ブラシ収納キャビネット

施工説明書
ブラシ収納キャビネット
T1N-151
施工される前に
●施工に際しては、必ずこの施工説明書に従い正しく施工してください。
※この施工説明書に記載されていない方法で施工され、それが原因で故障を生じた場合は、商品の保証を致しかねますので十分ご注意ください。
●施工段階での欠陥工事は、製造物責任法に基づき、二次責任が問われる場合がありますことを十分にご認識いただき、お客さまが安全で快適にご使用できるようご協力ください。
●付属部品の内容と数量が合っていることを確認してください。
■付属部品
警告
キャビネット色
PW・DW
部品名
キャビネット
1個
サニタリーボックス
1個
ブラシケース
1個
ブラシケ−ス前板
1個
施工ビスセット
JBS-255×一式
JBS-256×一式
4本
・化粧キャップ白(NC11-N95)
4個
ー
・化粧キャップ黒(NC11-N96)
ー
4個
施工説明書・取扱説明書
各1部
キャビネットをねじ固定する位置に補強木が設置されて
いることを確認してください。
W.L.
50
●ストーブやヒーターなど熱の発生するもの
の近くに設置しないでください。
※変色や変形、火災をおこす恐れがあります。
4本
■寸法図
50
●この説明書に記載されている以外の壁仕様
(ALC壁等)にはキャビネットの取付けをし
ないでください。
※キャビネットの取付強度が保てず落下する
恐れがあります。必ず壁の施工のやり直し
を行ってください。
● 修理技術者以外の人は、絶対に分解したり
修理・改造は行わないでください。
※ケガや故障が生じる恐れがあります。
・キャビネット固定ねじ
(トラスφ4.0×50mm)
50
注意
DR
注意
●この説明書に記載されている以外の壁仕様
(ALC壁等)の場合はキャビネットの取付け
をしないでください。
※キャビネットの取付け強度が保てず落下す
る恐れがあります。必ず壁の施工のやり直
しを行ってください。
●浴室内などの高温多湿な場所や水が浸る可
能性がある床面には設置しないでください。
※木部が水を含んで腐る恐れがあります。
117.5
1.乾式壁
●ボード類直張り ●ボード類胴縁取付け ●タイル仕上げ
壁面
壁面
壁面
胴縁
補強木
(巾90×厚み30以上)
補強木
(巾90×厚み30以上)
補強木
(巾90×厚み30以上)
タイル
12.5mm以下
12.5mm以下
12.5mm以下
2.湿式壁
F.L.
50
50
F.L.
115
115
555
670
440
お願い
●直射日光が当たる場合は必ずカーテンなどでさえ
ぎってください。また、スポット照明や殺菌灯を直接
当てないでください。
※変色や変形の原因となります。
●不陸が5mm/2mを超える場合は施工しないでくだ
さい。
※不陸があるまま施工するとキャビネットがひずむ
場合があります。
●酸性、アルカリ性および塩素系の洗剤類、ベンジン、
シンナー、ラッカー、アルコール等の溶剤や油類を
使用して本体をふかないでください。
※変色や変形の恐れがあります。
50
安全のために必ずお守りください
ここでは施工に際して守らないと人身事故や、家財の損
害に結びつく注意事項をあげています。施工前にこの項
目をよくお読みいただき、正しく施工してください。
用語および記号の説明
警告 ・
・
・
・
・「取扱いを誤った場合に、使用者が死亡また
は重傷を負う危険な状態が生じることが
想定されます。」
注意 ・
・
・
・
・「取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負
うかまたは物的損害のみが発生する危険
な状態が生じることが想定されます。」
『注
・
・
・
・
・「注意しなさい ! 」(上記の 『警告』、
意』と併用して注意を促す記号です。
必ずお読みになり、記載事項をお守りくだ
さい。)
施工前の確認
壁面
●タイル仕上げ
壁面
コンクリート
コンクリートブロック
(中空部はモルタル詰め)
コンクリート
コンクリートブロック
(中空部はモルタル詰め)
タイル
モルタル
20mm以下
モルタル
20mm以下
2.床面の確認
●設置する床は水平で著しい凹凸や不陸がないことを確
認してください。
●床面は強固でぐらつき、たわみが生じないことを確認
してください。
※キャビネットがぐらついたり、取付精度(納まり)が悪
くなる恐れがあります。
1.壁面工事の確認
お願い
[壁材、下地材の確認]
浴室内などの高温多湿な場所には設置しないでくだ
さい。
※木部が水を含んで腐る恐れがあります。
●キャビネットの取付け可能な壁面は右図に示す。
(1)乾式壁3種
(2)湿式壁2種 の以上5種類の壁面のみです。
[壁の不陸について]
[補強木、仕上材の厚みの確認]
●キャビネットの取付けには、乾式壁の場合、壁面に補強
木(幅90mm×30mm以上)が指定の位置(寸法図参照)
に必ず必要です。あらかじめ建築施工の際に補強木を
設けてください。直接、壁の仕上材にキャビネットの取
付けはしないでください。
・
・
・
・
・「分解してはいけません! 」
●補強木の柱や、間柱への取付部材(ねじ等)は、キャビ
ネットの固定強度(乾式壁の図を参照)と同等以上にな
るように種類、数を選定してください。
・
・
・
・
・「指示通りにしなさい ! 」(一般的な行動指
示記号です。)
●乾式壁の場合は、補強木手前の仕上材は取付ねじを
補 強 木 に 届 か せ る た め 、必 ずト ー タ ル の 厚 み で
12.5mm以下のものを用いてください。
・
・
・
・
・「してはいけません ! 」(一般的な禁止記
号です。)
●モルタル仕上げ
●キャビネット取付壁面の不陸は5mm/2mm以下で
あることを確認してください。
(キャビネットを壁に
当て、壁とのすき間が5mm以下であることを確認
してください。
●湿式壁の場合は、
AYボルトをコンクリートに届かせるため、
モルタル、タイルの仕上げはトータルの厚みで20mm
以下としてください。また、壁本体がコンクリートブロッ
クの場合は、中空部をモルタル詰めにしてください。
お客さま相談センター ダイアルイン 10562-31-0792
平日「9:00∼19:00」対応 土日・祝日「10:00∼18:00」対応(年末年始・夏期休暇は除く)
PMB-0282(0304)
3.扉の開閉方向・設置位置の確認
2.キャビネットの壁固定
●本キャビネットの扉は本体の上下を逆さにすることにより、
左開き、右開き共用品になっています。
50mm以上
確保してください
W.L.
qベースキャビネットを指定位置に設置し、
壁面に当てます。
w扉を開き、同梱されているサニタリーボックス、ブラシ
ケースを取り出して付属のねじ(トラスφ4.0×50mm)
を用いてキャビネット内部のねじ穴から壁面にねじ固定
します。
50mm以上
確保してください
皿ねじφ4.0x50mm
[乾式壁の場合]
W.L.
eその後、化粧キャップをはめます。
サニタリーボックス
[湿式壁の場合]
ベースキャビネット
(樹脂製)
ブラシケース前板
ブラシケース
ベースキャビネット
(樹脂製)
ブラシケース
●扉の手掛けのある側に必ず50mm以上のスペースを
確保してください。
●キャビネットの先端から前方に150mm以上のスペー
スを確保してください。
qAYボルト(KB-4×60TW(AY)
:別途手配、)の位置を
確認位置出しをします。
w壁にφ7.5の下穴をあけ、切粉をよく取り除きます。
※下穴は電動ドリルを使用し正確に開けてください。
eAYボルトを挿入してゴム筒を押さえてボルトを抜き取
ります。
rキャビネットを壁面に当て、キャビネット内部のねじ穴か
ら壁面にボルトで固定します。
tその後、化粧キャップをはめます。
●本キャビネットはトイレの長辺方向にも短辺方向にも取
付け可能です。
皿ねじφ4.0x50mm
●セットプランをご確認の上、
間違えずに設置してください。
サニタリーボックス
便器先端から後方に取り付ける場合は
使用上、左吊りに取付けることを
お勧めします
ブラシ&サニタリー収納
キャビネット先端から
150mm以上確保して
ください
手掛けから
50mm以上
確保してください
WL
便器先端から後方に取り付ける場合は
使用上、右吊りに取付けることを
お勧めします
化粧キャップ
ベースキャビネット
ブラシケース前板
ブラシケース
施工後の確認
■キャビネット本体の確認
施工方法
●乾式壁の場合は付属の固定ねじ(φ4.0×50mm)をご
使用ください。
●湿式壁の場合はAYボルト(KB-4×60TW(AY)
:別途
手配、2本入り)をご使用ください。 1.巾木対応の切り欠き
巾木がある場合はキャビネットの後部をカッターナイフ
等で切り欠きます。
※巾木は高さ100mm×厚み10mm以下のみ対応です。
それ以外の場合は、巾木を切断してください。
巾木の厚み
(10mm以下)
ベースキャビネット(樹脂製)
巾木
巾木の高さ
(100mm以下)
お願い
キャビネットは高さ100mm×厚み10mm以上切り欠
かないでください。それ以上切り欠くとキャビネットの
内部を傷付けてしまう恐れがあります。
(1)キャビネットの取付けねじが十分に締まっているか、
ゆるみがないことを確認します。
(2)キャビネット自体にガタツキ、壁とキャビネットのすき
間がないことを確認します。