資料 1―2 街なかコミュニティー・ホテル事業(旧ホテルみのやの建物再生事業) 新規実施に伴う中活計画の変更について <帯広市> 旧ホテルみのやは、平成 24 年 3 月に営業が終了し、その後閉鎖されていましたが、今年 3 月に帯広出身で東京在住の弁護士である柏尾哲哉氏が取得し、今年度に入り 8 月には事業主 体となる十勝シティデザイン株式会社を設立して「十勝サロン ANNEX」をオープンさせるなど、 精力的に取り組みが進められています。 10 月には経済産業省の中心市街地再興戦略事業費補助金に採択され、現在は建物全体のリ ノベーション(改装)に向けた調査事業が進められており、来年度は、その調査結果をもと に、経産省の同じ補助を活用し、実際にリノベーションを行う予定となっています。 本再生事業は、中心市街地における交流人口の拡大やにぎわいの創出を目的に実施されて おり、活性化に大きく貢献する事業であると考えられます。また、今後、リノベーションの 実施に向けて経産省の補助を申請するにあたって、事業が中活計画に位置づけられているこ とが必要であることから、計画を変更して事業を新たに位置づけるものです。 1 経過 時 期 S48 H24.3.31 H26.3.24 H26.4.19 H26.8.1 H26.8.19 H26.10.30 内 容 ホテルみのやの現在の建物竣工。 ホテルみのや営業終了。 東京在住の弁護士、柏尾哲哉氏が旧ホテルみのやの土地・建物を取得。 広小路の日曜喫茶館で「全米一住みたい都市、米国ポートランドの魅力を探る」 と題してセミナーが開催され、旧ホテルみのやの利活用について参加者に案が示 される。 旧ホテルみのや 1 階で「十勝サロン ANNEX」オープン(補助なし)。 インタラクティブ・デジタル・サイネージ(電子看板)を設置し、カフェも営業。 事業実施主体、十勝シティデザイン㈱設立。資本金 300 万円。代表取締役は柏尾 氏。 中心市街地再興戦略事業費補助金の補助採択。 2 今後のスケジュール等 時 期 内 容 H26.11 リノベーションに向けた調査事業実施。事業検討会議には、帯広市のほか、中活 ~H27.3 協議会事務局(商工会議所)と市振連も参加。 調査事業の結果をもとにリノベーション(改装)実施。経済産業省の補助(中心 H27 年度 市街地再興戦略事業費補助金)を活用予定。 H28.4 頃 開業。 3 予定事業の概要 <H26 調査事業 事業費 5,801 千円(国補助 3,581 千円)> 機能状況調査、ニーズ調査、マーケティング調査、総合調査を予定。 旧ホテルみのやの建物を活用するために、来街者へのアンケートのほか、周辺の人口・ 施設等の動態調査、先進事例調査などを実施。 また、調査事業の中心部分は旧ホテルみのやの活用のための調査となるが、柏尾氏は旧 ホテルみのやを中心とした周辺の再開発も提言していきたい意向であり、総合調査ではそ の検討も行う。 <H27 施設整備事業 事業費未定> 調査事業の結果に基づき、旧ホテルみのや建物の施設整備(改装)を実施。 現時点の想定としては、ホテルやシェアハウス、オフィスなどを整備。
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