エクステリア商品のお手入れ方法

エクステリア商品のお手入れ方法
●お手入れの際のご注意
●お手入れには布やスポンジなどの柔らかいものを使用してく
ださい。金属ブラシ、金ベラ、
スチールウール、
目の粗い紙ヤ
スリ等は使用しないでください。
●小石、砂などが付着したまま表面をこするとキズがつきます。
あらかじめ取り除いてください。
●洗剤は中性洗剤を薄めて使用してください。角や隅に洗剤
が残ると腐食の原因になりますのでよく拭き取ってください。
■商品をいつまでも美しくお使いいただくためには、日頃のお手入れが必要です。
アルミ製商品のお手入れ方法
アルミはスチールなどと比べ、
サビにも強く、維持費のかから
ない素材です。そのうえ新日軽では、JIS規格を充分にクリ
アした表面処理を施しておりますが、表面に付着した汚れ
を長時間放置しておくと腐食の原因となることがあります。
定期的なお手入れによりアルミ製商品をいつまでも美しく
保つことができます。
アルミ建材商品お手入れのご注意
汚れの程度と清掃方法
汚れの
程度 対象商品
軽
度
の
汚
れ
用具及び洗剤
清掃方法
備考
●一定方向にこすりま
クリーナー又は中性洗剤を
す。
アルミ形材
含ませたやわらかい布で筋 ●コーナー部を過度に
〈形材門扉・ クリーナー
(注2)
目方向に表面を軽くこすっ
こすらないように注
フェンス等 中性洗剤(注1)
て汚れを除去した後、水洗
意してください。
のアルミ材〉
いし乾拭きします。
●虹模様のときも同様
にしてください。
塗装仕上げ
〈鋳物製品・ やわらかい布等と
ホワイト色商 中性洗剤(注1)
品等〉
樹脂商品
〈 フェンス等〉
やわらかい布
等と水
中性洗剤を含ませたやわら
かい布などで表面の汚れを
除去して、水洗いし乾拭き
●ベンジン・
トルエン等
します。
の有機溶剤は塗料
等の表面を溶かすの
で使用しないでくださ
い。
やわらかい布などで表面の
汚れを除去してください。
ラミネート商品
樹脂商品
〈 フェンス等〉
汚
れ
が
目
立
つ
場
合
腐
食
︵
点
食
︶
を
含
む
場
合
ラミネート商品
門扉・引戸等
の錠セット
アルミニウムはサビにくい性質を持っており、
その上にJIS
規定をクリアした表面処理を施していますが、煤煙や砂、泥
が付着したまま放置しておきますと、化学作用や電気化学
反応等でアルミニウムの表面が侵され、点食等の腐食の
原因となります。アルミ建材商品をいつまでも美しくお使い
いただくために、定期的なお手入れをおすすめします。
ご案内
●中性洗剤は、
ママレモン、
チャーミーグリーン、
ファミリー
フレッシュの1∼2%水溶液をご使用ください。
●家具・床などに使用する溶剤系洗剤のクリーニング剤や、
便器・タイル洗剤などの酸性・アルカリ性の洗剤は、表
面の皮膜をおかしますので、
使用しないようにしてください。
●みがき粉、
たわし等の固いもので擦らないでください。
●溶剤系洗剤及びクリーナーは、皮膜・塗装を溶かす恐
れがありますので、使用しないでください。
お手入れの時に建付調整も
引戸・門扉等は長い間使用していますと建て付けが悪くなっ
てきます。その場合にはドライバー等で建て付け調整をして
ください。
地域別お手入れ回数の目安
アルミ商品のお手入れ
表面に付着した煤煙や土ぼこり等をやわらかい布で拭き取っ
てください。強く拭きますと、付着している砂等でアルミ表
面にスリキズを付けることがありますので、丁寧に拭き取っ
てください。落ちにくい汚れは中性洗剤をぬるま湯でうすめ
て、
やわらかい布かスポンジで洗ってください。また、洗剤を
使用した部分は真水で洗い流してください。残っています
と腐食の原因となります。
地 域
臨海工業地域
工業・商業・温泉地域
海岸・街道地域
田園・山間地域
備 考
年に2∼3回
年に2回
年に1∼2回
年に1回
アルミ形材用補修塗料(〔P.1833〕をご参照ください。)
表面にキズが付いてしまった場合の補修用としてご利用
いただけます。タッチペン式、
スプレー式など各色あります。
中性洗剤を含ませたやわら
●みがき粉・たわし等
やわらかい布等と かい布などで表面の汚れを
の固いものでこすら
中性洗剤(注1) 除去して、水洗いし乾拭き
ないでください。
します。
中性洗剤を含ませたやわら
●酸やアルカリや塩素
かい布で拭いて汚れを除
等の化学薬品は使
去した後に、
水を含ませた
やわらかい布等と
用しないでください。
やわらかい布で中性洗剤
中性洗剤(注1)
●拭くときはゴシゴシこ
を拭き取ります。最後に乾
すらないでください。
いた布で水分を拭き取りま
す。
アルミ形材
〈形材門扉・ スコッチブライト
(注3)
フェンス等
汚 のアルミ材〉
れ
が
著
し
く
スコッチブライト
塗装仕上げ
(注3)
〈鋳物製品・
サンドペーパー
ホワイト色商
#600
品等〉
中性洗剤(注1)
スコッチブライトで表面をこ
すり、汚れ、腐食生成物を
除去した後、乾拭きしアク
リル系の塗料を塗布し補
修してください。
●一定方向にこすりま
す。
●コーナー部を過度に
こすらないように注
意してください。
● 塗 料で補 修する前
に表面をきれいに清
掃してください。
洗剤をつけたスコッチブラ
イト又はサンドペーパーで
表面を軽くこすり、汚れや ● 塗 料で補 修する前
に表面をきれいに清
腐食生成物を除去し水洗
掃してください。
い後、
その表面にアクリル
系の塗料を塗布し補修し
てください。
(注1)例えばママレモン、
チャーミーグリーン(ライオン)、
ファミリーフレッシュ、
モア(花王)の1%∼
2%水溶液
(注2)例えばイージーシャイン(日本シービーケミカル) (注3)
スコッチブライト
(住友スリーエム)の粒度はウルトラファイン
ステンレス製商品のお手入れ方法
ステンレスはスチールなどと比べ、サビにも強く、美しい素
材です。
しかし、表面に付着した汚れを長時間放置してお
いたり、使用条件や環境によって変色やサビ
(もらいサビ)
などの腐食の原因となることがあります。定期的なお手入
れによりステンレス製商品をいつまでも美しく保つことがで
きます。
お手入れの方法
お手入れの際のご注意
ステンレス製商品の腐食を防ぐ効果的な方法は、定期的な水
洗いです。年に数回の水洗いと乾拭きをおこなうだけで大きな
効果が得られます。汚れのひどい工業地帯や海岸の近くなど
では、状況によりお手入れの回数を増やしてください。
●お手入れには布やスポンジなどの柔らかいものを使用し
てください。金属ブラシ、金ベラ、
スチールウール、
目の
粗い紙ヤスリ等は使用しないでください。
●小石、砂などが付着したまま表面をこするとキズがつき
ます。あらかじめ取り除いてください。
●シンナーや塩素系洗剤などは使用しないでください。
腐食の原因となります。
定期的なお手入れ
ステンレスのサビの原因は…
ステンレスのサビの原因のほとんどが大気中の汚れが原
因になっています。大気中に含まれるほこりやばい煙(すす)
、
鉄粉などの金属粉、亜硫酸ガス(自動車の排気ガス)、海
塩などが主なものです。これらがステンレス表面に付着し、
そのまま長時間放置されると空気中の湿気や雨水の影響
を受けて腐食させてしまう場合があります。
やわらかい布かスポンジで
水洗いした後に乾拭きをし
てください。
汚れが目立つ場合
中性洗剤を薄めた液で汚れを落とし、洗剤が残らないように水洗いした後に乾拭きをしてください。洗
剤で取れない汚れは、市販のステンレス用清掃薬剤を柔らかい布に付けて擦り落し水洗いして後に
乾拭きをしてください。
●さびの例
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写真及び印刷の特性上、実物の色調とは多少異なりますのでご了承ください。
表示価格は部材標準価格で、組立・運搬・取付工事費及び消費税は含まれておりません。
事故、
ケガ等を防止するために「使用上、施工上のご注意」をよく読んで、正常な取扱いをしてください。
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