ~ 8.0 基準値 項目 参 循環水 導電率(25 ℃) (mS/m) 基 pH(25 ℃) 補給水 検出されないこと 検出されないこと 傾向 スケール生成 ○ ○ 目 0.1 以下 0.1 以下 ○ 残留塩素 (mgCl/L) 0.3 以下 0.1 以下 ○ 遊離炭酸 (mgCO2/L) 4.0 以下 0.4 以下 ○ 目 項 アンモニウムイオン (mgNH4+/L) 注 1:傾向欄内の○印は、腐食または、スケール生成傾向のいずれかに関する因子を示す。 注 2:参考項目の成分も含有されると障害を起こす事は、はっきりしているが、含有量との定量 的関係がまだ得られていないので基準項目に準じる値とする。 熱源機とタンクとの組み合わせ 熱源機と貯湯タンクの対応表 熱源機種別 標準 中型機 標準 高圧 フレーム Y タンク種別 標準仕様 タンク貯湯量 (L) 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 循環加熱仕様 - 500 +500 1,000 +500 1,500 +500 2,000 +500 2,500 +500 3,000 +500 3,500 +500 - - - - 標準仕様 - - - - - - - - 4,800 6,000 - - 循環加熱仕様 - - - - - - - - 4,200 +600 5,400 +600 - - 標準仕様 - - - - - - - - - 6,000 8,000 10,000 - 6,000 +800 8,000 +800 10,000 +800 循環加熱仕様 - - - - - ※循環加熱仕様タンクの「+」以降の数字は循環専用タンクの貯湯量になります。 10 - - - - - - - 資料 寸法・各部名称 仕様の詳細は、技術ガイドの製品仕様編をご参照ください。 標準仕様 熱源機 本体質量:480kg 専用リモコン 循環加熱仕様 CHP-26H4 CHP-26H4C 25 100 満水質量:500kg (29.7) (83.5) (29.8) (取付ピッチ) 中型機 内部操作部 (ふたを開いた状態) 72 143 ①運転表示点検窓(正面) ②外部信号等接続口 (センサー等φ24下穴) ③電源取入口(φ39下穴) ④制御盤位置(正面) ⑤温水出口 Rc3/4(20A、CAC406) ⑥ 給水入口 Rc3/4(20A、CAC406) ⑦空気熱交換器ルームドレン Rc1(25A、C3604BD) ⑧水抜き口 Rc3/4(20A、CAC406) ふた リモコンコード端子台 2-M3(付属) リモコンコード取出口 10 13 上面図 空気吸込口 1705 12 空気吹出口 ⑤ ① 1525 空気吸込口 空気吹出口 1300 80 815 ⑥ 350 ② 100 165 75 170 70 130 75 ⑦ 860 890 195 900 5 左側面図 145 5 ④ ③ 155 ⑨ 貯湯量 (ℓ) 型番 CHP-1500T CHP-2000T CHP-2500T CHP-3000T - 500 CHP-500TC 1,000 CHP-1000TC CHP-1500TC CHP-2000TC CHP-2500TC 1,500 2,000 2,500 3,000 質量(kg) 本体 満水 W - 500 260 440 - 770 - 920 450 1,450 1,460 1,560 1,000 1,500 2,000 2,500 570 620 770 830 580 630 780 840 2,090 2,640 3,300 3,850 2,100 2,650 3,310 3,860 D 920 65 920 65 - - - - - - - 595 145 240 345 355 545 755 2,310 920 65 1,560 1,560 75 2,310 1,560 75 2,310 1,560 75 1,539 245 140 665 675 385 915 4 4 6 4 6 6 8 8 Rc1(25A) Rc1(25A) Rc1(25A) Rc1(25A) Rc1(25A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) Rc1¼(32A) 循環加熱仕様 右側面図 ⑩ R ○ ④ ⑪ A ⑧ G ⑦ ③ ⑫ ② F B ⑬ C 正面図 ⑨ ① 右側面図 11 5 寸法(㎜) ⑤ 給湯・給水 タンク B ○ E ○ A ○ R ○ G N 接続口径 排水口径 D ○ F ○ C ○ ○ CHP-3500T CHP-3000TC 3,500 3,000 980 990 4,510 4,520 3,060 1,560 75 CHP-4000T CHP-3500TC 4,000 3,500 1,040 1,050 5,060 5,070 3,060 1,560 75 上面図 195 ⑧給湯接続口 (SUS316) ⑨温度センサー連絡線接続箱 ⑩逃し弁点検窓 ⑪加熱水出口 Rc1 ¼(32A、SUS316) ⑫加熱水入口 Rc1 ¼(32A、SUS316) ⑬配線等引込口 (φ24下穴) ①タンク排水口(SUS304) ②給水出口 Rc¾(20A、CAC406、熱源機へ) ③給水接続口 (SUS304) ④温水入口 Rc¾(20A、CAC406、熱源機より) ⑤アンカーボルト取付穴(N-φ22穴) ⑥温度センサー連絡線引込口 (φ24下穴) ⑦凍結防止ヒーター用電源引込口 (φ24下穴) 青色の箇所は 循環加熱仕様 CHP-500T CHP-1000T 900 裏面図 正面図 アンカーボルト用穴 (4-φ15穴) 貯湯タンクユニット ⑧ 195 1290 D E ■ 高圧タンクユニットの仕様・詳細については P.7 をご参照ください 本体質量:690kg 専用リモコン 標準仕様 CHP-80Y2 CHP-80Y2C 25 100 満水質量:710kg ①運転表示点検窓 (正面) ②制御盤位置 (正面) ③外部信号等接続口(センサー等φ22穴) ④リモコン線接続口(φ22穴) ⑤操作配線接続口 (φ22穴) ⑥電源取入口 (φ44穴) ⑦遠方制御盤接続口(φ22穴) ⑧温水出口 Rc1 (25A、CAC406) ⑨給水入口 Rc1 (25A、CAC406) ⑩機内水抜き口 Rc³⁄( ₄ 20A、CAC406) ⑪空気熱交換器ルームドレン Rc1(25A、CAC406) (29.7) (83.5) (29.8) (取付ピッチ) 標準仕様 熱源機 Yフレーム 高圧タンクユニット 内部操作部 72 143 (ふたを開いた状態) ふた リモコンコード端子台 2-M3(付属) リモコンコード取出口 10 13 空気吹出口 上面図 空気吹出口 1010 238 1790 842 ② 20 263 630 アンカーボルト用穴 (6-φ15穴) 630 390 65 ⑤ ⑥ ⑦ ⑩ メンテナンス用窓 155 正面図 ⑥ ③ 60 貯湯タンクユニット 100 263 ⑦ ⑤④ 50 50 60 ⑨ ④ 50 左側面図 100 560 600 640 A ③ 右側面図 裏面図 130 20 2 A ⑧ 40 135 140 240 20 ⑪ 175 込口 ① 2000 920 空気取 込口 空気取 420 断面図A-A ⑧温度センサー連絡線引込口 (φ24下穴) ①アンカーボルト取付穴 (10-φ22穴) ⑨凍結防止ヒーター用電源引込口(φ24下穴) ②逃し弁点検窓 ⑩給湯接続口 Rc2 (50A、CAC406) ③温度センサー連絡線接続箱 (φ24下穴) ④温水入口 Rc1 (25A、 CAC406、 熱源機より) ⑪配線等引込口 ⑫加熱水出口 Rc2 (50A、CAC406) ⑤給水接続口 Rc2 (50A、CAC406) (50A、CAC406) ⑥給水出口 Rc1 (25A、 CAC406、 熱源機へ) ⑬加熱水入口 Rc2 ⑦タンク排水口 Rc1 ¼(32A、SUS304) 青色の箇所は 循環加熱仕様 ③ 型番 質量(kg) 貯湯量 (ℓ) 本体 寸法 (㎜) 満水 D H CHP-4800T CHP-4200TC 4,800 4,200 1,140 1,160 5,990 6,010 3,170 1,560 2,570 CHP-6000T CHP-5400TC 6,000 5,400 1,370 1,390 7,430 7,450 3,910 1,560 2,570 上面図 D ② ⑫ ⑩ 940 1725 H 775 ④ ⑬ ⑤ 正面図 ③ 75 50 ① ⑥ 12 255 320 180 ⑪ ⑦ 右側面図 W 工事要領 ― 1 設置スペースの確保 施工に関する詳細は、技術ガイドの据え付け・施工編をご参照ください。 設置場所について 熱源機と貯湯槽の離隔距離 ■熱源機は屋外に設置してください。 【同レベル設置の場合】 ■熱源機の吹出口からの冷風や、運転音が隣地の迷惑にならないような場所への設置 中型機 :直線距離で推奨5m(片道配管最長30m) Yフレーム:直線距離で推奨5m(片道配管最長15m) や遮音対策をご計画ください。 ■下記は保守点検に必要なスペースです ( メンテナンススペース )。必要なスペースが 【上下設置の場合】 取られていない場合、保守点検作業ができない場合がございます。給湯配管や電線 参照 管を施工した上で、必ずスペースを確保して設計を行ってください。 中型機 設置スペース 熱源機上面図 熱源機正面図 → P.20 貯湯タンク上面図 400mm以上 (メンテナンススペース) 700mm以上 : 貯湯タンク温度センサー 連絡線接続箱 3m以上 : 配管取出口 熱源機正面 設置スペース 400mm以上 貯湯タンク正面 : 配管取出口 : 貯湯タンク温度センサー連絡線接続箱 (メンテナンススペース) 100mm以上 400mm以上 400mm以上 貯湯タンク正面 熱源機正面図 400mm以上 熱源機正面 275mm以上 500mm以上 500mm以上 500mm以上 400mm以上 貯湯タンク上面図 (標準タンク) 275mm以上 熱源機上面図 900mm以上 Yフレーム 700mm以上 400mm以上 900mm以上 資料 400mm以上 3m以上 貯湯タンク上面図 (高圧タンク) 貯湯タンク正面 400mm以上 13 400mm以上 Yフレーム 中型機 配管取出口 / 熱源機・貯湯タンクの設置スペース例 熱源機・貯湯タンクを設置する際の向き・台数による設置スペース例 ※空気吹き出し口(ファン)上部は3m以上の開放空間が 必要です。 ※給水・給湯配管の施工に必要なスペースを考慮してくだ さい。 ※点線は壁面を意味しているものではありません。 ■設置可能なスペースは配管取出口の方向と設置する台数によって制約されます。 ■設置するエコキュートの台数や現場によって設置や配管施工方法は異なるため、 必ずしも下記の方法で設置する必要はありません。必要なスペースの参考にし てください。 : 配管取出口 給湯 タンクへ 排水 給水 熱源機へ :貯湯タンク温度センサー連絡線接続箱 単位 : mm 400 400 700 400 700 熱源機 正面 700 ①中型機 + 標準タンクの場合 400 900 700 熱源機 正面 貯湯タンク 正面 熱源機 正面 900 400 400 700 貯湯タンク 正面 400 900 400 400 900 貯湯タンク 正面 700 700 貯湯タンク 正面 熱源機 正面 400 900 900 500 275 400 400 900 900 900 400 400 275 熱源機正面 400 貯湯タンク 正面 400 400 900 400 50 貯湯タンク 正面 貯湯タンク正面 100 貯湯タンク正面 熱源機正面 275 100 500 400 275 400 275 熱源機正面 400 ② Y フレーム + 標準タンクの場合 400 500 400 400 400 100 500 275 275 500 400 14 400 400 400 400 400 400 400 400 貯湯タンク正面 貯湯タンク正面 400 貯湯タンク正面 熱源機正面 貯湯タンク正面 400 275 400 熱源機正面 275 50 500 400 100 400 400 100 500 275 400 275 熱源機正面 275 ③ Y フレーム + 高圧タンクの場合 資料 工事要領 ― 2-1 配管施工例 -1…標準タンクの場合 施工に関する詳細は、技術ガイドの据え付け・施工編をご参照ください。 配管施工例 -1 標準タンクの場合 中型機 Yフレーム 図は中型機と標準タンクを組み合わせた配管図です。Y フレームと 標準タンクを組み合わせる場合も同様になります。 標準仕様 1台設置 バキュームブレーカ等 水熱交換器洗浄用 出湯(最高 90℃) ※タンク上部より150mm 以上 空気抜き弁 温度計 フレキシブル継手 (SUS) 温度計 圧力計 給湯(最高 90℃) T T ミキシングバルブ 給水 浴室 給水 (最高 63℃) 空気熱交ルームドレン (常時開放) 排水口 (常時開放) 水熱交換器洗浄用 排水ホッパー 排水ホッパー 排水 ●最高使用圧力190kPa ∼ 浴槽 R 給水 ∼ ∼ 給水 圧力計 ストレーナ 混合栓 混合栓 減圧弁 (170kPa) 圧力計 逆止弁の取り付けについて 中型機 水平方向はスプリング式を使用してください Yフレーム 図は中型機と標準タンクを組み合わせた配管図です。Y フレームと 標準タンクを組み合わせる場合も同様になります。 循環加熱仕様 1台設置 空気抜き弁 バキュームブレーカ等 (給湯・循環往き) 出湯(最高 90℃) ※タンク上部より150mm 以上 水熱交換器洗浄用 フレキシブル継手(SUS) 循環 (往き) 温度計 圧力計 温度計 T T 給湯 (最高 90℃) ミキシングバルブ 給水 浴室 循環 (還り) 排水口 (常時開放) 排水ホッパー 排水ホッパー 給水 ●最高使用圧力190kPa 浴槽 R ストレーナ 混合栓 圧力計 減圧弁 (170kPa) 圧力計 逆止弁の取り付けについて ∼ 給水 ∼ 排水 水熱交換器洗浄用 ∼ 空気熱交ルームドレン (常時開放) 給水(最高 63℃) 循環ポンプ 水平方向はスプリング式を使用してください 15 混合栓 中型機 Yフレーム 標準仕様+循環加熱仕様 各1台設置 図は中型機と標準タンクを組み合わせた配管図です。 Y フレームと標準タンクを組み合わせる場合も同様 になります。 バキュームブレーカ等 出湯 (最高 90℃) 水熱交換器洗浄用 ※タンク上部より150mm 以上 空気抜き弁 温度計 温度計 フレキシブル継手(SUS) 圧力計 T 給湯停止用電動弁 T 給湯 (最高90℃) ミキシングバルブ 給水 浴室 給水 (最高 63℃) 空気熱交ルームドレン (常時開放) 排水口 (常時開放) 水熱交換器洗浄用 排水ホッパー 排水ホッパー 排水 ※タンク上部より150mm 以上 フレキシブル継手(SUS) ∼ バキュームブレーカ等 (給湯・循環往き) ∼ 出湯 (最高 90℃) 水熱交換器洗浄用 ∼ 給水 空気抜き弁 浴槽 混合栓 給湯停止用電動弁 循環 (往き) T 混合栓 T 給湯 ミキシングバルブ (最高 90℃) 給水 循環 (還り) 循環ポンプ 給水 (最高 63℃) 空気熱交ルームドレン (常時開放) 水熱交換器洗浄用 排水口 (常時開放) 排水ホッパー 排水ホッパー 排水 R 給水 ●最高使用圧力190kPa 圧力計 ストレーナ 逆止弁の取り付けについて 減圧弁 (170kPa) 圧力計 水平方向はスプリング式を使用してください 配管口径一覧(標準タンクの場合) 熱源機 シリーズ 配管口 温水・給水 空気熱交ルームドレン 水抜き口 中型機 Yフレーム Rc¾ (20A) Rc1 (25A) Rc¾ (20A) Rc1(25A) Rc1(25A) Rc¾ (20A) 貯湯タンク シリーズ 中型機 標準仕様 貯湯量(L) 配管口 温水・給水 (熱源機側) 給湯・給水 排水口 循環加熱仕様 貯湯量(L) 配管口 温水・給水 (熱源機側) 給湯・給水 排水口 加熱水入口 ・ 出口 (循環) 500 1,000 1,500 Rc1(25A) Rc1(25A) 500 1,000 1,500 Rc1(25A) Rc1(25A) Rc1(25A) 2,000 Yフレーム 2,500 Rc¾ (20A) 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000 3,000 3,500 ― ― ― ― ― Rc1 ¼ (32A) Rc1 ¼ (32A) Rc1 ¼ (32A) 6,000 Rc1(25A) Rc2(50A) Rc1 ¼ (32A) Rc1 ¼ (32A) Rc1 ¼ (32A) Rc¾ (20A) 4,800 4,200 5,400 Rc1(25A) Rc2(50A) Rc1 ¼ (32A) Rc2(50A) 配管施工 推奨バルブ類 ※お客様手配品 ミキシングバルブ 減圧弁 電動バルブ 温水と冷水を接続するだけで給湯 温度をコントロール。循環式にも 対応可能。直結給水も可能です。 給水一次側には必ず減圧弁を 取り付けてください。 複数台設置時に、湯切れを起こ 階下給湯を行う場合は必ず設置 したシステムの給湯を止めるこ してください。 とで水の混入を防ぎます。 JRG3400N型 RD-31N 型 BM-12SHN 型 バキュームブレーカ VD-5N 型 逆止弁(スプリング式) 空気抜き弁 CS-7N 型 AF-10 型 流体の流れを常に一定方向に 保ち、逆流を防止します。 配管などに留まる空気を自動的 に排出します。 ※掲載しているバルブ類は全て株式会社ベンの製品です。詳細はメーカーへお問い合わせください。 16 資料 工事要領 ― 2-2 配管施工例 -2…高圧タンクの場合 施工に関する詳細は、技術ガイドの据え付け・施工編をご参照ください。 配管施工例 -2 高圧タンクの場合 Yフレーム 標準仕様 1台設置 バキュームブレーカ等 ※タンク上部より150mm以上 空気抜き弁 温度計 圧力計 出湯 (最高90℃) 給湯(最高90℃) T 高温給湯 温度計 圧力計 水熱交換器洗浄用 給水 (最高63℃) 給湯55℃(∼65℃) T 浴室 空気熱交ルームドレン (常時開放) 排水口(常時開放) フレキシブル継手(SUS) 排水ホッパー 排水ホッパー 給水 ∼ ∼ R 給水 圧力計 ストレーナ ∼ 排水 浴槽 混合栓 減圧弁(450kPa 以下) ●最高使用圧力490kPa 混合栓 圧力計 水平方向はスプリング式を使用してください 逆止弁の取り付けについて Yフレーム 循環加熱仕様 1台設置 バキュームブレーカ等 ※タンク上部より150mm以上 温度計 圧力計 空気抜き弁 出湯 (最高90℃) 給湯 (最高90℃) T 高温給湯 温度計 圧力計 水熱交換器洗浄用 給水 (最高63℃) 給湯55℃ (∼65℃) T 浴室 排水口 (常時開放) フレキシブル継手(SUS) 給水 R 給水 圧力計 ストレーナ ∼ ∼ 排水ホッパー ∼ 空気熱交ルームドレン (常時開放) 排水ホッパー 排水 浴槽 混合栓 減圧弁(450kPa 以下) ●最高使用圧力490kPa 混合栓 圧力計 循環 (還り) 循環ポンプ 逆止弁の取り付けについて 水平方向はスプリング式を使用してください 17 Yフレーム 標準仕様+循環加熱仕様 各1台設置 (給湯停止用電動弁内蔵型) バキュームブレーカ等 ※タンク上部より150mm 以上 出湯(最高 90℃) 空気抜き弁 温度計 給水(最高 63℃) フレキシブル継手(SUS) 圧力計 給湯(最高 90℃) 温度計 圧力計 高温給湯 (∼ 65℃) 給湯 55℃ 浴室 給水 排水ホッパー 排水 水熱交換器洗浄用 排水口 (常時開放) 空気熱交ルームドレン (常時開放) 排水ホッパー 浴槽 混合栓 混合栓 バキュームブレーカ等 出湯(最高 90℃) 空気抜き弁 ※タンク上部より150mm 以上 給水(最高 63℃) フレキシブル継手(SUS) 温度計 圧力計 温度計 圧力計 循環(還り) 循環ポンプ 排水ホッパー 排水 水熱交換器洗浄用 排水口 (常時開放) 空気熱交ルームドレン (常時開放) 排水ホッパー 給水 ストレーナ ●最高使用圧力490kPa 圧力計 減圧弁(450kPa 以下) 圧力計 逆止弁の取り付けについて 水平方向はスプリング式を使用してください 配管口径一覧(高圧タンクの場合) 熱源機 Rc1(25A) Rc1(25A) Rc¾ (20A) Yフレーム 貯湯量(L) 配管口 温水・給水 (熱源機側) 給湯・給水 排水口 循環加熱仕様 シリーズ Yフレーム 標準仕様 シリーズ 配管口 温水・給水 空気熱交ルームドレン 水抜き口 貯湯タンク 貯湯量(L) 配管口 温水・給水 (熱源機側) 給湯・給水 排水口 加熱水入口 (循環) 配管工事 施工上の注意 6,000 8,000 10,000 Rc1 (25A) Rc2 (50A) Rc1 ¼ (32A) 6,000 8,000 10,000 Rc1 (25A) Rc2 (50A) Rc1 ¼ (32A) Rc1 (25A) 中型機・Y フレーム / 標準タンク・高圧タンク共通 ●当該水道事業者の条例に基づき認定水道業者が施工してください。●水質基準(P.10参照)に適合した水道水以外は原則として使用しないでください。 井戸水などは腐食などにより漏水することがありますので、使用を検討されている場合は必ず事前にご相談ください。●熱源機と組み合わせる貯湯タン クの仕様に合わせた減圧弁を設置、設定してください。●各接続配管には必ずユニオン継手を使用し、給水接続口付近にはストレーナ、止水弁を取り付 けてください。●熱源機と貯湯タンク間を接続する給水及び温水配管は、給湯用配管(銅管やステンレス管)で施工してください。●給湯配管は100 ℃ 以上の耐熱性、耐食性を有する材料をご使用ください。 (銅管、ステンレス鋼管等)●湯切れの際に給湯を止めるための電動弁を取り付けてください。設 置台数や使用方法により取付有無が変わりますので詳細は販売店にご相談ください。●階下への給湯を行う場合は、空気抜き弁・バキュームブレーカ・ 定流量弁などの負圧対策を行ってください。●異種金属を接続する場合は、絶縁フランジなどを使用して異種金属接触腐食対策を行ってください。●熱 源機と貯湯タンクが水平設置の場合、放熱、配管抵抗を考慮し5m 以内が理想です。●凍結のおそれがある場合には、凍結防止工事を行ってください。● タンク排水口は膨張水を排水する場合があるため、必ず開放とし排水ホッパーを設け、排水管は耐熱性・耐食性を有する材料を使用してください。 (耐熱 塩ビ管など)高温の膨張水が排出される場合があります。●熱源機と貯湯タンク間を接続する給水及び温水配管において、空気の溜まりやすい箇所や、 鳥居配管とする場合は、最上部に空気抜弁を取り付けてください。 18 工事要領 ― 3 資料 電気配線施工例/熱源機と貯湯槽を上下に設置する場合 施工に関する詳細は、技術ガイドの据え付け・ 施工編をご参照ください。 電気配線施工例 中型機 (標準タンク) 電源 三相 200V 50/60Hz ユニット定格運転電流 29/32A 熱源機側 100AF/100AT 漏電ブレーカ定格 貯湯槽側 30AF/5AT ※凍結防止仕様のみ 1次側 VCT 変圧器 Wh 主計器 A 電源配線:2 芯 1.25m㎡ 1 号機(標準仕様) (線長は25m 以下) ※凍結防止仕様のみ必要 ※機器ごとに必要 漏電ブレーカ 漏電ブレーカ (30mA,0.1 秒) サーミスタ接続線:MVVS12 芯 (標準仕様の場合) 0.5m㎡ ※機器ごとに必要、片側接地とする 外部入出力接続線: CVV 10 芯 1.25m㎡ (22 ∼ 8 時) Wh 夜間 2 次側 ・・・お客様施工 電源配線: 3 芯14m㎡ (線長は25m 以下) B ※機器ごとに必要 (凍結防止用電源) D種接地工事 (5.5mm2 以上) 遠方制御盤 循環切替三方弁接続線: CVV 3 芯 1.25m㎡ (単相 200V) 1 号機 (標準仕様) 入力 運転・湯切れ・異常 出力 リセット・モード切替 Aより (単相 200V) リモコン接続線:JKPEV-S 2 芯 0.5m㎡ (線長は50m 以下) ※機器ごとに必要、片側接地とする ※循環加熱仕様のみ必要 2 号機 (循環加熱仕様) 入力 運転・湯切れ・異常 出力 リセット・モード切替 電源配線:2 芯 1.25m㎡ 2 号機(循環加熱仕様) (線長は25m 以下) ※凍結防止仕様のみ必要 一括警報 (熱源機異常警報・電動弁漏電警報) (無電圧a接点) MV MV 給湯停止用電動弁 (お客様手配品) 給湯停止用電動弁接続線: CVV 3 芯 1.25m㎡ D種接地工事 ※電動弁ごとに必要 Bより (単相 200V) D種接地工事 (5.5mm2 以上) サーミスタ接続線:MVVS 16 芯(循環加熱仕様の場合) 0.5m㎡ ※機器ごとに必要、片側接地とする Yフレーム 電源配線:2 芯 1.25m㎡(線長は25m 以下) (標準タンク) サーミスタ接続線:MVVS 12芯 (標準仕様の場合) 0.5m㎡ ・・・お客様施工 ※機器ごとに必要、片側接地とする 電源 三相 200V 50/60Hz ユニット定格運転電流 62A 熱源機側 250AF/150AT 漏電ブレーカ定格 貯湯槽側 30AF/5AT ※凍結防止仕様のみ 蓄熱負荷運転電流120A超過の場合 1次側 変圧器 主計器 Wh 夜間(22∼8時) Wh CT 2次側 漏電ブレーカ A 電源配線: 3 芯 22m㎡ (線長は25m 以下) 漏電ブレーカ B D種接地工事 (凍結防止用電源) 遠方制御盤 (14m㎡以上) (単相200V) 1号機(標準仕様) 入力 運転・湯切れ・異常 出力 リセット 2号機(循環加熱仕様) 入力 運転・湯切れ・異常 出力 リセット 一括警報 外部入出力接続線: CVV 10 芯 1.25m㎡ ※機器ごとに必要 D種 接地工事 MV ※電動弁ごとに必要 循環切替三方弁接続線: CVV 5芯 1.25m㎡ ※循環加熱仕様のみ必要 (熱源機異常警報・電動弁漏電警報) (無電圧a接点) 給湯停止用電動弁接続線: CVV 3芯 1.25m㎡ 1 号機 ( 標準仕様 ) ※機器ごとに必要 リモコン接続線:JKPEV-S 2 芯 0.5m ㎡(線長は50m 以下) ※機器ごとに必要、片側接地とする Aより (単相 200V) サーミスタ接続線:MVVS 16芯 (循環加熱仕様の場合) 0.5m㎡ ※機器ごとに必要、片側接地とする 2 号機 ( 循環加熱仕様 ) MV 給湯停止用電動弁 (お客様手配品) D種接地工事 (14m㎡以上) 19 電源配線:2 芯 1.25m㎡(線長は25m 以下) ※凍結防止仕様のみ必要 Bより (単相 200V) Yフレーム 電源 三相 200V 50/60Hz ユニット定格運転電流 62A 熱源機側 250AF/150AT 漏電ブレーカ定格 貯湯槽側 30AF/5AT ※凍結防止仕様のみ (高圧タンク) リモコン接続線:JKPEV-S 2芯 0.5m㎡ (線長は50m以下) ※機器ごとに必要、片側接地とする ・・・お客様施工 蓄熱負荷運転電流120A超過の場合 1次側 変圧器 Wh 1号機(標準仕様) 主計器 夜間(22∼8時) Wh CT 2次側 漏電ブレーカ 漏電ブレーカ A B サーミスタ接続線:MVVS 12芯 (標準仕様の場合) 0.5m㎡ D種接地工事(14m㎡以上) (凍結防止用電源) 遠方制御盤 電源配線:3芯 22m㎡ (25m以下) (単相200V) サーミスタ接続線:MVVS 16芯 (循環加熱仕様の場合) 0.5m㎡ ※機器ごとに必要 1号機(標準仕様) 入力 運転・湯切れ・異常 出力 リセット 2号機(循環加熱仕様) 入力 運転・湯切れ・異常 出力 リセット 電源配線:2 芯 1.25mm2 (線長は 25m 以下) Aより ※機器ごとに必要、片側接地とする ※凍結防止仕様のみ必要 ※機器ごとに必要、片側接地とする 循環切替三方弁接続線: CVV 5芯 1.25m㎡ ※循環加熱仕様のみ必要 2号機(循環加熱仕様) 一括警報 (熱源機異常警報・電動弁漏電警報) (無電圧a接点) D種 接地工事 外部入出力接続線: CVV 10芯 1.25m㎡ 給湯停止用電動弁接続線: CVV 5芯 1.25m㎡ ※機器ごとに必要 ※タンクごとに必要 2 以下) リモコン接続線:JKPEV-S 2芯 0.5m㎡(線長は50m以下) 電源配線:2 芯 1.25mm(線長は25m D種接地工事(14m㎡以上) ※機器ごとに必要、片側接地とする 電気工事 施工上の注意 ※凍結防止仕様のみ必要 Bより 中型機・Y フレーム / 標準タンク・高圧タンク共通 ●電気工事は、電気工事士の資格のある方が、 「電気設備に関する技術基準」、 「内線規程」および技術ガイドに従って施工し、必ず専用回路を使用してくださ い。●配線は、所定のケーブルを使用して確実に接続し、端子接続部にケーブルの外力が伝わらないよう確実に固定してください。●漏電ブレーカを取り付 けてください。●ブレーカの定格および電線の太さは内線規程に定められたものを使用してください。●アース線を必ず接続してください。アース線は、ガ ス管、水道管、避雷針、電話のアース線に接続しないでください。●アース (接地)工事は万一の感電事故防止のため、電気設備技術基準および内線規程お よび技術ガイドに基づき、電気工事士によるD 種接地工事(接地抵抗値100Ω以下) を行ってください。ブレーカの定格および電線の太さは、内線規程に定め られたものを使用してください。●電源電圧200V±10% 以内、相間電圧アンバランス3 % 以内でご使用ください。●必要に応じて、ノイズ対策および、高 調波抑制対策ガイドラインに基づき、対策をしてください。●ノイズによる誤動作防止のためリモコン接続線は中継接続は避け、電源線と同一管内に収めな いでください。●リモコン接続線およびサーミスタ接続線は、 ノイズによる誤動作防止のため弊社指定品を必ずご使用ください。別売品として販売しております。 詳細は販売店にお問い合わせください。 【 指定リモコン接続線:JKPEV-S 2芯 0.5mm2 50m 以下 】 その他工事関連 熱源機と貯湯槽を上下に設置する場合 中型機と標準タンクを組み合わせる場合 貯湯槽が上部で 貯湯槽が上部で 熱源機が下部の場合 熱源機が下部の場合 貯湯槽 貯湯槽 貯湯槽が下部で 貯湯槽が下部で 熱源機が上部の場合 熱源機が上部の場合 使用限界は以下の通りです。 Yフレームと標準タンク/高圧タンクを組み合わせる場合 貯湯槽が上部で 熱源機が下部の場合 貯湯槽が下部で 熱源機が上部の場合 貯湯槽 熱源機 熱源機 階下給湯について 階下への給湯を行う場合は、 空気抜き弁・バ キュームブレーカ・定流量弁などの負圧対策を 行ってください。※詳しくはお問い合わせください。 空気抜き弁 熱源機 定流量弁 バキュームブレーカ 熱源機 貯湯槽 7 7 ※図は標準タンク 偏流について 運転開始時 高低差 m 以内 10 10 高低差 m 以内 貯湯槽 貯湯槽 18 18 高低差 m 以内 高低差 m 以内 高低差 m 以内 高低差 m 以内 熱源機 熱源機 高温水 低温水 エコキュートを複数台設置して使用する場合に、お 偏流発生 湯の使用量が増えるタンクやほとんど使用されな いタンクが発生することがあります。こうしたお湯 エコキュート設置初日は、すべてのタンクユニットが満蓄と なっていますが、使用状況によってタンクユニット間の給湯 量にばらつき (偏流) が発生します。 の減り方に偏りが出る現象を「偏流」といい、タン タンクユニット①:放熱ロスだけでほとんど使われない タンクユニット②:使用量が多い タンクユニット③:使用量が少ない タンクユニット④:最も使われているため、追焚き運転を行う 20 クユニット間で給湯量の調整が必要になります。 偏流を解消するには 複数台制御仕様 →P.10 各種サービス・プラン紹介 自社施工 自社施工のメリット 当社が製品と施工に責任を持つため安心です ①現場調査・設計・工事などを一社で引き受け、お客様の手間を省きます。 ②迅速な対応で工程上のロスタイム軽減・工期短縮。 ③情報伝達が複雑にならず、スムーズ。 ④施工費用が安価。 納期までの目安 ※日数はさらに短縮される場合もあります 現場調査から見積書提出まで 約20日 機器納期 標準 約30日 機器納期 標準外仕様(凍結防止、耐塩害など) 60日 着工より竣工まで 約15日 計 自社施工物件 局所給湯組み合わせプラン 65~95日 ~ 電気温水器と組み合わせてオール電化システムを構築 ~ セントラル給湯の良さと、局所給湯の良さを組み合わせた システムです。厨房や浴室の大量のお湯はエコキュートで、 超小型電気瞬間湯沸器 EIC-05A0 など 電気瞬間湯沸器 など 個室や小規模な洗面所の少量のお湯は小型の電気給湯器で まかないます。 食洗機へ イトミック独自のトータルサポートプラン 浴槽へ 安心 信頼 低コスト イトミック業務用エコキュートのトータルサポートプラン「ECOドック」は、従来型の保守点検と比べてサポート範囲をより拡充・細部ま で充実させ、様々なお客様のニーズに応えることができます。2つのプランをご用意しましたのでご検討ください。 ECOドック ベース設定 安心 出張費・工賃無料 お客様のエコキュートに万が一不具合が発 生し、パーツの交換が必要となった場合の 出張費・工賃が無料となるプランです。 どちらか ■ 湯切れ回避システムなど各種システム提案 ■ 繁忙期でも優先訪問 ■ 入替時の特別価格対応 プラス ■ 年2回の訪問 ■ コスト診断・最適化運転の実施 ■ 最新パーツへバージョンアップ ライト ※年2回の定期保守点検時の出張費は別途 ロングラン無償フルサポート・ パーツ交換無償 ガスクーラや熱交換器など各所の清掃・点 検を行うことで長寿命化を図り、 最長で 13年間エコキュートをフルサポート。また、 各種パーツの交換を無償で行います。 ※シンプルプラン・お任せプランとも更にお得な長期継続割引、複数台契約割引をご用意しております。詳しくはお問い合わせください。 緊急時の水源確保にもエコキュート ■ 災害時にはタンクに貯めた水を活用できます コキュートはガス湯沸器などのような瞬間式ではなく、水を貯めて沸かす貯湯式です。地震などの災害で水道が止まっ エ た場合でもタンクの中の水を利用することができ、緊急時の水源として非常に有効です。 災害時にタンクの水を使用する方法 詳細な方法についてはお問い合わせください 排水口から水を出します ※ 1 圧力逃し弁のテストレバーは一気に開けるとタンク内のホッパーより水が あふれ出る可能性があるので注意してください。 前面パネルを開ける(ドライバー使用) 圧力逃し弁のテストレバーを少しずつ開ける※ 1 ※ 2 逃し管から出る水の勢いが弱くなることで圧力の低下が判断できます。 逃し弁テストレバー ドレンバルブを少しずつ開けて、タンク内から取水する ★タンク内の水を飲用としてご利用になる場合は必ず煮沸が必要です。 ★タンク内の水がまだ熱いことが予想される場合はやけどにご注意ください。 圧力が低下したらテストレバーを開放しておく※ 2 蛇口から水を出すことも可能な場合があります。詳しくはお問い合わせください ドレンバルブ 21 イトミック業務用エコキュート 設置・取扱上の注意 製品に関するご注意 より誤動作することがあります。 ○電源電圧200V±10%以内、 相間電圧アンバランス3% ○製品を正しく使用していただくために、技術ガイドのサービス編をよくお読みください。 以内でご使用ください。 ○長期間一次電源を停止した場合は、運転を再開する12時間前までに一次電源を投入し てください(圧縮機保護の為) 。またメーカーによる試運転調整を行ってください。○標準 配管工事に関するご注意 仕様の運転適用外気温度は-5~43℃です。外気温が-5℃未満になる場合は、凍結防 ○当該水道事業者の条例に基づき認定水道業者が施工してください。 ○水質基準(P.10 止仕様(-15℃まで)又は寒冷地仕様(-20℃まで)を選択してください。○連休などで 参照) に適合した水道水以外は原則として使用しないでください。井戸水などは腐食な 2~3日の給湯使用がない場合、放熱により貯湯温度が低下します。貯湯温度と気温によ どにより漏水する恐れがありますので、使用を検討されている場合は必ず事前にご相 りますが、外気温度20℃、65℃貯湯において、10時間で貯湯水温が約3℃低下します。 談ください。 ○貯湯槽の給水入口には必ず170kPa(標準タンクの場合)または450kPa また、給湯使用量が極端に少ない場合などにも貯湯温度が低下する場合があります。 ○冬 以下 (高圧タンクの場合) の減圧弁を取り付けてください。 ○各接続配管には必ずユニオン 期は気象条件によって夜間時間帯で貯湯槽の全量が沸き上がらない場合があります。○ 継手を使用し、給水接続口付近にはストレーナ、止水栓を取り付けてください。 ○給湯配 保証期間中、万一故障した場合にはお買い上げの販売店にご連絡ください。ただし保証期 管は100℃以上の耐熱性、耐食性を有する材料をご使用下さい。 (銅管、ステンレス鋼 間中でも有償となる場合があります。 また、ユニットの故障に起因した営業保証などの二次 管等)○湯切れの際に給湯を止める必要がある場合は電動弁を取り付けて下さい。設置 保証は致しません。保証期間経過後は、有償となります。○当該機器は夜間電力でお湯を 台数や使用方法により取付有無が変わりますので詳細は販売店にご相談ください。 ○階下 タンクに貯めて、 昼間に貯めたお湯を使うことを想定した設定となっています。ただし昼 への給湯を行う場合は、空気抜き弁・バキュームブレーカ・定流量弁などの負圧対策を行っ 間でも湯切れしないような追焚設定が標準で組込まれています。昼間の電力を使用しな てください。 ○異種金属を接続する場合は、絶縁フランジなどを使用して異種金属接触腐 い、夜間にお湯のご使用が多いなど、ご不明な点は事前にご相談ください。○前日の給湯 食対策を行ってください。○熱源機と貯湯槽間は水平設置の場合、放熱、配管抵抗を考 使用量が少ない場合などは夜間運転をしない場合があります。 慮し、 5m以内が理想です。○凍結の恐れがある場合には、 凍結防止工事を行ってください。 ○タンク排水口は膨張水を排水するため、必ず開放とし排水ホッパーを設け、排水管は耐 設置に関するご注意 熱性・耐食性を有する材料を使用してください(耐熱塩ビ管など) 。高温の膨張水が排出 ○1日の法定冷凍能力が3トン以上20トン未満の冷凍設備を設置して使用するときは、 される場合があります。 運転開始の20日前までに各都道府県知事へ高圧ガス製造届けを提出しなければなり ません。イトミック業務用エコキュートYフレーム(熱源機型番:CHP-80Y2)は1日の 水質に関するご注意 冷凍能力が9.6冷凍トンなので、 「第二種製造者」となります。○機器を設置する場合は販 ○熱源機の給湯熱交換器及び配管系統の弁類等は、できるだけ良質の水に接している 売店または専門工事業者に依頼してください。移設する場合も同様です。 ○熱源機と貯 事が望ましく、極端なスケール障害を起こさない水質レベル指標として技術ガイドの水 湯槽間は水平設置の場合、放熱、配管抵抗を考慮し5m以内が理想です。○油 (機械油を 質基準に適合した水道水以外は原則として使用しないでください。井戸水などは腐食 含む) の飛沫や蒸気があるところ、温泉地など硫化ガスの発生するところなど、特殊な場 などにより漏水する恐れがありますので、使用を検討されている場合は必ず事前にご 所で使用すると故障の原因となります。 ○高周波を発生する機械があるところは避けて 相談ください。○水道水を使用しても水質によっては、水ポンプ・水制御弁・タンク・逃 ください。 ○搬入 ・試運転・日常の保守のため、 メンテナンススペース ・空気吸込みスペース・ し弁・熱交換器など部品の寿命が通常より短くなることがあります。○長期間ご使用に 通路・手すりなどを確保してください。○設置場所までの経路ではタラップ・鉄梯子・ハッ ならない時は、配管材料劣化などの原因になりますので貯湯槽及び熱源機本体に残っ チなどは安全のため避けてください。○熱源機の吹出口、吸込口の近くに障害物を置か た水を水抜き口より排水してください。 ないでください。性能が低下したり、保護装置が働いたりすることで運転ができないこと 停電時の対応について があります。 ○強い風が熱源機の吹出口に向かって吹きつける恐れのあるところは避け ください。 ○降雪地区でのご使用の場合、熱源機に防雪フードなどを取り付けてください。 ○停電中はお湯を使用しないでください。○停電終了後は自動で運転スイッチが再スター ○山間部や樹木の多い場所では、 ネットを取り付けるなどの落ち葉対策を講じてください。 トするため、手動での操作は行わないでください。○事前に停電が把握できる場合には、 ○貯湯タンクユニットは、タンク内の水を排水するための排水溝を設けることが可能な より安全を期すため、停電前にリモコン及び制御盤などで運転スイッチを切り、給湯・給 場所に据え付けてください。 ○運転音や振動が他へ伝わったり増大することのないように、 水バルブを閉めてください(給水ポンプも停止するので、負圧による貯湯タンク破損防止 強度が十分な場所を選んで機器を設置してください。○異常音が発生しないよう基礎の のため) 。この場合は手動での復旧操作が必要です。○パラメータの設定はフラッシュメ 強度、水平度を充分確認して据え付けてください。○熱源機吹出口からの冷風や運転音 モリーに保存されるため、停電復旧後の再設定は不要です。○停電時は圧縮機クランク ケースヒーターへ通電されないため、停電復旧後に圧縮機が温度低下している場合があ が隣家の迷惑にならないような場所を選んで機器を設置してください。 ります。その際は適温になるまで熱源機の運転が行われません。適温になると自動復帰 電気工事に関するご注意 します。 ○電気設備に関する技術基準及び内線規程に基づき、電気工事士が行ってください。○ 電源には必ず漏電ブレーカを取り付けて下さい。漏電ブレーカが取り付けられていないと 定期点検について 感電の原因になります。ブレーカの定格および電線の太さは内線規定に定められたもの ○末永くお使い頂くために、技術ガイドの内容に従って定期的にお手入れと日常点検を を使用してください。○アース (接地) 工事は万一の感電事故防止の為、 電気設備技術基準 行ってください。○良好な状態で機器をご使用頂くために専門のサービスマンによる保 及び内線規程及び据え付け説明書に基づき、 電気工事士によるD種接地工事 (接地抵抗値 守点検契約をお勧めします。○保守点検契約は当社のエコキュートトータルサポートプラ 100Ω以下)を行ってください。○配線は、所定のケーブルを使用して確実に接続し、端 ン「ECOドックプラン」をおすすめします(→P.21) 。 「ECOドックプラン」は無償でのパー 子接続部にケーブルの外力が伝わらないよう確実に固定して下さい。○リモコン接続線は ツ交換や割引などお得なプランをご用意しております。 中継接続は避け、電源線と同じ配管等で配線しないでください。他の線と近接することに 安全に関するご注意 据え付け・施工に関して 検討されている場合は必ず事前にご相談ください。○機器を移動再設置する場合は、 ○据え付けは、販売店または専門業者に依頼してください。ご自分で据え付け工事を 販売店または専門業者に依頼してください。据え付けに不備があると転倒、感電、火 されると、水漏れや感電、火災の原因になります。○据え付けは、質量に十分耐える所に 災などの原因になります。○基礎に固定されているか確認してください。基礎に固定し 確実に行ってください。強度が不足している場合はユニットの転倒によりけがの原因 ないと転倒による事故の原因になることがあります。○アース線が正しく行われている になります。○台風などの強風、地震に備え、所定の据え付け工事を行ってください。据 か確認してください。法律により接地工事が必要です。アースが不完全な場合は、感電 え付け工事に不備があると、転倒などによる事故の原因になります。○電気工事は、電 の原因になります。 気工事士の資格のある方が、 「電気設備に関する技術基準」 「内線規程」 、 及び技術ガイド の据え付け・施工偏に従って施工し、 必ず専用回路を使用してください。電源回路容量 ご使用時 不足や施工不備があると、 感電、 火災の原因になります。 ○配線は、所定のケーブルを使 ○修理は、お買い上げの販売店に依頼してください。修理に不備があると感電、火災 用して確実に接続し、 端子接続部にケーブルの外力が伝わらないよう確実に固定してく の原因になることがあります。○熱源機の空気吹出口や吸込口に指や棒などを入れな ださい。接続や固定が不完全な場合は、 火災等の原因になります。○アース線を必ず接 いでください。 内部でファンが高速回転しておりますのでけがの原因になります。○ 。アース線は、ガ 続してください (中型機:5.5mm2以上、Yフレーム:14mm2以上) 異常時(こげ臭いなど)は、運転を停止して漏電ブレーカを切り、お買い上げの販売 ス管、水道管、避雷針、電話のアース線に接続しないでください。アースが不完全な場 店へ連絡してください。異常のまま運転を続けると感電、火災などの原因になります。 合は、感電の原因になります。○漏電ブレーカを取り付けてください。漏電ブレーカが ○機器の上に乗ったり、物を載せたりしないでください。落下・転倒などによりけがの 取り付けられていないと感電の原因になります。○可燃性ガスの漏れる恐れがある場 原因になることがあります。○掃除をするときは、必ず運転を停止して、漏電ブレーカ 所への設置は行わないでください。万一可燃性ガスが漏れてユニットの周囲に溜まると、 を切ってください。熱源機は内部でファンが高速回転しておりますのでけがの原因に 発火の原因になることがあります。○ドレン、給湯配管等は、確実に配管し、断熱工事を なります。○長期間のご使用によってタンク内に水アカが溜まったり、配管材料の劣 行ってください。配管工事に不備があると、屋内に水漏れし、家財などを濡らす原因に 化などによって水質の変化が起こる場合がありますので、そのまま飲用しないでくだ なることがあります。○技術ガイドの水質基準に適合した水道水以外は原則として使用 さい。飲用される場合には配管内に溜まっていた水を除き、やかんなどで沸かしてか しないでください。井戸水などは腐食などにより漏水する恐れがありますので、 使用を らお飲みください。固形物や変色、にごり、異臭があった場合は飲用を控えてください。 22 ヒアリングシート 最適な給湯設備ご提案のための資料となりますので下記項目にご記入の上、弊社もしくは販売店の営業担当にお渡しいただ くか FAXにてお送りください。 電話 FAX お客様名 会社名・部署名 物件名称 工事形態 新築 改修 建物場所 都 道 府 県 福祉施設( 特別養護老人ホーム ・ デイケアサービス ・ グループホーム など )・ 病院 ・ ホテル( ビジネスホテル・ リゾートホテル ) ・ 寮( 社員寮 ・ 学生寮 )・ 給食センター ・工場( 厚生棟 ・ ライン )・レジャー施設( ゴルフ場 ・ 温浴施設 など ) その他( ) 建物用途 (業種) 建物規模 延床面積 ㎡ 地上 階 地下 階 □ 屋上 エコキュート 設置場所 □ 地上 □ その他( 利用人数 人 給湯設備・用途 給湯条件 ) 使用量 給湯温度 使用時間帯 曜日 : ~ : 大浴槽 ℃ L × 槽 小浴槽 ℃ L × 槽 機械浴槽 ℃ L × 槽 ユニットバス ℃ L × 槽 シャワー ℃ 人 : ~ : カラン ℃ 人 : ~ : 洗面 ℃ 人 : ~ : 食器洗浄機 ℃ 食 : ~ : : ~ : : ~ : : ~ : その他 : ~ : その他 : ~ : □ なし □ 上水 □ 電気給湯器 即湯循環 水源 現在の給湯設備 □ あり □ 井水 台 □ ボイラー メーカー名・型番 台 □ 湯沸器 台 ご使用年数 □ 都市ガス 現在の燃料 改修の場合 入替 回/(日・週) 回/日 回/週 回/日 回/週 回/日 回/週 回/日 回/週 原単位 現在の燃料単価 □ プロパンガス □ その他( ) 年 □ 油( 灯油・重油 ) □ 電気 円 /㎥、L 電気の場合 (電力契約名 ) 質問事項等ございましたらご記入ください。 その他 販売店 株式会社 〒131-0045 東京都墨田区押上 1-1-2 東京スカイツリーイーストタワー 24F http://www.itomic.co.jp/ お問い合わせは HP 営業課 TEL 03 (3621)2141 FAX 修理・保守メンテナ ンスのお申し込みは ENG課 受付時間 平日 9:00 ~ 18:00 '15.04-01-1-3 I 03(3621)2130 TEL 03 (3621)2133 18:00 以降は留守番電話にて対応し、翌 9:00 以降にご 連絡いたしますので、お電話番号を必ずお伝えください。 ●カタログの内容や製品の仕様は改良などのため予告なく変更することがありますのでご了承ください。●カタログの内容についてのお問い合わせは販売店も しくは日本イトミックまでご相談ください。●カタログ掲載製品の色は印刷物のため実際とは多少異なることがありますのでご了承ください。
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