株式会社キャッチネットワーク主催セミナー 「デジタルコミュニティ放送セミナー」 IPDCについて 平成27年6月3日 IPDCフォーラム ライフライン研究会主査 SCSK(株)宮島恒敏 CONFIDENTIAL 0 はじめに 毎日の安全・安心は、地域の情報から、 地域の情報は、ケーブルテレビから 「ひかりTV」、「auひかりのビデオ・チャンネル」などの大手通信事業者の放送サービス、 光インターネットによる高速化、4Gなどの無線通信の普及など ケーブルテレビ業界は、かつてない市場競争へと巻き込まれつつあります。 この競争を勝ち抜くためにも、地域社会に必要とされる情報を住民の方にお届けするという、 ケーブルテレビの地域密着性がより強く求められています。 現在アナログTV停波後のVHF-LOW帯域の利活用は、防災行政無線を保管する V-LOWデジタルコミュニティ放送など、自治体との連携を視野に その地域ごとに必要な情報を配信し、視聴者の方々に安全・安心を届けるサービスが検討されてい ます。 このV-LOW帯の地域密着サービスをCATVの業界として取り込むことにより、 大手通信事業者には真似のできない、ケーブルテレビならではの付加価値サービスを構築できます。 新規加入促進 解約防止対策 ケーブル断線時の空中線利用(有事の際の冗長化) V-LOWサービスとのアライアンス(課金代行、地域広告など) 無線放送を利用した新たな市場開拓(移動体との連携による観光客取り込みなど) CONFIDENTIAL 1 IPDCフォーラムとは 通信と放送の融合・連携を視野に、放送でも有線のIPTVに加え、電波にIP を用いて一斉同報配信を行う「IPDC」(IP Data Cast)サービスの導入が 検討されています。 「IPDCフォーラム」は、サービス・ビジネス面、技術面、その他の課題に 取り組むことにより、IPDCを核とした新たなサービスや産業を創出しよう とするコミュニティです。 CONFIDENTIAL ■代表 慶應義塾大学 大学院 メディアデザイン研究科 教授 中村 伊知哉 ■顧問 慶應義塾大学環境情報学部 教授 村井 純様 一般財団法人情報通信振興会理事長 兼 早稲田大学大学院 客員教授 竹田 義行様 ■オブザーバー/アドバイザー 中国総合通信局長 黒瀬 泰平様 女子美術大学 為ケ谷 秀一様 日本コムシス株式会社 高木 誠一様 ■監事 関西大学 社会学部 教授 三浦 文夫 ■ 幹事 SCSK株式会社 宮島 恒敏様 株式会社TBSテレビ 本間 康文様 株式会社電通 今谷 秀和様 日本電気株式会社 阿部 豊子様 株式会社ネクストウェーブ 石川 勝一郎様 株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 吉田 弘様 株式会社フジテレビジョン 岡村 智之様 株式会社毎日放送 齊藤 浩史様 讀賣テレビ放送株式会社 矢野 健太郎様 ■ 事務局 一般社団法人融合研究所 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD) 2 ライフライン研究会とは 平成25年6月に総務省から発表された「ICT街づくり推進会議 報告書」の中で 「平成23年3月11日に発生した東日本大震災においては、日常生活において広く普及が 進んでいた携帯電話や、徐々に利用が広がりつつあったインターネット上のソーシャ ルメディアが安否確認や救援物資の配送等に貢献したことから、命を守るライフライ ンとしてのICTの重要性が再確認された。」 とありました。その上で、 「災害発生後も行政や病院等の最低限の社会経済機能を確保するとともに、災害による 被害を最小限に食い止めるため、津波等の規模、対象地域、到達時間、避難場所、 避難ルート等の災害情報を迅速、かつ正確に住民等に伝達するための高度なICTシステ ムが求められている。」 と報告しています。 一方で、総務省がICTスマートタウンの実現を公表していますが、2020年の東京オリンピックに向けて都心でも再開発が進んでいきます。 その中でも行政や民間から提供される膨大な量のデータを収集・分析する「ビッグデータ」 を都市づくりに生かす取り組みが始まってきています。例えば渋滞発生を予測する仕組み や気象災害予測システムなどオープンデータを組み合わせる事で、最適な街づくりに役立 てることができます。 スマートタウンを構成するのは市町村単位のコミュニティとなり、市町村単位のオープン データ、災害に強いスマートコミュニティがスマートタウンを実現します。 これらコミュニティへの情報伝達は住居や職場の情報機器や個人の持つスマートフォン、 街が持つサイネージなどへ伝達する手段として、公衆網以外の冗長化が必要です。 情報のライフライン化を実現するためには情報を遅延が無く、公平に伝達するインフラが 必要で、IPDCと連携し一斉配信する事で公平にコミュニティへ必要な情報を届ける事が 可能となります。 出展:総務省 「ICTを活用した街づくりとグローバル展開に関する懇談会【報告書概要】 ~「ICTスマートタウン」の実現に向けて~」 情報もガスや水道・電気のように、 誰にでも公平に供給される、 街のライフラインであるべき。 CONFIDENTIAL 3 IPDCの技術と背景 CONFIDENTIAL 4 背景(通信トラフィックの増大) 国内トラフィック推計(対前年比136%成長) 140 ブロードバンドの普及により、国内のトラ フィックは飛躍的に伸びており、約10年で バックボーン回線の限界に達する。 トラフィック(Tbps) 120 100 80 光伝送理論限界 推定製品限界 60 40 20 通信速度が劣化していく 現製品限界 20 04 20 05 20 06 20 07 20 08 20 09 20 10 20 11 20 12 20 13 20 14 20 15 20 16 20 17 20 18 20 19 20 20 20 21 20 22 20 23 20 24 0 年度 ※総務省の統計データを元に推計 トラフィック増の原因はブロードバンド契約 世帯数の増加ではなく、契約1世帯あたりの トラフィック増に起因する。 契約者増ではない為、収入増が見込めない中、 インフラ投資を余儀なくされる 効率的なコンテンツ伝送が 求められる CONFIDENTIAL 5 課題解決に向けた要素技術 大量のトラフィックを発生させる視聴者(ニーズ)の多いリッチコンテンツを効率的に伝送する仕 組みとしてIPマルチキャストが検討され規格化された。ただし、有効な技術ではあるが運用すること は現実的に不可能となっている。 通常の通信伝送 IPマルチキャスト 同じコンテンツの伝送であっても要求クライアント数 に応じて伝送する [トラフィック]=コンテンツ容量×クライアント数 同じコンテンツであれば1コンテンツを伝送し、全ク ライアントでシェア [トラフィック]=コンテンツ容量 IPマルチキャスト実現に必要な条件は? 個人所有を含むネットワーク上の全ルーターをIPマルチキャ ストに対応させる(QoS、ポート開放など) ルーター 現実的には実現不可能 CONFIDENTIAL 6 Unicast VS. Multicast MulticastとUnicastとの比較 Unicast Media Server CMTS Back Bone SO Bay Networks Bay Networks CONFIDENTIAL 概念 一つの送信者が一つの受信者にデータ を転送する方式 特性 多数の受信者に同じデータを転送する 場合、1:1転送方式なので各受信者 に個別的に転送するし、この様な重複 転送のためネットワークの効率低下及 びバックボーンの負荷発生 7 Unicast VS. Multicast Multicast Media Server 次世代インターネットの重要Component CMTS Back Bone SO Bay Networks Bay Networks 概念 一つの送信者がそのデータを要求する一つ以 上の受信者が属しているグループにデータを 転送する方式 特性 1回のメッセージ転送で多数の受信者に転送 されるようにしてデータの重複転送による ネットワーク資源の浪費の最小化 百万名が放送を視聴してもネットワークには 常にチャンネル当たり1つのトラフィックし か発生しない CONFIDENTIAL 8 マルチキャスト実現への障害 インターネットサービスを始めとする、日本の多くの通信事業者のインフラ では5~7個のRouterを経て受信者に情報が伝えられるが、その内一つの Routerだけでもマルチキャスト非対応のRouterがあれば、受信者はマルチ キャストを受信することができない。 Unicast Router1 送信者 (Multicast ○) ○ Router2 ○ (Multicast ○) ○ Router3 ○ (Multicast ×) ○ × Router4 (Multicast ○) ○ × 受信者 (Multicast 受信不可) Multicast 現在ブロードバンドを提供する多くの通信事業者のインフラはマルチキャスト 非対応のRouterがほとんどであり、ユニキャストだけをサポートしている。 このためインターネット放送は1対1の対応方式であるユニキャスト方式で放 送している。 既存のネットワーク環境でマルチキャスト配信を可能にするソリューションが必要 CONFIDENTIAL 9 IPDCとは IPDCとは、IP DataCastの略で、従来のインターネットをはじめとする通信の世界で一般的であっ たパケット(IPデータグラム)を放送用電波に乗せて一斉配信する放送サービスの総称です。 既存の放送技術にIPDC技術を取り込むことで、放送と通信との親和性を高め、放送サービスの特徴を 活かしながら、PCや携帯電話などインターネットに対応する情報端末に向けて情報発信することが可 能となります。 IP DataCast(=IPDC) 通信の基本はベストエフォート、放送はブロードキャスト(輻輳しない、一斉同報) 放送用電波の例:V-LOW…、ホワイトスペース、V-High、地デジ、CATV CONFIDENTIAL 10 IPDCシステム構成 送出設備 デジタル化 編成システム メタ情報管理 スケジュール管理 コンテンツ管理 デジタルコンテンツ を管理 IP送出 IPマルチ キャスト FLUTE IPカプセル化 OFDM変調機 MPEG-TS OFDM 信号 ULE FEC TS多重化 編成されたスケジュールに そってIPコンテンツを送出 放送データ(MPEG-TS) にIPデータを格納 デジタルデータを電 波信号に変換 受信設備 IP抽出 FLUTE 端末 視聴 表示 IPマルチキャスト アプリケーション コンテンツガイド ファイル補完 IPユニキャスト チューナー FEC MPEG-TS 蓄積 ストレージ 放送データ(MPEG-TS)か らIPデータを抽出 CONFIDENTIAL OFDM復調 TS多重化解除 電波信号をデジタル データに変換 11 CATV設備へIPDC機能を追加する際の構成(案) ユーザ宅内 CATV局舎 既存サービス設備 再 多 重 装 置 IPDC送出設備 既 存 伝 送 方 式 フ 既設同軸 ィ ケーブル ル タ 内部詳細 既存サービス 既設STBへ IPDCサービス 情報蓄積 領域 内蔵スピーカ 無線通信機能 既設のTV TS多重 IPDC受信チューナー 既設のSTB セキュア通信 ネットワーク IPDC IPDC サービス サービス IPDC サービス 無線LAN対応のタブレット/スマートフォン等 ・・・新規追加箇所 既存CATV設備に対するIPDC機能の追加における改修は最小限で済み、安価に実現することができる。 CONFIDENTIAL 12 IPDCとは CONFIDENTIAL 13 “進化する放送”と放送・通信の融合 通信業界でインターネットという大革命を起こしたIPを、放送・通信の共通プロトコルと して用いる事により、インターネット上に出現する様々なサービスや進化を通信に遅れる ことなく提供する“進化する放送”を実現できる。 通信業界 放送業界 電 話 マ ス メ デ ィ ア デジタル化 IP化 イ ン タ ー ネ ッ ト 圧倒的に生活が便利に ・情報検索が容易に ・家にいながらショッピング ◆ ・個人が情報配信 ネットワーク型 のコミュニケーション デジタル化 ブロードキャスト型 のコミュニケーション 高 品 質 映 像 IP化 通 信 と 放 送 の 融 合 複合型の コミュニケーション ◆通信に遅れること約10年、今放送もデジタル化が完了。通信はデジタル化以降、IPが登場し、巨 大な情報流通市場が築かれた。そしてNGN、IPV6へと進化。 ◆データ、ビデオ、オーディオのサービスはすべて同じプロトコルで提供することが実現し、本当 の意味でのマルチメディアの時代が始まる。 CONFIDENTIAL 14 放送のIP化の意義 ①コンテンツの相互流通 ◆IP化によってコンテンツの相互乗り入れが可能となり、ワンソースマルチユースが実現される。 ◆コンテンツの製作コストが低減されるばかりでなく、コンテンツの流通が広がることで、製作者の参入も容易とな りコンテンツ供給の能力そのものが高まる、また新規参入のコンテンツプロバイダーや次世代コンテンツが登場する。 コンテンツの相互流通の実現のイメージ 今後 現状 コンテンツ コンテンツ プロバイダA プロバイダB ネット系 ( ) ネット系 ( ) 専用 プラットフォーム 通信網 次世代コンテンツ プロバイダの登場 コンテンツ コンテンツ コンテンツ プロバイダC プロバイダD プロバイダE (放送系 ) (放送系 ) (放送系 ) 製作 コンテンツ コンテンツ プロバイダA プロバイダA ネット系 ( ) コンテンツ コンテンツ プロバイダB プロバイダB ネット系 ( ) (ネット系) 製作 コンテンツ コンテンツ コンテンツ コンテンツ コンテンツ コンテンツ プロバイダC プロバイダD プロバイダD プロバイダE プロバイダC プロバイダE (放送系 ) (放送系 ) (放送系 ) (放送系 ) (放送系 ) (放送系 ) 専用 プラットフォーム 放送網 配信 共通プラットフォーム 共通プラットフォーム 受信 受信デバイス 受信デバイス 現状は通信と放送でプラットフォームが独立しており、コンテ ンツの垂直統合化が定着している。 (相互乗り入れが全くできていない) 通信 網 通信網 放送 網 放送網 様々な受信デバイス 様々な受信デバイス 配信 受信 放送と通信のプラットフォームを共通化し、ひとつのコンテンツ を放送、通信双方でそのまま利用することができる (相互乗り入れの実現) CONFIDENTIAL 15 放送のIP化の意義 ②新たなビジネスの創生 IP技術は通信の世界において、コストの低減、フラット化とサービスへの新しい付加価値という2つ の側面でもメリットをもたらしてくれた。同様に、放送のIP化においても、汎用性を通じたコストの低 減と新しいサービスの可能性という2つの恩恵をもたらし、その結果として放送産業を変貌させる起爆 剤になり得るものと期待される。 例)①水平分離型のビジネスモデル創生 ②次世代コンテンツの創生 ③マルチデバイス受信による新たなデバイ スの創生 ④IP技術と結びついた新たなサービスの創生 既存の放送(地デジ含む) 放送インフラ 放送コンテンツ 事業者毎に電波割当、 配信経路は固定化 サービス毎に規定された コンテンツフォーマット (H264形式等) 公共性 デバイス毎に異なった 受信デバイス 表示を許容せず IP化放送基盤 通信を含め、複数の配信経 路を効率的に活用した柔軟 な配信形態も可能に インターネットと 透過的な情報基盤 IP上の多様なコンテンツ フォーマットを許容した サービスの実現 公共性・公然性 「表現の自由」 通信の機密性 デバイスの能力に 合わせたコンテンツの 柔軟な表示を許容 ワンソース 情報家電の マルチデバイス 更なる発展 CONFIDENTIAL 配信とコンテンツの分離ビジネスを支援 従来の垂直統合型のビジネスだけでなく、水平分離型の ビジネスも具体化。 コンテンツの相互流通の拡大を通じ 真の意味での通信と放送の融合を実現 コンテンツの相互乗り入れ=ワンソースマルチユースが 実現。コンテンツ製作コスト低減に加え、コンテンツ流通 が促進。製作者の参入も容易となり、コンテンツ供給 能力そのものが高まると期待される。 世界に先駆けマルチメディア放送を完成 ラジオやテレビの既成概念に囚われない新しい放送の 実現。例えば、ユーザの状態や受信端末(デバイス)の 能力に応じて表示内容を柔軟に変動させるような、より ユビキタスな放送が容易に実現可能である。 16 放送と通信の融合・連携の意義 放送と通信はメディア用途が異なり広告モデルとして以下の棲み分けが行われている。 【購買マインドフロー】 認知 興味・関心 放送業界 CM、グルメレポート、番組連動キャンペーンetc マス広告モデル ・告知する事自体を課金 行動 比較 購買 比較サイト ECサイト 通信業界 検索エンジン ・Amazon ・Google ・価格コム ・楽天 etc ・Yahoo ・ぐるなび etc etc 成果型広告モデル ・サイト誘導実績に対する成果報酬 ・実際に購買した成果報酬 放送と通信の融合・連携市場とはまさにココのマネタイズ 「認知・興味・関心」を引き起こしたコンテンツを如何に効果的に購買行動へ誘導するか ※現状は放送・通信がシームレスに連動しておらず、購買行動への遷移はユーザまかせとなっている CONFIDENTIAL 17 IPDC活用による新たな災害情報伝達① CONFIDENTIAL 18 IPDC活用による新たな災害情報伝達② CONFIDENTIAL 19 IPDC活用による新たな災害情報伝達③ CONFIDENTIAL 20 IPDC活用による新たな災害情報伝達④ CONFIDENTIAL 21 IPDC活用による新たな災害情報伝達⑤ CONFIDENTIAL 22 これまでの活動内容 CONFIDENTIAL 23 今までの活動内容 家庭内に向けた様々なサービス提供実験を実施しました ■ コンテンツの多重化を実現し、帯域に応じた動的な番組編成【HLSの効率的な利用】 ■ 家庭内の様々なデバイスに向けて最適なコンテンツを一度に配信【制御コマンドとコンテンツ構造による振分け】 HLSが配信されている間も通常のテレビ放送には影響無し 様々なデバイスに向けた 最適なコンテンツ スマートフォン デバイス毎 への振分け メタ データ 付与 緊急情報は優先的に 表示 STB ※コマンドもコンテンツの一つ WiFi タブレット向け動画 タブレット向け スマホ向け 観光情報 動画 インターホン向け コマンド News スマホ向け インターホン向け 音声 自治体情報 コンテンツ配信の多重化 帯域に応じた番組編成 WiFi IPDC受信機+WiFiルータ M2Mのようなコマンドも 配信できるか? ex:ライトの鳴動制御 インターホン WiFi CATV タブレット 緊急情報はライブで配信 緊急情報用の帯域は 確保すべき? 各デバイスに最適なコンテンツが表示される 緊急情報は優先的に 表示 CONFIDENTIAL 緊急情報は優先的に 表示 24 実験成果:ケーブル上でのマルチ編成伝送 ①テレビとして楽しむ ⑥VODを楽しむ ②お知らせが点滅する テレビを見ていると画面にコンテンツが 蓄積されたお知らせが随時出る タップすると左下の画面のように蓄積 されたコンテンツが見える TV ID Pass ③届いたコンテンツの一覧 お知らせをタップすると、知らない間に届いていた プロモーション映像の一覧を表示。 さらにはVODにもつながる。またモードを変えれば スライドショーなどインテリア感覚で楽しめる! ⑤VOD画面 ④動画によっては予告動画 などを閲覧できる 放送から通信へ、通信から放送へ CONFIDENTIAL 気に入ったら購入画面や、 ログイン画面を経てVOD 視聴へ。TVを見たくなった らVODを停止してTVボタ ンで画面切り替え 25 インターホンへの放送配信 自治体からのお知らせはインターホンへ 放送によるプッシュ配信と蓄積を兼ね備え、自治体からの必要な情報を確実に届ける デバイスに蓄積されているコンテンツを表示 ポータル画面で選択 バックグラウンドで コンテンツファイル多重化配信 自治体からのお知らせへ (ハザードマップ) 蓄積型コンテンツを 見るためのポータル画面 蓄積型コンテンツを見るためのメニュー画面 ← 【プッシュ型】 インターホン向け News 自治体からの お知らせ 観光情報 【蓄積型】 インターホン向け 自治体情報 (ハザードマップ) インターホン向け 観光情報 戻る 放送ポータルへ MENU ← 戻る 観光情報へ LAN接続 ← プッシュ配信情報と 蓄積情報を同時に受信 戻る ポータル画面からそれぞれ のコンテンツへ遷移 緊急情報受信時は優先的に表示 CONFIDENTIAL 26 実験成果: IPDCによるM2Mコマンド配信 光と楽しむ新たなラジオ IoTを意識した放送によるライティングコマンド(M2M)配信とラジオ番組の連携で新たなラジオ ラジオ番組視聴 コンテンツファイル多重化配信 ラジオ番組はストリーミング配信 【ストリーミング】 タブレット向け ラジオ番組 コンテンツ(流れている曲/オーディオブックなど)のシナリオに沿ったライティングコマンドを 発行し、コンテンツとライトの連携 ♪~ ♪~ ♪~ ♪~ WiFi ラジオ番組と同時にM2Mコマンドによりライトの制御コマンド(M2M)を配信 コンテンツ(流れている曲/オーディオブックなど)のシナリオに沿ったライティング コマンドを発行し、コンテンツとライトの連携 番組内で流れる曲のイメージによってライトの色が変わり、明滅する 【M2Mコマンド】 コマンド WiFi 曲のイメージに合わせた ライティングコマンド(M2M) CONFIDENTIAL 緊急情報受信時は優先的に表示 27 ケーブルテレビ網を活用したIPDC実証実験の様子 CONFIDENTIAL 28 防災・減災情報の伝達 CONFIDENTIAL 29 今までの活動内容 (別紙 地域の防災又は安全に関する情報の運用規定参照) デジタルコミュニティが目指す安心安全 ■地域の結びつきが強く、いつも使っているメディアだからこそできる地域の安心安全 ⇒V-LOWの解禁に備え、新しい「地域のための防災規格」を策定中 津波、地震はもちろん、土砂災害、洪水、火山噴火、国民保護といった 緊急警報、および、平時の防災、あるいは、災害発生後の市民サポート のための情報も伝送可能。 Jアラート Lアラート テキストベース 防災情報コマンド 映像、音声との リンク情報 映像、音声ファイル 既存防災 システム等 防災行政無線の 音声など CONFIDENTIAL デ ジ タ ル コ ミ ュ ニ テ ィ 放 送 防災ラジオ型 端末 サイネージ 端末 30 IPDC活用による安心・安全(防災)提供イメージ 緊急事態の発生 CLASSⅠ 避難勧告 CLASSⅠ 避難勧告 事態の察知 住宅 CLASSⅠ 避難勧告 被害状況 避難所情報 消防庁 都道府県庁 市区町村 車 CLASSⅡ 災害時のお知らせ CATV事業者 電車 学校 病院 CONFIDENTIAL 31 東日本大震災における情報インフラの状況 災害発生直後に国民が最初に欲するものは情報であり、 東日本大震災を受けて情報インフラの重要性が再認識されると共に課題も浮き彫りとなった。 各情報インフラにおける被害発生事象 防災行政無線 通 信 放 送 ・地震による倒壊 ・通信量増加による輻輳 ・局舎破壊による停波 ・津波による浸水破壊 ・設備破損による不通 ・設備破損による停波 ・電源途絶による停止 ・電源途絶による停止 ・電源途絶による停波 個別の事象の強弱はあれ、無事だった情報インフラは一つとしてない 個別に災害対策を実施することは当然の急務であるが、万が一にそなえたリダンダンシーの確保が重要 個別災害対応強化 防災行政無線 or 通 信 or 放 送 + リダンダンシーの確保 防災行政無線 信 冗長化による相互補完 最適な手段を 選ぶのではなく 出展:東北放送「V-Lowマルチメディア放送宮城県内での実証実験」 通 リダンダンシー 放 CONFIDENTIAL 送 32 V-LOWデジタルコミュニティによる防災行政無線の補完 CONFIDENTIAL 33 防災活用に向けた想定利用シーン 基本コンセプト ■大規模災害においては無事なインフラはない。情報インフラの多様性の確保に向け放送波を活用 ■非常時にアクセスする情報手段は普段慣れ親しんでいるメディア。 ※平時における民間サービスとの融合 ■公共の情報を確実に発信する為に自治体が編成権を有するチャネルを新たなメディアに確保 ■多様な情報伝達を可能にする為の新しい放送技術の活用 利用シーン 災害発生 避難 復旧 復興 ・・・ 災害速報(映像・音声:地震速報、津波速報etc) ・・・ 避難命令(音声:避難命令) ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 被災情報(映像・音声:被害地区、被害戸数、被災者数etc) 安否情報(データ:安否リスト) 物資配給情報(データ:配給内容) 医療支援情報(データ:医師配備状況、医療支援体制etc) ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 復旧情報(データ:ライフライン復旧情報etc) ボランティア募集(データ:ボランティア案内) 仮設住宅情報(データ:仮設住宅抽選案内・結果etc) 被災者支援情報(データ:公営住宅提供、県外避難申請etc) これら多様な 情報表現を可 能とするコア 技術として IPDCの利活用 を検討 ・・・ 雇用支援情報(データ:雇用募集案内etc) ・・・ 復興支援情報(データ:各種助成金申請案内etc) CONFIDENTIAL 34 V-LOWデジタルコミュニティ放送の自治体との連携 CONFIDENTIAL 35 地域メディアとしてのプラットフォーム利用 情報収集 情報分析・判断 情報配信 個別受信機 マルチメディア配信アプリケーション 緊急情報受信 J-ALERT 緊急地震速報 防災行政無線 コンテンツ 自動生成 固定系情報収集 カメラ映像情報 各種センサー情報 県 道路情報システム 道路災害状況管理システム 津波高潮防災システム 港湾災害拠点システム 航路監視カメラシステム 河川情報システム 砂防情報システム 土砂災害相互通報システム 総合防災情報システム 等 防 災 情 報 共 有 ( シ ス テ ム 連 携 基 盤 ) Push型情報配信 配信方式の 標準化 意思決定 支援 送信コンテンツ ・音声情報 配信 制御 標準 I/F 普及メディアへの情報配信(To 人) 携帯電話 スマートフォン 携帯電話網 エリアメール等 テレビ インターネット網 Twitter、SNS等 固定電話 パソコン ラジオ カーナビ ・画像情報 電話網 ・起動コマンド 防災情報 ナレッジ IPDC 自動生成 ・テキスト情報 問い合わせ 放送波 屋外拡声器 受 信 機 等 受 信 機 情報掲示板 仮設型屋外拡声器 ・・・ コミュニティFM 設備の自動制御(To 物) 国 VICS 防災情報提供システム 地域防災情報システム 広域災害・医療情報システム 等 ・・・ 配信履歴等 連携 受 信 機 避難誘導灯 水門 自動販売機 ・・・ 連携 自律電源 太陽光発電 風力発電 ・・・ 電源自律化 公共コモンズ 標準化項目 APPLIC 防災AP基本提案書 の実装 管理手法/ワークフロー 標準フォーマット 標準フォーマット 通信プロトコル、I/F CONFIDENTIAL 36 ライフライン研究会の取り組み 上り情報 IPDC ホコ ルン ダテ ーン ツ ア グコ リン ゲテ ーン タツ ー コンテンツ 各種警報 地域情報 J-Alert 各種警報 地域情報 Wi-Fi プ ラ ッ ト フ ォ ー ム 中 継 器 屋 外 受 信 エ リ ア (L 災 害 情 ア報 ラ共 ー有 トシ ス テ ム デ ジ タ ル コ ミ ュ ニ テ ィ 放 送 WiFi 総 務 省 緊急情報 Lアラート ) 地 方 自 治 体 フ ォ ー ラ ム 端 末 各種警報 地域情報 ケ ー ブ ル テ レ ビ 各種警報 地域情報 宅 内 上り情報 地域情報 (公共情報/広報/オープンデータ) CONFIDENTIAL 37 大規模災害時における 放送・通信システムの連携・融合 避難誘導・安否確認への適応 CONFIDENTIAL 38 大規模災害時の通信網 ■災害時には・・・? 既存通信網は「混雑」と「損壊」で利用不可の状態に ・3G/LTE →設備の損壊や混雑により利用不可となる。 ・Wi-fiスポット →一箇所の同時接続許容数は一般的に100台程度。 人の密集地では最大2000人以上が同時接続すると想定され利用不可に。 ■解決策 「IPDC」による一斉同報が重要 さらに受信端末による「端末間通信」と 「公衆Wi-fi」を活用した新しいインフラ ・通信難地域でも1秒間に400文字程度の情報通信が可能! ・緊急性の高い情報は、優先的に通信を行うことも。 ・インフラを応用し平時に便利な公共サービス展開も。 [備考]東日本大震災時の状況 ・関東・東北の携帯電話基地局約7万局のうち最大約1万4800局が停波 ・東北地方の固定電話約270万回線のうち最大約100万回線が不通 ・仙台での電話の混乱状態の収拾まで約5日間 ※参考:総務省資料 http://www.cao.go.jp/shien/2-shien/2-infra/7-tel.pdf CONFIDENTIAL 39 災害発生時の情報収集の課題 大震災などでの救助割合 • 自助:共助:公助=7:2:1 にも関わらず、自助・共助を支援する災害情報支援システムはほとんどない。 • J-ALERTやEm-Netは行政向けで、市民向けの情報伝達はサポートされてい ない。 • 市民が情報を得るには結局テレビ・ラジオに頼るしかないが、テレビ・ラジ オが提供するのは大局的な情報であり、本当に求める情報を提供していない。 SNSやtwitterなどが市民間の情報共有ツールとして注目される。 しかし、通信障害があると利用できない。 • スマホの普及により、パケット通信も制限される可能性がある。 自助・共助活動を支援する通信障害に強いシステムが不可欠! CONFIDENTIAL 40 IPDC/WiFiとP2Pによる災害時の避難誘導 【屋内:(例)エリア放送(IPDC)】 火災発生 センサー 情報集約 エレベータ停止 屋内測位 危険エリア 配信 ガラス散乱 防火シャッター 屋内測位 危険 エリア 表示 商業施設 ショッピング モール 階段崩落 エリア放送 安否情報 バス運行 屋内から屋外へ屋外から自宅まで、被災時から帰宅まで の災害情報、避難誘導をIPDC/WiFiとP2Pによる相合 補完により、シームレスな情報連携を行う ①建物内からの避難誘導 建物から外への避難 ②近隣の安全な場所への誘導 一時避難及び近隣住民への情報提供 施設内の自分の位置を屋内 測位し、各センサーから 送られてくる情報を蓄積し、 最も安全な避難経路を表示 【近隣:(例) V-Lowデジタルコミュニティ】 避難マップ 安否情報 集約 V-Low デジタルコミュニティ ③帰宅難民への誘導 遠方から自宅までの帰宅を支援 【自宅まで:(例)隣接V-Lowデジタルコミュニティand 準天頂衛星 避難マップ情報 安否情報 詳細な位置情報 配信 地デジナローキャスト】 避難マップ 集約 電車運行 道路状況 (通行止め) 準天頂衛星 電源 帰宅難民 支援 地域の情報 炊き出し 隣接V-Low デジタルコミュニティ 詳細な位置情報 救援物資 避難場所 救急受入誘導 近隣住民のために各自治体等からの 地域の災害情報を一元的に集約し、 地図情報と共に配信 帰宅支援 ステーション CONFIDENTIAL トイレ 道路状況 (通行止め) 帰宅難民の支援を目的とし、隣接地域の 情報及び、国から提供される情報を集約し、 地図情報と共に配信 41 公衆Wi-Fiと端末間通信技術(P2P) 応用システム 最寄のアクセスポイントが接続不可でも、スマホ端末を渡って別のポイントから接続 Wifi 接続可能エリア インターネット 設備損壊 ④緊急度の高い情報は優先的に送信 ③接続可能なWifiに情報を送信 Wifi Wifi 混雑エリア ①近くの端末へ端末間通信 ②目的端末へ直通も可能 ※端末間通信を行うには、専用アプリのダウンロードが必要です CONFIDENTIAL 42 安否確認・情報循環イメージ 情報が循環 位置情報 ⑤ 地図情報と共に近隣の安 否状況が配信され 閲覧できる ブラウザを起動して返信 してください WiFi プッシュ通知 閉じる 状態を 教えてください 無事 送信確認 ステータス 安否確認依頼 安否確認 依頼 状態を 教えてください 表示 HELP ① プッシュで 表示 ② ブラウザの 画面へ遷移 位置情報を付けて 送信します 許可しない ③ 送信確認 ダイアログ 表示 OK ④ 位置情報を付加し、 モバイル回線で 安否状態を送信 ⑤ 地図上に安否状態ご との状況ごとにピン 表示 状況によりピンの種類が異なる 例 無事 HELP CONFIDENTIAL 43 CATVの可能性 CONFIDENTIAL 44 スマートタウン情報流通のコンセプト 自律分散 メッシュ センサー情報 土砂 風雨 ビックデータ解析 LGWAN 通行危険地域 AED設置状況 津波 市営駐車場 集められたデータは、解析され再び還元される 市町村広報 避難所マップ 水位 雪崩 自治体 コミュニティ放送 CATV トンネル、 道路 橋梁 IPDC 形状や状況の変化を収集 し、防災やメンテナンス に活用 届いた情報が、家庭内で 消費され、新たな情報と して戻っていく ICTが支える街 渋滞情報 運行情報 インターネット環境が無い人 (モバイルアドホック通信) 運行状況 外国人にも優しい 快適な都市づくり 街の中のあらゆる情報が 収集され、解析され、ま た配信される CONFIDENTIAL 感染症流行警報 自治体の持つG空間に代表さ れるオープンデータを活用し より便利で安心な街づくり P2P 家庭内 デジタル放送 to WiFi 運行情報 店舗情報 FreeWiF i 観光情報 P2P DTN インターネット環境が無 かったり、電波の届かな い人にも情報は伝搬 45 スマートハウス将来像 IPDC→ 次世代ラジオ放送 IPコンテンツ (電子新聞、電子書籍など) 「見える化」情報/ 制御情報/ 緊急・防災情報 太陽光発電 照明 火災報知機 風力発電 スマートメーター リコール アラート CATV事業者 分電盤 デバイス マネジメント 燃料電池 サービスプロバイダ 「見える化」情報 制御情報 遠隔医療 スマートフォン パワー コンディショナー セキュリティー会社 蓄電池 インターホン サービスプロバイダ ESCO事業者 電気自動車(EV)/ プラグインハイブリッド自 動車(PHEV) 受託事業者 IPDC委託事業者 MVNO Home Gateway WiFi/ ZigBee SE/IPDC LAN 受信機 安心・安全 生活情報 緊急情報 IPコンテンツ ガスメーター 家電メーカー 自動車メーカー 水道メーター エネルギー マネージメント CONFIDENTIAL ライフライン事業者 ガス 水道 電気 46 マイクロオープンデータ流通 【情報流通の地域密着】 防災・減災分野における放送の一斉同報性の強みと、放送の地域密着型情報発信の特徴を生かしつつ、 ここにオープンデータ化の手法を取り入れることで、地域におけるマイクロオープンデータ流通の仕組 みの具体的なあり方を提案し、耐災害性により優れた放送を基点とする情報ライフライン化のエコシス テムを創出する。 ケーブルの総合的なインフラを利用して、M2Mや緊急情報配信の知見をもとに、地域密着型オープンデータ流通のため のマイクロエコモデル構築を進めることが出来る ①情報の地産地消=Local to Local(L2L)循環 ②IPDCによるM2M ③複合メディア連携 「インターネット、地域BWA、WiFi・MVNO、 ICN自律分散型 P2P 、センサーメッシュ通信、PS-LTE」 デジタル放送(CATV、デジタルコミュニティ放送、V-Lowマルチメディア放送、地デジ、エリア放送)などと連携し、 具体的なモデル地区での実証実験を推進する。 総務省のICT街づくりなど国や県の公的予算を視野に実証実験を行い、制度提言、規格案の検討を進める 有事だけではなく、情報のリアルタイム循環を活用し、平時に向けたサービスモデル/ビジネスモデルありきで検討し 実証する。 CONFIDENTIAL 47 CATVによる複合情報サービス 地公体、救急指令、病院 ① ② 水位 風雨 各種センサー情報 HELP! ⑦ ③ デジタル放送波でWiFi APへ情報の一斉配信 地域BWA 送信可能なAPから自治体へ 安否情報等を送信 エリアワンセグ V-LOWマルチメディア放送 V-LOWデジタルコミュニティ CATV 一度の認証で、市内 各所のWiFiスポットが 利用可能 AP 直接 受信 ④ ④ WiFiにより 市民へ情報伝達 ステータス AP コミュニティは継続可能 ステータス ステータス ステータス 位置情報 ※屋外/屋内 ⑥ ステータス ステータス 直接通信 直接通信 直接通信 直接通信 ⑤ 直接通信 マルチキャストが 難しい場合、DTNで 情報を伝達することで 代替 【WiFiアドホック通信によるユーザ情報伝達】 「位置情報」、「個人ID」、「ステータス」、「個人提供の情報」などが ネットワーク利用可能なAPまでユーザ間を経由して、自治体へ届く ※またWiFiマルチキャストが難しい場合の代替手段として、近隣の人に受信した情報を伝達 CONFIDENTIAL 48 IPDC to WiFiの研究開発と制度の検討必要 受信中継器とは デジタル放送を専用の受信機を使わずに、手持ちのスマートフォンなどのWiFiが利用可能なデバイス で情報を受信する。このプロセスでIPDCを取り出す標準規格が必要となる。 【街中】 WiFiで 転送 電波で 届けて なるべく多くの人へ 一度に伝える 無線WiFi AP (中継器 *) 規格検討対象 無線WiFi AP (中継器 *) 電波で 届けて WiFiで 転送 【公共交通機関:バス】 なるべく多くの人へ 一度に伝える デジタル放送はバスが受信、 乗客は手持ちのWiFiで受信。 * IPDC to WiFi 中継器 CONFIDENTIAL 49 CATVネットワークの冗長手段 通信事業者だけに依存しない情報流通の冗長化を図るために、P2P自律分散及びIPDCをキーテクノロジーとする新た な情報流通手段を確立する。 自治体が多くの投資をしないで運用可能な自営通信網を形成し生活者と密なコミュニケーションを可能とする情報 のライフラインを築く。 IoT、M2Mなどの今後自治体が取り組むオープンデータ流通などスマート・コミュニティ形成に資するエコシステム を提供する。 コミュニティ放送等 (IPDC) 自治体 CATV 地域BWA トラフィック (フリーWiFi) コントロール デバイス間通信などのす れ違い通信とワイヤレス インフラの連携 アドホックネッワーク (P2P、LTE) 地域医療施設 堅牢な通信手段の確保と “ M2M・IoT “を活用したスマートコミュニティ の実現 CONFIDENTIAL 50
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