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病院のこども憲章

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 「病院のこども憲章」
注釈情報
1
EACH
EUROPEAN ASSOCIATION FOR CHILDREN IN HOSPITAL
********* 目次 *********
病院のこどもヨーロッパ協会
インフォメーション
頁
「病院のこども憲章」(EACH 憲章)と注釈
「病院のこども憲章」と国連こどもの権利条約
4 − 7 EACH European Association for Children in Hospital(病院のこどもヨー ロッパ協会)に関するインフォメーション
発行および配布:
EACH European Association For Children in Hospital(病院のこどもヨーロッパ協会)
8 − 19 「病院のこども憲章」と注釈
www.each-for-sick-children.org
2002 年度版
20 − 23 「病院のこども憲章」と注釈での使用表現についての用語集
本文およびグラフィックデザイン全て:©EACH2002
イラスト全て:©PEF and APACHE France
24 − 27 「病院のこども憲章」と国連こどもの権利条約
日本語版
28 − 31 EACH 会員協会および各国代表の住所録
監修:野村みどり(NPHC 代表)
翻訳:渡部富栄、小谷博子、早田典子
レイアウト:大崎淳史
この『「病院のこども憲章」と注釈』の冊子は、英語、フランス語、ドイツ語で発行さ
れており、また、18 会員協会で使われる言語全てに翻訳されています。
2
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EACH、European Association for Children in Hospital( 病院のこどもヨーロッパ協会 )
EACH の会員協会はこれら全ての展開を注意深く観察してきた。そして、「「病院の
は、入院前・中・後における全てのこどもの福祉に関与する会員協会の上部団体である。
こども憲章」の注釈 」 という、より詳しい説明を 1988 年の憲章に付け加えることが有
現在、ヨーロッパから 16 カ国の 17 団体、日本から 1 団体が EACH の会員になっている。
効であり、また時期的にもそうすることが良いという結論に達した。注釈では、今日の
こどものヘルスケアを巡る状況に対して、憲章の条項の関連性、解釈および理解のし方
EACH 設立の理由
を示している。
1950 年代の心理学者および小児科医の研究で、病院でこどもたちが受けるケアは、
「病院のこども憲章」の注釈は、2001 年 12 月、ブリュッセルで開かれたヨーロッパ
こどもの情緒および心理の安寧に有害であることが示された。特に、家族からほぼ完全
会議で会員協会によって議論され、採択された。
に分離され、そのあと他者がいるところに自分もいなければならなくなるために、程度
の違いはあるものの、情緒不安を来たし、それが長期の継続的影響をもたらす恐れがあ
EACH の現在の活動
るのであった。その結果、病気のこどものケアに家族を以前よりももっと深く関わるこ
会員協会の活動は、各当該国のニーズに合わせたものであり、基本的には、疾病に関
とを促すことになる大きな変化が起こった。この変化は、徐々にヘルスケア職員の支持
らず病気のこどもたちの家族/世話をする人に、アドバイス、情報、サポートを与えよ
を得るようになる。
うとするものである。これは医師、看護師、その他専門職者の間で病気のこどもの福祉
1961 年、イギリスで始まったことではあったが、病院におけるこどもの福祉のため
を振興し、政府当局と交渉して、ヘルスケアサービスにおけるこどもたちへのケアを改
のボランティア団体が多くのヨーロッパ諸国で設立され、親/世話をする人にアドバイ
善するためなのである。
スとサポートを与え、また医師、看護師、およびその他のヘルスケア専門職者に情報を
EACH の会員協会は、ヨーロッパ各国の保健医療上の法律、規則、およびガイドライ
与えて協力した。
ンに「病院のこども憲章」の原則を組み込ませることを目指している。
これらの団体のうち、12 カ団体が、1988 年に ( オランダの ) ライデンで第一回目のヨー
ロッパ会議を開いた。この会議で、「 ライデン憲章 」 が作成された。この憲章には、病
「病院のこども憲章」を実行することは、同時に国連こどもの権利条約 (CRC) を実行す
ることになる。CRC の中で特に関連する条項については、後述する。
院におけるこどもたちの権利が 10 項目に記されている ( 以下、
「病院のこども憲章」)。
1993 年、EACH は、病院におけるこどもの福祉に関る非政府組織、非営利組織の上位
EACH の組織方法
団体として設立された。目標は、「病院のこども憲章」の実行である。
EACH の各会員協会は、調整委員会 (Coordinating Committee) へ参加する各国代表
を1人任命している。調整委員会は、EACH 執行機関として機能し、EACH の活動に関
「病院のこども憲章」採択後の出来事
する全ての計画立案および意思決定を引き受ける。
1988 年に憲章を採択して以来、こどもとヘルスケアに関して行わなければならない
調整委員会は、
代表の中から書記長の役割を果たすコーディネーターを任命する。
ヨー
ことについて、認識が大きく高まってきた。さらに、経験によって現在 「 家族中心のケ
ロッパ会議の形で行われる総会は、EACH の目的および目標に同じく関心を持つ非会員
ア 」 と呼ばれるものの重要性が立証されたのである。
協会または個人も出席できる。
ヘルスケアサービスにおけるこどもの権利は、病院だけに限ったものでなく、1989
年の国連こどもの権利条約にも記されている。この条約は、ヨーロッパの全ての政府に
EACH のためにできること
よって批准されている。
「病院のこども憲章」の 10 項目を実行するには、病気のこどものケアに関わる医師
しかし、経済への締め付け圧力がヘルスケア政策全般ならびに医療を受けるこどもた
や看護師の訓練に新たなアプローチが求められる。こどもとその家族/世話をする人を
ちの状況に影響を与えている。それだけではなく、病院の質の基準が多くのヨーロッパ
1 つの単位とみなし、全てのヘルスケア分野で対等のパートナーとしてこどもを受け入
諸国で導入されてきたか、またはされつつある。
れる必要がある。こどもたちへの対応は、こどもたちを理解して、こどもたちに配慮し
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たもので、またこども各自の発達上のニーズを満たしたものでなければならない。こど
注釈は「病院のこども憲章」を実行しやすくするために作成された。憲章の目標の中
もたちのニーズに合った環境で、こどもたちのケアについて訓練を受けたスタッフに
には、次のようにまだ達成されていないものがある。
よってケアされる必要がある。
・ 病院におけるこどもたちのいつでも親が付き添う権利は、制限されたり、当該のこ
こどもの権利の尊重にひたすら努力する組織や個人が EACH を支えるには、保健当局
どもの特定の年齢あるいは疾患もしくは家族の社会的地位に左右されたりすることが
および政府による「病院のこども憲章」の原則の受け入れを促進することが望まれる。
ある。
そうすれば、病気のこどもに対して、可能な限り最善のケアを提供することを保証でき
・ 病院における思春期特有のニーズは、多くの場合、十分に満たされているとはいえ
るであろう。
ない。
・ 病院での日課は、年齢、発達段階、出生、あるいは社会または文化的背景が異なる
EACH への連絡方法
こどもたちのいわゆる心理、情緒、および社会面のニーズに対して、相変わらず、ほ
EACH についてもっとお知りになりたければ、それぞれの国の EACH 代表に情報パッ
とんど配慮されてはいない。
ケージを送るように手紙を書くか、コーディネーターに連絡を取ってください。また、
・ こどもたちの疼痛管理は、依然、無視されている分野である。
『「病院のこども憲章」および注釈』のコピーの追加分も御提供させていただきます。こ
の冊子末尾の住所録をご覧ください。
・ 病気のこどもが虐待されているか、あるいは手荒く扱われているサインを示した時
に対応できるような実践をスタッフに指導できていないことが多い。
・ こどもたちが、今でも、成人病棟に入院させられている。
「病院のこども憲章」と注釈
−行わなければならないこと−
ヨーロッパの全ての国で憲章を実行する場合、次のことをさらに考慮しなければなら
オランダのライデンで 1988 年に採択された「病院のこども憲章」は、入院の前・中・
・ ヘルスケアは、経済状態や制約の程度に影響を受ける。
後における全てのこどもが持つ権利のリストである。
・ ヘルスサービスの組織方法は、国によって異なる。
ない。
注釈は、1988 年の「病院のこども憲章」の筆者らによって、2001 年 12 月ブリュッ
セルの第 7 回 EACH 会議のために作成された。現在、18 の会員協会によって採択され、
親にやってほしいこと:こどもが必要とするサポートとケアを提供するか、提供できる
憲章を有効に補完するものとして提供されている。
ように調整すること。
「病院のこども憲章」と注釈は、下記の文脈で理解される。
・ 憲章で述べられている全ての権利と、憲章から引用されたか、あるいは憲章に由来
公職にいる人々にやってほしいこと:親が自分のこどもの病院でのケアに積極的になれ
する全ての方法は、まず、こどもたちにとっての最善の利益にかなったもので、こど
る枠組みを作ること。
もたちの安寧を拡大させるものでなければならない。
・ 憲章に記されている権利は病気のこども全員に適用し、疾病や年齢、あるいは障害、
病気のこどものケアに関与する人々にやってほしいこと:病院におけるこどもの権利を
出生、または社会もしくは文化的背景、あるいは治療を受けるに至った原因、治療の
よく知り、その権利に則って行動するようになること。
形態や場所、また入院患者か外来患者かに関らない。
・ 「病院のこども憲章」は、国連こどもの権利条約に明記されている権利の中で、憲
章に対応し法的拘束力のある権利に則ったものである。したがって、0 から 18 歳ま
でをこどもという。
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「病院のこども憲章」および憲章の注釈
・ 親が自分のこどものケアに積極的な役割を果たすことができないか、あるいはその
意志がない場合、そのこどもには、こどもが同意した親の代わりに世話をする適切な
注:星印 * のついた言葉は、後続の用語集でさらに詳しく説明されている。憲章の意味
人からケアを受ける権利がある。
に関して誤解を防ぎ、より正確な概念を示すためである。
・ こどもたちのいつでも親が付き添う権利には、親を必要とするか、あるいは必要に
なる可能性があるあらゆる状況が当てはまる。例えば、
第1条
− 夜間;こどもが覚醒しているかいないかに関らない。
必要なケア * が通院やデイケアでは
− 治療および / あるいは検査を受ける時;局所麻酔の使用の有無、また鎮静薬の使用
提供できない場合に限って、こども
の有無に関らない。
たち * は入院すべきである。
− 麻酔の導入時、および麻酔からの覚醒直後;
− 昏睡、あるいは半意識状態の時;
・ 病気のこどもを入院させる前に、
− 蘇生処置の最中;
在宅か、あるいはデイクリニック
これらの時には、親には全面的な
か、またそれに類する治療かにか
サポートが提供されなければならな
かわらず、最適な状況を見つける
い。
ために、あらゆる形態の適切なケ
ア * を探さなければならない。
・ ケアされるところが家庭か、あるいは病院かにかかわらず、病気のこどもの権利は、
尊重されなければならない。
・ 不必要な入院を続けることがないように、こどもの状態に応じて、当該の種類のケ
アを定期的に再検討するものとする。
・ こどもが家庭あるいはデイケア施設でケアされる場合には、必要な情報、援助、お
よびサポート全てを親に与えられなければならない。
第3条
(1) すべての親に宿泊施設 * は提供されるべきであり、付き添えるように援助されたり
奨励されるべきである。
第2条
病院におけるこどもたちは、いつでも親 * または親替わりの人 * が付きそう権利を有す
る。
・ こどもの入院に関して責任を持つスタッフメンバー * は、特定の基準を設定するこ
となく全ての親に対して、こどもに付き添うように勧めるものとする。
・ 全てのこどもたちが持つ、制限なくいつでも親が付き添う権利は、病院におけるこ
・ スタッフメンバーは、親自身が行った家庭状況についての評価に基づき、病院での
どもたちのケア全体の中で不可欠な要素である。
付き添いを決められるように親に対して助言、励まし、サポートを提供しなければな
ない。
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・ 病院は、親が病気のこどもに付き添えるように、十分、かつ適切な空間と施設を提
− 親が引き受けたいケアの基本的項目について話し合うこと;
供する必要がある。この中には、バスルーム(トイレ/浴室)を備えたベッドを置け
− 親が引き受けたいケアを行えるようにサポートすること;
る空間、座れて食事ができる設備、また私物の収納空間を含むものとする。
− 親の決定を受け入れること;
− ケアがこどもの回復に有効なものでない場合、必要な変更について親と話し合うこ
(2) 親には、負担増または収入減がおこ
と。
らないようにすべきである。
・ こどもに付き添う場合、親に追加的
第4条
な費用の負担が起こらないようにすべ
(1) こどもたちや親たちは、年齢や理解度に応じた方法で、説明をうける権利を有する。
きである。親には次のものを与えられ
る権利がある。
・ こどもたちへの情報は、次のものでなければならない。
− 無料の宿泊;
− 年齢や理解度に基づき、こどもの発達レベルを考慮に入れる;
− 無料の食事;あるいは有料でも食事
− こどもの当面の状況を理解したものである;
用の助成金が手当てされる。
− 情報を理解し自分の考えを表現するというこども能力を尊重したものである;
− こどもたちに質問をするように勧
・ 職場にいけないか、あるいは家庭での責務を果たすことができない親には、次の場
め、出された疑問に答え、心配や恐
の収入の損失や、その他の費用の負担を追わないようにしなければならない。
れを口に出した時には、
安心させる;
− 病院でこどもに付き添う場合;
− 適切な形で準備された口頭での、
− 病院でこどものケアにかかりきりになる場合;あるいは、
また視聴覚に訴えたり、文書にされ
− 自宅で健康なきょうだいの日常のケアを他者にしてもらう場合。
た情報を含み、イラストの入ったモ
デルや遊び、もしくはその他媒体で
・ 経済的事情で、親がこどもに付き添えないか、あるいはこどもに面会に来れない場
の表現を使って理解を促す;
合には、経済援助を提供するものとする(たとえば、交通費などの必要経費)
− 実践的な情報は、必ず親がいると
・ 親は、収入の損失を埋め合わせるために、こどもが病気である期間の支払いをしな
ころで与える。
くてもよいようにすべきである。
・ 親への情報は、次のものでなければならない。
(3)こどものケアを一緒に行うために、親は病棟の日課 * を知らされて、積極的に参加
するように奨励されるべきである。
− 明確で、理解できるものである;
− 親の現在の状況、特に、こどもの病状に関しての恐怖、悲しみ、罪悪感、不安、ス
トレスといった親の感情を考慮している;
・ スタッフは、次のことをすることによって、親が積極的にこどものケアに参加でき
− 質問を促すものである;
るようにしなければならない。
− 親に追加的な情報ソースやサポートグループを紹介することによって、情報に関す
− 自分のこどものケアに関して病棟の日課について、十分な情報を親に与えること ;
るニーズを満たす;
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− こどもの疾病に関して、あらゆる文書あるいは絵入りの文書を無制限で親が入手で
− 検査や治療の最中か、術前あるいは術後かに関らず、医療によってもたらされた痛
きる。
みを防止するかあるいは軽減させるために、実効性のある最新の疼痛管理を必ず行う
・ 親の通訳者としてこどもあるいは患児のきょうだいを使わない。
ようにすること;
− 治療から治療までの時間 ( 期間 ) に十分な休息時間を与えること;
・ こどもと親の両方のニーズを満たすための情報は、次のものでなければならない。
− 緩和ケアを受けているこどもを持つ親をサポートすること;
− 入院から退院まで継続的に提供される; − 孤立感や無力感を起こさせないようにすること;
− 退院後のケアに関する情報を含む;
− こどもがストレスになると言った状況や行為を防ぐか、あるいは減少させるように
− 時間の制約なく、ストレスのない安全で個室環境の中で提供される;
努めること;
− 経験豊かで、容易に理解できる方法で情報を伝達できるスタッフによって与えられ
− はっきりと口に出していったかどうかに関らず、こどもの恐れや心配を認識し、対
る。
応すること;
− 理解を促すために、必要な限り繰り返し与えていく;
− 孤立したために、あるいは他の患児の病状への反応として、ストレスを受けるかも
− 与えられた情報がこどもと親の双方で適切に理解されているかを確認するために、
知れないことを認識し、適切な行動をとること;
スタッフメンバーによってチェックが行われる。
− ストレスのない、適切な設備を備えた、こどもと親に引きこもることができる部屋
があることを大きくとり上げて、知らせること;
・ こどもたちは自分の意見を表明する権利がある。したがって、当該の問題を十分に
− 抑制の使用を防止すること。
理解できるのであれば、自分の健康に関する情報を親が入手することを拒否すること
ができる。そのような場合、スタッフには、状況を適切に評価するために最大限の注
・ 不可避な身体的あるいは精神的ストレスや痛みを軽減するために、苦痛を受けてい
意を払って進めていくことが求められる。保護、カウンセリング、サポートがこども
るこどもと親は、次のことを提供されるものとする。
に与えられなければならない。しかし、病院スタッフは、心理および社会的な援助と
− 痛みの伴う状況、あるいはマイナスの影響として経験されるものに対応する方法;
助言が必要である親に対しても必要なカウンセリングとサポートが確実に与えられる
− こどものケアをしている時に、親があまり緊張しないようにする対策、ならびに親
ようにしなければならない。
に対するサポート;
− ソーシャルサービスの担当者、心理療法士と会わせること;
(2) 身体的、精神的ストレスを軽減するような方策が講じられるべきである。
− 求められれば、聖職者、自助団体、患者/患者援助団体、文化団体との接触させる
こと。
・ こどもが経験する身体的および精神的ストレスと痛みを軽減させるために、予防措
置がとられなければならない。それは、次のようなものとする。
− こどもの個別のニーズに適用したものであること;
第5条
− 事前に計画されたか、あるいは緊急かにかかわらず、入院準備のための情報とプロ
(1) こどもたちや親たちは、自らのヘルスケア * に関わるすべての決定において説明を
グラムをこどもと親に提供すること;
受けて参加する権利を有する。
− 事前に計画された手順をとる前に準備のための情報を提供すること;
− 親、きょうだい、友だちと継続的に接触するように勧めること;
・ こどものケアに参加する権利を守るために、スタッフメンバーから次のことを得る
− こどもの年齢および発達段階に応じた遊びやレクリエーションを提供すること;
必要がある。
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− こどもの当面の健康状態、治療あるいは療法について、提案された方法・リスク・
− 思春期のこどもたち用の宿泊施設を提供するために、特に努力を行うこと;
是非、治療の目標、ならびに採用されるべき対策に関する十分な情報 ( こどもと親へ
− 特定の疾病を持つこどもへの保護対策。
の情報 );
− 代替形態の治療についての十分な情報;
・ レクリエーションの機会だけでなく適切な施設を提供することによって、思春期特
− 親が提案されている処置方法を評価できるようにするための助言とサポート;
有のニーズに対応するものとする。
− こどもの全般的な健康状態、あるいは現在の状態に関して、こどもと親の知識、体
・ こどもたちに対しては、いかなる形の分離も防止しなければならない。特に文化の
験、説明、観察を評価し、活用すること。
違いによって分離されることは防ぐ必要がある。
・ こどもと親が、これから採用されるべき処置全てを事前に知っていることは、意思
・ 成人と同じ病棟でこどもをケアすることは、認められない。その結果、次のように
決定に積極的に関るための前提条件である。
なる。
− こどもたちが成人病棟に入院させられても、ケアされてもいけない;
(2) 全てのこどもは、不必要な医療的処置
− 成人が小児病棟に入院させられても、ケアされてもいけない;
や検査から守られるべきである。
− 検査や治療の部屋だけでなく、受付、救急室、手術室、外来やデイケア施設などの
区域において、こどもと成人では別々に治療が提供されるものとする。 ・ この文脈では、こども個人にとって治
療から利益が全く得られないのであれば
(2) 病院におけるこどもたちのための見舞
いかなる形態の治療あるいは検査もその
い客の年齢制限はなくすべきである。
子にとって不必要であるということであ
る。
・ きょうだいや友達の面会は、面会する
者の年齢によって制限されないが、病気
のこどもの状態や面会するこどもの健康
によって制限される。
第6条
(1) こどもたちは、同様の発達的ニーズ * をもつこどもたちと共にケアされるべきであ
り、成人病棟 * には入院させられるべきでない。
第7条
・ 同じ発達上のニーズを持つこどもを一緒にケアする場合に必要なものの中には、次
こどもたちは、年齢や症状にあったあそび、レクリエーション、及び、教育に完全参加
のものが含まれる。
すると共に、ニーズにあうように設計され、しつらえられ、スタッフが配属され、設備
− 休息;
が施された環境 * におかれるべきである。
− 娯楽;
− 合同での活動、あるいは同様の活動;
・ こどもたちには、あらゆる年齢において、またケアを受けるために病院内のどこに
− 異年齢集団のこどもたちのための活動;
いても、ニーズにあった環境を得る権利がある。これは、こどもたちが治療と検査を
− 年齢別および性別による部屋と活動;
受けるデイケア施設あるいは他の区域 * にも適用する。
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・ 遊び、レクリエーション、および教育が幅広く受けられるようにするには、次のこ
・ こどもを入院させることができる病院、あるいはその他のヘルスケア提供施設全て
とを行わなければならない。
は、小児科の専門教育を受け、専門知識を身につけ、専門分野で経験を積み上げたス
− 適切な遊具を整備すること;
タッフによって、こどもが検査、治療、ケアを受けられることを保証するものとする。
− 毎日必ず (1 週間に 7 日 )、遊びのための十分な時間を確保すること;
・ 小児科以外の分野のスタッフによってこどもたちのニーズが対応される場合、治療
− 施設 * の中でケアされている全ての年齢集団の能力を考慮に入れること;
は、こどものケアについて専門訓練を受けた、資質を備えたスタッフと共同でのみ実
− 全てのこどもたち対して創造的活動を促すこと;
施できる。
− すでに到達している教育レベルを維持させるものであること。
・ 適切な訓練と継続教育によっ
て、スタッフの能力と敏感に対
・ こどもの健康状態や年齢に関らず、こどもたちの遊び、レクリエーション、および
応できる力を高いレベルで維持
教育についてのニーズを満たせるだけの適切な資質を備えたスタッフを配置するもの
しなければならない。
とする。こどもと接触するスタッフは全員、こどもには遊びとレクリエーションが必
・ 家族のニーズを知りそれに対
要であることを理解していなければならない。
応することは、こどものケア時
・ そのような環境の建築および内装
のサポートと、家族の緊張を緩
のデザインは、当該施設で治療を受
和させるために必要な場合のサ
ける全ての年齢集団および疾病の種
ポートまたはこどもへの代替ケ
類に適切な要素を組み込んだもので
アの提供の手はずを整えるため
なければならない。その環境は、さ
の前提条件である。
まざまな年齢集団のニーズに適用可
・ 資質を備えたスタッフは、あらゆる形の児童虐待を認識し、それに対して適切な方
能なものとし、ある 1 つの特定年
法で対応することができる。
齢集団を中心にしたものであっては
・ スタッフメンバーは、特にこどもが対峙する可能性のある非常に厳しい状況に親が
いけない。
対応できるようにサポートすることになる。これは、特に生命に危険な状況の場合に
当てはまる。
・ こどもが死に行くか、あるいは死ぬ時、こどもと家族はその状況に対峙できるよう
に、 必要なあらゆるサポート、ケア、および援助を与えられなければならない。ス
タッフは死別について適切な訓練を受けるものとする。こどもの死に関する情報は系
第8条
統的、かつ配慮をして、他者のいないところで、本人に直接、与えるものとする。
こどもたちは、こどもたちや家族の身体的、精神的、発達的なニーズに応えられる訓練
を受け、技術を身につけたスタッフによってケアされるべきである。
・ 病気のこどもをケアするスタッフには、専門職者としての特殊訓練、スキル、およ
び敏感に配慮できる力が求められる。これらの資質に基づいてのみ、こどもと親の特
別なニーズを満たすことができるのである。
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第9条
− やさしく信頼できる雰囲気を作ること;
こどもたちのケアチームによるケアの継続性が保障されるべきである。
− こどもと家族の宗教的信条および文化的背景を考慮すること。
・ ケアの継続性には、こどもに提供される治療の継続性と、ケアを提供するスタッフ
・ 年齢あるいは発達段階に関らず、こどもたちのプライバシーの保護は、常に保証し
の継続性が含まれる。
なければならないし、その場合は以下のことが必要になる。
・ ケアの継続性は、病院とそのあと移行していく在宅あるいはデイケアの両方に適用
− 身体を他者の目にさらされないように保護すること;
する。これを達成するには、関係者全員が 1 つのチームとしてコミュニケーション
− 自尊心を損なうか、あるいは嘲笑されたか、または恥をかかされたとこどもが思う
を図り、共同していかなければならない。
扱いや行動を受けないようにすること;
・ チームでの取組みには、一定数の人間が 1 つのグループとして共同し、そのグルー
− 1 人で引きこもる、すなわち1人になる権利;
プは、知識の相互補完と一貫したケアの基準に基づき、こどもの身体的、精神的、社
− 他者がいないところでスタッフとコミュニケーションをとる権利;
会的、心理的安寧に焦点を当てて行動する。
− 近親者や友人と邪魔されない関係を持つ権利。
第 10 条
こどもたちは、気配りと共感をもって治療され、プライバシーはいつでもまもられるべ
きである。
・ どもに気配りと共感を持って対処しようとするには、次のことが必要になる。
− こどもであるという権利を考えること;
− こどもたちの尊厳、見解、ニーズ、個別性、発達段階を考え、いかなる障害、ある
いは特殊ニーズも考慮に入れること;
− スタッフはこどもと話をしたいのだということをはっきり示すこと;
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「病院のこども憲章」と注釈での使用表現についての用語集
c) 全ての活動は、こどもに対してか、あるいはこどもと一緒に行われる。
d) その他の世話をする人 ( 親代わりの人 ) に関して:心理社会的サポート
「病院のこども憲章」あるいは注釈で星印 * がつけてある言葉は、下記で記された意
e) ケアの場所:病院 Hospital、あるいは適切なケアが行われる場合のあらゆる形態
味及び解釈で使われている ( 本文の中で最初に使われた部分についてアルファベット順
forms、およびあらゆる場所 places の項を見よ。
に記されている )。
世話をする人、Care person (「病院のこども憲章」第 2 条 )
宿泊施設、Accommodation (「病院のこども憲章」第 3 条 )
本冊子では、こどものケアのために選ばれ、こどもの意志で同意した、適切な資質を
24 時間、こどものそばに親がいるには、宿泊施設が必要である ( 宿泊と食事 )。通常、
備えている人のことである。親の承諾を受けて、この人はこどもの心理社会的ケアに責
親はこどもと同じ部屋にいるが、病院内か、あるいは病院の近くにある部屋を使うこと
任を持つ。これは、そのようなケアに親が参加できない限り、またそのようなケアをこ
もある。このいずれかが可能でないと、こどものニーズを満たすことを目指した実践に
どもが必要とする限り、行われるものである。
はならない。
こどもたち、Children (「病院のこども憲章」第 2 条 )
こどもに付き添う、Admittance together with the child (「病院のこども憲章」第 3 条 )
こどもの期間は、18 歳の誕生日に至るまでのことである。したがって、「 こども/
宿泊施設 (Accommodation) の項を見よ。
こどもたち 」 といえば、いつも、新生児期から思春期までの全てを含む ( 国連こどもの
権利条約第 1 条および WHO 世界保健機関の定義 )。
成人病棟、Adult ward (「病院のこども憲章」第 6 条 )
これは、成人がケアを受ける全ての部屋、病棟、または部所をいう。
環境、Environment (「病院のこども憲章」第 7 条注釈 )
病院にいる間、こどもたちが使う全ての部屋、床、待合室、屋外施設のこと。
適切な、Appropriate/ proper/ suitable (「病院のこども憲章」第 1 条注釈等 )
さまざまな可能性あるいは方法がある場合に選択されるのは、当該の特殊状況の中で
施設、Facility (「病院のこども憲章」第 7 条注釈 )
特定の個人あるいは集団のニーズを最善の形で満たし、最高質のケアを提供するものと
人々が使うヘルスケア施設内で、入院患者、半入院患者、デイケア患者、あるいは外
する。
来患者としてこどもたちの治療あるいはケアをするために特別に作られ、またそのよう
な要件を備えた全ての病棟、部屋、あるいは区域のこと。
区域、Area (「病院のこども憲章」第 7 条注釈 )
ヘルスケアサービス、Health care service ( 憲章第 5 条 )
施設 (Facilities) の項を見よ。
回復あるいは救済、もしくは患者の死まで患者が受けるケアに関する全ての手段の実
ケア、Care (「病院のこども憲章」第 1 条と注釈 )
現を目指して病院で行われる全活動のこと。これは、デイケア、外来、あるいは在宅ケ
a) スタッフメンバーに関して:当該の医療に関連した、追加的な全ての医学的、看護
アも含まれる。
学的、治療的、心理学的、社会学的、および教育学的処置を用いること。
b) 親に関して:こどもが日常の生活の中で経験する全てのケア活動のこと。その中に
病院、Hospital (「病院のこども憲章」第 1 条 )
は、親が具体的な指導を受けるケア活動も含まれる。
こどものケアを専門にした、またそのような要件を備えたヘルスケア組織。
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病院、もしくはあらゆる形態の適切なケア及び適切なケアが行われるあらゆる場所、
治療、Treatment, medical (「病院のこども憲章」第 1 条注釈 )
Hospital, or all forms and places of appropriate care (「病院のこども憲章」第 1 条 )
こどもの救済あるいは回復のために、専門職スタッフによってこどもに直接、行われ
病気のこどもたちの適切なケアおよび治療を保証するヘルスケア施設のこと。
る全ての活動のこと。
− 外来、またはデイケア ;
− 救急ケア;
こどもの自己の意見表明、View of the Child (「病院のこども憲章」第 4 条注釈 )
− 在宅 ( 地域の医師あるいは看護師のサポートを受けて )。
こどもの自己決定権を参考にせよ。こどもの意見は、当該のこどもの年齢と成熟度の
応じて正当に評価されなければならない ( 国連こどもの権利条約第 12 条 1 項も見よ )。
ニーズ、Needs (「病院のこども憲章」第 6 条 )
こどもたちの継続的な精神、情緒および身体的発達と安寧に必要なもの全てのこと。
病棟の日課、Ward Routine (「病院のこども憲章」第 3 条 )
これには、こどもが入院している病棟の毎日のスケジュールが含まれる。例えば、診
親、Parents (「病院のこども憲章」第 2 条 )
断、治療および/または手術などの当該のこども個別のケアスケジュールとともに、病
この言葉には、生みの親、義理の親、養父母および養い親、ならびに片親、任命され
棟内の作業手順も含まれる。病棟の日常で、
親が知っていなければならない情報である。
た後見人が含まれる。
親代わりの人、Parent substitutes (「病院のこども憲章」第 2 条 )
こどもが知っていて、こどもと関係があり、親の役割を引き受けることができる人で
ある。例えば、年長のきょうだい、祖父母あるいはその他の親類、こどもの世話をする
人、ケアワーカー、家族の友人などである。この言葉は、ある一定の関係を言い表した
ものではない ( 読みやすくするために、本文を通じて、「 親、parents」 という表現が使
われている )。
スタッフ/スタッフメンバー、Staff/ Staff members (「病院のこども憲章」第 3 条注釈 )
病院で働く全ての専門職集団で、こどもたちのケアを専門にし、そのような資格を備
えている。例えば、医学、看護、治療、心理社会、教育専門職者であり、こどもが検査
を受ける時に関る人たち全員、ならびに用務員やポータリングスタッフ ( 病院で患者や
器具を移動させる人 ) も含まれる。
親の代わりに世話をする人、Substitute carer (「病院のこども憲章」第 2 条注釈 )
上記、「 親、parents」 あるいは 「 親代わりの人、parent substitutes」 の定義を見よ。
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「病院のこども憲章」と国連こどもの権利条約
CRC 第 9 条 親からの分離 (「病院のこども憲章」2 ∼ 3 条 )
「 締約国は、こどもが親の意志に反して親から分離されないことを確保する。」
「病院のこども憲章」の 10 原則は、年齢によってこどもたちの精神的および発達的ニー
ズが異なることを認めたものであるだけでなく、多くの点で、国連こどもの権利条約 (the
CRC 第 12 条 こどもの意見表明の尊重 (「病院のこども憲章」第 4 ∼ 5 条 )
UN Convention on the Rights of the Child、CRC) に規定されている一般的なこどもの権
(1)「 締約国は、自己の見解をまとめる力のあるこどもに対して、そのこどもに影響を与
利に関連したものである。この冊子にある 「 こどもたち 」 は、常に、小児および思春期
えるすべての事柄について自由に自己の見解を表明する権利を保障する。その際、こど
の子を意味する。
もの見解が、その年齢および成熟に従い、正当に重視される。」
特に、CRC 第 3 条は、こどもの福祉を第一に考えることを強調しており、この福祉の
こどもたちの話を聞き、こどもたちを尊重して扱い、こどもたちとうまくコミュニケー
原則を実現するには、実効性を持ったこども中心のサービスが必要になる。
ションをとることができるようになることは、病院でこどもたちをケアするスタッフに
「病院のこども憲章」を実行することは、特に、次にある CRC の条項を同時に実行する
ことを意味する。
必要なことであり、
またそれができるようになろうとする意志が求められることである。
こどもと意見の異なる場合には、穏やかに意見の一致に至るようにすることができ、ま
たそうしようとする必要がある。
CRC で定義されているこどもの年齢
CRC は、こどもの年齢を 0 ∼ 18 歳 ( 多少の例外はある ) として定義している。ヨー
ロッパでは、多くの国が、小児病院あるいは小児病棟に受け入れられるのが 16 歳までか、
CRC 第 16 条 こどものプライバシーの権利 (「病院のこども憲章」第 10 条 )
「いかなるこどもも、プライバシー、家族、住居または通信を恣意的にまたは不法に干
もしくは 16 歳未満であるとしている。
渉されず、かつ、名誉および信用を不法に攻撃されない。
」
CRC 第 24 条 健康・医療へのこどもの権利 (「病院のこども憲章」第 1 条以降 )
CRC 第 17 条 適切な情報を利用するこどもの権利 (「病院のこども憲章」第 5 条 )
(1)「 締約国は、到達可能な最高水準の健康の享受に対するこどもの権利を認める。」
「締約国は、マスメディアの果たす重要な機能を認め、かつ、こどもが多様な国内的お
よび国際的な情報源からの情報および資料、とくに自己の社会的、精神的および道徳的
CRC 第 3 条 こどもの最善の利益 (「病院のこども憲章」1 ∼ 3 条、6 ∼ 8 条 )
福祉ならびに心身の健康の促進を目的とした情報および資料へアクセスすることを確保
(1)「 こどもにかかわるすべての活動において、こどもの最善の利益が第一次的に考慮さ
する。」 れる。」
(3)「 締約国は、こどものケアまたは保護に責任を負う機関、サービスおよび施設が、と
CRC 第 18 条 親双方の共通の責任 (「病院のこども憲章」2 ∼ 4 条 )
くに安全および健康の領域、職員の数および適格性、ならびに職員の権限ある監督につ
(1)「 締約国は、親双方がこどもの養育および発達に対する共通の責任を有するという原
いて、権限ある機関により設定された基準に従うことを確保する。」
則の承認を確保するために最善の努力を払う。親は、こどもの養育および発達に対する
第一次的責任を有する。」
CRC 第 5 条 親の指導と児童の発達しつつある能力 (「病院のこども憲章」4 ∼ 5 条 )
(2)「 この条約に掲げる権利の保証および促進のために、締約国は、親および法廷保護者
「 締約国は、親、または適当な場合には、拡大家族の構成員が、この条約において認め
に適用な援助を与え、かつ、こどものケアのための機関、施設およびサービスの発展を
られる権利をこどもが行使するにあたって、こどもの能力の発達と一致する方法で適当
確保する。」
な指示および指導を行う責任、権利および義務を尊重する。」
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CRC 第 19 条 あらゆる形態の暴力から保護されるこどもの権利 (「病院のこども憲章」
(c) 「 こどもの親、こども自身の文化的同一性、言語および価値の尊重、こどもが居住
第8∼ 10 条 )
している国およびこどもの出身国の国民的価値の尊重、並びに自己の文明と異なる文明
「締約国は、親、法定保護者またはこどもの養育をする他の者によるこどもの養育中に、
の尊重を発展させること。」
あらゆる形態の身体的または精神的な暴力、侵害または虐待、放任または怠慢な取扱い、
性的虐待を含む不当な取扱いまたは搾取からこどもを保護するためにあらゆる適当な立
法上、行政上、社会上および教育上の措置をとる。」
CRC 第 30 条 少数者あるいは先住民のこども (「病院のこども憲章」第 10 条 )
「民族上、宗教上もしくは言語上の少数者、または先住民が存在する国においては、当
該少数者または先住民に属するこどもは、自己の集団の他の構成員とともに、自己の文
CRC 第 23 条第 3 項および 23 条第 4 項 障害児の権利
化を享受し、自己の宗教を信仰しかつ実践し、または自己の言語を使用する権利を否定
(3) 「 障害児の特別なニーズを認め、教育、訓練、保健サービスに効果的なアクセスし
されない。
」
かつそれらを享受することを確保することを目的とする。」
(4)「 締約国は、障害児の予防保健ならび医学的、心理学的
CRC 第 31 条 余暇、遊び、および文化的生活へ参加するこどもの権利 (「病院のこど
および機能的治療の分野における適当な情報の交換を促進
も憲章」第 7 条 )
する。」
「病院にいるこどもが、遊びおよびレクリエーション的活動を行うことは、彼らの病気
「病院のこども憲章」の原則は、あらゆる種類の疾病ある
いは障害を有するこどもたちに適用する。
に効果を及ぼす重要な要素である。
」
( こどもの権利条約:国際教育法研究会訳より引用 )
CRC 第 25 条 治療の定期的な審査を受けるこどもの権利 「病院のこども憲章」
(
第8条)
「締約国は、身体的または精神的な健康のケア、保護または治療のために権限ある機関
によって措置されているこどもが、自己になされた治療についておよび自己の措置に関
する他のあらゆる状況についての定期的審査を受ける権利を有することを認める。
」
CRC 第 28 条 こどもの教育への権利 (「病院のこども憲章」第 7 条 )
「こどもが病院にいなければならないときでも、教育を受け続けられるようにすること。
」
CRC 第 29 条第 1 項 (a) および (c) 教育の目的 (「病院のこども憲章」
、第 7、10 条 )
(1)「 締約国は、こどもの教育が次の目的で行われることに同意する。
(a)「 こどもの人格、才能ならびに精神的および身体的能力を最大限可能なまで発達させ
ること。」
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EACH 会員協会および各国代表の住所録
アイスランド
Umhyggja Nobab-Iceland
オーストリア
Laugarvegur 7, ISL-110 Reykjavik
Verein Kinderbegleitung, A-4841 Ungenach
代表者:Ragna K. Marinosdottir, E-Mail:[email protected]
窓口担当者:Elisabeth Schausberger, E-Mail:[email protected]
アイルランド
ベルギー
Children in Hospital Ireland (CHI), Carmichael Centre,
HU Association pour l Humanisation de l Hopital en Pédiatrie
Coleraine House, Coleraine Street, Dublin 7, Ireland
9. rue de la Roche, B-1490 Faux Court-St.Etienne
代表者:Mary O Connor, E-Mail:[email protected]
代表者:Marie Thérèse Minne, E-Mail:[email protected]
イタリア
デンマーク
A.B.I.O. Associazione per il Bambino in Ospedale
SBB-Nobab-Danmark
Via Losanna 44, 1-20154 Milano
6L Landevej 51 A ST.TH, DK-7400 Herning
代表者:Dr.Giuliana Filippazzi, E-Mail:g.fi[email protected]
代表者:Karen Marie Larsen, E-Mail:[email protected]
オランダ
フィンランド
Kind en Ziekenhuis, Korte Kalkhaven 9, NL-3311 JM Dordrecht
Suomen Nobab Finland, c/o HUCH Hospital for Children and Adolescentsm P.O.Box
www.kindenziekenhuis.nl
281, FIN-00029 Hyks
代表者:Margreet van Bergen, E-Mail:[email protected]
代表者:Briitta Hiitola, E-Mail:[email protected]fi
ノルウェー
フランス
Nobab-Norge, c/o Ulleval University Hospital
APACHE Association pour l Améliorisation des Conditions d Hospitalisation des Enfants,
Barnesenteret, N-0407 Oslo
B.P.162, F-92 185 Antony Cedex
窓口担当者:Sidsel Randklev, E-Mail:[email protected]
www.chez.com/apache
代表者:Dr. Sylvie Rosenberg Reiner, E-Mail:apache.a[email protected]
スウェーデン
Nobab-Sweden, Grottestigen 4, S-18268 Djursholm
ドイツ
代表者:Gunilla Rödén Eberstein, E-Mail:[email protected]
AKIK Aktionskomitee Kind im Krankenhaus Bundesverband e.V.
Kirchstrasse 34, D-61440 Oberursel
代表者:Julia von Seiche, E-Mail:[email protected]
28
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スイス
日本
Schweiz. Verband Kind und Spital
NPHC ‒ The Network for Play Therapy & Hospital Environment for Children
Postfach, CH-5600 Lenzburg
代表者:Prof.Midori Nomura, E-Mail:[email protected]
代表者:Hanne Siever, E-Mail:[email protected]
c/o Tokyo Denki University, Dept. of Information Environment, Integration and Design
Muzai Gakuendai, Inzai, Chiba, Japan 270-1382
イギリス
Action for Sick Children, c/o The National Children s Bureau,
EACH 役員
8 Wakley Street, London EC1V 7QE,
www.actionforsickchildren.org
コーディネーター:Co-ordinator
代表者:Peg Belson, E-Mail:[email protected]
Dr.Giuliana Filippazzi, Milan, Italy
E-Mail:g.fi[email protected]
準会員協会
幹事:Secretary
Peg Belson, London, UK
フランス
E-Mail:[email protected]
Animation Loisirs à l Hôpital, 5, rue Barye, F-75017 Paris
会計:Treasurer
www.alh.asso.fr
Hanne Sieber, Hofstetten, Switzerland
代表者:Thérèse Wallaert, E-Mail:[email protected]
E-Mail:[email protected]
監査:Accounts
ギリシャ
Esther Sigurdardottir, Hafnarfjördur, Iceland
Association of Social Pediatric Friends, Pandoras 4. GR-14671 Nea Erythrea
E-Mail:[email protected]
代表者:Rouly Papathanasiou, E-Mail:[email protected]
EACH は、ジュネーブ、国連こどもの権利条約のための NGO グループの一員である。
ポルトガル
EACH 代表:Hanne Sieber, Hofstetten, Switzerland
IAC Instituto de Apoio à Criança, Humanisation Co-ordination
ニュースは、www.each-for-sick-children.org をご覧ください。
Largo da Memòria 14, P-1300 Lisboa
www.iacrianca.pt
代表者:Dr.Leonor Santos, E-Mail:[email protected]
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