化粧ミラーキャビネット

施工説明書
化粧ミラーキャビネット
● MFD-751
(H)
(S)
,752H,753H,753TH
● MFD-601
(H)
,602H
FD シリーズ
■寸法図
施工される前に
施工に際しては、必ずこの施工説明書に従い正しく施工してく
ださい。
※この施工説明書に記載されていない方法で施工され、それが
原因で故障を生じた場合は、商品の保証を致しかねますので
十分ご注意ください。
「保証書(取扱説明書裏表紙)」は貴店名、取付日を忘れずに記
入の上、必ずお客様にお渡しください。
施工段階での欠陥工事は、施工店様に対して賠償責任が問われ
る場合がありますことを十分にご認識いただき、お客様が安全
で快適にご使用できるようご協力ください。
■付属部品
MFD-753TH
MFD-751 MFD-751H(S) MFD-752H MFD-753H MFD-601 MFD-601H MFD-602H
歯ブラシ立て
1個
(扉タイプ) 1 個(スタンドタイプ) 1 個
(扉タイプ) 1 個(スタンドタイプ)
落下防止バー
5個
3個
6個
2個
3個
ダミーキャップ(注1)
1個
(注1)
壁固定用ねじ
4本
ビスガイド
4個
キャップ
2個
施工説明書
取扱説明書
各1部
(注1)
:ダミーキャップの取り付けについては、
「施工前の確認の1. ダミーキャップとシャワーフックの確認」
に従ってください。
注 意
安全のために必ずお守りください
ここでは施工に際して守らないと人身事故や、家財の
損害に結びつく注意事項を挙げています。
施工前にこの項目をよくお読みいただき、正しく施工
してください。
用語および記号の説明
警告……「取扱いを誤った場合に、使用者が死
亡または重傷を負う危険な状態が生
じることが想定されます。
」
注意……「取扱いを誤った場合に、使用者が軽
傷を負うかまたは物的損害のみが発
生する危険な状態が生じることが想
定されます。
」
……「注意しなさい!」( 上記の「警告」
「注
意」と併用して注意をうながす記号
です。必ずお読みになり、記載事項
をお守りください。
)
……「してはいけません!」( 一般的な禁
止記号です。
)
……「分解してはいけません!」
……「指示通りにしなさい!」( 一般的な
行動指示記号です。
)
警 告
●修理技術者以外の人は、絶対に分解した
り修理・改造は行わないでください。
※発火したり、思わぬケガをすることが
あります。
●ストーブやヒーター等、熱を発生するも
のの近くに設置しないでください。
※変色や変形、
火災をおこす恐れがあり
ます。
お 願 い
●キャビネット取付壁面の不陸が 5mm/2m を
こえる場合は施工しないでください。
※鏡がひずんだり割れたりする恐れがあります。
●直接日光が当たる場合は必ずカーテン等でさえ
ぎってください。またスポット照明や殺菌灯を
直接当てないでください。
※変色や変形の原因になります。
●ダミーキャップとシャワーフックは、どちらも
化粧ミラーキャビネット左下取付部に取り付け
が可能なため、化粧台が洗面タイプか洗髪タイ
プかをよく確認してから取り付けてください。
もし誤って取り付けた場合は、化粧ミラーキャ
ビネットの裏面の穴(Φ 100)から、ダミー
キャップのツメを(2ヶ所)外して、取り外し
て下さい。
※無理にダミーキャップを前面から引っ張って外
そうとすると、ダミーキャップや化粧ミラー
キャビネットが破損する恐れがあります。
施工前の確認
注 意
●浴室内等の高温多湿場所へは、設置しな
いでください。
※漏電や感電の恐れがあります。
●電源は必ず専用のコンセントからお取
りください。また、コード類を束ねたま
ま、使用しないでください。
※発熱や発火の恐れがあります。
●施工の際コードは必ず取出口から出し
てください。
※コードを本体と壁にかみ込ませてし
まうと発熱や発火の恐れがあります。
本
社
関 東 支 社
関西統括支社
●電源プラグを抜くときは、電源コードを
持たずに必ず先端の電源プラグを持って
引き抜いてください。
※感電やショートして発火することがあ
ります。
●この説明書に記載されている以外の壁仕
様(ALC 壁等)の場合はキャビネットの
取付けをしないでください。
※キャビネットの取付強度が保てず落下
する恐れがあります。必ず壁の施工の
やり直しを行ってください。
0
5
6
9-3
5-2
7
0
0
0
4
8-6
6
8-1
1
7
7
0
6-5
3
9-3
5
0
0
●電源は必ず電気設備基準、内線規定に準じた配線
でブレーカー
(100V、15 A)
の設置された 100V 用コンセントからお取りください。
コンセントを新しく設置する場合(配線工事は電
気工事店にご依頼ください)
、
電源コードの長さは
1.0m ですので、電源コードの届く、床面より高
くて水のかからない位置に設置してください。
3. 壁面工事の確認
〔壁材、下地材の確認〕
●キャビネットの取付可能な壁面は裏面図 1,2 に
示す。
(1)
乾式壁 3 種
(2)
湿式壁 2 種 の以上 5 種類の壁面のみです。
〔補強木、仕上げ材の厚みの確認〕
●キャビネットの取付けには、乾式壁の場合、壁面
に補強木(幅90mm ×厚み3
0mm 以上)が指定
の位置(寸法図参照)に必ず必要です。あらかじ
め建築施工の際に補強木を設けてください。直接、
壁の仕上材にキャビネットの取付けはしないでく
ださい。
●補強木の柱や間柱への取付部材(ねじ等)は、ミ
ラーキャビネットの固定強度
(乾式壁の図を参照)
と同等以上になるように、種類、数を選定してく
ださい。
●乾式壁の場合は、補強木手前の仕上げ材は取付ね
じを補強木に届かせるため必ずトータルの厚みで
12.5mm 以下のものを用いてください。
●湿式壁の場合は、AY ボルトをコンクリートに届
かせるため、モルタル、タイルの仕上げはトータ
ルの厚みで 20mm 以下としてください。また、
壁本体がコンクリートブロックの場合は、中空部
をモルタル詰めしてください。
〔壁の不陸について〕
●キャビネット取付壁面の不陸は 5mm/2m 以下
であることを確認してください。
(キャビネット本体を壁に当て、壁とのすき間が
5mm 以下であることを確認してください。
)
1. ダミーキャップとシャワーフックの確認
注意
●化粧ミラーキャビネットの付属部品の ダミー
キャップは、洗面タイプの化粧台との組合せのと
きに化粧ミラーキャビネットに取り付けます。
●洗面化粧台の付属部品のシャワーフックは、洗髪
タイプの化粧台との組合せのときに化粧ミラー
キャビネットに取り付けます。
●取付けについては、後述の「■シャワーの取付け」
「■ダミーキャップの取付け」をご覧ください。
この説明書に記載されている以外の壁仕様
(ALC 壁等 ) の場合は、
キャビネットの取付
けをしないでください。
※キャビネットの取付け強度が保てず落下
する恐れがあります。必ず壁の施工のや
り直しを行ってください。
2. 電源の確認
●電源コンセントは AC100V をお使いください。
北海道支社
甲 信 支 社
中 国 支 社
0
1
1-2
7
1-1
713
0
2
6
3-3
6-2
1
6
6
0
8
2-2
2
3-1
7
1
0
お願い
●キャビネット取付け壁面の不陸が 5mm/2m
をこえる場合は施工しないでください。
※鏡がひずんだり割れたりする恐れがあります。
東 北 支 社
0
2
2-3
0
1-1
7
0
1
中 部 統 括 支 社 0
5
2-2
0
1-1
7
1
7
四 国 支 社
0
8
7-8
2
1-1
7
0
1
首都圏統括支社
北 陸 支 社
九 州 支 社
0
3-5
5
4
1-7
1
1
1
0
7
6-2
6
4-1
7
1
0
0
9
2-2
8
2-3
1
5
4
(1) 乾式壁
●ボード類直張り
●ボード類胴縁取付け
壁面
壁面
胴縁
補強木
(巾90×厚み30以上)
●化粧ミラーキャビネットは洗面器立ち上がり部に、
水平にすき間のないようセットします。
(はめこみ
がきちんとされていない場合、水の侵入がおこり
やすくなります。)
②図 3 のように照明カバーの両端から 10cm
位の所の上面と下面を軽く挟んで持ち、奥に
押し込んではめます。
■歯ブラシスタンドの設置
(MFD-752H,753H,602H,753TH)
12.5㎜以下
●タイル仕上げ
壁面
お願い
補強木
(巾90×厚み30以上)
タイル
12.5㎜以下
図1
(2) 湿式壁
●歯ブラシスタンドを右側の袖鏡の最下段に設置します。
●化粧ミラーキャビネットの幅は、洗面器の幅
よりも大きくなっています。化粧ミラーキャ
ビネットを洗面器に設置する際は、化粧ミ
ラーキャビネットのはみだし部分を左右均等
になる様にしてください。
※どちらかに偏らせると、隣にサイドキャビ
ネットを設置した場合、すき間が空いてしま
います。
4. 壁固定
●モルタル仕上げ
●タイル仕上げ
壁面
お願い
壁面
コンクリート
コンクリート
コンクリートブロック
(中空部はモルタル詰め)
コンクリートブロック
(中空部はモルタル詰め)
タイル
20㎜以下 モルタル
20㎜以下
蛍光灯
テープ
補強木
(巾90×厚み30以上)
12.5㎜以下
(2)
①蛍光灯の端のテープは、はがしてください。
※輸送中の破損防止を目的としたテープです。
モルタル
●壁固定には必ずビスガイドをご使用ください。
※ビスガイドなしでは壁固定できません。
●壁固定中ビスガイドの中で、電動ドライバー
の先端と壁固定用ねじの十字溝を離さないで
ください。又、斜めに壁固定しないでください。
※再度かみ合わせるのが難しく、壁固定用ね
じの十字溝を潰す場合があります。
■シャワーフックの取付け
●シャワーフック(1 個)
と固定用ねじ
(1 本)
は、洗
面化粧台 FD シリーズの付属部品となっています。
●このシャワーフックは、ホース収納式シングルレ
バー洗髪シャワー混合水栓 SF-44S
(寒冷地仕
様:SF-44SN)専用です。その他の水栓には対
応できませんのでご注意ください。
(1)
図のようにシャワーフックのツメ
(2 ヶ所)
を化
粧ミラーキャビネットの左下取付部の穴
(2 ヶ
所)
にはめ込みます。
(2)
固定用ねじで、シャワーフックを固定します。
ツメ
図2
※壁本体がコンクリートブロックの場合は、中空部
はモルタル詰めしてください。
施工方法
■化粧ミラーキャビネットの取付け
●乾式壁の場合は付属のねじ(φ 4.0 × 50mm)
と、ビスガイドをご使用ください。
●湿式壁の場合は、AY ボルト
(KB 4 × 60T
(AY)
:別途手配)と、ビスガイドをご使用ください。
〔乾式壁の場合〕
(1)
壁固定用ねじの固定部は、上下 4 ヶ所あり、上部
は照明部の両端 2 ヶ所、下部は両端の 2 ヶ所で
す。
(2)
ねじ固定するには、付属のビスガイドを使用し
ます。
(3)
下部両端の 2 ヶ所は、ねじ固定後キャップをは
めます。
注意
ビスガイド
壁固定ねじ
キャップ
コードを取り出す側(電源コンセント側)のコー
ド切欠部からコードを取り出します。
※コード取出口は左・右・上の 3 ヶ所あります。
2. 照明カバーの取外し
●図 3 のように照明カバーの両端から 10cm 位の
所の上面と下面を軽く挟んで持ち、手前に引き抜
きます。
ワンポイント
● 2 面鏡、3 面鏡の場合は袖鏡を開けて行うと
照明バーが持ちやすくなります。
約10cm
照明カバー
約10cm
〔湿式壁の場合〕
(1)
壁面の AYボルトの位置を確認し位置出しします。
(2)
下穴(φ 7.5mm)を壁にあけ切粉をよく取り
除きます。
※下穴は電動ドリルを使用して正確に開けてく
ださい。
(3)
AY ボルトを挿入してゴム筒を押さえてボルト
を抜き取ります。
(4)
壁固定用ねじの固定部は、上下 4 ヶ所あり、上
部は照明部の両端 2 ヶ所、下部は両端の 2 ヶ所
です。
(5)
ねじ固定するには付属のビスガイドを使用します。
(6)
下部両端の 2 ヶ所は、ねじ固定後キャップをは
めます。
5. 照明カバーの取付け
図3
3. 位置決め
●洗面化粧台の立ち上がり部が水平であることを確
認してください。水平がでていない場合は化粧ミ
ラーキャビネットも水平に設置できません。
(洗面
化粧台下端アジャスターで上下調節を行ってくだ
さい。)
また立ち上がり部が床面より 800mm の高さで
あることを確認してください。
固定用ねじ
■ダミーキャップの取付け
お願い
●ダミーキャップとシャワーフックは、どちら
も化粧ミラーキャビネット左下取付部に取り
付けが可能なため、化粧台が洗面タイプか洗
髪タイプかをよく確認してから取り付けて下
さい。もし誤って取り付けた場合は、化粧ミ
ラーキャビネットの裏面の穴(Φ 100)から、
ダミーキャップのツメ(2 ヶ所)を外して、
取り外して下さい。
※無理にダミーキャップを前面から引っ張って
外そうとすると、ダミーキャップや化粧ミ
ラーキャビネットが破損する恐れがあります。
ビスガイド
壁固定ねじ
1. コードの取出し
●施工の際、コードは必ずコード取出口か
ら出してください。
※コードを本体と壁にかみ込ませてしま
うと発熱や発火の恐れがあります。
シャワーフック
(1)
照明器具の周波数は 50Hz にセットされていま
す。60Hz 地域でのご使用の際にはスイッチを
60Hz に切り替えてください。
50Hz地域
60Hz地域
●ダミーキャップは洗面タイプの化粧台に付属部品
として同梱され、洗面タイプの化粧台との組み合
わせのときに化粧ミラーキャビネットに取り付け
ます。
●ダミーキャップのツメ
(2 ケ所)
を化粧ミラーキャビ
ネットの左下取付部の穴
(2ヶ所)
にはめ込みます。
ツメ
ダミーキャップ
施工後の確認
■キャビネット本体の確認
(1)
キャビネットの取付ねじが十分に締まって、ゆ
るみがないことを確認します。
(2)
キャビネット自体にガタツキ、壁とキャビネッ
トとのすき間がないことを確認します。
(3)
化粧ミラーキャビネットが洗面器立ち上がり部
にあわせきちんと隙間が無く固定されているこ
とを確認します。
(4)
電源プラグをコンセントに差し込み、照明ス
イッチを操作して点灯することを確認します。
PMB-0072
(98062)