体験談&感想文

笑顔 No.1(保田智範:やすだとものり)
【学校初日】
学校登校初日。初対面の子供たち。「謎の男が来たぞ!」って思われてそうな緊張感が走る。鋭い
視線を感じながら日本語の授業開始。堅い表情をしている子供たちがある物を見た途端、目が輝い
た。それは“鉛筆削り”。手でクルクル回す“鉛筆削り”。それをきっかけに子供たちが話しかけ
てきてくれた。一気に距離が縮まった瞬間だ!休み時間になった瞬間、私は空高くカラーボールを
投げた。そのボールを追いかける子供たち。取り合う子供たち。そして投げる子供たち。子供たち
の笑顔・・・この村に来て良かった。
【ホームステイ】
ホームステイ先での夜。子供たちと風船遊び。小さい女の子がず~っと大笑い。かわいい笑い声。
つられてこっちも大笑い。天井にぶつかり風船が割れて大笑い。これで風船遊び終了!と思ったら
彼女の希望で第 2 回目のスタート!さらに大騒ぎ。さらに大笑い。にっこり。
【家でのハプニング】
夜、お風呂の電気が点かないハプニング発生。家の電気は村長さんの家で充電したバッテリーに繋
いで電気を供給しているんですが接触が悪かったのか点きませんでした。というわけで、お母さん
(ホストマザー)は私を下に連れて行き、トラクターのバッテリーを外す事を指示しました。が・・・
本当に良いのかそれで!?お母さんわかってる?結局、最後の最後でネジをとる道具がない事がわ
かり断念。お母さんが隣の家に助けを求めに行った時、家の中から「電気、点いたよぉーーー」の
声。点いた事をお母さんに言っても言葉が通じないのでわかってもらえず。OK!OK!って言っ
てもなかなか通じず・・・お母さんの手を引っ張って無理やり家に帰らせて電気が点く事を見せま
した。これでやっとお母さんも納得!一気に疲れちゃったよ。
【ダンスパーティー】
夜、子供たちが遊びに来た流れで、近所で行われているダンスパーティへ。テクノ好きな私として
は大音量でダンスミュージックが聴けるのはとても嬉しい♪ 最初は子供たちと暗闇で踊ってたん
ですが、先生と 18 歳の生徒に連れられみんなの前へ。始まったばかりだからなのか誰も踊ってな
く、私たちと子供を含めた 6 人ぐらいで踊りまくりました♪ まさかカンボジアでクラブ体験がで
きるとは。久しぶりにクラブに来た感じ。めちゃくちゃ楽しかったぁーーー!
【最後の夜】
最後の日の夜。家の子や近所の子とダンスしたり写真撮ったり風船で遊んだりゲームをしたり・・・
おもいっきり楽しみました!子供たちと指きりげんまん♪また、この村に帰ってくることを約束☆
赤や黄色の風船が舞い、そして、蛍が空に飛んで行くのをみんなで眺める光景は映画のようでした。