グループ会社間でのコミュニケーションが 難しいホールディングス会社

Case Study | Google Apps for Business
グル ープ 会 社 間 で の コミュ ニ ケ ー ション が
難しい ホ ール ディング ス 会 社 。
情 報 共 有 を 軸 に 、会 社 を 飛 び 越 え た
チ ームワー ク が 生 ま れ ることに 期 待して いま す!
1stホールディングス株式会社 情報システム部 マネージャー 石川亮さん
導 入 前の状 況
スタッフ任せのバックアップは、セキュリティ面での不安がありました。
事業概要
1stホールディングス株式会社
ビジネスインテリジェンスに関するソフトウェアの
開発・販売するウィングアーク テクノロジーズ株式
会社をはじめ、帳票関係のソフトウェア、セキュリ
ティサービスの提供を行うグループを統括する。
以前は、社内にメールサーバーを置いていたのですが、メンテナンスが面倒、サーバーが不安定
になるなどの問題がありました。それらは単純なストレスとして片付けることもできますが、一番解
消したかった問題は、
セキュリティ面です。
弊社ではセキュリティへの意識の高いスタッフが多いのですが、とはいえ、PC 内のデータすべ
てに関して、
万全のバックアップを取っているケースは稀です。
例えば、
その PC がノート型で、
何ら
かのかたちで紛失してしまった時は情報漏洩が心配ですし、業務にも大きな支障が出ます。また、
業務上何か問題が起きた時、
メール履歴などが残っていないと、
責任問題に発展することも考えら
れます。
そういったセキュリティの観点からも、
個々のスタッフのバックアップに頼っている状況は変えな
くてはいけないと思っていました。
導 入 パートナー( G o o g l e A p p s 正 規 販 売 代 理 店 )
サイオステクノロジー株式会社
Google Apps の運用を強みとし、数々の事例をも
とに企業での効率化とコストダウンを実現。
http://www.sios.com/
Google Apps について
Google Apps for Business は、クラウドの価値
を実感できる、画期的なホスティング型オフィス・ス
イート。1 人 25GB の大容量メールボックス、会議
への招集も簡単なカレンダー、1 つのドキュメント
をオンラインで共有しながらのレビュー、誰でも簡
単に立ち上げられるサイト、急ぎの用件や確認に便
利なチャット、円滑なリモートワークを実現するビ
デオ通話、動画の 投稿や共有、そして強力無比の
検索などなど。Google Apps for Business には、
社内情報を共有・管理し、最大限に活用するさまざ
まな機能がセットされています。しかも、費用は 1
ユーザーあたり年間 6000 円。IT 部門の管理 者
は、サーバー需要の増加、メンテナンス作業、セキュ
リティ対策などに悩む必要もありません。
詳細は http://www.google.co.jp/a まで
*すべての企業名及び製品名は、
該当する企業の商標または登録商標です。
導 入の経 緯
基本的なスペックは当たり前。
ローコスト+特徴的な機能が決め手に!
上記のような問題点から、
新たなサービスを導入するにあたっては
「クラウドサービスである」
と
いうのが、
まず決定事項としてありました。PC にメールを置いておくことはリスクがありますし、
OS やソフトウェア、
ミドルウェアの管理も個人差が出てしまい、
どうしても煩雑になってしまいます。
いくつかあるクラウドサービスのなかから、
なぜ Google Apps for Business だったのか? というとことですが、
これはコスト面が一番の魅力でした。
というのも、
現在では少し差が縮まって
いるかもしれませんが、
弊社が導入を検討した 2010 年の段階では、他社のサービスと比べて、
Google のそれは定価ベースで約 1/2 というローコストだったのです。
これはほとんど検討の余
地はありませんよね(笑)?
ローコストの反面、
機能で他社に劣るかというと、そんなこともありませんでした。
むしろ、一般
的なメールやスケジュールといった機能に加えて、
動画やサイトといった特徴的な機能も備わって
いました。
導入を検討していた段階では、
具体的にその使用方法を考えていたわけではありません
が、そういった特徴的な機能も将来的には使っていけそうだな、
という考えはありましたね。
導 入後の効 用
意外にも連絡帳機能と動画機能が活躍をしていますね(笑)。
弊社では、
Google Apps for Business と平行してスマートフォンの貸与もスタートしました。
こ
れは当初からセットで考えていた部分です。例えば、
営業のスタッフは、クラウドサービスとスマー
トフォンがあれば、
デスクに縛られることなく、
外で仕事を行うことが可能です。
メールチェックの
ためだけに帰社する必要がないなど、
やはり一番アクティブに Google Apps for Business を使
用しているのは、
営業職と言えるでしょうね。
社内での使用で一番大きいのはスケジュールでしょうか。
じつはこれまでもいくつかチーム毎で
はスケジュール共有は行っていたのですが、
これを Google Apps for Business で一括管理する
ことで、全体像が把握しやすくなりました。
秘書をはじめとするバックオフィス系の担当者は、
会議
の設定を行いやすくなったはずです
(笑)。
あと、
意外なところでは連絡帳機能と動画機能も役立っています。
連絡帳に関しては、
メールア
ドレスや電話番号、内線番号などを個人の入力に頼らず、
一度入力してしまって、
全体で共有する
ことができますし、スマートフォンとも連携が可能です。動画機能は社員教育や社外向けのリリー
スのチェックに使い始めるスタッフが増えてきました。また、今後は新入社員の紹介などにも活用
できそうです。
弊社のようなホールディングス会社では、
グループ会社間でのチームワークが難しい部分があり
ますが、Google Apps for Business があれば、
トップからのメッセージや開発、
営業の進捗状
況などをすべて共有できる。ここから新しいプロジェクトが生まれてくることを期待しています。
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