石見銀山の竹を使った家具・内装材の展示について(県特許)

NPO法人緑と水の連絡会議
事務局長:和田譲二
電話:090-6837-3008
島根県林業課
事業担当:菅原
電話:0852-22-5166
石見銀山の竹を使った家具・内装材の展示について(県特許)
<製品の概要>
島根県産業技術センターと株式会社ウッドスタイル(松江市)が平成27年11月に共同で特許を取
得した「表皮付き竹材の製造方法」により、割ったモウソウチクを平板化することにより、家具等に加
工したものです。このたび大田市のNPO法人緑と水の連絡会議が島根県「みーもの森づくり事業」の
「森を利用する取組」
(県産材を活用する取組)のひとつとして提案し補助を受けて制作したものです。
使用している竹は27年11月に島根中央高校(ユネスコスクール)や、緑と水の連絡会議の国際ワ
ークキャンプ・ボランティア青年たちが、石見銀山遺跡の清水谷精錬所跡で間伐し手作業で運び出した
モウソウチクです。森林保全活動の副産物が高級感あふれる家具や内装材としてよみがえりました。
県内でこれだけまとめて実用に供されている例はほかにありません。島根県の独創的技術を世界遺産
を訪れる世界の人々に注目してもらうための展示になると思います。ぜひ直接手で触れて本物の竹の魅
力を感じてみてください。
<展示場所 および内容>
1.大田市大森町 石見銀山世界遺産センター エントランスホール(入場無料)
受付カウンターおよび風除室腰壁に竹の平板を用いたパネルを貼付。
2.大田市大森町 石見銀山資料館 休憩室(受付で竹家具の見学希望を申し出ると入館料免除)
竹の間伐作業
国 際 ワー クキ ャン プ による
島 根 中央 高校 1年 生 が竹の
リレーで山から搬出
のカウンター
石 見 銀山 世界 遺産 セ ンター
石見銀山資料館の竹ベンチ
竹製のベンチ、テレビ台ほか