松山大学大学院言語コミュニケーション研究会 第1回例会 プログラム ● 日 時: 2015(平成 27)年 6 月 17 日(水) 受付:17 時 40 分より ● 場 所: 松山大学東本館7階 会議室1 (愛媛県松山市文京町4番地2) ※伊予鉄市内電車環状線「鉄砲町」駅下車、徒歩約 5 分(松山市駅→鉄砲町駅約 20 分) ※大学ホームページ(http://www.matsuyama-u.ac.jp/)ご参照のこと ● 参加費: 無料(学内外者問わず) ◆会長挨拶(18:00~18:05) 吉田 美津(松山大学大学院言語コミュニケーション研究科長) ◆研究発表(18:05~19:30) 題 名: 「前景化・背景化」という調整行為 司 会: 櫻井 啓一郎(松山大学大学院言語コミュニケーション研究科教授) 講 師: 久保 進(松山大学大学院言語コミュニケーション研究科教授) ※発表時間 50 分、質疑応答 35 分を予定しております。 【梗概】 語用論、とりわけ言語行為論においては、人間の言語使用の内在的特性を明らかにすることをその研究目的 としている。言語行為論の発展系の一つである久保(2014)の調整理論では、「種々の言語行為遂行は、前景 化と背景化という 2 種のメタ調整行為によって定義される」という仮説を立てている。本発表では、各種の非字義 的言語行為など具体的な言語行為の観察を通して、2 種のメタ調整行為が、それぞれ単独で、あるいは、併用 されるかたちで、個別の言語行為をどのように規定しうるかを考察し、上記の仮説の妥当性を立証する。 【講師紹介】 久保 進(くぼ すすむ) 1975 年 3 月 神戸市外国語大学大学院外国語学研究科修了 修士 2012 年 3 月 関西外国語大学 博士(言語文化、論文博第六号) 1975 年 4 月 松山商科大学奉職、現在松山大学大学院言語コミュニケーション研究科教授、経済学部教授 1979 年 9 月~1980 年 8 月 マサチューセッツ大学言語学部客員研究員 1992 年~2014 年 ケベック大学分析哲学研究体客員研究協力者 2008 年 4 月~2012 年 3 月 日本語用論学会副会長 以降、理事 1998 年~2014 年 Current Research in Semantics/Pragmatics Interface(Elsevier Science/ Emerald) 編 集諮問委員 問い合わせ先: 松山大学教務課 大学院言語コミュニケーション研究科担当 電話:089-925-7111(松山大学代表)
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