(年表)古代オリエントと旧約聖書

(年表)古代オリエントと旧約聖書
シリア・パレスチナ
BC
3000 小型都市国家群形成(カナン人)
2400 エブラ帝国(-2250、「エブラ文書」-サレム(エルサレム)
言及)
1900 マリ王国(-1759、「マリ文書」)
「メギド)
1900 カナン人小都市国家建国(ウガリト、ビュブロス、シドン、ツロ、
19-17C ヘブライ人(族長時代):カナン移住
青字(太字):旧約聖書関連
緑字:文字・アルファベット関連
メソポタミア
BC
BC
3300頃 南部の低地に都市国家成立、
3100頃
<シュメール都市文明興隆、楔形文字出現>
2900 シュメール初期王朝(-2371)
2700 シュメール:ウルク第一王朝(-2450)
2686
2370 古アッカド時代(-2230):アッカド王朝(サルゴン王朝)
<インダス河流域と交易>
2113 新シュメール時代:ウルク第3王朝(-2007)
2133
<運河、大ジッグラト、法制改革、最古楔形文字法典
「ウル・ナンム法典」(ハンムラビの先駆)、ギルガメッシュ叙事詩>
1894 バビロン第1王朝(-1595)<バビロニア古典文明の基礎>
1792 ハンムラビ王:バビロン帝国建設(シュメール・アッカード全土の
再統一(ハムラビ法典編纂))、マリと同盟、後滅ぼす
1700頃 アッシリア王国(-1100頃)
1600 ヒッタイト人とカッシュ人バビロニア支配
1400 ウガリト王国(-1220、「ウガリト文書」)ウガリト・アルファベット
「(「アマルナ文書」)
14C カナン諸都市国家とエジプト王(アマルナ)往復書簡
<ハビル集団:カナン(エジプト支配下)劫略>
1230頃 エジプト王パレスチナ遠征(テーベ記念碑に「イスラエル」名)
13末-12C イスラエル人(部族同盟組織):カナン侵入
1200頃 ペリシテ人(海の民の一)のカナン侵入、定着。
12C初 アラム人のシリア定着、新ヒッタイトとアラムの小王国乱立
1100頃 フェニキア諸都市の興隆と地中海世界への進出開始
1020 イスラエル人統一王国(サウル、首都エルサレム -997)
997 北イスラエル王国(首都ヘブロン、870以降サマリア -722)
/南ユダ王国(首都エルサレム -586)
587 バビロン捕囚(第2次)
538 捕囚ユダヤ人解放(キュロス王)
331 アレクサンドロス大王のメソポタミア征服
備考 1. BC3761.10.7:ユダヤ暦による天地創造 cf.AD=CE
2. パルメラ:BC10C,BC3-AD3C、ペトラ:BC6-AD3C、
ドゥラユーロポス:BC4C-AD2C、アンマン:BC3C-1C、
ジェラシュ:BC2C-AD3C、マカエルス:BC2C
エジプト
その他
BC
エジプト初期王朝王朝(-2890)
<古代エジプト文字(ヒエログリフ、
アルファベットの原理)、太陽暦>
古王国(首都メンフィス、-2613)
2350 インダス文明(-1700)
中王国(首都テーベ、-2118)
2000頃 クレタ文明 <ミノア文字>
19C <「呪詛文書」-カナンの1都市
と してエルサレムに言及>
1567 新王国(-1085)
1680頃 ヒッタイト古王国時代(-1520)
<オリエント初鉄器使用>
1460 ヒッタイト帝国(-1200頃)
1450 ミタンニ王国(-1280)
1350頃 アマルナ時代(「アマルナ文書」)
1300頃 フェニキア人アルファベット発明
1250頃 イスラエル人のエジプト脱出
1115 アッシリア帝国(-609)
721
700
626
539
333
330
306
アッシリア(サルゴンⅡ-705):バビロニアを併合
ペルシャ(アケメネス朝 -486)起こる
カルデア(新バビロニア)帝国成立( -539)
ペルシャ帝国(キュロス)メソポタミア支配( -330)
アレクサンドロス大王/ペルシャ王のイッソスの戦い
ペルシャ帝国滅亡(オリエント古代史終幕)/ヘレニズム時代
セレウコス朝(首都、セレウキア-チグリス)
332 アレクサンドロス大王のエジプト占領
305 プトレマイオス朝
309 アルメニア独立
出典:「旧約聖書の世界」(高橋正男、時事通信社)、他