養老町子育て支援に関するニーズ調査結果 .

養老町子育て支援調査
結果報告書
もくじ
調査の概要
1
調査の目的
1
2
調査方法、回収結果等
1
3 集計・分析にあたって
1
調査結果
第1 子どもと家族の状況
1
年 齢
4
2
性 別
5
(1)
父親の就労状況
9
3
妊娠期間(妊婦)
5
(2)
母親の就労状況
9
4
子どもの人数
5
(3)
妊婦の就労状況
10
5
世 帯
6
(4)
一般世帯の就労状況
11
(1)
世帯類型
6
(2)
同居者
7
6
結婚の有無(一般)
8
7
居住地区
8
8 就労状況
9 喫煙・飲酒
9
12
(1)
母親の喫煙
12
(2)
妊婦の飲酒
12
(2)
一時預かりの利用意向
28
第2 幼児教育・保育のあり方について
1
保育園・幼稚園の利用状況
2 保育園・幼稚園の利用でよかった
こと、困ったこと
(1)
幼稚園を利用してよかったこと
13
4 幼稚園・保育園の一体化について
13
(1)
幼稚園・保育園の一体化について
13
(2)
幼稚園・保育園の一体化についての
(2) 幼稚園の利用で困っている(困った)こと
15
(3)
19
保育園を利用してよかったこと
(4) 保育園の利用で困っている(困った)こと
3
保育園・幼稚園の利用意向
(1)
保育園・幼稚園の利用希望
期待と不安
(3)
27
29
31
要件がなくなれば保育園を利用す
るか
21
29
43
5 園、小中学校についての提案
(中学生、一般)
45
2 父親の育児参加
59
27
第3 家庭・子育ての考え方について
1 結婚、子育て、家庭と仕事などの
考え方(一般)
(1)
結婚、子育て、家庭と仕事などの考え方
(2) 何歳まで家庭で子どもを育てたいか
53
53
59
i
第4 必要な子育て支援の時期と内容について
1
子育て支援が最も必要な時期
(1)
子育て支援を感じるとき
(1)
111
113
(1)
妊娠して不安に感じることがあるか
113
(2)
どんなことに不安を感じるか
113
(3)
妊娠後の職場や家庭での配慮
114
(4) 母子保健や保育サービスへの要望
114
4 子どもの育ちや子育ての不安・
悩み(中学生)
115
5 いじめや暴力(中学生)
118
99
(1)
いじめや暴力を受けたこと
118
104
(2)
誰からいじめや暴力を受けたか
118
(3)
いじめや暴力の対処法
119
(4)
悩みを話せる友だちがいるか
121
子育て支援をしてもらえている
と感じたことがあるか
(2)
87
子育て支援が最も必要な時期
(一般)
2
73
子育て支援が最も必要な時期
(中学生)
(5)
63
子育て支援が最も必要な時期
(小学生)
(4)
61
子育て支援が最も必要な時期
(就学前)
(3)
3 妊娠期の不安や悩み(妊婦)
子育て支援が最も必要な時期
(妊婦)
(2)
(3) 子育て支援が充実しているまちとは
60
104
子育て支援をしてもらえている
と感じるとき
104
第5 町の子育て支援施策について
1
子育て支援施策の評価と求められる施策
122
4 地域子育て支援センター
139
(1)
養老町の子育て支援の評価
122
(1) 地域子育て支援センターの認知度
139
(2)
子育て支援を実感できる町とするために
123
(2) 地域子育て支援センターの利用希望
139
(3)
地域子育て支援センターに期待すること
140
2
最も充実すべき経済的支援
134
3
留守家庭児童教室(小学生)
137
(1)
留守家庭児童教室の利用状況
(2)
留守家庭児童教室を何年生まで
利用したいか
5 情報提供
137
141
(1)
町のホームページの利用
141
(2)
子育てに関して知りたい情報
142
(3)
おやじの会
147
137
第6 地域の育て支援に期待すること
1 地域住民、ボランティア等に期
待すること
(1)
地域住民、ボランティア等に期待
すること
(2)
144
144
ファミリー・サポート・センター
の利用
146
ii
2 保育園・幼稚園に期待すること
148
3 学校に期待すること
151
4 事業者に期待すること
154
第7 生活習慣・食育について
1
体 型
156
(3) 食生活、食育などで気になる内容
163
(1)
身長・体重
156
(4)
食事の時間が楽しいか
165
(2)
肥満度
157
(5)
好き嫌い
166
(3)
体型についてどう思うか
158
(6)
嫌いな食べもの
166
(7)
料理の手伝いをすること
168
2
生活習慣
159
4 食育体験
169
(1)
起床時間
159
(2)
就寝時間
160
(1)
農業体験・酪農体験の参加希望
169
(3)
睡眠時間
161
(2) 参加させたい農業体験・酪農体験
169
食生活・食育
162
3
(1)
朝食を食べているか
(2)
食生活、食育などで気になること
があるか
5 学校給食
162
172
(1)
学校給食の満足度
172
(2)
学校給食の不満の理由
172
162
意見・要望
1
妊 婦
176
4 中学生のいる世帯
208
2
就学前児童のいる世帯
177
5 一般世帯
220
3
小学生のいる世帯
191
調査票
1
妊 婦
232
4 中学生のいる世帯
244
2
就学前児童のいる世帯
236
5 一般世帯
248
3
小学生のいる世帯
240
iii
調査の概要
1 調査の目的
養老町では、平成 22 年3月に策定しました「養老町次世代育成支援後期行動計画」に基づ
き子育て支援のための施策を推進しています。その重点的な取り組みとして「地域子育て支援
拠点事業」や「幼児教育・保育のあり方についての検討と展開」を掲げ、その実現に向けて取
り組んでいます。妊婦、子育て家庭のみなさんが、子育て支援を実感していただけるよう施策
の充実を図っていきたいと考えています。
このため、住民のみなさんが最も必要としている支援や、子育支援を実感できる町の実現に
向けて必要な施策などの推進を図るための資料を得ることを目的として、妊婦、就学前児童の
保護者、小学生の保護者、中学生の保護者、および中学生以下の子どものいない世帯を対象と
して実施しました。
2 調査方法、回収結果等
区 分
妊婦調査
就学前児童調査
妊婦
就学前児童の保 小学生の保護者
護者
調査対象
調査方法
小学生調査
中学生調査
一般調査
中学生の保護者
中学生以下の子
どものいない世
帯
郵送配布・郵送 郵送配布・郵送 学校を通じて配 学校を通じて配 郵送配布・郵送
回収
回収
布回収
布回収
回収
配 布
数
116
680
931
830
824
回 収
数
62
396
786
614
315
有効回答数
62
395
786
612
314
有効回答率
53.4%
58.1%
84.4%
73.7%
38.1%
調査期間
(注)
平成23年2月16日∼3月4日
就学前児童または小学生が2人以上いる世帯については、対象となる児童1人を抽出。
3 集計・分析にあたって
①
回答の比率は、その設問の回答数を基数(N)として算出しました。したがって、複数回
答の設問については、すべての比率を合計すると 100%を超えます。
②
回答率(%)は、小数点第2位以下を四捨五入しました。したがって、単数回答の場合で
1
あっても比率の合計が 100%にならない場合があります。
③
各調査には、年齢、性別、就労状況、居住地区等について不詳があります。このため、全
体の回答数と属性別の回答数が一致しない場合があります。
④
就学前児童の年齢については次の区分で集計しました。
0歳
平成 22 年度生まれ
1歳
平成 21 年度生まれ
2歳
平成 20 年度生まれ
3歳
平成 19 年度生まれ
4歳
平成 18 年度生まれ
5歳
平成 17 年度生まれ
6歳
平成 16 年度生まれ
2
調 査 結 果
第1
子どもと家族の状況
1 年 齢
妊婦および一般世帯の回答者の年齢、ならびに調査対象の子どもの年齢(学年)は次のとお
りです。
妊婦は、「30∼34歳」(35.5%)と「25∼29歳」(32.3%)が多く、両者で67.8%を占めてい
ます。
就学前児童は、「6歳」「1歳」がやや多く、「0歳」「2歳」「3歳」がいずれも12.7%とや
や少なくなっています。
小学生は、「6年生」が最も多く、「1年生」が最も少なくなっています。
中学生は、ほぼ均等になっています。
一般世帯は、50代、60代が多く、両者で72.9%を占めています。
図表1-1
年
齢
0
20
20∼24歳
12.9
妊 婦
0
0
1年生
13.1
小 学 生
0
0
一般世帯
1歳
16.2
20
40
30∼34歳
35.5
60
2年生
16.3
20
2歳
12.7
40
3歳
12.7
3年生
17.0
40
1年生 34.3
中 学 生
60
25∼29歳
32.3
20
0歳
12.7
就 学 前
40
4歳
13.9
60
4年生
16.4
60
80
100 (%)
N
35歳以上
19.4
80
5歳
14.4
80
5年生
16.7
2年生 32.7
62
100
6歳
17.5
395
100
6年生
20.5
80
786
100
3年生 33.0
612
100
20∼39歳 3.5
50∼59歳 36.0
60∼69歳 36.9
40∼49歳 5.4
4
70歳以上
16.9
無回答
1.3
314
2 性 別
回答者または対象の子どもの性別は次のとおりです。子どもの性別はほぼ均等です。一般世
帯は、「男性」が81.2%と多くなっています。
図表1-2
性
別
0
20
40
就 学 前
60
80
54.4
100 (%)
45.3
N
0.3
395
小 学 生
49.6
50.1
0.3
786
中 学 生
50.3
49.5
0.2
612
1.0
314
一般世帯
81.2
男性
女性
17.8
無回答
3 妊娠期間(妊婦)
回答者の妊婦の妊娠期間は「9か月」の人が最も多くなっています。
図表1-3
妊娠期間(妊婦)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
3∼4か月
妊 婦
14.5
5か月
17.7
6か月 7か月 8か月
9.7
11.3
9.7
9か月
21.0
10か月
12.9
無回答
3.2
62
4 子どもの人数
回答のあった世帯の子ども数は、妊婦および就学前児童のいる世帯では「1人」が約半分を
占めています。小学生または中学生のいる世帯では「2人」が50%以上を占めています。
なお、妊婦は妊娠中の子を含めての人数であり、約半分の人が初産ということになります。
図表1-4
子どもの人数
0
20
妊 婦
40
60
50.0
80
100 (%)
37.1
N
62
9.7 3.2
0.5
就 学 前
小 学 生
中 学 生
50.6
40.0
17.0
55.1
9.2
1人
53.4
2人
3人
24.2
30.4
4人以上
5
0.5
395
3.2 0.5
786
6.2 0.8
612
8.4
無回答
5 世 帯
(1)
世帯類型
妊婦は「夫婦のみの世帯」が33.9%と最も多く、次いで親と子の「二世代世帯」
(38.7%)
、
祖父母と親と子の「三世代世帯」(17.7%)の順となっています(図表1-5)
。
子どものいる世帯では、おおむね「二世代世帯」と三世代世帯などの「その他の世帯」が
半分ずつになっています。
「ひとり親世帯」は就学前児童のいる世帯が1.3%、小学生のいる
世帯が3.6%、中学生のいる世帯が4.6%となっています(図表1-6)。
図表1-5
世帯類型(妊婦)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
夫婦のみ
33.9
妊 婦
二世代
38.7
三世代
17.7
その他
8.1
無回答
1.6
62
(注)
「単身世帯」という選択肢が用意されていたが、該当はなかった。
図表1-6
世帯類型(就学前・小学生・中学生)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
就 学 前 1.3
50.4
47.6
0.8
395
小 学 生 3.6
46.7
49.6
0.1
786
中 学 生 4.6
45.6
49.2
0.7
612
ひとり親
二世代
その他
6
無回答
(2)
同居者
同居家族の状況は次のとおりです。なお、子どものいる世帯については、続柄は子どもか
らみた関係です。
図表1-7
同居者(複数回答)
就学前(N=395)
0
50
小学生(N=786)
100
(%)
94.7
父 6.8
おば 45.0
2.5
8.4
曾祖母 4.3
おじ 40.2
曾祖父 9.6
曾祖母 77.4
祖母 2.5
曾祖父 98.1
祖父 43.8
祖母 おじ 3.7
おば 5.0
その他 1.0
その他 1.5
無回答 0.8
無回答 0.1
中学生(N=612)
0
50
100
0
(%)
50
100
配偶者 79.0
97.2
母 子ども 84.2
兄弟姉妹
32.5
祖父 58.6
父母 22.9
44.6
祖母 曾祖父 一般世帯(N=314)
92.6
父 0.8
曾祖母 3.3
おじ 1.8
おば 2.5
その他 0.8
無回答 0.7
(%)
91.9
兄弟姉妹
39.0
祖父 100
母 44.6
兄弟姉妹
50
父 98.7
母 0
兄弟姉妹
祖父母 1.6
5.4
その他 無回答 7
12.1
1.3
(%)
6 結婚の有無(一般)
回答者の82.2%が「結婚している」と答えています。年齢別にみると、40歳未満の「結婚し
ていない」が36.4%と高く、40歳未満および70歳以上の「結婚したが離別・死別した」が他の
年齢に比べて高くなっています。
図表1-8
結婚の有無(一般)
0
20
40
36.4
20∼39歳
50∼59歳
別
60∼69歳
100 (%)
11
11.8
78.8
17.7
91.4
17
3.5
113
7.80.9
75.5
結婚している
314
36.4
88.2
70歳以上
N
15.0 2.9
27.3
40∼49歳
齢
80
82.2
全 体 年
60
116
24.5
結婚したが離別・死別した
53
結婚していない
7 居住地区
一般世帯は「高田地区」最も高く、そのほかは「笠郷地区」が最も高くなっています。
図表1-9
居住地区
0
妊 婦
20
16.1
40
17.7
60
6.5 3.2 6.5
100 (%)
4.8
80
21.0
12.9
6.5 3.2
1.6
N
62
3.5
就 学 前
20.8
10.1
6.8
9.6
8.6
21.5
7.1 4.8 6.3
0.8
395
3.8
小 学 生
14.5
11.8
6.1
10.1
14.2
16.9
8.8
7.3 6.0
0.5
786
2.0
中 学 生
12.3
10.5
5.6
12.4
15.8
18.1
7.4 6.5
8.8
0.7
612
3.5
一般世帯
18.5
9.2
5.4
11.8
8.9
17.2
8.6
8.6
高田地区
養老地区
広幡地区
上多度地区
池辺地区
小畑地区
多芸地区
日吉地区
室原地区
無回答
8
7.6
0.6
笠郷地区
314
8 就労状況
(1)
父親の就労状況
妊婦の配偶者および子どものいる世帯の父親の就労状況は、
「勤め人(フルタイム)」が75%
以上を占めています。妊婦の配偶者は「自営業・家事従業」がやや高くなっています。
図表1-10
父親の就労状況(妊婦・就学前・小学生・中学生、回答者のみ)
0
20
40
妊 婦
60
100 (%)
80
75.4
4.9
19.7
0.8
就 学 前
84.5
14.4
小 学 生
84.9
0.7 13.0
0.4
N
61
0.3
375
1.0
721
0.4
83.5
中 学 生
0.7 14.8
勤め人(フルタイム)
自営業・家族従業
就労していない、専業主夫
568
パート・アルバイト
育休・介護休業中
その他
(注)
「内職」という選択肢が用意されていたが、該当はなかった。
(2)
母親の就労状況
子どものいる世帯の母親の就労状況は、就学前児童のいる世帯は「就労していない、専業
主婦」が44.8%と最も高く、小学生または中学生のいる世帯は「パート・アルバイト」が最
も高くなっています。
図表1-11
母親の就労状況(就学前・小学生・中学生、回答者のみ)
0
就 学 前
20
11.8
22.0
40
60
5.6 4.9 10.2
100 (%)
0.8
80
N
391
44.8
0.8
小 学 生
18.2
49.0
6.4 4.7 0.9
20.1
768
0.5
中 学 生
18.9
55.7
勤め人(フルタイム)
自営業・家族従業
産休・育休・介護休業中
その他
8.5 2.0
パート・アルバイト
内職
就労していない、専業主婦
9
14.2
0.2
598
(3)
妊婦の就労状況
妊娠前の就労状況は、「勤め人(フルタイム)」「パート・アルバイト」「就労していない、
専業主婦」がほぼ3分の1ずつです(図表1-12)
。
妊娠前の就労状況が「勤め人(フルタイム)」
「パート・アルバイト」と回答した39人の現
在(妊娠中)の就労状況をみると、妊娠月数が進むにつれて「これまでどおり働いている」
が下がり、「産休中」が高くなります。9∼10か月で働いている人もいます(図表1-13)
。
現在(妊娠中)の就労状況について、
「これまでどおり働いている」
「仕事の内容や時間を
変更して働いている」または「産休中」と答えた25人に、出産後も仕事を続ける予定かをた
ずねたところ、
「育児休業期間が終わったら仕事を始める予定」が56.0%が最も高く、
「産休
期間が終わったら仕事を始める予定」
(24.0%)を加えると80.0%になります(図表1-14)
。
図表1-12
妊娠前の就労状況(妊婦)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
33.9
妊 婦
29.0
4.8
32.3
勤め人(フルタイム)
パート・アルバイト
自営業・家族従業
就労していない、専業主婦
62
(注)
「内職」
「その他」という選択肢が用意されていたが、該当はなかった。
図表1-13
現在の就労状況(妊婦)
0
20
35.9
全 体 7.7
60
20.5
53.8
3∼5か月
妊
娠
期 6∼8か月
間
9∼10か月
40
33.3
15.2
100 (%)
39
8.3
30.8
13
41.7
46.2
12
38.5
13
これまでどおり働いている
仕事の内容や時間を変更して働いている
産休中
仕事をやめた
図表1-14
N
35.9
7.7 7.7
16.7
80
出産後の就労(妊婦)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
妊 婦
24.0
56.0
産休期間が終わったら仕事を始める予定
育児休業期間が終わったら仕事を始める予定
一旦、仕事をやめる予定
その他
10
12.0
8.0
25
(4)
一般世帯の就労状況
一般世帯の回答者の就労状況は、「会社員等(会社役員・専門職も含む)」「無職(家事従
事者も含む)」が30%前後と多くなっています。
図表1-15
就労状況(一般)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
一般世帯
18.8
32.8
6.4
自営業(農林業等従事者も含む)
公務員・教員
無職(家事従事者も含む)
無回答
9.2
29.9
2.2
0.6
会社員等(会社役員・専門職も含む)
パート・アルバイト
その他
(注)
「学生・専門学校生」という選択肢が用意されていたが、該当はなかった。
11
314
9 喫煙・飲酒
(1)
母親の喫煙
妊婦および就学前児童の母親の喫煙についてたずねたところ、妊婦の喫煙者は3.2%(2
人)、就学前児童の母親の喫煙者は6.8%(27人)となっています(図表1-16)。
1日のタバコの本数は、妊婦が平均12.5本、
就学前児童の母親が10.8本となっています(図
表1-17)。
図表1-16
母親の喫煙(妊婦・就学前の母親)
0
20
40
妊 婦
92.4
なし
3.2
62
0.8
395
単位:人、平均は本数
平
15
20
均
本
本
本
無 回 答
10
本未満
(2)
N
N
無回答
1日の喫煙本数
区 分
100 (%)
6.8
あり
10
妊
80
96.8
就 学 前
図表1-17
60
婦
2
-
1
1
-
-
12.5
就 学 前
27
7
10
2
5
3
10.8
妊婦の飲酒
妊婦で飲酒をしている人は、1.6%(1人)います。
図表1-18
妊婦の飲酒
0
20
40
60
96.8
妊 婦
なし
あり
無回答
12
80
100 (%)
1.6
1.6
N
62
第2
幼児教育・保育のあり方について
1 保育園・幼稚園の利用状況
4歳および5歳の90%以上が「保育園」、6歳の87.0%が「幼稚園」に通っています。5歳
以下で幼稚園に通っている児童はいません。
図表2-1
保育サービスの利用状況(就学前)
0
20
40
37.7
全 体
15.2
1 歳
2 歳
9.4
4.7
16.0
100 (%)
46.1
1.0
395
85.9
2.0
64
82.0
50
62.0
92.7
4 歳
13.0
保育園
1.8
87.0
幼稚園
50
7.3
98.2
5 歳
N
50
38.0
3 歳
6 歳
80
100.0
0 歳
年
齢
別
60
事業所内保育施設
55
57
69
利用していない
2 保育園・幼稚園の利用でよかったこと、困ったこと
本節では、保育園・幼稚園を利用している就学前児童のいる世帯(妊婦で就学前児童のい
る人を含む)、保育園・幼稚園を利用した小学生のいる世帯に対し、園を利用してよかった
ことおよび困っている(困った)ことをたずねています。
(1)
幼稚園を利用してよかったこと
幼稚園を利用してよかったこととしては、就学前児童のいる世帯も小学生のいる世帯も
「お子さんが基礎的な知識や生活習慣を身につけることができた」「お子さんが園生活を通
じて、人とのかかわり方を学んだ」の2項目が高くなっています。また、就学前児童のいる
世帯では「お子さんに積極性や自立心が芽生えた」も60%以上の比較的高い率です(図表2
-2)。
「その他」として、図表2-3の内容が記載されていました。
13
図表2-2
幼稚園を利用してよかったこと(就学前・小学生)
(%)
100
81.7
86.7
63.3
就 学 前
(N=60)
50
33.3
15.0
13.3
12.6
14.1
3.3
1.7
2.9
−
0
100
小 学 生
(N=696)
74.7
75.1
41.8
50
無回答
その他
保護者が働くことがで
きた
保護者に自由な時間が
できた
子育てについての相談
ができた
お子さんに積極性や自
立心が芽生えた
お子さんが基礎的な知
識や生活習慣を身につ
けることができた
お子さんが園生活を通
じて、人とのかかわり
方を学んだ
0
34.8
(注)妊婦にも同様の設問を用意していたが、回答者はいなかった。
図表2-3
小学生
幼稚園を利用してよかったこと(その他)
・幼小交流の機会が何回もあり、小学校1年生に向けての心構えができスムーズに
入学することができた
3
・親同士のコミュニケーションがとれ、交流もでき充実していた
3
・個々に目標を決めたこと。本人もそれに向かっての頑張ることがわかりやすく、
達成感もその分よく感じることができたと思う
・小学校へ行く前の段階としてとても必要
・小学校に入学するために必要なあいさつ・座っていること・挙手の仕方など、い
ろいろ指導してもらえた
・家の中だけではなく、園を通して多くのことを吸収し大きく育った。発表の場も
あり大変よかった
・私立の幼稚園だったので、水泳教室・英語などのカリキュラムがしっかり設定さ
れていて満足
・保育園と違った雰囲気で、子どもにとって、プラスになったと思う
・閉鎖的な保育園と違い、どんなことでもオープンな点が親も安心できた
・保育園が親にとってあまりにもショックな場所だったので、親も協力したいと思
わせるような幼稚園で一生懸命な先生に感動した
・親子ともに地元・地域の友だちができた
・友達がいい子たちだった
・下の子の育児が落ち着いてできた
・バス通園に喜んだ
14
(2)
幼稚園の利用で困っている(困った)こと
幼稚園の利用で困っている(または困った)ことが「ある」と回答したのは、就学前児童
のいる世帯が40.0%、小学生のいる世帯が32.5%です。
困っている具体的な内容として、図表2-5の内容が記載されていました。
図表2-4
幼稚園の利用で困っている(困った)こと(就学前・小学生)
0
20
40
60
80
56.7
就 学 前
特にない
3.3
40.0
67.5
小 学 生
100 (%)
32.5
ある
N
60
692
無回答
(注)妊婦にも同様の設問を用意していたが、回答者はいなかった。
図表2-5
就学前
幼稚園の利用で困っている(困った)こと(具体的な内容)
■保育時間
・登園時間が遅い
4
・迎えの時間が早い。4時ぐらいまでは見てもらえると助かる
2
・保育開始時間が出勤時間より遅く、祖父母に送迎を頼まざるを得ない
・預かってもらえる時間が短い
・迎えの時間が早い
・延長の「のぞみ」の時間を19:00までにしてもらえると、勤務時間が増やせ助かる
・延長は、保育園と違い「学童保育」になり、園生活とは一線を引かれる。先生も
交替し、全く別々の環境になる
■休日・長期休み
・夏休みなどの長期休暇や振替休日などがある
3
・長い夏休みがあるため、毎日祖母の家まで車で送ってから仕事は大変
■園行事
・平日の園行事が多く、仕事が休みづらい
・園の行事が多い
3
2
■親の負担
・保育園ではなかった親への負担が多すぎる。1年だけ通う必要性を感じないのに、
強制的に入園させられる
・何度も入園・卒園して、園児服などその他を買い足し・買い替えしなくてはいけ
ない
・1年だけなのに制服があるのでもったいない
■園の方針・対応
・今までとは違う新しい取組に積極的でない
・叱るところは、もっと叱ってほしい
■園への送迎
・駐車場がない
2
15
就学前
・通園する道が狭い
■入園要件・手続き
・1年しかない
・3年保育にしてほしい
小学生
■保育時間
・保育園より迎えの時間が早い
46
・登園時間が遅いため、仕事にギリギリになり遅刻してしまう。朝8時少し前から
にしてほしかった
・保育時間が短い
23
10
・午前中のみや、1時降園が保育園より多い
5
・降園時間に間に合わなくても子どもを預かってもらえない。15:30∼15:40に迎
えに行かないといけない
・朝や夕方の延長がないこと
3
3
・急な用事の時など、時間の融通があまりきかなかった
・迎えの時間を保育園と同じにしてほしかった
・働ける時間が少ない
2
2
2
・開園時間が8時のため、二重保育で通園した
・子どもを預ける時間が8:30以降で、仕事先に迷惑をかけた
・できたら17:00くらいまでにしてほしい
・迎えに行く時間が早く、仕事に支障がでた
・保育園・小学校との登校園・下校降園の時間が違う
・迎えの時間が決まっている
・迎えの時間が保育園より早くなり、仕事で時々数十分程度だが遅れるため、友だ
ちのお母さんに迎えをお願いした
・学童保育を利用するまでもないが、上の子の小・中学校の参観・懇談会の時は、
3時半までの迎えのため、途中退室しなければいけないので困った
・迎え時間が14:30∼15:30だったが、14:30からは、迎えに来てもらえた子たちが外
で遊ぶのを、迎えがまだの子は室内から一歩も出してもらえず見ているだけだっ
た。迎えがどうしても15:30になってしまうと、子どもは拷問のようでかわいそう
だった。その上、15:30になると、5分と遊ぶことが許されず毎日半ベソ状態だっ
た。先生の勤務時間は、17:30ぐらいまでだから、親の監視下のもとなら園庭を開
放してもいいと思う
・子どもがまだ遊びたがってなかなか家に帰れない
・保育園は就労しやすい環境だったが、幼稚園に入ると仕事がしにくくなった
・園で預かってもらえる時間が短いので、仕事の時間調節が大変だった
・保育園の時は仕事をしていたが、幼稚園の時間ではフルタイムの仕事が無理なた
め仕事を辞めた
・突発的な時でも、基本的に延長保育を行っていない
・預り時間の融通がきかなかった
・
「のぞみ」を利用していない場合、急に延長ができないこと
16
小学生
・下の子の保育参観で迎えが遅くなる時、時間の融通がきかなかった
■一時預かり・病児・病後児保育
・病児保育をしてほしかった
2
・インフルエンザなどによる園閉鎖時の子どもの預け先
・インフルエンザなどが園ではやり、急に休園になったり、自分の子にうつらない
かと気が気でない
■留守家庭児童教室(学童保育)
・2時半に迎えに行かなければならず、働く時間が短くなり、学童を利用した
・働いているので長時間利用しようと思うと、留守家庭を頼まないといけないこと
・学童保育の朝の開始時間が遅い
・保育園なら、学童保育費が不要。職員の研究会などで、何日か午前保育になるこ
ともあり、学童に数日通うだけでも1か月分の費用がかかった
・学童はお金がかかる
・祖母と同居のため「のぞみ」を利用できなかったが、祖母は車を運転できず、母
親は働いているため困った
■休日・長期休み
・長い夏休み・冬休みが小学校と同じようにあった
22
・夏休み・冬休みがあり、仕事を休まなければいけないので困った
・休みが多い
3
2
・長期休暇が長すぎる
・夏休みなど長期休みや振替休日など、親が仕事をしている場合、預け先に困った
・夏休みなどがあり、仕事との調整が困った
・夏休みなど、休みが長いので働くことが制限される
・土曜日が休みだったこと
・サービス業の仕事のため、土日が休みで困る
・行事の代休が多い
・保育園ではなかった振替休日があったこと
・振替休日で平日が休みになった時、仕事を休めない
■園行事
・行事が多く、準備などで親が仕事を休む日数が多く大変だった 19
・親が参加する行事が多すぎる
・平日の行事が多すぎる
13
3
・行事が昔より少なくなったとはいえ、まだ多いと思う。働く人には、働く人にと
っては休みとるのも大変で負担がある 3
・行事が、たくさんあり仕事が休めなかったので困った
・振替休日や、親が参加する行事はあっていいが、回数が多すぎる
・行事が多すぎ、親に負担をかけすぎているので、先生のできる範囲でやってほし
い
・行事が多く大変だった。絵本の読み聞かせ、クリスマス会では、親の出し物があ
り練習しなくてはいけなかった
・絵本の読み聞かせは、とても有意義だと思うが、当番制で強制されると日程合わ
17
小学生
せに苦労した
・ある行事で、親全員が会の企画から出し物の話し合い、練習、本番と参加しなけ
ればならなかったことがかなりの負担だった。子どもたちにとって楽しいことだ
が、そこまで親に負担をかける必要はないと思う
・保育園と行事が重なることがあった
・小学校と行事が重なったこと
■親の負担
・1年だけなのに制服・帽子がもったいなくむだ
・たった1年のために幼稚園を利用するのは、家計にも税金もむだ遣いだと思う
・給食のない日が多かった
・毎日、白飯を持って行く。面倒ではなく、おいしさに欠けると思う。チャーハン
の日などは、粉みたいなものを混ぜると、子どもが言うのだが
・時々ある弁当持参の日
・友だちとの関わり方に対し、親としての対応
・親同士の関わり方
・役員決め
・役員として、話し合いのために昼間に幼稚園へ行くことが多く負担になった
3
・役員になると行事参加が必要で大変困った
・PTA活動が多く、仕事を休めないことがたびたびあった
・PTA役員になると町に出ていくが、小学校でも続けて役員になることがある
■入園要件・手続き
・幼稚園を選ぶことができない
・2年保育にしてほしい
・同年齢だと、わがままな子が増長する
・学費の振替口座が農協だけで困った。農家でもなく、学費の支払いだけのために
農協に行かなくてはならない
■園の方針・対応
・行事に下の子どもを連れて行くのを遠慮しなければいけない状況だった。預け先
がなく、一緒に連れて行くと、非常に気を遣った。小さい子のために別の部屋を
用意してほしい
・未就学児を行事の時に連れて行くと、あまりいい顔をしないこと。兄弟がいるの
は当たり前のことだが、子育て支援とは程遠い感覚でいる
・園長や主任が、子どもに常に上から目線だった
・園長先生の怒声の響くイベントにうんざり。子どもに「いつものことだから気に
したらあかんよ」と言われるような園はありえないと思い、早く卒園したいとひ
たすら願っていた
・体が大きいため、他の園児と同じように遊ばせられなかった
・転勤で養老に引っ越してきたが、私立に比べると、カリキュラムの面で多少劣る
ような気がする
・障がいがあるため、何の断りもなく別の教室にされた
・子どもに軽い障がいがあって、行事などの時などにできないのが目立っていて困
18
小学生
った。もう少し配慮があってもよかったのではないか。いないものだと思って劇
などが進んでいたところがあり、どうにかしてほしい
・両親共に平日休みで、年に2回旅行に行きたかったので、前もって休みを伝える
と、
「子どもまで休むのはよくない」と言われ、体調不良ってことで休ませました。
各家庭いろいろあると思うので、怒るのはどうかと思う
・幼稚園には、無理ばかりお願いし大変迷惑をかけた
■園の先生の態度
・それぞれ子どもの性格があり、担任一人では十分目が行き届かなかったこと
2
・担任の先生の子どもへの関わり方に対して、個人差を感じた
・先生の顔色・機嫌を子たちが気にしなくてはいけないこと
・子どもが勝手な行動をしていても注意もせず、話しかけもせず、毎日放っておか
れることが多かった
・きつい先生が多く、困ったことがあってもなかなか相談することができなかった
・時々、先生がいいかげんだなと感じる
・急に用意するものを言われること
■園の整備
・夏休み、小学校と一緒にでもいいので、小学校のようにプール開放があればよか
った
2
・運動場が狭い
・給食の味がなく、おいしくない
■園への送迎
・送迎に時間をとられる
26
・車が多く、駐車場所が少ない
・送迎バスがない
16
5
・送迎バスがないため、母の調子が悪い時は送って行けず休ませた
・スクールバスが小学校と一緒のため、帰りの乗車時間が長かったこと
・駐車場が狭く、園までが遠い。雨や雪降りが大変だった
・道が狭い
(3)
保育園を利用してよかったこと
保育園を利用してよかったこととしては、妊婦(就学前児童のいる人)、就学前児童のい
る世帯、小学生のいる世帯、いずれも「お子さんが基礎的な知識や生活習慣を身につけるこ
とができた」「お子さんが園生活を通じて、人とのかかわり方を学んだ」の2項目が高くな
っています。これは幼稚園と同様です。妊婦および小学生のいる世帯の「保護者が働くこと
ができた」も60%前後の比較的高い率です。就学前児童のいる世帯では「お子さんに積極性
や自立心が芽生えた」が60%近くの高い率です(図表2-6)
「その他」として、図表2-7の内容が記載されていました。
19
図表2-6
保育園を利用してよかったこと(妊婦・就学前・小学生)
(%)
100
妊 婦
(N=14)
85.7
85.7
64.3
57.1
50.0
50
35.7
0
100
就 学 前
(N=149)
84.6
−
−
3.4
0.7
0.8
−
84.6
59.1
53.0
50
24.2
23.5
0
100
小 学 生
(N=743)
75.8
74.7
59.8
40.0
50
20.7
無回答
その他
保護者が働くことがで
きた
保護者に自由な時間が
できた
子育てについての相談
ができた
お子さんに積極性や自
立心が芽生えた
就学前
お子さんが基礎的な知
識や生活習慣を身につ
けることができた
図表2-7
お子さんが園生活を通
じて、人とのかかわり
方を学んだ
00
24.5
保育園を利用してよかったこと(その他)
・近くに同じぐらいの子どもがあまりいないので、友だちと出会えてよかった
・思いやりの心、善悪の区別ができるようになった
・育児疲れ・ストレスの軽減ができた
小学生
・友達がたくさんできた
2
・保育時間が長い
・夏休み・春休みがないので安心して働けた
・参観日が土曜日に設定してあり、出席しやすかった
・園での行事が楽しかった
・園が自然に触れる事を一番に考えていたので、園のこだわりの4種類の土や、果
実を食べたり、魚や水遊びなどができて、季節を楽しむことができた
・広幡地区は3年間保育園だった。年長でも幼稚園のように字を練習することなく、
ほとんど書けなかったが、小学校の1∼2か月で書けるようになった。学校生活
も半年∼1年でびっくりするほど変わる。今思えば、3年保育で年長として小さ
な子どもの世話をし、お兄ちゃんお姉ちゃんの意識を高め小さな子を思いやれる
心・優しい言葉をかけること、温かな心をつくることは大切な学びだったと思う
・親同士が仲間になり、みんなで子ども達を育てている実感があった
・先生が優しい
20
(4)
保育園の利用で困っている(困った)こと
保育園の利用で困っている(または困った)ことが「ある」と回答したのは、妊婦(就学
前児童のいる人)が33.3%、就学前児童のいる世帯が24.2%、小学生のいる世帯が19.1%で
す。就学前児童のいる世帯、小学生のいる世帯に比べると妊婦の「ある」が高くなっていま
す。また、幼稚園に比べると「ある」は低くなっています(図表2-8)。
困っている具体的な内容として、図表2-9の内容が記載されていました。
図表2-8
保育園の利用で困っている(困った)こと(妊婦・就学前・小学生)
0
20
40
66.7
妊 婦
就 学 前
婦
100 (%)
24.2
4.0
19.1
ある
N
12
33.3
80.9
特にない
妊
80
71.8
小 学 生
図表2-9
60
149
732
無回答
保育園の利用で困っている(困った)こと(具体的な内容)
・地区外なのでバスの送迎がない
・通園バスのルートの融通がきかない
・先生・主任の対応が遅い
・未満児の入れる人数に制限があり、申し込みに苦労した
就学前
■保育時間
・もう少し朝早くから夜遅くまでみてもらえると助かる
・迎えの時間が早い
・延長保育があってないような感じになっているので、きちんと利用できるように
してほしい
・延長保育がしづらい
・垂井町の保育園に比べて延長が短いので、フルタイムで働けない
・家庭状況を把握してもらえず、保育園に預けられる時間が短い
・朝8時前に子どもを預けることに対して、他に誰もいなかったこともあり否定的
だったが、先生が交替でするという協力があり、8時間前から預けることができ
た。そのため、仕事をすることができた。今度4月から幼稚園だが、8時前から
預かってもらえず大変困っている。今は育休中でだが、仕事に復帰する時に不安。
・出産のため、神戸町で幼稚園を2ヶ所利用した。幼稚園では、毎週AETの先生
の訪問、リトミックなど、子どもも様々な授業を受けているのだと感じた。人数
も多いため、園長先生はとても大変そうだが、小さい子と大きい子との交流も毎
月あり、思いやる心を学べると思う。神戸幼稚園では、朝7時∼夜7時ぐらいま
で預かりってもらえるよう。地域によってこんなに差があるのはとても悲しい
・土曜日も夕方まで見てくれる日があれば、仕事が助かる
・兄弟で幼稚園と保育園に別々に通っており、迎え時間のずれが面倒
21
就学前
・幼稚園児と同時刻に下校もありにしてほしい
■一時預かり・病児・病後児保育
・熱が少しでもあったりすると預かってもらえないので、仕事で困る
・病気の時でも利用できる保育園が必要
2
2
・風邪が流行している時、保育園での対応が心配
・熱を出した時など、迎えに行かなければいけないが、なかなかすぐに行けない
■休日・長期休暇
・春休みなど、休みがあるのは厳しい 2
・夏・冬の連休が勤務と合わず、誰かが休まなければならない
・幼稚園に進級したら、夏休みや冬休みが長くなるので困る
■園行事
・行事が平日にあり、仕事の休みを取らなければならない
・園行事が多い
4
2
・保護者参加の行事が月に1回あり、働く親のための施設なのにおかしい
■園の方針・対応
・園長先生の考え方が真っ直ぐすぎて曲げないところが、保育園の雰囲気を悪くす
る。ある園長は、保育園を変わりたくなるほど態度が悪かった。園長の教育をし
てほしい
・対応が遅すぎる
・希望保育の時に、大きい子でも昼寝がある
・家に帰るとストレス発散なのか、おもちゃをちらける
・乱暴な行動や言動を覚えてくる
・勉強をしていないことが不安
■園の先生の態度
・先生の方針により年々やり方が異なる
・先生の怠慢
■園の整備
・未満児のクラスの保育士の人数が少ない気がする
・ほとんどが途中で幼稚園に進級するため、保育園を小学校入学まで利用できない
・子どもの人数に対して、園内がとても狭い
・教室が狭く耐震問題は大丈夫なのかと気になる
・ごはん・はし・フォーク・スプーンなど食事用に持っていくものを減らしてほし
い
・アレルギーの対応が、今ひとつ
■園への送迎
・駐車場や道路が狭いため、長い間駐車できない
3
・園の都合でバスが出ないことがある
・バスが家まで来ないので送り迎えをしている
・母親の職場とずいぶん離れているので、送迎に時間がかかる
・駐車場がジャリなので困る
・駐車場がない
■保育料
・保育料が高い
・子どもが3人いるので、保育料が高い
22
就学前
・保育料を現金でなく、引き落としにしてほしい
■入園要件・手続き
・入園の条件が少し厳しいと思う。妊婦や0歳児がいる場合は、無条件に入園でき
るようにしてほしい
・その土地のルールを強要される
小学生
■保育時間
・行事前に昼までの保育がある
・保育園と小学校との登校園、下校降園の時間が違う
・台風の時など、急いで迎えに来て下さいと言われる
■延長保育
・一時保育をもっと気軽に利用できるようにしてほしい。他の市町村はもっと充実
している。園に利用を希望しても、断るくらいなら要項に載せない方がいい。利
用の条件をもっと詳しく書くべき
・時間外保育を断られた
・先生に、長時間保育の子はかわいそうだ、土曜に来る子もかわいそうだと子ども
が言われ、それが悪いことだと意識づけられた
・急用などの場合、時間の融通がきかないことがあった。事前に伝えてあっても、
嫌な顔をされたこともあった
・延長保育もあるが、ほとんどの子が帰ってしまうので子どもも嫌がる
・延長保育や少し迎えの時間が遅れると、園長から嫌みを言われた
・仕事で迎えが遅くなる時など、保育士にとても気を使った
・仕事上、延長保育の時間に間に合わない時は困る
■一時預かり・病児・病後児保育
・病児保育がない
・仕事をしているため園に入園できるのにもかかわらず、病後児の預りが充実して
いない
・病気や熱を出した時、預けられない 4
・熱があったりすると、すぐに迎えに行かなくてはならない
2
・熱がないのに熱があったと帰され、病院など行ったが元気だったこと
・新型インフルエンザ流行時の休園
・胃腸風邪や水いぼになっている子がいてうちの子にうつった
■休日・長期休み
・土曜日が昼までしか預かってもらえないこと
・第2・第4土曜休みも利用したかった
5
2
・土曜日は、仕事ではない時でも利用ができるとよかった
・土曜日に登園するとイヤな顔をされたり、土曜日はお休みと子どもに話す先生が
いて、働く親は困る
・土曜日に連れて行ったら、
「仕事が休みなら保育園に連れてくるな」と当時の園長
に言われた。その分の保育料を返してほしいと思った
・学校と同じ休みにしてほしい。学校の上の子が一日で、幼稚園の下の子が半日だ
と不便
・夏休み・冬休みなど、長い休みがある
・春休みがある。交代で先生がいるが、少し嫌な顔をされた
23
小学生
・幼稚園に入園する前の卒園式∼3/31が預かってもらえなかった
・お盆や春の休みが多すぎ、仕事に支障がある
■園行事
・行事が多い
8
・運動会などが平日に行われるため、父親が参加できない人が多かった
・行事が平日にあり、仕事を休まなければならないことが多い
5
4
・運動会などの行事が、土曜日から平日に変わり、参加しにくくなった
4
・保護者が園行事に参加することが多すぎる
・行事が多すぎる。大垣市から引っ越してきたが、保育園で保護者の出番が多い。
・行事が小・幼と連携していなかったので、休みがとれず困った
・参観が全くなかった
■親の負担
・毎日ご飯をもたせるのが大変だった 2
・役員決め
・保護者役員の仕事が大変
・本年度より、奉仕作業があるため一日仕事を休み、窓をふいたりして、すぐにお
迎えで困る。働く親を支援するための保育園である意味がない
■保育料
・保育料が高い
5
・所得によって保育料が違うことは納得できない
4
■入園要件・手続き
・働いていないと預けられない
2
・入園要件について、働くことが決まってからではなく、働きたいからでないと、
なかなか面接は行けなかった
・集団生活に慣れさせるために入園させたかったが、就労していない場合は就労証
明書がなく、4歳でも子どもの関わり合える園がない。提出する書類が多い
2
・子どもの世話ができない旨の書類を、その都度提出しなければならない
・役場の手続きをする時の態度が怠慢なこと
・初めての入園の時の準備が、わかりづらかった
■園の整備
・未満児の地区内の保育園が定員オーバーで地区外に通った
・未満児の途中入園ができなかった
・年中・年少も幼稚園に通わせたかった
・年長児学級がない
・園を選べない
・養老町内の保育園の教育内容はあまり充実していないところ
■園の方針・対応
・毎年4月は慣らし保育で、仕事に支障が出る
・保育園なのに幼稚園のようなことをさせられた
2
2
・保育園でテレビを見ていることが多い。毎日単調すぎるため、いろいろな遊びを
してほしい
2
・昼寝の時間が長く、夜12時過ぎてもなかなか寝つかず困った
2
・子どもがぐずっただけですぐTELをかけてくるため、仕事中のTELは困った
・子どもが園に慣れるのに時間がかかった
24
小学生
・転居のために保育園を変わった時、人となじめず毎日行くのを嫌がった
・トラブルが多かった
・何が原因であのようなことが起きたのか、本当のことを話してもらえなかった
・子ども同士のトラブルの時、幼すぎて事実確認がむずかしい
・いじめがあったが、先生は特に対処してくれなかった
・集団生活が苦手になった
・外遊びが少なかったように思う
・外遊びが少ないためストレスをためて帰宅し、家で手がつけられないほど暴れる
・あまり楽しそうでなかった
・先生がビデオばかり見せていたので、親がみせたくない「クレヨンしんちゃん」
などのビデオを見たいと言った。他の園と対応が違いすぎていて、お金をはらっ
ているのに、すごくショックだった。先生が子どもといっしょに遊んでいる姿を
見ることがないようにも思えた。子どものけんかの対応も、先生の気持ちの感じ
ようによって対応するなんて、よくできるなと大垣の園との違いを実感した。地
域の学校に入学するからと思って、仕方なく今の園に入れるのはやめればよかっ
たと思った。大垣は若い先生がいっぱいで、男の先生もいて、子ども一人一人に
対して笑顔で対応してくれる。すべてにおいて完璧は求めないが、ほぼ毎日ビデ
オの子守りは大垣ではない
・TVを見る時間、自由な時間が多く、放ったらかしなことが多かった
・けがの治療をしてもらえず、服が血だらけで帰宅したことがあった
・服を汚しても洗濯してくれない
・弁当とおむつを一緒にカバンに入れてあったことがあった
・給食で嫌いな物を無理やり食べさせられ、吐いてしまうこともあった
・給食・おやつにでる「ミルクが苦手」と子どもがよく泣いた
・昼寝の習慣がない年齢でも、入園した途端に昼寝が始まり、ねむくないのにじっ
として無駄な時間をすごしていると思う。起きている子どもは別室で動き回れる
といい
・発達障がいに対する理解がない
・台風・大雪で休園、または給食がないため弁当を持ってくるようにと、7:30に預
けるのに7:15に連絡が入り大変困った。その後も、ことあるごとに給食がなく、
他園ではちゃんと給食やそれに代わる食事を出しているのに、子どもの園ではな
く本当に困った
・個人経営の園ならではの独りよがりがある
・園長先生のワンマンな考え方・方針、急な行事のとりやめなど無理なことも平気
で言う
・とにかく不便で、少しのことぐらいわかってほしい
■園の先生の態度
・先生のいいかげんなところが目につく
・先生によって言うことが違う
2
2
・先生が変わると、園の雰囲気・行事などがらりと急に変わるのでとまどった
・先生の子どもへの関わり方・態度
・乳幼児との関わり
・差別や子どもの前と親の前で態度が違う
・好きな園児・嫌いな園児に差があると聞いたこと
25
2
小学生
・担任、園長が劣悪で本当に困った
・先生達が身内化しており、熱心さが感じられなかった
・入園当初から子どもが厳しく叱られて萎縮していた
・先生から、特定の子への言葉の暴力があった。相談したが、取り合ってもらえな
かった
・子どもの発達のことで真剣に悩んでいたことに対し、先生は「様子をみてみます」
で一年ぐらいそのままで不安だった
・普段会って話しができないため、日頃の園での様子を聞くことができなかった
■園の整備
・園庭・教室が狭いので、のびのび遊べていない
・人数の割に遊戯室が狭い
2
2
・大人数の割には保育園が狭い
・保育園の教室は、狭く安全性に欠けていると思う
・園庭・プールなど、園児の数に対して遊ぶスペースが狭い
・園舎・園庭が狭く、発表会など行事の時は、席取りがあり座る場所に困った
・園舎の立て替えの時期と重なったため、保育環境があの状態で大丈夫なのかと疑
問に思うほど悪かった
・園庭が開放されるのはいいが、迎えに行っても遊びたくてなかなか帰らない
・トイレットペーパーを使わせてもらえないなど、生活習慣の問題
・トイレットペーパーを使っていいのは、大便の時だけで決められていて、排尿後
は使えず、ただれることが何度もあった
・トイレットペーパーが設置してなかったりし、家庭と違い、子どもがトイレを嫌
がった
・トイレを一回、一回流さない
・ねこのふん
■園への送迎
・車の駐車スペースが狭いし少ない 8
・毎日の送迎
・道が狭い
3
2
・近いとバスで迎えがないが、車がないときもあるので迎えがあると便利
・送迎バスがあるといい
26
3 保育園・幼稚園の利用意向
(1)
保育園・幼稚園の利用希望
妊婦(就学前児童のいる人)および就学前児童のいる世帯のうち、保育園・幼稚園をいず
れも利用されていない人に今後の保育園または幼稚園の意向をたずねたところ、妊婦の90%、
就学前児童の77.4%が「保育園を利用したい」と回答しています(図表2-10)。
利用したい年齢は、幼稚園については3歳、4歳が多くなっています。保育園については
3歳からが非常に多く、0∼2歳も20%程度(31人)あります(図表2-11)。
また、これから生まれてくる子の保育園の利用については、91.9%が「利用したい」と回
答しています(図表2-12)。
利用したい年齢は、
「3歳」が最も多いものの、
「0∼2歳」を合計すると約半数を占めま
す(図表2-13)。
図表2-10
保育園・幼稚園の利用希望(妊婦・就学前)
妊婦(N=20)
0
就学前(N=186)
50
100 (%)
20.0
幼稚園を利用したい
0
50
19.9
幼稚園を利用したい
保育園を利用したい
100 (%)
90.0
保育園を利用したい
5.0
利用する予定はない
利用する予定はない
−
無回答 無回答 77.4
0.5
8.1
(注) 設問は単数回答である、複数回答の人があったため複数回答を含めて集計した。
図表2-11
何歳から利用したいか
幼
稚
単位:人
園
保
歳
歳
4歳以降
無 回 答
3
2
無 回 答
18
歳
5歳以降
N
歳
1
1
4
歳
2
歳
3
歳
1
0
2
-
園
-
-
3
12
2
1
区 分
N
-
育
妊 婦
4
就学前
37
2
12
12
8
3
144
3
10
15
90
18
8
27
図表2-12
生まれてくる子は保育園を利用したいか(妊婦)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
91.9
妊 婦
利用したい
図表2-13
8.1
62
利用する予定はない
生まれてくる子は何歳から保育園を利用したいか(妊婦)
単位:人
N
区 分
妊
(2)
婦
0 歳
57
1 歳
2
2 歳
15
3 歳
11
21
4 歳
無回答
3
5
一時預かりの利用意向
保育園・幼稚園をいずれも利用していない人に、保育園などでの「一時預かり」の制度の
利用意向をたずねたところ、妊婦(就学前児童にいる人)および就学前児童のいる世帯の過
半数が「利用したい」と答えています。
図表2-14
一時預かりの利用希望(妊婦・就学前)
0
20
40
60
55.6
妊 婦
就 学 前
100 (%)
35.5
利用するつもりはない
28
無回答
N
18
44.4
59.7
利用したい
80
4.8
186
4 幼稚園・保育園の一体化について
(1)
幼稚園・保育園の一体化について
図表2-15は、
「国では、幼稚園、保育園の垣根を取り払い、幼児教育と保育をともに提供
する「こども園(仮称)」に一体化することが提案されています。あなたのお考えに最も近
いものはどれですか」という設問に対する結果です。妊婦は「どちらとも言えない」が最も
高くなっていますが、そのほかは「一体化の方向については、おおむね賛成」が48%以上と
なっています。「一体化の方向については、反対」は一般世帯がやや高くなっていますが、
「一体化の方向については、おおむね賛成」も他に比べて高くなっています。
「その他」として、図表4-3の内容が記載されていました。
図表2-15
幼稚園・保育園の一体化について
0
20
40
38.7
妊 婦
60
4.8
51.6
51.4
就 学 前
100 (%)
80
6.3
N
3.2 1.6
62
37.2
2.0
3.0
395
小 学 生
48.2
8.1
40.1
2.2 1.4
786
中 学 生
48.0
7.4
41.3
0.8 2.5
612
1.9 0.3
314
一般世帯
58.3
10.8
一体化の方向については、おおむね賛成
どちらとも言えない
無回答
図表2-16
就学前
28.7
一体化の方向については、反対
その他
幼稚園・保育園の一体化について(その他)
・延長保育をしてほしい
・別に今までと同じでいい
・こども園について全く知らない
・よくわからない
小学生
5
・一体化はいいが、年齢に応じた教育はしてほしい
・利用時間が保育園と同じなら賛成
・便利になるのならよいが、海津市のように保育時間が短くなるなど、不便になる
のなら今のままでよい
・縦のつながりができていいと思うが、年長児は小学校に上がる前のため、保育園
の子とは別の指導がほしい。園の時間を保育園と同じようにしてもらえるなら賛
成
・一つになるのは賛成だが、内容は保育園の方に合わせてほしい
29
・広幡は幼稚園教育を受けないまま小学校へ進むので、よくわからないが、幼稚園
に行っている子とは違いを感じた
・年少から年長まで、制度に関係なく一つの場所で過ごした方がいい
・あちこち変わるより、一体化の方が便利がいいと思う。変わるつど、鞄・制服・
上靴を変えると親の負担がかかる
・保育園を卒園して、また幼稚園への入園準備はもったいない
・大賛成、別々に行ったことがない
・一体化というより、幼稚園は必要ないと思う。融通はきかないし、公立と私立の
違いだから仕方ないかもしれないが、先生は上から目線の態度なので、あまり気
持ちがいい1年ではなかった
・今のままでよい
・
「こども園」の具体的な内容がわからない
2
・現在のそれぞれの機能はどうなるのか、説明されていないため、どちらともわか
らない
・一体化になるとどうなるのかわからないし、考えたことがなかった
・現状のどちらになるかわからないので、どちらとも言えない
・もう通ってないので、どちらでもよい
・預けることがないので興味がない
中学生
わからない
一
・大人数になると目が届かない。幼児が「楽しい先生だ、おもしろい先生だ」と親
般
3
近感をもっていると思うが、それがなくなるのではないか
・地区により幼稚園・保育園の入園年齢が違い、公立・私立によってもその内容が
違う。幼児教育か保育か、年齢に応じた対応があると思うが、その2つを一体化
することができるのか疑問
・幼保ではなく、幼小を一体化するとよいと思う
・こども園構想について理解していないので、メリット・デメリットが不明
・説明会などに参加していないのでわからない
・わからない
30
(2)
幼稚園・保育園の一体化についての期待と不安
図表2-17・図表2-18は、妊婦および就学前児童のいる世帯に対して、幼稚園・保育園の
一体化について期待すること、または不安に感じることを記述式で回答してもらったもので
す。
図表2-17
妊
婦
幼稚園・保育園の一体化について期待すること
・進んだ教育
2
・入園の手続きが、1回で済むため楽になる
2
・合理化
・何度も入園・卒園・運動会などがあるのが1回で済む
・ずっと場所が変わらない
・兄弟の送り迎えが一緒でよい
・誰でも利用できる
・時間の延長
・集団行動
・1歳くらいの小さい子から6歳の大きい子まで、きちんと交流できるとよい
・幅広い年齢で成長できそう
・年長の子どもと遊べる
・友だちが増える
・サービス料金を定額にしてほしい
・少しでも料金が安くなればよい
・わからない
就学前
2
■教育・保育の方針の統一
・幼稚園・保育園、両方のいいところが有効活用される。簡素化してほしくない
9
・子どもがもっと楽しめるよう、幼稚園・保育園それぞれのよいところを伸ばして
ほしい
3
・小学校就業前に一元化される面では、安心感がある
・不安なくスムーズに小学校生活に移れる
3
2
・小学校入学前の教育と集団生活
・教育と生活習慣を同時に指導する
・教育・保育について、全国的に方針が統一される
・保育園児を見て、幼稚園児が一人でやろうとする自立
・保育園でも、集団行動の基礎を教えもらえる
・できれば保育園、幼稚園同クラスがよい
・保育園・幼稚園で別々になっている施設の有効的活用
・保育士の負担軽減
・幼稚園と保育園どころか、小・中学校も一体化し文科省ですべて行うべき
■異年齢の交流
・幅広い年齢の子とふれ合うことができ、異年齢の交流が多くもてるため、少子化
の現代でよい経験ができる。思いやり・優しさ・気づきなどが自然に身につき、
31
就学前
友だちも増える
14
・上の年代であれば、下の子を世話するなどの関わりから、人との関わりを学べる。
下の年代では、上の子たちのよい行動を自分に取り入れるなどの学びがある
・入学まで慣れた場所で3年間過ごせるため、子どももとまどわない
・よりたくさんの中で人間関係を学べる
・姉妹兄弟で同じ園で過せる
6
4
3
3
・子どもの教育は、小さい頃が大切だと思うので、一体化により子どもの教育にい
い影響を及ぼすのではないか
・子どもの成長を見てもらい、それに合わせ教育してもらえる
・親が安心して預けられる
・これまで通り小学校・中学校との交流を続けてほしい
■教育
・保育園でも遊びだけでなく、幼稚園のような幼児教育・学習を受けられる
・教育面での質の向上
5
・教育の一貫性がでる
2
・教育の充実
11
2
・学習時間が増える
2
・保育園での教育の向上
2
・幼児教育と保育の充実
・現在は5歳児のみが幼稚園のため1年間しかないが、一体化によって、もう少し
教育的なことを早い段階から学べる
・ひらがなの教育が少しでも組み込まれるとよい
■保育時間
・保育時間の拡大・延長
13
・保育時間が拡大されると、仕事ができる
6
・仕事をしているので、朝早くから夕方まで保育してもらえる
・保育園から幼稚園に変わることなく、入学前まで一つの園でよいことになる。保
育時間が変わらないため、仕事の時間や仕事を変わらなくてもすむ
■延長保育
・延長保育
2
・朝7時半ぐらいから夜7時まで、無料で預かってほしい
■休日・長期休み
・長期の休みがない
5
・土曜・日曜・祝日など、預かり時間の柔軟化
2
■親の負担/入園準備・行事
・一度の入園・卒園ですみ、父母参加の平日の行事が減り、親の負担は減る
・制服など、買うものの出費が少なくなる
13
7
・兄弟がいる場合、保育園・幼稚園と別々に登園させなければならないので一緒な
ら便利
3
・姉妹で幼稚園・保育園と別々だったため、園行事が2倍になり仕事が休みづらか
った。送迎も大変だった。これからの親のためにも一体化の方がよい
32
就学前
・同じ園に行き続けるので準備が楽
■保育料
・保育費の低減
4
・利用料金を安くしてほしい、できれば無料にしてほしい
2
・保育料を均一にする
・収入による金銭差の軽減
■園の選択
・利用幅が広がる
・幼くても預けられるところが増える
・それぞれの利点を利用者が選択して、通わせられたらよい
・大垣市のように、幼稚園・保育園について好きな方を選ぶことができるようにな
ればいい
■園の整備
・4歳から入れる3年間幼稚園制度の確立
2
・特色ある園づくり
・サービスの充実
・預かってくれる時間、給食・お弁当など、その日ごとに柔軟に決められるととて
も助かる
■待機児童
・待機児童のために保育場所を増やすことができる
4
・養老町は恵まれているが、入れない幼児が減るのは、親の仕事の必要性を考える
とよいこと
・入園したい時に、すぐ入れるようにしてほしい
・一体化によって、あらゆる面で制度や組織の簡素化を図ってほしい
2
■入園要件・手続き
・入園規定を改善してほしい
・専業主婦でも入園させられる
4
・保護者の就労に関わらず入園できる 2
・働く時期が決まっていなくても、一体化だと安心して入園させられる
・生活スタイルによって受けられる教育に違いがでない。仕事をしたり、辞めたり
しても子どもに問題はない
・現在親が働いていない場合、5歳からしか幼稚園に預けられないが、3歳や4歳
からでも預けられるようになるといい
・町や地域によっては、どちらに行くか様々で、入園するための条件が多いらしい
ので、それがなくなるとみんな助かる
・幼稚園がない、または公立幼稚園のみの市町村だと、下の子が生まれた時に上の
子と同じ園に預けられる
■その他
・一体化について内容がわからないので、何とも言えない
・こども園に関する詳細がよくわからない
33
2
小学生
■教育・保育の方針の統一
・就学前に長く同じ園で過ごせるため、子どもも安心できる
9
・幼稚園・保育園の両方のメリットを上手くとり入れられる
8
・幼稚園・保育園それぞれの悪い部分を補い合ってほしい
2
・しっかりと子どもを見てもらえるため、子どもたちの成長が見られる
・幼稚園か保育園かと、利用者が迷わずにすむ
2
2
・分かれている必要性を感じないので、一体化でいいと思う
2
・教育と保育が両立した長時間保育
・教育・保育の質の向上
・どの園でも、同程度の保育・教育が受けられるようにしてほしい
・教育指導の統一
・幼保の格差がなくなる
・保育園でできなかったこと、幼稚園でできなかったことが、できるようになると
いい
・保育園では経験できないことをやらせてあげたい
・様々な親のニーズに応じやすくなる
・3年間という長期にわたって、一環した教育を受けることができる
・安心して預けられる
・町内の子どもたちが平等に保育してもらえる機会が与えられる
・幼稚園がとてもよかった。保育園でも同じようになると子どもが楽しいと思う
・税金の無駄遣いをなくせる
■異年齢の交流
・縦社会の基礎知識を養う
・少子化の中で、異年齢の子とふれ合い関わることができる
・交流が広がり、友だちがたくさんできていい。親も同様
・年上の子が、下の子を世話できるようになる
23
5
4
・小さな子の手本になれるように、がんばることができる
・年齢に合った対応をお互いに学べる
・子どもたちの輪が大きくなり、人とのかかわりが増える
・大勢の同世代の子に接して、みんなと楽しくすごすことができるといい
・いろいろな経験ができる
・小学校就学に向けて、基本的な人間関係が学べる
・幼稚園は1年間に対し、保育園は縦のつながりも横のつながりも学べるから期待
する
・小学校入学にあたり、生活のリズムや習慣が同じ程度になることを期待する
・小学校入学までに、全員が基礎的なことができる
・社会性を身につける
・団体行動が、わかりやすく理解できる
・学習だけでなく、体を動かすことも期待している
■教育
・教育の面では幼稚園の方がよく取り組んでいると思うため、保育園より高度な幼
34
小学生
児教育
5
・文字や数の習得
4
・幼児教育の充実化、早い時期から教育という面に触れることができる
・小学校生活へ向けての学習準備
・教育水準の均等化
4
3
2
・小学校就学前の大切な一年の準備期間に、基礎学力が身につく
・よりよい教育ができる
・学ぶことが増える
2
2
2
・教育サービスの効率化
・幼児期に始めるとよい英語などの教育的指導を取り入れたらよいと思う
・おけいこごとができる
■保育時間
・保育時間の延長
・延長保育
26
2
・16時までは保育してほしい
2
・長時間、無償で預ってほしい
・留守家庭児童教室を利用しなくてすむよう、退園時間は保育園に合わせてほしい
・保育園の保育時間の方が30分長いため、仕事がやり切れる
・子どもを預ける時間が一定し、働きやすい環境になる
・早朝保育の受け入れ
■一時預かり・病児・病後児保育
・一時預かりをしてほしい
・留守家庭児童教室・放課後児童クラブなど、保育サービスの充実
・夏休みなどの長期休みに利用できる施設と、経済的な支援の充実
・病児保育の充実
■休日・長期休み
・夏休み・春休みなどの長期休みがなくなり、預かってもらえる
・働く親の子育て支援としての運営で、利用しやすい園
6
2
・幼稚園の夏休みに、保育園を利用でるため、活動が活発になる
・親がフルタイムでも働けるようにしてほしい
■親の負担/入園準備・行事
・制服などが統一され、他にも入園用品の準備や出費が減る
・兄弟の行事が一回ですむ
18
8
・入園式・卒園式が1回ですむ
6
・行事の一体化により、親の行事参加が半分に減る
3
・働いているため、兄弟の毎回の行事参加がむずかしい。一体化により、行事が集
中し参加しやすくなる
・親子ともに負担が減る
・地域も大切だけど、親子の行事を少しだけ増やしていけばいいと思う
■親の負担/送迎
・送り迎えの負担が減る
9
35
小学生
・兄弟で幼保同じ園への送迎のため、時間を気にせず負担が減る
・送迎バスがあるといい
■保育料
・保育料の値下げ
14
・保育料を所得に応じてではなく一律にしてほしい
・保育料が、平等に低料金になるといい
4
2
■園の整備
・施設が広くなって、子どもがのびのびと生活できること
2
・広い場所に建て、のびのびと遊べるようになるといい
■保育士など指導者
・教諭の質の向上、よりよい教諭の指導を望む
2
・新しいことを始めてくれるように、先生の若がえりを図ってほしい
2
・保育園の職員について、とても怠慢に感じたので意識が変わることを期待する
■園の選択
・保育園に一体化
3
・5歳児にも保育園という選択肢ができる
・預け先が増えて、子どもに合った場所を選択した方がいい
・幼稚園はなしで、3年保育がいい
・幼稚園の存在意義がわからず、必要ないと思う。税金の無駄遣い
・幼稚園の行事を理解して、その間下の子を見ていてもらえるため、新しい所に入
るという不安がない。今の養老町だけが、小学校の横にこういう園があり大変助
かる
・養老、高田地区に町立の保育園ができる
・広幡だけ他に比べて変なので、同じにしてほしい
■待機児童
・保育園不足の解消につながる
・待機児童が減り、仕事を続けられるようになってほしい
■入園要件・手続き
・働きやすい環境
2
・親の就労にかかわらず入園できるため、選択肢が広がる
2
・親が働いていてもいなくても、預けることができるようになる
2
・収入や共働きなどの理由に関係なく、3歳頃から預けられるといい
・共働き世帯など事情がある家庭に対し、保育の確保ができる
・面倒な入園手続きがなくなる
36
図表2-18
妊
婦
幼稚園・保育園の一体化について不安に感じること
・預かってもらえる時間帯
3
・保育と教育の質の低下
・それぞれねらいが違うと思うので、一緒にできるかどうか
・大垣市の幼稚園のようになるなら、やめてほしい。みんな混乱し意味がない
・幼稚園での教育部分で、幅広く小さい子どもも一緒にできるのか心配
・年齢層が広すぎる気がする
・1つの園に人数が多すぎるのではないか
・多人数になるので、子ども一人ひとりきちんと見られるのか
2
・年長と年少の力の差が大きい
・人数が多いので、保育士が足りるのか(平等な対応が受けられるのか)
・保育士の確保
・子ども園の数が減少する
・迎えの時間に融通がきかない
・休みが増えるのが困る
・上の子が途中入園になるのが嫌だ
・予算
就学前
■全体的な問題
・一体化にとらわれて、本来あるべき姿さえできなくならないでほしい
・一本化して保育士が減って、両方のよいところが減ってしまいそう
・悪いところ取りにならないか心配
・それぞれの目的があいまいになるのではないか
・こども園の認定を受けても、位置づけを特に変えないならば必要ないと感じる
・現状に満足しているので、特に変えてほしくない
・責任の所在がはっきりしない
・働いていないのに、未満児を簡単に預けて育児放棄のようにならないか
■指導・教育方針の違い
・保育園と幼稚園は根本的な利用目的が違い、教育内容が違うので、一緒になると
どういう方向性で行くのか
8
・早期教育が、必要以上に助長されるのではないか
3
・幼・小交流などで小学校への進学をスムーズにしているが、なくなることで教師
への負担増になるのではないか
2
・親参加の平日の行事などが、さらに増える
2
・基本方針
・指導方針
・質の低下
・サービスの低下
・どの園でも、一定の同じレベルのものを提供してもらえるかどうか
・サービスや利用方法が、変わるのではないか
・保育と教育の垣根は必要だと思う、それを一緒にするのは子どもにどう影響を与
えるのか
・幼稚園は学校で、保育園は保育する所であるため、教育と保育を一緒にするのは
どうだろうか
37
就学前
・幼稚園で行っているような遊び・環境など、同じように保育・教育してもらえる
か
・幼稚園で小学校入学前の1年間の心の準備期間を過すことは、子どもにとっては
素晴らしい経験になった気がするので、保育園からそのまま小学校にというのは
大変そう
・保育園生活からいきなり小学校では、遊び感覚が抜けなくて子どもがしんどい思
いをすると思う
・幼稚園・保育園を一体化した時の方向性や事務的ことなどが、統一されるまでに
時間がかかり、特に現場では困るのではないか
・小学就学前の精神面に対しての不安
・就学前の小学校へ向けての生活習慣
・学年・年齢に合った保育をしてもらえるか
・同学年でも成長の発達の差があるため、できる・できないの差が気になる
・年齢差により、保育内容に支障をきたす
・子どもは年齢が1つ違うだけで成長が全く違うので、幼稚園児と保育園児をまと
めてしまうのはこわいこと
・教育的な内容量の減少
・2歳以下の児童の幼児教育
・各家庭の教育の違いが溝にならないか。幼稚園は自立心を育てるイメージがある
・学習としつけの進み具合
・言葉づかいが乱暴になるのではないか
■トラブルへの対応
・いじめが発生した場合、ずっと同じ児童なので大変
2
・子どもに合わない園でも、長い期間同じところにいないといけないのか心配
・力の差を理解できていない年齢差でのケガ
・保育園と幼稚園では園児の遊びもリズムも異なるため、危険も大きく、けんかが
増えるかもしれない
・弱い者いじめなど、意地悪な子もたまにいるので未満児の親として心配
・保育園児が、幼稚園児に力まかせで接しトラブルが起きる
■園の受け入れ体制・整備
・施設の数や整備
・何歳から入園可能か
・未満時の定員はどうなるのか
・定員を上回り、入園できなくなる
・園が狭くなるのではないか
・池辺地区は、私立保育園と公立幼稚園があるので、どうやって一体化するのか
・0∼6歳までが一緒に遊ぶ時に、小さい子どもがケガしないか心配
・待機児童は、本当になくなっていくのか
■保育士など指導者
・少子化とはいえ、一体化になれば教育を受ける人数が増加するが、先生は一人ひ
とり子どもにしっかり目を配ることができるのか
・子どもに対する教育者の人数・質の確保
8
5
・幼稚園教諭・保育士などの指導者が人材的にも苦しい
2
・園児数が増えるので、先生の目の届かない園児が増えるのではないか
38
2
就学前
・先生のレベルが気になる
・先生の指導方法が違うこと、幼稚園から保育園にかわった先生は特に
・先生たちが、スムーズに対応できるか不安
・同学年以外の子達がいることで、先生不足により目が行き届かないのではないか
・先生が、小さい子ばかり見てしまわないか不安
・年少クラスについて、先生1人あたりに対する子どもの人数を少なくし管理でき
るのか
・子ども一人ひとりに対応できるのか
・先生との関係
・職員の人数が減らないか
■病気への対応
・伝染病への対応
・感染病が広がりやすい
・風邪が一気に広まりそう
■保育時間
・保育の時間が、短くならないか
18
・長期休みが多くなり、保育時間が短くなる
・延長保育の可能性があるのか
11
2
・朝・夕の延長保育が可能かどうか心配
・子どもを預かってもらえる時間帯について、各園でばらつきが出たり、夕方まで
預かってもらうのが困難になるかもしれない
■休み・長期休暇
・夏休みなど長期休みが幼稚園のようにあったら、働く家族は大変
3
・早く帰る子と遅くまで残る子の時間の差が大きすぎると、子どもが寂しさや不安
を感じないか心配
2
・土曜日の半日保育
・働く人に優しいようにしてほしい
・帰宅時間が早くなり長期休業もあると、働きたい人が働けなくなるので学童保育
のような制度がもっと充実しなければならない
■送迎バス
・送迎時間に混み合う
2
・送迎バスがなくなる
・送迎の負担
■保育料
・保育料などの毎月の費用
11
・金銭的にどうなるのか、私立保育園はどうなるのか
・幼稚園のような設定だと、保育料が高くなる
■その他
・わからないことだらけで、どうなるのかよくわからない
2
・大垣からきたので不安はない
・すべて不安
・安心して預けられるか不安
・一体化してどうなるのか、親にとってどんなメリットがあるのかわからない
・内容がよくわかってないので、どう運営されるのかがはっきりしない
39
小学生
■全体的な問題
・幼稚園の1年は、子どもの成長が一気に感じられとてもよかった。幼稚園に入園
後すぐに、小学校入学前の心の準備ができた。保育園のよいところと両方を合わ
せていけるか
2
・管轄が異なるため、共通の保育をすることはむずかしい
・それぞれの特徴があいまいになる
・それぞれの園の特色が消失しないか
・各ニーズに対応していけるのか
・子どもを見ていると、幼稚園教育と保育園教育は大きく違うように思う。小学校
で子どもがとまどわないためにも、小学校前の1年間を大切にして、幼稚園教育
のようなことができるのか。小学校への橋渡しという役目を、保育園が担えるの
なら一体化もよい。家庭の延長・家庭教育の補助的なものなら、一体化はしてほ
しくない。家庭の延長は、5歳まででよいと思う
・5歳の時に育つ感覚が失われてしまうのではないか
・一体化した園が複数ある場合、小学校入学時に急に人数が増え、学ぶことと人間
関係で子どもが対応できるかどうか不安
・小学校に入学してから、友だちの幅が狭まる
・現在保育園の方が多いので、幼保一体とは言っても、内容が保育園になるのでは
ないか
・保育の必要な人、そうでない人の境目があいまいになる
・この子は保育園、この子は幼稚園と、夏休みや保育料の関係で差がありすぎる。
一貫した保育・クラス運営ができるのか
・一部の他市町村では、保育園・幼稚園と選択できるらしいが、一体化にするとど
こが違うのかわかりにくいと思う
・一体化する意味があるのかどうか
・なるべく保育園・幼稚園を分けてほしい
■指導・教育方針の違い
・就学へ向けての教育・遊びなど、幼稚園と保育園では質が違う
3
・保育園は子どもを養育するところ、幼稚園は教育するところと、目的が違ってい
る
2
・保育内容はどうなるのか
2
・幼稚園・保育園にはそれぞれの役割があり、強引に一つにすれば混乱がおきるの
ではないか
2
・幼保の教育方針についてどのようになるのか
・保育園は仲良く遊ぶことを重視するところ、幼稚園は小学校1年生になるための
一歩として、生活習慣をきびしく教えてくれるところ。それぞれのよい点がなく
なりそうな気がする
・保育園が多少自由なのが、きびしくなる
・幼稚園での教育、保育園での保育の質の低下につながる
・目的の違う2つが一緒になると、教育内容のレベルが下がるのではないか
・教えてもらう内容が違うので、集中して取り組むことができるのか
・保育園児と幼稚園児ではできることが違うので、一緒にするのはむずかしい
・保育と知育を、クラスによって分けられるのかどうか
・幼稚園教育のよさが失われてしまうような気がする
40
小学生
・幼稚園で身につけるべきことが、いいかげんになりそう
・幼稚園は個人の尊重がなく、保育園は子ども・親の両方を大切にしてくれる
・保育園児に期待する先生とのふれ合いや愛情をもった接し方などが、足りなくな
るような気がする
・保育園ののんびりした感じがなくなりそう
・内容が幼稚園化すれば、子どもの心の成長よりどれだけ知恵をつけたかというく
だらない方向へ向かうのが心配
・現幼稚園が、保育園と同じ対応が全部の面でできるのか
・保育園児の昼寝時間に、幼稚園児はどうするのか
■異年齢の交流、人間関係
・年長と0歳児では生活のペースが違いすぎるので、時間の使い方が大変ではない
か
5
・年齢によってできることが違うため、年齢に応じた対応ができるか
5
・体の大きさや力が違うので、小さな子たちとのトラブルが起こらないか
・大勢だとまとまらない
3
2
・0歳∼5歳という多くの子どもたちを一人ひとり、きちんと見ることができるか
・異年齢であるため、下の子に手がかかり、上の子にまで担任が手を回せるのかど
うか不安
・年長と年中が同じ生活では困る
・乳児と高年園児との関わり
・大きい子と小さい子の差があること
・小さい子が不安にならないか
・小さい子の遊び場が、大きな子にとられて自由に遊べない
・多くの友だち・親と仲良くできるか不安
・いじめが増え、大人の目が届かず気づかれないのではないか
・子ども同士のけんかが増えないか
■異年齢の指導・教育
・小学校生活へ向けての学習準備ができるかどうか
15
・小学校入学前の1年間、入学準備期間として園児の指導・教育をし、生活習慣を
身につけることができるのか
4
・同様に小学校との幼小交流などがあるか
3
・年齢に合わせた細やかな教育ができるか
3
・小学校就学に向けての意識・心構えの低下
・幼いまま小学生になりそう
2
2
・遊び中心の保育から小学校就学の準備段階に入るには、やはり別の場所・環境が
あることで気持も切り替わると思う
・幼稚園があることで、小学校の準備ができたが、その自覚がめばえなくなる
・小学校入学前の生活面での準備が、園によって差が出るのか
・保育園からいきなり小学校へ上がるので不安。保育園は遊び中心のため、学習や
生活習慣を身につけられるか不安。幼稚園へ行くことで、子ども自身ステップア
ップして1年間で小学校への準備ができると思う
・幼稚園は、小学校入学に対するいろいろな経験を身につける。保育園児と一緒ば
かりの内容ではよくないと思う
・保育園の先生は優しすぎるので、年長さんが甘えしっかりできないのではないか
41
小学生
・同一年齢の少人数で小学校入学前に、小学校と連携して行われる充実した内容の
幼稚園教育が、一体化によって薄れるのではないか
・小学校に入学した時、机に座って集中できない子どもが増えるのではないか
・一人ひとりの教育が行き届くのか
・教育の質の低下につながる
・幼児教育が遅れる
・自分で時計を見て次に何をするとかを考えなくなりそう
・幼稚園で学べた折り紙や本読みなどを保育園で教えてもらえるか
■園の受け入れ体制・整備
・たくさんの人数にならないか、定員が気になる
・広い場所・部屋を確保できるか
3
2
・定員が一杯になったら、入園できるかどうか心配
・園庭を含めて狭い
・使用する遊具などが、制限されてしまう
・教室の数が少ないので、建物が変わることになると思うが、場所まで変わると遠
くなったりしないか心配
・通園路が遠くなるかもしれない
・公立・私立などはどうなるのか
・人数が少ないところは統合されないか、少数化されないか心配
・子どもが通った保育園がなくなってしまうこと
・外部からの出入りが多くなりそうなため、安全面が心配
・新しい園服を準備しないといけなくなるか心配
・スポーツを始めるためのサポート
・給食室がなくなり、アレルギー・離乳食など個別の食事が配慮されなくなること
・弁当を持って行くのは負担
・保育園との差があったため不安
■保育士など指導者
・人数が増えて多人数になっても、先生の目が一人ひとり行き届くのか心配
・子どもに対して、先生の数は妥当な人数で足りるのか
6
・保育士と教諭は免許が違うので、一体化してその双方が対応できるのか
・指導者の質の向上
8
3
2
・指導者の質の低下を招くことにならないか
2
・人数が増えて、保育の質の低下にならないか
・少人数でみてもらえなくなること
・親が指導者に対する願いや求めることの差が、大きく違ってくる
・保育園の先生のレベルが低い
・公立になってしまうと、先生の考え方が心配。上から目線で「教えてやる」とい
う態度になりかねないので、充分教育してほしい
・私立保育園の先生の異動はどうなるのか
・先生が固定化するのではないか
■病気への対応
・人数が増えると、その分病気のうつし合いになりそう
■保育時間
・保育時間 27
42
2
小学生
・降園時間 10
・延長保育
8
・保育時間が短くなると、仕事に制限がでてくる
3
・働く親にとって、迎えの時間など負担が増え仕事がしづらくなるか心配
3
・迎えが早い子、親の仕事などで帰りが遅い子と、帰りの時刻がバラバラになると、
子どもが不安にならないか
2
・保育園のように、比較的遅い時間まで預かってもらえないと困る
・フルタイムで働く親にとって、時間的に融通がきくのかどうか
■留守家庭児童教室(学童保育)
・学童が有料になること
2
・留守家庭児童教室の料金は高いため、どうなるのか
・保育時間が短くなると、
「のぞみ」に入れなければならなくなる
■休み・長期休暇
・夏休み・冬休み・春休みなど、長期の休みがある
・休みが増えるのか
11
5
・長期休みが増えて、母親が働きづらくなるのではないかと不安を感じる
3
・土曜保育がなくなるのではないか
・小学校と同じような休日では困る
・保育時間が長くなるとか、夏休みがなくなる
■園行事
・人数が増えることで、行事の回数などいろいろな負担が増えそう
2
・園の行事が少なくなる
■保育料
・保育料の値上げ
31
・保育料について、保育園と幼稚園の保育料の差がありすぎるからどうなるのか
2
■その他
・一体化がどのようなもので、具体的にどのような園になるのかわからない
6
・保育の内容が、保育園に準ずるのか、幼稚園に準ずるのかよくわからない
2
・幼稚園のようになると送迎が困る
・もともとどう違うのかわからないが、名前が違うだけなのではと思う
・どちらにしてもあまり期待しない
(3)
要件がなくなれば保育園を利用するか
現状においては保育園を利用できるのは、共働きなどで昼間子どもをみることができない
世帯( 保育に欠ける
要件のある世帯)です。妊婦(就学前児童にいる人)および就学前
児童のいる世帯のうち、現在保育園を利用されていない人(幼稚園の利用者を含む)に、こ
の要件がなくなれば保育園を利用したいかをたずねたところ、妊婦では保育園を「すぐに利
用したい」「幼稚園から保育園にかわりたい」がともに44.4%となっています。
就学前児童のいる世帯では、
「幼稚園から保育園にかわりたい」が38.6%と最も高く、
「す
43
ぐに利用したい」も30.5%と比較的高い率です。就労状況にみると、最も人数の多い非就労
の47.1%が「幼稚園から保育園にかわりたい」と回答しています。このことからも、保育園
のニーズは非常に高いことがわかります。
「その他」として、図表2-20の内容が記載されていました。
図表2-19
要件がなくなれば保育園を利用するか(妊婦・就学前)
0
20
60
44.4
妊 婦 30.5
就学前 0.4
27.9
パート等 80
100 (%)
44.4
33.3
フルタイム
就
40
38.6
11.1
3.3 7.3
5.6
19.9
11.1
N
18
246
5.6
16.7
16.3
4.7 4.7
46.5
43
11.1
44.4
9
27.8
18
労
33.3
自営業等 11.1
状
内 職 14.3
28.6
28.6
28.6
7
況
休業中 別
22.6
58.1
33.1
非就労 47.1
すぐに利用したい
働きはじめるときに利用できればいい
その他
図表2-20
9.7
9.7
31
2.9 6.6
10.3
136
幼稚園から保育園にかわりたい
保育園を利用するつもりはない
無回答
要件がなくなれば保育園を利用するか(その他)
就学前
・第2子が生まれた際、上の子を預けられるとよい
妊
・要件に関係なく、集団生活をすることを教えることは必要なため、要件の有無は
婦
全く不必要
・子どもの成長を見て、園生活をさせてあげたいと思ったときに利用したい
・すぐにではないが、利用したい時にこの要件がない方が利用しやすい
・入園する年齢になれば、共働きをしていなくても利用したい
・3歳児になってからでよい
・2人目を出産した後、できれば保育園を利用したい
・昼間子どもを見る人がいない時、一時預かりを利用したい
・家庭内に人手があったとしても、いろいろな事情で家にいる理由があるのに、同
じ状況でも保育園に通っている子もいる、不公平を感じる
44
5 園、小中学校についての提案(中学生、一般)
図表2-21は、中学生のいる世帯および一般世帯に対して、保育園・幼稚園、小中学校の充
実、幼保一体化などについて、記述式で記入してもらったものです。
図表2-21
園、小中学校についての自由な提案(中学生、一般)
①保育園について
中学生
■一体化に賛成/全般
・保育園・幼稚園があることは許しがたいこと
・本来は文科省と厚労省と管轄が違うが、自由に園を選べる幼保一元化にすべき
・幼稚園と保育園は一体化した方が、経費削減・税金の無駄遣いがなくなる
・保育園と幼稚園のよいところを合わせて一体化すると、待機児童ももっと少なくな
るのではないか
・幼保一体化するこで、母親の就労で子どもの生活が変化することがないのでよい
・母親が働いたり出産するという理由がなければ、保育園に入園できないというのが
納得できない。希望すれば入れるというようにするのは無理なのか
・地域によって園の質の格差があるのでなくしてほしい
・保育園・幼稚園ともに、公・私立それぞれ個性があるのは大賛成だが、格差がつき
すぎている
・私立保育園と幼稚園との一体化はむずかしいのではないか
・輪之内は、一体化だったのでよかった
・養老町の日吉保育園と垂井町の合原小学校の一体化
■一体化に賛成/望む教育・施設
・幼保一体化をし、多様化した教育の充実を図ってほしい
・保育園の中に、幼稚園の内容を取り入れていけばいい
・公立の定員を増やすか、3年保育の幼稚園にする
・0歳児から受け付けてもらえると、母親も仕事ができるからよい
・未満児保育と幼児保育は分けたほうがよい
・広幡地区なので3年間保育園で過ごした。大きい子が手本となってくれてよかった
・養北保育園は、0歳∼5歳児までいるが、園内・園外とも狭い。運動会も狭すぎる
■親の負担/保育時間・保育料
・延長保育の充実
・夜7時まで延長保育をしてほしい
・延長保育について、少額の有料化が必要。本当に必要な延長保育かどうか疑問があ
り、子どものことを一番に考えてほしいため
・一人の子どもを同じようにみてもらうのに、親の収入で保育料が違うのはおかしい
■指導者
・保育士の質の向上
・若く活発に動ける先生が必要
・将来、保育士になるのが夢なので、働きやすい職場にしてほしい。幼保一体化の場
合、教員免許はどうなるのか、また給料はどうなるのか
45
中学生
・自分で自発的に行動する子どもではなかったので、手をかけて面倒をみてもらった
■その他
・保健センターとの連携を十分にとってほしい。1歳6か月・3歳児健診があるが連
携を感じなく、子どもの育ちを十分認知していないと思う
・病気になった時、一時預かりをしてくれる病院があるとよい
一
般
■現状維持
・保育園の存続
3
・保育園と幼稚園を別々に行かなくても、保育園からそのまま小学校に行けばいい。
そうすれば、兄弟で通うこともできる。別に行くのは親にとっても大変だと思う
・管轄省庁が違うため、このままで一体化を論ずるのはよい話はできないと思う
・低年齢なので学ぶことが違う
・東京のような都会は一体化、田舎や地方ではそれぞれの特性を生かして「すみわけ」
していいのではないか
・安全子守的にすべきもの
■一体化に賛成
・幼保一体化は、いろいろな意味で理想的だと思う
2
・子どもの減少のため、幼保一体化でむだを省く
・子どもの数が少なくなり、別々の運営は経費が拡大するので一本化した方がいい
・保育や育児のリードや補助となるとよい
・園で抱え込まず、親の責任を啓発する
・公に求めず自力で子育てを
・乳幼児を主体にして、核家族の就労を支援する
・
「こども園(仮称)
」として0歳∼6歳まで
・待機児童が増えているので、幼保一体化にして対策を取るべきである
・待機児童をなくすよう、園の数を増やしてほしい
・給食費は親負担で、他は国から園に直接支給
・高齢者の「居場所」との併用はできないか
・老人ホームも一体化
■一体化に賛成/望む教育
・幼保一元化を図り、小学校入学前の段階では、保護者の希望によりどちらを選んで
もよいという選択性がよい。
「保育」中心の運営でよい
・今の子どもは一人っ子が多いので、上下関係を経験できる幼保一体化に賛成
・集団生活に慣れるための教育
・いろいろな交流が増えるとよい
・充分に運動できる(遊べる)スペースがあることを望む
・遊び方で友だちを探す
・体力が大切なため、体力づくりする
・町人口を確保する上でも、他市町村を上回る子育て支援の制度の充実を望む
・今よりもっと地域との活動を
■一体化に賛成/望む施設
・建物の場所を全部1か所にまとめる
46
一
般
・高田地区では施設が1か所のみで、園児があふれすぎているので、休園している施
設を活用してほしい。一体化に賛成
・高田地区に公立保育園を作ったらどうか
・公立にしたほうがよい
■親の負担/保育時間・保育料
・保育料が高い
3
・時間延長してほしい
・幼保一体化することで、保護者の行事への負担が少なくなる
・無料化
■指導者
・職員の充実を図る
・町立の保育園・幼稚園の人事交流を積極的に行う。ただし、免許の関係をクリアに
・年少、年中、年長の園児に対して保育士が何人かが問題
②幼稚園について
中学生
■一体化について現状維持
・幼保一体化でない方がよい
・幼稚園は、小学校に入る前に行くことによって、とても成長できた場所だった。子
どもが自発的に成長できた
・小学校に入る準備として、落ち着いた生活ができない
・保育園よりゆるいところがよくない
・行き帰り、幼稚園まで子どもを連れて行って毎日大変だった。幼保一体化したら、
何事もたくさん出て行くことになり、親がなぜそこまで出て行く必要があるのかと
いう感じでおかしい
■一体化について要検討
・保育園の3年保育だけで十分で、幼稚園はいらないと思う
2
・幼稚園はなくてもよい
■一体化に賛成/全般
・各組ごとの活動では、人数が少ないため何か物足りなさを感じていた。幼保一体化
して活気ある保育をしてほしい
・小学校の中に幼稚園を入れ、登下校は小学生と同じ時間にする
・幼保一体化により、母親の就労で子どもの生活が変化することがないのでよい
・なぜ、公立である必要があるのか
■一体化に賛成/望む教育・施設
・他の地域では3年保育が主流だと思うので、1年間では短く足りない
2
・幼児教育が当たり前となっている今、あえて保育園と幼稚園を分ける必要はない
・保育園で幼児教育の充実をはかればよい
・保育園に比べ子どもと先生が接していないように感じた。温かみが感じられない
・広い園内に20∼30人、1学年でのびのび動けるが保育園と幼稚園の場所が反対にな
った方がよい
・養老は駐車場がないので送迎時にとてもあぶない
・場所が悪く小学校の近くに移動してほしい。今のところは車の通行の邪魔になる
47
中学生
■親の負担/保育時間・保育料
・保育園のように延長があればよい。一体化もしくは延長だけ保育園に行く
・保育時間の延長などを希望
・保育時間を長くすればよいのではないか
・帰りの迎えが、小学校の上の子より早くなることを原則にしてほしい
・夏休みはいらない
・夏休みが長い
・フルタイムで働きたいため、長時間みていただけると助かる
・共働きが増えている状況の中、幼稚園の制度は困る
■指導者
・男の先生もいるとよい
・保育園の先生が何十年も同じで高齢
■その他
・保健センターとの連携を十分に。1歳6か月、3歳児健診があるが連携を感じない。
子どもの育ちを十分認知していない
・病気になったときに一時預かりをしてくれる病院があるとよい
一
般
■現状維持
・小学校への準備の教育なので幼保一体化は反対
・必要ないと考える
■要検討
・そもそも保育園に対し、就学前の子に幼稚園を文部省がつくったのはなぜかわから
ない。理由があったはずだが、知らないので一体化もわからない
■一体化に賛成
・幼小の一体化
2
・教育上、一本にすべきもの
・幼稚園を小学校の中に入れて交流をしながら教育する
・幼保一体化。または、小学校の入学年齢を下げてなくす
・保育園と一緒になって、年齢差がある中で成長してほしい
■一体化に賛成/望む教育
・少人数にしてきめ細かい育児をする
・生活習慣や学習習慣づけができるとよい
・社会性、子ども同士でうまくやる力をつける
・しつけ、道徳を強化する
・良い・悪いの判断力をつける
・正・誤をきちんと納得させる
・体力が大切なため、体力づくりする
・幼稚園教諭の位置づけがあるように、
「教育」に力点をおいた園経営がなされるべき
・小学校へ入る準備として教育すること
■一体化に賛成/望む施設
・園の数を増やしてほしい
・養老幼稚園の空き教室を使用したらいい。制服も保育∼幼稚園まで使えていい
48
一
般
■親の負担/保育時間・保育料
・保育園と一体化し、親が働くためにきめ細かな保育補助をすべき
・幼保一体化には賛成だが、保育園と幼稚園では時間が違うので、仕事をしている人
はやはり大変
・預かる時間を延長してほしい
・時間が早すぎる。今は共働きなのでせめて5時まで預かってほしい
・学童保育があると保護者が働きやすい
・幼保一体化して、子どもの送り迎えをしていただきたい
・無料化
■指導者
・教師は、親に対して強くなってほしい
・教育のあり方と、園児何人に教師何人かが問題
③小学校について
中学生
■望む教育
・1学級の人数をもっと少人数化する
・小学校・中学校とも、1クラスの生徒数を減らすことは教育の充実になるが、ずっ
と1クラスのままでは子どもの社会性の成長に影響を与えるのではないか。合併な
ど、子どもが学ぶべき社会性を養える場となってほしい
・1学年1学級しかないところは、統合した方がよい
・小中一貫にすると、今季始まる小5からの英語の授業がスムーズに中学につながる
と思う。中学が3年間とあまりに短いが、小中一貫だと9年となり、もっと長いス
タンスで教育を充実できるのではないかと思う
・小学校・中学校ともに、単位制・フレックス制にすれば勉強しやすくなると思う
・低学年、基本的な算数の計算などがわからない子には何度も説明してほしい
・理数の支援
・体力づくりの時間の確保
・小中一貫のスポーツ推進。町スポーツクラブ活動・少年団の活用
・カウンセラーとカウンセリング室
・小学校からのいじめが中学校入学後も続いていると聞くため、対応してほしい
・心身共に不安定な子には、特別に先生をつける
・幼児教育が確立されていれば、学校は勉強を教える場になる
・今の小学生は本当に元気がない。特にあいさつがない。まずはあいさつから
・今までどおり、6歳児と小学校の交流
・幼小交流があっても遊ぶだけなので、もっと小学校の様子を見る機会を作る
・小中での交流がほとんどないので、もう少しあってもよいのではないか
・日本の学力低下が気になるため、土曜日も半日授業をする方がよい
・土曜日の午前授業の復活
・夏休みが長い、振り替え休日はいらない、週休2日制の見直し
・始業式・終業式を1日にする
■望む施設
・学童保育の延長。6年生まで利用できるようにする
49
中学生
・低学年の留守家庭児童教室の子どもを隣接した園(幼保一体化)で預ってほしい
・母子・父子家庭は必ず学童を利用できるようにしてほしい
・放課後の運動場の開放
■親の負担
・子育て支援代を生かして、給食費の無料化
・給食費・学費・教科書代など、出したり出さなかったりややこしいため、全部一律
にしてほしい
・毎年変わることはよくないので、上から下に譲ることができるものがよいと思う
■指導者
・職員の質の向上
・先生によって成長がかなり違った。低学年には、その専門性のある先生がよいので
はないか。1年生の先生は大切である
・休み時間・放課後時に、子どもと一緒に運動場で走り回って遊ぶ先生がいない。先
生に時間の余裕がない
・先生の熱意が伝わってこない
■幼保一体化
・保育園と幼稚園を一体化すると就学前の年長児が落ち着いて園の生活ができなくな
るような気がする。小学生になっても落ち着かないのではないかと思う
・子どもが少なくなり、母親が働くことも多くなってきているので、幼保一体化には
賛成。できるだけ長い時間みてもらえるのはとてもよいと思う
・いずれは幼保同じになるとよい。教室は今はないのでいずれ増設してほしい
・幼保一体化はいいと思うが、保育時間が長いほうが助かる。入園式・卒園式が続く
のはどうかと思っていた
・運動会など、行事が一緒になると会社を休む日が少なくてよい
一
般
■望む教育
・個性を伸ばしつつ、各自の意欲的な取り組みが助長できるとよい
・ゆとり教育を見直し、競争に打ち勝つ人材育成がこの時期より必要
・学習・生活の基礎基本をしっかり身につけさせる
・学力をしっかりつけてほしい
・英語など生活の大切さ。基礎知識
・
「我慢」
「ルールを守る」
「他人を思いやる」など、人としての基本をきちんと繰り返
し指導する。また、保護者も子どものことに熱心な時期であり、家庭学級などを多
く持ち、保護者の啓発に努めることが大切
・思いやりの心、生活習慣、道徳心を養う
・正義感を強く教える
・忍耐力を育てる
■指導者
・先生に権限を持たせる
・教師は生徒や親に対して弱腰なため、教育にも若干の弱腰である
・PTAの言動に過剰反応するな
・町内小中の教員の人事交流を積極的に行う
50
一
般
・先生に対する研修・研究指定を減らしてみてはどうか。学校の充実は、生徒らとの
関わり方において生まれるものと思うが、各種研究・研修が生徒から離す結果を生
んでいる一面が強いように思う
・塾の廃止。卓越した講師を要請
■その他
・小中一元化の検討をしてほしい
2
・中学卒業年齢は15歳。6歳∼15歳の成長を考えて小と中に分けるのがいいのか、分
けるとしたら6年と3年がいいのかもわからない。中高一貫もあるようだが、これ
は受験のためか。高専は高と短大一貫のようなもの。文科省は、どう考えて分けた
り一貫だったりしているのか。ただ教育期間を6年、9年、12年、14年、16年、18
年と継ぎ足すように伸ばしてきたのか
・統合して一定以上の人数にする
・現状のままでよい
・充実していると思う
・幼稚園との交流をしっかりして小1プロブレムにならないよう配慮してほしい
・小学1年生を6歳くらいに下げてみる
・幼稚園と小1∼小5の教育をする
・町内他校との交流を深めてほしい
・給食費は親負担で、他は国から園に直接支給
・空き教室を活用してほしい。養老女子高校を利用するのも一案
・無料化
④中学校について
中学生
■望む教育
・土曜日の授業があるといい
2
・1学級の人数をもっと少人数化する
・学習方法や進路について塾の必要性を感じてしまうので、学校で個々にしっかりサ
ポートできる環境が重要
・授業だけでは理解しにくい子どものフォローを強化してほしい。小学校で実施して
いた算数の少人数クラスの考えが、中学校でもあったらいい
・学年によって各学科の先生が同じだとよいのではないか。先生で子どもは変わる
・部活動と勉強の分量を整えてほしい。土日は勉強の場をつくってほしい。部活動に
開放するのではなく、補習なども考えてほしい
・高中は部活動に力を入れ過ぎ。勉強時間が、他の中学校に比べ心配になる
・団体行動のはき違いが多い。宿泊研修やむだな合唱など
・高田中学校に通学しているが、授業・清掃の態度、特に合唱は本当にすばらしいと
思う。とても落ち着いた様子でこのまま続くといいと思う。先生のおかげだと思う
・小学校からのいじめが、中学校入学後も続いていると聞くため、対応してほしい
・入学前に説明会を開くだけではなく、小学校6年生の時に1年間に何度か中学校に
行く機会をつくったらどうか
・小中での交流がほとんどないので、もう少しあってもよいのではないか
・保育園との交流を増やすといい
51
中学生
・夏休みが長い、振り替え休日はいらない、週休2日制の見直し
・小中は一体化がよい
・今と同じでよいと思う
■親の負担
・部活動も含めたすべての学費を全額免除してほしい
・制服など、いろいろお金がかかるため、母子家庭は大変。すべてお金がかからない
ようにしてほしい
・子育て支援代を生かして、給食費の無料化
■指導者
・子どもの様子の変化に対応できる、子どもの気持ちの聞ける先生の確保・増員
・生徒の立場になって考えられる先生がもっといればよい
一
般
■望む教育
・
「自律」と「共生」をめざし、自己の確立と社会性を身につけさせる。また、基本的
な確かな学力を養う。この2本の柱が必要
・社会の一員として生活し、役立てる人材を育てられるとよい
・社会人として心がけ、他人と関わり親を見つめる
・社会人への基礎づくり
・人格を育てる
・労働の楽しさ。道徳、協調性、社会性、友情
・失敗や誤り、負ける練習も含めて「負」を大切にできるようになってほしい
・体育・文化などのサークル活動を活性化する
・通学路の整備をお願いしたい
・2年までは平常クラスで、3年からは志望校別のクラス替え
・内申重視はやめるべき
・養老町について勉強してほしい
■指導者
・先生に権限を持たせる
・教師は生徒や親に対して弱腰なため、教育にも若干の弱腰である
・PTAの言動に過剰反応するな
・先生に対する研修・研究指定を減らしてみてはどうか。学校の充実は、生徒らとの
関わり方において生まれるものと思うが、各種研究・研修が生徒から離す結果を生
んでいる一面が強いように思う
■その他
・充実していると思う
・小中一貫教育
・小6を中学校の中に入れる
・中高一体化
・統合して一定以上の人数にする
・規模が大きくなると乱雑になりやすいため、小学校と規模は同じがよい
・給食費は親負担で、他は国から園に直接支給
52
第3
家庭・子育ての考え方について
1 結婚、子育て、家庭と仕事などの考え方(一般)
(1)
結婚、子育て、家庭と仕事などの考え方
本節では①∼⑩の結婚、子育て、家庭等の考え方についてどのように思うかをたずねてい
ます。
①∼③の結婚や子どもをもつことについては、
「そう思わない」
「どちらかといえばそう思
わない」を合計した<そう思わない>が過半数を占めています。
図表3-1
結婚、子育て、家庭と仕事などの考え方(一般)
男性 N=255
0
女性 N=56
①結婚は個人の自由である 男性
から結婚してもしなくて
女性
もどちらでもよい
②夫は外で働き、妻は家庭
を守るべきである
③結婚しても必ずしも子ど
もをもつ必要はない
20
23.5
12.9
女性
14.3
女性
④女性は仕事をもつのはよ 男性
いが、家事・育児はきち
女性
んとすべきである
⑤男性も家事や育児に協力 男性
しながら就労すべきであ
女性
る(育児休暇等)
⑥男女が共同して子育てを 男性
するようになった
女性
10.2
26.7
21.4
12.5
21.4
10.7
31.0
34.5
14.3
21.4
19.6
35.3
1.6 0.8
41.1
1.8
7.8 1.2
3.6
14.3
16.1
60.0
⑨子どもたちがマナーや規 男性
則を守ることを身に付け
ていない
女性
40.4
16.1
29.0
28.6
38.8
44.6
36.5
33.9
28.6
37.3
35.7
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
53
8.9 7.1
29.0
58.9
41.1
5.4
8.2 6.3 6.3 1.6
32.1
39.6
6.3
2.7 1.2
8.9 7.1 3.6
46.7
⑧保育園、学校に子育てを 男性
任せすぎている
女性
10.7 3.6 3.6
5.1
32.1
32.1
3.6
12.5 12.2 1.2 1.2
49.4
42.9
5.4
41.6
41.1
26.8
31.0
1.8
51.0
42.0
41.1
2.7 0.8
26.8
16.5
17.3
(%) 100
80
17.3
14.3
⑦核家族や共働き世帯が増 男性
加し、以前より子育てが
大変だと思う
女性
⑩子どもの育ちや子育てに 男性
ついて、地域社会がもっ
とかかわるべきである
女性
60
21.2
37.5
男性
男性
40
2.7
3.6
4.3 1.2
2.7
5.4 10.7 5.4
3.6
12.9
11.4 5.5 1.6
12.5
7.1 5.4
5.4
8.2 6.3 5.5 0.8
12.5 1.8 8.9
3.6
10.2 7.1 7.8 1.2
8.9 7.1 10.7
3.6
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
④∼⑩の子育てに関する項目については、
「そう思う」
「どちらかといえばそう思う」を合
計した<そう思う>が60%以上と高くなっています(図表3-1)。
①
結婚は個人の自由であるから結婚してもしなくてもどちらでもよい
結婚の自由については、男女ともに年齢層が上がるほど、<そう思う>は低くなり、<そ
う思わない>が高くなっています。10項目のうちで年齢による考え方の違いが最も顕著に表
れています。
図表3-2
結婚は個人の自由であるから結婚してもしなくてもどちらでもよい
0
20
40
60
38.1
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
23.8
27.9
15.3
16.7
15.4
12.5
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
②
86
16.7
11.5
20.8
1.2
4.2 0.7
44.4
4.2
144
6
26
30.8
25.0
N
21
23.3
16.7
42.3
25.0
19.0
17.4
66.7
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
100 (%)
19.0
30.2
18.8
80
24
12.5
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである
仕事と家庭の役割分担については、男女ともに60歳未満では<そう思う>が25%以下であ
るのに対し、60歳以上では50%以上が<そう思う>と回答しています。
図表3-3
夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである
0
20
20∼49歳
9.5
14.3
男
18.6
50∼59歳 4.7
性
18.1
60歳以上
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
40
60
42.9
62.8
34.0
12.5
100 (%)
33.3
12.8
13.9
16.7
15.4
80
21
1.2
31.3
86
2.1 0.7
83.3
7.7
38.5
41.7
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
33.3
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
54
144
6
26
38.5
8.3
N
4.2
24
③
結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない
「結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない」ことについては、男女ともに年齢層が上
がるほど、<そう思う>は低くなり、<そう思わない>が高くなっています。<そう思う>
は全般的に低く、<そう思わない>が<そう思う>を上回っているのは50歳未満の女性だけ
です。
図表3-4
結婚しても必ずしも子どもをもつ必要はない
0
20
20∼49歳
19.0
男
17.4
50∼59歳
性
60歳以上 4.9 13.9
40
60
14.3
9.3
28.6
12.5
7.7
8.3
6.9
16.7
23.1
N
21
86
0.7
16.7
144
6
26
42.3
20.8
24
4.2 8.3
45.8
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
④
10.5
58.3
33.3
4.8
4.8
45.3
15.3
26.9
100 (%)
28.6
17.4
33.3
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
80
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
女性は仕事をもつのはよいが、家事・育児はきちんとすべきである
「女性は仕事をもつのはよいが、家事・育児はきちんとすべきである」ことについては、
<そう思う>が高く、<そう思わない>が<そう思う>を上回っているのは50歳未満の女性
だけです。
図表3-5
女性は仕事をもつのはよいが、家事・育児はきちんとすべきである
0
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
20
40
23.8
60
28.6
14.0
80
23.8
48.8
100 (%)
19.0
17.4
42.4
17.4
39.6
33.3
33.3
34.6
8.3
16.7
38.5
50.0
20.8
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
55
8.3
4.8
21
2.3
86
8.3
16.7
15.4
12.5
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
N
1.4
144
6
7.7 3.8
26
8.3
24
⑤
男性も家事や育児に協力しながら就労すべきである(育児休暇等)
「男性も家事や育児に協力しながら就労すべきである」ことについては、いずれも<そう
思う>が高く70%を上回っています。比較的<そう思う>が低いのは60歳以上の女性です。
図表3-6
男性も家事や育児に協力しながら就労すべきである(育児休暇等)
0
20
40
60
33.3
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
42.9
32.6
14.3
47.2
50.0
46.2
21
8.1 1.2 3.5
86
4.2 8.3 1.4 1.4
144
16.7
30.8
37.5
3.8
33.3
N
9.5
33.3
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
⑥
100 (%)
54.7
37.5
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
80
11.5
6
3.8
3.8
24
4.2 8.3
16.7
26
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
男女が共同して子育てをするようになった
「男女が共同して子育てをするようになった」ことについては、50歳未満の女性を除いて
<そう思う>が70%を超えています。また、男性では、「そう思う」より「どちらかといえ
ばそう思う」が高くなっています。
図表3-7
男女が共同して子育てをするようになった
0
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
20
40
60
33.3
38.1
24.4
4.8
54.7
34.7
16.7
80
16.7
34.6
37.5
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
56
8.1 2.3
16.7
23.1
8.3 4.2 8.3
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
N
21
6.9 6.3 6.3
33.3
30.8
33.3
23.8
10.5
44.4
16.7
100 (%)
86
1.4
144
6
7.7 3.8
26
8.3
24
⑦
核家族や共働き世帯が増加し、以前より子育てが大変だと思う
「核家族や共働き世帯が増加し、以前より子育てが大変だと思う」ことについては、いず
れも<そう思う>が70%を超えています。
図表3-8
核家族や共働き世帯が増加し、以前より子育てが大変だと思う
0
20
40
60
66.7
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
100 (%)
23.8
52.3
9.5
37.2
63.9
2.3 3.5
3.5 5.6
25.0
66.7
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
16.7
53.8
19.2
62.5
12.5
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
⑧
80
N
21
3.5
1.2
1.4
0.7
86
144
16.7
7.7
7.7
4.2
12.5
6
11.5
26
8.3
24
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
保育園、学校に子育てを任せすぎている
「保育園、学校に子育てを任せすぎている」ことについては、いずれも<そう思う>が過
半数を占めています。比較的<そう思う>が高いのは男女ともに60歳以上です。
図表3-9
保育園、学校に子育てを任せすぎている
0
20
40
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
33.3
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
33.3
60
19.0
34.9
80
23.8
27.9
43.8
23.8
17.4
30.6
26.9
50.0
15.4
1.2
86
5.6 1.4
144
11.5
8.3 4.2 8.3
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
57
7.0
16.7
7.7
N
21
9.7
16.7
29.2
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
11.6
9.0
33.3
34.6
100 (%)
6
3.8
26
24
⑨
子どもたちがマナーや規則を守ることを身に付けていない
「子どもたちがマナーや規則を守ることを身に付けていない」ことについては、いずれも
<そう思う>が60%を超えています。比較的<そう思う>が低いのは50代の女性です。
図表3-10
子どもたちがマナーや規則を守ることを身に付けていない
0
20
40
60
47.6
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
28.6
38.4
42.3
19.2
45.8
86
16.7
19.2
8.3
144
6
19.2
37.5
N
21
6.9 9.0 2.8 0.7
33.3
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
⑩
14.3
10.5 3.5 8.1
40.3
50.0
100 (%)
9.5
39.5
40.3
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
80
26
8.3
24
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
子どもの育ちや子育てについて、地域社会がもっとかかわるべきである
「子どもの育ちや子育てについて、地域社会がもっとかかわるべきである」ことについて
は、いずれも<そう思う>が60%を超えています。50歳未満男性および60歳以上女性の「ど
ちらかといえばそう思う」が「そう思う」を大きく上回っています。
図表3-11
子どもの育ちや子育てについて、地域社会がもっとかかわるべきである
0
20∼49歳
男
50∼59歳
性
60歳以上
20∼49歳
女
50∼59歳
性
60歳以上
20
40
60
19.0
80
57.1
38.4
9.5 4.8 9.5
32.6
36.8
10.5
38.2
9.3
10.4
66.7
6.3 6.9
26.9
45.8
15.4
4.2
そう思う
どちらかといえばそう思わない
わからない
58
12.5
どちらかといえばそう思う
そう思わない
無回答
86
1.4
144
6
3.8 11.5
12.5
N
21
9.3
33.3
42.3
16.7
100 (%)
8.3
26
24
(2)
何歳まで家庭で子どもを育てたいか
「あなたなら、何歳くらいまで子どもを家庭で(保育園や幼稚園に通わせないで)育てた
いと思いますか」という設問に対しては、いずれの年齢も「3歳」が最も高くなっています。
20∼39歳の「2歳以下」が36.4%と高いことが特徴としてあげられます。
図表3-12
何歳まで家庭で子どもを育てたいか(一般)
0
全 体 20
7.3
齢
80
15.9
36.4
40∼49歳 5.9
50∼59歳
60
51.6
20∼39歳
年
40
60∼69歳 4.3
15.0
56.0
70歳以上 3.8
14.7
37.7
2歳以下
314
9.1 9.1
11
17.6
51.3
4歳
17
5.9 5.9
10.6 2.710.6
113
10.31.7 12.9
116
15.1 1.9 17.0
24.5
3歳
N
10.5 2.5 12.1
45.5
64.7
9.7
100 (%)
5歳
6歳
53
無回答
2 父親の育児参加
「お父さんは育児をしていますか」という設問に対しては、就学前児童のいる世帯では「よ
くやっている」が47.1%と比較的高くなっています。子どもが小学生、中学生と大きくなるに
つれて、「よくやっている」は低くなり、「ほとんどしない」が高くなっています。
図表3-13
父親は育児をしているか(就学前・小学生・中学生、回答者のみ)
0
20
中 学 生
60
47.1
就 学 前
小 学 生
40
45.2
32.0
30.2
よくやっている
100 (%)
80
7.7
49.9
44.2
時々やっている
59
18.1
25.7
ほとんどしない
N
376
724
557
第4
必要な子育て支援の時期と内容について
1 子育て支援が最も必要な時期
図表4-1は、最も子育て支援が必要だと思う時期(子どもの年齢)をたずねた結果です。
「3
歳∼小学校入学前」が全般的に高く、小学校からは比較的低い率で推移しています。子どもの
成長に応じて、その時期ごとに悩みや必要な支援はありますが、小学校入学以降は教育や人間
関係など「子どもの育ち」に関するもの、経済的な支援が中心となり、
「子育て支援」という言
葉からは、入学までがその中心になっていると考えられます。
妊婦は、「乳児(0歳)」が最も高く、就学前児童のいる世帯では、「乳児(0歳)」「1歳∼
2歳」
「3歳∼小学校入学前」の就学前の時期が平均して高くなっています。そのほかは「3歳
∼小学校入学前」が最も高くなっています。
図表4-1
子育て支援が最も必要な時期
(%)
40
妊 婦 (N=62)
就 学 前 (N=395)
小 学 生 (N=786)
中 学 生 (N=612)
一般世帯 (N=314)
20
0
妊 婦
就 学 前
小 学 生
中 学 生
一般世帯
胎児
(妊娠期)
乳児
(0歳)
1歳∼
2歳
1.6
2.8
2.0
0.3
1.6
25.8
23.8
8.1
7.7
6.7
17.7
27.1
19.1
12.6
17.5
3歳∼
小学校入
学前
21.0
26.6
31.4
23.5
37.9
60
小学校
低学年
小学校
高学年
中学校
高校
3.2
1.0
4.3
5.9
7.6
1.6
1.3
4.8
3.6
2.2
0.0
3.3
5.9
11.3
3.8
9.7
3.3
6.2
15.7
8.0
(1)
子育て支援が最も必要な時期(妊婦)
妊婦では、
「乳児(0歳)」が最も高いものの、
「1歳∼2歳」
「3歳∼小学校入学前」も20%
前後の比較的高い率です。
世帯類型別にみると、夫婦のみの世帯(初産)では「乳児(0歳)」が最も高く、二世代
世帯では「1歳∼2歳」、三世代世帯などのその他の世帯では「3歳∼小学校入学前」が最
も高くなっています。夫婦のみの世帯では、初めての子育てへの不安があり、二世代世帯で
は入園前の時期の子育てや、保育サービスを利用しながら働きに出る時期になると考えられ
ます。
母親の就労状況別にみると、フルタイムは「乳児(0歳)」が最も高く、パート等は「3
歳∼小学校入学前」および「高校」が高くなっています。非就労は「1歳∼2歳」が比較的
高くなっています(図表4-2)。
具体的に支援を必要とすることとして、図表4-3の内容が記載されていました。
図表4-2
子育て支援が最も必要な時期(妊婦)
(%)
30
全 体
(N=62)
25.8
21.0
17.7
20
9.7
10
3.2
1.6
1.6
9.7
9.7
−
小学校低学年
小学校高学年
中学校
高校
33.3
4.8
14.3
4.8
4.8
-
14.3
14.3
9.5
二
世
代
24
-
20.8
29.2
16.7
4.2
-
-
4.2
12.5
12.5
そ
の
他
16
6.3
18.8
18.8
37.5
-
-
-
12.5
-
6.3
フルタイム
21
-
47.6
14.3
14.3
-
4.8
-
4.8
14.3
-
パート等
18
-
22.2
11.1
27.8
5.6
-
-
27.8
-
5.6
自営業等
3
-
-
33.3
66.7
-
-
-
-
-
-
20
5.0
10.0
25.0
15.0
5.0
-
-
-
15.0
25.0
非
就
労
61
無回答
1歳∼2歳
-
特に必要と感じ
たことはない
乳児︵0歳︶
21
3歳∼小学校入
学前
胎児︵妊娠期︶
妊娠前の就労状況
N
世帯類型
夫婦のみ
図表4-3
支援が必要なこと(妊婦)
■相談窓口・支援センター
・悩んだり、困ったりした時、相談しやすい環境をつくってほしい
・気軽に利用できる支援センターを増やしてほしい
・それぞれの年齢で支援が必要。子どもが小さい時は、保育園などの利用時間の延長(フルタイ
ムで働きたい)、大きくなれば金銭的な支援など
・母親の精神的なサポート
・初産だと全てが初めてで不安もあるし、仕事をしている人は仕事・子育て・家事と大変
・初めてのことでわからないことだらけだし産まれてすぐは不安
・出産後、体調が改善しない中での育児が大変で、睡眠も満足に取れず悪循環だった
・産まれたての方が、子どもも弱く母親も疲れていると思う
・育児相談
・健康状態、発育状態のチェック
・母乳や離乳食について
■交流
・交流の場が必要
・人との関わりが大切だと思う
・母親が家で孤立してしまう
・他者との関わりが少ないため、コミュニケーションや気分転換を図れる支援があればよい
・保育園入園前は、育児など親だけではわからないことが多く、母親も四六時中子どもと一緒に
いるので、息抜きできるような支援が充実しているとよい
・ママ友の交流
・買い物などに行きにくい
■教育・遊びの場
・
「三つ子の魂百まで」と言うが、最近の子は道徳をあまり教えてもらっていないと思う。もっ
と人との関わり方などをいろんな分野の人から話してあげるとよい
・親だけでは教えきれない知識や習慣を身につけられるようにしたい
・同年代の子どもとのかかわり
・ひよこハウスのような、遊んだり友だちと交流したりする場
・遊べる公園が少ない
■仕事への復帰
・育休が終わったら仕事に復帰したいが、子どもの面倒をみる人がいない
・長期休み中の子どもの預かり
■経済支援
・経済的な支援
5
・保育園・幼稚園の無料化
3
・保育園・幼稚園の利用のしやすさ
・医療費の助成など
・全てにお金がかかってくる
・教材などで一番お金がかかりそう
・小学校に入るときにいろいろ買いそえるため
・税金を下げる
■情報・その他
・町民の意見を取り入れる
・情報がほしい、得するサービスがあればいい
・妊娠中で子育てはこれからなので、実感もなく具体的にはわからない
62
(2)
子育て支援が最も必要な時期(就学前)
就学前児童のいる世帯では、
「乳児(0歳)」
「1歳∼2歳」
「3歳∼小学校入学前」の就学
前が25%前後で並んで高くなっています。
世帯類型別による違いはあまりみられませんが、「特に必要と感じたことはない」は三世
代世帯などの「その他の世帯」がやや高くなっています。
母親の就労状況別にみると、フルタイムおよび休業中は「乳児(0歳)」が最も高く、パ
ート等および内職は「3歳∼小学校入学前」が、自営業および非就労は「1歳∼2歳」が比
較的高くなっています(図表4-4)。
具体的に支援を必要とすることとして、図表4-5の内容が記載されていました。
図表4-4
子育て支援が最も必要な時期(就学前)
(%)
27.1
30
全 体
(N=395)
26.6
23.8
20
10
2.8
1.3
3.3
3.3
4.3
6.6
1歳∼2歳
小学校低学年
小学校高学年
中学校
高校
20.0
20.0
-
-
20.0
-
-
-
40.0
無回答
乳児︵0歳︶
-
特に必要と感じ
たことはない
胎児︵妊娠期︶
5
3歳∼小学校入
学前
N
世帯類型
ひとり親
1.0
母親の就労状況
二
世
代
199
2.5
26.1
26.6
24.6
1.0
1.5
4.5
4.5
3.5
5.0
そ
の
他
188
3.2
21.8
27.7
28.7
1.1
0.5
2.1
2.1
5.3
7.4
フルタイム
46
-
34.8
30.4
17.4
2.2
6.5
2.2
-
2.2
4.3
パート等
86
1.2
11.6
24.4
30.2
1.2
-
7.0
4.7
10.5
9.3
自営業等
22
4.5
18.2
40.9
18.2
-
4.5
-
9.1
-
4.5
内
職
19
-
21.1
21.1
42.1
-
-
-
-
-
15.8
休
業
中
40
5.0
35.0
17.5
32.5
2.5
-
-
-
2.5
5.0
非
就
労
175
4.0
24.6
28.6
26.3
0.6
0.6
3.4
4.0
3.4
4.6
そ
の
他
3
-
66.7
33.3
-
-
-
-
-
-
-
63
図表4-5
支援が必要なこと(就学前)
支援が必要な時期
胎児(妊娠期)
支援が必要なこと
・つわりの時期に家事全般のサポートがほしい
・既に上の子どもがいる場合、大変
・必要な物を買いそろえるためのお金
・妊婦の病院の費用・不妊治療費
乳児(0歳)
■育児相談
・育児相談しやすい場所があると安心
4
・育児の不安が多い時期のため、相談しやすい環境づくり
2
・一番母性が芽生える時で、子どもが著しく成長する時期
・赤ちゃんとの関わり方がわからない
・0歳児は泣く以外に困ったことを伝えられないため、わからないことが
多い
・お母さんが楽しく子育てができるようなアドバイスを受けたり、相談に
のってもらえると、そのまま楽しく子育てができる
・初めての出産の場合、特に授乳・離乳食のことなど、わからないこと・
不安なことが多いので相談できる場があればいい
・初めての子の場合、不安や悩みなどあると思うので、それらを相談でき
解消できる支援が必要。2人目以降の子なら、1∼2歳の支援が必要。
保育園に入ってない子などは、遊び場がほしい
・母乳・授乳の指導、体重測定など、子どもの成長チェックをしてほしい
・乳児湿疹
■育児情報提供
・初めての子だと、わからないことばかりで支援が必要
4
(何を子どもが欲しがっているか、何に気をつければよいか、離乳食は
どうしたらいいか、予防接種はどうすればよいかなど)
・子育てに関する情報がほしい
・様々な情報がほしい。特に一人目はわからないことばかりだから、情報
がたくさんあるとよい
・不安な時、どうすればよいか、どこに聞いてよいか、それすらわからな
いこともある。どんな行政サービスがあるのかわからない
・生活リズムや食事・遊び方など、これでいいのかなと迷ったり不安にな
ったりすることがあるので、いろいろな意見が聞きたい
■母子保健サービス・保健師などの訪問
・乳児のいる家庭は全戸訪問してほしい。乳児の育児はいろいろ不安があ
っても、連れて保健センターに行くのは大変なため、訪問してもらえる
と助かる。初めての子は特に不安
2
・母子保健サービスの充実
・定期的に支援員の人が、訪問する体制があるといい
・育児に不安を感じて独立してしまう時期なため、相談できる相手がいる
64
乳児(0歳)
と少しは気分も楽になると思う。訪問支援などもあるといい
・出産後は不安なことがいっぱいだが、相談するゆとりもない場合がある
ため、訪問や電話をかけて状況の確認などをした方がいい
■予防接種
・予防接種について、予約・スケジュールなどのアドバイス
・予防接種の助成を、おたふく・水ぼうそうなどにも拡大してほしい
・ポリオを安心して受けられるように、生ワクチンから不活化ワクチンに
してほしい
■母親の精神サポート
・母親が、共に悩みなどを相談できる場
7
・母親の精神面のサポート・悩みを相談できるところ
5
・相談できる場所の提供。または育児サークルなど、不安やストレスを解
消できる場所の提供
・子育ての相談、悩みなどをママ友や相談員に聞いてほしい
・周囲とのコミュニケーションの場の提供
・子どもと1対1だとストレスを感じることが多く、話し相手がほしい
・養老がとっても保守的な所だから、友だちをつくるのがむずかしい
・核家族の場合、一人で面倒を見なければならず、ノイローゼになりやす
い時期
・子どもは自分のことが自分でできず、言いたいことが言葉にできないの
で、母親は全ての世話をしなければならない
・子どもが1歳になるまで育児休暇を取ったが、収入が減り生活が大変だ
った。外出もむずかしく、日中子どもと2人で過ごしながら家事をこな
すことへのストレスが大きかった。話を聞いて共感してもらいたかった
・核家族だと、産まれたばかりの子どもを見るのは大変。育児不安を少な
くできるように、子育て経験者との関わりのサービスなどがあるとよい
・子育てストレスがたまったら、少しの間無料で預かってほしい
■家事支援など母親サポート
・少しの時間でも子どもを預けて、母親の自由な時間がほしい
14
・家事と子育ての両立がむずかしい時期。少しの間だけでも、手のあく時
間がほしい
・実家など遠く、産後すぐに家事や子育てを母一人でしなければならない
状態だと、体力的・精神的に辛い。家事等家の手伝いがあれば助かる
・目が離せないため、何をするにも連れていかなくてはいけない
・一人で買い物したい時にゆっくりできないし、ミルクの時間グズったり
するとゆっくり見ることができない
・日々の買物
・外出の手伝い
■母子の病気の場合への支援
・母親が病院に行く間、家で子どもを見てくれる制度
2
・保護者が体調を崩した時、乳児が一緒だと病院に行きにくい
65
乳児(0歳)
・病気になった時に、相談にのってほしい
・熱を出したり、病気をすると大変困るため、もっと支援してほしい
■遊び場・交流の場
・同年代の子どもと関わりをもてる、乳幼児が遊ぶ場所が少ない
4
・乳児期は家に引きこもりがちで、情報の交換する場所がない。乳児を連
れて一緒に行ける所がもっとたくさんあるといい
・時間などを気にせず、気軽に利用できる支援センターを増やしてほしい
・0歳児だけの支援センターのようなものがあるといい
・公園や支援センター遠い
・児童センターが少なく、遊具も少ない
■一時預かり・託児施設・保育園
・一時預かりが、もっと融通がきくとよい
・近くに託児所がない
・産休後すぐに働きたくても、0歳児を預かってもらえる保育園が1か所
しかない。4か月ぐらいから預けたかったが、すぐに定員がいっぱいに
なり断られ、預けられなかった。もっと4∼5か月ぐらいの0歳児から
預けられるところを増やしてほしい
・学童保育利用の条件が厳しい
■経済的支援
・紙おむつ代、ミルク代の補助があると助かる
2
・紙おむつを使用しているので、ごみの量が多いため、ごみ袋を支給して
もらえるとありがたい
・金銭面の援助をしてほしい
■その他
・病院の診察外の時間帯に、子どもの体調が急に悪くなった場合、大垣市
民病院へいかなくてはいけない
・0∼1歳は仕事ができないため、金銭的に大変。夫が消防団員に入れな
かったため、月1万円で2年24万円のお金を払うのに貯金をくずした。
消防団員にならなければ、お金を納めるということは禁止してほしい
1歳∼2歳
■育児相談・教室等
・わからないことだらけで、相談したい
3
・1人で子育することは不安で、特に初めての子の場合、どうしていいか
わからない時が多々ある
・子育ての仕方、病気の時の対応
・食事のこと
・離乳食・トイレトレーニングなどの相談
・自ら交流の場に行かないと、子どもの悩みを相談できない
・発育のチェック
・保健師さんなどのスタッフと情報交換したい
・予防接種は、土曜日にもできるようにしてほしい
66
1歳∼2歳
■母親の精神サポート
・動きが一番活発な時期であり、ストレスがたまりやすい
8
(ハイハイしたり、歩きだしたりし行動範囲が広くなり、目が離せな
くなる。親としてとても大変な時期)
(危険への判断もできない時期のため、目が離せない時期で常時付き
添いが必要。危険なことも多くなる)
・同じぐらいの年齢の子どもの母親同士が集まり、意見交換できる場がも
っとあればいい
6
(日中子どもと親とだけで過ごすことが多いため、他の人との関わり
を持ちにくい時期。育児の相談や悩み話をしてストレスを和らげる
ことができる)
(近所づき合いもなく、孤立している人も少なくない。同じような人
が、気軽に集まれる場所が身近にほしい)
・1歳を過ぎると少しずつ自我がでてきて、母親だけでは大変
・言葉の数が増え、自分の意思が強くなり、反抗期。「やだ」という言葉
が多く、子どもとの接し方がむずかしい時期
・1∼2歳児は、食べ物のむらがあったり、なぜ泣いているのかわからな
いなど戸惑うことも多いため、支援してもらえる人がいると助かる
・最近は核家族が多いため、子育てについて相談できる相手が少なく、子
育てにストレスを感じてしまうお母さんが多い。保育園に入るまでの4
年間は一番支援が必要
・人に預けたくても、預けられないことが多い。一番手がかかる時期で、
親もなかなか自分の時間がとれない
・家で母子1対1になる時間が多く、育児の不安が多い
・歩けるようになり遊びの時間が増える=ケガ・事故が増加する
■家事支援など母親サポート
・目が離せず危険なことも多くなるため、家事などの支援体制も充実して
ほしい
4
・全てのことを手伝ってあげなければならないし、抱っこなどもしてあげ
なければいけない
・ごはん・トイレ・風呂など、一人でできないためその支援
■子どもの幼児教育
・子どもが1人でいろいろ挑戦しようとした時にこそ、3歳未満だが支援
が必要だと思う
・入園前の時期に、生活習慣を身につける方法を教えてほしい
・早くから社会性などを身につけた方がよいと思うため、方法を知りたい
・自立、社会性の育成
・集団生活
■遊び場・交流
・遊びが増し、外からの刺激を求める時期。子どもを連れて遊びに行け、
同年代の子どもが、気軽にいろいろなことを経験できる場所や機会が多
67
1歳∼2歳
くあるといい
8
・就園前で遊ぶ場が少ないので、遊べ、学べるような支援センターをもっ
と増やして充実させてほしい 3
・公園など、屋外での安全な遊び場が少ない
・各地区に遊ばせる場所をつくってほしい
3
2
・3歳未満の未就園児が安心して遊べる公園や広場などがない
2
・子どもが歩き始め動きがスムーズとなる時期だが、外に出て安全に遊べ
る所が少ない
2
・子育て支援センターなど、未就園児が参加できるイベントの充実
・親子教室など、月1回でなく2回ぐらい開催してほしい。いろいろな友
だちと交流したい
・
「ひよこハウス」だけでは少ないので、児童館などのようにいつでも参
加できる場がほしい
・児童館は、場所がわかりにくく利用しにくい。小さい子が利用している
イメージがない。場所を変えるか増かしてもらいたい
・小さい子が遊べる場を増やしてほしい
・昼間、子どもが安全に走り回れる広場だけでもつくってほしい。町外か
ら引っ越してきたお母さんは、口々に不平を言っている
・特に高田においては、公園が少なすぎる
■保育園の開放
・保育園の園庭などを時間を決めて開放してもらえると、安全に遊ぶこと
ができ、母親もいろいろと子育てについて話せる機会がもてる
・保育園などの園庭を開放し、遊ぶ場所がほしい
・常時、保育園の園庭が解放されるとよい
■一時預かり・保育園
・一時預かりの受入れ体制を整えてほしい
・病気等の時、預けたい
8
3
・親が病気や外出の時など、一時預かり支援の受け入れ可能な場所がほと
んどない。他市町村より相当遅れていると思う。
・親が働いている場合、子どもが病気の時、預けたい
・一時預かりなどで、親が気分転換できる時間が取れるようにする
・2人目、3人目がいると大変なため、一時預かりしてほしい
・保育園に通えるのでよい
■保育園の入園要件
・育児休暇後働こうと思っても、未満児の定員などその年によって違うの
で、未満児に対しての受け入れ体制をきちんとしてほしい。年度途中か
らでは保育園に入れないと、働きたいと思ってもあきらめざるを得ない
■保育料・経済的支援
・お金
3
・未満児は保育料が高いため、生活費に響く。働いているから保育園に預
けるのだが、現状では働いてもプラスマイナス・ゼロ
68
1歳∼2歳
・未満時の保育料の引き下げが必要
・保育園料を安くしてほしい
・国の支援が必要
・紙おむつ代
■その他
・養老町内の夜間救急の整備・充実
・小児科医の充実
・職場の支援
3歳∼小学校入学
前
■子育て相談
・段々とむずかしい年頃になるため、子育てについての相談体制を充実さ
せてほしい
2
・子どもの成長などの悩みの相談
■母親の精神サポート・交流
・母親同士の交流の場がほしい
・子育てサロン
・子どもが思いっきり遊べる施設や、親子が自由に出入りできる子育てサ
ークルなどがもっとたくさんあるとよい
・家庭の育児だけでは足りない年代となり、支援センターの利用によって、
母子ともに友だちとの関わりをもてる
■母親の就業サポート
・母親の仕事ための預かり時間延長の支援(延長保育、学童など)
3
・フルタイムで勤務しているので、長時間預かってもらえる施設が必要。
現在では、両親のフルタイム勤務がほとんどで、もっと預かってもらえ
るよう努力すべき
2
・フルタイム勤務の母親のために、小学校就学前に団体生活に慣れる
・両親・祖父母が働いているので長時間の保育
・夜間や延長保育ができる施設の数を増やす
・母子家庭で両親にも頼れない場合、子どもの夏休みなど長期休みの間、
仕事のため児童館など無料で見ていてくれる所がほしい
・働くお母さんが増えているため、留守家庭教室などをつくって支援して
ほしい。安心して働きに行けるように、定員がいっぱいで入れない子が
いないようにしてほしい
・子どもは少しずつ自立していくが、仕事をしている場合は、まだ親の手
が必要で帰りも早く留守家庭になるため支援が必要
・一人で行動できるようになっていくが、まだ一人にしておけない年齢な
ので全てについて支援が必要
・ちょうど働き始める頃だが、子どもの体調や保育園の利用時間によって
は、仕事を急に休んだりしなくてならないこともあり、なかなか働けな
い。代わりに病院に連れて行ってくれるようなベビーシッターを充実さ
せ、安心して働けるような支援が必要
69
3歳∼小学校入学
前
・ベビーシッターがいる施設などの無料での利用
・働いている場合は、子どもが風邪を引いた時に見てもらえる施設を増や
してほしい
・病気の時助けてくれる施設があると助かる
・働きに出た場合、子どもの熱などで休まなければならない時、休みやす
いようにしてほしい
■幼児教育
・知識が一番身につく時期なので、多くの人とふれ合うことは、親だけで
は教えられないことを学び、子どもの大きな成長につながる
2
・保育と幼児教育
・幼児教育ができる場所・施設がもっとあってよいと思う
・ひらがなの勉強などを教える教室の充実
・言葉や文字を覚える時期であり、家庭だけでなく保育園などの生活を通
して、いろいろ学んでく時期なので影響力があると思った
■子どもの社会性・集団生活
・子ども同士の関係をつくること
7
・いろいろなことを吸収する時期
3
・周りとの関わり方・集団生活のあり方など、学問の前に身につけるべき
社会性を保育園で学ぶことが必要
3
・団体行動を学んでほしい 3
・子どもと社会の橋渡し
・しつけについて
・生活習慣・協調性・自立心などを身につけること
・自立心、友だちと遊ぶことなど、学んでほしい
・3歳までは家事的なことが中心なため、家庭での支援でなんとかなると
思うことが多い。3歳からは、社会に一歩踏み出す機会が多く環境の変
化が大きいので、公的に経済面で援助があるとありがたい
・人とのかかわり合いや思いやりなど、感情が一番成長する時期
・友だちとのつき合い方など、人との関わり方の基礎知識を身につける
・集団生活を通して、人間関係を学ぶ機会を増やしほしい。友だちができ、
人の気持ちがわかるようになる
・親から離れて初めて子どもの世界が始まる時期なので、多くの大人たち
が支えながら自立への一歩を見守っていきたい。まずは「ありがとう」
「ごめんなさい」をみんなで教えていくことが大切
・親から離れて社会に慣れるのは保育園から。ここが一番大事だと思う
・犯罪の低年齢化が気になるため、他の人とふれ合うことで、思いやりの
心を育てられるようになること
・運動量が多くなり遊び方をたくさん学ぶ時期なため、家庭内だけでは不
可能に近いため、多くの大人の働きかけが必要
■遊び場・交流
・子どもが遊べる場、友だちをつくる場
70
3
3歳∼小学校入学
前
・体を動かして遊びたい時期なのに、養老には公園もないため遊べる所を
つくってほしい
2
・同年代の子が近所にいないので、ふれあう場がたくさんあるとうれしい
・少子化で近所に子どもがいない
・家にいても時間をもてあますので、友だちと運動してほしい
・3歳∼小学校の子どもが、子どもだけでも安心して遊べる場所がほしい
・近くに外遊びができる安全な場所がないので、家にこもり、友だちと遊
べない
・自我が芽生え、一日中家の中だけの生活は大変なので、気楽に小さい子
を遊ばせることのできる大きい遊具やおもちゃがある環境がほしい
・保育園の休みの土日に、園を利用して親子で参加できるイベントなどを
企画してほしい
■一時預かり・保育園・病児保育
・保育園・幼稚園の施設
2
・保育園・幼稚園・病後児保育
・一時預かり制度
・保育園に入るには働いていることが要件というのが納得いかないので、
一時保育などを増やしてほしい。そういった施設が養老には少ないため
利用できない。何の情報も入ってこないのでわからない
・未就園児の年子がいる場合とても大変だが、そういう家庭のサポートや
病後保育の場がないため困る
・働いてないお母さんも主婦の仕事をしているので、保育園に入りやすい
環境にしてもらいたい
・3歳から行動がより活発になり、いろいろなことに興味がでてくる時期
だが、下の子が生まれる場合が多いため、家にこもりがちになりやすい。
週一日でも、保育園などに体験入園のような形で通えるとよい
・障がいのある子の場合、集団生活に慣れるよう、早めに通園などを指導
してもらいたい
■保育料
・保育料などの金銭的支援 3
・保育料が高いため、見直しをしてほしい。子どもが小さいため、短時間
しか働けず、共働きのフルで働いている人に比べると余裕がない
■まちづくり
・歩いて散歩するには、安心する環境でない
・小学校の通学路に、子どもたちを見守ってくれるボランティアの人がい
ると安心
■経済的支援
・医療費の助成
・お金の支援
3
2
・将来の学費などを貯えておく必要があるため、経済的支援が必要
・兄弟そろって園に通うと、パートで収入があっても、あまり残らない
71
3歳∼小学校入学
・小学校入学のためにそえる物も多く、お金が必要
前
・入園するにあたっての制服代など経済面
小学校低学年
・学校が終わるのが早いので、仕事から帰るまで安心して預かれる場所が
ほしい
・両親が共働きの場合、子どもの帰宅時には、親が帰宅しておらず、まだ
一人で留守番させるには心配
・親が本格的に働き始めた時、子どもの病気、学校の休みなどで、どうし
ても仕事が休めない時に支援してもらえると助かる
・発達障がいで、小学校か特別支援学校にするかかなり迷った。障がい児
の進路・学校生活が充実するよう支援してほしい
小学校高学年
・学童保育がなくなるから不安なため、延長してほしい
2
・留守家庭教育がなくなってしまうので必要
・思春期の子どもとの接し方
・中学校準備にお金がかかるから、経済的支援
中学校
・経済的支援
5
・教育の充実
・高校進学の準備、塾の費用などの支援
・塾料が高いので、その援助。または塾のような教育内容の支援。
・心のケア
・いじめなどトラブルがあった場合の対応
・思春期によい先生に出会えると、つまずいても前向きに生きていける強
い子になれると思う
・受験や異性についての悩みを親に相談しにくい時に、支援が必要
・反抗期の時の対応
高校
・経済的支援
7
・授業料
・私立に入学の場合、かなりの費用が必要だと思う
・受験費用。もし県外の高校になった場合の交通費またはアパート代
特に必要と感じた
・医療面
2
ことはない人
・経済面
2
・子どもが大きくなれば、違う悩みもできると思うので、支援の必要な年
齢の特定はできない。いつの年齢も何らかの手助けが必要とすると思う
・子どもが幼いため、どのような支援が必要なのか現時点ではよくわから
ない
72
(3)
子育て支援が最も必要な時期(小学生)
小学生のいる世帯では、子どもの成長につれて高くなり、
「3歳∼小学校入学前」で31.4%
と最も高くなっています。小学校入学後は5%前後で推移しています。
世帯類型別にみると、いずれの世帯も「3歳∼小学校入学前」が最も高くなっています。
「特に必要と感じたことはない」は、就学前児童のいる世帯と同様に「その他の世帯」が高
くなっています。
母親の就労状況別にみると、いずれの職業も「3歳∼小学校入学前」が高くなっており、
就学前児童のいる世帯とはやや異なる結果となっています(図表4-6)。
具体的に支援を必要とすることとして、図表4-7の内容が記載されていました。
図表4-6
子育て支援が最も必要な時期(小学生)
(%)
31.4
30
全 体
(N=786)
19.1
20
9.9
8.1
10
4.3
2.0
6.2
8.1
1歳∼2歳
小学校低学年
小学校高学年
中学校
高校
-
10.7
39.3
10.7
14.3
7.1
7.1
-
10.7
無回答
乳児︵0歳︶
-
特に必要と感じ
たことはない
胎児︵妊娠期︶
28
3歳∼小学校入
学前
N
世帯類型
ひとり親
4.8
5.9
母親の就労状況
二
世
代
367
2.7
9.5
19.3
31.3
4.6
6.0
5.2
6.0
9.0
6.3
そ
の
他
390
1.5
7.4
19.2
31.0
3.6
3.1
6.4
6.4
11.5
9.7
フルタイム
140
0.7
7.9
15.0
32.9
5.7
8.6
5.0
9.3
6.4
8.6
パート等
376
1.1
7.7
20.2
29.5
3.5
5.1
5.9
6.4
11.2
9.6
自営業等
49
6.1
6.1
20.4
38.8
2.0
-
6.1
4.1
10.2
6.1
内
職
36
2.8
13.9
25.0
25.0
2.8
5.6
11.1
5.6
5.6
2.8
休
業
中
7
-
-
14.3
42.9
14.3
-
-
-
14.3
14.3
非
就
労
154
4.5
9.7
16.9
31.2
5.2
3.2
6.5
5.2
11.0
6.5
そ
の
他
6
-
16.7
16.7
33.3
33.3
-
-
-
-
-
73
図表4-7
支援が必要なこと(小学生)
支援が必要な時期
胎児(妊娠期)
支援が必要なこと
・検診は保険がきかないため実費払いは負担が大きく支援が必要
・食品の買い物などに行ってほしい
2
2
・心のケア
・自由に集まれる場所がほしい
・第一子であれば不安だらけ。周りに知り合いもつくれず孤独感がつのっ
たり、思うようにならず追い込まれやすい
・妊娠時期の支援が手薄。つわり・腰痛など日常生活の中で家事が大変だ
と感じる
・妊娠後期は歩くのもしんどい。買い物へ行った時に混んでいるとレジで
並ばなければならないので、専用レジなど必要だと思う
・子どもの成長のための栄養学・食育
・金銭的な支援
・役員などの代わりをやってほしい
乳児(0歳)
■育児相談
・育児相談・アドバイス
4
・初めての出産は不安もあり、母親教室のような話を聞いたり相談できる
場があるといい
・初めての子育てでは、子どもが自分で言葉では伝えられないため、どう
していいかとても不安になる時があった。相談できる所があればよい
・初めての育児でわからないことが多く、誰に相談してよいのかわからな
かった
・小さい子は大変手がかかるため、いろんな点で支援が必要。この時期は
まだ話もできず、初めての子だと、赤ちゃんが何をしてほしいいのか、
どうしたらいいのかわからないので大変。予防接種などもあり大変
・第一子の時、家庭環境を整えることから大変だった
■母子保健サービス・保健師などの訪問
・育児の訪問相談
・第一子を産んだ頃は、すべてが初めてのことばかりでとまどうことが多
かった。3か月未満の時に、保健センターなどの保健師が家を訪問し、
困っていることの相談ができると、お母さんも気が休まるかもしれない
・検診・予防接種などの母子保健サービス
・保健センターで月1回、身体計測ができたり、遊ぶことができたらいい
■母親の精神サポート
・母親の心のケア。特に初めての子はどうしていいかわからず、一日中目
が離せなく心身ともに疲れる 3
・育児ストレスのケア
2
・初めの子は、不安で精神的にフォローが必要。なかなか他の人と話すこ
ともないので、話しを聞いてくれる第三者がいるといい
・母親が家の中で、孤立して育児ノイローゼになりやすい
・どうしても母親が孤独感を感じやすい時期。赤ちゃんはそれぞれ違って
74
乳児(0歳)
いて、不安に感じることが多いと思う
・子育てに不安が多い時期であり、母親の体調やホルモンの関係で精神的
に不安定なことがあるので支えてほしい
■家事支援など母親サポート
・乳児期は、睡眠時間が少なくなり、母親の休める時間を少しでも増やす
ことが必要
2
・買い物などの家事
2
・時間に余裕がないくらい忙しい
■母子の病気の場合への支援
・子どもが病気のとき
・子どもが病気になって通院するとき
・乳児から3歳にかけて、けがや病気をすることが多く手がかかる
・家族の誰かが病気になったとき
・母親が体調をくずした時、育児・家事が大変だった
■遊び場・交流の場
・子どもや母親が交流できる場
2
・同じくらいの子どもがいる母親の交流の場の提供
・子どもが自由に遊べる場
・乳児でも過ごせる施設
・自由に集まれる場所がほしい
・外出もままならず、孤独感を感じることもあったので、交流の場などが
あればよかった
・妊娠した時から、不安はつきものになった。生まれてすぐには、自由に
出かけられず、出かける場所も限られるため、交流の場があるといい
・育児ノイローゼになりそうになったことがあるため、気軽に出かけられ
る施設があるとよい。ひよこハウスなどもよいが、気軽に毎日通えるよ
うなところがいい
・時々、乳児と離れて過ごせるよう、託児所付き歓談施設等があるとよい
・アパート暮らしで閉じこもりがちだったため、息抜きがしたかった
・子どもが小さいので、地域との関わりがなくなってしまう
・母親が家で孤立してしまう
■一時預かり・託児施設・保育園
・買い物・病院・美容院など、用事がある時に預かってもらえるところ
・短時間でも子どもを預かってもらえるところ
8
2
・一時的に子どもを預かってもらえるサービスがあるとよい
・上の子の園への送り迎えなど、まだ歩けない子を連れて外出する時、預
け先があるとうれしい
・上の子の病院や学校行事の時、一時預りしてもらえる場があると助かる
・近所や親戚に不幸があったりして、手伝いに行かなければいけないとき
などに預かってもらえるところ
・出産後に仕事をしようと思うと、園に預けたいが未満児の先生の数が少
ないと不安
■経済的支援
・金銭的な支援。働きに行けず、おむつ・ミルクにお金がかかる
75
2
乳児(0歳)
・未満児の保育料。現在は3年間で2人以上が通園している場合のみ安く
なっていると思うが、未満児すべてに対し料金を下げるとよい
2
・ミルク代・おむつ代など回数が多い分、支出が多い
・育児休暇に入ると、収入が減ってしまうため、金銭的な支援をしてほし
い。毎月の支出は変わらずあるのに、4か月に1回の子ども手当てや、
育児休業給付金も2か月に1回では、生活が苦しい
・働けないため収入がない
1歳∼2歳
■育児相談
・気軽に子育てについての相談ができる所
5
・子どもが保育園に入園するまでの母親への子育てアドバイス
・母親が一人で子育てをしている家庭が多いため、相談できる相手がいる
と心も落ち着く
・子育ての基礎知識がわかるとよい
・子育ての情報
・初めての子どもの場合、知りたいことが多いから、24時間対応の電話相
談があるといい
■母親の精神サポート
・子どもに自我が芽ばえてきて、言ってもなかなかきかない。大変になっ
たり不安になったり、ストレスがたまりやすく、話し相手が必要
・2歳頃は目が離せない時期で、親・子ともストレスがたまりやすい
2
2
・子育てについて、不安になっている母親への精神的なケア
・子どもの気持ちがわからないことがあると不安になる時期
・保育園などにまだ入れず、母親が24時間ずっと子どもの面倒を見なくて
はならないからストレスを感じる
・子どもが母親にべったりになりすぎ、子育てにストレスを感じてしまう
・児童虐待のニュースが多いので、そういった親の助けになったり、子ど
もの保護に対する支援が必要
■家事支援など母親サポート
・歩き出して危険が多いため目が離せず、付きっきりで子どもを遊ばせた
りして、一日中子ども中心の生活となり、息を抜く時間がない。少しで
も息抜きできる時間があるとよい
・すべて自分でこなしていて時間に余裕が持てない
・子どもが2人以上いると大変
・双子だったので、いろいろなことが大変だった
・年子だったので、何もかも大変だった
■母子の病気の場合への支援
・母親が病気の時などに、子どもをみてくれるところがほしい
6
・仕事をしているので、子どもが急に病気になった時、預かってもらえる
ところ(公的施設・機関)があるといい
3
・病気にかかりやすい時期なので、そういう時でもなるべく仕事を休まな
くてもいいような支援をしてほしい
・母親の体調がよくない時でも、子どもに手がかかるから病院に行けない
・親の体調が悪い時に、手助けがあるといい
76
1歳∼2歳
■母親の就業サポート
・働きに行ける環境づくり
・育児休業が終わり仕事に行ったりするが、小さいときは仕事を休むこと
が多く大変。兄弟もいると、母は4人分の体になる
■遊び場・交流−子育てサロン・講座・イベント
・他の子との交流。子どもがいろいろなことができるようになり、親も子
も話ができ比べるとわかることもあるから
4
・子どもが活発に動きはじめる時期で、交流の場など同年代の子とふれ合
う機会がほしい
3
・子育ての相談や情報交換ができる、同年代の子をもつ親とのふれあいの
場がほしい
2
・歩くようになり目の離せない幼児と一日中いると、ストレスがたまる。
母親にも息抜きの時間が必要 2
・子育てサロンの充実
・ひよこハウス「子育てサロン」の回数を増やしてほしい
・ひよこハウスなどサークルに参加してよかった
・児童センターや支援センターが増えるとよい
・支援センターなど、子どもや親同士がふれ合える場所がほしい
・親子で参加できる各種教室・行事・遊び場の提供
・児童デイサービスの「ことばの教室」のように、親子と先生が一対一で
じっくり遊んで助言してもらえるような場はありがたかった
・サークルなどを開いて悩みを解消してほしい
・ママ友と交流して息抜きができるとよい
・初めての子育ては不安なので、もっと交流の場所がほしかった
・子どもの発達の段階で不安な面が多い。交流の場があると、いろいろな
ことがわかり、不安の解消につながる
・親子ともストレスがたまったりして一番大変な時期なので、気軽に相談
できる場所・親子で遊べる広場・子育てサロンを増やす
・子どもとの関わり方がわからず悩んでいる親も多いため、地域とのつな
がり、同じ世代の親子との関わりの機会を増やす
・育児ストレスなど、育児が上手くいかない時に、いつでも気軽に行けて
話せる場所があったらいいと思った
・同じ年の子が周りにおらず、遊び相手や相談できる人がほしかった
・子どもが活発になってきたのに公園もなく、交流会などもなく、母子だ
けで昼間すごすことがあったので、もっとお母さんが集まりやすい場
所・無料で遊べる所がほしかった
・引きこもりにならないように、子どもと一緒に積極的に外出できる環境
・家庭内だけになりがちな時期なため、交流の場が必要
・母親が一人で育児について悩んでいる環境にならないように、外に出る
きっかけづくりをしてほしい
・保育園に入れるには小さすぎる。家で育児したいが、ずっと子どもとい
るとやはり疲れる。気軽に友だちをつくったりできる機会があるといい
・知らない土地に嫁いで子どもを出産すると、友人が全くいない。家族は
働きに出て一人で家にこもっていると、ものすごくストレスを感じる
77
1歳∼2歳
・いろいろな場に慣れ、いろいろな行事に親子ともにふれ合うこと
・乳離れさせる時に、子どもの気をまぎらわせてくれる機会。実際に助か
った
・親の元で過ごすのが最後なので大切にしたい
■遊び場・交流−公園
・各地区に公園などの遊び場の充実
5
・幼児向けの公園や施設がとても少ない
・母親同志の交流ができない。支援センターだけでは、なかなか門がかた
いため、公園の設備などが絶対に必要
・近所に公園がないので車で15分かかる所まで行っている。ベビーカーで
歩いても行ける場所につくってほしい
・ブランコ、すべり台などの遊具のある公園が近くにほしい。トイレや草
刈りなど、公園の整備もしてほしい
■遊び場・交流−児童館など室内の遊び場
・児童館
・保健センターで月1回、身体計測ができ、遊ぶことができたらいい
・室内で親子が楽しめる場所がほしい
・特に雨天や冬に、親子で遊べる場・学べる場の提供。日にち限定・予約
制ではなく、気軽にいつでも出かけられるところ
・園庭開放
■一時預かり・保育園
・母親が子育てから開放され、少し自由な時間がもてるように、短時間の
保育をしてほしい
7
・用事がある時、預かってもらえるところがあると安心
・一時預かりの充実
4
3
・短時間、あるいは一時保育をしてほしかった
・子どもを預ける施設を増やす
・困った時に、すぐ預けられる場所
・近くに親や親戚がいないと子どもの預け先に困るので、他の地域にある
ファミリー・サポート・センターを充実させてほしい
・子どもを自宅でみてくれる「保育ママ」がいるといい
・目が離せなくなり自分自身の時間がとれず、ストレスがたまる。子ども
を預けたり、留守をする間家で2∼3時間みてもらえる人の派遣などあ
ればよい
・病気が多い時期で、病院に連れて行く時は大変なため、病院に預けられ
る場所があるといいと思った
・保育園に入る前に、子どもを預けられるところがあるといい。親と子の
距離がほしい時があった
・急な用事などで子どもを預ってもらいたい時の公的な施設
・第2子ができた時、出産後2人の面倒をみるのは大変。短時間保育など
が充実しているといい
・兄弟が産まれると、上の子の学校や保育園行事に連れて行かなければな
らないが、内容によっては小さい子は連れて行かない方がよい時もある
ので、少しの時間でも子どもを預かってもらえる場所があれば助かった
78
1歳∼2歳
・土・日曜日が忙しい仕事のため、子どもをみてくれるところがなく困っ
た。安い料金で利用できるところがあるとよかった
■保育園の入園要件・整備
・保育園の充実
3
・保育園の空きが少なく子どもを預けられなかったので、保育園を増やし
てほしい
2
・働きに出る場合、保育園に必ず入所できるようにしてほしい
・保育園の中途入園ができるようにしてほしい。定員割れしていても先生
がいないとのことで入園を断られたため、いつでも先生の補充ができる
ようにしてほしい
・働き先が決まった時に、年度途中でも子どもを受け入れてもらいたい
・新生児と兄弟がいると大変。その場合の保育園の入園許可など、柔軟に
対応してほしい
・ならし保育
・子どもが病気になった時でも、保育園で預かってほしい
■保育料
・未満児の保育料が高いので援助してほしい
2
・保育料の減額
・母親の育休が終わり、保育園に入れて仕事をしたくても、未満児は金額
的に負担が大きく、パートではきびしい。他市では、3人目から保育料
が無料になるなどの支援があるようなので、養老町にもそのような支援
があるといいと思う
■経済的支援
・医療費等の助成
・入院した時など医療費がかかるので、今のように援助があると助かる
■その他
・夜間医療の充実
・歩道がガタガタの道が多く、子どもを乗せての自転車がこわかった
3歳∼小学校入学
前
■子育て相談
・子育ての悩み・不安・負担など、相談の充実
6
・一番大変な時期なので、母親がいろいろ話せる場所がほしい
2
・子育てサービスなどを充実してほしい
・小学校低学年までは、基本的に支援が必要ではないかと思う
・子どもを持つ親のメンタルケア
・子どもがけが・病気などの時、相談できる施設
・それぞれの子どものできることが違ってくるので、あせりがある
・自我が芽ばえ、親だけではいっぱいいっぱいになることがある
・子どもとの関わり方
・子どもが、年齢に応じて成長しているか教えてもらいたい
・発達が正常かどうかみてほしい
■母親の就業サポート
・母親が働きやすい職場の環境
7
・親が安心して預けて仕事に専念できるようにしてほしい
79
2
3歳∼小学校入学
前
・仕事と子育ての両立を支援してほしい
2
・フルタイムで働くためには、子どもが小さい頃は、病児への対応や急に
仕事がのびたときなどのフレキシブルな支援が必要
・母親が家事や就労する際に、子どもの居場所が必要
・働くにしても、核家族などは子どもを預かってもらえる場所がないと無
理で、この時期はまだ子どもたちだけで留守番というわけにはいかない
・子どもの体調により仕事がうまく続けられない
・育児休暇が使える社会になってほしい
■子どもの幼児教育
・友だちと一緒に何かをすることを学ぶこと。歌・学習など、自宅では不
十分だと思う
・基本的な学習、読み書き・簡単な計算など教えてもらえること
・小学校入学前の基礎的な学習・字の練習など
・保育園・幼稚園での英語など学習のための人材派遣。もう少し保育園な
どでも学習の時間を取り入れてほしい
・読み聞かせ
・小学校入学後、学習姿勢ができていない子がいて、落ち着いて学習でき
なかった
■子どもの社会性・集団生活
・基本的な生活習慣の指導 8
・集団生活を始めることで、自然に友だち・大人など家族以外の人との関
わりを学ぶ
6
・集団生活を身につけさせること
5
・人との関わりが多くなることで、家庭ではできない体験をたくさんして
ほしい
2
・入学前に基礎的な知識や生活習慣などを身につけなければいけない
・大切なことは何かということを教えてもらう
・年齢に応じた行動がとれるようになること
・しつけ
・やっていいことと、してはいけないことの区別や、上手なやめさせ方の
指導
・やんちゃになる時期なため、良いこと悪いことの区別がつくようにする
・知育・食育など、いろいろ基礎となるものが吸収できる
・楽しくすこやかにスクスク育つと、小さい頃の記憶はずっと忘れない気
がする
■遊び場・交流
・同じ年齢ぐらいの子どもと遊ばせる場所
・公園などの整備をすすめてほしい
3
2
・子どもが、家族以外の人とふれ合いのびのびと過ごせる場所と機会
2
・地域の子育てサロン
・核家族が多く、人とふれ合う機会が少ない
・近くに子どもがいないので、子どもが集まれる場所や機会が多くあると
いい
・児童館があちこちにあれば、気軽に使え育児で孤独感を感じることも少
80
3歳∼小学校入学
前
なくなる
■園の充実・整備
・保育園で生活の基礎ができる。同年代同士の関わり方・団体行動・集団
生活を身につける
2
・保育を手伝ってもらう
2
・保育サービスの充実
・保育環境の充実
・子どもが他との交流を持って成長できる環境。家族が安心して預けられ
る環境
・親だけでなく、友だち・大人との関わり方を覚えていく時期だと思うの
で、幼稚園・保育園が充実しているとよいと思う
・保育園などで人との関わり方を学ぶ
・安く預けられる場所が必要
・入園前の体験保育
・インフルエンザ予防接種を幼稚園・保育園で行うこと
■保育時間
・保育園の延長保育
3
・通っている保育園の迎えが15:30∼16:00頃なので、もう少し長く預か
ってほしい
・延長保育の時間を長くしてほしい
・仕事のキリがつかず、大あわてで園に迎えに行かなければならない
■一時預かり・病児・病後児保育
・子どもが病気の時でも、預かってもらえると働きやすい
8
・必要な時に短期間預けることができる「一時預かり」の充実
7
・下の子が産まれた時など、両方に手がかかりとても大変なため、仕事を
していなくても、気軽に預けることができるところがあるとよい
・病児保育
4
3
・病後児保育の支援。大垣市は実施
2
・子どもを連れて買い物などするのは大変だったので、預かってもらえる
と助かる
2
・低価格で利用できる託児所を設ける
・ちょうど働くことを考える人も多い時期だが、子どもが帰って来るまで
に仕事が終われる所となるとむずかしいため、帰ってくるまでの数時
間、子どもを預かってもらえる所があるとよい
・兄弟のどちらかが調子が悪くなった時、預かってほしい
・用事のある時に預かる人がいない場合、預かってほしい
・たまには一人でゆっくり過ごしたいため、一時預りしてくれると助かる
・土日や24時間の病児保育がないので、支援が必要
・子どもの手がかからなくなる分、子どもは保育園に入り、親も仕事を始
める人が増える。子どもは集団生活に慣れるまで、熱を出したり病気に
なったりしやすいので、病児保育を充実してほしい
・働いている母親には、子どもが病気になった時に頼れる人や機関がない
ときびしい
・働いているため、子どもが風邪をひいたとき困る
81
3歳∼小学校入学
前
■留守家庭児童教室(学童保育)
・留守家庭児童教室
・土日も含めた学童保育の充実
・時間外に預かってくれる施設
・幼稚園の夏休みは長すぎる、いらない
■入園要件・手続き
・親が就労していなくても気軽に預かってもらえる場がないので、支援し
てほしい
2
・働き先が決まった時に、年度途中でも子どもを受け入れてほしい
2
・保育園は働いていることが入園条件だが、幼稚園入園まで家で子育てし
ている人はほとんどいない。就労証明など本当に必要なのか
■保育料
・保育料を安くしてほしい 7
・保育料の減免
2
・保育料が高いので、経済的支援をしてほしい
・保育料が高く、病気も多いので、働きたいけど働けない時期なため、経
済的援助が必要
■医療機関の充実
・夜間や休日の医療機関の充実
・子どもが急病の時に、受け入れられる体制
■経済的支援
・経済的な支援
13
・医療費の助成
9
・子ども手当の増額
2
・小学校入学の費用がかさむ 2
・入園・入学などの経済的な支援
・入学準備の費用がかかる。ランドセル、規定の体操服などもけっこう高
い
・習いごとにお金がかかる
・小学校に入るまで病気になりやすいため、医療費控除はありがたい
小学校低学年
■教育・スポーツ
・勉強
・学習面・その他の面で他の子よりおくれがある場合、支援してほしい
・学校終了後の塾を必要としない補習
■留守家庭児童教室(学童保育)
・留守家庭児童教室「のぞみ教室」
・学童保育の充実
4
3
・学童をもっと気軽に利用できるようにしてほしい
・夕方まで安心して子どもを預けておける場
・放課後・夏休みなど長期休みの支援を充実させ、仕事に復帰しやすい環
境づくり
・仕事をするとなると、帰宅後子どもを一人にするのは心配。また、急用
などができたときに頼める人がいない
82
小学校低学年
・下校が早いため、それに合わせて職場から帰れないので、学校などに少
しでも残れるようにしてほしい
・始業式や終業式など学校の下校時間が早い時に、母親が仕事から帰れな
い時があり困る。年に数回しかないが、一時的に子どもを預けられる所
があるとありがたい
・長期の休みに、子どもを見てもらいたい
・働いている親にとって、3年生までが留守家庭児童教室というのは不安
がある
・留守家庭児童教室は、高すぎるため無料化
・学童の料金を利用状況に応じた金額にしてほしい
■母親の就業サポート
・もっと働ける状況を確立させるべき
・仕事を休みたい時、周りが気持ちよくOKを出してくれる雰囲気
■その他
・学校生活において小学校1・2年生の時が、友だちとの関わり方や勉強
など、一番相談にのってほしい時期
・図書館などの公共施設に子どもだけで行ける交通手段がほしい
・習いごとなどお金がかかる
小学校高学年
■相談
・勉強のこと、性のことなど相談窓口があると助かる
・幼児期より、思春期の方が心の支えが必要な時期だと思う
・親の意見を聞き入れないことが多い。子どもは自分の思いが強いため、
どのように声をかけたらいいのか悩む
■教育・スポーツ
・中学入学準備
・スポーツを始めるためのサポート
■留守家庭児童教室(学童保育)
・留守家庭児童教室「のぞみ教室」の学年延長。小学3年までしか利用で
きないので、小学6年生までにしてもらいたい。4年生から一人で留守
番させるのは心配
20
・夏休み・冬休み・春休みなど長期の休みに学童保育の実施。一日中一人
にしなければならないのは、親にとっても不安で負担が大きく、安心し
て仕事ができない
6
・特に「のぞみ教室」が終了してからの4年生が一番助けてほしい
・4年生になると、学童保育が利用できなくなる。小学4年生が、長い夏
休み一日中一人でいるのは無理がある。兄弟がいる場合、上の子が4年
生、下の子が1∼3年生だと大変困る
・親がフルタイムで働こうと思っても、学童保育を利用できない高学年の
場合、一人で留守番をしなくてはならず、仕事をセーブするか子どもを
一人にしておくかで大変悩むので、この時に支援があると助かる
・仕事をもつ親が安心して働けるよう、安全な環境で子どもを預かってく
れる場所
・学童保育でみてもらえなくなり、子どもが安全に過ごせる場所がない
83
小学校高学年
・大垣市は小4まで留守家庭教室があるとのこと。高学年になるとしっか
りしてくるが、不安もあった
・母親が働きに出ると、下校後に家庭で子どもを留守番させることが不安。
いろいろ生活の誘惑にも触れやすい時期だから
・勤めていたが、学童は小3で終わりなので、あきらめて短時間のパート
にした。小6までにしてほしい
・学童の利用料が、1人毎月7,000円で、2人以上利用すると高額になる。
人数や収入に合わせた金額にしてほしい
■経済的支援
・子どもが大きくなるにしたがって、習いごとや教育費にお金がかかる
・学校の必要な物にお金がかなりかかる
・金銭的な支援
■その他
・手がはなれかけて、親もほっとしがちになる時期。小さい子だけでなく
高学年も楽しめ、親子で何か一緒にできるイベントがあるといい
・図書館などの公共施設に子どもだけで行ける交通手段がほしい
中学校
■相談
・子ども自身の心のケアと親の子への接し方
・心の教育
・成長期なのでいろいろ悩みがある。また高校進学という大きな壁がある
・子どもから大人へ変わる中途半端な時期でむずかしいため、心のケア
・幼児期より、思春期の方が心の支えが必要な時期
・学業・部活など、生活環境が一度に変わる
・心と体のバランスが一番くずれる時期だが、体は大きいから一人や子ど
もだけで留守番をする機会もある
・精神面でのケア。学校側が子どもに対し、一方的なところも見られる
・思春期の子を持つ親の悩みを話せるような支援
・子どもが思春期で、むずかしい時期に入るので不安
・思春期の子どもとの接し方がむずかしいため、指導してもらえる場があ
るとよい
■教育・スポーツ
・教育
・不登校も増え、学業への不安もあるのでサポートが必要
■経済的支援
・高校受験に向けての教育費や塾代
10
・制服・学用品・カバン・体操服・自転車など、入学前に準備するものが
多く、急に出費が増し大変 8
・経済的な支援
5
・高校入試にも多額な費用がかかる
・給食費の支援
・授業料
3
2
2
・中学時は、家庭の経済状態で子どもの進学・進路に影響が少ないよう、
経済的な支援が必要
84
中学校
・学費の免除
・服のサイズが変わってくる。ほしいものがだんだん増えてくる
・成長期で食費がかさむ
・子ども手当などの支援
・子ども手当を13,000円から25,000円に拡充
・子ども手当を手厚くしてほしい
高校
■教育
・国際的な学習到達度調査PISAを受けた子たちは、自分の弱かった
所・課題だと思う所を克服するよう努める。本人だけでなく、周りの環
境を整えることが必要。図書館の本の充実、大学進学のために予備校の
先生を自治体で呼ぶなど
■経済的支援/全般
・経済的な支援
8
・高校進学は当たり前のような時代で、経済的理由で希望校に入学できな
いというようなことにならないように援助してほしい
・義務教育が終わった段階から、家庭環境により行きたい高校・専門学校
などを選べない場合も多いと思うから支援してほしい
・母子家庭だと進学など、むずかしくなることもあるため支援してほしい
・将来の大きな夢があっても、部活動などに関するお金がかかるとのこと
なので、教育面ばかりでなくこういった面にも支援があるといい
・義務教育でないため、お金がかかり経済的支援があればありがたい
・義務教育にしてほしい
・年齢を問わず大家族なので、いつもお金はかかる。場面に応じて支援は
必要
■経済的支援/学費・教育費
・学費の援助
5
・学校の必要な物や授業料が、かなりかかる
・授業料の全面無料化
2
2
・教育にかかる費用が家計を圧迫しそうなイメージがあるが、そんな心配
をしないで好きな勉強・やりたいことがやれる選択肢が子どもに与えら
れるような環境になるといい
・学費以外にも教科書代などが高いため、どの子も平等に勉強できるよう
にしてほしい
・授業料などの負担が急に増える
・学費や教材代の減免
・教科書代を無料にしてほしい
・私立高と公立高の授業料の格差をなくしてほしい
・私立高校の場合、金銭的な援助が必要
・塾代
・大学受験をひかえ、お金がかかる
・大学に進学すると考えると、多額のお金がかかるので貯蓄したい
・部活動
・通学費を少なくしてほしい
85
高校
■経済的支援/医療費
・医療費の助成
3
・子どもが小さい時より、金銭面では金額が大きいので、医療費の助成な
ど年齢を考えてほしかった
■経済的支援/子ども手当
・子ども手当などの支援
・子ども手当ては中学3年までだが、高校入学の準備にお金がかかる
特にない
■支援全般
無回答
・年に合った支援が必要。小さいとか大きくなったからではないと思う
時期不明
・すべての時期において、内容は異なるが支援の程度は同じ。小さい時は
手がかかるし、大きくなればお金がかかるなど
・何歳かというより、病気をした時に必要
■一時預かり・病児・病後児保育
・子どもが病気の時に預かってもらえるところ
3
・一時預かり
■留守家庭児童教室(学童保育)
・小学生の放課後の受け入れ
・留守家庭児童教室「のぞみ」が小学校3年生までしかないので、4年生
ぐらいまではみてほしい
・仕事の都合などで、帰宅時間が子どもと合わないと、外で待っている時
があるので、ちょっとした時でも預かってくれる人がほしい
・子どもだけを家に残すわけにはいかない
・祖父母と同居の場合、学童に入れない。夏休みなど長期の休みは、一日
ずっと祖父母に頼めないので、長期休みに子どもを預かってもらえるな
ど何か支援があるとうれしい
■経済的支援
・医療費の助成
2
・高校生以上にかかる金銭的なものに対する支援
・小中学校の給食費支援
86
(4)
子育て支援が最も必要な時期(中学生)
中学生のいる世帯は、小学生のいる世帯と同様に、子どもの成長につれて高くなり、「3
歳∼小学校入学前」で最も高くなっています。「中学校」および「高校」が10%以上と比較
的高い率になっている点は小学生のいる世帯と異なります。
世帯類型別にみると、二世代世帯およびその他の世帯(三世代世帯など)は「3歳∼小学
校入学前」が最も高く、ひとり親世帯は「高校」が最も高くなっています。
「特に必要と感
じたことはない」は、就学前児童のいる世帯と同様に「その他の世帯」が高くなっています。
母親の就労状況別にみると、フルタイム、パート等および非就労の「3歳∼小学校入学前」
が高くなっています。また、フルタイムの「中学校」および「高校」は他の職業に比べて低
くなっているのが特徴としてあげられます(図表4-8)。
具体的に支援を必要とすることとして、図表4-9の内容が記載されていました。
図表4-8
子育て支援が最も必要な時期(中学生)
(%)
30
23.5
全 体
(N=612)
20
15.7
12.6
11.3
7.7
10
5.9
10.9
8.5
3.6
0.3
1歳∼2歳
小学校低学年
小学校高学年
中学校
高校
-
3.6
21.4
10.7
-
21.4
25.0
10.7
7.1
無回答
乳児︵0歳︶
-
特に必要と感じ
たことはない
胎児︵妊娠期︶
28
3歳∼小学校入
学前
N
世帯類型
ひとり親
母親の就労状況
二
世
代
279
-
8.6
13.3
24.0
6.1
5.4
9.3
16.5
11.1
5.7
そ
の
他
301
0.7
7.6
13.0
23.3
5.3
2.3
12.0
14.0
11.0
11.0
フルタイム
113
-
8.0
15.0
29.2
8.8
3.5
9.7
8.8
9.7
7.1
パート等
333
0.3
7.5
10.8
23.7
6.6
4.8
10.5
18.0
10.8
6.9
自営業等
51
-
5.9
13.7
19.6
2.0
2.0
13.7
19.6
9.8
13.7
内
職
12
-
16.7
16.7
16.7
8.3
-
16.7
16.7
8.3
-
- 100.0
-
-
休
業
中
1
-
-
-
-
-
-
非
就
労
85
1.2
9.4
17.6
22.4
2.4
1.2
11.8
10.6
11.8
11.8
そ
の
他
3
-
-
-
-
-
-
66.7
33.3
-
-
87
図表4-9
支援が必要なこと(中学生)
支援が必要な時期
支援が必要なこと
胎児(妊娠期)
・健診費すべてに対する支援
・出産費用のお祝い
・身内による上の子の子守り
乳児(0歳)
■育児相談・発育相談
・育児相談
2
・相談できる環境
・育児に対する相談ができる場所の充実
・病気をした時の対処など、わからないことばかりあり、とても不安にな
った時期。保育園に入ると母親同士の交流があるが、それまでの期間、
相談できる場所がたくさんあるといい
・初めての子の時は特にわからないことが多く、ささいなことでも不安に
なることがある。どんなことでも聞くことができる支援があるとよい。
どこに相談すればいいのかさえ、わからない
・発達過程など、先輩ママからの様々なパターンの体験談を聞きたかった
■母親の精神サポート
・母親を精神的な面で支えてあげられるような支援
・慣れない育児の始まりなので、不安や疑問がある。精神的な支援・助け
が必要なときがある
・授乳期に、安心した母子関係を築くことができる支援
・育児ノイローゼになりやすい
・核家族が多く、母親が一人で子育てをしなくてはいけないため、外との
接点が少なくなってしまう
■家事支援など母親サポート
・子育ては母親だけがするという感覚から離れないと大変さは変わらない
・小さい子どもを持っていると自由がなくなる。自分の時間がとれるよう
になるとよい
・母親の負担が大きいので助けがほしかった
・手がかかる
・初めての子育てに不安な母親のために、経験豊富なママさんボランティ
アがあるといい。定期的に乳児のいる家庭を訪問して相談にのったり、
家事のサポートなどもする
・母親の楽しめる時間の確保が必要。そのためにベビーシッター・家事サ
ポートなどの生活支援を望む
・銀行や買物に行きたいが、連れていくのは無理。よい方法はないか
・外出するのが困難な時に、買物を代行してもらえるサービス。例えば、
ネットで買物して届けてもらえるサービス
・買い物に連れて行きづらい
・泣いたら抱いてくれる人が複数人いること。夫が非協力的な場合、妻は
88
乳児(0歳)
疲れすぎる
・父親の育児休暇を必須とすること。給与減額分を行政がサポートし、生
活が成り立つようにする
■一時預かり・託児施設・保育園
・急用の時、子どもを預かってくれる施設
3
・一時子どもを預かってほしい時
・緊急時の子どもの世話
・小さい子が2人以上いる家庭で1人が病気をした場合、元気な子をみて
いくれる人がほしい。元気な子まで病院に連れて行かなくてはいけない
・買物、病院に連れて行くのは大変なので、一時預かりをしてもらえる所
があるとよい
■経済的支援
・母親が働きたくても働けない時期だから
1歳∼2歳
2
■育児相談・発育相談
・育児に不安をもつ時期
・成長に不安がある場合、相談に気軽にのってもらえる場がほしい
・親への教育
・目が離せない時期、そして母親にも子育ての悩みがでてくる頃。相談、
育児の手助けをしてもらえるところがほしい
・発達過程など、先輩ママからの様々なパターンの体験談を聞きたかった
・年配の人のアドバイスがあるといい
・一番しつけに大切な時期だから
・いろいろな面で3歳までと言われるから
■母親の精神サポート
・育児ノイローゼになる人が多いため
・子どもといつも一緒だとストレスがたまりやすいため、たまには支援し
てもらいたい
■家事支援など母親サポート
・子どもの行動が活発になってくる時期で、目が離せないときが多い
4
・生活面の世話全般
・外出するのが困難な時に、買物を代行してもらえるサービス。例えば、
ネットで買物して、届けてもらえるサービス
・食事を作ること・買物・掃除など
・仕事をしながらの子育てはたいへんなので支援があるとよい
・職場内支援
■母子の病気の場合への支援
・子どもが病気になったときに必要
2
・小さい子どもが2人以上いる家庭で、1人が病気をした場合、元気な子
どもをみていくれる人がほしい。元気な子どもまで病院に連れて行かな
くてはいけないから
89
1歳∼2歳
・子どもが2人以上の場合、1人の子どもの具合が悪くなり病院へ連れて
いく時に、他の子どもをみていてほしい
・祖父母のいない家庭で母親が病気になった時、子どもの世話をする人が
いない
■遊び場・交流の場
・子育てサークルのようなもの
・悩みを抱え込まないように、母親同士のコミュニケーションの場がある
といい
・母親が社会から孤立しないように気軽に外出できるサポート
・コミュニケーションの場をたくさん提供してほしい
・子どもを遊ばせる場所をつくってほしい。同じように子育てをしている
母親のサポート・相談など
・近所に歳の近い子がいなかったため、同年代の子とかかわりをもてなか
った。児童館のように気軽に遊べる場所がほしかった。あったかもしれ
ないが、情報がなく利用できなかった
・保育園入園前の親と子が、充実した毎日を送ることができるように、交
流の場・行事などを希望
・3歳までの親子のコミュニケーションが大切
・核家族が増えているので、保育園に入る前の親に対して横のつながりの
できる支援
■一時預かり・託児施設・保育園
・保育・一時預かり
・一時子どもを預かってほしい
・もっと気軽に預けられるとよかった
・用事があり、子どもを連れて行くことができない時など、預かってもら
える人がいると助かる。特に実家が遠い人は助かる。臨時に預けられる
保育所があるとよい
・普段は保育園に預けていなくても、母親・家族の特別な用があり、子ど
もの世話ができない時、預かってほしい
・自由に働けないので、少しでも預けられる機関があるとよい
・親が勤めから帰ってくるまでの間みてもらえる
・未満児保育の充実
・仕事をしている、していないにかかわらず未満児が預けられること
・核家族の場合、未就園児を預かってもらえる所がない
・働かなくてはやっていけない世帯は、子どもが預けられる所が必要
■経済的支援
・子育てのため仕事に出られず、生活面がつらかったので、金銭的な援助
・一番働きに行けない時期のため
・一番お金がかかる時期
・保育料は高いのに、働ける時間は短い
・未満児は保育料が高く、預けて働きに行きづらい
90
・医療費の助成
3歳∼小学校入学
前
■育児相談・発育相談
・小学校の情報が何もわからず、自分の子どものレベルで授業についてい
けるのか、学校ではどこまで子ども一人ひとりに対応してくれるのかな
ど、不安でいっぱい。子どもを連れて相談できる場所が必要
・発育状況
・子どもの発育・発達が年齢に応じているか、核家族の中ではわかりづら
いのではないか
■母親のサポート・交流
・母親のストレスを何とかしてあげるとよい。みんなで話ができる場所や、
子育てで困っていること・悩みを打ち明けられる場所があるといい
・一番手のかかる時期
・仕事と子育ての両立
・働ける環境
・会社や地域も含めての支援。働く場所、地域での保育所の対応
・働くお母さんが増える中で、経済的、または安心して働ける環境づくり
・就労と子育ての両立のため、保育サービスの充実。企業の柔軟な対応。
子どもにとって大切な親の接し方など、子育て情報の提供
・共働き家庭も多く、一番大切な時期がこの年齢ではないかと思う
・親子一緒の時間を多く取りたい時期だが、仕事をしているとむずかしい
・働く母親の支援。職場と子育ての負担は、女性にいってしまうのが実情
・母親が就労することによる愛情の量的な援助と、時間に追われすぎない、
ゆったりとした生活を送れるための支援
・子どもは具合が悪くなることが多いので、それに対して企業がよい対応
をしてくれるように働きかけてほしい
・働けるようになっても、園の帰宅時間が早くパートも不可能に近い
・育児のためフルタイムで働けず、収入が少ないのに保育料が高い
■子どもの社会性・集団生活
・しつけ
2
・集団化
・コミュニケーション能力を養う場が必要だと思う
・自分で身の回りのことができず、友だちとの遊びの中で学んでいく
・勉強ではなく常識的な生活マナー
・自分のことは自分でやろうと取り組む時期で、幼稚園から小学校に入っ
た頃は、生活のリズムをつくる土台だと思う。ここが一番基本だと思う
・一番大事な時期だから
・学習障がいの子を落ち着かせられるような教室
・母子家庭などの子どもの様子をみたり、支援をする
■遊び場・交流
・子育てサロンの充実
91
3歳∼小学校入学
前
・同じ地区での友達とのふれあいの場
・近くに同年齢の子がいても、遊ぶきっかけがない
・子どもが遊べる場所・催し物があると、母親の横のつながりもでき、育
児も一息できるのではないか
■保育園
・保育園
2
・保育所の充実
・託児所など、いつでもみてもらえる所
・特に平日の行事は避け、土日を主にしてほしい
・仕事をしたいと思った時に、子どもを預かってもらいたい
・近所に遊ぶ友だちがいないので、母親が働いていなくても保育園・幼稚
園で遊ばせてあげたい
・保育園の送迎バスがあるといい。親がフルタイムで働きたい時、同居の
家族が車の運転ができないと、母親は働きに行けない
・未就園児は、なかなか保育園に入れなかったりして、働きたくても働け
ないため経済面でも苦しい。認可保育園の受け入れ人数を増やす、保育
料の負担を軽くし、安く預けられる場所を提供する
■保育時間
・保育園の預かり時間を長くしてほしい
5
(子ども一人でかぎっ子にできないため、フルタイムで働けない)
・延長保育の充実
・共働き世帯の延長保育
・仕事をしているとなかなか早い時間に帰れないので、子どもを預かって
もらえる場所があると安心できる
・親が勤めから帰ってくるまでの間みてもらえる
・母親の勤務時間が、夕方4時や5時までの時、延長保育を気がねなくお
願いしたい
■一時預かり
・一時預かり
24
・子どもを病院へ連れて行く時、兄弟を預かってもらえると助かる
・仕事、兄弟の行事のとき、下の子を1日や短時間で預かってほしい
・体調が悪いとき、美容院へ行きたいときなど困った
6
4
2
・集団生活の場に入った際の一時預かり・病児保育のあり方
・子どもだけにできない時など、一時預かってほしい
・買物・用事のあるたびに、子どもを連れて出かけるのは大変
・兄・姉の学校行事の日などに、一時保育のようなことをしてほしい。預
ける方がいない人が卒園式などで園から帰されてしまっていた
・保育園や一時預かりが充実していると、働くことができ、用事で子ども
を見てもらいたい時に助かる。核家族にとっては、一時預かりは必要
・夏休みなどの長期休暇の間のみのサービス、急な用事の時子どもを預か
ってくれるサービスがあれば、働く母親にとってありがたい
92
3歳∼小学校入学
前
・仕事を持つ人が、土曜日など預ける場所がない
■病児・病後児保育
・仕事をしていて、子どもが病気の時に休まなくてはいけない
2
・病児保育
・病気の時に預かってほしい
・病気が軽くても学校を休む場合、母親がどうしても仕事が休めないなど
子どもの面倒を急にみることができない場合の支援
■保育料
・保育料
3
・保育料が高くてきびしい
・保育料が収入に応じてとはいえ、高い気がする
■留守家庭児童教室(学童保育)
・共働きなので、学童の充実と時間拡大を望む
・放課後、留守家庭の学童などありがたい。無料ならもっとありがたい
・夏休みなど長期休暇の預かり保育以外の預け先
・養老町では、保育園のままで小学校へということができず、幼稚園での
夏休み・冬休みという長期の休みが大変だった
・自営なので働いていても子どもをみられるが、外で働く母親にとっては
この時期が大変。子どもの面倒をみてもらえる場所・時間が必要
■経済的支援
・経済的な支援
・医療費の助成
・子どもが小さい時より大きくなってからの負担の方が多いため、医療
費・その他の面で支援があるといい
・集団生活が始まり、病気にかかることが多い。現在十分な時期までの医
療費の助成があるが、今後もできる限り助成の幅を広げてほしい
小学校低学年
■教育・スポーツ
・少人数制を希望。1クラスの人数を少なくして、児童がしっかり学習で
きるようにしてほしい
■留守家庭児童教室(学童保育)
・親が帰宅するまで安全に見守ってもらえる
2
・共働きが増えているため、一緒にいて勉強などを見ることができない。
子どもを預けられて、勉強も見てもらえるところが必要だと思う
・一人で家に帰り、一人で留守番は心配なので、学童を充実してほしい
・小3までは「のぞみ教室」があるため、土曜日や夏休みでも仕事に行く
ことができる。小4からは、面倒をみてもらう家族が近くにいない場合、
子どもだけで留守番させなければいけない
・留守家庭児童教室の充実。時間を長くしてほしい
・母親が職場復帰もしくは就労を考え始める頃だから、留守家庭対策をし
てほしい。19時∼20時頃まで
93
小学校低学年
・共働きが増えており、高学年と同じ時間まで無料で低学年も預かってほ
しい
・パートでも、留守家庭児童教室が利用できるようにしてほしい
・だれでも学童保育を利用できれば、働くこともできるのにと思う
・学童保育。親が働いている家庭にとっては、放課後子どもをみてもらえ
ることがとても助かる
・仕事で子どもが帰る時間に家にいないことが多かった
・再就職した時、学校から帰宅した時間に大人が家にいないと心配
・子どもの保護
・共働きのため、夏休みなど長期休暇・土曜日など、子どもを一人で留守
番させていた
・学童保育は、保護者が迎えに行ける時間でないため、利用できなかった。
養老町へ引越しをした頃で大変不安を感じた。以前は、幼稚園の時間外
預かりの利用も少なく、我が子のみでかわいそうという先生もいた
■一時預かり
・急なとき、一時預かり所があるとよい
・兄弟の上の子の行事があって遅くなる時に、下の子が下校する時間が早
いと困る。学校でその時だけでも預かってもらえるとありがたい
■その他
・小学校がとても遠く、子どもには体力的にきつかったし、親としては防
犯・事故などが心配だった。スクールバスがあったらよかったと思う
・子どもが小さい時より大きくなってからの負担の方が多いため、医療
費・その他の面で支援があるとよい
・習い事などへの支援
小学校高学年
■教育・スポーツ
・小5からの算数で、理解できる子とできない子の差が大きすぎる。誰も
がつまづく時期なので、現在の授業数では足りないと思う
・学校から帰宅後や休日に大人が子どもの勉強を見たり、ともに何かをし
たり、子どもたち同士で遊んだりできる環境づくりの支援
・学校行事が増えて出向くことが多くなる
■留守家庭児童教室(学童保育)
・留守家庭保育を小学校高学年までにしてほしい。まだ一人で留守番でき
ない
4
・留守家庭児童教室の設置
・小学校高学年でも、発育も未熟な子が多く、学童保育を続けてほしい。
中学入学前なので、学力強化もしてほしい
・4年生から6年生にも、のぞみ教室があるといいと思う
・学童保育が高学年もあると助かると何度か思った。6年生まで対象とし
て、高学年に低学年のお世話をする手伝いをさせるのもひとつ
・のぞみ教室が小3まで。小4から長期休みに子どもだけ家に残さなけら
94
小学校高学年
ばならず、仕事との両立が無理になった。近くに身内なくとても困った
■一時預かり
・小学生は、親の急な用事で子どもを預けるところがないため、預けられ
る場所があるといい
■経済的支援
・学費などの支援
・子どもが小さい時より大きくなってからの負担の方が多いため、医療費
やその他の面で支援があるといい
中学校
■相談
・思春期だから
・体の成長に伴い、いろいろと支援などが必要になる
・人間関係についてのカウンセリングなど
・進学など、今後の生き方
■教育・スポーツ
・大人でもなく、小さな子どもでもない年頃で、反抗期の時期でもあるの
で、大人の知識や経験など話すとよいと思う
・誰もがつまずく時期なので、現在の授業数では足りないと思う
・低所得家庭は塾に行けないので、高校受験など心配。低料金、ボランテ
ィアなどで教えてもらえるところがあるといい
・父母が役員になるため出向くことが増える
■経済的支援
・経済的支援。小学校までは金銭面であまり必要がなかった教育費に費用
がかかる
8
・塾の費用
5
・何かとお金がかかるので、金銭面の支援があるといい
・中学入学の準備に費用がかかる
3
2
・授業料の他にかかる費用が多くて困った
2
・高校進学に向けての教育費などが増える。その他成長により衣服費など
も必要になってくる
2
・お金がかかり過ぎて大変。給食費など、義務教育の間は全くお金がかか
らないようにしてほしい
・給食費の無料化
・中学生は教育・部活動と、お金がかかることが多く、経済的に大変
・塾、部活動・試合など出費がかさむ
・部活動のユニホーム代、食べる量がすごい、学費アップ、養老鉄道が高
いため交通費アップ
・必ず部活動に入るのは子どもによいことだと思うが、部活動の費用が多
く負担がかかる。ユニホーム代、合宿費などへの支援があると助かる
・部活遠征
・教育費として学習塾、部活動での出費に対する支援
95
中学校
・塾や参考書など、部活動の費用がたくさんかかる
・学費など、いろいろなことにお金がかかる
・受験のため、塾に通うのに必要
・高校受験への準備の支援。何かと出費の多い年代と感じるから
・習い事などへの支援
・医療費の助成
・医療費免除はありがたい
・医療費無料化をはやくしてほしかった
・最近、中3まで医療費が無料になったので助かるが、もう中3なので3
か月しか使えなかった。もう少し早く制度ができていればよかった
・子どもが小さい時より大きくなってからの負担の方が多いため、医療費
やその他の面で支援があるといい
・子ども手当は助かっている
・受験などで習い事や塾にお金もかかるため、子ども手当を続けてほしい
・養老町ほどの優良自治体なら、子ども手当以外の支援があってもよいの
では
高校
■教育の整備
・社会人としての判断力を身につける
・経済的に大変なのは中学から高校。精神的に15歳に受験という大きな壁
はつらいと思う。ほとんど高校に進学するので、義務教育化してもいい
・高校も義務教育にしてほしい
・大学入学にお金がかかるので、高校も義務教育にして無料にしてほしい
・高校も公立校の場合、まったくお金がかからないようにしてほしい
・給食にしてほしい、毎日の弁当作りは大変
■経済的支援/全般
・経済的な支援
15
・一番お金がかかる時期
5
・支援が最も薄く、なおかつお金がこれから必要となる時期
・義務教育を終えた後の高校について、教育費の助成
・義務教育ではないから、お金がかかる
・高校まで支援が必要だと思う
・お金がものすごくいる時期。小さい子には必要ない
・経済的支援。就職がなかなかないため、専門学校・大学に行かないとい
けない。そのため、塾代や私立の学費、交通費にお金がかかりすぎる
・上の子が高校でも、下の子が小学生だと、フルで働くのはむずかしく経
済的に大変
■経済的支援/学費・教育費など
・学費
7
・授業料の無料化
6
・通学にかかる交通費
5
96
高校
・学費が高いので、小さい時よりお金が必要
・食費が多くかかる
3
2
・私立高校の学費補助
2
・学校で必要となる諸費用の積み立てにお金がかかる
2
・近くの学校が少ないため学校が遠く、通学費の負担が多い
2
・授業料の補助
・教育費がピークのとき
・高校の授業料、教科書代
・授業料が高くなる
・私立の授業料が高い
・他の生活にお金がかかるため、教科書などが無料になればありがたい。
授業料の無償化も続けてほしい
・教育費。親の年齢が高く収入が少ない場合の支援が、今はなくなった
・公立校を希望していたが、私立に通うことになり、仕方ないとは思うの
だが負担だった。愛知県は補助があると友人から聞いた
・進学にはお金がかかる
・大学受験、大学入試後と費用が多すぎる。国公立大学のキャンパスに寮
を併設してほしい
・授業料以外にも、たくさんのお金がかかる
・授業料の他に部活動に非常にお金がかかる。プロ選手ではないのだから
質素でもいい
・習いごとなどにも必要
■経済的支援/医療費
・医療費の助成
10
・子どもが小さい時より大きくなってからの負担の方が多いため、医療費
やその他の面で支援があるといい
・医療費も18歳まで無料にしてほしい
・医療費を12歳なら12歳まで、18歳なら18歳までと、次から次とでなく、
18歳までときちんと決めてほしい
■経済的支援/子ども手当
・学費が急激に増える高校こそ、子ども手当てが必要
2
・子どもが大きくなるほど、必要な金額も高くなる。高校からが大変。子
ども手当のようなものがあれば本当に助かる
■その他
・駅までのバスについて、公共施設巡回バス「ゲンちゃん号」の活用
・高田駅まで少し遠いので、ゲンちゃん号など、各地区から駅まで有料で
もいいので走らせてほしい
無回答
■子育て支援全般
時期不明
・中学校・高校は、塾代や交通費がかかる
・どの時代も必要
97
3
無回答
・年齢によって支援の内容が異なってくるので、一つにはしぼれない
時期不明
・年齢を問わず、支援が必要なことがあると思う。妊娠期は不安を取り除
くこと、乳幼児期は子育ての不安、学齢期には心の不安など。相談員・
ボランティアの増員、遊ぶ場所、気軽に話せる場所などを提供してほし
い。お金ばかりではなく、人と人とのかかわりが大切だと思う
・その時々に、子育て支援利用して、とても助かっている。そのため何歳
のときが必要かと聞かれても困ってしまう。いくつになっても必要だと
思う
・小さいうちに愛情をたっぷり与え、大切なことを教えしつけるために、
主に母親が育児しやすい環境にしてほしい
・金銭的なことなら、中学・高校。体制や施設なら、3∼6歳までの幼児
教育
・3歳までは、子どもに母親が必要
・年齢が高くなるにつれ、必要なお金の額が高くなっていく
・保護者の収入によって、学力格差が生まれることが不安
■相談
・子どもが1人や2人なら落ち着いて子育てできるが、3人からはそれぞ
れの年齢の違いで対応が違ってくるため、どうしたらまとめて世話でき
るのかわからなかった。親に対しての家庭教育がほしい
■遊び場・交流の場
・核家族が増えているので、保育園へ入る前に、人とかかわりあえる機会
があればいい
・保育園に入る前は、特に初めての子どもは一人で遊ぶのを嫌がるが、親
は手をかけられないことが多いので、遊べる場を設けるとよい
■病児保育・留守家庭児童教室(学童保育)
・病児保育
・留守家庭児童教室をもうすこし安くし、春夏冬休みの長期休みの期間中
だけにしてほしい
・子どもが帰ってきた時に、家に大人がいることが望ましい
・共働きのため、子どもが一人でいることが多い
・学童保育に従事する人を増やしてほしい
98
(5)
子育て支援が最も必要な時期(一般)
一般世帯(中学生以下の子どもいない世帯)では、子どもの成長につれて高くなり、「3
歳∼小学校入学前」で37.9%と非常に高くなっています。小学校入学後は8%以下で推移し
ています。
年齢別にみると、20∼39歳は「乳児(0歳)」
「1歳∼2歳」が高く、そのほかはすべて「3
歳∼小学校入学前」が最も高くなっています。
就労状況別にみると、その他以外はすべて「3歳∼小学校入学前」が最も高くなっていま
す(図表4-10)。
具体的に支援を必要とすることとして、図表4-11の内容が記載されていました。
図表4-10
子育て支援が最も必要な時期(一般)
(%)
40
全 体
(N=314)
37.9
17.5
20
8.0
7.6
6.7
1.6
2.2
3.8
8.3
6.4
小学校低学年
小学校高学年
中学校
高校
27.3
27.3
-
18.2
-
-
18.2
-
9.1
40∼49歳
17
-
5.9
11.8
35.3
11.8
-
-
23.5
5.9
5.9
50∼59歳
113
0.9
8.8
18.6
38.1
2.7
2.7
4.4
8.0
10.6
5.3
60∼69歳
116
1.7
6.0
17.2
37.9
8.6
2.6
4.3
6.9
8.6
6.0
70歳以上
53
3.8
-
17.0
43.4
13.2
1.9
3.8
1.9
5.7
9.4
自
業
59
-
5.1
28.8
35.6
6.8
-
8.5
5.1
1.7
8.5
会社員等
103
1.0
10.7
15.5
34.0
4.9
1.9
2.9
12.6
10.7
5.8
公務員等
20
-
5.0
20.0
45.0
10.0
-
-
10.0
5.0
5.0
パート等
29
6.9
3.4
17.2
37.9
20.7
3.4
3.4
-
3.4
3.4
無
職
94
2.1
2.1
12.8
42.6
7.4
4.3
3.2
5.3
12.8
7.4
他
7
-
42.9
14.3
14.3
-
-
-
28.6
-
-
そ
営
の
99
無回答
1歳∼2歳
-
特に必要と感じ
たことはない
乳児︵0歳︶
11
3歳∼小学校入
学前
胎児︵妊娠期︶
就労状況
N
年 齢 別
20∼39歳
図表4-11
支援が必要なこと(一般)
支援が必要な時期
胎児(妊娠期)
支援が必要なこと
・健診や出産費用の無料化
2
・産院の確保
・産院が近くにないため、タクシー代の補助
・イメージトレーニング教室。親になる自覚を持ってから、親になったら
いいと思う
・健康な子どもは健全なる母親、また家族の環境を整える
・心のやすらぎ
乳児(0歳)
■育児相談・発育相談
・子育てのキーポイントの基本的なこと
・健康に成長しているか、アドバイスがあればよい
■母親の精神サポート
・母親の子育てへの不安を解消すること
・若い母親が初めての子育てにとまどう時に助けが必要
・親が若いから心のケア
・母親への精神的ケア、サポート
・精神的な苦痛
・近くに親や友達がいない母親は、子育てが大変。子育て支援に行って、
友だちの輪を作っている
■家事支援など母親サポート
・家事
・親の用事(美容室、病院、買い物等)のとき、数時間見てくれる人がい
るといい
1歳∼2歳
■育児相談
・子育て相談
2
・子育てのアドバイス・フォローする体制が必要
・核家族で子育て教育が知識不足なので、経験豊富な高齢者を活用すべき
■母親の精神サポート
・母親に対する悩みなどのアドバイス
・育児に関わる親や保育者の肉体的・精神的なケア
・保護者に何かあって育児放棄などになったとき
・育児が大変な時期
・予測できない行動
・手がかかる
・子どもの人数にもよるが、1∼2歳は目が離せない
・歩き始めるとじっとしていないので、常に目を向けていないといけない
・病院などどこへ行くにも連れて行かなければならないが、目が離せない
■母子の病気の場合への支援
・共働きで子どもが病気の時、子どもの世話ができにくい場合に支援の方
法があると便利
100
1歳∼2歳
・病気のとき
■母親の就業サポート
・共働きが安心できるように
・共働きで保育園の送り迎え、子どもが病気でも仕事を休めない場合
■幼児教育
・しつけ
2
・核家族が進んだ現在、育てる側のストレスを軽減し、情緒、基本マナー
を補佐しなければ日本の心がどんどん失われる
・生活習慣をしっかり子どもにつけさせ、ことの善・悪をしっかり教える
・本の読み聞かせなどを通して言語能力を高めたい
・衣類の着脱、整理などをしつけたい
・しつけ、愛情、情緒
・見守り
■一時預かり・託児施設・保育園
・一時預かりを充実してほしい
2
・親が働いているときに面倒をみてくれる施設
■経済的支援
・経済的支援
4
・資金と時間
・保育料を安くし、安心して母親が働ける場所が必要
・減税
3歳∼小学校入学
前
■母親の精神サポート・交流
・同世代の子どもを持つ親の交流促進
・2人目出産中、あるいは出産後、上の子がある程度の年齢に達するまで
の心のケア。母親は赤ちゃんの世話があり、兄、姉になった幼児にゆっ
くり接する余裕がない
・しつけ・叱り・優しさなどについて、親をもっと教育すべき
・しつけを知らない若い親が多い。幼い頃に必要なしつけを幼保で
■幼児教育
・ある程度家庭での教育ができ、共同生活の重要性、いろいろなことを経
験し成長するための幼児教育が必要
・小学校入学前の教育
・勉強
■社会性・集団生活
・昔から3つ子の魂百までと言われている
・共同生活を学ぶ
3
3
・マナーや規則を守ることを身につけた方がよい
・礼儀など
3
2
・小学校入学前に、しつけをしっかり教えることが大切
2
・入学までにきちっと教え込まれていないと、分別・見境がなくなる
・大切なことを学べる環境
・集団生活をする上で必要な習慣、マナーをきちんと教える環境づくり
・集団生活に必要なことを学ぶ
101
3歳∼小学校入学
前
・親が安心して育児ができ、6歳までに基本姿勢を身につけさせ、集団生
活ができるよう希望する
・自立としつけ
・親から離れ、出歩き迷子になることが多い
・社会的モラル、人への優しさ
・生活習慣の習得
・我慢を教える
・親子の密な関係をつくる大切な時期だと思うので、預かる方向ではなく、
親子がふれあえる状況を多くするような経済的支援。子どもを離す支援
ばかりに重点が置かれてはいないか
・両親・祖父母・兄弟姉妹とのふれあい・コミュニケーション・遊び・け
んかなどが必要
・大人の相手が必要
・地域社会とのふれあい
・子どもが友だちをほしがり、一緒に遊べる場などの集まれる会
■一時預かり・保育園・病児保育
・保育園や幼稚園の充実
2
・保育施設の新設
・受け入れ施設、人数
・みんな保育園・幼稚園に行けるようにしてほしい
・共働きでも安心して預けられる場所や人の提供
・今は共働きでないと生活できなくなっているから、仕事ができるように
安心して子どもを預けられるシステム
・片親となってしまった時。共働きをする時
・一時預かり
・子どもが2人以上いる人は、子育てが大変だから
・親の都合の悪い時に預けられると助かる
・子育てしている人が病気の場合
・病児保育
・共働きが増えているが、病気のときは預かってもらえない。保育園・幼
稚園に看護師をおいて病気のときもみてほしい
・子守り
・延長保育
・就園後保育。午後6時または7時まで保育がされると助かる
・休日でも子どもを預けることができる施設があればいい
■経済的支援
・保育料を安くする
・医療費の助成
2
2
・経済的な支援
・子ども手当も含めて、母親ができるだけ子どもの近くにいられるように
財政上の補助を行う
■その他
・母親が就労できる支援・場所
・必要ない。昔は家庭で子育てしているはず。今は甘い
102
小学校低学年
・団体生活に慣れるとき、勉強のリズムができる頃
・社会のルール・マナーを教える
・あいさつ・言葉
・道徳的事項・交通ルール・命の大切さ
・食事は一緒に食べるなど、子どもともっと接する
・考え方が一番不安な時期
・小学校入学を機に仕事を始めた母親が、働きやすいようにする
・手がかかるので就業したくてもできない。就業できる支援も経験上必要
・仕事終了までの子どもの対応
・下校時、必ず親が家で出迎えてあげることが難しくなっている
・夏休み・冬休みなどの学習、運動の支援
・兄弟が病気で入院などした際でも、子どもを学校に通学させなければい
けない時の支援
・医療費
小学校高学年
・自分自身のことがわからないから生意気になる
・教育
・教育面でお金がかかる頃
中学校
・教育費
3
・人生の分岐点になる年齢のため、社会規範の習得および競争社会に対す
る覚悟を教える
・むずかしい年頃なので、心を安定させてあげることが大切
・親の子育て時間
高校
・お金
7
・学費
3
・教育費、通学費
2
・母子家庭や父子家庭は、何かと負担が多い
・義務教育ではないので、教科書などにお金を必要とする。大学受験でお
金が必要になる
・社会性をしっかり育成し身につけさせるために、社会からの支援や受容
が必要
・高校への交通機関の利便性と病児保育
特にない
・幼児教育(2∼3歳)に力を入れる
無回答
・共働きの家族が多い中で、留守家庭児童を安心して預けるところ
・人手がいるのは0∼6歳、お金がいるのは高校から大学の時期
・子どもを育てていく親の正しい子どもに育てるための教育支援が必要
103
2 子育て支援を感じるとき
(1)
子育て支援をしてもらえていると感じたことがあるか
「あなたは、地域、園、学校、職場、行政の関係施設などにおいて、子育て支援をしても
らえていると感じたことがありますか」という設問に対しては、就学前児童のいる世帯の
54.7%、小学生のいる世帯の50.5%、中学生のいる世帯の42.2%が「感じたことがある」と
答えています。子どもの年齢(学年)が低いほど「感じたことがある」が高くなっており、
子育て支援サービスの充実や、地域における子育て支援が広がっていることが要因として考
えられます。
図表4-12
子育て支援をしてもらえていると感じたこと(就学前・小学生・中学生)
0
20
40
80
54.7
就 学 前
39.5
50.5
小 学 生
51.3
感じたことがある
感じたことはない
100 (%)
5.8
41.9
42.2
中 学 生
(2)
60
N
395
7.6
786
6.5
612
無回答
子育て支援をしてもらえていると感じるとき
子育て支援をしてもらえていると「感じたことがある」と回答した人に、その内容をたずね
たところ、図表4-13の内容が記載されていました。
図表4-13
就学前
子育て支援をしてもらえていると感じたこと(就学前・小学生・中学生)
■行政の支援
・医療費の助成(無償化)
36
・ひよこハウス「子育てサロン」
19
・子ども手当て(児童手当) 16
・支援センター
15
・支援センターや子育てサロンなどは、子どもと一緒に利用でき、子育ての相談に
ものってもらえる
14
・予防接種の無料化 12
・保健センターでの育児相談 10
・母親学級
3
・図書館などでのイベント
2
・超低体重児の未熟児で産れたが、補助があり助かった
・病院に行くめやすになるガイドブック
・保健センターを含め、医療関係のサポート
104
就学前
・保健センターの人が、いつも親切にしてくれる
・保健センターの乳児訪問
・保健所の人の訪問
・子育て電話相談
・町で無料講座を開催してもらえる
・子どもの無料施設を利用できる
・支援センターなどがあり、いろいろ交流できる
・家族ではなく、他の人の意見を聞くことができる
・サークル活動の際、子どもを見てくれた(託児利用2時間余り)
・学童保育
・チャイルドシートの補助
・大垣特別支援学校の「きらり相談室」と町の「ことばの教室」を利用している
■園の支援
・保育園に預けてあると、安心して勤めることができる 10
・延長保育制度
・一時預かり
6
5
・共働きするために協力し、子どもたちを守ってもらっている
2
・仕事の都合で迎えが遅れても、快く協力的に預かってもらえている
2
・園で不安や困っていることなど相談でき、協力しようと努力してくれる
・保育園を通じていろいろな行事の案内をもらえた
・家の近くに子ども達が遊ぶ公園がない
2
2
2
・保育園で子どもを見てもらえるので、すごく助かる。仕事場には危険なものがた
くさんあり、子どもを連れて行くことができない
・保育園に入れやすく、保育料が安い
・無料の延長保育
・保育園に支援室があり、そこで他のお母さんとの交流がもて、先生に悩みを聞い
てもらえて、ずいぶん楽になった経験がある
・集団生活の中での人との関わり方
・言葉の教育での支援
・おむつ外れの指導
・下笠保育園のように開放してもらえること
・園庭開放など集まれる場がある
・園のバス
■職場の支援
・子どもの体調不良、園の行事のなど、子どもの都合に合わせて休みが取れる
・産休・有給制度
5
・育児休業が取得しやすい
4
・産休・育休が取得できる
2
・職場で子どものことで融通がきき、休んでも職場で何も言われない
・育児休暇がとりやすく、復帰もしやすかった
・育児短期休暇
105
2
6
就学前
・育児休業1年間
・育児相談センターがある
・上司に理解があり、年休が取りやすかった
・会社で時短の制度がある
・職場では、働く時間を自分で決められる
・職場で少しだけど短時間労働にしてもらえた
■地域の支援
・買い物で「ぎふっこカード」を使える
5
・近くに祖父母がいること
・相談にのってもらえ、共感してもらえる
・近所の人が声をかけてくれる
小学生
■行政の支援
・医療費の助成、医療費の助成が中3まであること
107
・留守家庭児童教室「のぞみ教室」 49
・子ども手当て(児童手当) 32
・ひよこハウス「子育てサロン」
13
・予防接種 10
・支援センターで、子育ての悩みを相談できた
8
・子育て支援センターで、子どもを遊ばせることができ、母親も他の人と話をした
り聞いたりできて、親子ともに交流がもてた
・経済的支援
7
5
・子育てについての学習会、母親教室・母親学級・ママ講座など
・保健センターなどでの健診
3
・保健センターでの個別指導
2
3
・保健センターの月1回の健康相談で、相談もでき子どもの成長も感じられた
・夏休みの学童がありがたい
2
2
・留守家庭児童教室は助かるが、利用年齢については不満あり。小3までで終了で
はなく、小6まで利用可能なように延長してほしい
・図書館での絵本の読み聞かせ
2
2
・児童デイサービス「ことばの教室」で、子どもとの接し方などを教わった
2
・
「ことばの教室」の子どもが大変ほめてもらい自信がついた
・ひよこハウスで、子どもだけでなく母親同士のコミュニケーションがとれた
・支援センターで、子ども一人ひとりのことを見てもらえ、乳離れ・トイレトレー
ニング・食事のことなど相談にのってもらえた
・
「大垣の子どもの城」で、先生に話を聞いてもらいほっとしたのを覚えている
・小さい子が集まる場所がある
・親子教室
・福祉センター
・子どものことばの成長が遅かったので、支援してもらいありがたかった
・移動図書館
106
小学生
・町から、いろいろ情報が送られてくること
・インフルエンザワクチン補助
・保育料の補助
・兄弟で園に入ると半額になる
・高校の授業料の免除
・下の子が保育園に通っている時、夏休みに上の小学生の子を預かってくれた。先
生の手伝いなどで、たくさんのことを学んだ
・留守家庭児童教室は助かるが、祖父母と同居でも利用できるようにしてほしい
・留守家庭児童教室は助かるが、利用金額が高すぎる。所得に応じるもしくは、使
用時間で金額を決めてほしい
・自宅への保健師の訪問
・保健センターの対応はとても温かく感じる
・公共施設の駐車場スペース
・町のクリスマス会・ひな祭り会などに参加したとき
・母子家庭だが親と同居のため、手当ては無し。でもクリスマスケーキが届いたと
きは本当にうれしかった
・ひとり親家庭の子をバスで遊びに連れてってくれる
■園の支援/全般
・保育園や幼稚園
10
・園の先生に育児相談にのってもらった
・保育園の園庭開放
4
3
・保育園のいろいろな行事に参加したこと
・子どもの成長を感じられた
2
2
・アレルギーのある子のために、個別に配慮して園で毎日の給食・おやつで除去食
を作ってもらっている
2
・保育園でお世話になった
・園生活での経験
・園での教育
・園で子どもの個性を受け入れてよく援助してもらえた
・園に通うことで少しずつ自立心ができ、子育ても楽しくなる
・園から、細かく子どもの様子を報告してもらえた
・保育園の園長先生には書ききれないほどお世話になった
・保育園・幼稚園を卒園してからも、気にかけてくれる先生がいる
・成長期に栄養面で管理したおやつ
■園の支援/延長保育・一時預かり・病児・病後児保育
・保育園での延長保育
6
・保育園で延長保育をしてくれ、仕事が終るまで預かってもらえて安心できた
・一時預かり
4
・保育園で、都合が悪い時に遅い時間まで子どもを預かってもらえた
・平成13年ぐらいに、広幡にも延長保育制度が整った
・3人目の出産後、体調不良で動けなかった時、保育園でみてもらえて助かった
107
4
小学生
・大垣市の保育園の参観・PTA役員活動などの行事を、土日にやってもらえた
・下の子がまだ保育園に行っていない時、上の子の保育まつりの日に、他の市の保
育園に預かってもらえた
・病後児保育が利用できること
■学校の支援
・学校
2
・小学校6年間、先生にとてもよくしてもらった
・子どもが登校を嫌がっていた時期に、担任に助けてもらえた
・子どもが不登校だった時に、サポートしてもらえた
・小学校を卒業してからも、気にかけてくれる先生がいる
・小学校の授業参観の時に家に帰っても誰もいないため、図書館で預かってもらえ
ていたので助かった
■職場の支援
・仕事を休むこと・就業時間の変更などに対して、職場が理解してくれる 26
・子どものことを優先して考えてくれ、子どもの参観・行事や病気・体調不良で休
む場合、いやな顔をせずわかってくれる
・育児休暇を職場で取得したこと
・育児休暇の制度がある
・職場に託児所がある
12
3
2
2
・子どもの体調が悪い時など、職場を休ませてくれて仕事をかわりにやってくれる
・子どもの体調が悪い場合は、休んだり、連れて行ったりできる
・半日有休の増日
・職場に保育所があり、仕事に応じて保育してもらえる
・職場に託児所があり小6まで利用でき、夏休みなど長期の休みは助かった
・子どもの入学時に、お祝金をもらえる
■地域の支援
・小学校の下校時に、シルバー警備「見守り」をしてもらえること
16
・地域の人が、普段から子どもを気にかけて声をかけてくれることが、うれしくあ
りがたい
3
・地域のみなさん
3
・子どもの安全
・親同士の助け合い、近所の人の声かけ
・カギがなく子どもが家に入れず困った時、地域の人に助けてもらった
・買い物で「ぎふっこカード」を使うと、割引や特典がある
・ファミリーサポートを受けたとき
・子育てに行きづまった時、温かいことばをもらった
・三世代交流
・子どもたちが、病院などの待ち時間に待てる場所
・スーパーのマイバッグ利用50pで500円チケットがもらえる
108
5
中学生
■行政の支援
・医療費の助成
100
・子ども手当て(児童手当) 27
・留守家庭児童教室「のぞみ」の対応 10
・予防接種の費用の助成
8
・子育てサロンのひよこハウス
・経済的支援
4
3
・1歳半・3歳児健診
2
・町の「お母さんの勉強室」で、母親同士の友だちができた
2
・小学3年生までだが学童保育ができた
・小学校入学前から試すことができた「のぞみ教室」は、安心して預けられて子ど
もも勉強や運動など、友だちとのかかわりの中で吸収できたことが多くあった
・下の子が障がい者なので支援してもらっている
・子宮頚がん検診が無料
・健康診断
・病院
・補助金
・保育料が安い
・保育園に補助金が出ている
・高校の授業料の補助
・母子家庭のため、授業料を支援してもらった
・お祝金
・未就園児の集まりの場がある
・未就学児の親子教室、読み聞かせなど
・2歳の時、町のサークルに入り、相談できる母親の友だちができてよかった
・公民館の子育て講座
・親子教室などの参加で知り合いが増えた
・自閉症であるとわかり、
「ことばの教室」などに通った
■園の支援/全般
・保育園。いろいろなことを教えてもらった
7
・私立保育園が地元にあった
・仕事をするのに保育園は助かる
・仕事中に子どもを預けられる
・子どもを預かってもらっただけで、そう思った
・集団生活の中で、友だちとの過ごし方など
・保育園の時、先生方から同じ働く母として子育てのアドバイスをもらった
・保育園・小学校と、とてもよくサポートしてもらった
・私立保育園の先生の寛容な態度
・6歳まで行ける大垣市の保育園だったので、フルタイムで働けた
■園の支援/延長保育・一時預かり・病児・病後児保育
・子どもが病気のとき、手助けをしてもらえたこと
109
2
中学生
・延長保育
・一時預かり
・家族が病気で入院した時、一時保育をしてもらえた
・園や学校に行っている時、下の子をみてもらえる
・家族が入院した時、預かってもらった
・急な用事で子どもをつれていけないような時
■学校の支援
・先生方がちゃんと子どもを見てくれている
2
・中学校で、子どもの成長を学校ぐるみで考えてくれた
・学校は、何に対しても最善をつくしてくれている
・子どもの病気の悩みに対し、学校全体で支援してもらった
・学校の先生の声かけ
・不登校支援をし、個別の対応をしてもらった
・学校の整備がきちんとされている
・参観後の懇談の時、小学校の図書室で子どもを預かってもらえた
・文化交流
■職場の支援
・学校行事へ参加のために、仕事が休める環境
4
・休職制度があった
・育児休業をもらえた
・1歳まで育児休暇がもらえた
・職場では、休みなどスムーズにもらえる
・子どもの用事で休んでも、何も言われない
・病気の時、職場からすぐに子どものところに行ける
・学校の長期休みなどに休みがとれる
・子どもを連れて出社でき、遊ぶスペースがある
・仕事で協力的
・職場の社長に「子どもが一番大切だよ」と言われた
・育児手当
■地域の支援
・登下校時にシルバーボランティアの人が立って見守っていてくれる
・ぎふっこカード
2
・登下校時の交通安全
・子どもが小さい時、近所の人に気にかけてもらえた
・学校行事の時、祖母に上の子を頼むことができた
・サービス特典
・飲食店のサービス
・チャイルドシート購入時
・買物先の店のトイレに、赤ちゃん用のいすやベッドなどがあった
・地域の子ども会活動に、全軒から協力してもらっている
110
4
(3)
子育て支援が充実しているまちとは
「子育て支援が充実しているまちとはどのようなまちだと思いますか。あなたのお考え
(イメージ)にもっとも近いものはどれですか」という設問に対しては、いずれも「経済的
な支援が充実しているまち(保育料が安い、医療費の助成があるなど)」が最も高く、特に
妊婦では64.5%となっています。
そのほかでは、「サービスが充実しているまち(保育園、一時預かり、留守家庭児童教室
など)」は小学生のいる世帯が他に比べて高く、
「公的なサービスだけでなく、地域の支援が
充実しているまち(地域住民、ボランティア、NPO法人、地域の店舗など)」および「公
的なサービスだけでなく、企業(職場)の支援が充実しているまち」は一般世帯が比較的高
くなっています。
「その他」として、図表4-15の内容が記載されていました。
図表4-14
子育て支援が充実しているまちとは
0
妊 婦
就 学 前
小 学 生
中 学 生
一般世帯
20
40
60
19.4
50.6
27.4
18.8
23.6
46.9
54.2
39.2
62
12.7
8.9 2.5 1.5
395
12.7
9.9 1.0
2.0
786
9.6 2.0
2.8
612
11.5 1.6
2.9
314
12.6
21.3
N
11.3 3.2 1.6
64.5
23.8
100 (%)
80
サービスが充実しているまち
経済的な支援が充実しているまち
公的なサービスだけでなく、地域の支援が充実しているまち
公的なサービスだけでなく、企業(職場)の支援が充実しているまち
その他
無回答
図表4-15
就学前
子育て支援が充実しているまちとは(その他)
・両親が働きやすくなるために、地域の垣根をこえて子どもを預けたい所に預け、
親子が安心できるまち
・支援となる施設がある
・長時間保育・土日保育・一時保育をしてくれる保育園がある
・障がい児も健常児と同じように支援が受けられる
・公園など、子どもと歩いて行ける距離に、子どもと遊べる場所や、お母さんたち
が集まって交流できる場所がある
・以前住んでいた町には、毎日のようにオープン保育園、児童館などでのダンスな
111
ど、交流する場があり、子育てのストレスを感じることがなかった。休日は、小
学生対象の行事も無料であった
・就職先としての企業が多く存在する
小学生
・町に24時間いつでも預けられる施設があり、一時的に預かってくれる施設、風邪
などの病気の時に預かってくれる施設があるといい
・小児医療が充実されている
・子どもの教育に対しての料金がかかりすぎる。もう少し中学・高校まで補助があ
るといい。医療費の助成も高校生まである方がいい
・自営なので保育料が高い。一律金額でいいと思う
・公的サービスが充実していて、なおかつ企業の支援が充実している
・人と人とのつながりが、温かいかどうかが大切。温かければ、その人の立場に立
って考え対応することができる。障がい児と健常児を別にして教育するのはよく
ない。障がい児は、いずれ社会に出て自分で生活していかなければならない。一
緒に生活したことのない健常者はそのとき障がい児とうまく関われるだろうか。
無理なことで、そこに差別の目が生まれることはないだろうか。障がいがあって
も、それも一つの個性ととらえ受け入れ、ともに生活できるように社会が関わり
取り組むべき。それを受け入れる能力の高い幼い時期から、一緒に生活させてほ
しい。勉強も大事だが、それより学ぶことは多いのではないか
・三世代同居が多いという前提のイメージが強い
・科学館や公園がある
中学生
・選択肢1∼4のすべてが充実しているまち
2
・子育て中は、金銭的な負担がなく生活保障がされる
・公園など、子ども・親子が気軽に無料で集える場所の充実
・子どもたちが主体の体制。幼稚園・小学校の交流など、とてもよいと思う。もっ
と幅を広げてほしい。例えば、大垣市・養老町で幼児が体験を通して交流したり、
学生同士だけでなく、地域の企業など
・仕事に就いていた時、職場の上司に「家族優先はダメ」と言われ、受験に送って
行けず仕事を辞めた
・土日に普通に医療を受けられる
・養老町に住みたくなるような環境を整える
・都会
一
般
・空き地などで子どもの遊ぶ声が聞こえるまち
112
3 妊娠期の不安や悩み(妊婦)
(1)
妊娠して不安に感じることがあるか
妊娠して、困ったことや不安に感じることがあるかをたずねたところ、66.1%が「ある」
と答えています。特に子ども1人(初産)の妊婦については「ある」が83.9%と非常に高く
なっています。
図表4-16
妊娠して不安に感じることがあるか(妊婦)
0
20
40
60.9
25.0
特にない
31
23
75.0
3人以上
N
62
16.1
39.1
2 人
ある
(2)
33.9
83.9
1 人
100 (%)
80
66.1
妊 婦 子
ど
も
の
人
数
60
8
無回答
どんなことに不安を感じるか
前問で「ある」と答えた人にその内容をたずねたところ、
「胎児の健康(発育・障がい等)」
が73.2%と最も高くなっています。次いで「健康管理(食事・休養・睡眠・運動)」
(56.1%)
、
「分娩」
(46.3%)
、
「妊娠異常(つわり・貧血・中毒症等)」
(41.5%)などの順となってい
ます。子どもの人数別にみると、1人の「健康管理」、2人の「育児」が他に比べて高いこ
とが特徴としてあげられます。
「その他」として、
「出産や入院中の子どものこと(2)」
「産
後のこと」「お金」が記載されていました。
図表4-17
どんなことに不安を感じるか(妊婦、複数回答)
(%)
80
73.2
56.1
60
全 体
(N=41)
41.5
40
46.3
39.0
29.3
20
9.8
N
胎児の
健康
健康管
理
仕事
妊娠異
常
分娩
育児
その他
1
人
26
73.1
73.1
30.8
46.2
50.0
34.6
3.8
2
人
9
77.8
33.3
22.2
44.4
66.7
55.6
22.2
3人以上
6
66.7
16.7
33.3
16.7
-
33.3
16.7
区
分
子どもの人数
113
(3)
妊娠後の職場や家庭での配慮
「妊娠して、職場や家庭で身体的、精神的な配慮がありますか」という設問に対しては、
「ある」が91.9%となっています。
図表4-18
妊娠後の職場や家庭での配慮(妊婦)
0
20
40
60
80
100 (%)
N
91.9
妊 婦
ある
(4)
8.1
62
特にない
母子保健や保育サービスへの要望
図表4-19は、母子保健や保育サービスに対しての要望を記述式で回答してもらったもの
です。
図表4-19
母子保健や保育サービスへの要望(妊婦)
・土日にも対応してほしい
・妊婦対象の母親学級と同じように、父親学級もあるとうれしい
・情報交換や友だちができるといいので、妊婦体操教室を開催してほしい
・安心して子どもを預けられるサービスがあるといい
・就労手続きを出して、上の子を保育園に預けているが、延長保育が不可なので困る。産前
産後それぞれ2週間は、延長保育ができるとありがたい
・任意の予防接種をできるだけ無料化してほしい
・保育料を安くしてほしい
・もっと的確なサービスがほしい、対応が遅い
・サービスにどんなものがあるのか知らない
114
4 子どもの育ちや子育ての不安・悩み(中学生)
中学生のいる世帯の子どもの育ちや子育てに関する悩みとしては、「子どもの教育に関する
こと」が39.5%と最も高くなっています。「友だちづきあいに関すること」(27.3%)も比較的
高い率です(図表4-20)
。
子どもの学年別にみると、
「病気や発育・発達に関すること」「子どもとの時間を十分にとれ
ないこと」「友だちづきあい(いじめ等を含む)に関すること」「子どもを叱りすぎているよう
図表4-20
子育てに関して悩んでいること(中学生・複数回答)
N=612
0
10
20
病気や発育・発達に関すること 13.7
食事や栄養に関すること 13.2
子どもとの接し方に自信が持てないこ
と 30
17.6
子どもの思春期の悩みへの対応に自信
が持てないこと 19.3
子どもの教育に関すること 39.5
友だちづきあい(いじめ等を含む)に
関すること 27.3
不登校などの問題について 4.7
2.5
仕事や自分のやりたいことが十分でき
ないこと 9.3
子育てに関しての配偶者・パートナー
の協力が少ないこと 8.2
配偶者・パートナーと子育てに関して
意見が合わないこと 7.4
父母(子どもの祖父母)と子育てに関
して意見が合わないこと 6.9
配偶者・パートナー以外に子育てを手
伝ってくれる人がいないこと 5.4
子どもを叱りすぎているような気がす
ること 子育てのストレスから子どもに手をあ
げたり、世話をしなかったりすること
その他 17.5
1.8
2.6
特にない 無回答 (%)
8.7
子どもとの時間を十分にとれないこと
話し相手や相談相手がいないこと 40
14.7
2.8
115
な気がすること」など、多くの項目が学年が低いほど率が高くなっています。結果として「特
にない」は1年生が最も低くなっています。
世帯類型別にみると、
「子どもとの時間を十分にとれないこと」
「子どもの思春期の悩みへ
の対応に自信が持てないこと」
「子どもの教育に関すること」
「友だちづきあい(いじめ等を
含む)に関すること」「子どもを叱りすぎているような気がすること」は、いずれの世帯も
15%以上と高くなっています。特にひとり親世帯の「子どもの教育に関すること」「子ども
との時間を十分にとれないこと」は他に比べて高くなっています(図表4-21)。
図表4-21
子育てに関して悩んでいること(中学生・複数回答)
二 世 代
そ の 他
世帯類型
ひとり親
N
3 年 生
分
年
2 年 生
1 年 生
区
学
単位:Nは人、他は%
210
200
202
28
279
301
病気や発育・発達に関すること
16.7
15.5
8.9
7.1
17.9
10.3
食事や栄養に関すること
14.8
15.0
9.9
17.9
12.5
13.3
9.5
8.0
8.4
17.9
7.9
8.6
子どもとの時間を十分にとれないこと
24.3
17.0
11.4
35.7
15.8
17.6
子どもの思春期の悩みへの対応に自信が持て
ないこと
20.5
19.5
17.8
21.4
18.6
19.9
子どもの教育に関すること
41.0
40.5
37.1
53.6
39.4
38.9
友だちづきあい(いじめ等を含む)に関すること
30.0
26.0
25.7
17.9
25.4
29.9
不登校などの問題について
4.8
4.5
5.0
3.6
3.2
6.3
話し相手や相談相手がいないこと
1.9
3.0
2.5
7.1
2.9
1.3
10.0
8.5
9.4
17.9
10.0
8.0
子育てに関しての配偶者・パートナーの協力が
少ないこと
9.5
6.5
8.4
3.6
7.5
9.3
配偶者・パートナーと子育てに関して意見が合
わないこと
7.6
7.5
6.9
-
8.2
7.0
父母(子どもの祖父母)と子育てに関して意見
が合わないこと
7.6
8.5
4.5
-
2.5
11.6
配偶者・パートナー以外に子育てを手伝ってく
れる人がいないこと
5.7
4.0
6.4
10.7
8.6
1.7
22.9
18.0
11.4
17.9
16.5
18.3
子育てのストレスから子どもに手をあげたり、
世話をしなかったりすること
1.9
2.0
1.5
-
1.8
2.0
その他
1.9
3.5
2.5
-
3.2
2.3
12.4
16.0
15.8
10.7
15.1
15.0
1.0
2.0
5.4
-
3.2
2.7
子どもとの接し方に自信が持てないこと
仕事や自分のやりたいことが十分できないこと
子どもを叱りすぎているような気がすること
特にない
無回答
116
「その他」として、図表4-22の内容が記載されていました。
図表4-22
子育てに関して悩んでいること(その他)
・子育て以外のストレスに対して、子どもにあたってしまっていること
・夫へのストレスから、子どもにこれ見よがしに八つ当たりしてしまうこと
・配偶者に対しての子どもの気持ち。親に言い返すことができず、いつもイライラしている
・他の子と勉強や行動に対して比べてしまうこと。ほめて育てたいと思うがむずかしく、お
おらかにみてあげられない
・子育ては心配でだが、悩むほどではなく生活している
・ひとりの子のためにしてあげたいことがある時に、他の兄弟の子をみてもらうことがむず
かしい
・3年前から子どもたちの面倒を見てもらえる人が周りにいなく、午後7時頃まで子どもた
ち二人だけで親の帰宅を待たせているので心配
・フルタイムの就労であり、学校行事・部活動の試合・地区行事が多く、子どもとの時間を
十分にとれない
・いじめなどを含む友だちづき合いに関する学校の対応の仕方
・学校の先生の質が低すぎる。その場しのぎで、平気で子どもを傷つける。こんな人が生徒
指導と思うこともある
・地域住民に年寄りが多く、文句しか言わないから、付き合うのが無理
・教育費など、将来の経済的な不安
・子どもが大きくなるにつれて教育費がすごくかかること
・これからの教育費。体が弱く十分に働けないため
・高校生にお金がかかる
・父親がずっと無職で働いていないため、生活できるのかが今後一番不安
117
5 いじめや暴力(中学生)
(1)
いじめや暴力を受けたこと
子どもがこれまでにいじめや暴力を受けたことがあるかをたずねたところ、「現在受けて
いる」が1.5%(9人)、「以前に受けたことがある」が29.6%(181人)となっています。
「現在受けている」および「以前に受けたことがある」が比較的高いのは、学年では2年生、
性別では女性です。
図表4-23
いじめや暴力を受けたこと(中学生)
0
全 体
学
年
性
別
20
1.5
29.6
1 年 生 1.4
28.6
2 年 生 2.0
28.2
男 子 1.6
27.9
100 (%)
80
56.0
52.9
55.0
60.4
53.6
31.0
現在受けている
受けたことはない
無回答
(2)
60
32.0
3 年 生 1.0
女 子 1.3
40
58.7
12.7
0.2
17.1
10.5
612
210
0.5
10.4
200
202
16.9
8.6
N
308
0.3
303
以前に受けたことがある
わからない
誰からいじめや暴力を受けたか
いじめや暴力を「現在受けている」または「以前に受けたことがある」と答えた人に、だ
れから受けたか(受けているか)をたずねたところ、同級生が90.0%となっています(図表
4-24)。
「その他」として、「先生(2)」が記載されていました。
118
図表4-24
誰からいじめや暴力を受けたか(中学生、複数回答)
(%)
100
90.0
全 体
(N=190)
50
11.6
3.2
先輩
その他
無回答
生
63
95.2
7.9
1.6
3.2
2
年
生
68
89.7
13.2
1.5
2.9
3
年
生
59
84.7
13.6
1.7
3.4
男
子
91
89.0
13.2
2.2
3.3
女
子
98
90.8
9.2
1.0
3.1
分
同級生
年
N
1
区
学
年
性 別
(3)
1.6
いじめや暴力の対処法
いじめや暴力への保護者の対処としては「学校に相談した」が60.5%、「いじめをして
いる生徒や保護者に直接話をした」が13.7%、
「学校を休ませた」が11.6%となっています。
「その他」「添え書き」として、図表4-26の内容が記載されていました。
図表4-25
いじめや暴力の対処法(中学生・複数回答)
(%)
全 体
(N=190)
60.5
50
13.7
11.6
14.7
16.8
3.7
学校を休ませた
特になにもしてい
ない
その他
63
9.5
61.9
14.3
11.1
20.6
4.8
2
年
生
68
19.1
55.9
8.8
19.1
16.2
2.9
3
年
生
59
11.9
64.4
11.9
13.6
13.6
3.4
男
子
91
12.1
63.7
8.8
12.1
18.7
2.2
女
子
98
15.3
57.1
13.3
17.3
15.3
5.1
学
年
性 別
119
無回答
学校に相談した
生
分
いじめをしている
生徒や保護者に直
接話をした
年
N
1
区
図表4-26
いじめや暴力の対処法(その他)
■様子見・話し合い
・子どもと家族で話し合いをした
4
・子どもの様子を見続け、時々話を聞き、元気になるまでは特に家での様子を見ていた
・子どもの話をよく聞いて、帰宅時の様子をよく観察した
・親子で話す。子どもに親としてどういう対応をしてほしいか気持ちを聞く。まずはじっく
り子どもの言うことだけを聞く
・毎日たくさん話を聞いた
・いじめをされる原因を自分の子どもと一緒に考え、どうしたらされなくなるのか、仲良く
なれるのか話し合い、自分なりに努力した
・子どもの話を聞いたり、相手に対する接し方などを話し合った
・子どもから話は聞いたが、
「何かしないでほしい」というのが子どもの意見だった
・本人が助けを求めてきたら、学校にも親にも直接話す
・日頃の様子が少しでも変だと感じた時は話をしていたため、自分で対処できたようだった。
もしかしたら本当に友だちのことだったかもしれないが
・からかわれている感じで、本人もさほど気にしていなかったため、深刻にならないかどう
かだけ気にして、よく様子を見ていた
■相手に言う
・
「いじめるな」と言うのではなく、いじめている本人に「いじめられていると子どもから聞
いたが、誰のことかわからないので知っているか」と尋ねた。
「あまりにひどくなるような
ら、小学校に聞こうと思っているから、何かわかったら教えてね」と話すと、仲間はずれ・
悪口を言うなどのいじめはなくなった
・
「うちの子が悪いからやろう?」と聞いて、子どもだけで悪いところを言い合った
・子ども同士で言い合いをした
・生徒と直接話した
・親に言った
・上級生の知り合いの子に注意をしてもらった
■学校に相談
・先生が解決してくれた
・当時の担任の先生に相談した。もちろん母にも相談した
・学校へ相談しても大した処置もなく、先生という職業に失望した。インターネットで、ひ
どい中傷を受けた。他の子ども・先生は知っていても知らないふりだった
・担任に話をしたが、何もしてもらえなかった
・話し合いをしたけれど、話にならなかった
・ケガをしたため、学校側・相手側があやまりにきた
■医療機関に相談
・医療機関に相談した
・医者の指導の下、学校を休ませた。病院・先生などに相談して指導を受け、学校へ理解と
協力を求めたが、転校・引越しを再三強要された
■スポーツ少年団での問題
・学校ではなく、スポーツ少年団の中。大人は見守っていた。でも子どもたちの中で考え、
120
行動が変わっていった
・スポーツ少年団だったので、コーチに相談してやめた
■自己解決
・後になって知ったが、本人が乗り越えた。結果的にはよい方向だったのかはわからない。
自信を失ってはいないが、今も心配だ
・本人が親にも話さず我慢した
・後から先生に聞いたので、何もできなかった
(4)
悩みを話せる友だちがいるか
「お子さんには悩みを話せる友達がいますか」という設問に対しては、「いる」が68.0%
となっています。「いる」は男性に比べて女性が高く、男女ともに学年が上がるほど高くな
っています。
図表4-27
悩みを話せる友だちがいるか(中学生)
0
20
40
全 体
2 年 生
女 子
49.1
2 年 生
3 年 生
女
子
74.5
2 年 生
0.9
86.9
いる
いない
0.3
308
303
116
90
1.0
102
21.3
94
20.0
110
3.0 10.1
わからない
121
202
17.2
30.4
4.3
79.1
3 年 生
0.5
35.6
5.9
612
200
41.4
6.7
62.7
1 年 生
2.6
9.5
57.8
20.8
36.0
80.2
1 年 生
男
子
7.5
N
210
27.0
4.5
56.2
0.2
32.4
3.5
74.3
男 子
26.8
7.1
69.5
3 年 生
性
別
5.1
60.5
100 (%)
80
68.0
1 年 生
学
年
60
無回答
99
第5
町の子育て支援施策について
1 子育て支援施策の評価と求められる施策
(1)
養老町の子育て支援の評価
図表5-1は、「養老町は子育て支援の取組について、総合的に見るとどの程度行っている
と思いますか」という設問に対する回答です。現在子育て支援サービスをほとんど利用して
いない妊婦および一般世帯では、「わからない」が50%近くを占めています。
実際にサービスを利用している(または利用してきた)子どものいる世帯についてみると、
就学前児童のいる世帯では、「積極的に行っている」と「まあ行っている」を合計した<行
っている>が45.3%、「あまり行っていない」と「行っていない」を合計した<行っていな
い>が31.6%となっており、<行っている>が<行っていない>を13.7ポイント上回ってい
ます。
小学生のいる世帯では、<行っている>が55.6%、<行っていない>が30.9%と、<行っ
ている>が<行っていない>を24.7ポイント上回っています。
中学生のいる世帯では、<行っている>が52.3%、<行っていない>が25.0%と、<行っ
ている>が<行っていない>を27.3ポイント上回っています。
これらの結果から、実際にサービスを利用している子育て家庭からは、比較的よい評価を
得ていると言えます。
図表5-1
養老町の子育て支援の評価
0
20
妊 婦 3.2
24.2
就 学 前 3.0
17.7
60
25.3
26.8
47.9
22.9
積極的に行っている
行っていない
6.3
22.1
22.6
3.5
まあ行っている
わからない
122
21.0
4.1
2.9
N
62
48.4
50.8
中 学 生 4.4
100 (%)
80
6.5
42.3
小 学 生 4.8
一般世帯 1.3
40
12.1
21.6
46.8
あまり行っていない
無回答
2.0
395
1.4
786
1.1
612
2.9
314
(2)
子育て支援を実感できる町とするために
子育て家庭が子育て支援を実感できる町としていくためには、どのような施策を推進して
いくことが重要だと思うかをたずねたところ、一般世帯以外は「子育てへの経済的支援」が
最も高くなっています。「子育てへの経済的支援」は、子どもの年齢(学年)が下がるほど
高くなり、妊婦では70%を超えています。また、「保育サービス・留守家庭児童教室などの
充実」
「小児医療体制の充実」
「企業における仕事と子育ての両立支援の促進」は、いずれも
30%以上の比較的高い率となっています。そのほかでは、就学前児童のいる世帯の「遊び場
の充実」が50%以上となっています(図表5-2)。
「その他」として、図表5-3の内容が記載されていました。また、「遊び場の充実」の具
体的内容として、図表5-4の内容が記載されていました。
図表5-2
子育て支援を実感できる町とするために(複数回答)
(%)
80 72.6
妊 婦
(N=62)
59.7
30.6
40
30.6
43.5
32.3
17.7
24.2
35.5
1.6
1.6
4.8
0.3
3.1
1.4
1.6
3.4
3.2
1.9
その他
無回答
16.1
0
80
就 学 前
(N=395) 40
66.8
56.7
54.2
39.7
51.1
43.3
27.1
12.4
23.3
33.4
0
80
小 学 生
(N=786) 40
62.7
58.3
55.3
40.5
20.1
13.5
34.2
14.0
14.1
17.0
11.9
5.9
13.1
0
80
中 学 生
(N=612) 40
57.5
42.5
38.6
10.1
10.5
22.0
19.1
34.3
21.1
0
80
一般世帯
(N=314) 40
46.2
35.7
34.4
22.6
6.4
16.9
11.1
遊び場の充実
子育てに関する情報提
供の充実
子ども向け・家族向け
イベントの充実
地域が子どもの育ちを
支援する取り組み
123
企業における仕事と子
育ての両立支援の促進
小児医療体制の充実
母子保健サービスの充
実
地域における子育て支
援サービスの充実
保育サービス・留守家
庭児童教室などの充実
子育てへの経済的支援
0
31.8
図表5-3
就学前
子育て支援を実感できる町とするために(その他)
■保育園・幼稚園
・一時預かり・病後児保育の充実
・子どもが熱出しても仕事が休めない場合、預かってくれるところの充実
・保育園・幼稚園の一体化。仕事に合わせて長時間の保育をしてくれ、土日も預か
ってくれる保育園
・他の市町村との連携。両親が住所地で就職しているとは限らないため、未満児の
保育園の入園がむずかしいケースがある
■ふれ合い・交流
・毎月1∼2回みんな集まれる場所で「手遊び・歌遊び」など、町が主催のイベン
トを開催し、子育てママさんの交流の場、家に引きこもりがちなママさんの外出
の機会をつくってほしい
・子育て養老町の活性化のために、大きなイベントを年1回でもよいので実施して
ほしい
・課外授業など、希望者が受けられるようにしてほしい
■公園・児童館・図書館など
・公園の整備
2
・遊具がたくさんあり、毎日遊べるような公園が所々にほしい
・室内遊び場の充実
・図書館の整備
2
2
2
・小さな公園、ただの芝生広場でもいいので、たくさんつくってほしい
・高田駅東地区に、遊具がなくてもよいから公園をつくってほしい
・幼稚園の園庭開放
・学校の校庭開放
・動物園をつくってほしい
・小さな子どもも安心して遊べる安全な屋内・屋外施設
・雨の日でも小学生がボール遊びできる児童館がほしい
・大垣こどもの城のような施設をつくってほしい
・図書館の充実。町が金銭的な支援をするだけでなく、
「親の役目」なども母親学級
などで指導すべきだと思う。人に頼るだけでなく「親の自覚」がもてるようにす
ることが重要。
「しつけは家族で」という当たり前のことが当たり前でなくなって
きている
・子ども用図書館の開設
■公園/駐車料金
・養老公園の遊具で遊ぶ時、駐車料金が必要。町民の料金を無料にしてほしい
2
・こどもの国を利用したいが、駐車料金を支払わなくてはいけないので、近くにあ
るのにあまり利用できないので、無料にしてほしい
■まちづくり
・若者居住の促進、若年層町民の増加をめざし、魅力ある町に
・子どもと一緒に行ける飲食店をつくる
・道路に歩道をつくり、安全で安心して散歩ができるようにする
124
就学前
■その他
・スーパー・デパートなどで、託児所などの普及
・不妊治療の援助
・障がい児も健常児も同じように支援が受けられる
小学生
■保育園・幼稚園
・保育園の一時預り以外の託児施設
・公的な無料の一時預かりがあると大変うれしい
・病児・病後児保育の充実
・小学校高学年までカバーできる病児保育の充実
・全児童に対して、スクールバスの利用ができるようにしてほしい
■留守家庭児童教室(学童保育)
・留守家庭児童教室は、小学3年生までが対象なため、小学校高学年までの児童が
安心していられる施設
・留守家庭児童教室を6年生まで対象にしてほしい
・留守家庭児童教室を3年生まででなく、せめて4年生までにしてほしい。夏休み
など長期の休みは、特に困る
・学童は小学3年生までが対象なため、小学4年生の夏休みに、子どもだけで留守
番させるのには抵抗がある。長期休みの場合だけでも預ってもらえると大変安心
できるし助かる
・小学生や小さな子どものいる核家族で、親が共働きの家族への支援の充実。留守
家庭児童教室の時間の延長など
・養老町の留守家庭児童教室の料金は異常に高い。他市町はみんな3,000円/月なの
に対して、冷暖房もないのに安いお菓子で7,000円/月は高すぎる。何に使ってい
るのか明確にするべき
・留守家庭児童教室の保育料が高いため、安くしてほしい。大垣市は、収入に応じ
て利用料が違う。大垣市で一番高い人の保育料と、養老町で払っている利用料は
変わらなかった
■子育て支援サービス
・下笠保育園内にある子育て支援センター
・3か月健診時などに、行政が開いている子育て支援サービスなどや公園などの遊
び場所を教えてほしい。または、一覧表などを配布してほしい
・父子家庭への支援も充実させてほしい
・小学校下校時の安全パトロールの強化。地域によっては積極的だが、そんなこと
やっていられないと考えている人が多いと思った
■サークル・イベント・講座
・子ども向けの生涯学習の講座を増やしてほしい
・いつもはお金がかかる遊具を、期間限定で無料にするなどして、外でたくさん体
を動かせるような機会をつくってほしい
■教育
・小中学生の塾的学習場所・学費無料・教育者配置
125
小学生
・国際社会に勝てる子どもに育てるため、理数系に強い・理数系が好きになる子ど
もを多く育てる。子どもだけでなく、親の意識を変える必要がある。楽しい本ば
かりではなく、本をよく読むようにするなど、周りも変えていく必要があると思
う
■まちづくり・施設
・子ども同士のコミュニケーションやお金の使い方を学ぶために、昔の駄菓子屋を
復活してほしい
・スポーツプラザ養老を利用したいが、子どもが小さいと面倒を見てもらえず一度
も利用できなかった。保育所を併設してほしい。スポーツプラザ養老の収益増し
になるのではないか
・スマイルグランド利用があまりできない
・遊園地の拡充
・
「こどもの国の天命反転地」のような建物ではなく、垂井の「あさくらプール」の
ような安くて楽しめるプールが「こどもの国」の近くにほしい
・町の行事が少ない
・交通が不便
・小さい子でも連れて外食できる飲食店
■経済的支援
・3人目からは保育料無料、子どもを3人以上育てている家庭は住民税の減税など
・こどもの国の駐車料金の無料化
■その他
・子育て中の年代の親と、地域のお年寄の人たちは、その年齢差による考え方の違
いにより、お互い理解していない。もっとコミュニケーションをとることにより、
もっと助け合うことのできる町となると思う
・親がしっかりすること
・町内で出産ができるようにしてほしい
・障がいのある子への支援
中学生
■支援の充実
・他地域に行っても同サービスを受けることができるようなシステム
・何を支援しているのかわかりにくいので、具体的に詳しく知らせてほしい
・親が病気の時などに助けてもらえる制度。例えば、ヘルパーに夜間もお願いする
■教育・スポーツ
・学校教育ではなく、心の豊かになる活動や、人としてやさしくなるような活動
・将来につながる教育・スポーツに対する支援。プロスポーツクラブとのつながり
のあるスポーツ施設、大学とのコラボなど
・スポーツ少年団への助成金を増やすなどの支援
・公的サブ教室
・学校の先生を教育してほしい
・部活動に親が出るのは過保護すぎると思う。先生も親を頼り過ぎなのではないか
・モンスターペアレント調査
126
中学生
・ゲームセンターなどの取り締まり
■まちづくり・施設
・街灯が少ない
・図書館が近くにあるとよい
・空き地の有効利用
・町のバスを土日曜日も運転してほしい。各駅まで送迎してほしい
■経済的支援
・中学生の子どもに対しても、何らかのサービス・支援がほしい
一
般
・通園の支援(各自通園している)
・子育て悩み相談
・親がわがままを言わず、子育てをする。マナーや規則を身につけさせる。親が見
本となる
・学校グランド・体育館の開放
・体育館などの施設の無料化
・車道・歩道の境をつくり、子どもたちの通学路を確保する
・近所の公園の整備
・昔のままでよい
・わからない
図表5-4
妊
婦
遊び場の充実(具体的内容)
・公園が少ないので増やしてほしい 8
・公園が近くになく困っている
・遊具の豊富な公園
4
2
・木曽三川公園のような公園があるとよい
・全ての保育園で園庭を開放してほしい
・公園・児童館の充実
・子どもの遊び場がほしい
・室内の遊び場
・公園などの管理をしっかりしてほしい
就学前
■公園/整備・充実
・近所に公園がないため、充実させてほしい
92
・歩いて行ける公園がほしい、どこにいくのも車になる
・地区の小さな公園をきれいにしてほしい
・小さい子が安全に遊べる公園
4
4
3
・地区毎に小さくても安全な広場など遊べる場所がほしい
3
・安心して遊ばせることができる公園 2
・広く安全な公園で、駐車場があるところ
2
・公園のような、外で子どもが集まって遊べる場所
2
・公園・広場は小さいため、走り回れる広い場所や遊具のあるところを増やす
127
就学前
・散歩できるような公園
・平らな公園
・養老公園だけでなく、もっと身近に公園など子どもを遊ばせるところがほしい
・各地域に全面芝生の広場をつくる
・各校区内に大きな公園
・子の年齢に合った遊び場の提供。小さな子どもが遊んでいる所へ小学生が入って
遊んだ場合、遊び方が違いすぎて一緒にその場では遊ばせられない
・車の往来のない広場
・公園がないため、神社などの古い遊具でしか遊べず、安全性も心配
・遊ぶ所がないので、みんな道路・水路で遊んでおり、本当に危なく、人の家の庭
まで入ることもある
■公園/遊具など
・遊具のある公園が少なすぎ、あっても遊具が古く少なすぎる
9
・近所に遊具のある公園4
・広く遊具が多い公園
4
・大型遊具のある公園
・公園の遊具の安全性と充実
3
・1∼2歳向けの遊具のある公園
2
・近所の滑り台・シーソーが壊れたままで寂しい
・砂場
■公園/環境
・花が植えてあったり、草を刈って木の手入れがしてあるといい
・タバコの吸い殻・割れたビンのかけらなどのゴミがない公園
・きれいな公園
・公園に駐車場をつくる
3
・駐車場無料の公園
■公園/養老公園
・養老公園は、子どもが喜ぶ施設なため、より充実させてほしい
・養老公園は、子ども以外の利用者が多すぎる
・養老公園の駐車場無料化
5
・こどもの国の駐車場を平日無料化
■児童館・遊び場
・開放された充実した児童館
3
・児童館のようないつでも行ける施設で、年間行事・季節行事があるともっとよい
・輪之内町や墨俣町の役場の所にあるような、児童館のような施設
2
・大垣のこどもの城のような場所が、近くにほしい
・無料で利用できる室内の遊び場
・土日も利用できる屋内の遊び場
・冬季寒くて外で遊べない時、雨天の時の施設。駐車料金を含め、料金のかからな
いところ
・夏は養老公園などがあるが、冬に室内でも乳児や一歳児など遊び場がほしい
128
就学前
・公民館の数を増やし、質の向上
・図書館だけでなく、乳児が遊べるスペース
■サークル
・月1回の子育てサロンだけでなく、毎日自由に出入りできる子育て支援センター
専用の場所、室内外での遊びが充実しているところがあるとよい
・年齢別子育てセンター
2
2
・子育て支援センターで、下笠保育園の他に遊べる場を増やしてほしい
・子育て支援センターが近くにあったらいい
・子育てサロンの常設
・0歳∼2歳の子どもと一緒に行ける所を増やしてほしい
・入園前に遊べる場所
■その他の施設
・土日曜・祝日の園や学校の開放
・幼稚園や保育園の園庭開放
小学生
■公園/整備・充実
・公園の設置
104
・公園が少ないため、道路などで遊ぶことが多い
・地区ごとに、安全な公園があるといい
20
16
・大きな公園・広場 18
・子どもたちが、安全に遊べる土地を提供してほしい
・子どもたちが自由に遊べる広場
・就学前の子どもが遊べる公園
3
3
・子どもだけでも安心して遊ぶことができる公園
・近くに広い公園の整備
・小さな公園
4
3
2
2
・公園、遊具がなくてもいい
・少し広い公園・広場
・小さい公園を何か所もつくってほしい
・ちょうどよい公園がない
・公園や広場など、外で遊べるところが少ない。ほとんどの子が自宅や家の前の狭
い道路で遊んでいるため、隣家にボールが入ったり車に当たったりしてかわいそ
う。もっとのびのびと遊べるように、大垣市のように1地域に1公園ほしい
・ボール遊びなどができる場所がもっとあればよい
・周りを気にすることなく、子どもが安心して遊べる場所
・のびのびと遊べる安全な場
・誰でも遊べる広い場所
・安心して遊ぶことができ、年齢を問わず集まれる公園があるといい
・子どもが集まれる公園
・児童公園がすごく少ないため、各地区に一つはつくってほしい
・遊具は危険という理由から、外に公園というスペースがあるのみで、遊ぶには物
129
小学生
足りない。団地内でも利用している人は、ほとんどいない。体を動かしたい1∼
3歳の未就園児にふさわしい公園がほしい
・木陰のある公園
・子どもが遊べる場所がない
・近くに公園がない。五三川べりなど危ない
・他県の公園をもっと勉強してほしい
■公園/遊具など
・アスレチック遊具
5
・遊具のある安全な公園
4
・近くの公園は、遊具が少なく古い 2
・公園に遊具の整備をしてほしい
・きれいで遊具の多い公園を増やす
・遊具が4つ以上ある公園
・子どもたちが集まれ、運動ができるような整備された広場、遊具のある公園があ
るといい
・タバコの吸いがらなどゴミが多いので、公園をきれいにしてほしい
■公園/養老公園・こどもの国
・こどもの国では大きい子向きのような気がする
・こどもの国の遊具をもっと充実してほしい
・こどもの国の開放
・養老公園の駐車料金を無料にしてほしい
2
・養老町には養老公園という立派な施設があるが、毎回駐車場300円の支出は負担
・こどもの国があっても、駐車料金がかかると行くのをやめてしまう
・駐車場無料の広い公園がほしい
■児童館・遊び場
・児童館などの児童施設
10
・雨天でも、室内で安全に遊べる場所 4
・雨天でも行けるような無料で遊べる施設
・無料で遊び場を提供してほしい
3
2
・室内でも室外でも遊べるところ
・安心して預けられる施設で、グラウンドや体育館などあるといい
・雨天でも遊べる室内公園
・屋内での遊び場
・児童館が利用しづらい
■図書館など
・図書館の充実
2
・近くの図書館
・ミュージアム
■サークル・イベント
・子育て支援センターを毎日利用できるようにしてほしい
・子育てサロンのような施設
130
小学生
・四季を感じられる行事
■その他の施設
・学校の遊具の整備をしてほしい
2
・土日も園の園庭を開放してほしい 2
・時間・場所などを指定して、保育園・幼稚園などを開放してほしい
・保育園の園庭開放
・学校の校庭開放
・授業後の学校の開放がないため、行く所のない子どもが毎日家に来て遊んでいる。
7∼8人は常にいる
・公園がないので、学校の運動場など開放してほしい。いつも道路で、ボール遊び・
なわとびなどをしている
・土日に学校に行っても、スポーツ少年団が使っているため遊べない
・神社に新しい遊具がほしい
・保育園が汚い
・町民プールの利用料を値下げしてほしい
・各地区に遊園地の設置
・休日に利用できるのは、こどもの国だけなので、他にもあるといいと思う
中学生
■公園/整備・充実
・公園が少ないので増やしてほしい 36
・子どもが安心して安全に遊べる公園が少ない 13
・広場が少ない
・広い公園
3
2
・近くに公園がない
2
・外で遊べる場所がないので、子どもが安全に遊べる公園があるとよい
・子どもが自由に遊べるスペース・遊び場があまりない
2
2
・ボールを使った遊びなどで近所の迷惑にならないよう、ネットをつけて子どもが
体を使って遊べる場所・広場
2
・ボール遊びなどのできる広い場所・思いっきり遊べる公園がほしい
2
・野球のできる広い場所、グラウンドなどを開放してほしい
・外で遊ぶ子どもが減少しているため、安全に走り回れる公園
・小さい子が安心して遊べる公園が少なすぎる
・大人も子どもも楽しめる公園
・各地区に公園がほしい
・各校区に公園がほしい。遊ぶ所がなく、一部の子はコンビニにたむろしている。
遊ぶことができる施設があればもっと健全な雰囲気になるのではと思う
・公園・運動場・図書館などが、高田に集中している。東部にも、子どもたちが球
技などできる場所がほしい
・高田地区公園がない
・上多度地区に公園がない
・ある程度世帯数の多いマンションや住宅地に、安全な公共の公園を増やす
131
中学生
■公園/遊具など
・遊具のある公園
・子どもが遊べる遊具が近くにない
・公園があっても遊具がブランコしかない
・大きくなくて身近な所に、遊具がそろった公園がほしい
・公園が貧弱であるので充実させてほしい
■公園/環境
・公園の補修
・近くに公園があっても整備されていない
・公園らしきものがさびれている
・区内に公園がなく、街灯もない
・駐車場のあるちょうどよい公園をつくってほしい
■児童館・遊び場
・児童館
・児童館は行きづらい
・児童センターをもっとよい施設にしてほしい。輪之内の児童センターは利用しや
すかった
・公共施設
・お金を使わず遊べる場
・屋内・屋外ともに親子で集える場
・子どもだけでも遊べる施設。全天候型、アスレチックハウスのような遊び場
・アスレチックス
・
「こどもの城」のようなオープンで自由にくつろげる室内型施設をつくる
・ローラースケート・一輪車などをする場所がない
・大垣市の「子どもの城」のような児童館があるとよかった
・大垣市の「子どもの城」のような所がもっとあるとよい。遊ばせやすいし、親も
楽なので。養老公園のような所は、広すぎるし平日人がいない。駐車場が有料だ
からだと思う
■図書館など
・学習館・図書館の子どもスペースを広げる
・図書館の拡大
■その他の施設
・学校の開放
・小学校で遊べない
・昔の小学校の運動場の開放。今は、野球少年団などで使用しているため、休日に
ちょっと遊ぶということができない
・休日の学校は、スポーツ少年団が使い遊べる場所がない
・お年寄りのゲートボール場は充実しているが、子どもは使えず叱られる。そのた
め路上で遊ぶことが多く危険
・公民館が、子どもたちがもっと自由に寄れる場所であってほしい
・学校から帰って、子どもが気軽に寄れる公民館にしてほしい。公民館を使って外
132
中学生
に出て、また中に入っただけで利用簿を何回も子どもに書かせないでほしい
・プールの料金をさげてほしい
・堤防を利用して、ランニングロード・自転車ロード・歩くロード・芝生広場をつ
くり、話しながら一緒に過ごす場があればと思う
一
般
■公園/遊び場
・公園
5
・幼児向けの公園をつくる
・安全な場所の提供
2
2
・子どもが外で遊ぶ場所が少ない
・ボランティアの遊び指導者
2
2
・地域別に公的広場を設置
・池辺地区に公園をつくってほしい
・子どもが自由にかつ安全に遊べる場所の公共による提供
・遊び場がなく、道路で遊んでいるため、広場がほしい
・肉体的運動筋力アップ
・遊園地が少なく、狭い
・外にも遊具があり、児童館のように20人くらい遊べる場所
・就学前の幼児などで周囲に友だちがいないような場合、ここへ行けば仲間と遊べ
るというような施設。外だけでなく、雨天にも遊べる遊戯室のようなもの
■その他の施設
・放課後に遊べる学校など
・校庭の開放など
・神社・お寺の敷地内など
・地域の広場・集会場を活用し、高齢者と交流
133
2 最も充実すべき経済的支援
図表5-5は、「養老町においては、乳幼児等医療費の助成、保育料の減免などを行ってきま
した。財政が厳しい中ではありますが、町が今後最も充実すべき経済的支援は何だとお考えで
すか」という設問に対する回答です。
妊婦および就学前児童のいる世帯は、「保育料の減免の拡充」が50%前後と高くなっていま
す。小学生のいる世帯では、「保育料の減免の拡充」
「乳幼児等医療費助成の拡充」の2項目が
30%前後と比較的高く、中学生のいる世帯では、
「乳幼児等医療費助成の拡充」が最も高くなっ
ています。これに対し、一般世帯は「障がい児のいる世帯、ひとり親世帯、低所得世帯などへ
の経済的支援」が最も高く、子育て家庭との考え方の違いがみられます。
また、小学生または中学生のいる世帯、一般世帯では、
「これ以上の支援は必要ない」が10%
以上となっています。
「その他」として、図表5-6の内容が記載されていました。
図表5-5
町が最も充実すべき経済的支援
0
20
40
60
100 (%)
80
N
1.6
妊 婦
51.6
就 学 前
49.9
一般世帯
25.6
29.0
小 学 生
中 学 生
32.3
32.6
16.2
18.8
11.9
17.8
37.9
23.0
21.7
38.2
62
11.3 3.2
4.8
4.3 6.8
1.5
395
13.0
2.8
786
4.4
12.4
2.2
14.3
612
6.0
4.8
314
保育料の減免の拡充
乳幼児等医療費助成の拡充
障がい児のいる世帯、ひとり親世帯、低所得世帯などへの経済的支援
その他
これ以上の支援は必要ない
無回答
図表5-6
妊
町が最も充実すべき経済的支援(その他)
婦
就学前
・
「のぞみ教室」の金額が高いので、兄弟割引をしてほしい
・予防接種の無料化
・予防接種の助成について、町外の病院でもできるようにしてほしい
・保育料の均等化
・妊婦健診の助成
・未満児から入園前の子どもが遊んだり、母親同士の交流できる場所
・現在どこまで支援があるのか把握していないが、障がい児のいる世帯・ひとり親
134
世帯・低所得世帯への支援が充実しているとよい
・北欧やフランス並みのあらゆる支援
・子どもが健康ならこのサービスは利用しないので、もっと実用的なものを望む
・高齢者の補助打ち切り
小学生
■経済的支援全般
・今の助成を維持してほしい
・養老町だけが行っていることがほしい
・期待できない
■医療費等の助成
・予防接種費用の助成
6
・子どもが大きくなっても、ますます出費が増えるので、医療費の助成は高校まで
してほしい
2
・中学生までの医療費の助成
・子宮がん検診
■保育料・教育費
・留守家庭児童教室の料金が、高すぎる
3
・他の町に比べて、養老町は保育料が高い
・3人子どもがいるが、年が離れているため、保育料の2人目・3人目割引は受け
られなかった
・3人目以降の保育料の免除
・小中学校の教育費の無料化
・のぞみ教室の金額が高いため、兄弟割引などしてほしい
・留守家庭児童教室について、3か月利用しなければ、申し込めないのはおかしい
・留守家庭児童教室を小学6年生まで利用したい
・中学校入学の時自転車通学の子に対しての支援がほしい。自転車を買うお金の負
担は大きい
・土日祝日の小学校就学前の子どもの一時預かりの実施
■子ども手当など
・子ども手当てをもっと手厚くしてほしい・充足
2
・中高校生がいる家庭への子ども手当ての支援
・お金がかかるのは中高校生のため、その家庭に対する支援も必要
2
・高校生になるともっとお金がかかるので、乳児よりも高校生の経済的支援の充実
■給食費
・小中学校の給食費の無料化
4
・小中学校の給食費の助成
・小中学校の給食費を子ども手当から出してほしい
・給食の調理員の数を増やし、アレルギー食に対応した給食づくり
中学校
■経済的支援全般
・他の市町村のやっていないところへの支援
・財政が厳しいのにする必要は感じない
・現状がわからない
■子ども手当など
135
中学校
・子ども手当て
3
・共働きをやめて子育てに専念している世帯への支援
■医療費
・中高校生の医療費の助成
4
・18歳までの医療費助成
・乳幼児だけでない医療費無料化があってほしい
・乳幼児だけではなく、就学児全般への助成
・医療費の助成。中学生までになったが、とても足りない
■教育費
・中高校生にかかる費用の援助
・中高校生にも支援がほしい
2
2
■その他
・高校生となり通学に公共機関を利用しなければならないが、最寄り駅が遠いため
とても不便。通学定期の補助・養老鉄道経由の公共バスなどを設けてほしい
・養老公園の駐車場を無料にしてほしい。
・働きたいお母さんたちが気持ちよく働けるような環境づくり
・支援してしまうと働かない人が増える。ハローワークがほしい
一
般
・子育て悩み相談など、親への精神的なサポート体制の充実
・2人目・3人目の子どもへの助成金
・養老町内で働ける企業の充実(特に主婦・若者)
・全般的に偏らない支援を
・税金が高すぎるため、収入に合わせた金額への見直し
・現在の支援を把握していない
136
3
留守家庭児童教室(小学生)
(1)
留守家庭児童教室の利用状況
留守家庭児童教室は、本町においては、小学校の1∼3年生および幼稚園児を対象に行っ
ています。
留守家庭児童教室を利用しているのは、小学生全体では10.1%、学年別にみると、利用対
象となっている1年生が24.3%、2年生が25.0%前後、3年生が11.9%となっています。
「利
用していたが、現在は利用していない」は、3年生および4年生では30%を上回っています。
図表5-7
留守家庭児童教室の利用状況(小学生)
0
小 学 生
学
10.1
24.3
2 年 生
25.0
帯
類
型
14.3
二 世 代
13.4
そ の 他
6.7
62.1
1.9
103
128
55.2
134
62.8
129
73.3
131
75.2
42.9
39.3
29.2
57.2
20.8
72.3
利用している
利用したことはない
(2)
786
53.1
23.0
N
0.4
34.1
ひとり親
100 (%)
64.1
21.9
26.7
1.2
80
32.8
5 年 生
世
60
11.7
11.9
4 年 生 3.1
6 年 生
40
25.4
1 年 生
3 年 生
年
20
0.6
161
3.6
28
0.3
367
0.3
390
利用していたが、現在は利用していない
無回答
留守家庭児童教室を何年生まで利用したいか
留守家庭児童教室を利用している(または利用していた)人に、何年生まで利用したいか
をたずねたところ、「6年生まで」が33.7%、「4年まで」が25.1%、現状の「3年生まで」
が23.3%などとなっています。
「夏休みの1回だけ」という記載がありました。
137
図表5-8
留守家庭児童教室を何年生まで利用したいか(小学生)
0
20
小 学 生
1 年 生
学
2 年 生
3 年 生
年
23.3
18.9
ひとり親
7.2
8.1
38.3
21.7
26.7
28.6
18.8
17.9
33.7
26.7
36.7
6.3
22.9
33.3
18.8
5.0
8.6
5.1
43.8
100 (%)
80
45.9
10.0
33.3
6 年 生
世
60
25.1
18.9
10.0
4 年 生
5 年 生
40
35.4
25.7
33.3
N
10.8
279
8.1
37
15.0
10.0
6.3
14.3
10.3
60
60
48
35
39
12.5
16
35.9
9.6
156
31.8
12.1
107
25.0
帯
類
型
二 世 代
そ の 他
25.0
21.5
3年生まで
21.8
7.7
27.1
7.5
4年生まで
5年生まで
138
6年生まで
無回答
4 地域子育て支援センター
(1)
地域子育て支援センターの認知度
子育ての相談、子育て仲間の交流、園庭開放など、子育て家庭を支援する「地域子育て支
援センター」
(下笠保育園内)を知っているかをたずねたところ、
「知っている(利用したこ
とがある)」
「知っている(利用したことはない)」を合計した<知っている>は、妊婦が38.7%、
就学前児童のいる世帯が74.2%となっています。
地区別にみると、センターの所在地、または近くである笠郷地区および上多度地区の<知
っている>が84%台と高くなっています。
図表5-9
地域子育て支援センターの認知度(妊婦・就学前)
0
妊 婦 20
17.7
就 学 前 37.2
高田地区 35.4
養老地区 35.0
27.5
多芸地区 26.3
日吉地区 28.0
室原地区 21.4
395
26.8
82
40
37.5
22.2
34.2
32.4
48.2
17.9
25.8
37.0
38.2
笠郷地区 小畑地区 37.8
15.8
15.3
39.3
36.8
40.0
50.0
知っている(利用したことがある)
27
38
34
29.4
36.5
42.9
N
62
37.0
50.0
上多度地区
100 (%)
80
61.3
40.7
池辺地区 区
60
21.0
広幡地区 地
40
36.8
32.0
28.6
85
28
19
25
14
知っている(利用したことはない)
知らない
(2)
地域子育て支援センターの利用希望
近くに地域子育て支援センターができれば、利用したいかをたずねたところ、妊婦、就学
前児童のいる世帯ともに「利用したい」が70%を超えています。「利用したい」が高い地区
は日吉地区です。
139
図表5-10
地域子育て支援センターの利用希望(妊婦・就学前)
0
20
妊 婦 74.2
就 学 前 72.7
70.0
広幡地区 70.4
30.5
78.6
多芸地区 78.9
395
1.2
82
40
22.5
27
2.6
18.4
38
5.9
17.6
34
1.2
7.1
28
14.3
19
5.3
15.8
25
16.0
78.6
利用しない
85
27.1
84.0
利用したい
0.5
29.6
小畑地区 室原地区 62
23.5
7.5
71.8
日吉地区 (3)
3.3
76.5
笠郷地区 N
25.8
78.9
池辺地区 100 (%)
80
4.9
養老地区 上多度地区
区
60
63.4
高田地区 地
40
14
21.4
わからない
無回答
地域子育て支援センターに期待すること
前問で「利用したい」と答えた人に、地域子育て支援センターにどのような役割や取組を
期待するかをたずねたところ、妊婦、就学前児童のいる世帯ともに「遊びの場の提供」が最
も高くなっています。「子育ての悩みや不安の相談・支援」「子育て仲間の交流機会の提供」
も60%以上の比較的高い率です。
図表5-11
地域子育て支援センターに期待すること(妊婦・就学前、複数回答)
(%)
80
妊 婦
(N=46)
63.0
73.9
71.7
28.3
40
39.1
0
80
69.0
24.0
1.7
0.3
無回答
その他
遊びの場の提供
140
35.5
保育園・幼稚園等
に関する情報提供
子育てのイベント
の情報提供
子育ての悩みや不
安の相談・支援
子育て仲間の交流
機会の提供
0
−
71.8
63.8
就 学 前
(N=287) 40
−
図表5-12
地域子育て支援センターに期待すること(その他)
就学前
・子ども同士の交流の場
・学童保育的な役割
・土日も利用できる
・近所の保育園・幼稚園の遊具で、平日も休日も気軽に遊べるようにしてほしい。
平日は、園児の迷惑にならない時間帯。こどもの国や養老公園だと駐車料金もか
かるし、行くのも大変。
「事故が起きても保護者の責任」ということで、もっとオ
ープンにしてほしい
5 情報提供
(1)
町のホームページの利用
パソコンや携帯電話を使って、町のホームページに掲載された子育てに関する情報を利用
したことがあるのは、妊婦および就学前児童のいる世帯が比較的高くなっています。
図表5-13
町のホームページの利用
0
20
妊 婦 3.2
中 学 生
60
24.2
就 学 前 3.5
小 学 生 0.8
40
21.3
16.7
80
100 (%)
71.0
1.6
62
74.7
0.5
395
0.8
786
0.5
612
81.8
0.7
10.3
88.6
よく利用した(利用している)
利用したことはない
少しは利用した(利用している)
無回答
141
N
(2)
子育てに関して知りたい情報
子育てに関することで、もっと知りたい情報は、中学生のいる世帯以外は「手当や子育て
支援サービスに関する情報」がもっとも高く、次いで「医療機関、関連施設、相談窓口の情
報」となっています。
中学生のいる世帯は、上位2項目は同様に高くなっていますが順序は逆です。
また、妊婦、
就学前児童のいる世帯に比べて全般的に率が低くなっています。
そのほかでは、就学前児童のいる世帯の「子どもの健康に関する情報」「子育てに関する
相談、子育てのヒントなどに関する情報」が40%以上の比較的高い率となっており、最も情
報を必要としている時期と考えられます(図表5-14)。
「その他」として、図表5-15の内容が記載されていました。
図表5-14
子育てに関して知りたい情報(複数回答)
(%)
80
妊 婦
(N=62)
79.0
33.9
40
38.7
32.3
43.5
80
42.0
43.0
−
2.5
1.3
−
1.4
5.0
2.5
9.3
20.3
53.3
43.8
24.3
21.4
28.4
21.4
0
37.9
36.1
15.5
18.5
16.8
9.5
27.9
中学校の情報
142
小学校の情報
(注)
「中学校の情報」は中学生のみの選択肢。
医療機関、関連施設、
相談窓口
子ども・家族向けイベ
ント
子育てに関する相談、
子育てのヒント
子どもの健康
手当や子育て支援サー
ビス
0
1.6
49.6
32.4
0
80
中 学 生
(N=612) 40
3.2
66.6
就 学 前
(N=395) 40
80
小 学 生
(N=786) 40
−
無回答
0
その他
12.9
図表5-15
妊
婦
子育てに関して知りたい情報(その他)
・妊娠中の様々な教室(パパママ教室、母親教室など)
・支援金
就学前
・保育園・幼稚園などの情報提供。先生の数、定員人数、園の雰囲気、年間行事な
どの情報
2
・保育園の情報。役場で聞いても、ハッキリ間違いなく答えてくれない。あまりに
も保育園のことを知らなさすぎで、
「保育園に直接聞いてください」と対応。町の
保育園なら、しっかり把握すべきでないか
・保育園の園生活について
・広域保育中なので、何歳まで可能か知りたい
小学生
・保育園などの情報
2
・中学・高校の情報
・資格取得に関する情報
・学歴格差を減らすための工夫
・情報は自分で調べるから、特にない
中学生
・学校の問題に対しての相談窓口がほしい
・高校の情報
2
・養老町周辺の高校の情報
・塾の情報
・小中学校に通わせている親同士の情報
・健康に関する情報では、インフルエンザ・花粉症の情報を知りたい
・子どもが小さい頃は、のびのびと遊べる場所・施設の情報
・父親と子どものふれあえるイベントなど
・予防接種の接種方法などの変更があったものの情報、その後どうなったかの情報。
広報以外でも常時得られるようにしてほしい
・どのようなことが利用できるか一覧になっている情報
・特に困ったことはなく、今までのようでよかった
143
3
第6
地域の育て支援に期待すること
1 地域住民、ボランティア等に期待すること
(1)
地域住民、ボランティア等に期待すること
子育てや子どもの育ちの支援として、地域住民、地域団体、ボランティア等に特に期待す
ることをたずねたところ、いずれも「子どもが安全に暮らせるように見守ること」が70%以
上の最も高い率です。特に就学前児童のいる世帯では89.6%と非常に高くなっています。そ
のほかでは、妊婦および就学前児童のいる世帯の「短時間の預かり」、子どものいる世帯お
よび一般世帯の「スポーツ、文化活動、さまざまな体験活動などの指導」が30%以上の比較
的高い率です。
図表6-1
地域住民、ボランティア等に期待すること(複数回答)
(%)
100
妊 婦
(N=62)
82.3
50
35.5
29.0
3.2
−
0.8
0.8
7.1
0.8
2.3
8.0
2.0
4.6
2.5
2.2
その他
無回答
11.3
6.5
0
100
就 学 前
(N=395)
89.6
50
31.1
31.1
11.1
7.3
0
100
小 学 生
(N=786)
83.6
50
30.4
29.8
6.2
0
100
中 学 生
(N=612)
73.2
50
30.1
4.2
20.3
0
100
70.7
22.9
144
26.1
相談相手
スポーツ、文化活動、
さまざまな体験活動な
どの指導
子どもが安全に暮らせ
るように見守ること
00
18.8
短時間の預かり
36.0
50
子ども会活動の充実
一般世帯
(N=314)
「その他」として、図表6-2の内容が記載されていました。
図表6-2
妊
婦
地域住民、ボランティア等に期待すること(その他)
・登下校の付き添い
就学前
・学童保育を高学年までにしてほしい
小学生
・休日の預かり
・乳幼児∼中学生ぐらいまでの病児預かり
・登下校時の安全確保など
・ゆとり教育の見直しで、子どもたちが学ぶ楽しさをなくさないよう、科学教室・
天体観測などが開かれればありがたい
・子どもがスポーツ少年団に入りたくても、親がでられないためにできない。その
改善をしてほしい
・運動会での禁煙徹底
中学生
・病児・病後児保育の充実
・子どもが安全に暮らせるように、見守りの整備を充実させる
・子どもが楽しく育つ環境
・危険なこと・禁止すべきことはきちんと注意・アドバイスする
・地域行事を活発に行い、未就園児から中学生まで幅広い子どもが楽しく参加でき
る催しを企画する
・核家族も多く、お年寄りと交流することもなく、地域の人との交流も少ないので、
三世代がともに楽しめるイベントを催してほしい
・子どもを外で遊ばせて、子ども同士のかかわりを増やす
・休みの日など、学校のグラウンドなど開放してほしい
・少年団の指導者の確保
・親の教育
・母親の悩み相談
・顔の見えない電話相談
一
般
・社会ルール・マナーなどの指導
・子どもを育てられる社会環境
・家庭で親自身が育児に真剣に取り組むこと
・屋外でかつ自然とふれあえるような場所の開放。セキュリティが保守されている
こと
・お金をかけすぎのため、する必要なし
145
(2)
ファミリー・サポート・センターの利用
ファミリー・サポート・センターは、保育園などの送迎や、保護者の趣味活動の時に子ど
もを預かるなどのサービスを、提供したい人と受けたい人が会員となり、育児の相互援助を
有料で行うサービスです。
この仕組みができれば利用したいと思うかをたずねたところ、
「依
頼会員として登録したい」は妊婦が25.8%、就学前児童のいる世帯が24.1%と比較的高くな
っています。就学前児童のいる世帯は「依頼・援助会員(両方会員)として登録したい」も
4.6%あり、合計すると28.7%となります。
「援助会員として登録したい」は一般世帯が9.6%、
中学生のいる世帯が5.9%などとなっています(図表6-3)。
妊婦および子どものいる世帯1,855人のうち、<登録したい>は421人(22.7%)あります。
本当にこれだけの登録者があれば、設立は可能です(図表6-4)。
「利用したいが、金額が高いなら利用しない(小学生)」
「21時∼22時に利用したい(小学
生)」「(中学生)」「提供したい人は、有資格者でないと不安(中学生)」「まだ仕事をしてい
るが、仕事を辞めた時間にゆとりができれば考えてもよいと思う(中学生)
」などの記載が
ありました。
図表6-3
ファミリー・サポート・センターの利用
0
20
妊 婦
25.8
就 学 前
24.1
40
2.5 4.6
中 学 生 4.4 5.9 3.8
9.9
一般世帯
58.1
14.4
54.2
26.0
46.7
33.2
9.6
9.2
100 (%)
80
14.5
14.9 2.5 7.5
小 学 生
60
47.7
13.1
1.6
62
0.3
395
2.4
786
5.1
612
314
10.2
48.1
依頼会員として登録したい
援助会員として登録したい
依頼・援助会員(両方会員)として登録したい
登録(利用)するつもりはない
わからない
無回答
図表6-4
ファミリー・サポート・センターの登録希望人数
区 分
妊 婦
就学前
小学生
単位:人
中学生
計
依頼会員
16
95
117
27
255
援助会員
−
10
20
36
66
両方会員
−
18
59
23
100
計
16
123
196
86
421
146
N
(3)
おやじの会
「小学生の父親や地域の男性などでつくる「おやじの会(パパクラブ)」ができれば、親
子のイベントや校内の清掃などの活動にお父さんは参加しますか」という設問に対しては、
39.8%が「できるだけ参加したい」と回答しています。
図表6-5
おやじの会(小学生、回答者のみ)
0
小 学 生 1 年 生
2 年 生
学
年
3 年 生
4 年 生
5 年 生
6 年 生
20
40
60
39.8
80
60.2
46.7
53.3
40.0
36.8
34.9
参加しない
147
90
63.2
117
62.3
できるだけ参加したい
679
110
55.7
37.7
N
60.0
65.1
44.3
100 (%)
109
115
138
2 保育園・幼稚園に期待すること
子育てや子どもの育ちの支援として、保育園、幼稚園に特に期待することとしては、妊婦、
小学生または中学生のいる世帯は「共働き世帯等を支援するためのサービスの充実」が最も高
く、就学前児童のいる世帯および一般世帯は「基本的な生活習慣の習得」が最も高くなってい
ます。そのほかでは、妊婦および就学前児童のいる世帯の「幼児教育の充実」も45%以上の比
較的高い率となっています(図表6-6)。
「その他」として、図表6-7の内容が記載されていました。
図表6-6
保育園・幼稚園に期待すること(複数回答)
(%)
100
妊 婦
(N=62)
59.7
50
45.2
54.8
30.6
27.4
−
1.6
2.8
0.5
1.7
2.8
8.0
2.6
6.2
10.8
2.5
4.5
その他
無回答
17.7
0
100
就 学 前
(N=395)
57.7
51.9
61.0
50
25.8
19.5
15.9
0
100
小 学 生
(N=786)
60.1
35.1
50
45.0
18.6
24.8
12.6
0
100
中 学 生
(N=612)
56.7
50
21.9
30.1
13.9
23.9
0
100
56.4
55.1
18.5
25.8
148
地域に開かれた園
づくりの推進
基本的な生活習慣
の習得
幼児教育の充実
共働き世帯等を支
援するためのサー
ビスの充実
00
29.0
保育者の指導力の
向上
50
入園前の子どもを
育てている家庭へ
の支援の充実
一般世帯
(N=314)
図表6-7
就学前
保育園・幼稚園に期待すること(その他)
・人間関係や道徳的なことの教育・体験
・集団生活
・仲間との交流
・長時間保育・土日の保育の実施
・遠足・運動会・発表会などの行事は、土日にしてほしい
・豊かな体験、保護者の参観活動を増やす
・もっと先生の負担を減らすべき、充分すぎるくらい先生には大変お世話になって
いる
小学生
・きちんとした一貫性のある保育
・楽しく、すくすくと過ごせること
・地域のお年寄との交流会など
・保育時間の延長
・保育料の免除
・保育園が狭く、発表会など人をかきわけながら見るのは困る
・園に差がある
・長という立場の人の人間性の重視。表裏がありすぎる
・保育士がパートでも正社員でも同じ。パートの方が、わが子を育てているので優
しい
・できの悪い親の指導
・自分の子は親がしっかりしつけるという昔の考えも、もう少し必要かと思う
・児童虐待をなくすために、保護者への指導
・ひとり親に役員が当らないようにしてほしい
・短時間保育・幼稚園が、なぜ養老町にはないのか
・今の状態でいいと思う
中学生
・子育て支援センターなど
・心の豊かさと自然の大切さが感じ取れるような環境と施設
・心の教育
・子どもたちの可能性を信じ、ひとりの人間として文化・スポーツなどの指導をし
てほしい
・良いこと、悪いことをしっかり教えてほしい
・小学校へ入る前の基本的な習慣
・靴ひもを結べない子が多すぎる。人を思いやる気持ちを持っていない子もいる。
基本的な生活習慣を身につけることを徹底させてほしい
・教育方針がはっきりしていて、子どものためになったと思う
・私立の場合、経営者の保育に対する認識の差が保育内容の格差につながっている
と思う。町の指導もしっかりしてほしい
・幼稚園の時、役員をやったが、いろいろな行事も役員任せで、保育士・園長は何
もしなかった。何もわからない役員は大変な思いをした。もっと保育士の指導を
してほしい
・子どもが喜んで通える場所であってほしい
149
中学生
・預けられる子どもをさみしくさせないようなサービス
・保育園→幼稚園→小学校→中学校という一貫した指導
・保護者との対話
・親へのマナー教育
・幼稚園の行事が多く、親・祖父母が仕方なく出て行くという感じになっていて、
負担が重くなっていたように思う。先生は、子どもを保育していくのが仕事では
ないでしょうか
・幼稚園では、自由時間・自由遊び・ビデオの時間が長かった
・幼稚園の時、迎えの時間が早かったので大変だった。平日に親の行事が多かった。
私立保育園の方が、融通がきいて助かった
・未就園児も親同伴でなら園庭で遊ばせて、子どもたちと交流できるようにしてほ
しい。地域の子どもが集まる公園が少ないため、公園機能のような感じとして時々
使わせてほしい
・給食について、体によい材料を使うなどして、質・メニューを考えてほしい
・現状で充分
一
般
・元気に走り回れる環境であればいい
・保護者への指導・啓発
・父子家庭への支援
・年収400万円以下で、3人以上の家庭への支援充実
150
3 学校に期待すること
子育てや子どもの育ちの支援として、学校に特に期待することとしては、いずれも「個性を
伸ばし、豊かな人間性を育む教育の推進」が最も高く、妊婦および就学前児童のいる世帯は80%
以上となっています。また、妊婦および小学生または中学生のいる世帯の「確かな学力を育む
教育の推進」、就学前児童のいる世帯の「健やかな体を育む教育の推進」も60%以上の比較的高
い率です(図表6-8)。
「その他」として、図表6-9の内容が記載されていました。
図表6-8
学校に期待すること(複数回答)
(%)
100
妊 婦
(N=62)
85.5
59.7
61.3
35.5
50
3.2
1.6
2.0
0.3
3.1
1.1
6.7
2.3
2.1
10.2
3.8
3.8
その他
無回答
14.5
0
100
就 学 前
(N=395)
80.0
55.7
64.8
50
30.6
18.0
0
100
小 学 生
(N=786)
67.8
68.1
55.1
36.5
50
12.3
0
100
中 学 生
(N=612)
60.0
63.4
38.4
50
43.8
0
100
一般世帯
(N=314)
50
46.2
39.5
地域に開かれた学校
づくりの推進
151
35.4
教員の指導力の向上
健やかな体を育む教
育の推進
個性を伸ばし、豊か
な人間性を育む教育
の推進
確かな学力を育む教
育の推進
00
69.1
図表6-9
妊
婦
学校に期待すること(その他)
・今、個性を伸ばすことにとらわれすぎて、集団行動のできない子どもが多い。も
っと集団行動をすることをしなければ、相手に合わせることができなくなる
就学前
・学力よりも人間としての学習
・一般常識を身につけられるように指導してほしい
・人数制限せず、1学年2クラス以上にしてほしい
・家庭と学校の信頼関係
・安全性
・本当に保育が好きな人が保育者であってほしい。先生の話し方や目をみればわか
るので、自分の感情を出してしまう人がいないように指導してほしい
・先生の負担をもっと減らさなければ、子どもと一緒に笑い会える時間さえもない
・共働きのため、せめて小学6年生まで学校で預かってほしい
・汚職防止
小学生
・いじめ、問題行動への対応(再発防止、相談・クラスでの話し合い、児童・親へ
の指導、いじめのない子どもづくり) 4
・先生としての自覚がない教育者の指導。自覚がないので、いじめが発生する
・仲間づくり
・人間関係
・協調性
・心優しく思いやれる子どもづくり
・自分の命と友だちの命を、同じように命を大切にする心を育ててほしい
・良いことは良い、悪いことは悪いなど。性格が乱暴な児童などへの指導
・障がい児と健常児の枠を取り払うこと
・地域社会での人間関係づくり
・子どもの数が少ないので、大人数と子どもがふれ合える機会があればいい。幼稚
園で行っている三園交流会のようなもの
・新人教諭の指導
・人間関係について、適当な先生が多すぎる。特に年配の女の先生は、えこひいき
が、あまりにもひどい
・先生はとても一生懸命やってくださっているので十分
・小学校にもスクールカウンセラーがほしい
・塾に行かなくても、学校でフォローできる体制
・印象に残る行事
・時間をかけて取り組むことができる行事
・持久走大会などを再開してほしい
・父子家庭のため、学校行事の親子参加を少なくしてほしい
・ひざ上ソックスがダメとか、消しゴムつき鉛筆がダメとか、どうでもいい規則を
なくしてほしい。なくせないなら、納得できる理由を説明してもらいたい
・設備の充実
・通学バスがほしい
152
中学校
・心の教育
・心身ともに思いやりがある優しい人づくり。勉強がすべてではない
・人間として魅力的な人に指導してもらいたい
・一人ひとりを見つめた個に応じた対応
・集団生活の中で、協調性・コミュニケーション力を育む教育
・集団生活の厳しさ・大切さ
・清掃、生産的な活動
・体験教室の充実
・郷土料理を作って昔を知り、伝えていく
・中学校の部活動の経験者の教員
・少人数学級制
・学力の基礎をしっかりしてほしい
・
「授業がわかりにくい」と子どもが言う。わかりやすい先生は昼で帰ってしまう
・教員のモラルの向上。生徒・児童と友だち関係になってしまってはいけない
・子どもの相談相手になってほしい
・親のあり方を親に指導してほしい
・中学・高校の先生には、細かいところも気を遣ってもらい感謝している
・給食について、牛乳に頼らないカルシウムの取り方にしてほしい
一
般
・独立心を育む教育
・道徳心
・道徳的なこと、人道的常識
・信仰心のある知識の教養・道徳
・おおらかで心の広い子どもに育ててほしい
・家庭と一緒に思いやりのある子どもに育てる
・保護者への指導・啓発
・あいさつ・道路交通法・その他基本的なことは、親の責任で学校の役割ではない
・教員を広範囲に異動させて、能力を高めるようにしてほしい
153
4 事業者に期待すること
子育てや子どもの育ちの支援として、事業者(企業、事業所等の職場)に特に期待すること
としては、いずれも「子どものけがや病気のとき、早退や休暇が取りやすい職場環境の整備」
が最も高く、妊婦、就学前児童または小学生のいる世帯の「育児休業や短時間勤務などが容易
に利用できる職場環境の整備」も60%以上の比較的高い率です(図表6-10)。
「その他」として、図表6-11の内容が記載されていました。
図表6-10
事業者に期待すること(複数回答)
(%)
100
妊 婦
(N=62)
87.1
64.5
40.3
50
41.9
1.6
−
1.5
0.8
2.0
3.3
2.1
4.4
2.5
5.1
その他
無回答
0
100
就 学 前
(N=395)
73.4
87.3
44.3
50
41.5
0
85.6
100
小 学 生
(N=786)
64.2
50
32.6
30.3
0
100
中 学 生
(N=612)
50
76.8
49.8
31.9
21.9
0
100
一般世帯
(N=314)
55.1
61.1
51.6
50
154
事業所内保育施設等の
整備
育児休業利用後に職場
復帰できる体制の整備
子どものけがや病気の
とき、早退や休暇が取
りやすい環境の整備
育児休業や短時間勤務
などが容易に利用でき
る環境の整備
00
26.1
図表6-11
就学前
事業者に期待すること(その他)
・法律はできても、実際にその権利を利用する雰囲気でない。人員補充など大変な
ようで、結局は利用できずに終わるのが切ない
・事業所内保育施設が、小学校入学前まで預かってくれると助かる。市・町・学区
などの垣根は必要ない
・育児休養中の経済的支援
・男性の育休がとりやすく、復帰もしやすいような体制
・保育園行事・役員が、兄弟分あるということの理解
小学生
・参観日や運動会の休みの理解
2
・事業所数の拡大と誘致
・子どもがいるだけでいい顔しない企業がとても多い
・子どもがいる人に対する理解を深めてほしい。小さい子がいる人に社会は冷たい
・働きたくても、仕事がない
・再就職の理解
・パートに有給休暇がとれるようにしてほしい。表向きではなくきちんともらえる
権利を
・上司の子育てに対する理解
・安心して仕事のできる託児所の設置
・事業所の預り対象年齢を、長期休暇中は小学校6年生までにしてほしい
・夏休み・冬休み・春休みなど長期休みで子どもが家にいる時は、一緒に過ごせる
ような職場
・定時帰宅・しっかりした休日・経済的安定
・父親も早く家に返すことに力を入れてほしい。まずは、役場から実施してほしい
・父親の育児参加推進への取り組み
・妊娠時期に流産予防の発想は、ここでは期待できないか
中学校
・育児休業や時短勤務は、収入がなくなったり、減ったりするので、利用者が少な
い。その助成が必要だと思う
・子どもの体調が悪い時、学校・園の行事などの時に休みが容易にとれる職場環境
・同僚が理解を示してくれる環境
・正社員ではなく、パートも利用しやすい体制づくり
・小中高と子どもの休みの時に合わせられる職場
・ひとり親家庭の短時間労働の企業の理解
・子育てに対する相談場所
・地域の子どものために、施設の貸し出しなど協力する
・仲間と共に何かひとつのことを協力してやり、達成感を感じるような体験ができ
るとよい
一
般
・病児保育施設の充実
・共働きしなくて生活できる社会環境をつくることが第一
・養老町は企業が少なすぎる
・企業の負担が大きくなるのは大変だと思う。犠牲を払うのを承知で働いているの
だから仕方がない
155
第7
1 体
(1)
生活習慣・食育について
型
身長・体重
図表7-1は、小中学生の身長・体重を学年別にみたものです。身長は男女ともに小学1年
生から小学6年生にかけて約30㎝伸びています。その後中学3年生までに、男子は17.6㎝、
女子は5.2㎝の伸びとなっています。
図表7-1
① 身
身長・体重の平均(小学生・中学生)
長
男
子
100
女
138.0
142.9
5年生(N=57)
1年生(N=111)
125.8
158.2
中
164.1
学 2年生(N=86)
生 3年生(N=97)
132.7
138.5
144.8
5年生(N=67)
151.0
6年生(N=75)
168.6
6年生(N=82)
152.6
1年生(N=86)
154.3
学 2年生(N=107)
155.8
生 3年生(N=90)
157.8
重
男
0
1年生(N=53)
2年生(N=67)
小
3年生(N=56)
学
4年生(N=62)
生
5年生(N=55)
6年生(N=74)
中
121.6
2年生(N=53)
小
3年生(N=69)
学
4年生(N=55)
生
131.3
(cm)
150
1年生(N=42)
127.4
2年生(N=65)
小
3年生(N=55)
学
4年生(N=61)
生
② 体
100
122.1
1年生(N=54)
中
(cm)
150
子
1年生(N=104)
学 2年生(N=86)
生 3年生(N=91)
子
20
女
40
(kg)
60
0
22.7
1年生(N=41)
27.2
2年生(N=55)
小
3年生(N=71)
学
4年生(N=55)
生
29.5
33.4
37.2
5年生(N=65)
43.8
6年生(N=82)
47.8
中
55.7
59.3
156
1年生(N=86)
学 2年生(N=102)
生 3年生(N=87)
20
子
40
60
23.3
25.5
29.5
34.0
38.0
43.6
45.5
47.2
50.1
(kg)
体重は、小学6年生頃までは男女ほぼ同じですが、その後中学3年生までに、男子は15.5
㎏、女子は6.5㎏増えています。
(2)
肥満度
肥満度をみると、
「標準」が78.8∼95.4%を占めています。
「やせ」
(高度やせ+軽度やせ)
は最も高い小学3年生女子でも5.9%です。「肥満」
(高度肥満+中程度肥満+軽度肥満)が
比較的高いのは、小学3年生男子(21.9%)、中学2年生男子(16.5%)、小学5年生男子
(16.4%)
、小学2年生男子(15.3%)で、15%を超えています。
図表7-2
肥満度(小学生・中学生)
0
20
40
60
1 年 生 3.8
100 (%)
1.9
80
94.2
N
52
1.5
2 年 生 1.5
男
子
3 年 生 1.8
4.6 9.2
65
16.4
55
5.5
4.9 4.9
61
1.8
80.0
5.5 9.1
55
2.7
6 年 生 2.7
女
子
2.7 5.5
5.0
40
2 年 生 1.9
94.2
3.8
52
3 年 生 5.9
83.8
10.3
68
1.8
4 年 生 1.8
87.3
3.6 5.5
55
4.6
1 年 生
84.6
1.2
2.4
3.8
2 年 生 4.7
6.2 3.1
65
4.9
1.2
90.2
82
1.9
82.7
4.8 6.7
78.8
104
4.7 7.1 4.7
85
1.1
3.3
85.7
3 年 生 5.5
1 年 生 5.8
4.4
3.5
2.3
87.2
女
子
73
92.5
6 年 生
男
子
86.3
1 年 生 2.5
5 年 生 1.5
中
学
生
76.4
90.2
4 年 生
5 年 生 3.6
小
学
生
83.1
91
1.2
86
2 年 生 3.9
95.1
1.0
102
3 年 生 3.4
95.4
1.1
87
高度やせ
軽度肥満
軽度やせ
中程度肥満
157
標準
高度肥満
(3)
体型についてどう思うか
図表7-3は、子どもの体型についてどう思っているかをたずねた結果です。前項の指数の
状態よりもやせていると感じている傾向がみられます。特に、小学生および中学生男子では
<かなりやせている>と<少しやせている>の合計が33∼34%台と高くなっています。
図表7-3
体型についてどう思うか(就学前・小学生・中学生)
0
20
40
60
全 体 1.0 15.2
100 (%)
0.8
80
70.6
12.2
就
学
前
0.3
N
395
0.5
性
別
男 子 1.4
18.6
68.4
10.7
0.5
215
1.1
女 子 0.6 11.2
全 体 4.2
73.2
26.1
14.0
50.5
179
13.6 4.5 1.1
786
12.3 4.9 0.5
390
小
学
生
性
別
男 子 4.6
29.5
女 子 3.8
22.6
全 体 2.8
24.7
48.2
53.0
4.1 1.8
394
12.7 3.8 1.8
612
9.7 5.5 1.3
308
14.7
54.2
中
学
生
性
別
男 子 3.6
女 子 2.0
30.2
49.7
19.1
59.1
15.5
かなりやせている
少しやせている
ふつう
少し太っている
かなり太っている
無回答
158
2.0 2.3
303
2 生活習慣
(1)
起床時間
平日の子どもの起床時間は、小学生はいずれの学年も「6時半∼7時」が最も高く、「6
時∼6時半」「7時以降」の順となっています。
中学生は、全体では「6時∼6時半」が最も高いものの、学年が上がるにつれて起床時間
が遅くなる傾向にあり、3年生は「6時半∼7時」が最も高く、他の学年に比べて「7時以
降」が高くなっています。
図表7-4
起床時間(小学生・中学生)
0
20
全 体 0.9
学
生
学
2 年 生 0.8
55.5
29.1
57.5
35.7
61.1
6 年 生 1.9
24.8
62.7
中
41.8
17.6
1 年 生
786
2.9 1.0
103
6.3
128
134
7.8
11.5
129
0.8
10.6
35.6
N
0.3
12.7
56.6
26.7
10.9
8.5
54.4
5 年 生
全 体 学
生
58.3
37.5
4 年 生
100 (%)
80
39.8
3 年 生 0.7
年
60
31.7
1 年 生 1.9
小
40
10.6
131
161
1.0
612
2.9 0.5
210
7.5 0.5
200
21.8
2.0
202
7時以降
無回答
53.8
25.2
学
年
2 年 生
11.5
3 年 生 3.5
48.0
23.3
6時より前
32.5
49.5
6時∼6時半
159
6時半∼7時
(2)
就寝時間
就寝時間は、学年が上がるにつれて遅くなっています。小学1∼4年生までは「21∼22
時」が最も高く、小学5・6年生は「22∼23時」が最も高くなっています。中学生はすべて
の学年で「23∼24時」が最も高く、中学3年生では「24時以降」も25.2%あります。
図表7-5
就寝時間(小学生・中学生)
0
全 体 20
7.6
1 年 生
小
学
生
学
年
中
学
生
70.9
7.5
52.7
2 年 生
41.9
50.4
21.1
0.8
4.6
59.0
28.4
1 年 生 1.06.7
年
32.8
37.4
1.0
4.0
21時以前
46.2
53.5
22∼23時
160
128
3.7
134
1.6
129
0.8
0.8
612
6.2 0.5
210
0.5
200
1.5
202
9.5
25.2
23∼24時
24時以降
131
161
13.6
56.0
21∼22時
103
19.3
39.5
3 年 生 0.5 16.3
3.0
1.9
9.9
51.8
29.0
786
21.1
56.0
N
6.5 0.4
6.8
62.5
5 年 生 1.5
学
37.3
16.4
6 年 生 0.6
100 (%)
80
48.2
4 年 生 3.9
全 体 60
20.4
2 年 生
3 年 生
40
無回答
(3)
睡眠時間
睡眠時間は、学年が上がるにつれて短くなっています。小学1∼3年生までは「9∼10
時間未満」が最も高く、小学4∼6年生は「8∼9時間未満」が最も高くなっています。中
学生はすべての学年で「7∼8時間未満」が最も高く、中学3年生では「6∼7時間未満」
が20.8%、
「6時間未満」が2.0%あります。
平均睡眠時間は、学年が上がるにつれて短くなり、小学1年生の9時間17分が、小学6年
生になると8時間22分になります。中学1年生は7時間28分で、小学6年生から一気に1時
間近く短くなります。その後はわずかに短くなる程度であり、中学3年生は7時間19分とな
っています。
図表7-6
睡眠時間(小学生・中学生)
0
20
40
60
100 (%)
80
平均
N
時.分
全 体 6.2
44.0
19.4
1 年 生
小
学
生
学
年
69.9
28.1
2 年 生
3 年 生
0.7
11.5
6 年 生
45.7
53.4
65.8
全 体 1.6 18.0
1 年 生 1.9 14.3
52.8
22.9
52.9
27.1
学
年
2 年 生 1.0 19.0
3 年 生 2.0
51.5
20.8
24.0
54.0
6時間未満
6∼7時間未満
7∼8時間未満
9∼10時間未満
10時間以上
無回答
161
1.9
9.17
103
9.10
128
5.2
9.00
134
1.6
8.47
129
8.36
131
8.22
0.5
7.24
1.3
1.0
161
2.4 0.5
7.28
0.5
3.0 1.0
7.26
210
3.5 2.5
202
14.9 1.2
中
学
生
786
2.3 0.8
32.1
18.0
8.50
7.8
56.7
49.6
4.2 0.4
8.7
64.1
37.3
4 年 生 3.1
5 年 生
45.2
17.3
2.9
8∼9時間未満
7.19
612
200
3 食生活・食育
(1)
朝食を食べているか
朝食については、小学生の95.7%、中学生の92.2%が「毎日食べている」と答えています。
「朝食は、ほとんど食べない」は、小学生が0.9%(7人)、中学生が2.6%(16人)あり
ます。
図表7-7
朝食を食べているか(小学生・中学生)
小学生(N=786)
0
毎日食べている
100 (%)
50
中学生(N=612)
0
毎日食べている 95.7
週に1∼2日、食べない 2.5
92.2
週に1∼2日、食べない 4.4
週に3∼4日、食べない 0.4
週に3∼4日、食べない 0.7
朝食は、ほとんど食べない 0.9
朝食は、ほとんど食べない
無回答 0.5
無回答 0.2
(2)
100 (%)
50
2.6
食生活、食育などで気になることがあるか
「お子さんの食生活、食育などで気になっていることはありますか」という設問に対して
は、気になっていることが「ある」は学年が下がるほど高くなり、就学前児童では51.4%と
なっています。
図表7-8
食生活・食育などで気になることがあるか(就学前・小学生・中学生)
0
20
40
60
47.8
就 学 前
51.4
60.7
小 学 生
38.9
64.9
中 学 生
特にない
100 (%)
80
34.6
ある
無回答
162
N
0.8
395
0.4
786
0.5
612
(3)
食生活、食育などで気になる内容
気になっていることが「ある」と答えた人にその内容をたずねたところ、いずれも「好き
嫌いが多い」が最も高く、40%以上となっています。そのほか、就学前児童の「落ち着いて
食事ができない」、中学生の「間食が多い」も30%を超えています(図表7-9)。
「その他」として、図表7-10の内容が記載されていました。
図表7-9
食生活、食育などで気になる内容(就学前・小学生・中学生、複数回答)
(%)
60
就 学 前 40
(N=203)
20
41.4
38.9
25.1
23.2
12.3
13.3
5.4
−
0
60
小 学 生 40
(N=306)
20
48.7
26.8
23.2
10.1
16.0
12.7
12.7
0.7
0
60
中 学 生 40
(N=212)
20
3.3
12.3
2.4
無回答
その他
落ち着いて食事
ができない
肥満
間食が多い
アレルギー
就学前
11.3
9.9
好き嫌いが多い
図表7-10
30.2
18.9
食が細い
0
46.2
食生活、食育などで気になる内容(その他)
・よく食べるのに成長しない
・三角食べ(ご飯とおかずを順序よく食べる)ができず、ご飯ばかり食べたりする
・食べたいが強く、早食い・食べ過ぎになる
・食べたものが、そのまま便にでることが多い。丸飲みする癖がついたのか心配
・食べず嫌い、甘い物の間食が多い
・ミルクばかり飲んで、ご飯を少ししか食べない
・外出先で自販機を見つけると、ジュースを飲みたがるため困っている
小学生
・食事に時間がかかる
・野菜嫌い
6
5
・学校では嫌いなものでも食べるが、家では好き嫌いをする
・食べる時・食べない時の差がある 3
・早食い
3
163
3
小学生
・ご飯とおかずを順序よく食べる「三角食べ」ができない
・野菜が食べれるのに、食べない
2
2
・栄養バランスが取れているか心配
・今の食事でいいのか
・好き嫌いが多いわけではないが、魚など苦手なものがある
・食べず嫌い
・便秘気味なので、野菜をとってほしい
・味を濃くして食べてしまう
・食品添加物など、食材の選定基準
・マナーが悪い
・他に気をとられて食事に集中できないときがある
・よくかんで食べない
・とても食べるが、やせている
・肥満ではないが、食べすぎ
・朝、食欲がないと本人は言うが、朝食は食べた方がいいと思うので、食べさせて
から行くようにしているが、肥満気味なら食べない日があってもいいのか心配
・起きるのが遅く朝食を食べない
・夕食の時間が早い時・遅い時のむらがある
・夕食の時間が遅くなりがち
中学生
・栄養のバランス
4
・食べるのが早い、かむ回数が少ない 2
・朝食をあまり食べない、朝のみ食欲がない
2
・食べむらがある
・食べるのが遅い
・栄養バランスのよいメニューを考えたいが、現実は忙しい。本人は満足している
ようだが、親としてはもっと高めてやりたい
・いろいろな食材を使った工夫した料理を作ってやれない
・レパートリーが足りない
・順番に食べず、偏っている
・米をあまり食べない
・野菜の量が少ない
・甘いものなしではいられない
・十分に時間がとれない
・食事の時間が決まらない
・血圧が低く、朝起きることができなので朝食がまちまち
・貧血
・内臓脂肪
・身長が伸びにくい
・食事の際のマナー
・貧乏ゆすり
・食育について家族でできることは何か
164
(4)
食事の時間が楽しいか
「お子さんは、食事の時間が楽しいですか」という設問に対しては、「たいへん楽しい」
「どちらかといえば楽しい」を合計した<楽しい>は、いずれも85%以上となっています。
「どちらかといえば楽しくない」「あまり楽しくない」を合計した<楽しくない>は、いず
れも10%以下ですが、中学生男子が9.4%とやや高くなっています。
図表7-11
食事の時間が楽しいか(就学前・小学生・中学生)
0
全 体
20
40
60
25.3
61.5
24.7
60.9
100 (%)
80
6.6 1.5 5.1
N
395
就
学
前
男 子
性
別 女 子
全 体
26.3
5.6 2.3
6.5
0.6
215
7.8
3.4
0.8
179
5.1
1.8
786
5.6
0.3
1.8
390
62.0
37.5
54.8
小
学
生
性 男 子
別 女 子
全 体
33.6
58.7
41.6
50.8
4.6
生
性 男 子
別 女 子
394
612
27.5
63.2
6.5
27.9
61.7
8.1
1.0
1.7
308
27.1
64.7
5.0
1.7
303
中
学
1.3
1.8
1.5
1.3
1.3
たいへん楽しい
どちらかといえば楽しくない
無回答
165
どちらかといえば楽しい
あまり楽しくない
(5)
好き嫌い
「好き嫌いはない」は、就学前児童が17.5%、小学生が13.6%、中学生が15.4%と、小学
生が低くなっています。しかし、「嫌いなものはあるが、食べることはできる」は小学生が
最も高く、「嫌いで食べないものがある」は小学生が25.1%と最も低くなっています。
図表7-12
好き嫌い(就学前・小学生・中学生)
0
全 体
20
40
60
100 (%)
80
N
17.5
45.8
30.4
6.3
395
17.2
44.7
31.6
6.5
215
6.1
179
就
学
前
性 男 子
別
女 子
全 体
17.3
13.6
47.5
60.7
29.1
25.1
0.6
786
0.5
390
0.8
394
0.2
612
小
学
生
性 男 子
別
女 子
全 体
13.6
13.7
56.9
29.0
64.7
20.8
15.4
55.6
28.9
17.2
53.6
29.2
中
学
生
性 男 子
別
女 子
13.5
57.8
28.4
308
0.3
303
好き嫌いはない
嫌いなものはあるが、食べることはできる
嫌いで食べないものがある
無回答
(6)
嫌いな食べもの
前問で「嫌いで食べないものがある」と答えた人に、嫌いな食べもの種類をたずねたとこ
ろ、いずれも「野菜類」が60%以上と群を抜いています。次いで、就学前児童の女子では「肉
類」が高く、それ以外は「魚介類」が高くなっています(図表7-13)。
「その他」として、図表7-14の食べものが記載されていました。
166
図表7-13
嫌いな食べもの(就学前・小学生・中学生、複数回答)
① 就学前
全体(N=120)
50
(%) 0
100
男子(N=68)
50
100
0
79.2
野菜類
野菜類
肉類 16.7
肉類 魚介類
14.2
魚介類
11.8
16.2
11.5
9.6
7.4
乳製品
卵 7.5
卵 8.8
卵 その他
無回答
1.5
主食 6.7
1.7
1.9
5.8
その他
2.9
無回答
5.8
主食 7.4
その他
23.1
魚介類
乳製品
100
78.8
肉類 8.3
1.7
0
79.4
野菜類
乳製品
主食 女子(N=52)
50
−
無回答
② 小学生
全体(N=197)
50
(%) 0
男子(N=113)
50
100
0
70.1 野菜類
野菜類
肉類 100
10.7
72.6野菜類
肉類 23.4
魚介類
女子(N=82)
50
0
24.8
魚介類
67.1
肉類 8.8
13.4
20.7
魚介類
乳製品
3.0
乳製品
1.8
乳製品
4.9
卵 4.1
卵 2.7
卵 6.1
主食 2.0
主食 主食 4.9
16.8
その他
−
15.9
その他
100
18.3
その他
③ 中学生
全体(N=177)
(%) 0
50
5.1
肉類 19.8
魚介類
乳製品
100
7.9
乳製品
4.5
卵 主食 2.8
主食 無回答
50
13.6
4.0
その他
無回答
女子(N=86)
100
0
50
5.6
肉類 21.1
2.2
5.6
2.2
11.1
4.4
167
4.7
18.6
魚介類
乳製品
14.0
卵 3.5
主食 3.5
16.3
その他
無回答
100
64.0
67.8 野菜類
魚介類
卵 その他
0
65.5 野菜類
野菜類
肉類 男子(N=90)
2.3
図表7-14
(7)
嫌いな食べもの(その他)
就学前
・果物 2
・きのこ類
・牛乳
・牛乳
・食感によって食べないこ
・貝類
とがある
・マヨネーズやケチャップ
小学生
・きのこ類 10
・納豆 3
・刺身 2
・豆類 2
・なす 2
・トマト 2
・梅干し 2
・プリン 2
・干しぶどう 2
・果物 2
・バナナ
・ドライフルーツ
・豆腐
・ゴマ
・コーン
・海草類
・ケーキ
・カスタードクリーム
・調理方法による
・見た目が何か、すぐにわ
からないもの
・色目がきたないもの
・じんましんがでるので嫌
がる
中学生
・きのこ類 7
・豆類 4
・果物 3
・納豆 3
・牛乳 2
・野菜(トマト・レタス・
キャベツ・ほうれん草)
・トマト
・グリンピース
・きゅうり
・ねぎ、玉ねぎ
・ゴーヤ
・すいか
・サラダ系
・シチュー
・ホルモン系の肉
・刺身
・油類
・かに
・魚卵
・漬物・梅干
・あんこ
・全てにおいて、食べるこ
とのできるものと、でき
ないものがある
料理の手伝いをすること
「お子さんは、親などいつも料理をしてくれる人といっしょに台所に立って、料理を教え
てもらったり、手伝いをしたりすることがありますか」という設問に対しては、
「よくある」
「ときどきある」を合計した<ある>は、小学生が39.9%、中学生が28.8%となっています。
性別にみると、<ある>は小学生、中学生ともに女性が高くなっています。
図表7-15
料理の手伝いをすること(小学生・中学生)
0
全 体
20
8.3
40
60
31.6
100 (%)
80
44.4
15.1
N
0.6
786
0.5
390
0.8
394
0.5
612
0.3
308
0.7
303
小
学
生
男 子 3.8
性
別 女 子
12.7
全 体
9.0
25.6
48.2
37.1
21.8
40.9
19.8
42.8
8.6
27.9
中
学
生
16.6
性 男 子 5.2
別 女 子
12.5
よくある
43.5
23.1
34.4
42.2
ときどきある
168
たまにある
21.5
ほとんどない
無回答
4 食育体験
(1)
農業体験・酪農体験の参加希望
農業体験(農作物の栽培・収穫・食品づくり)、酪農体験(家畜の世話・食品づくり)な
どへの参加意向については、いずれも「参加させたい」が80%を上回っています。特に就学
前児童および小学生は90%以上となっています。
図表7-16
農業体験・酪農体験の参加希望(就学前・小学生・中学生)
0
20
全 体
40
60
100 (%)
80
N
92.2
5.3
2.5
395
93.0
3.7
3.3
215
91.6
6.7
1.7
179
91.2
7.4
1.4
786
92.3
6.7
1.0
390
8.1
1.8
394
12.3
1.3
612
0.3
308
2.0
303
就
学
前
男 子
性
別 女 子
全 体
小
学
生
性 男 子
別 女 子
90.1
86.4
全 体
中
学
生
89.6
性 男 子
別 女 子
83.5
参加させたい
(2)
参加させたくない
10.1
14.5
無回答
参加させたい農業体験・酪農体験
農業体験・酪農体験などに「参加させたい」と答えた人に、どのようなことをさせたいと
思うかをたずねたところ、小学生、中学生ともに「農作物の栽培」が最も高く、次いで「酪
農体験(家畜の世話・食品づくり)」
「そば打ちやみそづくりなど」の順になっています(図
表7-17)。
性別にみると、小学生の「そば打ちやみそづくりなど」については女子が男子を10%以上
上回っています。中学生では、男子が女子に比べて高いのは「田植えや稲刈りなどの農作業」
「漁業体験や魚の調理」などで、女子が男子より高いのは「そば打ちやみそづくりなど」で
す(図表7-18)。
「その他」として、図表7-18の内容が記載されていました。
169
図表7-17
参加させたい農業体験・酪農体験(小学生・中学生、複数回答)
(%)
80
小 学 生
(N=717)
62.9
45.9
39.9
40
48.1
34.9
1.5
0.7
0.9
1.5
0
80
中 学 生
(N=529)
61.2
38.9
40
31.0
無回答
その他
漁業体験や魚の調理
酪農体験︵家畜の世
話・食品づくり︶
そば打ちやみそづく
りなど
田植えや稲刈りなど
の農作業
農作物の栽培
0
図表7-18
41.6
25.9
参加させたい農業体験・酪農体験(属性別、小学生・中学生、複数回答)
単位:Nは人、他は%
農作物の栽培
田 植え や 稲 刈 りな ど
の農作業
そば打ちやみそづ く
りなど
酪 農体 験 ︵ 家畜の世
話・食品づくり︶
漁業体験や魚の調理
その他
無回答
717
62.9
39.9
45.9
48.1
34.9
1.5
0.7
N
区
分
全
体
小
学
年
学
生
性別
中
1
年
生
93
68.8
41.9
36.6
51.6
25.8
1.1
2.2
2
年
生
118
67.8
50.8
50.0
49.2
33.9
2.5
-
3
年
生
122
63.9
37.7
48.4
46.7
36.9
0.8
-
4
年
生
120
61.7
40.8
50.8
54.2
32.5
-
0.8
5
年
生
117
59.0
39.3
42.7
46.2
35.9
1.7
0.9
6
年
生
147
58.5
31.3
44.9
42.9
40.8
2.7
0.7
男
子
360
60.6
41.1
40.6
48.1
36.1
1.1
1.1
女
子
355
65.1
38.9
51.3
48.2
33.8
2.0
0.3
529
61.2
25.9
38.9
41.6
31.0
0.9
1.5
全
体
学 年
学
性別
生
1
年
生
192
63.5
25.5
34.9
43.8
30.2
1.6
1.0
2
年
生
173
59.5
24.9
46.2
45.1
32.9
0.6
1.7
3
年
生
164
60.4
27.4
36.0
35.4
29.9
0.6
1.8
男
子
276
62.3
31.5
35.5
44.2
35.5
0.4
2.5
女
子
253
60.1
19.8
42.7
38.7
26.1
1.6
0.4
170
図表7-19
小学生
参加させたい農業体験・酪農体験(その他)
・お菓子作り
2
・はちみつを採集後、蜜ろうでキャンドル作り
・どのように食品ができあがるかを知る
・いなかの生活体験
・通年の農作業、草取りなど
・手が加えられない土地があるから、林業
・販売
・子どもたちが興味のある仕事を見せる
・何でもよい
中学生
・料理教室
2
・食器づくり
・と殺場の見学
・どんな食べ物も、生きるためには欠かせない。食べ物を粗末にしないためにも、
自分が苦労して体験することにより、どんなに大切な物であるかわかってほしい
・普段家庭ではできないこと
171
5 学校給食
(1)
学校給食の満足度
学校給食の満足度については、
「たいへん満足」
「ほぼ満足」を合計した<満足>は、小学
生が91.6%、中学生が88.9%となっています。
図表7-20
学校給食の満足度(小学生・中学生)
0
20
40
60
35.9
全 体
80
55.7
小
学
生
40.3
男 子
性
別
53.3
100 (%)
0.6
6.5 1.3
0.8
4.4
1.3
N
786
390
0.5
31.7
女 子
57.9
8.6
1.3
394
1.0
25.2
63.7
9.8
0.3
男 子
24.7
64.3
10.1
0.3
1.3
308
女 子
25.7
63.0
9.6
0.3
303
全 体
中
学
生
0.6
性
別
たいへん満足
(2)
612
ほぼ満足
やや不満
たいへん不満
無回答
学校給食の不満の理由
図表7-21は、学校給食について「やや不満」
「たいへん不満」と答えた人に、不満の理由
をたずねたものです。
図表7-21
小学生
学校給食の不満の理由
・量が多い 10
・量が少ない
9
・献立にあるデザートがつかない日があった
・食べ物の好き嫌いが多いため
・野菜があまり好きではない
・味付け
4
4
2
2
・おいしくない
・給食時間が短い
2
2
・量が多いため、時間に間に合わず急いで食べて気持ち悪くなることがあった
・量が多い時は、食べるのが遅くなるので嫌だ
・食べきれない。ハンバーガーなど、1年∼6年生まで同じ大きさというのは無理
がある
・ご飯とソフトメンが多いので、体にあった量にしてほしい
・野菜の煮物で、固いにんじんなど、生っぽい時がある
・栄養士さんが変わり油っこくて、おいしくない。前のように和食中心がいい
172
小学生
・キムチチャーハンが辛い
・果物が少ない
・麦ご飯が嫌い
・ご飯が硬い
・野菜が多い
・毎日きのこが出る
・嫌いなものがある
・好きな料理があまり出ない
・食べるのが遅いので、残されてしまう
・短い時間の間に骨のある魚を食べるのは苦手
・配膳の仕方
・材料の値上げなどで、デザートやフルーツがなくなり、楽しみがなくなった
・デザートのお楽しみの量が少ない
・フルーツが出ない日がある
・アレルギーにも対応してもらい、ありがたい
・子どもからは言いにくいが、嫌いなものは最初から配膳しなくてもよい
・好き嫌いはよくないが、辛くて食べられないものを低学年からメニューに出す必
要があるのか
・親として、給食はありがたい
・子どもに不満を言わせるな
中学生
・量が少ない
・量が多い
13
9
・味付けが好ましくない
5
・本人の好き嫌いがある
3
・嫌いなものが多い
2
・体の大きさに関係なく量が同じなので、少食の子どもは食べられないことがある
・1年∼6年生まで同じ大きさで、ハンバーガーが食べられない
・体に応じて量を調節できるとよい
・食事の時間が少ないのに量が多い
・パンを残せない
・中学生男子には少し少ない
・たまにだが、量が足らない
・おかわりが、あるといい
・ひとりの子がたくさん食べ過ぎている
・バイキング。残す人が多いとはじめから量が少なくなり、しかもおかわりは無理
なので
・まずい
・味付けが、いまいちのときがある。小中学校同じメニューでも、小学校ではおい
しいと言う時がたまにある
・さめている
173
中学生
・養老町の給食は、とてもおいしいと評判
・とてもおいしい
・献立の組み合わせがよくない日がある
・献立を見て、大人でも食べたくないようなものがある
・副食の種類が少ない
・収穫のよく採れる頃になると同じものがメニューによくでる
・パンと麺はやめてほしい
・牛乳でなく豆乳にしてほしい
・牛乳が嫌いだが毎日でるので、牛乳に混ぜるココアなどがあると飲めそう
・流行のものが食べたい
・嫌いな物でも食べさせられる
・ご飯が固い
・ご飯のにおいが気になる
・パン食が嫌い
・野菜が嫌いだが、野菜がゴロゴロ入っている
・嫌いなレバーがある
・魚のヒレをとってほし
・デザートが少ない
・給食の時間が短い
・時々、虫が入っているらしい
174
意見・要望
1 妊
婦
○出産・育児などの手続き一覧や保育所などの一覧など、情報がほしい。
○妊娠中であり、結婚して養老町に来て月日も短く、町でどのような子育て支援があるのかわ
からず、アンケートに答えにくい項目があった。初めての妊娠で子育てもこれからなので、
幼稚園・保育園について全く情報がなく答えにくい。
○自治会に加入していないため情報がないので、郵便などで情報を知らせてほしい。
○ファミリー・サポート・センターがあれば、とても助かると思う。子育て支援について、い
ろいろ検討してくださりありがたいと思う。母子手帳を受け取りに行った時の保健センター
の対応が、親切でとても気持ちよかった。
○保育園に入園前の子どもが交流する場がなく、核家族にとっては非常に住みにくい環境。孤
独を感じることが多く、不安を解消する術が見つからない。
○子どもが外で遊びにくいので、子どもが集まって遊べる場所をつくってほしい。小さい子ど
もが遊べるように、保育園の園庭を開放してほしい。
○公園が近くになく、家の前で近所の子どもたちは遊んでいる。危ないので公園を整備してほ
しい。
○養老公園の駐車料金を無料にして気軽に行けるようにしてほしい。
○休日の出生届を受け付けているのなら、一緒に子ども手当ての申請もできるとよい。産後す
ぐであり、平日に自由に動ける人は限られているため。
○平日だけでなく、土・日曜にも対応してほしい。
○妊娠中からの医療費控除などを検討してほしい。
○下笠地区には街灯が少なく、子どもが高校生になった時、学校への行き帰りがとても心配。
○アンケートの結果をもとに、いろいろな施策を実行してほしい。そうでなければ、このアン
ケートは無意味になる。
176
2 就学前児童のいる世帯
(1)
子育て全般
○今後も子どもがのびのびと育ってくれたらいいと思っています。子どもと安心した生活が送
れるような町になるよう期待しています。(2件)
○働くお母さんが安心して預けられる環境・施設をつくってほしい。(2件)
○町民はみんな平等と、納得できる町。
○養老町は、東の方も養老です。西に偏っています。
○「養老町の子育て・福祉が一番」のまちづくりを期待したいものです。
○今後もっと子育てがしやすく、楽しく子育てできるような町になってくれるとうれしい。
○これから小さい子どもを育てていく家庭にとって、住みやすい養老町にしてください。
○子どもが安心して遊べる町にしてほしいです。今が最悪なわけではないですが、安心できる
町が希望です。
○子育て支援サービスが、全然充実していない。老人の支援ばかりだ。
○こういったアンケートなどがあり、子どものいる家庭に目を向けつつあるのだなあと感じて、
これからに期待します。
○共働きで頼る人が近くにいない親が、安心して子育てできるようにしてほしい。
○幼・保育園の園庭開放も利用しにくく、子育て支援サービスなどあるのと疑問に思うくらい
養老町は子育てに不便な町。支援センターは、こんなに広いのに下笠まで行かないと利用で
きるところはないし、大垣市のしか利用していません。とにかく遅れている。アンケートを
実施するお金があるなら、改善してほしいし、もっと若い人の意見を取り入れて税金をきち
んと使ってほしい。何年たてば養老町は変わるのでしょうか。
○大垣市が、妊婦や子どもの助成が大きいので、すごく市町村格差を感じた。
○今まで、大垣市・高山市・瑞浪市などいろいろな地域に住みましたが、一番遅れているよう
に感じます。これから子育てをする人のためにも、すてきな養老町にしてください。アンケ
ートできてよかったです。
○国と地方が一体となって子どもを社会で育てる、古き良き日本の時代がもどることを願う。
○子どもが小さいので、支援の必要性をまだあまり感じませんが、まずは清潔な町であってほ
しいです。
○長らく続いた年寄りの町を改善しましょう。新町長頑張ってください。
○母子手帳の交付・マタニティ教室・入園申し込みの説明会など、平日にしか行われないもの
が多いため、仕事を休んだり、遅刻・早退する必要があった。働いている人の休みは様々だ
177
が、土日休みが多いと思うので、土曜日に開催してほしかった。
○広幡地区は、幼稚園がなく、小学生の数が少ない。不安を感じる生徒1人に対する教育は、
生徒数が少ないほど充実するが、仲間づくりという点では子どもが多い方がいい。
(2)
保育園・幼稚園
■保育園
○保育園が少ないため、充実させてほしい。
○5∼6か月くらいから預けられる保育園を増やしてほしい。
○どこの保育園でも、6歳まで預かってもらえると助かる。
○共働きの家庭が増えているため、預けやすい保育園であってほしい。
○町立の保育園に通園していますが、平日に行事があるのは、共働きの家庭では休みを取る
のは難しくて大変です。土日にすることはできないのでしょうか。
○保育園に在園時、行事が平日に多く仕事と重なり大変でした。極力保育園の行事を優先し
ていますが、月2回以上になると休むのもむずかしい。休むと給料が減り、生活が苦しく
なる。
○下笠保育園のように、下の子を連れて、上の子の保育園の様子が見られるのはうらやまし
い。
○保育園で、ちゃんと子どもを先生方が見てくれているのか不安。信頼関係の問題。
○保育園が自宅から近いけど、どうしても行かせたくなくて悩んでいます。4時の迎えが過
ぎれば、職員が嫌な顔をする。いつもテレビばかり見せていると、子どもが通っている保
護者から聞いた。保育園なのに4時過ぎに迎えに行って何がいけないのか。働いているか
ら預かってもらっているのに、幼稚園と変わりない。これでは、安心して働けない。支援
がどうとかではなく、普通以下で問題外。テレビばかり見せているのは保育者がすること
ではない。もっとやる気をもって接してもらいたい。大事な子どもを預けるのだから。絶
対に何とかしてほしい。
■幼稚園
○私立幼稚園をもっとつくってほしい。
○幼稚園の年少・年中クラスがあればよいと思います。
○義父母にしつこく保育園を勧められる。専業主婦で条件に合わせないので入園できないと
説明したが、わかってもらえず保育園を勧められる。無理に入ることもないし、家で一緒
に過ごす時間を大切にしたいとも思う。4歳で入れる幼稚園があったらいいと思う。もし
178
あるのなら、情報をたくさんもらえるとありがたい。
○家はお金がないので、幼稚園に2年入れたかった。勤めている人もいるので、3年保育園
というのもありがたい。
○幼稚園では、平日に親が参加しなければいけない行事があり、親は働くなと感じます。
○幼稚園において、ひらがな・習字・数字の勉強など、もう少し学習面の充実をはかってほ
しい。
■保育時間・延長保育
○保育園は、延長保育で朝8時頃からみてくれますが、幼稚園は8時半からだと聞きました。
開園時間の差が親の仕事に差し支えると思います。
○両親の勤務実態に合わせた長時間、土日保育の実施。
○保育園の時間を長くしてほしい。延長保育の充実。
○幼稚園・保育園が選択できればいいと思います。小学校前まで保育園でもいいです。園服
を買い替えたり、園への送迎も兄弟がいたら2か所行かなければいけないので大変です。
働いていると、夏休みなど長い休みもあるので大変です。祖父母と同居でも働きに出てい
る場合、子どもをみれないので、幼稚園でも、保育園のように希望する人はみてもらえる
ようになったらいいと感じます。
○幼保園としてほしい。働くお母さんが、迎えに行けない時もあるので。
○幼稚園も、少しは働く親のために早朝保育を快く引き受けてほしい。嫌な顔をされるのは、
腹が立つ。
○養老町は、なぜ保育園から幼稚園へと行かせるのですか。保育園からそのまま小学校でも
いいのになぜでしょうか。
働いているため、幼稚園に延長保育がないので本当に困ります。
○西濃地区では、保育園に2年通った後、幼稚園に1年通うのが一般的だが、両親が働いて
いる家庭ではどのようにしているのか大変疑問に思う。
■一時預かり・病児・病後児保育
○一時保育できる保育園をもっと増やしてほしい。
○地域、保育園・小学校の役員ごとが多すぎます。平日夜、土日に何度も出かけなければな
らないなんて、その間子どもを預ける身内もない家庭はどうせよというのでしょう。
○病気児童を預けられるところをもっと充実させてほしいです。
○病後児保育なども充実させてほしいです。そういうところで働きたいから、保育士などの
資格を今取っています。
○子どもが病気なのに仕事が休めないとき、子どもを預けられる施設が町内にあるかどうか
179
わからない。
■保育料
○保育園の料金を下げてほしい。
○保育料を安くしてほしい。
○保育料を無料化してほしい。大垣市は3人目から無料。少子化対策には大きいのではない
か。
○3人目の子どもの保育料について検討してほしい。
○幼稚園か保育園に、同時期に通っている2人目だけ半額になるのはおかしいと思う。同時
期に通ってなくても1人目はきちんと払っているので、2人目以降は同じ待遇を受けられ
てもいいのではないか。そうすると、働きたい母親でも「子どもを産もうかな」と思う人
が増えると思う。
○母子家庭でも親と同居の場合、収入をまとめられるので困る。お金を出しているのは母親
なので、その収入で減免などを考えてほしい。
■保育園の入園要件・手続き
○共働きでなくても、3歳からは保育園に入れるようにしてほしい。
○祖父母と同居の場合、保育園に預けられないので困っている。
○保育園に入園できる条件について、外で働いている・内職しているなど、条件をきちんと
すべきだと思う。子どもを預けることができないと、働くことができず、本当に保育園に
入れたいが入園させられず困っている人もいると思う。祖父母がいる・いないも条件から
外してもいいと思う。子育ては体力も使うし、面倒をみるのは大変だと思う。
○養老町は幼稚園が1年しかないので、保育園に入れることになりますが、そうなると必然
的に働かなくてはならないので大変です。幼稚園・保育園の垣根を早くなくしてほしいで
す。
■幼保一体化
○幼保一体化を早期実現させてほしい。
○幼稚園と保育園が一体化されれば、学区を超えて保護者が自由に通園させたい園を選べる
のでしょうか。共働きの家庭にとって、学区が選べるとありがたい。
○「町」「市」など学区の垣根を取り払って、職場の近くで預かってもらえる保育施設の実
現。
○保育園と幼稚園の一体化について、どのようになるのかわからないため、現在と比べてど
うかわるのか判断ができないと思いました。
180
■園の開放
○住んでいる地域で、保育園・幼稚園の開放が週1回または月1回でもあれば、利用しやす
く近くの人と知り合いやすく、交流が深まると思う。他の地区の園では、場所がわからな
いし、その時の出会いだけで深まることはむずかしい。
○もっといろいろな園で開放して、子どもたち・親たちがもっと交流できるようにしてほし
い。支援センター1つだけでは、ダメだと思う。
■その他
○保育園・幼稚園でも、養老町で働いている外国の人との交流、障がい者の人との交流をす
るといいと思う。
○保育園・幼稚園がかなり老朽化しています。早く改築してほしいです。
○支援センターや保育園など、老朽化を感じる。ある程度園を集約化し広くして、時間も柔
軟に対応するとよいのではないでしょうか。
○「園で何人出してください」と動員かけるのはおかしな話です。
(3)
留守家庭児童教室(学童保育)
○仕事があるので、小学校でも留守家庭児童教室などを利用するつもりですが、3年生までし
か利用できないと聞いています。夏休みなど長い休みに、子どもだけで家で過ごすことにと
ても不安があります。1か月ある夏休みだけでも、せめて4年生だけでも預かってもらえる
と不安もなく仕事ができます。
○学童について、夏休みなど長期休暇だけ利用することを可能にしてほしい。現状は3か月以
上の利用に限られているので、子どものために正社員を辞め、保育時間内だけのパートに仕
事を変えたが、夏休みの預け先に困る。そういう時に休める仕事はほとんどないと思う。非
現実的な条件ではないか。
○留守家庭児童教室の料金を考えてほしい。
(4)
母子保健サービス
■健康診査
○保健センターでの健診について、ちゃんと行こうと思わせるような内容にしてほしいです。
1人目でくだらないことを言われたから、2人目からは行くのはやめたなどと、よく聞き
ますし実際に納得してしまいました。
○他の市町と比べると、育児相談・健診の内容があまりよくないと感じました。保健師さん
181
に相談しても、適切なアドバイスがもらえず解決しません。
■予防接種
○ヒブ・小児肺炎球菌のワクチン費用が全額助成していただけるようになり助かっています。
(2件)
○予防接種の補助は、ありがたい。
○ヒブ・肺炎球菌のワクチンや子宮がんの予防接種費の助成は、大変助かりました。インフ
ルエンザの助成は今後も続けてほしいです。
○乳幼児のワクチン接種の援助はありがたく、養老町は充実していると思います。
○ヒブ・肺炎球菌のワクチンを無料にするなど、どんどん助成をしてくださり大変助かって
おります。
○ヒブ・肺炎球菌ワクチンの無料化になる前に接種した乳幼児について、領収書があれば返
金できるようにしてもらえるとうれしいです。
○もう少し早く、予防接種の助成をしてほしかった。おたふく・水ぼうそうの予防接種も助
成してほしい。
○インフルエンザ予防接種の全額補助。
○インフルエンザの予防接種について、大垣市は市が支援して無料だと聞いてとてもうらや
ましかった。
○予防接種について、医療機関によってすぐ予約がいっぱいになったり、受け入れられなか
ったりということがないようにしてほしい。
■保健師などスタッフ
○指導者の質が低下しないよう、教育力の向上に努めてほしい。
○子育てサロンや保健センターなど、保健師や職員のレベル向上、モチベーションの向上を
図ってほしい。遅れているし、知識・勉強不足を感じた。自覚して、研修・個人での学習・
情報収集を通して、資質を上げていってもらいたい。他の地域に比べても低くて恥ずかし
い。
○保健師の話が、少し古くさく感じることがあった。
(5)
医
療
○小児科医療を整備してほしい。夜中に病気になっても、養老町にはなく大垣市まで行かなく
てはならないのが不満。(2件)
○小児科が少ない。休日・夜間に子どもを連れて行ける医療機関があればいいといつも思って
182
います。
○養老町に産婦人科がないのが残念です。
(6)
障がい児への支援
○障がいを抱える子や特別支援の必要な子も、仲間と一緒に保育園や小学校の通常クラスで過
ごせるように、特別支援員の充実を望みます。
○発達障がい児を抱えていても、少しのサポートがあれば十分通常クラスで勉強できる子がい
ると思います。将来の養老町を支えていくのは、子どもたちです。特別支援が必要な子につ
いて、本人や親が希望すれば、教員だけでなく地域の人の力も借りて、なるべく健常な子と
一緒に生活し学べるようにしてほしいです。
(7)
子育てサロン・支援センター
○子育て支援センターは1か所しかないため、もう少し増やしてほしい。(2件)
○子育て支援センターのサービスを充実してほしい。
○下笠の支援センターのように、常設のいつでも利用できる施設が少なすぎる。
○支援センターが少ない。週1回でも、各保育園などで開催されるとうれしい。
○子育て支援センターを増やしてほしい。下笠は少し遠いため。
○子育て支援センターをもっと増やしてほしい。車がないと下笠まで行けない。海津市は、未
就園児のために、各保育園で子育て支援サービスを提供している。
○支援センターが下笠地区にしかなく、どちらかというと養老町の南地区の人の利用が多く、
利用しても同じ室原地区の人と知り合うきっかけがないので、もう1つ支援センターを早く
つくってほしいです。現状のものよりも広く、独立したセンターを希望します。
○子育て中の母親の交流が、もっと盛んになればいいと思う。
○子どもを遊ばせる場所をつくってほしい。家で子どもと過ごしているだけだと、育児ノイロ
ーゼなども心配になるので、子どものいる他の母親たちと交流して、いろいろ情報のやりと
りをしたい。
○支援センターなど、保育園に入園するまでの子が遊ぶところが少ない。大垣の支援センター
に行っているが、人も多く楽しめる。
○本当にもっと母親同士の交流の場がほしい。外を散歩していても人に会わないし、若い人を
見かけず少し寂しい町。
○まだ9か月の子どもですが、動きが大きくなってきました。保育園の開放は知っていますが、
183
未満児は危なくあまり利用していないと、保健センターから聞きました。ママ友もほしいの
に施設は利用できないので不満。
○ひよこハウスに2回参加しましたが、すでに母親のグループができていて参加しづらいため、
子どものためと思いつつも参加できずにいます。何度か参加しているうちに、気の合う人が
できるのかもしれないとも思いますが。
○社会福祉協議会のひよこハウスは、地域を巡回したりイベントがあったりして参加しやすい
と思います。参加してとてもよかったです。このようなサービスをもっと増やしてほしいで
す。
○ひよこハウスに、ありがたく参加させていただいております。
○子育て支援センターの利用時間が短く、土日も利用できない。大垣市の「こどもの城」を参
考にしてほしい。
○幼稚園・保育園が一体化されることにより、園の数が減少するのではないかという不安があ
ります。近くて安心して子どもを教育してもらえるところが必要。そのために、養老町に1
つしかない「子育て支援センター」の役割を明確にして、大いに活用できるシステムにして
ほしい。
○ひよこハウス・子育て勉強室と同じようなものがあって、以前はメリハリがあって楽しかっ
たし、保育園の入園前に準備できる場所だと思っていたけど、2人目を連れって行ったとき
は、ただ自由に遊ばせただけで、家で遊んでいても一緒だなと思って残念でした。
○ファミリー・サポート・センターができてほしい。
○近所や同じ地域にどんな子どもがいるのかもっと知りたい。
○支援センターではかなりよくしてもらっているので、これ以上望むことはないと思います。
(8)
講座・イベント
○町内に子育て支援センターが1つしかなく、どんなことをしているのかもわかりづらい。児
童館もあるが、自宅からは遠く利用しにくい。利用のきっかけになるようなイベントがある
とよいと思う。
○大垣市の子育て支援のイベントは充実しているが、市民でないと参加できないと断られるた
め、住んでいる養老町の支援を期待したい。
○子育てサロンの七夕会・クリスマス会に予約しても、すぐ定員になって3年間一度も参加し
たことありません。定員を増やすか、一度参加した人には遠慮してもらうなど、なんとかな
らないでしょうか。
184
○ひよこサロン、地域支援センターでの七夕会・ひな祭り会などで、飲食物を出してもらった
り、お土産をもらえるのはありがたい面もあるけれど、こういうのは平日家にいる一部の人
しか利用できないので、ここにお金を回すよりはみんなが利用できるところに使ってほしい。
○ここ最近ギャルでも農業をやるようになっているので、子どもたちについても、いろいろな
イベントをつくって参加させられる子育て支援サービスもあったらいいです。イベントの案
内もわかりやすくしてほしい。
○地区ごとに公民館などで定期的に集まれる場があるといい。民生委員・保育士など、いろい
ろな年代や立場の人もいるとなお良い。地域で子どもを見守ってもらえるようにするために
も、子どものことを知ってもらえる機会がもっとあるとよいが、なかなかむずかしい。
○ベビーマッサージ・ベビーヨガなど、母子で参加できるような教室の充実。
○ふれ合いはあまり自分からできないので、親子で参加できるサークル・ダンス・歌・料理な
どあるといい。
○子どもと参加できる料理教室を開いてほしい。
○ファミリーで参加できるイベントがあるといいです。
○イベントと記入してあっても何もなく、園で自由に遊ぶだけだった。
(9)
情報提供・相談
○いつ・どこで・何が・どのように行われているかが、さっぱりわからず、知らないまま終わ
っています。情報提供をもっと充実させてほしいです。テレビ・広報・店舗にポスター貼り
出すなど、いろいろな方法を考えてください。
○養老町のホームページから育児関連の情報を見ようとすると、あまり更新されておらず情報
が古い。
○情報をもっともっと提供してほしい。こちらから動けばいいが、どこに行けばいいのかわか
らない。
○子育ての支援サービスなどの情報が全くないので、定期的にお知らせなどあるといい。
○現在、養老町がどれだけの子育て支援をしているのかあまり知りません。わかりやすくまと
めたパンフレット・一覧表などを配布してもらえると、利用できるものを探せます。
○子育て支援サービスなるものが、具体的に何か知らない。もっと宣伝すべきではないでしょ
うか。
○子育て支援サービスというものが、どんなものかがわからない。
○支援センターが、どういうものなのかわからない。どこにあるのかもわからないので、行き
185
やすいようにしてほしい。
○子育て支援センターの情報などをもっと提供してほしいです。
○保健センターの子育て支援のイベントや場所などを聞いたら、「町報を見てください」と言
われた。もう少し親切に教えてもらえるとありがたい。
○保育園・幼稚園の細かい情報など、説明会の前に教えてほしい。
○育児休暇後社会復帰できるように、誰でもわかるように情報を提供してほしい。未満児の受
け入れ可能な保育園、4月ではなく途中からでも入園可能な人数など、わかると復帰しやす
いと思う。
○子どもがまだ乳児なので、支援のこと、園・学校のことなどわかりません。
○ひよこハウスを度々利用させていただいております。親子とも、息抜きができるいい場です。
育児上の悩みを抱えている人の中には、なかなか自分からそのような場に足を運ぶことがで
きない人もいると思います。定期的な戸別訪問など、行政からもう少しアプローチするよう
な仕組みがあるといいと思います。
(10)
公園・遊び場等
■公園・遊び場の施設
○公園など、子どもが安心して遊べる場所があるといい。(4件)
○近所に、子どもを安心して遊ばせられる公園がほしい。(4件)
○公園をつくってほしい。
(2件)
○子どもが遊べる場を増やしてほしい。(2件)
○具体的な支援も大変ありがたいですが、子どもの遊び場がないことが、親としては大きな
悩みだと思います。芝生の広場だけでもあればうれしいですし、子どもを安全に遊ばせる
ことができると思います。
(2件)
○子どもが安全に遊べる場所が、早くほしい。
○子どもが少ないので、もっと集まる場所を設けてほしい。
○小さな子どもを遊ばせる場所がない。大垣市に比べて差がありすぎ。
○未満時の子どもを連れて一緒に行ける所を増やしてほしい。
○小さい子どもを連れて行ける小さな公園をつくってほしい。
○子どもが安心して走り回るスペース・公園などは、小さい子どもの成長に欠かせないと思
っています。そのようなスペースがほしいです。
○近所の人が集まれるように、公園・広場などの遊び場があるとうれしい。
186
○地域の公園を気軽に利用したいので、増やしてほしい。
○養老公園があるためか、気軽に遊べる公園が少ない。
○養老町には他町のような公園・児童館がなく、保育園入園前は西濃地区だけでなく、岐阜
市にまで行ったりしていました。養老公園のような公園は駐車料金がかかり、渋滞に巻き
込まれたり、広すぎて日々通うには問題ありという感じでした。最近外で遊ぶ子どもが見
られないのは、安全で楽しく遊べる場所がないことも理由の一つだと思います。
○下笠地区は、公園など子どもの遊び場が全くなく、子どもたちは家と家の間の道路などで
遊んでいます。もっと子どもが安全に行き来できる範囲内に、広場などがあればいいと思
います。なぜ下笠には公園がないのか、住んでみてがっかりです。
○高田駅東側の地区は、アパートなどが増え未就園児がけっこういるので、公園や広場など
を設置してほしい。
○安全・安価な遊び場。
○公園やプレイルームなどの施設が身近にあるといいなと思います。
○養老公園の室内も古いし、室内で遊べるところが町内にない。
○近くに公園や遊ぶところがなく、外だと道路や庭、
最終的には家の中になってしまいます。
助成金も必要ですが、体を強くしていきたいので、雨でも晴れでも気軽に遊べるところも
公園もほしいです。
○輪之内町のように、雨でも晴れでも遊べる小さな子ども用の施設ができるとうれしいです。
○水飲み場やトイレなど、整備されている公園がほしい。
■公園の駐車料金
○せめて町民だけでも、養老公園・こどもの国の駐車場を無料、または半額、またはスイト
ピアのように次回の割引券発行など、検討してほしいです。
○養老公園は駐車料が300円なので、せめて町民は半額か無料にしてほしい。そうすれば少
し足が向くと思います。
○子どもがいる世帯だけでも、駐車場代を免除してほしい。
○養老公園が近くにあるが、車でしか行けない距離にあり、駐車場代がかかるので、なかな
か利用できない。養老町民だけでも少しは安くできないか。
○養老公園の駐車場が有料のため行きづらい。町民なのに毎回駐車料を支払うのは、子育世
代にはきついと思う。近いので休みの日に連れて行きたいが、駐車場代がかかるので木曽
川の公園に連れて行ったりする。木曽三川公園のような大きな遊び場ができるといいです
ね。
187
○養老公園の駐車場を無料にして、気軽に利用できるようにしてほしい。
○こどもの国などは、休日に家族で外遊びさせるのに遊具も充実していていいけれど、駐車
場代がかかるため近くても行きづらい。
■児童館・図書館
○児童館は、小さい子どもが利用できる環境であるとよいと思う。おもちゃなどが大きい子
用なので、小さい子が利用できるような施設を増やしてほしい。
○子どもを安心して遊ばせられる児童館がほしい。
○図書館の設備の拡大。
○図書館が、もう少し明るい雰囲気で利用しやすいといいと思いました。
(11)
防犯・交通安全等
○子どもが少ない町なので、小学校などの登下校時に危険なことがないように、地域のみなさ
んの見守りがあるとありがたい。
○学校の行き帰りが心配、大人の見守りがあれば安心。
○小学校の下校時に、シルバーのボランティアの人が交差点に立っているが、たまに歩道から
車道に飛び出す子がいるので危ないと思います。
○近所の人が子どもに対して嫌がらせをするので、
地域みんなで子どもを守るということを宣
伝してほしいです。
○夜間8時以降の地区パトロール。
○街灯を通学路に増やしてほしい。
○街灯がなさすぎる。車の通りが多くても、歩道がない道路が多い。子どもがもう少し大きく
なったとき、不安を感じます。橋をつくるよりも、もっとするべきことがあるように思いま
す。
(12)
経済的支援
■支援全般
○子育ては大変ですが、やはり自分の子どもなのでかわいいです。毎日楽しく育児していま
すが、お金がかかるので経済的支援がほしいです。
○子育てするにあたってもっと経済的支援があれば、もう少し子どもがほしい。
○学校卒業までの費用をできるだけ減らしてほしい。
○小学校6年、または中学校まで無料にしてほしい。
188
○経済的な支援・免除などがありがたい。今後、増えるとうれしい。
○経済的支援は仕方ないし、子ども手当をもらっているからいい。
○ピアノ・英語・美術・手芸・習字・そろばんなど、子ども向けの習いごとを安く提供して
ほしい。
■医療費助成など
○医療費・予防接種などの助成が充実してきて、これからも子育てをしていく者としてあり
がたいです。
○医療費助成は、大変助かっています。
○医療関係において、最先端の情報提供や助成があると、特に子育てには力を入れているの
だと感じます。
○乳幼児などの医療費助成を中学校3年生までにするなど、助かっています。今後ともさら
なる支援を提案しているとのことで期待しております。
○子どもの病気のときの医療費について、何歳まで無料かわからないが拡大してもらいたい。
○福祉医療費の助成は、即刻辞めるべきだ。その代わり、健診・予防接種などを充実する、
障がい児・低所得者の世帯への支援を手厚くするなど、日の当たらない部分に予算を使う
ようにしてほしい。何でも行政に頼るという今の流れは、いかがかと思う。もっと町民は
自立すべきだ。
(13)
就労の場・職場環境の整備
○事業所内の保育施設で、小学校入学前まで保育の実施。
○家庭の経済状況が悪くなって職を見つけないといけない時に、職場に託児施設があり利用で
きたらいいととても思います。
(14)
養老町への意見・要望
○子育て支援も大切ですが、町を活性化することも大切だと思います。
○町を活性化して、クーポンや無料マガジンをつくった方がいいと思います。
○スーパーなどで、一般のジュースの自販機と並べて、子どもが安心して飲めるジュースの自
販機も置いてほしい。甘すぎない、体に悪くない、冷めたすぎない、野菜・果物だけででき
ていて、量も少なめで、ストロータイプ・ペットボトルタイプのジュースを売ってほしい。
○スーパーなどのトイレに、子ども用の補助便座や手洗い場がもっとあれば、トイレトレーニ
ング中の子どもでも、おむつをあまり気にせずトイレに入れるのではないでしょうか。
189
○外で食事をするときに、子どもを連れて行きづらい所が多いので、大垣市まで食べに行って
います。
(15)
アンケート
○このアンケートを参考にして、形として残してほしい。
○子育て支援について、アンケートをすることは、すばらしいと思います。アンケート結果も
公表されることを希望します。
190
3 小学生のいる世帯
(1)
子育て全般
○セーフティネットとしての経済支援の充実は大切ですが、収入の範囲で何とか生活している
人にとっては、公的サービスの充実の方が重要です。安心して共働きができれば税収も増え
るし人口も増えると思います。
○ひとり親家庭はとても大変です。子どもが病気になれば仕事ができないし、お金はないし、
もう少し優遇してほしいです。
○あまりお金をばらまくと後世に負担をかけることになると思います。今は、苦しくてもじっ
と我慢できると思うので、将来負担をかけることだけは避けたい。高校の無償化、子育て給
付はやめて、じっと我慢できる子を育てていくような方向転換を早急にしてほしい。受診す
るお金も自己負担に。何でもやってもらえる世の中は、若者をだんだん駄目にすると思いま
す。だだし、本当に困っている人には手厚い保護を。
○働く親が多い中、子育てを園や学校に任せてしまっているのが現実です。そうしなければな
らない日本社会です。親の安心が子育てに及ぼす影響が大きい。安心して働ける環境づくり
が必要です。夏休み、冬休み、春休みが不安を与えています。何とかしたい気持ちです。
○サービスなどを考えるときに、実際に子育てをしている人を中心にすすめていってほしい。
○近年、未満児で保育園に入園させる方が大変多いですが、子どもにとっては、親が育てるの
が一番だと思っております。保育園へ入園させていない家庭への支援を手厚くし、出来るだ
け3歳までは親が育てられる環境をつくって頂きたいです。今、子育て支援サービスとして
保育所の確保など言われていますが、子育て中の家庭は働かない方が良いような経済支援や
税金控除を考えてもらいたい。そして、子どもは親が育て、子どもの心を育ててほしい。保
育園は5歳からでも良いくらいです。昔は2年保育だったのだからそれで良いと思う。小さ
いころから保育園へ入れられて育った子の将来が心配です。今の親は仕事をしてなくても未
満児で預ける。それは本当にやめてほしい。子どもがかわいそうだ。
○お母さんが働くことばかり考えるのではなく、子どもが学校から帰った時に「おかえり」と
迎えられる環境を作ってあげられるようになるといい。お母さんもお洒落したりランチした
りすることが多いので、働く気持ちも分かるけど、子どもはどう思っているのか。子どもと
十分コミュニケーションをとれば、さほど支援してもらわなくても今の支援で十分楽しく暮
らせると思う。
○自分の子は自分でということも大切だけど、どこの子か知らない子にも声をかけることがで
きたり、地域で子どもたちを見守ることができたらいいなぁと思います。大人同士も気軽に
191
話ができ、悩みが話せたりする場所、子どもたちを遊ばせ、その側で大人同士も話せる場所
などがあるといいと思います。イベントなどもあると親子で楽しめたり地域の輪も大きくな
ると思います。
○子どもがもっと小さい頃は、他県のことをテレビなどでやっているのを見て、子育て支援み
たいな所があればとても助かるなと思っていました。少しでも働きに出たいと思う時もあり
ましたが、短時間で預かってもらえる所がなく、すごく困りました。これからの人に、そう
いう場所を作ってあげてください。
○まず、二世代でなく三世代以上の同居が基本ではないでしょうか。三世代以上の家庭をもっ
と推奨していくべきですね。
○昔からある古いやり方もいいですが、いい所を残しつつ、やはり、現代のニーズにあった子
育て支援をしていただきたい。もっと、視野を広げてほしい。
○若いお母さん世代の考え方の違い(あいさつが出来ない)など、根本的な問題もあると思い
ます。
○過保護になるのではなく、自立をめざし見守っていける一人の人間としての成長を促してい
きたい。そうなってほしいと思います。
(2)
学校・教育
○各学校の制服やシューズは機能性も大事だが、値段のことも考慮してほしい。高ければ良い
ものでもない。
○いじめを受けている子どもの気持ちを、もう少し学校側が真剣に考えてほしい。
○町内の耐震化が進む中、養北小学校が遅れているように感じます。地震のニュースを聞くた
びに心配と不安を感じています。
○給食にデザート(ゼリーなど)は贅沢だと思います。
○学校の給食はみんな冷たいまま。冬は特に冷たい。改善してほしい。
○終業式や始業式の日は11時過ぎには帰宅するため、家族の誰かが仕事を休んだり、最悪子
どもだけで家にいる状況にあります。大垣市などは、終業式や始業式でも、給食を食べて普
通に授業をして帰ってくる学校があり、働く家庭では(家に誰もいない)大変助かると聞き
ました。式の日だけ一時預りが利用できたり、給食・授業をすませて帰宅させていただける
と大変助かります。
○給食を月1・2回はお弁当にして、少しでも良い食材が食べれる方がいい。会社の社員食堂
ぐらいな食べ物だと楽しいと思います。
192
○小学校に入学した1年生は1か月近く早く帰ってきます。学校の近くまで毎日迎えに行くの
は親や祖父母に負担です。ただでさえ授業時間が足りないのに、早帰りが長過ぎると思いま
す。1週間ぐらいでもいいと思います。上級生と帰って、慣れることも大切だと思います。
早帰りのために学童保育へ入れる家庭もあるようなので無くしてほしいです。
○保育園、各学校に給食室があり、そこで作ったものをいただいてます。今後もこのスタイル
を続けていってほしいと願います。
○小・中高校生を対象として、キャリア探索プログラムや、ジュニアインターンシップを実施
し、小中高の段階から、職業意識を形成し、ニートやフリーターを増やさないようにする。
○先生方に良くしていただくことはいいですが、時には過保護すぎじゃないかという場合があ
ります。学校は勉強する(教える)所であるので、温かく見守って指導していただきたいで
す。
○小・中学校の先生に教育者としてどうかと思われる先生が多いと思っています。子どもが伸
びません。先生の言い方で学校へ行けない子もいるようです。
(3)
留守家庭児童教室(学童保育)
■学年の延長
○留守家庭児童教室を小学校6年生までにしてほしい。(9件)
○4年生から1人では留守番させるのは心配。(4件)
○今までずっと仕事をしていて、保育園から学童を利用させていただきました。現在、体調
を崩し、休養中(退職しました)ですが、今後仕事を始めた時の為にも、学童保育の充実
(できれば4年∼5年までの預かり)を期待します。
○留守家庭児童教室が3年生までなので、共働きの親としては預かってもらえる所がなく困
っています。母親の仕事をフルタイムからパートにすることもできないので、何とか6年
生まで利用できるようお願いしたいと思います。
○他の地域は留守家庭児童教室が6年生までと聞きます。4・5年生は一番危ないと思って
おりとても心配です。できれば4年生まであると助かります。
○学童保育は3年生までですが、親が長時間働くためには、もう少し上の学年まで預かって
頂けると働きやすいのではないかと思います。
○学童保育が3年生までというのは遅れていると思う。この時点で住みにくい町だと思う。
改善されていないところをみると、向上心がないのですね。もう少し子どものことを考え
るなら、まじめに考えてみてはどうですか。
193
○学童保育の対象を6年生まで引上げてほしい。養老町は他の市町村と比べると何かにつけ
て対応が遅く、サービス等も充実していない点が多々あると感じます。
○小学3年まで留守家庭児童教室に入っていましたが、4年生からダメだと言われました。
祖父母に育てられ、休みの間手がかかり困ります。6年生まで利用できるよう願います。
○子どもが小学校に入学しパートに出ました。私は同居なのでなんとかなりましたが、他の
働くお母さんたちから、夏休みだけ学童保育を利用したいけど、3か月は必ず預けなけれ
ばいけないとか、4年生になると預け先がないから、遠い実家に預けて仕事に通っている
ということをよく聞きました。4年生では毎日1人で過ごすのはかわいそうだし心配です。
やはり学童保育は6年生まで。もう少し臨機応変なシステムにしてくだされば、大変働き
やすくなると思います。子どもたちの
心 にも良いと思いますよ。
■長期休暇の利用
○夏休み等長期休暇時には6年生まで利用したい。
(4件)
○長期の学校の休み(夏休み)に高学年でも、留守家庭児童教室を利用できるとよいと思い
ます。家で1日留守番させるのが心配なもので。
○のぞみ保育は3年生までですが、普段は下校して1人で待つことは可能だと思います。夏
休み冬休みなど長期の休みは、朝から晩まで1人で何日も過ごすのは無理かと思います。
長期休みだけでものぞみをお願いします。
○夏休みのような長期の休みの時だけでも、学年を問わずに見ていただけると共働き世帯は
助かります。
○学童保育に関しても、夏休みだけ預かるとか、高学年も預かる体制をつくるといいと思い
ます。
○のぞみ教室が3年生までというのはおかしい。夏休みなどの長期休みの場合、きょうだい
がいる家庭では、下は預けられるけど上は預けられないのでは安心して働けないと思う。
○子育て支援を長期休暇のみでも利用できるようにしてほしい。子どもの年が離れているた
め、上の子が対象外の年齢になると留守家庭教室に入れず困った。
○仕事に間に合わないため、夏休みや冬休みなどの預かり時間を朝7時からにしてほしい。
○夏休みや春休みだけ利用できるようにしてほしい。条件をつけられると困る。そういうと
ころが開かれた感じがしない。もっと母親目線になってほしい。
■利用料
○学童保育の料金が他市町に比べて高い。(5件)
○学童保育を大垣市のように日割り計算にしてほしい。
194
○学童保育の設置は共働きの家庭にとって大変助かっています。ただ、もう少し毎月の利用
料を減らしていただけるとありがたいです。
○以前、留守家庭児童教室に入れていましたが、他の町より金額が高いと思う。夏休みは別
にいいと思いますが…。
○留守(のぞみ)教室の利用料が異常に高い。16:30∼18:00で1か月7,000円は、民間と変
わらない。もっと周りの市町を調べて下さい。7,000円はありえません。本当に良くして
くれるなら頑張って下さい。期待します。変わらないならアンケートもムダ。
■その他
○1か月からでも利用できるようにしてほしい。(2件)
○2か月からでも利用できるようにしてほしい。
○のぞみ教室の先生を要資格者にしてほしい。
○学童保育を気軽に利用できるように、人を増やして金額を下げてほしいです。
○以前、長子を留守家庭児童教室に入れていましたが、上級生・同級生からのいじめから退
室する事にしました。我が子が殺されてしまうという危機も感じました。しかし、教育委
員会の返事・回答は一言もありません。子どもを預けるという立場ですが、お金を払って
いる以上、誠意を見せる必要があると思います。何度注意しても、聞いてもらえないお子
さんがいるのなら、その子が退室すべきではないでしょうか。今回このようなアンケート
だけでは、書ききれなく、逆に腹立たしい思いです。
○学童保育のスタッフのレベルが低すぎます。他の行政は、教員免許を持っている人で、月
2,000∼3,000円くらいと聞きます。前にいたスタッフがとんでもない人で、皆「あの人
だから預けない」という事でした。その後、違うスタッフの方になったら、急に人数が増
えたと聞きました。スタッフの教育(採用)は、とても大事なことだと思います。
○留守家庭児童教室を利用している方は、本当に必要な方ばかりなのでしょうか。しっかり
と町が調査すべきです。
○夏は暑いので留守家庭児童教室にクーラーをつけてあげて下さい。
○養老町は他の市町村に比べて、学童保育などの料金は高いのに、設備、利用状況などがあ
まりにもお粗末すぎる。預けたくても預けるのが嫌で別の場所を探す人もいるという現状
を理解されるべきです。
195
(4)
保育園・幼稚園
■保育園
○以前、園庭開放に行ったが、もう行きたくない。
○大垣市では、1日だけとか2∼3時間だけの一時保育を行っている保育園があると聞いた
事があるので、養老町でも実施したらいいと思います。
○私立の保育園などは、ワンマン教育なので、町としての教育ルールや生活する上での衛生
面など徹底してほしいです。室温の環境、換気、遊ぶ道具などの整備、スモックなどの自
由化、目安箱の様に意見を言える場があるとうれしいです。
○保育園は、環境、保育レベルに差があると思います。特に私立保育園は、指導内容等につ
いて大丈夫なのかと思います。行政からの指導など必要性を感じます。
○まずは、公立保育園の充実を願います。
○私立に任せず、きちんと町立保育園をつくってほしい。これこそ子育てを大切にすること
です。運動場もなく、せまいところなので運動能力も伸びない。町は何をやっているので
しょうか。駐車場にも困る。せまい所でどれだけの人が車に傷をつけたことか…。
○保育園側と幼稚園側に溝があり、保育園が幼稚園を悪く言うため、親も構えて入園しまし
たが、実際は幼稚園の方がすばらしい職員で、保育園の先生の方がレベルが低いと感じま
した。
○養老地区、高田地区に町立の保育園を作ってほしい。そうすれば1年だけ幼稚園に通うこ
とがなくなり、密度の濃い時間を過ごせるから。
■幼稚園
○仕事をしている親として、幼稚園のお迎えの時間を保育園と同じ時間(16時)にしてほ
しい。
○保育園の16時のお迎えに合わせてパートに出たので、このままのペースで仕事ができる
ように幼稚園のお迎え時間も16時までにしてほしいです。
○幼稚園はなくても良い。せっかく働き出しても、朝は遅いし夏休みもある。
○小学校入学前の1年間は幼稚園に入園することがほぼ強制であるのなら、
保育園なみの保
育サービスの確保は必要だと思います。もしくは、幼稚園をなくすか。
○ぜひ、町立の幼稚園(たった1年間)の早急の見直しをしていただきたいです。働く母親
にとっては、のぞみ教室がありますが、有料だし大変困りました。
○幼稚園を3歳から受け入れられるようにしてほしい。
○保育園は働く母の為に良い体制だったのに、幼稚園は協力的でなく困りました。
196
○幼稚園もバス通園がほしい。または、小学生と一緒に登校させたい。
○幼稚園は園の都合で行事等を決めたりするので、働いている家庭にとっては大変です。学
校も行事が多く、1か月に1回は必ず参観日があります。
○保育園に入園する時は、仕事をしないと入れてもらえないけど、幼稚園に行くと行事が多
すぎで仕事を休みがちになってしまう。もう少し行事を減らしてほしい。保育園と幼稚園
では降園時間も違うのでギャップが大きい。
もう少し幼稚園のお迎え時間にゆとりを持っ
てもらいたい。
■保育料
○保育料を値下げしてください
(2件)
○3人目の保育料は無料ですが、そこまで年齢の近い家庭はなかなかいないと思います(年
が離れて3人目などはよくありますが)。上の子でもお金はかかるので、下にいくに連れ
て考えてもらわないとみんな子どもを産まないと思います。
○3人目の保育料を半額にしてほしいです。または上の子が小学校に上がっても3人目は半
額にするとかにしてほしいです。希望ですが・・・
○年が離れて3人目の子どもを出産しましたが、保育園の料金が満額なのは少し厳しいです。
3人目は無料にしてほしい。
○小学校入学前の3人目の子どもは保育料が無料となっていますが、この制度を利用できる
のは一部の人であり、あてはまらない世帯にとってはメリットでない。無条件に3人目の
保育料は無料とした方がよいのではないでしょうか?
○保育園に入園する際のきょうだいの割引きの幅を広げてほしい。大垣市は、3人目は保育
料が無料だと聞いた事がありますが、養老町も検討してほしい。
○保育料が高くてかなり大変です。保育園自体はいい所です。幼稚園は融通がきかない所が
あり不便です。
■その他
○子育て支援センターを下笠保育園以外でも開設してほしい。
○幼保一体化についての話が最近よくありますが、
私としては産まれたときから小学校にあ
がる前の1年間は幼稚園でしたので、その1年は大事ではないかと思っています。もし、
一体化になっても、幼稚園の本質を残して、児童を教育して頂きたいなと思います。
○少しずれているかもしれませんが、よく他の地域の子どもが入園しているのに、地元の子
どもは入れないと聞きますが、地元を優先というわけにはならないのか。
○公立の保育園や幼稚園などの送り迎えのバスがあると便利だと思います。
197
○町内ならどこの地区の保育園でも入園できるのに、送迎は近くしかダメというのはおかし
いと思う。
○子どもを持つ親が安心して働けるような保育時間。
(5)
保健・医療
○小児医療を充実してほしい
○夜間診療の充実(医師がいなくて断られたことがあります)。
○医療体制の充実。
○小児科の病院が少ないので増やしてほしい。
○健診時に栄養士さんの相談がありましたが、アレルギーの相談が全くと言っていいほどでき
ませんでした。逆にどうしているのか聞かれました。もっと、アレルギーなどの知識のある
方の相談を受けられる場を設けてほしいです。
(6)
講座・イベント
○大垣市などは、ひとり親家庭の親子が日帰りで旅行ができる日があると聞きました。養老町
でもそのようなイベントがあるといいです。
○地域によっては子どもの数が少なく、子ども会の活動等で今後心配な部分がある。家の周辺
に子どもが少ないので、なかなか同年代の交流が出来ない。日々交流できる場所の提供をし
ていただけるといいかと思う。
○児童館やファミリー・サポート・センターがあるといい。小学校入学前の幼児のスポーツや
リトミック、英会話などの習い事があるといい。
○子ども向けの生涯学習のような公民館等で行うものを増やしてほしい。マジック教室や絵画、
習字、お茶(茶華道)など。文化的なものをさせたい。
○養老町で生まれ育って良かったと思えるような、
地域とかかわりある教育などがあってもい
いのではと思います(自然体験や小中学生の職業体験など)。
○2歳の子がいますが、出かけて遊べる所がなかなかみつからないので、もっとイベントなど
があったらうれしい。また、あってもみつからないことがあるので、教えてほしい。
○子どもがいっぱい体験を出来るようにしてほしいです。
○子どもが楽しんで参加できる養老町発のフェスティバルや、旅行や、日帰りバスツアーなど
子どもたちが自立していける行事があるといい。幼児には、親子で参加できる遊びやレクリ
エーションがもっともっとあるといいなあ…。
198
○酪農体験の機会はあまりないので、そのような体験ができる場があるといいと思います。
○高齢者の方とふれあえる機会が多くあると、人にやさしくなることを体験できるのではない
でしょうか。
○世代を通してのコミュニケーションをとる機会をつくることで、若い親だけでは教えられな
いことを教えてもらえる支援を望みます。
○大垣市に比べて、子ども向けのイベントが少なすぎるので、もっと企画してほしい。
○地域などに関係なく、できるだけ多くの子・人たちとふれあえる機会を作っていくことがで
きればいいなと思います。通っている園・学校という狭い社会から、もっと広い社会を経験
することができる町であってほしいです。
(7)
経済的支援
○中学まで医療費を拡大していただけたことは大変助かります。(5件)
○子どもが大きくなるにつれて、経済的な負担は大きくなると思うので、中高生への支援もし
てほしい。(4件)
○子ども手当ては実際何に使われているか分からない。授業料、給食費、医療費など、明確な
ものが良い。(2件)
○インフルエンザ等の予防接種の無料化。(2件)
○医療(小児)制度は、とても助かります。
○医療費の助成は、小さい子どもを持つ家庭にとってとても助かっています。これからも継続
されると良いと思います。
○養老町はワクチン接種費用等の助成の取り組みも積極的に行っていただき、とてもありがた
いと思います。
○保育料の減免や医療費助成などとてもありがたいと感謝しております。少子化が続いていま
すが、どこかの県で3人目を出産された方には出産祝い金として50∼100万円くらい支払う
制度があると聞きました。3人目を産む家庭が増えるのでは?
○子どもが3人いる世帯へのサービスが無い。出生時のお祝い金のみ。保育園に3人通う世帯
は少ないのに、3人目は無料というのはサービスになってないと思う。子ども手当ても、何
人いても同じ料金では少子化の問題を解決できていないのでは。
○子ども手当てがいただけるだけで十分ありがたく思います。
○子ども手当が続けて支給されるか不安。
○養老町では医療費の助成、予防接種、子育て支援室など年々子育て支援について向上してい
199
ると感じます。
○高校卒業するまでは、本当にお金がかかる事ばかりだと思います。今いただいてる分を使わ
ずに、少しでも残しておかなければと思っても残りませんね。補助金も長くいただけると本
当に助かります。無理ですよね。
(8)
その他の子育て支援
○子どもが急な病気の時に、預ってくれるところをつくってほしい。(3件)
○ぎふっこカードを使える所がたくさん増えるといい。(2件)
○駅前にある「ことば教室」のあり方がはっきりしない。
○保育園、幼稚園、学童保育において、少しでいいので医療の知識がある人がいて、発熱など
の時に仕事終わりまで預かってもらえるとうれしい。
○よりあいフォーラムは、地域の人たちとふれあう機会としてとても良い場だと思います。続
けてほしいです。
○長男、長女共に、ひよこハウス、勉強会などに参加して、とてもいい経験ができました。養
老町は子育てしやすい町だと感じました。
○子育てサロン(ひよこ)は回数が少なく、場所も転々とするので利用しづらかった。福祉セ
ンターも昼間行っても利用者がなく、さみしくて利用しなくなった。大垣市は市内数か所で
毎週決められた曜日に子育てサロンが開かれていて、先生が歌やエプロンシアター等をして
くださり、通ううちに親にも子にも友だちができて大変良かった。
○子育てサロンが毎週水曜日だったので、仕事の休みが取れず参加できなかった。いろいろな
曜日に行ってもらえると良かったと思う。今後検討してほしいと思う。
○10数年前、不妊治療でかなりお金がかかった。不妊治療費の助成があれば受けたかった。
○子育て支援教室に行ったら、子どもが誰もいなかった。何のために行ったのかわからなくな
った。
○一人っ子なので現状がわかりませんが、1∼2歳の頃(8、9年前)児童館が閉まっていた
り、ひよこサロンは月1回しかなく、遊ぶ公園もない。親は自由時間が全くなく苦労しまし
た。2人は無理と思いました。子どもを寝かせるために車に乗せて、事故死したニュースが
当時ありました。親の負担を軽くしてほしいです。
○子どもが小さい頃、よくひよこサロンに参加しました。そこでいろいろなママ友だちができ
ました。今も良いお付き合いをしてます。これからも大変な事もあるかと思いますが続けて
ほしいです。
200
○障がいのある子どもが成人してからも、サービスを受けられるようにしてほしい。
○知的障がい、学習障がいの子どもたちの支援を充実してあげて下さい。大変な親(本人もで
しょうが…)がいっぱいいると思います。親、子ども、そして私たちに正しい知識がほしい
です。手伝ってあげたくても、どうしていいのかわかりません。もちろん、自分の子どもに
も手助けさせないといけませんから。いろんな子がいることを実感させないといけないと思
います。
○病気を持った子や障がいのある子のための福祉の支援や、多少の障がいのある子でも普通の
学校に通学できるようになれば、障がいのない子もいろいろな事が学べて人間的にも成長で
きると思います。
○金銭面よりも、実際に受けられるサービスを増やしてほしい。
○核家族でも子育てがしやすいサービスがあると良いと思う。休日に出勤するための休日の預
かりや病気の子どもの預かり(病気の程度にもよりますが…)。仕事をしている人は、長期
休業中だけの預かりが一番必要だと思います。
○もう少し子育て支援サービスが受けられるお店など増やしてほしい。
(9)
公園・遊び場等
○公園を作ってほしい。(8件)
○養老町民はこどもの国の駐車料金を優遇(割引や無料など)してもらえるといい。(5件)
○近くに公園がない。(2件)
○公園が近所にない。あっても遊具が少なく、ボール使用禁止では子どもがのんびり遊べない。
○近所に公園らしい所がないので、子どもが集まって遊ぶ場所がありません。小さい子どもを
散歩がてら連れて行ける所もないので困ります。
○子どもはもう大きくなりましたが、小さい頃(就園前)に遊び場がなくて、とても不便でし
た。大垣市はいっぱい公園などがあります。
○友だちとサッカーする場所もない。公園がないから子どもたちの体力も低下するでしょう。
平地の地域に根ざした公園を各所に作るべき。
○保育園の年長の時に養老町に引っ越してきましたが、開かれた子育てサロンや公園もなく、
養老公園にまで行かなければならないほど、地域に遊ぶ場所が少ない事に驚きました。きれ
いな町づくりと共に、充実した設備のある公園も近くにあるといいですね。
○岐阜市にはプールのある大きな公園があり子どもを遊ばせやすかった。養老町に来て、公園
が無いことに驚いた。
201
○小学生だと外で遊ばせたいのですが、安心な遊び場がない。総合体育館のように広いスペー
スに公園を作ってほしいです。そうしたら、自転車などで集まって、遊んだりできると思い
ます。
○子どもが安心して遊べる場所をもっと充実させてほしいです。どこへ行っても子どもの遊ん
でいる姿、元気な姿を目にすることがありません。家の中で過ごすしかない地域だと感じて
います。
○保育園に入園するまでの3歳までが、親(主に母親)にとっては大変なので、一時預かりサ
ービスや雨の日に遊べる遊び広場的なものがあればいいですね。
○平地で少し広めの公園を作ってほしい。やっと歩き始めたくらいの1∼2歳の子どもは、養
老公園のような急な坂ばかりの場所では安全に遊べない。
○保育園に入る前(0∼3歳)の子どもが利用できる公園や児童センターがたくさんあると良
いと思います。
○地域に福祉センターがありますが、高学年の男の子が自由に遊べる場所(サッカーや野球、
テニスなど)が近くにあればいいと思います。
○保育園などに入るまでは、一日中子どもと過ごすことが多く、ストレスも一層感じやすい時
期だと思います。また、この時期は体を動かして遊ぶ基礎がつちかわれる大切な年齢である
と思うので、公園、遊具など(無理であれば園庭開放など)の充実はぜひお願いしたいです。
その中で人との関わり、親同士の情報交換も盛んに行われていくと思います。
○子どもが保育園に入る前に、同じくらいの子と遊べる場所がなく、いつも大垣市まで行って
いました。子育て支援で各保育園で開かれているのが、いつも同じ曜日で、生協がくる時間
帯だったので一度も参加できませんでした。当時も同じようなアンケートを2∼3回記入し
た覚えがありますが、改善された点があるのか、アンケートが本当に生かされているのか疑
問に感じます。
(10)
防犯・交通安全等
○子どもが安心して登下校できる町がいいです。
○子ども同士が安全に外で遊べる環境。
○小学生の下校時に一緒に歩いてくださるシルバー隊の方々には大変感謝しています。
○登下校時のシルバーの方の見届けがあったらと思います。
○下校時の安全を確保するため、パトロールを強化していただきたいです。
○子どもの安全を守るため、点滅信号ではなく、普通の信号機にしてほしい。
202
○学校の近くで、地域のサポーターの方が立っていてくれるのは、すごくありがたくて心強い
のですが、家の方は一人で危険な時があります。何かうまくいく方法はないでしょうか?
○県道小倉鳥江線の歩道は段差が多く、田んぼに落ちそうで自転車で通るには危険です。高校
生など駅まで行くのに不便ではないでしょうか。
○養老町は子育て支援はあまりされていないと感じます。ベビーカーで通りにくい歩道など。
(11)
情報提供・相談
○養老町がどのような子育て支援サービスを行っているのか分からない。何を見れば、詳しい
ことが分かるのか?
もっと手短に知ることができればありがたいと思います。
○産婦人科で支援センターの情報をもっと知らせてほしい。2人目の時は友人からいろいろ教
えてもらい助かったが、1人目のときに相談や友だちづくりで利用したかったです。
○町の情報がないため、大垣情報誌等の無料雑誌を1軒ずつ配ってもらえると、町に活気が出
て、子育て活動にもつながり親も子もありがたい。
○町が行っている様々な支援策がはっきりと分かっていない人が多い。国とは区別し、もっと
PRすべき。
○子育て支援のみに関わらず町内の情報(例えば不審情報や火災など)をCCネットでも知ら
せてもらえればと思います。
○養老町で具体的にどのような支援活動をしているのか分からない。広報だけでなくいろいろ
な所で見たり聞いたりできると参加したり利用したりできるのに…。
○町のホームページがわかりにくい。使いにくい。更新されていない。
○各小学校のホームページに情報をタイムリーにアップし、学校生活の状況を知れたらと思い
ます。大垣市の学校は学校生活をカメラ(動画)で見れますが…。
○子育て支援にどんなことがあるのか具体的によくわかりません。医療費の助成や、保育料の
減免はよくわかりますし、ありがたいのですが…。このアンケートでホームページがあるこ
とを知りましたので、どんなサービスがあるのか見てみたいと思います。
○小学生、中学生の子どもを持つ親が相談できるところがあるとよい。思春期、反抗期の子ど
もへの対応、性教育等、学校でどのように教えてもらっていて、親はどのようにフォローす
ればよいかわからないことが多いので。
203
(12)
子ども会・PTA活動
○子どもが少なくなっているのに、子ども会(育成会)の行事が多すぎて大人が大変になって
いると思う。地域の花壇作りもなくしてほしい。
○保育園、小学校と役員や行事が多すぎる。
○地域の子ども会の役員や学校の役員をひとり親に頼むのをやめてほしい。
仕事や家の事を全
て1人でやらなければいけないのに、余計に負担をかけられては体も精神的にも参ってしま
う。有休は無いので働かないと収入は無いし、母子手当てはもらっていないので仕事を休む
のはきつい。ひとり親は仕事を休むと収入は減ります。2人でやるところを1人でやるのは
大変です。負担を減らすために、経済的な支援だけでなく役員免除とかして下さい。
○少子化が進む中、PTAの役員が回ってくる回数が多すぎるので、働く人が本当に困ってい
ます。何とかしてください。役員がなければもっと子どもがほしいです。
○運動会など子どものイベントなどがあると、強制的に子ども会育成会長などが出席しなけれ
ばならず負担となるので、
人数が集まれば開催するとか参加したい子どもの親で進行するな
ど、育成会の負担を減らしてほしい。
○地域で子どもの数がどんどん減り、共働きの親にとって育成会の活動が大変負担である。
○学校役員・町内役員・フルタイムで仕事と、ときおり悲鳴を上げています。母子家庭では私
が一人ですべて出なくてはなりません。親への支援がほしいです。泣きごとを言ってはいけ
ません。甘えてはいけません。子どものために頑張ります。おまけにスポーツ少年団に入っ
ています。転職して頑張ります。
○学校の役員会などが夜にあるので、子どもを一人で留守番させる事が心配です。
○数年前、養老町へ引越してきましたが、子どもを対象としたイベントや体験教室があまりに
も少ないのでびっくりしました。その割にマンネリ化した子ども会活動が多く、保護者や子
どもの負担が多いので子ども会の在り方が問題だと思う。他の事をやらせたくても子ども会
の行事のために出来ない。毎年同じことの繰り返しならば、やらないほうがいい。もっと子
ども会の組織自体をスリム化してもいいのでは? ムダが多すぎる。子育ての多様なニーズ
に対応して下さい。
○子ども会の存在は、育成会長になったとき本当に苦痛でした。親だけがどうしようかと一生
懸命で、子どものためとはとても思えませんでした。二度とやりたくないと思いました。
○少子化で子ども会の人数もかなり少なくなっています。子ども会の行事は多く、また、学校
の役員、地域の役員等負担が多いです。核家族の為、夜の寄り合いの時など、子どもはどう
すればいいのでしょうか。
204
○子どもの人数が少ない地域なので、子ども会が大変です。学校等も含め、いろいろな役員が
多いと思います。もう少し減らして、内容の濃いシステムにしていただけると助かります。
本当に子どもの為になる活動を行えるようにしてほしいです。
○子育て支援も大事ですが、子ども会や役員など親への負担が多い。一人で、いくつも掛け持
ちして、子どもと一緒の時間がとれない人がいる。
○養老町は他の市町に比べて、保育料が安く、医療の面も早い時から免除していて、子育てし
やすい所だと思うが、子ども会行事などは他に比べると多い方で、役員になったお母さんた
ちは、てんてこまいでやっている。名古屋市、小牧市などでは、子ども会の廃止や希望者だ
けにして、お母さんたちの負担を軽減している。今は働くお母さんが昔より多いし、核家族
も多いので、町の行事を減らしてほしいと思う。
(13)
就労の場・職場環境の整備
○養老町には、大規模な職場がありません。子育てにはお金もかかります。近くで安心して働
けることができれば、子どもたちを見守る時間も増やせるのではないでしょうか。企業誘致
を本気で考えて下さい。
○核家族や、同居でも家族の協力のない家庭で共働きをするのは、まだまだ不安です。企業、
町、県の3つが連携し、働く女性に本当に必要な支援ができる町になってほしいです。
○少子高齢化の中、女性も働かなければ経済も回っていかないでしょう。町民の所得が減れば
養老町の収入も下がることになっていきます。女性が働くのは男性より何倍も大変です。税
収も減る今、養老町も新たなサービスを起こすのは大変かと思います。うまく地域の人を巻
き込んでいけるような支援策があると良いと思っています。
○経済的な支援だけでなく、子どもを預かってくれる所や、子どもが病気の時に安心して休め
る職場環境を作ってほしいです。
○社会復帰をしたい時に、ブランクの大きさなどで差別されない、子どもの年齢で手が掛るか
らと判断されない企業が増えてほしいです。
○子どもが大きくなるにつれてお金もかかるので、少しでも働きたいが、核家族で小学生の子
どもが3人いて、一番下の子が一年生では、どの企業も受け入れてくれないし、時間も制限
されて働けない。
○父親の育児についてですが、父親は育児をしていないのではなく、仕事が忙しく家にいない
ために育児ができない状況にあります。仕事を早く切り上げられる制度はないでしょうか。
○早く就職したい。
205
(14)
養老町への意見・要望
○子どもを安心して育てられる町にしていってほしいと思います。
○子どもたちが生活していくために、もっともっと住みよい町づくりをしてほしい。
○養老町は近隣市町と比べると子どもの支援サービスは良くないと思います。保育園の送迎バ
スは無い、保育時間は短い、小学校(幼稚園、保育園)の耐震工事は遅い、学童保育の保育
料は高い、幼保一元化が遅い、もう少し他の市町を見て学んで下さい。これからの子どもた
ちのためによろしくお願いします。本当にこのアンケートが生かされることを願います。回
答の公表もおねがいします。
○このようなアンケートを4年くらい前にも書きましたが、何か変わったのでしょうか?
何
も変える気が無いのならこのアンケートは無意味です。養老町は、子育てに関して医療費な
ど金銭的には良いのですが、公園やサロン、子ども向けの行事の充実など、無いもの、物足
りないものが多いように思います。
○子育て支援が充実し、出生率が上昇している市や町を研究し、もう一人子どもを産むとこん
なにメリットがあり、楽しく子育てが出来ると実感できる町にしてほしい。
○養老町に引っ越してきて、とても閉鎖的な町だと思います。まず、公園が少ないこと。子ど
も会活動など強制的な部分が多すぎます。子どもも大人も自由な時間がもちにくい。
○あまり実践されている事が無いように思います。あまり期待はしていません。
○養老町は他市区町村に比べて閉鎖的だと思う。今後もあまり期待はしていません。
○隣の市の大垣市、羽島市、海津市に追いつけ追い越せの勢いが養老町にもほしいですね。町
内の力をみせて下さい。
○今回のアンケートは3人目の子のアンケートですが、幼児医療の拡充など、上の子(現在は
高3・高1)の時よりかなり助かっています。育成会の役員にも2年ほど前に参加させてい
ただきましたが、養老地域は特に子どもに対して力を注いで下さっていると感じております。
○大垣市に負けないように頑張りましょう。養老町なら絶対にできます!みんなで協力してチ
ームワークナンバーワンの町にしましょう。
○大垣市が頑張っているので、逆にその先を行くくらいにしていただけると養老町すごい!!
と思うんですが・・・
○なるべく早く提案などを実現していただきたいです。子どもたちは2∼3年でも大きくなっ
ていくので、利用したくでもできなくなるのでは?
○養老町は子どもに対しての福祉サービスが無さすぎます。他の市町村と比べて自慢できると
ころがありません。本当に困っている人を助けてくれるような町になってください。
206
(15)
アンケート
○以前にもこのようなアンケートがあったが、反映されていると感じたことがない。(2件)
○アンケートの結果を有効にしていただき必ず実現できるようにしていただきたい。
○以前から何度もこういったアンケートに答えていますが、意見を理解していただけたことを
実感した事がありません。ぜひ真剣に子育て世代の意見を聞いていただきたいです。
○こうしてアンケートとるなら、もっと活用して子育て支援に役立ててほしい。
○子育て支援のアンケートに何度書いても反映されないところに腹が立つ。
アンケートを何度
もして、いったい何に活かされているのでしょうか。
207
4 中学生のいる世帯
(1)
子育て全般
○子どもは両親が育てるとバランスよく育つ。大切にされている実感がわく。
○養老は孝子の町。孝子となれる子どもをたくさん輩出できる町にしてほしい。小さい頃はお
金よりつながりがほしかった。小さい町の割には他人に無関心でよそ者に冷たい。今は、つ
ながりより子どもの活躍できる場がほしい。
○医療費が無料なのでとても助かっています。ただ、保護者の中には「無料だから」という理
由で、軽い気持ちで病院をかわったり、子どもの健康に関して少し真剣さが足りないと思わ
れる人もいると思います。早寝早起き、歯を磨くこと、好き嫌いなくご飯を食べる、甘いジ
ュースやおやつをとり過ぎないなど、基本的なことをもっと真剣に子どもに教えるよう、親
にも考えてもらう機会をつくることはどうでしょうか?
財政困難ならば医療費は無料で
はなく少しは負担することも考えては…と思います。
○頭が悪く、常識外れの親を何とかしたい。私はよく友だちに「あなたの考え方セミナーした
ら」と言われます。
○現在、モンスターペアレントが増加している。親の要望が多様化しており、というより自己
中心的な面が多く、応えきれるものではない。学校では対応しきれない。そこで、就学前に
母親学級、父親学級などを数多く開催し、親の常識ある子育てを進めてほしい。
○親の教育からはじめないと、子どもの教育はできないと思います。
○支援サービスが存在するだけにとどまらず、実際に利用しやすいサービスを目指してほしい。
○小学校へ入学するまでの子どもは、のびのびと長時間遊ぶことがとても大切なことだと思い
ます。私は大垣市の支援の力を借りて子どもを育てました。養老町ももっと小さな子どもた
ちへの支援を拡大させてほしいです。公園はとても大切な子育ての場であると思います。小
学校・中学校になればそれほど支援していただかなくても子どもは育ちます。
○「子育て支援」と聞かれてもピンとこない。
○子どもたちが生まれてきてよかったと感じ、この自然豊かな養老で育って良かったと感じれ
る町づくりの中で、元気で心優しい人になれることを期待します。
○いけないことをしていたら、家の子はもちろん、
よその子にも注意し合っていける町づくり。
注意したらその保護者が逆ギレするのはいかがなものか。今の保護者は自分の子どもにも注
意できない人が多すぎる。
○この町は差別がひどすぎます。親があれだけ差別していては、優しさなどが欠ける子になっ
てしまうのは当たり前です。まずは、その点から考えていかなければならないのではないで
208
しょうか。
○子どもが通りがかりの近所の人にあいさつしたが、返事が返ってこなかった。がっかりした
ことが何度かありました。ふれあい広場ではゲートボールをしていると遊べなかったり、ボ
ールがあたるからここでは遊ぶなと言われた。少子化になりつつある今、親子の間だけでな
く、地域や学校、すべての大人が親身になって、将来の担い手となる子どもたちとかかわり
あってほしい。特に学校の先生は、毎日長時間にわたり子どもと接しているので、この1年
で終わりではなく、何か問題が起きたときに、子どもたちと一緒に乗り越えられる力を付け
られるべきだと考えます。子どもたちの将来のことを考え、些細なことでもしっかり考えて
いただきたいです。
○子どもの世界に親が入りすぎだと思う。
○もっと早くに子育てについて深く考えてほしかったです。私は子どもが3人もいて、とても
大変な時期を過ごしてきたので残念に思います。共働きや母子家庭でつらい思いをしている
人がたくさんいます。今後を期待します。
○子育ては保育士がすることではありません。子育ては親の義務であり責任です。この大原則
をもとに子育て支援を考えなければなりません。0歳児から保育園に預けるのはどうかとも
思います。子どもは親と一緒にいる時間が長いほどよいです。夫婦共働きしなければ生活し
ていけない世帯に支援をして、子どもが親のもとで育つ環境にしてほしいです。学校におけ
るPTA活動も共働きで余裕のない親が多く、だんだん活動に支障が出てきており、この先
も不透明です。これでは子どもによい影響をあたえません。子育て支援は誰のためにしてい
るのですか?
親(生活)のためですか?
子どものためですか?
子どものことを第一に
考えての支援をお願いします。親が楽をするだけの支援はいりません。
○私自身未熟な母親で、子育てで大変な思いをしました。子どもにはそんな思いをさせないよ
ういろいろなことを教えたり、また体験させたいです。行政はその手助けとなってもらえる
とありがたいです。
(2)
学校・教育
○義務教育中にお互いに人を尊重することを学ぶ機会を入れる。
○義務教育の9年間、充実した教育、バランスのとれた給食を提供して頂きありがとうござい
ます。
○中学生となり何かとお金がかかり、子ども手当のおかげでなんとか塾に通えています。正直、
中学の先生の中には塾ありきで授業を進めておられる方がおり、塾に行かざるを得ない。も
209
う少し先生が変わってくれれば、もしくは有料でもいいので補習制度を設けて頂けたらと思
っています。岐阜地区に比べ、地区レベルが低いと感じているため、現状では高校受験ひい
ては大学受験で不利なのでは…と思うのです。塾代もばかになりません。先生の負担になる
なら、東京都のある地区で行われているような外部から講師を呼んでもらう方法を行って頂
けたら、子ども手当がなくなってもなんとか受験に困らないのでは?と、思うのですが…。
○財政がきびしいのにばらまきはよくない。子どもたちに借金を残しては何の支援かわからな
い。けれど、金銭的に塾へ出してやれず、学習の場を与えられない家庭もあるようだ。学校
で平等に補習の場を用意してもらえたらとても良いと思う。学校は勉強を教える所だ。
○子育て支援については、留守家庭児童教室など取り組まれていたり、医療助成などの支援は
たいへん良いと思いますが、小・中学校の教育についてはもっと力を入れて頂きたい。中学
の指導力は先生によって差があり過ぎると思います。また、部活動に保護者が必要過ぎると
思います。
○先生と生徒の関係があいまいで、友だちのような関係にあるため、教師による犯罪も増え、
差別も起きる。もっと威厳を持ってほしい。また、ゆとり教育は、はっきりした指針がなく
何の意味もなくなっている。考え直す時期に来ている。親のエゴの場と化している。もっと
親子の時間が持てるようにしないといけない。そして、部活動が教育の一部ではなくなって
しまっていて、勝敗を意識しすぎている。そういう親が増えている。
○軽度の自閉症で、障がい児の枠にも健常児の枠にもあてはまらない子なので、学校は通常学
級に通っていますが、情緒支援のクラスもあると良いと思います。
○先生が好きなようなので、上手に子どもと関わってくれる人、人気のある先生、先輩などに
職場の話や失敗談などを話してもらう場が各学校であるといいのでは?
○遠方から徒歩で通う小学生の帰宅時、家の人が途中まで迎えに出たりして負担が大きいため、
げんちゃんバスを利用するなどして家の人の負担を軽くできると良いと思う。
○学校給食は給食センターへ頼らなくてもすむように頑張っていただきたいです。
○中学校が荒れているように思われます。生徒にきびしく対応してほしいです。
○いじめを受けた子はどこかでSOSが出ています。私は娘を守ってやれました。自殺までし
ようとした。悲しかった。今も悩んでいるかな? 娘だけじゃない。どうか気づいてくださ
い。いじめられている子どもたちを。
○家庭環境がいじめの原因になっていくのはありえることだと思います。小さい頃より良いこ
とは良い、悪いことは悪いと教えてもらえるような学校教育をしてほしいです。もっとお年
寄りとのふれあいを持たせてほしいです。
210
○保育園、幼稚園、小学校、中学校の先生方の子どもへの声かけは当然のことながら、保護者
への明るい挨拶をしていただけることは、いろいろな面で勇気づけられると思っている。
○どこの病院に行っても、
マニュアルにしたがって学校の指導がされていれば子どもが不登校
になることはなかったと言われている。教育委員会、学校職員、医師の3者というか立場か
ら作成されていると聞いておりますが、養老町にもあるのでしょうか。
○以前のように土曜日も授業を行ってほしい。
○平日の学校行事が多い。
土曜日にしてほしい。有給休暇があってもとれない会社もあります。
○他の市町村に比べ、グラウンドが狭いと思ったのが一番の印象でした。田畑が広いのに・・・。
子どもの教育の狭さの象徴だと感じました。
(3)
留守家庭児童教室(学童保育)
○小学校卒業までは、留守家庭児童教室や一時預かりが必要だと思う。
○共働き世帯が多くなってきているので、子どもを安心して預けることができるようにしたら
良いと思います。私の時は小学校3年生までしか留守家庭教室に預かってもらえなかったの
で、夏休みが一番大変でした。6年生まで預かってもらえたら助かったと思いました。
○のぞみ(留守家庭)を4年生までにしてほしいです。特に長期休みは留守番が出来ることも
大切だけど1日一人で家においておくのはとても心配です。働かないと生活できないので休
むわけにいきません。
○大垣市などでは、夏休みだけの1か月から子どもを預かってもらえます。普段は子どもが帰
るまでに仕事を終える母親でも、夏休みは預かってほしいので、夏休み・冬休み等だけでも
利用できるようにしてほしい。、夏休み中は子どもたちだけで留守番をさせているが不安。
(4)
保育園・幼稚園
○幼児期にはできる限り町の施設を利用し、子育てを楽しく過ごせたように思います。未満児
で入園させたため迎えに行く時刻はいつも大急ぎで走っておりました。その点働く母の声と
して安心して迎えに行けますよう、時間枠を広げてもらえるといいですね。
○子どもたちが初めて入る社会である保育園の質の向上を指導していただきたい。
○子どもは二人とも大きくなり、中学生になりましたが、保育園の活動が気になります。入園
時はあまり何も言えませんでしたが、先生の活動の仕方に疑問を感じます。預かってもらえ
る時間が長くなる保育園・幼稚園の一体化は不安を感じます。
○幼稚園と保育園を両方行くのはとてもめんどうでした。
211
○保育園と幼稚園を一本化する国の方針もあり、一本化に動こうとしているようですが、保育
園では小学校に入学したときには、手がつけられない状況になっているのではないかと思う
のは私だけでしょうか。子どもにいろいろなことを考える力、行う力をつけられるのは幼稚
園の特徴だと思います。保育園は子どもに手を貸し過ぎてしまい成長が少ないように思いま
す。
(5)
一時保育
○私の場合、子どもを育てるときに家族や実家に手伝ってもらって何とかなりましたが、手伝
ってもらえる人がいない人は、どうされているのかと思います。仕事をしている人は、子ど
もを小さいときから保育園に預けられているのでいいかもしれませんが、そうでない人のた
めに、一時預かりをしてもらえる所があると助かると思います。
○実家が近くにないお友だちが、美容院や歯医者などに行くたびに知り合いなどに預けられな
いから、どこか短時間でも預けられる所があったらいいなと話されていました。養老町では
みつけられなかったとのこと。困ったときに預けられる場所があると助かるお母さんがみえ
るのではと思います。
○保育園前の子どもを預かってくれる所があると良いと思います。核家族の場合は特に思いま
す。
(6)
保健・医療
○小児科、耳鼻科など不足している科を何とかしてほしい。
○西美濃厚生病院の小児科しか入院する所がないのに、医師が不在という状態が続いています。
子どもが安心して暮らせる状態ではないので、小児医療体制をもっと充実させて下さい。そ
れが少子化問題にもつながるのではないでしょうか。
○小児科が少ない。西美濃厚生病院の小児科の先生がよく変わったり、いない時間が多い。休
日や夜間外来に行くと、専門の先生ではないと言われる。養老町には産科もないので、出産
も近くではできない。命にかかわるので、医療体制をしっかりしてほしい。
○乳幼児がかかる病院(小児科等)が少ないです。
○予防接種などの病院を町限定にするのは、かかりつけの病院がほかにある場合は少し不便だ
と思います。
○小児科の夜間診療および入院施設が無いため、大垣市民病院等に行かねばならないことが不
便。
212
○養老町には耳鼻科(個人病院)、皮膚科がないので、大垣まで行かなくてはならない。夜間
救急も西美濃には子どもが悪くなっても行けません。内科、小児科の先生を入れてください。
経済的支援については、中学校まで延ばしていただけたのでもういいと思います。病院の時
間延長などの病院環境を整えてほしい。
(7)
イベント・交流の機会
○テレビで見たことがありますが、お年寄りと小さい子が触れ合える(若い母親も)場をもて
たらと思います。定期的に開催するのではなく、そこに行けば小さい子どもと接したり、お
年寄りと接することが出来て、歳の違う人がいろいろなことを話せる場所があったらいいと
思います。若いお母さんがお年寄りから学ぶことが出来る。家族の義父母には言えないこと
でも、よそのお年寄りには話せたり、愚痴を言ったりできると思います。
○養老という名のとおり、
子どもたちがお年寄りの方々を大切にするよう高齢者の方と子ども
たちの交流の場をたくさん作って頂きたいです。
○社会との関係が希薄になりつつある世の中で、他人とのかかわりの場を広めていけたらいい。
子どもに限らず、大人、特に高齢者の社会でも…。
○子育てする上で、スポーツ交流などすごく大切だと思うので、少年団の助成金をもっと増や
したり、子育て支援として町だけの特典を作ってもらえるとうれしいです。
○地域のふれあい活動を通して、豊かな人間関係を育める。明るい町、養老町に永住したいと
思える町にしてほしい。自然豊かな養老を残しつつ若者に魅力ある町を目指してほしい。
○どんな人でも気軽に参加できる様に(簡単な気持ちで出来れば)。
(8)
経済的支援
○中学生まで医療費を負担して頂けるようになり助かっています。(3件)
○高校生くらいまで医療費を無料もしくは減額してほしい。(3件)
○医療費無料はすごく助かります。(2件)
○医療費支援は中学終了までになりましたが、できる限り現状維持でお願いします。
○以前のアンケートで中学生の医療費の援助をお願いしたところ実現していただきありがと
うございます。養老町は子育てに関していろいろな面で支援してくださっていてありがたい
です。
○医療費の助成の年齢を広げてほしい。
○中学校を卒業しても医療費を助成してほしい(18歳頃まで)。けがやメンタルな部分での受
213
診がかなり増え、出費がかさみ、家族での余暇に回せなくなっている。
○金銭的な支援を受けることはたいへんありがたいが、お金の出所が税金であることを町民は
しっかり認識しないといけないと思う。
○高校生以上になると子育ての経済的負担が増えます。通学定期などの補助をお願いします。
○幼児や小学生、つまり小さい子どもへの医療費やその他などは考慮されていると思いますが、
子どもが実際にお金がかからなくなるのは、早くても高校卒業後で、大学進学率が高いこの
ご時世では大学卒業後です。教育費はそれまでかかります。せめて成人までというように、
金銭面での子育ての支援がもっとされることを希望します。
○今の子育て支援は小さな子どもが対象ですが、高校生もとてもお金がかかります。どんな支
援でもいいので、高校生にも支援して頂けるととても助かります。
○子どもが小さいときは、子育てに関しての経済的負担は少ないと思います。実際、経済的に
たいへんになるのは高校生からです。せめて高校生まで、少しでもよいので何か助成があれ
ばと思います。
○小さい頃の援助について、公共施設の充実等は必要だが、そんなにお金はかからないので資
金の援助はいらないと思う。中学生以上にお金がかかるのでそちらのほうに力を入れてほし
い。
○子ども手当をもらうのはとてもうれしいですが、高校生は本当にお金がかかるので、そのと
きに支援して頂きたいと思います。
○今年の1月から中学生も医療費の助成(通院)をしてもらえることになり助かっています。
上の子どもは高校生になってしまったので、もう少し早く助成してもらいたかったです。中
学、高校と子どもが大きくなるといろいろと出費が大きくなります。小学校に上がる前の小
さい子にはサービスがいろいろありますが、大きくなった子どもたちもサービスがあるとあ
りがたいです。
○インフルエンザの予防接種の助成等とても助かっています。これからも続けてほしいです。
○高校生までは、町内の医療機関でインフルエンザの予防接種をした場合、無料にしてほしい。
○医療費の助成など中学3年生まで延長してもらい助かっています。女の子なので子宮頸がん
のワクチンの予防接種の補助もとても助かります。
○財政困難なので、これ以上の支援は必要ないと思う。税金などの負担がかかるため。
○該当の子が小さい頃と比べると、非常にサービスが拡大していると思います。また、感謝し
ています。ですが、高校に関しては、国の支援以外、町としては何もないので、支援して下
さることを願っています。今中3なので特に感じています。
214
○新聞のおめでた欄を見ると養老町の出生率が低いように思います。小学校が1クラスしかな
く、プラス面よりもマイナス面の方が多いように思います。もっとたくさんの友だちとふれ
あってほしい。その方が子ども同士でたくましくなるのではないかと思う。町内にもっと若
い人が増えるような行政をしてほしいと思います。
特に金銭的な子育て支援を充実させてい
けば若い人が喜ぶ町になると思います。
○金銭面の支援はとても助かります。ただ、現在の中学3年生は、子ども手当て、医療費無料
の実施からわずかな日数しかありません。少しでも余裕のある生活ができれば、子どもが不
自由なく過ごせると思います。今の状態でもありがたく思います。すごく助かっています。
○現在の中学生以下は医療費面で助かっているが、高校生・大学生の子の小さい頃は医療費の
補助等はなかった。今は子育てしやすくなっていると思う。
○中学生くらいの子どもの家庭にも支援があると良い
○子ども手当てを各家庭に配分するのではなく、学校の給食費や施設に入った子どもたちへ回
してはどうか。
○給食費や授業料を支払わない人に手当てを出す必要があるのか?
児童手当より、授業料や
給食費を無料にしてほしい。
(9)
その他の子育て支援
○小学校や中学校の講演会に参加したいが、小学校の低学年の子どもがいると学校から帰って
くる時間が早いので、参加をあきらめざるを得ない。ちょっとの間預かってもらえる、信頼
できる場所があるとありがたい。できれば学校の図書館など。用事が終わったら迎えに行く
という感じで利用できる場所を望みます。のぞみ教室でお願いする程ではない、急な用事の
とき困るのでお願いします。
○子どもが病気になったときに預かってもらえる施設が各地区に一つはあるとよいです。共働
きの人にはとても助かります。
○子どもとプールに行きたいけれど、月曜日しか行けません。月曜日はプールの定休日なので
利用できません。定休日をなくしてほしい。
○ぎふっこカードが使えるお店がときどきありますが、このような特典がわずかでもあるとう
れしいです。町内のどこの店で使えるのかよく知りません。
○年齢に応じた支援サービス・施設があればよいかと思います。
○ひとり親家庭を理解し、企業や行政でしっかり保護・支援していただきたい。
○母子家庭は子どもが18歳になるまで、医療と生活などしっかりと支援してほしい。とびと
215
びの保障ではゆっくりと生活していけない。昼も夜も仕事しなければ子育てはできない。こ
んな世の中どうなっているんだ!心も身体も休まるときのない政治はおかしい。
○発達障がいのある子どもたちに対する支援がほしい。小学校、中学校に入ってからの相談な
どができない。
○障がい児の支援にもっと前向きに取り組んでほしい。
○上の子の小さいとき、今のような働きがあるとよかったと思います。核家族のため、頼りた
くても頼れる人が身近になく、子どもの小さい頃は一人で悩むことが多く、さみしい思いを
してきました。
○もう少しサービスを増やしてほしいと思うところはあります。そして、それを知らない人も
たくさんいると思うので、参加が出来るような雰囲気にしてもらいたいです。
○町としてよりも、西濃地域として、共有できる子育て支援があると良いと思う。町内で就職
している人ばかりではないので他の地域でも受け入れてもらえるサービスがあると良い。
○各家庭で必要なことは違うと思いますが、困ったときに適切に対応してもらえる(サポート
してもらえる)サービスがあるとうれしいと思います。
(10)
公園・遊び場・スポーツ施設等
○中学生になってしまったので今はありませんが、
親子で歩いて行ける公園があればいいと思
っていました。
○以前にも書いたことがあるのですが、近くに公園がなく(さびれた神社しかない)子どもた
ちが遊ぶところがないと思います。ぜひ作ってください。
○小さい子どもが元気に外で遊べる「近所の公園」をそれぞれの地域に一つくらいは整備して
ほしいです。外で遊ばせたくても遊ばせられないので車で町外の公園まで行っている現状で
す。養老公園は駐車場が有料なのでほとんど行きません。
○図書館などを充実する。
コミュニティーセンターとして家族で利用できる設備や施設をつく
ってほしい。音楽を聞くことができたり、映画が見られるような所。
○子どもの体力低下が気になります。小さい頃はあまり外で遊ばないことが原因のひとつだと
思います。自由に遊ぶことのできる場所があまりにも少ないので、学校の開放または公園の
施設などが出来たらよいと思います。
○子どもたちが体力づくりできる環境(場所・組織)の整備、支援をしてほしい。(少年団以
外で)
○スポーツ指導者の育成を強く願う。
216
(11)
防犯・交通安全等
○地域全体で子どもを育てて見守っているような町になると良いと思います。夕方など子ども
を外で遊ばせるにも地域の方が外にいらっしゃると安心できます。
○小学校の行き帰りにボランティアの方々が見守って下さっています。とても助かっています。
○小学校の下校時に、シルバーの方々が付き添って下さいます。お金をかける支援ではなく、
気持ちが豊かになるような協力がありがたいと思います。
(12)
情報提供・相談
○情報が少ないため、ホームページで紹介できることはすべて共有してほしい。
○小さいお子さんだけではなく、中学になってもまだまだ心配させられることはあります。思
春期になってくると少しのことでもすごく敏感で、感受性が鋭くなり、反発ばかりして本当
に困っています。相談相手がいないため、どのように息子と接したらよいか悩んでいます。
子どもが中学生でも相談できる所や支援サービスがある所を教えて下さい。
○子育て支援サービス窓口を設けてほしい。役場、保健センター、ホームページと、保育園、
幼稚園、小学校で一つ(幼稚園は保育園か小学校に組み入れてもよい)、中学校で一つで開
設されていると利用しやすいと思う。
(13)
子ども会・PTA活動
○子ども会⇒子ども少人数⇒親は重役をやりたくない⇒親がいじめ、やらせがある。子ども会
のあり方に問題がある。何のための子ども会なのか?
○子育て支援に関係があるのかわかりませんが、今、私の地区では子どもの人数がかなり減っ
ていて、子ども会や学校の役員が何度も回ってくる。パートにでている会社を何日も休んだ
り早退しなければならなかったり、夜に出ていかなければならないなど休む暇がない。今後
どんどん人数が減っていくので考えてほしいと思います。地域の行事も多いような気がしま
す。共働きをしていて祖父母がいない家庭など、役があたると大変きつい。主人が仕事を何
日も休まなければならなくなると、本当につらいです。仕事だけがすべてではないですが、
もう少し考えてほしいと思います。
(14)
就労の場・職場環境の整備
○現在のことだけでなく、近い将来、職に就くことが出来るのだろうか。これも子育て支援に
必要だと思う。
217
○子育て支援の環境の整った企業の積極的な誘致を望みます。
○子育て支援は、子どもに対する援助だけではなく、たとえば子育てに理解のある企業の誘致
をすることにより働く親の支援ができるなど、幅広い支援・援助を考えていくのはどうでし
ょうか。そうすれば町の活性化もできるのではないでしょうか。
(15)
養老町への意見・要望
○養老町内の地域によって支援に差別があります。
○中学生徒会が、町に寄付することについて。『寄付』という考え方は間違いではありません
が、中学生徒会が設置者の町にお金を返して、それを受け取る町長もおかしくはないでしょ
うか?
学校教育の充実に充てるべき資源回収のお金を町が回収してどうするのでしょう
か。何に使用したのかの返答を生徒にしているのでしょうか。
○いろいろな対策が子育てより、お年寄りに比重が置かれているように思います。大垣市のよ
うに、子どもクラブのようなものや親子体験のイベントがほとんどないような気がします。
医療費の助成なども他市町村より取り組みが著しく遅い気がします。お年寄り向けが多すぎ
るのではないでしょうか。
○養老町は子どもが少ないので、割とよくやってくれていると思います。
○光熱費が他町より高い。特に水道代、何とかして下さい。
○文面だけで実際に活動しているかどうかわからない。
○養老町独自の子育て支援サービスとして、何ができるのか考えて実行できれば、町としても
子育て世帯を呼び込み、将来の税収入の財源につながっていくのではないでしょうか。
○子どもが小学校4年生の時に岐阜市から養老町へ戻ってきましたが、ほかの市町村に比べて、
子どもたちのことに力を入れてくださっていると感じています。子を持つ親として、とても
良い環境にしていただけていると思っています。
○支援は平等になるように気をつけてほしい。
○高田駅までのげんちゃん号の運行を作ってほしい。朝、6:30、7:00、7:30。室原→日吉
→高田駅
(16)
アンケート
○アンケートの対象の子どもが一番下の子なので、
アンケートに答えるのに関係のないことも
ありました。あまり参考にならないのでは…。
○中学生の親対象ということですが、内容がほぼ『保・小学生の頃について』のような内容で
218
した。私が期待するのは高校生・大学生への支援なので、アンケート結果としてB∼Eあた
りの質問はよくわかりません。
○アンケートをとるなら、それを生かしてほしいと思います。集計結果の公表、それを受けて
の新しい取り組みの報告など、取りっぱなしで終わらないようにお願いします。
○数年前にこのような調査があれば心強かったと思います。
○本当に子育ての大変な時期は、保育園、幼稚園、小学校の時だと思います。アンケートをと
るなら長子が小学校4年生以下の方にとったほうが良いのでは?
中学生以上に支援と聞
かれてもいまさら何もない。
○アンケートは強制的に学校を通じて提出を求められるか。10年前からそのことが疑問で、
希望したことが実現したと思っている。
219
5 一般世帯
(1)
全般的事項
○地域に子どもがたくさんいて、子どもの元気に遊ぶ姿、笑い声が聞こえるような、明るい未
来のある安全な町であってほしいです。安心して子育てができる町であってほしい。現在、
子どもの姿を近所でも少ししか見ませんので…。(60代
男性)
○少子高齢化の現実がどれほど重大なことか考え直す必要あり。
「自由」
「民主主義」の定義を
誤解している人が多いのでは?
人生は甘くない。
苦労の連続であることを早くから認識す
べき。「苦あれば楽あり」とは昔人の教え。子育ての前に、出生率の向上、世帯を持つこと
の必要性等、ほかの動物に学ぶべき。(70代 男性)
○家庭ではできない競争力を身につける環境をつくることが地域の活性化と郷土愛を育む。個
性を尊重するのはやりたいことをやらせるのではなく、勝ち取った成果の喜びで得るもので
あるので、仲良しサークルではなく、評価のはっきり出るスポーツ大会、教育発表会等の場
を提供してほしい。勝った負けたではなく、何を目指すのかを指導していくことが幼年期に
は必要である。マスゲームがオンパレードの運動会では、やがて遭遇する戦いの場で生き残
ることは難しいのではないか?
少々の怪我は勲章であったことを思い出し、思い切った競
争をする環境を設定し、増やすべきである。(50代 男性)
○出生率の低下、特に都市部の下降が大きい。育児教育の向上を進めてほしい。
(50代
男性)
○世の中が悪いのかわかりませんが、昔のように夫が働いて主婦が家庭を守るということがで
きなくなり、共働きの人が多くなり、子どももあまり作らず、子どもができたら預けて働く。
あまり感心しません。老人が同じ家にいないため、子どもの面倒を見てもらえず働くにも働
けない人が多い。どんなことでも人を頼りにする。この考えをなるべくなくすよう考えてい
けないかといつも思っています。(60代
男性)
○昔は外で暗くなるまで遊んでいるのが普通だった。今は家に閉じこもってゲームをしている。
でも親は家にいたほうが安心かな。不思議に思う。
(60代
男性)
○素晴らしいキャリア、素晴らしい結婚生活、素晴らしい子どもたち、素晴らしい家庭生活、
全部狙うのは無理。1つか2つ欠けてもめげないこと。(40代
男性)
○子どもは将来の国を背負っていく卵ゆえ、よき国、よき世界をつくる。いかに育てていくか
は大人の問題でもあり、町の問題でもあると思う。その方針が偏った形で行われれば、その
責任は大人の私たちにあると思います。それは町自体の衰退につながる。(50代
男性)
○社会全体が、子育て支援、教育(しつけ)等を別の物事として考えている。自分の子、他人
の子に対して叱ることもできない、クレームや逆ギレ、暴力に関わって被害を受けるような
220
社会では、支援できる環境ではない。親の教育を、しつけを再教育。核家族ではなく、親と
同居する生活を!
祖父母のいる子たちは、全般的にしつけができていると思う。心も優し
い。社会全体で三世代同居を推進する運動をしてほしい。少子化になるほど大変だと思う。
(70代
男性)
○横一本(同年齢)より、縦の生活も学ぶべき。世の中はそれが当たり前。早くからそれを知
るべき。皆と同じことが良いことのように思いがちだが、異なって当たり前。それが普通に
思えるようにならないとだめだと思う。でないと子どもも大きく広く世界に通用する子に伸
びない。(60代
男性)
○子どもが外で遊んでいる姿が少ないようですが、何をやっているのでしょうか。学校が終わ
ったら何をしているのでしょうか。私たちの小さい頃は外を走り回っていたものですが…。
(50代
女性)
○平等主義をやめる。能力には種々のものがあり、学力のみではないが、人生は競争社会であ
るという基本認識が必要。
(50代
男性)
○老いた夫婦2人の生活で淋しいけれど、道で子どもたちが気軽に「おはようございます」
「こ
んにちは」と声を掛けてくれます。若夫婦2人、共働きが多く、経済的支援、保育サービス
など、とても期待しています。(60代
男性)
○子育て支援をして、もっと子どもを産んでもらって、子どもの人口をもっと多くする。
(80
代
男性)
○子どもが少ない。子どものない家もあり、将来を考えると淋しい。(90代 男性)
○共働きの家庭でも安心して子どもを育てていける町づくりを。(20代
(2)
女性)
子育て・子育て支援に対する考え方
○子育ては本来親の責任です。核家族であっても、仕事があっても、地域とのふれあいを深め
れば子育て支援が特別必要だとは思えない。若い夫婦の甘えすぎは禁物である。
(60代
男
性)
○子育てって何?
支援って何をすること?
をいっぱい考えてもらいたい。何のために子育
てをするのか。子を育てるって親の仕事じゃないのか。支援には限度があるのでは。
(50代
男性)
○昔の人は何人も子どもがいても自分で育てた。今の人は考えが甘い。税金ばかり使いすぎ。
子どものいない人の身にもなってほしい。(60代 男性)
○自立力が大事。教え育てること。(60代
男性)
221
○子どもは勝手に生まれてきて、勝手に育っていくといった放任主義でいいのでは。子育てに
は両親の犠牲はある程度の必要です。それができないと、国、市、町へ転嫁するのはおかし
い。子育てを取り巻く環境は厳しさを増していますが、極論、江戸時代の頃ぐらいまで人口
が減ってもいいのでは。一度底をついたところで自然発生的に再経済成長を図り、3人、4
人と子どもを産み、再び高度成長時代が見られるのではないでしょうか? 「何もしない」
という突き放した町行政というのもいいのではないでしょうか?(40代 男性)
○小学校に入る前までは、きちんと親が子どもを自分で見るべきだと思う。
(60代
女性)
○子どもは親が育てるもの。計画出産しているはず。町が負担する必要はない。体の不自由な
人をもっと応援するべし。体の不自由な人は買い物も行けない。お金は無駄遣いしてほしく
ない。(50代
女性)
○子どもは親の責任で育てられるもので、経済的な支援は子ども手当が支給されているので町
としては必要ない。施設の充実を図るべきである。
(60代
男性)
○子どもがいないため、実感がなく提案できることはないのですが、やはり健全に育ってもら
えるための支援は最大限に必要だと思います。(40代
男性)
○町・学校・家庭の連絡等の合理化。また、学校等と無関係な人との関わりがあまりないので、
地域との連携も大変大事だと思う。(60代
男性)
○昔は貧しくても学校の費用等を滞納するようなこともなかったし、子ども手当など何もなか
ったように思います。現在は皆が裕福な生活に慣れすぎて、人に迷惑をかけても自分たちの
生活を守ろうとしている。どうかと思います。継ぎのあてた服、靴下など身につけていない
ように思われます。(60代 女性)
(3)
親の姿勢・親の教育
○最近の教育は学校に頼りすぎである。教えるのは学校、育てるのは家庭、が基本だと思う。
子ども手当、高校の無料化など行われているが、本当にお金がかかるのは大学だと思う。携
帯電話代は払うのに給食費、授業料の不納者が多くいると聞き、身勝手極まりない。子ども
手当を支給する前に未納分を天引きすべき。早く行ってほしい。(40代
男性)
○子育て支援の手助けは大切だが、今の若い親は子育て放棄をしているのではないか?
一番
かわいそうなのは子どもだと思う。小さい時にたくさん愛情を注がないから、
人のやさしさ、
苦しさ、痛みが感じられないのでは?
親が働きやすい職場、人間関係など難しいが、子育
て支援は親に代わるものはないのだから、親が子育てしやすい社会、職場のあり方を考えて
ほしい。子育ては他人任せではいけないのではないかと感じる。(50代
222
男性)
○中学生になる前までの保護者を対象として、子育てに関する講演会、家庭学級等を頻繁に行
い、望ましい社会人に育成するために保護者の啓発を行う。中学段階になって、非行や学校
の荒れを防止するためには、小学校までの間に特に保護者の望まれる子どもへの接し方等や、
家庭教育のあり方等を学んでもらうことが最も大切であると考えます。
○子どもたちの支援施策に対し、親たちの感謝の気持ちが欠ける。また、ボランティアで支援
をしている人にも感謝の情を欠き、自分が支援をする立場になることを避けようとする傾向
があり、親の姿勢に大変問題を感じている。子育てに対する親への教育が強く望まれる。
(70
代
男性)
○老人会に支援を任せるのではなく、交代で子どもと一緒に両親のどちらかが顔を出す。
(60
代
男性)
○家庭での教育をまずしっかりやること。(60代 男性)
○以前は同居で祖父母の応援がありましたが、今は別居が増えています。町に支援をお願いす
るより、親子のわがままで贅沢なことを言わず、互いに助け合い、協力しあって暮らせばよ
い。子どもの教育に表れる親の行動言動があります。何事でも町や国やと、自分で解決する
ことを外へ外へと転嫁しないほうがよい。特に言葉づかいが悪いし、目上とか先生、上司と
いった区別がついていない。いくら注意しても聞く耳持たずで困ったものだ。
(70代
男性)
○子どもは親の背中を見て育つとよく言われていますが、全くその通りだと思います。親が正
しい手本を見せていれば、子どもは自然に育っていくと思います。私も立派なことは言えま
せんが、今の小さい子どもを持つ母親にはそのようなところが見受けられない気がします。
子どもが人の迷惑になることをしていても、叱ることが下手というか、見て見ぬふりをして
いるような気がします。周りの大人たちもそのような子を見かけた時は注意できるよう心掛
けたいと思います。知らないお子さんに挨拶されるととても気持ちがいいですよね。そんな
明るい町にしていきたいですね。(60代
女性)
○正悪をはっきり教える。あいまいにしない。親はかわいさを勘違いしておられるようで、強
くたくましく育つには、つらいことから逃げない。人を大事にする。畏敬を忘れがちな母親
が多い。(70代
男性)
○他人に頼らず、親は自分の子どもを立派に育てる義務と責任があることを考え行動すること。
(80代
男性)
○親が楽をするための出費や施設は基本的にいらない。(60代
男性)
○基本的に家庭での責任をしっかり自覚させる啓発を。自分の子は自分たちで。
(60代
男性)
○10年ひと昔と言われたが、現代は子どもが大きくなるにつれ、親と子のつながりが薄れて
223
いくように思います。親は子の鏡であるはずが、ゆとりがあっても1・2歳の頃から保育所
に預け、親として目の開いている時間は他に預け、眠る時だけ家に連れてくる。どう考えて
も私にはわからない。私も4人の子を育ててきましたが、今の親はどのような生活をしてい
るのか私にはわかりません。孫も9人いますが、わが子4人の家庭では共働きしている家庭
もありますが、みなさんが言われるような生活はしておりません。町の財政が豊かであれば
申し分ないことですが、支援の方法と各家の実情を考えていただきたい。税が一方的に子育
て支援にまわらないように、職員の方の努力をお願いいたします。(70代 男性)
○子どもを育てる中で、親の他への依頼心が強すぎると思う。基本的な生活習慣が欠けている
と思う。親子で接する時間を多くとり、スキンシップをとることが必要だと思う。その中で
不足する部分を公の場で支援をしてもらうことは良いと思うのだが、まず、親が努力するこ
とが大事だと思う。(50代 男性)
○権利と義務の関係において、権利のみを主張する住民が増えているように見える。一例がモ
ンスターペアレントと呼ばれるPTAの一員。養老町内での現状、例えば給食費の未払いと
かを広報等で開示すべき。子育てだけでなく、親育ても必要かも。(50代 男性)
○いろいろな親がいろいろな要望を自由に発言することはいいが、教育関係従事の先生にはス
トレスが多すぎて、うつ病になられる先生が多いと聞きます。自分の子のしつけぐらいは家
庭でお願いしたいのですが。虐待にならない程度で。私も今思うと、自分の子どもにカッと
なった時はひどいことをした覚えがあり、反省しています。(50代
男性)
○家庭での育児を確立するための支援、指導などの充実を望む(育児の方法がわからない若い
親が多いため)。(60代 男性)
○今の子どもさんは昔と違いしつけがよくない。昔は悪いことをしたら近所の人がすぐに叱っ
たけど、今は見て見ぬ人が多い。悪いことは誰でも叱ってほしい。仕事柄(自営業)マナー
が悪い人に何回言ってもそのままで呆れて言葉も出ないです。お父さんもお母さんも何も言
わない。ただボーっとしているだけです。おかしい。自分の子どもは自力でしつけをしっか
り教えてください。(50代 男性)
○親も子もマナーがなっていない。(70代
(4)
女性)
地域による子育て支援
○定年後の職域として、子育て支援に従事できる体制があると経験豊かな年齢の方の意見を若
い子育て中の方に生かすことができる。高齢者の生きがいの場として、児童、園児との交友
があると町の活性化につながるのではないかと思います。(50代
224
女性)
○人の子もわが子も一緒に見守る。地域を含めた一緒の協同作業。(60代 男性)
○近所の方々の助け。見守り。他人の子どもにも目を。(60代
男性)
○町内で順番に毎朝交通当番がありますが、子どもたちに挨拶しても全然返事が返ってこない。
前はこんなことはなかったのにと思っていましたが、毎朝当番でもないのに四つ角に出てお
られる前区長さんが注意をされたら、最近はびっくりするくらい大きな声で返事が返ってく
るようになり、とてもうれしく思います。地域で遠慮せずに子どもたちを叱るくらいの勇気
を持ってやっていける町づくりをしたいと思います。(40代
男性)
○老人でも、できる限り支援サービスをする気持ちがほしい。実践したい。一緒に遊びたい気
持ち。(80代
男性)
○子育ての経験はありませんが、行政だけじゃなく、地域みんなで子どもを育てるといい。
(50
代
(5)
男性)
保育園・幼稚園・学校
○幼保一体化する目的がわからない。一体化するメリットとデメリットは?(50代
男性)
○今の養老幼稚園を保育園にしてもっと入園者を増すといい。幼稚園は新たに養老小の隣に作
ってもらえるといい。(50代
男性)
○近くの園児が少ない保育園では、幼稚園に行ったとき他園の子と馴染めないのではないか。
入園する子がますますいなくなっているとのこと。近くのほうがいいと思うのですが。家が
近ければ帰ってきてからも遊べますからね。保育園児の行動範囲も広くなったのでしょう
か?(60代
男性)
○保育園・幼稚園を一体化することによってふれあいを大切にする。(70代 男性)
○幼稚園や保育園など、将来はバスで送迎してもらえるとありがたいと思う。(50代
男性)
○保育園の町立と私立との差があると思う。もう少し町の指導が必要と思う。(70代
男性)
○幼稚園の時間を考慮してほしい。8時から17時まで。14時30分では共働きできない。早く
終わるくせに授業料が高すぎ。(50代
女性)
○子育て支援については、負担の軽減等のような利用者サイドの取り組みだけでなく、保育士
の待遇のような供給側の配慮も大きいと思う。保育士が安心して働いているかどうかの状態
は、すぐに子どもたちに反映する。(50代
男性)
○子どもには刺激が必要。ある程度の人数の集団生活が望ましく、学校の統合を考える。
(50
代
男性)
○僕自身は母子家庭で、僕には子どもがいる。母は高額な借金をして生活が苦しい。親子同居
225
のため保育料が高くて保育園に入れることができない。(20代
(6)
男性)
一時預かり
○緊急時(保護者が病気になる、どうしても仕事が休めない、残業で遅くなるなど)に確実に
預かってもらえるところがあれば親は本当に助かります。もちろん有料(高額では困るが)
でいいので、電話一本で助けていただけることができれば本当にありがたいと思います。
(60代
男性)
○24時間体制で預けられるところが1か所はほしい。例えば、母親が急病、身内の葬儀など。
ワンコインとか1,000円くらいの安価で預けられるといいと思う。(50代
男性)
○町経営の24時間託児所があると、夜勤や休日出勤、早出、遅出のある職場でも働き続ける
ことができると思う。(50代
男性)
○少子化に伴って保育の場が減少し、保育園に入れない子が増えていると聞いています。特に
困ったのは、病気の時預かってもらえず、仕事を休まなければいけないことでした。容易に
休みをもらえるところはいいのですが、嫌みを言われたり、ひどければ職を失うこともある
と聞いて、そういう時のために支援をしていただけると良かったなと思います。自分の子ど
もの時には、保育料の減免も医療費助成も高校無償化もなく大変でした。今の人たちは恵ま
れているなぁと羨ましく思いました。(40代 男性)
○今の時代、核家族のため、両親が共働きしていると、休日も仕事の時など子どもがかわいそ
うだなぁと思います。休日でも子育て支援するところがあったらいいなぁと思います。
(50
代
(7)
女性)
ファミリー・サポート・センター
○ファミリー・サポート・センターはあるといいと思う。その時々で家族構成は変化していく
から、かつて子育て中で忙しかった人も暇な時間ができたり、子どもたちが独立して子ども
のいない家庭になっていたりする。退職する年齢に達した人々も今は若々しい。若い子育て
世代は育児に仕事にと、精神的にも肉体的にも大変なので、少しでも子育て経験のある年配
者に預けられると休むことができる。再び気持ちをリフレッシュして子どもに接することが
できるだろうし、年配者も賃金を得ながら社会参画できることは、生きる張りあいとなるの
で一挙両得の策だと考えます。(50代
女性)
○ファミリー・サポート・センターについて、万が一の時のことを考えると怖い。実際事故の
あった例を知っている。相手が理解し納得の上で預かっていたにもかかわらず、事故が起き
226
た後の保護者の支援者に対する言動を見ていたら…ひどかった。(50代
男性)
○ファミリー・サポート・センターは大変よい案だと思います。あまり無料での支援をすると、
親自身に甘えができ、責任がなくなると思います。昔は何人子どもができても甘えることな
く全員育ててきています。ファミリー・サポート・センターができれば、預ける親は有料で
も安心してお願いできると思います。(60代 女性)
○ファミリー・サポート・センターに登録したいが、若者と子どもとの意見の相違に注意が必
要な方が多いのではと思う。(50代
男性)
○育児の相互援助を有料で行うサービス「ファミリー・サポート・センター」が格安でできれ
ばよいと思う。(60代
(8)
医
男性)
療
○医療技術の進歩とともに、妊娠中の検診費用も高額になっているようです。検診補助金をも
らっても不足分が少なくありません。補助金といたちごっこになっているのか、必要な検診
内容なのかわかりませんが、そのことにより、妊娠中の検診がおろそかになったり、出産時
の受け入れ病院がなくて困ったりするのはよくありません。産院の確保が難しいのも問題で
す。(60代
男性)
○養老町内に産婦人科の専門医がいないのは残念。
(50代
(9)
男性)
経済的支援
○小学校入学までは医療費、保育料の助成。(40代 男性)
○母子家庭の手当が、親の家にいるだけで支給されないのはおかしい。(50代
○給料の多い方とそうでない方の子育ての支援の支給もどうかなと思う。(50代
男性)
女性)
○国は子ども手当に1人13,000円を支給しているが、あまり必要ないと思う。それより、保
育園、幼稚園、小中高の無料化を推進すべきであると思う。給食費の滞納をなくし、充実し
た町づくりを。養老が一番にしてほしい。(60代 男性)
○国から支給されている「子ども手当」は、本当に必要なのか?
小さい時より、中学校、高
校、大学の頃のほうがたくさんお金を使うので、大きい子どもがいる家庭のほうが経済的に
厳しいと思う。(50代
男性)
○保育制度の大幅な改変が予定されている中、従前のナショナルミニマムを決して下回らない
ような内容の条例を制定して、町自らに縛りをかけて保育の質の向上に努めてほしい。保育
子育ては地域存続のための将来への最重要の投資と考え、間違っても財政原理から出発した
227
政策にならないことを願う。(50代
(10)
男性)
情報提供・相談
○経済的な制度面からの支援、サービスだけでなく、気軽に子育て相談や親の悩み相談ができ
るなど、ソフト面での支援が大切であると思います。(60代
男性)
○単独世帯が多いため、誰もがもっと自由に子育ての悩みを同世代の人と語れる場を!
乳幼
児検診とかを増やしていくと、保健センターとかいろんな方と接することができるのでは?
(50代
女性)
○核家族が多いため、育児に悩む親が多いと思う。気軽に相談できる場所や、場合によっては
家庭訪問してもらえると安心できるのではないか。
(50代
男性)
○集団としての対応でなく、個人の状況や相談を受け止め、対応していただけるならば、うれ
しいのではないかと思います。なんといっても信頼し合える間柄でないと成立しないと思い
ます。(60代
女性)
○支援の取り組みが各家庭全体に伝わっていない。活動情報をもっとアピールすべきである。
(−
男性)
○子育てで悩んでいる時は、いつでも相談できる環境があるとよいと思う。
(20代
女性)
○子育て家庭の横のつながりを持つ機会がもっとあるとよい(悩みの解消)
。(70代
(11)
男性)
その他の子育て支援
○障がい児のための支援が、他の市町村と比べて少ないように思える。(50代
女性)
○父子、母子家庭等、明らかに家庭や子どもに支障があることについては、行政、事業所で支
援すべきである。(60代 男性)
○支援が妥当かどうか、常にチェックを。援助に甘えすぎる家庭が多すぎる。(60代
○病児保育、病後児保育の施設が養老町にはないので、ぜひ作ってもらいたい。
(50代
(12)
男性)
男性)
公園・遊び場・スポーツ等
○遊園地が少ないと思います。あっても壊れていて使えないようです。(60代
○安全に子どもが遊ぶところ(公園等)があると良い。(70代
男性)
男性)
○地域の遊び場スペースがないため、小学校等の校庭の開放が必要。(50代 男性)
○中学校部活動の民間指導。スポーツの町養老?(40代
男性)
○小学校はスポーツ少年団員が減少している中で、町としての取り組み。(40代
228
男性)
(13)
就労の場・職場環境の整備
○短時間勤務、早退、休暇など、取りやすい職場環境の整備(子どものけがや病気、用事)。
(60代
男性)
○子どもが病気になっても、仕事を早退したり、休んだりできる環境になかなかならないと思
う。(40代
女性)
○企業誘致等を積極的に行い、子育て中の親、祖父母等が養老地内で働く場所を多く提供する
こと。(60代
(14)
男性)
養老町への意見・要望
○問13の養老町の子育て支援とは、何のことを言っているのかわからない。
(50代
男性)
○子育て支援も大切ですが、町民への平等な財源の使用を願いたい(老人福祉等)。
(40代
男
性)
○大型都市との支援対策に差がありすぎのようでは?
よろしくお願いします。(50代
お子さんを平等に支援するよう今後
女性)
○将来の社会を担う子を育てるのは、現在の親として当然のことである。子育て支援云々以前
のことです。何においても資金を伴うことであり、行政のスリム化(議員の削減、歳費の減
額)をまず行えば可能です。行政側の身を削ってこそ達成されるものであり、保身では何も
できない。(60代
男性)
○子どもより、老人のことを考えてほしい。子どもは大事かもしれないが、老人も大切にして
ほしい。それに無作為にしてもこのアンケートを送る相手をちゃんと絞ってほしい。はっき
り言って私たちには関係ない。無駄なお金は使わないでほしい。もう人権なんていう時代じ
ゃないのだから。そろそろ平等に町民を扱ってほしい。正直早く大垣と合併してほしい。な
ぜしないのか疑問。(60代 男性)
(15)
アンケート
○子どものいない世帯にだけアンケートをとって、
そういう世帯からも子育て支援は大切だと
思っているという結果を得たいという内容だった。
聞かれれば子育て支援は必要だと思うが、
経済的支援などにより財政が厳しくなるのは考えもの。いない世帯の賛同を得たいのはわか
るが、このようなアンケート結果が偏った材料として使われそうで怖い。(30代
男性)
○問11の最も支援が必要な時期の質問は、核家族の場合なのか、子どもが1人の場合なのか、
よくわからない。(60代 男性)
229
○アンケートを分析した内容を町報などで報告してもらいたい。町の意見も入れて今後の動向
も知りたい。ぜひ期待します。(50代
男性)
○小さな子どもがいないのに、アンケートに協力せよというのはおかしい。
(50代
○アンケートに、地区、職業、年齢は関係ない。(50代
(16)
男性)
男性)
その他
○去年、病気で娘が亡くなりました。生まれてわずか1か月でガンになり、家族共々戦ってき
ました。原因は出産時にあったと病院の先生に告げられました。私は仕事上、人手不足のた
め会社にいなければならない立場でした。もうこんな思いはしたくないと子どもをつくるの
はやめようと思っています。子どもは欲しいけれど、夫婦の年齢もあり難しいと判断しまし
た。会社の景気やこの先子どもたちが安心して暮らしていける環境があれば、子作りも考え
ていきたいと思います。(30代
男性)
○子どもと一緒に暮らしていないので、詳しくはわからない。(70代
女性)
○夫婦2人だけで暮らしていますので、子育てのことがなかなかイメージできなくて申し訳な
く思っています。具体的にどのようにしたらいいかイメージが思い浮かびません。(60代
男性)
○子育て支援の時代に子育てをしなかった。大変だったので、今の時代に感謝する気持ちで精
一杯仕事に励んでほしいです。(50代
女性)
○挨拶を全くしないので、するにはどうしたらよいか。(60代
男性)
○学校の先生や公民館…。本来この方々が範とならなければならぬが、その資質がない方々も
ある。誰が中心になるべきか。よくその人を見て指名しないから少しも良くならない。
(50
代
男性)
○「のぞみ教室」(留守家庭児童教室)の指導員は、定期的に研修されるとよいと思う。でき
れば教員の退職者を優先的に募集して見届けてもらうと、保護者も安心されるのではないか。
定年退職者の再雇用等を考えると、60歳以上も可となるが…。少なくても今の「のぞみ教
室」の対応より質が向上すると思う。(50代 男性)
○家の前にコンクリートの汚物を流す側溝があります。3歳の孫がいるのですが、柵がないた
め外で遊ばせるのもヒヤヒヤ。隣にもお孫さんがいますが、1日中見張っていなければいけ
ないのであまり行かないようにと言っているようです。側溝に柵か蓋をしてほしい。前にも
役所にお願いをしたのですが無理でした。(50代 女性)
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養老町子育て支援調査結果報告書
平成23年3月
発行者 / 養老町
岐阜県養老郡養老町高田798
0584-32-1100
編
集 / 健康福祉課
〒503-1392