なぜ第１３回世界女子ソフトボール選手権大会の生中継がなかったの！女子ソフトボールがロンドンオリンピックからオリンピック競技種目でなくなった。それはヨーロッパでは盛んではないことや、費用対効果が少ないことが大きな要因になっているようです。外される事が決まったのはロンドン開催が決定した後で、野球場を造るとなると広大な土地が必要になり、しかも球場は一つでは足らないので土地買収から建設費を入れたら相当の額になる。世界的に見たら決して関心度が高くない野球だけの為にそんなお金を掛けたくないのがロンドン五輪組織委員会の考え方で、同様の理由を抱える欧州各国の組織委員に野球とソフトボールの除外票を投じるよう説得して廻ったと言われている。私達に北京オリンピクで一番感動を与えたのは日本女子ソフトボールチームの優勝ではなかったでしょうか。（下線をクリック・ＹｏｕＴｕｂｅが見られます）に北京オリンピクで一番感動を与えたのは日本女子ソフトボールチームの優勝ではなかったでしょうか。（下線をクリック・ＹｏｕＴｕｂｅが見られます） ★第１３回世界女子ソフトボール選手権大会がロンドンオリンピック開催前の 7 月 13 日（水）∼7 月 22 日（日）カナダ・ホワイトホースで開かれました。決勝が 22 日、カナダのカナダ・ホワイトホースで行われ、日本対アメリカの決勝戦は 10 インニングスの延長となり、2 対 1 で日本が勝利した。日本の優勝は 42 年ぶり 2 回目の優勝を果たしました。世界選手権の団体戦ともなれば、オリンピック代表選手と同様に国を背負っていることには変わりないのです。ましてや北京オリンピクで優勝した日本女子ソフトボールチームが第１３回世界選手権大会での優勝を日本のメディアはどこも生中継しませんでした。民放はスポンサーあっての放映ですからスポンサーが無い限り放映しないのも理解できます。しかし、ＮＨＫは我々の受信料と国家予算で運営されているわけですから、日本人の個人が参加しているメジャーリーグの試合に高い放送料金を払って放映していることを鑑みても、私は第１３回世界女子ソフトボール選手権大会で日本国を代表する日本女子ソフトボールチームの決勝戦を放映しないのは何故か、個人としては疑問をも足らざるを得ないのです。 ★日本女子の団体戦で世界に名を最初に知らしめたのはバレーボールであり、次にソフトボール、三番目にサッカー、四番目に卓球です。北京オリンピックと第１３回世界選手権で優勝した日本女子ソフトボールチームにＮＨＫとして暖かい手を差し伸べるべきではなかったのかと思うのは私だけでしょうか。日本人の多くの方は北京オリンピクで一番感動を与えた日本女子ソフトボールチームの第１３回世界女子ソフトボール選手権大会の決勝戦を見たかった人は大勢いたと思います。特に日本のエース、上野由岐子選手は高校時代から日本代表選手に選ばれる逸材の選手で、サッカーの沢穂希と同様に自分の技術を向上させるためにアメリカに渡って武者修行を行って、今日の日本女子ソフトボールの屋台骨となっているのです。４年前の北京オリンピックでは彼女の熱投で金メダルに輝き、日本国中にソフトボール熱をあげたのに、４年の歳月と種目から外れた悲哀を感じるのは私だけでしょうか。 ★第１３回世界女子ソフトボール選手権大会の生中継が無いので試合終了後、YouTube に掲載された第１３回世界女子選手権決勝トーナメントゴールドメダルゲーム（下線をクリック・ＹｏｕＴｕｂｅが見られます）の映像でアメリカＶＳ日本戦を観賞しました。そこには北京オリンピックから鉄人の如く活躍している上野由岐子選手の力投が印象的でした。日本ソフトボール協会決勝トーナメントゴールドメダルゲームアメリカ戦スターティングラインアップ打順守備選手名 1 8 山田恵里日立ソフトウェア 2 9 河野美里太陽誘電 3 6 西山日立ソフトウェア 4 2 峰 5 DP 古田真輝豊田自動織機 6 5 坂元令奈トヨタ自動車 7 7 岩渕有美ルネサスエレクトロニクス高崎 8 3 大久保美紗ルネサスエレクトロニクス高崎 9 Ｐ上野由岐子ルネサスエレクトロニクス高崎ＦＰ 4 鈴木美加トヨタ自動車麗幸代所属ルネサスエレクトロニクス高崎決勝トーナメント・ゴールドメダルゲーム（ファイナル／優勝決定戦）／アメリカ戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計本 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2 アメリカ 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 日 ※延長 10 回タイブレーカーバッテリー：○上野（10 回）−峰日本のエース、上野由岐子は 10 インニングスを投げ切り、被安打 3 本、3 奪三振。アメリカは先発ケイラニ・リケッツが 9 回まで投げ、2 人継投の後、リケッチが再登板。3 人で被安打 5 本、リケッツは 10 奪三振だった。このように試合は好投、攻守の均衡した展開で両軍無得点のまま正規の 7 回を過ぎ、延長へ。延長は走者 2 塁で攻撃が始まるタイブレーカールールだ。最初の得点は 9 回表の日本だった。古田真輝のシングルで河野美里が生還する。しかしその裏すぐにアメリカもローレン・ギブソンのシングルでクリスティーン・オレゴンが生還し同点とする。そして 10 回表、大久保美紗のスクイズで坂元令奈が勝ち越しのホームイン。10 回裏、アメリカは無得点に終わり、日本が大会 2 度目の優勝となった。アメリカは 1986 年以来８連覇を阻止した。日本の上野選手が金メダルを獲得したこの日は、彼女の 30 回目の誕生日だったという。第１３回世界女子ソフトボール選手権大会日本チーム金メダルおめでとうございます。 42 年ぶりの世界選手権優勝！目標を成し遂げ、本当に素敵な「世界一」の笑顔が輝いているオリンピックメダル獲得数の国別一覧大会名金銀銅 1996 アトランタアメリカ合衆国中国オーストラリア 2000 シドニーアメリカ合衆国日本オーストラリア 2004 アテネアメリカ合衆国オーストラリア日本 2008 北京日本アメリカ合衆国オーストラリア世界女子ソフトボール選手権歴代大会結果回年開催地参加チーム数優勝国準優勝国日本の成績 1 1965 年オーストラリア・メルボルン 5 オーストラアメリカリア 3位 2 1970 年日本・大阪 9 日本アメリカ優勝 3 1974 年アメリカ・ストラトフォード 15 アメリカ日本準優勝 15 アメリカカナダ不参加 23 ニュージー台湾ランド不参加 12 アメリカ中国 8位 7 1990 年アメリカ・ノーマル 20 アメリカニュージー 5位ランド 8 1994 年カナダ・セントジョンズ 28→27（モルドバが不戦敗）アメリカ中国 9 1998 年日本・富士宮市 17 アメリカオーストラリ 3位ア 10 2002 年カナダ・サスカトゥーン 16 アメリカ日本準優勝 11 2006 年中国・北京 16→15(コロンビアアメリカが不戦敗) 日本準優勝 12 2010 年ベネズエラ・カラカス[4] 16 アメリカ日本準優勝 13 2012 年カナダ・ホワイトホース 16 日本アメリカ優勝 4 1978 年エルサルバドル・サンサルバドル 5 1982 年台湾・台北 6 1986 年ニュージーランド・オークランド 7位 14 2014 年オランダ・ハールレム参加国１６ヶ国セクション A アルゼンチン中国チェコオランダプエルトリコ南アフリカアメリカベネズエラセクション B オーストラリアカナダ台湾イギリスイタリア日本メキシコニュージーランド