サンプルアイディア 1 タイトル: ゲームによる地域の結びつき強化 内 容: 自分が住んでいる地域において、住民同士の結びつきが薄れていると感じています。ゲームによって 楽しく住民同士の結びつきや絆が深まるゲームができるといいと思います。 例えば、地域ごとに現実の街と同じような仮想の街を作って、その住人だけが参加できるようにし ます。一人暮らしの老人の方などにはパッドなどを貸し出し参加できるようにして、参加者同士がコ ミュニケーションできる環境を作ります。 休みの日に地域の家族同士が集まって遊びを企画したり、地域の課題をみんなで議論できたり、孤独 を感じないようにご近所同志が交換日記できたりします。 仮想の街がそこに済む困っている人と解決できる人を結びつける役割を果たします。 仮想の街にはいくつもゲームを用意して住民の参加を呼びかけます。 商店街の割引券が当たるくじ引きがあったり、RPG の要素を盛り込んでみんなで敵を倒してミッショ ンをクリアした参加者にプレゼントがもらえたりします。 サンプルアイディア 2 タイトル: 学力向上をゲームで 内 容: ゲームは好きだけど勉強は嫌い。歌は覚えられるけど歴史の年号は覚えられない。 ならば子どもが大好きなゲームや歌で学力が向上するのではないだろうか。 実証実験としてある教科書をまるごとゲームの中に入れ込みます。 ゲームを楽しく進めていくことで自然と学力が身につくような内容にします。 教科毎にふさわしいゲームを研究します。例えば国語だったら推理ゲーム、算数だったらパズルゲーム、 歴史だったらシミュレーションゲーム、理科や社会は RPG など。 記憶の定着をはかるためにゲーム中に流れる音楽や歌にも学習の要素を盛り込みます。 ポイントは教科書のある部分だけを切り取ったゲーム(歴史もののゲームなどはこれ)ではなく、教 科書の全ての内容が盛り込まれていることです。ゲームを全てクリアすることはすなわちその教科書 を全て勉強したことになる。というのがポイントです。 教科書を作っている企業とゲーム会社と塾などが協同で開発すればできるような気がしますし、勉強 嫌いな子どもも楽しく勉強に向き合うようになると思います。 学校の勉強だけの子どもと、ゲームを通じて勉強をした子どもで学力向上度合いを調べればゲームを 通じて勉強した子どもの方が学力が身につくような気がします。 サンプルアイディア 3 タイトル: 衆人の英知を結集して「百科事典」を作る 内 容: 従来、 「百科事典」は、それぞれの分野の権威が掲載する項目を決め、その項目の専門家が執筆を担当し、 大手出版社から刊行されてきた。正確ではあるが、多くの時間と人的労力(費用)をかけて「百科事 典」を作ってきた。これに対して、ネット上で、ユーザーが興味を持った項目について執筆=投稿し 「百科事典」を作るというゲーム=システムを提案する。全体の体系性は考えずに、個々の掲載項目だ けが増殖していくイメージである。もちろん、管理人は必要で、掲載価値のない項目は削除しなけれ ばならない。ただし、管理人だけが内容をチェックするのではなく、この「百科事典」を利用するユー ザーたちが「誤り」を相互に修正し、その繰り返しで、より正確な記述を目指す。まさに、 「文殊の知恵」 の結集であり、 「万人による万人のための百科事典」である。 ※もちろん、これは Wikipedia がなかったと仮定して作られた企画例である。 サンプルアイディア 4 タイトル: 政治家の不正を暴くゲーム 内 容: (イギリスで)公開された 100 万枚を超える国会議員の経費の申請書や領収書をスキャナーで取り込み ネットに公開し、ユーザーがその中身を1枚1枚チェックし、経費の不正使用を摘発するゲームを提 案する。 ※ 2009 年にネット上で、イギリスの権威ある新聞「ガーディアン紙」が協力を呼びかけたゲーム(正 確には「大規模多人数参加型調査ジャーナリズムプロジェクト」)で、2万人以上のユーザーが参加 し、結果、28 人の議員が辞職を余儀なくされた。現実の政治を変えた画期的ゲームと言われている。
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