経営に関する諸活動 1.ご契約者に対する情報提供 1 契約締結時の主な提供資料 ◦ 各種保険商品パンフレット ◦ ご契約のしおり −定款・約款 ◦ 保険種類のご案内 ◦ ライフプラン ◦特 に重要な事項のお知らせ(注意喚起情報・ (※) その他特にご確認いただきたい事項) ※ご契約に際して特にご確認いただきたい 重要なことがらを列挙したものです。 ◦ 各種ご契約の概要 ◦ 意向確認書 ◦ 転換契約ご説明資料 ◦ 保険金・給付金のご請求のまえに ◦ 特約のご案内 経営に関する諸活動 2 契約締結後の提供資料 現在ご契約者に提供している文書による主な情報は次のとおりです。 ご加入時について 保険証券 主契約・特約 更新後 更新通知書 口座振替扱 団 体 扱 保険料振替日のお知らせ (年・半年払、ボーナス一括払) 保 険 料 お払込みについて 保険料口座振替予定金額のお知らせ 団体の事務担当者様に払込案内を (保険料の変更がある場合) お送りしております。 前納保険料充当のお知らせ (前納お取扱の場合) 保険料のお払込みが 滞 っ た 場 合 自動貸付 失 効 保険料ご準備のお願い — 保険料自動貸付のご案内 保険料自動貸付のご案内 (年・半年払) ご契約復活のおすすめ ご契約復活のおすすめ (集団扱の場合) ご契約現在状況のご確認 (失効のご案内) ご契約現在状況のご確認 (失効のご案内) ご契約の現況について フコク生命だより 特約等の更新について 自動更新のお知らせ ご契約者貸付金利息繰り入れのご案内 ご契約者貸付について そ 83 の 他 ご契約者貸付金現在状況のお知らせ (貸付金の返済があった場合) 生命保険料控除証明書 生命保険料控除証明書 (必要な団体のご契約者) 配 当 金 の お 知 ら せ (現金扱の場合) 保 険 料 お払込みについて 保険料のお払込みが 滞 っ た 場 合 自動貸付 失 効 集 金 扱 送 金 扱 保険料集金のご案内 (年・半年払) 保険料お払込みのご案内 前納保険料充当のお知らせ (前納お取扱の場合) 保険料お払込みのおすすめ (月払) 保険料お払込みのおすすめ 保険料自動貸付のご案内 ご契約復活のおすすめ ご契約の現況について フコク生命だより 特約等の更新について 自動更新のお知らせ ご契約者貸付金利息繰り入れのご案内 ご契約者貸付について そ の 他 満期保険金・年金等の お 支 払 い に つ い て 経営に関する諸活動 ご契約現在状況のご確認(失効のご案内) ご契約者貸付金現在状況のお知らせ (貸付金の返済があった場合) 生命保険料控除証明書 満期保険金請求手続のご案内 保険期間満了のお知らせ すえ置金請求手続のご案内 買増保険金のご案内 生存保険金のご案内 祝金のご案内 生存給付金のご案内 無事故給付金のご案内 教育年金請求手続のご案内 年金開始手続のご案内 年金請求手続のご案内 一時金手続のご案内 現況届のご案内 84 2.生命保険の基礎知識 1 契約の責任開始期 なお、保険金や給付金の種類により、免責事 お申込みいただいたご契約を当社がお引き受 由は異なります。 けすることを承諾した場合、健康状態などの告 知および第 1 回保険料相当額のお払込みがとも 5 重大事由による解除 に完了した時から、ご契約上の責任を負います。 保険金・給付金の請求における詐欺や契約関 係者による保険事故の招来があった場合、契約 経営に関する諸活動 2 契約申込の撤回(クーリング・オフ制度) 関係者が反社会的勢力に該当すると認められる 申込者または契約者は、お申込みの撤回また 場合など、生命保険契約における信頼関係が著 はご契約の解除(以下「申込みの撤回等」とい しく損なわれるような重大な事由が生じた場合 います。)について記載した書面を交付された には、生命保険制度の健全な運営のために、当 日とご契約の申込日のいずれか遅い日から、そ 社は、保険契約や付加している特約を解除する の日を含めて 8 日以内であれば、書面により申 ことがあります。重大事由による解除を行った 込みの撤回等をすることができます。 (当社所定 場合、その重大事由の発生時以後に支払事由が の医師の診査を受けた場合、申込者または契約 生じた保険金・給付金をお支払いすることはで 者が法人の場合など、申込みの撤回等ができな きません。 い場合があります。) 6 保険料払込の猶予期間 3 告知義務と告知義務違反 保険料払込期月(第 2 回目以降の保険料をお 生命保険の加入や復活などに際しては、最近 払込みいただく月の初日から末日までの 1 ヵ月 の健康状態やご職業など、当社がおたずねす 間をいいます。)中にお払込みのご都合がつか ることがら(注)についてお知らせ(告知)いた ない場合は、次の猶予期間内にお払い込みくだ だくことになっています。これを告知義務とい さい。 います。その際に事実の告知がなかったり、事 ①月払契約 実と異なることを告知されたりしますと、当社 払込期月の翌月初日から末日まで は、告知義務違反としてご契約を解除すること ②年払・半年払契約 があります。 払込期月の翌月初日から翌々月の月単位の契 (注) 当社が書面にておたずねすることがらは、保険金 約応当日まで などのお支払事由や保険料の払込免除事由が発生 する可能性に関係のあるものに限ります。 7 契約の失効 保険料のお払込みがないまま、猶予期間を過 4 保険金などの免責事由 ぎた場合、ご契約は効力がなくなり、保険金や 保険金などをお支払いできない場合をいいま 給付金などのお支払いができなくなります。 す。たとえば、責任開始日または復活日から 2 85 年以内に自殺したときや契約者または死亡保険 8 契約の復活 金受取人の故意によるときには死亡保険金のお 保険料のお払込みがなくご契約が失効した場 支払いはできません。 合でも、復活が可能な期間中であれば、延滞保 険料とその利息を一括してお払込みいただくこ を軽くする方法です。減額した部分については とによりご契約の復活が可能です。この場合、 解約したものとして取り扱い、解約払戻金があ 改めて診査を受けていただくか告知書を提出し れば払い戻されます。 ていただきます。 13 契約者貸付 9 保険料の自動貸付 一時的に現金がご入用のとき、ご契約を解約 保険料払込の猶予期間を過ぎても保険料のお することなく、解約払戻金の一定範囲内で貸付 払込みがないときに、解約払戻金の一定範囲内 を受けることができる制度です。この場合、所 で自動的に保険料相当額を貸し付けて、これを 定の利息をいただきます。 有効に継続させる制度です。この場合、所定の (保険種類・ご契約の内容などによってはお取扱いでき ない場合があります。) 利息をいただきます。 (保険種類・ご契約の内容などによってはお取扱いでき ない場合があります。) 14 解約払戻金 経営に関する諸活動 保険料の払込みに充当することによりご契約を ご契約を解約された場合に、契約者に払い戻 すお金のことをいいます。生命保険では、払い 10 払済保険への変更 込まれる保険料が、一部は年々の死亡保険金な 保険料のお払込みを中止して、その時点での どのお支払いに、他の一部は生命保険の運営に 解約払戻金をもとに、元の契約の保険期間を変 必要な経費にそれぞれあてられ、これらを除い えないで養老保険または終身保険などの一時払 た残りを基準として定めた金額が解約の際に払 保険に変更する方法です。この場合、元の契約 い戻されます。したがって、解約払戻金は、多 よりも保険金額が小さくなります。 くの場合、払込保険料の合計額より少ない金額 (保険種類・ご契約の内容などによってはお取扱いでき ない場合があります。) となります。特に、ご契約後短期間で解約され たときの解約払戻金は、まったくないかあって もごくわずかです。 11 延長保険への変更 保険料のお払込みを中止して、その時点での ○不利益条項について 解約払戻金をもとに、元の契約の保険金額と同 告知義務違反による解除や保険金の免責事由 額の定期保険に変更する方法です。この場合、 など、お客さまに不利益となる可能性のある事 元の契約よりも保険期間が短くなることがあり 項については、ご契約の検討時やお申込みの際 ます。定期保険に変わりますので満期保険金は に配付している「商品パンフレット」、「ご契約 ありません。 のしおり−定款・約款」や「特に重要な事項の (保険種類・ご契約の内容などによってはお取扱いでき ない場合があります。) お知らせ(注意喚起情報・その他特にご確認い ただきたい事項)」などに明示するとともに、 お客さまに確実にご理解いただけるよう努めて 12 保険金額の減額 おります。 保険金額を減額し、それ以降の保険料の負担 86 3.新しい販売チャネルへの取組み(募集代理店チャネルにおける取組み) 募集代理店の状況 募集代理店チャネルにおいては、代理店ショ 営業職員との共同募集販売など多様な販売形態 ップ店頭での保険販売、代理店が運営する保険 へ取り組み、新しい市場の開拓を進めておりま 比較サイトを通じての通信販売や代理店と当社 す。 〈募集代理店チャネル実績(平成23年度)〉 経営に関する諸活動 募集代理店 代理店数 金融機関代理店 280 販売件数 (※) — その他代理店 1,767 13,037 合 計 2,047 13,037 ※窓販実績については、27―28ページに掲載。 募集代理店教育 1 代理店委託業務説明会 イ.登録後研修(登録日から 4 ヵ月) 募集代理店の委託にあたっては代理店委託業 販売活動に必要な生命保険の基礎知識、販売 務説明会を実施し、当社の経営理念や概要、募 技術などの机上教育にとどまらず実践的な教育 集代理店の行う業務と遵守すべき法令などをご も行っております。 説明し、十分にご理解いただくよういたしてお ウ.募集代理店研修会 ります。また、当社としては代理店としての業 当社では業界共通の研修とは別に当社独自の 務遂行能力や事業内容の適格性・法令遵守能力 研修を定期的に開催し、商品知識や販売技術等 などを判断基準に厳正な選別を実施していま の研修はもちろんのこと、コンプライアンス研 す。 修も定期的に実施しています。 エ.募集代理店向けインターネット業務支援シ 2 代理店契約締結後の教育 ステム「えふなび」の提供 全支社に配置しています市場開発担当者によ 主な機能としましては、顧客情報にもとづく り、代理店契約締結後に業界共通の知識教育お ライフプランの作成と、それにもとづく最適な よび販売技術指導を実施しております。 保険の自動設計機能および申込書作成機能を搭 ア.試験前教育 載し、代理店が見込客に対し簡単に設計販売が 代理店営業担当者も営業職員と同様に一般課 行えるようにしておりますとともに、顧客管理 程試験を受け、これに合格し金融庁に生命保険 などの機能を提供することにより、代理店への 募集人として登録しなければ、販売活動ができ 業務支援に資しております。 ないことになっております。試験前研修では、 また、金融機関窓販専用「えふなび」のサー 87 一般課程試験を受験するために必要な単位を完 ビスも提供しており、保有契約の現在状況など 全に履修します。 を確認することができます。 4.情報システムに関する状況 2 お客さまサービスの向上に関する取組み 当社では、お客さまの契約の管理と、お客さ ゆうちょ銀行、信用金庫、セブン銀行との提 まの多様なニーズにお応えする保険商品やサー 携により、全国約60,300台の提携ATMにて、フ ビスの提供を行うため、最新の大型コンピュー コク生命カードでの契約者貸付や配当金引出し タを導入し、順次更新をしてきました。 などのサービス提供を実現しております。 昭和53年より全国オンラインシステムが稼動 平成22年 1 月よりモバイルサイトを開設して し順次更新を行っており、業務の効率化を図っ おり、当社お客さまセンターの連絡やフコク生 てきました。また、業務の特性や処理量に応じ 命カードの付帯サービスのご案内を掲載してお てオープン系システムの導入も行い、システム ります。平成22年 3 月よりインターネットによ の最適化を図っております。 るご契約内容照会サービスを開始しており、お 平成10年には情報の共有化やより迅速な情報 客さまの利便性が向上しております。 経営に関する諸活動 1 情報システムに関する取組み 伝達を行うため、グループウェアを導入し、 「情 報ネットワークシステム」を稼動させ、その後 また、当社に寄せられましたご意見、ご要望、 もパソコン配備対象を拡大し、全職員への配備 ご不満などの「お客さまの声」につきまして、 を行っております。 データベースに入力し、これらデータの蓄積、 営業職員に対しては、携帯端末機「 」 分析を行えるよう、平成18年 5 月に「お客さま を配備しており、 お客さまへご提示する保険設計 データベース」システムを構築しており、その 書や生活設計書の作成などに活用しております。 後も機能拡充を行っております。お客さまから 平成22年 9 月には、事務・営業支援を支える の問合せにさらに迅速に対応するようコールセ グループウェアを刷新し、関連会社を含む社内 ンター等の他システムとの連携強化を図ってま の指示連絡ならびに情報共有の効率化、迅速化 いります。 を図っております。また、携帯端末機「 」 については、平成24年 4 月に最新機種へ切替え また、お客さま基点での適切な給付金等のお を行い、性能や利便性の向上を図っております。 支払いを行うよう取り組んでおります。査定ノ これらシステム拡大にともない、システムを ウハウの機械化により自動査定を実現した「給 支える社内ネットワークの増強を行うなど、シ 付金イメージワークフローシステム」を平成23 ステムインフラの充実を図っております。 年 1 月に稼働開始し、給付金支払査定業務の精 度向上と支払いの迅速化、およびお客さまサー 一方、システムリスク(コンピュータシステ ビスのさらなる充実を図っています。 ムのダウンや誤動作、システムの不備などによ 今後とも最新の情報技術を活用して、より一 り損失を被るリスク)に対してリスク低減への 層の事務効率化を図るとともに、高度化・多様 各種対策やお客さまの重要な個人情報を保護す 化するお客さまのニーズに迅速・的確にお応え るためのシステム上のセキュリティ対策も一層 し、お客さまに満足・信頼していただくために、 推進しております。 その基盤となる情報システムの構築に積極的に 今後も、 これらの取組みをより強固なものとし 取り組んでまいります。 ていくために、IT技術動向を見ながら、システ ムリスク管理レベルの向上を図ってまいります。 88 5.確定拠出年金制度における運用関連運営管理業務に関する方針 国民の生活の安定と福祉の向上に寄与する における運用関連運営管理業務に関する方針』 ことを目的とした「確定拠出年金法」が施行 を定めました。 され、当社は、「金融商品の販売等に関する法 今後も、お客さまを第一に考え、当該「勧誘 律」で策定・公表が義務づけられている「勧誘 方針」にもとづいて適正・適切な業務を心掛け 方針」として、次のとおり『確定拠出年金制度 てまいります。 経営に関する諸活動 確定拠出年金制度における運用関連運営管理業務に関する方針 フコク生命は、確定拠出年金制度における運営管理機関として、運用商品の選定・提示に関 する業務を行う際には、創業以来の経営理念である「ご契約者の利益擁護」のもと、お客さま を第一に考え、以下の方針にもとづいて適正・適切に業務を行います。 1 .コンプライアンス(法令等遵守)の精神にもとづき、確定拠出年金法、保険業法をはじめ とする関係諸法令や、諸規則、ルールなどを遵守し、適正・適切な業務を行うように努め ます。 2 .お客さまの金融商品に関する知識、投資経験、財産の状況など、お客さまの意向や実情に 応じて、運用商品の選定・提示を行うように努めます。 3 .お客さまご自身の判断により運用指図を行っていただけるように、ご提示した運用商品に ついて、十分な情報の提供を行います。特に、市場リスクを伴う商品については、商品内 容やリスクの内容について適切な説明を行うように努めます。 4 .インターネットを活用するなど、お客さまと直接対面しない方法により業務を行う際には、 説明方法などを工夫するように努めます。 5 .運用商品に関するご説明などを行う際には、お客さまの立場になって方法・時間・場所な どに十分に配慮するように努めます。 6 .お客さまのプライバシーをお守りするために、業務の遂行にあたって知り得たお客さまに 関する情報については、厳正に取り扱うよう努めます。 7 .資産運用に関する専門的知見のさらなる研鑚に努めるとともに、お客さまのさまざまなご 意見、ご要望の収集を行い、お客さまにより一層満足していただけるように努力してまい ります。 89
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