TOPICS 感染防止対策加算 疑義解釈資料（その1） 事務連絡 平成28年３月31日 −平成28年度診療報酬改定− 疑義解釈資料（その2） 事務連絡 平成28年４月25日 感染防止対策加算における平成28年度診療報酬改定で、感染防止対策加算１及び感染防止対策加算２の施設基準として、感染制御 チームによる「１週間に１回程度、定期的に院内を巡回し、院内感染事例の把握を行うとともに、院内感染防止対策の実施状況の把 握・指導を行うこと。」1）が規定されました。 入院基本料等加算の施設基準等1）（一部抜粋） 第21感染防止対策加算 １ 感染防止対策加算１の施設基準 （2）※に掲げるチームにより、１週間に１回程度、定期的に院内を巡回し、院内感染事例の把握を行うとともに、院内感 （10） 染防止対策の実施状況の把握・指導を行うこと。 ２ 感染防止対策加算２の施設基準 （3）※に掲げるチームにより、１週間に１回程度、定期的に院内を巡回し、院内感染事例の把握を行うとともに、院内感染 （9） 防止対策の実施状況の把握・指導を行うこと。 ※：感染制御チーム （平成28年３月31日）において、問と答が掲載され、感染制御チーム全員、つま この施設基準に関して、疑義解釈資料（その１） り医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師の４職種で週１回、さらに、各病棟を毎週ラウンドするという旨が回答されていました。 疑義解釈資料（その１） ト ピ ッ ク ス 〈別添１〉医科診療報酬点数表関係2）（一部抜粋） 【感染防止対策加算】 （問57）感染防止対策加算において、感染制御チームによる１週間に１回程度の院内巡回が施設基準として規定されたが、 ①院内の巡回は施設基準で定められている構成員全員で行う必要があるのか。 ②院内巡回は、毎回全ての部署を回らなければならないのか。 （答） ①そのとおり。 ②必要性に応じて各部署を巡回すること。なお、少なくとも各病棟を毎回巡回するとともに、病棟以外の各部署についても巡回 を行っていない月がないこと。 しかしその後、疑義解釈資料（その２） （平成28年４月25日）において以下のように修正が行われ（赤字部分）、基本的に週１回のラ ウンドを行うことには変わりはありませんが、必ずしも感染制御チーム全員ではなく、 「少なくとも２名以上で、必要に応じて各部 署をラウンド」する旨の回答に修正が行われました。 疑義解釈資料（その２） 〈別添５〉医科診療報酬点数表関係（その１訂正）3）（一部抜粋） 【感染防止対策加算】 （問57）感染防止対策加算において、感染制御チームによる１週間に１回程度の院内巡回が施設基準として規定されたが、 ① 院内の巡回は施設基準で定められている構成員全員で行う必要があるのか。 ② 院内巡回は、毎回全ての部署を回らなければならないのか。 （答） ①全員で行うことが望ましく、少なくとも２名以上で行うこと。そのとおり。 ②必要性に応じて各部署を巡回すること。なお、各病棟を毎回巡回することとするが、耐性菌の発生状況や広域抗生剤の使用状 況などから、病棟ごとの院内感染や耐性菌の発生のリスクの評価を定期的に実施している場合には、少なくともリスクの高い 病棟を毎回巡回し、それ以外の病棟についても巡回を行っていない月がないこと。患者に侵襲的な手術・検査等を行う部署に ついても、２月に１回以上巡回していること。少なくとも各病棟を毎回巡回するとともに、病棟以外の各部署についても巡回 を行っていない月がないこと。 全文につきましては、参考資料をご参照ください。 参 考 資 料 1）基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて 保医発0304第 1 号 平成28年 3 月 4 日（84−87枚目） ＜別添3＞入院基本料等加算の施設基準等 http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=335825&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000114881.pdf 2）疑義解釈資料の送付について（その１）事務連絡 平成28年 3 月31日（18枚目） ＜別添１＞医科診療報酬点数表関係 http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=344633&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000119348.pdf 3）疑義解釈資料の送付について（その2）（事務連絡） 平成28年 4 月25日（19枚目） ＜別添５＞医科診療報酬点数表関係（その１訂正） http://www.mhlw.go.jp/file.jsp?id=352020&name=file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000122794.pdf 2016 JUN No.3 13
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