TIS、子育て支援企業の認定マーク『くるみん』を取得

2008 年 7 月 3 日
TIS 株式会社
報道関係各位
TIS、
、子育て
子育て支援企業の
支援企業の認定マーク
認定マーク『
マーク『くるみん』
くるみん』を取得
- 男女、既婚/未婚、子供の有無問わず、社内ワーキンググループ「子育てネット」で意見交換 -
IT ホールディングスグループの TIS 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤宮 宏章、以下 TIS)は、
次世代育成支援施策として、社内風土や制度の改革などを盛り込んだ「第一フェーズ(2005 年~2007 年度)行動
計画」を実施し、その実績が認められ、次世代育成支援に積極的に取り組んでいる企業として厚生労働省より「子
育て支援企業」の認定マーク『くるみん』を取得しました。
TIS では、育児中の社員同士による情報交流の促進を、次世代育成支援施策の一つとしてあげており、その具
体的な対応策として、子育てに関する情報交換を行う社内コミュニティー「子育てネット」を立ち上げました。男女、既
婚/未婚、子供の有無を問わず、育児に関心のある社員が集まり、育児に関する情報交換や会社の施策に関する
意見を取りまとめる場として活用されています。
次世代育成支援認定マーク「くるみん」
※
『くるみん』マークは、「次世代育成支援対策推進法」(注)に基づき、仕事と育児の両立支援についての行動計画を策定し、目標
を達成した企業が取得できるものです。“くるみん”には、「子どもや優しく“くるまれている”」と「職場“ぐるみ”・会社“ぐるみ”で
両立支援に取り組む」という意味が込められています。
TIS では、“社員にとって、魅力あふれる活動の場を提供し、企業と社員がともに成長できる企業文化を構築する”
という経営理念のもと、2005 年より人事部に専任チームを設け、次世代育成支援対策法への対応として ①会社の
社会的責任を意識した対策
バランスの良い対策
②次世代育成支援における、職員・TIS・国/地方公共団体のあるべき姿を探求した
③TIS の実状・業態に適合した対策
という方針で行動計画を策定、実施してきました。出
産・育児を支援する制度の見直し、短時間勤務制度の期間延長や条件の緩和、マタニティー休暇/配偶者特別
休暇など休暇制度の改正を行い、社員それぞれの生活状況に対応できるフレキシブルな制度作りを進めてきまし
た。今回の認定取得は、こうした次世代育成支援の活動が認められたものです。
さらに、働きやすい風土を醸成するために、TIS では子育てに関する情報交換を行う社内コミュニティー「子育て
ネット」を立ち上げ、月に数回、育児に関する情報交換や会社制度への提言のための座談会を開催しています。ま
た、顔を合わせての座談会だけでなく、社内ブログ「ワイガヤ DB」の立ち上げ、休職中の社員とも情報交流ができる
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環境を整えるなどの工夫をしています。子育てネットの意見は、TIS の次世代育成支援施策に十分に反映されてお
り、実情にあった施策となっています。
<子育てネットの特長>
参加者の属性: 育児中社員(男女)、既婚社員(男女)、独身社員(男女)、育児中の部下をもつ管理職社
員、人事部担当者など
情報交換の内容: 社内制度に関する意見交換から、日頃の子育てに関する悩み相談など。
育児休業からのスムーズな復職の方法や短時間勤務者の業務に関する問題点なども、
上司からのヒアリングを交えて改善案の検討を行っています。
子育てネットブログ「ワイガヤ DB」
育児休暇取得中の社員でも参加できる、情報交換ブログ。
TIS は、全社員がそれぞれの能力を十分に発揮できるよう、男女を問わず引き続き支援していきます。今後は、第
二次フェーズ(2008 年度~2010 年度)の実施に向け、制度の見直しや支援プログラムの強化、さらに在宅勤務制
度など新たな施策の検討を進めていく予定です。
注: 次世代育成支援対策推進法とは
2003 年に制定された法律で、急速に進行する少子化に歯止めをかけるため、次世代育成支援対策に
関し、基本理念を定め、並びに国、地方公共団体、事業主及び国民の責務を明らかにするものです。
さらに、地方公共団体及び事業主は、仕事と子育ての両立をため、行動計画の策定・実施をしなけ
ればなりません。
■添付資料
「TIS 次世代育成支援施策 行動計画と実績」
<本リリースに関するお問い合わせ先>
IT ホールディングス株式会社
グループ広報部
TIS 広報担当 橋田/浄土寺
TEL:03-6738-7557
e-mail: [email protected]
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■添付資料
<TIS 次世代育成支援施策 行動計画(概要)> (第1次フェーズ:2005 年度~2007 年度)
1.諸制度の見直しと運用開始
: 妊産婦および育児中職員が働きやすい環境を整備するため、諸制度を見直し運用を開始する
2.諸制度の周知
: 妊産婦および育児中職員に対する情報提供を行うため、各種情報提供および制度説明会を実施する
3.働きやすい環境整備
: 所定外労働削減、休暇取得促進のための対策実施
<第一次フェーズの導入、運用実績>
1.風土醸成と情報交流の促進
1) 便利ノート育児版
育児に関する会社制度を一覧化し、利便性を向上
2) 子育てネット(ワーキンググループ)
育児に関する情報交換や会社制度への提言を行うワーキンググループ。情報交換により、会社、社員共同
での問題解決を目指している。東京、大阪、名古屋、九州の 4 拠点で、現在、104 名(内男性 24 名)が所属
し、各拠点で活動を行っている。
3) 子育てネット(ブログ)
育児中社員同士、休職者との情報交換の場を提供
4) 休職復職プログラム
休職/復職時の本人向けおよび上司向けの情報提供や、休職中の自己啓発のための通信教育・e ラーニン
グプログラムを提供するなど、休職者/復職者を支援するプログラムを用意している。
2.制度の見直し
1) 短時間勤務制度の改正
子が小学校を卒業するまでの通算 7 年間取得可能 (改正前:子が3歳に達するまで)
夫婦ともに取得可能 (改正前:配偶者が専業主婦の場合、取得不可)
2) 育児休業制度の改正
配偶者の状況に関わりなく、子が1歳半になるまで取得可能
(改正前:配偶者が専業主婦の場合は取得不可)
3) マタニティー休暇の新設
妊娠期間中に 10 日間、有給休暇の取得可能
4) 配偶者特別休暇の新設
配偶者の出産時に 3日間の有給休暇の取得可能
5) 看護休暇制度の改正
「子の看護」を目的とした休暇を、年間 5 日付与 (改正前:年間 5 日の欠勤)
上記の仕組みや制度は、現在多くの社員に利用されています。
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