ビデオアダプタインストール手順

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目次
パッケージの内容……………………………………………………….
システムとインストールの必要条件………………………………
リアルタイム・ディスプレイ(Real Time Display)のインストールと設定
1. ドライバのインストール
2. オンライン登録
3.プログラムのスタート
4.ビデオアダプタの設定
a. VGA出力設定
b. Videoと S-video の出力設定
5. PDA画面にバーチャルディスプレイを合わせる
6. バーチャルディスプレイの機能
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1. インストールCDからリアルタイム・ディスプレイ(Real time display)ドライバをインストールしま
す。
Video-Outをクリック
それからReal time displayを選びます。
自動的にドライバがインストールされますので、インストールを終了させるために追加の手順
が必要かどうか、お使いの機器の画面で確認してください。
3
2. オンライン登録
この新しいSDV-841のドライバ (IBS-Nyditot Virtual Display, Version 5.32)は Window Mobile
5.0専用のシェアウェアです。7日間の試用版ですので、長期使用ご希望の方はCDに記載のシリ
アル番号を登録してください。
このウェブサイト上の http://www.spectec.com.tw/ このタグを
既に登録済みでレジストレーションコードをお忘れの方はこちらをクリック
Click here if you purchased a Nyditot Product online
レジストレーションコード取得希望の方はこちらをクリック
Click here if you purchased a hardware product which includes a Nyditot Product
4
クリック
オンライン・レジストレーション(Online registration)
VirtualDisplay アプリケーションの“About”で、Registration Seed の情報を確認できます。
Product key 情報はインストールCDのパッケージの後ろに記載されています。
上記のインストール終了後は固有のレジストレーションコードがE-mailで送られてきますので、無
くさないよう安全な場所に保管してください。
3. ビデオアダプタを使用する
Start→Program→Virtual でバーチャルを開きます。
5
<VD Settingを選ぶ>
Registration codeをボックスに入力しRegisterをクリック
(図3.3)
4. Video out configuration (ビデオアダプタ・コンフィギュレーション)
st
1 display mode (1024x768または640x480) を選びます。
.
External displayのタブを選び
Output typeを選択し、設定を保存します。
OKをクリックし, PDAを再起動してください。
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PDA再起動後, ブラック・スクリーンが現れます。 (|) ボタンをタグして下さい。
VOTG 電源を接続し、アダプターに差し込んでください。
5. バーチャルディスプレイでスクリーンを調節します。
真ん中のボタンをタグして下さい。
ディスプレイをスクリーンに合うように設定します。
このアプリケーションを閉じるには、コンフィギュレーションの バーチャルディスプレイを無効にします。
7. バーチャルディスプレイの機能について
コンフィギュレーションとスキーム
バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)は、コンフィギュレ
ーションとスキームを無限に作成することが出来ます。コンフィギュレーションにはバーチャルデ
ィスプレイを定義づけするプロパティが含まれています。プロパティにはバーチャルディスプレイ
の幅、高さ、縦横、方位、ズーム(画面を基準に100%など)およびその他の設定が含まれ
ています。たとえば、スキームはシステムカラー、フォントのプロパティから構成されています。
コンフィギュレーション/スキームをプロパティ値でグループ化すると、コンフィギュレーション/ス
キームを選ぶだけで簡単に複数のプロパティを変更できます。
仮に、PDAでeBOOKを簡単なランドスケープモード(横向き画面)で読みたいとします。する
と、デフォルト設定が決まった幅、高さと横向き画面の"eBook Reading"というコンフィギュ
レーションを作成することが出来ます。また、他の例としてweb の閲覧時に、多くのウェブサ
イトがコンテンツを正しく表示するために最小横解像度640ピクセルを必要としています。こ
の場合、幅640、高さ480の横向き画面設定の"Web Browsing"というコンフィギュレーショ
ンを作成することが出来ます。また、バーチャルディスプレイを画面に正しく表示させるため、
縦横の向きを変えることなく640x480 の画面を320x240画面に圧縮し表示することもでき
ます。
NVD セットアッププログラムは参考用に色々なコンフィギュレーションとスキームを作成するこ
とが出来ます。 作成したコンフィギュレーション/スキームは変更、コピー、削除または新規
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に作成することも出来ます。これには2つの特別なバーチャルディスプレイ・コンフィギュレーシ
ョンがあり、1つ目の "(Disable Virtual Display)"はNVD機能を使用したくないときに、お使
いの機器ののビデオプロパティを工場出荷時の状態に戻します。2つ目は、 "(Current
Configuration)" で、始めたところに戻りたい時に、全てのプロパティを現在使用のバーチャ
ル・ディスプレイモードにリセットします。
"(Standard Configuration)"はプロパティを工場出荷時の規定値に戻します。この時、
NVDは無効になりません。
同様に、2つの特別なスキームがあり、"(Current Scheme)"は全てのプロパティを現在値
に戻します。"(Standard Scheme)"は工場出荷時の色とフォントのプロパティに戻します。
バーチャルディスプレイプロパティ(Virtual Display Properties)の変更
バーチャルディスプレイ・コンフィギュレーションは5つのタブに分かれています。バーチャルディスプレイ
プロパティを変更して使用するには、下記の手順に従ってください。これは必須ではありませんが、
もし同じプロパティで何度も使用する場合などは、コンフィギュレーション名をつけることをお勧めし
ます。
1.バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開始します。
2. コンフィギュレーション・タブ(Configuration Tab)を選択します。
3. 名前の付いたコンフィギュレーションがすであり、それを使用したい場合は名前のついた
コンフィギュレーションをドロップダウン・リストから選びます。"(Current Configuration)"を
選択すると、全てのバーチャルディスプレイ・プロパティの設定値は 現在使用の設定値に
なります。
4. バーチャルディスプレイに色々なプロパティを設定できます。コンフィギュレーションタブの
中にさらに5つのタブがあり、プロパティをまとめています。下記のリストはそれぞれのタブの
説明です。
Orientation(画面方向)
画面表示の向きを決めます。
1
Width (幅)
バーチャルディスプレイの幅を決めます。一覧から選択するか、カスタム値を入力し
ます。
1
Height (高さ)
バーチャルディスプレイの高さを決めます。一覧から選択するか、カスタム値を入力
します。
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Zoom(ズーム)
画面の倍率レベルを設定します。一覧から選択するか、カスタム値を入力しま
す。"Fit Display" を選ぶと、バーチャルディスプレイが画面にピッタリのサイズで表
示されます。
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DPI
ドット/インチ(論理ピクセル/インチ)で設定します。OSはDPIを使用し、色々なサ
イズのディスプレイの要素を計算します。 高いデータ結果により小さい要素はより
多くの情報を表示できます。殆どの機器では、このプロパティ設定が無効の場
合、DPIだけををサポートします。DPI の選択にはDPI Resource Packのインスト
ールが必要になる場合があります。DPI Resource Packはこちらのウェブサイトから
インストールできます。 Nyditot Web Site
Darken(暗度)
白黒エリアの暗度の量を設定します。ピクセル平均化処理時の圧縮/拡大により
黒い文字がぼやけたりグレイになったりした時に、この設定はテキストを読みやすく
します。
Physical Mode(物理モード)
画面の物理モードを設定します。最高の画質にするには、バーチャルの幅と高さ
に近い物理モードを選びます。殆どの機器は ひとつの物理モードだけをサポートし
ており、その場合のプロパティ設定は無効になります。
Pan with Onscreen Control (オンスクリーン・コントロール・パン)
オンスクリーンコントロールを使用してバーチャルディスプレイを操作します。
Pan with Edge Touches (エッジタッチ・パン)
4つの角の1つに触るとヴァーチャルディスプレイを操作できます。
Pan with Arrow Keys(矢印キー・パン)
ハードウェアの矢印のキーを利用してバーチャルディスプレイを操作します。注:この
オプションをチェックすると、リスト、メニューのスクロールなどの矢印のキーを使った
他の操作が出来ません。
Step Size(ステップサイズ)
ステップサイズを設定すると、上記で説明した各移動操作の刻み幅がピクセルで
表示されます。
Show Pointer (ポインタ表示)
現在のスタイラスまたはマウスの位置をマウスポインタで示します。
Use Internal Display as Touch Pad (内部ディスプレイをタッチパッドとして使用す
る)
機器の内部ディスプレイがタッチパッドポインティング・
デバイスとして機能します。注: このオプションは外部のモニタが動作中の時のみに
有効です。
Adapter(アダプタ)
外部ディスプレイ・アダプタを選びます。正しくインストールされたサポートされている
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アダプタのみが一覧に表示されます。サポートされているアダプタの一覧はこちらの
ウェブサイトを参照ください。 Nyditot Web Site
Output Type(出力タイプ)
外部ディスプレイアダプタのための ビデオ出力方法を設定します。VGA, S-Video
またはコンポジット・ビデオのように出力シグナルが複数あるアダプタもあります。
Physical Mode(物理モード)
外部ディスプレイの物理モードを設定します。解像度に合うようにバーチャルディス
プレイのサイズを変更するか確認します。デスクトップシステム作成時に最適で
す。
Orientation(画像方向)
外部ディスプレイの画像方向を設定します。
Zoom (ズーム)
画面の倍率レベルを設定します。一覧から選択するか、カスタム値を入力しま
す。
Darken(暗度)
外部ディスプレイの白黒エリアの暗度の量を設定します。
Keep Setting After Reset(リセット後の設定セーブ)
ソフトリセット後もバーチャルディスプレイの設定がセーブされます。チェックされてい
ない場合、ソフトリセット後バーチャルディスプレイの設定は工場出荷時の状態に
戻ります。
警告:リセットの後の保存には注意が必要です。
お使いの機器を使用不可にする設定にすると、バードリセットが必要になり、結果
的にデータをすべて削除することになります。このオプションを使用する前に設定を
全てテストしてください。
Swap Width and Height on Rotate(画像の回転)
バーチャルディスプレイの画像を90度回転させます。
Scroll Zoom(スクロールズーム)
スクロールバーの倍率を設定します。
Today Zoom(Todayズーム)
Todayスクリーン背景の倍率を設定します。
5. 保存アイコンをタップすることで、コンフィギュレーション(設定)に名前をつけて
保存することも出来ます。
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6. OKをタップでバーチャルディスプレイ・プロパティ値を適用します。
注:幅と高さの単位はピクセルです。サイズは基本的にどんな値にも設定できます
が、大きな値で設定すると多くのメモリが必要となり、システムの動作に影響が出
ます。もしNDVが希望のサイズに対応できない場合は、機能を無効にし、システ
ムをリセットして下さい。
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スキームプロパティの変更 (Modifying Scheme Properties)
スキームを変更してそれを適用するには、下記の手順に従ってください。同じプロパティ値を何
度も使用するにはスキームに名前を付けて保存することをお勧めします。
1. バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開きます。
2. スキームタブを選びます。
3.すでにスキームが保存してあり、それを使用したい場合はスキームドロップダウン・リスト
より選んでください。"(Current Scheme)" を選択すると、現在使用中の全てのスキーム
のプロパティ値が保存されます。
4.スキームの色々なプロパティを設定します。下記のリストはそれぞれのプロパティを説明
しています。
Item(アイテム)
色々なプロパティが適用するWindowsアイテムを選択します。または、プレビュ
ーウィンドウ上のWindowsアイテムの表示をタップすることでも選択できます。
Back(背景色)
選択したWindows アイテムの背景の色を設定します。チェックで色選択ダイ
アログボックスが表れます。
Text(文字色)
選択したWindows アイテムの文字表示色を設定します。チェックで色選択ダ
イアログボックスが表れます。
Font(フォント)
選択したWindows アイテムのフォントを設定します。
注:多くのWindows CEのアプリケーションはシステムフォント設定をサポートし
ていないので、フォントを変更したとしてもアプリケーションに反映されないこと
があります。
Size (サイズ)
選択したWindows アイテムのフォントサイズを設定します。
警告:大きなフォントを選択すると、デバイスが使用できなくなる場合があり、
ハードリセットが必要になる場合があります。いきなり大きなフォントに変える
のではなく、現在のフォントより少し大きめのフォントを選択し、効果を確認し
てください。
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Bold(太字)
Windowsアイテムで選択されたフォントが太字になります。
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Italic(イタリック書体)
Windowsアイテムで選択されたフォントがイタリック書体になります。
Preview Window(プレビュー)
プロパティ適用時にどのようにディスプレイに表示されるか確認できます。
Windowsアイテムをクリックするとそのアイテムが選択されます。
5. 名前の付いたスキームに設定を保存するために、セーブアイコンをタップします。
6. OKをタップしてスキームプロパティ値を適用させます。
コンフィギュレーションとスキームの保存(Saving Configurations and Schemes)
コンフィギュレーションとスキームは無限に作成することが出来ます。コンフィギュレーションとスキー
ムの保存は下記の手順に従ってください。
1. バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開始します。
2. コンフィギュレーションまたはスキームのプロパティを変更します。
3. コンフィギュレーション/スキームのドロップダウン・リストの隣にあるセーブアイコンをタップし
ます。
4.新規作成のコンフィギュレーション/スキームに名前をつけます。
5.確認ダイアログボックスが現れます。OKをタップして、新しいコンフィギュレーション/スキー
ムを作成するか、キャンセルで作成を中止してください。
コンフィギュレーションとスキームのコピー(Copying Configurations and Schemes)
既存のコンフィギュレーションまたはスキームを使って新規のコンフィギュレーション/スキームを素早
く作成することが出来ます。コンフィギュレーション/スキームのコピーは、下記の手順に従ってくださ
い。
1. バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開始します。
2.コピーしたいコンフィギュレーションまたはスキームをドロップダウンリストから選択します。
3. コンフィギュレーション/スキームのドロップダウンリストの隣にあるセーブアイコンをタップし
ます。
4.コンフィギュレーション/スキームに名前をつけます。Step 2で選択したコンフィギュレーショ
ン/スキームがデフォルトになっています。
5. 確認ダイアログボックスが現れます。OKをタップして、新しいコンフィギュレーション/スキ
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ームを作成するか、キャンセルで作成を中止してください。
コンフィギュレーションとスキームの削除(Deleting Configurations and Schemes)
"(Disable Virtual Display)" 、 "(Current Configuration)" 、"(Standard Configuration)" 以
外のコンフィギュレーション、または "(Standard Scheme)" 、 "(Current Scheme)"以外のスキー
ムは全て削除することが出来ます。コンフィギュレーションまたはスキームを削除するには、下記の
手順に従ってください。
1. バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開始します。
2. 削除したいコンフィギュレーションまたはスキームをドロップダウンリストから選択します。
3. コンフィギュレーション/スキームのドロップダウンリストの隣にある削除アイコンをタップしま
す。
4. 確認ダイアログボックスが現れます。OKをタップして、コンフィギュレーション/スキームを
削除するか、キャンセルで中止してください。
コンフィギュレーションをスキームの適用(Applying Configurations and Schemes)
コンフィギュレーションまたはスキームを作成すると、名前の付いたアイテムを選択し、全てのプロ
パティ値を一度に変更することが出来ます。
1. バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開始します。
2. コンフィギュレーションタブ、またはスキームタブを選択してください。
3. ドロップダウンリストから、適用したいコンフィギュレーションまたはスキームを選択します。
4. OKをタップし、コンフィギュレーション/スキームを適用させてください。
Miscオプションの設定 (Setting Miscellaneous Options)
更に、コンフィギュレーションとスキームの設定にはその他にオプションがあります。
1. バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet)を開始します。
2. オプションタブを選択します。
3. オプションを設定します。下記のリストはそれぞれのオプションを説明しています。
1
Show Today Screen Item (Today画面のアイテム表示)
Today画面がバーチャルディスプレイの状態を表示します。
1
Show Today Toolbar Icon (Todayツールバーアイコンの表示)
Today画面のツールバーがバーチャルディスプレイのポップ・アップメニューアイコ
ンに表示され、色々なバーチャルディスプレイ設定にアクセスできます。これは
オンスクリーン・コントロール経由でアクセスしたポップ・アップメニューと同じで
す。
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4. OK をタップして設定を適用してください。
バーチャルディスプレイを使用する (Working with a Virtual Display)
次にあげる追加機能以外に、お使いのデバイスがNVD を使用したときと同じように機能します。
下記の項目はバーチャルディスプレイ特有の機能を説明しています。: Onscreen Control
Cursor Key and Edge Panning Popup Menu Using the Utility Programs Assigning Hot Keys
Calibrating the Touch Screen Disabling the Virtual Display
オンスクリーン・コントロール(Onscreen Control)
バーチャルが動作中の時、オンスクリーン・コントロールが表示されます。このコントロールにはいくつ
かの機能があります。
Pan Arrows(パン・アロー)
4つの矢印がウィンドウを上下左右に動かします。矢印を押し続けると、示し
た方向に移動します。
矢印をクリックで、ビューウィンドウを少しずつ動かすこともできます。物理ディス
プレイにバーチャルディスプレイがピッタリ適応している時は、矢印は表示され
ません。
Jump Arrows(ジャンプ・アロー)
4つの2重矢印 を使用し、バーチャルディスプレイの4つの角の1つにビューウィ
ンドウを動かします。物理ディスプレイにバーチャルディスプレイがピッタリ適応
している時は、これらの矢印は表示されません。
Drag / Popup Menu (ポップアップメニュー)
コントロールの中心にある点にはそれぞれ3つの機能があります。1つ目は、オ
ンスクリーン・コントロールを動かします。これは、オンスクリーン・コントロールが
バーチャルディスプレイの見たい部分を隠しているときに使います。タップしなが
らドラッグして、オンスクリーン・コントロールを希望の場所にドラッグします。2つ
目は、この点を押し下げ、オンスクリーン・コントロールを物理ディスプレイの角
にドラッグし、ビューウィンドウを操作できます。オンスクリーン・コントロールを角
に向って押し続けると、移動し続けます。3つ目は、この点をダブルクリックして
(またはCE3.0デバイスをクリックしたままにして)ポップアップメニューを表示させ
ます。スクリーンのほかの場所をクリックすると、メニューはキャンセルされます。
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カーソルキーとエッジパニング (Cursor Key and Edge Panning)
オンスクリーン・コントロールの使用に加えて、カーソルキーを押す、または物理ディスプレイの1つの
角にペンを動かすことでビューウィンドウを移動することが出来ます。角をペンで押し続けると、ビュ
ーウィンドウはバーチャルディスプレイの角に到達するまで少しずづ断続的に移動します。
カーソルキーで操作するには、アローキー・パンプロパティをチェックしてください。
ポップアップメニュー (Popup Menu)
NDV ポップアップメニューはオンスクリーン・コントロールにある点をダブルクリックまたはクリック長押
し、またはVDメニューを実行することで動作します。(もし頻繁に使用する場合は、VDメニューを
ホットキーに割り当てることも出来ます。) ポップアップメニューには下記のオプションがあります。
Disable Virtual Display (バーチャルディスプレイ無効化)
タップ時にバーチャルディスプレイが無効になります。
Previous Configuration(過去のコンフィギュレーション)
クリックで、変更前のコンフィギュレーションに戻ります。
Standard Configuration(標準のコンフィギュレーション)
クリックで、標準のコンフィギュレーションが適応されます。
Named Configuration(定義済みコンフィギュレーション)
名前の付いたコンフィギュレーションの設定が適応されます。
Show Pointer(ポインタ表示)
現在のスタイラスまたはマウスの位置をマウスポインタで示します。
Use Internal Display as Touch Pad (内部ディスプレイをタッチパッドと使う)
デバイスの内部ディスプレイがタッチパッド・ポインティングデバイスとして機能し
ます。このオプションは内部モニターが作動している時のみ有効です。
Show Onscreen Control(オンスクリーン・コントロール表示)
画面がオンスクリーン・コントロールになります。
Use Arrow Key for Panning (矢印をパンとして使う)
アローキー(矢印)を使ってバーチャルディスプレイを上下左右に動かします。
注: このオプションが選択されている時、アローキーでのクリックはアプリケーショ
ンを開始するためは使えません。
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Swap Width and Height on Rotate( 画像の回転)
バーチャルディスプレイの画像を90度回転させます。
Using the Utility Programs (ユーティリティーの使用)
もっと便利に使用できるように、NDVは更に小さいプログラムを備えています。これらのプログラム
をもっと使いやすくするため、ショートカットキーに割り当てることも出来ます。
VD Settings(VD設定)
バーチャルディスプレイ設定アプレット(Virtual Display Settings Applet )
を実行します。
VD Menu(VDメニュー)
バーチャルディスプレイのポップアップメニューを表示します。同じメニューは
オンスクリーン・コントロールからでもアクセスできます。
VD Power(VD 電源)
ディスプレイの電源をオンまたはオフに切り替えます。注: この機能を使用
できないデバイスもあります。
VD Restore (VD復元)
デバイスを工場出荷時の状態に復元します。
VD Previous (過去のVD)
過去の2つのコンフィギュレーションを切り替えます。例えば、2つのアプリケー
ションの間で2つのコンフィギュレーションを行ったり来たりさせる時に使いま
す。
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.
.
ショートカットキーの割り当て (Assigning Hot Keys)
もっと便利に使用できるように、NDVは更に小さいプログラムを備えています。これらのプログラム
をもっと使いやすくするため、ショートカットキーに割り当てることも出来ます。
Pocket PC のデバイスでは、これらのショートカットプログラムはここにあります。: \Windows\Start
Menu\Programs\Virtual Display
Handheld PCデバイスでは、これらのショートカットプログラムはここにあります。:
\Windows\Programs\Virtual Display
これらのショートカットは、お使いの機器のボタン・コントロールパネル・アプレットを使用し、ハードウ
ェアボタンに割り当てることが出来ます。ハードウェアのボタンの割り当てについては、お使いの機
器のユーザーマニュアルをご参考ください。
タッチスクリーンのキャリブレーション (Calibrating the Touch Screen)
バーチャルディスプレイコンフィギュレーションを切り替える時に、ペンの再キャリブレーションは必要
ありません。NDVは自動的にバーチャルディスプレイの座礁位置を調整します。キャリブレーション
は、NDV が無効のときのみ実行できます。それ以外の時にキャリブレーションを実行しようとすると、
注意メッセージが表示され、キャリブレーションは中止されます。
また、圧縮されたコンフィギュレーションを使用の場合は、画面の各要素が小さくなるので、特にペ
ンを性格にキャリブレーションする必要があります。圧縮されていないコンフィギュレーションであれ
ば、これほど厳密にキャリブレーションする必要はありません。
電力の節約 (Saving Power)
NDV では、電気の節約のためビデオディスプレイの電源をオフすることが出来ます。オーディオファ
イルを開いているとき、またはリモートディスプレイのアプリケーションを使用している時に便利です。
このNVDインストールプログラムはStart > Programs > Virtual Displayに幾つかのアプリケーショ
ン・アイコンを作成します。ファイル内のショートカットキーの割り当てでは、ハードウェアボタンへのア
イコンの割り当て方を説明しています。
注: 一部のデバイスではこの機能を使用できません。
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バーチャルディスプレイを無効化する (Disabling the Virtual Display)
"(Disable Virtual Display)"というコンフィギュレーションを選択すると、お使いのデバイスのディスプ
レイの設定を工場出荷時の状態に復元することが出来ます。また、デバイスの動作に異常が見
られたり、新規のバーチャルディスプレイ・コンフィギュレーションに切り替えた後、使用できなかった
時は、デバイスのリセットボタンを押してください。これで、デバイスの状態が工場出荷時のデフォル
トディスプレイの状態に戻ります。この動作はデバイスに損害を与えませんが、動作中のプログラ
ム内の保存していないデータが失われることがあります。この動作は、コンフィギュレーション・プロパ
ティの変更のリセット後に設定を保持のチェックがされている場合は実行されません。このオプショ
ンを使用の際は十分注意してください。
それでもまだ問題が解決しない場合は、最終手段としてハードリセットをします。これによりデバイ
スを工場出荷時の設定に戻します。注:この動作により、一時データおよび保存データを失いま
す。ハードリセットの実行法についてはお使いのデバイスのユーザーマニュアルを参照ください。
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製品規格
インターフェース: SDIO 1 bit, 4bit & SD カードインターフェースケーブルを使用した SPI モードのオ
ペレーション
解像度: フルカラー(YUV 4:2:2) 1024×768
リモートコントロール: 10 ボタン赤外線方式
コンポジットビデオ出力: NTSC/PAL 1Vp-p コンポーネントビデオシグナル
VGA モニター出力ポート:
<標準規格モニターまたはプロジェクター接続用 VGA 1024×768 RGB による 60Hz インターフェ
イス
<シングル+安定化した 5 ボルト電源
プレゼンテーションフォーマット:印刷可能な Windows XP/2000 のアプリケーション で作成された文
書なら全て OK!
使用可能端末: Pocket PC 端末&SDIO プロトコルをサポートした SD/miniSD スロット付スマ
ートフォン
ディスプレイ&プレゼンテーションデバイス:
<解像度 1024×768 を 60Hz (大部分の CRT モニターとプロジェクターに対応) でサポートした
HD-15 (VGA) コネクター付デバイス
<全ての NSTC、PAL コンポジット、S-Video、ビデオモニター
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SPECTEC 社の製品をお買い上げいただきまして、誠にありがとうございます。
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