後三年の合戦 歴史遺産を考える集い 古戦場をめぐり歴史を学ぶ は う し わけ 霜月神楽 研究にたずさわる地元の小友 直史さん︵金沢︶、高橋眞さ ん︵雄物川︶、エッセイスト のあゆかわのぼるさんなど6 名のパネラーから﹁現在は古 ぎ てい 戦場疑定︵推定︶地とされて いるが、今後の調査で一刻も 早く史跡としての確証を得ら れるよう望む﹂、﹁平泉の発展 と世界遺産への登録申請を語 るうえで、後三年の合戦が非 常に重要な意味を持つ戦いで あったことは間違いない﹂な 後三年の合戦名場面を菊人形で どといった提言がありました。 横手市をはじめ関係自治体 等では今後、この集いを参考 第 回 よこて菊まつり にしながら後三年の合戦とい う、当地域にとって極めて貴 秋の風物詩、よこて菊まつ 景正が味方の三浦平太郎為次 重な歴史的観光資源を生かし りが 月 日から 月8日ま に矢を抜いてもらい、厨川で た誘客の手立てを講じていく での 日間、秋田ふるさと村 目を洗ったとされる﹁鎌倉権 こととしています。 および横手地域局周辺で開催 五郎景正の奮戦﹂の2場面が されました。 再現されました。 恒例の菊人形 場面展示では、 後三年の合戦の 中から、臆病な 家来の勇気を奮 い立たせるため に源義家が設け ごう たとされる﹁剛 おく 臆の座﹂と、敵 に右目を射抜か れた鎌倉権五郎 菖蒲太鼓保存会が後三年の役合戦太鼓を披露 右目を射抜かれた鎌倉権五郎景正(右)と三 浦平太郎為次 ◆応募・問合せ先 〒013-0023 横手市中央町8-2 横手地域局地域振興課 32-2701、 33-6489 E-mail:[email protected] 11 沼柵では高橋眞住職の説明を受ける 39 ◆その他 ・採用された作品の著作権、版権等は横手市に帰属 するものとします ・名称の決定において作品の一部を修正する場合が あります ・応募作品に関わる著作権等の問題が発生した場合 には、全て応募者の責任となります ◆募集期間 11月16日 (金)∼12月31日(月)当日消印有効 ◆発表 市の選考会を経て、平成20年1月中に発表します。 採用者には通知をし、市報等で公表します 27 新施設 イメージ図 横手市民と美郷町民がとも これは、来年度に見込まれ に集い、後三年の合戦につい ている岩手県平泉町の世界文 て考えるシンポジウムが 月 化遺産登録を前に、その栄華 日、秋田ふるさと村を主会 のきっかけともいえる後三年 場に開催されました。 の合戦について理解を深め、 その歴史遺産を生かしたまち づくりや観光振興を目指そう と開催されたもので、合戦に 関する史跡をめぐるツアーや 遺跡調査発表、講演や意見交 換会などに、両市町や岩手県 などから多くの皆さんが参加 しました。 120人が参加した午前中 の史跡めぐりツアーでは、市 内および美郷町を出発する4 班に分かれて金沢公園や後三 年の役金沢資料館、沼柵など を順次見学。案内人の説明を 受けながら実際の史跡を肌で 感じ、知識を深めていました。 また、午後からの文化財保 護関係者の研究発表や意見交 換会には約500名が参加。 ノースアジア大学総合研究セ ンター客員教授の石川好氏を コーディネーターに迎えて行 われた意見交換会では、歴史 だて おごそかに伝統の舞を奉納 ゆ 市内猪岡字水上に建設中の横手市総合交流促進施設 の名称を募集します。合併に伴う周辺地域の相互交流 を促進し、幅広く親しまれる施設にふさわしい名称を ぜひご応募ください。 2 市報よこて 市報よこて 3 後三年の役金沢資料館を見学 13 10 ◆施設概要 ・市出張所機能を持ち、調理実習室などのコミュニ ティ活動施設や児童育成施設等、市民の地域活動 や学童保育を支援します ・交流大ホールやエントランスホール兼展示コーナ ー、ゲートボール場、イベント広場、駐車場、駐 輪場を設備し、交流活動やスポーツ活動の場とし て活用できます ・地球環境に配慮し、交流ホール屋根には太陽光発 電システムの整備を予定しています ◆名称形態及び注意事項 ①横手市総合交流促進施設 館の下線部分に 入る部分を募集します ②字数は10文字までとし、漢字・ひらがな・カタカ ナ・数字のいずれかを使用、または混同しても構 いません(自作・未発表のものに限る) ③名称理由を必ず記載してください ◆応募方法 「名称・名称理由・氏名(フリガナ)・住所・電話 番号・職業又は学校名」を明記し、官製はがき・フ ァクス、電子メールでご応募ください。応募点数は 制限しませんが、はがき・ファクス・電子メール1 件につき1点とします(得られた個人情報は、当募 集に関することのみに使用されます) 刀を手に 「神入舞」 を披露 古式ゆかしい舞に見入る見物人たち 「貮之釜揚立式」 や 「湯加持」 を優美に舞う巫女 10 月7日夜から翌朝にかけ、 国指定重要無形民俗文化財の 霜月神楽が保呂羽山波宇志別 神社の里宮で行われました。 霜月神楽は、古式を残した純 神道の湯立神楽としては日本 最古で、1200年以上の歴 史があるとされています。 この日も神に今年の収穫を 感謝し、来る年の五穀豊穣を 祈って三十三の神事が夜を徹 して行われました。夜が更け るにつれ舞は熱気と神々しさ を増していき、神職による勇 壮な﹁山之神舞﹂や巫女たち の優美な舞に、訪れた多くの 見物人たちが魅了されていま した。 旭地区に建設中の総合交流促進施設の名称を募集します 28 11
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