保健だより NO.14 平成22年10月28日 八千代中学校 保健室 10月26日(火曜日)に西脇の冨原循環器科内科のドクター冨原均先生をお迎 えして「命の教育-心肺蘇生法講習会」を行いました。先生から「人の命は人が救う!」 と題して1時間1年生2年生がお話を聞き、2年生は引き続いて北播磨地域ビジョ ンのメンバーや多可郡内の中学校の養護教諭、西脇多可消防八千代分署の方々に実 技指導(心肺蘇生法・AEDの使い方)を受けました。1年生は翌日保健体育の授業で 実技指導(心肺蘇生法・AEDの使い方)を受けました。 どの学年もとても熱心に学習することができました。 きっとあなたも人の命を救うことができます。 *すみやかに119番通報をする。 *AEDをもってくる。 *人を呼んでくる。 *心肺蘇生法をやる。 *AEDを使う。 *騒ぎをしずめる。 などなど きっとあなたのできることがあるはずです。 勇気を持ってできることをやってみるのです。安全で安心な学校・地域づくりを!! 友達を救え! 家族を救え!! 愛する人を救え!!! 冨原先生の講演や実技指導を受けての感想から *心臓震盪(しんぞうしんとう)というのを初めて知りました。知っているか知っ ていないかで、生死が分かれるのはとても怖いと思いました。(1年女子) *アメリカなどは40~60%と救命率が高く、日本は10%以下で低いのに、ショック でした。「できない」「やったことがない」ではなく、やらないと始まらないの で勇気を持ったらいいと思います。そんな場面に出会ったらやります。(1年男子) *小学校の子供がお父さんを助けた話を聞いてびっくりしました。私もそんな場面 に出会ったら、積極的に行動したいです。(1年女子) (2年男子) *人を助けるのに年齢は関係ないと思いました。今日の授業で心強くなりました。 *冨原先生が言われたように、技術だけではなく、助けたいと思う気持ちをしっか り心に置いて、もしそんな場面に出会ったら一番に助けたいです。(2年男子) *本当にあった事件や具体的な例を交えながら話してくださったので、とても真剣 に聞くことができました。人の命を私も救えるのだと思いました。(2年女子) *人の命の重さを改めて学びました。救いたいという気持ち、勇気を持つこと。 家に帰ってハンドブックを読んで、もう一度学習しようと思います。(2年女子) ① たれている人を見つけたら、肩をたたき大きな声で呼びかけ、 意識があるかどうかを確認する。 ② 意識がなければ、「救急車を呼んでください」「AEDを持って きてください」と協力を求める。 ③ あご先を持ち上げ、気道を確保する。 ④ 息をしているかどうか耳で呼吸の音を聞く、胸の上下を 見てほおで感じる。 ⑤ 呼吸をしていなければ鼻をつまみ、大きな口を開けて息を 吹き入れて人工呼吸を行う。 ⑥ 肘をまっすぐにして真上から胸の中央を押し、1分間に100 回の速さでリズムよく押し、「胸骨圧迫=心臓マッサージ」を 行う。 ⑦ AEDが届けば、電源を入れ、パッドを装着し、 AEDの音声ガイドに従い、電気ショックが必要 かどうかの確認を行う。 ⑧ 電気ショックのボタンを押す時は、傷病者に誰かが触れていない ことを必ず確認する。 ⑨ 電気ショック1回を行ったら、AEDの音声ガイドに従う。 ⑩ 再び心臓マッサージ30回、人工呼吸2回を繰り返す。 心臓突然死から救命するために、迅速な対応=すばやい心肺蘇生法実施 救命にはAEDによる電気ショックが不可欠 地域ビジョン委員の方に こつを具体的に教えて もらっています。 みんな真剣な顔です。 「心肺停止者を助けるために何をすればよいのか」 みんな真剣に冨原先生の話を聞いています。 中町中学校の板倉養護教諭 から説明を受けています。 質問も積極的にしました。 地域ビジョン委員のドクター に注意点を具体的に教えてもら っています。 みんなで声を掛け合いました。 消防の方のデモを見て、方法を確認しています。
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