日本で初めてのインバウンドマーケティング・エージェンシー、 「株式会社

各位
2012 年 9 月19日
株式会社マーケティングエンジン
株式会社コムニコ
株式会社スケダチ
日本で初めてのインバウンドマーケティング・エージェンシー、
「株式会社マーケティングエンジン」、営業を開始。
株式会社コムニコ(本社:東京都港区、代表取締役社長林雅之、以下コムニコ)と株式
会社スケダチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長高広伯彦、以下スケダチ)は、共同
で日本初のインバウンドマーケティング・エージェンシーとなる「株式会社マーケティン
グエンジン」(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長尾花淳、以下マーケティングエンジン)
を設立し、本日より営業を開始いたします。
マーケティングエンジンは、企業のインバウンドマーケティング戦略の企画立案・運用
を支援する日本で初めてのインバウンドマーケティング専業のマーケティング・エージェ
ンシーとなります。「インバウンドマーケティング」はこの数年米国で注目されており、従
来の広告やダイレクトメールなどといった企業が人々の集まっているところに出ていく
(=アウトバウンド)手法に対して、検索やソーシャルメディアを通じて情報を探してい
る人々にこちらに歩み寄ってもらおう(=インバウンド)という考え方に基づいたマーケ
ティングの概念・手法となります。このインバウンドマーケティングは、検索エンジンに
よる情報収集やソーシャルメディアにおける情報共有が普通の情報行動となりつつある日
本においても有効と考え、コムニコとスケダチと間での検討の結果、共同事業として推進
するに至りました。
日本初のインバウンドマーケティング・エージェンシーとなるマーケティングエンジン
の事業は次のようになります。
(1)企業のインバウンドマーケティング戦略の企画立案
(2)企業のインバウンドマーケティングの運用支援
(3)インバウンドマーケティングに関する各種ソフトウェアの提供
(4)インバウンドマーケティングに関するセミナー/イベントの実施
(5)上記に付随する、インバウンドマーケティング領域の事業
マーケティングエンジンでは、インバウンドマーケティングを導入するにあたっての戦
略と運営プロセスの立案(1)から、必要であれば運用とコンテンツの企画制作(2)ま
でをワンストップで提供させていただきます。これら企業のインバウンドマーケティング
施策の実施にあたり、まず最初に米国 HubSpot(米国マサチューセッツ州、CEO:Brian
Halligan、以下 HubSpot)の統合ソフトウェアの国内販売を行います。同社はインバウン
ドマーケティングの提唱企業であり、世界的にももっとも成功しているインバウンドマー
ケティング用ソフトウェアを販売しております。マーケティングエンジンは同社の日本国
内販売パートナーとして、同社のサポートのもと同社ソフトウェアの販売代理を致します。
また今後、海外・国内問わず HubSpot 以外のインバウンドマーケティング領域に関するソ
フトウェアの提供も予定しています。
また、新しいマーケティング概念・手法の普及と発展には、正しい理解と実践が必要と
考えており、マーケティンエンジンではインバウンドマーケティングに関するセミナー、
講演依頼やトレーニングについて積極的に貢献していきたいと考えおります。
なお、マーケティングエンジン代表取締役社長には、尾花淳が就任いたしました。尾花
は半導体専門商社での営業、新規事業立ち上げからキャリアをスタートさせ、その後10
年に渡って B2B 領域のビジネスコンサルティング、マーケティングコンサルティングを行
ってきた経験あります。また業界メディアへの寄稿など本領域のデジタルマーケティング
ツールへの深い造詣があることから、代表に指名されました。また、共同創業者の林雅之
(コムニコ代表取締役社長)は半導体企業での海外赴任を経て、ソーシャルメディアマー
ケティングに特化した企業を設立し、デジタルマーケティングと事業開発について豊富な
経験をもっており、本事業においては主に経営管理、財務領域の担当役員として就任いた
します。同、高広伯彦(スケダチ代表取締役)は博報堂、電通での営業とデジタルマーケ
ティング部署での経験を経て、Google の日本法人にて AdWords のセールスマーケティン
グや YouTube の日本導入を行った経験があり、本事業では、海外マーケティングツールの
日本導入及びセールスとマーケティングの担当役員として就任いたします。当初はこの三
人の知見を活かし、マーケティングエンジンの運営を行ってまいります。
■ 会社概要
社名:
株式会社マーケティングエンジン
(英文社名: Marketing Engine, Inc.)
設立:
2012 年 8 月
サイト:
http://www.mktgengine.jp/
(本サイトは全て HubSpot を使って作成されています)
役員構成:
主要株主:
代表取締役社長
尾花
淳
取締役/共同創業者
高広伯彦
取締役/共同創業者
林
雅之
株式会社コムニコ
株式会社スケダチ
当社役職員
取引銀行:
三井住友銀行
企業ロゴ:
■ 本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
株式会社コムニコ
E-mail:[email protected]
株式会社スケダチ
E-mail:[email protected]
株式会社マーケティングエンジン
E-mail:[email protected]
□
参考資料
■
HubSpot について(http://www.hubspot.com/)
HubSpot は、「マーケティングの世界を変えること」を使命とし、2006 年に米国マサチ
ューセッツ州ケンブリッジにて設立された企業で、インバウンドマーケティングの統合ソ
フトウェアを中小の B2B 企業を中心に世界 45 カ国、6000 社以上に提供している、この分
野でのリーディングカンパニーです。Sequoia Capital, Google Ventures といった米国有
数のベンチャー投資会社や Salesforce.com といった企業からの出資も受けており、2007
年から 2011 年にかけての収益の伸び率は 6000%となっている成長企業でもあります。
同社 CEO の Brian Halligan と共同創業者の Dharmesh Shah による共著 Inbound
Marketing は、日本でも翻訳され『インバウンドマーケティング』
(すばる舎)として読む
ことができます。また、日本国内でも話題になった
Marketing Lessons from Grateful
Dead は『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(日経 BP 社)は、Brian と、
HubSpot のボードメンバーである David Meerman Scott による書籍で、David について
は、The New Rules of Marketing & PR (邦題 『マーケティングと PR の実践ネット戦略』)
の著者でもあります。このように、HubSpot は共同創業者とボードメンバーが新しいマー
ケティング領域の推進者で構成されている企業となっています。
■
HubSpot の提供するインバウンドマーケティングの統合ソフトウェアについて
同 HubSpot の提供するインバウンドマーケティングの統合ソフトウェアは、CMS(コン
テンツ管理システム)、SEO 対策ツール、ブログ作成支援ツール、ソーシャルメディア投稿
支援ツール、ソーシャルメディアモニタリングツール、ランディングページ作成支援ツー
ル、見込み客管理ツール、見込み客向け E メール配信ツール、およびこれらを使ったイン
バウンドマーケティング活動の効果測定・分析ツール、などが一体化して提供されていま
す。それぞれ個々のツールは現在までのデジタルマーケティングツール市場でも類似製品
があるものもありましたが、統合化され、またマーケティング担当者が特別なサイト作成
の知識がなくても利用できるようなソフトウェアとしてはあまりなかったため、HubSpot
のインバウンドマーケティング統合ソフトウェアは受け入れられています。
■
HubSpot が提唱し広がっている インバウンドマーケティング とは?
これまでにも B2B 企業の営業マーケティングでは「インバウンド」という言葉が使われ
ることはありましたが、「インバウンドマーケディング Inbound marketing」という言葉
で新しいマーケティング手法として提唱し、広めたのが HubSpot です。
創業者の Brian いわく、
「伝統的なマーケティング手法は壊れつつある」とする一方、検索
やソーシャルメディアの普及が新しいマーケティングの手法を産み出していると主張し、
この新しい(post modern な)マーケティング手法を表す言葉として端的な「Get Found (見
つけられる)」と表現しています。Brian たちは従来の伝統的なマーケティング手法を
Outbound marketing と名付け、それに対して、ユーザーの検索行為や、ソーシャルメデ
ィア、ブログの活動で、潜在顧客に「見つけられる」ことを目指し、潜在顧客(prospect)
側から近寄ってきてくれて、かつ見込み客(lead)化するようなマーケティング手法のことを
Inbound marketing と呼ぶようになりました。この考え方で作られているソフトウェア
ゆえ、主に B2B 企業の利用が中心となっています。
また、ブログや Facebook、Twitter、LinkedIn、YouTube などソーシャルメディアなど
へのコンテンツ(テキスト、動画など各種フォーマット)制作と発信が大きな要素となる
ため、それらを重視した場合は「Content Marketing コンテンツマーケティング」と呼ば
れることもあります。
■
株式会社コムニコについて(http://www.comnico.jp/)
株式会社コムニコは、企業の「Facebook ページ」の開設や運営で多数の実績をもち、
2012 年 6 月には Facebook®の「認定マーケティングデベロッパープログラム(Preferred
Marketing Developer Program:PMD)」を受けました。また、2012 年 7 月にはニフティ
株式会社が展開しているパブリック型クラウドコンピューティングサービス『ニフティク
ラウド』のアライアンスパートナー認定を受けています。
■
株式会社スケダチについて(http://sukedachi.jp)
スケダチは、博報堂、電通、Google を経て独立した高広伯彦が代表をつとめる、ユニバ
ーサルプランニング企業です。コミュニケーションプランニング、マーケティングコンサ
ルティング、事業開発支援などを行っております。本件では、代表高広の Google での知見・
経験を生かし、
「インバウンドマーケティング」の日本での普及や、HubSpot の統合ソフト
ウェアの日本での普及や各導入企業の戦略立案/コンテンツ開発などを支援してまいりま
す。
以上
※ Facebook®は Facebook,Inc.の登録商標です。
※ HubSpot®は HubSpot,Inc.の登録商標です。