EICMA 2015 ミラノショーにて KTM ワールドプレミアモデル

Press Release
2015 年 11 月 17 日
EICMA 2015 ミラノショーにて
KTM ワールドプレミアモデル、
及び 2016 年ストリートモデルを発表 !
メディア関係者 各位
日頃から KTM スポーツモーターサイクルにご注目いただき、まことにありがとうございます。
現在、イタリア・ミラノにて開催されております、「EICMA トレードショー2015」にて発表されました、KTM のワ
ールドプレミアモデル、及びプレミアモデルについて、そのハイライト部分のご紹介をさせていただきます。
下記、ご査収くださいませ。
なお、EICMA トレードショーにて配布しております KTM プレスキットは、国内でもご提供可能です。データの
みにはなりますが、ぜひお問い合わせください。なお、お申し込み時には、発表予定媒体名、掲載タイミン
グ等をお知らせいただけますと、大変助かります。
ご不明点等ございましたら、広報担当:野口が対応させていただきますので、 ご連絡いただけましたら幸
いです。何卒よろしくお願いいたします。
【お問い合わせ先】
本件に関するお問い合わせは、下記まで、よろしくお願いいたします
KTM JAPAN 株式会社 担当:野口
(不在時は高城へ)
〒135-0063 東京都江東区有明 3-5-7 TOC 有明 2F
TEL: 03-3527-8885 FAX: 03-3527-8890 HP: http://www.ktm-japan.co.jp/
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2015 年 11 月 17 日
■EICMA 2015 KTM ワールドプレミアモデル
はじめに
「世界中で見せる、その強さ」
公道、オフロードコース、レーストラックを走り回る、数えきれないほどのスポーツライダーたち。国境という枠
を超え、世界中に存在するスポーツライディングを愛するすべてのライダーを満足させるブランド、それが KTM
です。オーストリアから全世界に向け発信されるモーターサイクルへの情熱は、ライダーが心の裡に持つ二輪に
おける冒険とエクストリームな体験への欲望そのもので、スポーツモーターサイクルブランドとして、成功を求
め、飽くなきハングリー精神を持ち、活動を続けています。
我々が常日頃から心に刻んでいるモットーは、「パフォーマンス」です。すべてにおいて最高レベルであろうと
いう目標を、KTM で働く全員が、常に共有しています。もっとも才能のある、もっともモチベーションの高い、そし
て最高のトレーニングを受けた、血液の代わりにガソリンを体内に宿す人々が、大きなチャレンジに対し後退す
ることなく、KTM のロゴに誇りを持ち、身に纏っているのです。それゆえ、プロとして取り組む姿勢を持ち、行動
に移す上で妥協のない準備を行う、そんな努力と才能あふれるレーシングライダーたちがオレンジのマシンを選
ぶのも、偶然ではありません。妥協のないパフォーマンスを目指し、鉄の意志と完全なる意思疎通を伴う行動こ
そ、真の勝者を明らかにするのです。そう、KTM の成功と、オレンジを選んだ多くのライダーたちの成功は、ある
意味必然と言えるでしょう。
ダカールラリーでの連続制覇や、モトクロスシリーズ、及びエンデューロチャンピオンシップでのタイトル等、数
えきれないほどの勝利を手にした後、KTM は 2015 年最後のビッグ・オフロード・タイトルとも言うべき、米国スー
パークロスシリーズのタイトルをも獲得しました。そして 2015 は 5 年連続、生産、セールス及び利益についても
成長を記録しております。今年は、オフロードマーケットにおけるグローバルリーダーにとどまることなく、欧州に
おける最大規模のモーターサイクル・マニュファクチャラーとして、すべてのストリートモデルのセグメントで重要
な役割を果たし、常に前を目指す意志を持ち、その上で連続した成長を遂げることができました。その成功の実
現は単純なものではなく、すべての KTM ファミリーの卓越した努力の上に成り立っております。
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2015 年 11 月 17 日
新たな目標を目指すための暗黙の了解、またどんなチャレンジにも意欲的に立ち向かうことは、当然ながら
成功が保障されている道とは限りません。KTM にとっての成功とは、栄冠を獲得し休息を取ると言った、おとぎ
話のようなものではなく、伝統的なコンセプトをその視野から外すことなく、新たな地を開拓し続けるモチベーショ
ンを持ち、行動することなのです。
一方で KTM は、電動バイクにおける大量生産に成功した最初のマニュファクチャラ―として認知されており、
それは、この分野の巨大な開発をリードし、たのしんでいることをも意味しております。また一方で我々は、多く
のマニュファクチャラ―によって放棄された 2 ストロークエンジンを、モトクロス、及びエンデューロモデル用に開
発し続けていることでも知られております。加えて、マッティグホーフェンは、2 シリンダーLC8 エンジンを採用す
るストリートモデル・ラインナップで、メカニズムとして革新的な進化を遂げるべく、大きな賭けに出ました。リーン
アングルセンサー付きの ABS として知られる MSC(Motorcycle Stability Control)、の採用です。
この革新的機能は、これから発表します 2016 年の LC8 搭載ニューモデル、そして LC4 搭載ニューモデルに
も、採用して参ります。ご期待ください。
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2015 年 11 月 17 日
【モデル概要】
ADRENALINE EXPRESS – KTM 1290 SUPER DUKE GT
「アドレナリン・エクスプレス―KTM 1290 SUPER DUKE GT」
KTM はニューモデル 1290 SUPER DUKE GT をもってストリートレンジの最上級モデルとし、ラインナップを力
強く拡張して参ります。2016 年最注目となるこのモデルは、パーフェクトな装備、軽量な車体、湧き出るパワーを
持ち合わせ、多岐に渡るメニューをパッケージングした最新のライディング・アシスタンス・システムを搭載。俊敏
なスプリンターとして、ロングランをタフにこなすマラソンランナーとして、相反する性能を持ち合わせます。
その他、リーン状態でも対応可能な、トラクション・コントロールとコンバインド ABS を内包したモーターサイク
ル・スタビリティ・コントロール(MSC)に、クイックシフター等の先進装備を加え、KTM ライドモード・テクノロジー
はさらなる進化を遂げております。1290 SUPER DUKE GT のロングランにおける走破性についても、KTM は忘
れておりません。基本的なツーリング・パッケージとして、容量 23 リッターのフューエルタンク、ワンタッチでパニ
アケースの装着が可能なインテグラル・マウントの標準装備、パッセンジャーの快適性を考慮し、延長されたリ
ア・サブフレーム、ヒートグリップ、クルーズドコントロール、快適性を向上させたシート、プロテクション効果の高
いアジャスタブル・ウインドシールド、LED コーナリング・ライト、LED デイタイム・ランニング・ライトと、あらゆる場
面での快適性とユーティリティ性を高次元で両立させております。
これらの完璧なツーリング・パッケージに、173hp を発揮する LC8 エンジンとセミ・アクティブ・サスペンションを
組み合わせた 1290 SUPER DUKE GT は、高速道路を利用した長距離ツーリングでの快適性から、息をのむよ
うな景色を見下ろす頂に通ずるワインディングロード、そしてレーストラックでのスポーツ・ライディングに至るま
で、ストリートモデルとして極めて広範囲なエリアで、ライダーに刺激を提供いたします。どんな場所でも妥協を
見いだせないほど、上質で、そしてスポーティ。新時代の走りを生み出す、注目の存在となるでしょう。
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2015 年 11 月 17 日
BEAUTIFUL BEAST – KTM 1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION
「ビューティフル・ビースト ― KTM 1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION」
KTM の本拠地であるマッティグホーフェンは、その活動を決して停滞させることはありません。各モデルの見
直しや熟成作業は、毎年のルーティーンワークとして行われており、それは 2016 シーズンがデビューからまだ
3 年目という、スポーツネイキッドのマイルストーンとして君臨する 1290 SUPER DUKE R も、例外ではありませ
ん。さらなる軽量化を施し、サウンドを向上させ、個性化を推し進めた、すべての人に向けたスペシャルエディシ
ョンをご用意いたしました。
このアップグレード仕様の主役は、高品質な純正パーツとして知られる POWERPARTS です。例えば、アクラ
ポビッチのチタニウムサイレンサーは、エキゾーストノートにスポーティな変化を与えるだけではなく、重量も大
幅に抑え、運動性向上に寄与しております。前後ブレーキシステムに採用されたウェーブディスクは、極限の状
況下でも高い制動力を安定して発揮し、フィードバック性の高さから優れたコントロールを生み出します。高剛性
なトリプルクランプは、ハードブレーキング時でも精度の高いステアリング応答性を生み、アルミビレット(削り出
し)レバーはマルチアジャストが可能で、前後独立したシートは精緻なエルゴノミクス設計により、とくにレースト
ラックでの正確な操作を生み出すことに貢献するでしょう。
ユニークなペイントデザインに添えるように、車体各所に散りばめられた上品なアクセサリー類は、アルミ製な
らオレンジのアノダイズド処理を、またカーボンファイバー製なら最上級の仕上げを施しております。
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2015 年 11 月 17 日
SUPER SINGLE – KTM 690 DUKE
「スーパー・シングル ― KTM 690 DUKE」
デュークの最初期型が登場してから 20 年、KTM はこれまでに何度もニュージェネレーションを発表し、いず
れも永きに渡り人気を得るモデルとなりました。それはシングルシリンダーエンジンがストリートバイクのマーケッ
トから排除されていく中で、敢えて挑み続けるという印象的な方法により、実現されてきたものです。今回発表と
なった新世代モデルも、当然ながらユーロ 4・排気ガス規制に準拠しており、パワーアップと環境対策を高度に
両立させたスーパーシングルと言えるのです。
最新エンジンは 73hp の最高出力を誇り、出力を向上させているにも関わらず、スムーズなパワーデリバリー
を 2 本の・バランサーシャフトを使い実現しました。その上で、前モデルよりもワイドなパワーバンドも備えていま
す。ステアリングジオメトリーの改良は、安定性を維持しながら、卓越した精度で俊敏に反応するシャシーを生み
出すことに成功しました。
他にも、まるでオンボード・コンピューターのような、大きく、見やすい、TFT カラー・ディスプレイを採用したマ
ルチ・ファンクショナル・ディスプレイや、スポーツ・ライディングを阻害しない絶妙なセッティングの ABS など、最
新機能を標準で装備しております。オプション装備のトラック・パックは、スポーツ/レインのライドモード選択に始
まり、トラクション・コントロールやモーター・スリップ・レギュレーション、スーパーモト・モードを選ぶことも可能で
す。強力なシングルエンジンを、走りや路面コンディションに合わせ、最適化することができるのです。
690DUKE は、さらに生き生きと、さらに魅力的に、さらなる進化を遂げました。
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2015 年 11 月 17 日
SPECTACULA“R” – KTM 690 DUKE R:
「スぺクタクル“R” ― KTM 690 DUKE R」
2016 年モデルの 690 DUKE は、耐久性を確保しつつ最高出力を 75hp に引き上げた、R バージョンを選ぶこ
とが可能です。
スタンダードからのパワーアップに大きく貢献したのは、高品質なアクラポビッチ製サイレンサーの効果が大
きいと言えるでしょう。また、ブレンボ製モノブロック・ブレーキ・キャリパーや、690 DUKE よりさらに深いバンクア
ングルを可能とした、WP 製フルアジャスタブル・サスペンションなど、グレードの高いレーシングパーツで固めた
足周りも注目です。
また 690 DUKE R には、リーンアングル・センサーと連動した ABS や、トラクション・コントロール、モーター・ス
リップ・レギュレーション、スーパーモト・モードも標準装備となります。もちろん R 仕様は、NEW 690 DUKE が新
たに採用したすべての機能、ライドモード・テクノロジー、新型 TFT ディスプレイ、新設計のステアリング・ジオメト
リー等を同様にアップデートされ、加えてクールなルックスを演出する先鋭の LED インジケーターや、レーシー
なピリオンシートカバー等、R 仕様ならではのパッケージが標準装備となります。
690 DUKE R のフレームとホイールには KTM オレンジを採用しており、R 仕様としてのレーシーなアイデンテ
ィティを、外観からも確立しております。
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2015 年 11 月 17 日
【車種 詳細】
KTM 1290 SUPER DUKE GT
KTM は、数々の記録を打ち立てた記念すべき 2015 シーズンを、衝撃的なニューモデルの発表をもって終え
ることになります。来たる 2016 年に向け打ち放つ、モーターサイクルワールドに与えるトップレベルのインパクト
が、1290 SUPER DUKE GT です。
パワーユニットは、技術的、そして戦略的にも、依然マーケットに於いて高い優位性を持つ LC8=2 シリンダ
ープラットフォームがベースとなります。レーシングマシンとしてスーパーバイクシリーズのトップモデルに君臨す
る RC8R に採用されて以降、トラベルエンデューロとしてアドベンチャーシリーズに、そしてネイキッドバイクの
SUPER DUKE R と、LC8 ユニットは成長と熟成を重ねてきました。そして、新たに、1290 SUPER DUKE GT のパ
ワーユニットとして、新たな輝きを放ち始めました。
KTM のステージに登壇したユニークなトップモデルは、ブランドイメージをさらに拡大し、新たな顧客グループ
の心を解き放つ1台となるでしょう。一目見ただけで、GT はあなたの期待を明確に裏切ります。ビーストの通り
名で知られる、エクストリームでアグレッシブな 1290 SUPER DUKE R をベースにしたとは思えない、そんな印象
を戴くでしょう。ところが、これまでにない、まったく新たなモデルを生み出すプロジェクトとしてスタートしたにも関
わらず、GT はスポーティな角度からツーリングにアプローチしています。弁解はありません。その上で、ただ事
実のみ、最新情報としてお伝えするならば、SUPER DUKE GT のコアにあるのは、「常に信じられないほどのダ
イナミズムを生み出すこと」にあります。
この KTM は、旅にフィットするスポーツバイクという解釈に於いて、先鋭の存在です。
1290 SUPER DUKE GT は、レーシングストライプをまとったスーパーツアラーへと、
スリムダウンしたモデルではありません。一見不可能と思える、対極的な条件をすべ
て支配下に置き、またスポーツ性においてもチャンピオンクラスの性能を持つモデル
なのです。山岳地帯のツイスティロード、高速道路を利用したロングツーリングでの快
適性、息をのむようなレーストラックでのライディング、それら様々な条件を、究極の
スポーツ性を伴いながらこなします。ハイレベル且つ革新的なデザイン、そして先鋭
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2015 年 11 月 17 日
のテクノロジーがその多面性を支えています。このユニークな特徴は、高度な電子制御アシスタンス・システム---パワーモード、WP 製セミ・アクティブ・サスペンション、リーン・アングル・センサー連動 ABS、そして初採用と
なるシフトアップ時に機能するクイックシフター --- との融合により、昇華を遂げました。
「驚きのパワーとセミ・アクティブ・サスペンション」
その汎用性から、1290 SUPER DUKE GT は新たなスタンダードとしての役割を担うことになるでしょう。1290
SUPER DUKE R の LC8 パワーユニットをベースに、さらなる進化を遂げた GT 用 V ツインエンジンは、その気
になれば最高出力 173hp を発揮するビーストとしての姿を即座に出現させますが、これまでと一線を画すの
が、素晴らしくスムーズなパワーデリバリーです。最大で 144Nm という強大なトルクを持ちますが、これを桁違
いに幅広い回転域で生み出すのです。電子制御系の進化とライド・バイ・ワイヤ機能の融合により、この 75 度
V ツインエンジンは、息をのむようなパフォーマンスと、納得のツーリング性能を、パーフェクトに持ち合わせるの
です。その性能は、都会の混雑極める交通事情から、スピードに陶酔するレーストラックに至るまで、広大なライ
ディングレンジを守備範囲としてカバーします。
フューエルタンクが満たされた状態での装備重量は、僅か 228 ㎏しかなく、1290 SUPER DUKE GT のパワ
ー・ウエイト・レシオは、現在のマーケットに存在する、スポーティで、ツーリングもこなせるモーターサイクルの中
では、比類なきレベルにあります。KTM の伝統を踏襲した GT のシャシーは、突出した軽さを持ちながら、ねじ
れ剛性が極めて高いトレリスフレームを採用し、美しいシングルサイド・アルミスイングアームに、最高品質の
WP サスペンションユニットをセットし、卓越したブレンボ製ブレーキシステムと、グリップ力の高いピレリ・エンジェ
ル GT を組み合わせます。セミ・アクティブ・サスペンションは、その動きの精度に関して前人未到とも言える細
やかさを発揮し、安全性と快適性を最高レベルで両立しております。
ハンドルバーのスイッチを使うことで、ライダーはダンピングのセッティングを、コンフォート/ストリート/スポー
ツの3段階から選ぶことができます。電子制御ダンピングシステムは、SCU(サスペンション・コントロール・ユニ
ット)がダンピング値を確定し、ライダーのスタイルと路面コンディションをリアルタイムで感知、瞬時にマッチング
を図ります。必要なインフォメーションは、フロント、及びリアホイール上に設置された加速度センサーと同様に、
サスペンション・トラべル・センサーからもリアルタイムで SCU に送信されます。これらにより、スプリングのセッ
ティングはダンピングと連動してマッチングを図ることが可能で、荷物が追加され積載量が大きく変化しても、セ
ンサーが変化を読み取り、次の瞬間 SCU がダンピングを強化します。このシステムにより、1290 SUPER DUKE
GT のサスペンションは、走行条件が変化しても極上のフィードバックに変化がありません。例え最大積載量に
近い大きく重い荷物を積み、リアに荷重のほとんどが移ってしまいそうなコンディションでも、高い巡航速度の高
速道路でクイックな応答性を残し、ソロライドでのアグレッシブな走りにも対応いたします。
「十分な装備」
1290 SUPER DUKE GT が持つ、信じられないくらいに余裕のあるライディング・キャパシティですが、これはラ
イディング・アシスタンスとセーフティ・システムを含めた包括的な装備の効果だけではありません。ここには、画
期的な車体制御技術である、MSC の働きも含まれています。リーンアングルが付く状況下、すなわちコーナリン
グ中でもコントロールが可能な、C-ABS(前後連動アンチロック・ブレーキ・システム)や、MTC(モーターサイク
ル・トラクション・コントロール)は、様々な条件下で走りの安定性という舞台を支える、重要な役割を果たしてい
るのです。例えば、過度にリーンさせた状況下でアクセル操作、もしくはブレーキ操作をしなくてはならないよう
な、物理的な限界付近の動きの中で、MSC はホイールをスリップ状態に持ち込まないよう働きかけます。また用
途に応じ、種類を選べるライド・モードも同様の役割を果たしています。走行モードごとに、エンジン・レスポンス、
トラクション・コントロール、ABS の作動タイミング、ダンピング調整など、機能ごとにプリセットされた制御プログ
ラムが連動し、条件に応じた最適な組み合わせをセットアップします。
また、1290 SUPER DUKE GT には、標準装備品として、クルーズド・コントロール、シフトアップ時に働くクイッ
クシフター、タイヤ・プレッシャー・モニタリング・システム(日本採用未定)、ヒーテッドグリップ、LED コーナリング
ライト(LED インジケーターと連動)を採用しております。他にも、容量 23 リッターのフューエルタンクや、リア・サ
ブフレームの延長、オプションの POWERPARTS 製パニアケースシステムをワン
タッチで装着できるマウントシステムの用意、快適性を向上させたシートや調整可能
なウインドスクリーン等、長距離ライディングの必需品についてもぬかりはありません。
オプション装備には、HHC(ヒル・ホールド・コントロール)、MSR(モーター・スリップ・レ
ギュレーション)も利用可能です。後者は、急激なシフトダウン等でリアホイールがグ
リップを失うのを防ぐ機能で、通常ライダーがスロットルを戻す、もしくはクラッチを切
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ることで対応する状況を、機械的にカバーするものです。これら現在の最先端電子制御技術を、高いレベルで
複合的に融合させたシステムは、他に類を見ません。1290 SUPER DUKE GT では、ツーリングを継続できるス
タミナと、飛び抜けたパフォーマンスを、洗練と安全性を伴い、体感することが可能です。
「SUPER DUKE GT ― コンセプトはスーパー・クーデター」
様々な才能を融合させるクロスオーバーコンセプトを求めるのは、自然の流れと言えますが、一方で多くの妥
協も必要になる……、いいえ、1290 SUPER DUKE GT にそれは当てはまりません。いかなる種類の譲歩も、こ
のバイクを走らせた際に感じ取ることはないでしょう。硬いサスペンションによる制限された快適性も、時にストレ
スとなるシャープで鋭い反応を示すエンジンも、旅の途中でその主張を表に出すことはありません。また GT を
クローズドコースで走らせるときには、その高い精度で反応するシャシー、ブレーキ、そしてエンジンに信頼を寄
せ、安心とともに頼ることができるのです。電子制御技術が、これら相反する条件を高いバランスを保ち成立さ
ていることは、画期的と言えるでしょう。
結論を述べるならば、食物連鎖の頂点に立ち、過去に向かってハングリーさを訴え、気高く吠えるような、そ
んなロングラン・マシンなのです。もっと距離を重ねたい、より速く、よりよいコンディションで。バイクは、地平線
を追いかけているときも、スーパースポーツを追いかけているときでも、等しくハッピーになれるものです。しか
し、1290 SUPER DUKE GT は、これまでのそんな概念を一足に飛び越える新基準として、迎え入れられることで
しょう。
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2015 年 11 月 17 日
KTM 1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION
これまで、過去 2~3 年ごとに、KTM は自らの歴史にマイルストーンとしてのモデルを打ち立ててきました。そ
れ以降、毎年、別のマーケット/セグメントでのベンチマークを再定義しています。2014 年には 1290 SUPER
DUKE R の発表により、それまでのスポーツ・ネイキッドバイクは影が薄くなり、人気は明らかに下降しました。
1301cc の排気量から 173hp のパワーを発揮し、僅か 189 ㎏の重量ながら驚きの 144Nm というトルクを発生、
1290 SUPER DUKE R はそのパワーウエイトレシオから、妥協のないスーパースポーツバイクとしての存在を確
約されていたのです。加えるなら、ストリートファイターとしてはいささかアンフェアとも言える、最先端のアシスタ
ンス・システムによるサポートを備え、コントローラビリティと安全性の面に於いても、新たなスタンダードとして再
定義されました。まさに、このモデルの発表日までは、990 SUPER DUKE が最もラジカルな存在であり、このクラ
スのベンチマークとして定義されていたのです。
しかしながら KTM は、時代が常に進んでいることを毎年マッティグホーフェンにて証明しており、常に一歩先
にその歩を進めています。さらに少ない車重、さらに多くの機能性、さらに最適化されたエルゴノミクス、よりよい
サウンド、さらに注目を集めるルックスに、際立つ個性、それらを求めるすべての人々に向け、2016 年、1290
SUPER DUKE R に SPECIAL EDITION 仕様が登場いたします。期間限定発売となる SPECIAL EDITION は、
KTM 純正の POWERPARTS コレクションから機能に合わせた最高品質のパーツを選択し、アップグレードモデ
ルとしてパッケージしました。
「完全なるビジョンを反映したスタイル、クオリティ、そして機能」
パーツには、モーターサイクルのビジュアルを強調する力があり、少なくともスタイルを個性的にして、力強い
たたずまいを生み出します。しかし、アフターマーケットのアクセサリーは、残念ながら品質と機能について、す
べてが素晴らしいとは言い難い状況です。ところが、KTM では少々事情が異なります。重量、エルゴノミクス、耐
久性、そして機能性を重要視し、それらの機能向上を目標に開発陣が研究を続け、ニューバイクに完全にフィッ
トするものだけが POWERPARTS として認められるのです。1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION に採用さ
れた POWERPARTS は、有名なパートナーとサプライヤーの協力があってこそ
成功した例がいくつもあります。同車のサイレンサーは KTM とアクラボビッチの共同
開発品で、チタニウム製のためスタンダードから 1.5 ㎏の軽量化が可能なスリップ
オンタイプで、誰もが振り返るサウンドを演出します。エンジンマネージメントに関し
ては、サイレンサー交換により排気効率が向上したにも関わらず、スタンダードの
マッピングでそのまま対応可能です。重量削減については、アルミ合金ブロックより
削り出された、クラッチ、及び前後ブレーキのリザーバータンクキャップも同様です。
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2015 年 11 月 17 日
高強度を誇るアルミ製パーツには、オレンジアノダイズ加工が施され、サイズは小さいながらも、ビジュアルへ
の効果的な影響をもたらします。
「妥協のない使用にも対応する POWERPARTS のトップ・クオリティ」
1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION に装着されている POEWRPARTS 製トリプルクランプは弾力性の
高いアルミブロックより削り出され、オレンジアノダイズ加工が施されております。WP 製倒立フォークからの入力
をしっかりと受け止め、その剛性の高さから、ハードブレーキを行う状況下においても正確なハンドリングの維持
に貢献します。また圧力分布を分散させることから、フォーク自体の歪みを減少させ、より理想的なサスペンショ
ンの動きを実現します。レーストラックでコンマ 1 秒を追い求めるような状況下での、ブレーキングパフォーマン
スの向上のために、SPECIAL EDITION ではウェーブ・ブレーキ・ディスクを装備しています。320 ㎜フロントディ
スクはステンレススチール製で、ブラック・アノダイズ加工がされたインナーリングにフローティングマウントにて
組み込んでおります。この独特のデザインは、耐久性の向上とトップパフォーマンスを生むだけでなく、同じ効力
を発揮する上でブレーキレバーへの入力を抑える効果もあり、同様に極限の状況下でのブレーキングでも優れ
たフィードバックを伝えてくれます。240 ㎜のステンレススチールを採用したリアのウェーブ・ディスクは、この優
秀なフロントディスクを完璧に補完します。
他にもブレーキングシステムで注目すべきは、人間工学的に完璧なコントロールを可能にするパーツです。そ
れゆえ、1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION には、多方向で調整可能なアジャスタブル・レバーが採用さ
れています。クラッチ、及びブレーキレバーともに、レバー自体の長さに加え、ハンドルバーとの距離も調整可能
で、手のサイズやパフォーマンスによって最適な位置を探り出すことが可能です。削り出しで製作されたレバー
は、途中から上方向に倒すことが可能で、万が一の転倒時にも簡単に折れない構造になっています。本格的な
レーシングシーンで見られるようなレバーガードは、レーストラック上の接近戦で、他のライダーやマシンがブレ
ーキレバーに接触するという意図しない動きを回避するためのものです。
また、スポーツライディング用に最適化したパーツの中には、2 パートにわかれたシートもあります。均等に開
けられた多孔タイプのスペシャルフォームで製作され、快適なクッション性も併せ持つのが特徴です。ライダー
用シートはスタンダードから 2 ㎜高くなり操作性を重視、またフロント側を細身に絞り込むことで車体とのコンタク
トを取り易い作りとしております。レーストラックで激しい走りを繰り返す中では、エンジンの一部が路面に接触す
る状況は避けがたいものです。LC8 ユニットでもっとも露出しているポイントを保護するために、SPECIAL
EDITION のジェネレーターとクラッチカバーには、非常に弾力性の高い 5 ㎜厚のカーボン/ケブラー・プロテクタ
ーが装備されています。
1290 SUPER DUKE R SPECIAL EDITION には、クオリティが高く、素晴らしいルックスを生み出し、スタンダー
ドモデルとの明らかな区別が可能となる POWERPARTS が、豊富に標準で装着されているのです。さらに、オー
ダーメイドのグラフィックと、“ガルバノ・オレンジ”採用の専用カラーリングが、このモデルだけの存在感を際立た
せています。
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2015 年 11 月 17 日
KTM 690 DUKE / KTM 690 DUKE R
KTM の最初のモダンなストリートバイクとして DUKE が登場してから、すでに 20 年以上の歳月が経過しまし
た。当時のハスクバーナ製シングルに感銘を受け、そのセンセ―ショナルで俊敏なシャシーに、多くのインスピ
レーションを受けたところから生まれた DUKE は、KTM の歴史においてマイルストーンとして存在感を放ち、い
まも我々に進むべき道を示し続けています。
ピュアであり続け、ファン・ライディングにこだわり続けた結果、DUKE は遅かれ早かれ常に話題に上る存在で
した。これまでに 50,000 台が、20 年に渡りマッティグホーフェンで製造され、その間 DUKE はパイオニアとして、
またすべてのストリートバイクのロールモデルとなり、KTM は成功に向けフロントを高々と上げながら走り続けて
きたのです。しかし、すべてのメーカーが最先端の習得に努めています。立ち止まるということは、即ち後れを取
るということです。KTM 全体の情熱的なバックアップと最先端のインフラにより、ストリートモデルの開発チーム
は、ユニークな DUKE コンセプトをさらに大きく前進させた、次世代モデルを 2016 シーズンに向け発表― 1994
年以来、第 5 世代となるモデルです。
DUKE はスポーティなだけではなく、もっとモダンに、もっと多才であるべき。もちろん、ニュー690 DUKE は依
然として本物のスポーツバイクです。しかし、真のオールラウンダーとして、リーズナブルなプライスはそのまま
に、最新の機能を携え、洗練をもってバランスさせてみました。2016 年モデルの変更点の中心にあるのは、伝
統を受け継ぐマッシブな LC4 エンジンの再設計です。これまでもそうでしたが、量産モデルとしてはもっともパワ
フルで、しかもスムーズなシングルシリンダーエンジンを、さらに進化させました。加えて、シングル・エンスージ
ャストに向けたピュアモデルとして、KTM はさらなるパワー、価値を高めるパーツ構成、魅力あるシャシー、洗練
のライディング・アシスタンスという大きなマージンを持つ R バージョンを、2016 年も提供いたします。
690 DUKE と 690 DUKE R、そのどちらを選んでも、大きな問題にはなりません。
いずれを選んでも、KTM の中でもっとも豊かな歴史を持ち、レーストラックから、細い
裏道、また都市圏の煩雑な交通など、条件を問わずファン・ライディングを体現したス
トリートバイクが、手元に残るのですから。
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2015 年 11 月 17 日
「もっとパワフルなエンジン、さらに関わりを深めるシャシー」
ニュー690 DUKE のエンジンは、偉大な功績を遺した前モデルのユニットをベースに作られております。排気
量 690cc、電子制御式フューエルインジェクション、ツインプラグ、マップセレクター、ライドバイワイヤ―などの機
能は、シングルエンジンにソリッドなパンチ力と、欠点のないスロットルレスポンスを授けました。最新仕様のエン
ジンでは、エンジニアが再度すべての項目を見直し、そのパフォーマンスを 73hp まで増強、そしてシングルとし
ては記録破りの 74Nm という最大トルクを実現しました。R バージョンも同様に研ぎ澄まされ、最高出力は 75hp
に到達します。両モデルとも 1,000rpm 分のプラスαの回転域を加え、さらにワイドなパワーバンドを獲得するこ
とに成功しました。それは、低い回転域でもより均一なパワーデリバリーを提供することを意味します。
進化したニューエンジンを支えているのはシリンダーヘッドで、複雑で革新的な技術が導入されております。
また同時に、劇的に振動を低減させる策として、バランサーシャフトをもう1本追加。それだけではありません。
最適化された吸排気システムにより、ニューLC4 エンジンは、ユーロ 4 排気ガス規制にも対応しています。
最新モデルの 690 DUKE は、遊びの対応力、精度高く俊敏に反応する車体、安心感を伴う安定性を、超軽量
と言える車重、細部まで行き届いたステアリングジオメトリーにより実現しています。それもそのはず、質の高い
WP サスペンションと、そこにラジアルにマウントされたブレンボ製 4 ピストンフロントキャリパー、超軽量にも関
わらず高い剛性を持つ、クロームモリブデン鋼で構成されたトレリスフレームと、いずれも軽量で、剛性が高く、
高性能を誇るパーツを組み合わせているからです。
新しいトリプルクランプは、従来からオフセット量を減らし、ニュー690 DUKE の、
コーナリングにおけるさらなる安定性と、トレース力の高さを確保しています。加えて、
690 DUKE R は、フルアジャスタブル・サスペンション、削り出しのブレンボ製モノブ
ロックキャリパーを装備しているのです。また、従来同様に見える 690 DUKE のエ
キゾーストシステムは 1000g 軽量化され、新型のスリップオンサイレンサーとキャ
タライザーはリニアなトルク特性に貢献。同時に、優れた排出ガスレベルを達成し
Press Release
2015 年 11 月 17 日
ております。高回転域での心躍るサウンドは、この新型ステンレス製エキゾーストシステムの効果によるもので
す。またプリ・サイレンサーがエンジン下に配置されることで、低重心化とマスの集中を同時に実現し、ハンドリ
ング向上のメリットも生み出しております。クラス最高のパワー・ウェイト・レシオの評価は、この 2 台の DUKE の
ためのものでしょう。R バージョンは高品質なアクラポビッチ製スリップオンを使用、これは軽量化に貢献するだ
けではなく、エレガントなルックスと、素晴らしいサウンド、2hp プラスのパワーを 690 DUKE R に与えています。
「クラス初採用となる、リーン・アングル・センサー連動 ABS」
ニュー・ジェネレーションと呼ぶに相応しい、最先端エレクトロニクス技術を利用したアシスタンス・システムを、
KTM は DUKE 使いのために用意しております。ON/OFF 切り替え可能な 2 チャンネル ABS に加え、KTM ライ
ド・モード・テクノロジー(690 DUKE には「TRACK PACK=トラック・パック」としてオプション扱い、690 DUKE R に
は標準装備)が利用可能となりました。パワーデリバリーとエンジンモードを走行条件に合わせ切り替えられる3
種類のセッティングを、LC4 エンジンに与えることができるのです。ライダーはハンドル左にある新採用のモード
スイッチを利用し、移動中であっても、スポーツ/ストリート/レインの 3 モードを選ぶことができます。
トラクション・コントロール・システムもこの電子制御セットアップには含まれており、ライドモードの選択により、
リアホイールのスリップ率に対する介入率をコントロールすることが可能です。690 DUKE はこれを、「トラック・パ
ック」としてオプションで購入することができます。同様に、モーター・スリップ・レギュレーション(MSR)、スーパー
モト・モードも、追加購入が可能です。MSR は、急激なシフトダウン時など、リアホイールがロックする状況に対
応する機能で、通常ライダーがスロットルを戻す、もしくはクラッチを切ることで対応していた内容を、機械的にこ
なすものです。690 DUKE R の ABS はリーン・アングル・センサーと連動しており、車体をバンクさせた状態でも
コントロールが可能です。トラクション・コントロールとモーター・スリップ・レギュレーションについても、R バージョ
ンは標準装備となります。これら多種の機能的特徴を併せ持つモデルは、このクラスとしては極めてユニーク
で、上級クラスの中にあってもレアな存在と言えるでしょう。
その他、新たに採用された特徴をいくつか紹介しましょう。メーターには、相互通信可能な TFT カラーディスプ
レーが採用されました。左ハンドルのスイッチに組み込まれたファンクションボタンにより、ライドモード等の選択
を直観的な操作で行うことができます。またポンピングブレーキを自動で行う LED ブレーキライト(日本採用未
定)や、シートの最適化も見逃せません。インナーフォームの見直しにより、前後シートとも快適性を向上させ、
ライダー用シートは体重移動がしやすい形状にリファインされております。このシートと、オフセットされたアルミ
ハンドルバー、そしてフットペグから構成されるライディング・ポジションは、軽い前傾姿勢を取ることで、どんな
状況下でもパーフェクトなコントロールを約束します。もちろん、最新の DUKE には、新たなペイントとグラフィック
を採用。690 DUKE R には、オレンジペイントのフレームとホイールが採用され、外観からその違いを区別するこ
とが可能です。
※各モデルについての、詳細な情報については、MEDIA INFORMATION BOOK をご覧ください
以上