第 17 期 中間株主通信 コネクシオ通信 2013年4月1日 2013年 9月30日 証券コード: 9422 目次 P.1 私たちコネクシオはこんな会社です。 P.3 トップインタビュー さらなる組織の進化に挑み続け、 企業価値の向上に邁進してまいります。 P.6 IRコミュニケーション P.7 会社情報/株式情報 私たちコネクシオは こんな会社です。 01 コネクシオの誕生 アイ・ティー・シーネットワークは 「コネクシオ」 に社名を変更しました。 2012年10月、アイ・ティー・シーネットワークはパナソニック テレコム (株 )と合併し、新体制となりました。 そして、両社が真の融合を果たし、さらなる飛躍を目指すため、2013年10月1日に新企業理念を制定。 社名を「コネクシオ」に変更しました。 コネクシオ(CONEXIO)は、ラテン語の「絆」を語源とします。 コネクシオには、私たちが、お客様一人ひとりの想いを大切につなぐとともに、 つながるすべての人々へよろこびの輪をひろげ、信頼の絆を深めていく、という 願いと熱き決意が込められています。 私たちの理念 人をつなぐ、価値をつなぐ 私たちが目指すこと (存在意義) 私たちは、一人ひとりの想いを大切に、 お客様の感動を生み出し 安心で快適な暮らしと社会の実現に貢献します 私たちが大切にすること (経営姿勢) 一人ひとりが主役 私たちは、自主・自律する一人ひとりが 互いを尊重し合う環境を育みます つなぐよろこび 私たちは、自らの成長を原点に、つながるすべての人々へ よろこびの輪をひろげ、信頼の絆を深めます 社会を担う責任と誇り 私たちは、暮らしとビジネスのライフラインを担う 責任を深く自覚し、誇りとします 私たちの判断や行動のよりどころ (行動指針) 私たちは、お客様のために 主体的に 自ら考え、自律的に行動し、新しいことに挑戦します フェアに 高い倫理観をもって公正に行動します 誠実に 感謝を心に刻み、素直な心で行動します チームワークのもとに 多様性を活かし、高い成果を生み出します 現場を起点に お客様接点である現場を大切に、発想し行動します 考え、行動します 1 02 コネクシオの事業内容 コンシューマ事業と法人事業を 展開しています。 コンシューマ事業では、個人のお客様向けのキャリア認定ショップ運営や大手カメラ/家電量販店への 携帯電話の卸売や販売支援を行い、より高いお客様満足度を目指しています。 法人事業では、携帯電話端末を活用したサービスでお客様の事業活動をサポートしています。 コンシューマ事業 法人事業 キャリア認定ショップ NTTドコモ、KDDI(au) 、ソフトバンクのキャリア認定ショップを 全国に展開。 大手カメラ/家電量販店 大手カメラ/家電量販店への携帯電話の卸売販売、店頭での 販売支援。 端末ソリューション スマートフォンを含む携帯電話端末の販売を核に、お客様ニーズ に応える業務効率化や通信コストの削減方法などを提案。 各種サービス プリペイドカードサービスや M2M サービス、インターネット回線 に関連するサービスなど。 各種サービス 携帯電話の特性を活かしたアンケート調査やブログサービスなど。 03 コネクシオの強み 全国に幅広いネットワークを保有。 強固な事業基盤が強みです。 端末の年間販売台数は 335 万台と業界第 2 位のポジションを誇り、キャリア認定ショップ網は 420 店舗超となっ ています。販売する通信キャリアは NTTドコモが90% を占め、ドコモショップの運営店舗数は業界第1位です。 ドコモショップ運営店舗数 370 店舗 業界 第1位 端末販売台数 335 万台 キャリア認定ショップ網 420 店舗超 2 トップインタビュー コネクシオは、 さらなる組織の進化に挑み続け、 企業価値の向上に邁進してまいります。 当社は、2013 年 10 月 1 日をもってコネクシオ株式会社へ社名 を変更いたしました。株主の皆様のご理解とご支援に、厚く御礼 申し上げます。新しい会社として、全社一丸となってさらなる飛躍 を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも 変わらぬご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 代表取締役社長 井上 裕雄 Q 2012年のパナソニックテレコム(株)との合併を経て、2013年10月1日より A 自由闊達な企業風土を大切にし、組織の進化を図りながらES(従業員満足度) と 社名変更となりました。新たなスタートを切った、現在の想いをお聞かせください。 CS(お客様満足度)の向上を図ります。 2012 年の合併に始まり、新会社として歩みだ ことにより、社内の意思疎通を強化する必要があ した今、さらなる飛躍に向けて社内の士気も高 ることです。そのために、全社員に対して研修や まっています。今後は、 「コネクシオ」という社名 説明会を充実させることはもちろん、社内情報を のもと、新たな企業文化を築いていくことが大切 しっかりと伝達できる仕組みを整えるなど、今後 であり、従業員一人ひとりが合併前の出身母体を も合併後の「仕上げ」を速やかに行っていきます。 意識せず、両社の自由闊達な企業風土を維持・継 このように、組織の進化を図りながら 「ESなくして 承し、風通しの良い、雰囲気の明るい職場環境を CS なし」という考え方を体現したいと考えてい 実現していきます。 ます。 一方で、合併後に浮き彫りとなった課題もあり ます。例えば、全国の拠点数や従業員数が増えた 3 Q 事業環境の認識と、足元の業績をどのように評価されているか、お聞かせください。 厳しい事業環境の中、コンシューマ事業では苦戦を強いられましたが、 A 合併効果などにより増収増益となりました。 2014年3月期上期の端末販売市場は、話題が の導入が増加し、増益に寄与しています。 豊富だったものの、スマートフォンの人気機種発売 これらの結果、当第 2 四半期累計期間の業績 前の買い控えや商品の供給不足が見られ、市場全 は、売上高1,303億60百万円 (前年同期比88.1% 体としては昨年度に比べて伸長しませんでした。 増) 、営業利益21億21百万円(同10.0%増) 、経 このような状況下、コンシューマ事業では、第2 常利益 21 億 85 百万円(同 10.7%増) 、四半期純 四半期は夏のボーナス商戦の不調、iPhone の発 利益10億86百万円(同12.5%増)となりました。 ! 売前の買い控えなどから、端末販売台数は低調 に推移し、苦戦を強いられました。一方で、携帯 端末のアクセサリー類の販売が伸びるなど、今後 スマートフォン:多機能携帯電話。従来の携帯端末にパソコンの要素を多 く取り入れ、音声通話以外にもデータ通信機能が充実している。画面が大き いという特徴があり、ボタンではなく画面に直接触れて操作する。 MDM:Mobile Device Managementの略称であり、タブレットやスマー につながる成果もあげることができました。ま トフォンの端末管理システムのこと。企業内でタブレットやスマートフォンなど た、法人事業ではマネージドサービスや MDM 入される。 ! を導入・活用するうえで、セキュリティ強化と運用管理効率化を目的として導 当第 2 四半期 決算のポイント 合併による規模拡大が寄与し、販売台数は141万台に増加。 1 2 結果として、第2四半期累計期間の売上高は前年同期比88.1%増。 コンシューマ事業は、夏商戦および9月の販売苦戦があったものの、 合併による規模拡大や携帯関連商品の収益獲得などにより営業利益は前年同期比48.2%増。 法人事業は、マネージドサービスの獲得増や POSAカードの販売好調により、 3 ! 営業利益は前年同期比8.6%増。 POSAカード:レジでの支払いが完了した時にはじめて有効になる技術を使用したプリペイドカードのこと。購入者はカードに印刷された番号をオンラインで入力 して使用する。POSAとはPoint of Sales Activation の略称で、インコム・ジャパン株式会社の登録商標。 売上高 300,000 (予) (百万円) 第2四半期 当期純利益 (百万円) 4,996 4,350(予) 130,360 128,694 2012/3 7,800(予) 6,034 209,303 62,426 経常利益 (百万円) 2,406 69,293 2013/3 通期 2014/3 2012/3 第2四半期 3,092 1,974 2013/3 通期 2,185 2014/3 2,269 1,181 965 2012/3 2013/3 第 2四半期 1,086 2014/3 通期 4 トップインタビュー Q A 下期に取り組む重点施策を教えてください。 合併による顧客基盤を活かし、 各事業ともにお客様のご要望に合わせた商品を提供していきます。 コンシューマ事業では、ドコモショップ全店で 発売、携帯端末アクセサリー市場の拡大なども見 iPhone の取り扱いがすでに開始しています。ま 込まれており、下期の販売市場は活況を呈するの た、フィーチャーフォンからスマートフォンへの買 ではないかと期待しています。 い替えやタブレットの 2 台目需要は引き続き増加 法人事業は、合併により顧客基盤が拡充したこ 傾向にあります。少しずつですが、個人消費に改 となどから好調に推移しています。引き続き、マ 善傾向が見られる中で、人気機種の供給不足も ネージドサービスや MDM の導入増加を目指し、 解消される予定であることや、高機能な新機種の お客様の業務プロセス改善などの提案型営業を ! ! 強化します。あわせて、新規事業にも注力する方 針であり、特に POSAカードについては、店舗の 増加や新商材の販売に伴う販売スペースの拡張 を予定しています。 フィーチャーフォン:スマートフォン以外の携帯電話端末の総称。ボタンで 操作を行う。 タブレット:画面に直接触れて操作する平板型の多機能情報端末。スマート フォンよりも大画面。 Q A 5 最後に、株主の皆様へメッセージをお願いいたします。 これまで以上にお客様一人ひとりをつなぐ企業となれるよう、 企業価値向上に取り組んでまいります。 下期は、先に申し上げた重点施策を中心にしっ 業界環境が目まぐるしく変化する中、企業とし かりと取り組み、全社一丸となって期初計画の達 て新たな価値を創出し続けることは容易ではあり 成を目指します。また当社は、株主の皆様に対す ません。しかしながら、これまで以上に私たちが る利益還元を重要な経営課題と認識しており、 お客様一人ひとりの想いをより深くつなぐ企業と 2014 年 3 月期の配当につきましては前期比 5 円 なれるよう、統合した両社が真に融合し、さらな 増配の1株当たり31.5円を堅持したいと考えてい る業績拡大に向けて、企業価値向上に取り組んで ます。 まいります。 IR コミュニケーション 株主様アンケート 結果のご報告 第 16期株主通信にて実施した「株主様アンケート」にご協力いただきまして、厚く御礼申し上げます。 ここに、アンケート結果の一部をご報告させていただきます。 Q 当社の株式を買い付けされた理由は何でしょうか?(複数回答) 配当性向 62% 将来性 49% 事業内容 28% 財務内容 24% 株価の割安感 22% 証券会社に勧められて 12% 経営理念 その他 Q 「安定した配当と着実な成長に期待をしている」 との声を多くいただきました。今後も皆様のご 12% 期待にお応えできるよう努めてまいります。 2% 今後の当社株についてはどのようにお考えですか? 特に手放すつもりはない 62% 買い増しを考えている 18% 値上がりすれば速やかに売却 12% 未定 すでに売却済み 現在手放そうと考えている 11% 3% 2% 合併効果への期待や、社名変更後の当社への 激励のお言葉もいただいています。引き続き、 企業価値の向上に努めてまいります。 個人投資家様向け決算説明会を開催しました。 個人投資家の皆様に当社へのご理解を深めていただくことを 目的に、2013年10月5日(土) 、東京・大手町の KDDIホールで 開催された、 (株) インベストメントブリッジ社主催の「個人投資家 向け IR セミナー 読売ブリッジサロン」に参加いたしました。 当日は、多くの個人投資家の皆様にご参加いただき、当社の 事業内容や株主還元方針、社名変更に込める想いなどをご説明 させていただきました。 IRメール配信サービスを提供しています。 投資家の皆様にタイムリーに開示情報をご提供するために、最新のニュースリリースやホームページの更新情報などを、 あらかじめご登録いただいた電子メールアドレスに配信しています。 IRメール配信サービスのご登録は http://www.conexio.co.jp/ir/irmail/ 投資家情報 IRメール配信 6 会社情報 会社概要 役員 商号 コネクシオ株式会社 CONEXIO Corporation 本社所在地 〒150-6026 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー 26F 設立 1997年8月 資本金 2,778,442,500円 従業員数 4,911名 会計監査人 有限責任監査法人トーマツ * 社外取締役 ** 社外監査役 代表取締役社長 取締役副社長 執行役員 取締役専務執行役員 取締役常務執行役員 取締役 取締役 常勤監査役 監査役 監査役 監査役 井上 裕雄 佐藤 正人 金子 信幸 村田 充 新宮 達史 * 安藤 一郎 * 柴田 信治 遠藤 隆 ** 阿部 紘武 ** 松村 一三 ** 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 執行役員 執行役員 執行役員 執行役員 執行役員 大澤 雅弘 松本 博 中田 伸治 石井 彰 目時 利一郎 保坂 卓二 小日向 光男 釜山 英一 渡辺 元 古島 史隆 羽山 孝弘 田中 常弘 森下 大二郎 株式情報 株式の状況 発行可能株式総数 大株主(上位 10 名) 153,600,000株 発行済株式総数 55,923,000株 株主数 4,958名 株主名 持株数(株) 伊藤忠商事株式会社 持株比率(%) 26,996,000 48.27 GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL 2,367,011 4.23 株式会社光通信 1,856,100 3.32 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 1,413,100 2.53 DEUTSCHE BANK AG LONDON-PB NON-TREATY CLIENTS 613 1,167,700 2.09 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 537,600 0.96 ITC ネットワーク社員持株会 525,649 0.94 資産管理サービス信託銀行株式会社(年金信託口) 492,500 0.88 有限会社福田製作所 453,000 0.81 THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT 326,700 0.58 1. 当社は、自己株式11,184,854株(20.0%)を保有しておりますが、上記大株主から除外して おります。 2. ITC ネットワーク社員持株会は、2013 年 10 月1日付でコネクシオ社員持株会に名称変更し ております。 株主メモ 事業年度: 毎年 4月1日から翌年3月31日まで 定時株主総会: 毎年 6月開催 基準日: 住所などの変更手続きについて 定時株主総会 毎年3月31日 期末配当 毎年3月31日 諸手続きに関するご案内 中間配当 毎年9月30日 そのほか必要があるときは、あらかじめ公告して定めた日 株主名簿管理人および特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号 三井住友信託銀行株式会社 住所、氏名、配当金振込口座などの変更は、お取引の証券会社に お申し出ください。 未受領の配当金について 未受領の配当金は三井住友信託銀行にお申し出ください。 株主名簿管理人事務取扱場所 東京都千代田区丸の内一丁目 4 番 1 号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 (郵便物送付先)〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目 8 番 4 号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 (電話照会先) ® 0120-782-031 ※ 2013年 1月より郵便物送付先・電話照会先が変更となっております。 証券コード: 公告方法: 9422 電子公告の方法により行います。ただし、やむをえない事由により 電子公告を行うことができない場合は、日本経済新聞に掲載します。 (公告掲載 URL)http://www.conexio.co.jp/corporate/reports/reports.html 見やすいユニバーサル デザインフォントを採用しています。 7 本株主通信に関するお問い合わせ先 経営企画部 IR課 03-5739-3702( 9:30 ~ 18:00)
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