H22・23年度 - ハリウッドビューティ専門学校

H22 年計画と実績
平成 22(2010)年度 専任教員の教育研究等「計画」と「実績」
サービスビジネス基礎科目
江夏健一(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1.
「サービス産業論」2 単位 必修(後期開講)
ビューティビジネスを含むサービス産業・企業を理解するために必要な基礎的知識の学習
を促す。まずサービスの概念、その特性、競争優位の源泉、マネジメントの理解を徹底させ
る。ついで10の業種を選び、受講生とともにその現状と課題の検討をする。また、適宜、
専門家をゲストに招いて、受講生とのディスカッション等を行う。
2.
「プロジェクト成果報告」4 単位 必修(通年開講)
指導する担当学生が選択した課題に即して、
研究指導を個別に、
あるいはグループで行う。
その際、フィールドワークの手法も利用する。
【研究と実践】
1.ビューティビジネスの学問体系の確立を学際的に展開する。
2.ビューティビジネス研究所の運営に従事し、ジャーナルの出版を実現する。
3.関連する著作、論文、訳書の執筆、発表、出版を計画・実施する。
4.日本ビューティビジネス学会の設立に向けての発起人の選定、呼びかけ、発起人会の開催、
準備委員会の組織化と開催、入会案内、設立大会の開催等の諸活動を展開する。
5.専任教員を中心に研究組織を作り、ビューティビジネスに関する総合的研究の科研費補助金申請をする。
【学内行政】
1.副学長として学長を補佐。
2.自己点検委員会委員。
3.その他、関連する諸行事への参加。
【社会貢献】
1.日本経済学会連合理事長。
2.NPO法人こども大学かわごえ理事長。
3.
(社)世界経済研究協会常務理事。
4.国際ビジネス研究学会理事。
5.公益財団法人家計経済研究所評議員。
6.国際ビジネスフォーラム名誉会長
実績
1
H22 年計画と実績
【教育】
1.講義「サービス産業論」2単位 必修
ほぼ計画通りに授業をし、所定の教育成果を納めることができた、と考えている。
2.
「プロジェクト成果報告」2年次通年4単位 必修
1 名の院生の副査を務めた。研究報告書作成の指導をもう少し早期に実施すべきであった、
と反省している。
【研究と実践】
1.ビューティビジネス学の確立に向けては、いまだ緒に就いたばかりであり、十分な取り組
みがなされた、とは言い難い。平成 23 年度の最重点課題として、再度、挑戦したい。
2.研究所主催で、一回だけ研究会を開催した。ジャーナル発行に向けて、より具体的な施策
を講じる必要を痛感している。
3.大著『ビューティビジネスの世界史』の翻訳・出版に向けて鋭意取り組み、平成 23 年 7
月を目途に、現在、最終調整を図っている。
4.学会設立の下準備がようやく整った。平成 23 年 7 月を目途に目下、準備を進めている。
5.若手専任教員の科研申請の支援をしたが、不採用に終わった。平成 23 年度、より多くの専
任教員が申請するよう促すとともに、その支援のための研究会を計画している。
【学内行政】
1.副学長として、適宜、学長に助言を行ってきた。
2.研究所施設整備を学園に要請してきたが、ようやく別館に研究員用のスペースが確保でき
た。
3.自己点検員会にはほぼ毎回出席し、意見を述べてきた。
4.ハノイ大学、台北科技大学との交流協定締結を実現した。
5.入試委員長として、厳正なる入試の実施を図ってきた。
【社会貢献】
1.日本経済学会連合創立 60 周年記念講演会の開催を実現した。
2.NPO法人子ども大学かわごえが、埼玉県主催のベストNPO法人選定のコンペで優秀賞
(第 2 位)を獲得した。
3.世界経済研究協会の一般社団法人化に向けての組織変革作業に参画した。
4.国際ビジネス研究学会の大会委員長として、横浜国立大学で開催された全国大会の組織化
に努めた。
5.家計経済研究所の公益法人化が実現し、引き続き評議員を務めることとなった。
6.国際ビジネスフォーラムを 4 回、開催することができた。
柴垣和夫(研究者教員 教授)
2
H22 年計画と実績
計画
【教育】
1.
「サービス経済学」2単位 選択
ビューティビジネスを理解するために必要な,市場経済の歴史とそのメカニズム,世界経
済と日本経済、その中でのサービス産業の現状について理解を深める。
2.
「プロジェクト成果報告」2単位 必修
指導を担当する学生のテーマに即して,研究指導をおこない,成果報告の作成を個別指導
する。
【研究と実践】
1.日本経済の現状分析:サブプライム問題に始まった世界金融危機後の日本経済の実態と展
望を解明する。研究の進捗に応じて論文または研究ノートの執筆を予定。
2.ビューティビジネスの産業組織:とりかかりとして,化粧品業界または美容サロン業界を
対象として調査を進める。
【学内行政】
1.研究科長。
2.自己点検・FD 委員会福委員長
【社会貢献】
1.新潟産業大学客員教授(経営史集中講義)
2.関科学技術振興記念財団理事。研究・出版助成選考委員。
3.石井記念証券研究振興財団評議員、奨学生選考委員。
4.モーツァルト劇場理事。
実績
【教育】
1.講義「サービス経済学」後期 2 単位(選択)
:
「経済学」の基本的事項の講述でほとんどの
時間を費やし、
「サービス」に特化した講義に移る余裕がなかった。また FD 研究会で、概
念の明確化を旨とする講義内容についてそれなりの評価を受けたが、自分としては、今年
も対話と討論の充実に至らなかったことを反省している。
2.
「プロジェクト成果報告」通年 4 単位(必修)
:今年度は指導学生がいなかったので開講し
ていない。
【研究と実践】
1.共編著書『宇野理論の現在と論点——マルクス経済学の展開——』
(櫻井毅・山口重克・伊藤誠
と.社会評論社、2010 年 7 月 pp.290): 2008 年 12 月に共編者とともに主宰した『宇野弘
蔵先生没後 30 年』の研究集会での報告者・発言者の中から 14 名を選定して新たに執筆し
てもらった論文を中心に編集した学術書で、私は「
「はじめに」
(pp.9〜20)の草稿と論文
3
H22 年計画と実績
1 編(次項)を執筆した。
2.論文「宇野理論と現代資本主義——段階論との関連で——」
(上記共編著所収、pp.182〜197)
:
二つの世界大戦後の「現代資本主義」をそれ以前の「古典的資本主義」との対比において
位置づけ、その展開の特質を宇野理論との関連で方法的に検討した学術論文。
3.査読論文「経済のグローバル化と日本経済の課題——福祉国家再建と産業構造の変革——」
(立
命館大学社会システム研究所『社会システム研究』第 22 号、2011 年 3 月所収、pp.167〜
183)
:2010 年 11 月 23 日に立命館大学草津キャンパスで開催された同大学社会システム
研究所主催のシンポジウムで行った「報告」の草稿に加筆した学術論文で、
「報告」のタイ
トルは「経済のグローバル化と日本経済の再建——一億総「中流化」への回帰を目指して
——」であった。
ほかに、過去に行った講演や執筆した評論の類を編集し、単著書『マルクス=宇野経済学
とともに』
(日本経済評論社、2011 年 4 月刊行予定)を準備中である。なお、反省点とし
ては、ビューティビジネスの産業組織について研究を進めたが、今年度も研究ノートない
し論文にまとめるまでには至らなかった。
【学内行政】
1.研究科長: 月 1 回の教授会の準備を行う運営委員会を定例化し、教授会内の各種委員会(入
試委員会、教務学生委員会、図書出版広報委員会、自己点検 FD 委員会)の体制を整備した
が、その運用の充実には今一歩であった。
2.自己点検 FD 委員会幹事:学生による教員の授業評価アンケートの改善、学期半ばにおける
担当教員自身による授業評価アンケートの新規実施、これらの結果に基づく5回に及ぶ FD
研究会の実施は、それなりの効果をあげたと思われる。また4月に上智大学で行われた大
学評価シンポジウムに委員長(学長)等と参加するとともに、本学の特色に適合した「自
己点検評価項目(案)
」を完成した。
【社会貢献】
1.新潟産業大学大学院客員教授として集中講義「経営史(4単位)」を実施。
2.高崎経済大学の学術講演会(2011 年 12 月)に招聘され、学生・市民を対象に「経済のグ
ローバル化と日本経済の課題」と題して講演。
3.第 21 期日本学術会議連携会員(第1部)。
嶋田美奈(研究者教員 准教授)
計画
【教育】
1.講義「サービス経営学」2単位 選択
経営学を理解するために必要な基本的な用語や、概念や理論をについて理解を深め、 サ
4
H22 年計画と実績
ービス業の経営とは何か、どういうものかを、経営側の視点、ステークホルダーの視点、
顧客の視点でとらえながら、サービス・マネジメントの基本について理解を深める。
2.講義「ファミリービジネス成長論」2単位 選択
ファミリービジネスの基本的理論、競争優位性などについての基本的な理解と、長期に存
続する長寿企業の永続性や持続性の特徴、成功する承継問題など、ファミリービジネス特
有に課題について理解を深める。また、これらの基本的理解に加え、実際にファミリービ
ジネスの経営者からの講演やディスカッションにより、経営の実務、経営感覚、経営課題
について、現実的な理解を深める。
【研究と実践】
1.ファミリービジネスの理論研究:
これまでのファミリービジネスにおける研究論文をレビューし、基本的な理論をまとめ、
ファミリービジネス研究会のメンバーと共同執筆を行う予定。
2.ファミリービジネスにおけるサービス・マネジメント研究:
これまでのファミリービジネスにおいて、サービス・マネジメントからの研究が殆どない
ため、サービスマネジメントの視点から、ファミリービジネスを調査し、永続性、長寿性
とともに、どのようなサービスを展開してきたのか、サービス業としてどのような企業が
あるのかなどを調査する。
3.ファミリービジネスにおけるイノベーション研究:
ファミリービジネスにおいて、伝統と革新は両極に位置するものだが、この双方をポイン
トとして経営を行わなければ、持続的な成長と企業の存続、発展を行うことができない。
このためファミリービジネスにおけるイノベーションとは何か、またイノベーションのプ
ロセスはどのような特徴があるのか、経営者の知識や経験、戦略的思考や起業家精神とイ
ノベーションの関係、組織構造とイノベーションの関係などについて仮説を提示、検証し
明確に理論化するため調査を行い、論文としてまとめる。
4.日本の美と老舗の伝統技術についての研究:
日本固有の美の観念、美を表現する商品などについて調査し、その技術や伝統を伝承して
きた企業について、経営の視点から経営システム、技術の継承、伝統の維持、保持と環境
適応と革新など、その独自性や経営課題について調査を行い、論文としてまとめる。
5.リスクマネジメントの研究:
産経エキスプレスのコラム欄において、
リスクマネジメントの基本的概念や視点について、
身近なテーマや話題のトピックを通して解説を行う。
【学内行政】
1.自己点検・FD委員会委員
2.ビューティビジネス研究所研究員
5
H22 年計画と実績
【社会貢献】
1.早稲田大学 産業経営研究所 特別研究員
実績
【教育】
1.講義「サービス経営学」2単位 選択
受講生のほとんどが経営学の初学者であるため、経営学の基礎的知識や用語が講義の中心
となり、予定していたサービス業に関するサービス・マネジメントや事例研究を行うこと
ができなかった。
2.講義「ファミリービジネス成長論」2単位 選択
客員教授の横澤先生と講義を担当し、横澤先生を中心とした講義を展開したため、事業計
画や経営戦略に関する内容となり、ファミリービジネスとしての講義というより、ファミ
リービジネスの起業的内容が中心となった。そのためファミリービジネスの特徴を事例研
究を通して分析するという講義は行うことができなかった。
【研究と実践】
1.発表
「ファミリービジネスのコーポレート・アントレプレナーシップ」 嶋田美奈
実践経営学会第 53 回全国大会
2.コラム
「リスクを読む」産経エキスプレス 2010 年 4 月~2011 年 3 月 毎週火曜日
論文については、
「ファミリービジネスのコーポレート・アントレプレナーシップ」と題し
た論文を学会へ提出しており査読中である。
ファミリービジネスの理論研究については、今年度よりファミリービジネス研究会のメン
バーとともにファミリービジネスの教科書を執筆予定であり、目次等執筆内容について検討
した。
ファミリービジネスのイノベーション研究は、アントレプレナーシップの研究の中に含ま
れるため、理論はある程度まとめられたが、これから調査分析が必要である。
ビューティビジネスに関して日本の美についての研究は、化粧品業界についての研究を行
ったがまとめるまでにはいかなかった。
【学内行政】
1.自己点検・FD委員会委員:月例の委員会に出席し、職務を遂行。
2. ビューティビジネス研究所研究員:学会設立に向けた準備を行った。また研究所として
出版する予定である Geoffrey Jones 著 「Beauty Imagined」最終章の翻訳を担当した。
【社会貢献】
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H22 年計画と実績
長年関係している非営利活動法人の行事及び研究会運営に携わった
小林 勝(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「サービスマーケティング論」2単位 選択
従来、マーケティングの研究対象は有形財であるモノであった。本講義では、モノのマー
ケティングの戦略要素である4P(製品、価格、場所、プロモーション)に加え、無形ある
サービスマーケティングには8Pのモデルが用いられる。この8Pモデルの理解を促進する
ため、ケースを中心にグループワーク、ディスカッションを通して講義を展開していく。
2.講義「トップマネジメント論」2 単位 選択
日本及びアジアにおけるトップマネジメントおよび意思決定プロセスの事例研究および企
業統治(コーポレートガバナンス)のあり方を探求する。また、コーポレートガバナンスに
関連付け、トップマネジメントの倫理観(ビジネスエシックス)に関する考察を行う。アジ
アにおけるビューティビジネス経営者の行動特性であるコンピテンシーにも言及し、ビュー
ティビジネストップマネジメントあるべき像を明示していく。
3.
「プロジェクト成果報告」2年次通年4単位 必修
指導する院生が選択したテーマに対して、
研究指導を個別、
もしくはグループで実施する。
実証性の高い方法論を院生と話し合い、フィールドワークの技法を駆使する。
【研究と実践】
1.サービスマーケティング論、トップメネジメント論におけるビューティビジネス研究科と
して固有の研究・学問対象分野を探求し体系化を試みる。
2. ビューティビジネス業界のプロフェッショナル人材(ヘアー、エステ等)の多面的アセス
メント(多面的適性検査)の開発に向けて基礎的研究を実施する。必要に応じて、ビジネス
心理学系大学院、研究機関との連携を模索していく。
3.キャリア開発に関する執筆中の書籍を出版する。
4.専任・非常勤教員と連携しビューティビジネスの共同研究を実施する。
【学内行政】
1.教務委員長の職責を全うする。
2.院生募集活動、図書委員として活動する。
3.その他、関連する諸行事に参加する。
【社会貢献】
1.中小企業診断士として公的支援・診断活動に参加する。
2.キャリアカウンセラー、心理相談員として公的、他大学支援・活動に参加する。
7
H22 年計画と実績
3.所属学会・研究会において講義・プロジェクト成果報告関連の研究活動に参画する。
実績
【教育】
1.講義「サービスマーケティング論」2単位 選択
履修登録13名(1年生7名、2年生6名)
講義方式は、ケーススタディによるグループディスカッションでインターアクティブ授業
を展開、目隠し taste testing など実践的な市場調査を通し、学の体系の中でマーケティン
グが経験科学である体験学習を実践。戦略的な人材脅教育、従業員満足(ES)を実現しサ
ービスマーケティングの成功例として前シャネル社元取締役を招聘、ビューティビジネスは
サービス業の中核、資生堂の中国進出戦略とサービス人材育成など事例を提示、主にサービ
スマーケティングの8Pに関連づけディスカッションを実施。履修生2名によるサービスマ
ーケティング観をプレゼンしディスカッション。中間リポート1回、中間時点での履修生の
要望アンケート1回実施とオフィスアワーの活用とメールによる回答を実施。期末試験の結
果とグループディスカッションの参加度、出席率により成績評価。サービスマーケティング
論を15回で理解を深めるためには、前提科目として経営学(マーケティングを含)
、マーケ
ティング論の履修が望ましい。
2.講義「トップマネジメント論」2単位 選択
履修登録14名(1年生10名、2年生4名)
講義方式は、テーマに関する関連資料を配布し、グループ及び教員とのインターアクティ
ブな授業を展開。経営者の職能・機能論、資質論、能力論、意思決定プロセスと決定、日本
的経営、経営者松下幸之助とマネジメント研究家P.F. ドラッカーから適宜引用。個人及
びグループワークに欧米のビジネススクールで多用されている「海での遭難(Lost at Sea)
」
を実施、外部講師による Critical Thinking 講義実施。期末試験の結果とグループディスカ
ッションの参加度、出席率により成績評価。
3.11 月初旬に実施された授業参観週間の特別授業として、次の2回の講義を実施。経営者の
意思決定パート1 サロンの事業継承、経営診断によるエグゼキュティブコーチング(11 月
1日)
、パート2 サロンの事業継承、デッド・イクイティ・スワップ(債権の証券化)
。
4.プロジェクト成果報告 主査指導教員 (ユン キョンスク)
『リラクゼーションサロン経
営の現状と将来について』7 月 6、22 日、8 月 12、26 日。
5.プロジェクト成果報告 副査指導教員 (長谷川幸子)
『キャリア開発』
6.特別ホームアサインメント支援: 芳賀俊央(1年生 10 月入学)授業に関する質問及び芳
賀君の関心あるテーマに対し、① 経営者としてのアセスメントによる自己理解支援キャリ
アアンカー結果及び DVD 学習支援、② 米有名投資家ウォーレン・バッフェット(コカ・コー
ラカンパニー社外取締役)の投資家像、長期的に投資をする戦略的姿勢について意見交換と
8
H22 年計画と実績
フィードバック。
【研究と実践】
1.特別研究報告『新・日本流経営』のリーダー、マネジャーの発掘と育成―コーポレートユ
ニバーシティとビジネススクールは有効か?(26pw スライド)東洋大学経営力創成研究セン
ター、司会者:中村 久人東洋大学教授、センター研究員、於東洋大学白山キャンパスス・
カイホール(2010 年 7 月 3 日)
。概要紹介は、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業『経営
力創成研究』2011 年○月発行(第7号 ISSN 1880-0521 pp.197~199)
2.日本経営教育学会機関誌「査読員」(第 14 巻第1号)に任命。審査論文は、若手学会メンバ
ーの組織論に関する論文で、共生により組織の生産性向上の原理を追求したオリジナリティ
ーのある力作であった。総合的審査結果はAで、査読者署名日は 2010 年 9 月 30 日付。
3.マーケティング・サイエンス学会正会員として、機関紙 “Journal of Marketing Science”
購読し一般論文、若手研究奨励賞受賞論文により学習。
4.ペンシルベニア大学ウオートン・スクール ジョン R パーシバル教授による『EVA モメ
ンタム--企業価値創造につながる評価指標--』Nomura-Wharton Alumni として講演参加、ト
ップマネジメントの戦略的意思決定に関する情報収集、2010 年 5 月 27 日 於新宿野村マネ
ジメントスクール。
【学内行政】
1.教務・学生委員会委員長就任。清里夏季研修において1年生プロジェクト成果報告のプレ
ゼンテーション及び各専任教員フィードバック。
2.各種ハラスメント(セクハラ、アカハラ、アルハラ)の規程化を委員会で起案、教授会承
認後、細則に準じて「窓口相談員」を院生に告知し、制度の実効を図った。
3.大学院第 3 回 FD 研究会報告:ハーバード流 FD と教育の ROI(22 pw スライド) 大学院
107 教室(6 月 16 日)
:ハーバード大学 DEREK BOK CENTER の THE ART OF TEACHING のDVD
を使用し、教育成果は、教育コンテントと教育デリバリーの相乗効果であり、効果の OUTCOMES、
すなわち最終目標は教育機関のディプロマポリシー(育成人材像)にある。コンテントが同
じであれば、デリバリーの差になる。教育技法は、教員相互の研修、授業参観、公開授業の
実施と教員のフィードバック、教育技法・心理学の専門家との意見交換などが有効である。
授業評価は、教授法の改善にヒントを与えるもので、授業評価そのものを目的化すべきでな
い。講義、演習、実習型授業の評価法の同一な尺度だけでは客観的評価は難しい等が主な報
告内容。
4.院生募集活動支援、来校者の面談及び相談ブース活動(エクステンションスクール/ハリウ
ッドホール3回、進学フェアー/ハリウッドホール2回、進学フェアー/中央大学駿河台記念
館3回、進学フェアー/池袋サンシャインビル2回等。
【社会貢献】
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H22 年計画と実績
1.特別講演『逆算的大学生活 35,040 時間の戦略的過ごし方』(28 pw スライド)東洋大学第一
経済学部1学年入学者全員対象(出席単位認定)
、於東洋大学経済学部特別教室(2011 年 6
月 9、16 日)大学生のキャリア形成計画を入学直後から年次別に戦略的に実践していくため
の指針について。
2. ビューティビジネスにおける中堅専門人材のスキル標準策定と標準的教育訓練制度構築
(プロジェクト責任者 山中学長)実施委員に任命。スキル標準策定分科会メンバー、活動
期間は、10 年度8月より 11 年度3月(成果報告会)まで。
3.
「ビューティビジネスにおける中堅専門人材のスキル標準策定と標準的教育訓練制度構築」
(産学連携による実践型人材育成事業)スキル標準策定分科会員として「英国のNVQの過
去と現状及びサロンにおける標準的キャリアパス」について報告 於ハリウッド大学院大学
教員研究室(2011 年 10 月 6 日)
。
4. 導入レベルのキャリア・コンサルティング研修 対象:ハリウッド専門学校、ハリウッド
大学院大学の教職員、目的:教職員のキャリアマインド、スキル、ナレッジを向上させるこ
とにより入学前、在校中、卒業後の進路支援力を向上させること、研修プログラム概要、教
育機関のキャリア支援ワンストップセンター化、ソフトスキル力向上、フォーマルアセスメ
ント、
『YG 性格検査』の実施、キャリア関連キーワードを用いての自己プレゼンテーション
(参加教職員 約 50 名、2010 年 11 月 10 日)
。
5.東洋大学第二経営学部経営学会主催、緊急講演『就職氷河期の就職活動に求められるマイ
ンド、スキル、ナレッジ』
、企業の厳選採用、国籍を問わない大卒雇用戦略、コンピテンシー、
グループワーク、提案力・クリエイティビティ重視の採用を乗り切る戦略的就職活動の提言
(2010 年 11 月 19 日)
。
ビューティ基礎科目
山中ジェニー(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「ビューティ文化論」2 単位 必修
美容文化論として、西洋東洋のヘアメイクファッションを、5000 年前からの歴史を紹介、
その後にあるその時代の文化をお伝えします。比較文化論として、西洋と東洋を同時進行し
ます。その中から、ビューティビジネスに必要なエッセンスを学んで頂けたらと思います。
資料は拙著「歴史を彩る女性たち」
(45 回連載)
『ヘア・モード』
(女性モード社、1988)シ
リーズで、45 人のファッションリーダーを挙げて、細かくレクチャーし、現代においては映
画スターを通して学びます。これまでコレクションした本が多くあり、パリの古本屋から集
めた 19 世紀と 20 世紀のファッションプレート(本物)をご紹介して解説します。ビデオを見
10
H22 年計画と実績
ながら、美容文化論をビジュアル面からもたくさん学びます。食文化においては、拙著 6 冊
から、
『メイ牛山の世界』から、7 月新刊の拙著『毎日生きているのが楽しくて仕方がないわ』
から美容の真髄を探ります。
江戸時代のファッション、メイク、ヘアの心得帳の復刻版を紹介、明治18年に発布され
た束髪令の時に発表された束髪の版画(全て本物)を紹介して、美容の世界を深く掘り下げ
ます。ニューヨークのメトロポリタン、英国の大英博物館、パリのルーブル博物館に毎年通
って学んだ歴史と文化、英国のミュージカル、パリのレビュー、イギリス庭園と城めぐり、
フランスの庭園と城めぐり、ニューヨークのブロードウェイやファッション街で学んだ多く
のことを授業の中にちりばめて、芸術や文化をお伝えしたいと思います。
又、中国の北京での新鮮な体験、西安で学んだ唐のファッションと文化についても多くお
伝えし、メイ牛山から 60 年間学んだ美学や感性を多くの方に伝えたいと思います。
今年度資料として、美容師向け簡単なヘルシー料理『髪化粧』
(髪の文化舎)の連載2ヶ年
分、
『私の時間』
(ヒロ・コミュニケーションズ)
、
『ハリウッドスター』
(ハリウッド株式会社)
、
『フェリーチェ』
(住友生命保険相互会社)の連載を配布します。
【研究と実践】
1.アンチエイジングセミナーの開催:女性の若さと美についての研究をし、私のこれまでの
人生から得た、若々しく美しく活きる秘訣を、昨年度に引き続き、研究発表します。
2.美容食・美学の発表
開発の成果を『ハリウッドスター』
(ハリウッド株式会社)等に掲載し、NHK文化センター
の講師としての講演等により、発表します。
3.過去5年、各誌で発表した、美容食、文化論などを今年から来年にかけて一冊に完成する
予定です。又、多くの雑誌等に、自分の体験、食事法などを発表し、メイ牛山から学んだこ
とを発表します。連載は 3 本以上を続けていきます。
5.ハリウッドビューティ専門学校において、全員に美容文化論、美容健康食を講義し、又、
講演会などで講演します。3 月末開催のビューティショーで、本格的なメイク、ヘア、ファ
ッションを発表します。私の資料をお見せし、時代考証を確実に再現してビューティの全て
をお見せしています。又、総合指導を致します。感性の勉強でもあり、私の研究の集大成で
もあります。
【学内行政】
1.入学試験委員会委員
2.人事委員会委員
【社会貢献】
1.NHK文化センター「世界の歴史を彩る女性たちのヘアメイクファッションの歴史」、「ア
ンチエイジング美健食セミナー」講師
11
H22 年計画と実績
2.NPO法人元気な 120 才を創る会 理事
3.世界美容家協会(ICD)所属 アジア地区オブザーバー
4.日本風俗史学会所属
5.雑誌のインタビューを通じて、メイ牛山の生き方と美容のための健康食を広めます。
6.依頼された講演会を通じ、多くの人に美的感性、健康と美容のための食を伝えています。
実績
【教育】
1. 講義「ビューティ文化論」2 単位(必修)
:美容文化論として、西洋東洋のヘアメ
イクファッション、5000 年前からの歴史等を紹介、その後にあるその時代の文化をお伝えし
ました。比較文化論として、西洋と東洋を並行して進めました。拙著「歴史を彩る女性たち」
(計画参照)シリーズを資料として 45 人の女性ファッションリーダーを挙げて、細かくレ
クチャーし、現代においては映画スターを通して学びました。これまでコレクションした多
くの本や、19 世紀・20 世紀の本物のファッションプレート、ビデオ等を見ながら、美容文
化論をビジュアル面からもたくさん学べるよう工夫しました。食文化においては、拙著 6 冊
をはじめとする『メイ牛山の世界』
、昨年 7 月出版の拙著『毎日生きているのが楽しくて仕
方がないわ』等から美容の真髄を探りました。
その他には、江戸時代のファッション、メイク、ヘアの心得帳の復刻版を紹介、明治18
年に発布された束髪令の時に発表された束髪の版画(全て本物)を紹介して、美容の世界を
深く掘り下げ、前述の拙著を資料としてメイ牛山から 60 年間学んだ美学や感性を伝えまし
た。ニューヨークのメトロポリタン、英国の大英博物館、パリのルーブル博物館に毎年通っ
て学んだ歴史と文化、英国のミュージカル、パリのレビュー、イギリス庭園と城めぐり、フ
ランスの庭園と城めぐり、ニューヨークのブロードウェイやファッション街で学んだ多くの
こと、中国の北京での新鮮な体験、西安で学んだ唐のファッションと文化についても授業の
中にちりばめ、芸術や文化をお伝えしました。
【研究と実践】
1. アンチエイジングセミナーの開催:女性の若さと美についての研究をし、私のこれまでの
人生から得た、若々しく美しく活きる秘訣を研究発表しました。
2. 美容食・美学の発表:開発の成果を『ハリウッドスター』
(ハリウッド株式会社)等に掲載
し、NHK文化センターの講師としての講演等により、発表しました。
3.過去5年、各誌で発表した、美容食、文化論などを今年から来年にかけて一冊に完成する予
定で、現在大手出版社で進行中です。又、雑誌等に、自分の体験、食事法などを発表し、メ
イ牛山から学んだことを発表しました。
4.ハリウッドビューティ専門学校において、全員に美容文化論、美容健康食を講義し、又、講
演会などで講演しました。3 月末開催のビューティショーで、本格的なメイク、ヘア、ファ
12
H22 年計画と実績
ッションを発表しました。私の資料をおみせし、時代考証を確実に再現してビューティの全
てをお見せし、総合指導を致しました。感性の勉強でもあり、研究の集大成でもあります。
【学内行政】
1.入学試験委員会委員
2.人事委員会委員
【社会貢献】
1. NHK文化センター「世界の歴史を彩る女性たちのヘアメイクファッションの歴史」、「ア
ンチエイジング美健食セミナー」講師
2.NPO法人元気な 120 才を創る会 理事
3.世界美容家協会(ICD)所属 アジア地区オブザーバー
4.日本風俗史学会所属
5.雑誌のインタビューを通じて、メイ牛山の生き方と美容のための健康食を広めました。管理
栄養士の雑誌『ヘルスケアレストラン』で、メイ牛山から学んだことを掲載。好評でした。
6.依頼された講演会を通じ、多くの人に美的感性、健康と美容のための食を伝えました。
7.六本木ヒルズ自治会の美容セミナーでは毎回美容と健康食を講演。献立を作り、試食会を
開きました。
8.帝京平成大学通信教育部講師
9.テレビ「コスメパラダイス」出演
10.日本テレビに出演
福地隆芳(実務家教員 准教授)
計画
【教育】
講義「ビューティ美学」2単位 選択
1.錯視(錯覚)が、広告・環境・美容・デザイン等にさまざまな形で効果的に利用され成果
を上げている。そのメカニズム、現状について理解を深める。
2.美容の表現として、今や切り離せないアイウェア(メガネ)にポイントを置き、素材・形・
色などから、自分らしさのアイウェアデザインを表現する。
3.色の持つ高価として味覚・香り(におい)に的をしぼり、色の使い方、より効果的な表現
方法を指導し色彩構成を表現する。
4.ビューティショップのカラーコーディネイトとして、資料を提示し、インテリア・エクス
テリアにおける「なじみ」
「きわだち」の表現の理解を深める。
【研究と実践】
1.美容院の店舗設計を研究、店舗等の開業を考えている学生・卒業生に設備・内装・エクス
13
H22 年計画と実績
テリア等(カラー計画含む)の美容院店舗の資料収集・調査をする。
2.ヘアースタイル指導のためスプレーガン(ピースコン)での表現を研究。より実際のメイ
クや机に近い表現方法の確立を目指す。
【学内行政】
1.入試委員会 委員
2.図書・出版・広報委員会 委員
3.ビューティビジネス研究所
【社会貢献】
1.社団法人日本ジュウリーデザイン協会 財務委員長
2.区立王子第三小学校 学校評議員
実績
【教育】
1.錯視(錯覚)が広告、環境、美容、デザイン等にどのような効果として展開されているの
か、実例としての写真等資料収集に努め、その目垢に図無を的確に納得させる理論を深め
ることを徹底しました。
2. 今や顔の一部となったメガネの素材・形・色などメガネデザインを現代のファッションに
対応できる感覚としての玉型、テンプルのバリエーションの研究を指導
3.色のもつ効果を味覚、嗅覚からより広げ、人間の感情を表現させる色彩の影響の大きさを
体感させる実践をさせました。
4.美容院等ビューティ関連の店舗には、いかにコンセプト作りが必要かを実感させるための
ロゴの選定、色彩計画を展開させ「きわだち」のコンセプトで個性ある店舗をいかに表現
させるか徹底しました。
【研究と実践】
1.現在、住宅は年間80棟ほど設計にかかわっており、美容院の設計にかかわる実績はない
が、美容関係に関してヨーロッパやアメリカを中心にコンセプト別の店舗設計や写真等資料を
収集している。自分なりのコンセプトでのテーマに合わせたプラン・企画を作りたい。
2.ヘアースタイル画指導のため、スプレーガン(ピースコン)での表現研究は2、3点他面
しているが、もう少し上達をめざしたい。
【学内行政】
1.入試委員会 委員
2.図書・出版・広報委員会 委員
3.ビューティビジネス研究所
【社会貢献】
1.社団法人日本ジュウリーデザイン協会 財務委員長
14
H22 年計画と実績
2.区立王子第三小学校 学校評議員
藤原美子(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1.
「ビューティ心理学」2単位 選択
美容で行っている行為が人間発達において、どのような意味合いがあるのか。心理学のみ
ならず、動物行動学、生理学、人類学など幅広い見地から考察する。
【研究と実践】
1.美容のもつ心理学的効果について
美容が自尊感情、事項有能感などといった自己肯定感にどのような影響を与えるのか。ま
た老いにむかう時、この問題をどのように乗り越えるのか。発達心理学的観点よりとらえ
てみたい。
【学内行政】
1.入試委員会委員
2.図書委員会委員
3.教務委員会委員
【社会貢献】
1.エッセイストとして新聞、雑誌にエッセイを掲載したり、書籍を出版する。
書籍 『夫の悪夢』 文藝春秋 2010 年 4 月
本書の中の「もしの世界で」というエッセイが、「2000 年度ベストエッセイ集」
収録(2010 年 8 月出版予定)
『我が家の流儀』 集英社文庫 2007 年 12 月出版
『家族の流儀』
集英社文庫 2008 年 6 月出版
雑誌 「ミセス」に 3 年間(2007~2009)にわたり、エッセイを掲載
「文藝春秋」巻頭エッセイ 2009 年 7 月号
その他、「婦人公論」「プレシャス」等、多数の雑誌にインタビュー記事
2.テレビ出演
NHK教育「となりの子育て」2009 年 10 月(心理学者として子育てについて提言・アド
バイス)
3.講演
富山県高岡市教育委員会主催の講演会で講師を担当(2008 年 11 月)
4.筑波大学附属盲学校講師として、心理学を教える。(平成元年~現在に至る)
実績
15
H22 年計画と実績
【教育】
1.講義「ビューティ心理学」2単位 選択
心理学を学んだことのない学生が多かったので、前半は基本的な人間発達学の講義となっ
た。後半において美容、特にマッサージという触刺激への考察、顔への認知心理学、人格
心理学的アプローチとなった。生徒たちは闊達に授業に参加してくれた。
【研究と実践】
特に学会報告などはありませんでした。
【学内行政】
1.入試委員会
2.図書・出版・広報委員会
3.教務委員会
【社会貢献】
1.ペンクラブの会員として、国際ペンの大会(新宿京王プラザで開催)に参加。(2010 年 6
月)
2.会津若松におけるペンクラブ主催「平和の日に出席(2011 年 3 月)
3.書籍『カツ丼と散歩』(文藝春秋 2010 年 8 月出版)
2009 年度ベストエッセイ集にエッセイが収録される。
ビューティビジネスマネジメント発展科目
山中祥弘(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「ビューティビジネス経営論」2 単位 必修
(1)ビューティビジネスの概念及び産業・経営の現状と将来について理解を深める。さらに
ビューティ各分野の産業論と経営学、会計学の知識を必要とする学生については、個別
に補講の機会を与えたい。
(2)ビューティビジネスの実態を理解するために、関連の教員と経営者によるケーススタデ
ィによる研修等を企画したい。
【研究と実践】
1.ビューティビジネス研究活動の充実
ビューティビジネスに関連する研究者と実務家による産学協同の研究所を充実し、ビュー
ティビジネス研究の高度化を図り、本学の教育研究レベルの充実を図る。
2.ビューティビジネス研究図書の発行
ハーバドビジネススクールのジェフリージョーンズ教授の翻訳出版。
16
H22 年計画と実績
【学内行政】
1.学校法人の理事長職として、大学院の適切な管理運営図る。
2.大学院の経営基盤を強化する。
3.自己点検評価および第三者評価を体制整備。
【社会貢献】
ビューティビジネス従業者の社会的、経済的地位向上のため、以下の貢献策を計画。
1.ビューティビジネス産業の現状と将来性について、本学主催の「エクステンション講座」
を開催し、業界のレベルの向上を図る。
2.日本理美容教育センター、日本理美容試験センターの諸事業への協力。
3.全日本生活衛生同業組合連合会(全美連)の研究・研修事業への協力
4.日本エステテック工業会、日本エスティック協会、エステテック関連団体の研究・研修事
業への協力。
5.日本ネイルリスト協会等ネイル関連団体の研究・研修事業への協力。
6.東京都専修学校各種学校協会の諸事業の協力。
7.経済同友会教育問題研究会での、中小企業問題研究会、サービス産業委員会、生産性向上
委員会等での活動。
実績
【教育】
1.担当科目 ビューティビジネス経営論(2 単位 必修)
2.本学の教育研究対象であるビューティビジネスの概念を明確にし、その社会的、経済的、
役割を理解させることはできた。
3.院生のプロジェクト研究に必要なビューティビジネスの実態を総合的に教授し、さらに、
各分野の調査研究方法を指導し、またそれに必要な資料を提供した。
4.院生個々のプロジックト研究テーマについては、入学時より継続的指導することにした。
【研究と実践】
1. 研究報告
1)学校教育制度における専門職教育の役割と重要性について。
「キャリア教育専門職教育のあり方」2009 年 3 月 16 日、主催 専門学校協会 後援 文科
省厚労省
2)サービス産業における資格検定制度について。
「ビューティビジネスの能力開発について」2008 年 3 月 17 日、主催 サービス産業生産性
協議会。
2.文科省の専門学校実態調査への協力:2010 年 6 月 16 日生涯学習政策課課長補佐 他 4 名
1)ビューティビジネスの現状と将来性
17
H22 年計画と実績
2)専門職教育機関のモデルとしてのハリウッド教育システム
3.監訳:エドワード・J・ティザック著「成功するビューティサロン経営」同友館,平成 22
年。
4.エクステンション・スクールの立案・実施。
第 4 回 平成 22 年 4 月 22 日、テーマ「ファッショントレンドから導くビューティトレンド」
講師 ファッションジャーナリスト・『ファッション通信』エグゼクティブチーフプロデ
ューサー・『WWD ジャパン』編集長兼『WWD ビューティ』編集委員 山室一幸氏
第 5 回 平成 22 年 5 月 20 日、テーマ「美容協会の IPO における現実と今後の課題——チェー
ンの成長戦略と事業継承——」
講師 株式会社 アルテサロンホールディングス代表取締役社長 C.E.O 吉原直樹氏
第 6 回 平成 22 年 6 月 17 日、テーマ「ファッションビジネスの現状と将来——御客価値プロ
デュース——」
講師 株式会社サンエー・インターナショナル代表取締役社長 三宅孝彦氏
第 7 回 平成 22 年 9 月 16 日、テーマ「戦後の美容業界の発展と今後の将来展望」
講師 株式会社アリミノ 田尾有一 氏
第 8 回 平成 22 年 10 月 18 日、テーマ「ブランドの時代は終わり人と時代へ」
講師 美容家 土屋雅之氏
第 9 回平成 22 年 11 月 29 日、テーマ「ファミリービジネスの将来」
講師
亜細亜大学経営学部教授 横澤利昌氏
第 10 回平成 23 年 2 月 4 日、テーマ「経営者の顔」
講師 写真家 海田悠氏
【学内行政】
1.学校法人の管理運営。
2.大学院の管理運営
3.教育および教科内容の充実、カリキュラムの再編成
4、自己点検評価および第三者評価の体制準備
【社会貢献】
1.日本理美容教育センター:全国理美容学校の教員の資質向上としてのエステ・メイク・ネ
イルの教員研修プログラム作成担当
2.日本理美容試験センター:国家試験制度のあり方検討会
3.社団法人東京都専門学校各種学校協会:第三者評価機構理事
4.経済同友会:教育問題研究会・中小企業問題研究会・生産性向上委員会
赤間善郎(実務家教員 教授)
18
H22 年計画と実績
計画
【教育】
1.講義「ベンチャービジネス成長論」2単位 選択
ベンチャー企業の成長プロセスに生じる、経営上の諸課題やリスクを理解し、その問題解決
に向けた視座が設定できるよう準備する。
2.
「プロジェクト成果報告」2年次通年4単位 必修
指導を担当する学生の研究テーマに即して、研究指導を行う。ベンチャー企業、中小企業の
資本調達に関する内外の諸制度、現状などについては、政府系関係機関等への照会などを支
援する。
【研究と実践】
1.
「ベンチャー・中小企業の資本調達(直接金融のあり方)
」
表題につき、制作と市場の両面から現状を概観し、今後を展望する。
個別企業の成功モデルと失敗モデルの中から、諸制度の抱える課題を抽出し対応策を考察す
る。作業の進捗に応じて研究ノートをまとめる。
【学内行政】
1.自己点検・FD 委員会委員
2.教務・学生委員会委員
3.ビューティビジネス研究所研究員
【社会貢献】
1.財団法人中小企業異業種交流財団 理事
実績
【教育】
1.
「ベンチャービジネス成長論」2単位 選択
初期の目標は、ほぼ達成できたものと思われる。特に留学生については、語学力の差などが
壁となりバラツキが生じたが、資本、株式、市場と経営課題につきよく理解して、自分於意
見を組み立てる力をつけた学生も出た。
2.
「プロジェクト成果報告」2 単位 必修
尹慶淑氏プロジェクト研究「今後のヘアサロンビジネスのマーケティング戦略」につき、副
査として指導を行なった。研究の中で氏が提案する事業展開について、
「要素技術のモジュー
化」という概念を用いて論文を構成・整理すると理解しやすくなることを助言・指導した。
【研究と実践】
1.
「ベンチャー・中小企業の資本調達(直接金融のあり方)
」
作業は遅々として進んでいない。
【学内行政】
19
H22 年計画と実績
1.自己点検・FD 委員会委員
① 授業評価に関わる「学生アンケート」の評価項目等の見直しを行い、新フォーマットを策
定した。
② 清里合宿で「中小企業投資育成制度」について特別講義を行う。
2.教務・学生委員会委員
学生募集に関わる事務の補助を行う。
3.ビューティビジネス研究所研究員
別館に準備された研究所スペースのレイアウト(案)を検討。
【社会貢献】
1.財団法人中小企業異業種交流財団 理事(非常勤)
平成 22 年 5 月、同財団の解散をもって理事を退任、引き続き清算人に専任され、同9月清算
終了をもって、終任した。
伊東昭彦(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「キャリア開発論」2単位 選択
キャリアとは、狭義に「進路・職業・履歴・資格」などであるが、現在はキャリアの概念
を広義に「個人の人生・生き方とその表現方法」であるとし、総合的ライフキャリアとし
て捕えている。
そこで、個人のキャリア形成ニーズと経営者が個人に求めるニーズとの調和を図るための
組織的、計画的、継続的なキャリア開発に関する理論と実践を学んでいく。
現在ビューティビジネスにおいても、
キャリア開発はヒューマンリソースマネジメント
(H
RM)戦略の中核をなしており、教育の中でメーカー・ディーラー・サロンの成功事例を
紹介し、理解を深めていく。
2.プロジェクト成果報告 前・後期 4単位 必修
【研究と実践】
個人及び企業・団体、特にサービス産業におけるキャリア開発の重要性に気づき、関連す
る主要な実践的理論、成功事例および今日的課題に関して研究していく。
【学内行政】
1.図書・出版・広報委員会
2.自己点検FD委員会
3.入試委員会
【社会貢献】
20
H22 年計画と実績
1.社団法人「日本カウンセラー協会」認定 産業カウンセラー
2.社団法人「日本カウンセラー協会」認定 キャリア・コンサルタント
実績
【教育】
1.講義「キャリア開発論」 前期 2単位 選択
ビューティビジネスに於ける人材育成やキャリア戦略を中心に、個人のキャリア形成ニー
ズと起業が個人に求めるニーズとの調和を図るため、組織的・計画的キャリア開発に関す
る理論と実践について授業点亜紀をおこなってきた。情報(知識)の付与に関してはある
程度出来たと思うが、討議や更なる研究にまでは至らなかった。
2. プロジェクト成果報告 前・後期 4単位 必修
①「日本に於けるネイルビジネスと台湾への普及」
②「ビューティビジネスに於けるキャリア開発」
以上のテーマで2名の院生に対してそれぞれ指導を行ない、成果報告を完成させた。
【研究と実践】
1.個人及び企業、特にビューティビジネス・サービス産業に於けるキャリア開発の事例及び
課題に関し研究し、教科運営に活用した。
2.当方所属の社団法人日本産業カウンセラー協会主催「産業カウンセリング第 40 会全国研究
大会」
(2010 年 6 月 5・6 日)出席し、産業構造の変化著しい状況下におけるカウンセリン
グ及びキャリアコンサルティングについての研究活動を行なった。
【学内行政】
1.図書・出版・広報委員会 委員長
「大学院図書室規程」及び「同、利用規程」を制定すると共に、図書購入に関する運用要
領を策定し、その実施を図った。
「エクステンションスクール講演記録冊子」・「プロジェクト成果報告(一期生)取り纏
め」及び「紀要」等の作成が課題として残った。
2.自己点検・FD委員会 委員
委員会の出席はじめ、自己点検・FD活動に取り組んだ。
3.入試委員会 委員
平成22年度10月生及び平成23年度4月生の入学試験に立会い、厳正なる試験の実施
を図った。その結果、10月生5名、4月生13名(内1名震災により辞退)の合格者が
生まれた。
【社会貢献】
1.社団法人「日本産業カウンセラー協会」認定 産業カウンセラー
2.社団法人「日本産業カウンセラー協会」認定 キャリアコンサルタント
21
H22 年計画と実績
ビューティテクノロジー発展科目
渡邊 雅美(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「ビューティビジネス技術特論」2単位 選択
ビューティビジネス全般に係る技術において、ヘア・メイク・ネイル・エステティック・
ブライダルなど実際の技術の展示などにより技術理論だけではなく、
実践的に学習をする。
消費者ニーズの高度化、多様化に対応するべく先端的技術についてビジネスに導入すべき
技術を学習する。
2.
「ヘア技術者評価特論」2単位 選択
主たるヘア技術であるカット、パーマ、カラー、スタイリング等で要求される高度なレベ
ルの技術展示、サロンワークにおける技術、院生自身が実習を通して体験し、実際の技術
を用いて作品を製作する。
【研究と実践】
1.コンテストヘアスタイルにおけるデザインの研究
2.ヘアスタイルの撮影を通しての学習研究
3.ヘアショーにおいての実際とデザインについて
4.ヘア技術者ベーシックのマニュアル制作
【学内行政】
1.FD委員会
2.ビューティビジネス研究所
【社会貢献】
1.理容師美容師試験センター委員
2.各美容選手権大会審査委員
3.TBA東京美容家集団副会長
4.全日本美容講師会場人創作委員
5.美容組合において各種講習会講師
6.ICDインターコアフィユール役員
7.NPO法人日本美容振興センター役員
実績
【教育】
1.講義「ビューティビジネス技術特論」
コンシューマの立場からビューティ全般に係る技術において実際の技術の展示、そして体
22
H22 年計画と実績
験を通して技術者では古いものでも技術
2.講義「ヘア技術者評価特論」
ヘアデザインに必要である全ての技術の理論、作品などについてのメカニズムを学習する
ことが出来た。一人一体のモデルウェイッグにカット・カラーを施術し、実際にシザーを使用
し、カットデザインを仕上げたことが大きな実習となった。
【研究と実践】
1.コントラストスタイル・クリエイティブ・アップスタイル・カットスタイルの指導
基本~応用まで。
反省点としては、コンクールに取り組む姿勢をまずしっかり理解させ、ベーシックに時間
を多くとるべきであった。
2.成人式のヘアスタイルの撮影では、色々なエクステンションの使い方、また技術を解説。
撮影においてのポイントなども今後纏めていきたい。
3.TMモード発表会ヘアショーに出演、モデルに対するトータルなアレンジ。
トータルに制作できるので良かったと思う。
4.ヘア技術者、ベーシックマニュアルの制作では、アシスタント技術者についてのマニュア
ルテーブルを制作
アシスタント技術についてもう少し細分化したものが必要と考える。
【学内行政】
1.FD委員会
【社会貢献】
1.理容師・美容師試験センター本部委員
2.各美容大会の審査・役員
3.TBA東京美容家集団常任創作委員最高指導委員
4.全日本美容講師会ヘア常任創作委員、同 着付最高師範
5.ICD評議員
6.NPO法人日本美容技術振興センター副理事長
村山 誠一(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「コスメティック商品開発特論」2単位 選択
本講義はコスメティックビジネスの核となる商品開発を基点として化粧品事業のマーケテ
ィングを考察し、解明していく。
化粧品商品開発については産学共同体制により具体的事例を通して、商品開発、生産、
、流
23
H22 年計画と実績
通、販売促進、化粧品会社の経営など、幅広く化粧品事業を学び研究する。
従って、コスメティックビジネスに携わる経営者や戦略スタッフ、化粧品事業の起業を目
指す者にとって実践的な能力の習得が期待できる。
【研究と実践】
既存の化粧品メーカー及び新しく化粧品事業に参入したメーカーの成功・失敗事例の研究。
【学内行政】
1.入試委員会
2.教務・学生委員会
3.図書・出版・広報委員会
【社会貢献】
特にありません。
実績
【教育】
1.講義「コスメティック商品開発特論」 後期2単位 選択
本講義はコスメティックビジネスの核となる商品開発を基点として、化粧品事業のマーケ
ティングを考察し、解明を進めた。商品開発については、産学共同体制により具体的事例
を通してその特長を検証し、また化粧品業界のマーケティングの学習や討議を通して、商
品開発、生産、流通、販売促進、化粧品会社の経営など、幅広く化粧品事業について理解
を深めた。
2.
「プロジェクト成果報告」 2年次通年 必修
「化粧品業界における広告戦略の変遷」について学生の研究報告作成を指導した。2.
【研究と実践】
1.既存の化粧品メーカー及び新規参入メーカーの成功・失敗事例の研究
2.中国を中心に海外化粧品市場の動向を研究
3.Ⅱ本の化粧品業界の歴史を研究.
【学内行政】
1. 入試委員会
2.教務・学生委員会
10.図書・出版・広報委員会
【社会貢献】
特にありません。
中野正好(実務家教員 教授)
計画
24
H22 年計画と実績
【教育】
1.講義「メイクアップ技術者評価論」2単位 選択
平成22年度前期シラバスに準ずる。
第15講は、まとめではなく「P.P.Dメイクアップ理論」に内容を変更。
5月26日は「ビューティビジネス技術特論」
(渡邊雅美教授)の授業へ参画(シアトリカ
ルメイクデモンストレーション)
。
7月3日は、横田敏一客員教授の業界見学へ同行する予定
【研究と実践】
「シアトリカルメイクの表現研究」
シアトリカルメイクは「性格づけされたメイクアップ表現」を求められる。各登場人物の年
令や社会的位置づけ、感情表現を端的に創る。具体的には、7月17日、18日、19日の公
演オペラ「ドンジョバンニ」で実施。出演者が各日異なるため
【学内行政】
1.FD委員会
2.広報委員会
【社会貢献】
1.全美連(全国美容業生活衛生同業組合連合会)におけるメイクアップ教育
6月14日 鳥取、8月2日・3日・4日 東京、8月9日~11日 兵庫
8月19日~21日 東京、8月23日~25日 兵庫 8月30日・31日 東京
12月20日 石川
2.理美容教育センターにおけるメイク教育 12月24日・25日
3.オペラのメイク担当
江東オペラ公演「ドンジョバンニ」のメイク担当 7月17日・18日・19日
同
「仮面舞踏会」のメイク担当
4月3日・4日
4.日本エステティック協会の機関誌の撮影 6月7日
5.その他 講習会
実績
【教育】
1.講義「メイクアップ技術者評価論」
比較的順調に推移、生徒からの評価も平均より高かった。
2.講義「ビューティビジネス技術特論」への参画
「イメージのとらえ方」についてレクチャー、メイク一般の考察方法を提示、わかりやすい
内容であったと思う。
25
H22 年計画と実績
【研究と実践】
1.
「シアトリカルメイクの表現研究」
4月2日~4日ティアラこうとうにおけるオペラ公演「仮面舞踏会」
、7月17日~19日
江東文化センターにおけるオペラ公演「ドンジョバンニ」のメイクアップを担当し、3組
のメイク表現に挑んだ。同じ演目でも出演者が異なると演技が変わるので、それにあわせ
てメイク表現も変化せざるを得ない。それなりにうまく表現できたと思う。
2.撮影
日本エステティック協会 会報誌のメイク撮影(テーマ:アダルトメイク)
3.台湾 7月1日・2日 美容部員に撮影メイク指導
4.ショウ 12月20日(石川)
【学内行政】
1.FD委員会
2.図書・出版・広報委員会
【社会貢献】
1.全美連 教育関係
6月14日 鳥取、8月2日・3日・4日 東京、8月9日~11日 兵庫
8月19日~21日 東京、8月23日~25日 兵庫 8月30日・31日 東京
9月30日(福岡)
、11月1日(広島)
、12月6日(奈良)
2011 年
1月24日~26日・2月7日~9日・14日・15日(東京)
本田あけみ(実務家教員 教授)
計画
【教育】
「エステティック技術評価特論」2単位 選択
・ビューティビジネスにおけるエステティックサロンマネジメントの理解を深めるため、エ
ステティックの概略講義・実習・体験を通して授業を進める。
【研究と実践】
エステ化粧品の研究:新開発された化粧品の研究結果を論文として作成する。
【学内行政】
1.図書・出版・広報委員会委員
2.就職に関する学生対応
【社会貢献】
1.東京地区理容師美容師養成施設研修協議会幹事
26
H22 年計画と実績
2.日本エステティック協会代議員
3.インターナショナルエステティシャン(CIDESCO)メンバー
実績
【教育】
・ビューティビジネスにおけるエステティックサロンマネジメントの理解を深めるため、エ
ステティックの概略講義・実習・体験を通して授業を進めた。
【研究と実践】
1.FD研究会において、エステティックについての講座を担当
2. 「ビューティビジネス特論」において、<エステティック技術者評価特論>を担当
(2010.7.28 18:00-20:30)
3. 韓国コリアナ化粧品研修生21名に対して「エステティックサロンマネジメント」を担当
し、日本のエステティック業界の現状と世界の現状について講義(2010.6.26)
【学内行政】
1.図書・出版・広報委員会委員
2.就職に関する学生対応
【社会貢献】
1.東京地区理容師美容師養成施設研修協議会幹事
2.日本エステティック協会代議員
3.インターナショナルエステティシャン(CIDESCO)メンバー
4.ICD JAPAN(世界著名美容家協会)メンバーとなる
27
H22 年計画と実績
28
平成23(2011)年度 カリキュラム 授業科目の名称
科目
(太字:必修科
区分
目)
ー
サ サービス産業論
ス
サービス経済学
基ビ
サービス経営学
礎ス
科 ビ サービス会計論
目 ジ サービスマーケティング論
ネ 小計(5科目)
ビ ビューティ文化論
ュー
ィ
礎
科
テ
目
ビューティ美学
ビューティ心理学
日本文化論
小計(4科目)
ビューティビジネス経営論
ファッションビジネス論
ウェルネスビジネス論
ベンチャービジネス論
老舗企業論
ファミリービジネス論
企業研究
経営者研究
経営戦略論
キャリア開発論
リスクマネジメント論
プレゼンテーションスキル
チェーンオペレーション
小計(13科目)
ビューティビジネス技術論
メディカルビューティ技術論
コスメティック商品開発論
ヘア技術者評価論
メイクアップ技術者評価論
ネイル技術者評価論
エステティック技術者評価論
ヘア技術指導者論
メイクアップ技術指導者論
ネイル技術指導者論
エステティック技術指導者論
基
ュー
ビ
ィ
テ
ビ
ジ
ネ
ス
目
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
発
展
科
ュー
ビ
ィ
テ
ー
テ
ク
ノ
ロ
ジ
発
展
科
目
ェ
ト ジプ
科 ロ
目ク
教員名
ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻
授業形態
単位数
セメスター 配当
必
選
講
自
演 実 備考
年次
修 択 由 義 習 習
前 後
◎江夏 健一
●
◎柴垣 和夫
◎嶋田 美奈
高木泰典
◎小林 勝
○
○
3
◎山中 ジェニー ●
福地 隆芳
○
◎藤原 美子
○
○
2
◎山中 祥弘
2
◎山中 祥弘
近藤 サヨ
◎今井 利絵
◎赤間 善郎
横澤 利昌
◎嶋田 美奈
◎山口 一臣
高井 透
池上 重輔
◎伊東 昭彦
◎嶋田 美奈
◎今井 利絵
◎今井 利絵
小計(11科目)
◎本田 あけみ
川本 善規
村山 誠一
渡邊 雅美
中野 正好
中村 富玖実
◎本田 あけみ
渡邊 雅美
中野 正好
中村 富玖実
中務 真澄
プロジェクト成果報告
各専任教員
●
○
○
○
2
-
1・2
1・2
2
2
1・2
4
○
1・2
○
○
○
1・2
1・2
○
○
○
6
7
●
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
6
5
○
合計(34科目)
-
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
12 58 0
学位又は学科の分野
卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法
○
○
○
新設
-
○
○
新設
○
新設
○
新設
○
名称変更
新設
○
新設
新設
新設
-
○
○
○
○
○
○
○
名称変更
名称変更
名称変更
○
○
○
○
名称変更
名称変更
名称変更
名称変更
新設
新設
新設
○
○
新設
-
○
4
-
ビューテイビジネス修士(専門職)
Master of Beauty Business
2
2
2
6
名称変更
-
0
1・2
-
1・2
○
○
2
2
2
2
2
2
8
○
○
○
○
○
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2 24 0
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2 20 0
1
小計(1科目)
学位又は称号
○
○
2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
-
1・2
1・2
1・2
-
経済学
授業期間等
修了要件は、本学に2年間在学し、30単位以上を修得とする。必修科目として各科目区分の必 1学年の学期区分 2学期
修科目にプロジェクト成果報告を加えて計12単位、選択科目として各科目区分から2単位以上 1学期の授業期間 15週
計18単位以上を履修し、合計30単位以上を設定する。
1時限の授業時間 90分
29
教 育 課 程 等 の 概 要
(ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻)
科目 授業科目の名称
区分 (太字:必修科目)
単位数
教員名
授業形態
セメスター 配当
年次 必 選 自 講 演 実
修 択 由 義 習 習
前 後
備考
経済学
柴垣和夫・柳田志学 ○
○ 1・2
2 ○
サービス経済学
経営学
嶋田美奈・温明月
○
○ 1・2
2 ○
サービス経営学
簿記会計論
田井良夫
○
○ 1・2
2 ○
サービス会計論
心理学
福井博一
○
○ 1・2
2 ○
ビューティ心理学
サロンマネジメント
前 経営数理
提
科
目
ビューティビジネス日本語
橋田隆靖
○
○ 1・2
2 ○
ヘア技術者評価論
メイクアップ技術者評価論
ネイル技術者評価論
エステティック技術者評価論
○
○ 1・2
2 ○
サービス産業論
サービス経済学
サービス経営学
加藤泰久
川島鋼太郎・温明月 ○
○ 1・2
2 ○
※留学生対象
ビューティビジネスマネジメント発
展科目
ビューティテクノロジー発展科目
○
○ 1・2
2 ○
ビューティビジネスマネジメント発
展科目
ビューティテクノロジー発展科目
○
○ 1・2
2 ○
プロジェクト成果報告
○
○ 1・2
ビューティビジネス英語
柳田志学
プロジェクトスキル論
今井利絵
プロジェクト成果報告メンター柳田志学・温明月
小計(10科目)
○
プロジェクト成果報告
18
合計(10科目)
授業期間等
1学年の学期区分
2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
H23 年計画と実績
平成 23(2011)年度 専任教員の教育研究等「計画」と「実績」
サービスビジネス基礎科目
江夏健一(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1.
「サービス産業論」2 単位 必修 後期
ビューティビジネスを含むサービス産業・企業を理解するために必要な基礎的知識の学習
を促す。まずサービスの概念、その特性、競争優位の源泉、マネジメントの理解を徹底させ
る。ついで10の業種を選び、受講生とともにその現状と課題の検討をする。また、適宜、
専門家をゲストに招いて、受講生とのディスカッション等を行う。
2.
「プロジェクト成果報告」4 単位 必修(通年開講)
指導する担当学生が選択した課題に即して、
研究指導を個別に、
あるいはグループで行う。
その際、フィールドワークの手法も利用する。
【研究と実践】
1.ビューティビジネスの学問体系の確立を学際的に展開する。
2.ビューティビジネス研究所の運営に従事し、ジャーナルの出版を実現する。
3.関連する著作、論文、訳書の執筆、発表、出版を計画・実施する。
4.日本ビューティビジネス学会の設立に向けての発起人の選定、呼びかけ、発起人会の開催、
準備委員会の組織化と開催、入会案内、設立大会の開催等の諸活動を展開する。
5.若手専任教員によるビューティビジネスに関する総合的研究の科研費補助金申請の支援を
する。
【学内行政】
1.学長として学務を統括する。
2.研究所長として研究活動の活性化に努める。
3.自己点検委員会委員長。
4.その他、関連する諸行事への参加。
【社会貢献】
日本経済学会連合理事長。
1.
(社)世界経済研究協会常務理事。
2.国際ビジネス研究学会理事。
3.公益財団法人家計経済研究所評議員。
4.国際ビジネスフォーラム名誉会長
30
H23 年計画と実績
実績
【教育】
1.
「サービス産業論」2 単位 必修(後期開講)
ビューティビジネスを含むサービス産業・企業を理解するために必要の習得を促すことを目
的に、まずサービスの概念、その特性、競争優位の源泉、マネジメントのりかいを徹底させ
た。ついで 11 の業種を選び、受講生とともにその現状と課題の検討をした。また、適宜、専
門家をゲストに招いて、受講生とのディスカッション等を行った。
2.
「プロジェクト研究成果報告」4 単位 必修(通年開講)
指導を担当した 3 名の院生が選択した課題に即して、研究指導を個別、あるいはグループで
行った。また、うち2名の院生については夏季休暇に中国とタイでのフールワーク(会社見
学)を行った(9泊 10 日)
。
【研究と実践】
1.
「ソーシアル・ビジネス寸感」
、
『連合ニュース』
、No.46、日本経済学会連合刊 H23.3
2.
「日本経済学会連合創立 60 周年によせて」
『世界経済評論』3~4 月号、
(社)世界経済研究
協会刊、H23.3
3.
「第 2 回世界経済研究評論優秀研究者論文賞、審査員講評」
、
『世界経済評論』5~6 月号、
(社)
世界経済研究協会刊、H23.5
4.G.ジョーンズ著『ビューティビジネス-「美」のイメージが市場をつくる-』共監訳、
中央経済社、H23.9
5.
「メタグローバル時代のビューティビジネス」
、
『ビューティビジネスレビュー』Vol.1,No.1
以上、所期の計画の大半は実現できたが、それらを教育に反映するまでには至らなかった。
それは次年度の課題である。
【学内行政】
1.学長として学務を統括。
2.研究所長として研究誌『ビューティビジネスレビュー』の創刊に向けて尽力。
3.韓国の世宗大学との交流協定等、国際交流の活発化を企図・実現。
4.その他、関連する諸行事に参画。
【社会貢献】
1.日本経済学会連合理事長として学会活動の振興に努めた。
2.
(社)世界経済研究協会副理事長として一般社団法人化に向けての諸活動に関与。
3.公益財団法人家計経済研究所評議員として財団活動に参画。
4.国際ビジネス研究学会理事(大会担当委員)として学会活動に参画。
5.ビューティビジネス学会初代会長として学会活動を統括。
6.国際ビジネスフォーラム名誉会長として会務に参画。
31
H23 年計画と実績
柴垣和夫(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「経済学」
(前提科目)前期 2 単位 選択
大学等で「経済学」を既習していない院生を対象に、市場経済と資本主義の歴史とメカニズ
ムを講述する。
2.講義「サービス経済学」後期 2 単位 選択
ビューティビジネスを理解するために必要な、モノと対比してのサービスの特質、近代社会
におけるサービス産業、現代社会におけるその拡張、脱工業化社会論、サービス産業におけ
る「感情労働」問題などを講述する。
3.
「プロジェクト成果報告」2 年次通年 4 単位 必修
ビューティビジネスの産業組織、産業史、経営史とその周辺を研究プロジェクトとする院生
の研究報告作成を個別指導する。
【学内行政】
1.研究科長として運営委員会の一員を務める。
2.入試委員長
【社会貢献】
1.日本学術会議連携会員(第 1 部)
2.
(財)席科学技術振興記念財団理事、同研究出版助成事業選考委員
3.
(財)石井記念証券研究振興財団評議員、同研究助成選考委員、同奨学資金選考委員
4.モーツァルト劇場理事
実績
【教育】
1.講義「
(前提科目)経済学」前期 2 単位(選択)
:前年度までの「経済学」の講義を,より
入門的にした内容に修正して講義した。
2.講義「サービス経済学」後期 2 単位(選択)
:新設科目で、
「サービス産業論」
「サービス経
営学」と重複しないよう、
「運輸」
「保管」
「商業」
「信用」といった経済原論レベルのサービ
ス活動の性格を論じたあと、国家による「公共サーブス」
、現代資本主義における「社会保障
サービス」
、
「豊かな社会」における対人(消費者)サービス増大の政治経済学的意義につい
て講義した。何れの講義でも、聴講者が少ないこともあって、講義のあとの質疑応答がある
のみで、討論中心の授業にはほど遠かった。
3.
「プロジェクト成果報告」
:以下の 3 点の「報告」論文作成の指導に当たった。
(1)
「
『遺影』の新たな役割とビジネスチャンス—— The last message ——」
:出発点は遺影ビジ
32
H23 年計画と実績
ネスの開発であったが、中途から、現在納棺師に任されている「死化粧」を、高齢社会のも
とでの美容師の新しいマーケットとして取り込むビジネスモデル構築を目的としたテーマに
発展させ、完成させた。
(福地教授と共同指導)
(2)「ジェルネイルに関する日韓比較——ジェルネイル事情と検定制度を中心に——」
:現在、日韓
両国で流行しているジェルネイルの普及度は日本が高く韓国が低いが、その一因は日本が導
入に先行したことにあるとはいえ、より大きな理由として、日本では独立しているジェルネ
イルの検定が韓国ではネイル一般の検定の一部に埋没し、そのことが有資格の施術者の供給
を制約しているところにあるのではないか,
を論じた論文を指導した。
(伊東教授と共同指導)
(3)「日中化粧品企業のマーケッティングにおける IT 戦略経営の融合性研究——中国の市場にお
ける資生堂の新動向と発展戦略——」
:当初、多国籍企業の IT 戦略一般を課題としたいという
「過大」な学生の構想を、表題にまで絞らせたものの、日本語能力の不足と「コピペ」是正
に時間をとられ、十分な成果は達成できなかった。
(小林、今井両教授、温助教と共同指導)
【研究と実践】
1.単著書『マルクス=宇野経済学とともに』日本経済評論社、2011 年 4 月。pp.272
2.論文「
(共編著『宇野理論の現在と論点』所収拙稿に対する)吉村信之・鈴木和雄氏の批評
に答える」ニュースレター『宇野理論を現代にどう活かすか』Ⅱ-6 号、2011 年 10 月
(http://www.unotheory.org/, 475KB, pp.5)
3.小論「経済のグローバル化と産業構造の変革」『生活経済政策』No.178(通巻 594 号)2011
年 10 月号(P.2「明日への視角」)
4.学会報告「経済のグローバル化と産業構造の変革」経済理論学会第 59 回大会・共通論題関
連第 1 分科会、2011 年 9 月 2 日、立教大学
5.研究セミナー報告「危機と世界資本主義の行方——日本の課題にも触れて——」福島大学国際
経済研究会主催、福島大学、2012 年 3 月 23 日
【学内行政】
1.研究科長:平成 22 年度末における新事務局長の赴任、23 年度からの新学長の就任に伴い、
効率化の観点から教授会中心の教学運営が修正され、学期の始終の教授(懇談)会と委員会
中心の運営に改変されたが、後者が必ずしも実効を挙げ得ず、教員間の連携と意思疎通を弱
める結果となり、次年度から教授会・委員会の並行体制に復することとなった。
2.入試委員長:平成 23 年 10 月入学者の入試を3回実施し3名(女性、うち 2 名は留学生)
の入学を内定したが、留学生 1 名が辞退した。また、24 年入学者の入試を6回実施し、13
名(男子 5 名〈うち留学生 4 名〉女子 8 名〈うち留学生 7 名〉)の入学を内定した。
【社会貢献】
1.
(財)関科学技術振興記念財団理事、研究出版助成事業選考委員
33
H23 年計画と実績
2.
(財)石井記念証券研究振興財団評議員、研究助成選考委員、奨学資金選考委員
3.モーツァルト劇場理事
嶋田美奈(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1. サービス経営学 2 単位 選択
経営学を理解するために必要な基本的な用語や、概念や理論をについて理解を深め、 サー
ビス業の経営とは何か、サービスとはどういうものかを、そこから生まれる付加価値とは何
か、どういう形で利益につながるのかなどを、経営側の視点、ステークホルダーの視点、顧
客の視点でとらえながら、サービス・マネジメントの基本について理解を深める。
2.ファミリービジネス論 2 単位 選択
ファミリービジネスの基本的理論、競争優位性などについての基本的な理解と、長期に存続
する企業の永続性や持続性の特徴、承継問題やオーナーシップと所有問題など、ファミリー
ビジネス特有に課題について理解を深める。これらの基本的理解に加え、実際にファミリー
ビジネスの経営者からの講演やディスカッションにより、経営の実務、経営感覚、経営課題
について、現実的な理解を深める。
3.リスクマネジメント論 2 単位
選択
個人、組織、企業、国にとってのリスクとは何か、それをどのように発見し、予防、対処す
ればいいのか。リスクを機会として捉え、チャンスにするにはどうすればいいのかというリ
スクマネジメントの基本的概念と、
企業や個人にとって特徴的なリスクについて理解させる。
またリスクマネジメントだけでなく、危機管理についても同様に理解を深める。
4.経営学 前提科目
経営学の基本的な考え方や捉え方、経営学に関する基本的な用語に対する理解を深める。そ
して企業活動が実際、どのように行われ、抱えている基本的な課題は何かを理解し、新聞や
ニュースにおける経済記事、企業関連記事などが読みこなせるよう、経営学への根本的な理
解を深める。
【研究と実践】
1.ファミリービジネスの理論研究:
これまでのファミリービジネスにおける研究論文をレビューし、基本的な理論をまとめ、フ
ァミリービジネス研究会のメンバーと共同でファミリービジネスの教科書的な本の執筆を行
う予定。
2.ファミリービジネスにおけるサービス・マネジメント研究:これまでのファミリービジネ
34
H23 年計画と実績
スにおいて、サービス・マネジメントからの研究が殆どないため、サービスマネジメントの
視点から、ファミリービジネスを調査し、永続性、長寿性とともに、どのようなサービスを
展開してきたのか、サービス業としてどのような企業があるのかなどを調査する。
3.ファミリービジネスにおけるコーポレート・アントレプレナーシップ研究:ファミリービ
ジネスにおいて、伝統と革新は両極に位置するものだが、この双方のバランスを取らなけれ
ば、ファミリービジネスでは持続的な成長と企業の存続、発展を行うことができない。この
ためファミリービジネスにおいてイノベーションとなる社内起業:コーポレート・アントレ
プレナーシップについて、そのプロセスの特徴や成功要因、経営者の知識や経験、戦略的思
考や起業家精神、組織構造とイノベーションの関係などについて仮説を提示、検証し明確に
理論化するため調査を行い、論文としてまとめる。
4.リスクマネジメントの研究:産経エキスプレスのコラム欄において、リスクマネジメント
の基本的概念や視点について、身近なテーマや話題のトピックを通して解説を行う。
【学内行政】
1.自己点検・FD委員会委員
2.ビューティビジネス研究所研究員
【社会貢献】
1.早稲田大学産業経営研究所 特別研究員
実績
【教育】
1.
「サービス経営学」 受講生のほとんどが経営学の初学者であったため、サービス・マネジ
メントを中心に講義を行ったが、経営学の用語の説明などに時間を費やした。
2.
「ファミリー・ビジネス成長論」受講者の日本語能力がまちまちであったため、テキストを
章ごとに分担は発表させる際、教科書を読めない学生や書かれた日本語の意味がわからず、
自分の担当当日に休む留学生が何人かいた。授業内容としては、ファミリービジネスの理論
と概要を説明し、実際にフィールドワークを行ったことで、学生にとってファミリービジネ
スというものの実感がつかめたと思う。
3.
「リスク・マネジメン論」 前半はリスクマネジメントに関する概要の説明を行い、後半は
リスクの発見方法やリスクの対処方法を実際にドリル形式で行ったため、学生には好評だっ
た。またグループで、美容室やエステなどの店舗における一連のリスクについて検討させ、
発表させたことで、将来的に店舗を持った時に役に立つという声が多かった。
【研究と実践】
1. 学会報告「コーポレート・アントレプレナーシップの成否決定要因」実践経営学会第 54 回
全国大会
2. 学会報告「ファミリービジネスの企業内イノベーション」事業承継学会第2回大会
35
H23 年計画と実績
3.論文「ファミリービジネスにおけるコーポレート・アントレプレナーシップ」
『実践経営』
No.48、p115-124。
4. 論文「コーポレート・アントレプレナーシップの成否決定要―ファミリービジネス研究の
視点から―」
『実践経営学研究』 No3. P107-114。
5. 論文「ミドルのコーポレート・アントレプレナーシップ行動を促進する組織要因の探索的
研究」
『日本経営学会誌』第 28 号、P48-52。
6. 分担執筆『ファミリービジネス』第8章、補章 白桃書房、4月発刊予定。ファミリービ
ジネスの研究については、科学研究費の申請が採択されたこともあり、本年度中にアンケ
ート調査を行った結果をまとめる予定である。
【学内行政】
自己点検・FD委員会委員:該当する委員会に出席し、職務を遂行。
ビューティビジネス研究所研究員:学会設立に向けた準備を行った。また研究所として出版
した Geoffrey Jones 著 「Beauty Imagined」最終章の翻訳を担当した。
【社会貢献】
過重債務者研究会において、過重多重債務者対策の勉強会に参加した。
多重債務者対策に対して、日本臨床心理士会から草稿を依頼され寄稿した。
小林 勝(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.サービスビジネス基礎科目「サービスマーケティング論」
(前期)担当。講義内容は、
「サ
ービス(無形財)
」を「マーケティングする」理論と事例を中心に展開予定。前提科目に経営
学(温先生)
、サロンマネジメント(橋田先生)があるが、昨年度の受講院生の学習理解度を
参照しながら、前半はマーケティングの基礎的理解を固めるため有形財を含めたマーケティ
ング論の理論と事例を中心に展開。事例は、欧米、日系、アジアの民族系企業の中からビュ
ーティ業界、広くサービスセクター企業のサービスマーケティングのマネジメント、オペレ
ーション、人的資源管理におけるベストプラクティスを紹介。グループディスカッション等
を通して学習意欲を促進し、適宜業界の現役プレーヤーを招聘し、実践的講義を担保する。
前提科目の履修に伴い、マーケティングの定量的分析(BEP、ROI)など適宜講義の中
で触れていく。
2.依頼された院生に対する「プロジェクト成果報告」を支援する。特に成果報告のオリジナ
リティをできる限り支援していきたい。そのため文献・資料研究に加え、実証研究、リサー
チに関する支援を中心に展開したいと考えている。
3.オフィスアワー等を通し、受講生のホームアサインメント支援、個別対応、メールによる
36
H23 年計画と実績
支援を実践していく。
【研究と実践】
1.主に以下の学会、協会、研究会の年次大会、定例研究報告・発表会に参加し、サービスマ
ネジメント、マーケティング、人的資源開発、アジア、中国ビジネス戦略およびマネジメント
教育に関する自己研鑽を継続的に実践していくこと。
1)日本マーケチング・サイエンス学会
2)日本経営教育学会(日本マネジメント学会)
3)Nomura-Wharton School Alumni 研究会(Wharton School 教授同時通訳)
4)中小企業診断協会(東京支部/城西支会)
5)東洋大学(大学院)経営力創成研究センター
6)日本産業カウンセリング学会
7)日本産業カウンセラー協会
【学内行政】
1.教授会、運営委員会委員としてコミットメント、与えられた職務、職責を果たすこと。
2.大学院主催の学事暦にある行事への協力、貢献を心がけること。
3.大学院のFD力向上に関する情報収集を継続すること。
【社会貢献】
1.ハリウッド大学院大学とのコンフリクトの無い範囲内で、他総合大学・大学院から依頼さ
れる特別講演・講義・研究発表を実施する。
2.中小企業診断協会が国、自治体と連携し実施する中小企業(特にサービス業界)への無料
経営診断・助言活動への参加。
3.非常勤講師として東洋大学経営学部(兼職願提出)の通年講義、基礎演習、卒業論文指導を
実施する。講義課目である「キャリアデベロップメント論」においてビューティビジネスを
含むサービス業界キャリア形成の魅力、将来性、求められるスキルセットなども適宜言及し
ていく。
実績
【教育】
1.サービスビジネス基礎科目「サービスマーケティング論」
(前期)担当。講義内容は、
「サ
ービス(無形財)
」を「マーケティングする」を8P 理論中心に展開した。前提科目に経営学
(温先生)
、サロンマネジメント(橋田先生)があるが、前年度の受講院生の学習理解度を参
照しながら、前半はマーケティングの基礎的理解を固めるため有形財を含めたマーケティン
グ論の理論と事例を中心に展開した。事例は、欧米、日系、アジアの民族系企業の中からビ
ューティ業界、広くサービスセクター企業のサービスマーケティングのマネジメント、オペ
レーション、人的資源管理におけるベストプラクティスを紹介した。グループディスカッシ
37
H23 年計画と実績
ョン等を通して学習意欲を促進し、適宜業界の現役プレーヤーを招聘し、実践的な講義にし
た。
2.以下3名の「プロジェクト成果報告」を支援し、完成した。指導は主に、文献・資料研究
に加え、実証研究、リサーチに関する支援を中心に展開し、クラスルームで担当研究職教員
と直接個別指導、必要に応じてメールによる支援をした。3名は以下の通り。
1.金 勤善 『ニューロマーケティング(Neromarketing)副題 脳神経科学を応用した
成功企業に関する研究』
2.ハン ケン 『日中化粧品企業のマーケティングおける IT 戦略経営の融合性研究 副
題 中国市場における資生堂の新動向と発展戦略』
3.チン リ 『中国の化粧品市場 ―外資企業から見る民族系企業の危機と課題』
【研究と実践】
1.主に以下の学界、協会、研究会の年次大会、定例研究報告・発表会に参加し、サービスマ
ネジメント、マーケティング、人的資源開発、アジア、中国ビジネス戦略およびマネジメン
ト教育に関する自己研鑽した。
1)日本マーケチング・サイエンス学会
2)日本経営教育学会(日本マネジメント学会)
3)Nomura-Wharton School Alumni 研究会(Wharton School 教授による講義)
4)中小企業診断協会(東京支部/城西支会)
5)東洋大学(大学院)経営力創成研究センター
6)日本産業カウンセリング学会
7)日本産業カウンセラー協会
【学内行政】
1.教授会、運営委員会委員としてコミットメント、与えられた職務、職責を果たした。
2.大学院広報募集活動を「ティーム江夏」プロジェクトティームを編成し活動した。
3.FD力向上に関する担当科目に関する情報収集交換を他教員と5回実施した。
【社会貢献】
1.他大学から依頼された大学生の『キャリア開発』に関する特別講演を2度実施した。
2.中小企業診断協会が国、自治体と連携し実施する中小企業(特にサービス業界)への無料
経営診断・助言活動への参加した。
3.東洋大学経営学部(非常勤)の通年講義、基礎演習、卒業論文指導を実施した。講義課目「キ
ャリアデベロップメント論」
、基礎演習は2-4年生指導、他に卒業論文指導15名担当し
た。
ビューティ基礎科目
38
H23 年計画と実績
山中ジェニー(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「ビューティ文化論」2 単位 必修
ビューティ文化の発展は経済社会と生活文化の成熟指標でもあります。ビューティ文化は
健康的な生活を維持するために必要不可欠なものとして誕生しましたが、その後、上流社会
ではステイタスを表現するものとして成長し、その技術は芸術性を高めてきました。更に大
衆消費社会への発展にともない、美容・化粧・ファッション等のビューティ文化は大衆社会
へ浸透し、今日の発展を遂げました。
世界的には各国の生活文化を反映して固有の成長をしてきましたが、国際交流の進展によ
って、相互に影響し新たなビューティ文化の国際化へと発展をみる事になってきました。美
容・化粧・ファッションを中心に日本と東洋、ヨーロッパ、アメリカにおける変遷について
伝えたいと思います。
【研究と実践】
1.アンチエイジングセミナーの開催:女性の若さと美についての研究をし、私のこれまでの
人生から得た、若々しく美しく活きる秘訣を研究発表します。
2.美容食・美学の発表:開発の成果を『ハリウッドスター』
(ハリウッド株式会社)等に掲載
し、NHK文化センターの講師としての講演等により、発表します。
3.過去5年、各誌で発表した、美容食、文化論などを今年から来年にかけて一冊に完成する
予定です。又、多くの雑誌等に、自分の体験、食事法などを発表し、メイ牛山から学んだこ
とを発表します。連載は 3 本以上を続けていきます。
4.ハリウッドビューティ専門学校において、全員に美容文化論、美容健康食を講義し、又、
講演会などで講演します。3 月末開催のビューティショーで、本格的なメイク、ヘア、ファ
ッションを発表します。私の資料をおみせし、時代考証を確実に再現してビューティの全て
をお見せしています。又、総合指導を致します。感性の勉強でもあり、私の研究の集大成で
もあります。
【学内行政】
1.入学試験委員会委員
2.人事委員会委員
【社会貢献】
1.NHK文化センター「世界の歴史を彩る女性たちのヘアメイクファッションの歴史」、「ア
ンチエイジング美健食セミナー」講師
2.NPO法人元気な 120 才を創る会 理事
3.世界美容家協会(ICD)所属 アジア地区オブザーバー
39
H23 年計画と実績
4.日本風俗史学会所属
5.雑誌のインタビューを通じて、メイ牛山の生き方と美容のための健康食を広めます。管理
栄養士の雑誌・ヘルスケアレストランで、メイ牛山から学んだことを掲載。好評でした。
6.依頼された講演会を通じ、多くの人に美的感性、健康と美容のための食を伝えています。
7.六本木ヒルズ自治会の美容セミナーでは毎回美容と健康食を講演。献立を作り、試食会を
開いています。
実績
【教育】
1.講義「ビューティ文化論」2 単位(必修)
:創業者である牛山清人、メイウシヤマの具体的
な見方や考え方を、ともに 60 年、身近で肌で見て育ったため、その業績を学生の皆さんにお
伝えしました。社長・記録本などの関連本 7 冊を見せながら美容と健康について“美容と健
康の生き方”を体得して学生に伝えられました。また、日本と世界の文化を色々な面から書
籍や映像(DVD)を通してビューティ文化、今の美容文化のあり方を解説し歴史を伝えられま
した。
【研究と実践】
1.アンチエイジングセミナーの開催
私のこれまでの人生から得た、若々しく美しく生きる秘訣・研究を発表し、大変好評でした。
2.美容食・美学の発表
開発の成果を『ハリウッドスター』
(ハリウッド株式会社)等に掲載し、発表しました。
3.「化粧史」書籍 作成中
講談社にて来年出版します。歴史的に有名な西洋東洋の女性を選び、そのヘア・メイク・フ
ァッションについて考察しました。
4.「美容健康食」書籍 来年度の作成が確定しました。
5.ハリウッドビューティ専門学校において、全員に美容文化論、美容健康食を講義し、又、
講演会などで講演しました。学生を総合教育として、美学における文化職業人としての育成
に非常に力を入れ、非常に成果を上げました。3 月末開催のビューティショーでは、本格的
なメイク、ヘア、ファッションを発表し、プロとしての自覚を強め、ファッションの技術向
上とともにチームワークを経験することで仕事の基礎を学び、功績を挙げて作品を作りまし
た。
【学内行政】
1.入学試験委員会委員
2.人事委員会委員
個人として勉強になるので積極的に参加しました。
【社会貢献】
40
H23 年計画と実績
1.NPO法人元気な 120 歳を創る会 理事
2.世界美容家協会(ICD)所属
3.日本風俗史学会所属
4.依頼された講演会を通じ、多くの人に美的感性、健康と美容のための食を伝えました。
5.六本木ヒルズ自治会「健康美容セミナー」
美容健康食について講義し、レシピを紹介しながら試食会を開き、大好評でした。
6.「牛山清人伝」ハリウッド社史 作成中
7.雑誌『婦人画報 2 月号』
「私の養生日記」掲載
8.帝京平成大学非常勤講師として「美容健康概論」を担当
藤原美子(研究者教員 教授)
計画
【教育】
「ビューティ心理学」 2単位 選択
美容の中でおこなっている行為は人の精神にどのような影響を及ぼすのか。
心理学のみならず、動物行動学、生理学、人類学など広い視野から考察する。
【研究と実践】
美容でおこなう行為には皮膚刺激を喚起するものが穂ドン度である。
第二の脳といわれる皮膚への刺激が人の精神活動とどのような関わりにあるのか、考察
してみたい。そこから、従来の「美を追求する美容」に加え、
「精神の充足感をもたらす
美容」への道が開けるように思う。
【学内行政】
「セクハラ委員会」委員
【社会貢献】
実績
【教育】
「ビューティ心理学」 2単位 選択必修
・美容で行なっている行為について動物行動学や生理学、人類学など心理学を超えた広い
視野からの授業を行なうことができた。
・それに関する論文総会に限らず、エステティックの中務先生の協力を得て、学生たちに
体感してもらうことができたのは、この学校ならではのことで感謝したい。
・美容が病んでいる人たち、高齢者に貢献することを目指すソシオエステティックを紹介
できたことはよかった。
・授業によく遅れてくるものなどに対し注意しなかったことを反省。授業がどうしてもだ
41
H23 年計画と実績
れた雰囲気になってしまうので。
【研究と実践】
・従来の「美を追求する美容」に加え、精神の充足をもたらす美容」への道を開けること
につい手興味がある。また、より一層の美しさを目指して行なう化粧とは、本来の顔をどのよ
うな顔に変えることなのか、認知心理学的観点より考察したい。まだ、従来の研究が少ないた
め、これらの分野の論文をし、纏めている段階である。さらなる研究を進めて行きたい。
【学内行政】
1.入試委員会
2.図書・出版・広報委員会
3.教務・学生委員会
【社会貢献】
1.
「文藝春秋スペシャル」 2011年春号 古典散歩に登場
2.5/30 鎌倉婦人子供会館で講演
3.11/26 直木賞作家 早乙女貢邸で行なわれる「鎌倉文化サロン」で講演
4.その他 各種雑誌にインタビュー記事。Ex 教育雑誌「すこーれ」等
ビューティービジネスマネジメント発展科目
山中祥弘(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.講義「ビューティビジネス経営論」2 単位 必修
(1) ビューティビジネスの概念および産業・経営の現状と将来について理解を深める。さらに
ビューティ各分野産業論とビジネス経営学、会計学の知識を必要とする学生について補講の
機会を与えたい。
(2) ビューティビジネスの実態を理解するために、
関連の教員と経営者によるケーススタディ
による研修等を企画したい。
2.講義「日本文化論」2 単位 選択
(1) 生活文化産業としてのビューティビジネスを文化論の視点から分析し講義する。
(2) 日本のビューティ文化の背景となる精神文化・芸術・生活文化を考察し、さらに日本的企
業文化への理解を深める。
【研究と実践】
1.ビューティビジネス研究活動の充実:ビューティビジネスに関連する研究者と実務家とに
よる産学協同の研究所を創設し、ビューティビジネス研究の高度化を図り、本学の教育研究
レベルの充実を図る。
42
H23 年計画と実績
2.ビューティビジネス研究図書の発行:ビューティビジネスの発展に関する経営史研究書で
本学の教育研究動に有効な図書として、オックスフォード大学の Jones 教授の「BEAUTY
IMAGINED」の翻訳出版。
3.ビューティビジネス学会の創立および学会誌『ビューティビジネスレビュー』の刊行を支
援する。
4.ビューティビジネスのスキル水準の研究
(1) 文部科学省の「成長分野における中核的専門人材養成の戦略推進事業の二事業に応募し、
その研究を推進する。
(2)「美容師のためのキャリアフレームワークと教育プログラムの構築およびその海外への普
及」
(3) 美容分野の専門人材の育成を支援する産学官連帯コンソーシアムの組織」
【学内行政】
1.学校法人の理事長職として、大学院の適切な管理運営を図る。
2.大学院の経営基盤を強化する。
3.自己点検評価および第三者評価の体制整備の為の学内研究会を推進する。
4.学生の教育研究環境の充実のため必要なハード、ソフト面を段階的に充実するために必要
な図書・資料・ネット環境等を整備する。
5.研究者教員と実務家教員それぞれの研究活動の情報交換と共同研究の場を設け、産学協同
による専門職大学院教員としての教育力の向上を図る。
【社会貢献】
ビューティビジネス従業者の社会的、経済的地位向上のため、以下の貢献策を計画。
1.ビューティビジネス産業の現状と将来性について、本学主催の「エクステンション講座」
を開催し、業界の経営レベルの向上を図る。
2.日本理美容教育センター、日本理美容試験センターの諸事業への協力。
3.全日本生活衛生同業組合連合会(全美連)研究・研修事業への協力
4.日本エステテック工業会、日本エスティック協会、エステテック開連団体の研究・研修事
業への協力。
5.日本ネイルリスト協会等ネイル連団体の研究・研修事業への協力。
6.東京都専修学校各種学校協会の諸事業の協力。
7.経済同友会教育問題研究会での、中小企業問題研究会、サービス産業委員会、生産性向上
委員会等での活動。
実績
【教育】
1.担当科目「ビューティビジネス経営論」2 単位 必須
43
H23 年計画と実績
ビューティビジネスの概念および研究対象を明確にし、その各分野の発展過程について産業
分析と経営分析の視点から説明し、将来展望を試みることにした。
・ 授業開始の初期に各学生の入学時の研究計画書を基に、発表させそれに対する参考資料、
研究方法等についてアドバイスをした。なお、研究計画の変更等がある場合については適
宜相談し、授業の後半に研究計画の変更がある場合は再提出をさせている。
・ 授業方法としては、極力学生参加方にして、事前に各章毎に課題と参考資料を渡し、翌週
の授業で各人が 5 分程度の発表をすることにした。それに対して、今後の研究方法等につ
いてコメントとアドバイスをした。
・ その結果、ビューティビジネスに対する調査研究方法については理解が深まったと思われ
る。
2.担当科目「日本文化論」(2 単位)
サービス産業としてのビューティビジネスを生活文化の側面から個別に比較し、日本の美容
文化の特徴を紹介した。さらに日本的企業文化に対する理解を高めることにした。
【研究と実践】
1.学会報告「ビューティビジネスとファミリービジネス」ファミリービジネス・ネットワー
ク・ジャパン、平成 24 年(2012)3 月 3 日(土)
、場所:ハリウッドホール。美容室の成長
過程と経営課題についてファミリービジネスの視点から分析発表。
2.専修学校教育研究会報告「専門職教育のグローバル化への現状と課題——美容教育の事例研
究`——」主催:文部科学省生涯学習政策局 参加者:文部科学省、大学・高校・専門学校関係
者、平成 24 年(2012)3 月 7 日(水)場所:文部科学省会議室。
3.教育研究フォーラム報告「大学と専門学校の比較」
(パネルディスカッション)
「本校にお
ける専門職教育の実態と今後の展望」
主催:さんぽう、
参加者:高等学校教員。
平成 24 年
(2010)
3 月 27 日(火)
4.ビューティビジネスの産業・経営の最新情報を収集し、学生の「研究成果報告」および教
員等の研究に有効と思われる資料として「ビューティビジネス要覧」を作成。
【学内行政】
1.学校法人の管理運営
2.大学院の管理運営:募集・教育・就職体制の強化
3.教育および教科内容の充実
4.自己点検評価および第三者評価の体制準備
【社会貢献】
1.日本理美容教育センター:全国理美容学校の教員の資質向上としてのエステ・メイク・ネ
イルの教員研修プログラム作成担当。
2.日本理美容試験センター:国家試験制度のあり方検討会
44
H23 年計画と実績
3.全日本生活衛生同業組合連合会連携:SBS 技術認定制度の普及
4.日本エステテック工業会等のエスティック関連団体との連帯:「エステテック学術会」ハ
リウッドホール
5.社団法人東京都専門学校協会:専門学校と専門職大学院の連携
6.私立専門学校等評価研究機構:専門職教育機関の評価校の普及
7.経済同友会:教育問題研究会・中小企業問題研究会
今井利絵(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1.
「プロジェクトスキル論」2 単位
プロジェクト研究を成功させるため、情報収集、分析、論文作成等の研究の進め方について
理解を深める。各フェーズで、学生自らが発表を繰り返し行うことで、成果報告のスキルを
身につける。さらに研究の「論理性」を重視し、そのためのテーマの設定、結論の明確化、
論拠の提示について、とくに習得を目指す。
2.
「ウェルネスビジネス論」2 単位
ウェルネスビジネスの現状を包括的に理解すると同時に、経営学的な観点から各業界、企業
を分析する。実際の企業・業界を取り上げ、概要の紹介と解説を行うと同時に、経営学の理
論と照らし合わせ、学問と実務との関連について理解を深められるよう指導する。
3.
「プレゼンテーションスキル」2 単位
プロジェクト研究を成功させるため、とくに成果発表に必要なプレゼンテーションスキルの
習得を目指す。各フェーズで、学生自らが発表を繰り返し行うことで、成果報告のスキルを
身につける。
4.
「チェーンオペレーション」2 単位
チェーンオペレーションの理論を理解し、チェーン化した企業の状況を理解・分析する。業
界ごとに実際の企業を取り上げ、業界構造との関係からチェーン企業を分析・整理すること
で、チェーンオペレーションの基本的特徴と業界・企業ごとの特徴について理解を深められ
るよう指導する。
【研究と実践】
1.
「小売技術の国際移転」について、カルフールの日本撤退の事例を利用し、博士論文の執筆・
提出を予定。
2.ファミリービジネスにおける 2 代目以降の経営者の研究を予定。
3.国際ビジネス研究学会 全国大会で発表予定。
【学内行政】
45
H23 年計画と実績
【社会貢献】
1.ヘルス&ビューティケア業界において、IT ソリューション提供を行うネットパイロティン
グ社役員。
実績
【教育】
1.プロジェクトスキル論:学生自ら課題をこなすことに慣れていないため、実践は1回のみ
に留まった。論理的な研究の組み立てを繰り返し解説した点は一定の成果が見られたと考え
る。
2.ウェルネスビジネス論:学問と実業の双方を連携させ、分り易い授業にすることができた。
3.チェーンオペレーション:チェーンオペレーションの理論をケースと照らし合わせること
で、分り易く解説することができた。
4.プレゼンテーションスキル:実践を何度かおこなうことができたので、非常に効果的な授
業であった。学生のスキルも目に見えて上がっていった。
【研究と実践】
1.博士論文:執筆はかなり進めたものの、完成には至らなかった。次年度に必ず完成・提出
させたい。なお、すでに主査をお願いする先生には途中(8割完成)段階の原稿を提出済で
ある。
2.ファミリー・ビジネス:ビューティビジネスの国際化研究にテーマを変更し、精力的に調査
をおこなった。論文1本、雑誌記事1本を提出した。
3.学会発表:ビューティビジネス学会設立準備と重なり、実現することができなかった。コメ
ンテーターを努めるのみに留まった。
【学内行政】
1.入試委員:滞りなく遂行した。大学院の質を上げる上で、適切な学生に入学していただけ
たと思う。
2.ビューティビジネス学会事務局長:設立総会、理事会、研究誌の発行など、全ての対応を
中心となって執り行った。
【社会貢献】
赤間 善郎(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.
「ベンチャービジネス論」 2 単位 選択
46
H23 年計画と実績
株式会社、所有と経営、付加価値の創出と分配、資金調達と資本市場、企業価値と株価など
の概念を整理するとともに、ベンチャー記号の成長プロセスに生じる経営上の諸課題やリス
クを理解し、ケーススタディーを含めて、その問題かいけるに向けて視座が設定できるよう
に準備する。
2.
「プロジェクト成果報告」 4 単位 必修
指導を担当する学生の研究テーマにそくして実務家(企業経営)の視点から助言指導を行な
う。ベンチャー企業、中小企業の資本調達に関する内外の諸制度、現状などについては、政
府系関係機関等への紹介等を支援する。
【研究と実践】
1.
「ベンチャー・中小企業の資本調達(直接金融のあり方)
」
表題につき、政策と市場の両面から現状を概観し、今後を展望する。
特に、中小企業政策の中における「中小企業投資育成株式会社」の在り方を整理するととも
に、個別企業の成功・失敗モデルの中から、制度の抱える課題を抽出して、その対応策を考
察する。
作業の進捗に応じて研究ノートとしてまとめたい。
【学内行政】
教授会各委員会などの制度一部変更に伴い、23 年度の運営方針などが未定。
【社会貢献】
一般社団法人「日本企業承継監理機構」理事(非常勤)
弁護士、公認会計士、税理士、その他事業承継問題につき知見を有する人材を組織し、「所
有と経営」にかかる諸課題に関して、「所有」サイドから問題解決の支援をおこなう。(平
成 22 年 7 月設立)
理事(非常勤)として、その運営につき助言を行なう。
実績
【教育】
1.
「ベンチャービジネス論」 2単位 選択科目
当初の計画シラバスに沿って授業を進め、学生も理解を深めることが出来、教育目標をほぼ
達成しえたと判断する。
2.
「プロジェクト成果報告」 4単位 必修
叶娟娟「日中ネイル産業の発展と中国ネイル企業の現状分析」
許珮琳「アニバーサリー・ビジネスとビューティビジネスの融合―日台の比較研究を踏ま
えた新しいビジネスモデルの構築―」の2件につき副査として、主にビジネスモデルに
係る指導を行なうとともに評価した。2件と、所期の成果をあげ得たと判断する。
【研究と実践】
47
H23 年計画と実績
特になし
【学内行政】
「自己点検・FD 委員」: FD委員として前期・後期の各講義に係る「学生アンケート」の実
施をおこなった。
【社会貢献】
1.一般社団法人「日本企業承継監理機構」理事(非常勤)
。弁護士、公認会計士、税理士、そ
の他事業承継問題につき知見を有する人材を組織し、
「所有と経営」に係る諸課題に関して、
「所有」サイドから問題解決の支援をおこなう(平成22年7月設立)
。理事として、その
運営につき助言を行なった。
山口一臣(研究者教員 教授)
計画
【教育】
1.
「企業研究」 2単位 選択
サービス企業のケース・スタディを通じて、①各企業家の創業理念、②企業発展の歴史的経
緯、③成長戦略と社会的貢献などを、ビデオ映像を頻繁に活用して解明する。
2.
「プロジェクト成果報告」 4単位 必修
指導を担当する学生のテーマに即して、研究指導(文献紹介、論文構成の検討など)をおこ
ない、毎週開催予定のセミナー等を通じて成果報告の作成を個別指導する。その際、テーマ
に応じてフィールドワーク(工場見学、対象企業や現場実務の資料収集、実業家へのインタ
ビューなど)の手法も加味する。
【研究と実践】
1.ビューティビジネス業界のカリスマ評伝:メイ・牛山氏をはじめとするわが国ビューティ
ビジネス業界のカリスマと呼ばれる人物数名についての調査と研究発表、執筆のための研究
グループを組織し、数年以内に同テーマで著書刊行を企画している。
2.日本食品企業の老舗・ファミリービジネス研究:亜細亜大学の横澤教授との共同研究によ
り、わが国の全国老舗食品企業の事例研究をおこない、いずれ著書として刊行予定である。
3.
「美食同源」の理念に基づき、私のライフワークである「アメリカ食品産業発展史」研究の
一環として、本年から数年にかけて「米国ソルト・インダストリー発展史」および「米国ソ
ルト企業のケース・スタディ」の調査、文献研究、翻訳、可能であれば現地調査なども進め
たい。
4.将来的には、上記テーマを更に発展させ、財団法人塩企業センターの膨大な文献・資料提
供と協力を受けながら「戦後の日米塩産業比較発展史」に関する著書を刊行したいと考えて
いる。
48
H23 年計画と実績
【学内行政】
特になし。
【社会貢献】
1.財団法人 塩事業センター評議員
2.2011 年度「成城学びの森」
(成城大学主催の市民講座)コミュニティ・カレッジ 秋冬講
座を担当予定 。
講座タイトル:アメリカ企業発展史―タバコとビールにおける巨大企業の攻防。
3.他大学で学部学生を対象に「比較経営史」の講義1科目を担当予定。
実績
【教育】
1.「企業研究」
(2 単位 選択)
:日米サービス企業のケース・スタディを、ビデオ映像の頻繁
な活用と 2 度のゲストスピーカーによる講義などを通じて取り上げた。大勢の学生に聴講い
ただいて授業内容に対する関心を得ることができたが、一方的な講義が中心で質疑応答や討
論の時間を充分とることができず、また一部の学生から「もっとビューティービジネスの事
例を取り上げてほしい」との要望が出されたため、今後それらの改善に努めたい。成績につ
いては、毎週の出席・発言等と最終レポートの提出によって評価した。
2.「プロジェクト成果報告」
(4 単位 必修)
:3 人の院生について、それぞれ「日中ネイル産業
の発展と中国ネイル企業の現状分析」
、
「中国の化粧品市場――外資企業から見る民族系企業
の危機と課題」
、
「中国における日本化粧品企業の海外戦略――日本と中国の美容文化と美意
識の違いから」の 3 報告の作成を指導し完成させた。特に第 1 論文は、現地から取り寄せた
中国ネイル資料の翻訳とジェルネイル教室を日本で開業する場合のビジネスモデが提示され
ており、また他の 2 論文も独創的で先駆的内容の優れた作品であった。
【研究と実践】
1.書評:松田裕之著『モールス電信士のアメリカ史――IT 時代を拓いた技術者たち』日本経
済評論社、2011 年。
(
『経営史学』第 47 巻 1 号に掲載)
2.書評:ジェフリー・ジョーンズ著、江夏健一・山中祥弘監訳、ハリウッド大学院大学ビュ
ーティビジネス研究所訳『ビューティビジネス――「美」のイメージが市場をつくる』中央
経済社、2011 年(
『ビューティビジネスレビュー』第 1 号に掲載)
3.論文の査読審査:澤田浩二「現代企業の事業システムと企業間関係――「チャンドラー・
モデル」をめぐって――」
(立命館大学『社会システム研究』第 24 号に掲載)
4.ハリウッド清里研修旅行での研究報告:
「米国ビール企業の失敗と成功事例――シュリッツ
社の衰退、PM ミラー社の躍進」
反省点:
「ビューティビジネス業界のカリスマ評伝」
、
「日本食品企業の老舗・ファミリービジ
ネス研究」
、
「米国ソルト・インダストリー発展史、米国ソルト企業のケース・スタディ」お
よび「戦後の日米塩産業比較発展史」に関する研究については、平成 23 年度前期は講義と書
49
H23 年計画と実績
評作成等の準備、後期は平成 24 年度の「エンターテイメント・ビューティビジネス研究」な
らびに「ビューティ・ビジネス研究」の講義準備と資料収集に終始し、ほとんど着手するこ
とができなかった。
【学内行政】
平成 23 年度は、教授会のメンバー以上の仕事はしていない。
【社会貢献】
1.財団法人 塩産業センター評議員として年 4 回の会議に出席し、塩備蓄の放出額の決定
や、東日本大震災による塩設備損壊後の対応策の審議に参加した。
2.学内業務が繁雑であったため、平成 23 年度「成城学びの森」
(成城大学主催の市民講座)
や、他大学での講義担当等は、次年度に延期することとした。
伊東昭彦(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.
「キャリア開発論」 2 単位 選択
「ビューティビジネスに於けるキャリア開発」をテーマに、人材育成やキャリア戦略に焦点
を合わせ、具体的な事例を通して論じていく。
ビューティビジネスでは美容師・エステティシャン・ネイリスト・美容部員などを研究対象
とし、更には技術職と管理職の育成、また女性のキャリア開発や法的支援制度などについて
考察していく。
2.
「プロジェクト成果報告」 前・後期 4 単位 必修
①「日本と韓国のネイル協会の検定の内容や種類などの比較」
②「台湾と日本の学生における化粧品消費動向と展望」
③「国内化粧品会社における中国進出の成果と将来の展望」
以上のテーマ(仮題)で、③前井野院生に対し研究者教員と連携のうえ「成果報告」の作成指
導を行なう。
【研究と実践】
1.ビューティビジネスに於けるキャリア開発の事例を研究し、企業の人材育成やキャリア戦
略について実践的理論を通して今日的課題を考察していく。
2.日本産業カウンセラー協会主催「産業カウンセリング第 41 回全国研究大会」(2011 年 5
月 28・29 日)に出席し、企業・産業に於けるカウンセリング及びキャリアコンサルティング
についての研究活動をおこなう。
【学内行政】
1.入試委員会委員
50
H23 年計画と実績
23 年度 10 月生及び 24 年度 4 月生の入学試験を実施する。
2.運営委員会委員
【社会貢献】
1.社団法人「日本産業カウンセラー協会」認定 産業カウンセラー
2.同 キャリアコンサルタント
実績
【教育】
1.講義「キャリア開発」 後期 2単位 選択
「ビューティビジネスに於けるキャリア開発」をテーマに、人材育成やキャリア戦略に焦点を
合わせ、具体的な事例を通して論じていった。ビューティビジネスでは、美容師・エステテ
ィシャン・ネイリスト・美容部員などを研究対象に、更には技術職と管理職、また女性のキ
ャリア開発等について考察した。理論と実践の両側面から授業展開を行い、知識(情報)の付
与に関してはある程度計画を達成出来たが、充分な討議や掘下げた研究にまでは至らなかっ
た。
2.
「プロジェクト成果」 前・後期 4単位 必修
①「ジェルネイルに関する日韓比較」
②「台湾と日本の学生における化粧品消費動向と展望」
③「日系とその他外資系化粧品会社の中国進出について」
以上のテーマで、3名の学生に対して実務家教員として専門分野である化粧品業界に関す
る内容を指導し、また副査として審査を行った。
複数の教員による指導体制において、当方はより積極的な係わり方や指導があっても良かっ
たのではないかと反省する。
【研究と実践】
1.ビューティビジネスに於けるキャリア開発の事例を研究するため、化粧品会社の人材育成
担当者やヘアサロンの経営者から直接話を聴き、また「ネイルエキスポ」等のビューティビ
ジネスに関する催事・イベントに赴き美容情報の獲得に努めた。
2.当方所属の社団法人日本産業カウンセラー協会主催の「産業カウンセリング第 41 回全国研
究大会」(2011 年 5 月 28・29 日)に出席し、東日本大震災直後の状況下に於ける企業・産業のカ
ウンセリング及びキャリアコンサルティングについて研究活動を行った。産業構造の変化著
しいわが国に於いては、今後個人と企業にとってキャリア開発にも大きな変化がもたらされ
るものと思われる。
【学内行政】
1.入試委員会 委員
平成 23 年度 10 月生及び 24 年度 4 月生の入学試験を実施し、厳正なる試験の運営を図った。
51
H23 年計画と実績
その結果、10 月生2名、4 月生17名の合格者が生まれた。
2.運営委員会 委員
委員会に出席し、教授会の運営準備等に携わった。
【社会貢献】
1.社団法人「日本産業カウンセラー協会」認定 産業カウンセラー
2.社団法人「日本産業カウンセラー協会」認定 キャリアコンサルタント
ビューティビジネス技術論
本田あけみ(実務家教員 教授)
計画
【教育】
1.
「ビューティビジネス技術論」
(2 単位 必修)
ビューティビジネスにおけるヘア、メイク、ネイル、エステティックの各サロンマネジメ
ントについて理解を深めるため、展示・実習・体験を通して授業を進める。
2.
「エステティック技術者評価論」
(2 単位 選択)
ビューティビジネスにおけるエステティックサロンマネジメントの理解を深めるため、エ
ステテティックの概略講義・実習・体験を通して授業をすすめる。
【研究と実践】
1.エステ化粧品の研究:新開発された化粧品の研究結果を論文として作成する。
2.エステティックの技術(特にフェイシャル・メイク・ハンドマッサージ・ネイル)を通し
て、東日本大震災における被災者へのボランティア活動を行う。
【学内行政】
1.ハラスメント防止委員会委員。
2.入学及び就職に関する学生対応(特に業界)
【社会貢献】
1.東京地区理容師美容師養成施設研修協議会幹事。
2.インターナショナルエステティシャン(CIDESCO)メンバー
3.ICD JAPAN(世界著名美容家協会)メンバー
4.(財)日本エステティック試験センター試験官
実績
【教育】
1.
「エステティック技術者評価論」
(2 単位 選択)
必修ということもあり、皆さん熱心に受講されたと思います。
各分野の教授陣による展示と実習はとても好評でした。
52
H23 年計画と実績
【研究と実践】
1.エステ化粧品の研究:新開発された化粧品の研究結果を論文として作成する。―これにつ
いては残念ながら論文として作成することができませんでした。ただし、6月7日、新開発
された「初期老化を防ぐためのりんご果汁やりんごの皮を使ったプロダクツ」の研究会がド
クタールノー社主催で、本校で開催されたため、参加をし、新開発された化粧品の一つとし
て内容が把握できました。
2.東日本大震災ボランティア活動の組織と実践:エステティックの技術(特にフェイシャル・
メイク・ハンドマッサージ・ネイル)を通して、東日本大震災における被災者へのボランテ
ィア活動を行う。これについては、6月 15 日福島県郡山市ビッグサイトに避難している方々
を対象に美容ボランティアを行うことができました。津波と原発、2重苦の被災者の方々が
ほとんどでした。ひとりひとりお話しを聞きながら、ハリウッドビューティ専門学校の教員
5名学生8名で、4時間の間にヘアカット 65 名、フェイシャル 23 名、ネイル 25 名と 100
名を超える方々に施術をし、喜んでいただきました。
3.INFA エステティック国際試験終了後、国際試験官サミーラ先生による「リンパドレナー
ジュ」の特別セミナーを提案、開催し、自らモモデルとなって、日本とヨーロッパにおける
マッサージ方法の類似と相違点について学びました。
【学内行政】
1.ハラスメント防止委員会委員。
2.入学及び就職に関する学生対応(特に業界)―業界への大学院大学の説明がいかに難しい
か、改めて考えさせられました。殆どが高等学校卒業での美容専門学校進学のため、まず、
「大学」を理解していただくことからはじめなければならない。今後の展開を再考したい
です。
【社会貢献】
1.東京地区理容師美容師養成施設研修協議会幹事―運営委員として経理と会の運営を担当
2.インターナショナルエステティシャン(CIDESCO)メンバー
3.
ICD JAPAN
(世界著名美容家協会)
メンバー -ハリウッドビューティ専門学校が、
「2011年度 ICD ベスト ワールド アカデミー」に選ばれ、パリにて表彰を受けた。
4.(財)日本エステティック試験センター試験官
前提科目
柳田志学(研究者教員 助教)
計画
【教育】
1.
「ビューティビジネス英語」2単位 前提科目(前期、後期)
53
H23 年計画と実績
ビューティビジネスに関する英語を習得する。具体的には各種サロンにおいて顧客に応対を
する際のやり取り(英会話のセクション)
、海外のファッション誌をはじめとする英語雑誌の
読解方法(リーディングのセクション)を中心に理解を深める。
2.
「経済学」2単位 前提科目(後期)
ビューティビジネスを理解するとともに、大学院生として相応の知識を提示する。具体的に
はマクロ経済学、ミクロ経済学を中心として、新聞やニュースなど身近な事例を取り上げな
がら解説を行う。
【研究と実践】
1.ビューティビジネスに関する英書の翻訳を一部担当。また、翻訳書の出版に向けた校正補
助を担当。
2.ビューティビジネスを主体とする学会(ビューティビジネス学会)の設立に向けて補助業
務を担当。7月から8月にかけてビューティビジネス学会を創設する予定であり、その準備
を遂行する。
【学内行政】
【社会貢献】
1.IBI 国際ビジネス研究センター研究員。
主に国際ビジネス研究学会、パーソナルファイナンス学会、パブリックサービス研究所など
が主催する学会や研究会の運営補助を実施。
実績
【教育】
前期は「ビューティビジネス英語Ⅰ」
、後期は「ビューティビジネス英語Ⅱ」
「経済学」を担
当。
「ビューティビジネス英語Ⅰ」
「ビューティビジネス英語Ⅱ」については講義を全て英語
で実施。また、英語の正確な表現や発音を確認できるよう、講義の補助役としてネイティブ
スピーカーの TA を招聘した。その結果、講義の質は高まり受講生の効果と満足度も高まる
ことにつながった。なお、
「経済学」については受講登録者がおらず、講義は実施されなかっ
た。
【研究と実践】
1.リクルート・ビューティワールド総研と共同で香港のビューティ調査へ同行。具体的には
11月8日~10日に開催された美容見本市「コスモプロフアジア」へ来訪。さらに香港で
活動する日本のヘアサロン事情を調べるべく、現地ヘアサロン社長へインタビューを行う。
2.中央経済社から『ビューティビジネス』
(共訳)を発刊。ハーバードビジネススクール教授
のジェフリー・ジョーンズが執筆した“Beauty Imagined”を翻訳したもので、ビューティ
ビジネスの歴史とビューティ企業の動向について詳細に記されている。
3.スタッフ研究会(12月14日、ハリウッド大学院内で実施)において『ビューティ産業
54
H23 年計画と実績
のマクロ経済分析』を研究テーマとして報告を行う。
4.グローバル戦略研究部会(3月19日、新潟大学サテライトキャンパス内で実施)におい
て「
『国の競争優位』論の再検討」を研究テーマとして報告を行う。
【学内行政】
1.学生募集活動のため、各種就職説明会・留学生フェアなどに参加。
2.大学院の公式ウェブサイト運営に参画。具体的にはウェブサイトの更新と新規ウェブサイ
トの構築に参画。
3.学内の「メンター」役として活動。具体的には週1回に時間を設けて学生からの相談に乗
る活動を行う。
4.11月28日に発足した「ビューティビジネス学会」の設立に参画。
【社会貢献】
1.㈱IBI 国際ビジネス研究センター研究員として、国際ビジネス研究学会やパーソナルファ
イナンス学会に関連する研究活動、クレジットビジネス研究所のシンポジウム、ならびにサ
イトの更新などを主たる業務として従事。
2.ビジネス・ブレークスルー大学の講座(国際経営論)において、15回の講義のうち2回
を担当。講義テーマは「国際生産システムとグローバルバリューチェーン」
「日本企業の国際
優位性と海外展開」の2回を担当。
温 明月(研究者教員 助教)
計画
【教育】
1.
「経営学」 2単位 選択
現在までに経営学研究が解明し、蓄積してきた主な諸見解を後半に理解し、そうした経営学
における考え方を利用して、現実に直面しうる問題を解くという経験を積む。
2.
「ビューティビジネス日本語」 2単位 選択
ビューティ・ファッションに特化して専門日本語の語彙と文法の基本的な知識を身につけた
うえ、読解を通じて論理的な文章になれるようにし、ビューティビジネスの理論ないし、サ
ロンマネジメントに関する文書、論文の読解力の向上に取り込み、総合的な語学力の向上と
日本語によるコミュニケーション能力の習得を図る。
【研究と実践】
1.先行者優位に関する先行研究のレビューを行い、国際的視点を取り入れた先行者優位研究
の可能性についての研究を行う。論文の執筆を予定している。
2.英米の主要信用情報機関(クレジット・ビューロー)の多角化、海外進出戦略を研究のテ
ーマに、マルチケーススタディという研究手法を用いて、呉十ろビューローの戦略の形成に
55
H23 年計画と実績
関するモデル、仮説の提示をおこなう。
【学内行政】
ハラスメント防止委員会委員
【社会貢献】
実績
【教育】
1.
「経営学」2単位 前提科目
これまでの経営学研究が解明してきた主な諸見解をなるべく分り易く解説することを目的と
していた。
レジュメや補助の配布資料以外に、
板書で図やグラフを取り入れることで説明し、
授業中、学生の理解度を常に確認しながら進めることを心がけた。
2.
「ビューティビジネス日本語」2単位 前提科目
学生が論理的な文章になれ、ビューティ関連の文章の読解力の向上を目指し、ビューティビ
ジネス日本語の読解の部分では、ビューティビジネスに特化した日本語についての読解の授
業にした。教材はビューティビジネス、特にサロンマネジメントに関する雑誌記事を取り上
げ、五井や専門用語についての詳しい説明や授業中のコミュニケーションも重視して授業を
すすめた。
【研究と実践】
先行者優位理論の先行研究についてのレビューでは、国際経営分野の「文化的距離」と「政
策の不安定性」といった進出国要因を既存の理論的フレームワークに追加し、先行者優位理
論に国際的な視野を取り入れることを試みた。
そして、英米の主要な金融サービス企業(主にクレジットビューローと呼ばれる民間の信
用情報機関)の多角化、海外進出戦略を研究のテーマに、ケーススタディの研究方法を用い
て、その戦略の京成に関するモデルを構築し、信用報告システムについての理論の追加をお
こなった。
今後は先行者優位理論のフレームワークに、クレジットビューローの成長戦略についての
分析に用いて企業レベル、産業レベルおよび国レベルの要因が影響を及ぼすメカニズムを解
明することで、クレジットビューローの戦略京成に直接或いは間接的に影響を与える文脈の
全体像を理解し、先行者優位についてのより洗練された理論的枠組みの構築が課題である。
【学内行政】
ハラスメント防止委員会委員
【社会貢献】
56
専任教員の教育研究等「計画」と「実績」
第 2 集:平成 22・23 年度
ハリウッド大学院大学
ビューティビジネス研究科
専任教員の教育研究等「計画」と「実績」
第 2 集の刊行に当たって
ビューティビジネス研究科長
山口一臣
自己点検委員会幹事
柴垣和夫
ハリウッド大学院大学は、2008 年 4 月学校法人メイ・ウシヤマ学園によって設立され
たビューティビジネス分野に特化した専門職大学院で、この分野の経営者・指導者の教育、
再教育を目的としております。このような専門職大学院は世界にも類例がなく、従って本
学は発足以来、教学の面でも管理運営の面でもさまざまな試練を経験してまいりましたが、
2012 年 3 月までにビューティビジネス修士(専門職)の学位を得た修了生 30 名を送り出
すことができました。
この間、研究科ではさまざまな FD(ファカルティデベロップメント)活動——研究者
教員と実務家教員の相互理解を深めるための研究会、教員による授業の相互参観、学生に
よる授業評価など——を実施して参りましたが、第 2 年度に当たる 2009 年度から、専任
教員を対象に教員各自の自己規律と自己点検を促す目的で、年度初めに教育研究等の年間
計画を申告し、年度末にその実績(結果)を報告するというプログラムを始めました。こ
の小冊子は、平成 22・23(2010・2011)年度の「計画」と「実績」を個人別に収録したもの
で、第 2 冊目に当たります。
「計画」と「実績」の記載事項の詳細は「凡例」に譲りますが、項目としては「教育」「研究と実
践」「学内行政」「社会貢献」の 4 つに大別しました。その作成に当たり、当時の自己点検委
員会がもっとも苦労したのは、「研究と実践」「社会貢献」として集約された 2 項目について
でした。いずれも専門職大学院が、旧来の研究者教員に加えて、それとは性格やキャリア
の異なる実務家教員という新しいタイプの教員によって構成されたことに関連する問題で
す。
具体的には、研究者教員にとっては自明な「研究」や「社会貢献」に相当するものが、実務
家教員にとっては何なのか、という問題です。実務家教員が研究者教員と同様の研究を行
うことはもちろん結構なことですが、実務を通して達成された「何か」が教育に生かされ
ることが期待されているのだとすれば、「研究」という言葉とは違った表現でそれを示す必
要があるのではないか。そう考えて、当初は研究者教員と実務家教員それぞれに異なった
フォームを作ろうかとも考えましたが、最終的には「研究と実践」という表現で共通のフォ
ームとし、その解釈は当事者にお任せすることにしました。また研究者教員にとって「社会
貢献」とは、通常教育と研究という本来の職務の外での貢献がイメージされていますが、実
際に実務にも従事している実務家教員の場合、実務自身が社会貢献だと理解することは不
自然ではありませんし、逆に大学院の教員として教育に従事することこそ社会貢献だと理
解されるケースもありました。今回の調査においても、前回に引き続きこれらの諸点につ
いてあえて解釈を統一することを避け、各教員の自由な回答にゆだね、回答をほぼそのま
ま掲載しております。今後さらに自己点検を何回か繰り返していくなかで、専門職大学院
の教員に固有の職務が明確になっていくことを期待したいと思っております。
この冊子をご覧になってお気づきになったことがございましたら、ご批判、ご忠告を含
めてお寄せいただきたく,お願い申し上げる次第です。
平成 24(2012)年7月
目
次
刊行に当たって
凡
山口一臣・柴垣和夫
例
平成 22(2010)年度カリキュラム
◆
江夏健一(サービス産業論)
◆
柴垣和夫(サービス経済学)
◆
嶋田美奈(サービス経営学、ファミリービジネス成長論)
◆
小林
◆
山中ジェニー(ビューティビジネス文化論)
◆
福地隆芳(ビューティ美学)
◆
藤原美子(ビューティ心理学)
◆
山中祥弘(ビューティビジネス経営論)
◆
赤間善郎(ベンチャービジネス成長論)
◆
伊東昭彦(キャリア開発論)
◆
渡邊雅美(ビューティビジネス技術特論、ヘア技術者評価特論)
◆
村山誠一(コスメティック商品開発特論)
◆
中野正好(メイクアップ技術者評価特論)
◆
本間あけみ(エステティック技術者評価特論)
勝(サービスマーケッティング論、トップマネジメント論)
平成 23(2011)年度カリキュラム
◆
江夏健一(サービス産業論)
◆
柴垣和夫(サービス経済学、経済学)
◆
嶋田美奈(サービス経営学、ファミリービジネス論、リスクマネジメント論)
◆
小林
◆
山中ジェニー(ビューティビジネス文化論)
◆
藤原美子(ビューティ心理学)
◆
山中祥弘(ビューティビジネス経営論、日本文化論)
◆
今井利絵(プロジェクトスキル論、ウェルネスビジネス論、
勝(サービスマーケッティング論)
プレゼンテーションスキル論、チェーンオペレーション)
◆
赤間善郎(ベンチャービジネス論)
◆
山口一臣(企業研究)
◆
伊東昭彦(キャリア開発論)
◆
本間あけみ(ビューティビジネス技術論、エステティック技術者評価特論)
◆
柳田志学(ビューティビジネス英語、経済学)
◆
温
明月(「経営学、ビューティビジネス日本語」
凡
例
平成 22・23 両年度とも、「計画」についてはその年度の 4 月に、「実績」についてはそ、
の年度の 3 月に、各教員に対するアンケートの形式で以下のように「設問」し、その回答を
整理した。
「計画」に関する設問
【教育】あなたの担当科目について,例にならって科目ごとに「科目名」
「単位数」
「必修・
選択の別」
「教育目標の要点」
「成績の評価方法」,および「特別な教育技法」を用いられる
場合にはそれを含めて,お書きください。
【研究と実践】あなたの研究テーマないし実践課題を列挙し,例にならって今年度の達成
目標(学会・研究会での報告,著書・論文の執筆,作品・業績などの発表,取り組むイベ
ントなど)をお書きください。
【学内行政】あなたの今年度の学内行政における職務を,例にならってお書きください。
【社会貢献】あなたの学外における社会貢献活動について,例にならってお書きください。
「実績」に関する設問
【教育】あなたが○○年度に担当された科目を列挙し、例にならって年度初めに設定した
「教育目標」の達成度や教育技法の効果などについて、ご自分なりの評価をお書きくださ
い。
【研究と実践】あなたが○○年度当初に設定した研究テーマ及び実践課題(学会・研究会
での報告,著書・論文の執筆,作品・業績などの発表,取り組むイベントなど)について、
例にならって実績を列挙し、反省点をお書きください。
【学内行政】あなたが○○年度に担当された学内行政における職務を列挙し,例にならっ
て特記すべき実績があればお書きください。
【社会貢献】 あなたが○○年度に携わった学外における社会貢献活動について,例になら
って特記すべき実績があればお書きください。
教 育 課 程 等 の 概 要(英文名称)
授業科目の名称
科目
区分
)
ビ
ジ
ネ
ス
修基
礎
科
目
(
1
2
○
経営学
◎徳重 宏一郎
1
2
○
会計学
◎鶴田 彦夫
1
2
○
◎ 浦郷 義郎
1
2
○
◎山口 祐司
1
2
○
―
10
ホスピタリティ経営
小計(5科目)
ュー
ビ 美学
ィ
ュー
ビ
―
福地 隆芳
ビューティ色彩学
テ
選
ビューティ文化論
択
基
必
礎 小計(3科目)
)
修
◎柴垣 和夫
(
科
目
教員名
経済学
マーケティング
必
(ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻)
授業形態
単位数
配当
教科英文名称
年次 必 選 自 講 演 実
修 択 由 義 習 習
ビューティビジネス論
ベンチャービジネス論
福地 隆芳
◎山中 ジェニー
―
◎山中 祥弘
田中 保行 ―
1
2
○
1
2
○
1
2
○
―
2
1・2
2
4
―
0
○
1・2
2
○
横澤利昌
1・2
2
○
手島 皓二
1・2
2
○
◎徳重 宏一郎
1・2
2
○
◎ 浦郷 義郎
1・2
2
○
ィ
テ
ビ
ジ
ネ
ス
発
展
科
目
企業成長戦略論
グローバルビジネス論
経営管理論
ホスピタリティマーケティング論
ヒューマンリソースマネジメント論
(
キャリアカウンセリング論
必
修
・
選
択
ファイナンス戦略論
タックスアカウンティング論
)
ュー
ビ
ィ
(
科
目テ
)
選サ
択ロ
ン
発
展
ュー
ビ
(
)
ー
1・2
2
○
◎小林 勝 Career Counseling
1・2
2
○
◎鈴木 幸一
1・2
2
○
◎鶴田 彦夫
1・2
2
○
―
―
2
18
―
0
1・2
2
○
1・2
2
○
1・2
2
○
エステティックサロンマネジメント特論 永山 和生
1・2
2
○
コスメティックサロンマネジメント特論◎伊東 昭彦
小計(5科目)
―
1・2
2
○
ヘア技術評価特論
◎渡辺 雅美
1・2
2
○
○
メイク技術評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
ネイル技術評価特論
◎中村 富玖美
1・2
2
○
○
エステティック技術評価特論
◎本田 あけみ
1・2
2
○
○
コスメティック技術評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
ヘア・メイクサロンマネジメント特論
ネイルサロンマネジメント特論
小計(5科目)
横田 敏一
Hair & Make-up Salon Management
◎中村 富玖美
―
―
0
―
0
2
4
10
10
―
0
―
0
ェ
ト ジプ
科 ロ
目ク
Human Resource Management
ビューティサロンキャリア開発特論 井口 純一郎
ィ
発
展
テ
科
目
テ
ク
選
ノ
択
ロ
ジ
小計(10科目)
◎村上 良三
プロジェクト成果報告
各専任教員
合計(29科目)
―
学位又は ビューテイビジネス修士(専門
称号
職)Master of Beauty Business
―
―
18 42
○
学位又は学科の分野
卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法
修了要件は、本学に2年以上在学し、34単位以上を修得とする。必修科目としてビジネス基礎科目区分から10単位、ビューティ基礎
科目から2単位、ビューティビジネス発展科目から2単位、プロジェクト成果報告4単位、選択科目としてビューティ基礎科目区分から2
単位以上、ビューティビジネス発展科目区分から2単位以上、ビューティサロン発展科目区分、ビューティテクノロジー発展科目区分
から計16単位の合計34単位以上を設定する。
―
0
経済学
授業期間等
1学年の学期区分
2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
教 育 課 程 等 の 概 要
授業科目の名称
科目
区分
)
ビ
ジ
ネ
ス
修基
礎
科
目
(
◎柴垣 和夫
1
2
○
経営学
◎徳重 宏一郎
1
2
○
会計学
◎鶴田 彦夫
1
2
○
◎ 浦郷 義郎
1
2
○
◎山口 祐司
1
2
○
―
10
ホスピタリティ経営
小計(5科目)
―
ュー
ビ 美学
福地 隆芳
(
ビューティ色彩学
テ
選
ビューティ文化論
択
基
必
礎 小計(3科目)
福地 隆芳
ィ
)
修
経済学
マーケティング
必
科
目
教員名
ュー
ビ
(ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻)
単位数
授業形態
配当
年次 必 選 自 講 演 実
修 択 由 義 習 習
◎山中 ジェニー
―
ビューティビジネス論
◎山中 祥弘
ベンチャービジネス論
田中 保行 ―
1
2
○
1
2
○
1
2
○
―
2
1・2
2
4
―
0
○
1・2
2
○
横澤利昌
1・2
2
○
手島 皓二
1・2
2
○
◎徳重 宏一郎
1・2
2
○
◎ 浦郷 義郎
1・2
2
○
◎村上 良三
1・2
2
○
◎小林 勝 1・2
2
○
◎鈴木 幸一
1・2
2
○
◎鶴田 彦夫
1・2
2
○
ィ
テ
ビ
ジ
ネ
ス
発
展
科
目
企業成長戦略論
グローバルビジネス論
経営管理論
ホスピタリティマーケティング論
ヒューマンリソースマネジメント論
(
キャリアカウンセリング論
必
修
・
選
択
ファイナンス戦略論
タックスアカウンティング論
)
小計(10科目)
―
―
2
18
―
0
ビューティサロンキャリア開発特論
井口 純一郎
1・2
2
○
科
目テ
ヘア・メイクサロンマネジメント特論
横田 敏一
1・2
2
○
◎中村 富玖美
1・2
2
○
永山 和生
1・2
2
○
◎伊東 昭彦
1・2
2
○
ュー
ビ
ィ
(
)
選サ
択ロ
ン
発
展
ュー
ビ
エステティックサロンマネジメント特論
コスメティックサロンマネジメント特論
小計(5科目)
―
―
0
10
―
0
ヘア技術評価特論
◎渡辺 雅美
1・2
2
○
○
メイク技術評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
ネイル技術評価特論
◎中村 富玖美
1・2
2
○
○
エステティック技術評価特論
◎本田 あけみ
1・2
2
○
○
コスメティック技術評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
ィ
発
展
テ
科
目
テ
ク
選
ノ
択
ロ
ジ
ネイルサロンマネジメント特論
(
)
ー
小計(5科目)
―
―
0
2
4
10
―
0
ェ
ト ジプ
科 ロ
目ク
プロジェクト成果報告
各専任教員
合計(29科目)
学位又は称号
―
ビューテイビジネス修士(専門
職)Master of Beauty Business
―
―
18 42
○
学位又は学科の分野
卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法
修了要件は、本学に2年以上在学し、34単位以上を修得とする。必修科目としてビジネス基礎科目区分から10単位、ビューティ
基礎科目から2単位、ビューティビジネス発展科目から2単位、プロジェクト成果報告4単位、選択科目としてビューティ基礎科目
区分から2単位以上、ビューティビジネス発展科目区分から2単位以上、ビューティサロン発展科目区分、ビューティテクノロジー
発展科目区分から計16単位の合計34単位以上を設定する。
―
0
経済学
授業期間等
1学年の学期区分
2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
授業科目及び担当教員(案)(◎は専任教員)(案)
教 育 課 程 等 の 概 要
(ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻)
単位数
科目
区分
(
ビ
ジ
ネ
ス
基
礎
科
目
)
必
修
ュー ィ
(
ビ
)
選テ
択
必ビ
修ジ
・ ネ
選ス
択発
展
科
目
教員名
授業科目の名称
配当年次 必 選 自 講 演 実 備考
修 択 由 義 習 習
企業経営特論
◎原田 保
1・2
2
○
ビューティビジネス経営戦略特論
◎原田 保
1・2
2
○
ビューティビジネス経営管理特論
◎徳重 宏一郎
1・2
2
○
ビューティビジネス経営組織特論
ビューティビジネスサービス特論
◎キャロライン・ベントン
1・2
2
○
◎手嶋 皓二
1・2
2
○
ビューティビジネス特論
◎山中 祥弘
1・2
2
○
小計(6科目)
-
12 0
-
0
ヘアーサロンマネジメント特論
井口 純一郎
1・2
2
○
ネイルサロンマネジメント特論
中村 富玖美
1・2
2
○
永山 和生
1・2
2
○
エステティックサロンマネジメント特論
コスメティックサロンマネジメント特論
後藤 光
1・2
2
○
ホスピタリティマネジメント特論
◎山口 祐司
1・2
2
○
サービス人材開発特論
1・2
2
○
サービス会計特論
浦郷 義郎
吉野 清一
1・2
2
○
ブランドマーケティング特論
ビューティビジネス文化特論
小林 勝
◎山中 ジェニー
1・2
2
○
1・2
2
○
-
0 18 0
小計(9科目)
ュー
展ビ
科
目
テ
選
択テ
必ク
修ノ
・ ロ
選ジ
択
発
授業形態
2
科
目
以
上
選
択
必
修
-
ィ
(
ー
)
ヘア技術評価特論
◎渡辺 雅美
1・2
2
○
○
メイク技術評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
中村 富玖美
1・2
2
○
○
エステティック技術評価特論
◎本田 あけみ
1・2
2
○
○
コスメティック技術評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
青沼 水門
1・2
2
○
-
0 12 0
-
1~2
8
○
ネイル技術評価特論
トータルビューティ技術評価特論
小計(6科目)
プロジェクト研究・報告1(ビューティビジネスモデル革新)
寺本 義也
プロジェクト研究・報告2 (ビューティビジネス競争戦略)
◎原田 保
1~2
8
○
プロジェクト研究・報告3
(ビューティビジネス組織・人材マネジメント)
◎キャロライン・ベントン
1~2
8
○
20 30 0
-
合計(22科目)
学位又は称号 ビューテイビジネス修士(専門職)
Master of Beauty Business
-
学位又は学科の分野
卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法
修了要件は、本学に2年以上在学し、40単位以上を修得とする。
必修・選択必修科目としてビジネス基礎科目区分から12単位、ビューティビジネス発展科目
区分から4単位以上、ビューティテクノロジー発展科目区分から4単位以上、プロジェクト研
究・報告8単位の合計28単位以上を設定する。
2
科
目
以
上
選
択
必
修
1
科
目
必選
修択
経済学・家政学
授業期間等
1学年の学期区分 2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
平成22(2010)年度カリキュラム
ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻
単位数
科目
区分
教員名
授業科目の名称
ー
サ
◎江夏 健一
1・2
サービス経済学
◎柴垣 和夫
1・2
2
○
サービス経営学
◎嶋田 美奈
1・2
2
○
サービスマーケティング論
サービスアカウンティング論
◎小林 勝
高木 泰典
1・2
2
○
1・2
2
○
(
)
小計(5科目)
ュー
(
ビ
ィ
必
修
テ
・目
選
基
択
礎
科
)
ュー
ビ
(
ィ
メ
テ
必ン
修ト
ビ
・発
ジ
選展
ネ
択科
ス
目
マ
ネ
ジ
)
ュー
ー
ジビ
ィ
発
展テ
科
目ビ
ジ
必ネ
修ス
・ テ
選ク
択ノ
ロ
(
)
ェ
クプ
ト ロ
科ジ
目
配当年次 必 選 自 講 演 実 備考
修 択 由 義 習 習
サービス産業論
目
ビ
ス
必
ビ
修
ジ
・
ネ
選
ス
択
基
礎
科
授業形態
2
-
2
2
○
8
-
0
ビューティ文化論
◎山中 ジェニー
1・2
ビューティ美学
◎福地 隆芳
1・2
2
○
ビューティ心理学
◎藤原 美子
1・2
2
○
小計(3科目)
○
-
-
2
◎山中 祥弘
1・2
2
近藤 サヨ
1・2
2
○
ベンチャービジネス成長論
◎赤間 善郎
1・2
2
○
ファミリービジネス成長論
◎嶋田 美奈
1・2
2
○
トップマネジメント論
◎小林 勝
◎伊東 昭彦
1・2
2
○
1・2
2
○
-
2 10 0
ビューティビジネス経営論
ファッションビジネス論
キャリア開発論
小計(6科目)
ビューティビジネス技術特論
4
○
◎渡邊 雅美
1・2
川本 善規
1・2
2
○
コスメティック商品開発特論
◎村山 誠一
1・2
2
○
ヘア技術者評価特論
◎渡邊 雅美
1・2
2
○
○
メイクアップ技術者評価特論
◎中野 正好
1・2
2
○
○
中村 富玖実
1・2
2
○
○
エステティック技術者評価特論
◎本田 あけみ
1・2
2
○
○
小計(7科目)
-
2 12 0
-
プロジェクト成果報告
各専任教員
4
○
メディカルビューティ技術特論
ネイルアート技術者評価特論
1・2
小計(1科目)
2
-
○
4
合計(22科目)
-
ビューテイビジネス修士(専門職)
学位又は称号 Master
of Beauty Business
12 34 0
学位又は学科の分野
卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法
修了要件は、本学に2年間在学し、30単位以上を修得とする。必修科目として各科目区分の
必修科目にプロジェクト成果報告を加えて計12単位、選択科目として各科目区分から2単位
以上計18単位以上を履修し、合計30単位以上を設定する。
ⅳ
-
経済学
授業期間等
1学年の学期区分 2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
教 育 課 程 等 の 概 要 平成24年度
科目 授業科目の名称
区分 (太字:必修科目)
ー
ネサ
ス
基ビ
礎ス
科ビ
目ジ
サービス産業論
◎江夏 健一
ュー
サービス経営学
サービス会計学
サービスマーケティング
小計(4科目)
ビ ビューティ文化論
ビューティ美学
礎
科
ビューティ心理学
テ
目
ビューティビジネス史
基 小計(4科目)
ビ ビューティビジネス論
コスメティックビジネス論
テ ファッションビジネス論
ヘルスケアビジネス論
ビ ベンチャービジネス論
発
ジ
展
ネ 老舗企業文化論
科
ス
目
マ 経営戦略論
ィ
ュー
ィ
ネ
ジ
メ
ン
ト
ュー
ビ
ィ
テ
ー
テ
ク
目
ノ
ロ
ジ
企業の社会的責任論
キャリア開発論
ホスピタリティマネジメント論
小計(10科目)
ビューティビジネス技術論
メディカルビューティ技術論
ヘア技術論Ⅰ
メイクアップ技術論Ⅰ
ネイル技術論Ⅰ
エステティック技術論Ⅰ
ヘア技術論Ⅱ
メイクアップ技術論Ⅱ
ネイル技術論Ⅱ
エステティック技術論Ⅱ
発
展
科 小計(10科目)
ェ
ト ジプ
科 ロ
目ク
ハリウッド大学院大学 ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻
単位数
授業形態
セメスター 配当
教員名
備考
年次 必 選 自 講 演 実
修 択 由 義 習 習
前 後
プロジェクト成果報告
◎山中 祥弘
伊東 昭彦
◎寺本義也・原田保
◎寺本義也・原田保
◎赤間 善郎
○
1・2
1・2
1・2
1・2
-
1・2
1・2
1・2
1・2
-
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
◎横澤 利昌
○
◎嶋田 美奈
高木 泰典
◎今井 利絵
◎山中 ジェニー
福地 隆芳
◎藤原 美子
●
◑
◑
◑2
2
●
◑
◑
◑2
◎山口 一臣
2
◎寺本義也・高井透
◎嶋田美奈・上妻博明
◎小林 勝
●
○
○
○
◑
○
◑
◑5
◎今井利絵・服部勝人
5
◎本田 あけみ
川本 善規
渡邊 雅美
中野 正好
中村 富玖実
中務 真澄
渡邊 雅美
中野 正好
中村 富玖実
中務 真澄
各専任教員
●
◑
◑
◑
◑
◑
◑
◑
◑
◑5
5
●
合計(29科目)
学位又は称号 ビューテイビジネス修士(専門職)
Master of Beauty Business
卒 業 要 件 及 び 履 修 方 法
2
2
2
2
2
2
2
6
○
○
○
○
-
0
2
2
2
6
○
○
○
○
新設
-
2
2
2
2
○
○
○
○
○
1・2
2
○
1・2
2
○
1・2
1・2
1・2
-
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
1・2
-
2
2
2
2 18 0
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2 18 0
○
○
○
1・2
4
1
小計(1科目)
2
名称変更
新設
統合・
名称変更
統合・
名称変更
新設
新設
-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
名称変更
名称変更
名称変更
名称変更
名称変更
名称変更
名称変更
名称変更
-
○
4
-
12 48 0
学位又は学科の分野
-
経済学
授業期間等
修了要件は、本学に2年間在学し、30単位以上を修得とする。必修科目として各科目区分の必修科 1学年の学期区分 2学期
目にプロジェクト成果報告を加えて計12単位、選択科目として各科目区分から2単位以上計18単位以 1学期の授業期間 15週
上を履修し、合計30単位以上を設定する。
1時限の授業時間 90分
教 育 課 程 等 の 概 要
(ビューティビジネス研究科ビューティビジネス専攻)
科
授業科目の名称
目
(太字:必修科
区
目)
分
教員名
配
セメスター 当
年
前 後 次
経済学
経営学
簿記会計論
心理学
サロンマネジメント
前 経済経営数理入門
提
科
目
ビジネス日本語Ⅰ・Ⅱ
授業形態
単位数
備考
必 選 自 講 演 実
修 択 由 義 習 習
1・2
2 ○
1・2
2 ○
サービスビジネス基礎科目
ビューティビジネスマネジメント発展科
目
サービス経営学
柴垣 和夫
○
嶋田 美奈
○
田井 良夫
○
1・2
2 ○
サービス会計論
福井 博一
○
1・2
2 ○
ビューティ心理学
1・2
2 ○
ヘア技術論
メイクアップ技術論
ネイル技術者論
エステティック技術論
○ 1・2
2 ○
サービス産業論
サービス経営学
川島鋼太郎・温明月 ○ ○ 1・2
2 ○
※留学生対象
ビューティビジネスマネジメント発展科
目
ビューティテクノロジー発展科目
○ ○ 1・2
2 ○
ビューティビジネスマネジメント発展科
目
ビューティテクノロジー発展科目
ビューティビジネスマネジメント発展科目
橋田 隆靖
○
加藤 泰久
ビジネス英語Ⅰ・Ⅱ
柳田 志学
日本経済論
柳田 志学
○ 1・2
2 ○
ファイナンス論
田井 良夫
○ 1・2
2
○
サービス会計学
グローバルビジネス論
柳田 志学
○ 1・2
2
○
ビューティビジネスマネジメント発展科目
小計(11科目)
22
合計(10科目)
授業期間等
-6-
1学年の学期区分
2学期
1学期の授業期間
15週
1時限の授業時間
90分
専任教員の教育研究棟「計画」と「実績」 第 2 集 (平成 22・23 年度)
発行年月日:平成 24 年 7 月 31 日
編集・発行:ハリウッド大学院大学
106-8541 東京都港区六本木6−4−1
六本木ヒルズ ハリウッドプラザ
電話:03-3403-3403
Fax:03-3423-6092
URL:http://www.hollywood.ac.jp/mba