表「TPPの『何年までに・・』義務規定」

TPPの「何年までに・・」義務協定
16.11.02 TPP特別委員会 篠原 孝
第二章・内国民待遇及び物品の市場アクセス章
1.
関 税 撤 廃: (4 条)関税撤廃について、相手国から要請があった場合は、関税撤廃の時期の繰り上げに
ついて検討するために協議する
→
2.
要請があればいつでも関税撤廃の時期の繰り上げの検討協議ができる
農産物関税:(附属書2-Dの日本国の関税率表、一般的注釈
9(a))7年後に豪・加・チリ・NZ・
米の5か国の要請に基づき、日本の関税、関税割り当て及びセーフガードの適用について協議
→
3.
自
5ヶ国の要求で関税を更に下げさせられる
動 車:
(付録D-1 自動車の貿易に関する日本国とアメリカ合衆国との間の付録)
5年後に日米の自動車貿易について協議、その後は取り決めによる間隔で運用及び実効性を見直し
→
自動車貿易について、5年後にアメリカからいろいろ注文をつけられる
第十五章・政府調達章
4.
政 府 調 達:
(第十五・二十四条 追加的な交渉2)
発効後3年以内に、地方政府を含め適用範囲の拡大のため交渉を開始
→ 公共工事等日本の政府調達(地方政府を含む)を更に拡大させられる
第十七章・国有企業及び指定独占企業章
5.
国 有 企 業:(第17条・14条追加的交渉、付属書 17-C追加的な交渉(a)(b))
発効後 5 年以内に、政府・地方の指定する独占企業の適用を拡大する。追加交渉も
→ 国有企業等の適用範囲を拡大させられる
第十八章・知的財産章
6.
生 物 製 剤 :
(第十八・五十一条 生物製剤 3)
データ保護期間を見直すため、発効から10年後か委員会の決定により協議を行う
→ 基本的には10年後だが、要すれば委員会が決定したらいつでも再協議
第二十七章・運用及び制度に関する規定章
7.
運
用
:(第二十七・二条
委員会の任務 1(b)
)
発効後 3 年以内にTPPを見直す。その後は少なくとも 5 年ごとに見直す
→
3年後に見直し会合を開き、その後5年ごとに見直しせざるをえない
出典:TPP条文及び内閣官房資料より篠原事務所作成