人事・給与関係業務情報システムの 機器及びソフトウェア賃貸借・保守 (政府共通プラットフォームへの移行) 調達仕様書(案) 別添資料 2013 年(平成 25 年)2 月 人 事 院 人事・給与関係業務情報システムの機器及びソフトウェア賃貸借・保守 (政府共通プラットフォームへの移行) 別添資料内容 別添1 用語の定義 別添2 人事・給与システムの概要 別添2-1 人事・給与システム業務一覧 別添2-2 関連ドキュメント一覧 別添2-3 各府省等の導入予定時期 別添3 業務の概要・情報システム化の範囲 別添4 人事・給与システムの要件 別添4-1 人事・給与システム全体構成図 別添4-2 ハードウェア構成図(政府共通 PF 移行後) 別添4-3 ハードウェア構成図(現行) 別添4-4 アプリケーション構成一覧 別添4-5 ネットワーク構成図(政府共通 PF 移行後) 別添4-6 ネットワーク構成図(現行) 別添5 政府共通 PF への移行に伴う考慮事項 別添6 納入成果物等一覧 別添7 機器・ソフトウェアの詳細仕様 別添8 データ保護・管理要領 別添9 閲覧可能資料一覧 別添1 用語の定義 表1 用語の定義 項番 1 用 語 共同利用システム基盤 政府全体で利用可能な基盤機能及び施設・設備を具備する府省共通システムの基盤。 人事・給与システムの現行機器等は共同利用システム基盤内に設置している。 政府共通プラットフォーム 各府省別々に構築・運用している政府情報システムの段階的な統合・集約化を図るため整備 する基盤。本調達の人事・給与システムの機器等は政府共通プラットフォーム(以下「政府共 通PF」という。)内に設置される。 霞が関WAN 中央省庁のコンピュータネットワークを相互接続した広域ネットワーク。 政府共通ネットワーク 霞が関WANに代わる政府情報システムのネットワーク基盤として提供するネットワーク。 本調達の人事・給与システムも利用する。 他システム 人事・給与システムと連携する他のシステムを指す。具体的には、職員等利用者共通認証基 盤(GIMA)、共済組合事務システム、国有財産総合情報管理システム、官庁会計システム、国 税電子申告・納税システム及び旅費等内部管理業務共通システムを指す。 アプリケーション共通基盤 人事・給与システムを集中管理方式に改修するに伴い採用した開発手法。共通機能を部品 化し、アプリケーションプログラムの保守性を確保した。 教育計画書 「人事・給与関係業務情報システムの教育計画書(平成21年1月5日)」。人事・給与システム のシステム運用を円滑に行うための教育内容・方法・期間・環境等についての計画書。 WBS Work Breakdown Structureの略。プロジェクトマネジメントで計画を立てる際に用いられる手 法の一つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図。 EVM Earned Value Managementの略。プロジェクトの進捗を定量的に測定し、管理するためのプロ ジェクト管理手法。コスト、スケジュール、品質等について、計画と実績の差異を測定し、今後 の推移を予測することで、プロジェクト完了時のコストや完了までのスケジュールが推定でき る。また、コスト超過やスケジュール遅延等を分析することで、プロジェクトの問題点を把握で きる。 GUI Graphical User Interfaceの略。ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、大半の基 礎的な操作をマウスなどのポインティングデバイスによって行なうことができるユーザインタ フェースのこと。 ミドルウェア OS上で動作し、アプリケーションソフトウェアに対してOSよりも高度で具体的な機能を提供す るソフトウェア。OSとアプリケーションソフトウェアの中間的な性格を持っている。 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 説 明 1/1 別添2 人事・給与システムの概要 (1)人事・給与システムの業務内容 人事・給与システムの業務内容は、「別添2-1人事・給与システム業務一覧」に示す とおりである。 (2)人事・給与システムの運用単位 現行の人事・給与システムの運用単位は、表1に示すとおり、共同利用システム基盤に 人事・給与システムを設置し各府省等が共同で利用するものと、府省が単独で人事・給与 システムを設置し運用するものがある。 表1 人事・給与システムの運用単位 運用単位 利用職員数 運用単位数(運用単位となる各府省等名) 人事・給与システムを共同利用シス 約 33 万人 28(会計検査院、人事院、内閣官房、内閣法制 テム基盤に設置し、各府省等が共同 局、内閣府、宮内庁、金融庁、消費者庁、総務 で運用するもの 省、公正取引委員会、法務省、外務省、財務省、 国税庁、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、 経済産業省、特許庁、国土交通省、気象庁、海 上保安庁、運輸安全委員会、環境省、最高裁判 所、衆議院、参議院、国立国会図書館)※ 人事・給与システムを府省単独で運 約 8,300 人 1(警察庁) 約 28 万人 1(防衛省) 用するもの 人事・給与システムをカスタマイズ した上で、府省単独で運用するもの ※警察庁及び防衛省以外の府省等は、28 運用単位のいずれかに属する。 (3)人事・給与システム整備全体スケジュール 人事・給与システムの整備に係る全体スケジュールを、図1に示す。 -1- 図1 人事・給与システム整備全体スケジュール 年度 平成20年度 四半期 4-6 7-9 平成21年度 10-12 1-3 4-6 調達案件 調達 A1 7-9 平成22年度 10-12 1-3 4-6 7-9 10-12 平成23年度 1-3 4-6 7-9 10-12 平成24年度 1-3 4-6 7-9 10-12 平成25年度 1-3 4-6 7-9 10-12 平成26年度 1-3 4-6 7-9 10-12 (必要に応じ法改正等の調達を行う。) (1) 集中化及び府省要望等 への対応並びに制度改 正への対応のための設 計・改修 (2) 届出申請機能等の設計・ 改修 (3) 業務機能強化のための 設計・改修 調達 設計・改修 調達 設計・改修 (必要に応じ法改正等の調達を行う。) 調達 調 達 設計・改修 ガイドライン 作成 調達 A2 移行に関するガイドライン及び 移行ツールの作成等の請負 調達 A3 教育計画の策定に係る支援業 務 調達 A4 ヘルプデスク構築計画及び運 用センタの基本方針の策定支 援業務 調 ヘルプ デス ク構築計画 達 策定等 調達 A5 FAQコンテンツ及び教育マニュ アル等の整備等の請負 調 達 調達 A6 システム移行支援 調達 A7 運用センタ検証支援 移行ツール開発・テスト 調 達 企画 FAQコンテ ンツ等の 整備 調達 調達 調達 第一期 調達 A8 本 番 用 機 器 移行支援 検証支援 構築 リース 調達 第二期 構築 リース 調達 第三期 ヘルプデスク支援業務 調達 A10 運用センタ支援業務 調達 A11 アプリケーション保守 調達 A12 プ管 ロ理 ジ支 援 ク業 ト 務 調達 A13 運用管理支援業務 調達 B2 調達 B3 運用準 備 調達 調達 構築 リース 業務開始 運用準備 調達 業務開始 調達 保守 調達 管理支援 管理支援 ェ 調達 B1 第一期 リース 調達 第四期 調達 A9 構 築 政 府 共 通 P F 移 行 に 係 る 調 達 第二期 調達 管理支援 機器・ソフトウェア賃貸借 及び保守(政府共通プ ラットフォームへの移行) 調達 運用サービス業務(政府 共通プラットフォーム) 構築、動作検証等 調達 政府共通プラットフォー ムへの移行作業に係る 工程管理支援業務 調達 リース 立上 準備 運用サービス業務 管理支援 (4)人事・給与システム改修計画の概要 現行の人事・給与システムについては、平成 20 年度から平成 22 年度までの3か年で 分散処理方式から集中処理方式にシステム改修を実施しており、その改修の概要は表2 のとおりである。 また、当該改修における納入成果物のうち主要なドキュメントは、 「別添2-2関連ド キュメント一覧」に示すとおりである。 表2 システム改修の概要 改修の名称 実施時期 改修等の内容 アプリケーション共通基盤 平成 20 年度 各機能が共通で利用するアプリケーション共 及び主要業務機能等の改修 及び 通基盤部分と人事、給与業務を実施する上で (第一期改修) 平成 21 年度 必須となる主要な機能(人事の発令・異動業 務、給与の月次・期末勤勉手当計算処理)に 対する改修課題への対応を実施。 届出申請機能等の改修 平成 21 年度 (第二期改修) 業務機能強化の改修 ワークフロー基盤、データ交換基盤及び届出 申請機能等の改修課題への対応を実施。 平成 22 年度 -2- 人事、給与等業務において、必要となる機能 1-3 (第三期改修) のうち、業務機能強化に係る改修課題への対 応を実施。 これらの概要については以下を参照すること。 ・人事・給与関係業務情報システムの集中化及び府省要望等への対応並びに制度改正 への対応のための設計・改修 調達仕様書(第一期改修)1 ・人事・給与関係業務情報システムの届出申請機能等の設計・改修 調達仕様書(第 二期改修)2 ・人事・給与関係業務情報システムの業務機能強化のための設計・改修等業務 調達 仕様書(第三期改修)3 (5)人事・給与システムの運用・保守体制 人事・給与システムに関する運用・保守は、人事院に置かれる人事・給与関係業務情報 システム事務局において実施される。 人事・給与システムの運用・保守体制及び役割を、図2及び表3に示す。詳細に関して は、 「人事・給与関係業務情報システム 運用センタ運用・保守要領」4及び「人事・給与関 係業務情報システム 運用センタ運用設計書」5を参照すること。 図2 運用・保守体制図 内閣官房IT室(GPMO) 人事院 CIO 政府共通PF担当府省 人事院 PMO CIO 補佐官 共同利用システム基盤担当府省 連携システム担当府省 人事・給与関係業務情報システム事務局 統括グループ 保守・開発 グループ 担当業者 運用センタ支援 担当業者(現行) 運用サービス担 当業者 (政府共通プ ラットフォーム) 1 2 3 4 5 運用 グループ 運用管理支援 担当業者 (運用・保守) 総務 グループ 関係府省連絡協議会 ワーキング・ グループ等 職員福祉局電子化推進室 (人事院専任部門) 各府省の 利用者 政府共通プラット フォームへの移行 作業に係る工程管 理支援担当業者 ハードウェア導入業者、 ハードウェア保守 サービス担当業者(第一 期~第四期) 警察庁 ハードウェア導入業者、 ハードウェア保守 サービス担当業者 (本調達) アプリケーション 保守担当業者 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/080829_1.nyusatsu.htm http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/090408_nyusatu.htm http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/100125_1_nyusatsu.htm この文書は閲覧可能である。 この文書は閲覧可能である。 -3- ヘルプデスク支援 担当業者 防衛省 表3 人事・給与システムの運用・保守体制と役割 体制 役割 人事・給与関係業務情報シ 人事・給与システムのプロジェクト管理・運営を実施する。各担当 ステム事務局 業者の作業進捗等の管理を行うとともに、他システム担当府省との 調整、プロジェクト内における担当業者間の調整を行う。 他システム担当府省 人事・給与システムと連携する他システムの担当府省。 官庁会計システム、共済組合事務システム及び国有財産総合情報管 理システムを担当する財務省、共同利用システム基盤及び職員等利 用者共通認証基盤を担当する総務省並びに旅費等内部管理業務共通 システムを担当する経済産業省を指す。 政府共通プラットフォーム 政府共通プラットフォームを担当する総務省を指す。 担当府省 運用センタ支援担当業者 現行システムの人事・給与システムに係るシステム機器、ソフトウ (現行) ェア及び付帯するネットワーク機器等(以下「基盤システム」とい う。)の各種運用管理業務を実施する。また、運用段階において人事 院が行う他システム担当府省との調整及び担当業者間の調整の支援 を行う。 運用サービス担当業者 政府共通プラットフォームへ移行後の基盤システムの各種運用管理 (政府共通プラットフォー 業務を実施する。また、運用段階において人事院が行う他システム ム) 担当府省との調整及び担当業者間の調整の支援を行う。 ハードウェア導入業者、ハ 基盤システムを導入し、設計、構築、運用設計、テスト及び保守を ードウェア保守サービス担 実施する。また、ハードウェアに関する障害への対応を行うととも 当業者(第一期~第四期) に、運用サービス担当業者からのエスカレーションを受け、技術的 な支援を行う。人事院が行う政府共通プラットフォーム担当府省と の調整の支援を行う。 ハードウェア導入業者、ハ 本調達において基盤システムを導入し、設計、構築、運用設計、テ ードウェア保守サービス担 スト及び保守を実施する。また、ハードウェアに関する障害への対 当業者(本調達) 応を行うとともに、運用サービス担当業者からのエスカレーション を受け、技術的な支援を行う。人事院が行う政府共通プラットフォ ーム担当府省との調整の支援を行う。 アプリケーション保守サー 人事・給与システムのアプリケーション保守業務等を実施する。 ビス担当業者 ヘルプデスク支援担当業者 人事・給与システムの利用者からの問い合わせを受け付け、一次回 答、運用サービス担当業者へのエスカレーション等のヘルプデスク 業務を行うとともに、コールセンタに係るオペレーション業務の管 理やモニタリング、稼働状況報告を行う。また、ヘルプデスク業務 遂行に当たって必要となるヘルプデスク業務環境の整備、要員の教 育及びヘルプデスク業務環境の運用・保守を行う。 運用管理支援 人事・給与システムの運用・保守に関わる工程管理、リスク管理、 担当業者(運用・保守) 品質管理等のプロジェクト管理業務について、人事・給与システム 事務局に対してプロジェクト管理支援を実施する。 政府共通プラットフォーム 人事・給与システムの政府共通プラットフォームへの移行に関わる への移行作業等に係る工程 工程管理、リスク管理、品質管理等のプロジェクト管理業務につい 管理支援担当業者 て、人事・給与システム事務局に対してプロジェクト管理支援を実 施する。 -4- (6)基盤システムの整備状況 基盤システムの賃貸借・保守については、平成 21 年度に第一期調達として本番環境、 検証環境及び業務評価環境の調達、平成 22 年度に第二期調達として本番環境及び擬似環 境の調達、平成 23 年度には第三期調達として本番環境及び検証環境機器増設の調達を実 施している。平成 24 年度には第四期調達として本番環境機器増設の調達を実施している。 (7)運用・移行支援関係の整備状況 人事・給与関係業務情報システムの運用センタ支援業務、ヘルプデスク支援業務の調達 を平成 22 年度に実施している。また、各府省等の移行支援業務の調達を、平成 21~23 年度に実施している。 (8)各府省等の導入予定 各府省における人事・給与システムの導入については、 「別添2-3 各府省等の導入 予定時期」に示すとおりである。 -5- 別添2-1 人事・給与システム業務一覧 表1 人事・給与システム業務一覧 業 務 説 明 採用者に対し、採用情報を作成する。採用配置入力、初任給算出、発令文を生成して人事 採用 異動通知書を出力する。 現職の職員に対し、退職情報を作成する。退職手当算出、発令文を生成して人事異動通知 退職 書を出力する。 他府省からの転入者について、転入情報を作成する。転入配置入力、転入時俸給入力、発 転入 令文を生成して人事異動通知書を出力する。 人事異動 課内異動 昇格 昇給 人 俸給異動 休職/復職 事 処分 永年表彰 研修 職員情報メンテナンス マスタメンテナンス 派遣/復帰 統計報告 法改正 人事異動原案 府省間連携 届出 人事発令情報連携 勤務情報連携 共済情報連携 控除情報連携 諸手当認定 給与計算結果確認 月次給与支払額計算 月次給与完了処理 期末勤勉 期末勤勉在職期間確認 期末勤勉勤務評定入力 期末勤勉支払額計算 期末勤勉完了処理 給 給与支払 給与振込 宿舎支払 住民税 与 年末調整 児童手当認定管理 児童手当支払確定 児童手当年度切替 給与根拠管理 標準報酬算定管理 給与口座管理 進行管理 制度改正 職員の人事異動に関わる情報を作成する。現職の職員に対し、配置換、出向、併任、昇任、 降任等人事異動に関わる入力、人事異動に伴う俸給異動情報(昇格、降格、俸給表異動 等)の入力を行い、内示情報の出力を行う。発令文を生成し、人事異動通知書を出力する。 職員の課内異動に関わる情報を作成する。人事異動決定後の職員に対し、課内の配置に 関わる入力を行う。 昇格候補者に対し、昇格情報を作成する。とびつき表により昇格後俸給を算出し、昇格者決 定を判定、入力し、発令文を生成して人事異動通知書を出力する。 昇給日の昇給を行う。昇給対象者に対し、昇給情報を作成する。昇給区分(A~E)、昇給号 俸を判定、入力し、発令文を生成して人事異動通知書を出力する。 表彰や研修による昇給や、特別の場合の昇給・昇格、降格、降給、人事異動を伴わない俸 給異動の対象者に対し、俸給異動情報を作成する。復職時等の調整を行う場合は、復職時 等調整に関わる情報を出力可能とする。俸給異動後の情報を入力し、発令文を生成して人 事異動通知書を出力する。 休職該当者に対し、休職情報を作成する。復職に伴う復職時調整が必要な場合、調整後の 俸給情報を入力し、発令文を生成して人事異動通知書を出力する。 懲戒処分対象者に対し、処分情報を作成する。決定した処分の入力、発令文を生成して懲 戒処分書を出力する。 表彰歴情報を参照、更新し、永年表彰対象者名簿を出力する。 研修歴情報を参照、更新し、研修記録対象者名簿を出力する。 職員情報の参照、更新を行う。 マスタ情報の参照、更新を行う。 国際派遣、官民交流派遣等を行う。 本省庁の課長等の官職への任用結果情報を作成し、任用結果報告書を出力する。 法改正の対象者に対し、法改正情報を作成する。法改正の情報から発令文生成し、人事異 動通知書を出力する。発令日に到達した法改正情報は、職員情報として登録する。 人事異動対象職員の情報をもとに、複数の人事異動原案を作成し、実施対象とする原案情 人事異動対象職員 情報をもと 複数 人事異動原案を作成 実施対象とする原案情 報の決定処理を行い、内示表を出力する。決定処理情報は、採用、退職、転入および人事 異動業務に連携する。 発令前に他府省に出向予定の職員の情報を連携する。発令時に他府省に出向する職員の 情報を連携する。発令後に本務・併任が府省間をまたがる職員の情報を連携する。 職員個人に関する申請情報、及び勤務形態の変更に関する申請情報を業務情報・職員情 報へ登録する。 人事システムの人事異動情報を連携し、給与計算の根拠情報を作成する。 勤務システムの勤務実績情報、勤務日数情報を連携し、給与勤務実績情報を作成する。 共済システムの共済組合・社会保険加入情報を連携する。 宿舎管理システムの宿舎控除情報、共済システムの共済控除情報を連携する。 手当認定に関わる情報を管理し、認定簿を出力する。 給与計算等により支給額に変動のあった情報の確認を行う。 月次給与の支払額を計算する。 月次給与計算結果を支給履歴情報に更新し、翌月の支給情報を作成する。 在職期間算出、成績率入力等を行い期末勤勉手当に関わる計算を行う。 在職期間の確認、修正を行う。 勤務評定の登録・修正を行う。 期末勤勉手当の支払額を計算する。 期末勤勉手当の計算結果を確定し、支給情報を支給履歴情報に更新する。 支払明細情報の確認・修正および基準給与簿等の各種帳票を出力する。 給与振込に関わる各種帳票を出力する。 宿舎料支払に関わる各種帳票を出力する。 住民税情報の登録および各種帳票を出力する。 年末調整情報の確認・修正および年末調整に関わる各種帳票を出力する。 児童手当に関わる情報を管理し、各種通知書を出力する。 児童手当の支払情報を確定し、次回支給情報を作成する。 児童手当の翌年度の情報を作成する。 給与計算に関わる各種根拠情報を管理する。 標準報酬に関わる情報を管理する。 給与口座、その他口座を管理する。 給与計算の実施状況等、給与システム処理の進行状況を管理する。 法改正に関わる給与計算を行う。 1/3 業 務 給与処理情報の保守 説 明 給与計算に関わる定数情報を管理する。 給与システム機能を利用するために必要な異動対象職員の情報を異動先府省へ連携す 府省間連携 る。また、連携された情報を取り込む。 職員からの届出申請(諸手当、児童手当、給与口座および年末調整)に関わる業務処理を 届出 行う。 人事情報連携 人事システムの人事異動情報を連携し、組合員情報を更新する。 標準報酬情報連携 給与システムの標準報酬情報を連携し、組合員情報を更新する。 貸付金・物資管理 貸付償還情報を管理し、貸付台帳を出力する。 組合員管理 組合員情報を管理し、組合員原票を出力する。 保険・貯金・財形貯蓄管理 保険・貯金・財形貯蓄情報を管理し、保険・貯金・財形貯蓄台帳を出力する。 共 貸付金・物資の償還計算に関わる定数情報を管理する。 貸付金・物資情報保守 保険・貯金・財形貯蓄情報保守 保険・貯金・財形貯蓄の種類、取扱金融機関の情報を管理する。 社会保険加入者管理 社会保険加入者情報を管理し、社会保険事務所への提出資料を出力する。 済 雇用保険加入者管理 雇用保険加入者情報を管理し、公共職業安定所への提出する資料を出力する。 外部システム連携 共済組合事務システムとの間で職員情報を連携する。 給与システム機能を利用するために必要な異動対象職員の情報を異動先府省へ連携す 府省間連携 る。また、連携された情報を取り込む。 届出 職員からの届出申請(組合員資格、各種申請等)に関わる業務処理を行う。 勤務時間管理員が、減額時間情報、俸給半減情報、非勤務日数情報を、月単位で画面入力 出怠勤情報作成 または出怠勤情報データから取り込む。 勤務時間管理員が、超過勤務、管理職員特別勤務、宿日直勤務の月別実績を画面入力ま 超過勤務実績等月別情報作成 たは超過勤務実績等月別情報データから取り込む。 勤務時間管理員が、特殊勤務の月別実績を画面入力または特殊勤務実績月別情報データ 特殊勤務実績月別情報作成 から取り込む。 国際平和協力等勤務実績月別 勤務時間管理員(原局原課の決裁権者または庶務担当者)が、国際平和協力等勤務の月別 情報作成 実績を画面入力または国際平和協力等勤務実績月別情報データから取り込む。 出怠勤情報メンテナンス 原局筆頭課員が、職員情報(出怠勤情報)のメンテナンスを行う。 超過勤務実績等月別情報メンテナ 原局筆頭課員が、職員情報(超過勤務実績等月別情報)のメンテナンスを行う。 ンス 特殊勤務実績月別情報メンテナンス 原局筆頭課員が、職員情報(特殊勤務実績月別情報)のメンテナンスを行う。 国際平和協力等勤務実績月別 原局筆頭課員が、職員情報(国際平和協力等勤務実績月別情報)のメンテナンスを行う。 情報メンテナンス 勤 勤務時間報告管理 出勤計画 務 出勤管理 休暇管理 超過勤務命令 管理職員特別勤務実績 勤務時間管理員が勤務時間報告書を作成し 勤務時間報告書を出力する 勤務時間管理員が勤務時間報告書を作成し、勤務時間報告書を出力する。 勤務時間管理員が官執勤務等パターン情報及び交替制勤務サイクル情報を登録する。 勤務時間管理員が官執勤務等パターン情報、交替制勤務サイクル情報及び休暇情報をもと に出勤簿情報を登録する。 勤務時間管理員が、休暇の種類ごと(年次休暇、特別・病気休暇、介護休暇)に対象職員の 休暇の取得申請を登録する。 正規の勤務時間以外で勤務に従事した職員の勤務実績(勤務内容、日付、時間等)を登録 する。 勤務を要する日以外に勤務に従事した管理職職員の勤務実績(管理職員特別勤務の内容、 日付、時間等)を登録する。 宿日直勤務実績 宿日直勤務に従事した職員の勤務実績(宿日直勤務の内容、日付、時間等)を登録する。 特殊勤務実績 特殊勤務に従事した職員の勤務実績(特殊勤務の日付、手当額等)を登録する。 国際平和協力等勤務実績 届出 宿舎情報管理 入退去情報管理 料金改定 宿 舎 入退去情報メンテナンス 管 使用料控除連携情報メンテナンス 理 配分調整/貸与承認 府省間連携 届出 国際平和協力業務に従事した職員の勤務実績(国際平和協力業務の派遣先国等に基づく 手当内容、日付等)を登録する。 職員が休暇等の届出申請を行い、勤務時間管理員(原局原課の決裁権者または庶務担当 者)が届出申請内容を確認し、承認を行う。 宿舎担当者が、維持管理機関より配分された宿舎、戸番、保管場所のメンテナンス、および 配分先の変更を行う。 宿舎担当者が、維持管理機関より配分された入退去情報のメンテナンス、および入退去情 報のデータ出力を行う。 宿舎担当者が、国有システムから提供される、配分されている宿舎・駐車場新料金表(デー タ)を取り込み、宿舎月額使用料、保管場所月額使用料として登録する。 職員情報に登録した入退去情報のメンテナンス、および入退去情報のデータ出力を行う。 給与システムに連携する宿舎・保管場所使用料控除情報のメンテナンスを行う。 届出申請承認内容(希望申請)から、宿舎(戸番)の配分調整を行う。調整結果を国有システ ムのオンラインのデータ取り込み用の「配分調整情報データ」を作成する。 宿舎/自動車保管場所を利用中の職員が、府省間で異動した場合、府省間連携より入退去 情報を送信する。 職員からの宿舎(戸番)・自動車の保管場所の貸与/退去に関する届出申請情報を業務情 報・職員情報へ登録する。 2/3 業 務 職員情報管理 採用・退職管理 非 勤務実績 常 勤 給与計算 社会保険定時決定 年末調整 説 明 非常勤職員の氏名、性別、生年月日、住所等の管理を行う。 発令(採用・退職)の登録を行う。 出勤日数、超過勤務時間等の登録を行う。 給与支給、控除、所得税、社会保険料の計算を行う。 社会保険料の定時決定情報の入力・修正を行う。 所得税額(還付・追徴)の計算を行い、源泉徴収票、給与支払報告書の作成を行う。 調 不足項目情報管理 査 統 ユーザコード変換情報管理 計 バッチ起動指示日時 調査統計で取り込む、不足項目情報を管理する。 調査統計で取り込む、ユーザコード変換情報を管理する。 不足/コード情報を調査統計システムに取り込むためのバッチ起動指示情報を管理する。 3/3 別添2-2 関連ドキュメント一覧 表1 規約関連ドキュメント一覧 関連ドキュメント 内 容 業務アプリケーション作成ガイド 業務アプリケーションを作成するための、指針、基準、手順などを記載した資料 画面デザイン・ガイドライン 画面デザインの、指針、基準、手順などを記載した資料 コーディング規約(JAVA) JAVAのコーディング規約を記載した資料 コーディング規約(SQL) SQLのコーディング規約を記載した資料 システム方式設計書 業務要件及びシステム化要件に対するアプリケーション実現方針等のシステム方式を記載し た資料 ハードウエア・基本ソフトウエア等のシステム基盤の調達に係わるガイドラインとして考え方を記 載した資料 データ設計においてデータベースを構築する際の管理項目について記載した資料 (データ設計規約、データディクショナリ用語集) インフラ設計書 データ設計書 表2 設計書関係ドキュメント一覧 関連ドキュメント 内 容 業務要件定義書 システムに必要な業務要件を記載した資料 業務フロー 各業務の流れや部門間の作業手順を記載した資料 システム化業務フロー 各業務をシステム化した流れを記載した資料 機能概念図 システムの機能の概念を記載した図 機能関連図 システムの業務機能の関連図 システム機能一覧 システムの業務機能の一覧 入出力仕様書 各業務システムにおける入出力項目を定義した設計書 画面遷移図 各業務システムごとの画面の遷移を記載した図 機能設計書 プログラム作成レベルでの機能を細分化した設計書 画面一覧 システムの画面の一覧 帳票一覧 システムの帳票(CSV等を含む)の一覧 入出力設計書(画面) 画面における入出力項目を定義した設計書 入出力設計書(帳票) 帳票(CSV等を含む)における入出力項目を定義した設計書 インタフェース一覧 他システム連携等のインタフェースの一覧 テーブル/コード仕様書 テーブル、コードに関する仕様書 プログラム仕様書 プログラムのクラス図、API仕様からなる仕様書 別添2-3 各府省等の導入予定時期 図1 各府省等の導入予定時期 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H27年度 2003年度 2004年度 会計検査院 人事院 内閣官房 内閣法制局 内閣府 宮内庁 警察庁 金融庁 消費者庁 総務省 公正取引委員会 法務省 外務省 財務省 国税庁 文部科学省 厚生労働省 農林水産省 経済産業省 特許庁 国土交通省 気象庁 運輸安全委員会 海上保安庁 環境省 防衛省 最高裁判所 衆議院 参議院 国立国会図書館 (注1)各府省の導入予定の白色部分は並行稼働を表し、灰色部分は本番稼働を表している。 (注2)平成25年1月17日時点の導入スケジュールであり、その後の変更状況は人事院専任部門に確認すること。 1/1 別添3 1 業務の概要・情報システム化の範囲 業務の概要 (1)業務分野 人事・給与等業務 (2)業務の内容 人事・給与等業務は、各府省等が実施している採用、人事異動、退職、分限、懲戒、昇 格・昇給等による俸給決定、扶養手当・住居手当・通勤手当・単身赴任手当等の申請・認 定、給与の支給(月次給与計算、期末・勤勉手当計算、年末調整等)、勤務時間・休暇、 人事・給与関係の調査、共済組合の組合員資格及び被扶養者の申告、共済掛金等の控除な どに係る業務である。 (3)利用者特性 人事・給与システムの利用対象職員は、国家公務員とする。ただし、国会議員、国会議 員秘書、特定独立行政法人の職員は利用対象としない。システム導入府省及びシステムの 想定利用者数を、表1.1に示す。 表1.1 システム導入府省及びシステムの想定利用者数 対象数 共同利用システム基盤にお 各機関における管理・運用 事 項 ける (共同利用システム基盤以 管理・運用 外) 導入府省等 28 府省※ 警察庁・防衛省 業務担当者(注 1) 約 3,000 人 約 2,000 人 決裁者及び承認・認定者(注 2) 約 3 万人 約 3 万人 届出申請を行う職員数 (非常勤職員を除く) 約 33 万人 約 28 万人 ※会計検査院、人事院、内閣、内閣法制局、内閣府、宮内庁、金融庁、消費者庁、総務省、公 正取引委員会、法務省、外務省、財務省、国税庁、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、 経済産業省、特許庁、国土交通省、気象庁、海上保安庁、運輸安全委員会、環境省、衆議院、 参議院、国立国会図書館、裁判所の 28 府省 (注 1)「業務実態に関する把握調査結果」(平成 18 年度人事院職員福祉局電子化推進室調べ) を基に予測したもの。 (注 2)決裁者及び承認・認定者数は、届出申請を行う職員数の 10%と想定。 (4)業務量 届出申請は年間を通じて生ずるものであるが、特に人事異動等が多く発生する 3・4 月及 び年末調整申告が行われる 12 月に申請数の増加が見込まれる。 人事業務は年間を通じて行う業務であるが、特に人事異動が発生する時期や昇格時期、 全職員を対象とした昇給時期に業務量の増加が予想される。 (図1.1参照) 給与業務は年間を通じて行う業務であるが、特に月次計算、期末勤勉手当計算、住民税 特別徴収、年末調整、給与改正差額計算、昇給・人事異動時期に業務量の増加が予想され る。(図1.2参照) -1- 図1.1 人事業務の季節変動 図1.2 給与業務の季節変動 16000 (係数) 18000 14000 16000 (係数) 14000 12000 12000 10000 10000 8000 8000 6000 6000 4000 4000 2000 2000 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 月 (注)「業務実態に関する把握調査結果」(平成 18 年度人事院職員福祉局電子化推進室調べ) を基に予測したもの。予測に当たっては、各府省における月々の業務繁閑の程度を5段 階にランク分けし、これに在籍職員数を乗じることにより業務量の程度を把握した。 (5)業務の実施手順 「将来体系の機能情報関連図」1及び「業務流れ図」2を参照すること。 (6)成果指標・目標 最適化計画においては、業務・システムの最適化を実施し、人事・給与システムを全府 省等において導入した場合には、約 12.6 億円/年(試算値)の経費削減と延べ約 1,050 万 時間/年(試算値)の業務処理時間の短縮が見込まれるとしている。 業務・システムの最適化の実施内容は、以下のとおりである。 ア 1 2 情報システムの統一化及び集中化 a. 各府省等は、個々に整備・運用していた人事・給与等業務に係る既存のシステムを廃 止し、2015 年度末(平成 27 年度末)までに、システムを集中的に管理運用する人事・ 給与システムを導入する。なお、当該システムが霞が関WANの活用を前提としたシス テムであり、同WANへの接続の制約等で、集中管理に参加することが費用対効果の観 点から効率化に資さない府省(警察庁及び防衛省)については、本最適化計画に基づい て開発されたソフトウェアを利用し、独自に運用するものとする。 b. 各府省等が保有する人事・給与等関連業務データの人事・給与システムへの移行に当 たっては、各府省が合理的かつ効率的に移行作業を行えるよう、開発主体は、移行に必 要なツールの開発及び各府省への配布並びにデータの検証手続きの標準化等を行い、各 府省の移行作業に要する経費を極力抑制できるようにする。また、移行するデータの範 囲についても、費用対効果の観点から、各府省が人事・給与等関連業務を行うに当たり 必要となる範囲に限定することとする。 c. 制度改正等による人事・給与システムに必要な改修については、開発主体及び運用主 体が一元的に行う。 d. 人事・給与システムは、既存の情報通信基盤等である省内LAN及び霞が関WAN等 を活用し、他の府省共通システムである官庁会計システム、職員等利用者共通認証基盤、 共済組合事務システム、国有財産総合情報管理システム及び旅費等内部管理業務共通シ ステムと情報連携を図り、業務の効率的な運用を図ることとする。 e. 人事・給与システムは、全職員が利用対象となるため、ヘルプデスクを設置し問い合 わせ手続きを一元化することで、府省等のシステム利用者の利便性を確保するとともに、 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/jinkyu/03_DFD.pdf http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/jinkyu/04_WFA.pdf -2- 効率的なシステム運用を図ることとする。 f. 集中管理運用における基盤機能及び施設・設備並びにこれらに付随する業務について は、共同利用システム基盤を利用し、可能な限り効率化を図ることとする。 g. 防衛省については、人事管理において他の府省と異なる特殊事情に対応するため機能 の追加・修正を 2013 年度までに行うこととし、2014 年度からシステムを導入するもの とする。 これにより集中化に伴う a.から g.の計画を実施することにより、年間約 7.2 億円(試 算値)の経費削減が見込まれる。 また、防衛省において省内のシステムを集中化することにより、2015 年度以降において、 年間約 4.7 億円(試算値)の経費削減が見込まれる。加えて、共同利用システム基盤の業 務・システム最適化計画に基づき、共同利用システム基盤に参画することにより、2013 年 度以降において年間約 0.7 億円(試算値)の経費削減が見込まれる。 イ 情報の電子化と処理の自動化 各業務において、一度入力された情報の多面的活用(シングルインプット・マルチユー ス)を基本とするため、業務処理に係る様式、記載事項、用語の統一等を図った上、表1. 2に掲げる人事・給与等情報を電子化し、電子化された情報等を基礎に、情報の転記や計 算事務を含む表1.3に掲げる業務について、その全部又は一部の自動化を図る。 例えば、給与計算においては、俸給の月額、諸手当の支給額、共済掛金、宿舎使用料控 除額等の給与の支給に必要な情報をすべて電子化し、これらの情報をもとに自動的に給与 計算ができるようにする。 また、システム上で人事異動案を作成することにより、人事異動通知書の作成や人事記 録の更新を自動化する。 さらに、人事・給与等業務における職員への通知については、原則として電子的に行う。 既に開発している機能のうち、地理情報システム(GIS)の活用及び出勤管理機能等、 集中化運用にともなう回線への負荷が大きいもの並びに費用対効果の観点から合理化効 果が乏しいと判断されたものについては、標準機能から除外する。ただし、見直しにより 標準機能から除外した機能についても、引き続き制度改正も含め、対象の機能に関連する 業務見直しの検討を行う。 これにより、2016 年度以降年間延べ約 800 万時間(試算値)の業務処理時間に相当する 業務処理の簡素化が見込まれる。 ウ データの総合的な利活用 a. 各府省等がこれまで管理していた人事・給与等情報は、集中管理された職員情報デー タベースとして運用し、人事管理、給与管理及び共済管理等の情報と連携した運用を可 能とする。また、各府省等で共通的に利用される俸給月額表等の情報等についても、一 元的に管理する。これにより、職員情報の重複登録や表1.4に掲げる事務を不要にし、 事務処理の効率化及び合理化を図る。 例えば、職員に対して人事異動等の発令をした場合に、月次の給与計算のために別途 当該職員の級号俸等を入力する事務を不要とする。 また、職員の情報(官職、氏名、住所、生年月日、扶養親族の氏名、続柄、扶養親族 の生年月日等)を一度登録することにより、職員情報データベースを基に、例えば、扶 養手当の申請時においては、勤務官署、官職、氏名、扶養親族の氏名、続柄、扶養親族 の生年月日、同居・別居の別等は自動的に記載され、職員による記載が必要な事項を「変 -3- 更事由」のみとする。 さらに、職員から申請される各種手当の届出について、届出・申請処理システムによ り、自動的に処理し認定簿を作成できるようにする。 b. 府省等間で流通する人事・給与等の情報(表1.5参照)について、データ交換機能 を活用することにより府省等間のデータ交換を可能にし、事務処理の効率化、合理化を 図る。 なお、人事・給与システムが全府省等に導入されるまでの間、未導入府省等は、人事・ 給与システムを導入した府省等に対し、システムに必要な情報を提供し、円滑な事務を 支援する。 c. 人事・給与関係の調査に係る事務の簡素化 職員情報データベースに登録されているデータのうち、国家公務員給与等実態調査等 定期的に実施される調査に必要な情報については、定期的に統計処理データベースとし て蓄積していくものとする。各府省等は、調査に関係する情報を確認した後、データ交 換機能等を活用して、人事院等調査を実施する機関に引き渡す。また、集中管理方式に よるシステム運用に参加しない府省等においては、電子メール等を活用してデータを引 き渡す。これにより、原則としてデータ作成等の事務を不要とする。 また、統計処理データベースに登録される情報を活用することにより、各府省等にお いて手作業により調査票の作成又は集計を行っている調査などについては、事務処理の 大幅な簡素化を図る。 d. 人事・給与部門以外の組織等との情報授受事務(表1.6参照)については、電子デ ータを活用し、事務処理の効率化及び合理化を図る。 これらにより、2016 年度以降年間延べ約 90 万時間(試算値)の業務処理時間に相当す る業務処理の簡素化が見込まれる。 エ 業務処理手続等の簡素化 a. 業務処理手続の簡素化 業務処理手続きの簡素化については、これまでも各府省等で実施してきたところであ るが、引き続き以下の簡素化を進めていくこととする。 (ⅰ)証明書類の提出の省略 扶養手当、住居手当、単身赴任手当に添付する証明書類について、既に提出してい るものがある場合には、当該書類の添付を省略することができる。例えば、扶養手当 の申請時に住民票を添付すれば、住居手当や単身赴任手当の申請の際には、住民票の 添付を省略することができることとする。また、自宅に係る住居手当の申請の際に登 記事項証明書を添付していれば、単身赴任手当の申請の際には、登記事項証明書の添 付を省略することができることとする。 (ⅱ)運用上行っている届出等の廃止 他府省等から異動してきた職員の扶養手当、住居手当等については、異動時の新た な届出は不要とする。 また、異動時に認定要件を具備しているかを確認する手続については、事務担当者 による確認で足りるものとし、認定要件確認の決裁手続は不要とする。 b. 決裁等の事務処理の簡素化 人事・給与等業務を処理する上で必要な決裁については、事務の効率化及び合理化の 観点から、決裁階層を必要最小限度に簡素化する。 これらにより、2016 年度以降年間延べ約 160 万時間(試算値)の業務処理時間に相当す -4- る業務処理の簡素化が見込まれる。 オ 安全性・信頼性の確保及び個人情報の保護 人事・給与システムは、職員の個人情報を取り扱うシステムであることから、システム の安全性・信頼性の確保及び個人情報の保護の観点から、運用主体は、最新の「政府機関 の情報セキュリティ対策のための統一基準」を踏まえ、システムと情報資産を保護するた めの基準を設け、当該基準に基づき、監査を含む必要な対策を講ずる。 表1.2 電子化する人事・給与等情報 No 1 情報名 採用予定者に関する情報 2 人事異動に関する職員の希望等に関する情報 3 人事異動案の情報 4 国際機関派遣職員の情報 5 退職勧奨の記録の情報 6 初任給決定情報 7 昇格・降格等による俸給決定情報 8 昇給者名簿 9 休職・復職に伴う俸給決定情報 10 懲戒処分書の情報 11 育児休業承認請求書の情報 12 人事記録の情報 13 扶養親族届の情報 14 住居届の情報 15 通勤届の情報 16 単身赴任届の情報 17 給与の口座振込申出書の情報 18 給与所得者の扶養控除等申告書等の情報 19 住民税控除額の情報 20 21 22 その他諸手当支給調書等の情報 勤勉手当に関する評定の情報 寒冷地手当に関する世帯区分の情報 23 共済に関する控除額の情報 24 所得税控除額の情報 25 宿舎控除額の情報 26 前年度及び当年度人件費実績の情報 27 出勤計画表の情報 28 代休日指定簿の情報 29 超過勤務命令簿の情報 30 特殊勤務実績簿の情報 31 出勤簿の情報 32 休暇簿の情報 33 児童手当等認定請求書等の情報 34 宿舎貸与申請書等の情報 35 組合員資格等の情報 36 短期給付の請求書等の情報 -5- 表1.3 自動化を図る業務 No 業務名 1 任命結果通知書の作成 2 交流採用職員の任用及び職務の遂行の状況に関する報告書 3 異動対象者名簿の作成、内示用資料の作成、官報用原稿の作成 4 国際機関への派遣状況報告書 5 定年退職日の通知 6 退職手当計算明細書の作成 7 昇格候補者名簿の作成 8 永年勤続表彰候補者名簿の作成 9 10 人事異動通知書の作成、人事記録の更新 扶養手当認定簿の作成、更新 11 住居手当認定簿の作成、更新 12 通勤手当認定簿の作成、更新 13 単身赴任手当認定簿の作成、更新 14 職員別給与簿の作成、更新 15 年末調整に関する支払調書(税務署提出用)の作成 16 給与所得の源泉徴収票の作成 17 月次給与に関する計算調書の作成 18 給与の口座振込に関する情報の作成、更新 19 勤勉手当に関する財源計算書の作成 20 勤勉手当に関する成績率一覧の作成 21 期末・勤勉手当支給調書の作成 22 寒冷地手当支給調書の作成 23 給与改正計算支給調書の作成 24 基準給与簿の作成 25 給与支給明細書の作成 26 勤務時間の割振り簿の作成 27 特殊勤務手当整理簿の作成、更新 28 代休日指定簿の作成 29 勤務時間報告書の作成、更新 30 他機関への転出者に関する勤務時間の報告書の作成 31 児童手当等受給者台帳等の作成、更新 32 宿舎貸与承認書等の作成 33 組合員原票情報の作成 34 標準報酬新規転入基礎届等の作成 35 貯金等の台帳等の作成、更新 36 給与支払報告書(個人別明細書)の作成 表1.4 不要とする事務 No 1 2 3 事務名 職員が他部局へ異動した場合に、出勤簿(写)及び休暇簿(写)を当該異動先の部局に送付する 事務を不要とする。 職員に対し休職等の発令がなされた場合、出勤簿の記載のために人事異動通知書(写)を送付す る事務を不要とする。 扶養手当の認定を受けていた職員が、他部局へ異動した場合に、扶養親族届及び扶養手当認定 簿を当該異動先の部局に送付する事務を不要とする。 -6- 4 5 6 7 8 住居手当の認定を受けていた職員が、他部局へ異動した場合に、住居届及び住居手当認定簿を 当該異動先の部局に送付する事務を不要とする。 通勤手当の認定を受けていた職員が、他部局へ異動した場合に、通勤手当認定簿(写)を当該異 動先の部局に送付する事務を不要とする。 単身赴任手当の認定を受けていた職員が、他部局へ異動した場合に、単身赴任届及び単身赴任 手当認定簿を当該異動先の部局に送付する事務を不要とする。 共済事務担当者が標準報酬等級決定を行うために必要な標準報酬新規転入基礎届等を送付す る事務を不要とする。 共済事務担当者が標準報酬等級決定をした場合に、月次給与に関する共済組合掛金算出のた めに標準報酬等級等の入力を行うための事務を不要とする。 表1.5 府省等間のデータ交換を可能とする情報 No 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 人事記録 任命結果通知書 国際機関への派遣状況報告書 扶養親族届 扶養手当認定簿 住居届 住居手当認定簿 通勤手当認定簿(写) 単身赴任届 単身赴任手当認定簿 職員別給与簿(写) 情報名 12 13 14 出勤簿(写) 介護休暇に関する通知書 休暇簿(写) 15 国家公務員任用状況調査 16 17 18 19 20 21 22 23 本省庁の課長等の官職への任用結果報告 24 貯金等の台帳等 勤務延長実施状況報告 再任用実施状況報告 人事統計報告 国家公務員給与等実態調査 児童手当・特例給付支給状況報告 小学校修了前特例給付支給状況報告 組合員原票情報 表1.6 電子的に情報の授受を行う事務 No 事務名 1 会計所管部門との退職手当計算明細書の授受に電子データを活用 2 会計所管部門との児童手当等支払通知書、給与の口座振込申出書、基準給与簿の授受に電子デ ータを活用 3 4 共済組合(国家公務員共済組合連合会を含む)との共済関係情報の授受に電子データを活用 税務署との給与所得の源泉徴収票等の授受に電子デ-タを活用 -7- 2 情報システム化の範囲 情報システム化は、最適化計画に基づく図2.1に示す業務システムのうち、業務システ ム(aの部分)に関するアプリケーションプログラムの設計・改修等、他システム連携(b の部分)に関するアプリケーションプログラムの設計・開発、及び本システムの導入・移行 時に必要となるアプリケーションプログラムの設計・改修等を範囲とする。また、図2.1 中の外部団体等及び府省内会計部門との連携はオフライン処理による連携方式とし、電子媒 体又は紙媒体での出力までの機能をシステム化の範囲とする。 図2.1 情報システム化の範囲 外部団体 府省 他システム連携 a 税務署 職員等利用者 共通認識基盤 給与所得の源泉徴収票 (税務署提出用) 給与支払報告書 (総括表) 給与支払報告書 (個人別明細書) 住民税情報 届出申請情報 人事・ 給与システム 市町村 共済組合事務 システム 人事情報 給与情報 共済情報 勤務時間管理情報 給与振込依頼情報 宿舎管理情報 金融機関 b 国有財産総合 情報管理システム 職員情報 データベース 国税電子申告・ 納税システム 官庁会計 システム 給与振込依頼情報 ・・・ 統計報告情報 旅費等内部管理業務共通 システム【予定】 電子化する人事・給与等情報、自動化を図る業務、不要とする事務、府省等間のデータ交 換を可能とする情報、電子的に情報の授受を行う事務は、表1.2から表1.6に示すとお りである。 -8- 別添4 1 人事・給与システムの要件 情報システムの要件 1.1 機能要件 人事・給与システムの機能要件については、人事・給与システムの「概要設計書」1及び 「詳細設計書」2を参照すること。 1.2 画面要件 人事・給与システムで利用する各種画面の設計に当たっては、利用者区分に応じた利用 しやすいユーザビリティと情報アクセシビリティを兼ね備えたものとし、また極力標準化 し、共通の画面部品と画面構成定義を使用することにより保守性を高めている。個々の画 面要件については、人事・給与システムの「概要設計書」及び「詳細設計書」を参照する こと。 1.3 帳票要件 人事・給与システムで利用する各種帳票の設計に当たっては、業務担当者が利用しやす い帳票であり、また、法令等で定められているものについては、定められた要件を具備し た帳票としている。さらに、システムの拡張性及び保守性を向上させるため、表1.1に 示すとおり、帳票を3つの区分に整理している。個々の帳票要件については、人事・給与 システムの「概要設計書」及び「詳細設計書」を参照すること。 表1.1 帳票区分 区 分 法定帳票 内 容 法的に書式が定められている帳票は、原則 PDF 化する。なお、二次加工の 必要がある場合は、併せて表計算ソフトの形式又は CSV 形式で出力する。 定型帳票 法的に書式が定められていない帳票のうち、定型的な帳票は、罫線を備え た表計算ソフトの形式のファイルを出力する。 非定型帳票 確認リスト等書式の定められていないものは、非定型帳票とし、CSV 形式 でのファイル出力を行う。 1.4 情報・データ要件 人事・給与システムの情報・データ要件については、人事・給与システムの「テーブル 仕様書」3を参照すること。 1.5 外部インタフェース要件 人事・給与システムは、表1.2に示す他の府省共通システム(以下「他システム」と いう。)と外部インタフェースを利用して連携する(備考欄に記載のあるものを除く。)。 連携については、あらかじめ定められた様式にそれぞれのシステムがデータを出力し、そ のデータを利用するシステム側がインポートする外部連携方式と、人事・給与システムの データ交換サーバを介してデータを連携するデータ交換方式がある。外部連携方式につい ては、出力データ作成及び取り込み機能まで、データ交換方式については、出力データの データ交換サーバへの配信及びデータ交換サーバからの受信並びにデータ交換サーバに ついて管理している。個々の外部インタフェース要件については、人事・給与システムの 1 2 3 この文書は閲覧可能である。 この文書は閲覧可能である。 この文書は閲覧可能である。 -1- 「概要設計書」及び「詳細設計書」を参照すること。 表1.2 人事・給与システムと連携する他の府省共通システム 名称 概要 備考 職員等利用者共通認証基盤 府省共通業務アプリケーション及び個別業務アプリ (GIMA) ケーションに対し、利用者認証情報・機能を一元的 に提供するための基盤。 共済組合事務システム 共済組合が実施している短期給付事業、長期給付事 業及び福祉事業等に係る業務システム。 国有財産総合情報管理シス 国有財産を所管する各府省において、財産の状況を テム 記録・保管するためのシステム。 国税電子申告・納税システ 国税に関する各種の手続について、インターネット ム(e-Tax) 等を利用して電子的に手続が行えるシステム。 官 庁 会 計 シ ス テ ム 予算に基づいて各府省が行う予算執行業務を処理す (ADAMSⅡ) るためのシステム。 旅費等内部管理業務共通シ 物品管理、謝金・諸手当及び旅費に係る業務システ 平成 25 年度以 ステム ム。人事・給与システムと旅費業務についてデータ 降連携予定 連携を行う。 2 規模・性能要件 2.1 規模要件 (1)機器数 人事・給与システムは Web システムであり、各府省の端末からアクセスされる。政府 共通プラットフォームに設置する台数については「別添7 機器・ソフトウェアの詳細仕 様」を参照すること。参考に現行システムの主な機器設置台数を表2.1に記載する。 表2.1 機器設置台数 No 機器の区分 機器名 台数 補足 1 端末 クライアント PC 約 33 万台 (注 1) 2 サーバ(本番) 人事・給与 WebAP サーバ 16 台 冗長化構成 3 サーバ(本番) 人事・給与 DB サーバ 10 台 冗長化構成 4 サーバ(本番) 非常勤 WebAP サーバ 4台 冗長化構成 5 サーバ(本番) 非常勤 DB サーバ 2台 冗長化構成 6 サーバ(本番) 調査統計 WebAP サーバ 2台 冗長化構成 7 サーバ(本番) 調査統計 DB サーバ 2台 冗長化構成 8 サーバ(本番) データ交換サーバ 2台 冗長化構成 9 サーバ(本番) 汎用データ提供 WebAP サーバ 1台 10 サーバ(本番) 汎用データ提供 DB サーバ 1台 11 サーバ(検証) 人事・給与 WebAP サーバ 2台 冗長化構成 12 サーバ(検証) 人事・給与 DB サーバ 2台 冗長化構成 13 サーバ(検証) 非常勤 WebAP サーバ 2台 冗長化構成 14 サーバ(検証) 非常勤 DB サーバ 2台 冗長化構成 15 サーバ(検証) 調査統計 WebAP サーバ 2台 冗長化構成 -2- 16 サーバ(検証) 調査統計 DB サーバ 2台 冗長化構成 17 サーバ(検証) データ交換サーバ 2台 冗長化構成 18 サーバ(業務評価) 人事・給与 WebAP サーバ 1台 19 サーバ(業務評価) 人事・給与 DB サーバ 1台 20 サーバ(業務評価) 非常勤 WebAP サーバ 1台 21 サーバ(業務評価) 非常勤 DB サーバ 1台 22 サーバ(業務評価) 調査統計 WebAP サーバ 1台 23 サーバ(業務評価) 調査統計 DB サーバ 1台 24 サーバ(業務評価) データ交換サーバ 1台 25 サーバ(擬似) 人事・給与 WebAP 兼 DB サーバ 1台 26 サーバ(擬似) 非常勤 WebAP 兼 DB サーバ 1台 27 サーバ(擬似) 調査統計 WebAP 兼 DB サーバ 1台 28 端末 端末 PC 24 台 (注 2) (注 1)No.1 は利用府省が調達している職員用の PC を端末として利用する。台数は、利用する 職員数から推定した数である。 (注 2)No.28 は人事・給与システムの運用・保守用に調達し各環境に接続しているものである。 (2)設置場所 表2.1に示す現行システムの設置場所及び移行後の設置場所を、表2.2に示す。 表2.2 人事・給与システムの設置場所 No. 1 機器の区分 現行システムの設置場所 移行後の設置場所 端末 各府省 各府省 2~10 サーバ(本番環境) 共同利用システム基盤 政府共通プラットフォーム 11~17 サーバ(検証環境) 共同利用システム基盤 政府共通プラットフォーム 18~24 サーバ(業務評価環 人事院 人事院 サーバ(擬似環境) 共同利用システム基盤 人事・給与システム管理室 端末(運用・保守用) 人事院、共同利用システ 人事院、人事・給与システム管理 ム基盤 室 境) 25~27 28 (注)表2.2の No.は、表2.1の No.と対応している。人事・給与システム管理室の概要に ついては「3.1.2 本調達機器を設置する施設」を参照すること。 (3)データ量 人事・給与システムのデータは履歴を蓄積することができ、データごとに定められた保 存期間管理する。各サブシステム単位でのデータベースサーバのデータ容量を見積もった 結果を、表2.3に示す。 表2.3 データベースのデータ量見積 No システムの区分 最大容量 1 人事・給与システム(本体部分) 20.3TB 2 非常勤システム 1.8TB 3 調査統計システム 1.7TB -3- (4)利用者数 人事・給与システムの利用者数は、「別添3 業務の概要・情報システム化の範囲」の 「1(3)」に示すとおりである。 また、人事・給与システムの利用者は、表2.4に示すとおり、第一次利用者、第二次 利用者、第三次利用者に分類し、それぞれの利用者に対して、業務分野及び役割を整理し ている。利用者区分ごとの利用者数の想定規模を、表2.5に示す。これらの詳細につい ては、 「人事・給与関係業務情報システムの教育計画書(平成 21 年 1 月 5 日)」4(以下「教 育計画書 」という。)を参照のこと。 表2.4 人事・給与システムの利用者区分 利用者区分 第一次利用者 業務分野 システム利用責任者 業務取りまとめ担当者 人事 給与 共済 宿舎管理 WG 府省担当者 LAN 等管理者 第二次利用者 業務担当者 人事 給与 共済 宿舎管理 業務承認者 人事 給与 共済 宿舎管理 第三次利用者 勤務時間管理員 一般職員 勤務等の承認者 出典:教育計画書 2.2 表 2.2-1「人事・給与システム利用者区分一覧表」 表2.5 人事・給与システムの利用者区分ごとの利用者数 項番 利用者区分名称 府省内の人数比等 推定人数 一般職員 100% 約 70 万人 2 勤務等の承認者 10% 数万人 3 勤務時間管理員 5% 数万人 2%~5% 数万人 1 4 第三次利用者 第二次利用者 業務担当者 0.5%~1% 数千人 業務取りまとめ担当者 各府省に 4~5 名 数百人 7 システム利用責任者 各府省に 1~3 名 数十人 8 WG府省担当者(注) 各府省に 1~2 名 数十人 5 6 業務承認者 第一次利用者 (注)WG府省担当者とは、人事院が主催する「人事・給与システム府省実務担当者 連絡会」の参加メンバーとして登録している者を指す。 4 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/jinkyu/22_kyoikukeikaku.pdf -4- 2.2 性能要件 人事・給与システムにおけるオンライン処理性能目標(レスポンスタイム)を表2.6 に、バッチ処理の性能要件を表2.7に示す。詳細については、 「システム方式設計書」5を 参照すること。 表2.6 オンライン処理の性能要件 オンライン処理区分 オンライン処理の性能要件 単独実行時 単独(1 人)の場合に3秒以内のサーバ処理時間を保証すること。 ピーク時 同時利用者数が 250 人の場合に5秒以内のサーバ処理時間を保証するこ と。 表2.7 バッチ処理の性能要件 バッチ分類 オンライ 全職員を処理対象 ン中に実 とするバッチ(月 行するバ 次給与支払額計算 ッチ 等) 一部の職員を処理 対象とするバッチ (昇格候補者抽出 処理等) 夜間に実行するバッチ 3 システム化要件 処理対象職員数を全職員とした場合に現状と同一の性能を保証 すること。 ・スループット:23 職員/秒 ・ターンアラウンドタイム: 大規模府省の職員数(7 万人)に対し 50 分 上記、全職員を処理対象とするバッチに準じる処理により抽出条 件が異なるため、バッチ処理プログラムごとに人事院専任部門と 調整し決定すること。 ただし、ターンアラウンドタイムは、全職員を対象とした結果を 処理対象人数分に割合換算した値を大幅に上回らないこと。 大規模府省の職員数(7 万人)において、全ての夜間バッチがリ カバリを含め始業時間 30 分前までに処理完了するものとする。 バッチごとの性能要件については、夜間バッチの対象となるバッ チ処理プログラムを受託者決定後人事院専任部門と調整し、決定 すること。 信頼性等要件 3.1 信頼性要件 人事・給与システムの信頼性要件は、以下のとおりである。 (1)可用性への対応 ・障害が発生した場合、システム利用者全体へ影響しないものとすること。 ・アプリケーションを業務単位でサブシステム化し、特定業務の障害が他業務へ影響 を及ぼすことを抑止すること。 ・データベースへのインタフェースは共通部品化し、業務アプリケーションと分離す ることにより保守性の向上を図ること。 (2)完全性への対応 ・定期バックアップを府省単位に取得し、府省単位のデータ保証を可能とすること。 ・バッチ処理にてリカバリ/リランを実施する場合、リカバリ/リラン単位に随時バック アップを取得可能とすること。 ・オンライン処理において、画面単位のトランザクション処理とすること。 5 この文書は閲覧可能である。 -5- ・異常が発生した場合は、該当画面の入力内容を破棄し、入力前の状態への復元を可 能とすること。 ・バッチ処理において、バッチ単位のトランザクション保証を可能とすること。 ・異常が発生した場合は、該当バッチ処理の更新内容を破棄し、バッチ実行前の状態 への復元を可能とすること。 (3)機密性への対応 ・利用者区分によりデータ操作範囲を制限可能とすること。 ・ログインパスワード、データベースへの接続パスワードなど、人事・給与システム 内で保持する必要のあるパスワードについては、暗号化を行い保持するものとする こと。 ・ダウンロードファイル、クライアント識別情報など、クライアントサーバ間で通信 する情報については、個別の暗号化を行わず、暗号化した通信方式を使用すること。 3.2 拡張性要件 人事・給与システムの拡張性要件は、以下のとおりである。 (1)性能の拡張性 ・対象となる機関又は職員が増える場合等に対する対応は、アプリケーションの改修を必 要とせず、サーバの増設で対応できるシステムとする。 (2)機能の拡張性 ・府省固有項目(役職名称等府省単位で生じる職員個人毎のデータ)については、各 府省で設定可能とし、アプリケーションの改修を不要とする。 ・人事・給与システムのデータをCSV形式、市販表計算ソフトの形式で出力し、府 省固有機能とのオフライン連携を可能とする。 ・業務アプリケーションを主要機能とその他の機能に分類することにより、制度改正 対応における改修対象アプリケーションの局所化を図る。 ・制度改正により影響を受けやすい機能については、定義の外部化等を実施し、柔軟 に拡張可能な構造とする。 3.3 上位互換性要件 人事・給与システムの上位互換性要件は、以下のとおりである。 (1)システム基本ソフトウェアのバージョンアップ時の対応 ・クライアント OS については、 「Microsoft Windows XP」 「Microsoft Windows Vista」 「Microsoft Windows 7」に対応すること。 (2)パッケージ製品のバージョンアップ時の対応 ・ミドルウェアについては、バージョンアップ情報が既に提供されている場合には、 それにも対応できるようにシステムを構築すること。 ・クライアントのブラウザについては、Internet Explorer 6.0、Internet Explorer 7.0、 Internet Explorer 8.0 及び Internet Explorer 9.0 に対応すること。 3.4 システム中立性要件 人事・給与システムのシステム中立性要件は、以下のとおりである。 ・開発事業者に依存することがないように、可能な限りオープンな技術を採用するこ と。 -6- ・ハードウェア、ソフトウェアともに、特定の事業者しか使用できない技術、製品、 サービス等に依存しないものとすること。 3.5 事業継続性要件 現行システムでは、事業継続性を確保できるシステム方式を採用している。受託者は現 システムで採用したシステム方式に沿って導入できる機器・ソフトウェアを用意すること。 なお、導入する機器は、本調達で利用するソフトウェアの動作実績があること、若しく は動作保証ができること。 また、定期バックアップを府省単位に取得し、府省単位のデータ保証を可能とすること。 バッチ処理にてリカバリ/リランを実施する場合、リカバリ/リラン単位に随時バックア ップの取得を可能とすること。 4 情報セキュリティ要件 4.1 権限要件 人事・給与システムにおける権限要件は、以下のとおりである。 ・GIMA(職員等利用者共通認証基盤)認証専用の URL からログインを行う。 ・GIMA 認証ができない場合は、人事・給与システムへ直接ログインするための URL からログインを行う。 ・調査統計システム及び非常勤システムについては、GIMA 認証を利用せず個別に認 証する。 ・他府省に併任している職員は、それぞれの府省毎に URL を管理する。 ・システム権限で管理する権限には、所属や役職により利用できる機能を制御する機 能権限と参照可能なデータ範囲を制御するデータ参照権限があること。詳細について は「ユーザコード作成手引き 集中型」6を参照すること。 4.2 情報セキュリティ対策 人事・給与システムにおける情報セキュリティ対策については、人事・給与システムの「シ ステム方式設計書」及び「アプリケーション方式設計書」を参照すること。 また、調達仕様書「14.2.1 プロジェクト計画」にあるプロジェクト計画書を構成する情報 セキュリティ対策要領を作成するに当たり、調達仕様書「7 章 セキュリティ要件」を遵守 すること。 5 情報システム稼働環境 5.1 全体構成 人事・給与システムは、業務ごとに人事、給与、共済、勤務、宿舎等のサブシステムから 構成され、他の府省共通システムとデータ交換基盤を利用して連携している。また、人事・ 給与システムのデータをもとに月次で集計を行い、統計情報として管理する調査統計サブシ ステム、非常勤職員を管理する非常勤職員サブシステムから構成されている。人事・給与シ ステムの全体構成は、 「別添4-1 人事・給与システム全体構成図」に示すとおりである。 5.2 ハードウェア構成 現行の人事・給与システムは、表5.1に示す4つの環境から構成されている。政府共通 6 この文書は閲覧可能である。 -7- プラットフォーム移行後の各環境のハードウェア構成を「別添4-2 ハードウェア構成図 (政府共通 PF 移行後)」に示す。なお、「別添4-3 ハードウェア構成図(現行) 」に現行 のハードウェア構成を示すので参考にすること。 表5.1 人事・給与システムを構成する環境 No. 1 環境名 本番環境 概要・目的 通常の運用に利用する環境であり、政府共通プラットフォームに設置す る。 2 検証環境 検証用の環境であり、システム変更、修正パッチ等の本番環境への適用 に先立って実施するテストや障害解析等に利用し、政府共通プラットフ ォームに設置する。規模を縮小する形で本番環境を模擬する構成とす る。 3 業務評価環境 本番環境及び検証環境では実施困難な切分けの難しい障害の再現テス トやシステム変更の受入テスト等に利用する環境をいう。人事院本院施 設内に設置する。 4 擬似環境 ヘルプデスク担当業者が本番システムの擬似操作を行う目的で利用す る。人事・給与システム管理室に設置する。 5.3 アプリケーション構成 人事・給与システムのアプリケーションプログラムの構成は、「別添4-4 アプリケー ション構成一覧」に示すとおりであり、政府共通プラットフォームへの移行後も原則として このアプリケーションを使用する。その際、「別添5 政府共通PF移行に伴う考慮事項」 を参照し対応すること。 5.4 ネットワーク構成 人事・給与システムのネットワーク構成は、 「別添4-5 ネットワーク構成図(政府共通 PF 移行後)」に示すとおりである。なお、「別添4-6 ネットワーク構成図(現行) 」に現 行の構成を示すので参考にすること。 5.5 アクセシビリティ要件 人事・給与システムは、各府省の全職員が利用する画面と各府省の人事・給与等業務を実 施するために利用する画面と異なるメニュー構成となっていることから、一貫したデザイン ポリシーの下、各府省の全ての職員にとって利用しやすいユーザビリティと情報アクセシビ リティを兼ね備えたものとしている。また、業務の効率的な遂行の観点から、容易な操作、 誤操作の防止に配慮したものとしている。アプリケーション改修等に当たっては、人事・給 与システムの適切なアクセシビリティを確保するよう、「画面デザイン・ガイドライン」7に 従って作成することとしている。 また、人事・給与システムにおいては、日本語で記述されたコンテンツのみを取り扱うこ ととしている。 7 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/090408_nyusatu_batten2-1.pdf http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/090408_nyusatu_betten2-2.pdf http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/090408_nyusatu_betten2-3.pdf -8- 6 テスト要件 人事・給与システムのテスト要件については、 「人事・給与関係業務情報システムに係るアプ リケーション保守業務 プロジェクト計画書」8、 「同 品質管理実施要領」9、 「同 単体テスト 10 11 実施要領」 、 「同 結合テスト実施要領」 、 「同 他システム連携テスト実施要領」12及び「同 総合テスト実施要領」13の各要領に記載した要件を実施すること。 7 移行要件 7.1 移行に係る要件 人事・給与システムの移行(これまで各府省等が独自に運用してきた現行のシステムから、 政府共通の人事・給与等関係業務システムへの移行)に係る要件は、「システム移行計画書 ガイドライン」14、 「人事・給与関係業務情報システムの教育計画書」15、 「ユーザコード作成 16 17 手引き(集中型) 」 、 「データ移行ツール操作説明書」 及び「移行ツール登録確認シート説 18 明資料」 に示すとおりである。 なお、各府省の移行スケジュールについては、「別添2-3 各府省等の導入予定時期」 に示すとおりである。 7.2 教育に係る要件 人事・給与システムの教育に係る要件は、「人事・給与関係業務情報システムに係るアプ リケーション保守業務 プロジェクト計画書」19及び「人事・給与関係業務情報システムに 係るアプリケーション保守業務 研修等実施計画書」20を参照のこと。 8 導入要件 人事・給与システムの導入要件については、「人事・給与関係業務情報システムの機器・ ソフトウェア賃貸借及び保守 調達仕様書」21、「人事・給与関係業務情報システムの機器・ ソフトウェア賃貸借及び保守(第二期) 調達仕様書」22、「人事・給与関係業務情報システ ムの機器・ソフトウェア賃貸借及び保守(第三期) 調達仕様書」23及び「人事・給与関係業 務情報システムの機器・ソフトウェア賃貸借及び保守(第四期) 調達仕様書」24を参照し、 政府共通プラットフォーム移行後の環境に適合させた上で記載した要件を実施すること。 8 この文書は閲覧可能である。 この文書は閲覧可能である。 10 この文書は閲覧可能である。 11 この文書は閲覧可能である。 12 この文書は閲覧可能である。 13 この文書は閲覧可能である。 14 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/jinkyu/21_ikoukeikaku.pdf 15 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/jinkyu/22_kyoikukeikaku.pdf 16 この文書は閲覧可能である。 17 この文書は閲覧可能である。 18 この文書は閲覧可能である。 19 この文書は閲覧可能である。 20 この文書は閲覧可能である。 21 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/090727_nyusatu.htm 22 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/100125_2_nyusatsu.htm 23 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/110316_3_nyusatsu.htm 24 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/120215_1_nyusatsu.htm 9 -9- 9 運用要件 人事・給与システムの運用要件については、 「人事・給与関係業務情報システム 運用センタ 運用設計書」25を参照し、政府共通プラットフォーム移行後の環境に適合させた上で記載した 要件を実施すること。また、これら設計書の変更が必要な場合には、人事院専門部門の承認を 得た上で、設計書等各種資料の改版作成も行うこと。 10 保守要件 10.1 ソフトウェア保守要件 人事・給与システムのソフトウェア保守要件については、「人事・給与関係業務情報シス テムに係るアプリケーション保守業務 調達仕様書」26「人事・給与関係業務情報システム に係るアプリケーション保守業務 プロジェクト計画書」27を参照すること。 10.2 ハードウェア保守要件 人事・給与システムのハードウェア保守要件については、「人事・給与関係業務情報シス テムの機器・ソフトウェア賃貸借及び保守 調達仕様書」28、「人事・給与関係業務情報シス テムのに係る機器・ソフトウェア賃貸借及び保守(第二期) 調達仕様書」29、「人事・給与 関係業務情報システムの機器・ソフトウェア賃貸借及び保守(第三期) 調達仕様書」30 及び 「人事・給与関係業務情報システムの機器・ソフトウェア賃貸借及び保守(第四期) 調達 仕様書」31 を参照し、政府共通プラットフォーム移行後の環境に適合させた上で記載した要 件を実施すること。 25 26 27 28 29 30 31 この文書は閲覧可能である。 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/110316_1_nyusatsu.htm この文書は閲覧可能である。 http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/090727_nyusatu.htm http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/100125_2_nyusatsu.htm http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/110316_3_nyusatsu.htm http://www.jinji.go.jp/tyoutatu/120215_1_nyusatsu.htm - 10 - 別添4-1 人事・給与システム全体構成図 【システムの利用方式】 集中型システムの利用 ・・・・・ 防衛省、警察庁を除く全府省 独立システム利用 ・・・・・ 防衛省、警察庁 人事・給与関係業務情報システム 給与システム ※)人事、給与、共済、勤務時間管理、宿舎管理 システム内 届出・申請 • • • • • 承認・認定 扶養親族 通勤届 住居届 扶養控除申告 ・・・・ • • • • • • • 凡例 内部処理 銀行振込 データ 手当認定情報 口座等情報 人事情報 住民税情報 勤務実績情報 宿舎控除情報 共済控除情報 計算結果情報 給与根拠情報 給与業務運用 継続用データ 日銀代理店 外部インタフェイス出力 給与計算 (月次、賞与、差額) 計算対象 管理情報 届出申請(※) 33万人 • • • • 源泉徴収 デ タ データ 税務署 明細書等 作成/配信 国税庁 外部インタフェイス入力 基準給与簿 職員別給与簿 各種資料 e-Tax対応データ 外部連携(データ提出) データベース 情報 利用府省 他システム連携 人事システム 勤務時間管理システム 異動事由 • 採用 ・転入 • 退職 ・配置換 • 昇格 ・昇給 届出・申請 等データ 申請事項 月次出勤情報 休暇等申請 データ デ タ 異動原案 作成 GIMA (職員等利用者共通認証基 盤) 月次勤務 実績データ 案情報管理 発令 主要出力デ タ 主要出力データ • 内示表 • 人事記録 • XXXXX • XXXXX インタフェイス 人事異動 通知書配信 職員情報 各サブシステムなど との連携を制御 宿舎控除 データ 月次管理情報 国有財産システム 宿舎基本情報 宿舎管理システム 共済控除 データ 官庁会計システム(ADAMSⅡ) 宿舎管理情報 調査機関 統計デ タ 統計データ 出力 統計抽出 統計用蓄積 データ 統計情報 宿舎異動 通知書等 汎用データ提供システム 統計用 連携データ 採用/ 登録・修正 帳票出力 (利用者の認証) (職員情報提供) 連携システム 人給データコピー 給与計算 給 算 支払情報 eTax 税納付情報 月次登録 非常勤システム 利用府省 入退去登録・修正 組合員 データ • 人事院 • 総務省 • その他 汎用データ 検索 日次管理情報 宿舎情報 データ 旅費用 職員データ 月次登録 調査統計システム 職員情報提供 月次手当 実績データ 利用者の認証 発令データ 更新 日次出勤情報 非常勤職員 情報 旅費システム 連携データ 国有財産 連携データ 官庁会計 連携データ GIMA 連携データ 地方公務員共済組合 共済システム 組合員情報 貸付情報 貸付登録・修正 貯金・保険・財形 情報 貯金・保険・財形 登録・修正 標準共済システム 地共済 組合員情報 共済システム 長期番号 共済システム 連携データ 貸付情報 組合員情報 組合員情報 短期給付情報 別添4-2 ハードウェア構成図(政府共通 PF 移行後) 図4-2-1 本番環境(政府共通 PF 移行後) 人事・給与システム ハードウェア構成図(本番環境) 【政府共通PF】 政府共通NWセグメント Dセグメント>本番>DB管理セグメント 政府共通NW ネットワーク機器等 【クラスタ管理サーバ x2台】 DB LAN ・Windows Server 2008 Dセグメント>本番>Web/AP管理セグメント [クラスタ構成] 【NFSサーバ】 ・RHEL5 業務LAN用L3スイッチ 負荷分散装置 各省庁 【NFSサーバ】 ・RHEL5 業務LAN用L2スイッチ [ブラウザ] 【ログサーバ】 業務LAN ・RHEL5 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 【インシデント管理サーバ】 [非常勤クライアント] 【人事・給与システム管理室】 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 [クラスタ構成] ・Windows Server 2008 【データ交換サーバ x2台】 【端末】 Dセグメント>本番>バックアップ管理セグメント ・RHEL5 [2台x1set=計2台] ・・ ・ [Oracle RAC構成] 【調査統計Web/APサーバ x2台】 ・Windows Server 2008 [2台x1set=計2台] 【バックアップサーバ】 ・RHEL5 ・Windows Server 2008 【DBサーバ x2台】 ・RHEL5 LAN [2台5set=計10台 ] 【テープライブラリ】 【Web/APサーバ x2台】 [ 凡例 ] ファイアウォール 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 ・RHEL5 [2台x7set=計14台] SAN 【ストレージ】 【非常勤Web/APサーバ x4台】 人事院 (本調達) 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 [クラスタ構成] ・Windows Server 2008 【FAQサーバ】 政府共通NW ( ・Windows Server 2008 人事院(4期) 【汎用データ提供DBサーバ】 【汎用データ提供Web/APサーバ】 政府共通PF 担当府省調達分 【汎用データ提供兼データバックアップ ストレージ装置】 SAN RHEL 5 【データバックアップ兼 管理サーバ】 【政府共通PF 管理室】 【テープライブラリ】 ファイアウォール データベースシステム 【データベースシステム DBサーバ×2台】 データスイッチ 監視用L2スイッチ [Oracle RAC構成] ファイア ウォール Dセグメント>検証> 運用セグメント LAN 運用LAN用L2スイッチ 検証環境Web/AP管理セグメント 検証環境DB管理セグメント ・・・ 【データベースシステム データベースストレージ】 検証環境バックアップ管理セグメント 運用管理LAN ゲートウェイサーバ 1 ファイアウォール 運用管理WAN 図4-2-2 検証環境(政府共通 PF 移行後) 人事・給与システム ハードウェ構成図(検証環境) 【政府共通PF】 政府共通NWセグメント 政府共通NW ネットワーク機器等 Dセグメント>検証>DB管理セグメント Dセグメント>検証>Web/AP管理セグメント 業務LANL3 スイッチ 負荷分散装置 各省庁 業務LANL2 スイッチ DB LAN [ブラウザ] 業務LAN 【人事・給与システム管理室】 [非常勤クライアント] 【Web/APサーバ x2台】 【端末】 ・RHEL5 Dセグメント>検証>バックアップ管理セグメント [Oracle RAC構成] 【データ交換サーバ x2台】 [ 凡例 ] ・RHEL5 【DBサーバ x2台】 ・RHEL5 【非常勤Web/APサーバ 】 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 ・Windows Server 2008 ・・・ 【バックアップサーバ】 ・RHEL5 ・Windows Server 2008 LAN 【ストレージ】 ファイアウォール SAN 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 【調査統計Web/APサーバ】 人事院 【テープライブラリ】 ・Windows Server 2008 (本調達) 政府共通NW 【NFSサーバ】 ・RHEL5 【Web/APサーバ x2台】 別調達にて移設 RHEL 5 人事院(4期) 政府共通PF 担当府省調達分 【政府共通PF 管理室】 ファイアウォール ・・・ ファイア ウォール Dセグメント>本番> 本番環境Web/AP管理セグメント 本番環境DB管理セグメント 運用セグメント LAN 運用LAN用L2スイッチ 本番環境Wバックアップ管理セグメント 運用管理LAN ゲートウェイサーバ 2 ファイアウォール 運用管理WAN 図4-2-3 業務評価環境(政府共通 PF 移行後) 人事・給与システム ハードウェ構成図(業務評価環境) 【業務評価環境】 (人事院電子計算機室) Web/AP管理セグメント DB管理セグメント バックアップ管理セグメント ファイアウォール L3スイッチ 【データ交換サーバ】 ・RHEL5 【Web/APサーバ×2台】 ・RHEL5 【調査統計Web/APサーバ】 人事院 ・Windows Server 2008 ( [ブラウザ] 【DBサーバ】 L2 ス イ ッ チ ・RHEL5 【調査統計DBサーバ】 SAN ・Windows Server 2008 【非常勤Web/APサーバ】 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 ・Windows Server 2008 [非常勤クライアント] (人事院電子計算機室) 端末 [プリンタ複合機] 政府共通NW [ 凡例 ] 人事院 (本調達) 【政府共通PF管理室】 ファイアウォール 政府共通PF 担当府省調達分 LAN 【政府共通PF】 運用管理セグメントへ 3 【ストレージ】 図4-2-4 擬似環境(政府共通 PF 移行後) 人事・給与システム ハードウェ構成図構成図(擬似環境) 【人事・給与システム管理室】 擬似環境セグメント 【人給Web/AP/DBサーバ】 ・RHEL5 【無停電電源装置】 ・Windows Server 2008 【調査統計Web・AP/DBサーバ】 V P N ル Internet接続 ー L2 ス イ ッ チ 【非常勤Web・AP/DBサーバ】※1 タ ・Windows Server 2008 Internet接続 新ヘルプデスク (別調達) 端末 [ 凡例 ] 人事院 (本調達) ※1 外付LTOドライブを接続。 4 別添4-3 ハードウェア構成図(現行) 図4-3-1 本番環境 ハードウェア構成図(現行) システム構成図(本番環境) 【共同利用センター】 【共同利用システム基盤】 Web/AP管理セグメント 霞が関WAN DB管理セグメント (4) 【クラスタ管理サーバ x2台】 ・RX100 S5 ・Windows Server 2008 (1) L3スイッチ 業務LAN 各省庁 [ブラウザ] (3) ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 負 荷 分 散 装 置 【NFSサーバ】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 ・ハードディスク追加 ・RHEL5 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 [2台x1set=計2台] 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 (8) 【調査統計Web/APサーバ x2台】 [非常勤クライアント] ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 [2台x1set=計2台] L2 ス イ ッ チ [ 凡例 ] (6) 【インシデント管理サーバ】 (7) 【データ交換サーバ x2台】 (9) (10) (11) (12) 人事院 (1、2、3期) 【Web/APサーバ x2台】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 [2台x7set=計14台] (13) [クラスタ構成] 【NFSサーバ】 ・RHEL5 (5) 【ログサーバ】 (2) 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 [クラスタ構成] (14) バックアップ管理セグメント [Oracle RAC構成] (15) (17) 【バックアップサーバ×5台】 ・RHEL5 ・Windows Server 2008 【DBサーバ x2台】 ・RHEL5 【非常勤Web/APサーバ x4台】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 [2台x4set=計8台 ] 【FAQサーバ】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2003 (18) 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 【システムバックアップサーバ】 ・PRIMERGY RX100 S6 ・Windows Server 2008 【テープライブラリ】 SAN (19) 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 [クラスタ構成] 【ストレージ】 (16) 人事院(4期) データベースシステム (20) 共同利用システ ム基盤調達分 【執務室】 (23) (23-1) 【Web/APサーバ x2台】 (23-2) ス イ ッ チ 【データベースシステム DBサーバ×2台】 (22) (21) 【汎用データ提供Web/APサーバ】 L2 ス イ ッ チ 【データベースシステム データベースストレージ×3台】 (28) 運用管理端末 [4期] 5台追加 [Oracle RAC構成] (24) ・・ ・ 【汎用データ提供DBサーバ】 (26) 【汎用データ提供兼 データバックアップストレージ装置】 SAN (25) 【データバックアップ兼 (27) 管理サーバ】 (23-3) 運用管理LAN L2スイッチ 1 【データバックアップ テープ装置】 図4-3-2 検証環境 ハードウェア構成図(現行) システム構成図(検証環境) 【共同利用センター】 【共同利用システム基盤】 Web/AP管理セグメント DB管理セグメント バックアップ管理セグメント 霞が関WAN (1) (14) 【バックアップサーバ】 ・Windows Server 2008 L3スイッチ 業務LAN (2) 各省庁 負 荷 分 散 装 (4) 【データ交換サーバ x2台】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 [ブラウザ] [非常勤クライアント] (3) [クラスタ構成] 【NFSサーバ】 ・RedHat Enterprise Edition5 (10) (15) 【テープライブラリ】 【NFSサーバ】 ・RedHat Enterprise Edition5 (16) SAN L2 ス イ ッ チ 【ストレージ】 (11) 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 (5) 【調査統計Web/APサーバ x2台】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 (6) 【Web/APサーバ x2台】 本番環境へ移設 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 [クラスタ構成] 【調査統計DBサーバ】 ・Windows Server 2008 [Oracle RAC構成] 【DBサーバ x2台】 ・RedHat Enterprise Edition5 (12) [クラスタ構成] 【非常勤DBサーバ】 (13) 【執務室】 (7) 【Web/APサーバ x2台】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 [ 凡例 ] [3期] ・Windows Server 2008 (8) 【非常勤Web/APサーバ x2台】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 人事院(1、2期) [プリンタ] (17) (9) (8) 【構成管理サーバ】 【非常勤DBサーバ】 ・Windows Server 2008 [運用管理端末] ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 ・・・ 人事院(3期) ※データベースソフトウェアは参画システムで 調達を担当 共同利用システ ム基盤調達分 (3) 運用管理LAN 2 L2スイッチ 図4-3-3 業務評価環境 ハードウェア構成図(現行) システム構成図(業務評価環境) 【業務評価環境】 Web/AP管理セグメント (1) (2) FW DB管理セグメント (3) L3スイッチ 【データ交換サーバ】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 (4) 【Web/APサーバ】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・RHEL5 (7) (5) 人事院 【調査統計Web/APサーバ】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 (6) [ブラウザ] バックアップ管理セグメント 【非常勤Web/APサーバ】 ・PRIMERGY BX620 S5 ・Windows Server 2008 L2 ス イッ チ (8) 【DBサーバ】 ・PRIMERGY RX300 S5 ・RedHat Enterprise Edition5 (9) 【調査統計DBサーバ】 ・PRIMERGY RX300 S5 ・Windows Server 2008 (11) SAN 【ストレージ】 ・ETERNUS4000 モデル400 (10) 【非常勤DBサーバ】 ・PRIMERGY RX300 S5 ・Windows Server 2008 [非常勤クライアント] [プリンタ] [ 凡例 ] (12) 人事院(1期) (13) 3 [操作端末] 図4-3-4 擬似環境 ハードウェア構成図(現行) システム構成図(擬似環境) 【執務室】 擬似環境セグメント (3) (1) 【人給Web/AP/DBサーバ】 ・PRIMERGY TX120 S2 ・RHEL5 (4) 【無停電電源装置】 ・Smart-UPS 750J 【非常勤Web・AP/DBサーバ】※1 ・PRIMERGY TX120 S2 ・Windows Server 2008 (5) 【調査統計Web・AP/DBサーバ】 ・PRIMERGY TX120 S2 ・Windows Server 2008 L2 ス イ ッ チ V P N ル Internet接続 ー (6) (2) タ Internet接続 ヘルプデスク 担当業者 [ 凡例 ] [運用管理端末] 人事院(2期) ※1 外付LTOドライブが接続されている。 4 別添4-4 アプリケーション構成一覧 表1 アプリケーション構成一覧 サーバ種別 Web/AP サーバ 項目 詳細仕様 OS ・Redhat Enterprise Linux 5(Intel64) Java 開発・実行環境 ・JDK 5 Web/アプリケーションサー ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 バ機能 ・Interstage List Creator Enterprise Edition V7 人・給システムアプリケー ションプログラム データベースコネクタ ・JDBC 帳票ソフトウェア ・SVF Connect SUITE Standard ・SVF for PDF ・SVFX-Designer 運賃検索ソフトウェア ・駅すぱあと イントラネット Ver.2 Java 環境 MS Ofiice ドキュ ・Apache POI 3.0 メント取扱いソフトウェア DB サーバ Java 環境ログ API ・Log4J ネットワーク冗長化 ・PRIMECLUSTER /GLS OS ・Redhat Enterprise Linux 5(Intel64) ・四期のみ OLE5 データベースソフトウェア ・Oracle Database 11g Release 2 ・Oracle Real Application Cluster ・Oracle Pertitioning ・Oracle Diagnostics ・Oracle Tuning Pack ネットワーク冗長化 非常勤 Web/AP サーバOS 開発環境 ・PRIMECLUSTER /GLS ・Windows Server 2008 Enterprise Edition ・.net Framework Web/アプリケーションサー ・SDAS for .NET /eProad for Server with List Option V3 バ機能 非常勤パッケージ ・メーカー:富士通パブリックソリューションズ ・パッケージ名称:非常勤職員等任用・給与システム ・型名:A2090915 非常勤 DB サーバ ネットワーク冗長化 ・PRIMECLUSTER /GLS OS ・Windows Server 2008 Enterprise Edition データベースソフトウェア ・SQL Server 2008 Enterprise Edition ・その他 データ交換サーバ クラスタ機能 ・Microsoft Cluster Service OS ・Redhat Enterprise Linux 5(Intel64) 1 Java 開発・実行環境 ・JDK 5 Web/アプリケーションサー ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 バ機能 人・給システムアプリケー 他システム連携、府省間連携用部分 ションプログラム NFS サーバ データベースコネクタ ・JDBC Thin ドライバ クラスタ機能 ・PRIMECLUSTER HA Server ネットワーク冗長化 ・PRIMECLUSTER /GLS OS ・Redhat Enterprise Linux 5(Intel64) ファイル共有機能 ・nfsd クラスタ機能 ・PRIMECLUSTER HA Server ネットワーク冗長化 ・PRIMECLUSTER /GLS 調査統計 Web/AP サー OS ・Windows Server 2008 Enterprise Edition バ ・.net Framework 開発・実行環境 人・給システムアプリケー 調査統計システム部分 ションプログラム Web/アプリケーションサー ・Internet Information Server バ機能 調査統計 DB サーバ 帳票ツール ・SQL Server Reporting Services OS ・Windows Server 2008 Enterprise Edition データベースソフトウェア ・SQL Server 2008 Enterprise Edition クラスタ機能 ・Microsoft Cluster Service ETL ツール ・SQL Server 2008 Integration Services 表計算ツール ・Microsoft Office Excel 2007 データベースコネクタ ・ODBC データ分析ツール ・SQL Server Alanysis Services 汎 用 デ ー タ 提 供 OS Redhat Enterprise Linux 5(Intel64) Web/AP サーバ JDK 5 開発・実行環境 Web/アプリケーションサー ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 バ機能 ・Interstage List Creator Enterprise Edition V7 人・給システムアプリケー 汎用データ提供システム部分 ションプログラム 汎用データ提供 DB サ OS ーバ ・Redhat Enterprise Linux 5(Intel64) データベースソフトウェア ・Oracle Database 11g Release 1 ・Oracle Real Application Cluster ・Oracle Pertitioning ・Oracle Diagnostics ・Oracle Tuning Pack ネットワーク冗長化 PRIMECLUSTER /GLS 2 システム移行ツール OS ・Windows XP,Windows Vista 開発・実行環境 ・Microsoft Access 2003, 2007 開発言語 ・VBA 3 別添4-5 ネットワーク構成図(政府共通PF移行後) A省 省内WAN B省 省内WAN FW Z省 省内WAN FW 財務省 共済組合 国有財産システム ヘルプデスク 標準共済システム ヘルプデスク内 官庁会計システム FW FW 政府共通NW 政府共通プラットフォーム 人事院 人事院内LAN 職員等利用者共 通認証基盤 FW インターネット FW PF内LAN Dセグメント(持込み機器エリア) 業務評価環境 本番環境 L3 SW L2 SW WebAPサーバ群 人給システム管理室 検証環境 L3 SW L3 SW L3 SW L3 SW LB LB LB LB 擬似環境 FW L3 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW DBサーバ群 DBサーバ群 DBサーバ群 DBサーバ群 人事・給与システム L2 SW DBサーバ群 FW ファイアウォール LB 負荷分散装置 L3 SW レイヤ3スイッチ L2 SW レイヤ2スイッチ VPN VPNルータ 管理室内LAN PF内運用LAN 運用セグメント インターネット FW 運用専用WAN FW 共通PF管理室 管理室内LAN FW 政府共通NW FW FW 別添4-6 ネットワーク構成図(現行) A省 省内WAN B省 省内WAN Z省 省内WAN 財務省 共済組合 国有財産システム FW FW ヘルプデスク ヘルプデスク内 標準共済システム FW 官庁会計システム VPN インターネット 政府共通NW 共同利用システム基盤 人事院 人事院内LAN FW FW 職員等利用者共通認証基盤(GIMA) センタ内LAN マシン室 業務評価環境 本番環境 L3 SW L2 SW 擬似環境 VPN 検証環境 L3 SW L3 SW L3 SW L3 SW LB LB LB LB L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW 人事・給与システム L2 SW WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 WebAPサーバ群 L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW L2 SW DBサーバ群 DBサーバ群 DBサーバ群 DBサーバ群 DBサーバ群 管理室内LAN FW ファイアウォール LB 負荷分散装置 L3 SW レイヤ3スイッチ L2 SW レイヤ2スイッチ VPN VPNルータ 別添5 政府共通 PF への移行に伴う考慮事項 表 1 政府共通 PF への移行(1) 資源提供環境(概要) 統合パターン仮想サーバ提供(IA系)物理サーバ提供(IA系) (a) (b) (a) (b) No. 1 業務アプリケーションプ ログラム 機器持込み (d) (e) 備考(統合パターンdの場合) ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2 施設 ● ● ● ● ● ● 3 仮想サーバ ● ● - - - - 4 仮想化ソフトウェア ● ● - - - - 5 ミドルウェア ● ○ ● ○ ○ ○ 6 監視業務 ● ● ● ● ●/○ ●/○ ウイルス監視、物理的な監視及び死活監視等の基 本的な監視は政府共通PF担当府省が実施する。 7 運用業務 ● ● ● ● ○ ○ 運用用のゲートウェイサーバを政府共通PF担当府 省が提供し人事院側からのリモートアクセスにより 運用・管理を可能とする。 8 物理サーバ ● ● ● ● ○ ○ 賃貸借・保守は対象システムが実施する。 9 ネットワーク ● ● ● ● ● ○ 施設監視、入退館管理、機器の目視監視、ラックの 施錠管理等は政府共通PFが実施する。 ウイルス対策、監視エージェント、ログ監視エージェ ントは政府共通PF担当府省が提供し、インストー ル、設定を対象システムが実施する。 本調達では資源提供環境の提供パターン(d)を採用する。 凡例 ●政府共通プラットフォームが提供する資源 ○統合・集約化対象システムが整備する資源 表 2 政府共通 PF への移行(2) 責任分界点の現行システムからの変更箇所(概要) 項目 変更 現状 共同利用システム基盤 人給 人給 ミドルウェア 人給 人給 OS 人給 人給 人事・給与システムアプリケーションプログラム AP・DBサーバ共通 AP サーバ 人給 人給 OS ハードウェア レ 共同利用システム基盤 人給 ハードウェア レ 共同利用システム基盤 人給 人給 人給 政府共通NW 政府共通NW なし 共通PF運用専用回線 共同利用システム基盤 政府共通PF 共同利用システム基盤 政府共通PF 構内ネットワーク 共同利用システム基盤 政府共通PF 施設提供府省管理室 共同利用システム基盤 中央合同庁舎 共同利用システム基盤 人給 DBサーバ Storage ェ 機 器 一期調達 二期調達 ソ 三期調達 フ ト ウ ア 四期調達 今回 政府共通PF ハードウェア ソフトウェア(OS、ミドルウェア) (業務WAN) ネットワーク (運用専用回線) 機械室・ラック データセンタ施設 電源・空調 人事・給与システム管理室 レ 人事・給与システム管理室 ~中央合同庁舎間の回線 レ 管理室施設 共同利用システム基盤内LANで 接続していたため特段の回線敷 設は不要であった。 人事・給与システムの運用 人給の負担で回線を敷設し政府 共通NWに接続する事が必要 人給 人給 監視 レ 共同利用システム基盤 政府共通PF/人給 ウイルス対策 レ 共同利用システム基盤 政府共通PF/人給 データバックアップ・遠隔地保管 レ 共同利用システム基盤 人給 運用管理 -1- 表 3 政府共通 PF への移行(3) 機器・ソフトウェア・NW・運用の変更(概要) 項目 変更 現状 共同利用システム基盤 今回 政府共通PF 人給、非常勤、調査統計 人給、非常勤、調査統計 レ ORACLE11gR1/R2 ORACLE11gR2 アプリケーションプログラムに大幅なプロ グラム改修を発生させないこと。12に アップグレードする計画はない。 APサーバ レ RHEL 5.3 5.7 RHEL 5.8 DBサーバ Storage レ RHEL 5.3 5.4 5.7 RHEL 5.8 サーバハードウェア レ 4コア2CPU中心 8コア1CPUも可能 監視エージェント レ JP1エージェント Hinemosエージェント (政府共通PF共通、オープンソー 変更があるので注意すること。 ス) ログ監視等エージェント レ なし splunk (政府共通PF共通、オープンソー 変更があるので注意すること。 ス) ウイルス対策エージェント sophos sophos (政府共通PF共通) データバックアップソフトウェア Net Vauilt Net Vauilt 政府共通NW(20Gbps) 政府共通NW(20Gbps) 耐荷重500kg/㎡ 耐荷重800kg/㎡ 冗長化電源100V/200V対応 施設に非常用発電装置を装備 機械室全体で温度管理を実施 冗長化電源100V/200V対応 施設に非常用発電装置を装備 機械室全体で温度管理を実施 アプリケーション プログラム AP・DBサーバ共通 ミドルウェア OS ェ 機 器 ソ フ ト ウ ア 'ネットワーク(WAN) 施 設 機械室・ラック レ 電源・空調 アプリケーションプログラムに大幅なプロ グラム改修を発生させないこと。RHEL6 にアップグレードする計画はない。 最新のサーバ機器のCPU性能の現状 を考慮し、性能を落とさない限りはCPU 数とコア数の配分が異なるものも容認 する。 変更無し 外部との接点ではIPv6対応にしておく 本番環境、検証環境のNWの分離を行 うFWを置くこと。 変更無しと想定 業務用ネットワーク 回線容量 レ 霞が関WAN 基幹1Gbps 外部400Mbps 政府共通NW WAN基幹10Gbps 外部2Gbps 本調達では機器間通信速度 を10Gbpsにする 運用用ネットワーク 回線容量 レ 基盤内運用LAN (1Gbps) 運用専用WAN経由の リモート接続100Mbps ネットワーク(人事・給与システム管理 室ー政府共通PF管理室)の敷設が必 要。<本調達外> 業務用ネットワーク 接続ポイント数 レ 2ポイント (本番環境、検証環境) 2ポイント (本番環境&検証環境、運用) ・人事・給与システムFW機器で本番と 検証を分離すること。 ・運用用のネットワーク内部設計を新規 に実施すること。 <本調達> 施設提供府省執務室 政府共通PF管理室 レ 共同利用システム基盤データセ 今後政府共通PF担当府省が ンタ施設内に担当府省が設置 中央合同庁舎に調達予定 人事・給与システム管理室 レ 共同利用システム基盤データセ 人事・給与システム側が施設外 施設及び運用サービス支援業務を別途 ンタ施設内に担当府省が提供 に別途調達 調達する。 エージェントによる監視 レ エージェントによるログ監視 レ エージェントによるウイルス監視 レ 通信ネットワーク 運 用 管 理 留意すべき事項 政府共通PFへの移行に伴うアプリケー ションプログラム改修を発生させないこ と。 データバックアップ運用 テープ運用 レ 設置される作業室を申請により一時利 用することが可能となる。 政府共通PF担当府省の共通監視メ 政府共通PF担当府省と調整し内 ニューにないものを、人給システムの特 共同利用システム基盤担当府省 容を決定/人給側でも独自に設 質に合わせて追加可能であるため、人 と調整し内容を決定 事院専任部門と調整の上、監視項目を 定、実施 決定すること。 バックアップセグメント全体の機器SW管 理、運用及びバックアップテープの定期 共同利用システム基盤担当府省 人給側でも独自に設定、実施が 的な操作等が人給側になるため、人事 と調整し内容を決定 可能 院専任部門と調整の上、監視項目を決 定すること。 人事・給与システムの FAQ システムは OS(MS Windows)、MW(MS SQLserver)、パッケ ージソフトウェア(TrueTeller)も見直しを実施すること。 -2- 表 4 政府共通 PF への移行(4) 各業務別の留意点(概要) No 分類 ① 機器・ソフト ウェア 業務別の留意点 1)政府共通PFの利用(機器持込パターンの選択) ・基盤施設内に機器を持込み設置、運用すること。 ※施設、電源、空調、監視、現物管理(所在、設置状況)は政府共通PF担当府省が 実施。 ・施設におけるラック要件(本数、耐荷重)等を充足すること。 ・施設を担当する府省との責任分界の変更(DBサーバ、Storageの取込)に留意すること。 2)政府共通NWの利用(ネットワーク構成・性能、セグメント分け) ・業務用NWと運用管理NWを分離、運用管理はリモート操作を前提とすること。 ・業務用NW内の回線速度の高速化に対応し、NW機器を選定・設計すること。 ・本番環境と検証環境のNW分離を人事・給与システムのセグメント内で実施すること。 3)OS、ミドルウェアは現状を基本とし、マイナーバージョンアップを一部行う。また、一部は 政府共通PF共通のものを指定するので留意すること。 4)情報セキュリティへの対応 ・新たな環境下での情報セキュリティリスクの識別と対応を行うこと。(移送データ等) ・過去のインシデントで資源や機器の性能等で回避できたものへの対処(メモリ、HDD の容量等)を実施すること。 ・資源の有効活用及び障害の未然防止のためのキャパシティ管理を強化した監視体制 を構築すること。 ・データバックアップの人給側での実施に伴い、業務継続のためのデータ資産の管理・ 保全方法を見直すこと。 ・コストダウン(一部サーバの統合、冗長構成の見直し、CPUのグレード見直し)提案を 受け付ける。 5)技術提案の受付。 ・定量的な裏付けをもって機器構成、機器スペックを提示した上で、同等以上の性能と なる機器構成提案を受け付ける。 ② 府省データの 移行 1)データ移送方法(ルート等) ・データ移行計画において計画停止の業務影響(本番稼働府省がある)を考慮すること。 ・移行ルートはデータ移行計画において移送データの機密性保持、作業効率を考慮すること。 2)データ移行が成功することを保証すること。 ・手順の整備と移行リハーサルによる事前検証と移行データ投入後の確認方法など、 データ移行を成功させる手順を提示すること。 3)データ移行のタイミングにおける府省の状況 ・本番稼働中、並行稼働中など移行データ量、停止可能時間等、利用状況が府省により 異なることを十分理解しながら計画を立案すること。 ③ アプリケーショ ンプログラム の動作確認 1)テストの妥当性、効率性を確保したデータの指定方法を提案すること。 2)現行との相違を考慮した試験 ・OS、ミドルウェアのマイナーバージョンアップ※1について、人事・給与システムのアプリ ケ-ションプログラムが現行システムと同じ動作をすることを確認すること。 ・他システム※2との連携及び政府共通プラットフォームの新しい基盤においても、 人事・給与システムが正しく機能することを確認すること。 ※1:OS については、Red Hat Enterprise Linux5.3 等から 5.8、ミドルウェアについては、 Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 1 から Release 2 のマイナーバージョ ンアップを想定している。 ※2:他システム:官庁会計システム、職員等利用者共通認証基盤(GIMA)、国有財産総合情 報管理システム、共済組合事務システムをいう。 -3- 表 5 政府共通 PF への移行(5) 日程に係る留意点(概要) 分類 機器・ソフト ウェア 日程に係る留意点 ・平成26年2月末までに機器構築を完了させること。 ・平成25年10月1日より「政府共通プラットフォームメイン拠点」が稼働 する予定のため、新しい環境への機器の据置及び施設の利用を前 提としたテストはこの時点より実施可能である。 ・人事院専任部門の承認に基づき、新しい環境でなくとも可能なテスト 作業を、受託者が用意した環境で実施することを容認する。 府省データの ・平成26年10月末に現行システムの施設が稼働を停止するため、 平成26年9月末までに府省のデータ移行を完了させること。 移行 ・平成26年2月末までに機器構築を完了させ、新しい環境で本調達機 器を使用したデータ移行リハーサルを実施すること。 ・さらに、アプリケーションプログラムの動作確認を完了させ、それ以後、 本調達機器に府省の移行データを投入すること。時期は平成26年 4月1日より予定している。 ・なお、第四期調達機器を使用している大規模府省データの移行作業 は本調達外(平成26年4月1日以後予定)である。 アプリケーショ ・平成26年4月1日以後、府省データの移行を実施するため、それまで ンプログラム に動作確認を完了させること。 の動作確認 ・平成26年2月末までの機器構築期間を終了させ、それ以後、新しい 環境で本調達機器を使用した動作確認を実施すること。 ・人事院専任部門の承認に基づき、新しい環境でなくとも可能な動作 確認作業を、受託者が用意した環境又は移行前の資源(平成26年 4月1日時点では移行完了前の府省があるため)を利用して実施す ることを容認する。 以上 -4- 別添6 納入成果物等一覧 表1 納品物一覧 成果物 (1)計画関係 プロジェクト計画書 機器導入計画書 (2)中間成果物 機器、ソフトウェア及び付属品一式 運用業務支援プログラムの設計仕様書 (3)成果物 基盤設計書 契約締結後2週間以内に納入すること ● 契約締結後3週間以内に納入すること ※ ● ● ■ 運用・保守マニュアル一式 ● 運用・保守マニュアル 別添 操作マニュアル ● 人給システム更新機器保守マニュアル ● 政府共通プラットフォーム移行対象シ ステム移行設計書 政府共通プラットフォーム移行対象シ ステム移行計画書 政府共通プラットフォーム移行対象シ ステムサービス利用依頼書 データ移行計画書 納入時期 ● 運用業務支援プログラム 単体テスト仕様書及び単体テスト実施 報告書 総合テスト仕様書、総合テスト実施報 告書 動作確認仕様書、動作確認実施報告書 ※) 提出形式 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること ● 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること ● 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること ● 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること ● ● ● 人事院専任部門の指示に従うこと 人事院専任部門の指示に従うこと 人事院専任部門の指示に従うこと 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 データ移行手順書 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 データ移行リハーサル作業報告書 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 データ移行作業報告書 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 技術支援実施報告書 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 プロジェクト完了報告書 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 保守体制表 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 保守計画書 ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 納品物リスト ● すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 災害復旧訓練参加報告書 ● すること 提出形式凡例 ●書面及び電子ファイル、※現品 ■電子ファイル 中間成果物に係る納入時期については、プロジェクト計画書に明記すること。 ● 表2 提出物一覧 提出物 提出形式 (1)計画関係 機器及びソフトウェアに係る賃貸借料 の内訳 納入品仕様詳細及び数量 ● ● 納入時期 受託者決定後後すみやかに納入すること 受託者決定後後すみやかに納入すること 作業体制表 ● 契約締結後2週間以内に納入すること 納入工程表 ● 契約締結後2週間以内に納入すること 電源容量計算書 ● 電源容量計算書の内訳 ● 発熱量計算書 ● 発熱量計算書の内訳 ● 要件定義書 ● 運用要件定義書 ● (2)その他 動作確認テストデータ 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 該当フェーズの終了後、1ヶ月以内に納入 すること 人事院専任部門の指定の期日までに提出す その他指示するもの ● ること 提出形式凡例 ●書面及び電子ファイル、※現品 ■電子ファイル ■ 1/1 人事・給与関係業務情報システムの 機器及びソフトウェア賃貸借・保守 (政府共通プラットフォームへの移行) 調達仕様書(案)別添7 機器・ソフトウェアの詳細仕様 1 目次 調達仕様書別添7 .............................................................. 1 機器・ソフトウェアの詳細仕様................................................... 1 1. 調達機器詳細仕様....................................................... 3 2. 本番環境 .............................................................. 3 3. 検証環境 ............................................................. 39 4. 業務評価環境.......................................................... 62 5. 擬似環境 ............................................................. 79 6. 人事・給与システム管理室等 ............................................ 87 7. 共通事項 ............................................................. 90 2 1. 調達機器詳細仕様 人事・給与システムは、用途により本番環境、検証環境、業務評価環境及び擬似環境に 分類される。次項「2.本番環境」より環境別の詳細仕様を記す。なお、ライセンス数につ いては、「人事・給与関係業務情報システムに係る機器・ソフトウェア賃貸借及び保守(第 一期~第四期)納入品仕様詳細及び数量」を参照のこと。 2. 本番環境 通常の運用に利用する環境である。政府共通プラットフォーム担当府省が指示する場所 に設置する。 以下に示すコンポーネントにより構成する。 表2-1本番環境に使用する機器 番号 機器 調達数 (1) 人給 Web/AP サーバ 14 台 (2) 人給 DB サーバ 10 台 (3) 非常勤 Web/AP サーバ 4台 (4) 非常勤 DB サーバ 2台 (5) 調査統計 Web/AP サーバ 2台 (6) 調査統計 DB サーバ 2台 (7) データ交換サーバ 2台 (8) インシデント管理サーバ 1台 (9) ログサーバ 1台 (10) FAQ サーバ 1台 (11) NFS(Network File System)サーバ 2台 (12) クラスタ管理サーバ 2台 (13) バックアップサーバ(Linux) 1台 (14) バックアップサーバ(Windows) 1台 (15) ストレージ装置 1式 (16) テープライブラリ装置 1式 (17) 業務 LAN 用 L3 スイッチ ※ (18) 負荷分散装置 ※ (19) 業務 LAN 用 L2 スイッチ ※ (20) 運用 LAN 用 L2 スイッチ ※ (21) DBLAN 用 L2 スイッチ ※ 3 備考 Web ストレージにも利用 (22) SAN 用 FC スイッチ ※ (23) 人給 Web/AP サーバ(四期調達分) - (24) 人給 DB サーバ(四期調達 EXADATA 分) - (25) 汎用データ提供 WEB/AP サーバ(四期調達分) - (26) 汎用データ提供 DB サーバ(四期調達分) - (27) バックアップ兼管理サーバ(四期調達分) - (28) L2 スイッチ(四期調達分) - (29) ストレージ用 FC スイッチ(四期調達分) - (30) 監視用 L2 スイッチ(四期調達分) - (31) データスイッチ(四期調達分) - (32) (33) 汎用データ提供兼データバックアップストレー - ジ装置(四期調達分) データベースシステムデータベースストレージ - 装置(四期調達分) (34) テープライブラリ装置(四期調達分) - (23)~(34)の機器は今回の調達範囲ではないが、基盤設計に含めること。 ※は必要数を調達するため必要数を提案すること。サーバについては、負荷・容量等を考慮してあ れば集約する事も可能である。 主な機器以外に、KVM(Keyboard, Video & Mouse )装置、CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意する こと。 (1)人給 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-2本番環境 人給 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base 2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 4 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 サーバ管理機能 ・IPMI に対応していること。 ・遠隔での電源投入、電源停止、再起動の機能を有すること。 ・ハードウェアの状態を SNMP で送信できること。 ・サーバ本体の CPU 等とは別のモジュールで動作し、サーバ本体の故障 の際にもハードウェアの制御が可能であること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-3本番環境 人給 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 人事・給与システムアプ ・人事院専任部門より提供する。インストールと設定を実施すること。 リケーションプログラム Java 開発実行環境 ・java による開発のために必要なコンパイラなどのツール群を用意す ること。 ・アプリケーションサーバが実行可能なこと。 ・開発環境は、Windows 環境での開発を行うことができること。 5 Web/アプリケーションサ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 ーバ機能 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 メール送信機能 ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 Web/AP コネクタ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 データベースコネクタ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 帳票ソフトウェア ・以下のパッケージを導入すること。 SVF Connect SUITE Standard SVF for PDF Linux 版 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 Java 環境 MS Office ドキ ・ApachePOI3.0(オープンソース) ュメント取扱いソフトウ ェア java 環境ログ API ・Log4J パッケージ(オープンソース) ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 6 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・ Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 経路検索 駅すぱあとイントラ版 ver2 100 ライセンス版を 2 つ。 10 台の AP サーバにインストールし負荷を分散させること。 (2)人給 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-4本番環境 人給 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 ・ファイバーチャネルに対応すること。 ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス 拡張スロット ロットを 1 つ以上有すること。 7 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 その他 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表2-5本番環境 人給 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 DBMS ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) ウイルス対策エージェン ・本調達ではウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)のライ ト センスのみを導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 8 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本機 ト 器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (3)非常勤 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-6本番環境 非常勤 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ イス 拡張スロット ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 9 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 その他 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-7本番環境 非常勤 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008(64bit)であること。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 非常勤システムアプリケ ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ーションプログラム Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 であること。 ーバ機能 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 10 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・NetVault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要とな るプラグインも含めること。 ・NetVault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (4)非常勤 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-8本番環境 非常勤 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 11 (イ)ソフトウェア要件 表2-9本番環境 非常勤 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 DBMS ・Microsoft SQL Server 2008 であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 12 (5)調査統計 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-10本番環境 調査統計 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(10,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-11本番環境 調査統計 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 13 非常勤システムアプリケ ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ーションプログラム Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 OA ソフトウェア ・Microsoft Office Professional Plus 2010 同等品 ソフトウェアアシュアランス4年付きもしくは履行期間中のバー ジョンアップが随時行えること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (6)調査統計 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-12本番環境 調査統計 DB サーバ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・ラックマウント型とすること。 14 ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロ CPU セッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(10,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成 とすること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージから ブートする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能な スロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表2-13本番環境 調査統計 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日サポートサービス付であること。 DBMS ・Microsoft SQL Server 2008 であること。 15 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達さ ト れたものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが 調達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方 法に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラ びログ等監視エージェン ットフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープン ト ソース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器では ト バックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達す る。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、 必要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (7)データ交換サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-14本番環境 データ交換サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロ セッサであること。 ・SPECint_rate_base 2006 のスコアが 100 以上のプロセッサを1個以 上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・16GB 以上搭載すること。 16 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成 とすること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージから ブートする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能な スロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表2-15本番環境 データ交換サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 DBMS ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) 17 ウイルス対策エージェン ・本調達ではウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)のライ ト センスのみを導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本機 ト 器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (8)インシデント管理サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-16本番環境 インシデント管理サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 100 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・4GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・1TB(7,200rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成とす ること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブート する方式を認める。 18 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-17本番環境 インシデント管理サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 ファイル共有ソフト ・Proself ver3であること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 19 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (9)ログサーバ (ア)ハードウェア要件 表2-18本番環境 ログサーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 100 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・4GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(10,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 20 ・OS をバンドルすること。 その他 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-19本番環境 ログサーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日サポートサービス付であること。 Web/ ア プ リ ケ ー シ ョ ン サ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達さ ト れたものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが 調達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方 法に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、 びログ等監視エージェン 政府共通プラットフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK ト (ともにオープンソース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 21 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器では ト バックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達す る。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、 必要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (10) FAQ サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-20本番環境 FAQ サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ又は相当のプロセッサ であること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 100 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・4GB 以上搭載すること。 ハードディスク ・1TB(7,200rpm)以上の HDD の 2.5 インチ HDD を 2 台以上搭載し RAID1 ドライブ 構成とすること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージ からブートする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワーク ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 インタフェイス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress 又は PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なスロ ットを 1 つ以上有すること。 22 項目 詳細仕様 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-21本番環境 FAQ サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・x86 アーキテクチャでの動作をサポートするマルチユーザ・マルチ タスクで処理可能な機能を有すること。 ・ライセンスは提案するハードウェア・OS に必要となる場合は、最 大 150 ユーザがアクセス可能なこと。 23 項目 FAQ ソフトウェア 詳細仕様 以下の要件を満たす市場で流通している FAQ ソフトウェアを提案す ること。 ・ナレッジの蓄積、公開するコンテンツの整形が行えること。 ・FAQ サーバ管理者にて、指定の日時にコンテンツの公開及び非公開 の制御ができること。 ・ブラウザのみで FAQ システムにアクセスできること。 ・FAQ サーバへのログイン操作について、以下のカスタマイズが可能 であること。 ① FAQ の利用者はログイン作業なしで利用できること。 ② FAQ サーバの管理者はログイン画面からログインすること。 ・ナレッジの検索方法として以下を用意すること。 ① 文字列(自然文を含む)のみで検索できること。 ② 文字列を入力せず、分類と区分のみで検索できること。 ③ 上記①と②の両方を指定することで、分類及び区分で検索条件 を絞り込むとともに、さらに文字列で検索できること。 ※ 分類 業務種別等を階層化かつ一覧化したもの (例) 種別1:「届出申請」「勤務管理」「人事」等の業務種別 種別2:種別1ごとに、さらに問い合わせたい業務イベン トを選択する。例えば、種別1に届出申請を選択し た場合は「結婚」 「転居」 「出産」等、種別1に勤務 を選択した場合は「出勤」「休暇」等。 ※ 区分 分類とは別に必要に応じて一覧化したもの。 (例)利用者区分 「第 1 次利用者」「第 2 次利用者」 ・利用者に公開する画面のレイアウトを容易に変更できること。 ・ヘルプデスク等の外部のナレッジ(CSV ファイルなど)に対し、FAQ システムへのインポート及び FAQ システムからのエクスポートが できること。 ・利用者(FAQ サーバ管理者を除く)の FAQ サーバへの同時接続数が 最大 150 となるので、これを許容できること。 ・FAQ ソフトウェアの設計、導入、設定を実施すること。 ・現行システムの FAQ ソフトウェア{True Teller ver4.6}のエクス ポートデータを投入する作業を実施すること。カスタマイズ内容を 引き継ぐこと。 24 項目 詳細仕様 ウイルス対策 ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達さ エージェント れたものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが 調達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方 法に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及び ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラ ログ等監視エージェント ットフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープ ンソース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視。 バックアップ ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器で エージェント はバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要 となるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、 必要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (11)NFS(Network File System)サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-22本番環境 NFS(Network File System)サーバ 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 180 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 25 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ イス ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCI Express または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表2-23本番環境 NFS(Network File System)サーバ 項目 OS ソフトウェア要件 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 NFS ソフトウェア ・NFS サーバに必要なソフトウェアとして lifekeeper を導入し設定す ること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 26 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 (12)クラスタ管理サーバ (ア)ハードウェア要件 表2-24本番環境 クラスタ管理サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 85 以上であること。プロセッサ を 1 個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・4GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 27 (イ)ソフトウェア要件 表2-25本番環境 クラスタ管理サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップソフトウェ ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と ア なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (13)バックアップサーバ(Linux) (ア)ハードウェア要件 表2-26本番環境 バックアップサーバ(Linux) ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・ブレード型とすること。 28 ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ CPU ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 210 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・8GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-27本番環境 バックアップサーバ(Linux) ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 29 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、 びログ等監視エージェン 政府共通プラットフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK ト (ともにオープンソース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップソフトウェ ・NetVault Backup 8 DataCenter パッケージ ア ・NetVault Backup 8 VaultDR for NVBU Server ・NetVault Backup 8 75 メディアスロット ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (14) バックアップサーバ(Windows) (ア)ハードウェア要件 表2-28本番環境 バックアップサーバ(Windows) 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 210 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・8GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 30 ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス 拡張スロット ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表2-29本番環境 バックアップサーバ(Windows) ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 バックアップソフトウェ ・NetVault Backup 8 DataCenter パッケージ ア ・NetVault Backup 8 VaultDR for NVBU Server ・NetVault Backup 8 75 メディアスロット ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 31 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 (15)ストレージ装置 (ア)ハードウェア要件 表2-30本番環境 ストレージ装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 インタフェイス ・サーバとの接続には、8Gbps 以上のファイバーチャネルを用 いること。 ・8 ポート搭載すること。 データ容量 ・ユーザ領域で 30TB 以上搭載すること。 ・300GB(15000rpm)2.5 インチディスクを最大120ドライブ 装着可能なこと。 コントローラ数 ・2 個有すること。 キャッシュ機能 ・筐体全体で最大 8GB 搭載可能であること。 ・停電時にはキャッシュデータを不揮発メモリに退避すること により、データ保持時間の制限がないこと。 サポート RAID ・0/1/1+0/5/5+0/6 をサポートすること。 32 項目 詳細仕様 その他 ・情報漏洩防止を目的とし、ディスクドライブへの書き込み時 にデータを暗号化するハードウェア機能を有すること。 ・予防交換が必要と判断したディスクドライブについて、冗長 性を維持した状態でホットスペアディスクドライブへデータ を自動コピーし、コピー完了後に自動切替えを行う機能を有 すること。 ・同一インチの異なる種類のディスクドライブを同一ドライブ エンクロージャー内に混在搭載可能であること。 ・ドライブベイは必要数用意すること ・最大ドライブベイの分散配置が可能なこと ・ラック分散配置は容認する。 (イ)ソフトウェア要件 表2-31本番環境 ストレージ装置 ソフトウェア要件 項目 詳細仕様 ボリューム複製 ・業務ボリュームの全データを複製ボリュームに論理的にコ ピーすること。 (16)テープライブラリ装置 (ア)ハードウェア要件 表2-32本番環境 テープライブラリ装置 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 カートリッジテープ ・LTO Urtrium4 以上のカートリッジテープを搭載可能である こと。 搭載ドライブ数 ・2 ドライブ以上搭載すること。 収納カートリッジ数 ・16 巻以上収納可能であること。 インタフェイス ・ファイバーチャネル接続であること。 その他 ・ハード暗号化機能を実装すること。 ・1 年分の LTO カートリッジを用意すること。 33 (イ)ソフトウェア要件 表2-33本番環境 テープライブラリ装置 項目 バックアップソフトウェア ソフトウェア要件 詳細仕様 ・ソフトウェアを準備しデータバックアップを可能とするこ と。または、OS の機能で実現すること。 (17)業務 LAN 用 L3 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表2-34本番環境 業務 LAN 用 L3 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・接続機器のインタフェイスに合わせて 10GBASE-SR もしくは 10GBASE-LR から選択でき、10GBASE-SR もしくは 10GBASE-LR の媒 体は、活線挿抜が可能であること。 ・IPv6 に対応していること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 34 (18)負荷分散装置 (ア)ハードウェア要件 表2-35本番環境 負荷分散装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・AP サーバの負荷分散が可能なこと。 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・接続機器のインタフェイスに合わせて 10GBASE-SR もしくは 10GBASE-LR から選択でき、10GBASE-SR もしくは 10GBASE-LR の媒体は、活線挿抜が可能であること。 ・IPv6 に対応していること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 (19)業務 LAN 用 L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表2-36本番環境 業務 LAN 用 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・MAC アドレス学習テーブルに 16,000 以上のアドレスをエントリで きること。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 35 項目 詳細仕様 ・IEEE802.1Q タグ VLAN 機能を有すること。 ・プロトコル VLAN 機能を有すること。プロトコル VLAN を設定する 際、IPv4/IPv6 をキーワードで指定できること。 ・VLAN が 4094 個定義可能なこと。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・特定の物理ポートがリンクダウンした場合、あらかじめ関連付けし た複数の物理ポートも自動的にリンクダウンさせる機能を有する こと。 ・外部記録媒体から構成定義情報、ファームウェア、ログを直接セー ブ・ロード可能なこと。 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 (20)運用 LAN 用 L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表2-37本番環境 運用 LAN 用 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のポートを構成に必要な数量 有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・最大 8,000 の MAC アドレスを設定可能なこと。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 36 (21)DBLAN 用 L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表2-38本番環境 DBLAN 用 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・MAC アドレス学習テーブルに 16,000 以上のアドレスをエントリで きること。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 ・IEEE802.1Q タグ VLAN 機能を有すること。 ・プロトコル VLAN 機能を有すること。プロトコル VLAN を設定する 際、IPv4/IPv6 をキーワードで指定できること。 ・VLAN が 4094 個定義可能なこと。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・特定の物理ポートがリンクダウンした場合、あらかじめ関連付けし た複数の物理ポートも自動的にリンクダウンさせる機能を有する こと。 ・外部記録媒体から構成定義情報、ファームウェア、ログを直接セー ブ・ロード可能なこと。 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 (22)SAN 用 FC スイッチ (ア)ハードウェア要件 表2-39本番環境 SAN 用 FC スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・ストレージ装置と接続可能なこと。 37 項目 詳細仕様 ・構成に必要な数量のポートを有すること。 ・サーバとの接続には、8Gbps 以上のファイバーチャネルを用いる こと。 ・最大 8,000 の MAC アドレスを設定可能なこと。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 「表2-1検証環境に使用する主な機器」に記載した機器のうち(23)以後は、四期調 達のため本調達で納品するものではないため、ハードウェア要件及びソフトウェア要件は 記載しない。 38 3. 検証環境 検証に利用する環境である。政府共通プラットフォームのメイン拠点に設置する。以下に 示すコンポーネントにより構成する。 表3-1検証環境に使用する主な機器 番号 機器 調達数 備考 (1) 人給 Web/AP サーバ 2 台 (2) 人給 DB サーバ 2 台 (3) 非常勤 Web/AP サーバ 1 台 (4) 非常勤 DB サーバ 1 台 (5) 調査統計 Web/AP サーバ 1 台 (6) 調査統計 DB サーバ 1 台 (7) データ交換サーバ 2 台 (8) NFS サーバ 2 台 構成管理を兼ねる (9) バックアップサーバ(Linux) ― 本番用と統合可 (10) バックアップサーバ(Windows) ― 本番用と統合可 (11) ストレージ装置 1 式 (12) テープライブラリ装置 1 式 (13) ファイアウォール装置 2 台 (14) 業務 LAN 用 L3 スイッチ ※ (15) 負荷分散装置 ※ (16) 業務 LAN 用 L2 スイッチ ※ (17) DBLAN 用 L2 スイッチ ※ (18) SAN 用 FC スイッチ ※ (19) 運用 LAN 用 L2 スイッチ ※ 主な機器以外に、KVM(Keyboard, Video & Mouse )装置、CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用 意すること。 ※は必要数を調達するため必要数を提案すること。 39 (1)人給 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-2検証環境 人給 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロ セッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成 とすること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージから ブートする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 ・ファイバーチャネルに対応すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能な スロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 40 (イ)ソフトウェア要件 表3-3検証環境 人給 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 人事・給与システムアプ ・人事院専任部門より提供する。インストールと設定を実施すること。 リケーションプログラム java 開発実行環境 ・java による開発のために必要なコンパイラなどのツール群を用意す ること。 ・アプリケーションサーバが実行可能なこと。 ・開発環境は、Windows 環境での開発を行うことができること。 Web/アプリケーションサ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 ーバ機能 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 メール送信機能 ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 Web/AP コネクタ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 データベースコネクタ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 帳票ソフトウェア ・以下のパッケージを導入すること。 SVF Connect SUITE Standard SVF for PDF Linux 版 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 Java 環境 MS Office ドキ ・ApachePOI3.0(オープンソース) ュメント取扱いソフトウ ェア java 環境ログ API ・Log4J パッケージ(オープンソース) ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 41 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 経路検索 駅すぱあとイントラ版 ver2 20 ライセンス版。 10 台の AP サーバにインストールし負荷を分散させること。 (2)人給 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-4検証環境 人給 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・300GB(10,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 42 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 ・ファイバーチャネルに対応すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表3-5検証環境 人給 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 DBMS ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) ウイルス対策エージェン ・本調達ではウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)のライ ト センスのみを導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 43 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本機 ト 器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (3)非常勤 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-6検証環境 非常勤 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と ブ すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフ ェイス 拡張スロット ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス 44 ロットを 1 つ以上有すること。 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 その他 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブが利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表3-7検証環境 非常勤 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008(64bit)であること。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 非常勤システムアプリケ ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ーションプログラム Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 であること。 ーバ機能 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 45 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (4)非常勤 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-8検証環境 非常勤 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 46 (イ)ソフトウェア要件 非常勤 DB サーバ 表3-9検証環境 ソフトウェア要件 項目 詳細仕様 OS ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 DBMS ・Microsoft SQL Server 2008 であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (5)調査統計 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-10検証環境 調査統計 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・ブレード型とすること。 47 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と ブ すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 ェイス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表3-11検証環境 調査統計 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 非常勤システムアプリケ ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ーションプログラム Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 OA ソフトウェア ・Microsoft Office Professional Plus 2010 同等品 ソフトウェアアシュアランス4年付きもしくは履行期間中のバー ジョンアップが随時行えること。 48 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 ジョブ監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (6)調査統計 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-12検証環境 調査統計 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッサ を1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 49 ハードディスクドライ ブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 ェイス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なスロ ットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表3-13検証環境 調査統計 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 DBMS Microsoft SQL Server 2008 であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策マネージャは、政府共通プラットフォームにて調達され ト たものを使用するため、本調達ではウイルス対策エージェント (Sophos Anti-Virus)を導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 50 URL 監視、性能監視 ジョブ監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 クラスタ管理 ・人給 DB サーバのクラスタ管理に必要なソフトウェアを用意し設定を 行うこと。 (7)データ交換サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-14検証環境 データ交換サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 100 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・16GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 51 ・OS をバンドルすること。 その他 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表3-15検証環境 データ交換サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 DBMS ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) ウイルス対策エージェン ・本調達ではウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)のライ ト センスのみを導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが調 達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方法 に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラッ びログ等監視エージェン トフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープンソ ト ース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、データベース性能監視 52 項目 詳細仕様 ジョブ監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本機 ト 器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (8)NFS サーバ (ア)ハードウェア要件 表3-16検証環境 NFS サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ又は相当のプロセッサ であること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 180 以上であること。プロセッサ を1個以上搭載すること。総コア数を 4 コア以上とすること。 メモリ ・8GB 以上搭載すること。 ハードディスク ・1TB(7,200rpm)以上の HDD を2台搭載し、RAID1 構成とすること。ディ ドライブ スクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブートする方式を認 める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワーク ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 インタフェイス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T に対応していること。 ・ネットワーク構成に必要な数量のポートを有すること。 ・ 業務用の LAN ポートとは別に運用監視用の LAN ポートを用意すること。 拡張スロット ・PCI Express 又は PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なスロ ットを 1 つ以上有すること。 53 項目 その他 詳細仕様 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表3-17検証環境 NFS サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・設計・開発担当業者が既に利用中の開発環境を移植できるように仮 想 OS(VMware)を導入すること。 (VMware ESXi 3.0 以上であること) また、仮想 OS で以下の要件の動作が可能な OS を導入すること。 ・x86 アーキテクチャでの動作をサポートするマルチユーザ・マルチタ スクで処理が可能な機能を有すること。 ・Linux Standard Base 認定の OS であること。 ・64bit OS であること。 ・開発・実行環境を満たすことが可能な OS であること。 NFS ソフトウェア ・NFS サーバに必要なソフトウェアとして lifekeeper を導入し設定す ること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 Java 開発・実行環境 ・Java による開発のために必要なコンパイラなどのツール群を用意す ること。 構成管理機能 設計・開発担当業者が既に利用しているオープンな開発環境として、 以下のソフトウェアを導入すること。 ・バージョン管理ツール:Subversion(オープンソース) ・実行資産の作成(ビルド)ツール:maven2(オープンソース) ・稼働環境への資源配付ツール:Interstage 管理コンソール又は機器 等の構成情報を台帳ベースで管理するが、この管理を支援する廉価 なツールがあれば提案すること。 ・J2EE(Java 2 Platform Enterprise Edition)準拠であること。 ・Java に関して、メモリ使用量、ガーベジコレクションを監視し、事 前に警告を行う通知機能を有していること。 54 項目 詳細仕様 ・Apache POI 3.0(オープンソース) Java 環境 MS Ofiice ドキュメント取 扱いソフトウェア Java 環境ログ API ・Log4J パッケージ(オープンソース) ウイルス対策エージェン ・本調達ではウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)のライ ト センスのみを導入する。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を政府共通プラットフォームが 調達するが、受託者はインストールと設定を行うこと。 ・パターンの更新については政府共通プラットフォームの指示する方 法に従い設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・運用監視マネージャ及びログ等監視エージェントは、政府共通プラ びログ等監視エージェン ットフォームにて調達される Hinemos 及び SPLUNK(ともにオープン ト ソース)を使用する。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本 ト 機器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスの みを調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、 必要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (11)ストレージ装置 (ア)ハードウェア要件 表3-18検証環境 ストレージ装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 インタフェイス ・サーバとの接続には、8Gbps 以上のファイバーチャネルを用いること ・8 ポート搭載すること。 データ容量 ・ユーザ領域として 4.7TB 以上搭載すること。 ・最大 120 台の HDD を搭載可能なこと。 55 項目 詳細仕様 コントローラ数 ・2 個有すること。 キャッシュ機能 ・筐体全体で最大 8GB 搭載可能であること。 ・停電時にはキャッシュデータを不揮発メモリに退避することにより、 データ保持時間の制限がないこと。 サポート RAID ・0/1/1+0/5/5+0/6 をサポートすること。 その他 ・情報漏洩防止を目的とし、ディスクドライブへの書き込み時にデータ を暗号化するハードウェア機能を有すること。 ・予防交換が必要と判断したディスクドライブについて、冗長性を維持 した状態でホットスペアディスクドライブへデータを自動コピーし、 コピー完了後に自動切替えを行う機能を有すること。 ・同一インチの異なる種類のディスクドライブを同一ドライブエンク ロージャー内に混在搭載可能であること。 ・ドライブベイは必要数用意すること。 ・最大ドライブベイの分散配置が可能なこと。 ・ラック分散配置は容認する。 ・LOT 装置を用意すること。 (イ)ソフトウェア要件 表3-19検証環境 ストレージ装置 ソフトウェア要件 項目 詳細仕様 ボリューム複製 ・業務ボリュームの全データを複製ボリュームに論理的にコピーする こと。 (12)テープライブラリ装置 (ア)ハードウェア要件 表3-20検証環境 テープライブラリ装置 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 カートリッジテープ ・LTO Urtrium4 以上のカートリッジテープを搭載可能であること。 搭載ドライブ数 ・2 ドライブ以上搭載すること。 収納カートリッジ数 ・16 巻以上収納可能であること。 56 項目 詳細仕様 インタフェイス ・ファイバーチャネル接続であること。 その他 ・ハード暗号化機能を実装すること。 ・1 年分の LTO カートリッジを用意すること。 (イ)ソフトウェア要件 表3-21検証環境 テープライブラリ装置 ソフトウェア要件 項目 詳細仕様 バックアップソフトウェア ・ソフトウェアを準備しデータバックアップを可能とすること。また は、OS の機能で実現すること。 (13)ファイアウォール装置 (ア) ハードウェア要件 表3-22検証環境 ファイアウォール装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型であること。 機能 ・ファイアウォール機能を有すること。 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 57 (14)業務 LAN 用 L3 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表3-23検証環境 業務L3スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 (15)負荷分散装置 (ア)ハードウェア要件 表3-24本番環境 負荷分散装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・AP サーバの負荷分散が可能なこと。 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・接続機器のインタフェイスに合わせて 10GBASE-SR もしくは 10GBASE-LR から選択でき、10GBASE-SR もしくは 10GBASE-LR の媒体 は、活線挿抜が可能であること。 ・IPv6 に対応していること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 58 項目 その他 詳細仕様 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 (16)業務 LAN 用 L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表3-25検証環境 業務 LAN 用 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・10Gbps のポートを構成に必要な数量有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・MAC アドレス学習テーブルに 16,000 以上のアドレスをエントリで きること。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 ・IEEE802.1Q タグ VLAN 機能を有すること。 ・プロトコル VLAN 機能を有すること。プロトコル VLAN を設定する 際、IPv4/IPv6 をキーワードで指定できること。 ・VLAN が 4094 個定義可能なこと。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・特定の物理ポートがリンクダウンした場合、あらかじめ関連付けし た複数の物理ポートも自動的にリンクダウンさせる機能を有する こと。 ・外部記録媒体から構成定義情報、ファームウェア、ログを直接セー ブ・ロード可能なこと。 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 59 (17)運用 LAN 用 L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表3-26検証環境 運用 LAN 用 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 機能 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のポートを構成に必要な数量有 すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・MAC アドレス学習テーブルに 16,000 以上のアドレスをエントリで きること。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 ・IEEE802.1Q タグ VLAN 機能を有すること。 ・プロトコル VLAN 機能を有すること。プロトコル VLAN を設定す る際、IPv4/IPv6 をキーワードで指定できること。 ・VLAN が 4094 個定義可能なこと。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・特定の物理ポートがリンクダウンした場合、あらかじめ関連付けし た複数の物理ポートも自動的にリンクダウンさせる機能を有する こと。 ・外部記録媒体から構成定義情報、ファームウェア、ログを直接セー ブ・ロード可能なこと。 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 (18)SAN 用 FC スイッチ (ア)ハードウェア要件 表3-27検証環境 SAN 用 FC スイッチ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・ラックマウント型とすること。 60 項目 機能 詳細仕様 ・ストレージ装置と接続可能なこと。 ・構成に必要な数量のポートを有すること。 ・サーバとの接続には、8Gbps 以上のファイバーチャネルを用いるこ と。 ・最大 8,000 の MAC アドレスを設定可能なこと。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 ・冗長化構成とすること。 61 4. 業務評価環境 検証に利用する環境である。人事院庁舎内に設置する。以下に示すコンポーネントにより構成す る。 表4-1業務評価環境に使用する主な機器 番号 機器 調達数 (1) 人給 Web/AP サーバ 2 台 (2) 人給 DB サーバ 1 台 (3) 非常勤 Web/AP サーバ 1 台 (4) 非常勤 DB サーバ 1 台 (5) 調査統計 Web/AP サーバ 1 台 (6) 調査統計 DB サーバ 1 台 (7) データ交換サーバ 1 台 (8) ストレージ装置 1 式 (9) ファイアウォール装置 1 台 (10) L3スイッチ ※ (11) L2スイッチ ※ (12) SAN 用 FC スイッチ ※ 備考 主な機器以外に、KVM(Keyboard, Video & Mouse )装置、CD-ROM/DVD-ROM ドライブおよびラッ クを用意すること。 ※は必要数を調達するため必要数を提案すること。 (1)人給 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-2業務評価環境 人給 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 62 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表4-3業務評価環境 人給 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 人事・給与システムアプ ・人事院専任部門より提供する。インストールと設定を実施すること。 リケーションプログラム Java 開発実行環境 ・Java による開発のために必要なコンパイラなどのツール群を用意す ること。 ・アプリケーションサーバが実行可能なこと。 ・開発環境は、Windows 環境での開発を行うことができること。 63 Web/アプリケーションサ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 ーバ機能 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 メール送信機能 ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 Web/AP コネクタ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 データベースコネクタ ・Interstage Application Server Enterprise Edition V9 帳票ソフトウェア ・以下のパッケージを導入すること。 SVF Connect SUITE Standard SVF for PDF Linux 版 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 Java 環境 MS Office ドキ ・ApachePOI3.0(オープンソース) ュメント取扱いソフトウ ェア Java 環境ログ API ・Log4J パッケージ(オープンソース) 経路検索 駅すぱあとイントラ版 ver2 (Linux 版) 10 ユーザ同時アクセスライセンス ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 64 (2)人給 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-4業務評価環境 人給 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 ・ファイバーチャネルに対応すること 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表4-5業務評価環境 人給 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 65 ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 DBMS 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 ト 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本機 ト 器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (3)非常勤 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-6業務評価環境 非常勤 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・ブレード型とすること。 66 ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ CPU ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・32GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表4-7業務評価環境 非常勤 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008(64bit)であること。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 非常勤システムアプリケ ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ーションプログラム Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 であること。 ーバ機能 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 67 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (4)非常勤 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-8業務評価環境 非常勤 DB サーバ 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 68 ・OS をバンドルすること。 その他 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表4-9業務評価環境 非常勤 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 DBMS ・Microsoft SQL Server 2008 であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器ではバ ト ックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達する。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 69 (5)調査統計 Web/AP サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-10業務評価環境 調査統計 Web/AP サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ブレード型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・146GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成と すること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージからブー トする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・ブレードシャーシに収納可能なこと。 ・ブレードシャーシ電源が冗長化されていること。 ・ブレードシャーシのファンが冗長化されていること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ) ソフトウェア要件 表4-11業務評価環境 調査統計 Web/AP サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日 サポートサービス付であること。 70 非常勤システムアプリケ ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 ーションプログラム Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 OA ソフトウェア ・Microsoft Office Professional Plus 2010 同等品 ソフトウェアアシュアランス4年付きもしくは履行期間中のバージ ョンアップが随時行えること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器では ト バックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達す る。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (6)調査統計 DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-12業務評価環境 調査統計 DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロ セッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 240 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 71 ハードディスクドライブ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成 とすること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージから ブートする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフェ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 イス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCI Express または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能な スロットを 1 つ以上有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表4-13業務評価環境 調査統計 DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Microsoft Windows Server2008R2(64bit)を導入する。24 時間 365 日サポートサービス付であること。 DBMS ・Microsoft SQL Server 2008 であること。 ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、性能監視 72 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するものを使用するため、本機器では ト バックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを調達す る。 ・Net Vault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要と なるプラグインも含めること。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、 必要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 クラスタ管理ソフトウェ ・人給 DB サーバのクラスタ管理に必要なソフトウェアを用意し設定 ア を行うこと。 (7)データ交換サーバ (ア)ハードウェア要件 表4-14業務評価環境 データ交換サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ、または相当のプロセ ッサであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 100 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 8 コア以上とすること。 メモリ ・64GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライ ・300GB(15,000rpm)以上の 2.5 インチ HDD を 2 台搭載し、RAID1 構成 ブ とすること。ディスクレスのサーバ機器を導入し、ストレージから ブートする方式を認める。 ・ホットプラグに対応していること。 ネットワークインタフ ・ネットワークインタフェイスは冗長化すること。 ェイス ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T/10Gbps に対応していること。 ・10Gbps2 ポート以上を含めて、8 ポート以上有すること。 拡張スロット ・PCIExpress または PCI-X 規格に準拠した拡張カードを増設可能なス ロットを 1 つ以上有すること。 73 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・電源が冗長化されていること。 ・ファンが冗長化されていること。 (イ)ソフトウェア要件 表4-15業務評価環境 データ交換サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 DBMS ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) ウイルス対策エージェン ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 ト ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 74 バックアップエージェン ・バックアップサーバにて調達するソフトウェアを使用するため、本機 ト 器ではバックアップエージェント(Net Vault)のライセンスのみを 調達する。 ・Net Vault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは構成に必要となる数量を用意すること。 (8)ストレージ装置 (ア) ハードウェア要件 表4-16業務評価環境 ストレージ装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型とすること。 インタフェイス ・サーバとの接続には、8Gbps 以上のファイバーチャネルを用いること。 ・8 ポート搭載すること。 データ容量 ・7TB 以上搭載すること。 コントローラ数 ・2 個有すること。 キャッシュ機能 ・筐体全体で最大 8GB 搭載可能であること。 ・停電時にはキャッシュデータを不揮発メモリに退避することにより、 データ保持時間の制限がないこと。 サポート RAID ・0/1/1+0/5/5+0/6 をサポートすること。 その他 ・情報漏洩防止を目的とし、ディスクドライブへの書き込み時にデータ を暗号化するハードウェア機能を有すること。 ・予防交換が必要と判断したディスクドライブについて、冗長性を維持 した状態でホットスペアディスクドライブへデータを自動コピーし、 コピー完了後に自動切替えを行う機能を有すること。 ・同一インチの異なる種類のディスクドライブを同一ドライブエンクロ ージャー内に混在搭載可能であること。 ・ドライブベイは必要数用意すること ・最大ドライブベイの分散配置が可能なこと ・ラック分散配置は容認する。 ・LOT 装置を用意すること。 75 (イ) ソフトウェア要件 表4-17業務評価環境 ストレージ装置 ソフトウェア要件 項目 詳細仕様 ボリューム複製 ・業務ボリュームの全データを複製ボリュームに論理的にコピーする こと。 (9)ファイアウォール装置 (ア) ハードウェア要件 表4-18業務評価環境 ファイアウォール装置 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型であること。 機能 ・ファイアウォール機能を有すること。 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のポートを構成に必要な数量有 すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 (10)L3スイッチ (ア) ハードウェア要件 表4-19業務評価環境 L3スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型であること。 機能 ・RIP/OSPF によりルーティングが可能であること。 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のポートを構成に必要な数量有 すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 76 項目 詳細仕様 ・VRRP 機能を有する又は同等の機能を有すること。 ・ホットスタンバイ機能を有すること。 ・ポートミラーを有すること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 (11) L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表4-20業務評価環境 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型であること。 機能 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のポートを構成に必要な数量有 すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・最大 8,000 の MAC アドレスを設定可能なこと。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 77 (12)SAN 用 FC スイッチ (ア)ハードウェア要件 表4-21業務評価環境 SAN 用 FC スイッチ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ラックマウント型であること。 機能 ・ストレージ装置と接続可能なこと。 ・構成に必要な数量のポートを有すること。 ・サーバとの接続には、8Gbps 以上のファイバーチャネルを用いるこ と。 ・最大 8,000 の MAC アドレスを設定可能なこと。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 その他 ・19 インチラックに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 78 5. 擬似環境 ヘルプデスクが画面遷移等の操作方法の確認に利用する環境である。人事・給与システム管理室 等の政府共通プラットフォーム外に設置する。以下に示すコンポーネントにより構成する。 表5-1擬似環境に使用する主な機器 番号 機器 調達数 (1) Web/AP/DB サーバ 1 台 (2) 非常勤 Web/AP/DB サーバ 1 台 (3) 調査統計 Web/AP/DB サーバ 1 台 (4) VPN ルータ (5) L2スイッチ 備考 ※ ※必要数 主な機器以外に、KVM(Keyboard, Video & Mouse )装置、CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意する こと。 ※は必要数を調達するため必要数を提案すること。 (1)人給 Web/AP/DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表5-2擬似環境 人給 Web/AP/DB サーバ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・管理室に設置できるよう、設置工事が不要で省スペースな形態とす ること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ又は相当のプロセッサ であること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 85 以上であること。プロセッサ を1個以上搭載すること。総コア数を 2 コア以上とすること。 メモリ ・16GB 以上搭載すること。 ハードディスク ・300GB(10,000rpm)以上の HDD を 2 台搭載すること。 ドライブ ・ホットプラグに対応していること。 ネットワーク ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T に対応していること。 インタフェイス ・ネットワーク構成に必要な数量のポートを有すること。 79 項目 詳細仕様 その他 ・OS をバンドルすること。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・擬似環境のサーバ類などの機器一式を設置するために必要なテーブ ル一式を用意すること。 ・ワイヤ固定など盗難防止及び転倒防止の措置をとること。 (イ)ソフトウェア要件 表5-3擬似環境 Web/AP/DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Redhat Enterprise Linux5.8(64bit)を導入する。24 時間 365 日サ ポートサービス付であること。 Java 開発・実行環境 ・Java による開発のために必要なコンパイラなどのツール群を用意す ること。 ・アプリケーションサーバが実行可能なこと。 ・開発環境は、Windows 環境での開発を行うことができること。 Web/アプリケーションサ ・以下のパッケージを導入すること。 ーバ機能 Interstage Application Server Enterprise Edition V9 ・ライセンスは提案するハードウェアに必要となる数量を用意するこ と。 Web/AP コネクタ ・以下のソフトウェアで対応すること。 Interstage Application Server Enterprise Edition V9 データベース コネクタ 帳票ソフトウェア ・以下のソフトウェアで対応すること Interstage Application Server Enterprise Edition V9 ・以下のパッケージを導入すること。ライセンスは提案するハードウェ ア・OS に必要となる数量を用意すること。 ・SVF Connect SUITE Standard ・SVF for PDF Linux 版 運賃検索 ソフトウェア ・駅すぱあと イントラネット Ver.2(Linux 版) 20 ユーザ以上同時アクセスのライセンスを用意すること。 80 項目 Java 環境 MS Ofiice 詳細仕様 ・Apache POI 3.0(オープンソース) ドキュメント取扱いソフ トウェア Java 環境ログ API ・Log4J パッケージ(オープンソース) ウイルス対策 ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 エージェント ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 バックアップ エージェント ・バックアップサーバは、擬似環境の非常勤 Web/AP/DB サーバを使用す る。 ・本調達ではバックアップエージェント(NetVault)のライセンスのみ を調達する。 ・NetVault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要とな るプラグインも含めること。 ・NetVault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・バックアップエージェントの設計、導入、設定を実施すること。 DBMS ・Oracle Database 11g Release2 を導入する。ライセンスは構成に必 要となる数量を用意すること。CPU の系列を変更する場合には「コア 適用係数」に留意し、正しいライセンス数で提案をすること。またサ ポート期間は賃借期間終了までカバーすること。 サービス内容に MOS(My Oracle Support)の利用を含めること。 ・Oracle Database 11g Release2 JP Media Pack for Linux x86-64 ・Oracle Database Enterprise Edition(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Real Application Clusters(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Partitioning(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Diagnostics Pack(1 年間 24 時間サポート付) ・Oracle Tuning Pack(1 年間 24 時間サポート付) 81 (2)非常勤 Web/AP/DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表5-4擬似環境 非常勤 Web/AP/DB サーバ ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・管理室に設置できるよう、設置工事が不要で省スペースな形態とす ること。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ又は相当のプロセッ サであること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 85 以上であること。プロセッ サを1個以上搭載すること。総コア数を 2 コア以上とすること。 メモリ ・16GB 以上搭載すること。 ハードディスク ・450GB(10,000rpm)以上の HDD を 2 台搭載すること。 ドライブ ・ホットプラグに対応していること。 ネットワーク ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T に対応していること。 インタフェイス ・ネットワーク構成に必要な数量のポートを有すること。 その他 ・OS をバンドルすること。 ・LTO ドライブが利用可能なこと。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブを用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・FD ドライブ(USB)を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 ・KVM 装置を用意し占有又は共有で利用可能なこと。 (イ)ソフトウェア要件 表5-5擬似環境 非常勤 Web/AP/DB サーバ 項目 OS ソフトウェア要件 詳細仕様 ・Windows Server(R)2008 Enterprise を導入する。24 時間 365 日サポ ートサービス付であること。 ・CAL 数は 25 以上であること。 データベース ソフトウェア ・ライセンスは提案するハードウェアに必要となる数量を用意するこ と。 ・MS SQL Server2008 Enterprise Edition ・CAl 数は 25 以上であること。 開発・実行環境 ・.net Framework を導入すること。 82 項目 詳細仕様 Web/アプリケーションサ ・以下のパッケージソフトウェアを.net Framework 上へ導入する。ラ ーバ機能 イセンスは提案するハードウェア・OS に必要となる数量を用意する こと。 ・SDAS for .NET /eProad for Server with List Option V3 非常勤パッケージ ・以下のパッケージソフトウェアを導入すること。 ソフトウェア ・ライセンスは、1ライセンスを用意すること。 ・メーカ:富士通パブリックソリューションズ ・パッケージ名称:非常勤職員等任用・給与システム 型名:A2090915 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 ト 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 ウイルス対策 ・ウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入する。 エージェント ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 バックアップ ソフトウェア ・本調達ではバックアップソフトウェア(NetVault)のライセンス(エ ージェントを含む)を調達する。 ・NetVault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要とな るプラグインも含めること。 ・NetVault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・ライセンスは擬似環境のサーバで必要となる数量を用意すること。 ・バックアップエージェントの設計、導入、設定を実施すること。 (3)調査統計 Web/AP/DB サーバ (ア)ハードウェア要件 表5-6擬似環境 調査統計 Web/AP/DB サーバ 項目 形態 ハードウェア要件 詳細仕様 ・管理室に設置できるよう、設置工事が不要で省スペースな形態とす ること。 83 項目 詳細仕様 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたプロセッサ又は相当のプロセッサ であること。 ・SPECint_rate_base_2006 のスコアが 85 以上であること。プロセッサ を1個以上搭載すること。総コア数を 2 コア以上とすること。 メモリ ・16GB 以上搭載すること。 ハードディスク ・450GB(10,000rpm)以上の HDD を 2 台搭載すること。 ドライブ ・ホットプラグに対応していること。 ネットワーク ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T に対応していること。 インタフェイス ・ネットワーク構成に必要な数量のポートを有すること。 その他 ・FD ドライブ(USB)が利用可能なこと。 ・CD-ROM/DVD-ROM ドライブが利用可能なこと。 ・KVM 装置を占有または共有で利用可能なこと。 ・UPS(無停電装置)を用意し、擬似環境の各機器に設定を行うこと。 (イ)ソフトウェア要件 表5-7擬似環境 調査統計 Web/AP/DB サーバ ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Windows Server(R)2008 Enterprise ・CAL 数は 25 以上であること。 データベース ・MS SQL Server2008 Enterprise Edition ソフトウェア ・CAl 数は 25 以上であること。 開発・実行環境 ・.net Framework を導入すること。 Web/アプリケーションサ ・IIS7.0 を導入すること。 ーバ機能 OA ソフトウェア ・Microsoft Office Professional Plus 2010 同等品 ソフトウェアアシュアランス4年付きもしくは履行期間中のバージ ョンアップが随時行えること。 運用監視エージェント及 ・政府共通プラットフォームにて調達されるものと同じ Hinemos 及び びログ等監視エージェン ト SPLUNK(ともにオープンソース)を使用するので用意すること。 ・以下の監視を行うために必要となる設定を行うこと。 障害検知、ping 監視、ログ監視、プロセス監視 URL 監視、 性能監視、データベース性能監視 ジョブ自動実行 84 項目 詳細仕様 ウイルス対策 ・本調達ではウイルス対策エージェント(Sophos Anti-Virus)を導入 エージェント する。 ・パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 バックアップ エージェント ・バックアップサーバは、擬似環境の非常勤 Web/AP/DB サーバを使用 する。 ・本調達ではバックアップエージェント(NetVault)のライセンスの みを調達する。 ・NetVault にて OS のシステムバックアップも取得するため、必要とな るプラグインも含めること。 ・NetVault にてバックアップを取得するときに暗号化を行うため、必 要となる暗号化プラグインも含めること。 ・バックアップエージェントの設計、導入、設定を実施すること。 (4)VPN ルータ (ア)ハードウェア要件 表5-8擬似環境 VPN ルータ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・管理室に設置できるよう、設置工事が不要で省スペースな形態とする こと。 VPN ルータ ・WAN インタフェイスは 100Base-TX×1をサポートすること。 ・LAN インタフェイスは 100Base-TX×4をサポートすること。 ・VPN パフォーマンス 110Mbps 以上あること。 ・IPv4/IPv6 フィルタリング機能があること。 ・MAC アドレスフィルタリング機能があること。 ・DoS/DDoS 攻撃、ウイルス等の様々な脅威に対応できる強固なセキュ リティ機能を有すること。 ・ネットワーク構成に必要な数量のポートを有すること。 その他 ・汎用テーブルに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 85 (5)L2 スイッチ (ア)ハードウェア要件 表5-9擬似環境 L2 スイッチ ハードウェア要件 項目 形態 詳細仕様 ・管理室に設置できるよう、設置工事が不要で省スペースな形態 とすること。 機能 ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のネットワーク構成に必要な 数量のポートを有すること。 ・Auto MDI/MDI-X 機能を有すること。 ・STP、RSTP、Link Aggregation をサポートしていること。 ・最大 8,000 の MAC アドレスを設定可能なこと。 ・SNMPv1、SNMPv2c、標準 MIB をサポートしていること。 ・NTP 又は SNTP をサポートしていること。 ・ポートミラーをサポートしていること。 その他 ・汎用テーブルに搭載可能であること。 ・冗長電源を有すること。 86 6. 人事・給与システム管理室等 人事・給与システム管理室等に設置して使用する機器である。人事院庁舎内、今後調達を予定し ている人事・給与システム管理室等に設置する。以下に示す機器により構成する。 表6-1人事・給与システム管理室等に使用する主な機器 番号 機器 調達数 備考 (1) 端末 20 台 (2) カラー複合機(コピー、プ 1 台 人事院内に設置すること。 2 台 多量のデータを移送する場合に使用する。 リンタ) (3) ポータブル HDD 装置 移送時の事故に対応するため、正副の二台 を調達する。 (4) 8 ポートHUB 4台 (1) 端末 (ア)ハードウェア要件 表6-2管理室等 端末 ハードウェア要件 項目 詳細仕様 形態 ・ノート型とする。 CPU ・x86 アーキテクチャをサポートしたデュアルコアプロセッサ以上、 又は、それ相当のプロセッサでクロック周波数 2.26GHz 以上の CPU を 1 つ以上搭載すること。 メモリ ・4GB 以上搭載すること。 ハードディスクドライブ ・80GB 以上搭載すること。 画面 ・1677 万色に対応すること。 ・画面サイズは 15 インチ以上とすること。 ネットワークインタフェイ ・10Base-T/100Base-TX/1000Base-T のネットワークインタフェイス ス 光学式ドライブ を 1 ポート以上有すること。 ・スーパーマルチドライブ(DVD±RDL(2 層)書き込み対応)を搭載 すること。 セキュリティ ・盗難防止用ロック取り付け穴を有すること。 87 項目 詳細仕様 その他 ・セキュリティワイヤを付属しPCを固定すること。 ・マウスを付属すること。 (イ)ソフトウェア要件 表6-3管理室等 端末 ソフトウェア要件 項目 OS 詳細仕様 ・Windows7(32bit および 64bit)と同等なもの。 32bit・64bit の台数の振り分けについては人事院専任部門が指示す る。 OA ソフトウェア ・Microsoft Office Professional Plus 2010 と同等なもの。 ソフトウェアアシュアランス4年付きもしくは履行期間中の バージョンアップが随時行えること。 ウイルス対策ソフトウェア ・Sophos Anti-Virus パターンの最新化を維持するための設定を行うこと。 運用監視エージェント ・Hinemos エージェント(オープンソース) バックアップ ・Symantec GHOST SOLUTIONS SUITE 2.5 と同等なもの その他 ・HDD 暗号化ソフトウェア ・下記のソフトウェアと同等なもの Oracle Client SQL Server Management Studio UTF-8 Tera Term Pro Puttyjp Internet Explorer Win SCP OSqlGrid OSqlEdit ImporterBee 秀丸エディタ SVF Designer Adobe Reader Lhaz TeraPad .net Framework3.5 88 (2) カラー複合機 (ア)ハードウェア要件 表6-4管理室等 カラー複合機(コピー、プリンタ) 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 方式 ・レーザー又はLED方式であること。 機能(性能) ・カラープリンタ機能(片面毎分 22 ページ) ・モノクロプリンタ機能(片面毎分 34 ページ) ・カラーコピー機能(片面毎分 22 ページ) ・カラースキャナ機能(自動両面原稿送り装置付き) ・A3及びA4用紙が使用可能なこと。 ・保守期間終了まで、印刷用紙 (年間A3:500枚、A4:2000枚)、 トナー等消耗品(年間1セット)を供給すること。 (3) ポータブル HDD 装置 (ア)ハードウェア要件 表6-5管理室等 ポータブル HDD 装置 項目 形態 ハードウェア要件 詳細仕様 ・ハンドキャリーによる移送に適したサイズおよび重量。 ・A4 サイズの鞄で搬送可能なこと。 ハードディスクドライブ ・1TB(7,200rpm)以上の HDD を搭載すること。 インタフェイス ・USB3.0 に対応すること。 セキュリティ ・データの暗号化が可能なこと。 ・windows7 に対応した暗号化ソフトウェアを用意すること。 その他 ・データ移送前提の堅牢性を有すること。 ・電源は USB バスパワーで稼働可能なこと。 ・正副装置の取り違えのないよう外観上の配慮をすること。 89 (4) 8 ポートHUB (ア)ハードウェア要件 表6-6管理室等 項目 ハードウェア要件 詳細仕様 ・LANポートは、8 ポートを有すること。 形態 ・電源内蔵モデルであること。 その他 7. 8 ポートHUB ・LANインタフェイスは、1000Mbps/100Mbps/10Mbps であること。 ・AUTO-MDIX 対応であること。 共通事項 全環境について、以下の仕様を満たすこと。 ・ 調達するソフトウェアのライセンス数については、選定するハードウェア及びソフト ウェアに依存するものは必要数を用意すること。また、構成を満たすために必要とな るハードウェア及びソフトウェアについても不足なく用意すること。 ・ 本調達で準備するネットワーク機器及びびサーバ機器のシステムバックアップを取得 するために必要なハードウェア、ソフトウェアについても用意すること。 ・ ネットワーク構成に必要な数量のネットワーク機器のポートを用意するとともに、必 要なインタフェースカード及び通信ケーブルを用意すること。 ・ 機器等は汎用ラックに収納するが、12 本を超えないこと。 (第四期機器を含めない) ・ 第四期で調達した機器・ソフトウェアの移設を担当する業者に協力すること。 以上 90 別添8 データ保護・管理要領 データ保護・管理要領 第1 目 的 本件委託業務において取り扱う各種データについて、適正なデータ保護・管理方策、情報システム のセキュリティ方策、データの漏洩、亡失、改ざん及び消去等(以下「データ漏洩等」という。 )発 生時に実施すべき事項・手順等について明確にすることを目的とする。 第2 適用範囲 本件委託業務で取り扱う、人事院電子化推進室(以下「主管課」という。 )が交付又は使用を許可 した全てのデータ(電子データ、印刷された情報を含む。 )を対象とする。 第3 本件委託業務を受託する者が遵守すべき事項 受託者は、本契約の履行に関して、以下の項目を全て遵守すること。 1 委託作業開始前の遵守事項 受託者は、下記(1)から(5)の各項に定める事前計画内容を遵守し、 「データ管理計画書」 として取りまとめた上で主管課へ提出し、主管課の承認を受けること。 (1)データ取扱者等の指定 受託者は、上記「第2 適用範囲」に定めるデータを取り扱う者(以下「データ取扱者」と いう。 )及びデータ取扱者を統括する者として情報システム部門に精通した課長相当職以上 の者(以下「データ取扱責任者」という。 )を指定し、その所属、役職及び氏名等を記入し た「データ取扱者等名簿」を作成すること。 なお、データ取扱者及びデータ取扱責任者(以下「データ取扱者等」という。 )は、守秘 義務等データの取扱いに関する社内教育又はこれに準ずる講習等を受講した者とし、その受 講実績を併せて記入すること。 (2)データ取扱者等への教育・周知 受託者は、本件委託業務で取り扱うデータについて、その取扱いや漏洩防止等に係る「教 育・周知計画書」を作成し、本データ保護・管理要領の内容に関して、データ取扱者等に対 する教育及び周知を行うこと。 (3)データの取扱いに関する計画策定 受託者は、本件委託業務におけるデータの取扱いに関し、データの複製、破棄及び保管場 所の変更が生じる場合の取扱いについて、 「データ取扱計画書」を作成すること。 (4)作業場所等のセキュリティ確保 受託者は、人事院以外の作業場所において本件委託業務を行う場合は、データ及び本シス テムに係るセキュリティ確保のため講じ得る措置について、 「作業場所等に係るセキュリテ - 1 - ィ措置計画書」を作成すること。 ① 作業場所等のセキュリティ確保 例:データエントリールーム、データ保管室、電子計算室等に対する施錠設備、ID カードやパスワードを用いた入退出管理機能等 ② 作業場所におけるセキュリティ確保 例:システムログインパスワード、データに対する専用の ID、アクセス権限の設定 等 (5)データ漏洩等発生時の対応手順作成 受託者は、本件委託業務で取り扱うデータの漏洩等が発生した場合を想定し、その対応手 順書を作成すること。 2 委託作業中における遵守事項 (1)データ管理簿の作成 受託者は、主管課から貸与を受けた各種ドキュメント、電子データ類及び委託業務を実施 するに当たり作成されたドキュメント、電子データについて、授受方法、保管場所、保管方 法、使用場所、使用目的等取扱方法を明確にするため「データ管理簿」を作成すること。 (2)作業場所の監査 受託者は、人事院以外の作業場所において本件委託業務を行っている場合に、主管課がそ の施設及び設備に関し、上記1-(4)で受託者が作成した「作業場所等に係るセキュリテ ィ措置計画書」に則ったセキュリティ確保が図られているか監査する旨申し出たときは、定 期・不定期にかかわらず、これを受け入れること。 (3)データの取扱い 受託者は、本件委託業務において取り扱うデータに関し、データ取扱責任者に以下の作業 を行わせること。 ① データ取扱責任者は、データ取扱者の作業に立ち会う等適切な管理を行うこと。 ② データ取扱責任者は、データ取扱者を作業に従事させる前に、データ取扱者ごとに使 用するユーザーID 及びパスワード等、主管課が事前に指定する事項について主管課へ報 告を行い、承認を受けること。 なお、報告する時期等は主管課の指示に従うこと。 また、報告した内容に変更が生じる場合も、事前に主管課の承認を受けること。 ③ データ取扱責任者は、作業に従事する予定のデータ取扱者について、事前に氏名、勤 務時間、作業内容及び取扱データを記入した作業予定表を主管課へ提出し、承認を受け ること。 - 2 - ④ データ取扱責任者は、作業に従事したデータ取扱者が作業を終了し作業場所を離れる 際は、データの持ち出しの有無を厳重に検査すること。 ⑤ データ取扱責任者は、作業終了後、作業に従事したデータ取扱者の氏名、勤務時間、 作業内容、取扱データ及びデータの持ち出しの有無等を記入した作業結果表を主管課へ 提出すること。その際、当初予定していた勤務時間を超えている場合は、その理由も併 せて記入すること。 なお、作業結果表の提出時期については、主管課の指示によること。 3 委託作業完了時の遵守事項 (1)データ返却等処理 受託者は、委託業務完了時に上記2(1)で作成した「データ管理簿」に記載されている 全てのデータについて、返却、消去、破棄等の措置を行うこと。 なお、その処理について方法、日時、場所、立会い者、作業責任者等の事項を網羅した「デ ータ返却等計画書」を事前に主管課へ提出し、承認を得た上で、処理を実施すること。 (2)作業後の報告 受託者は、上記(1)に基づき返却等の処理終了後、その結果を記載した「データ管理簿」 を主管課へ提出すること。 4 上記以外の遵守事項 (1)データ漏洩等発生時の対応 受託者は、本件委託業務に関し、データ漏洩等が発生した場合は、以下により直ちに対応 を図ること。 ① 発生状況報告 委託業務中にデータの漏洩等が発生した場合は、その事由が発生した日時、場所、事 由及びその時のデータ取扱者を明らかにし、速やかに主管課へ報告すること。 ② 対応措置 受託者は、主管課の指示に基づき対応措置を実施すること。 ③ 報告書の提出 受託者は、主管課が指定する期日までに、発生した事態の具体的内容、原因、実施し た対処措置等を内容とする報告書を作成の上、提出すること。 ④ 再発防止策の策定・提出 受託者は、データ漏洩等が発生した場合、その処理後に再発を防止するための措置内 容を策定し、主管課の承認を得た後、速やかにデータ漏洩等再発防止策を実施すること。 - 3 - (2)情報の管理 受託者は、主管課が交付又は使用を許可した情報に限らず、本件委託事務を履行するに当 たり知り得た情報について、本契約の目的以外に使用又は第三者に開示若しくは漏洩等して はならない。 以上 - 4 - 別添9 閲覧可能資料一覧 表1 閲覧可能資料一覧 区分 ドキュメント名称 機能情報関連図(DFD) EA資料 業務流れ図(WFA) 情報体系整理図(UMLクラス図) プロジェクト計画書 品質管理実施要領 アプリケーション保守 研修等実施計画書 プロジェクト計画書 単体テスト実施要領 実施要領 結合テスト実施要領 他システム連携テスト実施要領 総合テスト実施要領 アプリケーション方式設計書 システム方式設計書 方式設計 インフラ設計書 データ設計書 概要設計書(アプリケーション共通基 盤(共通フレームワーク)編) アプリケーション 共通基盤 (共通フレームワーク) 詳細設計書(アプリケーション共通基 盤(共通フレームワーク)編) テーブル仕様書(アプリケーション共通 基盤(共通フレームワーク)編) アプリケーション 共通基盤 (業務共通) アプリケーション 共通基盤 (共通部品) 概要設計書(アプリケーション共通基 盤(業務共通)編) 詳細設計書(アプリケーション共通基 盤(業務共通)編) テーブル仕様書(アプリケーション共通 基盤(業務共通)編) 概要設計書(アプリケーション共通基 盤(共通部品)編) 詳細設計書(アプリケーション共通基 盤(共通部品)編) テーブル仕様書(アプリケーション共通 基盤(共通部品)編) 概要設計書(アプリケーション共通基 盤(管理機能)編) アプリケーション 共通基盤 (管理機能) 詳細設計書(アプリケーション共通基 盤(管理機能)編) テーブル仕様書(アプリケーション共通 基盤(管理機能)編) 概要設計書(アプリケーション共通基 盤(データ交換基盤)編) アプリケーション 共通基盤 (データ交換基盤) 詳細設計書(アプリケーション共通基 盤(データ交換基盤)編) テーブル仕様書(アプリケーション共通 基盤(データ交換基盤)編) 概要設計書(アプリケーション共通基 盤(府省間データ交換)編) アプリケーション 共通基盤 詳細設計書(アプリケーション共通基 (府省間データ交 盤(府省間データ交換)編) 換) 機能一覧 機能関連フロー 機能概要 外部定義設計書 画面一覧 機能詳細 入出力設計書(画面) テーブル一覧 テーブル仕様書 機能一覧 機能関連フロー 機能概要 外部定義設計書 画面一覧 機能詳細 入出力設計書(画面) テーブル一覧 テーブル仕様書 機能一覧 機能概要 外部定義設計書 機能詳細 利用ガイド テーブル一覧 テーブル仕様書 処理一覧 処理フロー 画面一覧 インポート・エクスポート一覧 機能一覧 機能設計書 入出力設計書(画面) 入出力設計書(インポート・エクスポート) 利用ガイド テーブル一覧 テーブル仕様書 機能一覧 機能関連フロー 機能概要 外部定義設計書 画面一覧 機能詳細 入出力設計書(画面) テーブル一覧 テーブル仕様書 処理一覧 処理フロー 画面一覧 入出力設計書(画面) 機能一覧 機能設計書 利用ガイド 1/4 区分 システム概要 人事システム 給与システム 共済システム 勤務時間管理 システム ドキュメント名称 テーブル仕様書(アプリケーション共通 テーブル一覧 基盤(府省間データ交換)編) テーブル仕様書 システム一覧 概要設計書(システム概要編) システムフロー システム概要定義 業務一覧 業務フロー 処理一覧 処理フロー 概要設計書(人事システム編) インタフェース一覧 画面一覧 帳票一覧 インポート・エクスポート一覧 入出力設計書(画面) 入出力設計書(帳票) 詳細設計書(人事システム編) 入出力設計書(インポート・エクスポート) 機能一覧 機能設計書 テーブル一覧 テーブル仕様書(人事システム編) テーブル仕様書 コード一覧 コード仕様書(人事システム編) コード仕様書 業務一覧 業務フロー 処理一覧 処理フロー 概要設計書(給与システム編) インタフェース一覧 画面一覧 帳票一覧 インポート・エクスポート一覧 入出力設計書(画面) 入出力設計書(帳票) 詳細設計書(給与システム編) 入出力設計書(インポート・エクスポート) 機能一覧 機能設計書 テーブル一覧 テーブル仕様書(給与システム編) テーブル仕様書 コード一覧 コード仕様書(給与システム編) コード仕様書 業務一覧 業務フロー 処理一覧 処理フロー 概要設計書(共済システム編) インタフェース一覧 画面一覧 帳票一覧 インポート・エクスポート一覧 入出力設計書(画面) 入出力設計書(帳票) 詳細設計書(共済システム編) 入出力設計書(インポート・エクスポート) 機能一覧 機能設計書 テーブル一覧 テーブル仕様書(共済システム編) テーブル仕様書 コード一覧 コード仕様書(共済システム編) コード仕様書 業務一覧 業務フロー 処理一覧 概要設計書(勤務時間管理システム 処理フロー 編) インタフェース一覧 画面一覧 インポート・エクスポート一覧 入出力設計書(画面) 詳細設計書(勤務時間管理システム 入出力設計書(インポート・エクスポート) 編) 機能一覧 機能設計書 テーブル仕様書(勤務時間管理シス テーブル一覧 テム編) テーブル仕様書 2/4 区分 ドキュメント名称 コード仕様書(勤務時間管理システ ム編) 概要設計書(宿舎管理システム編) 宿舎管理システム 詳細設計書(宿舎管理システム編) テーブル仕様書(宿舎管理システム 編) コード仕様書(宿舎管理システム編) 方式設計(調査統計システム編) 概要設計書(調査統計システム編) 調査統計システム 詳細設計書(調査統計システム編) テーブル仕様書(調査統計システム 編) コード仕様書(調査統計システム編) 概要設計書(非常勤システム編) 非常勤システム 詳細設計書(非常勤システム編) 操作手引書 マニュアル 運用スタッフ向けマニュアル コード一覧 コード仕様書 業務一覧 業務フロー 処理一覧 処理フロー インタフェース一覧 帳票一覧 インポート・エクスポート一覧 入出力設計書(画面) 入出力設計書(インポート・エクスポート) 機能一覧 機能設計書 テーブル一覧 テーブル仕様書 コード一覧 コード仕様書 アプリケーション方式設計書 システム方式設計書 インフラ設計書 システム一覧 システムフロー システム概要定義 業務一覧 業務フロー 処理一覧 処理フロー 画面一覧 帳票一覧 インポート・エクスポート一覧 入出力設計書(画面) 入出力設計書(帳票) 入出力設計書(インポート・エクスポート) 機能一覧 機能設計書 テーブル一覧 テーブル仕様書 コード一覧 コード仕様書 プロセス一覧 画面一覧 帳票一覧 バッチ処理一覧 画面全体図 画面レイアウト 画面項目仕様 画面項目制御仕様 画面項目チェック仕様 帳票レイアウト 帳票項目仕様 帳票項目詳細仕様 人・給システム概要編 職員業務編 業務担当者編(人事業務) 業務担当者編(給与業務) 業務担当者編(共済業務) 業務担当者編(勤務時間管理業務) 業務担当者編(宿舎管理業務) 業務担当者編(統計業務) 業務担当者編(管理機能) システム管理者編 非常勤システム編 調査統計システム編 人・給システム編 非常勤システム編 ヘルプデスク問い合わせ履歴 FAQ一覧 3/4 区分 移行ツール 基盤・ソフトウェア 運用 ガイドライン その他 ドキュメント名称 移行ツール設計書 移行ツール(非常勤システム)設計書 データ移行ツール操作説明書 人事・給与関係業務情報システムに係る機器・ソフトウェア賃貸借及び保守 (第一期~第四期)納入品仕様詳細及び数量 運用センタ運用・保守要領 運用センタ運用設計書 政府情報システムの政府共通プラットフォームへの移行に係るガイドライン ユーザコード作成手引き 集中型 人事院情報セキュリティポリシー[管理基準編] 人事院情報セキュリティポリシー[技術基準編] 4/4
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