授 平 業 成 計 27 年 画 度 福島学院大学 短期大学部 専攻科福祉専攻第一部 本学の教育 建学の精神 本学は学則第1条に、『教育基本法、学校教育法に則り、学院創立者の信念である「真心こそ すべてのすべて」という建学の精神に基づき Sincerity(真心)と Hospitality(思いやり)を 教育の根本におき、広く知識を授けるとともに、専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的およ び応用的能力を展開させ、職業及び実際生活に必要な人材を育成することを目的とする』とう たっております。 「真心こそすべてのすべて」これを身につけた学生の育成こそは、本学の創立者故菅野慶助先 生の建学の理想であります。 1.真 心 真心とはいうまでもなく、誠とか至誠とか呼ばれるものと相通じ、一般的な考え方を示すもの として、広辞苑では、「誠の心。いつわりのない真実の心。」と記しています。また、「誠」の項 では、「真」、「実」などの文字とともに、「真実の通りであること。うそでないこと」また、「人に 対して親切にして欺かぬこと」としております。 このようにして、真心は先ず、自己に対していつわりのないこと。すなわち自らの良心の声に 聞いて恥じないことを意味しています。 誠実・信用・信頼ということは今日の社会では最も大切なことです。誠実・信用・信頼がなく なれば、いかに立派な企業や人も社会的に存在できないからです。 2.すべてのすべて 以上のような意味の真心こそは、人間の行為や社会生活のすべてを貫くものでなければならな いのであって、菅野慶助先生が「一にも真心、二にも真心」と述べておられるのはこのことを指 すのであります。 さらに、真心はすべての徳の中にも根本に位するものとして、これらをとらえることができま す。この二つの意味を込めて「すべてのすべて」と言っているのです。 3.信念のことば 真心を以上のように誠、至誠と解するとき、それは先ず、儒学における重要な概念として、儒 学者の諸説があり、また、国学においても「真心」について説くところがあります。さらに、そ の他の倫理・哲学者においても説きかたは種々でありましょう。 しかし、本学における言葉並びにその精神は、創立者菅野先生の日常の実践の中において体得 されたものであり、また、これを体現すべく努めに努めた体験の中から生まれてきた信念であ って、思弁的な産物ではありません。 したがって、この言葉の真の意味は、菅野先生がこれまで歩んできた「足あと」そのものの中か ら見出すことができるものと言って過言ではありません。 本学においては、真心とその実践を基盤とする国際平和の実現のための教育を、ひとつの特色 として打ち出しており、これもまた、菅野先生の信念から生み出されたものです。 われわれは、建学当初の「真心こそすべてのすべて」の精神を基本として、人々の信頼と幸福を 求め、さらに、世界平和の実現のための教育の重視へと発展してきたその経緯をたずね、さら に将来を展望し、建学の精神の高揚に努めなければなりません。 授業計画について 授業計画はシラバスとも呼ばれ、本学が学生の皆さまに提供する授業に関する計画書です。授業 ごとに、担当教員、授業概要、目標、各回の授業内容、評価方法などが記載されています。 この授業計画は、学生の皆さまが、授業を学ぶための基本的な資料となりますので、熟読して自 分の履修計画を立ててください。 1.専攻科福祉専攻第一部の教育目標 専攻科福祉専攻第一部においては、保育士として学んだ理論と実践を基礎として、「真心こそす べてのすべて」という建学の精神に基づき、人間の尊厳を支えるケアと心身の状況に応じた介護が できる介護福祉士を養成します。 2.専攻科福祉専攻第一部学生の努力目標 1.人間の尊厳と自立、人間愛に基づく思いやりの精神、「真心こそすべてのすべて」の精神を 身につけます。 2.保育科で学んだ知識・技術を基盤とし、根拠に基づいた介護技術を身につけます。 3.授業や介護実習で得られる感動と気づき生かし、自らの「介護観」を形成します。 4.利用者ならびに家族が望む介護が提供できるよう、 「介護過程」の実践力を身につけます。 卒業時の到達目標 1. 他者に共感でき、相手の立場に立って考えられる姿勢を身につける。 2. あらゆる介護場面に共通する基礎的な介護の知識・技術を習得する。 3. 介護実践の根拠を理解する。 4. 介護を必要とする人の潜在能力を引き出し、活用・発揮させることの意義について理 解できる。 5. 利用者本位のサービスを提供するため、多職種協働によるチームアプローチの必要性 を理解できる。 6. 介護に関する社会保障の制度、施策についての基本的理解ができる。 7. 他の職種の役割を理解し、チームに参画する能力を養う。 8. 利用者ができるだけなじみのある環境で日常的な生活が送れるよう、利用者ひとりひ とりの生活している状態を的確に把握し、自立支援に資するサービスを総合的、計画的 に提供できる能力を身につける。 9. 円滑なコミュニケーションの取り方の基本を身につける。 10. 的確な記録・記述の方法を身につける。 11. 人権擁護の視点、職業倫理を身につける。 (厚生労働省「介護福祉士養成課程における教育内容などの見直しについて」より) 3.授業時間及び自学自習時間 各授業科目の単位数は、1単位の授業科目を 45 時間の学修を必要とする内容をもって構成す ることを標準とし、実際の授業時間は授業の方法に応じ、当該授業による教育効果、授業時間以 外に必要な学修を考慮して定められております。教員による指導時間及び自学自習の時間を単純 計算すると次のようになります。自学自習の成果は自ずと宿題、レポート、発表及びテスト等の 成績に現れます。大学での学修において自学自習は欠くべからずものです。 1.講義科目は教員による 15 時間(7.5 コマ)の指導と 30 時間の自学自習をもって 1 単位としま す。 2.演習科目は 30 時間(15 コマ)の指導及び 15 時間の自学自習をもって 1 単位とします。 3.実習は 45 時間(22.5 コマ)の指導をもって 1 単位とします。 4.成績評価とGPA(成績評定平均点) (1)成績評価 単位を取得するためには、履修した科目の成績評価を受けねばなりません。各科目の成績評 価は、100 点を満点とし、60 点以上で単位認定、59 点以下は不認定となります。成績グレー ド(段階)は以下のとおりです。 A+ 100 点~90 点 A 89 点~80 点 B 79 点~70 点 C 69 点~60 点 D 59 点~50 点 F 49 点~ 0 点 成績評価の点数は、期末試験(通年科目、半期科目があります)、レポート、実技、小テスト、 小論文、出席状況など、担当教員の定めるところにより行われますが、その措置は次のよう になります。シラバスに記載されますので確認してください。 ①授業内容に関係のない私語、もしくは授業の流れを阻害する学生の私語 注意学生1回につき1点減点、同一学生の注意が3回以降は 1 回につき2点減点とする。 ただし、必要と判断した場合は履修制限に関する細則に従い、退席指示、履修取消などの措 置をとるものとする。 ②遅刻・早退・欠席 遅刻・早退 1 回につき 1 点減点、欠席 1 回につき3点減点とする。 ただし、遅刻・早退 3 回で1回の欠席とされた者の場合は、その欠席とした分については 減点しない。 ただし、次の場合の遅刻または欠席は減点の対象とはしない。なお、該当学生は該当項に ついて「事由書」を文書(書式自由)で、事前に判明した場合は事前に、当該授業後の場合 は事後に各授業担当教員に提出するものとする。 ⅰ学内外における本学所定の実習に参加する場合 ⅱ学校保健安全法の規定に基づく学長による出席停止の指示に従う場合 ⅲ裁判員制度による裁判員に選任された場合 ⅳ就職試験や面接を受験する場合 ⅴ公共交通機関の遅延や運休による場合 ⅵ悪天候または事故等によりやむを得ない場合 ⅶ親族の不幸等やむを得ない場合 ③欠格 定められた授業回数の 3 分の 1 を超える回数を欠席した場合は、前号①から⑦までの場合 を含めて欠格とし、期末試験への出席を認めず、単位認定は行わないものとする。 ④質問応答 ⅰ指名応答 指名した学生が質問に適切に応答したと認めたとき、その内容の評価に応じ1回につ き1~2点加点とする。 質問に不適切な応答をしたと認めたとき、または質問に答えられえなかったとき、1 回につき1点減点とする。 ⅱ自発的応答 教員の質問に対して自ら挙手するなど学生が自発的に適切に応答したと教員が認め たとき、その内容の評価に応じ1回につき1~3点加点とする。また、学生の自発性お よび授業の双方向性推進の措置として、全授業回数中、教員の質問に対し学生が自発的 応答を1回もしなかったとき、5点減点とする。 ⑤小論文(宿題) 未提出の小論文1件につき2点減点とする。また、教員が小論文を優良と評価したとき、 小論文1件につき内容の優良さに応じ1~3点加点とする。 ⑥小テスト 授業の理解度を計る小テストについて教員が優良と認めた場合は、小テスト1件につき評 価により1~3点加点とする。 ⑦期末試験としてのレポート提出を課す場合 レポートは原則として試験期間開始前に提出させるものとし、教員が指定する締め切り期 限を過ぎた場合は期限後1日(土曜、日曜、祝日を含む。) あたり2点減点とし、また、提 出がない場合のレポート評価は零点とする。教員が定めた場合の最低字数に不足する場合も 適宜減点するものとする。字数の上限を定めた場合で、それを超えた場合も同様とする。 (2)GPA とは GPA とは、グレード・ポイント・アベレージの略で、成績評定平均点とも呼ばれます。GPA の算出方法は、単位取得科目の成績評価点(素点といいます)に単位数を掛けた数値を全単位取 得科目について合計し、さらにそれを総取得単位数で割った点数です。合格した科目の 1 単 位当たり平均点となります。不合格科目は計算に入れません。また、資格取得などで単位認 定のみを受けた科目も計算外となります。 5.授業受講上の留意点 授業を受ける上での留意事項は、「学生受講規程」に定められており、Campus Life にも記載 されています。よく読んでマナーなどに注意してください。また、授業時間のみならず、事前・ 事後の学修についてもシラバスに記載していますので、予習・復習を励行してください。 なお、監事、学長、学科長ならびに他教員による授業参観が行われる場合もあります。 授 授 業 科 目 業 名 1 介護保険制度と障害者自立支援法 2 介護の基本(総論) 3 介護の基本(各論A) 4 介護の基本(各論B) 5 6 コミュニケーション技術 生活支援技術A 計 画 目 次 担 当 教 員 髙 橋 雄 二 芝 田 郁 子 茂 木 光 代 髙 橋 雄 二 髙 橋 雄 二 本 田 知 久 芝 田 郁 子 齋 藤 千 英 吉 田 正 勝 金 田 いく子 中 丸 一 志 中 村 啓 子 午 来 和 子 松 本 陽 子 髙 橋 雄 二 島 貫 圭 介 髙 橋 雄 二 島 貫 圭 介 髙 橋 雄 二 島 貫 圭 介 必修 選択 備考 頁 2 1 4 3 4 5 4 7 2 9 2 11 2 13 2 15 2 17 7 生活支援技術B 8 生活支援技術C 9 生活支援技術D 10 11 12 13 生活支援技術E 茂 木 光 代 2 19 介護過程(総論) 茂 木 光 代 1 21 介護過程(各論A) 茂 木 光 代 2 23 介護過程(各論B) 芝 田 郁 子 2 25 芝 田 郁 子 茂 木 光 代 2 27 髙 橋 雄 二 芝 田 郁 子 茂 木 光 代 5 29 髙 橋 雄 二 芝 田 郁 子 志 賀 令 明 2 30 芝 田 郁 子 田 子 久 夫 2 32 芝 田 郁 子 田 子 久 夫 2 34 柿 沼 千 葉 伸 彦 2 36 小 平 廣 子 2 38 小 平 廣 子 2 40 14 介護総合演習 15 介護実習 16 発達と老化の理解 17 認知症の理解(総論) 18 認知症の理解(各論) 19 障害の理解 20 こころとからだのしくみ(総論) 21 こころとからだのしくみ(各論) 充 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 介護保険制度と障害者自立支援法 講 授業回数 時間数(単位) 15 30(2) 授業担当者 たかはし ゆうじ 義 講師 配当時期 前 髙橋 雄二 授業回数 期 15 授業概要 介護保険法と障害者自立支援法(現 障害者総合支援法)の創設の背景と目的を理解し、高齢者や障害 のある人の生活でどのように活用されているかを把握する。 授業終了時達成課題(達成目標) 高齢者や障害者の生活を支える社会的システムについて基本的理解ができる 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 1 オリエンテーション シラバス、授業方法・評価など 2 社会保障の基本的な考え方 ①社会保障の役割と意義 ②社会保障目的と背景 ③社会保障の範囲と対象 教科書 p56~65 演習 「私たちの生活と社会保障制度」 教科書 p56~65 を一読し、予習 をしておくこと。 「高齢者医療制度の在り方」 3 日本の社会保障制度の発達 ①社会保障の歴史 ②日本国憲法における社会保障 教科書 p66~77 教科書 p66~77 を一読し、予習 をしておくこと。 「社会保障の給付と負担」 教科書 p114~127 教科書 p114~127 を一読し、予 習しておくこと。 教科書 p127~138 教科書 p127~138 を一読し、予 習しておくこと。 ④介護保険サービスの流れ ⑤介護保険給付の種類と内容 ⑥地域支援事業 教科書 p138~165 教科書 p138~165 を一読し、予 習しておくこと。 介護保険制度にかかわる組織とその役割 ①国・都道府県・市町村等の役割 ②年金保険者・社会保険診療報酬支払基金 国民健康保険団体連合会等の役割 介護保険制度における専門職の役割 ①介護福祉士 ②介護支援専門員 ③その他の専門職 教科書 p1666~177 演習 「地域包括支援センターの実態」 「介護保険事業計画における住民参加の手法」 教科書 p178~187 演習 「社会福祉士及び介護福祉士法 の改正の意義」 介護保険制度の動向 ①介護保険制度の見直しのしくみ ②介護保険制度の今後 教科書 p188~199 演習「効果的な介護予防」 教科書 p188~199 を一読し、予 習しておくこと。 障害者の自立 ①障害と障害者の概念 ②障害者の自立 教科書 p200~207 教科書 p200~207 を一読し、予 習しておくこと。 4 5 6 7 8 9 10 介護保険制度創設の背景と目的 ①高齢化と要介護状態の進行 ②介護保険制度の創設と目的 ③介護保険法改正の背景と方向性 介護保険制度のしくみ ①介護保険制度のしくみの概要 ②介護保険の財政 ③保険者と被保険者 1 教科書 p166~177 を一読し、予 習しておくこと。 「地域包括支援センターの役割」 教科書 p178~187 を一読し、予 習しておくこと。 11 12 13 14 15 16 障害者自立支援制度のしくみ ①制定のねらい ②サービスの種類と内容 ③自立支援給付と利用者負担 ④事業者と施設 ⑤組織、団体の機能と役割 障害者自立支援制度にかかわる組織とその役割 ①国・都道府県・市町村の基本的役割 ②各指定業者の役割 ③その他の機関 ④ライフスタイルからみた支援機関 これからの障害福祉政策の 方向性 介護実践にかかわる諸制度 ①介護を必要とする人々の権 利を保護する諸制度 ②保健医療にかかわる諸制度 ③生活を支える諸制度のあら まし ④高齢者・障害者の住生活を 支援する諸制度 教科書 p208~225 ビデオ 「障害者自立支援法のしくみ」 演習 「あなたのまちの支援機関マップ」 教科書 p208~225 を一読し、予 習しておくこと。 教科書 p226~241 演習 「あなたのまちの障害者福祉計画」 教科書 p226~241 を一読し、予 習しておくこと。 教科書 p242~249 演習 「障害者自立支援法の実施状況」 教科書 p250~295 演習 「介護実践にかかわる諸制度の 運用」 演習 「あなたの街の保険医療体制と 医療機関」 教科書 p242~249 を一読し、予 習しておくこと。 教科書 p250~295 を一読し、予 習しておくこと。 「生活保護による扶助の具体 的な内容」 「身の周りにあるバリアフリ ーと身近にある高齢者・障害者 向け住宅」 期末試験 評価方法 積極的な授業への取り組みを基に、期末試験 70%、小テスト(講義3回に1回実施)30% 詳しくは初回授業で説明する。 ※6 回以上に及ぶ場合、単位認定は行わないものとする。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座2「社会と制度の理解」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 2 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 介護の基本(総論) 講 授業担当者 講 義 しばた ゆうこ もてぎ みつよ 師 芝田 郁子 准教授 茂木 光代 授業回数 時間数(単位) 30 60(4) 配当時期 前 期 授業回数 30 授業概要 介護福祉士誕生の社会的背景や社会福祉士及び介護福祉士法の改正による介護福祉士の定義の変更を学び、 介護を必要とする人の尊厳ある生活を支援する専門職として、基本となる考え方を学ぶ。 わが国の「介護」をめぐる社会状況はめまぐるしく変化しており、介護問題は、今や国民的課題となってい る。その中で介護福祉士は、多様、複雑、高度な介護課題に対応する専門職として、社会的役割を期待されて いる。まずは、介護とは何か、介護福祉士の役割は何かを理解することで、介護福祉士を目指す学生の第一歩 を引き出す。この授業では、グループ討議や課題レポート作成を通して、知識の習得だけではなく、自分の考 えを伝えたり、人の考えを聴いたり、考えをまとめていく力をつける。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.介護の歴史や背景や介護問題を理解し、介護福祉士を取り巻く社会状況を認識できる。 2.介護の社会化の背景や、超高齢社会を担う専門職として介護福祉士に求められる社会的役割を理解する。 3. 社会福祉士及び介護福祉士法の背景及び改正のポイントを理解し、介護福祉士の定義と義務を認識できる。 4.介護を必要とする人及び家族のさまざまな生活上の課題を理解する。 回数 1 2 3 4 5 6 授業内容 オリエンテーション Ⅰ自立に向けた介護とは 1.介護とは ①介護の成り立ち ②日本の介護の成り立ち ③介護の概念・定義 ④介護の見方・考え方の変化 ⑤介護問題の背景 2.生活支援としての介護とは ①介護の専門性 ②利用者に合わせた生活支援 ③「自立」と「自律」に向けた 支援 ④介護サービスのあり方 ⑤自らの「介護観」を育むこと の重要性 ⑥介護の仕事の本質的価値 Ⅰ介護福祉士とは 1.介護福祉士を取り巻く状況 ①介護問題と介護福祉士制度 授業方法教材等 教科書p1~12「介護の基本Ⅰ」 ケアリング: 「ケアの本質」 (メ イヤロフ著)紹介 教科書p13~20「介護の基本Ⅰ」 教科書p22~43「介護の基本Ⅰ」 演習:医療的ケアに関する事例 授業時間外の必要な学修 介護の歴史をまとめておく 興味のある介護問題を調べておく ノーマライゼーションの理念を調 べておく 医療的ケアについて調べておく 教科書p43~56「介護の基本Ⅰ」 レポート「自立」と「自律」の違 い 教科書p57~60「介護の基本Ⅰ」 資料:介護労働実態調査 レポート「あなたが考える介護の 専門性・独自性とは」 教科書p1~8「介護の基本Ⅱ」 プリント 社会構造改革とは何か 介護の社会化とは何か 介護保険成立の背景をまとめる 「資格取得時の到達目標」と「求 められる介護福祉士像」12 項目を 理解する 7 ①介護問題と介護福祉士制度② 求められる介護福祉像 教科書p1~8「介護の基本Ⅱ」 プリント 8 2.社会福祉士及び介護福祉士 法 ①社会福祉士及び介護福祉士法 教科書p10~14「介護の基本Ⅱ」 演習:「心身の状況に応じた介 護とは」どのような知識技術が 必要か、その理由は 介護保険法のポイント及び改正の ポイントを抑える 9 ②社会福祉士及び介護福祉士法 に関連する諸規定 教科書p14~17「介護の基本Ⅱ」 演習:介護福祉士の義務規定 介護福祉士の養成課程の変遷を理 解する 教科書p17~28「介護の基本Ⅱ」 演習:医療関係職能団体と介護 の職能団体の共通点・相違点 職能団体とは何か調べておく 医療関係職能団体の歴史・活動を 調べ、介護の職能団体と比較する 教科書p30~39「介護の基本Ⅱ」 演習:倫理判断4視点の事例 倫理判断の4視点を整理する 10 11 3.介護における専門職能団体 ①専門職能団体が持つ役割 ②専門職能団体としての日本介 護福祉士会 4.介護福祉士の倫理 ①介護実践における倫理 3 12 ②日本介護福祉士会倫理綱領 教科書p40~40「介護の基本Ⅱ」 日本介護福祉士会倫理綱領のポイ ントをまとめる 13 ③倫理的諸問題 高齢者虐待 演習:高齢者虐待の事例 高齢者虐待の事例を調べる 14 ④倫理的諸問題 拘束 演習:身体拘束の事例 身体拘束の定義、拘束をする理由 および緊急やむをえない場合につ いてまとめておく 15 ⑤倫理的諸問題 プライバシー の保護 説明と同意 プリント レポート「介護福祉士がもつべき 職業倫理とは」 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 1.さまざまな生活支援とその 意義 ①介護職が行う生活支援 ②身体介護とその意義 ③家事支援とその意義 ④生活支援ニーズを見いだす相 談援助とその意義 ⑤利用者、家族に対する精神的 支援とその意義 ⑥社会、文化的な援助とその意 義 2.尊厳を支える介護 ①尊厳を支える介護とは ②人権擁護 3.QOLの考え方 4.ノーマライゼーション 30 5.ICFの考え方 ①ICFとは: 介護における ICFのとらえ方 ②ICFの視点に基づくアセス メント 6.介護とリハビリテーション ①介護実践におけるリハビリテ ーションの考え方 ②日常生活と社会生活の能力の 維持・拡大への支援 ③リハビリテーション専門職と の連携 「介護のはたらきと基本視点」 についてのまとめ及び補足 31 期末試験 26 27 28 29 教科書「介護の基本Ⅰ」 プリント 演習:事例検討 教科書P138~146 を一読しておく 教科書 プリント 演習:事例検討 教科書 プリント 演習:事例検討 教科書 147~152 を一読しておく 教科書 プリント 演習:事例検討 教科書 プリント OHP 教科書 プリント 演習:事例検討 ビデオ(VHS) 「尊厳のある生活」とはどのよう な生活か、各自の考えをまとめて おく 教科書P170~172 を一読しておく 教科書 プリント 演習:事例検討 ビデオ(DVD) 教科書P186~199 を一読し、介護 におけるリハビリテーションの意 味の理解を深める 家族介護者が抱える介護上の悩み にはどのようなものがあるか調べ ておく 教科書P174~184 を熟読し、IC Fについての理解を深める 教科書 評価方法 期末試験70%、課題・レポート30% 教科書 書 名 新・介護福祉士養成講座3「介護の基本Ⅰ」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) 書 名 新・介護福祉士養成講座4「介護の基本Ⅱ」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) ※上記教科書 2 冊は「介護基本(総論)」の他、 「介護基本(各論 A) 」「介護基本(各論 B)」でも使います。 4 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 介護の基本(各論A) 講 授業回数 時間数(単位) 30 60(4) 授業担当者 義 講 配当時期 後 期 師 たかはし ゆうじ 髙橋 雄二 授業回数 30 授業概要 人間の多様性を理解するため、多視点から生活をとらえ直し、高齢者や障害のある人の暮らしの実際 (価値観・生活習慣)を学ぶ。また、利用者や家族の「生活の安全」を実現・確保するためのセーフテ ィマネジメントのあり方および介護従事者自身の安全・健康管理を保障するための知識・技術を学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.生活を多面的にとらえ、人間の多様性を理解することができる。 2.介護を必要としている高齢者や障害のある人を生活の視点で理解できるようになる。 3.安全の概念を予防・自立から考察し、セーフティマネジメントのあり方が理解でき、観察・予測・ 分析する力を高め、個別事例に即した提案ができる。 4.介護従事者自身の安全・健康管理を保障するための知識・技術を活用できるようになる。 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 1 授業内容、評価方法について説明 生活・生活支援とは 2 生活場面から生活を考える ICF の基礎的理解① 復習:介護の定義における生 活の概念の変遷をまとめる。 レポート「介護実習から考え た生活支援とは」 教科書ⅠP174~180 を一読し ておく。 3 ICF の基礎的理解② 演習「あなたが考える生活、生活支援 とは」資料:介護の定義の変遷 演習「生活場面から生活を考える」 資料:ある日の出勤の様子、ある日の夕食 資料:大川弥生著「介護保険サービス とリハビリテーション」から 資料:大川弥生著 「介護保険サービスとリハビリテー ション」から 教科書 P181~185 を一読して おく。 【介護を必要とする人の理解】 4 私たちの生活① 生活時間・生活習慣 自分および家族の生活活動表等作成。 5 私たちの生活② 時代・文化背景 演習「時代の変遷を考える」 6 私たちの生活③ その人らしさ 演習「自己実現」 資料:事例 演習「価値観」 資料:事例 7 生活環境のとらえ方 住まいと環境 演習「高齢者の事故」 資料:事例「高齢者の事故」 8 アクティビティ活動の実 際① 演習「レクリエーションでの留意点」 レクリエーションを体験(ゲーム)。 資料:事例「介護施設でのレクリエーシ ョン」レクリエーション企画書 介護実習Ⅱで体験したレク リエーションをまとめてお く。 9 アクティビティ活動の実 際② グループでレクリエーションの企画書を 作成し、発表する。 介護実習Ⅱで企画・実施し た企画書を持参。 10 高齢者の生活の理解① 演習「祖父母・両親の時代を考える」 高齢者にインタビューし、生 活史をレポートしておく。 11 高齢者の生活の理解② ビデオ「遠距離介護」(30分) 高齢者の生活に関する最近 の新聞記事を調べておく。 12 高齢者の事例 演習「高齢者がその人らしく生きるとは」 レポート「高齢者の生活支援 で重要なことは」 5 生活活動表から分かること をまとめておく。 大正・昭和・平成の出来事を 調べる。生活様式・教育・結 婚制度の変遷を調べる。 介護を必要とする人の自己 実現についてまとめておく。 マズローの 5 段階欲求説を復 習しておく。 バリアーフリーについて調 べておく。介護保険の住宅改 修、認知症の住環境(PEAP) を復習。 13 障害のある生活の理解① 14 障害のある生活の理解② 15 障害者の事例 演習「障害を理解するとは」 中途失聴者の事例等 障害の受容について調べて おく 障害者介護についてまとめ ておく 介護保険法、自立支援法のサ 演習「障害者を持って生きるということ」 ービス内容を理解しておく。 ビデオ「農業に挑む障害者たち」(30分) 【介護における安全の確保とリスクマネジメント】 16 17 介護における安全確保の重要性 安全確保とリスクマネジメント 事故防止、安全対策のための リスクマネジメントのしくみ 事故防止、安全対策の基礎と実際 18 事故・ヒヤリハット報告書 事故事例 19 ヒヤリハット事例 20 感染対策 感染予防の基礎知識と技術 21 介護施設でよく発症する感染 症とその対応 22 感染防止のための主な介護技 術 23 緊急時の対応 24 医療行為 資料:リスクマネジメント 教科書Ⅱp164~175 を一読 し、予習しておくこと 演習:転倒、転落、誤嚥事例から対応 法を考える 資料:転倒、転落、誤嚥事例 高齢者・障害者の事故事例を 新聞等から集めておく 実習先で行われていたリス クマネジメントについてま とめておく 演習「危険予知訓練」介護場面から危 演習事例の危険予知の視点 険を探す を確認しておく 資料:標準予防策(スタンダード・プ 教科書Ⅱp191~207 を一読 レコーション) し、予習しておくこと 介護施設でよく発症する感 資料:介護施設でよく発症する感染症 染症とその対応をまとめて おく 正しい手洗い・うがいの方法 を確認しておく。実習先で行 資料:感染予防のポイント われていた感染症の対策を まとめておく ビデオ「あなたもできる救急蘇生法」 救急蘇生法の手順を確認し (15 分) ておく 演習:医行為に関する事例 レポート「介護職と医行為の 資料:厚生労働省の医行為に関する通知等 問題をどう考えるか」 資料:事故報告書、ヒヤリハット報告 書 【介護に携わる人の健康管理】 25 介護職の健康・安全 心の健康管理 26 介護職のストレス バーンアウト症候群 資料:介護労働安定センターの実態調 査 演習:バーンアウトチェック 資料:介護職特有のストレス (介護職へのアンケート結果より) 27 ストレスマネジメント 演習:事例検討 :ストレス解消法を体験 28 身体の健康管理 腰痛 ビデオ「腰痛体操」 (15分) 資料:ストレッチ、腰痛体操 29 変則勤務 労働安全対策 資料:労働基準法、労働安全衛生法 30 まとめ プリント 31 期末試験 自分自身のストレスとその 解消法について考える 介護職のストレスについて 考えておく 授業で体験したストレス解 消法と自分自身が行ってい るストレス解消法を比較し てみる レポート「(自分自身の)ス トレスマネジメントについ て」 実習で体験した変則勤務に ついて感想をまとめておく 「自己学習プリント」の課題 を行う。 評価方法 期末試験60%、課題・レポート40% 詳細は第1回目の授業で説明する。 教科書 書 名 「介護の基Ⅰ・Ⅱ」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規 価 格 2,376円(税込) 6 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 介護の基本(各論B) 講 授業回数 時間数(単位) 30 60(4) 義 師 たかはし ゆうじ ほんだ ともひさ 髙橋 雄二 非常勤講師 本田 知 久 (総合南東北病院 理学療法士) 配当時期 後 期 授業回数 30 授業概要 介護の基本的視点として必要な、自立に向けた介護のリハビリテーションと介護サービスの概要を 学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.リハビリテーションの理念を理解する。 2.障害を理解し、評価できる。 3.自立支援を意識した介護ができる。 4.介護サービスの概要を理解する。 5.介護実践における連携の在り方を理解する。 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 1 リハビリテーションとは (本田) パワーポイント、グループディ スカッション、プリント配布 2 チームアプローチ・障害構 造(本田) パワーポイント、プリント配布、 前回の授業内容を復習し 小テスト た後、授業に臨むこと。 3 廃用症候群(本田) パワーポイント、グループディ スカッション、プリント配布 4 リハビリと介護(本田) パワーポイント、プリント配布、 前回の授業内容を復習し 小テスト た後、授業に臨むこと。 5 各疾患の特徴と評価(本田) パワーポイント、グループディ スカッション、プリント配布 6 認知症と評価(本田) パワーポイント、プリント配布、 前回の授業内容を復習し 小テスト た後、授業に臨むこと。 7 車椅子(本田) パワーポイント、グループディ スカッション、プリント配布 8 転倒予防バランス(本田) パワーポイント、プリント配布、 前回の授業内容を復習し 小テスト た後、授業に臨むこと。 9 プログラムの考え方(本田) パワーポイント、プリント配布 10 前回の授業内容を復習し た後、授業に臨むこと。 前回の授業内容を復習し た後、授業に臨むこと。 前回の授業内容を復習し た後、授業に臨むこと。 前回の授業内容を復習し た後、授業に臨むこと。 プログラムの実際(本田) パワーポイント、ロールプレイ、 前回の授業内容を復習し プリント配布 た後、授業に臨むこと。 介護サービスの意味と特性 教科書Ⅱp50~55 教科書 p50~55 を一読し、 予習すること ケアマネジメントの意味 教科書Ⅱp56~60 教科書 p56~60 を一読し、 予習すること 11 12 13 14 7 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 ケアマネジメントのしくみ 教科書Ⅱp60~63 教科書 p60~63 を一読し、 予習すること 介護サービスの歴史的変換 と時代背景 教科書Ⅱp63~69 教科書 p63~69 を一読し、 予習すること 介護サービスの種類と提供 の場 教科書Ⅱp70~77 教科書 p70~77 を一読し、 予習すること 高齢者に対する居宅系サー ビスの提供の場とその特性 教科書Ⅱp80~94 教科書 p80~94 を一読し、 予習すること 高齢者に対する入所系サー ビスの提供の場とその特性 教科書Ⅱp95~107 教科書 P95~107 を一読し、 予習すること 障害者に対する居宅系サー ビスの提供の場とその特性 教科書Ⅱp108~113 教科書 p107~113 を一読 し、予習すること 障害者に対する入所系サー ビスの提供の場とその特性 教科書Ⅱp114~116 教科書 p114~116 を一読 し、予習すること 事例検討 Bさんの望む暮らし 教科書Ⅱp199 教科書 p199 を一読し、予 習すること 28 29 30 まとめ(高橋) 31 期末試験 評価方法 積極的な授業への取り組みを基に、期末試験 80%、小テスト(講義3回に1回実施)20%、 詳しくは初回授業で説明する。 ※ 11 回以上に及ぶ場合、単位認定は行なわないものとする。 教科書 書 名 介護福祉士養成テキスト「介護の基本Ⅰ・Ⅱ」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) 8 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 しばた ゆうこ 師 芝田 郁子 さいとう ちえい 非常勤講師 齋 藤 千英 (福島県聴覚障害者協会) コミュニケーション技術 演 よしだ 習 まさかつ 実技指導員 吉田 正 勝 (福島県聴覚障害者情報支援センター所長 ) かねだ こ 実技指導員 金田 いく子 (にじの会理事) 授業回数 時間数(単位) 30 60(2) 配当時期 前 期 授業回数 30 授業概要 コミュニケーションの基本である意義・目的・役割、利用者・家族との関係づくりなどを理解したうえで、 話を聞く技法、感情表現を察する具法、意欲を引き出す技法などの具体的技法の習得を目指す。さらには、 コミュニケーション障害を理解し、利用者特性(失語症・認知症・聴力障害・視力障害など)に応じたコミ ュニケーションの実際として、点字・手話の技術習得を含め対応を学ぶ。また、介護は多職種協働により成 り立っているので、チームの一員としてのコミュニケーションの方法(記録、報告、会議)について学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.コミュニケーションの意義・目的・役割を理解し、説明できる。 2.利用者・家族との関係づくりについて学ぶ。 3.さまざまなコミュニケーションの技法を理解し、実際に体験し習得する。 4.機能が低下している利用者の状態を理解し、それに応じたコミュニケーション技法について学び、習得 する(手話・点字を含む) 。 5.介護におけるチームのコミュニケーションに必要な記録や報告書について学び、技術を習得する。 回数 1 2 授業内容 授業方法教材等 介護におけるコミュニケーションの基本① コミュニケーションの意義・目的、メッセージ の共有、コミュニケーションの役割・効果(芝田) 介護におけるコミュニケーションの基本② 利用者・家族との関係づくり(芝田) 演習:自己紹介ゲーム、 伝達ゲーム 演習:ジョハリの窓 授業時間外の必要な学修 防衛機制、自己開示、ジョ ハリの窓についてまとめる イーガンのソーラーを調べ ておく 言語的・非言語的コミュニ ケーションについて調べる 自己覚知をまとめる 3 介護におけるコミュニケーションの基本③ 非言語コミュニケーション、自己理解(芝田) 演習:自己覚知 4 介護におけるコミュニケーションの基本④ 他者理解(芝田) 演習:エコグラム 教科書該当ページを読む 5 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション① 話を聴く技法(芝田) 演習:傾聴技法 聴くと聞くの違いを考える 6 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション② 感情表現を察する技法(芝田) 演習:受容・共感 同情と共感の違いを考える 7 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション③ 納得と同意を得る技術(芝田) 演習:相槌・繰り返し・明確 化・要約・沈黙 聴く技法をまとめる 8 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション④ 質問の技法(芝田) 演習:質問の種類 質問の種類を理解し、まと める 9 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション⑤ 相談・指導・助言の技法(芝田) 演習:事例 バイステックの7原則を調 べる 演習:ロールプレイ (肯定的な言葉かけ) 意欲を引き出すポイントを 抑える 演習:事例 利用者と家族の意向が一致 する支援をまとめる 10 11 12 13 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション⑥ 意欲を引き出す技法 (芝田) 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション⑦ 利用者と家族の意向を調整する技法(芝田) 介護場面における利用者・家族とのコミュニケ ーション⑧ 複数の利用者がいる場面(芝田) 利 用 者 の 特 性に 応 じ た コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ① 視力・聴力の障害(芝田) 演習:回想法 演習:サイレントトーク 9 ユニットケア、グループホ ームとは何かを調べておく 視力・聴力障害について調 べておく 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 利 用 者 の 特 性に 応 じ た コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ② 高次脳機能障害 (芝田) 利 用 者 の 特 性に 応 じ た コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ③ 失語症・構音障害(芝田) 利 用 者 の 特 性に 応 じ た コ ミュ ニ ケ ー シ ョン ④ 認知症(芝田) 介護におけるチームのコミュニケーション チームのコミュニケーション(芝田) 介護におけるチームのコミュニケーション 記録(芝田) 介護におけるチームのコミュニケーション 報告・連絡・相談、会議(芝田) 演習:事例 演習:事例 演習:事例 認知症について調べておく 演習:対人援助職間の コミュニケーション チームとは何かを考える 演習:記録の書き方 演習:ほうれんそうの重要性 会議参加者の役割 まとめ 聴覚障害者のコミュニケーションについて ・手話実技(あいさつ・名前)(手話)(齋藤) ・手話実技(指文字・数詞) (手話)(齋藤) ・手話実技(家族・住所・生年月日・自己紹介 まとめ)(手話)(齋藤) ・手話実技(時制、一日、週間、年間) 簡単な日常会話(手話)(齋藤) ・聴覚障害者との会話 ・まとめ(手話)(齋藤) 視覚障害者の状況、点字の歴史、概要、読み方・ 書き方 (点字)(金田) 語の書き表し方 仮名遣いの基本、数字 (点字)(金田) 視覚障害者の日常生活用具について 点字で書 かれた文を読む(点字)(金田) 分かち書き、自己紹介の文を書く (点字)(金田) 視覚障害者への接し方など、授業のまとめ (点字)(金田) テキストを用い実技、グルー プ発表 テキストを用い実技と講義 テキストとプリントを用い、 グループ学習 1対1の会話 全体まとめ 講義及び実技 講義及び実技 講義及び実技 講義及び実技 ビデオ 評価方法 レポート・小テスト20% 手話・点字試験:30% 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 書 名 著者名 発行所 価 格 書 名 著者名 発行所 価 格 書 名 著者名 発行所 価 格 記録の目的・意義をまとめ ておく ケアカンファレンスの留意 点をまとめておく レポート「あなたが考える 介護におけるコミュニケー ションで重要なこととは」 テキストを用い講義と実技 期末試験 定期試験:50% 高次脳機能障害について調 べておく 失語症・構音障害について 調べておく 新・介護福祉士養成講座5「コミュニケーション技術」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 「初めての点訳」 全国視覚障害者情報提供施設協会 全国視覚障害者情報提供施設協会 書籍管理事務局(東京官報扱い) 630円 「ろう者との対話のために」 (社)福島県聴覚障害者協会 (社)福島県聴覚障害者協会 700円 「誇りを持って未来へ」 (社)福島県聴覚障害者協会 (社)福島県聴覚障害者協会 500円 10 レポート提出 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 生活支援技術A 演 教 習 師 授 客員准教授 実技指導員 授業回数 時間数(単位) 30 60(2) 配当時期 前 期 なかむら けいこ なかまる かずし 中村 啓子 一志 中丸 ごらい 午来 かずこ 和子 まつもと 松本 ようこ 陽子 授業回数 30 授業概要 ①食事に関する利用者のアセスメント、おいしく食べることを支える介護、家事の介助技術について演習・ 実技(講義も含む)を通して修得を目指す。 ②住環境整備の意義と目的を明確にする。 ③介護の専門職として高齢者や障害のある人の生活全般の支援をするために必要な家庭生活の知識につい て「生活経営」の観点から学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) ①介護者の自立に向けた食事・家事の介護に関する様々な知識と技術を修得する。 ②生活の支援には、居住環境の整備が重要な問題であることを理解する。理論と同様、実体験を重ね、環境 の改善を実践できるようになる。 ③1.生活経営と生活管理の考え方を学び、その必要性を理解する。 2.社会経済の中における家計の位置を理解し、家計管理の方法と消費者問題についての知識を深める。 3.要介護者とその世帯を取り巻く状況を理解し、老後の生活や年金、介護費用について知識を深める。 4.要介護の介護負担を担う家族関係について知識を深め、介護のストレスなどの問題点について考える。 回数 1 2 3 4 5 授業内容 食生活の基礎知識 食文化について 食生活の変化 食事の意義と目的 (中村) 自立支援を支える食事の介護につい て(中村) 食事に関する利用者のアセスメント (グループ討議) (中村) 家事の介助技法 加工食品の活用と保存 (中村) おいしく食べることを支える介護 食卓の環境作り 食器の工夫(中村) 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 教科書p140~149 教科書 p140~149 を一読しておく。 地域の特徴ある食文化を調べてお くこと プリント 実習内容をレポートにまとめる プリント アセスメント表を作成し、提出 プリント 加工食品を利用した実習内容をレ ポートにまとめ、提出 教科書p159~166 おいしく食べることを支える介護 について調べておくこと 6 高齢者のための食事管理 軟食の調理実習(中村) プリント 実習内容をレポートにまとめ、提出 7 配食サービスの利用と食事管理 (中村) プリント 配食サービスについて調べておく こと 8 障害者のための食事管理(中村) プリント 実習内容についてまとめ、提出 9 嚥下障害について 嚥下障害のための食事管理(中村) 教科書p195 プリント 嚥下障害の食事の工夫について調 べておくこと。実習内容をレポート にまとめ、提出 10 治療食について 高血圧症の食事管理、 ・薄味料理のポイント 腎臓病の食事管理 ・たんぱく質コントロール ・減塩について (中村) プリント 実習内容をレポートまとめ、提出 11 治療食について 脂質異常症の食事管理 ・食品の選び方 ・調理の工夫 (中村) プリント 実習内容をレポートまとめ、提出 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 治療食について 糖尿病の食事管理 ・エネルギーコントロール ・食べる人の満足感の持たせ方 (中村) 高齢者を取り巻く社会状況と住環 境・高齢者の生活状況と住環境整備、 住宅施策の変換と概要(中丸) 高齢者を取り巻く社会状況と住環 境・高齢者の生活状況と住環境整備、 住宅施策の変換と概要(中丸) 障害者を取り巻く社会状況と住環境 ・障害者の住宅施策の変換と概要(中丸) 福祉住環境整備の共通基本技術 ・段差の解消他(中丸) 福祉住環境整備の共通基本技術 ・色彩・照明・インテリアの配慮他(中丸) 生活行為別福祉住環境整備の手法 ・外出他(中丸) 生活行為別福祉住環境整備の手法 ・入浴他(中丸) 福祉住環境整備に必要な基礎知識 ・図面・見積の知識(中丸) 自立に向けた家事の介護① 洗濯、掃除・ごみ捨て (松本) 自立に向けた家事の介護② 衣類・寝具の衛生管理 (松本) 自立に向けた家事の介護③ 被服の裁縫 (松本) 自立に向けた家事の介護④ 手縫いの方法 (松本) 自立に向けた家事の介護⑤ ミシンの使い方 (松本) 自立に向けた家事の介護⑥ 糸を使って(指編み、組みひも)(松本) 生活を支える、 「生活経営」の意義と 目的 (午来) 生活と支える生活経営とこころとか らだ (午来) プリント 実習内容をレポートまとめ、提出 配布資料 高齢者の社会環境を理解する 配布資料 高齢者の社会環境を理解する 配布資料 障害者の社会環境を理解する 配布資料 住環境のディテール 配布資料 住環境のディテール 配布資料 住環境のディテール 配布資料 住環境のディテール 配布資料 福祉住環境の実践を理解する 教科書 p220~232 教科書 p237~246 教科書 p233~237 部分縫い用布・糸 教科書 p220~232 を一読し、予習し ておくこと。 教科書 p237~246 を一読し、予習し ておくこと。 教科書 p233~237 一読し、予習して おくこと。 自立に向けた家事の介護について 復習しておくこと。 ミシン 毛糸・ししゅう糸など 講義・プリント 講義・プリント 教科書 p2~11、p122 ~130 講義・プリント 教科書 p13~20、p130 ~139 生活を支える「生活経営」の視点 (尊厳、自立支援、生活歴、安心・ 安全の配慮) (午来) 生活を支える「生活経営」への配慮 ゲストスピーカーによ (家族、ライフサイクル、生活時間、 る講義 家計管理、年金、消費者保護、生活 グループワーク 情報) (午来) 課題レポート 教科書 p2~11、p122~130 を一読し、 予習をしておく。 教科書 p13~20、p130~139 を一読 し、予習をしておく。 グループワークの内容をまとめて おく。 期末試験 評価方法 期末試験70%、授業態度10%、小テスト予習復習またはレポート20% 詳細は担当教員が初回授業で説明する。※ 11 回以上に及ぶ場合、単位認定は行なわないものとする。 教科書 書 名 新・介護福祉士養成講座6 「生活支援技術Ⅰ」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) 12 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 たかはし 生活支援技術B 演 講 習 助 授業回数 時間数(単位) 30 60(2) 配当時期 前 期 師 手 ゆうじ 髙橋 雄二 しまぬき けいすけ 島貫 圭介 授業回数 30 授業概要 生活支援技術の原則である個人の尊重、自立支援、安全・安楽、効率性、的確な介護が身につくよう、 学生同士がモデルとなって、利用者の気持ちを考えながら、実技中心の授業展開をする。 授業終了時達成課題(達成目標) 利用者の状態に応じ、潜在能力を引き出し、自立に向けた適切な入浴・清潔保持の介護および身じたく の介護の技術と知識を身につける。 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 介護実習室の使用方法、演習の方法 を理解しておく。 1 環境整備の意義と目的 2 ベッドメイキングの実際Ⅰ 3 ベッドメイキングの実際Ⅱ 4 シーツ交換 5 臥床者がいる場合のシーツ交 換 ガイダンス レジュメ、資料配布 レジュメ、資料配布 演習「リネン類のたたみ方」 ビデオ「ベッドメイキング の方法」(20 分) 演習「ベッドメイキング」 演習「シーツ交換」 ビデオ「ベッドメイキング の方法」(20 分) 演習「臥床者がいる場合の シーツ交換」 6 身じたくの意義と目的 教科書 P16~22、レジュメ 教科書 P16~22 を一読しておく。 7 整容における介護 整容におけるアセスメント 教科書 P23~37、レジュメ 教科書 P23~37 を一読しておく。 8 口腔ケアの必要性 教科書 P38~60、レジュメ 教科書 P38~60 を一読しておく。 口腔ケアの必要性をまとめておく。 9 口腔ケア 10 衣類の着脱 座位 一部介助 11 衣類の着脱 座位 全介助 12 衣類の着脱 ベッド上 パジャマ 13 衣類の着脱 ベッド上 寝巻き 演習「嚥下体操」 「巻綿糸の 作り方」「義歯の取り外し」 教科書 P61~72、レジュメ ビデオ「衣類着脱の介護」 演習「座位での片麻痺での 着脱の介護」 演習「座位での片麻痺での 着脱の介護」 教科書 P72~80、レジュメ 演習「ベッド上での着脱(パ ジャマ)」 演習「ベッド上での着脱(寝 巻き) 」 14 事例を通しての衣類の着脱の 介護 演習「課題事例を読んで介 護を実施する」 15 衣類の着脱技術の確認 事例について技術を確認 13 リネン類のたたみ方の手順を復習。 ベッドメイキングの手順を復習。 シーツ交換の手順を復習。 臥床者がいる場合のシーツ交換の手 順を復習。 義歯の取り扱いをまとめておく。 教科書 P61~72 を一読しておく。 座位での片麻痺での着脱の介護の手 順を復習。 教科書 P72~80 を一読しておく ベッド上での着脱(パジャマ)の介 護の手順を復習。 ベッド上での着脱(寝巻き)の介護 の手順を復習。 レポート「身じたくについて」 演習で行った事例について練習を行 う。 着脱に関する技術を確認しておく。 16 入浴・清潔保持の意義と目的 事故防止・異常時の対応 17 入浴介助におけるアセスメン ト バイタルサイン 18 爪の手入れ 19 20 清潔の保持 部分浴 手浴 での支援 清潔の保持 部分浴 手浴 での支援 足浴① 座位 演習「座位での手浴・足浴」 教科書 P234~238 を一読しておく。 ビデオ「手浴・足浴の方法」 足浴② 臥位 演習「臥位での手浴・足浴」 21 清潔の保持 部分清拭① 22 清潔の保持 全身清拭② 23 清潔の保持 洗髪① ケリーパッドの作成 24 25 26 27 28 29 教科書 P219~220 を一読しておく事 故防止・異常時の対応を整理してお く。 教科書 P221~222、レジュメ 教科書 P221~222、レジュ 入浴に関わる身体観察のポイントを メ まとめておく。 演習「爪の手入れ」ビデオ フットケアの重要性と爪の手入れの 「巻き爪・陥入爪」 「白癬菌」 ポイントをまとめておく。 教科書 P219~220、レジュ メ 清潔の保持 洗髪② 臥位利用者への支援 清潔の保持 洗髪③ ドライシャンプー アルコール洗髪 演習「部分清拭(石鹸・清 拭剤) 」 演習「全身清拭」モデル人 形使用 ビデオ「全身清拭の方法」 演習「簡易ケリーパッドの 作成」 ビデオ「洗髪の方法」 清拭剤について調べておく。 清拭の手順・ポイントを確認してお く。 教科書 P238~242を一読して おく。 演習「ベッド上の洗髪」 洗髪の手順・留意点をまとめておく。 演習「ドライシャンプー」 「アルコール洗髪」 洗髪以外で頭部を清潔にする方法を 調べておく。 バイタルサインについて確認してお く(正常値) 。入浴の効果、入浴時の 血圧の変化を調べておく。 演習「シャワー浴の介助」 浴槽の種類およびその特徴を調べて 「一般浴の介助」 おく。 入浴の介助 手順・留意点 ビデオ「入浴の介護」29 分 入浴の介助 個浴・シャワー 浴 入浴の介助 機械浴 入浴関連用具 入浴・清拭保持の介護の技術 の確認 演習「機械浴の介助」 入浴関連用具について調べておく。 演習「課題事例を読んで介 護を実施する」 入浴・清拭保持の介護の技術の確認 しておく。 レポート「入浴の意義について」 入浴・清拭保持の介護の技術の確認 しておく。 30 入浴・清拭保持の介護の技術 の確認 31 テスト 演習「課題事例を読んで介 護を実施する」 評価方法 期末試験50%、実技試験30%、レポート20% 詳細は第 1 回目の授業で説明する。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 手浴・足浴の効および留意点をまと めておく。 新・介護福祉士養成講座7 「生活支援技術 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 14 Ⅱ」 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 生活支援技術C 演 授業担当者 講 習 助 授業回数 時間数(単位) 30 60(2) 配当時期 前 期 師 手 たかはし ゆうじ しまぬき けいすけ 髙橋 島貫 雄二 圭介 授業回数 30 授業概要 介護福祉士の仕事の原点である、利用者の尊厳と自立(律)した生活を支えるために必要な移動 ならびに排泄の介護技術と知識を学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 利用者の状態に応じ,潜在能力を引き出し、自立に向けた適切な介護の技術と知識を身につけ る。 回数 授業内容 1 ガイダンス 自立を支える移動・移乗の 介護とは テキスト p92~94 テキスト p92~94 を事前に読 んで授業に臨むこと 2 移動・移乗におけるアセス メント テキスト p95~101 障害部位・間接可動域・良肢位 テキスト p95~101 を事前に読 んで授業に臨むこと 3 移動・移乗介護の基本的理 解 テキスト p102~107 ボディメカニクス テキスト p102~107 を事前に 読んで授業に臨むこと 4 体位変換におけるアセスメ ント ビデオ テキスト p107~108 を事前に 読んで授業に臨むこと 5 6 7 8 9 10 11 12 ベッド上での移動介助 仰臥位→側臥位 対面法 背面法 ベッド上での移動介助 平行移動 上方移動 ベッド上での移動介助 起き上がり→端座位→立位 安楽な体位・褥瘡予防 車いすへの移乗介助 端座位→車いす 一部介助 車いすへの移乗介助 端座位→車いす 全介助 車いすへの移乗介助 福祉用具活用 リフター・ スライディングボード 車いすの移動介助 基本操作・段差 授業方法教材等 基本介護技術第4巻 「移動の介護」 テキスト p118~124 テキスト p110~118 テキスト p125~133 テキスト p134~141 テキスト p142~153 テキスト p153~157 授業時間外の必要な学修 テキスト p118~124 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p110~118 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p125~133 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p134~141 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p142~153 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p153~157 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p162~165 テキスト p162~165 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p158~161 テキスト p158~161 を事前に 読んで授業に臨むこと 13 車いすの移動介助 坂道・エレベーター・グランド テキスト p158~161 大学敷地内散策 テキスト p158~161 を事前に 読んで授業に臨むこと 14 歩行介助 杖なし歩行介助 テキスト p166~171 テキスト p166~171 を事前に 読んで授業に臨むこと 15 歩行介助 杖歩行介助 テキスト p171~177 テキスト p171~177 を事前に 読んで授業に臨むこと 16 歩行介助 多点杖・歩行器・ウォーカ ーケイン テキスト p178~180 テキスト p178~180 を事前に 読んで授業に臨むこと 15 17 ガイダンス 自立を支える排泄の介護とは テキスト、プリント 演習グループ分け 18 排泄におけるアセスメト テキスト p264~275 19 排泄介護の基本的理解 ビデオ 基本介護技術第9巻 「排泄の介護」 20 21 22 23 24 25 26 27 排泄介助 車いす使用利用者への支援 排泄介助 ポータブルトイレ利用者へ の支援 排泄介助 採尿器利用者への支援 排泄介助 差し込み便器利用者への支援 排泄介助 パット交換 臥位利用者への支援 排泄介助 おむつ交換 立位可能な利用者への支援 排泄介助 おむつ交換 臥位利用者への支援 排泄介助 おむつ交換 臥位利用者への支援 テキスト p276~280 テキスト p280~283 テキスト p289~295 テキスト p289~295 テキスト p285~288 テキスト p283~284 テキスト p285~288 テキスト p285~288 28 排泄介助実技試験 実技試験・課題プリント 29 排泄介助実技試験 実技試験・課題プリント 30 排泄介護の基本的理解 ビデオ 基本介護技術第9巻 「排泄の介護」 31 期末試験 テキスト p264~275 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p264~275 を復習し て授業に臨むこと テキスト p276~280 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p280~283 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p289~295 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p289~295 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p285~288 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p283~284 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p285~288 を事前に 読んで授業に臨むこと テキスト p285~288 を事前に 読んで授業に臨むこと 事前に実技試験課題を練習し て授業に臨むこと 事前に実技試験課題を練習し て授業に臨むこと テキスト p264~275 を復習し て授業に臨むこと 評価方法 積極的な授業への取り組みを基に、期末試験60%、実技試験30%,小テスト10%(授業3回 に1度実施)その他、詳しくは初回授業で説明する。 ※ 欠席が 11 回以上に及ぶ場合、単位認定は行なわないものとする。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座7 「生活支援技術Ⅱ」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 16 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 生活支援技術D 演 授業担当者 講 習 助 授業回数 時間数(単位) 30 60(2) 配当時期 後 期 師 手 たかはし ゆうじ しまぬき けいすけ 髙橋 島貫 雄二 圭介 授業回数 30 授業概要 介護福祉士の仕事の原点である、利用者の尊厳と自立(律)した生活を支えるために必要な家事・食 事並びに睡眠の介護技術と知識を理解するとともに、終末期の介護について学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 利用者の状態に応じ,潜在能力を引き出し、自立に向けた適切な介護の技術と知識を身につける。 回数 授業内容 授業方法教材等 1 授業の概要及び進め方、成 績評価方法、講義受講上の 留意点を説明 テキスト、プリント 2 食事の意義と目的 テキスト p188~192 テキスト p188~192 を事前 に読んで授業に臨むこと 3 自立を支える食事の介護と は ビデオ 基本介護技術第8巻 「食事の介護」 復習した後に授業に臨むこ と 4 食事におけるアセスメント テキスト p193~195 テキスト p193~195 を事前 に読んで授業に臨むこと ビデオ こうすれば食べられる 第1巻 「嚥下のメカニズムと嚥下障 害」 ビデオ こうすれば食べられる 第2巻 「嚥下障害の観察と訓練法」 ビデオ こうすれば食べられる 第3巻 「高齢者へのアプローチ」 授業時間外の必要な学修 復習した後に授業に臨むこ と 5 嚥下のメカニズム 6 嚥下障害の観察 7 嚥下障害者の食事介助 8 食事介護の準備 姿勢 テキスト p195~198 9 脱水の予防 水分補給 テキスト p206~207 10 食事における自助具 テキスト p198 プリント 11 食事介助 座位 演習 各自食事を持参して実際 に介助し食事を摂取する テキスト p197~200 を復習 して授業に臨むこと 12 食事介助 ベッド上 演習 各自食事を持参して実際 に介助し食事を摂取する テキスト p200~206 を復習 して授業に臨むこと 13 食事介助 ベッド上 演習 各自食事を持参して実際 に介助し食事を摂取する テキスト p200~206 を復習 して授業に臨むこと 14 食事介助 視覚障害者 演習 各自食事を持参して実際 に介助し食事を摂取する テキスト p200~206 を復習 して授業に臨むこと 17 復習した後に授業に臨むこ と 復習した後に授業に臨むこ と テキスト p195~198 を事前 に読んで授業に臨むこと テキスト p206~207 を事前 に読んで授業に臨むこと テキスト p209 を事前に読ん で授業に臨むこと 15 食事介助 16 介護現場における食事介護 17 介護現場における食事介護 18 睡眠の意義と目的・アセス メント 演習 各自食事を持参して実際 に介助し食事を摂取する グループワーク実習で体験した 食事に関する介助技術を実施する グループワーク実習で体験した 食事に関する介助技術を実施する テキスト p322~327 プリント 19 睡眠における介護技術 テキスト p328~336 20 睡眠と薬・昼夜逆転者への 対応 テキスト p345~351 21 終末期の意義と介護の役割 テキスト p354~361 22 終末期における介護技術 テキスト p361~378 23 グリーフケア DVD「突然、夫が末期ガンと 宣告された、家族の100日戦 争」 24 現場における終末期介護 グループワーク 25 現場における終末期介護 グループワーク 26 食事介助技術試験 実技試験課題提示・練習 27 食事介助技術試験 実技試験・課題プリント 28 食事介助技術試験 実技試験・課題プリント 29 全体のまとめ テキスト・プリントにより全体 をまとめる 30 睡眠における介護技術 テキスト p328~336 31 期末試験 嚥下困難者 テキスト p200~206 を復習 して授業に臨むこと 実習時の資料を整理して授 業に臨むこと 実習時の資料を整理して授 業に臨むこと テキスト p322~327 を復習 して授業に臨むこと テキスト p328~336 を事前 に読んで授業に臨むこと テキスト p345~351 を事前 に読んで授業に臨むこと テキスト p345~351 を事前 に読んで授業に臨むこと テキスト p345~351 を事前 に読んで授業に臨むこと 事前に提示する課題レポー トをまとめて授業に臨むこ と 実習時の資料を整理して授 業に臨むこと 実習時の資料を整理して授 業に臨むこと テキスト p200~204 を復習 して授業に臨むこと 実技試験課題を練習して授 業に臨むこと 実技試験課題を練習して授 業に臨むこと テキスト p328~336 を事前 に読んで授業に臨むこと 評価方法 積極的な授業への取り組みを基に、期末試験60%、実技試験30%,小テスト10%(授業3回に 1度実施)その他、詳しくは初回授業で説明する。 ※ 欠席が 11 回以上に及ぶ場合、単位認定は行なわないものとする。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座7 「生活支援技術Ⅱ」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 18 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 生活支援技術E 演習 授業担当者 准教授 もてき みつよ 茂木 光代 授業回数 時間数(単位) 配当時期 授業回数 30 60(2) 後期 30 授業概要 介護を必要とする利用者の自立に向けてのよりよい介護とは何かを考えながら、利用者の心身状態・状況を 理解し、その障害内容やレベルに応じた適切な介護方法を学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 1. 利用者の状態・状況に応じた介護技術とは何かを理解する。 2. 利用者の状態・状況を把握する観察の視点を習得する。 3. 利用者の状態・状況に応じた生活・環境を理解し、自立のための適切な介護技術を考えることができる。 回数 授業内容 1 利用者の状態・状況に応じた介護 技術とは何か テキストp1~8 学生全員に担当を決め、各障害に応じた 介護についてのレポートを発表する。 2 視覚障害に応じた介護① テキスト P10~24 担当学生レポー ト 演習「視覚障害者の生活上の不便を 考える」 VHS テキスト P10~24 を一読しておく。 担当学生は「視覚障害に応じた介護」を レポート。 3 視覚障害に応じた介護② 演習:視覚障害者の誘導の基本 ブラインドウォーク体験 視覚障害者の誘導の仕方を復習してお く。 高齢者に多い眼疾患を確認しておく。 4 聴覚・言語障害に応じた介護① テキスト P27~46 担当学生レポー ト 演習「聴覚・言語障害者の生活上の 不便を考える」 DVD テキスト P28~51 を一読しておく。 担当学生は「聴覚障害に応じた介護」を レポート。 5 聴覚・言語障害に応じた介護② 演習「聴覚・言語障害者のコミュニ ケーション手段」 聴覚・言語障害者のコミュニケーション 手段をあげ、それぞれの内容と特徴をま とめておく。 6 盲ろうに応じた介護① テキスト P48~58 担当学生レポー ト テキスト p48~58 を一読しておく 7 盲ろうに応じた介護② 演習「盲ろう者コミュニケーショ ン」 ピアカウンセリングとはどういうこと か整理しておく。 8 運動機能障害に応じた介護① テキスト P60~91 担当学生レポー ト テキスト p60~91 を一読しておく 9 運動機能障害に応じた介護② 10 内部障害: 心臓機能障害に応じた介護① 11 心臓機能障害に応じた介護② 12 内部障害: 腎機能障害に応じた介護① 13 腎機能障害に応じた介護② 14 内部障害: 呼吸器機能障害に応じた介護① 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 日常生活動作を助ける自助具について 演習「食事に関する自助具を体験」 復習しておく。 「いろいろなポータブルトイレ 高齢者に多い運動機能障害を起こす疾 を比較する」 患をまとめておく。 テキスト p 94~102 を一読しておく。 体循環・肺循環、刺激伝導系のしくみを テキスト p 94~102 担当学生レポー 確認。 ト 担当学生は「心臓機能障害に応じた介 護」をレポート。 演習「塩分制限の調理法・塩分制限 減塩の工夫をまとめておく。 のある食事」 植え込み型除細動器、ペースメーカー使 用時の日常生活の留意点を復習。 テキスト P P104~111 を一読しておく。 テキスト P104~111 担当学生レポ 担当学生は「腎臓機能障害に応じた介 ート 護」をレポート。 血液透析と腹膜透析の日常生活の留意 演習「透析患者の事例」 点を復習。 テキストp113~122 を一読しておく テキスト P113~122 学生担当者レ 担当学生は「呼吸器機能障害に応じた介 ポート演習「呼吸法」 護」をレポート。 19 15 呼吸器機能障害に応じた介護② 演習「人工呼吸療法・酸素療法を行 っている利用者の事例」 人工呼吸療法・酸素療法を行っている利 用者の介護の留意点をまとめておく。 16 内部障害: 膀胱・直腸機能障害に応じた介護 ① テキスト P124~133 担当学生レポ ート テキスト P124~133 を一読しておく。 担当学生は「呼吸器機能障害に応じた介 護」をレポート。 17 膀胱・直腸機能障害に応じた介護 ② 演習「ストーマ装具を使用している 事例」 市販されているストーマ装具の種類と 特徴、皮膚保護剤の種類と特徴を調べる 18 内部障害: 肝臓能障害に応じた介護① テキスト p135~141 担当学生レポ ート テキスト p135~141 を一読しておく 担当学生は「肝臓機能障害に応じた介 護」をレポート。 19 肝臓能障害に応じた介護② 演習「健康診断結果から考えよう」 肝臓のしくみ・機能を復習。 肝臓の検査と検査数値を理解する 20 知的障害に応じた介護① テキスト P146~158 担当学生レポ ート テキスト p146~158 一読しておく 担当学生は「知的障害に応じた介護」を レポート 21 知的障害に応じた介護② 演習「テキストp160 のロールプレ イを行う」 重度の知的障害について調べる 22 精神障害に応じた介護① テキスト p161~173 担当学生レポ ート 23 精神障害に応じた介護② 演習「活用できる地域サービス」 「うつ病の介護の事例」 24 高次機能障害に応じた介護① テキスト p176~192 担当学生レポ ート 25 高次機能障害に応じた介護② 演習「左半側空間無視の利用者の事 例」 「失行のある利用者の事例」 26 発達障害に応じた介護① テキストp194~210 担当学生レポ ート 27 発達障害に応じた介護② 演習「発達障害の世界の体験」 28 重症心身障害に応じた介護① 演習「重症心身障害のコミュニケー ション」 29 認知症のある人に応じた介護① テキストp 224~230 レポート 30 認知症のある人に応じた介護② 演習「テキスト P232 の異食事例、 P237 の徘徊事例」 31 まとめ 学生担当者 テキスト p161~173 を一読しておく 担当学生は「精神障害に応じた介護」を レポート 活用できる社会資源を調べる 統合失調症、うつ病についての介護をま とめる テキスト p176~192 を一読しておく 担当学生は「高次機能障害に応じた介 護」をレポート 高次脳機能障害がなぜ社会的支援体制 が必要か考える 高次脳機能障害とはどのような障害か まとめておく テキストp194~210 を一読しておく 担当学生は「知的障害に応じた介護」を レポート 高機能自閉症、ADHD、LD の特徴と日常 生活の対応をまとめておく テキスト p214~221 を一読しておく 担当学生は「重症心身障害に応じた介 護」をレポート 非言語的コミュニケーションを使った 意思の疎通の方法を整理しておく テキスト p224~230 を一読しておく 担当学生は「認知症のある人に応じた介 護」をレポート 認知症の介護の基本視点をまとめてお く。 評価方法 テスト60%、レポート40% 詳細は第1回目の授業で説明する 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 参考書 新・介護福祉士養成講座8「生活支援技術Ⅲ」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 20 書 名 著者名 発行社 価 格 最新介護福祉全書別巻1 医学一般 山口 昇 メヂカルフレンド社 2,415円 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 介護過程(総論) 演 授業担当者 もてき 習 みつよ 准教授 茂木 光代 授業回数 時間数(単位) 配当時期 授業回数 15 30(1) 前期 15 授業概要 他の科目で学習した知識や技術を統合し、介護過程の展開ができる思考能力を身につける。 介護を必要とする人のその人らしいよりよい生活を目指して、課題を把握し、目標を定め、必要とされ る支援を導くという「介護過程」の展開ができるよう基本的な概念を学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 1. 介護過程とは個々のニーズを的確に把握し、計画的に介護を実践・評価することの連続であることを 理解する。 2. 介護の知識・技術は、介護過程の中で介護を必要とする人の能力に合わせて活用するものであること を理解する。 3. すべてのケアの方法や手順には根拠があることを理解する。 回数 1 2 授業内容 介護過程とは ①介護過程の意義と目的 ②介護過程展開のプロセス 1.生活支援の考え方と介護 過程の必要性 2.ICFとは 授業方法教材等 ガイダンス テキスト 演習: 事例検討 テキスト プリント 演習:事例検討 授業時間外の必要な学修 テキストP2~9 を一読しておく テキスト P10~17 を一読しておく。 3 アセスメントの方法 ①アセスメントとは ②介護におけるアセスメン トの重要性 テキスト プリント 4 アセスメントの方法 ①情報収集の意義と目的 ②情報収集の方法 テキスト プリント 5 アセスメントの方法 情報の解釈と分析(解釈・関 連づけ・統合化) 演習: 事例を用いて課題を抽出す るための過程である、解釈、 テキスト P29~32 を一読しておく。 関連づけ、統合化の方法に ついて学ぶ 6 アセスメントの方法 課題の明確化 演習:事例を用いてアセス メントを行い、課題を 抽出する アセスメントの流れについてまとめ ておく 7 アセスメントの実際① 演習:事例を用いてアセス メントを行う 課題事例に対しアセスメントを実施 してくる。 8 アセスメントの実際② 演習:事例を用いてアセス メントを行う 課題事例に対しアセスメントを実施 してくる。 9 アセスメントの実際③ 演習:事例を用いてアセス メントを行う 課題事例に対しアセスメントを実施 してくる。 テキスト P18~20 を一読しておく。 テキスト P20~28 を一読しておく。 21 10 11 計画の立案 ①個別援助計画とは ②目標の設定 ③具体的支援内容の決定 実施 ①実施のための準備 ②実施の際の留意点 ③実施の記録 テキスト 演習:事例を基に計画の立 案について学ぶ テキストP48~57 を一読しておく 目標の優先順位の決定についての考 え方をまとめておく テキスト テキスト 61~71 を一読しておく 実施の際の留意点についてまとめて おく 12 個別援助計画の実際① 演習:事例を用いて個別援 助計画を作成 事例について、各自が作成した計画に ついて振り返る 13 個別援助計画の実際② 演習:事例を用いて個別援 助計画を作成 事例について、各自が作成した計画に ついて振り返る 14 個別援助計画の実際③ 演習:事例を用いて個別援 助計画を作成 事例について、各自が計画について振 り返る 15 評価と記録 ①評価の意義と目的 ②評価の内容 ③評価の際の留意点 ④チームケアと記録の活用 テキスト テキスト 73~90 を一読しておく 評価のプロセスについてまとめてお く 16 試験 評価方法 期末試験 60%、事例課題 30%、授業への参加態度 10% 教科書 書 名 新・介護福祉士養成講座9 「介護過程」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) 参考文献 書 名 最新介護福祉全書7介護過程 著 者 石野育子 発行所 メヂカルフレンド社 価 格 3,045円 22 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 介護過程(各論A) 演 授業回数 時間数(単位) 30 60(2) 授業担当者 もてき 習 みつよ 准教授 茂木 光代 配当時期 前 授業回数 期 30 授業概要 個々の介護ニーズを的確に把握し、計画的に介護を実践・評価していく科学的な問題解決法である介護 過程を理解する。 利用者の生活の質の向上に向けて、生活上の課題を把握し、それを解決していくために必要な介護のあ り方を個別に分析し、計画を立案・実施・評価していく介護過程を演習等を通して理解する。 授業終了時達成課題(達成目標) (1)利用者理解に努め、その人のもつニーズを把握することができる (2)事例を用いて介護過程を展開することにより、介護過程の目的と効果を理解する (3)介護過程の展開に必要な知識と技術を身につけ、専門職の一員として他職種との連携が図ることが できる 回数 1 2 3 4 授業内容 1.介護過程の実践的理解 2.介護過程の展開を支える視点 ①要介護状態に至る要因と介護展 開モデル 6 授業時間外の必要な学修 プリント 演習:事例を用いて「介護 の実践」を見直す ②認知症介護の基本理解 朝起きてから就寝までの自分の ③生活行為の分析的理解 ④生活行為の分析的理解の実践 プリント 生活行為を順を追って書き出し ておく 1.介護記録の種類と基本的な文章 5 授業方法教材等 の書き方 ・介護用語の説明 プリント 演習: 2.プロセスレコードについて ①ジェノグラムについて 3.セラピューティック・レクリエ ②プロセスレコードの記入 ーション ③セラピューティックレク レクリエーションに関する資 料・材料を準備して授業に臨む こと リエーションの実際 7 アセスメントの実際 事例:夫との在宅生活を望むTさ 8 9 10 11 12 んの生活支援 演習:事例検討 アセスメントシートへの記 入後、グループでの検討・、 おく ニーズの抽出を行う アセスメントの実際 演習:事例検討 事例:自宅で夫との生活を継続し アセスメントシートへの記 ているYさん テキストP95~104 を一読して テキストP105~113 を一読して 入後、グループでの検討・、 おく ニーズの抽出を行う アセスメントの実際 演習:事例検討 事例:グループホームで生活する アセスメントシートへの記 Hさん 入後、グループでの検討・、 ニーズの抽出を行う 23 テキストP123~132 を一読して おく。また、グループホームに ついて調べておく 13 「介護過程」展開の実際 事例:介護老人福祉施設で生活す るOさん 14 15 「介護過程」展開の実際 事例:介護老人保健施設で生活す 16 るSさん 演習:事例検討 テキストP142~154 を一読して 個別援助計画までの記入 おく。 後、グループでの検討を行 介護老人福祉施設について調べ う ておく 演習:事例検討 テキストP155~169 を一読して 個別援助計画までの記入 おく 後、グループでの検討を行 介護老人保健施設について調べ う ておく 17 介護実習ⅡAにおける介護過程の 介護実習ⅡA「介護過程」 実習時の記録を整理して授業に 18 課題 記録用紙 臨むこと 19 介護実習ⅡA実習事例検討 介護実習ⅡAで実施した 実習時の記録を整理して授業に 20 「情報」のまとめ 「介護過程」記録用紙 臨むこと 21 介護実習ⅡA実習事例検討 介護実習ⅡAで実施した 実習時の記録を整理して授業に 22 「アセスメント」まとめ 「介護過程」記録用紙 臨むこと 23 介護実習ⅡA実習事例検討 24 「介護計画の立案」 25 介護実習ⅡA実習事例検討 26 「介護計画の立案」 介護計画表作成 介護計画表作成 介護実習ⅡA実習事例から 27 介護実習ⅡA実習事例発表 28 の介護計画をグループ内で 発表する 29 30 介護実習Ⅰにおける介護過程の課 介護実習Ⅰ「介護過程」記 題 録用紙 実習時の記録を整理して授業に 臨むこと 実習時の記録を整理して授業に 臨むこと 介護実習ⅡA実習事例からの介 護計画をまとめておく 居宅介護アセスメント事例テキ スト p95~104 を予習して授業 に臨むこと 評価方法 介護実習ⅡAの介護過程記録および介護計画表 50%、演習課題・レポート 50%, ※ 欠席 11 回以上に及ぶ場合、単位認定は行なわないものとする。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座9 「介護過程」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 24 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 介護過程(各論B) 演 習 授業担当者 講 しばた ゆうこ 師 芝田 郁子 授業回数 時間数(単位) 配当時期 授業回数 30 60(2) 後 期 30 授業概要 人の生活は、その人なりの生活歴、価値観、人とのかかわりなどが複雑に絡み合って成り立ってい ます。そのような利用者の生活継続を可能にするための、介護過程の展開について学び、事例研究と してまとめる授業です。 1)介護過程とケアマネジメントの関係性を理解する。 2)チームアプローチにおける介護福祉士の役割を理解する。 3)利用者のさまざまな生活を、介護過程の事例展開を通じて理解する。 4)実習で展開した介護過程を事例研究としてまとめ発表し、研究的視点および技法を理解する。 授業終了時達成課題(達成目標) チームアプローチにおける介護福祉士の役割と重要性を理解するとともに、かけがえのない人生に 寄り添った支援を行なう介護福祉士だからこそ知ることができる「生活することの意味」や「人生の 尊さ」を把握・理解し、実践の場で介護過程を展開できる基本的能力を身につけること。また、実習 で展開した介護過程を事例研究としてまとめ発表する力を身につけることを目標とする。 回数 授業内容 1 授業内容・評価方法につい て説明 個別援助計画とケアプラ ンの関係性 テキスト p98~110 テキスト p98~110 を一読して おく 2 チームアプローチにおけ る介護福祉士の役割 テキスト p111~120 テキスト p111~120 を一読し ておく 事例のまとめ方について 資料:今後の事例研究の日程 研究事例 前期の「介護過程(各論 A)」 で配布したプリントを復習し 授業に臨むこと 介護実習ⅡBにおける介 護過程の課題 前期実習時の記録を整理して 資料:介護実習ⅡB「介護過程」 授業に臨むこと 自分の研究テーマを考えてお 記録用紙 く 介護実習ⅡB実習事例検 討 記録のまとめ 介護実習ⅡBで実施した「介護 過程」記録用紙 実習時の記録を整理して授業 に臨むこと 介護実習ⅡB実習事例検 討 介護実習ⅡBで実施した「介護 過程」記録用紙 実習時の記録を整理して授業 に臨むこと 介護実習ⅡB実習事例検 討 介護実習ⅡBで実施した「介護 過程」記録用紙 実習時の記録を整理して授業 に臨むこと パワーポイント操作につ いて ゲストスピーカー 写真データ等を準備して授業 に臨むこと 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 授業方法教材等 25 授業時間外の必要な学修 15 16 事例発表会パワーポイン ト作成 介護実習ⅡBで実施した「介護 過程」記録用紙 事前にパワーポイントの構成 を考えて授業に臨むこと 抄録作成 事例発表原稿作成 資料:事例研究発表について 実習時の記録を整理して授業 に臨むこと 事例研究発表会準備 担当者の確認、発表練習 事例研究発表原稿を準備して 授業に臨むこと 事例研究発表会 パワーポイントによる個人発 表 事前に抄録を予習して授業に 臨むこと 介護実習ⅡB 実習事例検討 事例研究集録作成 介護実習ⅡBで実施した「介過 程」記録用紙、発表原稿 事例研究集録原稿を準備し授 業に臨むこと 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 評価方法 積極的な授業への取り組みを基に、修了集録原稿60%、事例発表20%、抄録10%、 受講態度10%詳しくは初回授業で説明する。 教科書 書 名 新・介護福祉士養成講座9 「介護過程」 著者名 介護福祉士養成講座編集委員会 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) 26 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 介護総合演習 演 習 時間数(単位) 30 60(2) 配当時期 通 ゆうこ も て き み つ よ 准教授 茂木 光代 講 授業回数 しばた 師 芝田 郁子 年 師 たかはし 髙橋 ゆうじ 雄二 授業回数 30 授業概要 介護実習の意義や実習先の理解、具体的な記録方法や実習の総括など実習に向けた総合的な授業と する。 授業終了時達成課題(達成目標) 介護実習と組み合わせ、介護福祉士としての基礎となる知識と技術を効果的に身につける。 回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 授業内容 介護実習の意義と目的 (髙橋) 介護実習種類 (芝田) 実習先の概要 介護実習 Ⅱ対象介護施設(芝田) 特別養護老人ホーム 実習先の概要 介護実習 Ⅱ対象介護施設(芝田) 介護老人保健施設 障害者支援施設 実習手続き、 事前学習について(髙橋) 介護実習前後の流れ 実習に必要な記録物につ いて(髙橋) 実習準備 実習目標・ 実習記録の書き方 (髙橋) 事前学習(高橋) 感染予防と実習中の健康 管理(茂木) 介護実習ⅡAの振り返り 実習反省会準備(高橋) 介護実習ⅡA反省会 (茂木) 実習先の概要 介護実習 Ⅰ対象居宅介護事業所 (芝田) 実習準備 実習目標・事前学習(髙橋) 実習準備・事前学習 (茂木) 15 前期末試験(芝田) 16 実習準備・事前学習 (高橋) 授業方法教材等 テキスト p14~21 テキスト p22~42 授業時間外の必要な学修 テキスト p2~21 を事前に読ん で授業に臨むこと テキスト p22~42 を事前に読 んで授業に臨むこと テキスト p82~87 テキスト p82~87 を事前に読 んで授業に臨むこと テキスト p88~94、p111~120 テキスト p88~94、p111~120 を事前に読み授業に臨むこと 実習の手引き テキスト p44~70 実習の手引き テキスト p44~70 を事前に読 んで授業に臨むこと 実習時使用資料配布、 実習の手引き、プリントにより 日誌の記入について説明 実習施設の概要を調べ授業に 臨むこと 実習時使用資料、実習の手引き 実習施設の概要を調べ授業に 臨むこと 講義・資料 実習時使用資料配布、 実習の手引き 実習時使用資料、 実習の手引き 実習に関する資料を整理して 授業に臨むこと グループで発表内容を整理し て授業に臨むこと テキスト p72~81、p95~110 を事前に読んで授業に臨むこ と 実習施設の概要を調べ授業に 臨むこと 実習施設の概要を調べ授業に 臨むこと 実習時使用資料、 実習の手引き 実習施設の概要を調べ授業に 臨むこと グループワーク 実習体験発表 テキスト p72~81、p95~110 27 17 介護実習Ⅰの振り返り 実習反省会準備(高橋) グループワーク 18 介護実習Ⅰ反省会(茂木) 実習体験発表 実習準備 諸注意 実習目標・事前学習(髙橋) 帰校日指導 (高橋) 帰校日指導 (高橋) 帰校日指導 (高橋) 介護実習ⅡBの振り返り 実習反省会準備(高橋) 介護実習ⅡB反省会 (茂木) 事例研究について (芝田) 事例研究について (芝田) 事例研究について (芝田) 日誌整理 (髙橋) 日誌整理・回収・確認 (髙橋) 介護福祉士と専門職団体 (高橋) 実習時使用資料配布、実習の手 引き 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 グループワーク グループワーク グループワーク グループワーク 実習体験発表 演習 演習 演習 演習 演習 実習の記録を整理して授業に 臨むこと グループで発表内容を整理し て授業に臨むこと 実習の手引きを予習して授業 に臨むこと 実習日誌と介護過程記録を整 理して授業に臨むこと 実習日誌と介護過程記録を整 理して授業に臨むこと 実習日誌と介護過程記録を整 理して授業に臨むこと 実習に関する資料を整理して 授業に臨むこと グループで発表内容を整理し て授業に臨むこと 実習における介護過程の資料 を整理して授業に臨むこと 実習における介護過程の資料 を整理して授業に臨むこと 実習における介護過程の資料 を整理して授業に臨むこと 介護実習の関係資料を整理し 授業に臨むこと 介護実習の関係資料を整理し 授業に臨むこと 講義・資料 後期末試験(芝田) 評価方法 積極的な授業への取り組みを基に、前期末試験40%、後期末試験40%、レポート10%、 授業における発言10% 詳しくは初回授業で説明する。 ※実習に関する科目のため5分の1以上の欠席(6回以上)に及ぶ場合、単位認定は行なわないも のとする。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座10 「介護総合演習・介護実習」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円 28 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 介護実習 実 習 時間数(単位) 配当時期 225(5) ゆうこ もてき みつよ 准教授 茂木 光代 講 授業回数 しばた 師 芝田 郁子 通 師 たかはし 髙橋 ゆうじ 雄二 授業回数 年 授業概要 (1)介護実習Ⅰでは、5日間(37.5時間)の実習を以下の居宅介護事業所において実施する。 訪問介護事業所、通所介護事業所、小規模多機能型居宅介護事業所、認知症対応型共同生活介護事業所 (2)介護実習Ⅱでは、ⅡA10日間とⅡB15日間の実習(合計25日間・187.5時間)を以下の 介護施設において実施する。 介護老人福祉施設、介護老人保健施設、救護施設、障害者支援施設 ※1日あたりの実習時間は最低7.5時間を実施する。 授業終了時達成課題(達成目標) 様々な生活の場での個別ケアを理解し、利用者・家族とのコミュニケーションの実践、介護技術の確認、 他職種協働や関係機関との連携を通じて、チームケアにおける介護福祉士の役割について理解する。 また、介護過程を展開することにより、他科目で学習した知識や技術を総合した実践力を習得する。 授業の日程と各回のテーマ・内容・授業方法 (1)介護実習Ⅰ 5日間(37.5時間) 地域社会で暮らす高齢者や障害者が、居宅介護事業所の利用に際してもその人らしさを維持しながら 生活する状況を実際に体験し、利用者の理解を図る。また、在宅介護事業所の機能や生活支援技術を 学ぶ。 [達成課題] ・介護を要する利用者の日常生活や生活環境、疾病、障害を理解する。 ・利用者、家族と積極的にコミュニケーションを図ることができる。 ・基本的な生活支援技術を学び、身につける。 ・介護福祉士の基本的な業務の役割、介護の必要性や根拠について理解する。 ・基本的な記録が作成できる。(実習日誌) ・居宅介護事業所の役割を知り、家族や地域との関わりを理解する。 (2)介護実習Ⅱ (ⅡA10日間・ⅡB15日間 合計25日間・187.5時間) ⅡA10日間においては、施設における基本的な生活支援技術の習得及び「介護過程」 (総論)(各 論A)で学んだ介護過程(思考・介護プロセス)を実際の利用者を受け持ち、情報を収集して アセ スメントまでを実施する。 ⅡB15日間においては、ⅡAをふまえて介護過程(思考・介護プロセス)を実際の利用者を受け 持ち、情報を収集、 アセスメント、介護計画立案、計画実施、再評価を行うことにより介護過程の 一連の流れを実施する。 [達成課題] ・利用者個々の生活リズムや個性に応じた生活支援のあり方を理解する。 ・介護過程の展開を継続的に実践し、それを介護事例研究としてまとめる。 ・施設におけるチームケアと介護福祉士としての介護実践について理解する。 ・早番・遅番夜勤等の変則勤務を体験し、利用者の24時間の生活や介護業務を理解する。 ・介護福祉士としての自覚と専門性を持ち、介護観の確立を目指す。 評価方法 実習先の評価を基に総合評価する。詳しくは「介護総合演習」の初回授業時に説明する。 参考書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座10 「介護総合演習・介護実習」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 29 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 しばた 発達と老化の理解 講 講 義 師 しが 非常勤講師 志賀 授業回数 時間数(単位) 15 30(2) 配当時期 後 ゆうこ 芝田 郁子 のりあき 令明 授業回数 期 15 授業概要 代表的な人間発達の視点を学び、老化の生物的、社会的、心理的意味を考える 授業終了時達成課題(達成目標) ①発達の基本的視座を理解できる ②老化の機構と意味を理解できる 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 テキスト・参考書 (参考書は必須ではない) 1 発達とは 2 精神分析と発達 〃 〃 3 エリクソンの発達観 〃 〃 4 老化と老年期 〃 〃 5 老年期の発達課題 〃 〃 高齢者のこころの問題と精神障害 テキスト予習 認知症の理解(総論)で学ん だ基礎知識を整理しておく 6 教科書p82~90 認知症、老年期うつ病、統合 失調症、せん妄の違いをまと める 7 8 9 老化と身体機能の変化と日常生活 教科書p94~110 レポート ① 演習:高齢者疑似体験 高齢者疑似体験 老化と身体機能の変化と日常生活 ② 老化と知的機能の変化と日常生活 教科書p111~126 教科書p129~135 高齢者の疾患と特徴 10 高齢者の訴えの特徴① 教科書p124~125 の表 4-3 を理解し、覚える 認知機能に関わる用語を整 理する 「健康日本21」について調 教科書p140~153 べる。健康寿命とは何かまと めておく。 11 12 高齢者の訴えの特徴② 高齢者に多い病気と留意点① 教科書p153~164 教科書p167~202 高齢者に多い病気と留意点② 13 高齢者に多い訴えとその対 応を整理しておく 生活習慣病について調べる 口腔ケア、フットケア、補聴 教科書p203~215 器についてまとめておく 高齢者に多い感覚器の病気 の特徴をまとめる 30 高齢者に多い病気と留意点③ 14 教科書p215~242 演習:呼吸訓練 高齢者に多い病気と留意点④ 15 保健医療職との連携 教科書p242~276 演習:連携の事例 16 試験 評価方法 期末試験80% 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 参考書 書 名 著者名 発行所 価 格 課題・レポート20% 新・介護福祉士養成講座11「発達と老化の理解」 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 人間理解の心理学 志賀令明 新曜社 2,268円(税込) 31 高齢者に多い呼吸器、腎・泌 尿器、婦人科系、消化器系の 病気の特徴をまとめる 高齢者に多い循環器、脳・神 経系の病気、および感染症の 特徴をまとめる 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 認知症の理解(総論) 講義 しばた ゆうこ た ご ひさお 師 芝田 郁子 非常勤講師 田子 久夫 (磐城舞子浜病院名誉院長) 授業回数 時間数(単位) 配当時期 授業回数 15 30(2) 前期 15 授業概要 認知症に関する医学的知識や、認知症に伴うこころとからだが日常生活に及ぼす影響について 理解し、認知症のある人の介護・支援するための基礎知識を習得することを目的とする。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.認知症の原因となる疾病と検査・治療・予防が理解できる。 2.認知症の人の行動・心理状態を理解する。 3.認知症の症状について学び 間違えられやすい症状との区別を考えられることができる 4.認知症の人のケアができる。 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 講義中心であるが、グループワー 1 授業の進め方・評価方法 ク等を通じて認知症を理解する 認知症理解への導入(芝田) DVD「認知症の人といっしょに生 DVD「認知症の人といっしょに生 きる」第 1 部の感想 きる」第 1 部(20 分) 2 3 4 5 6 7 認知症とは何か(田子) パワーポイント・プリント (田子) 教科書p4~9 認知症の診断(田子) パワーポイント・プリント 教科書p9~12 認知症のおもな原因疾患と パワーポイント・プリント 治療 教科書p13~24 (田子) 認知症の評価スケール パワーポイント・プリント (田子) 教科書p24~29 認知症の予防(田子) 認知症の人の物語を理解す る 9 教科書p3~4 認知症類似の状態 認知症の人の心理 8 パワーポイント・プリント (芝田) パワーポイント・プリント 教科書p30~34 教科書 p35~38 DVD「頭の中の消しゴム」を紹介 次回のテキストを予習 次回のテキストを予習 次回のテキストを予習 次回のテキストを予習 次回のテキストを予習 次回のテキストを予習 DVD を見て喪失体験や認知症が その人に与える影響を考えてみ よう。 認知症の人の心理的特徴 教科書 p38~40 認知症によく見られる心理的特 (芝田) 演習:事例 徴 6 つについてまとめる 教科書 p40~42 10 認知症の経過別特徴 グループ毎にアルツハイマー型 認知症の進行段階におけるケア (芝田) 認知症の段階ごとの特徴をレポ 視点をまとめる ート・発表 32 11 認知症の行動・心理症状 DVD「認知症の症状と理解」20 分 認知症の行動・心理症状への 教科書P42~56 対応① DVD「折り梅」を紹介 (芝田) 問題行動、行動障害、行動・心 理症状というとらえ方の違いを 整理しておく 教科書 p42~56 12 認知症の行動・心理症状への 演習:事例(徘徊・攻撃的行為・ 事例から学んだ対応についてま 対応②(芝田) 不潔行為・異食・昼夜逆転・妄想・ とめておく 幻覚など) 13 14 15 16 認知症の人のコミュニケー 教科書P57~62 ション(芝田) 演習:事例 認知症の人への心理的アプ 教科書p62~75 ローチ (芝田) DVD「認知症の支援」20分 認知症の介護者の心理 (芝田) ミュニケ―ションの有効性を考 える 認知症の非薬物療法にはどのよ うなものがあるか、また、その 内容をまとめる。 レポート「あなたは介護ストレ 教科書P75~79 スにどのように対応すればよい と考えますか」 テスト 評価方法 期末試験80%、課題・レポート20%、 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 認知症の人に対する非言語的コ 介護福祉士養成テキスト15 認知症の理解 長谷川和夫 編著 建帛社 2,376円(税込) 参考書 書 名 事例で学ぶ認知症介護 発行所 中央法規出版 価 格 1,728円(税込) 書 名 図表で学ぶ認知症の基礎知識 発行所 中央法規出版 価 格 2,376円(税込) 書 名 痴呆の人の思い、家族の思い 発行所 中央法規出版 価 格 1,728円(税込) 33 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 講 認知症の理解(各論) 講 しばた ゆうこ た ご ひさお 師 芝田 郁子 非常勤講師 田子 久夫 (磐城済生会舞子浜病院) 義 かきぬま みつる 非常勤助教 柿 沼 充 (りんごの里指定居宅介護支援事業所 ) 授業回数 時間数(単位) 15 30(2) 配当時期 後 期 授業回数 15 授業概要 認知症の介護にはその言動の背景を理解しなければならない。根拠に基づいた対応を学び、また、介護 者が認知症を理解していない場合や介護を一人で抱え込んでいる場合に、虐待や不適切な介護が生じやす い。認知症ケアは認知症の人だけでなく、その家族への支援が不可欠である為、その点ついても学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.認知症の人の特徴的な心理と行動を理解する。 2.家族への支援のあり方を学ぶ。 3.昨日の変化と日常生活への影響が理解できる。 4.地域のサポート体制を学ぶ。 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 1 認知症が及ぼす心理的影響(田子) パワーポイント使用 プリント 教科書を事前に読んでおく 2 認知症が及ぼす心理的影響(田子) パワーポイント使用 プリント 教科書を事前に読んでおく 3 認知症ケアの歴史と理念(芝田) 4 認知症ケアの基本的考え方(芝田) 5 オリエンテーション 認知症の理解 ①高次脳機能障害の復習 ②認知症の中核症状の理解と復習 (柿沼) 6 認知症の人に対する理解 ①認知症に伴う心理を理解 ②現場の支援方法の実際 ③中核症状のアセスメントを体験 (柿沼) 7 8 9 環境力 ①認知症を取り巻く環境の理解 ②PEAP の環境アセスメントを理解 (柿沼) 環境力 ①時代の変遷に伴う認知症介護の環境 の変化の理解 ②事例から認知症の環境調整方法を検 討(柿沼) 家族の理解とアセスメント ①家族の概念の理解 ②家族の機能に関しての理解 (柿沼) 教科書 p81~84 DVD「手探りで切り開いた認知症 ケア きのこエスポワール病院 の 30 年」から 教科書p85~97 資料:ユマニチュード センター方式 パワーポイント使用 写真を見ながら人間の記憶につ いて学習する。また記憶がずれる ことを体感的に学習し認知症の 方が起こす現実世界とのギャッ プをまとめる。 パワーポイント使用 DVD を見ながら中核症状の理解 を深める パワーポイント使用 PEAP を基本としながら認知症の 環境について理解する。 パワーポイント使用 きのこコエスポアールのビデオ を見て認知症介護の変遷を理解 し、環境とはを理解する。 パワーポイント使用・DVD 34 教科書 p81~84 を事前に読ん でおく 教科書p85~97 を事前に読ん でおく 復習:①記憶のメカニズムを理 解し、認知症の中核症状の理解 を深める ②脳のダメージによる高次脳 機能障害を理解する 復習:①認知症の心理状態が現 実世界とのギャップから起こ ることを振り返る ②認知症高齢者の行動を中核 症状になぞらえながらアセス メントすることを振り返る。 予習:中核症状からくる環境の 不適応に関してイメージして くる 7回の復習:PEAP を振り返り 認知症高齢者の中核症状に対 する間協力を理解する 8回の復習:認知症高齢者の環 境に関して適切な方法は何か 振り返る 予習:実習で出会った介護家族 について振り返り、どのように かかわるべきか自分なりに考 える 復習:家族の構造を振り返る 10 11 12 家族の理解とアセスメント ①介護家族のストレスの理解 ②事例から家族の機能に関しての理解 (柿沼) 地域におけるサポート体制 ①地域資源の考え方を理解 ②認知症施策の理解 (柿沼) チームアプローチ ①他職種連携による認知症ケアの理解 ②事例から地域支援方法を理解 (柿沼) 13 家族のレスパイトケア(芝田) 14 認知症の人のケアと権利を守る ①認知症の人の権利、成年後見制度 ②虐待防止 ③認知症になっても安心して暮らせる 社会に (芝田) 15 認知症に対する制度・関係機関 地域サポート体制・社会資源の活用 (芝田) 16 テスト パワーポイント使用 家族会の手記使用 復習:認知症介護を行っている 家族の心理と支援体制を振り 返る。 パワーポイント使用 グループワーク ワークシート・演習道具 復習:地域資源について各種の 支援者がイメージできるよう に振り返る パワーポイント使用 グループワーク ワークシート・演習道具 復習:チームにとって何が必要 か自分なりの考え方をまとめ る テキスト 159~162 家族介護者を支える「地域資 源」についてまとめる テキストp165~179 DVD「本人会議」 DVD「初期認知症と診断されたら …どう作る支援体制」 資料:認知症施策推進総合戦略 (新オレンジプラン) 評価方法 期末試験80%、課題・レポート20%, 詳しくは初回授業で説明する。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 介護福祉士養成テキスト15 認知症の理解 長谷川和夫 編者 建帛社 2,376円(税込) 参考書 書 名 発行所 価 格 事例で学ぶ認知症介護 中央法規出版 1,728円(税込) 書 名 発行所 価 格 図表で学ぶ認知症の基礎知識 中央法規出版 2,376円(税込) 書 名 発行所 価 格 痴呆の人の思い、家族の思い 中央法規出版 1,728円(税込) 35 「成年後見制度」についてまと める 「虐待防止」についてまとめる レポート 「あなたが考える認知症に対 する支援体制とは」 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 授業担当者 ちば のぶひこ 障害の理解 講 授業回数 時間数(単位) 15 30(2) 非常勤講師 千葉 伸彦 (東北福祉大学 助教) 義 配当時期 後 期 授業回数 15 授業概要 「障害」とはなにか、現在の社会環境を把握した上で講義を通して考える。また、障害のある人の生活 状態とその家族を含めた周囲の環境について理解ができるよう、事例を用いて紹介する。また、障害の基 礎的知識や障害のある人のニーズについて、当事者の言葉を参考にして理解を深める。 授業終了時達成課題(達成目標) 障害のある人の身体機能および心理に関する基礎的知識、様々な職種との連携の必要性について理解す ることができる。また、障害のある人の生活の現状、障害のある人および家族のニーズを把握し、介護福 祉士としての役割について考えることができる。 回数 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 オリエンテーション 障害における基礎的理解 シラバス、教科書 p.2 ~21、プリント 教科書 p.2~21 を一読、予習してお く。障害の概念・定義について復習す る。 2 障害福祉の基本理念とその実態 教科書 p.22~43、プ リント 教科書 p.22~43 を一読、予習してお く。ノーマライゼーション・リハビリ テーション・インクルージョンについ て復習する。 3 障害の医学的側面の基礎的知識 (身体障害の基礎的理解) 教科書 p.46~92、プ リント、DVD視聴 教科書 p.46~92 を一読、予習してお く。視覚障害、聴覚・言語障害、肢体 不自由の基本的事項について理解す る。 4 身体障害に伴う機能の変化と日常 生活への影響 教科書 p.46~92、プ リント 教科書 p.46~92 を一読、予習してお く。視覚障害、聴覚・言語障害、肢体 不自由の機能変化について理解する。 5 障害の医学的側面の基礎的知識 (内部障害・難病の基礎的理解) 教科書 p.142~189、 プリント、DVD視聴 教科書 p.142~189 を一読、予習して おく。内部障害・難病の基本的事項に ついて理解する。 6 障害に伴う機能の変化と日常生活 への影響 教科書 p.142~189、 プリント 教科書 p.142~189 を一読、予習して おく。内部障害・難病に機能変化につ いて理解する。 7 障害の医学的側面の基礎知識 (精神障害の基礎的理解) 教科書 p.102~114、 プリント、DVD視聴 教科書 p.102~114 を一読、予習して おく。精神障害の基本的事項について 復習する。 8 障害の医学的側面の基礎的知識 (知的・発達障害の基礎的理解) 教科書 p.93~101・ 教科書 p.93~101・115~131 を一読、 115~131、プリント、 予習しておく。知的・発達障害の基本 DVD視聴 的事項について復習する。 9 精神・知的・発達障害に伴う機能 の変化と日常生活への影響 教科書 p.102~114・ 93~101・115~131、 プリント 1 授業内容 36 教科書 p.102~114・93~101・115~ 131 を一読、予習しておく。精神・知 的・発達障害の機能変化について理解 する。 10 障害者の心理の理解 (障害のある人の語り) プリント・資料、DV D視聴 新聞記事等で障害のある人の生活状 況を記載した記事を探す。 11 連携と協働① (地域におけるサポート体制) 教科書 p.262~273、 プリント、討議 教科書 p.262~273 を一読、予習して おく。地域の社会資源について理解す る。 12 連携と協働② (チームワーク、チームアプロー チの意義) 教科書 p.252~261、 プリント、討議、DV D視聴 教科書 p.252~261 を一読、予習して おく。チームアプローチの内容と重要 性について理解する。 13 連携と協働③ (他職種との連携の必要性) 教科書 p.252~261、 プリント、討議 教科書 p.252~261 を一読、予習して おく。チームアプローチの内容と重要 性について理解する。連携の重要性に ついて理解する。 14 家族への支援① (家族の障害受容過程) 教科書 p.230~249、 プリント、討議、DV D視聴 教科書 p.230~249 を一読、予習して おく。家族支援の重要性について理解 する。 15 家族への支援② (親亡き後の支援) 教科書 p.230~249、 プリント、討議 教科書 p.230~249 を一読、予習して おく。障害のある人の地域生活につい て理解する。 16 テスト 評価方法 授業態度・参加姿勢 20%、小テスト・ミニレポート 10%、定期試験 70%により評価を行う。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉士養成講座 第 13 巻 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規出版 2,376円(税込) 「障害の理解」 37 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 こころとからだのしくみ(総論) 講 義 授業担当者 客員教授 おだいら ひろこ 小平 廣子 授業回数 時間数(単位) 配当時期 授業回数 15 30(2) 前期 15 授業概要 生活に支障がある人々を支援する介護福祉士は、介護を受ける人々の身体に直接触れ、また、ことば によるコミュニケーションを取ることが求められる。ここでは、 「からだ」と「こころ」の知識と理解が 必要とされる。本授業では、介護の基礎となるからだの構造と働きを知り、また、からだとこころとの 関連性について学ぶ。 授業終了時達成課題(達成目標) 介護の基礎となる「からだ」と「からだとこころの関連性」を理解し、この理解を深め、介護の実際 でこの知識を生かせるようになることを学習の目標とする。 回数 授業内容 コースオリエンテーション 授業方法教材等 配布資料 授業時間外の必要な学修 課題レポートの提出 1 2 3 4 5 「健康」とは 講義:教科書p2~7 こころのしくみの理解(1) 講義:教科書p10~14 :人間の欲求 演習:マズローの欲求階層説の各 段階についいて、グループで具体 例を参考に考える こころのしくみの理解(2) 講義:教科書p15~19 :自己実現と尊厳 演習:自己実現するために必要な ものと、それを得るにはどうした らよいかを考える こころのしくみの理解(3) 講義:教科書p20~34 :こころのしくみの基礎 イラストをみて機能している適 ・意欲・動機づけ 応機制について、グループで考え ・適応機制 る 心身の調和: 自律神経、内分泌系、免疫 系の働き 生命の維持と恒常性(ホメオ スタシス)のしくみ 脳・神経のしくみ 骨・筋肉の役割としくみ 6 感覚器の役割としくみ 呼吸器の役割としくみ 7 消化器の役割としくみ 栄養の消化・吸収について 8 ①「生きがい」とは ②「適応機制」について ③「恒常性(ホメオスタシス) 」 とは 講義:教科書p36~43 演習:リラクゼーション(呼吸法) のテープを聞き、副交感神経を優 位にすることで、ストレスを軽減 し、リラックスできることを体験 する 講義:教科書p42、資料 演習:骨格図の空欄に、適切な語 ④「肝臓の役割」について 句を記入する 講義:教科書p43~46、資料 演習:白内障の人の見え方体験 講義:教科書p46~47 配布資料 ⑤「三大栄養素」とは 講義:教科書p47~49 配布資料 講義:配布資料 ⑥「畜尿と排尿のしくみ」に ついて 9 泌尿器の役割としくみ 尿生成のしくみおよび排尿 のしくみ 教科書p49~50 配布資料 10 生殖器・内分泌の役割としく み 教科書p50~56 配布資料 38 ⑦「体循環(大循環)と肺循 環(小循環) 」について 循環器の役割としくみ 11 講義:教科書 56~60 配布資料 演習:血液の成分と役割について グループで考える 講義:教科書 63~68 演習:からだの機能低下による影 響についてグループで考える 講義:教科書 69~71 演習:高齢者の閉じこもりの弊害 についてグループで考える 13 血液・体液・リンパの役割と しくみ からだの動き(1):加齢に よる機能低下、骨・関節の動 き からだの動き(1):筋肉の 動き、神経系のはたらき 14 ボディメカニクスについて 講義:教科書p72 配布資料 15 本教科のまとめ、補足 配布資料 16 試験 12 ⑧「廃用症候群」とは ⑨「閉じこもり」とは ➉「ボディメカニクス」とは 評価方法 試験 70%、レポート 20%、出席 10% ※詳細は初回授業で説明する。 ※欠席が6回以上に及ぶ場合、単位認定は行わないものとする。 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉福祉士養成講座14 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規 2,200円(税別) 「こころとからだのしくみ」第 3 版 参考書 書 名 著者名 発行所 価 格 最新介護福祉全書第12巻 「こころとからだのしくみ」 小板橋喜久代・松田たみ子 メヂカルフレンド社 3,360円(税込) 39 授業のタイトル(科目名) 授業の種類 こころとからだのしくみ(各論) 講 義 授業担当者 客員教授 おだいら ひろこ 小平 廣子 授業回数 時間数(単位) 配当時期 必修・選択 15 30(2) 後 期 必 修 授業概要 こころとからだは相互に影響し合い、意欲や行動などに影響を及ぼすことを学習する。 前期の「総論」で、こころやからだの構造や機能についての基本的な知識を学んだ。この知識を基に「各 論」では、利用者の身じたくや移動など、生活を支える介護実践との関係について学んでいく。介護を必 要としている人は年々増加し多様化している。その人々が望む環境でその人らしい生活を続けていくため の支援の根拠となる基礎知識を習得する。 授業終了時達成課題(達成目標) 1.機能低下・障害が生活場面に及ぼす影響について説明できる 2.生活場面におけるこころとからだの変化と観察のポイントを述べることができる。 回数 授業内容 授業方法教材等 授業時間外の必要な学修 1 コース・オリエンテーション 授業(講義)の進め方 提出する課題レポート 2 身じたくに関連したこころとからだの しくみを学ぶ(1) ①身じたくの意義としくみを理解する ②心身の機能低下(要因)が身じたくに 及ぼす影響を理解する 講義:教科書p76~95 資料:関連部位の構造と 機能 ①「爪・毛髪・皮膚・口腔 などの構造」 3 身じたくに関連したこころとからだの しくみ(2) ①変化の気づきと対応について学ぶ ・観察のポイントを理解する ・医療職との連携のポイントを理解する 講義:教科書p96~104 演習:①身じたくを振り 返る② 身じたくの 生理 的欲求 と心理的意 味に ついて考える ②「移動に関連したからだ のしくみ」 4 移動に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(1) ①人が移動する必要性や移動の効果を 理解する ②移動するためのとからだのしくみを 理解する 講義:教科書p106~118 資料:関連部位の構造と 機能 ③「移動行為の生理的意味」 5 移動に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(2) ①心身の機能低下が移動に及ぼす影響 を理解する ②変化の気づきと対応について学ぶ 6 7 食事に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(1) ①食事の意義としくみを理解する ②人間に必要不可欠な栄養素と働きに ついて理解する ③代償的な栄養摂取法を学ぶ 食事と関連したこころとからだのしく みを学ぶ(2) ①心身の機能低下が食事に及ぼす影響 ②変化の気づきと対応 ・緊急性を要する異常について理解する ・医療職との連携のポイント 講義 教科書p119~132 ④「からだをつくる栄養素 と必要量」 講義: 教 科 書 p 134 ~ 149 資 料:関連部位の構造と機 能 ⑤「食事の心理的意味」 講義: 教科書p150~169 演習:機能低下が食事に 及ぼす 影響につい て考 える ⑥「入浴の効果」 40 8 9 10 11 12 13 14 15 16 入浴・清潔保持に関連したこころとから だのしくみを学ぶ(1) ①入浴・清潔保持の意義としくみ ②入浴・清潔がもたらす心身への効果 講義: 教科書p172~183 資料:関連部位の構造と 機能 ⑦「お湯の温度が体に与え る影響」 入浴・清潔保持に関連したこころとから だのしくみを学ぶ(2) ①心身の機能低下が入浴・清潔保持に及 ぼす影響 ②からだに負担をかけない入浴方法 排泄に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(1) ①排尿と排便のしくみ ②機能低下が排泄に及ぼす影響を理解 する ③排尿障害の種類と特徴を理解する 排泄に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(2) 機能の低下・障害が及ぼす排泄への影響 生活場面におけるこころとからだの変 化の気づき 睡眠に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(1) ①睡眠のしくみを理解する ・睡眠を引き起こすしくみ ②良質な睡眠にのための環境条件や生 活習慣を理解する 睡眠に関連したこころとからだのしく みを学ぶ(2) ①心身の機能低下が睡眠に及ぼす影響 を理解する ②変化の気づきと対応 死にゆく人のこころとからだのしくみ を学ぶ(1) ①死のとらえ方を理解する ②終末期から「死」までのからだの変化 と特徴を理解する 死にゆく人のこころとからだのしくみ を学ぶ(2) ①家族を含め、「死」に対するこころの 変化や死の受容について理解する ②終末期における他職種との連携を理 解する 講義: 教科書p184~203 演習:清潔保持の際の注 意点と 対応につい て考 える ⑧「排尿・排便のしくみ」 講義: 教科書p208~219 資料:関連部位の構造と 機能 ➈「便秘・下痢に対する観 察のポイント及び対応、尿 失禁の種類」 講義: 教科書p220~239 演習:排尿日誌を分析す る ➉「睡眠時間・睡眠のリズ ム」 講義: 教科書p242~250 演習:快眠の工夫 ⑪「快眠のための工夫」 講義: 教科書p251~266 演習:生活習慣や疾患が 睡眠に 及ぼす影響 につ いて考える ⑫「キューブラー・ロス」 の死を受容する過程(5段 階) 講義: 教科書p268~283 ⑬「グリーフケア」 講義: 教科書p284~297 ⑭「ターミナルケアにおけ る介護職の役割」 期末試験 評価方法 期末試験60%、レポート10%、小テスト30% ※詳細は第1回目の授業で説明 教科書 書 名 著者名 発行所 価 格 新・介護福祉福祉士養成講座14 介護福祉士養成講座編集委員会 中央法規 2,200円(税別) 「こころとからだのしくみ」第 3 版 参考書 書 名 著者名 発行所 価 格 最新介護福祉全書第12巻 「こころとからだのしくみ」 小板橋喜久代・松田たみ子 メヂカルフレンド社 3,360円(税込) 41
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