山形県立図書館 2015.7発行 第61回青少年読書感想文全国コンクール

山形県立図書館
2015.7発行
第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書と第48回YBC
読書感想「本の森たんけん」指定図書の一覧です。
※ このリストにある本は、展示期間中(7月21日~8月30日)は
貸出しが出来ません。図書館の中で読んでください。
第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
◆小学校低学年の部◆
あしたあさってしあさって
もりやま みやこ/作 はた こうしろう/絵 小峰書店
2014.10
Z913.8/モリ/
遠くの町で仕事をしているお父さんが、しあさってに帰ってくる! 早くしあさってになあれ!
うれしくてたまらないくまのこは…。心あたたまるお話。
かあさんのしっぽっぽ
村中 李衣/作 藤原 ヒロコ/絵 BL出版
2014.3
Z913.8/ムラ/
怖い怒り顔のかあさん。ふうっと、かあさんの顔がキツネに見えました。もしかしたら、か
あさんは、このキツネに食べられてしまったのかも…。忙しいかあさんと結衣とのすれちが
いとふれあいを、あたたかくユーモラスに描く。
クレヨンからのおねがい!
ドリュー・デイウォルト/文 オリヴァー・ジェファーズ/絵 木坂 涼/訳
ほるぷ出版 2014.9 Z933.7/デイ/
ケビンがクレヨンの箱を出すと、自分宛の手紙の束が。それは、クレヨンからの手紙で…。
ユーモアあふれる視点で、クレヨンたちの気持ちを代弁したユニークな絵本。
はこぶ
鎌田 歩/作・絵 教育画劇
2014.1
Z913.8/カマ/
コンテナトレーラー、ベビーカー、人力車、路面電車、タンクローリー、ブルドーザ、シー
ルドマシン、ジャンボジェット…。「はこぶ」をテーマに、さまざまなのりものをイラスト
で紹介する。
1
◆小学校中学年の部◆
かぐやのかご
塩野 米松/作 はまの ゆか/絵 佼成出版社
2014.11
Z913.8/シオ/
同じクラスの隼人たちから罪をなすりつけられ、泣きながら下校する清香に、竹のたばを抱
えたおばあちゃんが話しかけてきた。おばあちゃんは、ザル作りの名人で…。世代を超えた
ゆるぎない友情を描く。
パオズになったおひなさま
佐和 みずえ/著 宮尾 和孝/絵 くもん出版
2014.12
Z913.8/サワ/
よっちゃんとリンちゃん。日本人と中国人のあいだに、あたたかな友情が芽ばえました。そ
れなのに、戦争で、ふたりは引きはなされることになって…。
お話きかせてクリストフ
ニキ・コーンウェル/作 渋谷 弘子/訳 中山 成子/絵 文研出版
2014.8 Z933.7/コン/
ルワンダから内戦をのがれてイギリスへやってきたクリストフ。友だちと遊んでいたとき
に、銃で撃たれた傷を見られたのをきっかけに、自分と家族がルワンダで経験した戦争につ
いて語りはじめ…。
ぼくはうちゅうじん ちきゅうのふしぎ絵本
中川 ひろたか/ぶん はた こうしろう/絵 アリス館
2014.10
Z913.8/ナカ/
キャンプに来て、星やお月さまをみていると、お父さんが「お月さまも星なんだよ」と言
い、お母さんが「地球もね」といった。地球も星なの? 宇宙に、星はいくつあるの? 地球か
ら宇宙へ、夢をひろげる子どもたちにおくる本。
◆小学校高学年の部◆
ぼくの、ひかり色の絵の具
西村 すぐり/作 大野 八生/絵 ポプラ社
2014.10
Z913.8/ニシ/
写生の時間、納得のいかない絵を描かされたユク。傷ついたユクは絵を引き裂いてしまう
が、花にくわしい少女に励まされ、絵を描くことの意味、喜びを理解していく。自分を発見
し友情を育てていく姿を描く成長物語。
ぼくとテスの秘密の七日間
アンナ・ウォルツ/作 野坂 悦子/訳 きたむら さとし/絵 フレーベル館
2014.9 Z949.33/ウオ/
十歳の男の子サミュエルは、家族と出かけたテッセル島の砂浜で、島に住むひとつ年上の女
の子、テスと出会う。その子には秘密の計画があって…。少年サミュエルの心が旅する七日
間の物語。
ちいさなちいさな めにみえないびせいぶつのせかい
ニコラ・デイビス/文 エミリー・サットン/絵 越智 典子/訳 出川 洋介/監修
ゴブリン書房 2014.8 Z465/デイ/
身のまわりにいる、目にみえない、ちいさな、ちいさな生き物-微生物。その存在と、人間の
暮らしとの関わり、自然界での大きな役割を、子どもたちにわかりやすく伝えるイギリスの
科学絵本。
2
レジェンド! 葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり
城島 充/著 講談社 2014.10 Z784.34/ジヨ/
下川ジャンプ少年団からは、なぜ多くの名選手が育っていくのか。ソチ五輪で「レジェンド=
伝説」となった葛西紀明選手と、北海道下川町の子どもたちのがんばりを描いた感動作。
◆中学生の部◆
夏の朝
本田 昌子/著 木村 彩子/画 福音館書店
2014.5
Z913.8/ホン/
取り壊されるのを待つばかりとなった祖父が暮らした家。庭の蓮が花開くとき、時間を越
え、少女はいつかの夏へと旅をする。それは、かつてそこに生きた人々の想いをたどる旅
だった…。
ブロード街の12日間
デボラ・ホプキンソン/著 千葉 茂樹/訳 あすなろ書房
2014.11
Z933.7/ホプ/
様々な病気の原因がまだ明らかになっていなかった時代に、「青い恐怖」と恐れられたコレ
ラの真実に迫る「医学探偵」ジョン・スノウ。その助手の少年イールの視点で描く友情、淡
い初恋、悪党との対決…。スリル満点の物語。
うなぎ一億年の謎を追う
塚本 勝巳/著 学研教育出版
2014.11
Z664.695/ツカ/
うなぎがどこからやってくるか、知っている? 1億年も続いたうなぎの産卵の秘密がいま解
き明かされる。さあ、いっしょにマリアナの海へ! 研究航海に出かけよう!
◆高校生の部◆
希望の海へ
マイケル・モーパーゴ/作 佐藤 見果夢/訳 評論社
2014.7
Z933.7/モパ/
10歳にも満たない戦災孤児アーサーは、汽船に乗せられ、たったひとりでオーストラリアに
送られた。そこで、待ち受けていたのは…。父娘2代にわたる感動の物語。
マララ 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女
マララ・ユスフザイ/著 パトリシア・マコーミック/著 道傳 愛子/訳
岩崎書店 2014.10 Z289.2/ユス/
女の子も学校に通う権利があると声をあげ続け、史上最年少でノーベル平和賞を受賞した少
女マララの手記。パキスタンの歴史上の重要なできごとや、貴重な写真も掲載する
ペンギンが教えてくれた物理のはなし
渡辺 佑基/著 河出書房新社 2014.4
481.7/ワタ/
ペンギン、アザラシ、アホウドリなど、観察が難しい野生動物の体に記録機器を取り付ける
研究手法「バイオロギング」。その最新成果を紹介し、背景にある物理法則から進化的な意
義を明らかにする。
3
第48回YBC 読書感想「本の森たんけん」指定図書
◆小学校低学年◆
はなみずじゅるじゅるせきごほごほ
細谷 亮太/文 つちだ よしはる/絵 童心社 2014.10 YZ490/ホソ/
かぜをひくと、鼻水じゅるじゅる、せきはごほごほで大変! でも大丈夫。それは体のちから
マンが、かぜのウイルスを追いだそうと頑張ってる証拠! 体が自分で元気になる力を持って
いることを伝える絵本。
いのちの木
ブリッタ・テッケントラップ/作絵 森山 京/訳 ポプラ社 2013.9 Z933.7/テツ/
森のみんなにとって特別だったキツネ。やがてキツネは旅立つけれど、その後もキツネは
ずっとここにいる…。いてくれたらあたたかい。いなくなってもあたたかい。命のあたたか
みをまっすぐに感じられる絵本。
おまかせ!しゅくだいハンター
山野辺 一記/作 常永 美弥/絵 金の星社 2014.11 Z913.8/ヤマ/
「早くしゅくだいやらなきゃ」と思っていたけんたろうのもとに、カッコいいお兄さんが現
れます。「しゅくだいのことなら、しゅくだいハンターにお任せさ」と言うけれど…。自分
でやりきることの大切さがわかるお話。
レミとソラ
細井 五月/作・絵 教育画劇 2014.9 Z913.8/ホソ/
たくさんの人がいる街に住んでいるレミと、大自然の中で暮らしているソラ。毎日楽しく過
ごしているけれど、たったひとつだけ、つまらないな、と思っていることがあって…。おな
じ日に生まれた、ふたりの女の子のおはなし。
たっくんのあさがお
西村 友里/作 岡田 千晶/絵 PHP研究所 2014.4 Z913.8/ニシ/
4月から1年生になった友子。ひとつだけ心配なことは、隣の席がたっくんだということ。
たっくんは大きくて力が強くてちょっとこわいのです。ある日、友子はたっくんの朝顔の植
木鉢を倒してしまって…。
4
◆小学校中学年◆
きょうから飛べるよ
小手鞠 るい/作 たかす かずみ/絵 岩崎書店 2014.4 Z913.8/コデ/
楽しみにしていた新学期を前にして、さくらは熱を出し、入院してしまいました。なかなか
退院できないさくらに、ある日、1枚の紙切れが届きます。いったい誰が書いたの? 何のた
めに? 一歩をふみだす勇気と希望の物語。
ヘレン・ケラーのかぎりない夢
ドリーン・ラパポート/文 マット・タヴァレス/絵 もりうち すみこ/訳
国土社 2014.8 Z289.3/ケラ/
目も見えず、耳も聞こえず、ことばも話せず、闇と沈黙の世界に暮らしていたヘレン・ケ
ラー。夢の実現に向けて挑戦しつづけたその力づよい生涯を、ヘレンの希望に満ちたことば
でつづる。見返しに点字アルファベット表あり。
七夕の月
佐々木 ひとみ/作 小泉 るみ子/絵 ポプラ社 2014.6 Z913.8/ササ/
震災直後から仙台七夕まつりの開催に向けて奮闘した曾祖母。その想いを受け継ごうとする
ふたりの少年の、出会いと友情、そして奇跡の物語。
先生、しゅくだいわすれました
山本 悦子/作 佐藤 真紀子/絵 童心社 2014.10 Z913.8/ヤマ/
宿題を忘れたゆうすけが、ウソの言い訳をしていると、「ウソをつくならもっと上手につか
なくちゃ」と、えりこ先生。それって、上手にウソがつけたら、宿題を忘れても叱られな
いってこと? 先生と生徒のさわやかな交流を描く。
しゅくだいさかあがり
福田 岩緒/作・絵 PHP研究所 2014.6 Z913.8/フク/
夏休みもあと少しなのに、さかあがりがまだ1回もできていない。何度やっても上手くまわ
れないゆうたは、「もう練習なんかするもんか!」と思ったけれど…。
◆小学校高学年◆
ラスト・スパート!
横山 充男/作 コマツ シンヤ/絵 あかね書房 2013.11 Z913.8/ヨコ/
四万十川が流れる高知の町で、小学校最後の春をむかえた翔と親友の正信。翔たちは、自分
や学校のことで不満や焦りを感じる中、大人たちに刺激を受けて、駅伝に挑むことに…。少
年たちが熱く成長していく物語。
鳥海山の空の上から
三輪 裕子/作 佐藤 真紀子/絵 小峰書店 2014.11 Z913.8/ミワ/
5年生の翔太は、初めてのひとり旅でおじいちゃんの故郷・秋田へ行くことに。波江おばさ
んや、ユリアという少女に出会い、そして何より大きな鳥海山に出会い、翔太の内側の何か
が一歩歩みだす。
5
ひまり2.3ミリの夏
大野 圭子/作 古味 正康/絵 文研出版 2014.6 Z913.8/オオ/
夏休み、ひまりはおじいちゃんに水泳を教えてもらう。その帰り、おじいちゃんのマンショ
ンで、ひまりといとこの修馬はベランダ越しにゴミ袋とぬり絵が落ちるのを目撃する。誰が
そんなことを? ひまりと修馬の謎解きが始まる。
マッサンとリタ
川嶋 康男著 汐文社 2014.8 Z289.1/タケ/
スコッチウイスキーの本場に、たった1人で乗りこんだ日本人がいた…。「日本ウイスキー
の父」と呼ばれる竹鶴政孝(マッサン)とリタ夫人。厳しい時代を夢をあきらめずに生きぬい
た夫婦の愛の物語。
エルと過ごした9か月 盲導犬のたまごがくれたもの
鹿目 けい子/文 松村 沙耶香/監修 国土社 2014.11 Z369.275/カノ/
クラーク記念国際高校・仙台キャンパスの福祉・心理コースに、盲導犬のたまご・エルが
やって来た! この初めての試みに、転校生の亮汰や、10年間引きこもっていた麻美など、
様々な人が関わって…。感動のノンフィクション。
◆中学校◆
光と音のない世界で 盲ろうの東大教授・福島智物語
池田 まき子/著 岩崎書店 2014.8 Z369.275/フク/
3歳で右目を、9歳で左目を失明。さらには18歳のときに聴力をも失ってしまう。そんな想
像を絶する苦境の中にあっても、持ち前の明るさと人一倍の努力で道を切りひらいてきた東
大教授・福島智の半生を紹介する。
写真で読む 水俣を忘れない
桑原 史成/[著] 草土文化 2014.8 Z493.152/クワ/
戦後日本の代表的な公害「水俣病」を撮りつづけて50余年。被害者家族に寄り添い、訴えを
聞いてきた、2014年度の土門拳賞受賞報道写真家が、忘れられない6家族を写真と文で綴
る。
声の出ないぼくとマリさんの一週間
松本 聰美/作 渡邊 智子/絵 汐文社 2014.10 Z913.8/マツ/
ママのアメリカ出張中、ぼくはママのおさななじみの「マリさん」と一週間をすごすことに
なった。初めて出会ったマリさんは、不思議な人だった…。『毎日小学生新聞』連載を改
訂・改題して単行本化。
メッシ ハンデをのりこえた小さなヒーロー
マイケル・パート/著 樋渡 正人/訳 ポプラ社 2013.10 Z783.47/メツ/
数々の栄冠を手にし、世界最高のサッカー選手とたたえられるリオネル・メッシ。その輝き
は病気を克服したメッシ自身の努力と、大きな家族の愛情に支えられていた。少年メッシが
世界の舞台に立つまでの成長の物語。
なりたい二人
令丈 ヒロ子/作
PHP研究所 2014.6 Z913.8/レイ/
6
ある日突然、室町中学の1年生全員に職業研究の課題が出された。中学に入ってからお互い
を避けていた幼なじみの女子と男子が、その課題を一緒にしなければならなくなって…。不
器用でかわいい成長物語。
7
◆高等学校◆
ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦
豊田 正義/著 講談社 2014.6 Z219.9/トヨ/
硯、目覚まし時計、アルバム…。ガマから掘り出された遺品たちとその持ち主、家族にまつ
わる人生の物語。沖縄で、少年少女までも戦闘に参加させられた最悪の地上戦があったこと
を、物語のかたちでわかりやすく伝える。
写真で読む ドイツ、そしてベルリン
山本 耕二/[著] 草土文化 2014.8 Z234.075/ヤマ/
ドイツの東・西を隔てた「ベルリンの壁」はなぜ造られ、なぜ崩れたか。ヨーロッパの戦跡
を取材するフォトジャーナリストが、「壁」の崩壊から25年経ったドイツのいまを、わかり
やすく展覧する。
3年7組食物調理科
須藤 靖貴 講談社 2014.3 913.6/スド/
県立新居山総合技術高校食物調理科、通称「ショクチョウ」。3年7組の30人は料理の道を
志している。怒るとコワイ小梅先生と、調理に明け暮れる毎日を過ごす高校生たちの、熱く
て美味しくてほろ苦いクッキング・ストーリー。
茶のこころを世界へ
千 玄室/著 PHP研究所 2014.12 Z791.2/セン/
戦後まもなく、父から茶道を学ぶGHQを見て、伝統文化の継承に目覚めた千玄室。平和への
願いをこめて世界60か国以上を訪ねた裏千家大宗匠が半生と思いを語る。NHK番組「100
年インタビュー」をもとに書籍化。
代表的日本人
内村 鑑三/著 齋藤 慎子/訳 致知出版社 2012.11 Z281.04/ウチ/
日本の文化や精神を“英語で”西欧に紹介した3大著作のうちのひとつ、「代表的日本人」
の現代語訳。原文に忠実に、とことん読みやすく訳出する。訳者・齋藤慎子の解説付き。
山形県立図書館 経営課調査相談担当
〒990-0041 山形市緑町1-2-36
(023)631-2523(代)
8