非常用発電設備保守点検業務仕様書１本業務は、焼津市文化センターに設置されている非常用発電機設備が常に正常かつ安全に作動するように、専門技術者により細部にわたり保守点検を行うことを目的とする。２対象設備（１）発電機（三相交流同期発電機）形式ＴＡＫＳ－ＤＥＫ定格：連続容量：５００ｋＶＡ電圧：６６００Ｖ極数：４Ｐ周波数：６０ｋＨｚ回転数１８００ｒｐｍ力率８０％（遅れ）始動：空気圧縮機３業務の点検項目は下記のとおりである。 ①定期点検業務（１）周囲、外観点検（２）始動、運転、停止状況の確認（３）実負荷運転1５分間程度（４）主要部水、油、ガス、空気漏れ点検（５）冷却水、燃料油、潤滑油量確認（６）計器類指示確認（７）コンプレッサー作動確認（８）発電機スリップリング、油カキリング、ブラシの点検（９）潤滑油汚れ点検、燃料タンクのドレン抜き（10）冷却水、燃料油汲み上げポンプ作動状況点検（11）吸排気弁バネ点検、給排気弁弁頭スキマ調整（12）発電機盤計器の点検、接地、絶縁抵抗測定（13）クランクデフレクション計測（14）機側リレー、スイッチ作動確認及び配線ターミナル増し締め（15）空気槽安全弁作動確認（16）燃料、潤滑油コシ器分解清掃（17）カムタペットローラー点検（18）ガバナリング点検調整、自動始動塞止弁弁体交換（19）分配弁、始動弁分解点検、過給機フィルター清掃（20）排圧測定（煙道閉塞確認のため）（21）コンプレッサー油交換（22）パッキン・エレメント交換（23）その他必要と認められる事項 1台 ②整備業務（１）不良部品交換・電圧継電器・・・・・・・・・・・３式・同上ソケット・・・・・・・・・・３式・シリコン整流器・・・・・・・・・２式・ヒューズ(FGBO 2A)・・・・・・・４式・ヒューズ(PC1-3A)・・・・・・・・６式・ヒューズ(PC1-5A)・・・・・・・・２式・ヒューズ(PC1-10A) ・・・・・・・６式本業務の実施は、年1回の点検を行い、点検日は担当者と協議のうえ決定する。車路等に通行者もあるため安全等は十分注意し、実施すること。４点検業務後に報告書２部、写真1部を速やかに提出すること。５本業務において、設備に不具合、故障等が発生した場合、ただちに技術者を派遣し、その復旧にあたるものとする。