猫ひろしのオリンピック参加をディベートすれば

平成 24 年 7 月 8 日(日)日南市生涯学習センター
第1部
まなびピア
13:30 ~ 14:30
「 猫ひろしのオリンピック参加をディベートすれば・・・ 」
講師 : 松本 ソニア
(放送大学客員教員・南九州短期大学准教授)
第2部
14:30 ~ 15:30
「 伊東マンショからオラショへ
~三英傑〈信長・秀吉・家康〉の時代をへて現代に伝わる祈りの歌~
講師 : 竹井 成美
日
会
」
(放送大学客員教員・宮崎大学教授)
時 : 平成24 年 7 月8 日 (日) 13:30 ~ 15:30
場 : 日南市生涯学習センター まなびピア
(日南市木山2丁目4-44)
入場料 : 無 料
定 員 : 80 名
主催・問合せ先
放送大学
宮崎学習センター
〒883-8510 日向市本町11-11 TEL:0982-53-1893
講演内容・講師紹介
第1部
「猫ひろしのオリンピック参加をディベートすれば・・・」
この講演は、ディベート(討論)が、言葉の巧みさよりも、主張の根拠としての理由が大事であることをテー
マとします。
「猫ひろしがカンボディアに帰化してまでオリンピックに参加しようとした行動」を巡って、賛成
と反対の意見の対立から、「ディベート」として展開するための仕組みを英語と日本語で実演しながらわかりや
すく講義します。まず主張の裏にある、明確な理由の存在が重要であるとする西洋的な思考についての比較文化
論的な見方からも言及します。
講師:松本 ソニア 氏
Texas A&M University(Bachelor of Arts in Speech Communications)卒業。
現在、放送大学客員教員、南九州短期大学准教授(国際教養学科)。
児童英語教育、TOEIC 対策クラス、ボランティア活動、ESL 準備講座等を担
当。英語教育に関する論文多数。宮崎県中学校英語暗唱大会・審査員
(2007-2008)、宮崎県中学校英語弁論大会・審査員(2009-2011)。
いけばな小原流・教授 3 級を取得するなど日本文化への造詣も深い。
第2部
「伊東マンショからオラショへ
~三英傑〈信長・秀吉・家康〉の時代をへて現代に伝わる祈りの歌~」
西都市生まれの伊東マンショ。今年は没後 400 年を記念するイベントが目白押しだ。マンショの母、町上の墓
は日南にある。その傍らにカムフラージュされたマンショの墓があるらしい。
マンショの死から 2 年後の 1614 年、キリスト教禁止令が出され、厳しい弾圧が始まった。それから今日まで約 400
年。
この間、長崎県生月島には、隠れキリシタンによって「オラショ・歌オラショ」が伝承されている。その存在を
通してマンショの生きた時代を振り返る。
講師
竹井 成美 氏
宮崎大学教育文化学部教授(音楽教育所属)。専門は音楽教育学・東西交流史。
グレゴリオ聖歌に関しては 16 世紀における東西交流の中で、音楽を通して、当
時の音楽教育や音楽事情を明らかにしている。特に、毎夏大分県湯布院で行われ
る「ゆふいん音楽祭」の“ゆふいん西洋音楽探訪”というコーナーに大分中世音
楽研究会(ア・カペラの混声合唱団)を率いて、16 世紀のゆかりの音楽を再現
したのが特筆される。
1605 年に長崎で出版された「サカラメンタ提要」中の 19 曲のグレゴリオ聖歌全
曲 CD 化を実現している。著書には『南蛮音楽 その光と影』(1995 年 音楽之友
社出版)、
『ルネサンス バロック 音楽体系』(2008 年 有限会社アイエムシー音楽
出版)等。
当日は、入学相談会も開催しております。お気軽にご相談ください。
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