スカウトちば第76号 - ボーイスカウト千葉県連盟

千葉県連盟コミッショナー挨拶
スカウト教育について純正な推進を図り、教育面および指導面で県連盟を代表する県連盟コ
ミッショナーを2015年1月1日より引き継ぐことになりました宇治隆雄です。歴代の県連盟コ
ミッショナーが培ってきた千葉県連盟の精神を大切した活動を心掛けていきます。
さて、子どもたちの現状をみてみますと、部活動や塾通いなどとても忙しい時間を過ごし、そ
の分ゲームやスマホなどインターネットを駆使することによって面と向かっていなくともまた実
際に言葉を交わさなくともコミュニケーションができ、友達だと感じているようです。スカウト
達も同様で、いわば人付き合いが苦手になり、面と向かって主張することが苦手になりがちな子
供たちと向き合うなかで、私たち成人指導者は“何ができるのか、そして何をしなければならな
いのか”を、よく考えなければいけない時に来ていると思います。
県連盟コミッショナー
スカウティングはスカウト一人ひとりの成長を支援し、スカウトたちが仲間との自治を確立する
宇治 隆雄
ことを知り、社会人として必要な多くの事柄を学ぶ場所です。現在千葉県連盟では、
「スカウト運
「正しいスカウティングを実践し、スカウト
動の基本に基づいて、より良いスカウトを育てよう」という基本方針のもと、
運動を活性化しよう」を目標に活動しております。私はコミッショナー就任に当たり、スカウティングの基本をしかと見据
えて、千葉県連盟の伝統を尊重しつつ、スカウティング本来の楽しさをスカウト達自身が体験し、気付き、成長していけ
るように組織を挙げて指導者仲間を支援し、スカウト運動の推進に邁進いたします。県連盟コミッショナーとして、よりよ
いスカウト教育を目指し精進を重ね、スカウト運動に貢献する心構えでおりますので、ご支援をお願いします。
SCOUT CHIBA
「スカウトちば」は、日本ボーイスカウト千葉県連盟の広報誌です。
2015年1月10日発行
第2回千葉アクアラインマラソン
千葉県連盟コミッショナー就任の挨拶
第23回世界スカウトジャンボリー (23WSJ)
新年おめでとうございます。いよいよ今年になりました!第23回世界スカウトジャン
ボリー(23WSJ)が山口県きらら浜で開催されます。44年振りの日本開催です。参加す
るスカウトは、準備訓練などを通じてしっかりと準備してジャンボリーに臨みましょう。
参加しないスカウトや指導者も、参加スカウトを励ましてあげましょう。
参加する多くの国のスカウトがホームステイを希望しています。家族など含めて皆が
「おもてなし」の心で外国スカウトに接して日本の良さを体験して頂きましょう。
八千代・習志野地区 習志野第2団ベンチャースカウト隊 大河内智史
平成26年9月13日∼15日に千葉県スカウトフォーラムが手賀の丘少年自然の家で行われました。このフォーラムはスカ
ウト運動の原点である「スカウトたちの声に耳を傾け、その意見をスカウト運動に反映させていくこと」を実践し、
「青
少年の意識決定への参画」をより推薦していくことを目的として開催されました。フォーラムはグループに分かれた討
議や、全体の意見をまとめる全体会が主です。14日には環境問題について理解を深めるために、手賀沼湖畔に実際に入
り、沼の生物を調査しました。討議では今回のフォーラムのテーマである“Creating a Better World「よりよい世界を創ろ
う」∼持続可能な地域つくり∼”について5∼6人の各グループで話し合い、その話し合いを全体会でまとめ、千葉県
のベンチャースカウトの採択文として提言しました。この採択文は各県大会でも決められ、代表スカウトが11月22日∼24
日に行われた全国フォーラムで千葉県のベンチャースカウトの意見として発表されました。また12月14日に代表スカウト
から全国フォーラムの報告があり、地区ごとに全国フォーラムの採択文をもとに今後の活動の方針を話し合いました。
スカウトフォーラムに奉仕をして スカウトちば
千葉県連盟から年頭のご挨拶
平 成 26 年 千 葉 県 ス カ ウ ト フ ォ ー ラ ム
スカウトフォーラム 第76号
この大会を日本に招致した一番のねらいは、日本のスカウト運動を活性化させるため
千葉県連盟連盟長
鈴木 國夫
スカウトの認知度を上げ、加盟員を増やすように努力しましょう。
「23WSJ、成功に向けてみんなで頑張ろう!」
皆様、明けましておめでとうございます。いよいよ、第23回世界スカウトジャンボリー
の年になりました。県連盟では、この23WSJ が参加スカウトの一生の思い出となるよう
参加の準備を強力に進めてまいります。また、本県には400人の外国スカウト・指導者
の方々が日本の生活を体験するために訪問してまいります。受入家庭の皆様には普段着
東葛地区 柏第1団ローバースカウト隊 武田英香里
千葉県スカウトフォーラムでは、千葉県ローバースから5名が奉仕にあたり、生活係やファシリテーターとしてサポー
トをさせていただきました。プログラムの全面的な支援は初めてでしたが、全力で取り組ませていただき、私たち自身
も成長することができたと思います。期間中、各々の参加者が答えを探しながら意見をぶつけ合ったり、キャンプファ
イヤー等のプログラムで盛り上がっている様子は彼らの今後の可能性を感じさせるものでした。また、今回はフォーラ
ムに精通した指導者の支援のもとで、フォーラムに参加できたというのは、貴重な体験となったのではないかと思いま
す。このような体験をしたベンチャースカウトがローバースカウトに上進し、スカウトフォーラムをはじめ、千葉県の
スカウティングをますます盛り上げてくれることを期待したいと思います。最後に、ローバースカウトにファシリテー
ターとして参加する機会を与え、支援してくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
でありました。23WSJ 日本開催をあらゆる機会をとらえて周囲に広報するなど、ボーイ
のおもてなしで、外国スカウトが心に残る思い出を持って帰国できることを願っており
ます。
また、県連盟事業におきましては中期事業計画を着実に進めてまいります。スカウト
達が、楽しいスカウティングを実践できるよう種々の施策を進めるとともに、指導者の
千葉県連盟理事長
佐藤 一石
方々が正しいスカウト教育を展開できるよう、支援を行っていきます。
本年もスカウトのためにご支援・ご協力をお願い申し上げます。
新年明けましておめでとうございます。ボーイスカウト千葉県連盟維持財団理事長の
福田でございます。
【全員で】
さて、本年は皆様待望の第23回世界スカウトジャンボリー(23WSJ)がわが国で44年
ぶりに開催されると聞いております。指導者の皆様には、この機会により多くのスカウ
トが参加することでき、生涯の貴重な体験となりますよう、ご指導並びにご準備をお願
い申し上げます。
当財団では、例年通り日本ボーイスカウト千葉県連盟の振興・発展のため、財政的な
支援活動を計画してまいります。またビーバーからローバーまで、全部門がより一層充実・
【奉仕のローバースカウト】
維持財団理事長
福田 紀夫
お問い合わせは
スカウトちば編集委員会
千葉県連盟運動拡大委員会
編集責任者 越森 誠
発展されますよう、千葉県連盟の各種施策と本年開催の23WSJ 関連の事業につきまして
も引き続き積極的に支援してまいりたいと考えております。
最後になりますが本年が日本ボーイスカウト千葉県連盟と県下の全スカウト・指導者
の皆様方にとりまして幸多き年でありますよう心より祈念致しまして、新年のご挨拶と
致します。本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
スカウトちば第76号
2015年1月10日発行 第2回ちばアクアラインマラソン
第 23 回 世 界 ス カ ウ ト ジ ャ ン ボ リ ー
2015年は待ちに待った23WSJ 開催の年です。海外87ヶ国24,000人を超える申し込みがあり、日本の参加隊を合わせて
参加者30,000人を超える大会です。千葉県連盟では現在7隊の参加隊を編成し準備に入っています。
BS、VS 年代を通じ1度しか参加する機会のない WSJ が日本で開催されるのです。民族、人種、皮膚の色、言語、宗教
等の違いに関わらず、全てのスカウトと友情を深め合う最大のチャンスです。今からでも間に合いますので申し込みを
勧めます。
また、大会前後にホームステイがあり、イギリス、ペルー、タイのスカウトを千葉県で受け入れます。受け入れ家庭、
団、地区を通じ異文化体験、友情交換といったかけがえのない体験にもつながりますので、ご理解とご協力をお願いい
たします。
第23回世界スカウトジャンボリー実行委員会委員長 鈴木 俊雄
第23回世界スカウトジャンボリーに向けて 10月19日に秋晴れの下で、第2回「ちばアクアラインマラソン」が実施され、1万7千名近いランナーが潮風の爽や
かなアクアラインを疾走しました。千葉県からの要請で県連盟では初めてでしたが、24.4km 地点の第6給水所の給水奉
仕を上総と南総地区に担当して頂きました。当日は市原、君津、袖ヶ浦の地元の団のみならず、遠く茂原や東金、匝瑳、
大網白里、鴨川、館山の各団から総計112名のスカウト、指導者・保護者の方々が朝早くから駆けつけ、設営準備から給水、
紙コップ等の後片付け、大きな声での応援を協力して一生懸命に行ないました。ランナーの苦しくても最後まで諦めず
に頑張る姿を目の前に見て、スカウト達にはこれからの人生を生きる上での良い励みになったと思います。
千葉県連盟地域委員会委員長 丹羽 健治
市川・浦安地区 市川第1団ボーイスカウト隊 豊田 竜巳
私は第16回日本ジャンボリーに千葉第13隊の一員として参加しました。 山口県きらら浜に、日本そして世界から多く
のスカウトが集結しました。開会式のアリーナ全体を後方から見渡した光景は今でもはっきりと目に焼きついています。
見渡す限りのスカウトが一堂に会するなか、自分がこの一員としていることに感動を覚えました。 一人でも多くの仲間と
知り合いたいと、外国のスカウトにも持てる限りの英語力とジェスチャーで積極的に話しかけましたが、 歯がゆい思いも
しました。もっと英語ができたら中身の濃い話も自分の思いも伝えられるのに。この経験は現在23WSJ へ向け、リスニ
ング力をつけるための努力に繋げています。
16NJ に続き23WSJ に参加できるのは光栄で幸運なことです。 私は世界に日本と日本人をアピールする良い機会と捉え、
今度は自分の言葉で日本のよさを発信したいと考えています。 また世界中のスカウトからたくさんのことを学びたい。同
じ時同じ場所に集い過ごす中で、お互いの違いを肌で感じ、そのよさを認め合える。 そんな体験ができると期待してい
ます。 これから出会う仲間と、 生涯の友となる濃い関係を築けるよう、私自身魅力のある人間になろうと思います。
23WSJ 参加に当たり 北総地区 野田第2団ベンチャースカウト隊 越川 真帆
私は前回の16NJ に参加し、とても楽しく、いい経験になったのでまた参加したいと思い、23WSJ に参加を決めました。
16NJ で私たちの隊は国内だけでなく海外の隊と交流しました。23WSJ は海外からの参加者がもっと沢山いるので、沢
山の海外の隊と交流して色々な国の文化を知ったり、日本の文化を知ってもらったりしたいです。
第57回ジャンボリー・オン・ジ・エア(JOTA)
第18回ジャンボリー・オン・ジ・インターネット(JOTI)開催報告
10月18−19日(土・日)に開催された第57回ジャンボリー・オン・ジ・エア( JOTA)と18回ジャンボリー・オン・ジ・
インタネット(JOTI)に、今年も千葉県青少年女性会館に、アマチュア無線局(JJ1YXI)の開設と10台のパソコンを設
置してスカウトに参加する機会を設けました。今回は、熊本とオランダ在住日本人スカウトとインタ - ネットを使用して
長時間にわたり遠方の仲間と楽しく映像を使用してお話をする事が出来ました。また、小型トランシーバーの使用体験
も楽しく出来ました。この行事は世界スカウト機構(WOSM)が主催する伝統ある公式国際行事で、スカウトがアマチュ
ア無線とインタ - ネットを利用し、国内各地や外国のスカウト仲間と交流し、お互いを理解し、知識と友情を深めるこ
とを目的としています。JOTA は57年目、JOTI は18年目を迎える伝統有る国際行事です。毎年10月の第3週末に開催し、
世界中から50万人以上のスカウトが参加しています。個人でもグループでも誰でも参加できます。
初めての経験 上総地区 市原第3団ボーイスカウト隊 樋口 信耀
アクアラインマラソンの奉仕は、ぼくにとって初めての経験でした。準備が大変でした。最初はせっかく人が来ても
道の反対側の給水に行ってしまうので、コップを三段重ねにして待っていたのに、と思いました。だんだん来る人が増
えて大忙しになりました。水のコップを置いても置いてもなくなるので、終わったときにはほっとしました。
奉仕をして 南総地区 木更津第3団ベンチャースカウト隊 前田 涼吾
今回の奉仕は給水係、同じ作業の繰り返しで大変でした。でもランナーは長い距離を走り疲れているにもかかわらず
飲み物を渡すと「ありがとう」と声をかけてくれました。その声に僕は元気をもらい頑張らなければ、と思いました。
今回の奉仕はとてもいい経験になりました。どんなことにもランナーのように、あきらめずそして感謝を忘れずに取り
組んでいこうと思います。
参加して 上総地区 市原第6団カブスカウト隊 髙橋 彩佳(く ま)
参加して 上総地区 市原第6団カブスカウト隊 朝倉陽菜乃(うさぎ)
私は、今年で JOTI JOTA の参加は2回目でした。オランダのボーイスカウトの人と動画で話したり、友達とコンピュー
ターでやりとりをして、楽しかったです。また来年も参加したいと思いました。
オランダのボーイスカウトの子供達と話ができて楽しかったし、モールス信号も教えてもらい、楽しかった。
参加して 上総地区 市原第6団カブスカウト隊 藤井 堅翔(うさぎ)
JOTA・JOTI では初体験ばかりでした。オランダのスカウトと一緒にお話しできて楽しかったです。モールス信号も勉
強したので、楽しかったです。でも正しく信号を打つことはとても難しいです。あとパソコンで打ったりしました。モノ
レールにも乗りました。来年またあったら行きたいです。
【小電力トランシーバー体験】
【熊本のスカウトと Skype】
【オランダのスカウトと Skype】
【日本連盟への書き込み作業中】