コルサコフ

コルサコフ
かつては日本人漁師の住む小さな村で、その後ロシアの流刑地となったコルサコフは、
日本のすぐ北、ロシア本土の東に位置するサハリン島にあり、現在も、日系、朝鮮系、ロ
シア系の文化が入り交じった独特の雰囲気が残ります。権力抗争や強制労働といった複
雑な歴史を経て、今は静かで落ち着いた雰囲気です。コルサコフの過去の歴史に興味が
あれば、開拓博物館へ。この地の社会史や自然史、地理が学べます。ソベツカヤ通りの
マーケットには、カラフルな生鮮品がずらり。ロシア正教の教会も人気の観光スポットで
す。
<シンボルマークの見方>
観光バス、列車等によるツアー。平地での短い距離の歩行を伴います。
上記よりアクティブなツアーです。
階段の上り下りや舗装されていない道での歩行などを含みます。
さらに活動的なツアーです。ハイキングやサイクリングなどを含みます。
体力に自信のある方のみにお勧めします。
食事、飲み物などがツアーに含まれます。
ショッピングがツアーに含まれます。
ツアー名
ポイント
YS1-204 ユジノサハリンスクへのドライブ
所要時間
4時間
A Drive to Yuzhno-Sakhalinsk
かつて帝政ロシアの囚人の流刑地でしたが、現代のユジノサハリンスクは素晴らしい見どころがありま
す。ガイドなし4時間のツアーでは深い歴史、島最大都市を囲む手つかずの自然を見ることができるで
しょう。まずコルサコフからユジノサハリンスクへ60分のゆったりとしたドライブから始まります。島を北
へ進み途中にはエキゾチックな景色が広がります。ススヤ川が流れ、山に囲まれたユジノサハリンスク
は童話の舞台のような魅力があります。この地は1882年にロシア人旅行者により築かれ、1904年の
日露戦争後、日本の統治下となりまし
た。現代では豊富な天然ガスと石油資源により新興都市となり、国際的な建物が見られます。街中には
日本統治時代と旧ロシアの建物と現代的な建物が混在します。最初のフォトストップは、おとぎ話から出
てきたようなチャーミングな教会、「聖ニコライ教会」です。丸太で組まれた正方形の建物の屋根には黄
金のタマネギ型ドームとロシア正教会の十字架があります。次に「サハリン郷土史博物館」を訪れます。
この建物は、かつては樺太庁でした。現在は装飾的な芸術品、自然史、考古学などの印象的で幅広い
展示がされています。次に日本統治時代の建物であるサハリン美術館脇を通ります。1930年に建てら
れ、ロシアと東洋の美術品が約9000点所蔵されています。最後に「レーニン広場」に立ち寄ります。ロシ
アの他の街同様、ユジノサハリンスクにもレーニンの像が立っています。広場の中央には旧ロシアのシ
ンボルと下には小さなモニュメントがあり、写真を撮ることができます。広場の周辺には市庁舎、郵便
局、鉄道駅があります。そしてレクリエーションセンターを訪れたり、手工芸品市場にてお買い物をする
事もできます。再びバスに乗り、船が待つコルサコフにもどります。
※サハリン郷土史博物館はガイド説明はありませんので、ご自身で見学いただきます。
注意事項 ※ガイドなしの景観ドライブで、ショッピングの時間が少しあります。
※交通事情により、観光の順番が変更になる場合もあります。